リヴァイ「てめーはどっちが好きだ?」モブリット「分隊長!答えてください!」
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- 1 : 2014/10/29(水) 21:21:41 :
- 巨人の手によって侵略されている中でも人類は恋をする。それはたとえ、人類最強と呼ばれた男でも同じだ。
1人の奇行種をめぐって巨人狩りのエキスパート達が凌ぎを削る……。
リヴァイとモブリットがハンジを好きになってしまうお話です。ハンジは自分がどっちが好きなのか分からず、迷ってしまいます。よければご覧下さい!!!
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- 2 : 2014/10/29(水) 21:23:02 :
- 期待期待期待です。
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- 3 : 2014/10/29(水) 21:29:06 :
俺は人類最強の男だ。しかし俺も剣を捨てればただの人間だ。そんな俺が2メートル級の奇行種を好きになってしまった…。
俺はただの副官だ。ただの副官が上司に恋してしまった。真剣な顔、興奮した顔、そして分隊長の笑顔は世界で1番だと思う。俺はそれを守りたいんだ!!
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- 4 : 2014/10/29(水) 21:38:09 :
私は悩んでいた。私ってそんなに魅力的なんだなっと思ってしまう程だった。リヴァイもモブリットも兵団の中でもとても人気があることは分かっている。でもそのふたりから言い寄られたのだ。
リヴァイは昔っからの中でお互いとても心が知れた仲だ。互いの影響を常に受け続け、高め合ってきたと思う。もし彼がいなかったら私もとっくに死んでいただろう……。
モブリットは私にはもったいないほど優秀な副官だ。私が生き急げば止めてくれる。私がヘマをやらかしたらカバーしてくれる。仕事が終わらなくても気遣って自分1人でやってしまう。毎日「分隊長!」て呼んでくれることに支えられていただろう……。
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- 5 : 2014/10/29(水) 21:39:37 :
- >>2
ありがとうございます!
ご期待に添えるようがんばります!
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- 6 : 2014/10/29(水) 23:35:30 :
- 期待です!
ハンちゃんてば愛されておる!
どちらを選ぶにしろ、続きが楽しみです!
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- 7 : 2014/10/30(木) 19:28:53 :
- 期待です!
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- 9 : 2014/10/30(木) 19:47:30 :
あの日からはいつもと同じ日々が続いた。一つ違うのは、2人とも私に話しかけることが少なくなってきた事だった。
早く返事をしなければならない事は百も承知。けど、なんて言えばいいのか。そして私はどっちが好きなのかわからないままだ……。
そーだ!エルヴィンに相談しよう!
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- 10 : 2014/10/30(木) 19:54:38 :
こんこんっ
がちゃっ
エルヴィン「どーしたんだハンジ?ここらの資料に目を通さなければならないから手短かに頼む。」
ハンジ「えっあーーーー…うん。じゃーどーでもいい事だから夜にでもいいかな?」
エルヴィン「そうか。なら夜に団長室に来てくれ。」
ハンジ「う、うん。ありがとう。」
エルヴィン「(様子がおかしいな。何かあったのか?)」
ハンジ「はぁーー」
そりゃあエルヴィンは忙しいもんな。今巨人が襲ってくるかもしれないのに何呑気な事を聞こうとしてたんだろう。今でも苦しんでる人や怯えてる人もいるのに。私の判断ミスで隊員の命を落とすかもしれない。いや、落とすだろう。
しっかりしろっ私!
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- 11 : 2014/10/30(木) 20:04:07 :
何かしてないとどうしてもその事ばかり考えてしまう。だから、資料に目をとうしたり、次の壁外調査の資料を見てシュミレーションしてた。
次の壁外調査は兵団内の「裏切り者」をあぶり出し、確保することが目的であった。それはエレンの様に巨人化できる者だということを想定していた。そして私たちはその巨人を捕獲するための「罠」の準備で精一杯なのに……。
だめだ集中しなきゃ…
資料に目をとうしてるだけで、もう夜になってしまった。途中モブリットが手伝いに来たが断った。1人で作業をしたかったからだ。いや、現実から目を背けたかったのだろう。
そろそろエルヴィンも余裕が出てきたことだろう。行ってみるか…。
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- 12 : 2014/10/31(金) 09:47:14 :
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こんこんっ
がちゃっ
エルヴィン「お、ハンジか。昼間は悪かったな。手が込んでて……。」
ハンジ「いいよいいよーぅ!こっちこそ忙しい時にごめんね!」
エルヴィン「それはそうと何があったんだ?」
ハンジ「えっあーーー……うん。リヴァイとモブリットの事なんだ…。」
エルヴィン「奴らが何かしでかしたのか?」
ハンジ「ち、違うよ!問題は私の方なんだ…。」
エルヴィン「どういうことだ?」
ハンジ「ん、うん。この前ね、リヴァイとモブリットから告白されたんだ。リヴァイは昔からの戦友だし、モブリットは私の大切な副官だ。私はどっちが好きなのか分からなくて誤魔化して逃げてたんだよ……。」
そう言うとエルヴィンは腕を組んで考えていた…。
そして重い口を開けた。
エルヴィン「ハンジ…お前にとって大事なのはどっちなんだ?」
ハンジ「……そ、そんなの分からないよ!分からないから聞いてるんじゃん!エルヴィンの分からず屋っ!」
バタンっっっ
私は部屋を飛び出してしまった。エルヴィンは私のために考えてくれてたのに……。
あっ
ハンジさん?
ハンジ「あぁペトラか。」
ペトラ「だ、大丈夫ですかっ?あ、そのぉ……。」アワアワ
ハンジ「ひぇっ?」
そうか今泣いてるんだった。きっと顔もくしゃくしゃだろう。そりゃぁ心配されるな。
ペトラ「私で良かったら、お話し聞きます……。」
ハンジ「え、あっいいよ!!何でもないから!ちょっと1人にさせてくれるかな?」
ペトラ「そ、そうですか!なんかごめんなさい!それではおやすみなさい。」
ハンジ「うんっおやすみー。」
ペトラ「(もしかして兵長となにかあったのかな……)」
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- 13 : 2014/10/31(金) 09:58:53 :
ハンジさんが兵長と何かあったんだろう。もしかして…兵長はハンジさんのことが………好…き……なのだろうか。でも、私は兵長が好きだ!兵長に命を預けたのだから…。
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- 14 : 2014/10/31(金) 10:13:13 :
そしてついに壁外調査の日がやってきた
心臓を捧げろ!!!!!!!!!!!
うぉぉぉぉぉぉぉぉっっっっっ
一斉に壁外に駆け抜けた。
そして、私たちの目論見通りに裏切り者〜雌型の巨人を捕獲した。多くの命を失ったが、人類は大きな一歩を踏み出した……。
はずだった。
うががあぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!
リヴァイ「ちっ断末魔か」
ミケ「いや、巨人の臭いがする。」
向こうにっ多数の巨人を発見っ奴らは奇行種だと思われますっっ!
リヴァイ「厄介だな」
エルヴィン「各隊員に告ぐ !全神経を集中して雌型を守れ!!!!っ」
了解っっ!!!!
しかし努力も虚しく、雌型の巨人は食い尽くされた。
また掴みかけた希望を離してしまった。
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- 15 : 2014/10/31(金) 10:29:44 :
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特別作戦班〜リヴァイ班〜
エルド「何があったんだ」
グンタ「音がしたところに行ってみるか」
エルド、グンタ、オルオ、ペトラそしてエレンは立体起動装置で森を駆け抜けた。
ザシュッッ
エレン「グっグンタさんっ!」
エルド「何が起きた!」
オルオ「グンタが殺られた!みんな気をつけろ!!」
ガシッっ
うがぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!
!?
ペトラ「め、雌型の巨人が出た!!」
エルド「なにっ!」
エレン「俺、巨人になります!」
ペトラ「エレンっ私たちを信じて!」
ザシュっ
ギィィィィーーーーングシャァっ
ブレードが雌型の目を捉えた。
リヴァイ「てめーら大丈夫か?」
エルオルペト「へ、兵長!」
リヴァイ「エレンは逃げろっ俺らが食い止める!」
エレン「いやですっ!巨人化しますっっ!」
オルオ「だまって行け新兵!!俺らを何だと思ってる!」
ペトラ「そうよエレン!オルオっ兵長の真似は止めて!キモい!!」
エレン「では死なないで下さい!!」
ピューーーっタッタッタ
リヴァイ「行ったか」
うがぁっがぁぁぁぁぁーっ
リヴァイ「おいっ雌型余所見してると死ぬぞ」
リヴァイ「てめーら殺るぞっっ!」
エルオルペトラ「おーうっ!」
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- 16 : 2014/10/31(金) 21:44:25 :
- 期待期待てかさ期待してもいいですか?
でも期待理屈なんていらない♪
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- 17 : 2014/12/12(金) 21:55:49 :
- なんでリヴァイ??
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- 18 : 2015/05/14(木) 20:24:42 :
- 生き残れるかなーリヴァイ班。
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