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武器屋&防具屋「ほこ×たてと言う矛盾したCP」
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- 1 : 2014/10/11(土) 21:11:27 :
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~町~
勇者「あのー、西の洞窟に住むメタルゴーレムに勝てる装備が欲しいんだけど」
武器屋「それならこの最強の矛!いかなる硬い物でも貫き通せます!!」
武器屋「攻撃こそすべて!攻撃は最大の防御ですぞ!!」
勇者「うーん…」
防具屋「いやいや、この最強の盾!これさえあれば、どんな強力な攻撃でも防げます!!」
防具屋「勇者様は身体が資本!防御は最高の攻撃ですぞ!!」
勇者「うーん、魅力的だけど流石に両方は買えないなぁ」
勇者「そうだ!その二つの装備品をぶつけ合ったら、どっちが勝つんだ?」
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- 2 : 2014/10/11(土) 21:23:19 :
武器屋「どっ…」
防具屋「ちが…」
勇者「だってどっちも最強なんでしょ?最強同士をぶつけ合えば、一体どうなるんだろう」
勇者「ぶつけ合って壊れなければ、本当の最強って事だろ?」
武器屋「確かに…。私の矛によって、あの盾を粉砕すれば最強の称号はこの手に…」
防具屋「いや待て、私の盾でその矛を返り討ちにする事で、真の最強の名が…」
勇者「壊れなかった方を買うよ。それでメタルゴーレムと戦ってくる」
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- 3 : 2014/10/11(土) 21:35:56 :
武器屋「よしきた!やってやろうじゃないか!最強の矛の力を見せてやる!」
防具屋「ほざけ武器屋風情が!この盾こそが最強だ!無様に砕け散れ!」
武器屋&防具屋「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」
ガッキィィィィィィンッ!!!!!!!!!!
矛「」ボロッ
武器屋「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!」
防具屋「決まったな!私の盾こそ最強だ!!」
勇者「やっぱ防御は最高の攻撃なんだなぁ。よし、じゃあその盾を買…」
武器屋「待ったぁ!!!」
勇者「え?」
防具屋「どうした武器屋よ、この期に及んで往生際が悪いぞ」
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- 4 : 2014/10/11(土) 21:47:24 :
武器屋「3日間、時間をください。その時間で、その盾を上回る強さの矛を作り上げる!」
勇者「えぇ…3日っすか…」
防具屋「無駄だ無駄だ。この盾を破れる武器など、この世には存在しないのだからな」
武器屋「頼む勇者様!メタルゴーレム退治はそこまで急ぎの案件ではないのでしょう!?」
勇者「確かにそうだけど…分かったよ、3日間だけな」
武器屋「ありがとう!待っていてください、必ずや最強の矛を作り上げて見せます!!」
防具屋「やれやれ、貴様の愚行のせいで勇者様は3日も無駄な時間を過ごされる事になった」
勇者「いいよ、最強の武器が手に入るなら3日くらい待ってても」
武器屋「私はやるぞ!!必ずやり遂げるぞ!!」
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- 5 : 2014/10/11(土) 21:57:11 :
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武器屋「…とは言ったものの、あの盾を破るには一体どうすれば」
武器屋「単純に考えれば、やはり素材だな。強力な素材があれば、きっとあの盾を」
武器屋「硬くて、丈夫で、何物にも負けない素材…」
武器屋「…そうだ!!!」
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- 6 : 2014/10/11(土) 22:09:15 :
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メタルゴーレム「ふははははっ、武器屋如きがこの私を倒すだと?笑わせるな!!」
武器屋「私は貴様を倒して、その鋼の装甲を頂く!!」
武器屋「そしてそれを素材にして、最強の矛を作り上げるんだ!!」
メタルゴーレム「何を言ってるか分からんな。いずれにせよ、ここが貴様の墓場だ」
武器屋「私は死なん!勇者様に最強の武器をお届けするために…」
武器屋「…うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」ダッ!
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- 7 : 2014/10/11(土) 22:21:15 :
~3日後・町~
武器屋「お待たせしました勇者様、新たに完成した最強の矛です」
勇者「何か強そう…ってか、何でそんなにボロボロなの?」
武器屋「勇者様のためならば、この身などどうなっても構いません」
防具屋「しかし随分と重厚な矛だな。一体どんな素材を使った?」
武器屋「メタルゴーレムの装甲」
勇者「はぁぁぁぁぁぁぁ!?メタルゴーレムやっつけちゃったの!?」
武器屋「おかげで最強の矛が完成しました」
勇者「倒すべき相手を素材にして武器作ったら意味ないじゃん…」
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- 8 : 2014/10/11(土) 22:33:14 :
武器屋「まぁまぁ、他にも倒すべき敵は居るでしょう」
勇者「まぁ…ね。今度は南の湖のウルトラスライムを倒そうと思ってる」
武器屋「ならばこの矛が最適ですぞ!いかなる物でも貫き通せますからね!」
防具屋「いくらパワーアップしたとはいえ、所詮はエセ最強の矛!まだこの盾のほうが強い!」
武器屋「そこまで言うなら、やるか?」
防具屋「望むところだ!もう一度砕いてくれる!!」
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- 9 : 2014/10/11(土) 22:45:13 :
武器屋&防具屋「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」
ガッキィィィィィィンッ!!!!!!!!!!
盾「」ボロッ
防具屋「そんな…」
武器屋「はははははっ!!ハリボテとはまさにこの事!さぁ勇者様、この武器をお手に!」
勇者「やっぱ攻撃は最大の防御なんだなぁ。よし、じゃあその最強の矛を買…」
防具屋「待ったぁ!!!」
勇者「え?」
武器屋「おいおい防具屋よ、この期に及んで往生際が悪いぞ」
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- 10 : 2014/10/11(土) 22:55:21 :
防具屋「3日間、時間をください。その時間で、その矛を上回る強さの盾を作り上げる!」
勇者「えぇ…また3日っすか…」
武器屋「勇者様は忙しいんだ、これ以上この町で足止めするワケにはいかんだろう」
防具屋「勇者様!ウルトラスライム退治は急ぎの案件ですか!?」
勇者「イヤ、そう言うワケじゃないけど…」
防具屋「ならばこの防具屋にも時間をください!あなた様のご期待に応えて見せます!」
勇者「まぁ、武器屋も3日待ったしな。いいよ、待ってあげる」
防具屋「やるぞ!私は必ずやり遂げて見せる!!」
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- 11 : 2014/10/11(土) 23:05:09 :
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防具屋「とは言ったものの、メタルゴーレムの装甲を防げる素材など一体どこに…」
防具屋「硬さで勝る素材など無いに等しいのではないか…?」
防具屋「どうにか敵の攻撃を打ち消せるような素材がどこかにあれば…」
防具屋「…そうだ!!!」
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- 12 : 2014/10/11(土) 23:15:10 :
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ウルトラスライム「ぷるぷるぷるっ!防具屋如きがボクに何の用だ」
防具屋「私は貴様を倒して、その体を素材に盾を作り上げる!」
ウルトラスライム「フジタマコトメタルを素材に使う奴はいるけど、君みたいなのは初めてだ」
ウルトラスライム「ボクのプルプルの身体じゃ防具には向かないんじゃないのかな?」
防具屋「ふんっ、防具と言う物は、工夫次第でどうとでもなるんだよ!!」
ウルトラスライム「まぁいいや、誰であろうと人間は食べちゃうもんね。かかっておいで」
防具屋「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」ダッ!
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- 13 : 2014/10/11(土) 23:25:10 :
~3日後・町~
防具屋「お待たせしました勇者様、新たに完成した最強の盾です」
勇者「何か強そう…ってか、左腕どこ行ったの?」
防具屋「勇者様のためならば、片腕が無くなっても大した問題ではありません」
勇者「いや大問題だよ」
武器屋「しかし表面がプルプルした盾だな。一体どんな素材を使った?」
防具屋「ウルトラスライムのゼリー」
勇者「はぁぁぁぁぁぁぁ!?ウルトラスライムやっつけちゃったの!?」
防具屋「おかげで最強の盾が完成しました」
勇者「倒すべき相手を素材にして武器作ったら意味ないじゃんPart2…」
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- 14 : 2014/10/11(土) 23:30:26 :
防具屋「まぁまぁ、他にも倒すべき敵は居るでしょう」
勇者「まぁ…ね。今度は東の山のダークワイバーンを倒そうと思ってる」
防具屋「ならばこの盾が最適ですぞ!いかなる物でも防ぎ通せますからね!」
武器屋「いくらパワーアップしたとはいえ、所詮はエセ最強の盾!この矛のほうが上だ!」
防具屋「ならばもう一度決着を付けようか?」
武器屋「望むところだ!またスクラップにしてやるよ!!」
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- 15 : 2014/10/11(土) 23:36:20 :
武器屋&防具屋「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」
プルルゥゥゥゥゥゥンッ!!!!!!!!!!
矛「」ポヨンッ
武器屋「そんな…攻撃が通らない!?」
防具屋「はははははっ!!硬さだけが全てではないのだっ!」
防具屋「ゼリー状の物質で、その矛の攻撃を無効化したのだ!!」
勇者「考えたなぁ。やっぱ柔よく剛を制すって事なんだなぁ。よし、じゃあその盾を買…」
武器屋「待ったぁ!!!」
勇者「え?」
防具屋「おいおい武器屋よ、まだ負けを認めない気か?」
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- 16 : 2014/10/11(土) 23:43:30 :
武器屋「3日間、時間をください。その時間で、その盾を突破する矛を作り上げる!」
勇者「えぇ…さらに3日っすか…」
防具屋「いつまで勇者様をこの町に釘付けにする気だ?」
勇者「このままじゃ夜のバー通いが続いて散財しちゃう」
防具屋「それはご自身でどうにか我慢してください」
武器屋「勇者様!ダークワイバーン退治は急ぎの案件ですか!?」
勇者「イヤ、急ぎじゃないけどこの後の展開が手に取るように分かるんだよ」
武器屋「ありがとうございます!必ずやあなた様のご期待に応えて見せます!」
勇者「聞く耳を持たないとはまさにこの事」
武器屋「やるぞ!私は必ずやり遂げて見せる!!」
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- 17 : 2014/10/12(日) 13:44:12 :
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
武器屋「貴様の牙をもらいに来てやったぞ!!」
ダークワイバーン「もう考えずにこっちへ直行なんだな」
武器屋「貴様の牙に宿る魔力、そいつを矛に込めればあの盾もきっと打ち破れる!!」
ダークワイバーン「ほざけ人間が。勇者でもない貴様が我が倒せるとでも思うのか!?」
武器屋「私はやらねばならない!勇者様に最強の武器をお届けするために!!」
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- 18 : 2014/10/12(日) 14:04:44 :
ダークワイバーン「ならば喰らえ!呪いの吐息!!」ハァァァァッ
武器屋「ぐっ…苦しい…!!」
ダークワイバーン「その吐息を喰らったら最期、貴様に待つのは死のみだ!!」
武器屋「ぐ…だが…こんなところで…」
ダークワイバーン「ん?」
武器屋「こんなところでくたばるわけにはいかないっ!!」
武器屋「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」ダッ
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- 19 : 2014/10/12(日) 14:25:07 :
~3日後・町~
武器屋「お待たせしました勇者様、新たに完成した最強の矛です」
勇者「ぎゃあぁぁぁぁぁっ!!!!あんた体どこ行ったの!?」
防具屋「ガイコツ!ガイコツやぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」
武器屋「勇者様のためならば、身を粉にして武器を作りました」
武器屋「あ、粉にする“身”がもうないんですけどね。ヨホホホホ」
防具屋「そんなになってまで武器を作るとは、お前武器屋の鑑だな」
勇者「少なくとも馬鹿の鑑であることには間違いねぇよ…」
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- 20 : 2014/10/12(日) 18:33:17 :
防具屋「それで、今度はどんな素材を使ったんだ?」
勇者「聞くまでもないと思うけど」
武器屋「ダークワイバーンの牙」
勇者「ほらね」
武器屋「奴の能力で肉体を失いましたが、おかげで最強の矛が完成しました」
勇者「むしろ最強なのはあんただよ武器屋」
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- 21 : 2014/10/12(日) 18:54:15 :
防具屋「となると、残る敵は…」
勇者「もう北の魔王城のりゅうおうしか居ないよ。あんたらのおかげで」
武器屋「ならばこの矛を使ってください!」
防具屋「いやいやこの盾こそ最強です!!」
勇者「あの、出世払いでどっちも譲ってくれたりはしないの?」
武器屋&防具屋「イヤそれはちょっと」
勇者「オレのためとか言いつつ、そう言うところはキッチリしてるな、あんたら」
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- 22 : 2014/10/12(日) 19:14:15 :
防具屋「こうなったら…」
武器屋「やるしかないようだな。最後の決戦と行こうか…」
武器屋&防具屋「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」
ガッキィィィィィィンッ!!!!!!!!!!
盾「」シュウゥゥゥゥゥゥ…
防具屋「なっ…ゼリー物質が蒸発している!?」
武器屋「ははは、ダークワイバーンの持つ灼熱の牙!こいつの力で水分を蒸発させる!!」
シュウゥゥゥゥゥゥ…
ガキンッ!!
盾「」ボロッ
防具屋「あぁっ!!」
武器屋「はははっ!!勝負あったな!!」
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- 23 : 2014/10/12(日) 19:34:25 :
矛「」ボロッ
武器屋「何だと!?」
防具屋「表面のゼリーは破れても、その奥の盾を攻撃して無傷ではいられなかったようだな」
勇者「ちょっと、どうすんだよ!どっちも壊れちまったじゃねぇか!!」
武器屋&防具屋「ご安心を、勇者様」
勇者「!?」
武器屋「あと3日、お時間を頂ければ」
防具屋「必ずやあなた様のご期待に添える装備をお作り出来ます」
勇者「…」
武器屋&防具屋「私達は、やり遂げる!必ずだっ!!!」
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- 24 : 2014/10/12(日) 19:53:12 :
~魔王城~
防具屋「とうとうここまで来たな、武器屋よ」
武器屋「お前の防具が無ければ、あの強い魔者達に勝つことはできなかった」
防具屋「貴様の得体の知れない能力も、我らの助けになったぞ」
武器屋「そこは私の武器を褒めるところではないのか?」
防具屋「武器屋というか魔族だろ、お前」
武器屋「静かにしろ!何か来るぞ!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
ドオォォォォォォォォォン!!!!!!!!
武器屋&防具屋「!?」
りゅうおう「よく来たな!!私がこの世界を支配する魔族の王だ!!」
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- 25 : 2014/10/12(日) 20:13:19 :
武器屋「出たなりゅうおう!!」
防具屋「何と禍々しい姿!!」
りゅうおう「貴様らが伝説の勇者の一行であろうと…ん?勇者?」
武器屋「私は武器屋だ!!」
防具屋「私は防具屋だ!!」
りゅうおう「武器屋!?防具屋!?魔族みたいな姿して何言ってんだこいつら!!」
武器屋「私はやる!!お前を倒して、最強の素材であるその爪を!!」
防具屋「私はその鱗を!!」
武器屋&防具屋「最強の装備を作り上げ、勇者様にお届けするためにっ!!!」
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- 26 : 2014/10/12(日) 20:28:05 :
武器屋&防具屋「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」
りゅうおう「小賢しい!!人間風情が!!死に晒せっ!!」ボオォォォォォォッ!!!!!!!!
武器屋「熱いっ!!何て超高温の火炎だ!!近づけないっ!!」
防具屋「はっ!!」ザッ!
武器屋「防具屋っ!!」
防具屋「私の後ろに隠れろ!!この盾で奴の火炎を防ぐ!!」
ボオォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!
防具屋「くっ…熱い…長くは持たない…」
武器屋「無茶をするな防具屋!!隙を見て、私が奴の懐に潜り込む!!」
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- 27 : 2014/10/12(日) 20:43:23 :
りゅうおう「何を企んでいるかは知らんが無駄だ!!燃え尽きろ!!」
ボオォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!
防具屋「すまん…そろそろ限界だ…」
武器屋「任せろっ!!」バッ!
りゅうおう「とうとう出て来たな!!死ねっ」
武器屋「しまっ…」
ボオォォォォォォォォォォォォォォォォッ!!!!!
防具屋「武器屋ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!!!!!!」
シュウゥゥゥゥゥゥ…
-
- 28 : 2014/10/12(日) 20:59:06 :
りゅうおう「ははは、片方が燃え尽きたか。残りはもう一匹…」
武器屋「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」
りゅうおう「何っ!?」
ズバアァァァァァァァァァァッ!!!!!!
りゅうおう「ぐあぁっ!!何故だ!?」
武器屋「炎に飛び込む直前、防具屋が私にくれたのだ。この不思議な鎧をな」
防具屋「その鎧は、炎や氷のダメージを軽減できるのさ」
りゅうおう「小癪な真似を…」グググ…
武器屋「その傷ではまともに反撃できまい。とどめだっ!!」バッ!!
りゅうおう「舐めるな!!喰らえっ!!」ビュッ!!
武器屋「爪!?しまった!!」
ガキィィィィィィンッ!!!!!
りゅうおう「ぬぅ…うまく武器で防いだか…」
武器屋「武器は最大の防具ってな!」
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- 29 : 2014/10/12(日) 21:13:53 :
りゅうおう「ならばもう一方の爪は防げるかな!?」ビュッ!!
武器屋「まずいっ!!」
防具屋「盾クラッシュ!!」ビュッ!!
ガンッ!!
りゅうおう「ぐふっ!?盾を投げただと!?」
防具屋「防具は最高の武器だ!!覚えとけ!!」
-
- 30 : 2014/10/12(日) 21:29:30 :
りゅうおう「くっ…そろそろ限界だ…」フラッ…
武器屋「そろそろトドメ行くぞ防具屋!!」
防具屋「あいわかった武器屋!!」
武器屋&防具屋「うおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」ダッ!
りゅうおう「や…やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!!!!!!!」
ズッバァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!
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- 31 : 2014/10/12(日) 21:44:25 :
~3日後・町~
武器屋「最強の矛でございます」
防具屋「最強の盾でございます」
勇者「…素材は?」
武器屋&防具屋「りゅうおうです」
勇者「あのさ…」
武器屋&防具屋「?」
勇者「もう倒す敵がいないから、それ要らない」
武器屋&防具屋「なぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」ガーンッ!!!
勇者「そんじゃ。せいぜい最強の装備作り、頑張れよ」
武器屋&防具屋「…」
-
- 32 : 2014/10/12(日) 21:59:32 :
住民「大変だー!!!」
勇者「!?」
住民「どうやらりゅうおうが死んだ事のよって、真の帝王が蘇ったらしいぞ!!」
武器屋&防具屋「!!!!!!!」
勇者「真の帝王…噂に聞いていたキングエンペラーゴッドカイザーか!?」
勇者「こうなったら、奴を倒すための装備が必要だ!!おいあんたら!!」
武器屋&防具屋「」ニヤァ…
勇者「?」
武器屋&防具屋「お任せ下さい。私達はやり遂げる…必ずだ!!!!!」
完
-
- 33 : 2014/10/12(日) 21:59:50 :
- 以上です。
最後まで読んでくださった方々、ありがとうございました。
-
- 34 : 2014/10/14(火) 07:32:47 :
- 面白かったです
-
- 35 : 2014/10/23(木) 17:32:49 :
- 勇者複雑だなww
-
- 36 : 2015/01/09(金) 09:41:55 :
- 矛盾か・・・
-
- 37 : 2015/03/26(木) 00:32:42 :
- もう、いっそのこと2人とも仲間にしちまえよ勇者www
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- 38 : 2016/01/08(金) 01:55:39 :
- 勇者より強いwwww
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- 39 : 2020/09/29(火) 12:47:43 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
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- 40 : 2020/10/26(月) 13:53:11 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
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