この作品は執筆を終了しています。
エレン「俺たち!」ミカサ「私達の…」 春※学パロ?
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- 1 : 2014/10/18(土) 10:00:15 :
- 願望全開です。
カップリングは決めてません。17:00ぐらいに書き始めようかと思っております。思いつきです。
104期生が学生。
調査兵団の皆さんは先生です。
季節外れかもしれませんが気にしないで…。
暖かくよろしくおねがいします。
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- 2 : 2014/10/18(土) 10:02:53 :
- 期待です。
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- 3 : 2014/10/18(土) 13:40:29 :
- 暇だったんでやっぱり今書いちゃいます。期待有り難うです。
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- 4 : 2014/10/18(土) 13:51:47 :
- 本編
入学式当日
エレン「なんで起こしてくんねえんだよミカサ!」ドタバタ
ミカサ「エレンが起こさなくていいと言ったから」
エレン「それでも30分寝坊したら起こすだろフツー」
ミカサ「エレン、パンくずついてる。あと…」
エレン「後だよ後!」
カルラ「ほらエレン、制服中学のでしょ」
エレン「ヤッベ!」
ミカサ「エレン気づくのが遅い」
今日は高校の入学式当日。……なのに30分の寝坊した。幼馴染兼家族のミカサ(いろいろあって同居中)と母さんに怒られながら準備する。
エレン「あー!」
家を出てミカサをチャリの後ろに乗っけた後に急いでこぐ。
ミカサ「エレン急いで」
エレン「分かってるよ」
俺ん家から高校までは片道チャリでも10分かかる。
ミカサ「なんならかわる」
エレン「ベっ別にいいし」
ミカサ「エレンよそ見しないで」
エレン「わーてるよ!あーチキショー!」
いつもなら綺麗な桜の花が邪魔で仕方がない。
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- 5 : 2014/10/18(土) 13:54:15 :
- できればアルクリが見たいです!
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- 6 : 2014/10/18(土) 13:57:20 :
- 了解です。他にもリクエストがあればお願いします。
~学校着きました~
ザワザワ
ミカサ「どうにか間に合った…」
エレン「もう帰る……」ゼーゼー
ミカサ「エレン落ち着いて」
アルミン「エレン!ミカサ~!」
エレン「おおアルミン…これで…思い起こすことは何もない…」ガクッ
アルミン「エレンどしたの?」
ミカサ「カクカクシカジカ」
アルミン「中学の時と変わんないね~」
エレン「ミカサが起こしてくれないからだ」
ミカサ「私はエレンのお母さんじゃない。のでそこまで責任持てない」
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- 7 : 2014/10/18(土) 13:58:16 :
- ありがとうございます!
アルクリなんて久々に見る気がします!
期待です!
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- 8 : 2014/10/18(土) 14:00:32 :
- どうもです☆
続き↓
アルミン「クラスは~エレンと一緒だ!」
ミカサ「私は?」
アルミン「あ~隣のクラスだ」
ミカサ「そう」ガックリ
エレン「そこまでガッカリするか?」
アルミン「とにかく教室行こうよ」
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- 9 : 2014/10/18(土) 14:13:29 :
- 期待です!
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- 10 : 2014/10/18(土) 14:15:38 :
- 有り難うございます!
~教室1-A~
教室に来たのは俺とアルミンの二人だけだった。つかどんだけクラス表見てんだよ。
エレン「結構キレイだな」
アルミン「そうだね。あっ、席確認しよーっと」
?「クリスタはそっちで元気にやれよ」
クリスタ「ユミル!恥ずかしいよってユミルも同じクラスでしょ」
と冗談交じりの言い合いで入ってきたのは金髪な小柄の少女と頬のソバカスが目立つ女子生徒だった。
クリスタ「あ。同じクラスの人ですよね。おはようございます」
エレン「おはよ」
アルミン「おはようございます」(カワイイ)
ユミル「おいクリスタ。お前席一番前じゃないか」
クリスタ「ええー」
それがクリスタとユミルとの出会いだ。
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- 11 : 2014/10/18(土) 14:19:13 :
- ~教室1-B~
教室はがらんとしている。いや、一人金髪の髪を後ろでお団子にしている女の子がいた。
ミカサ「あの」
話しかける。
?「なに?」
ミカサ「私はミカサ。多分あなたのクラスメートあなたは?」
アニ「アニよ。よろしく」
この一言のあいさつが私とアニとの出会い。
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- 12 : 2014/10/18(土) 14:41:50 :
- ~教室1-A~
俺たちは一通り自己紹介をした後に雑談をしていた。
ユミル「にしてもここの先生方は適当だね。席とか絶対くじ引きでしょ」
クリスタ「でもまあいいんじゃないの?」
エレン「俺はアルミンと席近いしな」
アルミン「そうだね」アハハ
?「一番乗り~!…て人いるんかい」
エレン「だれだ?」
コニー「おう!俺はコニ―だ。お前は?」
エレン「エレンだ」
アルミン「アルミンだよ」
クリスタ「クリスタ。よろしくね。コニ―」
ユミル「ユミルだ」(こいつバカそうだな)
コニ―「おう!よろしくな」
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- 13 : 2014/10/18(土) 15:17:13 :
- そのうち人も集まってきてワイワイガヤガヤしてきた頃だった。
『ガラッ』
いやに目つきの悪い先生が入ってきた。背は多分俺よりも低い。
リヴァイ「担任のリヴァイだ。数学を担当する。自己紹介の前に入学式だ。早く並べ」
担任だった…。
アルミン「なんか危ない人が担任だね」
エレン「まあ一年の辛抱だろ」
リヴァイ(聞こえてるんだが…)
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- 14 : 2014/10/18(土) 15:17:38 :
- 今日はここまでです。
また明日。
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- 15 : 2014/10/18(土) 18:00:28 :
- なにやら良SSの匂いを辿って来たのだが、ここかな?
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- 16 : 2014/10/18(土) 18:05:13 :
- ジャンリコ希望!
リコは先生いや、保健室の先生がいいww
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- 17 : 2014/10/18(土) 18:55:03 :
- リクエストいいですか?
エレアニ、ジャンミカがいいです!
出来ればでいいですので、無理はしないでください!
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- 18 : 2014/10/19(日) 02:08:53 :
- 爽やかだ…!期待!
エレミカ見たいっす!
あとCPじゃないけどアニとミカサが静かにほのぼの仲良くしてるところとか見たい
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- 19 : 2014/10/19(日) 08:45:14 :
- いっぱい要望出てますね~。
う~ん…じゃあ
エレミカ
ジャンミカ
で選んでください。ちなみにエレミカじゃない場合はエレアニになります。で、エレミカの場合、ジャンは誰とくっつくかもお願いします。
>>22まで募集します。連投はアウトで。
期待の声(?)有り難うございます‼
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- 20 : 2014/10/19(日) 10:35:30 :
- エレミカ
ジャンとクリスタ
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- 21 : 2014/10/19(日) 13:10:26 :
- エレミカ!!
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- 22 : 2014/10/19(日) 13:12:28 :
- ↑あああ!!
ジャンの例のアレ、かいてませんでした!!
ジャンとクリスタで!!
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- 24 : 2014/10/19(日) 13:37:52 :
- ~入学式~
~終了~
エレン「ああー疲れだー」
アルミン「そんな大げさな」
クリスタ「アハハ」
ユミル「ちょっとクリスタ」
クリスタ「ん?」
ユミル「カモンカモン」
クリスタ「分かった…じゃああとでねエレン、アルミン」
エレン「ああー」
アルミン「分かった」
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- 25 : 2014/10/19(日) 13:43:38 :
- ~in女子トイレ~
クリスタ「なに?ユミル」
ユミル「お前ホントもてるね」
クリスタ「もうユミルったら冗談ばっかし」
ユミル「冗談じゃないって。だってホラ、式中も男子がチラチラ見てたし」
クリスタ「ユミルってばそんなことないもん‼」プンプン
ユミル「へぇー。じゃあさっそく好きな人でもできたのか?」
クリスタ「ううん」(ああやっぱりソレが訊きたかったのね)
ユミル「な~んだ」(ちぇっ。つまんねえの)
クリスタ「な~んだって…ほら教室戻ろっ」
ユミル「ハイハイ」
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- 26 : 2014/10/19(日) 13:52:00 :
- ~教室1-B~
ペトラ「担任のペトラ・ラルです。じゃあみんなも自己紹介、よろしくね」
アニ「あたしからか…ハァ」
アニ「アニ・レオンハート…です。特技は武道です」
男子(美人‼)
―――――――――――
――――――――――
―――――そんで
ミカサ「ミカサ・アッカ―マンです…」ガタッ
男子(美人‼)
ミカサ「以上」
ペトラ「あれっ?」
アニ「もっと言うことあんでしょ。あと、愛想よく」ボソッ
ミカサ「特技は…魚の肉を削ぎ落すことです」(魚をさばくこと)ニコッ
一同(なんだろう…普通の子じゃない気がする)ゾワッ
ペトラ「…ミカサさんありがとうございました…」(一年間大丈夫かしら)
ミカサ「フゥ…」ガタッ
アニ「あんたさ、もっと違う言い方なかったの?」
ミカサ「なぜ?」
アニ「…いや、やっぱりいい」
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- 27 : 2014/10/19(日) 15:15:33 :
- ~教室1-A~
リヴァイ「担任のリヴァイだ。数学と生徒指導も担当だ。今から一人ずつ自己紹介してけ。レンズ」
クリスタ「ふぇ?あっはい。」
クリスタ「クリスタ・レンズですみなさん仲よくしてください」ニコ
男子≪グハァ
アルミン(天使)
――――――――――
―――――――――
――――
アルミン「アルミン・アルレルトです。よろしくおねがいします」
コニ―(女みたいだけど男なのか―)
リヴァイ「次」
エレン「エレン・イェーガーだ。特技は…よく分かんねえけどよろしくなっ」
女子(かっこいい)
―――――――――――
――――――――
――――
コニ―「コニ―だ。よろしく。…でいいのかユミル」
ユミル「いいんじゃないの」
―――――――――
――――――
――――
ユミル「ユミルだ。クリスタは私の嫁だ。よろしく」
一同(?)
クリスタ(ユミルのバカ////)カァァァ
――――――――――
――――――
―――――
リヴァイ「一通り終わったな。じゃあもう今日は解散だ」
きりーつ れーい
『ガラララ』
ワイワイ
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- 28 : 2014/10/19(日) 15:22:09 :
- アルミン「じゃあねエレン」
エレン「ああ。また明日な」
クリスタ「バイバイエレン。アルミン」
エレン「おう」
アルミン「バイバイ」
クリスタ「ユミル行こっ」
ユミル「ああ」
エレン「じゃあミカサ探すか」
~教室1-B~
ジャン「でよー」
マルコ「アハハ」
アニ「ふ~んじゃあそのエレンってやつと住んでんだ」
ミカサ「うん」
アニ「不思議なもんだね。恋愛感情とか出ないのかい」
ミカサ「恋愛対象よりも家族」
アニ(そのエレンってやつはどう思ってるんだか)ハァ
エレン「ミカサ―」
ミカサ「迎えが来た…。じゃあアニ、また明日」
アニ「うん。バイバイ」
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- 29 : 2014/10/19(日) 16:40:44 :
- ~帰り~
エレン「ミカサも友達出来たんだ」
ミカサ「まあ」
行きのチャリでは俺がこいでミカサが後ろに乗る。帰りは逆。いつからかこうすることが習慣になった。
エレン「ああ―――担任怖そうな人でさ―」ユラユラ
ミカサ「分かったからのけぞらないで」
エレン「ちぇ…」
ミカサ「エレンは部活に入る?」
エレン「いや、めんどい」
ミカサ「そう…」
エレン「なんでだ?」
ミカサ「いや、エレンが部活に入らないならいい」
エレン「なんだよもったいぶるなよ」
ミカサ「……別に」
エレン「ちぇ」
ミカサ「…」
エレン「…」
エレン(ヤバいだんまりになっちまった)
ミカサ(話題が…)
エレミカ「あのさ」
ミカサ「ごめんエレン。どうぞ」
エレン「ああ。いや大したことじゃないから」
ミカサ「いや私もだから」
エレン「そうか…」
ミカサ「そう…」
「・・・」
ミカサ「で、エレン何?」
エレン「いや、春の夕焼けも風流だなーと」
ミカサ「クスッ」
エレン「なに笑ってんだよ」
ミカサ「エレンらしくない台詞」
エレン「別にいいだろ…で、ミカサはなんだ?」
ミカサ「やっぱりなんでもない」
エレン「なんだよそれ」
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- 30 : 2014/10/19(日) 16:41:09 :
- 今日はおちます。また明日。
-
- 31 : 2014/10/19(日) 19:00:57 :
- 期待です!
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- 32 : 2014/10/20(月) 15:19:18 :
- 9つの大罪さん有り難うございます!
続き↓
エレン「はぁ…今日宿題もねえしな~。暇だ」
ミカサ「だったらトランプでもする?」ヒョコ
エレン「う~ん気分的に今日は…」
ミカサ「そう…」
エレン「ってミカサは風呂入ってこいよ」
ミカサ「エレンは?」
エレン「俺はミカサの次だな」(じゃなきゃ母さんに殺される)
ミカサ「分かった。…のぞかないでね」
エレン「のぞかねえよ…」
『バタン』
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- 33 : 2014/10/20(月) 16:27:52 :
- ビ――――ビ――――
携帯が鳴った。
エレン「アルミンからか」
エレン「なんだ?」
アルミン「エレン?今そこにミカサとかいる?」
エレン「とかって…で、なんだ?」
アルミン「ミカサと同じクラスじゃなくて残念だったね」
エレン「いきなりそれ言うか」
アルミン「だって中学から好きなんでしょ」
エレン「まっまあ」
アルミン「いい加減告らないの?」
エレン「フラれた時気まずくなるだろ」
アルミン「ああ~。同棲のつらいところだね」
エレン「冷かすなよ。こっちだって真剣だし」
アルミン「ごめんごめん」
エレン「アルミンはどうなんだ?」
アルミン「なにが?」
エレン「好きな女子とか?」
アルミン「ああー。うん。ごめん親来たから切るね」
エレン「えっおい」
ツ―――ツ―――
エレン「逃げられた…」
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- 34 : 2014/10/20(月) 20:06:15 :
- ~お風呂~
チャポン
ミカサ「疲れた…」
急に歌いたくなった。でもお風呂はよく声が響く。ので歌えない。
ミカサ「んん…」
伸びてみる。
ミカサ「ブクブクブク」
沈んでみる。
ミカサ「ぶはっ」
結構苦しくなった。
ミカサ「エレンが待ってるんだっけ」
お風呂から上がる。
ミカサ「少しのぼせた…」
体がほっこりする。まだ4月とはいえちょっと寒い。パジャマを着てエレンの部屋に向かう。
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- 35 : 2014/10/20(月) 20:19:08 :
- 『ガチャ』
ミカサ「エレン」
エレン「今行く」
ミカサ「おやすみ」
エレン「ああ」
『バタン』
ミカサ「エレンか…」
家族で幼馴染。ずっとそう思っていた。
アニ『不思議なもんだね。恋愛感情とか出ないのかい』
よく分からない。
ミカサ「とにかく寝よう」
ミカサ≪(-_-)zzz
次の日もエレンは寝坊した。
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- 36 : 2014/10/20(月) 21:43:02 :
- このSS雰囲気が好きです( ☆∀☆)
期待!!
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- 37 : 2014/10/21(火) 18:49:51 :
- レモンさん有り難うです!
続き↓
そして何事もなく、つつがなく一か月が過ぎた。
エレン「おいミカサ!おはよう!」
エレンの寝坊癖もだんだん直ってきた。
ミカサ「エレン。おはよう」
エレン「なあミカサ、今日俺掃除当番だから先帰っていいぞ」
ミカサ「分かった」
エレミカ「行ってきまーす」
カルラ「行ってらっしゃい」
・・・・・・・・・・
エレン「なあミカサ」
ミカサ「なに?」
エレン「いや、なんでもねえ」
ミカサ「そう」
桜の花は散り始めていて、アスファルトに落ちている花弁は正直綺麗とは言えなかった。
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- 38 : 2014/10/22(水) 18:34:43 :
- 学校に着く。
エレン「俺チャリ置いてくるな」
ミカサ「分かった。じゃあね」
エレン「じゃあな」
校内に入る。昇降口…げた箱に靴を入れて教室に向かう。私の教室は一階の保健室を通る。そして保健室には最近男子がたまっている。理由は…
リコ「ちょっと。貴様らはいつまでそこにいるつもりだ?」
養護教諭のリコ先生。美人でスタイルもよくて男子から人気。
同じクラスのジャンなんていつも朝から保健室にいる。今もそこにいる。そういえば…
ミカサ「ジャン、今日の日誌は忘れないで」
ジャン「分かった」
マルコ「ホントに分かってるんだか」
リコ「分かる分からないはどうでもいいが、そろそろ教室に戻ってほしい。非常に邪魔だ」
リコ先生は威圧的に言う。私はここを立ち去っておこう。
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- 39 : 2014/10/22(水) 18:57:37 :
- ~教室1-A~
エレン「おはよーアルミン。あれ?コニ―は?あ~。ジャンと保健室か」
アルミン「おはよう。今日は違うよ。今日はサシャの菓子パンの荷物持ち」
エレン「あ~。あの重いやつか」
アルミン「あれは一回やったらもう嫌になるね」アハハ
クリスタ「おはよ!」
エレン「おうおはよー」
アルミン「おっおはよう」
ユミル「おーす」
エレン「あ!ユミル。お前今日こそ掃除当番に逃げんなよ!」
ユミル「だってめんどくさいじゃん」
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- 40 : 2014/10/23(木) 19:58:38 :
- ~教室1-B~
アニ「おはよ。ミカサ」
ミカサ「アニ。おはよう」
アニ「なんだか元気ないね」
ミカサ「そうでもない」
アニ「そうかい。…ねえミカサ。数学の宿題写させてくんない?」
ミカサ「ちょっと待って」ゴソゴソ
?「おいミカサ、そこまでする義理ないだろ」
アニ「チッ。ライナー」ギロッ
アニの隣の席の男子が言った。ライナー・ブラウン…。先生からの信頼が厚い。
ライナー「そもそも宿題をしなかったアニが悪いだろ」
アニ「あんたに関係ないだろ」
2人(+もう一人)は幼馴染らしい。確かに口調になじみがある。私とエレンもそんな風に見えるのだろうか。
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- 41 : 2014/10/23(木) 20:06:05 :
- ライナー「そもそもブツブツ」←説教
アニ「あ~はいはい。分かったよ。分かったって。ホントだよ」
ライナー「お前なあ」
アニ「じゃあミカサ、最初から教えて」
ミカサ「うん」
ライナー「ミカサも断ったりなぁ…」
アニ「もうあんたうっさいよ!」
?「ライナー、アニ、ミカサ、おはよう」
長身の少年が控えめに入ってきた。
アニ「ベルトルト、おはよ。ちょっとさっきからライナーがうるさいんだけど」
ライナー「お前なあ」
ベルトルト「まあライナー。…で、アニは何してるの?」
アニ「ん?宿題」
ベルトルト「……アニ、まじめにね」
アニ「あんたも言う」
ミカサ「アニ…ここ違う」
アニ「あ~もう眠いよ」
-
- 42 : 2014/10/24(金) 21:03:04 :
- 期待です♪
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- 43 : 2014/10/25(土) 14:20:40 :
- 杏さん有り難うです♪
続き↓
ミカサ「アニ、もう授業が始まる」
アニ「ミカサ…あんたがそんなに冷たい人間だとは思わなかったよ」
ライナー「自業自得だろ」
アニ「うっさい」
ベルトルト「僕のでよかったら見る?」
アニ「助かるよベルトルト。あたしの味方はあんたしかいないね」
ベルトルト「おおげさだよ」
ミカサ「あまりアニを甘やかさない方がいい」
ライナー「ミカサも分かってくれたか」
アニ「あんたら二人はなんなんだいまったく」
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- 44 : 2014/10/29(水) 19:03:11 :
- アニ「そもそもミカサはあたしの味方じゃないのかい?」
ミカサ「ベルトルトにまで言うのはいけない。ベルトルトはアニに逆らえない」
ベルトルト「いや、僕はアニのパシりじゃないよ」
アニ「うん。断じて違う」
『ガラッ』
ペトラ「おはようございます」
アニ「裏切り者っ」
ミカサ「なんとでも言って」
ライナー「自業自得だ」
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- 45 : 2014/10/29(水) 19:17:41 :
- ~教室1-A~
リヴァイ「以上だ」
エレン(もう話し終わった)
アルミン(早い)
ユミル(掃除どうやってサボろう)
リヴァイ「とっとと教室に行くように。あとユミルは残れ」
ユミル(げ―)
・・・・・・・・・・・
リヴァイ「お前、先週からどんだけサボってるんだ」
ユミル「先週から…今日まで?」ポリポリ
リヴァイ≪イラッ
ユミル「そんな怒ると血圧あがっちゃいますよ」
リヴァイ「原因が言うか…」
ユミル「それじゃ」
-
- 46 : 2014/10/29(水) 20:31:40 :
- 凄く期待!!!
-
- 47 : 2014/10/31(金) 18:02:14 :
- エレミカ龍さん有り難うです!
続き↓
~1-B~
ミカサ「ジャン。私はあなたに日誌を忘れないように言ったはず。なぜあなたは日誌を持っていないの?」イライラ
ジャン「ああ、忘れてた。スマンスマン」
マルコ「ジャンもうちょっとまじめに謝っておいた方が…」
ジャン「だってよ……」
ミカサ「ジャン…?」ゴゴゴゴゴゴゴ
ジャン「はい。申し訳、ございませんでした」
アニ「ミカサに削がれるよ。魚みたいに」
ミカサ「アニ」
アニ「分かってるよ。数学の宿題でしょ。うんうん」
ミカサ「リヴァイ先生に叱られても知らない」
アニ「寝ときゃいいでしょ」
ライナー(またアレ貸すのか…)ハァー
-
- 48 : 2014/10/31(金) 18:24:59 :
- ・・・・・・数学の授業
リヴァイ「~で~なので…ここは重要だからよく覚えておくように」カンカン
アニ≪(-_-)zzzスピー
ミカサ「ハァ…」
ライナー「おいおい…」(授業始まって五分でダウンかよ)
アニは数学の授業でずっと起きていたためしがない。いつも居眠りして……
リヴァイ「……」
リヴァイ先生に見つかっては……
リヴァイ「ライナー。辞書貸せ」
ライナー「はい」スッ辞書
リヴァイ「ハァ…」
辞書を……
ゴンッ
アニ「痛っ…」
落とされる。
-
- 49 : 2014/11/03(月) 09:41:28 :
- リヴァイ「俺の授業で毎度毎度居眠りをするのはお前ぐらいだ」
アニ「ありがとうございまーす」
リヴァイ「ほめてねえよ」
バシッ
今度は教科書を丸めてたたかれてる。
アニ「体罰体罰‼」
リヴァイ「眠気が覚めたんならいいじゃねえか」
アニ「よくないですよ」
リヴァイ「ここは覚えておいた方がいい単元だ。居眠りしないように」
アニ「はーい」
先生が背中を向けた瞬間
アニ≪(-_-)zzzスピー
眠り続行。毎日こんな感じ。でもアニは成績は上位なのだからうらやましい。
-
- 50 : 2014/11/03(月) 18:16:17 :
- ~授業終了後~
アニ「うう~ん。眠かった~」
ミカサ「アニ、いい加減眠りすぎ」
ライナー「そうだぞアニ。俺の辞書も…ほら角がこんな丸くなって…」
アニ「うるさいなぁ二人とも。あんたらはあたしの親かい?大丈夫大丈夫。テストで結果残せばいいんだから」
ベルトルト「じゃあノート見せなくてもいいよね」ニコッ
アニ「それとこれとは話が別。ノート頂戴」
ライナー「なんじゃそりゃ」
-
- 51 : 2014/11/03(月) 18:22:07 :
- ~放課後:エレン&ユミル~
リヴァイ「二人とサボらないように」
バシ――ン
ユミル「ヒゥー。なんであんな閉め方するかな」
エレン「お前のせいだろ。つか俺まで怒られてんだぞ‼」
ユミル「ああ。災難だったな」
エレン「おいっ」
ユミル「じゃあとっとと終わらせて帰ろ」ヒョイ
エレン「おう」パシッ
ユミル「ささっとな」
エレン「先生のチェックは厳しいからな」
ユミル「はいはい」
エレン「……」
ユミル「……」
「・・・・・・・・・・・・」
-
- 52 : 2014/11/03(月) 18:28:04 :
- エレン(やべぇ話題がねえ)
ユミル(あ~。会話会話。話題話題)
エレユミ(めっちゃ気まずい)
エレユミ「あのさ」
エレン「……」
ユミル「……」
エレン「どーぞどーぞ」
ユミル「ああいいよ。大したことないし」
エレン「ユミルはさ、好きな奴とかいるの?」
ユミル「いる」
エレン「即答かよ。しかもキッパリ」
ユミル「クリスタだ」
エレン「はい?」クルッ
ユミル「な~に変な目で見てるんだ?そんないかがわしい関係なわけないだろ。ライクだよラ・イ・ク」
エレン「だよな」
ユミル「なんでだ?」
エレン「俺さ、好きな奴がいてさ…」
ユミル「おいおいお前もかよ」
-
- 53 : 2014/11/03(月) 18:34:33 :
- エレン「お前も?……も?」
ユミル「ああ。アルミンとかクリスタも相談きてさ。私は未経験だっつの」
エレン「でさ…。振り向いてもらえる方法とか…あるかな?」
ユミル「今お前話聞いてた?」
エレン「だってアルミンだと茶化されるし、クリスタには言いにくいし(すぐばらまかれそうだし)ジャンはリコ先生についてかたられるし…コニ―はバカだし…サシャはそもそも聞かなそうだし…」
ユミル「ああ分かった。じゃあミカサって子に話せばいいじゃん」
エレン「できるワケねぇだろ…」
ユミル「あー。そういうことか。お前、ミカサが好きなんだ」
エレン「声がでかい‼」
ユミル「あー。なるほどなるほど。ふ~ん」ニヤニヤ
エレン「なんだよ」
ユミル「いやぁ?なんでもないよ」
エレン「ううう…」
ユミル「誰にも言わないって。安心しな」
安心できねえよ……。
-
- 54 : 2014/11/04(火) 09:38:22 :
- ~放課後ミカサ~
ミカサ「帰ろう……」スタスタ
「あ…あの」
私が話しかけられたわけじゃない。駐輪場に行ってみると、クリスタとアルミンがいた。
クリスタ「あ…あの」
アルミン「??」
クリスタ「一緒に帰らない?」
私はお邪魔みたいだ。もうちょっとエレンを待とう。
アルミンとクリスタの二人は、私に気付かずに帰って行った。
-
- 55 : 2014/11/04(火) 10:28:50 :
- ユミルは104期生が出てくる作品では、いつもこんな性格だな・・・でもそれも萌えます!!
期待です!!
-
- 56 : 2014/11/04(火) 10:40:40 :
- >>55さん有り難うです!
続き↓
~教室1-A~
エレン「やっと終わった―」
ユミル「あー疲れた」
エレン「ってお前!ほとんど俺がやったんだぞ!」
ユミル「いいじゃんサボってないんだから」
リヴァイ「サボらないのが当たり前なんだ」
ユミル「まあそう堅いこと言わない言わない……って先生⁉」
リヴァイ「終わったみたいだな」
エレン「はい」
リヴァイ「・・・・・・」
エレン「…」
ユミル「??」
ユミル「おい。何やってんだ?」ボソッ
エレン「ちゃんと埃が残ってないか調べてんだよ」ボソッ
ユミル「ええ~」
リヴァイ「まだ埃が残っているが…。もういい。遅い時間だからもう帰れ」
ユミル「は~い。さよなら」
『ガララ―ピシャン』
リヴァイ「……残るか」
-
- 57 : 2014/11/04(火) 10:52:02 :
- ~昇降口~
エレン「あーもう暗いな」
ユミル「私は電車だから裏門から帰るわ。じゃ」
エレン「おう」
~正門前~
エレン「フゥ―」
ミカサ「エレン」
エレン「うぉぉぉ!」
ミカサがいた。
エレン「先帰ってろって言ったのに」
ミカサ「私は…見てはいけないものを見てしまった」
エレン「?」
ミカサ「実は……」
-
- 58 : 2014/11/04(火) 11:05:54 :
- ~帰り道~
今日はチャリに乗らないで帰った。ミカサがチャリを押して、隣に俺。かわろうといったがミカサは「私が押す」と聞かなかった。
エレン「で、なんだ?」
ミカサ「私は駐輪場で自転車を出した後、すんなり帰ろうとした」
エレン「俺がそうしろって言ったもんな。うん」
ミカサ「そこで女子生徒の声が聞こえ、何かと思って戻った」
エレン「うんうん」
ミカサ「物陰に身を隠してみるとアルミンとクリスタだった」
エレン「クリスタのこと知ってたんだな」
ミカサ「ボランティアで一緒だった。そんなことは今どうでもいい。そして、話を聞くところによると、クリスタがアルミンと一緒に帰ろうとしているらしかった。」
エレン「盗み聞きかい」
ミカサ「聞こえてしまった。…私はお邪魔だから帰ろうとした。そしたら…」
エレン「そしたら…?」
ミカサ「二人は手をつないで帰って行った」
エレン「ん?それのどこが見てはいけないんだ?」
ミカサ「私は誰の許可もなくラブ…ラブシーンを見てしまった」
エレン「まあ本人に言わなきゃいいんじゃないか?」
ミカサ「いや、二人のそれからが気になる。凄く気になる」
エレン「女の性ってやつか」
ミカサ「ええ。だから後でエレンの部屋に行く」
エレン「なんでだよ!」
ミカサ「アルミンに真相を聞く」
エレン「別に自分で聞きゃいいじゃねえか」
ミカサ「さっきエレンは本人に言わなきゃいいといった。ので親友のエレンが言った方が自然。真相が知りたい。」
エレン「理由になってねえし、本心ダダ漏れだぞ」
しかし、断る理由は俺にはない。
エレン「まあ…荒らさなきゃいいけど…」
ミカサ「分かった。では晩御飯を食べ終わったらエレンの部屋で」パァァ
エレン「おう…」
ミカサ風呂は?って思ったけどあえて言わなかった。
-
- 59 : 2014/11/04(火) 17:19:04 :
- ・・・・・・んで夕食後
ミカサ「エレン!……ってこの部屋は…」
ミカサは部屋着に着替えていた。俺の部屋をすごい顔で見た。
エレン「おう。散らかってんのは気にすんなよ」
ミカサ「これは……気にする…」
ミカサが気にするのも分からくはない。スポーツ雑誌がベッドの周りで小さな壁になってるわ、教科書(古いのが)山になって机の上はとても勉強できる状態じゃない。
ミカサ「教科書類が積みあがっているのは仕方ない。しかしエレン……これは……」
ミカサがつまみ上げたのはミミズみたいな形をした物体。
エレン「これは俺にも分からない」
ミカサ「えっ…」
ミカサはそれをゴミ箱に殴り捨てる勢いで突っ込むと…
ミカサ「私の部屋の方がいくぶんかマシ」
と言って俺(引きずられている)と部屋から退散した。
-
- 60 : 2014/11/04(火) 17:24:39 :
- ・・・・・・ミカサの部屋
部屋に入るのは二カ月ぶりだ。ミカサは「部屋が汚いから」と言ってなかなか部屋に入れてくれない。
ミカサ「エレン。さすがにあの部屋はひどい」
エレン「うん。自覚済みだ」
ミカサ「じゃあちゃんと掃除して」
エレン「うん。来週頑張る」
ミカサ「はぁ…エレン」
エレン「いやミカサ。あの部屋は俺の部屋だし」
ミカサ「そのうちゴキ●●が出てもおかしくない」
エレン「いや…」
もう今月入って5匹侵入してたなんて…言えねえ…。ついでに言えばさっきも1匹ちらっと…なんてもっと言えねえ。
ミカサ「エレン。部屋に帰ったら掃除して寝て」
エレン「いやそんなことしてたら」
ミカサ「エレンなら、できる」
エレン「……はい」
あれ?本来の目的とずれてねえか?
-
- 61 : 2014/11/04(火) 17:34:37 :
- エレン「あれ?そもそもなんでこうなったんだっけ」
ミカサ「私がアルミンとクリスタとの関係についてエレンがアルミンに訊く」
エレン「ああそうだった」
ミカサ「はいエレン…真相は?真相は?」
エレン「待ってろって…あ」
ミカサ「なに?」
エレン「すまんミカサ。スマホ部屋に忘れた」
ミカサ「じゃあ私がとってくる」
エレン「いやいいよ」
ミカサ「私が行く」
いや、きっと俺の部屋はゴキ●●が帝国を作っていて…。
バタン
エレン「あ~」
でももしかしたらゴキ●●は出ないかも…
ミカサ「キャァァァァァァー」
出てしまったか……。
-
- 62 : 2014/11/04(火) 17:46:26 :
- しばらくドタドタという音……そしてガチャと扉が開いて…
ミカサ「エレン!」
ミカサの髪の毛が見えて倒れて…気づいたら、生ぬるい体温が体にぴっしり……って
エレン「ええ!」
ミカサ⁉なんか押し倒されてるよなこの体制。
ミカサ「虫…虫…虫!」ガタガタ
エレン「ああ…ゴキ●●が出…」
ミカサ「言わないで!」
エレン「はい」
ミカサ「エレン……部屋の問題は深刻。私も協力するので掃除をしよう」
エレン「分かった。分かったから……」
離れろ!やばい動悸が……‼
-
- 63 : 2014/11/04(火) 17:56:29 :
- ・・・・・・2・3時間後
エレン「おお‼部屋の床ってこんな色してたな」
ミカサ「こんな色してたな…じゃない」
エレン「いやだってまさかね」
ゴキ●●があのあと6匹現れるなんて予想つかねえだろ…。
ミカサ「寿命が5年程度縮んだ」
エレン「いや、せいぜい5か月だろ」
ミカサ「そんなことはない‼」
エレン「ミカサは虫だけはだめなんだな」
魚をさばける。医者の道に行っても大丈夫、ホラー映画も平気、血のシーンも動じないのに…虫全般はどうもだめらしい。
ミカサ「虫は嫌…」
エレン「まあ確かにな…」
ミカサが小学校2年のころ、家族でキャンプに行った時だった。
小2ミカサ「コーンスープおいしい」
小2エレン「だな」ハグハグ
ブ―――ン
グリシャ「あれ?蛾がいるな」
小2ミカサ「嫌‼」コト
ブ――ン ポチャン
蛾は見事ミカサのコーンスープに入った。
小2ミカサ「コーンスープ」ウルル
悲劇はまだ続き・・・
バタバタ
小2ミカサ「ヒィ‼」
蛾は運悪く生きていた。そのまま全身コーンスープだらけの蛾は飛び去って行った。それ以来ミカサは虫が大の苦手らしい。
-
- 64 : 2014/11/04(火) 18:24:31 :
- ミカサ「コーンスープの恨み」
エレン「お前サシャじゃないんだから」
ミカサ「サシャ?」
エレン「あれ?知らねえか?ほら、毎日購買のパンを必死の形相で買いあさる女」
ミカサ「ああ!あの子」
c組で有名だった。確かアニが同じ中学だって言ってたっけ。
ミカサ「でもなんでエレンは知っているの?」
エレン「ああ、一回荷物持ち頼まれてな。いやぁあれは重かったぞ」
ミカサ≪ピクッ
どうしてか知らないけど、胸がズキっとした。
エレン「それがどうかしたか?」
ミカサ「いいえ、なんでもない。じゃあエレン。真相を」
エレン「今何時だよ」
ミカサ「あ…」
エレンの目覚まし時計(デジタル)は01:23を表示している。
エレン「俺もう眠いし…アルミンは多分読書タイムだから120%返信来ないな」
ミカサ「そう」
私も眠くなってきた。
ミカサ「おやすみ」
エレン「おう。明日な」
バタン
-
- 65 : 2014/11/05(水) 17:35:52 :
- ~翌日~
エレン「おうミカサ。……目のクマすごいぞ」
ミカサ「昨日のことが気になって気になって」
エレン「ああ」
ミカサ「私は今日初めてサボろうと思う」
エレン「おう。全力で阻止するぞ」
ミカサ「そう…。ならハンジ先生の授業で寝ようと思う」
エレン「あの人も怖いけどな」
ひそかなあだ名が奇行種。理由は知らない。でも……なんとなくわかるような…。
ミカサ「とにかくエレン。アルミンとクリスタの…」ゼーゼー
エレン「分かったから飯食うぞ」
~玄関~
カルラ「エレンとミカサはいつになっても仲がいいわね。いってらっしゃい」
エレミカ「行ってきまーす」
-
- 66 : 2014/11/06(木) 18:26:39 :
- ~保健室前~
エレン「俺こっちだから」
ミカサ「うん。じゃあね、今日は?」
エレン「待ってて」
ミカサ「分かった。…真相」
エレン「分かった分かった…分かったからもういい」
ミカサ「ならよし。待ってる」
エレン「おう…」
リコ「いいかげんにしろっての‼」
保健室からジャンが突き飛ばされる状態で出てきた。
ジャン「のわっ」
ジャン「酷いじゃないですか‼生徒をたたき出す保健教師なんて聞いたことねえよ!」
リコ「養護教諭だ!毎日毎日仮病を世話する暇はない!」
ジャン「ひっでー」
リコ「私の邪魔をするな…分かったか」
ジャン「はい」シュン
今日はいつにもましてジャンが怒られている…。まったくもって自業自得だと思うけど、様子がおかしかった。
-
- 67 : 2014/11/07(金) 18:49:31 :
- ミカサ(ま、いいや)
通り過ぎた。
サシャ「ゼーゼーハーハー」
ミカサ「ん?」
荒い息遣いと足音が聞こえたので振り返る。ポニーテールの少女がこっちに向かって走ってくる。
サシャ「あの……荷物……もってくれませんか……」
ミカサ「はい?」
サシャ「今からパンを買いに行くんですけど、ついてきてください‼」
ミカサ「いや、でももう授業が…」
サシャ「いいですか!ありがとうございます!」
ミカサ「へ?」
サシャ「じゃあこっちです」グイッ
ミカサ「えっ…ちょ…」
サシャ「早くしないと売り切れちゃいますから!」ビュン
ミカサ「いや…授業…」
この子、人の話、全く聞いてない……。
-
- 68 : 2014/11/08(土) 09:01:45 :
- 学校の近くにあるパン屋さんとスーパーに寄った。サシャが買い物をして、買った荷物を私が持った。(もちろんサシャも持った)
ミカサ「そういえば、あなた名前は?」
聞いてなかったことに気づく。もう今更急いでも授業には間に合わない。アニに笑われるんだろうな……。
サシャ「え…言いませんでしたっけ。1年c組のサシャ・ブラウスです」
ミカサ「えっ」
昨日話していた「サシャ」という子に初めて会った。かなりの美人。エレンはどれくらいこの子と話したのだろう…といつの間にか考えていた自分にぞっとした。
サシャ「あの…そういえば名前聞いてなかったんですけど」
サシャも同様だった。
ミカサ「えっと…ミカサ。ミカサ・アッカ―マン」
サシャ「ああ!B組の!」
ミカサ「知ってたの?」
サシャ「ええまあ。前にジャンが買い出しに付き合ってくれた時があって」
ジャンも結構可哀想だと思う。今、私が持っているエコバックは菓子パンがあふれんばかりに入っている。サシャの持っているエコバックには惣菜と野菜がやはりあふれんばかりに入っている。これ、全部一人で食べるのかな……
サシャ「量、多いですか?」
ミカサ「えっ…ええ」
サシャ「いやぁ…これ全部私が食べる分ってわけじゃないんです」
ミカサ「え?そうなの?」
サシャ「はい。まずミカサ。これとこれをあげます!」
サシャはエコバックからポテトサラダのパックとメンチカツが二枚入ったパックを取り出していった。
ミカサ「くれるの?」
サシャ「はい。私のせいで授業に遅れてしまったわけですし、タダ働きをさせるのはやっぱりよくないですし。あ、パンも選んじゃっていいですよ」
ミカサ「ありがとう…」
悪い子ではないらしい。時間を考えてくれたらもっと印象はよくなると思った。
サシャ「では、私はこっちなんで」
ミカサ「分かった」
サシャ「じゃあまた何かあったら会いましょう!」
荷物持ちじゃあなければ……。
ミカサ「ええ」
サシャはまた走って行った。……さて、どうしよう。
-
- 69 : 2014/11/11(火) 09:40:17 :
- ~1-B~
ペトラ「ミカサ、どうして遅刻なんてしたの?」
ミカサ「すみません」
ペトラ「朝はA組のエレンと登校してたらしいじゃないの。学校まで来てどうして引き返しちゃったの?」
ミカサ「いや…その…」
サシャのことを話してもいいのかな…。
ペトラ「まあいいわ。授業始まるから行きなさい」
ミカサ「ハイ……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・職員室
ペトラ「ああ……」
叱りすぎちゃったかな…。
ペトラ「う~む」
ハンジ「おおう。悩んでる悩んでる」
ペトラ「ハンジ先生」
ハンジ「そうやって悩めるのも若いうちだけだからね」
ペトラ「先生も十分若いですよ」
ハンジ「うれしいことを言ってくれるね。じゃ私は授業だから」
ペトラ「はい…」
-
- 70 : 2014/11/15(土) 12:54:45 :
- ~1-A~
アルミン「で結局ミカサは来たんだ」
エレン「ああ。にしてもどこ行ってたんだろうな」
サシャ(廊下から)「今日はコニ―がいなくても手伝ってくれる人がいましたしー」
エレアル「まさか…」
コニ―(廊下から)「へえーそんな物好きいたんだな。誰だったんだ?」
サシャ「ミカサって子です‼」
エレアル「あいつか…」
エレン「あれはつらいな」
アルミン「うん。惣菜と菓子パンを死ぬほど買ってね」
エレン「惣菜もらえるけど二度と行きたくねえな」
ユミル「アイツん家よく家計もつな」
クリスタ「さすがにサシャ一人で食べるんじゃないでしょ。」
ユミル「ああ。近所の同好会?かなんかにも届けてるんだと」
エレン「いつからいたんだ?」
クリスタ「最初から☆」
エレン(訊きにくい)
-
- 71 : 2014/11/17(月) 18:47:39 :
- クリスタ「ねーねーエレン」ニヤニヤ
エレン「なんだよ…」
クリスタ「ズバリ聞きます!エレンとミカサって付き合ってるの?」
エレン「はっ?」
ユミル「付き合ってるんだ」
エレン「違ぇし」
アルミン「一方的な片思い?」
エレン「アルミンッ」
アルミン「僕は脈あると思うけどな」
エレン「そういうお前らはどうなんだよ」
話の流れに乗っかって訊いてみた。
アルクリ「は?」
アルミン「そそそそんな関係じゃないし」
クリスタ「あははエレン。何か勘違いしてない?」(棒読み
エレン「いや、俺は別にアルミンとクリスタのことと言ったわけじゃねえよ」ニヤッ
アルクリ(コイツッ!)
ユミル「ヒュー。付き合ってんだ」
クリスタ「ユミルも言う!」
エレン「で、いつからなんだ?」
アルミン「それは…ちょっと…」
クリスタ「ちょっと……ねぇ…」
アルクリ(まさか昨日なんて言えない…)
-
- 72 : 2014/11/17(月) 19:57:06 :
- ♡きたい♡
-
- 73 : 2014/11/18(火) 16:14:15 :
- >>72
ありがとうです‼
続き↓
エレン「つかユミルは知ってたんだろ」
ユミル「まあお互いの好きな人くらい知ってたからね」
クリスタ「ユミル~!」
アルミン「ちょっとちょっとみんな見てるでしょ」
サシャ「コニ―、あの四人って仲いいですよね」
コニ―「ああ。なんか楽しそうだな」
-
- 74 : 2014/11/18(火) 21:50:55 :
- 期待です!
-
- 75 : 2014/11/20(木) 17:38:06 :
- >>74杏さん有り難うです!
-
- 76 : 2014/11/21(金) 18:19:07 :
- 続き↓
~帰り~
エレン「ミカサ―!」
ミカサ「今行く」
アニ「じゃあね~」
ミカサ「また明日」
桜の木はだんだん緑色になってきた。そろそろ夏になるだろう。夏休みはエレン達と何処へ行こう。
エレン「なににやけてんだ?」
ミカサ「なんでもない」
エレン「あっ…アルミンとクリスタなぁ……」
ミカサ「うんうんどうだった」キラキラ
エレン「無表情でキラキラするなよ…家でな」
ミカサ「エレンそれはずるい」
エレン「いやだってここで言えることじゃないわけだしな。どちらにしても」
ミカサ「…なら分かった。あ、ジャン。また明日」
ジャン「おう…」
エレン「どうしたんだ?元気ねぇな」
ジャン「お前らが元気過ぎんだよ」
ミカサ「そういえばジャン。あなた今朝何があったの?」
ジャン「はっ⁉」
ミカサ「リコ先生となにか…」
ジャン「なにもねえよ!じゃあな」ダッ
-
- 77 : 2014/11/21(金) 18:25:01 :
- ~帰り道~
ミカサ「エレン。夏休みはどこへ行こう」
エレン「はぁ⁉」
ミカサ「何かおかしなこと…言った?」
エレン「ミカサ、夏休みまで一ヶ月はあるぞ。そして俺は何より夏休みの補習が心配だ」
ミカサ「あのチビの?」
エレン「頼むから本人の前でぜってーいうなよ」
ミカサ「言わない。大丈夫」
エレン「あ!でよーアルミンとクリスタはなー」
ミカサ「結局今言うんだ」
エレン「いいだろ。気分だ」
ミカサ「分かった」
エレンはよどみなく喋る。もう6時だというのにまだ明るい。私はふとあの桜の木を見た。葉が風に踊っている。
もう……夏が始まる。
~fin~(続く)
-
- 78 : 2014/11/21(金) 18:36:24 :
- お疲れさまです!
続き期待です!
-
- 79 : 2014/11/21(金) 18:45:01 :
- >>78
さっそくスレたてちゃいました!有り難うございます!
-
- 80 : 2015/04/15(水) 15:24:14 :
- めっちゃ気になる
-
- 81 : 2023/08/30(水) 14:42:10 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
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16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
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36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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