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魔法少女まどか☆マギカ 〜secretside〜
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- 1 : 2014/11/15(土) 15:10:57 :
- 2chの釣りキャラ、神名あすみがメインの話。物語はあすみが小さい頃の悲劇から…
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- 2 : 2014/11/16(日) 13:41:28 :
- ※注意※
グロ、エロ無し、精神的にキツイ描写あり。
キャラ崩壊あり(精神的な意味で)
以上の点をマミ、杏子、さやか好きは注意
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- 3 : 2014/11/16(日) 18:03:04 :
- 私はどこにでもいる普通の女の子だ。
いつも、ただ、普通の子と変わらない毎日を送っていた。はずだった…
あすみ「なぎさちゃん、じゃあまた明日学校でね!」
なぎさ「もちろんなのです!」
あすみ「はやく帰らなきゃ…走れば門限に間に合うかな…?」
今日に限っては普通じゃなかった。今日に限って…?違う。この日から私の人生は狂い始めた。
母「なんでわからないのよ!」
父「わかってないのはそっちだろ!」
帰るとそこには見たことのない母と父がいた。
あすみ「お、お母さん?お父さん?何やってるの…?」
母「…あすみ、自分の部屋に入ってなさい」
その時私にはわかった。私の人生がこれから一変するのが。
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- 4 : 2014/11/18(火) 16:06:43 :
- 母「あすみ、安心して。お母さんが必ずあなたを守るからね」
それから数年たった。私は小学6年生になった。それと同時にお母さんが死んだ
私は親戚に引き取られることになった。
あすみ「…」
なぎさ「?あすみちゃん?どうしたのですか?」
あすみ「何でもない」
親戚に引き取られ、普通の生活に戻れるはずだった。でも違った。新しい家族に私はただ、ただ、虐待をうけ続けた。
あすみ「痛い…痛いよ…」
母「痛い?我慢さなさい」
あすみ「無理だよ…我慢出来ないよぉ…」
父「耐えきれない?ならばご飯は無しだ」
あすみ「もう…もうこんな生活嫌!」
それから私は、知ってる人にひたすら聞いた。前の…本当の私の父親をだ。
あすみ「すみません」
おばさん「どうしたんだい?あすみちゃん」
あすみ「この人が…今何処に居るのか知りませんか?」
おばさん「うーん、ごめんねぇ〜分からないの」
あすみ「そうですか…」
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- 5 : 2014/11/21(金) 22:22:25 :
- 数日後…
あすみ「やっと見つけた…お父さ…」
父「それでなぁ〜」
あすみ「…なんでよ…なんであんたはそんな幸せそうなのよ…ふざけないで…」
⁇?「それは君の願いかい?」
あすみ「…誰?」
キュゥべえ「僕はキュゥべえ!僕と契約して魔法少女になってよ!」
あすみ「…なにそれ…」
キュゥべえ「君の願いをなんでも叶えてあげるよ」
あすみ「へぇ…詳しく教えてよ」
あすみ「へぇ…それで…その魔女ってのと戦う使命を授かる代わりになんでも叶えてくれるんだ?」
キュゥべえ「そういう事だね」
あすみ「じゃあさ…キュゥべえ…願いは決まってるんだ」
キュゥべえ「へぇ…どんな願いだい?」
あすみ「それは…」
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- 6 : 2014/11/25(火) 19:16:56 :
- あすみ「わたしの周りの人間全ての不幸…」
キュゥべえ「へぇ……それが君の願い事かい?」
あすみ「そう」
キュゥべえ「分かった…じゃあ…行くよ?」
あすみ「うん」
キュゥべえ「君の願いはエントロピーを凌駕した。さあ、解き放ってごらん。君の新しい力を」
あすみ「これが…わたしの…新しい力…ふふ…」
キュゥべえ(さて…これで邪魔な暁美ほむらは潰せるだろう)
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- 7 : 2014/11/30(日) 16:55:15 :
- あすみ「はぁぁぁぁ!」
あすみ「ふう…魔女…倒したよ」
キュゥべえ「すごいよ。ここまでの才能は見たことが無いよ。」
あすみ「そうなの?」
キュゥべえ「もしかしたら君は最強の魔法少女かもね」
あすみ「最強の…魔法少女…」
キュゥべえ「君は巴マミや佐倉杏子以来の逸材だ。」
あすみ「…誰?その二人」
キュゥべえ「この街に居る君の先輩さ」
あすみ「その二人…今は幸せなの?」
キュゥべえ「さあ?僕にはよく分からないな」
あすみ「そう…じゃあ…会わせてくれない?」
キュゥべえ「そのくらいお安い御用さ」
あすみ「そう…ふふ…」
キュゥべえ(まさか…二人に何かするつもりかい…?まあいい…素晴らしい感情エネルギーが手に入りそうだしね)
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- 8 : 2014/12/03(水) 22:25:40 :
- キュゥべえ「さて…あすみ?これからどうするんだい?」
あすみ「とりあえず…魔女を…倒すよ」
キュゥべえ「そうだね…それが得策みたいだ」
あすみ「ってことで案内してよ?」
キュゥべえ「わかった…こっちだよ」
あすみ「…」
キュゥべえ「あすみ!気を付けて!」
あすみ「…甘いよ!!」
魔女「」
あすみ「よっと…お、グリーフシード」
キュゥべえ「どうやらグリーフシードは回収できたみたいだね」
あすみ「うん…ねえ…」
キュゥべえ「佐倉杏子たちの…ところに行くんだね?」
あすみ「…」
キュゥべえ「ついて来てごらん」
キュゥべえ『マミ、マミ』
マミ『…?なあに?キュゥべえ』
キュゥべえ『今どこにいるんだい?』
マミ『今は…家だけど…何かあったの…?』
キュゥべえ『いや、家なら別にいいんだ』
マミ『そ、そう…』
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- 9 : 2014/12/13(土) 15:03:31 :
- キュゥべえ「あすみ!こっちだ!」
あすみ「…」
マミ「もう…キュゥべえ、遅いわよ?」
キュゥべえ「ごめんよマミ」
あすみ「あ、あの…」
マミ「あら?…あなたがあすみさん?」
あすみ「は、はい…」
マミ「そう…私が巴マミ。キュゥべえから聞いてるでしょう?」
あすみ「は、はい!」
マミ「それで…?いったい何の用があって私のところへ…?」
あすみ「そ、そうでした…あなた…友達がいないんですって?」
マミ「!?」(何…急に雰囲気が変わった…?)
あすみ「だから…友達になってあげようかなって」
マミ「そ、そうなの…」(…気のせい…よね…)
あすみ(…案外楽だね…キュゥべえから聞いた通りだ…フフフ)
杏子(なんだ…?この胸糞悪い感じは…?マミに…何かあった…?)
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- 10 : 2014/12/15(月) 21:01:33 :
マミ「あすみ…さ…ん…?」バタッ
あすみ「なんっだぁ?案外楽じゃん?それでも先輩?」
キュゥべえ「君は…なかなか面白いことをするね」
あすみ「そうだね…それもこれもキュゥべえと契約したおかげだよ」
キュゥべえ「じゃあ…次は杏子を?」
あすみ「そうだなぁ~でも…それだと詰まらないんだよね」
キュゥべえ「へぇ…じゃあ…僕はいくよ」
あすみ「どこに?」
キュゥべえ「君の遊び相手を探しにさ」
あすみ「そう…なかなか楽しい子を探してきてね♪」
キュゥべえ「なるべく君が楽しめるように頑張ってみるよ」
杏子(…!…マミのとこに急ぐか…)サッ
マミ「うっ…うう…キュゥ…べえ…?」
キュゥべえ「やあ、マミ」
マミ「…!キュゥべえ!?いったいこれは!?」
キュゥべえ「見ての通りさ、君を拘束させてもらっているよ」
マミ「なんでそんなことを…!」
キュゥべえ「さあ…?」
マミ「…」(佐倉さん…来てはダメ…!)
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- 11 : 2014/12/22(月) 16:31:49 :
- キュゥべえ「マミ、君にはあすみの実験台になってもらうよ?」
マミ「!?」
キュゥべえ「何をびっくりしているんだい?」
マミ「実験って…何よ…」
キュゥべえ「さあ…?」
マミ「キュゥべえ…あなたがこんなだったとはね」
キュゥべえ「僕のことをいい人かなにかと勘違いしてないかい?僕たちは君たちの感情エネルギーさえ回収できれば手段は択ばないよ?」
マミ「許さない…私はあなたを許さない!」
???「それが最後の言葉ってことでいいんだね?」
マミ「あすみさん…!」
あすみ「巴マミ…あなたにはこれから私の下僕として魔法少女たちを魔女にしてもらうね♪」
マミ「何を…言っているの…?」
あすみ「もう一回言わなきゃわからないなんて言わないよね?」
マミ「つ…!」(逃げなきゃ…!!!)
マミ「!?動けない!?」
あすみ「貴方…自分が拘束されてるのすら忘れるくらいに焦ってるんだね」
マミ「逃げなきゃ…逃げなきゃ…!」
あすみ「だぁかぁら?逃がさないって言ってるでしょ?」
マミ「!?」バタッ
あすみ「はぁ…手こずらせないでよ…洗脳するだけだからさ♪」
キュゥべえ「でも、マミでいいのかい?」
あすみ「どういうこと?」
キュゥべえ「マミよりメンタルの強い杏子を洗脳したほうがいいと思うのだけれども…」
あすみ「あ~…まぁ、その子も洗脳しちゃえばいいじゃん?♪」
キュゥべえ「そうだね、僕はあまりそれには触れないことにしておくよ」
あすみ「そっか~じゃあ、わたしはその辺で遊んでるよ♪」
キュゥべえ(神名あすみ…彼女は危険だ…)
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- 12 : 2014/12/29(月) 21:14:29 :
- あすみ「あ~楽しいことないなぁ~マミさん、なんかない~?」
マミ「じゃあ…お買い物はどうかしら?」
あすみ「えぇ~?つまんないじゃぁん?」
マミ「そんなことないわよ?」
あすみ「え~…まあ…でもやることないし…わかったよ」
マミ「じゃあ行きましょうか」
杏子「そういや…最近マミの奴を見てねえな…さやかんとこでも行くかぁ~」
杏子「さやかぁ~」
さやか「ん?…って…何しに来たのよ…」
杏子「なあ、マミの奴知らないか?」
さやか「え?マミさん?なんで?」
杏子「いや…最近あいつのこと見ないんだ」
さやか「って言ってもなぁ~マミさんあたしも最近見てないからなぁ~…ごめん、わかんない」
杏子「そうか…」
さやか「あ、ちょっと待って」
杏子「…?」
さやか「まどかに聞いてみる」
杏子「でも…あいつもわかんないんじゃねえの?さやかが見てないんだし…」
さやか「うーん…どうしよう…」
杏子「あ…キュゥべえの奴に…」
さやか「そういえば…最近キュゥべえも見てないわ」
杏子「え?」
さやか「なんかこないだ新しい魔法少女を見つけたからしばらく観察するみたいなこと言ってたなぁ~」
杏子「さやかマジカ!?」
さやか「っていうのをまどかから聞いたんだ」
杏子「…じゃあ…わかんないんだな…」
さやか「お、怒らないでね…?」
杏子「まあ…だろうと思ったよ…」
さやか「マミさんについて何かわかったら連絡するよ」
杏子「ああ…って…どうやって連絡するつもりだ…?」
さやか「どうやってって…テレパシーで…」
杏子「あのなぁ…それが出来たら真っ先にマミにどこに居んのか聞くだろ?」
さやか「あ…それもそうか」
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- 13 : 2015/01/06(火) 15:57:02 :
- 杏子「うーん…マミの奴どこ行ったんだ…」
キュゥべえ「やあ、杏子」
杏子「…何しに来た」
キュゥべえ「まだマミを探していたのかい?」
杏子「…別にどうでもいいだろ」
キュゥべぇ「いくら探しても見つからないと思うよ」
杏子「…なんでだよ」
キュゥべえ「…僕にすらテレパシーが届かないんだよ?普通に考えて彼女はもう死んでいるはずだ」
杏子「…何言ってんのさ」
キュゥべえ「おや?君にはマミが生きていると確信できる何かがあるのかい?」
杏子「…ない」
キュゥべえ「僕はマミの捜索をやめることをお勧めするよ」
杏子「…お前のいうことが信用できるかよ」
キュゥべえ「へぇ…?たまには面白いことを言うじゃないか…杏子…?」
杏子(こいつ…!)
キュゥべえ「そんな怖い顔をされても今回ばかりは僕にもどうしようもないって事さ」
杏子「…とりあえず…ここで死ね」
ザクッ
キュゥべえ「…変わりはいくらでもいるけど、無意味に殺されるのは困るんだよね」
杏子「…!?」
キュゥべえ「勿体無いじゃないか」
杏子「…これではっきりした…ほむらの言ってたことは本当みたいだな…インキュベーター…!」
~~~~~
~~~~
~~~
ほむら「杏子…話があるの」
杏子「なんだよ…急に」
ほむら「あなたには話しておいたほうがいいと思って…」
杏子「だぁかぁらぁ…何のことだって」
ほむら「キュゥべえの事よ」
杏子「キュゥべえがどうしたんだよ」
ほむら「あいつは…」
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~~~~~~
~~~~~
キュゥべえ「へぇ…じゃあ…ほむらは僕のことを知っているんだね…?」
杏子「…そうだ」
キュゥべえ「…面白くなってきたじゃないか」
杏子「何言ってやがる…!」
キュゥべえ「おや?知りたくないのかい?…マミの居場所を」
杏子「…!てめぇ…!やっぱり知ってやがったのか!」
キュゥべえ「仮に知っていたとしても…マミは貴重な実験体だ。そう簡単に教えるわけないじゃないか」
杏子「…実験…体…?…何言ってんだ…?お前…」
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- 14 : 2015/01/08(木) 21:11:00 :
- キュゥべえ「自分の目で確かめればいいんじゃないかい?」
杏子「…案内しな」
あすみ「ねえ…?マミさん?」
マミ「…?」
あすみ「随分迷惑な後輩がついてるみたいだけど…?」
マミ「…」
あすみ「じゃあさぁ…?…マミさん…あんたが自分の手で始末してよ?」
マミ「つ…!?」
あすみ「…なに?できないの?」
マミ「…分かったわ」
あすみ「フフーン…よく言えました♪」
マミ(佐倉さん…早く…逃げて…!!)
さやか「ねぇ…まどか…?」
まどか「…?」
さやか「転校生…見てない…?」
まどか「…?ほむらちゃんがどうしたの…?」
さやか「い、いやぁ…でも、杏子までどこに行ったのかわかんないんだよねぇ~…」
まどか「なんか…嫌な予感がするの…」
さやか「うん…早いところ…ほむら達を見つけないと…」
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- 15 : 2015/01/15(木) 19:57:05 :
- 杏子「…キュゥべえ、どこに向かってやがる」
キュゥべえ「魔女の結界だけど?」
杏子「なんで魔女の結界に行く必要がある!」
キュゥべえ「魔女の結界で実験中だからじゃないか」
杏子「結界内で実験…テメェ…何をたくらんでやがる!!」
キュゥべえ「それを今から君自身が確かめるんだろう?」
杏子「…チッ…」
キュゥべえ『あすみ、あすみ』
あすみ「なによ、キュゥべえ」
キュゥべえ『獲物、連れてきたよ』
あすみ「そう、ありがとう」
マミ(まさか…佐倉さん…!?)ガッ
あすみ「ん…?何?マミさん」
マミ「な、なんでもないわ…」(しまった…危うく…)
あすみ「あ~洗脳解けてるんじゃないかな?」
マミ「!?」
あすみ「駄目だよ~♪…洗脳解けてるなら行ってくれなきゃ」
マミ「ご、ごめんなs…」
あすみ「謝らなくてもいいよ、どうせ、今から死ぬんだし」
マミ「…え?」
あすみ「気づかなかった?ここ、魔女の真上だよ?」
マミ「まさか…い、いや…」
あすみ「バイバイ♪マミさん♪」
マミ「いやあああああああああ」
杏子「!マミ!!!」
お菓子の魔女「♪」ガブッ
杏子「おい…嘘だろ…?」
「間に合わなかった…」
杏子「…ほむら」
ほむら「間に合わなかった…私が…もう少し早ければ…!」
杏子「今は魔女を倒すのに集中しろ!」
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- 16 : 2015/02/14(土) 12:56:47 :
- それからは迷いは無かった。魔女を倒す。ただそれだけだ。
ほむら…は無理か…
杏子「ほむら! 離れてろ!」
どうする? この状況…マミなら…
だが、あたしにはこの状況を打開出来る心あたりがある。
杏子「…幻覚…」
ほむら「佐倉さん…?」
杏子「…ほむら。あんたは先に結界からでな」
ほむら「え…?」
杏子「大丈夫だって。あんたを置いて先に死んだりしない。約束だ。だから…逃げてくれ」
ほむらを危険に晒さないようにするためだ。何しろ、あたしにとってはかなり久しぶりの幻覚魔法だからね。
⁇「あっれぇ〜? まさか、巴マミは死んじゃったのかな〜?」
杏子「テメェ…今なんて…」
あすみ「聞こえなかった? 巴マミは死んだのかな? って言ったんだけどなぁ」
杏子(こいつ…狂ってやがる…⁉︎)
人が一人死んでるんだぞ⁉︎ それなのに…
あすみ「あっれぇ? キュゥべえ、まさかあんたらに真実教えてないの? 私ら、もう死んでるんだよ」
杏子「え…?」
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- 17 : 2015/03/08(日) 17:07:43 :
- 杏子「どういうことだ……!」
あすみ「だからぁ、あんたらは既に死んでんの」
杏子「死んでるって……」
あすみ「あんた達の命は全部ソウルジェムなんだよ。それを持っているってことは、あんたら既に死んでんだよ」
杏子「ふざけんじゃ……ねええええ!!!」
あすみ「わたしを倒すなんて到底無理じゃないの?」
杏子「無理じゃない……!」
あすみ「無理だよ……だって、あんたの相手は、そこに居る美樹さやかなんだもん」
杏子「なに……言ってんだ……?」
あすみ「わたしの能力はマインドコントロール。つまり、たいていの人間はわたしの意のままなんだよ」
杏子「そんなふざけた魔法……許すわけない!!!」
あすみ「許さないって……あんたもマインドコントロールできるんだよ? それを……どうするつもり?」
杏子「くっ……一旦引くしか……」
あすみ「……まあいいや。美樹さやかはしばらくわたしの元で魔女狩りしてもらうよ」
杏子「テメェ……!!」
『杏子、一旦引いて』
杏子「……ほむらか?」
『……一旦引いて、作戦を立てましょう』
杏子「……分かった」
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- 18 : 2015/03/21(土) 23:04:04 :
- ~~~~~~
~~~
ほむら「……杏子、あの子の事は諦めて」
杏子「……!? なんでだよ!!」
ほむら「近いうち……この町にワルプルギスの夜がやってくる」
杏子「ワルプルギスが……?」
ほむら「ええ……」
杏子「なんでそんなことが分かるんだ?」
ほむら「……秘密よ」
杏子「でも、それとこれとは話が違うだろ? あたしはあいつを倒す。そしてワルプルギスも倒す。それでいいだろ?」
ほむら「あの子は……危険過ぎる……!」
杏子「でも、あんな奴にあたしは負けねえ!」
ほむら「負けるわよ! だって、あの巴マミですら敵わなかったのよ!?」
杏子「つ……!」
ほむら「それに……ワルプルギスの夜がやってくればあの子も魔法少女狩りどころじゃなくなるはずよ……」
杏子「でも……!!」
ほむら「美樹さやか……彼女はまだ生きてる。なにも……今じゃなくったって……」
杏子「……一日……時間をくれ」
ほむら「……分かった」
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- 19 : 2015/03/28(土) 20:28:28 :
- ほむら(多分、あの子は、美樹さやかを助けるつもりだ……でも、もう私ひとりじゃどうしようもできない……どうすればいいの……? こんな時、あなたならどうするの……? まどか)
~~~~~~~
~~~~
~~
杏子「ほむら……悪い……ワルプルギスとの戦いには参加できなさそうだ……でも、必ず、さやかを、あいつをそっちに送る……!」
あすみ「あれぇ? あんた、何やってんの?」
杏子「……! お前を……お前を倒す!!!」
あすみ「……ほら、来な。美樹さやか」
さやか「……」
あすみ「魔法少女の魔女かなんて、わたしの手にかかればすぐなんだよねぇ……」
杏子「は……? な、何言ってんだ……?」
あすみ「美樹さやか……あなたの役目はここまでだよ」
さやか「うっ……」
杏子「! さやか!!!」
あすみ「でも、ここでさよならだね」
さやか「ああああああああああああああああああ」
杏子「どう……なってるんだ……?」
キュウべぇ「いやあ、あすみ。君はやっぱりとてつもなく外道のようだね」
あすみ「外道ぉ? 何それ。わたしはただ、魔法少女の本来の姿を彼女に見せてあげただけだよ?」
キュウべぇ「……」
杏子「キュウベぇ! こいつはどうなってんだよ!!!!」
キュウベぇ「どうなってるも何も、今起きたことがすべて事実だ。君たちは、魔女を倒すことを目的とする代わり、ソウルジェムの濁りが貯まりすぎると魔女になるんだ。そうだね。いうなれば、食物連鎖というやつさ」
杏子「さやかが……魔女に……?」
-
- 20 : 2015/04/02(木) 22:33:48 :
- ~~~~~~
~~~~
~~~
杏子「さやかああああああああ!!! 目を覚ませえええええええ!!」
あすみ「……詰まんないなぁ……じゃあね……わたしの、サヨナラ勝ちだね」
~~~~~~~
~~~~~~
~~~~
キュゥベぇ「やあ、暁美ほむら」
ほむら「……何よ」
キュゥベぇ「佐倉杏子と美樹さやかは死んだよ」
ほむら「……そう」
キュゥベぇ「おや? 随分落ち着いてるね」
ほむら「彼女たちの死は何度も見てきた。もう、悲しみなんて感じない」
キュゥベぇ「そうかい……でも、これでワルプルギスの夜に挑めるのは君だけだね」
ほむら「元々、佐倉杏子のサポートなんていらなかったのよ」
キュゥベぇ「そうなのかい? でも、僕にはそうには見えないよ?」
ほむら「……」
キュゥベぇ「まあいい。僕が来たのは佐倉杏子と美樹さやかの死を知らせるためだ。用が済んだから僕は帰るよ」
ほむら「帰るって……あすみってこのところに?」
キュゥベぇ「そうだよ? でも、これだけは言っておくよ。彼女は、君の敵だ」
ほむら「それはどういう!」
ほむら「居ない……」
-
- 21 : 2015/04/25(土) 23:01:54 :
- ほむら「……」
キュゥべぇ「暁美ほむら、君はまた旅を続けるのかい?」
ほむら「……あの言葉……」
あすみ「ねえ、あんた」
ほむら「……! いつの間に……!」
あすみ「あんたの大事なまどかは居ないんだ。なら、あんたは存在する価値がないんじゃないの?」
ほむら「……」
あすみ「終わらせてあげるよ。その、詰まらない旅を」
ほむら「それはいったいどういう……」
あすみ「……あんたが望まなくてもあんたは魔女化する。この、鹿目まどかの居ない世界で」
ほむら「……!?」
あすみ「だって……あんた、もう魔女になってるんだよ?」
ほむら「ソ、ソウルジェムが……」
あすみ「あんたの今までの辛さは、計り知れない。でも、理解者の消えた世界に存在価値はない。違う?」
ほむら「わ、私は……!」
その後の記憶はない。私は、この世界で魔女になった。この世界で、まどかを諦めた。
一人の少女の生きる道を永遠に歩み続けた一人の少女の人生は、ここで終わった……
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- 22 : 2015/04/25(土) 23:02:29 :
- もうなんか最後の方ぐだってたんで結局最後もぐだった…w
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- 23 : 2023/07/07(金) 14:40:31 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
sex_shitai
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16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
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36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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魔女少女まどか☆マギカ 〜神様の記憶〜 シリーズ
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