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重武装商人隊
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- 1 : 2014/12/25(木) 08:12:01 :
- 王様「そなたが新たな勇者だ!」商人「陛下、わたしはただの旅の商人です」の続き
~武の国 北の街道~
ビュウウウー
遊び人「さぶっ」ブルル
勇者「かなり北に来たからね」
王女「風が冷たいですわね」(´・ω・`) サブイ
勇者「姫、大丈夫ですか?」
王女「勇者様、わたくしのマントの中に一緒に入って下さいまし///」(〃ω〃) パサッ
勇者「身体を寄せあっていれば体温で少しは暖かくなるかな」
王女「むふふ」(///ω///)♪ ヌクヌク
魔法使い「・・・グフフ///」パサッ
戦士「えっ?」
遊び人「いーから、くっついとけ」ケラケラ
女盗賊「勇者、なんでこんな寒い所に来たんだ?」
女戦士「こんな寒い所で商売が出来るのか?」
勇者「魔獣の皮の在庫が大量に有るので、寒い地方で売りさばこうかと」
僧侶「暖かい所では毛皮は要りませんものねー」
勇者「ついでに勇者の剣も探そうかと」
王女「勇者の剣の探索は毛皮売るついでなの~」Σ(T▽T;)
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- 2 : 2014/12/25(木) 08:21:48 :
- ~武の国 北の町 宿屋~
主人「え゛、何人様ですか?」
番頭「38人です」
主人「38人!少々お待ち下さい」アタフタ
勇者「さすがにこの宿では全員は無理かな・・・」ヤレヤレ
番頭「段々きつくなってきましたね」ハアア
主人「と、となりの宿と分宿でもよろしいですか?」ドタバタ
番頭「ええ、結構です」ホッ
主人「し、しかし、お客様達は冒険者ですか、それとも隊商?」
王女「確かに冒険者のパーティーにしては大人数、大荷物だし、隊商にしては重武装ですわね」(;゜∇゜)
主人「うちに20人泊まっていただいて、残りの18人はとなりの宿にご案内します」
番頭「じゃあ部屋割りを・・・」
王女「」(〃ω〃) クイクイ
番頭「お姫様、なんでしょうか?」
王女「番頭さん、部屋割りもちろんわかってますわよね///」(///ω///)♪ ムフフ
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- 3 : 2014/12/25(木) 08:36:34 :
- ~北の町 宿屋の部屋~
勇者「地方に来ると小さな宿しかなくて、この大人数だと大変だな」
王女「そうですわね///」(〃ω〃) ピトッ
勇者「姫にもちゃんと一人部屋をあてがえなくて・・・」
王女「わたくしは一人よりも勇者様と一緒の部屋の方が嬉しいですわ///」(///ω///) モジモジ
~北の町 宿屋~
遊び人「あんた、おーじょになにか弱味でもにぎられてんのー?」
番頭「!」ギクウ!
遊び人「やっぱ、そーなんだ・・・」
~宿屋の部屋~
王女「勇者様、日が暮れると冷えてきますわね///」(〃ω〃) ピトッ
勇者「姫、暖炉の薪を足しましょう」スタスタ
王女「ありっ」(゜ロ゜) コテッ
勇者「」パチパチ
王女「むー」(´・ω・`) ← 勇者に暖めて欲しい
遊び人「ゆーしゃ、ごはんいこー!」バタン
王女「勇者様と二人だけの愛の巣に立ち入るなー!」(#`皿´) ムキー
遊び人「ゆーしゃにアタシの全財産預けてるから、ゆーしゃが居ないとごはん食べれない~」ヘラヘラ
王女「ぬうう、あれはそういう作戦だったのかー」( ̄□||||!!
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- 4 : 2014/12/25(木) 09:11:37 :
- ~食堂~
遊び人「今夜はなにを食べよーかなー」ワクワク
勇者「何か体の暖まる物が良いな」
王女「あらっ、女盗賊さんと女戦士さんは何を食べてらっしゃるのかしら」(* ̄ー ̄) チラチラ
女盗賊「うひー、辛れー!」ヒリヒリ
女戦士「体は暖まるけど、辛れー!」ヒー
遊び人「なんか、真っ赤っかのお鍋・・・」
女盗賊「ひー」ダラダラ
女戦士「はひー」ダクダク
王女「この寒いのに、汗だくになってますわ」(゜m゜;)
勇者「あれはやめておきましょう・・・」
王女「あっちには、戦士さんに魔法使いさんのカップル」( 〃▽〃)
戦士「カップルじゃない!」
遊び人「あっちは定食?」
魔法使い「・・・」カポッ カパッ ジャジャー
遊び人「魔法使いがごはんにおかずとお汁を?」
魔法使い「・・・///」グチャグチャ マゼマゼ
王女「かき混ぜてますわ」(;゜∇゜)
戦士「な、何してんの?」
魔法使い「」ズルズル ゴクゴク
王女「ひ、ひぇ~、飲んでる!」( ̄□||||!!
遊び人「き、気持ち悪い食べ方・・・」
戦士「|||||」
遊び人「戦士もドン引きしてるw」
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- 5 : 2014/12/25(木) 22:58:46 :
- ~食堂~
王女「あっ、隅のテーブルに僧侶さんがいますわ」( 〃▽〃)
僧侶「」ズルズル ← ラーメン大盛り
王女「」(´・ω・`) ジー
僧侶「」バクバク ← 炒飯大盛り
王女「」(;・ω・) ジー
僧侶「」ムシャムシャ ← 餃子
王女「」( ;∀;) ウウッ
僧侶「」グビグビ ← 生ビール
王女「」(´;ω;`) ハウウ
遊び人「僧侶、女の子一人でラーメンとビールって・・・」
王女「何も見なかった事にしてあげましょう」(ノ_<。) ザンネン
勇者「姫、今夜はタンシチューと焼きたてのパンにワインにしませんか?」
王女「はい、勇者様///」(〃ω〃)
遊び人「あたしもそれにするー!」
王女「貴女も一人でラーメンとビールにしなさい」( ̄ヘ ̄メ)
遊び人「それはいやー(泣)」
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- 6 : 2014/12/26(金) 04:34:37 :
- ~宿屋 部屋~
王女「はー、良いお湯でした///」(//∇//) ホカホカ
勇者「宿の規模の割には大きな浴場が有って良かったですね」
王女「わたくしとしては貸し切り混浴風呂とかも欲しいところで・・・///」(〃ω〃) キャッ
勇者「貸し切り混浴?」キョトン
王女「もしあったら、勇者様のお背中を流して差し上げれますでしょ///」(///∇///) ウフッ
勇者「姫、酔ってます?」ワインデ
王女「いえ、全然!」( ・∇・) キッパリ
勇者「姫、風邪をひかないように、湯冷めしないうちに寝床に入って下さい」
王女「はーい」(//∇//) モグリ
勇者「あの、わたしのベッドじゃなくて・・・」
王女「だって、一人だと寒いんですもの///」
(〃ω〃)
勇者「・・・」
王女「勇者様、暖かーい///」(///∇///) ギュー
勇者「ど、どこまで理性を保てるだろうか・・・」
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- 7 : 2014/12/26(金) 04:50:13 :
- ~武の国 北の街道~
王女「むー、昨夜も勇者様を堕とせませんでしたわ」(´・ω・`) ザンネンムネン
勇者「」フワワワァー ← 寝不足
遊び人「さ、昨晩はお楽しみでしたね」
勇者「?」
王女「何で上手くいかないんでしょうかしら」(´・ω・`)?
勇者「」ウトウト
王女「も、もしや、わたくしが貧乳だから?」( ̄□||||!! ← ちっぱい
女盗賊「いや、女の価値は胸だけじゃねーよ」ヒョイ ← 美乳
女戦士「それに、つるぺたの方が良いって奴もいるし」 ← 巨乳
王女「貴女方が言ってもちっとも説得力が・・・」(´д`|||) フウッ
女盗賊「やっぱ女は床上手じゃないとな!」
王女「と、床上手?」Σ( ̄ロ ̄lll)
女戦士「そうそう、男を落とすにはやっぱ夜のテクニックだぜ!」
王女「でも、お二人とも彼氏とかいませんわよね・・・」(´・ω・`)
女盗賊「う゛!」
女戦士「う゛!」
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- 8 : 2014/12/26(金) 05:51:57 :
- ~北の洞窟~
僧侶「この中に勇者の剣が有るのですか?」ワクワク
勇者「そうです」
王女「なぜ、勇者の剣がここに有るとわかってるんですの?」( ・◇・)?
勇者「先代の勇者がここに勇者の剣を置いたからです」
王女「え゛、お父様が!」!Σ( ̄□ ̄;)
勇者「そうです」
遊び人「先代のゆーしゃはなんでこんな辺鄙とこに勇者の剣を置いたのー?」
王女「お父様、城に置いとけば取りに行くの楽チンだったのに・・・」(; ̄Д ̄)?
勇者「この洞窟の中で、勇者の剣は力を蓄えているのです」
女戦士「力を蓄える?」
勇者「この洞窟は大地の精が集まる場所なのです、勇者の剣はその大地の力をここで吸収しているのです」
王女「そういう訳だったのですか」(´・ω・`)
女盗賊「でも、先代の勇者がこの洞窟に剣を置いたのはだいぶ昔なんだろ、誰かに盗まれたりとかしてないのか?」
勇者「それは大丈夫です」
遊び人「なんでー?」
勇者「この洞窟の奥の岩に勇者の剣は刺さっているのですが、真の勇者しか岩から剣を抜くことが出来ないのです」
王女「なるほど」( ̄ー ̄)
遊び人「アタシ、抜けるかやってみたーい!」
王女「もしも、おまーが抜いたらビックリするわ」( ̄0 ̄;
僧侶「あたしもチャレンジしたいですぅ」
王女「この娘なら馬鹿力で抜きそう」(;・ω・)
戦士「俺もやりたい」
王女「絶対無理」(* ̄ー ̄)
魔法使い「///」コクコク
女戦士「オレもやってみよっ!」
王女「何の大会?」(´・ω・`)?
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- 9 : 2014/12/26(金) 08:13:54 :
- ~北の洞窟 入口~
勇者「商業部門集合!」
番頭達「ハーイ」
勇者「商業部門のみんなは洞窟の外にベースキャンプを設営して、後方支援をして下さい」
番頭達「ハーイ」
勇者「冒険部門集合!」
盗賊達「うぃっす!」
勇者「冒険部門のみんなはこの洞窟を攻略します」
盗賊達「うぃっす!」
勇者「洞窟と言っても中は広大だし、大地の精が集まる関係で強力な魔物もいるかも知れません、気を付けて行きましょう」
盗賊達「う、ういっす・・・」ビクビク
~洞窟の中~
遊び人「うわー、広いー!」ヒロイーヒロイー ← こだま
王女「勇者様、ものすごく大きな洞窟ですわね」( ・∇・)
勇者「大人数で行動するわたし達には有利ですが、これだけ広いと大型の魔物が住み着いているかも知れませんね」
魔法使い「///」ビクビク キョドキョド
勇者「魔法使いさん」
魔法使い「!」ビクウ!
勇者「メガンテは禁止ですよ」
魔法使い「・・・///」コクコク
僧侶「大丈夫かしら」
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- 10 : 2014/12/26(金) 08:26:48 :
- ~洞窟の奥~
元狩人「うわわー!」ヒイッ
盗賊「で、出たー!」ドタバタ
???「きしゃー!」ノシノシ
元商人「た、退避ー!」ドタドタ
元戦士「ひいい!」バタバタ
???「きしゃーー!」ノシノシ
王女「ゆ、勇者様、アレは!」( ̄□ ̄;)!!
勇者「姫、あれはドラゴンの亜種のサラマンダーですね」
王女「サラマンダー!」Σ( ̄ロ ̄lll)
僧侶「また、ドラゴンの亜種!」ヒイィ
勇者「強力な炎のブレスを持った竜です」
女盗賊「こ、こんなヤツがいるなんて!」
女戦士「ゆ、勇者、ここはザキ一発で!」
勇者「サラマンダーはワイバーンよりも魔法耐性が強いんでザキは効きません」
僧侶「えー!」
勇者「しかし、これは困りました」
遊び人「ゆ、ゆーしゃが困るほどの相手なの?」ガクブル
勇者「ワイバーンを売ったところで、竜関連の素材は市場にだぶついてて・・・」
王女「売る方の心配ですか!」( ;∀;)
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- 11 : 2014/12/26(金) 08:38:46 :
- ~洞窟の奥~
勇者「メガンテ禁止!」
魔法使い「!」ビクウ!
勇者「魔法使える人はフバーハを唱えて!」
王女「フバーハ!」(* ̄∇ ̄)ノ パアア
おうじょはじゅもんをとなえた!
やさしいひかりがあたりをつつむ!
魔法使い「ふ、フバーハ///」パアア
まほうつかいはじゅもんをとなえた!
やさしいひかりがあたりをつつむ!
遊び人「魔法使いが初めてマトモに魔法使ったwww」
勇者「盾を持ってる人は防御専念、弓矢持ってる人は盾持ってる人の陰からサラマンダーを攻撃!」
元戦士A「ういっす!」← 防御専念
もとせんしAはみをまもっている!
元狩人A「ういっす!」キリキリ ピュン!
もとかりうどAのこうげき!
サラマンダー「」プスッ
サラマンダーに4のダメージ!
もとかりうどBのこうげき!
中略
遊び人「また人海戦術www」
女盗賊「あたい達は後ろに回るよ!」タタタッ
女戦士「おう!」タタッ
サラマンダー「がーっ!」ゴオオオオー
サラマンダーははげしいほのおをはいた!
王女「みゃー!」(/≧◇≦\) ← 竜皮のマント(耐ブレス)
遊び人「」ササッ! ← 王女を盾に
戦士「うわー!」 ← 鉄の盾 ← 防御専念
魔法使い「・・・///」ササッ! ← 戦士を盾に
僧侶「」オロオロ ウロウロ ← ドジっ娘
勇者「危ない!」ガバッ! ← 僧侶の盾に ← 竜甲のよろい(耐ブレス)
僧侶「ゆ、勇者様///」ポッ ホレテマウワー!
王女「あ゛あ゛!」(´;ω;`) ← 自分を庇って欲しかった
勇者「ベホマラー!」パアア
パーティー全員のHPが回復した!
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- 12 : 2014/12/26(金) 12:28:48 :
- ~洞窟の奥~
もとしょうにんBはみをまもっている!
盗賊B「とうっ!」ピュン! ← ショートボウ
とうぞくBのこうげき!
サラマンダー「」プスッ
サラマンダーに3のダメージ!
もとせんしCはみをまもっている!
元狩人C「えいっ!」ピュン! ← ロングボウ
もとかりうどCのこうげき!
サラマンダー「」プスッ
サラマンダーに4のダメージ!
遊び人「相変わらずちまちまとこーげきしてる(笑)」
王女「マヒャド!」(* ̄∇ ̄)ノ ピキーン!
おうじょはじゅもんをとなえた!
サラマンダーに110のダメージ!
僧侶「王女さん、スゴい!」
サラマンダー「がーっ!((怒))」ドスドス
王女「みゃー、怒ったー!」(゜ロ゜;ノ)ノ
サラマンダー「きしゃー!」ブーン! ← 尻尾攻撃!
勇者「姫、危ない!」ガシッ! ← 槍で受け止めた!
王女「ゆ、勇者様~♪///」(///∇///) ウットリ
遊び人「これがやりたかったのか・・・」
女戦士「とうっ!」ザシュ!
おんなせんしのこうげき!
サラマンダーに80のダメージ!
女戦士「さすが魔剣!」ホレボレ
サラマンダー「きしゃー!」ゴオオオオー
サラマンダーははげしいほのおをはいた!
女戦士「」ササッ!
女盗賊「みゃー!」 ← 防御専念 ← 竜皮の盾(耐ブレス)
女戦士「よっしゃ!」ガッツポ
女盗賊「よっしゃじゃねぇ!アタイを盾にすんな(怒)」コゲコゲ
女戦士「竜皮の盾持ってんだから、いーじゃん」ヘラヘラ
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- 13 : 2014/12/26(金) 16:02:17 :
- ~洞窟の奥~
僧侶「とうっ!」ザシュ!
そうりょのこうげき!
サラマンダーに60のダメージ!
王女「そ、僧侶ちゃん前線でメイスふるってる!」(゜m゜;)
遊び人「しかも攻撃力高ーい!本来は回復役なのにーw」ケラケラ
王女「笑ってないで貴女も何かしなさいよー!」(*`Д´)ノ!!!
遊び人「ほいっ!」ピョコピョコ
あそびにんはふしぎなおどりをおどった!
おうじょからMPを8うばった!
王女「ごらぁ、MP奪うなー!」(#`皿´)
魔法使い「メラ!」ポアッ
まほうつかいはじゅもんをとなえた!
サラマンダーに0のダメージ!
魔法使い「||||」ガクガク
王女「炎のブレス吐くヤツにメラなんか効くかー!」ι(`ロ´)ノ
サラマンダー「きしゃーー!」ゴオオオオー
サラマンダーははげしいほのおをはいた!
王女「あうっ!」Σ(T▽T;) コゲコゲ
遊び人「ぎゃあー!」コゲコゲ
僧侶「ぐふぅ!」コゲコゲ
魔法使い「はうう!」コゲコゲ
勇者「ベホマラー!」パアア ← 他の回復役が無能なので中々攻撃が出来ない
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- 14 : 2014/12/27(土) 18:18:03 :
- ~洞窟の奥~
僧侶「とりゃあー!」ドガッ!
そうりょのこうげき!
サラマンダー「げふっ!」ガクッ
サラマンダーに90のダメージ!
遊び人「あ、あの娘こわい・・・」ガクブル
王女「職業選択を間違えたんじゃ?」(゜〇゜;)
もととうぞくAのこうげき! ピュン!
サラマンダー「」プスッ
サラマンダーに4のダメージ!
もとかりうどAのこうげき! ピュン!
サラマンダー「」ブスッ
かいしんのいちげき!
サラマンダーに10のダメージ!
元狩人A「やた!」
「やたじゃない、会心の一撃でダメージたったの10かい!」(*`Д´)ノ!!!
遊び人「人数の多さだけが武器だから・・・」
女戦士「とうっ!」ザクッ!
おんなせんしのこうげき!
サラマンダー「ぐぼぁ!」ガクガク
サラマンダーに80のダメージ!
元狩人B「そりゃ!」 ピュン!
もとかりうどBのこうげき!
サラマンダー「」プスッ
サラマンダーに4のダメージ!
サラマンダー「がっ!」ズズーン
サラマンダーをたおした!
元狩人B「やったー、自分が倒したっすー!」
王女「うあ、最悪!」(;゜0゜)
遊び人「美味しいとこ持ってかれたw」
女戦士「今のは明らかに俺が倒したんだろー!」
元狩人B「とどめをさしたのは自分の矢っすから」エヘン
女戦士「ぐぬぬ」
勇者「いいから、先に負傷者の手当を!」
僧侶「はーい、ホイミ!」スカッ
勇者「僧侶ちゃんは薬草を使って・・・」
僧侶「ううっ!」シクシク
遊び人「絶対に職業間違えてるw」
勇者「サラマンダーの死体を処理するから、誰か外にいる商業部門を呼んで来て下さい」
王女「勇者様はある意味決してブレませんわね」(´・ω・`)
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- 15 : 2014/12/27(土) 19:17:37 :
- ~洞窟の外~
サラマンダーだったモノ「」チーン
番頭「竜血を絞り終えたら解体を始めますよー」ホクホク
商人B「こっちはもういっぱいだ、新しい樽を持って来て!」チャプチャプ
見習い商人「はーい!」ゴロゴロ
商人A「番頭さん、空き樽が足りますかねェ」
番頭「空き樽が無くなったら、飲み水の樽でも、酒樽でも、中身を捨てて空き樽を作って下さい」
商人A「わかりました」
勇者「番頭さん、捨てるのは勿体ないから、頑張ったみんなにお酒をふるまってあげて下さい」
元盗賊「わーい!」
元商人「さすが勇者様、太っ腹!」
元戦士「宴会だー!」
遊び人「う~い、さすがゆーしゃ///」ヒック
王女「おまー、もう飲んでんのかー!」(#`皿´)
女盗賊「えへへ、タダ酒だ!」ウヘヘ
女戦士「おっ、これ銘酒じゃん!」ウヘヘ
戦士「本当に飲んで良いんですか?」ゴクリ
勇者「空き樽が要るから、中身を飲み干しちゃって下さい」
一同「わーい!」
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- 16 : 2014/12/27(土) 19:46:19 :
- ~洞窟の外~
王女「宴会が始まっちゃった・・・」(゜m゜;)
勇者「さあ、姫もどうぞ」ハイ
王女「勇者様、いいんですの?」(´・ω・`)?
勇者「何でしょう?」
女盗賊「」グビグビ
女戦士「」グビグビ
王女「みんなめっちゃ飲んでますよ」(;・∀・) タダダカラ
勇者「どんなに高価なお酒よりも、竜血の方が価値があるのだから良いんですよ」
遊び人「」グビグビ
戦士「」グビグビ
王女「なら良いんですけど・・・」(´・ω・`)
勇者「さあ、姫も飲んで」
王女「はい、勇者様」(〃ω〃)
僧侶「///」グビグビ プハー
王女「僧侶ちゃん、オヤジキャラ化してません?」(;゜∇゜)
魔法使い「///」ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク
王女「この娘もなんか怖い」(;゜∀゜)
遊び人「ゆーしゃものめー!///」ウヘヘ
勇者「飲んでますよ」
遊び人「うへへ、ゆーしゃ、ゆーしゃは巨乳か貧乳かどっちが好きー?///」ヒック
勇者「どういう質問ですか?」
遊び人「いーから答えろ!///」ウィー
王女「貧乳って明らかにわたくしの事では・・・」(ノ_<。)
勇者「わたしの好きな相手が巨乳なら巨乳が好き、貧乳なら貧乳ですよ」
遊び人「それでは答えになっとらーん!///」プンスカ
勇者「そう言われても・・・」
遊び人「じゃあ、今は巨乳か貧乳かどっちが好きなのよ?///」ヒック
勇者「『今』なら貧乳ですね」
王女「ゆ、勇者様~♪///」( ☆∀☆) キラキラ
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- 17 : 2014/12/27(土) 19:52:15 :
- ~洞窟の外~
王女「あっ、勇者様!///」(@ ̄□ ̄@;)!!
勇者「どうしました、姫?」
王女「サラマンダーが出てきて忘れてましたけど、この洞窟には勇者の剣を探しにきたのでは・・・」(´・ω・`)?
勇者「まあ、慌てないでも剣は逃げませんから」
王女「それはそうですけど・・・」(´・ω・`)
勇者「姫が心配なら、探しに行きますか」
王女「ええ、そうしましょ」(〃ω〃)
遊び人「あらしもいくー!///」フラフラ
女戦士「おれもいくろー!///」ヒック
女盗賊「なんだなんだ、なにがあるんら?///」ウィー
僧侶「なんかおもひろいことするの~?///」フラフラ
魔法使い「・・・///」フラフラ
ゾロゾロ
王女「うあっ、酔っぱらいの集団がついてきた!」!!(゜ロ゜ノ)ノ
勇者「もう洞窟の中は制圧したし、大丈夫でしょう」テクテク
王女「あの酔っぱらいの集団の方が危険なんじゃないかと・・・」(;゜∇゜)
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- 18 : 2014/12/28(日) 02:02:10 :
- ~洞窟の中~
遊び人「ふらふらだ~、ゆーしゃおんぶしてー///」フラフラ
王女「絶対ダメ!」(*`Д´)ノ!!!
遊び人「つるぺたのおーじょと違って、あたしおんぶしたらプニプニで気持ちいーよー///」プニプニ
王女「こ、殺す!」(#`皿´)
勇者「まあまあ、姫、わたしは小さい方が良いですから」
王女「ゆ、勇者様///」(///∇///) デレッ
僧侶「うぷっ、おえーっ」ゲロゲロ
王女「勇者様とちょっと良い雰囲気になりそうな時に、戻すなー!」( ;∀;) アウアウ
魔法使い「うぷっ、おえーっ」 ← もらいゲロ
王女「うあ、連鎖反応」(゜ロ゜)
勇者「姫、さっさと奥に行きましょう」スタスタ
王女「ハーイ」(//∇//) テテテ
~洞窟の最奥~
勇者の剣「」ブッスリ
王女「ゆ、勇者様、アレが!」(〃∇〃)
勇者「そうですよ、姫」
女戦士「おー、アレが勇者の剣かー///」ヒック
女盗賊「大きな岩にぶっすり刺さってんなー///」ウィー
王女「酔っぱらいがいると重大イベントが何だか台無し」(´・ω・`) ザンネンムネン
遊び人「それでは、まずあたしが挑戦してみまーす///」フラフラ
王女「こらこら、万一おまーが抜いたら大変な事になるから・・・」( ̄~ ̄;)
遊び人「えいっ!///」ググッ
王女「ごらぁ、人の話し聞けー!勝手に抜こうとすんな!」(*`Д´)ノ!!!
遊び人「ぐぬぬ///」ギリギリ
勇者「さすがに抜けないかw」
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- 19 : 2014/12/28(日) 02:35:17 :
- ~洞窟の最奥~
遊び人「むりぽ///」ハアハア
戦士「じゃ、次は俺が・・・///」
王女「ぜってー無理」( ̄ー ̄)
戦士「うぎぎ///」プルプル
王女「やっぱり」( ・∇・)
女盗賊「あたいもやってみよーかなー///」ウィー
女戦士「いや、それよりオレが///」ノシッ
王女「いや、それよりもさっさと勇者様に・・・」(;・ω・)
女戦士「ぬー///」ギリギリ
女盗賊「女戦士の馬鹿力でも無理かー///」ケラケラ
魔法使い「・・・///」トテトテ
王女「?」(´・ω・`)?
魔法使い「おえーっ」ゲロゲロ
王女「うあっ!」( ̄□||||!!
魔法使い「・・・///」ノソノソ
王女「わざわざこっち来て吐くなー!」(#`皿´)
僧侶「どうやら、あたしの出番のようですね///」ユラーリ
王女「この娘、本当に力技で抜きそうでこわい」(´д`|||)
僧侶「ぬんっ!」ガシッ!
勇者の剣「」ググッ
王女「勇者の剣、負けるな!」(*`Д´)ノ!!!
僧侶「むーっ!」ギリギリ
勇者の剣「」ブルブル
王女「ゆ、勇者の剣ー!」(。>д<) ガンバッテー
僧侶「ぬぬぬぬーっ!」ガクガク
勇者の剣「」ガクブル
僧侶「無理です」ハアハア
王女「勇者の剣、良く頑張った!」(ノ_<。)
勇者の剣「」ゼーゼー
王女「ささっ、勇者様」( 〃▽〃)
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- 20 : 2014/12/28(日) 02:51:24 :
- ~洞窟の最奥~
勇者(真の勇者で無いわたしに抜くことが出来るかな?)グッ
勇者の剣「」グッ
王女「勇者様、頑張ってー!」(* ̄∇ ̄)ノ フレーフレー
勇者「むんっ!」ググッ
勇者の剣「」ググッ
勇者(うーむ、わたしでは抜けないか・・・)
王女「勇者様!」(゜m゜;)
勇者「姫、わたしに力を貸して下さい」ギリギリ
王女「は、ハイ、お手伝いしますわ///」(//∇//) テテッ
勇者「姫、剣の柄のここを握って下さい」
王女「ハイ!」(〃ω〃) ピトッ ← ついでにくっつく
勇者「姫、二人で力を合わせますよ」
王女「け、結婚式のケーキ入刀みたいですわね、勇者様///」( 〃▽〃) ← ちょっと嬉しい
遊び人「二人での初めてのきょーどーさぎょーです!///」パチパチ
勇者・王女「えいっ!」グッ
勇者の剣「」スルッ
僧侶「抜けた!///」
王女「やりましたわ!///」(///∇///)
おうじょはゆうしゃのけんをてにいれた!
勇者(やはり・・・)
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- 21 : 2014/12/28(日) 07:26:06 :
- ~武の国 街道~
荷馬車「」ガタゴト
女盗賊「うー、頭痛てー」ズキズキ
女戦士「飲みすぎたー」ズキズキ
魔法使い「・・・///」ウプッ
僧侶「||||」ウプッ
遊び人「二日酔いだらけw」
王女「なんでおまーは平気なの」(;・ω・)
遊び人「筋金入りの遊び人だからw」
王女「・・・」(ー_ー;)
荷馬車「」ガタゴト
王女「勇者様、勇者の剣って見た目よりも軽いんですのね」( 〃▽〃) ヒョイ
遊び人「ほんとー?」
王女「ほら」( ・∇・)
遊び人「!」ズシッ!
王女「軽いでしょ」(  ̄▽ ̄)
遊び人「めっちゃ重い、おーじょのウソつき!」プルプル
王女「全然重く無いじゃないですか」(´・ω・`) ヒョイ
遊び人「えー?おーじょは怪力・・・な訳ないか、腕細いし」
王女「箸より重いもの持ったことございませんの」(* ̄∇ ̄*) ホホホ ← ウソ
勇者「勇者の剣は勇者以外は装備出来ないんですよ」
遊び人「でも、おうじょは賢者じゃん」
勇者「姫は勇者の血筋だから・・・」
王女「なるほど」(* ̄∇ ̄)ノ ブンブン
遊び人「おーじょも勇者の剣が装備出来るのかー」ウラヤマ
王女「でも、わたくし剣なんて習ったことありませんわよ」(´・ω・`)
-
- 22 : 2014/12/28(日) 08:15:41 :
- ~武の国 街道~
荷馬車「」ガタゴト
女盗賊「Zzzz」
女戦士「ぐおーっ、がおーっ」
遊び人「こいつ嫁に行けんなw」スゴイイビキ
僧侶「」ウトウト
戦士「Zzzz」
魔法使い「・・・グヘヘ///」ピトッ
王女「勇者様、わたくし達今度はどこに行くのですか?」( ・◇・)?
勇者「商人国に向かってます」
王女「勇者様のご両親のいらっしゃる国ですわね」( 〃▽〃)
勇者「そうですよ」
王女「ゆ、勇者様のご両親にご挨拶に行くのですね///」(〃ω〃) モジモジ
勇者「武の国では竜の素材がダブつき気味なので、商人国で売るのです」キッパリ
遊び人「ゆーしゃはブレないなーw」
王女「でも、ついでにご両親にご挨拶も出来ますわよね///」(///ω///)♪ モジモジ
遊び人「おーじょもブレないな・・・」
-
- 23 : 2014/12/29(月) 09:25:31 :
- ~商人国 街道~
僧侶「商人国に入ったとたん、道が立派になりましたねー」スゴイキレー
勇者「商業流通のために道路や港湾なんかのインフラの整備に力を入れているんですよ」
王女「勇者様、道端に果樹とか植えてありますわね」(゜Д゜≡゜Д゜)?
勇者「街道沿いの果樹の果物は、お腹の減ったり喉の渇いたりした旅人が勝手に食べても良い事になってるんですよ」
王女「うわー、豊かー!」(;゜0゜)
遊び人「へー、そーなんだー」シャリシャリ
王女「もう食べてる」(ー_ー;)
女盗賊「!」ダッ!
女戦士「!」ダッ!
勇者「自分の食べる分だけですよ、たくさん採って売ろうとかはダメですよー!」
女盗賊「てへっ!」
女戦士「てへっ!」
僧侶「でも、果物が無料なんてスゴいですね」モグモグ
勇者「ちゃんと農家の人が育てた果物は普通に売買してますよ」
王女「タダのが有るのに?」(*´ω`*) シャリシャリ
勇者「商人国の果樹園の果物は、品種改良されてて、キチンと手入れされた果樹に肥料とかもたっぷり使ってるので、道端の果樹のより美味しいんですよ」
遊び人「これでも、十分おいしーのに」シャリシャリ
王女「タダのが有るのに、高級品をお金出して買うんですの?」(´・ω・`)
勇者「街道沿いの果樹の果物は商人国ではあくまでも非常食ですから」
遊び人「ひじょーしょく・・・」シャリシャリ
僧侶「非常食で喜んでるあたし達って・・・」モグモグ
-
- 24 : 2014/12/29(月) 09:39:06 :
- ~商人国 首都~
王女「あっ、潮風が!」( ・∇・)
勇者「商人国の首都は港町ですからね」
遊び人「港があるのー?」
勇者「大型の船の入れる湾を中心に港と商業地区があって、その周囲に住宅街、山手の方に官公庁や高級住宅地というような街です」
王女「ゆ、勇者様のご実家はどこにあるのですか?///」(〃ω〃) モジモジ
勇者「高台の方ですよ」
僧侶「高級住宅地!」
遊び人「お金持ち!」
勇者「本当は港に近い方が便利なんですけど 」ハハッ
女盗賊「なんてゆーか・・・」
女戦士「金持ちのよゆーってゆーか・・・」
王女「ああ、憧れの山の手のお屋敷、ス・テ・キ///」( ☆∀☆) キラキラ
遊び人「おまー、お姫さまだろ」イチオー
-
- 25 : 2014/12/29(月) 09:56:02 :
- ~商人国 首都~
王女「勇者様、こんなに豊かでしたら、他所の国に狙われたりしないのですか?」(´・ω・`)?
勇者「確かに昔は近隣の国と紛争があったそうですが・・・」
王女「その紛争はいったいどうなったのですか?」(´・ω・`)
遊び人「勝ったに決まってるじゃん!」
僧侶「確かにこの繁栄ぶりなら負けてませんよね」
勇者「紛争には勝ってませんよ」
遊び人「えー!!」
勇者「軍事には重きを置いてないので」
僧侶「負けたんですか?」
王女「で、でも勇者様」(;゜∇゜) ハンエーシテルシ
勇者「紛争は金で解決しました」
王女「うあ・・・」( ̄□||||!! カネ!
勇者「相手国に賠償金払って紛争終わらせて、友好通商条約を結びました」
女盗賊「それで終わり?」
勇者「いえ、それが始まりです」
「「?」」
勇者「相手国が賠償金せしめて喜んでる隙に、政府高官に賄賂バラ撒いて抱き込んだして、経済侵略開始です、商人国の商品を安値で大量に持ち込んで相手国の産業潰したり、金の力で色々と買い占めて価格操作したり・・・」
王女「うわっ、こわー!」!!(゜ロ゜ノ)ノ
勇者「今では、相手国は商人国の経済植民地ですよ」ハハッ
遊び人「こわ~!」
僧侶「経済戦争ですか・・・」
女盗賊「商売人とは喧嘩にならないなー」
女戦士「損して得とれを実践してるなー」
勇者「最初に支払った賠償金が何十倍になって返ってきてますよ」
王女「ものすごい話聞いちゃった」(゜m゜;)
-
- 26 : 2014/12/29(月) 10:16:20 :
- ~商人国 首都~
遊び人「あー、おしろが見えてきたー!」
勇者「城じゃあないですよ」
僧侶「えっ、でも・・・」オシロ?
勇者「商人国には王はいませんから、王宮は無いんです」
王女「では、お役所か何かの建物なんですか?」(  ̄▽ ̄) コッカイギジドートカ
勇者「アレ、家です」
「「え゛!」」
王女「家って?」(;゜∀゜) マサカ
勇者「わたしの実家です」
王女「ひいい」(/ロ゜)/
~商人国 勇者の実家~
女盗賊「うあー」ポカーン
女戦士「うあー」ポカーン
僧侶「うあー」ポカーン
遊び人「あうあう」キョドキョド
戦士「あうあう」キョドキョド
魔法使い「・・・///」グフフ ← マイペース
王女「ゆ、勇者国の王宮の何倍も大きい・・・」( ;∀;) アウアウ
勇者「あっ、そっちは使用人の寮で本館はこっちですよ」
王女「使用人の寮でこれかー!」( ̄□||||!!
-
- 27 : 2014/12/29(月) 10:29:19 :
- ~勇者の実家~
遊び人「さっきのと大きさは変わらないけど、こっちの方がごーか!」キャイキャイ
僧侶「勇者国の王宮よりも豪華ですわね」
王女「お、王家の立場が・・・」(´;ω;`)
勇者「番頭さん、冒険部門のみんなを使用人棟に案内して部屋を用意して下さい」
番頭「はい、若旦那、かしこまりました」
勇者「商人と売り娘達は、サラマンダー素材を倉庫にしまってきて下さい」
売り娘A「ハーイ」
ゾロゾロ
僧侶「なんか高価そうな美術品とかもたくさんありますね」キョロキョロ
勇者「成金趣味にならない様に控え目に飾ってるつもりなんですが・・・」
遊び人「これでひかえめー?」
勇者「倉庫に眠ってる物もたくさん有って」
女盗賊「ゆ、勇者、実はアタイは以前から勇者の事が・・・///」モジモジ
女戦士「勇者、俺みたいな女の事はキライかな?///」グイッ
王女「急にアプローチ始めんなー!」(#`皿´)
勇者「わたしが金持ちなんじゃなくて、親が金持ちなだけですよ」ヒラヒラ
王女「あっ、ご両親にご挨拶を///」(〃ω〃) モジモジ
遊び人「おまーも変わらんやろ」
-
- 28 : 2014/12/29(月) 10:48:58 :
- ~勇者の実家~
大番頭「旦那様、若旦那が帰って来られました」ペコリ
大商人(勇者父)「そうか、帰ってきたか」
大番頭「新しく仲間になった方達を連れて来ておられます」
大商人「うむ、通してくれ」
大番頭「若旦那、どうぞ皆様も」ペコリ
ゾロゾロ
勇者「ただ今戻りました」ペコリ
王女「(あの方がお義父様!)」(〃ω〃)
大商人「元気そうだな勇者・・・別嬪さんを何人も連れて来て、どの娘が嫁なんだ?」ワハハ
女盗賊「」ハイハーイ!
女戦士「」ハイハーイ!
遊び人「」ハイハーイ!
僧侶「///」ハイハーイ!
王女「僧侶ちゃんまで!」(ノ_<。) ワタシャカナチィ
戦士「」
魔法使い「・・・///」ピトッ ← 一途
戦士「微妙に嬉しいかも///」ポッ
-
- 29 : 2014/12/29(月) 10:57:16 :
- ~勇者の実家~
大商人「わはは、わしの若い頃と同じでお前はモテるな!」
???「何いいかげんな事を言ってるんですか、貴方は息子みたいにモテモテじゃ無かったでしょ」
大商人「うっ、嫁!」ギクッ!
勇者「母さん、ただ今戻りました」ペコリ
大魔導師(勇者母)「お帰りなさい、元気そうで良かったわ」ニコニコ
王女「(お義母様美人ー!)」( 〃▽〃)
王女「(ど、どういう風にご両親にご挨拶したら良いかしら、勇者様から紹介されるのを待った方が良いのかしら・・・)///」(〃ω〃) モジモジ
大魔導師「あらっ?」ジーッ
王女「(うあ、お義母様、わたくしの事メッチャ見てる)///」(///∇///)
大魔導師「貴女、僧侶(王妃)の娘さんね」ニコニコ
王女「は、はい」(;゜0゜)
大魔導師「僧侶(王妃)の若い頃にそっくりね」ニコニコ
王女「(そ、そーだった、お義父様もお義母様もお母様と一緒に旅を・・・)」( 〃▽〃)
大商人「えっ、そうだったのか?」
大魔導師「貴方、気付いてなかったの?」アキレ
大商人「い、いや、なんとなく・・・」オロオロ
大魔導師「貴方はそんなだから僧侶(王妃)にフラれるのよ」マッタク
大商人「そ、そんな昔話を・・・」アワテ
王女「お、お母様がお義父様をフッたんですの?」(゜m゜;)
-
- 30 : 2014/12/29(月) 11:25:16 :
- ~勇者の実家~
勇者「親達の恋話聞かされても・・・」
大商人「||||」ズーン
王女「あ、あの、初めまして、王様(元勇者)と王妃(元僧侶)の娘で王女と申します」(〃∇〃) ペコリ
大魔導師「ハイ、勇者のお嫁さんは貴女に決定!」キッパリ
王女「えっ!///」(〃ω〃) ヨメ?
勇者「え゛!」
大商人「昔、勇者(王様)や僧侶(王妃)と互いの子供が大きくなったら結婚させようと約束したのだよ」
王女「ええーっ!」(*≧∀≦*) キャー
勇者「初めて聞きましたけど・・・」
大商人「今、初めてお前に言ったからな」
勇者「本当に許嫁だったんだ・・・」
女盗賊「!」ガーン!
女戦士「!」ガーン!
遊び人「!」ガーン!
僧侶「!」ガーン!
魔法使い「www」ケラケラ
戦士「笑っちゃダメだよ」
王女「超幸せー!お父様、お母様、グッジョブ!!」ヘ(≧▽≦ヘ)♪
-
- 31 : 2014/12/29(月) 11:33:20 :
- ~勇者の実家~
僧侶「し、質問ー!」ハイハーイ!
大魔導師「何かしら?」キョトン
僧侶「し、商人国では側室は何人まで認められてるんでしょうか?///」ハアハア
戦士「僧侶ちゃんが暗黒面に堕ちた!」ガクブル
魔法使い「・・・」コクコク
大魔導師「商人国では公式には側室を認めてないけど・・・あの子は勇者国の王様になるから・・・」
勇者「え゛、それ既定路線?」ガクブル
大商人「お姫さんは一人娘だから家を継がないと仕方ないだろ」
女盗賊「し、しつもーん!」バッ!
女戦士「勇者国では側室は何に・・・」ガバッ!
王女「側室は認めーん!」(#`皿´)ノ!!! ヌオオ
-
- 32 : 2014/12/29(月) 16:15:16 :
- ~勇者の実家 食堂~
女盗賊「見た事もないご馳走が・・・」ヨダレ
女戦士「山海の珍味が・・・」ヨダレ
僧侶「生きてて良かった・・・」ヨダレ
大魔導師「さあ、皆さんどうぞ召し上がって」ニコニコ
遊び人「もう、いただいでまーふ」モシャモシャ
王女「勝手に食べ始めるなー!」(#`皿´)
大魔導師「」チラッ
王女「あ、あら、わたくしとした事が大きな声を出してしまって///」(//∇//)
大魔導師「本当に、僧侶(王妃)の若い頃にそっくり」クスクス
王女「そうなんですか」(; ̄ー ̄A
大魔導師「昔は貴女のお父様とうちのお父さんでお母様を取り合いしてたのよw」クスクス
大商人「お前も僧侶と二人で勇者の取り合いをしてたろうが」ムスッ
勇者「よくそんなんで魔王を倒せたな・・・」
大魔導師「別に仲間割れしてた訳じゃないのよ、四人ともスゴく仲が良かっただけ」
大商人「だから、お互いに子供が出来たら結婚させようって話になった訳だ」
王女「お父様、お母様、グッジョブ!グッジョブ!」(゜∇^d)!!
勇者「姫、何か言いました?」
王女「い、いえ、何でも///」(〃ω〃) ポッ
女戦士「」モガモガ
女盗賊「」ガツガツ
遊び人「」モグモグ
僧侶「」パクパク
大商人「スゴい勢いだが・・・お前ちゃんとパーティーの皆に食べさせてるのか?」
勇者「ちゃんとたっぷり食事させてますよ」
王女「ごらぁ、おまーらがガッツクから勇者様が・・・」(*`Д´)ノ!!! ウギー
大商人「(汗)」
王女「はっ!」(゜ロ゜; ツイオオゴエヲ
大魔導師「勇ちゃんがノンビリ屋さんだから、貴女みたいなしっかり者がついててくれると頼もしいわ」ニコニコ
王女「・・・///」(///ω///) カーッ
-
- 33 : 2014/12/29(月) 16:45:25 :
- ~勇者の実家 食堂~
勇者「」クピッ
王女「あっ、勇者様、ワインお注ぎしますわ///」(* ̄∇ ̄)ノ トクトクトク
勇者「どうも」
大商人「美人だし、気が付くし、良いお嬢さんだな」ワハハ
王女「お義父様、そんなぁ///」(///ω///) テレテレ
魔法使い「・・・」ヒョイ
戦士「えっ?」
魔法使い「///」クイックイッ
戦士「注いでくれんの?」
魔法使い「///」コクコク
戦士「どうも」
魔法使い「///」トクトクトク
戦士「///」
女盗賊「くそー///」グビグビ
女戦士「俺たちゃ手酌だ///」ガブガブ
僧侶「やけ酒らー///」ウィー ヒック
遊び人「高価い酒を飲み干すろー///」ゴクゴク
大魔導師「この娘達が嫁じゃなくて良かった」ホッ
-
- 34 : 2014/12/29(月) 17:01:23 :
- ~勇者の実家~
勇者「商業部門集合ー!」
商業部門「ハーイ」
勇者「今日はサラマンダーや冒険で入手した他の魔物の素材を売却します!」
商業部門「ハーイ」
勇者「番頭さん、大番頭さんと相談して高値で売れそうな先に販売して下さい」
番頭「かしこまりました、手分けして当たります」
王女「冒険部門集合ー!」(* ̄∇ ̄)ノ オーイ
女盗賊「へーい」ズキズキ
女戦士「うー」ズキズキ
僧侶「ふぁーい」ズキズキ
盗賊達「「ういっす!」」
遊び人「あたた、大声だすなー」ズキズキ
戦士「みんな二日酔い?」
魔法使い「・・・」コクコク
王女「めったに飲めない高価なお酒だからって飲みすぎるから・・・」( ̄~ ̄;)
女盗賊「いや、違う」
女戦士「どっちかというとおまーのせい」
王女「?」(´・ω・`)? ワタシノセイ?
遊び人「そーだ、そーだ」
僧侶「乙女の夢が・・・」シクシク
女盗賊「儚い夢だった・・・」ハラハラ
女戦士「玉の輿が・・・」ポロポロ
勇者「え、えーと・・・」
-
- 35 : 2014/12/29(月) 17:10:44 :
- ~勇者の実家~
勇者「冒険部門は今日は装備の強化をします」
冒険部門「「ういっすー?」」
王女「装備の強化?」( ・◇・)?
勇者「まあ、平たく言えくば、実家の蔵を漁ります」
王女「勇者様の実家の蔵なら色々と出てきそうですわね」(゜m゜;)
~勇者の実家の蔵~
盗賊「うわー、すげー!」キョロキョロ
元商人「伝説の武器クラスなのがゴロゴロと・・・」カンドー
元戦士「こ、これ本当に貰っていいんすか?」ワクワク
勇者「ちゃんと自分の職業やレベルで扱える武器や防具を選んで下さいよ」
元狩人「うわー、強力な弓見っけ!」ゲッツ!
女盗賊「うふ、うふふ」ニコニコ
女戦士「うふふふふ」ニコニコ
王女「もう機嫌なおってる」( ^∀^)
女盗賊「!」ガサゴソ
女盗賊「ゆーしゃ、ゆーしゃ、これは?」ヒョイ
勇者「それは『氷のやいば』ですね、氷の属性の魔力が付与されてて追加ダメージがあります、短剣だから盗賊でも装備出来ますよ」
女盗賊「やったあ!」ゲッツ!
女戦士「うーん、これは!」ガサゴソ
女戦士「ゆーしゃ、この盾は?」
勇者「『みかがみの盾』ですね、炎系のダメージ削減とか出来る強力な盾ですよ」
女戦士「これ、もーらい!」ゲッツ!
僧侶「ゆ、勇者様~」ズルズル
勇者「そ、それは『はかいの鉄球』!」
僧侶「これ、もらっても良いですかー」ニコニコ
勇者「・・・」
王女「この娘、絶対に職業の選択を間違ってる・・・」(´;ω;`)
遊び人「ゆーしゃ、ゆーしゃ!」
勇者「なんですか、ぶっ!」ブー
遊び人「これ、良いでしょー♪」クイッ
勇者「そ、それは『あぶないみずぎ』!///」
遊び人「ひんにゅーのおーじょとちがって“ぼんきゅっぼん”でしょー」ニヘラ
王女「!」((( ̄へ ̄井) ドガッ!
僧侶「あっ、あたしの『はかいの鉄球』を!」
遊び人「『はかいの鉄球』は賢者も装備できるんだった~」ピクピク
-
- 36 : 2014/12/29(月) 18:14:40 :
- ~勇者の実家の蔵~
魔法使い「」トテトテ
魔法使い「」ガサゴソ
魔法使い「!」
魔法使い「」サッ ← 魔導師の杖
ボウッ
魔法使い「///」
魔法使い「」ガサゴソ
魔法使い「!」
魔法使い「」サッ ← いかづちの杖
バリバリ
魔法使い「///」
魔法使い「」ガサゴソ
魔法使い「!」
魔法使い「」サッ ← 天罰の杖
ビュウウウ
魔法使い「///」
魔法使い「」ガサゴソ
魔法使い「!」
魔法使い「」サッ ← マグマの杖
ゴオオオオ
魔法使い「///」
戦士「は、早く決めてくれないかなあ・・・」
-
- 37 : 2014/12/29(月) 20:58:36 :
- ~勇者の実家~
勇者「うーん」
王女「勇者様、お茶が入りました///」(〃ω〃) コトッ
勇者「うむむ」
王女「勇者様、何を考え込んでおられるのですか?」(´・ω・`)?
勇者「あっ、姫、もう他人行儀に勇者様って呼ばなくても」
王女「でも、わたくしにとって勇者様は勇者様ですもの///」(//∇//)
勇者「しかし、姫」
王女「わたくしに勇者様と呼ぶのをやめろとおっしゃるなら、わたくしの事も姫と他人行儀に呼ぶのをやめていただかないと///」(〃ω〃)
勇者「それでは何と呼べば・・・」
王女「嫁とか、妻とか、お前とか、奥さんとか・・・」(///ω///)
勇者「そ、それは・・・」マダチョット
王女「ハニーとか、スウィートハートとかはわたくしも恥ずかしいので///」(///∇///) テレテレ
勇者「うーむ」
王女「で、何を考え込んでるんですの、ア・ナ・タ///」(/*≧∀≦*\) キャー
勇者「何、自分で言って照れてるんですか?」
王女「本当にどうしたんですの?」( ・◇・)?
勇者「うちにある装備でパーティーの戦力を強化しましたが・・・」
王女「が?」(´・ω・`)?
勇者「とても魔王の復活を阻止出来る戦力とは思えない・・・」
-
- 38 : 2014/12/29(月) 21:13:08 :
- ~勇者の実家~
王女「数だけの元山賊の雑魚は別として、女盗賊さんや女戦士さんや僧侶ちゃんは戦力になるでしょう」(´・ω・`)?
勇者「問題はわたしと姫にあります」
王女「姫?」(# ̄З ̄) ブー
勇者「問題はわたしと王女、貴女です」イイナオシ
王女「問題って、わたくしはともかく貴方はものすごい使い手で高位の魔法使いで」(;・ω・)
勇者「しかし、わたしは真の勇者ではありません」
王女「真の勇者?」(; ̄Д ̄)?
勇者「わたしは勇者の剣を装備出来ません、また勇者にしか使えないディン系の呪文も使えません」
王女「えっ、えっ?」 Σ( ̄ロ ̄lll)
勇者「真の勇者はわたしとは別人なんです」
王女「で、では真の勇者とは」( ̄□||||!!
勇者「貴女ですよ、王女」
王女「えーっ!」(ノ゜ο゜)ノ
勇者「貴女は勇者の剣を装備出来ますよ」
王女「わ、わ、わたくしが?」(゜ロ゜)
勇者「賢者なのに回復系の魔法が苦手だったり、使える呪文がアンバランスだったりしたのは『勇者』である事を自覚してなかったからではないのかな・・・」
王女「わたくしが勇者?」(´・ω・`) マジッスカ
-
- 39 : 2014/12/29(月) 21:25:33 :
- ~勇者の実家~
勇者「しかし、王女、勇者とは云え貴女はか弱い乙女だ・・・」
王女「か弱い乙女///」(〃ω〃) ← ちょっと嬉しい
勇者「わたしは剣を使えるが勇者の剣を装備出来ない、貴女は勇者の剣を装備出来るが剣を使えない・・・」
王女「なるほど」(;・ω・)
勇者「わたしと王女、パーティーの全員の戦力を合わせても、先代勇者パーティー四人の戦力の足元にも、及ばないでしょう・・・」
王女「で、でも、だとしたらなんでお母様は貴方を勇者に選んだのかしら?」(;・∀・)
勇者「お義母様は神託と?」
王女「え、えーと、いえ、確かに神託ではなかったですわ!」( ̄0 ̄;
勇者「では、どうやって選んだんですか?」
王女「貴方が、武芸の達人で、高位の魔法使いで、仕事柄旅なれてて、お金持ちだからって・・・あと、ご両親が立派な方で家柄も良いとか・・・」( ̄0 ̄;)
勇者「適当に選んだんですね・・・」
王女「う゛!」(;>_<;) ソーカモ
勇者「冒険者の旅は厳しいから、お姫様育ちで世間を知らない貴女を守って旅をするにはわたしは適してたのかもしれませんが・・・」
王女「確かに一人で旅してたら3日くらいで野たれ死んでたかも・・・」(|| ゜Д゜)
勇者「しかし、魔王は倒せない・・・」
王女「もしかすると、お父様もお母様もこんなに早く魔王が復活するとは思ってなかったのかしら」(´・ω・`)
-
- 40 : 2014/12/30(火) 09:38:27 :
- ~勇者家 家族会議~
大商人「なんだ、なんだ、もう結婚式の日取りの相談か?」
大魔導師「勇ちゃんも気が早いわねー」ニコニコ
王女「で、でも、大安吉日は早めに式場を押さえておかないと///」(〃ω〃) ヨヤクダケデモ
勇者「いや、その話じゃないから」
王女「そ、そーでした」(;>_<;)
勇者「勇者国の大神官(王妃)が魔王が復活すると・・・」
大商人「なに、僧侶ちゃんが!」
大魔導師「ごらぁ、ちゃん付けすんな!」ビシッ!
王女「お義母様、ツッコミ厳しい!」(ーー;)
大商人「確かに魔王の復活は予想されている事だが・・・」イテテ
勇者「武の国の怪しい大魔導師は魔王の復活はもうすぐだと・・・」
大魔導師「あら、お兄様が?」
勇者「え゛!」
大魔導師「あら、勇ちゃんは知らなかったかしら、怪しい大魔導師はお母さんの兄で貴方の叔父さんなのよ」
勇者「し、知らなかった・・・」
大魔導師「でも、お兄様がもうすぐだと言うのなら間違いないわねー」
王女「お母様はそんな風には言ってませんでしたけど・・・」(´・ω・`)
大商人「僧侶ちゃんはお姫様育ちで、昔から時間の感覚がみんなとズレてたからなぁ」
大魔導師「ごらぁ、僧侶ちゃん言うな!」ビシッ!
-
- 41 : 2014/12/30(火) 09:51:34 :
- ~勇者家 家族会議~
大魔導師「でも、魔王が復活するのなら、当然『勇者』も選ばれるわよねぇ」
勇者「大神官(王妃)が選んだ『勇者』がわたしです」
大商人「え゛!」
大魔導師「でも、勇ちゃんは・・・」
勇者「商人と戦士と賢者のスキルはありますが、『勇者』ではない・・・」
大商人「ならば、光の神の加護を受けた『勇者』が他にいるはずだが・・・」
勇者「ここにいます」
王女「ハーイ」(* ̄∇ ̄)ノ ペカー
大商人「うむむ」コレハ
大魔導師「貴女、剣は使えるのかしら?」
王女「まったく」(´・ω・`)
大魔導師「体力は・・・無さそうね」
王女「う゛!」(´;ω;`) ホッソリ
大魔導師「得意な呪文は?」
王女「得意なのはマヒャドとラリホーマとホイミです」(* ̄∇ ̄*)/ ハイハーイ!
大魔導師「バランス悪!」
王女「お、お義母たま・・・」( ;∀;) アウアウ
-
- 42 : 2014/12/30(火) 10:05:45 :
- ~勇者家 家族会議~
王女「さっそく嫁イビリかー」(ノ_<。)
大商人「うーむ、これは大変だな・・・」ヤレヤレ
勇者「試しに北の洞窟から『勇者の剣』を取って来ましたが、わたしには装備が出来なかったし、王女は装備は出来るけれど、剣を習った事がない」
大魔導師「剣を習ったところで、そのほっそりしたお嬢さんではねぇ」ハアア
王女「ううっ」(´;ω;`) ヒリキナノ
勇者「筋肉ムキムキのお嬢さんを嫁に貰うのじゃないのは喜ばしいですけどね」
王女「勇者///」(///∇///) ポッ
大商人「実際のところ魔王が復活するのはもっと先、わしらの子孫との戦いになるだろうと思っておったのだが・・・」
大魔導師「お兄様の観相が確かなら時間が無いわね」
勇者「どうしましょう?」
大魔導師「力の種とか命の木の実とかこの娘に大量に摂取させて、肉体改造するのもねー」
王女「うあ、それこわい」(((((゜゜;) ガクブル
大商人「勇者(王様)や僧侶(王妃)に会うか!」
大魔導師「そうね、それしか無さそうね」
大商人「お前たち、ルーラで勇者国の王宮へ飛ぶぞ!」
勇者「か、拡大家族会議だ!」
王女「り、両家が揃って、日取りとかの打ち合わせを///」(〃ω〃) モジモジ
勇者「いいから、ルーラ!」パアア
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- 43 : 2014/12/30(火) 10:23:54 :
- ~勇者国 王宮~
大商人「僧侶ちゃーん、久しぶりー♪」ダダッ
バキッ ゴスッ
大魔導師「人の家でみっともない」ゲシッ!
大商人「」ピクピク
王女「お義父様ってあんな感じだったんですの」(゜m゜;)
勇者「お恥ずかしい」
王女「勇くんとは性格が全然似てませんわね」(〃ω〃)
勇者「わたしは母親似と良く言われます」ユウクン?
王様「おおっ、王女帰ったのか!」
王女「お父様ただ今戻りました」( 〃▽〃)
王妃「お帰りなさい、元気そうで良かったわ」
王女「お母様、ただいま!」(//∇//)
王妃「あら、勇者様とお客様?」アラッ?
大魔導師「お客様?じゃないでしょー」
大商人「おまーら、仲間の顔を忘れたのかー」
王様「えーと、どちら様で・・・」キョトン
大商人「おまーなー!」ガーッ
王様「冗談だよ、二人とも良く来たな」ニコニコ
王妃「お久しぶりねぇ」ニコニコ
大魔導師「確かに何年振りかしら?」
王様「みんな揃って来たと言うことは・・・」
王妃「大安吉日は何日だったかしら?」
王女「さっそく、両家で式の日取りの相談を!///」(///∇///)
勇者「その話で来たんじゃないから・・・」
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- 44 : 2014/12/30(火) 10:37:32 :
- ~勇者国 王宮 拡大家族会議~
王様「うーむ」
大商人「だいたいおまーが甘やかして育てるから・・・」
王様「そーは言っても可愛い一人娘だしなぁ」
大魔導師「うちは可愛い長男だというのに、獅子が我が子を千尋の谷に落とすような育て方をしたのにー」
王女「ゆ、勇くん、そんな育てられかたしたの?」(゜m゜;)
勇者「でないと、こんなにレベルアップしてないよ」
王妃「でもねー、てっきりこの子達の子供あたりが魔王と戦うもんだと思ってたのよねー」
王様「勇者くんとうちの娘が逆なら良かったんだが・・・」
大商人「非力な勇者と強力な商人の組合せではなー」
王妃「魔王相手には力不足ねー」
大魔導師「まあ、あたし達がまだ年寄ってないのが救いだわねー」
王様「あ゛!」
王女「お父様どうしたんですの?」(´・ω・`)?
王様「お前、ちょっとその剣貸してみ」
王女「勇者の剣ですか?」(* ̄∇ ̄)ノ ハイ
王様「むっ!」ヒュンヒュンヒュン
王様「」ニタリ
勇者・王女「?」(´・ω・`)?
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- 45 : 2014/12/30(火) 11:08:01 :
- ~魔王の島 海岸~
商人国大商船隊「」ズラーリ
大臣「陛下、揚陸第一派、上陸開始しました!」
王様「うむ」
兵士「報告!揚陸第一派、橋頭堡を確保しました、なお魔物と交戦中!」
王様「揚陸第二派、上陸開始!」
大臣「はっ!」
兵士「報告!海岸の魔物を殲滅しました、内陸部に向けて橋頭堡を広げています!」
王様「負傷者を船団に収容して手当てを、上陸第一派は第二派と交代して休ませろ!」
大臣・兵士「はっ!」
大商人「さすがは大陸一強いと言われる勇者国の兵士だな」フムフム
王様「商人国の用意した強力な武器を装備してるからもあるがな」ウム
大商人「こちらも始めるか、大番頭さん、補給物資の揚陸を始めて下さい」
大番頭「かしこまりました、大旦那様」
王様「ところで嫁達は?」
大商人「あそこだ」
王妃「やはりウェディングドレスが・・・」
大魔導師「でも、白無垢に角隠しも捨てがたいと思わない?」
王妃「神前式にするの?」
大魔導師「光の神式って無いでしょ?」
王様「まったく、女達は・・・」ヤレヤレ
大商人「自分の結婚式みたいにはしゃいでるからな」ワハハ
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- 46 : 2014/12/30(火) 11:23:14 :
- ~魔王城~
大勇者(王様)「魔王城か、久しぶりだな・・・」 ← 現役復帰
勇者国兵士×1,000「」ズラーリ
大商人(元戦士)「25年振りだからな・・・」
商人国補給部隊×2,000「」ズラーリ
大勇者「あの時と同じだな」
大神官(王妃)「この濃く充満している魔素は、やはり居るわね・・・」
勇者国神官×500「」ズラーリ
大魔導師(元魔法使い)「魔王が復活したのか、新しく誕生したのか、どちらにせよ倒さないと・・・」
武の国魔導師×500「」ズラーリ ← 大魔導師は武の国の魔導師ギルドの出身
女戦士「なんかスゴいアウェイ感・・・」
女盗賊「何このパーティー?」アキレ
女戦士「補給部隊入れて4,004人って!」ガクブル
女盗賊「アタイ達の仲間は?」キョロキョロ
女戦士「雑魚どもはともかく、戦士や魔法使いも集団の中に埋もれてる」キョロキョロ
大勇者「そろそろ往くか!」
大魔導師「あなた王様なんでしょ、兵士も全部連れてきちゃって、国を空っぽにして大丈夫なの?」
大勇者「ちゃんと代理をたてておいたから大丈夫だ」ワッハッハ
大魔導師「代理?」
大臣「陛下、皆の出撃準備が整いました!」
大勇者「者ども、進撃!」
「「おおーっ!」」
女盗賊「うあ、攻撃始まっちゃう!」
女戦士「ところで、勇者や王女は?」
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- 47 : 2014/12/30(火) 11:36:43 :
- ~勇者国 王宮~
王様代理(勇者)「え゛?」タラー
王妃代理(王女)「貴方、どうかいたしました?」(〃ω〃)
王様代理「な、なんで、どうして?」コンナコトニ
王妃代理「え、えーと、魔王城は危ないから~」( 〃▽〃)
王様代理「だから、お留守番なの?」
王妃代理「勇者国の兵士とか出払ってるから、誰かが留守を守らないと・・・」(;゜∇゜)
大臣代理(僧侶)「そ、それより、あたし大臣代理なんて無理ですー、馬鹿力しか取り柄ないのにー(泣)」
王妃代理「戦争中なんだから、みんなが出来る事を頑張らないと!」(o≧▽゜)o
王様代理「今までの冒険は何だったんだ・・・」
メイド(遊び人)「あからさまにいうとおーじょの婚活大冒険!」ケラケラ
王妃代理「あからさまに言うな!」(#`皿´)
メイド「でもって、ゆーしゃとおーじょの結婚が決まったから物語はオシマイ」ジエンド
王様代理「まじっすか!」
メイド「マジ!」キッパリ
王妃代理「貴方、わたくし幸せ///」(///∇///) ハッピーエンド
王様代理「マジ?」
メイド「お・し・ま・い」テヘペロ
大臣代理「あのー、魔王は?」
メイド長「さあ?」
大臣代理「さあって・・・」
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- 48 : 2015/01/07(水) 12:45:05 :
- ~勇者国 王宮~
王女「うふっ、うふふ///」(〃ω〃) フラフラー ヒラヒラー
遊び人「朝っぱらから、おーじょのようすがオカシイ」ジトー
僧侶「メダパニにでもかかっているんでしょうか?」
王女「勇者さまァ~///」(//∇//) ダキツキ
僧侶「ゆうべ、何かあったんですか?」クビカシゲ
勇者「つ、つい、誘惑に負けてしまった///」カーッ
王女「///」(///ω///) マッカッカー
遊び人「ゆうべはおたのしみでしたね・・・」
僧侶「お、おめでとうございます・・・ですよね」ハハッ
王女「わたくし、幸せです///」ポッ
勇者(商人兼業)は次期国王に転職した!
王女のクエストは達成された!(笑)
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- 49 : 2015/01/07(水) 13:12:41 :
- おまけ
女戦士「えー、下着の色ってー!」
王女「ち、ちょっと女戦士さん、こ、声が大きい」(//∇//) ワタワタ
女戦士「なんでそんな事聞くの?」
王女「いや、参考に・・・」(〃ω〃)
女戦士「何も着けてないのが一番勇者が喜ぶんじゃないのか?」スッポンポン
女盗賊「バカだなぁ、それじゃあ脱がせる楽しみが無くなるじゃないか」
僧侶「わたしは可愛いのが良いと思いますー」
遊び人「白と青の縞々とかかわいーよ」
僧侶「それ、今日のわたしの・・・遊び人さん、恥ずかしいからバラさないで下さい!///」
遊び人「あたしは上も下もピンクのかわいいのー」
女盗賊「で、王女は普段何色なんだい?」
王女「白です、上下とも・・・」(〃ω〃) モジモジ
女戦士「やっぱそーか・・・紫でイメチェンとかどーだ?」
女盗賊「いや、紫はちょっと上級者向け過ぎるだろー」
僧侶「上級者向け・・・」
女盗賊「王女は色が白いから黒が似合うんじゃないか?」
王女「黒ですか!」( 〃▽〃) ナルホド
~翌朝~
王女「うふっ、うふふふ///」(〃ω〃) ツヤツヤ
遊び人「わっかりやすーい」
女戦士「姫、今夜はなんだか大人っぽいね」クスクス
女盗賊「勇者様に喜んで欲しくて」ゲラゲラ
王女「///」(///ω///) マッカッカー
僧侶「わたしも黒い下着を買おうかなー」
遊び人「そーりょは水玉もようがかわいーよ」
僧侶「だから遊び人ちゃん、今日わたしが何着けてるかバラさないでってー///」
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- 50 : 2020/09/29(火) 12:52:47 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
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恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
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【キャロル様教団】
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何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
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