ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

ジャンミカ 1日パパとママ

    • Good
    • 8

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2014/09/30(火) 19:00:48
    ミカサ「…」


    ジャン「…」




    俺達は休日にデートをしていたんだ
    そしたら俺達の前にハンジさんが現れたんだ




    ハンジ「頼む!頼む!!」


    ジャン「え?」


    ハンジ「私達は今から仕事なんだよ!この人達にも手伝って貰わないと困るんだよ!」


    ミカサ「どちら様……でしょう?」


    ナナバ「私はナナバだよ、こっちが私の旦那のミケ」


    ミケ「……スン…スン」


    ジャン「(この人も刑事か?何で俺の臭いを嗅ぐんだよ)」


    ミケ「ふっ」


    ジャン「(よく、わからねぇけど……変な奴だな)」


    ハンジ「頼む!ナナバ達は休みなんだけどさ!今日の事件はミケとナナバが居てくれた方が助かるんだよ!」


    ミカサ「な、何をすれば…?」


    ハンジ「ナナバ達の子供を預かってくれ!」


    ジャンミカ「は?」


    ナナバ「寝てるから……起きた時は面倒見てくれると助かるよ」スッ


    ミカサ「…」


    ジャン「ちょっと……えっ?」





    突然の事に俺もミカサも理解できていない……

    ナナバさん?と言う刑事さんは非番の日に突如呼ばれたらしい

    それで、たまたま通りかかった俺達に子供を預けて仕事に行くらしい…




    ジャン「無責任だな!!」


    ミカサ「可愛い」



    ミカサに抱っこされてる赤ちゃんはグッスリと眠っている

    今日は1日……パパとママになるわけか…






    http://www.ssnote.net/archives/23423
    エレアニ 体育祭だ!!

    こちらのシリーズになります!
    体育祭が終わってからのお話になります!

    オリキャラが出てしまいます、ご理解とご協力をお願いします。

    SSを読者の皆様に気持ちよく読んで貰うために、作品が終了するまでコメントを制限させて頂きます。

    コメントを貰えると本当に嬉しいです
    しかし、途中で貰ったコメントを非表示にするのは心が痛みます。

    ですので、作品が終了するまではこちらにコメントを頂けると嬉しいです!

    http://www.ssnote.net/groups/347/archives/5
    作品の感想
  2. 2 : : 2014/09/30(火) 19:03:12
    赤ちゃんを連れてデートをする訳にもいかないのでミカサの家に行くとこにした



    ジャン「名前……何て言ってたっけ?」


    ミカサ「リーネちゃん」


    ジャン「あぁ、そう言ってたな……にしても…無責任だよな」


    ミカサ「…」フニフニ


    ミカサ「ふふっ」


    ジャン「仕事だからって見ず知らずの人に自分の……ミカサ?」


    ミカサ「ジャン、可愛い!赤ちゃんが凄く可愛い!」


    ジャン「そ、そうだな!(ミカサが可愛い///)」


    ジャン「(悪い気もしねぇな、ミカサが超喜んでるしな)」


    ミカサ「頬っぺたが柔らかい……プニプニしている」


    ジャン「…」


    ジャン「赤ちゃんが羨ましい」


    ミカサ「え?」


    ジャン「何もないっす」




    せっかくのデートだったのだが、ミカサは赤ちゃんに夢中で俺を相手にしてくれない

    正直に言うと凄く寂しい……
  3. 3 : : 2014/09/30(火) 19:03:45
    ミカサ「…」


    ジャン「どうかしたか?」


    ミカサ「起きない」


    ジャン「そりゃあ、気持ち良さそうに寝てるからな」


    ミカサ「…」フニフニ


    ジャン「(起こすつもりだろ)」




    ミカサは眠っている赤ちゃんの頬っぺたをプニプニと触る

    どうやら子供好きの様だ、そんなの知っていたけどよ




    ジャン「(めちゃくちゃ可愛いんだけど)」


    ミカサ「起きない……」


    ジャン「家につく頃には起きるって!今は寝かしといてやれよ」


    ミカサ「確かに、私は冷静じゃなかった」


    リーネ「zzz」


    ジャン「別に良いんだけどよ……ミカサの家は、お母さん居るんだろ?」


    ミカサ「うん、お母さんは基本的に家に居るよ」


    ジャン「基本的に?」


    ミカサ「セールの日は戦いに行く」


    ジャン「な、なるほどな」



    他愛ない会話をしながらミカサの家に向かって歩いた

    ジャンは何度か話しかけだか、ミカサは赤ちゃんに興味津々で気付かなかった様だ……
  4. 4 : : 2014/09/30(火) 21:17:15
    そんな感じで歩いていたらミカサの家が見えてきた

    俺は今日のデートは今までで1番、気合いを入れていた

    理由?ミカサが見たいって言っていた劇のチケットを手に入れていたからだ





    ガチャ




    ミカサ「ただいま」


    ミカサ母「あら?早い……」


    ジャン「お邪魔します」


    ミカサ母「どうしたの!?その、赤ちゃん!?」


    ミカサ「ふふふ、私もお母さんになる日が」


    ジャン「知り合いの警察官に預かってくれって頼まれたんです」


    ミカサ母「せ、説明してちょうだい」



    説明が下手な?ミカサの代わりに説明をした…




    ミカサ母「突然ね」


    ジャン「はい、俺も突然過ぎて頭がおかしいです」


    ミカサ「2人とも静かに、起きてしまう」


    ミカサ母「ん……取り合えず…布団敷くから、そこに寝かせてあげようね」


    ジャン「手伝います」



    ミカサは赤ちゃんを抱っこしていて離そうとしないから、ジャンは布団の準備を手伝おうとした


    布団を1階に運ぶ時に彼の頭の中にあったのは……



    ジャン「(何か寂しい)」
  5. 5 : : 2014/09/30(火) 21:17:53
    ジャン「お~い、ミカサ?」


    ミカサ「何?」


    ジャン「この辺に布団敷くからな?」


    ミカサ「お願い!」


    ジャン「おう(なんちゅう笑顔してんだ///)」


    ミカサ「早く起きないとママは寂しい」


    ジャン「(ミカサの中ではママになってんのな)」



    布団を敷いて、リーネを寝かせたらミカサはリーネの隣に寝転がる…



    ミカサ「ふふふ」


    リーネ「zzz」


    ジャン「なぁ、ミカサ?」


    ミカサ「どうかしたの?」


    ジャン「今日は家から出れそうにないな」


    ミカサ「その通り……私達はリーネを守るのが今日の使命」


    ミカサ「ので!ジャンも一緒に頑張ろう!」


    ジャン「お、おう!」


    ミカサ「今日は1日、私とジャンがリーネのお父さんとお母さん!」


    ジャン「……///」



    悪くないかも知れない
    ジャンの頭の中は幸せで一杯であった
  6. 6 : : 2014/09/30(火) 21:54:15
    ガチャ







    ミカサ母「……」


    ミカサ「…」フニフニ


    ジャン「ふぁ……」


    ミカサ母「(将来の日曜日はこんな感じかしら?)」


    ミカサ母「ちょっと買い物してくるね?」


    ミカサ「わかった……気を付けてね」


    ミカサ母「うん、ありがとう」


    ジャン「俺もリーネのご両親が迎えに来るまで家に居ても大丈夫でしょうか?」


    ミカサ母「そうしてあげて、この子1人じゃ面倒見れないと思うから」


    ミカサ母「あ、後!オムツとか一応残ってるから使う時は2階の箪笥から出してきてね」


    ミカサ「捨ててない、流石はお母さん!!」


    ミカサ母「当たり前よ!それじゃあ、なるべく早く帰るから!」


    ミカサ「行ってらっしゃい」


    ジャン「(バーゲンだから戦いに行く訳か)」


    ミカサのお母さんが買い物に出かける時に、凄い心配したいたようで【なるべく早く戻ってくるから】ともう一度言ってから出ていった


    それから俺とミカサは寝てるリーネを見ていた

    親父さんに似ていない、母親に似ている気がするな

    そんな事を考えていたら……




    ミカサ「あっ!」


    ジャン「おっ」


    リーネ「…」



    寝ていたリーネは目を覚ました様だ…
  7. 7 : : 2014/10/01(水) 14:36:32
    リーネ「あ~」


    ミカサ「じゃ、ジャン!」


    ジャン「何だよ!?」


    ミカサ「私は今までで1度も赤ちゃんを産んだことがない!ので、こういう時にどうすれば良いかわからない!」


    ジャン「ぶっ!あ、当たり前だろ!(まだ結婚もしてないんだからよ///)」


    ジャン「と、取り合えず!さっきみたいに抱っこしてやれよ!」


    ミカサ「な、なるほど!」


    ミカサ「リーネ…ちゃん……私の方に………」


    ミカサ「抱っこ……させてください///」


    リーネ「あ~?」


    ジャン「(やばい……ミカサが可愛すぎる///)」



    その後、ミカサはリーネを抱っこしたのだが……



    ビェェェエエエェェンンン!!




    リーネ「んまぁ~!!ま"~~ぁ!」


    ミカサ「な、泣いてしまった!ジャン!私はどうすれば良いのだろうか!?」


    ジャン「えっ……いや…どうすんだろうな」


    ジャン「…」


    ジャン「と、取り合えず……遊んでやるしか!」


    ミカサ「リーネちゃん、向こうにパパが居る、ので見てほしい!今からパパが面白い事をしてくれる……はず」


    ジャン「んなぁ!?」


    ジャン「(俺任せかよ!!えっと……何すれば良いんだよ)」


    リーネ「うっ…ひぐっ」


    ジャン「う、馬の真似します!!」



    俺にはこれしか浮かばなかった……
  8. 8 : : 2014/10/01(水) 23:24:44
    ジャン「ひひ~ん!!」


    ミカサ「ぷぷっ」


    リーネ「う~!う~!!」


    ジャン「(ミカサも笑ってる……や、やけくそだ!)」


    ジャン「ミカサ!俺が四つん這いになるから……リーネを背中に乗せてよ…落ちないように支えてろ」


    ミカサ「なるほど!流石はパパ!」


    ジャン「おうよ!」



    急な展開にパパとママと言い合ってる事に気付いていない二人であった




    リーネ「う~!ま~ま!!」


    ジャン「ひひ…ひひ~ん」


    ミカサ「凄く喜んでる……凄く可愛い」


    ジャン「(俺は体力的に辛い)」


    リーネ「きゃっ!きゃっあ!」ゲシゲシ


    ジャン「いっ……け、蹴るのは辞めましょうね?」


    リーネ「う~」ニコ


    ミカサ「(この笑顔は絶対に辞めないと思う)」



    その後、ジャンはたくさん蹴られてしまった

    ジャンは痛がっているが少し楽しそうな顔をしている
  9. 9 : : 2014/10/01(水) 23:25:02
    リーネ「あぅ……あ~」


    ジャン「こ、今度は何だ?」


    ミカサ「お腹が減っているのかもしれない」


    ジャン「マジか……どうすんだよ」


    ミカサ「残念なことに私は」


    ジャン「ミカサ……お前…サシャみたいなこと言ってるぞ?」


    ミカサ「サシャ……ふふっ…リーネと一緒に居ると私は楽しい」クスクス


    ジャン「(子供好きだからな……俺も好きだけどよ)」


    ジャン「粉ミルク買ってくるからよ、留守番してろよ」


    ミカサ「ジャン……お願いしたい」


    ジャン「任せろって!自転車は借りてくぞ?」


    ミカサ「問題ない!使ってほしい!」


    ジャン「んじゃ、行ってくるわ」



    これが父親になった時の気分なのか?
    きっと俺は将来、ミカサにお願いされたら断れずに何でもお願いを聞く父親になるだろうな
  10. 10 : : 2014/10/01(水) 23:25:26
    ミカサの家を出ると、少しだけ冷たい風が吹いていた…




    ジャン「あ~肌寒いな」


    そんなことを言いながらミカサの自転車を借りてスーパーを目指すことに…




    ギコギコ……ギギィ



    ジャン「ミカサ……自転車乗らないからな………音が凄いわ」


    ジャン「(あ~夏も終わったし、また自転車でデートすんのも悪くないかもな)」


    ジャン「……」


    ジャン「どっか調べておくか」



    スーパーに向かう最中、どこに遊びに連れていったら喜んでくれるかを考えていた

    ミカサは子供好きだからな
    きっと家で仲良くしてんだろうな






    ギコギコギコギコ……ギギィ




    ジャン「おっ……見えてきたな」



    キキッ




    ジャン「オムツも買ってくか……新しい方が良い様な気がするし」


    ジャン「…」


    ジャン「ハンジさんから金を請求しねぇとな」



    財布の中身を見ながら中に足を運ぶ
    お金は少ない、お小遣いが減るのは何だか悔しい





    ウィーーーーン



    「いらっしゃいませ!」


    ジャン「(どこに置いてあるんだよ?)」
  11. 11 : : 2014/10/02(木) 22:14:13
    ジャン「あの~」


    「はい?」


    ジャン「オムツと粉ミルクの……何て言えば良いんだよ…えっと……」


    「子供用のオムツとかですよね?」


    ジャン「そうそう!」


    「案内しますね!」



    聞いてみるもんだな、早く買って帰らないとミカサが心配だ







    「こちらになります」


    ジャン「あざ~す」


    「お若いですね」


    ジャン「えっ?ま、まぁ……まだ高校生なんで」


    「そ、そうなんですか!大変ですね」


    ジャン「?」


    ジャン「…」


    ジャン「……勘違いだ!俺の子じゃねぇよ!!」




    勘違いされていたと気付いたら、何だか本気で恥ずかしかった

    俺は早く店を出ようと慌てて目的の商品を手に取ってレジに向かった
  12. 12 : : 2014/10/02(木) 22:14:51
    会計を済ませ、自転車に乗ろうとする
    何故か俺の事をジロジロと主婦が見てくる…



    ジャン「(たくっ……俺とミカサの子じゃねぇよ)」


    ジャン「…」



    でも、まぁ……いつかは…



    ジャン「…///」



    ミカサと結婚した自分を想像すると顔がニヤニヤしてしまうジャンであった




    ギギィ…ギコギコギコギコ……ギギィ




    ジャン「あ~金がねぇな」


    ジャン「絶対に後で金を請求してやるからな……あの警察軍団」



    自転車を漕ぎながら一人言を言う
    ミカサは大丈夫だろうか?

    心配してるからか?ペダルを漕ぐスピードを早くする




    ジャン「…」


    ジャン「あ~ちょっと心配だよな」


    ミカサはしっかりしているから安心しても良いと思ってる

    だけど、赤ちゃんの面倒をみる事が出来るのだろうか?

    俺達は子供の面倒をみる事は私生活の中でないからな…




    ジャン「よっと!」



    立ち漕ぎで急いで帰ることにした
  13. 13 : : 2014/10/03(金) 23:10:24
    その頃のミカサは…




    ミカサ「リーネちゃん……こしょぐったい」


    リーネ「う~?」


    ミカサ「お腹を触られると……ふふっ」


    リーネ「あぅ」


    ミカサ「手が小さい」ニギニギ


    ミカサ「赤ちゃんは可愛い」


    ミカサは心配する必要がなかった様だ
    リーネと仲良く遊んでいた




    ミカサ「ジャンは帰ってくるのが遅い……何かあったのだろうか」


    リーネ「う?」


    ミカサ「見に行こうか?ほら、私が抱っこして連れていこう」



    ミカサはリーネを抱っこして玄関でジャンを待つことにした

    ―――
    ――






    ミカサ「遅いね?」


    リーネ「ま~!」


    ミカサ「お腹減ったよね……もう少しまってほしい」


    リーネ「ん~ま!」


    ミカサ「ジャンもお母さんも遅い」





    帰りが遅い2人を心配しているミカサ…

    スーパーは遠くはないけれど、近くもない気がする





    リーネ「う~!う!」


    ミカサ「う?」


    キキッ



    ジャン「馬じゃねぇぞ?」


    ミカサ「ジャン!」


    ジャン「遅れちまってゴメン!」


    ジャン「でも、ちゃんと買ってきたぞ!」


    ミカサ「ありがとう…帰ってくるのが遅いから心配したいた」


    ジャン「ご、ごめんな!」


    ミカサ「大丈夫……リーネの為にミルクを作ってあげよう」


    ジャン「そうだな、作り方は知ってんのか?」


    ミカサ「大丈夫、ちゃんと調べておいたから」


    ジャン「流石だな!ミカサは良い奥さんになるぜ!」


    ミカサ「私はジャンの奥さんになるよ?」


    ジャン「あっ……へへ!おう!」


    ミカサ「ふふふっ」




    ジャンが買ってきた粉ミルクやオムツ
    オムツはミカサの家にもあったのだが、ジャンは新しいのを買ってきてくれていた
  14. 14 : : 2014/10/03(金) 23:11:13
    その後、すぐにミカサはミルクを用意した



    ミカサ「これぐらいの温かさで良いのだろうか?」


    ジャン「こんなもんだよな」


    ミカサ「私が飲ましてあげたい」


    ジャン「そうだな、俺よりミカサの方が好きみたいだし」



    リーネはミカサから離れようとしない
    ジャンが抱っこしようとするとミカサの服を引っ張るのであった…




    ジャン「…」


    ミカサ「凄い、どんどん飲んでいく」


    ジャン「ミカサ……ま~ひ」


    ミカサ「私は暇ではない…ジャンも見て?凄く可愛いから」


    ジャン「(リーネが羨ましいな……ミカサに抱かれるってよ)」


    リーネ「んぐっ、んぐっ」


    ミカサ「慌てなくても良いのに」クスクス


    ジャン「(暇だ……本当に暇だ)」




    ガチャ




    ミカサ母「ただいま~?大丈夫だった?一応、粉ミルクと新しいオムツとか買っておいたよ」


    ミカサ「お帰りなさい、ジャンが今さっき買ってきてくれた……ので大丈夫」


    ミカサ母「え?お金は大丈夫なの?」


    ジャン「後で不良警官から回収するから大丈夫っす」




    俺の財布の中は駆逐されちまってるよ…
  15. 15 : : 2014/10/05(日) 19:52:22
    ミカサ母「ミカサ?あなた達はお昼食べたの?」


    ミカサ「まだ食べていない」


    ジャン「(昼は人気のレストランに連れていこうと思ってたんだけどな)」


    ミカサ母「じゃあ、今から何か作るわね……ジャン君は嫌いな食べ物ある?」


    ジャン「あっ…俺の分も良いんですか?」


    ミカサ母「もちろん!頑張って美味しいの作るからね!」


    ジャン「やった!嫌いな食べ物なんかありませんよ!何でも食えます!」


    ミカサ母「そう、なら安心だわ」


    ミカサ「(きっと今日は炒飯……)」




    ミカサの母はキッチンに向かう…
    ミカサはリーネと仲良く遊んでいる





    ジャン「…」


    ミカサ「リーネちゃんは偉い子、ちゃんとミルクを飲めた」ナデナデ


    リーネ「?」


    ジャン「ミカサ……俺は何かする事あるか?」


    ミカサ「今のところ大丈夫…ので、ゆっくりしていてほしい」


    ジャン「…」


    ジャン「(暇だ…)」



    ジャンは1人、何もすることがなくボッーと過ごしていた…
  16. 16 : : 2014/10/05(日) 23:06:45
    ジャン「…」


    ミカサ「大丈夫……良い子、良い子…ふふふっ」


    リーネ「きゃはははっ!」


    ジャン「…」ボケー



    ミカサはリーネに夢中になっていて、ミカサの母は昼飯の準備…




    ジャン「(何もする事がねぇな)」


    ジャン「ミカサ?漫画読んでも良いか?」


    ミカサ「かまわない…私の部屋にジャンの好きそうな漫画がある……ので取ってきて良い」


    ジャン「え?」


    ミカサ「?」


    ジャン「入っても良いのか?」


    ミカサ「何度も入っている……なぜ照れる?」


    ジャン「な、何もないっす(1人でミカサの部屋に入った事はねぇぞ///)」



    少しだけ躊躇してしまうが、ジャンも思春期だったからか?

    1人でミカサの部屋に入らせて貰うことにした…
  17. 17 : : 2014/10/06(月) 15:54:03
    ガチャ




    ジャン「うん……美しい匂いだ」


    ジャン「ミカサの優しさを感じれる部屋だぜ」



    ジャンはミカサの部屋から出たくなくなってしまった



    ジャン「ここで漫画読んでちゃ……ダメだよな」


    ジャン「ん?アニとミカサの写真か……クリスタもユミルも写ってるな」


    机の上に置かれた写真を見てみると懐かしい写真が多数あった



    ジャン「これは、夏祭りの時の写真か……ははっ!エレンの奴、頬っぺたにケチャップついてやがる」ハハハ


    ジャン「あ~懐かしいな……こっちは何だ?」


    机の隅に置かれている小さなアルバムを手に取って見てみた

    アルバムの中は俺達と写ってる写真だと思っていたんだ




    ジャン「…」


    ジャン「前の学校の写真か……ミカサ…」


    ジャン「悲しそうな顔してるな……やっぱり」



    ガチャ



    ジャン「あっ!とっとっ!!」


    ミカサ母「ジャン君、お昼の準備……」


    ジャン「えっと……このアルバムの写真……」


    ミカサ母「前の学校ではね…上手く友達が作れなかったから」


    ジャン「…」


    ミカサ母「ジャン君はさ、ミカサのどこに惚れたの?」


    ジャン「な、何ですか……急に///」


    ミカサ母「だって……あの子って人と話すの苦手でしょ?」


    ミカサ母「言語力がないからね……人に誤解されやすいのよ」


    ミカサ母「……それもイジメに繋がってたみたいだしね」


    ジャン「誤解されてないですよ、俺達はミカサが大好きなんで」


    ジャン「ミカサの話し方を変に思う奴は俺達の周りには絶対にいないですよ」


    ミカサ母「うん、知ってますよ」クスクス


    ジャン「そ、そうですか!」


    ミカサ母「それで?何でミカサに惚れたの?」


    ジャン「(これって……言わないと終わらねぇ感じ?)」
  18. 18 : : 2014/10/06(月) 15:54:24
    ジャン「えっと……ですね」


    ミカサ母「うん!」


    ジャン「ミカサが転校して来た日に、綺麗な黒髪が目に留まりまして///」


    ジャン「そ、それに!凄い綺麗で……か、可愛くて…優しいし……何て言えば良いか……その…」


    ミカサ母「ふふっ」


    ジャン「とにかく!一目惚れしたんです!今は最高に幸せです!!」


    ミカサ母「何か嬉しいなぁ~ありがとね?」


    ジャン「え?あ、はい!」


    ミカサ母「下に降りてきてね?簡単な料理しか作ってないけど食べていって」


    ジャン「絶対に食べますよ!(ミカサの母さんの料理はマジで美味いからな)」


    ミカサ母「(自分の娘がモテるのは何だか嬉しいわ)」



    ミカサの部屋から漫画を持って下に降りていった

    ミカサはさっきと同じ部屋でリーネと遊んでいた






    ミカサ「リーネの手は小さくて可愛い……指も小さい」クスクス


    リーネ「あぅ」


    ミカサ「私の手よりも小さい……ふふっ」


    ミカサ母「ミカサも子供の時は今よりも小さかったわよ?」


    ミカサ「お母さん!」


    ミカサ母「お父さんがね?あなたを抱っこすると首を触ってきて、くすぐったいって言ってたなぁ」


    ミカサ母「夜は泣くから私もお父さんも寝ないで散歩しに行ったりしてたのよ?」


    ミカサ「こ、子供だったから仕方ない///」


    ミカサ母「はいはい、冷めない内にお昼、食べちゃいなさい」


    ミカサ「リーネを抱っこしている」


    ミカサ母「私が抱っこしてるから大丈夫よね~?」


    リーネ「う~あ」


    ミカサ母「ほら!私に抱っこさせてよ(赤ちゃん!赤ちゃん抱っこ何て久し振り)」ギュッ


    ミカサ「そんなに無理矢理……なぜ泣かない?」


    リーネ「きゃははっ」


    ミカサ母「まだまだね」クスクス


    ミカサ「むぅ」


    ミカサ母「ほら!ジャン君と食べてきなさい!」


    ミカサ「は~い」


    ミカサ母「ふふふっ!本当に可愛いわね」



    子供好きのミカサ家であった……
  19. 19 : : 2014/10/06(月) 15:54:48
    ミカサがジャンの所に行くと、ジャンは食べないで待っていてくれた。





    ミカサ「ジャン?食べてないの?」


    ジャン「おっ!一緒に食べようと思ってな!」


    ミカサ「ふふっ!」


    ジャン「俺は腹減ってるから早く食べたい!ミカサも早く座って食べようぜ?」


    ミカサ「そうしよう」クス



    ミカサのお母さんが作ってくれた料理は中々凄かった…




    ジャン「これ……マジで美味いな」


    ミカサ「お母さんは気合いを入れすぎ……冷凍食品で終わらせると思っていた」


    ジャン「ミカサの母さんって料理上手だよな」


    ミカサ「うん!とても美味しい」


    ジャン「だよなぁ……ミカサは何の料理が1番好きなんだ?」


    ミカサ「全部好き、でも1番好きなのはシチューかもしれない」


    ジャン「シチューか!食ってみたいな」


    ミカサ「クリスマスがある、ので!また皆で集まろう!」


    ジャン「おっ!良いな!」


    ミカサ「もちろん、2人でも遊びに行こう!夜に少しだけしか一緒に過ごせないかもしれないけれど」


    ジャン「ははっ!あいつらと遊んでると時間が過ぎるのが早く感じるからな!」


    ミカサ「最近はクリスタが甘えん坊に見える」クス


    ジャン「あ~確かにな……ライナーは喜んでるけどな」


    ミカサ「男の子は甘えられると嬉しい?」


    ジャン「そりゃあ……頼られるのは嬉しいぞ?」


    ミカサ「なるほど」


    ジャン「?」



    今度、急に甘えてみようと考えたミカサであった。
  20. 20 : : 2014/10/06(月) 15:55:14
    ジャン「そう言えばさ、あの不良警官は何時に迎えにくるんだ?」


    ミカサ「…」


    ジャン「言ってないよな……俺達に無理矢理押し付けて行っちまったからな」


    ミカサ「大丈夫、私達がリーネの親になれば問題はない!」


    ジャン「いやいやいや!真顔で言うなよ!」



    よっぽどリーネが好きなのか、ミカサは自分が育てると言い出す…

    確かに可愛い、可愛くて頭が真っ白になる可愛いさだがな…





    ジャン「と、取り合えず……最悪は警察署で待ってような」


    ミカサ「むっ………嫌だけど仕方ない」


    ジャン「(子供好きだな、本当に好きなんだな)」


    ミカサ「ジャン!私の分も食べて良い!」


    ジャン「は?ミカサ?」


    ミカサ「私はリーネと遊んでくる!」


    ジャン「…」



    ミカサはジャンの目の前に食べ掛けの昼飯を残してリーネの所に行ってしまった。
  21. 21 : : 2014/10/06(月) 15:55:38
    ジャン「やべぇな……腹一杯だよ」



    ミカサが残した昼飯を残すのは絶対にしてはダメだ

    ミカサの食い掛けを残すなんて男失格だよ




    ジャン「それにしても……ミカサもミカサのお母さんも…元気だな」



    昼飯を食べてる最中、奥の部屋から笑い声が聞こえてくる

    何だか俺の存在を忘れてない?って気分になるぐらいだよ






    ミカサ「お母さん…そろそろ私に抱っこさせて欲しい」


    ミカサ母「もう少しだけ!」


    リーネ「う~あ~」


    ミカサ母「何か若い頃を思い出すなぁ」


    ミカサ「過去を振り替えるのは私にリーネを抱っこさせてからにしてほしい」


    ミカサ母「しってる?あなたが小さい時に凄い事をしてくれたのよ?」


    ミカサ「凄いこと?」


    ミカサ母「あれは、お母さんも困っちゃったよ?」


    ミカサ「教えて欲しい!気になって寝れなくなってしまう」



    ミカサの母はリーネを抱っこしながら昔のミカサの話をし始めた…
  22. 22 : : 2014/10/06(月) 15:56:03
    あれは…





    ミカサ『嫌だ!絶対に嫌だ!』


    ミカサ母『お母さんの言うことが聞けないの?』


    ミカサ『だって、怖いもん!痛いもん!』ダッシュ


    ミカサ母『ちょっと!どこに行っちゃうの!もう!!』


    看護婦さん『あはは……子供にとったら恐怖ですもんね』


    ミカサ母『すみません、他の患者さんに迷惑かけてしまってます……すぐに見付けて来ますから!』


    看護婦さん『大丈夫ですよ、毎年必ず逃げ出す子は居ますから』クス


    看護婦さん『私も手伝いますよ』クスクス


    ミカサ母『すみません……はぁ…インフルの予防接種ぐらい逃げないでほしいわ』



    小さい子の恐怖とは何だろうか?
    お化け?嫌いな食べ物?その中でも上位に来るものが……



    注射






    ミカサ『ど、どこに隠れれば大丈夫……』


    ミカサ『……』



    ――――
    ―――
    ――




    ミカサ母『あの子ったら!』


    看護婦さん『おかしいですね……他の子は毎回、机の下とかに隠れるんですけどね』


    ミカサ母『(他の子とは違って変なところに隠れてるはずよね)』


    看護婦さん『他に隠れれる場所なんて
    ……』キョロキョロ


    ミカサ母『すみません……本当に…はぁ』



    必死に探している……ふふっ…

    私の勝ち、お母さん達の負け!




    ミカサ『ふふっ』


    医者『見つけたよ』


    ミカサ『えっ……?』


    ミカサ母『み、ミカサ!!そんな所に勝手に入って!もう!!』


    看護婦さん『(とうやって入り込んだのかしら………鍵かけておいたのに)』


    ミカサ母『もう!早く出てきなさい!!』


    ミカサ『嫌!注射なんて絶対に嫌だ!!』


    ミカサ母『そもそも!どうやって入ったの!ここは倉庫でしょ!?』


    看護婦さん『(そうなのよね……置いてある物も机やら替えの布団ぐらいしか)』


    ミカサ『嫌だ!助けて!!』



    そのまま、泣きまくるミカサは母につれていかれました…
  23. 23 : : 2014/10/06(月) 15:56:46
    ミカサ「…」


    ミカサ母「どうやって入ったの?鍵もかかってたのに」フニフニ


    リーネ「う~」


    ミカサ「た、確か……窓が空いていた…様な気がする」


    ミカサ母「あそこの病院に行くと今でも笑われるのよ?まったく!」


    ミカサ「ち、小さかったから許して欲しい!///」


    ミカサ母「お父さんは大爆笑してたし……お母さんは疲れたわ」


    ミカサ「子供には注射は悪魔!悪魔の末裔!!」


    ジャン「ふっ……ぷっふ」フルフル


    ミカサ「ジャン!?」


    ジャン「ま、窓から入るって……ど、どうやって…ははっ!」


    ミカサ「いつから居たの///」


    ジャン「最初からです」フルフルフルフル


    ミカサ「うわぁぁ!!!///」


    リーネ「お~!」


    ミカサ母「お姉ちゃんの顔が真っ赤かね」
  24. 24 : : 2014/10/06(月) 15:57:04
    ミカサ「り、リーネと散歩してくる!///」


    ミカサ母「え?」


    ミカサ「いいから!リーネは私と外に散歩をしにいく!」ギュウ


    リーネ「?」


    ミカサ母「ちょっと!大丈夫なの!?」


    ミカサ「大丈夫、私はとても強いから!」


    ミカサ母「(強くない強くない!)」


    ジャン「あ~俺もついていくから大丈夫ですよ」


    ミカサ「ジャン!」


    ミカサ母「んっと……オムツとか持っていきなさい…やっぱり私も一緒についていくわ!」


    ミカサ「お母さんはダメ!私とジャンで散歩をしに行く!」


    ミカサ母「ダメよ!あなた達だけじゃ心配!」


    ミカサ「大丈夫……安心してほしい」


    ジャン「諦めろよ?俺達2人だけよりミカサの母さんが居た方が安心だろ」ナデナデ


    ミカサ「…」


    ミカサ母「よし!じゃあ準備してくるよ!あなた達もね!」




    ミカサの母も凄く楽しそうだ…
    本当に子供好きなんだろうと思う
  25. 25 : : 2014/10/06(月) 15:57:22
    準備を済まして外に4人で出ていく




    ミカサ母「何だか若返った気がするわ」


    ミカサ「ふん」


    ジャン「(ミカサの機嫌が悪いな……ははっ……はぁ)」



    リーネを母が抱っこしてしまうからか?ミカサの機嫌が悪くなってしまった

    その後は色々と歩き回ったんだ…







    ジャン「(疲れた……どこまで散歩すんだよ)」


    ミカサ「お母さん!いい加減に私に抱っこさせて欲しい!」


    ミカサ母「あっ!ごめんごめん!」


    ミカサ「寝てしまってる……リーネが寝てしまってる」


    ジャン「(そりゃあ、三時間も散歩してりゃあ寝るよな)」




    ミカサは寝てるリーネを抱っこしながら歩いていく

    ジャンとミカサの母はその後ろを苦笑いしながら歩いていた



    ミカサ母「あらあら……完全に怒っちゃったわ」


    ジャン「寝てると遊べないからですかね?」


    ミカサ母「そうねぇ……そろそろ大変な頃だけどね」


    ジャン「大変?」
  26. 26 : : 2014/10/06(月) 15:57:45
    ミカサの母が言っていた大変な事とは、俺は最初は理解出来なかった

    しかし、ミカサの腕の中で寝ていたリーネが大声で泣き出した




    ミカサ「えっ?」


    リーネ「あ~!あ~~!!」


    ミカサ「…?」


    ジャン「何で急に泣き出す……あ……あれっすか」


    ミカサ母「オムツを変えてあげないとね」


    ミカサ「…」


    ジャン「大丈夫か?」


    ミカサ「や、やり方がわからない……お母さん…」


    ミカサ母「挑戦が大事!頑張んなさい!」


    ジャン「(ミカサがやるのか?)」



    ミカサはリーネのオムツを変える準備をし始めた

    やった事がない俺やミカサにしてみたら本当にやり方がわからない…





    ミカサ「えっと……こう?」


    ジャン「その前に拭いたりしなくて大丈夫なのか?」


    ミカサ「そ、そうかもしれない!」


    ミカサ母「頑張れ、頑張れ」クスクス



    やり方がわからないなりに頑張る2人は輝いています(笑)





    ミカサ「ジャン……こう?」


    ジャン「たぶん………」


    リーネ「あう?」


    ジャン「ミカサ!俺がやってみるから場所変わってくれ!」


    ミカサ「私も手伝う、ので頑張ろう」


    ジャン「おう……こうだろ?」


    リーネ「あ…う?」


    ミカサ母「(ジャン君、正解)」クスクス
  27. 27 : : 2014/10/06(月) 15:58:10
    それから数分の戦いのあと…




    ジャン「終わった……これで大丈夫だろ」ポンポン


    リーネ「う~!」


    ミカサ「ジャン、凄かった……格好良かった!」


    ジャン「そ、そうか?///」


    ミカサ「男の人がオムツを変えたりする姿は素敵……私は素敵だと思う」


    ジャン「…ふ、ふん!///」


    ミカサ母「ふふっ!」



    その後、リーネは完璧に目を覚ましたようで……





    ミカサ「リーネ……私はあなたのお母さんになる」


    リーネ「?」


    ジャン「(真剣な顔で言うもんな)」


    ミカサ母「(さっきから呼び捨てだし)」クスクス



    その後は家に帰ろうと話をしていた
    そんな時にスマホに電話が掛かってきた




    ピリリリリリ


    ジャン「あっ?誰だ……」ピッ


    ハンジ『もしも~し!!!』


    ジャン「うるせぇ!」


    ハンジ『あはは!悪いね!わかるかな?私はね!』


    ジャン「ハンジさん?今どこっすか?」


    ハンジ『ばれてらぁ!超能力者か何かか君は!』


    ジャン「どうでも良いんで、今どこに居るんっすか?」


    ハンジ『え~?紅蓮警察署だよ?今からリーネを向かいに行こうかなって考えててさ!』


    ハンジ『今からリーネを向かいに行くよ!どこに居るの?』


    ジャン「あっ……ここは……」


    ミカサ「…」


    ジャン「…」


    ハンジ『もしも~し!』


    ジャン「紅蓮警察署まで俺とミカサでリーネを連れていくんで」


    ミカサ「!」


    ジャン「えぇ、はい……後で…」ピッ


    ミカサ「ジャン!」


    ジャン「んじゃ、不良警官から金を返して貰いにいきますか!」


    ミカサ「行く!」


    リーネ「?」


    ミカサ母「ふふっ……行ってらっしゃい」
  28. 28 : : 2014/10/06(月) 15:58:32
    空は暗くなっていた…



    ミカサ「ふふっ!」


    リーネ「あう」ギュウ


    ミカサ「残念な事に私はリーネの大好きな飲み物はまだ出ない」


    ジャン「あっ……リーネ!お前……お、俺もまだ………」


    ミカサ「?」


    ジャン「さ、触ったこと……ないのに」ボソ


    リーネ「あう」ギュウ


    ミカサ「(ジャンが何と言ったか聞こえなかった)」


    ミカサの胸に抱きついてるリーネを本気で羨ましいと思う男ジャンは、リーネに嫉妬している

    そんな時にミカサがジャンに…




    ミカサ「ジャンもリーネを抱っこしてみた方が良い」


    ジャン「お、俺!?ダメだって!リーネは俺に抱っこされるの嫌がるだろ」


    ミカサ「大丈夫、絶対に大丈夫!ので、抱っこする!」スッ


    ジャン「まてまて!絶対に泣くって!」



    ジャンは自分が抱っこすると泣くと理解していたから絶対に抱っこしなかった

    1番最初に抱っこした時に大泣きされたジャンだから我慢していた

    今回も大泣きされると思っていた…。
  29. 29 : : 2014/10/06(月) 16:00:11
    ジャン「あれ?」


    リーネ「う~!」


    ミカサ「ね?大丈夫と言った」


    ジャン「お、おぉ……おぉ」


    ミカサ「ふふっ、感想は?」


    ジャン「以外に重たいな……柔らかいな」フニフニ


    ミカサ「でしょ?私も思っていた」


    ジャン「な、なぁ……ミカサが良かったらよ」


    ミカサ「構わない、ジャンが警察署まで抱っこしてあげて」


    ジャン「へへ!サンキュー!!」



    俺はミカサ達が子供好きだと思っていたんだ

    俺は見てるだけて良いと思っていたが…




    ジャン「ほら!高いだろ?」


    リーネ「お~!」


    ミカサ「ジャンが子供みたい」クスクス




    俺も子供好きなんだな…。
  30. 30 : : 2014/10/06(月) 16:00:39
    リーネの両親が待っている警察署が見えてきた…

    入り口の前に5人の警察官が待っていてくれた



    モブリット「来ましたね」


    ハンジ「あはは!夫婦にしか見えないや!」


    エルヴィン「ははっ!確かにその通りだ」


    ナナバ「リーネ!」


    ミケ「うん、良い匂いだ」




    不良警官達が俺達を迎えてくれた
    俺はリーネの母親のナナバって警察官にリーネを渡した

    腕の中から離れていく時は何だか寂しい気持ちになってしまう




    ナナバ「2人とも本当にありがとう」


    ミカサ「大丈夫です、私達も楽しかったから」


    ジャン「…」


    ハンジ「あれ?ジャン君は何か寂しそうだね」


    ジャン「べ、別に寂しくなんか!」


    ミケ「寂しいという匂いがする」スンスン


    ハンジ「だはははっ!」


    モブリット「落ち着いてください…全く」


    エルヴィン「ジャン君にミカサちゃん、今日は本当にありがとう」


    ジャン「い、いえ……別に」


    ミカサ「リーネと遊びたい……また近い内に遊ぼう」フリフリ


    ナナバ「もちろん!仕事が休みの日で君達の都合が良い日にお礼をさせて貰うよ」



    その言葉を聞いて少しだけ嬉しく思ったのはミカサよりもジャンであった

    別れ際に……





    リーネ「じゃ……じゃ…ん…ば~い」フリフリ




    仲良く歩いていく2人に聞こえない声でリーネはお礼を伝えていた。
  31. 31 : : 2014/10/06(月) 16:00:58
    ジャン「何か忙しかったな……今日は忙しかった」


    ミカサ「ふふっ!でも嬉しそうな顔をしている」


    ジャン「まぁ……最高の1日になったよな!」


    ミカサ「その通り!でも、ジャン……ごめんなさい」


    ジャン「あ?何がだよ?」


    ミカサ「劇のチケット……それとレストラン…考えていてくれたのに」


    ジャン「知ってたのか?あ~まぁ、良いだろ?別の日に遊びに行こうぜ?」


    ミカサ「えぇ!次は私とジャンだけ!」


    ジャン「ははっ……でもな」


    ミカサ「ふふっ」


    ジャン「ん?」


    ミカサ「子供が欲しくなった?」クスクス


    ジャン「…ミカサもだろ……まぁ、欲しくなるよな」


    ミカサ「私も子供が欲しくなった!早く立派な大人になろう!」


    ミカサ「そしたらジャンと結婚して子供とたくさん遊べる!」


    ジャン「へへ……絶対に幸せにしてやるよ」ボソ


    ミカサ「声が小さくて聞こえなかった、もう1度いってほしい」


    ジャン「ミカサが大好きだって言ったんだよ!大好きだぜ?」


    ミカサ「あ、ありがとう……私も大好き///」






    1日だけパパとママになった2人は子育ての大変さを知ったのである

    そして、早くパパとママになりたいという気持ちも強くなったが……



    今は2人だけの時間を大切にしたいと思っている。








    1日パパとママ
    ――Fin――











    おまけ





    ハンジ「え?何これ?」


    モブリット「請求書ですよ……私は知りませんよ?」


    ハンジ「オムツ代にミルク代……えっ?こんなに沢山?」


    モブリット「前に貴女が払えなかった食事代を私が払ったの覚えてますよね?」


    ハンジ「あぁ、あったね!」


    モブリット「あのお金も必ず返すと言ったのに……返してませんね」


    ハンジ「……」


    ハンジ「モブリット………愛してるから私にお金貸してくれ!!」


    モブリット「はぁ……(何で私の彼女はお金使いが荒いのでしょうね)」







    おまけもFin!!
  32. 32 : : 2014/10/06(月) 16:55:16
    EreAniさん執筆お疲れ様です!
    とてもニヤニヤして楽しく読んでいました!!
    ジャンが幸せなSSは良いですね!
    次の作品も期待してます!!
    あと、次の作品はどんな感じですか?
  33. 33 : : 2014/10/06(月) 18:10:28
    アニ大好き野郎☆(ジャンも好き)さん
    ありがとうございます♪
    ニヤニヤしてもらえて本当に嬉しいです!
    ジャンも幸せになってほしいですからね(笑)
    次はアルミンのルールの続きでも書こうかと考えております……時間があるときに更新ですけどね(泣)
  34. 34 : : 2014/10/06(月) 18:31:38
    なんかほっこりして面白かったです!
    それからも頑張ってくださいo(^▽^)o
  35. 35 : : 2014/10/06(月) 18:59:04
    ハローハッピー!さん
    ほっこりして貰えて嬉しいです!!
    いつも応援ありがとうございます♪頑張っていきますね!
  36. 36 : : 2014/10/06(月) 21:35:55
    素敵なジャンミカありがとうございました!これからも頑張ってください^^
  37. 37 : : 2014/10/06(月) 22:10:03
    雪さん
    素敵と言って貰えて嬉しいです!!励みになります!これからも頑張っていきますね♪
  38. 38 : : 2014/10/07(火) 03:39:51
    お疲れ様です(*^^*)

    今回も楽しませて頂きました(*^^)v

    ちょっとだけ
    ついに
    ジャンとミカサパパとの会話が
    実現すると思ってました...チラッ
  39. 39 : : 2014/10/07(火) 15:55:21
    ジャンミカ好きさん
    ありがとうございます♪凄く嬉しいです!!
    ジャンとミカサパパのお話はクリスマスのお話で書こうと思ってます!その時までごめんなさい(泣)
    コメントありがとうございます♪
  40. 40 : : 2014/10/07(火) 22:50:20
    面白かった!
    次も期待!
  41. 41 : : 2014/10/07(火) 23:01:52
    名無しさん
    いつも本当にありがとうございます♪
    励みになってます!期待に応えれる様に頑張っていきますね!
  42. 42 : : 2014/10/09(木) 14:44:13
    お疲れ様でした(≧∇≦)
    面白かったです♪(´ε` )
  43. 43 : : 2014/10/09(木) 18:19:01
    エレアニ君さん
    ありがとうございます♪そう言って貰えて嬉しいです!
  44. 44 : : 2014/10/13(月) 22:50:34
    今回も面白かったです!
    このシリーズの作品好きです!
    こんなSS書けるようになりたい…
  45. 45 : : 2014/10/14(火) 00:19:44
    Rion…さん
    ありがとうございます!
    このシリーズを好きになって貰えて本当に嬉しいです!暖かいコメント励みになります!
    私もまだまだ未熟者です!お互い執筆活動を楽しく頑張っていきましょう♪
    コメントありがとうございます♪
  46. 46 : : 2014/10/14(火) 00:22:44
    面白かったzzz
  47. 47 : : 2014/10/14(火) 00:43:39
    バンパイアさん
    ありがとうございます!嬉しいです!
  48. 48 : : 2014/10/15(水) 22:46:28
    http://www.ssnote.net/archives/25571
    宜しければ♪
  49. 49 : : 2014/11/13(木) 02:01:21
    このシリーズ初めて見たけど、他のも見たくなるね
  50. 50 : : 2014/11/13(木) 16:17:02
    猛禽類さん
    読んで頂きありがとうございます♪
    そう思って貰えると本当に嬉しいです!コメントありがとうございます♪

▲一番上へ

このスレッドは書き込みが制限されています。
スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。

著者情報
ani45

EreAni&88★

@ani45

この作品はシリーズ作品です

エレンとアニ シリーズ

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場