この作品は執筆を終了しています。
アニ「夏祭り…行かない?」
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- 1 : 2013/11/09(土) 01:12:57 :
- お久しぶりです。
そろそろ続編を投稿しようかと思っていたらテストがもう近くまで近づいていることに気がつき、「腱鞘炎なんじゃね?」ってレベルで勉強に勤しんでいまた。
勉強の合間や深夜帯のスローペース投稿となりますことをご理解ください。
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- 2 : 2013/11/09(土) 01:17:54 :
- 支援
(BenTHE…なんて読むんだろう…Ben…ベ、ベ、ベン?THE…ズィ…ザ…うーん…)
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- 3 : 2013/11/09(土) 01:18:56 :
「夏祭り…行かない?」
騒ぎ立てる蝉の声が彼女の言葉にノイズを入れる
…と言ってもこの近距離で聞こえない訳はないが
「もちろん」
俺は返答した。
つもりだ。
伝わっただろうか?
煩い蝉に邪魔などされていないだろうか?
僅かに不安を抱いていると彼女はニコッと笑ってくれた。
夏も嫌いじゃないかな
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- 4 : 2013/11/09(土) 01:20:18 :
- >>2ありがとうございます!べ、便座…あ!ベンズゥイーです!w
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- 5 : 2013/11/09(土) 01:22:36 :
- あ、ベンズゥイーて読むのね(便座って言いかけてたのは触れないでおこう)
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- 6 : 2013/11/09(土) 01:25:12 :
- 支援!!
エレアニ最高!!
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- 7 : 2013/11/09(土) 01:25:36 :
- 期待してます!
-
- 8 : 2013/11/09(土) 01:27:40 :
ダンッ!
俺の机を叩いたのはジャンだ
「おい!エレン!ついに我々の晴れ舞台…夏祭り。が近づいてきた!」
エレン「…で?」
ジャン「で?だと…!貴様は夏祭りに女の子も連れずに男だけでブラブラする気か⁈」
しかし何故こいつの怒りの矛先が俺なのかは解せないがあえて触れないでおこう
エレン「じゃあ彼女でもつくれよ」
ジャン「彼女?ははは、俺にはミカサしかいないのだ!」
エレン「分かったよ、まずミカサと喋ってからだな」
口調な荒いのは申し訳ないと思っているが流石に4日連続で気温が30℃を上回れば流石の俺も理性を保っている余裕などない
ジャン「エレン……余計なことを…!」
こいつの元気を分けて欲しいくらいだ
-
- 10 : 2013/11/09(土) 01:33:08 :
ライナー「なんだ?随分賑やかじゃないか」
ジャン「おぉ、ライナー!」
ライナー「あ!そうだ、お前らも今から市民プール行かないか?」
エレン「行く‼︎」ダンッ
プール。幸せの言葉だ、今の俺にはライナーが女神のように見えてしまう
ジャン「はっ!市民プール?ガキしかいなくてイライラするから俺はいかねぇ」
ライナー「ミカサいるぞ?」
ジャン「行く‼︎」ダンッ
何やってんだこいつは……
他人事ではあるが俺は頭を抱えた
-
- 11 : 2013/11/09(土) 01:42:51 :
- 猛暑日ということもあってか市民プールは恐ろしい程賑わいをみせていた
ジャン「な、なんだよこの数……⁈」
エレン「嫌なら帰っていいぜ」
ジャン「な!何を‼︎」
ミカサ「ジャン」
ジャン「はい!」
ミカサ「エレンに手を出したらタダじゃおかない……」
後から女子グループと今合流したが早速ジャンには余命宣告が下された
エレン「……アニ!」
陽炎がたちくらめいていて遠くが伺えなかったが確実にアニだ
アニとは以前の告白以降、他の連中には関係が明かされることなく充実した関係を保っている
アニ「あんた…じゃなくてエレンもきてたんだね…」
エレン「あぁ、あまりに暑くてな」ニコッ
アニ「な、夏バテには気をつけなさいよ!//」
エレン(か…可愛い…)
もし、心の声が聞こえていたら俺は今ここで命を絶っているだろう
か…可愛い…
嗚呼気色悪いこと言った
反省はしているが後悔はしていない
何故ならアニのこのが大好きだからだ…
気色悪いな
-
- 12 : 2013/11/09(土) 01:45:36 :
- すみません…
これはなんの続きなんですか?
-
- 13 : 2013/11/09(土) 11:30:47 :
- >>12
アニ「私はエレンが好きかもしれない」の続きだと思いますよ
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- 14 : 2013/11/09(土) 11:31:31 :
- 期待です
-
- 15 : 2013/11/09(土) 11:54:11 :
- >>13
いやいや、アニ「愛ってなんだろうね…」の続きでしょう。
便…ベンズゥイーさんの作品ですし
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- 16 : 2013/11/09(土) 12:18:56 :
- いいわーー
-
- 17 : 2013/11/09(土) 20:14:55 :
- すみません
アニ「愛ってなんだろうね…」
の続編です
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- 18 : 2013/11/10(日) 00:38:46 :
多少のいやらしい妄想を膨らませた男子組はそそくさと着替えを終えプールサイドにて陣取りを始める
ジャン「あ…あの子可愛いくね?」
コニー「そうか?俺的にはあの子かな」
ライナー「甘い…。俺は何と言ってもクリスタだ。あの甘いルクッス、おしとやかな振る舞い、どこを取っても女神そのものだな、うん」
エレン「どーでもいいから入ろうぜ!」
ジャン「待て待て待て待て、本当の男ならばプールに入る礼儀を知らんとな」
エレン「礼儀?」
ジャン「そうだ。エレン、ここにたて」
エレン「?おう」
言われるがままに飛び込み台に立つがこれと言って何もおきない
油断していた
ジャン「ひっかかったなエレェェン‼︎」ダンッ
エレン「な⁈てめぇ!」
ドゴォッ‼︎
俺目掛けて走ってきたジャンの姿はそこにはなく、プールサイドのフェンスにのめり込むジャンが見えた
エレン「おい、あいつ何やってんだ?」
コニー「し、し、しし、知らん…」
何故か着替えていたハズのミカサがコニーの後ろに立っていたことについては誰もふれなかった
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- 19 : 2013/11/10(日) 02:10:58 :
- ジャン不憫じゃんwwww
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- 20 : 2013/11/10(日) 17:53:12 :
- いつも見てます!
BenTHEさんはオリジナルキャラとか作らないんですか?
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- 21 : 2013/11/10(日) 17:59:47 :
- >>20
見てくださってありがとうございます!
オリジナルキャラに関してですが私は「進撃の巨人」という作品のSSを書かせてもらっています。
私は皆さんに進撃本編をもっといろんな形で楽しんで頂きたいと思っているのでオリジナルキャラ。というのは極力出さないようにしています。
長文失礼しました
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- 22 : 2013/11/11(月) 06:55:49 :
- 便z…
ベンズゥイーさん頑張ってください!
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- 23 : 2013/11/11(月) 19:25:14 :
- ザパーーン!
冷たい水飛沫が身体全体に飛び散る
「あぁ…気持ちいい…」
思わず気持ち悪い声が漏れてしまうが誰にも聞こえていない。 ハズ
アニ「それにしても最近は暑いね」
不意に後ろから話しかけられたことに肩をビクッとさせた
エレン「おゎ!あ、アニいつの間に…⁈」
アニ「あぁ…気持ちいい…。のとこから」
死にたい。
そう思った
アニ「そんなことよりさ、来週の夏祭り…行かないん?」
エレン「行く」
アニ「アンタ意外と暇なんだね」
アニは苦笑した
可愛い…とは思ったものの「暇」という言葉の意味を問いただしたい
エレン「暇ってなんだ、暇って」
アニ「ふふっ、いい事だよ」
エレン「お、おう」
こんな会話をしてる間にも薄暗い雨雲は近づいてきていた
-
- 24 : 2013/11/11(月) 19:29:01 :
プールに入ってから20分程経った頃
ポツポツと雨が降り始めた
ジャン「クソっ!タイミング悪りぃな」
コニー「うわー!急いであがれ!」
皆急いで着替えに戻るが雨の降ったプールも風情があるな…
などど思う今日この頃
はたから見れば痛い厨二病患者だと思われるだろう
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- 25 : 2013/11/12(火) 00:03:39 :
- ものすごく期待してる
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- 26 : 2013/11/12(火) 19:17:05 :
- うわー!!気づくのが遅かったーorz
このシリーズずっと見てたのに…
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- 27 : 2013/11/13(水) 23:11:27 :
- 投稿遅れてすみません!
着替えも終わり、各々帰りのバスを待っていた
コニー「見ろよジャン!俺のフォロワー200人もいるぜ?」
ジャン「なに⁈」
コニー「いいだろ〜?」
ジャン「別に気にしないし……それよりエレン」
エレン「どうした?」
ジャン「夏祭りの件だが…お前はミカサと動くのか……?」
エレン「あぁ…俺はアニと一緒にいるけど?」
ジャン「なっ⁉︎つ、つつつまり!お、俺がミカサと……」
ベルトルト「エレン!あ、アニと行動するのかい……?」
エレン「おぅ、約束したからな」
ベルトルト「そ、そうなんだ……」
ベルトルトが暗い顔をしたのが気になったがベルトルトに尋ねる前にジャンの言葉が割り込んでくる
ジャン「エレン…!ありがとう……」
エレン「お、おう」
ジャン「くわ〜〜、これで俺の夏は充実するぜ!コニー……ざまぁ」
エレン「ははは… ったく元気な奴らだな…」
そう言った俺は斜め後ろで女子がミカサを囲んでいるのが目に入った
なにやらとても楽しそうで、携帯をみつめながらみんな笑っていた
そこで俺は違和感に気づく。
……あれ?なんで女子が一瞬俺のことみて笑ったんだ……?
瞬間。 俺が忘れようとしていた黒歴史がフラッシュバックする
エレン「ミカサァァ‼︎や、ヤメろ‼︎」
思わず叫んでしまった。するとユミルが立ち上がりこちらに歩いてくる。
俺の肩に手を置き自分の携帯を取り出し俺に見せつけた
ユミル「い っ せ い 送 信 ♡」
ユミルが携帯の送信ボタンを押すとその場の全員の携帯が笑うようにブブッとなった
恐る恐る携帯を覗いてみた
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- 28 : 2013/11/13(水) 23:13:31 :
- 覗いてどうなったんですか?
-
- 29 : 2013/11/13(水) 23:16:11 :
- そこには
パンツ一丁で寝転がり、可愛らしいクマのぬいぐるみを抱きしめ、挙句の果てに下心丸出しの満面の笑みを浮かべて眠っている俺の写真が画面いっぱいに添付されていた
死にたい。
その瞬間、バス停が笑いに満ち溢れた
恥ずかしいが俺は確実に泣いていた
それでも尚携帯画面の俺は気持ち悪くにやけていた
-
- 30 : 2013/11/13(水) 23:16:56 :
- テストの方が18日にあるのでそれまで休止します。
すみません
-
- 31 : 2013/11/14(木) 21:46:32 :
- ミカサゲスだ
-
- 32 : 2013/11/18(月) 11:40:21 :
- ミカサクズすぎわろたwww
こんなんでエレンに好かれるわけg誰だ?ここ学校なのに客って
-
- 33 : 2013/11/18(月) 18:43:23 :
- さて、無事(爆死)にテストも終了したので投稿を再開します
-
- 34 : 2013/11/18(月) 18:52:46 :
ガタガタと揺れるバスの中
ユミルの策略によって見事打ち滅ぼされた俺は俯きながら揺れていた
アニ「ははは…そんな気にすることないじゃない。たかが写真よ、写真じゃ人は測れないよ」
エレン「…」
ユミル「エレン君ー」
エレン「ユミル…なんでミカサの携帯奪ってみたんだ…?」
俯きながら問いかける
ユミル「あれ?分かってた?」
エレン「ったりめーだ、ミカサはんなことしねぇ」
ユミル「はっ、流石だよ」
クリスタ「ユミル!」
ここで俺の窮地を救うべく、クラスの女神?と呼ばれるクリスタが割って入ってきた
ユミル「へいへい」
案外アッサリと引き下がってくれたユミルに驚きはするが後ろの座席から笑う馬の声がした
エレン「だーー‼︎てめえ何笑ってんだ‼︎」
ジャン「くはは!ぷっ…す、すまねぇ…w」
最悪だ…
再度俯く
雨は横殴りになり、バスの目的地は俺の家の前を指していた
-
- 35 : 2013/11/18(月) 19:04:00 :
- ブーー
ブザーと共に開いたドアから俺とミカサは降車した
ミカサ「エレン…ごめん…私が止めておけば…」
エレン「気にすんな」
ミカサはありがとう…とは言わず、重たい無言の空気が漂っていた
ミカサ「き、今日のご飯はお鍋ね!」
必死に話題を変えてくれたミカサに感謝の気持ちが溢れる
エレン「ありがとう…」
今度は俺が言ってみた…
いや、言ってみたかったんだ
ミカサには悲しい思いばかりさせていた、今も昔も……
俺が大切にしなければならないのはアニだけではないことに改めて気づかされた
干渉に浸っている間にもキッチンからはいつもの包丁を叩く音が聞こえてくる
珍しくキッチンへ向かった
エレン「たまには手伝ってやるか……」
-
- 36 : 2013/11/18(月) 21:41:26 :
恥ずかしながら料理とは無縁なようで食卓に向かう頃には俺はボロボロだった
身体的に
精神的に
ミカサ「うん、おいしい!」
エレン「…ありがとう……」
お世辞でも美味いとは言えない…
もはや鍋ではない何かをミカサが必死に鍋に近づけてくれたおかげだ
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいになった
食べてる途中に目から涙が出てきた
おいおい……今日何回目だよ……
好きだ…
恋人
とはまた違う感情だ
こう…母親のような…
家族として、ミカサを愛したい
今カッコイイこと言ったよね?
-
- 37 : 2013/11/18(月) 21:42:32 :
- >>36
ちょwwwおまwww
いいムード台無しwww
-
- 38 : 2013/11/18(月) 21:43:00 :
- なんだろう…このエレン、ダサいのにカッコイイ
-
- 39 : 2013/11/18(月) 21:43:33 :
- >>38
おまおれ
-
- 40 : 2013/11/18(月) 21:47:16 :
- コメントありがとうございます!
実際エレンのキャラは自作のテストといった感じでジワジワ変えていく予定です!
-
- 41 : 2013/11/19(火) 00:37:19 :
- 期待
次作ってエレアニですか?
-
- 42 : 2013/11/21(木) 16:15:49 :
- 面白い!
-
- 43 : 2013/11/21(木) 21:34:25 :
- エレン「ふぁぁ……」
眠い
眠いぞ
しかし、この後に放送されるテレビ番組を見るために奮闘中
エレン「………」
寝てた様だ
時刻は零時を周り、鈴虫が未だに泣いている
エレン「……寝るか…」
朦朧とした意識の中、俺の脳は寝ることだけを考えていた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ピンポーン
ピンポーン
五月蝿いなぁ……
どうやらミカサもいないようで、渋々玄関に向かうとそこには彼女…そう……アニがいた
-
- 44 : 2013/11/23(土) 17:50:26 :
- おっ!いい予感!
-
- 45 : 2013/11/24(日) 23:00:52 :
- 補足:もう朝です。
アニ「やぁ」
エレン「や、やぁ」
アニ「今日暇?」
エレン「え?あ、うん」
アニ「丁度いいね、さ!買い物に行くよ!」
エレン「え⁈」
突然のデート?のお誘いに胸が膨らんだ
アニ「ほら、明日夏祭りなんだから早くしなきゃ!ってね」
アニ「自分の彼氏がダサかったら嫌でしょ?」
エレン「ダサ……ア、うん」
ダサいという言葉が胸に突き刺さる
ダサくてすみません
アニ「はいはい、準備準備!」
アニは手を叩きながら俺を家の中へと誘導した
今からエレンの財布の中身が駆逐されるのは言うまでもない
-
- 46 : 2013/11/24(日) 23:11:38 :
- 土曜日、学生が休日ということもありこの大型ショッピングモールは驚くべき賑わいを見せていた。
人が多すぎるせいかエアコンさえも人の熱気にかき消され、一刻も早く用事を済ませたいという衝動に駆られる
アニ「う〜ん……、こっちもいいなぁ」
アニ「いや、こっちかなぁ…?」
アニ「…いや、あっちのお店にも行ってみないと…」
アニ「キャァ‼︎あれ可愛い!」
めんどくせぇよ
女子って
デート。なんてものとは比べものにもならない程ハードだ。
小一時間服屋の前で待機
その後恐らく誰が着ても似合わないであろう服のマネキン役
あっちこっちへと俊敏に動くアニを追いかける
そう…もはや訓練だ
アニ「……よし!」
エレン「決まったか?」
アニ「おかげさまで」
アニはもうレジを済ませた後で時刻は12時を回っていた
エレン「飯食おうぜ」
アニ「うん!」
まさか、
まさか、
こんなに高いとは思わなかった
「お会計、7900になります。」ニコッ
いやいやいやい、ニコッ じゃないよ!
2人で約8000円とかハンパねぇよ!
確かに、元はといえば
エレン「俺が奢るよ!」
なんて言わなければ良かったんだ
でも、こんなに高いとは思わなかった
更に明日は夏祭り……
父さん……
今月キツイよ
-
- 47 : 2013/11/25(月) 00:53:26 :
- エレン泣きっ面に蜂だな…w
-
- 48 : 2013/11/26(火) 15:55:03 :
- まだかな〜チラッ
-
- 49 : 2013/11/28(木) 23:22:16 :
- 投稿遅れて申し訳ありません。
その後、エレンの訓練はさも何もなかったかのように続行され、青々と晴れ渡っていた空もオレンジ色に染まりかけていた
エレン「楽しかったか?」
アニ「ふふっ、もちろん!」
ルンルン♪こんな効果音が似合うかのようにアニは俺に微笑む。可愛い…という感情よりも手元にある痩せ細った財布が痛々しくてたまらない
朝はあんなに膨れていたのに…
アニ「いや〜、でも本番は明日だよ!」
俺の顔を覗き込むように和気藹々と話しかけてくる
エレン「夏祭りかぁぁ、男のロマンだよな…」
アニ「…え?…何考えてんの……?」
エレン「っえ?……?」
誤解を生んだ。確実に
エレン「うぁぁ‼︎そ、そういう意味じゃねぇぞ⁉︎な?な?」
アニ「ふふっ//アンタ意外と可愛いんだね//」
エレン「……エ?」
その後アニに何を話しかけてもニヤニヤと俺を見てくるだけだった
女って不思議だ
-
- 50 : 2013/11/28(木) 23:33:04 :
その日の夜は快眠。というべきなのかは分からないが、いつもより目覚めがいい
あの後アニと一緒に出掛けたことがミカサに発覚。お説教は続き時刻は深夜2時を回ったころに、ようやくミカサに睡魔が襲い呪縛から解放、そして今に至る
…あれ?俺寝てないんじゃ……
消えかけてる記憶を辿ってみたものの、布団に入った描写は見つからず、目の前に広がる「ギガシャキ」と書かれた活性持続飲料が事故の真相を物語っていた
鳥達の囀(さえず)りさえも奇声にしか聞こえない
脳が「寝なければ死ぬぞ!」という危険信号を出しているが今の俺にはもはや無意味だろう
夏祭り開始までのこり9時間
-
- 51 : 2013/11/29(金) 00:40:23 :
- 期待
-
- 52 : 2013/12/01(日) 18:41:36 :
- 期待
-
- 53 : 2013/12/05(木) 17:02:17 :
- きたいしてまってます
-
- 54 : 2013/12/06(金) 23:51:15 :
- 期待&支援!
-
- 55 : 2013/12/08(日) 22:45:34 :
- 投稿できなくて本当にすみませんでした。
-
- 56 : 2013/12/08(日) 22:51:23 :
- 家の前の道路もザワザワと賑やかになりつつあった
ミカサ「エレン、クリスタ達と約束があるから先に行くね!」
エレン「あいよ」
何があったかミカサが俺以外の人間と一緒に遊ぶ。これは恐らく初めてではないか?どちらにせよ今は安心感でいっぱいだ
エレン「さて…」
財布に金を詰め、服装を整え、髪をセットし夏祭り会場、いや、アニのもとへと向かった
-
- 57 : 2013/12/08(日) 23:03:02 :
アニ「待ったかい?」
エレン「いや、今きたところ」ニコッ
いいえ、待ちました
アニ「じゃいこっか」
エレン「おう」
アニの浴衣姿を目に焼き付ける
俺の脇腹をあたるアニの腕
女の子と腕を組んだ経験なんてなかった俺は相当挙動不審だったことだろう
アニ「エレン!あれ!」
エレン「ん?チョコバナナか…よし!買ってやろうw」
アニ「ふふふ、流石私の彼氏、使えるね」
エレン「酷いいいわれようだぜ」
アニ「ふふ、ありがとう」
チョコバナナを頬張るアニを見るとまるで自分のち…
いやいやいやいやww……すみません
アニ「エレン!あれ!」
エレン「今度はカキ氷か、よし!買ってやろうw」
アニ「ブルーハワイで、」
流石にこの行列に並ぶと考えると気が引けたがしかし、アニの言うことは叶えてあげたい。優男エレンは大変なのだ。
待つこと数分
念願のカキ氷を入手してアニの座っているベンチへダッシュ‼︎
アニ「あ!ごめんね…並ばせちゃって…」
エレン「気にすんなって!」
-
- 58 : 2013/12/08(日) 23:10:01 :
- エレン「あ!俺自分の分ないから一瞬に食べたいなぁ…なんて?」
アニ「し、仕方ないね//」
アニは俺にカキ氷を乗せたスプーンを向けてきた
エレン「アニが食べてから食べたいなぁ……そのスプーンで…」
アニ「////」
アニは顔を真っ赤にしながらパクッとカキ氷を食べた
エレン「じゃー俺もたーべよ」
アニ「あ、アンタって意外と変態だったんだね//」
エレン「襲っちゃうぞぉ!」
アニ「」
反省はしている。後悔はしていない。
エレン「うそうそうそうそ‼︎‼︎嘘だから!ね⁈」
エレン「いや、マジだか……
パンッ バンッ
その時、夏祭りの代名詞でもある花火が夜空を照らした。
-
- 59 : 2013/12/08(日) 23:14:24 :
アニはすっかり見惚れている。花火に負けたかと思うと少し悔しかった。だから
俺はアニを振り向かせようとした
エレン「アニ…」
そっと……手を握る
アニ「エレン…」
優しく、身体を引き寄せる
エレン「好きだよ…」
そっと、優しく、唇を重ねた。
あまりに突飛な考えだったのは理解の上だが俺の性格上、この機を逃せばチャンスはなかっただろう
アニの唇は柔らかかった
-
- 60 : 2013/12/08(日) 23:16:29 :
- ドンドンと鳴り響く花火や、騒ぎ立てる屋台の音さえ、もう終わろうとしている『夏』
を飾り立てていた。
-
- 61 : 2013/12/08(日) 23:17:32 :
- 中途半端な感じですが終了となります。
次に出すのはまったくの別物シリーズなのでお間違いのないよう、ご注意ください。
-
- 62 : 2013/12/08(日) 23:18:55 :
- とても長引きましたが季節ハズレの夏祭り編はいかがだったでしょうか?
次作からは投稿ペースは少し早くなります。
では、この辺で…
-
- 63 : 2013/12/09(月) 00:55:26 :
- おもろー
-
- 64 : 2013/12/09(月) 04:09:53 :
- エレアニ最高
-
- 65 : 2013/12/09(月) 22:03:11 :
- ユミルゲス過ぎワロタ
-
- 66 : 2014/12/15(月) 21:57:15 :
- ミカサがエレンに家族って言われたら
家族=夫婦みたいに勘違いしそうww
-
- 67 : 2014/12/15(月) 21:59:24 :
- このミカサはヤンデレにそこまでなっていない!ラッキーヤンデレだったら
戦車で砲撃してやる!
-
- 68 : 2015/11/03(火) 02:05:01 :
- 期待です!面白いです
-
- 69 : 2017/03/28(火) 19:44:09 :
- ふっぶっぐハハハハハぐふっ
-
- 70 : 2017/08/03(木) 01:32:52 :
- 微妙
まぁ普通の面白さ
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
時を越えた『愛』 エレ×アニ 現パロ シリーズ
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