この作品は執筆を終了しています。
たまに見る夢 <短編>
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- 1 : 2014/11/24(月) 10:53:11 :
- 何番煎じか分かりませんが、投下します。
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・・・エレン!
・・・いい加減起きなさい!
エレン「もう少し寝かせてくれよ・・・母さん・・・。」
カルラ「何言っているの・・・父さんと今日は一緒に出掛けるんでしょ?」
エレン「何言ってん・・・だよ・・・今日は立体機動の自主練が・・・。」
あれっ・・・ここは、どこだ?
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- 2 : 2014/11/24(月) 10:53:37 :
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- 3 : 2014/11/24(月) 10:57:26 :
ここは・・・俺の家だ・・・
エレン「母さん・・・どうして・・・」ジワッ
カルラ「何を言ってるの、エレン・・・寝ぼけてないで、早く顔を洗ってらっしゃい!」ギュウ
エレン「いててて!つねるなよぉ!」
ほっぺが痛い・・・これは、夢じゃないのかな・・・
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- 4 : 2014/11/24(月) 11:01:02 :
- バタンッ
グリシャ「おはよう、エレン。」
エレン「親父・・・。」
ミカサ「エレン・・・遅い。もうすぐ出かけるのに・・・。」
カルラ「私たちはもう準備出来たわよ・・・早くご飯を済ませなさい。」
エレン「分かったよ・・・。」
懐かしい・・・味がする・・・
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- 5 : 2014/11/24(月) 11:09:31 :
- チリンチリン
アルミン「こんにちは!お迎えに来ました!!!」
ミカサ「アルミンが来た!」
カルラ「エレン、出発するわよ!」
エレン「ちょっと待ってくれよぉ!」
パンを口に挟み、慌てて出ていく。
エレン「で、今日はどこに行くんだ?」
アルミン「え?きみが巨大樹の森に行きたいって言ったんじゃないか!?」
ミカサ「エレン、まだ寝ぼけているの?」
エレン「うるっせえなあ!!!」
カルラ「エレン!いい加減にしなさい!寝坊したのに申し訳ないと思わないの!?」
エレン「・・・ごめんなさい。」シュン
カルラ「素直でよろしい!」
グリシャ「じゃあカルラ・・・馬車を呼んでくるから少し・・・待っていてくれ。」
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- 6 : 2014/11/25(火) 14:12:20 :
- 期待です!
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- 7 : 2014/11/25(火) 23:57:08 :
- 期待ありがとうございます!!!
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巨大樹の森
ミカサ「チッ。」
エレン「? どうしたんだよ?」
リヴァイ「何だ。テメェらも休暇に来ていたのか?」
エレアル「リヴァイ兵士長!?」
カルラ「あら?あなたがリヴァイさん?」
リヴァイ「誰だ?」
カルラ「いつもエレンがお世話になってます。母親のカルラです。」ペコ
グリシャ「父のグリシャです。」ペコ
エレン「///」カァァァァァァァァ
リヴァイ「リヴァイだ・・・・まぁエレンは掃除はうまくこなす。」
ペトラ「エレンったらいつも清潔にしてるからね?」
エレン「! ペトラさん?」
オルオ「調子に乗んなよクソガキ!せっかくリヴァイ班でそろって休暇をとるっていったのガブ!!! オロロロロ!!!
ペトラ「全く死ねばいいのに。」
グンタ「お前らピクニックに来てんだぞ!」
エルド「全くせわしないなw いいじゃねえか、結局同じところに来ちまったみたいだし。一緒にピクニックに行きませんか?グリシャさん、カルラさん?」
カルラ「いいわね!めったにできることじゃないもの!ねぇあなた?」
グリシャ「そうだな。」
ミカサ(・・・チビと一緒。)ボソッ
リヴァイ「チッ、聞こえてるぞ・・・・・まぁ、悪くない。」
アルミン「みんながよろしければ。」
カルラ「じゃあ決まりね!」
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- 8 : 2014/11/26(水) 02:09:10 :
-
ガキィ! ガキィ!
ペトラ「すごいわねぇ、ミカサ。兵長と張り合ってる。」
エレン「ペトラさん・・・これって、ピクニックですよね!?」
アルミン「兵長とミカサが普通に訓練してるんだけど・・・。」
グリシャ「何、俺も若い頃はあれくらい動けたものだよ。」ドヤッ
オルオ「お前らがあれくらい動けねぇのはまだまだ俺らの域に達していないからだ。」ドヤッ
カルラ「さてみなさん、お弁当食べましょ!人類最強のバカ二人は置いといてね。」
エレン「おぉぉぉぉぉぉっ!!!チーハンだぁぁぁぁぁっ!!!」キラキラダラー
カルラ「こらエレン!よだれ垂らして、汚いわよ。」
バシュウ! ミカサ「私が拭く。」フキフキ
エレン「なっ、やめろよミカサ!///」
アルミン(まんざらでもなさそうなんだよなぁ。)
ペトラ(真っ赤になっちゃって・・・可愛いな、エレンは・・・。)
バシュウ! リヴァイ「おいペトラ。俺たちも昼食の準備だ。」
ペトラ「はい、兵長。紅茶とサンドイッチ、スコーン、イチゴのペストリーですね?」
アルミン「アフタヌーンティーですね?」
リヴァイ「おいガキ、これがわかるのか・・・悪くない。・・・まあサンドイッチはこれから作るんだがな。」
カルラ「あら、キャンプみたいでいいじゃない。一緒に作りましょ。私が紅茶を淹れるわ。」
グンタ「じゃあ俺は薪になりそうな木を拾ってくるか、エルド、エレン、ミカサ、手伝ってくれ!!!」
エレミカ「了解です!!!」
エルド「よし、行くぞ!!!」
リヴァイ「アルミン、俺が野菜を斬る。お前はサンドイッチに具を挟め。いいな?」
アルミン「はい、兵長!!!」
グリオル「」
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- 9 : 2014/11/26(水) 02:34:36 :
あれ、みんなとはぐれちまったな。
エルドさん・・・
アルミン・・・兵長・・・
ペトラさん・・・オルオさん・・・
グンタさん・・・
父さん・・・母さん・・・
俺・・・・・皆を・・・・・守れなかったよ・・・・・
エレン
エレン!!!
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- 10 : 2014/11/26(水) 02:34:53 :
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- 11 : 2014/11/26(水) 02:35:02 :
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- 12 : 2014/11/26(水) 02:37:14 :
エレン「はっ!!!」ガバッ
ミカサ「起きた・・・エレン?」
エレン「・・・・・ああ。」
ミカサ「もうすぐ・・・・・着く。」
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- 13 : 2014/11/26(水) 02:39:50 :
ザザァー ザザァー
エレン「ミカサ・・・・・・これが・・・・・・海なんだな。」
ミカサ「アルミンがいつも言ってた・・・あの、海。」
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- 14 : 2014/11/26(水) 02:44:05 :
- なあミカサ。
何?
さっきの夢の話、お前はどう思う?
・・・・本当は、生きていて欲しかった・・・・みんなに・・・・。
・・・・・・グスッ
泣いているの?
俺は・・・・・・これからどうしていけばいい?
海を見ても・・・・・俺の心が・・・・・・空っぽなんだ。
・・・・・・心の穴は、私が、埋める。
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- 15 : 2014/11/26(水) 02:57:42 :
- 皆がいれば・・・・・あの夢のように過ごせたかもしれない。
でも、私たちが生きなければ、心の中のみんなも、消える。それは、悲しい。とても。
・・・・・・・・
ので、これから過ごす時間、どうか私と一緒に過ごしてほしい。
俺は・・・・・・・お前の心と一緒にあり続ける。
エレン?
じゃねえと、あいつらが生きた証が消えちまうからな!!!
///////
シッ、シガンシナに帰るぞ!//////
もしもの夢を、最近俺はたまに見る・・・・・・・・・
でも、そろそろこの夢を海に置いて行くよ・・・・・・
俺は・・・・・・これからの夢を見る!
じゃあな、アルミン、兵長、ペトラさん、オルオさん、グンタさん、エルドさん、父さん、母さん・・・・・・・
この砂浜で、また逢う日まで・・・・・・・
fin
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- 16 : 2014/11/26(水) 03:02:13 :
- なんだか変な作品になってしまいまして申し訳ないです。(というより変な作品しか書いていないですが。)
エレミカっぽいものを書こうと思って書いたのですが、できた気がしないです。はあ・・・。
また機会を狙っては書いてみたいと思いますので、よろしくお願いします。
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- 17 : 2014/11/29(土) 19:16:47 :
- 心の穴は、私が埋めるのミカサのセリフにドキッとしました。新鮮なストーリーにとても魅了されますね!
お疲れ様です(≧◇≦)
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- 18 : 2014/11/29(土) 23:16:08 :
- コメントありがとうございます!
ちょっと励みになりました。
パロディばかり書く私ですが、どこかの機会に又こんな雰囲気の各品を作りたいと思いますので、よろしくお願いします。
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- 19 : 2015/07/22(水) 19:07:29 :
- はじめまして。タイトルに惹かれ、読みにきました!
まず、とても感動しました!
そして読みやすく工夫されているなぁと感じました。
参考にしたいと思います☆
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- 20 : 2015/07/22(水) 22:08:53 :
- コメント&お気に入り登録ありがとうございます!
割と初期の作品ですが、そう言っていただけて嬉しかったです。
今後も頑張って執筆していきますので、よろしくお願いします<m(__)m>
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- 21 : 2016/02/13(土) 21:51:15 :
- おら好みのSS提供ありがとうございました!
このSSの提供は
進撃のMGS氏
の提供でお送りいたしましたww
乙でした!ww
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