このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
希望学園 (非)日常編
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- 1 : 2014/12/16(火) 11:57:08 :
- 内容が期待の斜め下ほど大幅に違うので期待しないでね!
一応本家知らなくても分かるよう作ってます。
僕の名前は『ナエギ マコト』
どこからどうみても、ただの一般人だ。
運動も勉強も家庭も容姿も全てに置いて平均的。
“王道”という言葉も裸足で逃げ出す。
普通の中の普通…
…それが僕だ
そんな僕が立っている目の前には普通ではないものが建っている。
それは【私立希望ヶ峰学園】
この学校はあらゆる分野でトップクラスの実力者のみが入学を許される。
超が何個もつくほど、超すごい高校。
それが私立希望ヶ峰学園だ。
この高校は生徒の募集などは行っておらず、
この高校からスカウトされたもののみ、入学する資格を与えられる。
なぜそんな凄い所に一般人な僕がきたのかというと、
この、入学通知をみれば一目瞭然だ
「今回はこの学園に入学する事になったナエギマコト君は、
入学応募の中から一名を抽出し、
それに当たった
超高校級の幸運としてこの学園に入学する資格を与えられました。
各自入学日時の午前8時に玄関前に集合してください。」
このようにただの運、たまたま入学することになった。
だけど、いざこの学園を目にすると本当に自分なんかが入学していいのだろうかという気持ちになってくる。
しかし、この学園を卒業したら成功したも同然などと友達から聞いた後では今さらためらっている場合ではない。
ナエギ(逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ逃げちゃだめだ)
そう、自分の心に言い聞かせ
岩のように重い足を引きずりながら希望の一歩を進めた…
…が、希望の第一歩ではなく絶望(?)の一歩になった。
ドサッ
そのまま倒れた。
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- 2 : 2014/12/16(火) 12:43:11 :
- ナエギ(……………………………)
ナエギ(……………………………)
ナエギ(…………………………ん?)
ナエギ「!」ガバッ
ナエギ「こ、ここは?」
目を覚ますとそこは教室だった。
ナエギ「僕は…一体?」
ナエギ「そうだ気を失ったんだ」
教室の窓から入ってくる、光を浴びながら
ゆっくりと体を起こした。
ナエギ「時間は!?」
教室の黒板の右上の時計に目やった、
時計の針は8時をすこし過ぎたくらいになっていた。
ナエギ「やばい!遅刻だ!」
慌てて教室から玄関前に移動した。
そこに彼らはいた。
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- 3 : 2014/12/16(火) 13:50:58 :
- ???「ん?誰かきたべ」
???「人数的にもこれが最後のようだな」
???「君!入学式に遅刻とは、どういうことだ!」
???「違うよその子倒れてたんだよ?」
???「あぁだから俺らが運んだんだ」
ナエギ「あ、運んでくれたんですか!ありがとうございます!」
オオワダ「いいってことよ!」
────────────────
〖超高校級の暴走族〗
オオワダ モンド
日本最大最凶と称される暴走族のヘッド。
関東を制圧する巨大暴走族
「暮威慈畏大亜紋土」
(クレイジーダイアモンド)
の二代目総長を務め、全国の不良の憧れの的。
────────────────
イシマル「そうだったのかいきなり怒鳴って悪かった!許してくれ!」
────────────────
〖超高校級の風紀委員〗
イシマル キヨタカ
何よりも規律を重んじる真面目で堅物な学生。
熱血漢で、努力をしない、
または努力を馬鹿にする者には大変厳しい。
また友情には厚く、一度信じると決めた相手はとことん信じる純粋さを持つ。
────────────────
ナエギ「い、いえ普通遅刻したら誰でも怒りますから」
ナエギ(それにしても僕なんかがここにいて、いいのだろうか)
ナエギ(場違い感がもの凄くする)
やはりみんな僕とはかけ離れているように見える。
オーラがあると言ったら言い過ぎだろうか?
一人一人を見回していく、
すると…
トガミ「じろじろ見るな愚民」
────────────────
〖超高校級の御曹司〗
トガミ ビャクヤ
伝統ある家系の跡継ぎ枠を得て、
幼い頃から帝王学を叩き込まれ完璧なエリートとして育つ。
徹底的な自分至上主義で、他者を徹底的に見下し、
あくまで自分本位で傲慢な考え方を持つ。
他人の感情を軽視する傾向もある。
ただしこの性格は、それを裏打ちする教育・努力によるもので、
生まれつき恵まれているなどと思われることは嫌いらしい。
────────────────
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- 4 : 2014/12/16(火) 13:52:39 :
- ナエギ「いや、別にじろじろなんて…」
トガミ「フン…それとそこのお前もだ」
フカワ「ひっ…ごめんなさいぃぃ」
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〖超高校級の文学少女〗
フカワ キョウコ
飛ぶ鳥を落とす勢いの若手女流作家で、
自身の書いた恋愛小説が社会的大ヒットとなり、
高校生ながら数々の文学賞を受賞し、ベストセラーを連発している。
────────────────
アサヒナ「ねぇねぇ!なんで倒れてたの?」
────────────────
〖超高校級のスイマー〗
アサヒナ アオイ
スポーツが大好きで7つの運動部を掛け持ちしており、
特に水泳部では高校記録を数々塗り替えている。
オリンピック候補生にも選ばれた。
歴代のアスリート達に関する知識も豊富で、
会話でも彼らの格言や座右の銘をしばしば口にする。
────────────────
ナエギ「多分貧血だと思う…」
アサヒナ「そうなんだ~ちなみに名前は?」
ナエギ「ナエギマコトだけど」
アサヒナ「ナエギマコト君ね!漢字は?」
ナエギ「“苗木”だよ」
アサヒナ「ナエギ…ナエギ…」
アサヒナ「わからない!」
彼女は手の平に指で僕の名前を書き始めた。
アサヒナ「ナエギマコト…ナエギマコト…ナエギマコト…」
アサヒナ「うん覚えた!」
ナエギ「何してるの?」
アサヒナ「こうやって手の平に名前を三回書くと覚えられるんだよ!」
ナエギ「そうなんだ」
アサヒナ「あっ!紹介しとくね!」
アサヒナ「こっちはサクラちゃん!」
オオガミ「オオガミサクラだ」
────────────────
〖超高校級の格闘家〗
オオガミ サクラ
肉体そのものが凶器であり、
その気になりさえすれば一撃必殺の高い実力を誇る。
だが強面に反し性格は穏やかな人格者で、
協調性が高く素行も実直かつ真面目。
自分が傷つくことは全く厭わないが、
仲間が傷つけられた際には激昂する。
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- 5 : 2014/12/16(火) 13:54:45 :
- ナエギ「よろしくおねがいします。」
フジサキ「あ、あの」
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〖超高校級のプログラマー〗
フジサキ チヒロ
小柄で小動物を思わせる雰囲気を持っており、
実年齢よりも大幅に幼く見える。
一部には「熱狂的なファン」が存在するらしい。
気弱な性格でおどおどしていることが多く、
少しつつかれるとすぐ謝り、時には泣いてしまう。
自分が弱いことにコンプレックスを持っている。
蚊に刺されても
「蚊も生きているから」
と叩き潰さずそのまま血を吸わせるほどの心優しい性格である。
柔和で意志も薄弱に見えるが、
コンプレックスをバネにしようとする意志の強い部分も見られる。
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ナエギ「?…何かな」
フジサキ「えぇっと…その…、何でもないです。」
エノシマ「ほんっとあんた気が弱いね~」
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〖超高校級のギャル〗
エノシマ ジュンコ
女性向けファッション雑誌のカリスマ読者モデルとして、
全国の女子高生のファッションを牽引している。
ボリュームのあるツインテールにウサギのヘアピンを付け、
胸や足を露出した制服を着こなす。
手には赤い付け爪をしている。
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フジサキ「うぅ…」ポロポロ
イクサバ「あんたやりすぎだよ、フジサキちゃん泣いちゃったじゃん」
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〖超高校級の軍人〗
イクサバ ムクロ
プロの傭兵集団“フェンリル”に所属していた過去を持ち、
非常に高い戦闘能力を有するとされる。
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- 6 : 2014/12/16(火) 15:04:19 :
- エノシマ「え?私傷つける事言ったっけ?」
イクサバ「…たしかにフジサキちゃんもちょっと泣きやすいって思うけどさ」
エノシマ「そうだよ~チヒロちゃんはなきやすすぎだって!」
フジサキ「うん…泣き虫でごめんなさい…」オドオド
エノシマ「別に謝らなくて良いって」
ナエギ「ははは…」
セレス「そこのあなた…」
────────────────
〖超高校級のギャンブラー〗
セレスティア•ルーデンベルク
ウソの天才でギャンブルには天性の才能を持っており、
麻雀・ポーカーなどの対人戦で連戦連勝しており、
生まれながらにして負けることはないのだと語る。
かつて「キングオブライアー」と呼ばれる相手の資産を奪い合う大会に参加したなど、
どこかで聞いたような過去を多く持つ。
彼女との勝負で全財産を奪い取られ、人生が破綻したギャンブラーも多数存在する。
────────────────
ナエギ「な、何かな?」
セレス「あなたは他の方々と違って、見るからに凡人に見えるのですが?」
ナエギ「そうだよ、だって一般人だし」
クワタ「じゃあなんでここにいるんだ?」
────────────────
〖超高校級の野球選手〗
クワタ レオン
出身は高校野球全国大会の常連校で、
エースの4番打者としてチームを優勝に導いた。
しかし、真面目に努力することは嫌っており、
1度も野球の練習をしないまま高校野球の頂点に到達した野球の才能の塊。
規則で仕方なく坊主頭にしたこともあったが、
現在は髪の毛と顎鬚を伸ばし耳にもピアスを並べており、服装も態度もチャラチャラしている。
────────────────
ナエギ「抽選で選ばれて入学する事になったんだ」
ヤマダ「ほうほう、これは主人公臭がしますねぇ~」
────────────────
〖超高校級の同人作家〗
ヤマダ ヒフミ
以前在籍していた学校の文化祭で、
自作の同人誌1万部が完売したという偉業を達成した伝説を持つ
(ただし山田曰く「僕の芸術を理解しないクラスメイト達」からの
「文化祭が汚された」とのクレームもあったという)。
アニメ『外道天使☆もちもちプリンセス』とそのヒロイン、
プリンセスぶー子に心酔している。フィギュア作りもしており手先は器用だが、字は悪筆。
────────────────
ハガクレ「俺っちの占いによるとナエギっちからは不運が体を覆っているべ!」
────────────────
〖超高校級の占い師〗
ハガクレ ヤスヒロ
占い界で“超新星”と呼ばれ、
新風を巻き起こした人物。
「綺麗な字には神が宿る」という信念を持っており、かなりの達筆。
常にポジティブシンキングであり、
マイペースで飄々とした態度を崩さないが、実は臆病な性格。
幽霊が1番苦手で、
話を聞くだけでも怯えてしまう。
彼の占いは必ず3割の確率で的中する。
────────────────
ナエギ(これでも超高校級の幸運なんだけどな~)
ハガクレ「お!不運で覆われているけど、
ナエギっちからは“希望”の光があふれているべ」
ナエギ「“希望”…か」
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- 7 : 2014/12/16(火) 15:08:38 :
- ナエギ(これでみんなと話したな…)
ナエギ(ん?あの人…)
キリギリ「…」
────────────────
〖超高校級の???〗
キリギリ キョウコ
極めてクールな性格であまり人と関わり合おうとせず、
普段から感情を表に出さず単独行動を好む。
推理・調査能力が高く、遺体の検死や殺害現場の調査も物怖じせず淡々とこなす。
学級裁判においても、客観的で冷静な態度を崩さず、徹底的に真実を見極めようとする。
予想外の事態においては強引さや子供っぽさを垣間見せることもある。
記憶がなくなっており、
自分の過去や家族に対して思うところがあり、
失ってしまったことに対して恐怖を感じているという。
人に騙されることがないように徹底して鉄仮面を貫いているが、本来は人並みの喜怒哀楽を持ち合わせている。
────────────────
キリギリ「…何?」
ナエギ「い、いえ何も」
マイゾノ「ナエギ君だよね?」
────────────────
〖超高校級のアイドル〗
マイゾノ サヤカ
5人組の国民的アイドルグループでセンターマイクを務める、
黒髪ロングヘアにセーラー服、
白いラインの入ったニーソックスという正統派の美少女。
清楚で丁寧な物腰だが言動には一本芯が通っており、
真面目なしっかり者として周囲からの信頼も厚い。
苗木の中学校時代におけるクラス違いの同級生だが、
高嶺の花の舞園と凡人の苗木との間に接点は一切なかった。
しかし苗木が舞園を可憐なアイドルとして強く意識していたことはもちろん、
舞園も苗木の優しさが印象に残っていたらしく、
苗木が同級生であることを覚えていた。
────────────────
ナエギ「マイゾノさん!?」
マイゾノ「やっぱり!ナエギ君だ!」
ナエギ(まさか僕の事を覚えているなんて)
マイゾノ「私不安だったんです」
マイゾノ「希望ヶ峰学園に入学しても知らない人ばかりだったから」
マイゾノ「だから、ナエギ君がいてくれて安心しました」
マイゾノ「知っている人がいるって!」
ナエギ「マイゾノさん…」
ピンポーンパーンポーン
一同「!?」
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- 9 : 2014/12/17(水) 05:07:35 :
- ???「オマエラ至急体育館にお集まりください。」
ナエギ(おまえら?)
マイゾノ「校長先生かな?」
クワタ「まぁ、呼ばれたらいくしかないっしょ!」
ナエギ「うん、そうだね」
こうして、僕達は校長(?)先生に呼ばれ、
体育館に集合した。
《体育館》午前8:30
ナエギ「あれ?誰もいない」
体育館には誰もいなくて僕達16人のみしか、
この空間にいなかった。
???「こっちだよー!」
ナエギ「!!」
体育館、舞台上の教卓にそれは現れた。
モノクマ「じゃじゃーん」
────────────────
〖希望ヶ峰学園•学園長〗
モノクマ
自らを希望ヶ峰学園の学園長と名乗るクマのぬいぐるみ。
本作のトリックスター。
右半身は白地に点目の可愛らしい顔だが、
左半身は黒地で裂けるような赤い目を持ち、鋭い牙を有する。
本人は愛らしいマスコットキャラクターを自負しているが、
他の登場人物たちはそうは思っていない。
「うぷぷぷぷぷ〜」という笑い方をする。
────────────────
ナエギ「ぬい…ぐるみ…?」
ハガクレ「ぬいぐるみが喋ったべ!」
アサヒナ「きっと何かの余興だよ!」
モノクマ「うぷぷぷぷ~僕はこの学園の学園長なんだよ?」
ナエギ「君がこの校長なの?」
モノクマ「君でも校長でもないよ、学園長だよ!」
トガミ「いつまでグダグダやっているんだ、さっさと入学式を始めろ」
モノクマ「んもー仕方ないな~」
モノクマ「起立、礼、オマエラおはようございます。」
イシマル「おはようございます!!」
フカワ「いちいちしなくていいわよ…」
モノクマ「オマエラはここで場合によっては一生、生活してもらいます!」
一同「!?」
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- 10 : 2014/12/17(水) 08:11:27 :
- オオガミ「ん?今のはどういうことだ?」
クワタ「あれ~耳おかしくなったのかな~空耳がきこえる…」
イクサバ「どういうことか説明してもらおうか?」
モノクマ「そのままの意味だよ?」
エノシマ「だ、か、ら!なんで私達がここで一生暮らさないといけないの!?」
ナエギ「そうだよ!たしか、三年間だったはずじゃ…」
モノクマ「君達は将来が希望に満ち溢れた、有望な生徒なのです!」
モノクマ「それを保護するのがここ…」
モノクマ「【私立希望ヶ峰学園】なのです!」
ナエギ(何を言っているんだ?こいつは、保護?
そんな理由で一生暮らすなんてふざけてる)
モノクマ「一生暮らすのが嫌なら誰かを“殺”せばいいじゃん」
フカワ「こ、ころすなんてそんなの出来るわけないじゃない」
ナエギ「でも、殺したところでどうやってでるんだよ!?」
モノクマ「それでは簡単に説明しましょう!」
モノクマの説明は下のようになっている。
「学園の中で一生暮らし続けること、外に出たければ誰か他の生徒を殺さなければならない」
モノクマ「誰が先に殺人を起こすんだろうね~うぷぷぷぷ~、イーヒッヒッヒッヒッヒッ~」
ハガクレ「確実に頭のネジとんでんべ」
???「と、いう余興なんだけどね」
ナエギ「あなたは?」
???「私かい?私は──」
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- 11 : 2014/12/17(水) 08:28:32 :
- いいわすれましたけど、
この話では事件の下準備だけで、
希望学園 非日常編から事件パートです。
それまで、長い目でみててください
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- 12 : 2014/12/17(水) 13:30:58 :
- 学園長「──キリギリジンだ」
────────────────
〖私立希望ヶ峰学園•(真)学園長〗
キリギリ ジン
希望ヶ峰学園学園長。苗木ら学生達による寄宿生活プログラムを計画立案した人物とされる。
────────────────
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- 13 : 2014/12/17(水) 14:16:58 :
- うっす!期待です!
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- 14 : 2014/12/17(水) 14:54:46 :
- >>13 先程まであなたの「超高校級のクズだって!?」を見てましたw
面白かったです!
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- 15 : 2014/12/17(水) 15:15:54 :
- ナエギ(キリギリ…どこかで聴いたような…)
ハガクレ「余興ってどういうことだべ!?」
クワタ「さっきのは嘘ってことか?!」
学園長「まあ、そうだね」
オオワダ「学園長だか、なんだかしらねぇが、ふざけんじゃねぇぞ!」
学園長「まあまあ、落ち着いて」
オオワダ「チッ!」
学園長「ふぅ…それでは入学式を始めるよ、君達はそこのイスに座って」
そういわれたのでみんなは、パイプイスに座った。
ナエギ「よいしょっと…」ガシャッ
ナエギ「うわぁっ!」ガタン
僕のイスだけが壊れていて、
みんなの目の前でしりもちをついた。
一同「………………………www」
セレス「あなた本当に〖超高校級の幸運(笑)〗ですの?」
クワタ「超高校級の不運じゃねぇか?w」
ナエギ(めちゃくちゃ恥ずかしい!)
学園長「すまない、君のだけ壊れていたよ、新しいの出したからこれに座ってくれ」
ナエギ「あ、あぁ、は、はい」
周囲の笑いが収まるまでの数分、爆笑された…
マイゾノさんにも笑われたし、
幸運じゃなくて本当に不運じゃないか、
明日死のう…
学園長「さて、この私立希望ヶ峰学園に入学してくれてありがとう」
学園長「まずはこの学園のルールから説明しようか」
学園長「っと、その前にまず、これを渡そうと思う」
学園長がそういって、みんなに〖電子生徒手帳〗を渡した。
学園長「そこに学園生活をする上でのルールが載ってある」
学園長「よく読んでおいてくれ」
ルールは以下の通りだ。
•この学園で三年間過ごす事。
(理由、超高校級の生徒達をより良い大人へ育てるため)
•夜10時~朝7時を“夜時間”とします。
夜時間は外への外出禁止。
また、校内立入禁止区域があるので注意してください。
•外へ外出する際は学園長への外出許可を得てください。
外出での移動費、外出先での使用費は全て学園側が負担します。
•この学園では、基本勉強しません。
独自で知識を身につけましょう。
•このルールは随時追加されるかもしれません。
学園長「ここまでが普通のルールだ」
マイゾノ「あの…」
学園長「なにかな?」
マイゾノ「使用費などは負担するって書いてますけど、どれくらいまで負担してくれるのでしょうか?」
学園長「制限なんてまったくないよ?」
ハガクレ「それって、一億使っても良いって事か?」
学園長「そうなるね」
アサヒナ「うっそ!」
クワタ「まじかよ?!ギター買えるじゃん!」
イクサバ「勉強も本当にしないのか?」
学園長「うん、そのかわり自分達で知識を身につけてくれ」
エノシマ「教室とか存在する意味なくない?」
学園長「学校の規制に引っかかるから仕方なく…」
エノシマ「緩すぎっしょ!(笑)」
ナエギ(本当…)
ナエギ(すっごい所に来ちゃったな…)
学園長「質問はこれくらいにして、いまからこの学園の本当のルールについて話そうか」
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- 16 : 2014/12/17(水) 17:58:17 :
- 期待!!
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- 17 : 2014/12/18(木) 04:49:47 :
- >>16 返信遅れてすみません。
励みになります!!
ありがとうございます!
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- 19 : 2014/12/18(木) 06:22:15 :
- 省いてしまったため、もう一度アップしました。
ヤマダ「本当のルールですと!」
学園長「あぁ、そのルールについてだが、お前たちには事件を解決してほしいと思う。」
オオガミ「事件だと?」
トガミ「どんな事件なんだ?」
学園長「それは──」
ナエギ「…」
キリギリ「…」
マイゾノ「…」
トガミ「…」
アサヒナ「…」
オオガミ「…」
クワタ「…」
ハガクレ「…なんだ?この沈黙」
セレス「…」
ヤマダ「…」
オオワダ「…」
イシマル「…」
イクサバ「…」
エノシマ「…」
フジサキ「…」
フカワ「…」
学園長「──【殺人事件】だ。」
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- 20 : 2014/12/18(木) 10:17:10 :
- 今回はカッコつけた表現が出てきます、気にせず流してください。
─────────────────────
ナエギ「殺人事件?!」
学園長「あぁ、そうだ」
ハガクレ「なんで俺達がするのかわからんのだけど」
クワタ「そうだ!俺達が殺人事件を解決?、マジねぇーて!」
学園長「そう言われても決まりだからね」
フカワ「だ、第一、事件解決なんて刑事の役目じゃない…」
トガミ「お前は黙っていろ」
フカワ「はいぃ、ごめんなさいぃぃ…」
トガミ「他の奴らもだ」
クワタ「なんだと!」
トガミ「どうせ決まった事だ、やりたくなかったら辞めるんだな」
ハガクレ「それは言い過ぎだべ!」
ナエギ「僕もそう思うよ」
オオワダ「これだから金持ちは嫌いなんだよ」
トガミ「なんだと…!貴様、もう一度いってみろ!」
オオワダ「あぁ?…やろうってか?」
トガミ「フン…愚民が」
オオワダ「んだとッ、テメェ!」
そう叫びながらオオワダ君はトガミ君の胸ぐらをつかみかかった。
トガミ「!…な、何をする!?」
オオワダ「さっきから、聞いてりゃ愚民だの、なんだの、気にくわねぇ!一発殴らせろ!!」
アサヒナ「二人ともやめなよ!」
フジサキ「そ、そうだよ…喧嘩はだめだよ?」
オオワダ「てめぇらは黙っとけ!」
オオワダ「こいつは一発殴らないと気が済まねえ」
トガミ「は、はなせ!」
トガミ「愚民の分際でこの俺に盾つくなど…!」
オオワダ「てめぇぇぇぇ!」
オオワダ君は盛大に拳を振り上げ、
殴る体制にはいる。
この時、場のみんなが思っただろう。
もう手遅れだと…
次の瞬間、オオワダ君の振り上げた拳がトガミ君目掛けて近づいていく。
だが、当たりはしなかった。
オオワダ君の手が止まり、場が静まり返った、、
なぜ、静かになったか?
それは“声”だ。
誰が発したか、大きな声がオオワダ君の手を止めたのだ…
学園長「やめろ、席につけ」
次の声でみんなはパイプイスに静かに座った。
トガミ「チッ…」
オオワダ「クソがッ!」
静かな中、トガミ君の舌打ちと
オオワダ君の悔しそうな声が響きわたった。
それから、数分流れ…
学園長「ふぅ…やっと落ち着いたかな?」
トガミ「はい、少し冷静さを失っていました。以後、気をつけます。」
オオワダ「俺もだ、つい暴走しちまった」
学園長「そうか、次から気をつけろ」
学園長「それで、話を戻すが」
学園長「なぜ、殺人事件なのか?」
学園長「これには理由があるんだ、聞いてくれ」
-
- 21 : 2014/12/18(木) 14:33:26 :
- ナエギ「理由?」
学園長「まず、なぜ殺人事件なのか?」
学園長「この疑問は至って簡単だ」
学園長「どんな事態にも慌てず対応できる能力を身につける為だ。」
学園長「次に、なぜ解決するのか」
学園長「これは、一つの事に対しての追求心と探求心を養うためだ」
学園長「最後に、なぜ犯人を探すか。」
学園長「証拠を探す洞察力」
学園長「皆の前で仮説を立てる発言力」
学園長「周りを納得させる説得力」
学園長「知らない人を疑う行動力」
学園長「未知のものを特定する推理力」
学園長「トリックを解き明かす考察力」
学園長「周りのことを良くみる観察力」
学園長「相手から情報を聞き出す会話力」
学園長「少しの事も見逃さない感知力」
学園長「持っている情報と仮説を照らし合わせる情報力」
学園長「可能性を1から考える計算力」
学園長「全ての事にたいして真の意味を見いだす解読力」
学園長「苦しいこともくぐり抜ける労働力」
学園長「事件の意図をたどる分析力」
学園長「厳しい状況でも負けない精神力」
学園長「物事を明晰に記憶する記憶力」
学園長「以上を養ってもらうためだ」
一同「…」
言い負かされるとは、この事だろうか?
僕達、超高校級の生徒達は次々出てくる言葉に沈黙していた…
学園長「以上でこの学園の説明を終了する。」
学園長「では、入学式は終了だ。」
学園長「各自、自分のネームプレートが掛かってる部屋に行ってくれ」
学園長「そこが、君達の住むところだ」
学園長「では、解散!」
その声と共にみんなは帰っていった。
─────────────────────
やっと、プロローグ終わりですよ!
いくつか、伏線(と言っていいかわからない)を貼りましたが気づいてる人はいるかな?
それはさておき、次回からやっと事件が起こりそうな予感です!
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- 22 : 2014/12/19(金) 12:51:54 :
- 《希望ヶ峰学園•ナエギ部屋》
午前10:00
ナエギ「あのままみんな自分部屋に戻っちゃうし」
ナエギ「何しようかな…」
それから数分の間、ベッドでゴロゴロしていた…
ナエギ「よっと!」
ナエギ「じっとしてても駄目だ!」
ナエギ「学校に来た意味がないじゃないか!」
そう自分に言い聞かせ、部屋の探索を始めた。
ガサゴソ…ガサゴソ…
ナエギ「特に変わったところはないかな」
ナエギ「最後にシャワールームにいこうか」
ガチャ…
ナエギ「開かない…?」ガチャガチャ
ナエギ「おかしいな…」
モノクマ「じゃじゃーん!」
ナエギ「おわっ!モノクマ?!」
モノクマ「うぷぷぷ~お困りの様子だね~」
ナエギ「え?あぁ、シャワールームが開かないんだ」
モノクマ「うぷぷぷ~、【ナエギ君】のだけ」
モノクマ「シャワールームの建て付けがワルいんだよね~、【ナエギ君】のだけ」
ナエギ「二回も言う必要ないだろ」
モノクマ「それでも超高校級の幸運なのかな~うぷぷぷ~」
そう言い残しモノクマは消えてしまった。
ナエギ「…………はぁ」
ため息をつきつつ、ベッドにダイブした。
ナエギ「あぁ~、本当に幸運じゃなくて不運だよな~」
-
- 23 : 2014/12/19(金) 12:53:22 :
- ────────────────
─────────────
──────────
───────
それから数日がたち…
《広場》
アサヒナ「あ!ナエギだ!」
ナエギ「やあ、みんなおはよう」
クワタ「おいーす!」
オオワダ「おう」
フジサキ「お、おはよう…」
マイゾノ「おはよう!ナエギ君!」
キリギリ「…」
トガミ「フン」
オオガミ「ナエギか、おはよう」
エノシマ「ナエギじゃーん、おっはー!」
イクサバ「おはよう」
ヤマダ「ナエギマコト殿!おはようでござる!」
ナエギ(ござるって)
フカワ「…な、なによ」
ナエギ「い、いやなにも…(フカワさんは関わりにくいんだよなぁ)」
イシマル「やあ、今日もいい朝だな!」
ナエギ(あ、暑苦しい)
数日も経つとみんなと他愛ない会話くらいならできるようなった。
アサヒナ「あっ!そうだナエギはこの後用事なにかある?」
ナエギ「いや、別にないけど…」
アサヒナ「じゃあさ!じゃあさ!」
アサヒナ「【ホテル】行かない?」
ナエギ「……………………は?」
─────────────────────
もう殺人のトリックもできてるので後は書くだけですね~
-
- 24 : 2014/12/19(金) 19:57:50 :
- ナエギ「ホテル?」
ハガクレ「俺達全員でホテルに行く話をしてたんだべ!」
クワタ「だけどよ、キリギリ?とイクサバは来ないんだとよ!」
ナエギ「そうなんだ…」
エノシマ「え?残姉こないの?」
イクサバ「だって、戯れるのはあまり好きじゃ…なく…て」
エノシマ「お願い…来て」ウワメヅカイ キラキラ
イクサバ「うん!いく!」
一同(うわ~残姉だぁ~…)
マイゾノ「ナエギくんはもちろん来ますよね?」
ナエギ「う、うん」
ナエギ「と、ところでホテルって、どこのホテルにいくの?」
トガミ「そこはこのトガミ家が持つとしよう、丁度経営を開始したホテルがあるんだ」
オオワダ「おう、ありがとよ」
トガミ「フン…ありがたく思え」
オオワダ「くっ…コノヤロウ」グググ
そんなこんなで僕達はトガミ君の家が経営しているホテル【THE•TO☆GA☆MI☆】に行くことになった。
─────────────────────
あ、一応お仕置きもありますよ!
-
- 25 : 2014/12/20(土) 14:52:41 :
- 車で揺られる事、2時間。
《ホテル•THE•TO☆GA☆MI》
そこには、豪華で立派な建物があり、
到底僕なんかが行けるようなところではなかった。
ナエギ「ここがザ•トガミか」
トガミ「ザ•トガミではない!」
ナエギ「え」
トガミ「ここは!ザィァ•トォガァミィだ☆」
ナエギ「」
トォガァミィ「」
トガミ「今のは早急に忘れろ」
そういいながらトガミ君は顔を背けた。
《THE•TOGAMI》エントランス
ホテル支配人「御曹司様!」
トガミ「今回は連れがいるからな、もてなすように」
ホテル支配人「分かりました!」
ホテル支配人「…フッ」
ナエギ「な、なんですか?」
ホテル支配人「見るからに一般人だな、トガミ様の友達でなければ摘み出していた所だよ(笑)」
オオワダ「んだとコラ!」
ホテル支配人「おー、怖い怖い」
トガミ「やめておけ、こいつらは希望ヶ峰学園の生徒だ、この俺と同等だぞ?」
ホテル支配人「希望ヶ峰学園………」
ホテル支配人「ハッ!…超高校級の方々でしたか!申し訳ございません。」
ナエギ(もの凄い手の平返し!)
その後、僕達は各々自分達の部屋に行き、あとは自由行動となった。
ナエギ「本当に広いな…………」
ナエギ「…………………………」
_人人人人人人人_
>迷子になった!<
YYYYYYYYYYY
ナエギ「え、ここどこ?」
ナエギ「確かトイレに行こうとして、トイレの場所わからなくて、部屋もわからなくなった、と」
ナエギ(どないせいゆうねん)
-
- 26 : 2014/12/21(日) 13:41:04 :
- ナエギ(早くしないと漏れちゃう!)
ナエギ「トイレ!トイレ!」
そして、曲がり角を曲がろうとした瞬間。
ドン!
ナエギ「いたた…」
???「すみません」
ナエギ「ああ、大丈夫です。」
???「それでは、俺は急いでいるので」
ナエギ「あ、待ってください!」
???「な、なんですか?」
ナエギ「トイレどこですか?迷っちゃって」
???「トイレならそこの曲がり角を曲がった所にありますけど」
ナエギ「ありがとうございます」
その後、その人は急ぎ足で去って行った。
ナエギ「ふぅ、スッキリした」
ガチャ…ガチャ…
ウエイトレス「開かないな…」
ナエギ「どうしたんですか?」
ウエイトレス「この部屋の扉が開かないんですよ、お客様が入ってたはずなんですが…」
ナエギ「マスターキーか何かで開けたらどうですか?」
ウエイトレス「その方法がありましたね、早速開けてみます!」
ガチャ…キィー…
そこに居たのは────────
────────死体だった。
-
- 27 : 2014/12/21(日) 19:12:50 :
- 次回
↓希望学園 非日常編
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希望学園ダンガンロンパ! シリーズ
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