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エレン「//」 ペトラ「//」(2)

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  1. 1 : : 2013/09/28(土) 15:12:30
    エレン「//」ペトラ「//」の続編です。
  2. 2 : : 2013/09/28(土) 15:20:57
    ~壁外調査前日~

    エレン「ペトラ!」オーイ

    ペトラ「エレン!」ダッ

    エレン「ついに明日だな」

    ペトラ「うん。エレンを絶対に王都召集なんかさせないんだからっ!!」

    エレン「ありがと。俺も頑張るよ」ニッ

    ペトラ「エレン、おやすみ」チュ

    エレン「ああ、おやすみ」チュ
  3. 3 : : 2013/09/28(土) 15:49:46
    ~壁外調査当日~

    調査兵「団長!!」

    調査兵「間もなくです!」

    調査兵「付近の巨人はあらかた遠ざけた!!」

    調査兵「開門30秒前!!」

    調査兵班長「いよいよだ!!これより人類はまた一歩前進する!!」

    調査兵班長「お前達の訓練の成果を見せてくれ!!」

    ウオオオオオオオォォォォォォォォォ

    調査兵「開門始め!!」

    エルヴィン「第57回壁外調査を開始する!」

    エルヴィン「前進せよ!!」

    ドドドドドドドドドドドドドドドド

    エルヴィン「進めぇ!!」

    エルヴィン「進めええぇぇ!!」

    ドドドドドドドドドドドドドドドド


    エレン「オルオさん!あいつら…俺の同期は巨人に勝てますかね?」

    オルオ「ああ?」

    オルオ「てめぇ この1ヶ月間何していやがった!?」

    オルオ「いいか…クソガキ 壁外調査ってのはなぁ!」

    オルオ「「いかに巨人と戦わないか」に懸かってんだよ!」ガブッ

    オルオ「~~~~!!」

    ドドドドドドドドドドドドドドドド

    エルヴィン「長距離索敵陣形!!」

    エルヴィン「展開!!」


  4. 4 : : 2013/09/28(土) 16:48:11
    ーーーーーーー
    ーーーーー
    ーーー


    ~巨大樹の森・樹上~

    エレン「相手が知性のある巨人だと知っていれば死なずに済んだ兵もいたんじゃ…」

    エレン「俺達のような新兵ならともかく」

    エレン「長く調査兵団をやってる先輩達にも知らされないなんて……」

    オルオ「うるせーな…」

    ペトラ「私達が団長や兵長に信用されてないって言いたいの!?」

    エレン「い…いや…でも」

    エレン「そーいうことになっちゃいますよ!?(これで付き合ってることはバレにくくなるだろう)」

    ペトラ「クッ(ナイスエレン!!)」

    オルオ「ペトラ!そいつの歯を抜いてやれ!」

    オルオ「前歯と奥歯を差し替えてやれ!」

    エルド「しかしそれなりの人数が事前に関わっていないとあの罠は成功しえないはずだ」

    エルド「計画を知らされた兵は恐らく…」

    エルド「5年前から生き残っている兵員に限るだろう」

    エルド「イヤ…そう思いたい」

    オルオ「なるほどそういうことか、そうに違いないな、わかったかエレン?そういうことだ」

    ペトラ「うん!そういうことなら仕方ない」

    ペトラ「諜報員は5年前壁を壊すと同時に壁内に発生したと想定されているから」

    ペトラ「団長は容疑者をそこで線引きしたんだよ」

    エレン「…5年前」

    エレン「本当に諜報員が…」

    エルド「ソニーとビーンを殺したヤツも同一犯なのか?」

    ペトラ「あ…」

    ペトラ「私…あの時団長にそれを質問されたんだ」

    エレン「俺もです」

    エレン「あの質問は…そうか」



  5. 8 : : 2013/09/28(土) 18:59:32
    エルド「あの質問に答えられていたら本作戦に参加できてたのかもしれないな」

    エルド「そんな者がいたとは思えんが」

    オルオ「俺はわかっていたぜ? でもな…そこはあえて答えなかった」

    オルオ「お前らにはそれがなぜだかわかるか?」

    ペトラ「なんで?」シラー

    オルオ「はぁ…なんだ?わからないのか?」

    オルオ「まあお前ら程度じゃわからないだろうな」

    オルオ「なぜお前らにはわからないと思う?」

    オルオ「それはお前らが俺の域に達していないからだ」

    ペトラ「ねぇ…まだ兵長のマネしてるつもり?」

    ペトラ「リヴァイ兵長はそんなこと言わない」

    エレン(これが成功すればすごいことになる)

    エレン(でも…そのためだとしても)

    エレン(人が死にすぎた)

    エレン「あの巨人の存在を知っていたら…」

    エレン「対応も違っていたはずです」

    エレン「後列の班だって…」

    グンタ「…!」

    グンタ「いや…」

    グンタ「間違ってない」

    エレン「え?」

    エレン「何が間違ってないんですか?」

    エレン「兵士がどれだけ余計に死んだと思ってるんですか?」

    グンタ「エレン」

    グンタ「結果を知った後で選択をするのは誰でもできる」

    グンタ「後で「こうすべきだった」って言うことは簡単だ」

    グンタ「でも…! 選択する前に結果を知ることはできないだろ?」

    グンタ「あの巨人の正体は誰か?」

    グンタ「何人いるのか?」

    グンタ「何ができるのか?」

    グンタ「何を知っているのか?」

    グンタ「何を知られているのか?」

    グンタ「わからない! いつだってわからないことだらけだ!」

    グンタ「だが時間は流れるし 止まったりしない!」

    グンタ「結果はわからないのに選択の時間は必ず来る」
  6. 9 : : 2013/09/28(土) 19:18:12
    グンタ「結果責任って言葉もある」

    グンタ「便利で正しい言葉だと思う」

    グンタ「どれだけの成果をあげようと…兵士を無駄死にさせた結果がなくなるわけではない」

    グンタ「確かに団長は非情で悪い者かもしれん…しかし俺は…それでいいと思う」

    グンタ「あらゆる展開を想定した結果、仲間の命が危うくなっても」

    グンタ「選ばなくてはならない」

    グンタ「100人の仲間の命と」

    グンタ「壁の中の人類の命を」

    グンタ「団長は選んだ」

    グンタ「100人の仲間の命を切り捨てることを選んだ」

    エルド「エレン…お前はまだ知らないだけだが」

    エルド「それも今にわかるだろう」

    エルド「エルヴィン・スミスに人類の希望である調査兵団が託されている理由がな」

    ペトラ「リヴァイ兵長があれほど信頼してるくらいだからね」

    オルオ「それまでてめぇが生きていればの話だがな…」

    グンタ「大して長く生きていないが」

    グンタ「確信していることがある…」

    グンタ「何かを変えることができる人間がいるとすれば」

    グンタ「その者は恐らく…」

    グンタ「大事なものを捨てることができる者だ」

    グンタ「化け物をも凌ぐ必要に迫られたのならば」

    グンタ「人間性をも捨て去ることのできる者のことだ」

    グンタ「何も捨てることができない者には」

    グンタ「何も変えることはできないだろう」
  7. 10 : : 2013/09/28(土) 19:41:10


    きいやあああああああああああああああああああああ


    ーーー



    バシュウウウゥゥゥ


    グンタ「!、どうやら終わったようだ」

    エルド「馬に戻るぞ!」

    エルド「撤退の準備だ!」

    エレペト「……」パシュッ

    オルオ「だそうだ」

    オルオ「中身のクソ野郎がどんな面してるのか拝みに行こうじゃねぇか」パシュッ

    エルド「行くぞ!」パシュッ

    エレン「本当に…奴の正体が…?」

    ペトラ「エレンのおかげでね」

    エレン「え?俺は特に何も…」

    ペトラ「私達を信じてくれたでしょ?」

    ペトラ「あの時、私達を選んだから今の結果がある」

    ペトラ「正しい選択をすることって…結構難しいことだよ」

    オルオ「オイ、あんまり甘やかすんじゃねぇよペトラ」

    オルオ「こいつが何したって言うんだ?」

    オルオ「みっともなくギャアギャア騒いでただけじゃねぇか」

    オルオ「今回はエサ以上の働きは何もしてねぇよ」

    エレン「う…」

    オルオ「まぁ…最初は生きて帰って来れば上出来かもな…」

    オルオ「だが、それも作戦が終わるまでだ。まだ評価はできん」

    オルオ「いいか、ガキンチョ」

    オルオ「お家に帰るまでが壁外遠征だからな」

    エレン「もう…わかりましたって」
  8. 11 : : 2013/09/28(土) 19:51:44
    グンタ=アルミン?
  9. 12 : : 2013/09/28(土) 19:51:59
    セリフのことね
  10. 13 : : 2013/09/28(土) 19:52:19

    エルド「お前ら…2人とも初陣でションベン漏らして泣いてたくせに…」

    エルド「立派になったもんだな」

    エレペトオル「!?」

    エレン「えぇ!?」

    ペトラ「ぎゃああああ」

    ペトラ「言うなよ!威厳とか無くなったらさぁ!!!!」

    ペトラ「どうすんだよエルド!!」

    エレン(うわ!本当なんだ!)

    エルド「事実だろ」

    エルド「エレン、俺は漏らしてないからな」

    オルオ「馬鹿め!!俺のが討伐数とかの実績は上なんだが!?」

    オルオ「上なんだが!?馬鹿か!?バーカ!」

    エルド「…討伐数だけで兵士の優劣は語れない」

    オルオ「うるせぇバーカ!」

    エレン「すげぇ!!空中で撒き散らしたってことですか!?」

    ペトラ「エルドおおぉ!!」

    グンタ「お前らピクニックに来てんのか!?」

    グンタ「壁外なんだぞここは!」

    グンタ「ちなみに俺も漏らしてねぇからな、エレン!!」


    バシュウウウゥゥゥ

    グンタ「!」

    グンタ「おっと…」

    グンタ「きっとリヴァイ兵長からの連絡だ」カチャ

    バシュウウウゥゥゥ

    グンタ「続きは帰ってからやれ!」

    オルオ「……」

  11. 19 : : 2013/09/28(土) 20:21:40
    ーーーーー
    ーーー


    グンタ「ん!」

    グンタ「リヴァイ兵長」

    グンタ「……」

    グンタ「イヤ違う…」

    グンタ「誰だ?」

    ヒュッ シュウウウゥゥゥ

    エレン「!」

    エレン「グンタさん、危ない」ドンッ

    グンタ「うわっ」

    エレン「大丈夫ですか!?」

    グンタ「あ、ああ」

    オルオ「おい、2人とも止まるな!」

    オルオ「進め!!」

    ペトラ「誰だ!!」

    エルド「エレンを守れ!!」

    エルド「立体機動で襲ってくるぞ!!」

    オルオ「チクショウどうする!?」

    オルオ「エルド!?どこに向かえばいい!?」

    エルド「馬に乗るヒマは無い!!」

    エルド「全速力で本部へ向かえ!とにかく見方の元へ!」

    オルオ「女型の中身が!?」

    オルオ「それとも複数いるのか!?」

    ペトラ「クッソ……」

    ペトラ「かかって来い!!」

    ペトラ「最低でも刺し違えてやるから!!」

    エレン「女型が?」

    エレン「…そんな!!」

    エレン「どうして!?」

    エレン「捕まったんじゃなかったのかよ!?」

    カッ

    ドォンッ


    エルド「やはりか!!…来るぞ!」

    エルド「女型の巨人だ!!」

    エレン「くそ…」

    エレン「よくも!」

    エレン「今度こそやります!!」

    エレン「俺が奴を!!」

    エルド「だめだ!!」

    エルド「俺達4人で女型の巨人を仕留める!」

    エルド「エレンはこのまま全速力で本部を目指せ!!」

    エレン「俺も戦います!」

    エルド「これが最善策だ!」

    エルド「お前の力はまだリスクがある!」

    オルオ「なんだtグンタ「だめだ!!」

    エルド「グンタ!?」

    エルド「なに言ってんだ!!」

    グンタ「今回、女型と対峙して感じたことだ!!」

    グンタ「最善策に留まっているようでは、到底敵を上回ることはできない!!」

    グンタ「すべてを失う覚悟で挑まなくてはならない!!」

    グンタ「必要なら大きなリスクも背負う!!」

    グンタ「そうして戦わなければ、人類は勝てない!!!!」

    エルド「くっ…!」

    エルド「わかった!!」

    エルド「エレン!やれるか!?」

    エレン「勿論です!!」

    エレン「何のために今まで巨人化の練習してきたと思ってるんですか!?」

    エルド「そう…だよな」

    エルド「よし、作戦を変更する!!」

    エルド「俺達が女型を削ぎまくってエレンを援護する!!」

    エルド「いいな!?」

    一同「了解!!!!」
  12. 23 : : 2013/09/28(土) 21:27:35

    ガリッ

    ピカッ

    ドォンッ!!!!

    巨人エレン「」フー

    エルド「ペトラはエレンのそばでエレンに指示を出せ!!」

    ペトラ「了解!!」

    エルド「行くぞおおおぉぉぉ!!!!」

    エルド「うおおおぉぉぉ!!!!」

    エルドが女型に真っ正面から突っ込んで行く

    グンオル(エルドが陽動に行った…)

    女型がエルドを握り潰そうと腕を出す
    しかし、エルドはすぐさま後退し、
    その瞬間グンタとオルオが女型の両目をえぐる

    エルド「よし、行けエレン!!」

    ペトラ「エレン!!うなじの奴を引っ張りだしてきて!!」

    巨人エレン「」コクッ

    ダッダッダ

    エレン(そうだ!叫んだら兵長もくるんじゃねぇか?よし!)

    巨人エレン「うおおおぉぉぉ!!!!」

    エルド「まずい、理性を失ったか!?」

    ペトラ「イヤ違う!きっと兵長たちに状況を伝えるためよ」

    ペトラ「だってほら見て」

    エレンはまさに女型の右腕を引き抜こうと極め技をかけていた

    巨人エレン「アアアアアアアア」

    ボキッ
    ベキッ

    ブチッ


    エレンが女型の右腕を引っこ抜いた
    しかし、次に左腕を引き抜こうとするが距離をとられてしまう

    ~~~~~

    ミカサ「エレン!?」

    ミカサ(あっちだっ)パシュッ

    ~~~~~

    リヴァイ(!、あっちか…)パシュッ

    ~~~~~
  13. 38 : : 2013/09/29(日) 12:08:59
    巨人エレン「」ダッ

    エレンがまだ目が回復していないはずの女型の上に乗る
    しかしエレンは女型の顔面に右腕、左腕で攻撃するがかわされてしまう

    巨人エレン(なに!?)

    女型の目からもう蒸気は出ていなかった

    ガバッ

    女型はすぐにエレンの右腕を掴み拘束を解こうとする
    エレンはもう一度拘束を試みるが蹴り飛ばされる

    ビュッ

    エレンは体勢を立て直し、女型に右アッパーをかます
    続いて左で殴るもまたかわされる

    ゴロゴロッ

    両者とも体勢を崩して地面に転がる

    ドンッ!!

    エレンと女型は体勢を立て直した

    ビキビキビキ

    女型の右手が硬化される

    そんなことを知るよしもないエレンは女型に殴りかかる
    刹那、女型もそれに反応しエレンの右手を迎え撃つように殴る
    2つの拳がぶつかる
    しかし一瞬でエレンの右腕は肘まで破壊されてしまう

    エルド「なんだと!?」

    ペトラ「エレン!!」

    ペトラ「一旦距離をとって!!!!」

    巨人エレン「!」コクッ

    ダッダッダ

    すぐにエレンが距離をとる

    エルド「なぜだ!?」

    エルド「なぜヤツの腕は破壊しなかった!?」

    グンタ「体の一部を硬化させてる!!」

    ボロボロ

    オルオ「けど、硬度は持続できねぇようだぞ」

    ペトラ「!、ほんとだ。皮膚が崩れてく」

    エルド「あの能力がある以上恐らく俺達の刃も通らないだろうな」

    オルオ「どうする!?」

    グンタ「さっきエレンが叫んだからリヴァイ兵長がこっちに向かってるはずだ」

    ペトラ「それまでの時間をどう稼ぐ?」

    グンタ「女型を囲もう」

    ペトラ「え!?」

    ペトラ「そんなことしたら戦力が分散されるよ!?」

    エルド「イヤ、いくら硬化の能力があったとしてもヤツだって背後を取られるのは気が気じゃないはずだ」

    オルオ「決まりだな」

    エルド「エレン、わかったか?」

    巨人エレン「」コクッ

    エルド「よし、散開!!!!」

  14. 48 : : 2013/09/29(日) 20:17:45

    エルド達が散開し始めると女型は手薄になったエレンとの距離を詰めてくる

    ビキビキビキ

    女型が左足を硬化させる

    ビュッ

    風をきる音がすると同時にエレンの顔面にハイキックが決まる

    シュウウウゥゥゥ

    何者かが立体機動で女型の背後に回り…

    ザクッ!!!!

    ミカサ「エレンは渡さない」

    ミカサが女型の脊椎を捉える

    ドサッ!!

    女型が糸の切れた人形のように倒れる

    オルオ「誰だ!?」

    オルオ「本当に俺達の味方kペトラ「やめなさいオルオ!!」

    ペトラ「あなた、たしかエレンの同期のミカサよね?」

    ミカサ「はい」

    エルド「そうなのか」

    エルド「ミカサ、助かった」

    ミカサ「いえ」

    グンタ「エレン!聞こえるか!?」

    グンタ「ゆっくりでいいから後ろに下がれ!!」

    ペトラ「!、誰が来る」

    エルド「リヴァイ兵長だ!!」

    スタッ
    リヴァイ「おい、これはどういう状況だ?」



  15. 49 : : 2013/09/29(日) 20:33:45

    シュウウウゥゥゥ……

    ペトラ「やった、エレンの修復が終わった」


    エルド「~~と言うことで今に至ります」

    リヴァイ「そうか」

    リヴァイ「!」

    ズズズッ

    女型も修復が完了し立ち上がる

    リヴァイ「よし、作戦を言う」

    リヴァイ「エルド、グンタ、ペトラ、オルオ、ミカサで注意をひけ。俺がが奴を削る。俺が攻撃を始めると同時にお前らは一旦離脱して中身の捕獲に備えろ」つ布

    リヴァイ「エレン、お前は中身を引っ張り出せ」

    巨人エレン「」コクッ

    リヴァイ「よし、行け」

    一同「了解っ!」パシュッ
  16. 50 : : 2013/09/29(日) 22:48:00

    シュウウウゥゥゥ

    5人が女型に急接近する

    リヴァイ「」カチャ

    エルド「!、全力離脱!!!!」ダッ

    一同「「「「了解!!!!」」」」ダッ

    グルンッ!!

    女型がすぐに反転し、リヴァイめがけて拳を振る

    ビュッ!ビュッビュッビュッ!!!!

    リヴァイは女型の右腕に転がるような動きをしながら切り刻む

    ドオッ

    肩まで達したリヴァイは思いっきり踏み込み……

    ボチュッ!ズボッ!!

    両腕をブレードごと目にぶちこむ

    ヒュンッ

    一旦上昇し、すぐに降下する

    ビュッ!ビュッビュッビュッ!!!!

    数えきれないほど切り刻む
    しかも、一瞬の出来事だ


    オルオ「あれが、兵長の本気…」

    エルド「すげぇな」

    グンタ「ああ。ありゃ人間業じゃないぜ…」

    ミカサ(人類最強の名は伊達じゃない。あれは私にも無理)

    ペトラ「す、すごい…」

    ガク ズシッ!!

    足の筋肉を削がれて座り込む
    とっさに右腕でうなじを押さえるが……

    ビュッ!ビュッビュッビュッ!!!!

    ほんの一瞬で肩周りの筋肉を削ぎ落とす

    ダラン

    女型の右腕が垂れ下がる

    リヴァイ「エレン!引っこ抜け!!」

    巨人エレン「ウオオオォォォォォォォォォ!!」

    シュッ

    右腕を女型の首に回しす
    同時に両足で押さえ込む

    ガチッ

    ビキビキビキ

    エルド「おおおおおお!!」

    エルド「やれエレン!!」

    エレン(入った!)

    エレン(後は力の勝負だ…!!)

    エレン(イヤ…)

    エレン(腕が多い分)

    エレン(俺が有利か!!)

    ビュッ!

    ズンッ

    エレン(ペトラ!!)

    エルド「切った!!」

    エレン(抵抗力が…)

    エレン(弱くなった!!)

    オルオ「いける!!」

    グンタ「エレンやっちまえ!!」

    エルド「そのまま首ごと引っこ抜いてやれ!!」

    エレン(勝てる)

    エレン(女型にー)


    エレン(勝てる!!)


    バキッ!!!!

    ビキッ パキッ バキッ

    リヴァイ「全員捕獲に備えろ!!」

    ビキッ ブシュッ

    グンタ「見ろ!! もうちぎれる!!」

  17. 55 : : 2013/09/29(日) 23:13:54

    ブシュッッッッッッッッッッッッ!!!!

    リヴァイ「行くぞ!」パシュッ

    一同「はい!!」パシュッ

    スタッ

    リヴァイ「エレン、巨人化を解け」

    プシュウウウウウゥゥゥぅぅぅ

    エレン「プハァッ!!」

    ペトラ「エレン!!」ダキッ

    エレン(ぺ、ペトラ!?)

    ペトラ「よかった…」

    ペトラ「無事で本当によかった…」ポロポロ

    エレン「ああ。心配かけたな…」

    ミカサ「エレン」

    ミカサ「どういうこと?」ゴゴコゴゴゴゴゴゴ

    リヴァイ「おい、お前たち!!」

    リヴァイ「すぐに撤退するぞ」

    エレン「はい!すみませんでした!!」

    ミカサ「」チッ

    エレン「」パシュッ

    ペトラ「グス」パシュッ

    ミカサ「」パシュッ

    エレン「ペトラもう泣くなって…ケガするぞ…」

    ペトラ「うん。ごめんね」

    ミカサ「」






  18. 62 : : 2013/09/30(月) 17:44:22
    ~壁外調査翌日~

    ー団長室ー

    エルヴィン「急に呼び出してすまない」

    リヴァイ「で、何の用だ?」

    ハンジ「そうたよ~。こんな上官ばっかのとこにミカサだけ呼んで」

    ミケ「」クンクン フッ

    ミカサ「?」

    エルヴィン「これからのことだが…」

    リヴァイ「女型のことか?」

    エルヴィン「ああ。ミカサには女型とリヴァイ班とともに戦闘したから来てもらった」

    ハンジ「で、これからどーすんの?」

    エルヴィン「とりあえず皆に何を聞かれても女型は逃がしたと言っておいてくれ」

    ミケ「なぜだ?」

    エルヴィン「諜報員が1人とは考えにくいからだ。こちらから下手に動いて警戒されるより、向こうの出方を待った方がいい」

    リヴァイ「で、その間にいろいろ調整するってことか」

    エルヴィン「ああ。指示母体とのこともある」

    ハンジ「わかった。とりあえず皆にはそう言っとくよ」

    ミケ「了解した」

    リヴァイ「了解だ」

    ミカサ「了解しました」

  19. 63 : : 2013/09/30(月) 18:57:43
    ーーーーーーー
    ーーーーー
    ーーー


    リヴァイ「…と言うことだ」

    リヴァイ「お前ら、なに聞かれても逃がしたと言えよ」

    一同「はい」

    エルド「しかし、総統にはどうご説明なさるのでしょう」

    リヴァイ「事実を話す」

    グンタ「それでは民衆が混乱するのでは?」

    リヴァイ「エルヴィンが王政府に掛け合ってこの話をする事自体をしばらくの間タブーにする」

    エレン(団長すげぇ…)

    リヴァイ「エレン」

    エレン「!、はい」

    リヴァイ「特にお前は注意しろ。同期、家族だからといって絶対に言うんじゃねぇぞ」

    エレン「はい。肝に銘じます」

    エレン「それで女型の中身は…」

    リヴァイ「それは分隊長以上のみの極秘事項扱いとなった。いくらお前たち特別作戦班でも言えない」

    エルド「そう…ですか」

    グンタ「ずいぶん慎重ですね」

    リヴァイ「ああ。」ズズ

    リヴァイ「それからもうひとつある」

    ペトラ「なんですか?」

    リヴァイ「エレンの巨人化もこの三ヶ月間でちゃんと制御できていたからここを出て本部に戻る」

    エレン「え!?(あいつらに会える!!)」

    オルオ「じゃあこの班も解散ですか?」

    エレン「!?」

    ペトラ「!?」

    リヴァイ「いや、それはしない」

    エレン(ホッ)

    ペトラ(ホッ)

    エルド「いつ出るんですか?」

    リヴァイ「三日後だ。それまでに荷物をまとめておけ」

    ーーーーー
    ーーー


    エレン「皆にはいつ付き合ってるって話す?」

    ペトラ「聞いて来ない限り言わなくてもいいんじゃない?」

    エレン「それもそうだな」

    ペトラ「……………」

    エレン「ペトラ?」

    ペトラ「ハッ、な、なに?」

    エレン「大丈夫か?ぼーっとしてたけど…」

    ペトラ「ううん、なんでもない」ツクリワライ

    エレン「そう…か。じゃ、おやすみ」

    ペトラ「おやすみ」バイバイ

  20. 80 : : 2013/11/30(土) 20:19:51
    続編→http://www.ssnote.net/archives/394
  21. 81 : : 2014/07/07(月) 16:41:35
    面白い
  22. 82 : : 2014/07/08(火) 21:47:22
    >>81 ありがとうございます!
  23. 83 : : 2017/05/09(火) 18:06:54
    ペトラさん生きててよかった!
  24. 84 : : 2018/04/23(月) 20:05:28
    僕は江戸川乱歩さんを尊敬しています。

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shunta150422043

コーリッシュSQ

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