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アルミン「マル兄へ。」※現パロ

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  1. 1 : : 2013/11/10(日) 11:59:31
    ライナー「必ず迎えに来るから」
    http://www.ssnote.net/archives/1730

    エレン「ミカ姉のバイト」
    http://www.ssnote.net/archives/1977

    のシリーズです。

    よろしくお願いします。
  2. 2 : : 2013/11/10(日) 12:04:32
    1番だ!
    期待!そして応援!!
  3. 3 : : 2013/11/10(日) 12:08:53
    LOLさん、
    いつもありがとうございます(*>ω<*)♡

    1時くらいに投下!
  4. 4 : : 2013/11/10(日) 12:09:55
    期待
  5. 5 : : 2013/11/10(日) 12:19:41
    期ーーー!!!待
  6. 6 : : 2013/11/10(日) 12:51:38
    もう少し(=゚ω゚)ノ
  7. 7 : : 2013/11/10(日) 12:58:15
    >>4>>5
    ありがとうございます(*>ω<*)♡

    >>6
    少しはやいけど始めます。
  8. 8 : : 2013/11/10(日) 13:17:12
    ー8月ー

    ライナー「ただいまー」

    ベルトルト「ただいまー!」

    エレン「おかえりーー!優勝おめでとーーー!」

    ライナー「お、ありがとな!」

    ユミル「すげーな。バスケで全国1位か?」

    ベルトルト「うん。とても嬉しいよ。」

    サシャ「明日はミカ姉の弓道の試合ですね!」

    ジャン「今年も余裕だろ。去年もダントツで1位だったらしいからな。」

    クリスタ「ミカ姉、すごいなぁ…」

    マルコ「あ、エレン、電話するの忘れないようにね?」

    エレン「おう!」

    アニ「相変わらずお熱いね。」

    エレン「べ、別にいいだろ///」

    アルミン「アニ姉もすごいよねー!絵画で最優秀とか、普通とれないよ。」

    アニ「それはどーも。」

  9. 9 : : 2013/11/10(日) 13:33:06
    クリスタ「アル兄もだよ!もういろんな高校から『すいせん』っていうのがきてるんでしょう?」

    アルミン「あはは…」

    エレン「おれたち、サッカー2位だったもんな…全国行きたかったなー…」

    ジャン「また来年だな。」

    ユミル「私も大会来週だしな。」

    サシャ「頑張ってくださいね。」

    ユミル「ああ。」

  10. 10 : : 2013/11/10(日) 13:33:58
    おおおアニは絵が得意なんだ!
    なんかうれしいw
  11. 11 : : 2013/11/10(日) 14:15:06
    僕のss見てくれてありがとうございます!
    期待です!
  12. 12 : : 2013/11/10(日) 15:10:44
    ありがとうございます(*>ω<*)♡

    では続き投下!
  13. 13 : : 2013/11/10(日) 15:32:39
    ちょっと補足説明

    ライナー…高校3年バスケ部全国大会優勝
    バイトは工事現場

    ベルトルト…同文 バイトはウエイター

    アニ…高校2年美術部。絵画で最優秀賞。
    バイトはカフェ

    ミカサ…高校2年弓道部。全国大会出場。
    恐らく優勝。バイトはデパートの
    食料品売り場で色々

    マルコ…高校1年放送部。
    放送コンテスト優良賞。
    バイトは今はしていない

    ユミル…中学3年ソフトボール部。
    全国大会出場。

    サシャ…中学3年料理部。
    料理コンテスト入賞。

    ジャン…中学2年サッカー部。県大会2位

    エレン…同文

    アルミン…中学1年部活はしていない。
    今までに類をみない秀才。
    模試では常に全国1位

    クリスタ…小学6年演劇クラブに
    入っている。将来の夢は女優

    コニー…小学5年サッカークラブ所属
    とても馬鹿


    お金の問題はありますが気にしないで
    下さい…
  14. 14 : : 2013/11/10(日) 15:46:00
    アニと同じで私は凄くうれしいww
    ベルトルトがウエイターってめっちゃかっこいいジャン
  15. 15 : : 2013/11/10(日) 16:21:09
    ミカサ弓道部なんだ!!
    似合うだろな〜
  16. 16 : : 2013/11/10(日) 16:55:31
    ペトラ先生鼻が高いなwwwww
  17. 17 : : 2013/11/10(日) 19:02:52
    サシャ、料理コンテスト入賞(笑)

    続き楽しみです
  18. 18 : : 2013/11/10(日) 19:10:01
    >>17ありがとうございます(*´꒳`*)

    ひとまず時間はながれて〜


    アルミン視点

    明日は学校か…
    夏休み楽しかったなぁ…
    ライ兄が車の免許とって、キャンプ行ったり…
    ミカ姉も弓道でものすごい記録を出して
    テレビに出てたり…
    ユミ姉も全国3位だったし…

    僕の家族、みんなすごすぎじゃない…?

    僕は勉強だけが取り柄だからなぁ…
    ま、いっか…

    とりあえず明日から頑張ろ!

    クリスタが朝から起こしに来てくれないかなぁ……って何考えてんだ、僕は⁉︎…

    寝坊助はコニーだけで十分だ。
    みんなに迷惑かけないようにしなきゃ。

  19. 19 : : 2013/11/10(日) 19:16:45
    チュンチュン…

    アルミン「フワァ〜」

    マルコ「おはよ、アルミン。」

    アルミン「おはよう、マル兄!…ライ兄たちはもう起きたの?」

    マルコ「うん。…僕もそろそろ学校に行かないと。始業式から補習って最悪だよ…」

    アルミン「うわ…大変だね。」

    マルコ「あはは、でもアルミンはもっと難しい高校にはいるんでしょ?」

    アルミン「…でも…エレ兄たちとも一緒がいいし…」

    マルコ「…まあ、どこの高校行っても、それから頑張れば一緒だよ。」

    アルミン「うん!」

    マルコ「それじゃあ、行ってくるね?」

    アルミン「うん。行ってらっしゃい!」

    バタン

    アルミン(…やっぱ高校は大変だな…勉強は嫌いじゃないけど、そんなにたくさんするのも嫌だなぁ…エレ兄たちやっていけるのかな…)

    クリスタ「アル兄ー?」ガチャ

    アルミン「うわっ!ク、クリスタ?」
  20. 20 : : 2013/11/10(日) 19:23:26
    クリスタ「あ、ごめんね?なかなか降りて来ないから、どうしたのかなーって思って!もうご飯できてるよ?」

    アルミン「うん、わかった。ありがとう」
    ニコ

    クリスタ「は、はやくおりてきてね?それじゃあ…」バタン

    …クリスタって…大人になったら、すごい美人になるなぁ…僕でもドキドキしちゃうよ。ってダメダメ!クリスタは妹!

    …あ、でも…ミカ姉とエレ兄は恋人になったんだよね……だったらいいのかな…?

    いや、それは絶対ないなぁ。クリスタは僕のこと、お兄ちゃんとしか見てないだろーし。

    うーん…考えてもしょうがない!
    ご飯たべにいこーっと

    ガチャ…バタン…

    ーーーーーーー
    ーーーー
    ーー
  21. 21 : : 2013/11/10(日) 19:31:07
    アルミン「行ってきまぁす。」

    ジャン「おい、行くぞ、エレン。」

    エレン「待った待った!あとちょいだから!」


    これはいつものこと。
    エレ兄は準備が遅い。
    それで忘れ物をしそうになって…


    クリスタ「エレ兄、お弁当。」


    クリスタが持ってくる。
    これもいつものこと。


    エレン「お、ありがとな!」

    クリスタ「うん。行ってらっしゃい。」ニコ

    エレン「行ってきます!」


    まるで、恋人同士のような会話に、
    ほんのちょっぴり心がチクってなる。
    エレ兄にはミカ姉がいるって分かってるけどね。


    僕も、エレ兄みたいにかっこよくて、たまに天然で、優しい男の子だったらよかったな、なんてよく思う。






  22. 22 : : 2013/11/10(日) 19:32:50
    おもしろい!
    エレミカ最高!
  23. 23 : : 2013/11/10(日) 19:44:31

    やっぱりアロマさんのss最高ですな♪

    感動するスレなど見たのは初めて!!

    と、いゆーわけで 全力で支援&期待しておきます!!
  24. 24 : : 2013/11/10(日) 19:44:58

    >>22
    ありがとうございます(*´꒳`*)




    でもそれをエレ兄に言うと、

    エレン「俺だってアルミンみたいに頭良くて、みんなと仲良くて、頼れる男になりたいよ。」

    と、言っていた。

    エレ兄は、最近までずっと1人だった。
    学校ですれ違う時はいつも1人。
    友達がいないのかな、と心配になった。

    でも、1人でいるときでもエレ兄は
    凛々しくて、全然寂しそうじゃなくて、
    ものすごくかっこ良かった。
    僕があの立場だったら、学校に行けないかもしれない。

    最近はエレ兄にも友達が出来たみたい。
    楽しそうにしていて僕も安心だ。


    エレン「それでさー、ティナが今度遊び行きたいってよ。お前と。」

    ジャン「はぁ?嫌だ。なんで俺が女子なんかと。」



    ジャン兄はよくモテる。
    僕のクラスの女子も言っていたけど、
    毒舌なところがかっこいいらしい。
    一年生まで知られてるって、すごいな…

    それで、僕はというと…
    男子によく告白される。
    悲しすぎるよ…なんで男なのに可愛いからって告白されなきゃなんないんだよ。
    しかも男に。
  25. 25 : : 2013/11/10(日) 19:46:50

    >>23
    うわぁ…!
    ありがとうございます‼︎
    とても嬉しいです( ͒˃̩̩⌂˂̩̩ ͒)



  26. 26 : : 2013/11/10(日) 19:53:31
    アルミン(…僕もクリスタと付き合いたいな。)

    エレン「アルミン!おーい、聞いてるか?」

    アルミン「あっ、ご、ごめんね!何て言ったの?」

    エレン「あー、別にたいしたことねーからいいよ。悪いな。…でさー、玉ねぎ剣士が…」

    ジャン「だからなんだよその玉ねぎ剣士ってw」

    アルミン「…うん。」



    僕は、こういうところでいつも出遅れる。

    よく考えごとをしていて、気付いた時には
    友達に「もう別にいいよ。」なんて
    言われるのも慣れてしまった。

    こんなんじゃ、エレ兄みたいには絶対なれない。クリスタが僕なんかを好きになるわけないじゃんか。……はあ〜あ……
    なんで、僕はこんななんだろ……

  27. 27 : : 2013/11/10(日) 20:03:25
    そんな僕をいつも励ましてくれるのが
    マル兄。

    まだ孤児院にいる時、近所のいじめっ子に
    馬鹿にされて泣いて帰ると、
    必ず頭を撫でてくれた。そして、


    「アルミンは弱くないよ。
    寂しい子なんかでもない。ね?
    とても優しいってこと、ここにいるみんなが知ってるし、みんなアルミンが大好きだよ?僕もアルミンが大好きだから。」


    とも言ってくれた。
    僕は、小さいころ、誰にも好きって言われなかった。いらない子って言われてた。
    女みたい。気持ち悪い、とも。


    そんな僕を大好きって言ってくれた
    マル兄は、僕が一番大好きなお兄ちゃん。


    もちろんライ兄とか、アニ姉とかも大好きだから、迷惑はかけないようにしてる。


    迷惑かけて、嫌われたくないから。


    だから、学校でも気をつけてる。
    迷惑って思われないように。
    嫌われないように。
  28. 28 : : 2013/11/10(日) 20:08:44
    正直つかれる。
    毎日ビクビクしてる。
    情けないなぁ…ほんと。


    アルミン「それじゃあ…」

    エレン「おう、頑張れよ!」

    ジャン「またなー」


    よかった…さっきので怒ってなかった…

    ってこんなこと考えるから駄目なんだよ…


    ガラ

    モブ「お、アルミンおはよー!」

    モブ「あ、アルミン!ここ教えてー!宿題わかんなくてさー」

    アルミン「おはよう。うん、いいよ。」


    こうやって頼ってくれると、
    とても嬉しい。
    安心できる。
    僕は、必要とされてるって。


    さて、今日も頑張ろう!


    ーーーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーー
  29. 29 : : 2013/11/10(日) 20:19:50
    ひとまずここまで

    書けたら今日かきます
  30. 30 : : 2013/11/10(日) 20:20:59
    全力で支援&期待!
  31. 31 : : 2013/11/10(日) 20:22:17
    期待&支援!
  32. 32 : : 2013/11/10(日) 20:30:19
    支援!期待!
  33. 33 : : 2013/11/10(日) 21:15:30
    こ、これは、マルコ死ぬパターン?
  34. 34 : : 2013/11/10(日) 22:11:30
    早くも続編。

    楽しみにしていますよっ!
  35. 35 : : 2013/11/10(日) 22:16:11
    サシャ 「これは!パァンよりいいものなんて初めて見ました!支援です!」

    (눈_눈) リヴァイ「僕からも支援です!w」
  36. 36 : : 2013/11/10(日) 22:32:04
    >>30>>31>>32>>34
    ありがとうございます(≧∇≦)

    >>35
    リヴァイさんもサシャもありがとうw

    >>33
    さぁ…、どうでしょう。
  37. 37 : : 2013/11/10(日) 22:36:38
    支援です!
  38. 38 : : 2013/11/10(日) 22:38:01
    わー出遅れた―
    支援!!
  39. 39 : : 2013/11/10(日) 22:54:40
    >>37
    >>38ありがとうございます!


    少し投下
  40. 40 : : 2013/11/10(日) 22:58:21
    ふぅ〜…やっと終わったな…
    疲れる、学校は…

    帰ろう…ガタ

    ーーーーーー
    ーーー

    ガチャ

    アルミン「ただいまー」

    シーン…

    アルミン「まだ誰もいないのか…」


    家に一人は、やっぱり怖いな。
    今は…4時か…
    6時くらいにコニーは帰ってくるし…

    ガタガタッ


    アルミン「ひっ…⁉︎」

    シーン…

    アルミン「…うう…怖いよぉ…」ガタガタ
  41. 41 : : 2013/11/10(日) 23:03:20
    アルミン可愛い
  42. 42 : : 2013/11/10(日) 23:04:57
    俺も小学生のときは一人怖かったな~
  43. 43 : : 2013/11/10(日) 23:26:19
    支援です!がんばってください!
  44. 44 : : 2013/11/10(日) 23:54:21
    頑張って〜
    いっつも見てますよこのSSシリーズ
    しえーん
  45. 45 : : 2013/11/11(月) 16:03:31
    俺も暗いとこで一人は絶対に無理!!!
    ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
  46. 46 : : 2013/11/11(月) 19:27:51
    >>43>>44
    ありがとうございます(*゚∀゚)ゞ

    では続き投下!
  47. 47 : : 2013/11/11(月) 19:41:07
    とりあえず、部屋の掃除と
    洗濯物を取り込んで……


    宿題でもしようかな…


    「prrrrrr」


    アルミン「うわぁぁ⁉︎…で、でんわ?」


    「prrrrr」


    アルミン「ど、どうしよう…誰からだろう……勝手に出ていいのかなぁ…」


    「prrrrrr」


    アルミン「でも……よし、出よう!頑張れアルミン。僕なら出来る!」


    「prrrガチャ

    アルミン「も、もしもし、こちらブラウンです。どちら様でしょうか…っ!」


    『もしもし、ブラウンさんのお宅ですね?こちら進撃病院です。』


    え…?病院…?またエレ兄、事故にあったのかな……


    『ライナーさんはおられますか?』

    アルミン「い、いいえ。今僕一人です。」

    『…そうですか……あなたにお伝えしてもよろしいですか?』

    アルミン「?…は、はい。」
  48. 48 : : 2013/11/11(月) 19:45:16
    続きが気になるーー!
  49. 49 : : 2013/11/11(月) 19:49:35
    『分かりました。では、落ち着いて聞いて下さい。…30分前、ご家族のマルコさんが病院に運ばれました。…交通事故です。』

    アルミン「…えっ…⁉︎…そ、それで、マル兄は大丈夫なんですか⁉︎」

    『……我々の力が及ばず……先程、亡くなりました。』


    ……………え?

    ……あ、れ…?


    …どういう、こと?

    ……頭が、回らない。……

    ……こんなに回らないのは、初めてかも…

  50. 50 : : 2013/11/11(月) 19:52:02
    まる兄……
  51. 51 : : 2013/11/11(月) 19:52:47
    マルコォォォォ。・゜・(ノД`)・゜・。
  52. 52 : : 2013/11/11(月) 19:53:48
    え?マルコ…
  53. 53 : : 2013/11/11(月) 19:57:33
    アルミン「…あの……マル兄は、じゃあ、もう、この世にいないって…こと、ですか?」

    『…はい、そうです。…あなたのお兄さんに連絡をしたいのですが、携帯電話番号はご存知ですか?』

    アルミン「…はい。080-○○○○-△△△△です。」

    『ありがとうございます。…病院に1人で来ることは出来ますか?』

    アルミン「はい。」

    『わかりました。お気を付けて。では、失礼いたします。』ガチャ


    プーッ、プーッ、プーッ、プーッ…


  54. 54 : : 2013/11/11(月) 20:13:56
    ………………マル兄が、死んだ?


    ……いや…夢かもしれない。


    だって……今日、元気だったもん……

    学校大変だって言ってたし…!


    ……うん、夢だよ。ほらホッペ引っ張ったら………痛い…。


    ………おかしいな、夢のはずなのに…
    ホッペが痛い。


    早く目覚めろよ、アルミン。
    学校遅刻するよ……


    痛い…。なんで?…なんで、目が覚めないの?…こんなに、引っ張ってるのに…


    アルミン「痛い、痛いよ……早く、覚めてよ……うっ…痛いんだよ…!…痛すぎて、涙でてきたじゃんか。………痛いよぉ…ううっ…ひっく……はやく、夢から、覚めてよぉ……」


  55. 55 : : 2013/11/11(月) 20:39:31
    アルミン「…絶対うそだっ…マル兄が、死んだなんてっ!…ううっ…っ…」


    ガチャ


    アルミン「‼︎」

    クリスタ「ただいまぁ!」タタ

    アルミン「クリスタだ…!」ゴシゴシ

    クリスタ「あ、アル兄、ただいまぁ」

    アルミン「おかえり。」

    クリスタ「…アル兄、なんで泣いてるの?」

    アルミン「……っ……マル兄が………し、……しん、だって…」

    クリスタ「…?え、今、なんて?」

    アルミン「…ま、マル兄が、死んだんだって。……さっき、病院から、電話きて。」

    クリスタ「……え?…マル兄が、死んだ…?……ほんと、なの?アル兄…⁉︎」

    アルミン「っ……僕だって、認めたくないよ!でも、でもっ…いくらホッペつねっても、目が覚めなくてっ!……痛いだけでっ……」ポロポロ

    クリスタ「…っ!…なんで、マル兄が、しんだの…?…」

    アルミン「…交通、事故って。」

    クリスタ「………なんで…マル兄が……マルコ兄、優しいのに、…なんで、しんじゃったのっ?………っうわぁぁぁぁん…」

    アルミン「………病院、行こう。」ギュ

    クリスタ「……ううっ……ふぇぇ…」


    僕はクリスタのお兄ちゃんだから、
    しっかりしないと。


  56. 56 : : 2013/11/11(月) 23:16:26
    嘘…だろ!?
  57. 57 : : 2013/11/12(火) 00:16:25
    マ、マルコーーー

    アルミンは強い子

    支援です♪
  58. 58 : : 2013/11/12(火) 00:16:53
    アルミンは強い子

    支援です♪
  59. 59 : : 2013/11/12(火) 00:17:51
    すみません
    なんかバグりました(>_<)
    申し訳ないです
  60. 60 : : 2013/11/12(火) 00:41:57
    現実逃避でここに来たら、面白かった。期待
  61. 61 : : 2013/11/12(火) 20:27:51
    >>58>>60ありがとうございます(≧∇≦)


    続き投下!
  62. 62 : : 2013/11/12(火) 20:35:16
    ま、まる子~!

    やばぃ半泣きになっちまったこの頃涙腺がユルユル
  63. 63 : : 2013/11/12(火) 20:37:08
    バスに乗らなくちゃだから…
    お財布と……
    あと何がいるかな……


    クリスタ「…はい、ティッシュ。」

    アルミン「あっ!ありがとう、クリスタ。」

    クリスタ「ハンカチも。」

    アルミン「ありがとう。」

    クリスタ「おわり?」

    アルミン「うん。そうだね。…よし、行こう。」

    クリスタ「うん」

    ーーーーーー
    ーーー


    …バスに乗るのは…三回目かな…?

    マル兄とアニ姉と一緒に本屋さんに
    行ったときと…

    ミカ姉とエレ兄のデートの追跡を
    ライ兄とユミ姉とした時…


    だから、初めてクリスタと一緒にバスに乗る。


    嬉しいはずなのに、全然喜べないよ。

    全部マル兄のせいだ……

    マル兄……ほんとバカなんだから。


    クリスタのこと、応援するって、
    昨日言ってくれたばかりなのに。


    何もしてくれてないじゃないか。
  64. 64 : : 2013/11/12(火) 20:41:40
    《次は、進撃病院前。進撃病院前です。》


    アルミン「あ、ここで降りなきゃ。」

    クリスタ「私がおす!」ピンポーン


    《次停車いたします。》


    クリスタ「わぁ…すごい。初めて押した。」

    アルミン「あはは、良かったね。」


    キキーッ


    アルミン「ありがとうございました。」
    チャリン

    クリスタ「あ、ありがとうございましたっ」

    運転手「はーい。ありがとねー。」


    ーーーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーー
  65. 65 : : 2013/11/12(火) 20:51:33
    つらい……
  66. 66 : : 2013/11/12(火) 20:58:12
    アルミン「こんにちは。マルコ・ボットの家族です。」

    受付「こんにちは。マルコさんの御家族ですね?この度はお悔やみ申し上げます。マルコさんは3階の306号室でございます。」

    アルミン「わかりました。」ペコ

    アルミン「3階だって。エレベーターでいく?」

    クリスタ「…階段がいい。」

    アルミン「わかった。それじゃ、あっちからだね。」

    ーーーーーー
    ーーー


    やっぱり病院のにおいだ…

    こないだはエレ兄の交通事故だったな…

    ミカ姉とエレ兄の始まりの場所か。

    えーっと…
    306、306……あ、あった。

  67. 67 : : 2013/11/12(火) 23:42:43
    >>62
    大丈夫。
    私ここまで読んだらもうタイトルだけで泣けてきたw
  68. 68 : : 2013/11/13(水) 05:28:08
    クリスタ「っ…」ガタガタ

    アルミン「…大丈夫。」ギュ

    クリスタ「……」コク

    アルミン「…」コンコン

    アルミン「失礼します。」ガラッ

    ミカサ「!…アルミン…」

    エレン「よっ」

    ジャン「おそかったな」

    アルミン「…うん」


    ……ミカ姉、ひどい顔。
    すごい泣いたんだな……

    エレ兄とジャン兄は、すごく疲れてる。


    マル兄……そんな白い布なんか顔にかけて、なにしてるんだよ。

    みんなに謝ってよ。


    みんなをどれだけ悲しませてるか、
    知らないでしょ。


    クリスタ「……これ、マル兄?」

    エレン「ああ。……布、とるぞ。」パサ

    クリスタ「……寝てるみたい。交通事故にあったくせに。」

    ジャン「だよな。体の骨が折れて、頭を打っただけだから顔は無事なんだと。」

  69. 69 : : 2013/11/13(水) 18:16:31
    ガラッ

    コニー「マル兄いいいいい!」ダダ

    エレン「おい、静かにしろー」

    コニー「うわあぁぁぁぁぁぁ!マル兄いいいっっ!…うわぁああああっ…うわぁぁぁんっ」

    ジャン「……」

    ユミル「おいっ、はぁはぁ…マル兄はっ………。マジで死んだのかよっ……なにやってんだよ…」

    サシャ「ううっ…ひっく……今度お菓子作り、一緒しようって、約束してたのにっ…」

    ガラッ

    ライナー「…おっす」
  70. 70 : : 2013/11/13(水) 18:55:14
    アルミン「ライ兄…。」


    ライナー「…」ジッ


    ライナー「……マルコ、寝てるみたいだな。」


    クリスタ「ライ兄もそう思う?」


    ライナー「ああ。………本当に俺たちの気も知らずに……」ナデ


    ガラッ


    アニ「……」スタスタ


    ベルトルト「……みんな、もう来てたんだ。」


    クリスタ「…うん。」


    アニ「……ほんっと……馬鹿だよな。マルコは。…コニーよりも、バカなんじゃないの?」


    コニー「……俺だって、馬鹿じゃないやい。」グスン


  71. 71 : : 2013/11/13(水) 19:10:35
    いや。馬鹿だww



    泣きたい
  72. 72 : : 2013/11/13(水) 20:26:15
    コンコン……ガラ…


    「あ、あの……はじめまして。マルコのクラスメイトです。…えっと……昨日、一緒に勉強してて……そのとき、お手紙かいてて…多分、御家族のどなたかへだと思うのですが……その、私の家に、忘れてたので。今日学校で渡そうと思ってたら、忘れてて…その、これを…」


    ライナー「…ありがとな。…マルコの友達か?」


    「えっと…い、一応、彼女、です。」


    ジャン「…マル兄、彼女いたのかよ。」


    アニ「…名前は?」


    「み、ミーナ・カロライナと言います!」
  73. 73 : : 2013/11/13(水) 21:02:13
    おっ!ミーナここで登場か!
  74. 74 : : 2013/11/13(水) 21:12:20
    まる子…
  75. 75 : : 2013/11/13(水) 22:18:55
    ミーナだったか!!
  76. 76 : : 2013/11/13(水) 22:19:23
    支援!続き待ってます!
  77. 77 : : 2013/11/14(木) 00:07:06
    おぉ!
    ミーナ登場!支援!
  78. 78 : : 2013/11/14(木) 00:40:41
    きたい期待!(*^^*)(*^^*)
  79. 79 : : 2013/11/14(木) 05:53:20
    支援期待ありがとうございます(≧∇≦)



    ミカサ「…ミーナさん…。マルコとの時間をつくる。お別れしてあげてほしい。」


    ミーナ「えっ⁉︎い、いいですっ!そんなっ、ご迷惑になります!」


    ジャン「気遣わなくていいぜ。」


    クリスタ「おねーさん、べっぴんさんだからいいよ!」


    ミーナ(お前らの方が美人だろっ)
    「うう…ほんとすみません…少しさせていただきます…」


    ミカサ「私達は少し席をはずそう。」


    ライナー「そうだな。」


    ミーナ「あわわわ、ごめんなさいっ」


    サシャ「全然いいですよ!」


    ミカサ「ゆっくりどうぞ」


    ガララ…パタン
  80. 80 : : 2013/11/14(木) 05:59:41
    明後日まで九州駅伝で、
    書けるかわかりませんっ…

    書けたらかきたいとおもいます
  81. 81 : : 2013/11/14(木) 10:27:42
    クリスタwべっぴんてw支援
  82. 82 : : 2013/11/14(木) 12:54:15
    支援
  83. 83 : : 2013/11/15(金) 06:50:34
    >>81>>82
    ありがとうございます(≧∇≦)


    ミーナ「………ふふ、すごく優しいんだなぁ…マルコの家族。………だから、…私、マルコに怒ってるよ?………家族に何も言わずに死んじゃうとかさ……………私にも、何も言わずに………。」


    ミーナ「…………明日、私の、誕生日だったんだけどな。……マルコと一緒にデートしたかったよ。………お誕生日に彼氏の葬式ってどうなのよ。……ちゃんと、覚えててくれたのかな?……まあ、マルコのことだから、覚えてそうだけどね。」


    ミーナ「……私、マルコに勉強教えてもらってから……成績あがって、嬉しかった。………ごめんね、私はマルコに何もしてあげられなかった。…………今までありがとう。…こんな私を、選んでくれて…………優しくっ、…してくれてっ……ほんとに、ありがとうっ…ございました!っ………」


    ミーナ「…………マルコ、…大好きです。……へへ、直接じゃないけど…やっぱ照れるな///…………それじゃあ、さようなら。」
    ニコ
  84. 84 : : 2013/11/15(金) 07:51:54
    くっ!
    また目から水が !
  85. 85 : : 2013/11/15(金) 17:12:53
    くっ、涙を堪えるんだぁ

    あるみん「マロニーへ」
  86. 86 : : 2013/11/15(金) 17:25:52
    アルミン「まる子へ」
    まる子「わたしゃまだ生きとるよ」プンプン
  87. 87 : : 2013/11/15(金) 19:24:58
    辛い…………
    ∃ヨヨョョ。+゚(ノД`)゚+。ョョヨヨ∃
  88. 88 : : 2013/11/15(金) 21:14:13
    >>85>>86
    お見事!ww


    ガラッ

    ミーナ「すみません、遅くなりました。もう終わったので帰ります。」


    ミカサ「もういいの?遠慮しなくていいのだけど。」


    ミーナ「はい、もう十分です。……これ以上いたら逆に………」


    サシャ「…そうですね…」


    ミーナ「なんかすみませんっ!あ、明日のお葬式は来るのでっ」


    エレン「それは嬉しいんだけど…明日、おねーさん学校じゃないんですか?」


    ミーナ「…………仮病…」


    「それはさせんからな。」ガシ


    ミーナ「ひっ⁉︎…り、リヴァイ先生…」


    リヴァイ「…マルコの担任だ。………おまえらが親族か?」


    ライナー「はい。マルコがお世話になりました。」


    リヴァイ「…あいつは、周りからの信頼も厚く、…優秀なやつだった。………家族の話になると、いつも1番嬉しそうに話していた。」


    ミカサ「…そう、だったんですか…」
  89. 89 : : 2013/11/15(金) 21:33:06
    リヴァイ「…てめぇは学校だ。同じクラスならまだしも他クラスだろうが。」


    ミーナ「っ…だってっ……私、マルコの…」


    リヴァイ「ほう……学校の規則を破ってまで葬式にでるとでも?そこでビービー泣くために?……マルコはそれを許すと思うか?……マルコは、おまえにそうまでして葬式に出て欲しいと思うか?」


    リヴァイ「…そんなにあいつのこと思ってんのなら、あいつの分まで頑張れ。……それがおまえのしてやれることじゃねーのか?」
  90. 90 : : 2013/11/15(金) 22:31:38
    ミーナ「っ……はいっ…」


    リヴァイ「……無理はするなよ」ポン


    ミーナ「…はい…」グス


    アニ「…リヴァイ先生、意外といいこというんですね。」


    リヴァイ「なんだ、悪いか?」


    ベルトルト「無口な先生かと思っていました。」


    リヴァイ「お前よりはマシだ。」


    ベルトルト「…」ガーン
  91. 91 : : 2013/11/15(金) 22:48:23
    ベルトルトwww
  92. 92 : : 2013/11/16(土) 22:03:33
    ライナー「通夜の準備をするか。ミカサとベルトルトはおれと準備。アニはペトラさんとかに連絡。ユミルとサシャは、コニーとクリスタの服の準備をしろ。」


    エレン「おれとジャンとアルミンは?」


    ライナー「あー、俺たちの手伝いを頼む。」


    エレン「りょーかい!」


    ジャン「うーっす。」


    アルミン「うん」


    ーーーーーーーーー
    ーーーーーー
  93. 93 : : 2013/11/17(日) 07:05:12
    司会者『…ただいまより、去る9月1日16歳の尊きご生涯を終えられました、故マルコ・ボット様の、通夜の儀を執り行います。尚、本葬儀は、御遺族様のご意思により、ーーーー、家族葬として執り行わせて頂きます。ーーーーーー」



    ※アルミン視点


    すごい…お通夜って、こんな感じなのか…


    マル兄の好きな百合もある。


  94. 94 : : 2013/11/17(日) 08:58:52
    マル兄百合好きなのw
  95. 95 : : 2013/11/17(日) 09:30:36
    あれ?部活で疲れたからかな?目から汗が・・・
  96. 96 : : 2013/11/17(日) 09:30:45
    あれ?部活で疲れたからかな?目から汗が・・・
  97. 97 : : 2013/11/17(日) 10:27:49
    百合って花のこと?それとも百合って百合?
  98. 98 : : 2013/11/17(日) 10:33:51
    花のことだよwwww
  99. 99 : : 2013/11/17(日) 10:44:54
    あ、花かwwww
  100. 100 : : 2013/11/17(日) 11:39:02
    アルクリなのか!?
  101. 101 : : 2013/11/17(日) 11:48:50
    ジャンクリだろ
  102. 102 : : 2013/11/17(日) 14:17:17
    >>100>>101
    一応アルクリの方向でしています

    >>97>>98>>99
    そうです花ですw
    変な意味じゃないですwww
  103. 103 : : 2013/11/17(日) 14:20:27
    ……変な感じ。

    マル兄、まだ生きてる気がする。

    受け入れたけど、信じられないよ。


    今は、涙もでてこない。

    僕がおかしいのかな…


    コニー…キョロキョロしたら後で
    ユミ姉たちに怒られるよ?

  104. 104 : : 2013/11/17(日) 16:38:36
    アルクリきたあああ
    アルクリもっと増えればいいのに
  105. 105 : : 2013/11/17(日) 19:36:51
    司会者『ーー以上持ちまして、通夜の儀を終了致します。ーーーー』


    ………あ、…もう終わってる……


    司会者『ご遺族の皆様、控え室の方に案内させていただきます。』


    控え…室…?


    ライナー「今日はここに泊まるからな。ちゃんとお前らの荷物も持ってきてる。」


    コニー「こ、ここに泊まるの?」


    クリスタ「すごい…」


    ライナー「それと、夕食も今からたべる。中学生組は食事の用意してくれないか?食べ物はもう部屋においてあるから。」


    サシャ「分かりました!行きましょう、みなさん。」


    クリスタ「私もお手伝いする。」


    ユミル「ありがとなークリスタ」


    コニー「お、おれも!」


    エレン「珍しいな、コニー」


    ライナー「そうだ、アルミン。渡す物があるからこっちに来てくれ。」


    アルミン「?わかった。」
  106. 106 : : 2013/11/17(日) 19:43:51
    渡す物…?なんだろう。


    ライナー「…昨日マルコの彼女が持ってきてくれた手紙。これはアルミンあてになっていた。」


    アルミン「えっ⁉︎ぼ、ぼくに?」


    ライナー「安心しろ。中身は誰もみていない。今からでも見てきていいぞ?」


    ぼ、僕宛の…手紙?

    何が書いてあるんだろう…

    早くみたい…でも…


    アルミン「…ありがとう。でも、今はやめておくよ。ご飯のお手伝いとか…しなきゃだし。」


    ライナー「そうか…。なら、あとでゆっくり読んだ方がいいな。俺たちは明日の打ち合わせをしなきゃならんが…ご飯までには戻ってくる。また後でな?」


    アルミン「うん!」タタタ


    ベルトルト「…アルミン、大人だよね。」


    ライナー「ああ。…だが…もう少し甘えてもいいんだけどな。…まるで、俺たちにも迷惑かけないようにしてるみたいだ。」
  107. 107 : : 2013/11/17(日) 19:54:43
    ユミル「おっ、アルミンもう用事終わったのか?」

    アルミン「うん!僕も手伝うよ。」

    ジャン「じゃあクリスタとコニーを手伝ってくれないか?」

    アルミン「はーい」



    クリスタ「これ並べてきて?」


    コニー「わかった!」タタ

    ガッ…ヨロ…

    コニー「うわぁっ」ポーン


    クリスタ「あっ、コップが!」


    アルミン「おわっ」キャッチ


    クリスタ「あ!アル兄〜!」


    コニー「良かったぁ…」


    アルミン「はい、どーぞ。」


    クリスタ「もおっ、コニー。気をつけなさいよねっ?」


    コニー「ご、ごめんなさい。」


    クリスタ「わかればよし。さ、はやく持っていって?」


    コニー「わかった!」ソロソロ…


    クリスタ「…それじゃいつまでも終わらないでしょーが。」


    アルミン「いつもコニーの面倒おつかれ」


    クリスタ「まったくよ。一歳しか変わらないのに、ほんっと馬鹿なんだから。」


    アルミン「あはは、クリスタがすごくお姉さんにみえるよ。見た目は幼いのにね。」


    クリスタ「むっ、失礼な。
  108. 108 : : 2013/11/17(日) 20:01:33
    ↑まちがえました


    クリスタ「むっ、失礼な。」


    アルミン「あ、可愛いって意味だからね?」


    クリスタ「えっ⁉︎……そ、そう、なんだ。///」


    アルミン「あっ、そ、その…いや…妹って意味で可愛いなぁって…///」


    クリスタ「…あ、…妹って意味…か。」


    アルミン「…?」


    クリスタ「あ、ごめんね!何でもないよ。早く私たちも運ぼう?」


    アルミン「あ、うん。」


    ーーーーーーーーー
    ーーーーーー


    ー夜ー

    クリスタ「……」コクッ…コクッ…


    ユミル「眠てーなら寝なよ。」


    クリスタ「はっ!……起きとく。」


    ミカサ「無理しなくていいのよ?」


    クリスタ「いやっ…だって、今日の夜で、マル兄といれるの最後なんだもん…」


  109. 109 : : 2013/11/17(日) 20:12:56
    ベルトルト「…でも…身体によくないよ?…ほら、エレンたちももう寝ちゃったし…。」


    ユミル「(このままではクリスタ、ずっと寝ないな。)…仕方ねーな。私も一緒寝てやるから、今から寝るぞ!」


    クリスタ「うう…」


    ユミル「明日早く起きればいいだろ?」


    クリスタ「…うん。」


    アニ「…おやすみ。」


    ライナー「さんきゅーな、ユミル。おやすみ、クリスタ。」


    クリスタ「おやすみなさい」


    ユミル「おやすみー」


    トタトタ……


    ライナー「俺たちも交代で寝るか。」


    アニ「…ライ兄に蝋燭の火を任せんのが1番心配なんだけど。」


    ライナー「なっ⁉︎俺だって出来るぜ?」


    ミカサ「ふふ、それじゃあライ兄、ベル兄、私、アニの順でいい?」


    アニ「ああ。それじゃ、私は今からねる。」


    ベルトルト「よろしくね?ライナー。1時間交代くらいで。」


    ミカサ「おやすみなさい」


    ライナー「おう、おやすみ!」


    ーーーーーーーーー
    ーーーーーー

    アルミン「(よし…ライ兄だけ、かな?…少し明かりをつけて手紙を読もう。)」


    パラパラ…
  110. 110 : : 2013/11/17(日) 22:38:15
    SSで始めて泣けそう。
    もうあとひと踏ん張り!
    頑張ってください!
  111. 111 : : 2013/11/17(日) 22:59:39
    『アルミンへ。』


    マル兄の字だ…


    『最近、アルミンは頑張りすぎてるみたいだったから、手紙を書きました。
    応援の手紙です。
    口で言うのは恥ずかしいから…。

    アルミンはいつもみんなの事考えて、
    中学一年なのにすごいな、って思う。
    でも、まだ中学生なんだからさ。
    もっと、みんなに頼っていいんだよ?
    たくさん、迷惑もかけていいし。

    アルミンは僕達の弟なんだから。
    遠慮なんてしなくていいよ。
    むしろ、してほしくないな。

    アルミンのこと、みんな大好きだから。
    昔、いつも言ってたことだけど
    覚えてるかな?
    あの時のアルミンは泣き虫だったよね。
    今じゃ全然想像もつかないよ。

    あとクリスタのことだけど。
    そんなに急がなくていいと思う。
    まだクリスタも小学生だし。
    でも、やるからにはアルミンがそこは頑張ってね?
    応援してるよ!

    長くなったけど…
    僕も、アルミンのこと大好きだから。
    また悩み事とかあったら、いつでも言ってね?アドバイスなら出来るだけしてあげたいんだ。

    そうだ、明日新しくできた本屋さんに行こうよ!電車でしか行けないけど、行く甲斐はあるよ。

    それじゃあ、また書けたら手紙かくね。
    お返事は書きたかったらかいてね。

    マルコ 』
  112. 112 : : 2013/11/17(日) 23:34:37
    くっ!
    目から滝が!
  113. 113 : : 2013/11/17(日) 23:34:47
    うおぉぉ~~~マルコ~~~!!
  114. 114 : : 2013/11/17(日) 23:44:49
    良いSSだな。
  115. 115 : : 2013/11/17(日) 23:46:07
    マル兄……

    明日本屋さん行こうって…
    行けないじゃん。

    相談も、できないし。

    頼ることも、できないし。

    アドバイスだって、できないし。

    ひどいよ。自分だけ言いたいこといって。僕、まだマル兄に伝え切れてないよ。


    学校のこと、エレ兄のこと、
    テストのこと。


    もっと、話しておけばよかった。


    昨日の夜。ううん、もっと前から。


    まさか、マル兄が死んじゃうなんて、
    思わなかったからさ。

  116. 116 : : 2013/11/17(日) 23:56:53
    これは小説にして出版できるぐらい感動です(/ _ ; )

    頑張ってください
  117. 117 : : 2013/11/17(日) 23:59:20
    >>114
    ありがとうございます(*´꒳`*)



    アルミン「マル兄の…バカ。…っ…ううっ…もっとっ……お話、したかったよっ……」


    アルミン「ううっ…ひっぐ………ふええっ……」


    ナデナデ


    アルミン「!…ライっ兄!…」


    ライナー「……ずっと、我慢してたんだろ?泣くの。…今なら俺だけだぜ?」


    アルミン「うあっ……ひっぐっわあああん…っ…ううっ……うえええっ……」


    ライナー「…」ポンポン


    ライナー「…アルミン。手紙、書いたらどうだ?」


    アルミン「…ひっく…だ、だれに?」


    ライナー「もちろんマルコだ。」


    アルミン「…でも、もうマル兄っ、読めないよっ。」


    ライナー「棺の中にいれるんだ。マルコと一緒にいれると、マルコが読めるかもしれないだろ?」


    アルミン「…どうやって?」


    ライナー「もちろん天国に持って行って見るんだ。」


    アルミン「…ほんと?」


    ライナー「ああ。」


    アルミン「…書く。」


    ライナー「おう、がんばれ。あまり遅くならないようにな。」


    アルミン「うん。…ライ兄、ありがとう。」


    ライナー「お前の兄ちゃんだぞ?当たり前だろ。」


    アルミン「!…うんっ!」

    ーーーーーー
    ーーー

  118. 118 : : 2013/11/17(日) 23:59:53
    >>116
    いやいや(⌒-⌒; )

    ありがとうございます(^^)
  119. 119 : : 2013/11/18(月) 00:12:30
    お葬式終了ーー→焼却場へ


    案内人『では、ご焼香が終わりましたら棺の窓を開けておりますので、最後のお別れをお願いします。』



    ミカサ「……マルコ。天国で元気にしててね。」


    クリスタ「…マル兄、ずっと天国で一人?」


    サシャ「いえ、たくさん優しい人がいっぱいなので、寂しくないですよ。」


    クリスタ「そうなんだ…よかった」


    コニー「…今から、マル兄どうなるの?」


    ベルトルト「焼いちゃうの。」


    コニー「えっ⁉︎…じゃあ、マル兄は消えるの?」


    ベルトルト「ううん、ガイコツになっちゃうんだよ。」
  120. 120 : : 2013/11/18(月) 00:17:42
    コニー「それじゃあ、もうマル兄のお顔、なくなるの…?」


    ベルトルト「うん。…だから、今が最後だよ?マルコの顔みれるのは。」


    コニー「…っ…あれ、おかしいな。…見えないよ、マル兄が。っ…ひっく……最後だからっ…みたいのにっ…」


    エレン「マル兄、おれ…勉強がんばるよ。」


    ジャン「…おれも。」


    アルミン「……マル兄。…ありがとう。…お手紙、よんでね。」


    ーーーーーーーーー
    ーーーーーーー
    ーーーー
  121. 121 : : 2013/11/18(月) 06:07:16

    マル兄へ


    お手紙、ありがとう。
    とても嬉しかったです。

    僕は、小さい頃からずっと、
    みんなに迷惑かけないやうにって
    生きてきたんだ。

    でも、マル兄の手紙をみて、それは
    間違いだなぁって思った。

    僕たちは、家族だから、迷惑なんて考えなくていいんだね。
    迷惑をかけて当たり前なんだよね。
    マル兄のおかげで、気付くことが出来ました。ありがとうございました。

  122. 122 : : 2013/11/18(月) 06:53:33
    マル兄がいなくなるのは、とても
    淋しいです。
    みんなも無理して笑ったり、話したり。
    でも、ずっとこのままではいられないので、またみんなで楽しく過ごせる時まで、
    僕もみんなと協力して頑張ります。

    あと、マル兄の彼女さん、可愛かったよ。

    マル兄、僕も、マル兄のことが
    大好きです。


    アルミン
  123. 123 : : 2013/11/18(月) 07:16:57
    ーーーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーー

    あれから、1年がたった。

    僕達は、前みたいな明るさに
    戻ってきている。


    よく分からないけど、
    ジャン兄とアニ姉が付き合うことに
    なったみたい。


    ライ兄とベル兄は大学生になって
    プロバスケ選手を目指してる。


    僕とクリスタにはなんの進展もないけど
    朝一緒に登校してるんだ。


    クラスの人達に彼女とかなんとか
    噂された。
    悪い気はしないね。
  124. 124 : : 2013/11/18(月) 08:27:51
    次はジャンアニかベルユミなのかな?
    個人的にはエレミカの続きも読んでみたいな。。。
  125. 125 : : 2013/11/18(月) 16:23:32
    続きどうしましょー…
    ただいま考え中です
  126. 126 : : 2013/11/18(月) 16:45:05
    今日はマル兄の命日だから、
    今からお墓参りにいくんだ。


    マル兄に話すことが多すぎて、
    何から言おう…


    まずはアニ姉とジャン兄の報告に…
    あ、そうだ。ミカ姉とエレ兄のバレンタインのことも!


    あれはすごかったなぁ…
    ミカ姉ったら口紅チョコなんか作っちゃって…
    みんなの前でアレをエレ兄に強要するもんだから、エレ兄、顔真っ赤だったなぁ。


    結局しちゃったけど。
    ユミ姉とライ兄がクリスタとコニーの目を塞いだり…大変だったな。


    マル兄がそれをみたら、きっと呆れて笑ったと思うよ。


    クリスタ「アル兄ー!お墓に行くよー?」


    エレン「鍵しめるぞー」


    アルミン「待ってー!今行く!」タタ


    マル兄、僕、成長したんだよ。

    身長も性格も。

    今から行くから
    楽しみにしててね?


    …ガチャーーーバタン
  127. 127 : : 2013/11/18(月) 16:46:09
    終わりです。

    いつも終わり方がおかしくなるけど
    気にしないで下さい…

  128. 128 : : 2013/11/18(月) 17:15:35
    あれ?目が霞んで見えないや…
  129. 129 : : 2013/11/18(月) 18:47:32
    乙です。

    支援(*・ω・)ノ
  130. 130 : : 2013/11/18(月) 19:46:40
    お疲れ様です!
    今回もすごく良かった!!天才のssはやっぱ違うなぁ…
  131. 131 : : 2013/11/18(月) 20:23:19
    最高でした(≧∇≦)
  132. 132 : : 2013/11/18(月) 20:39:47
    最高でしたー!
    続き出たら、見ます◟꒰◍´Д‵◍꒱◞
  133. 133 : : 2013/11/18(月) 21:15:41
    切ないけど、いいはなしジャン (・ω・)
  134. 134 : : 2013/11/19(火) 20:09:45
    ssの中で一番感動したあれ、目から砂糖水が…
  135. 135 : : 2013/11/19(火) 21:06:26
    ジャンアニだー
    ヒャッホーーーーーーーーー
  136. 136 : : 2013/11/19(火) 21:51:34
    みなさんありがとうございます(๑• .̫ •๑)

    こちらが続きです↓
    http://www.ssnote.net/archives/3083
  137. 137 : : 2013/11/20(水) 19:59:40
    楽しかったです!!5年後どうなっているのかとてもきになります笑
  138. 138 : : 2013/11/25(月) 23:13:41
    アルミンがかっこよく見えました
  139. 139 : : 2013/12/01(日) 22:45:23
    目から大量の汗が………
  140. 140 : : 2013/12/28(土) 18:28:32
    初めてssで泣ける……(T^T)
  141. 141 : : 2014/01/23(木) 22:29:48
    泣けました( i _ i )
  142. 142 : : 2014/01/25(土) 22:41:27
    これはヤバイ(TωT)
  143. 143 : : 2014/04/19(土) 07:20:43
    みなさんありがとうございます( ͒˃⌂˂ ͒)

  144. 144 : : 2014/04/27(日) 13:41:05
    マルコ・・・
    原作と同じじゃないか(泣)
  145. 145 : : 2014/04/29(火) 17:38:01
    >>144
    ですね…w
    (キャラが作りにくかったなんて言えない)
  146. 146 : : 2017/08/28(月) 18:27:42
    感動です!
    泣いちゃいました
  147. 147 : : 2017/12/07(木) 20:19:32
    ピクシス指令がマルコを司令補佐官に命じるそうです。
  148. 148 : : 2017/12/07(木) 20:25:24
    ピクシス指令がマルコは司令補佐官に命じるそうです
  149. 149 : : 2018/02/03(土) 09:51:39
    何だこのSS目から滝が出てくるぞ?俺の目って川だったのかな?

    ¦¦¦¦¦¦¦¦
    ¦¦¦¦¦¦¦¦

    ¦¦¦¦¦¦¦¦
    ¦¦¦¦¦¦¦¦

    ¦¦¦¦¦¦¦¦
    ¦¦¦¦¦¦¦¦

    ¦¦¦¦¦¦¦¦
  150. 150 : : 2018/07/31(火) 02:51:55
    99、おもんないこといちいち言わんでええねん
    キモい
  151. 151 : : 2019/08/13(火) 17:37:18
    ssって泣けるんだったっけ?

    は…初めて泣いた〜〜

    マルコー
  152. 152 : : 2020/10/28(水) 13:25:41
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。

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