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やはり後輩とのラブコメは間違っている

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  1. 1 : : 2014/08/16(土) 16:44:18
    二作品目となります!
    頑張って書きたいと思います!
  2. 2 : : 2014/08/16(土) 17:40:38
    一色が生徒会長になって1ヶ月がたった奉仕部を守りたいがために一色に押し付けてしまうことをしてしまったが意外に一色は生徒会の仕事を率先しているらしい。本人も楽しんでいるらしいから結果オーライだよね★

    茜色の空をみながら特別棟にある奉仕部までやってきた
    ドアを開けると既に先客がいた雪ノ下だ。

    雪ノ下「あら、校内一の嫌われ者さんこんにちは」

    相変わらずの毒舌っぷりぃ!これ俺じゃなければ死んでるのよね?ね?

    八幡「うるせえ、校内一とか人気者じゃねえか」

    雪ノ下「"嫌われている”のね」

    この野郎どんだけ俺のガラスのハートを傷つければ気が済むんだ。助けて0らえも~ん、ゆきのんが苛めてくるんだ。
    しばらくすると由比ヶ浜が来て各自やりたいことをし始めた
    すると耐え切れなかったのか由比ヶ浜が喋りだした

    由比ヶ浜「今日も人来ないねえ」

    雪ノ下「そうね、でも来すぎてもこまるのだけれど」

    八幡「そうだ、来てもあいてするのが面倒だろ」

    由比ヶ浜「うわヒッキーひど!」

    雪ノ下「貴方は元々あいてにされてないでしょ?」ニコッ

    八幡「笑顔でそうゆうこと言うのやめてくれる?」

    くそっ、言ってることは最悪だが笑顔は可愛い、なんて地獄だ。そんな話をしているとドアがノックされた。

    雪ノ下「どうぞ」

    ドアがゆっくりと開いた誰かと思うと生徒会長の一色いろはだった。
  3. 3 : : 2014/08/16(土) 19:04:24
    一色は俺をみつけると涙目で近くにやってきた、だからあざといんだっつーの可愛いが。

    いろは「せんぱーい助けてください」

    八幡「俺はお前専用のドラえもんじゃねえから俺は小町のものだ」

    由比ヶ浜「うわ、シスコンだ」

    八幡「シスコンでなにがわるい千葉にいる兄弟でシスコンじゃない兄はいない!」

    新発売シスコーン染み込んだ兄の愛情がたっぷりチョコレート味!やべえこれ売れるだろ 兄とか妹とかつけときゃ誰かしら買ってくれるしな。

    いろは「私を除け者にしないでください!」

    八幡「ああーいたのか、んで用は?」

    いろは「ひどい!先輩のそばにいつもいるのに」

    八幡「怖いわ、俺をストーカーしていいのは小町だけだぞ?」

    3人「「「・・・・・・」」」

    八幡「・・・・で、何しに来たんだ?」

    いろは「あ、そうでした先輩生徒会に入りませんか?」

    八幡「は?なんで?」

    いろは「いやー仕事が多すぎて人手が必要なんですよ」

    八幡「なんだ雑用か、いやー俺常日頃から忙しいんだ」

    いろは「そんなわけないでしょ、見たからに暇そうですよ」

    八幡「生徒会とか絶対めんどい仕事だろ、俺は仕事は必要な時しかしないんだよ」

    いろは「今がその時です!さ、行きましょ先輩!」

    八幡「お、おい引っ張るな」

    雪ノ下「ちょっと待ちなさい」

    いろは「なんでしょうか雪ノ下先輩?」

    雪ノ下「そこの甲斐性無しに屁理屈ばかりの男を連れて行ってもメリットはないわよ」

    由比ヶ浜「そ、そうだめだよいろはちゃん!」

    八幡「おい、俺は「黙りなさい」はい・・」

    いろは「いえ、大丈夫ですなんだかんだ先輩役に・・・頼り甲斐があるので!」

    八幡「今役に立つって言おうとしたよな?したよな?」

    雪ノ下「もし、そこの不審者が役に立つとしてもいちをそこのものも部員なのだから勝手に連れていかれても困るのだけど」

    八幡「お前はなんで毎回棘のある言い方しかできないんだよ」

    雪ノ下「あら、女子と毎日こんなに話せているのだから光栄に思ったら?」

    八幡「悪口の猛攻撃だろこんなんで喜んでるのは変態だ」

    雪ノ下「あら、てっきり貴方はそうだと思ったのだけれど」

    八幡「おい」

    いろは「じゃあ、奉仕部に依頼をします!」

    雪ノ下「依頼・・・?」

    いろは「はい!生徒会の仕事がすべて終わるまで先輩を貸してほしいんです!」

    八幡「人をものみたいに言うな」

    雪ノ下「ダメよこんなのでも奉仕部の雑用仕事を任せているのだから」



  4. 4 : : 2014/08/17(日) 01:16:49
    八幡「おい、ちゃんと部員として役立っているくらい言えよ」

    ガララ「なにか揉めているようだが?」

    雪ノ下「平塚先生入るときはノックを」

    平塚「まあまあ、それで一色は比企谷を生徒会の仕事に必要だと?」

    いろは「はい!そうなんです」

    平塚「ふむそうか。で、比企谷はどうだなんだ?いやか?」

    八幡「まあ生徒会の仕事なんてめんどうでだるいんですけど依頼と言われたらしょうがないでしょ」

    平塚「ふむ、わかったでは許可しよう」

    いろは「やった!ありがとうございます!さ、先輩行きましょ!」

    八幡「は?おい。やめろ服が伸びちゃうだろぉぉ!!」

    雪ノ下「先生いいのですかあんなこと言って」

    平塚「いいさ、比企谷にはあーゆう感じが必要なんだ、あとみていて楽しい」

    一色に引っ張られ振りほどこうとしたがこいつ力強すぎなに片手でリンゴ潰せれるんじゃね?

    いろは「先輩着きましたよ生徒会室!」ガララ

    八幡「ああ、生徒会室だな」

    中は特にこれといってというほどで、机に専用pcなど色々なものが置いてあった。

    八幡「あれ、役員いなくないか?」

    いろは「はい、今日は休みなので!」

    八幡「は?なんで呼んだんだ?」

    いろは「はい。気分です♪」

    八幡「おし、お疲れ じゃ、またいつかな」

    いろは「待ってくださいよー先輩!」

    八幡「なんだよ、ねえんだろ仕事?」

    いろは「そうなんですけどー一緒に帰りましょうよ」

    八幡「なんでだよ」

    いろは「いいじゃないですか~こんな可愛い後輩と帰れるんですよ?」

    八幡「お前はあざと可愛いんだよ」

    いろは「え。告白ですか?すいません今はまだむりです」

    八幡「だれが告白するかっつの、早くしろ帰るぞ」

    いろは「まってくださいよーせんぱーい」

    学校を出ると外はもう暗くなり星がでていた、暫くすると一色が走ってやってきた



  5. 5 : : 2014/08/17(日) 13:45:14
    いろは「先輩早いですよ!待っててくださいよ!」

    八幡「なんでだよ、俺はすぐにでも家に帰りたいんだよ」

    いろは「ええー寄り道していきましょうよ~」

    八幡「あほ、もう7時だろ、とっとと帰るぞ」

    いろは「そんな~じゃあ明日とかどうですか?」

    八幡「どんだけ誘おうとすんだよ悪徳商法かよツボでも買わすの?」

    いろは「先輩のことを思ってのことですよ」

    八幡「俺を思ってだったら早く帰らせてくれ」

    いろは「そんなのつまらないじゃないですか。あ、わたしこっちなので、それでは先輩明日からお願いしますね」

    八幡「あー、わかった」

    一色は手を振るとそそくさと帰って行った。その姿を確認し終え俺も家へと続く道を歩いて行った。



  6. 6 : : 2014/08/17(日) 20:50:47
    次の日になり気だるい思いをしながら学校に向かう。てか学校休んでも誰も俺に気づかなくね?いわば俺に与えられた特殊スキルだな。自分でいってて悲しくなってきた。
    学校につき教室に入る教室内ではガヤガヤとリア充(笑)が談笑していた。ほらな誰も俺に気づかない。

    戸塚「八幡おはよう!」

    いや、一人気づいてくれる天使がいた。ああ~心が癒される

    八幡「おう戸塚おはよう」

    戸塚とその後色々なことを話していた。色々な事を(大事な事なので2回言いました)
    午前の授業の授業を終えいつものベストプレイスに行こうとした時後ろから誰かに呼び止められた。

    いろは「せーんぱい、こんにちは」

    八幡「よう、じゃあな」

    いろは「ちょっと!いきなりそれはひどいですよ!」

    八幡「ひどいのはお前だ俺の安らぎのひと時を邪魔するな」

    いろは「わたしといれるんですから安らげるでしょ?」ニコッ

    八幡「安らげねえよ、んでなんだ?」

    いろは「そうそう先輩生徒会室でお弁当食べましょうよ!」

    八幡「いやだーーーーって話せ行くとはいってない!」

    そのまま一色に引きずられて生徒会室までやってきた、途中で他の奴らにドン引きされたような気がした。いやされたな

    いろは「さあ先輩食べましょう!」



  7. 7 : : 2014/08/19(火) 03:29:39
    生徒会室、とはいっても別に特別すごいということはない小さい生徒会役員やお嬢様な役員もいないむしろあれはハーレムだろ俺も混ぜろ。いや爆ぜろ。

    いろは「せんぱーい早く食べましょうよ」

    八幡「あ、あー。てかなんで俺の隣で食べるの?前で食べろ」

    いろは「隣で食べないと先輩がしっかり食べれないと思って」

    八幡「余計食えんわ、なにそうゆうプレイなの?何分コースなの?」

    いろは「先輩まじでキモイです」

    八幡「・・・さっさと食べるか」

    いろは「あれ、先輩って惣菜パンとかなんですか?お弁当は?」

    八幡「両親共働きで朝作ってく暇はないし妹に任せるのもな・・・」

    いろは「ふ~ん あ、そうだ!」

    一色は頭の上に!ができるように何か閃いたらしい。こいつ絶対余計な事考えてるな。関係ねえからいいか。
    そうして昼食をもりもりさまーと食べ終え一色と別れた。
    放課後になり一色に言われた通り生徒会に行こうと向かった

    由比ヶ浜「あ、ヒッキー今日から生徒会?」

    八幡「あーそうだ」

    由比ヶ浜「そ、そっかーすぐ戻ってくるよね?」

    八幡「さあわからん進み具合によるな」

    由比ヶ浜「それなら私たちも手伝うよ!」

    八幡「は?いやいいし別に俺だけで十分だ」

    由比ヶ浜「ええーでも」

    八幡「とっとと終わるしいいだろ、俺もう行くな。じゃ」

    由比ヶ浜「あ、話おわってないのにー!ヒッキーのばか!」

  8. 8 : : 2014/08/20(水) 01:06:37
    生徒会に着きドアを開ける一色が紅茶を飲んでいた。おいおい俺らの部活と変わらねえだろそのうちお茶菓子よういして放課後ティータイムとかしそうだな。

    いろは「あっ、先輩どうもです」

    八幡「おいおい。仕事しろよ」

    いろは「あー。そこの資料をお願いします」

    八幡「いやお前もやれすぐやれとっとと解放しろ」

    いろは「こんな可愛い後輩と二人きりなのに先輩は興奮しないんですか?あっ、そっち系ですか?」

    八幡「おいおいとんだ誤解をするな、てかなんでほかの役員いないの?幽霊部員なの?生徒会役員なのに?」

    いろは「いやー先輩くるから帰ってもらいました♪」

    八幡「は?この量を?お前俺を殺す気なの?刺客なの?」

    みるだけでもお腹いっぱいになりそうな書類の束。これだけやって残業代がでないなら明日からデモ活動開始の勢い。

    いろは「いいじゃないですかーー終わったらなんでも言うこと聞いてあげますよ」

    なんでも?なんでもというのはいわゆるなんでも?なんでもいいんですか?なんでも?もうなんでも言いすぎだろ。語尾になりーとかつけてる機械ロボになるなりー。

    八幡「はーまあなんでもいい終わらせてぞ」

    いろは「はーい!!」

    一色は手際がよくスムーズに終わっていく。あれこれ俺いらなくね?てかこの手際社会にでたらいい職に就きそうだ養ってくれないかな。
  9. 9 : : 2014/08/20(水) 01:18:08
    八幡「あれだけ集中してこんだけかよ果てしねえな」

    いろは「まあまあ塵も積もればなんとやらですよ」

    八幡「塵になったらどうしようもねえだろ」

    いろは「つまらない返し方ですね」

    八幡「うるせおいてくぞ」

    いろは「あー!待ってくださいよせんぱーい」

    雪ノ下「あら、貴方達も今終わり?」

    由比ヶ浜「あーヒッキーだ!」

    八幡「雪ノ下に由比ヶ浜」

    いろは「先輩達どーもです」

    雪ノ下「ええ、どうも。それよりどうかしら雑用は進んでいるかしら?雑谷君?」

    八幡「おい、人を雑用専門係みたいに言うな、まあまあだな」

    いろは「そうですね!仕事が終わったら先輩に何をされるんでしょーう私」

    雪ノ下 由比ヶ浜「「!?」」

    八幡「おい、お前なにいってんの?」

    雪ノ下「犯罪谷君なにをしようとしてるの?」

    八幡「もはや原型すら留めてないじゃねえか」

    由比ヶ浜「ヒッキーの変態!えっち!」

    いろは「それにせんぱーーー」八幡「俺ら先帰るな!じゃあな」

    雪ノ下 由比ヶ浜「「・・・・・」」

           ーーーー帰り途中ーーーー
    八幡「お前雪ノ下達になに言ってんだよ誤解されんだろ」

    いろは「でもなんでもしていいって言いましたよ?」

    八幡「言ったのはお前で俺は流してたから」

    いろは「とにかく宣戦布告なんですよ!」

    八幡「はあ?戦争でも始めんのか?」

    いろは「はい!負けられない戦いなんです!」

    八幡「あっそ、そりゃ頑張れ」

    いろは「あー先輩ひどい!」

  10. 10 : : 2014/08/20(水) 03:05:49
         ーーーー次の日の放課後ーーーー       
               生徒会室 

    八幡「おい」

    いろは「あはは」

    雪ノ下「なにかしら?」

    由比ヶ浜「なにー?」

    八幡「いや、なに?じゃねえからお前ら部活サボってなにこっちきてんだよ」

    雪ノ下と由比ヶ浜はなぜだか生徒会室に来て仕事を手伝うと言ってきた。なんだよこいつらそんなに仕事が好きなのかよそこらの新人会社員でもそんなこと言わんぞ。いや言うのか?

    雪ノ下「一色さん、比企谷君といると襲われる危険性があるわすぐさまこれは私たちに任せて彼を解雇するべきよ」

    由比ヶ浜「そおそお!あたしたちにまかせて!」

    いや、由比ヶ浜お前は仕事って遊んでるだけだろ。あれは余計な重りだろ。いや胸の方なんてみてないよ?

    いろは「いえー先輩方こう見えて先輩ヘタレで甲斐性なしなので大丈夫ですお気になさらずに」

    八幡「おい、ヘタレじゃないお前らに魅力がーーごめんなさい」

    怖い。怖すぎるあいつら獲物を狩る獣だったぞ。千葉風に言うと最後の味噌ピーを取り合うくらいだな。

    いろは「それに先輩たち部活放っておいてここにくるのはまずいんじゃないですか?」

    雪ノ下「それは・・・ほとんどこないと思うのだけれど」

    いろは「いいえ、先輩いつ何時訪れるかわからないじゃないですか!悩みを抱えた人たちはいつでもいるんですよ」

    雪ノ下「それもそうね。今回は一旦帰るは、いずれまた来るは」

    由比ヶ浜「ヒッキー変なことするんじゃないよ!」

    そういって二人は部屋をでてった。雪ノ下はマジでまた来そうだな、由比ヶ浜なんて母ちゃん口調だったな。

    八幡「いったな・・・」

    いろは「はい。死ぬかと思いました」

    八幡「お前ほんと雪ノ下苦手だな」

    いろは「怖いんですよ雪ノ下先輩」

    まあわかる。そのうち目からビームとかでそう。なにそれカッコいい。

    八幡「まあ、じゃあ始めるか」

    いろは「はい!よろしくお願いしますねせんぱーい♪」
  11. 11 : : 2014/08/20(水) 23:58:38
    八幡「おい」

    いろは「なんですか先輩?」

    八幡「近い近い!」

    いろは「えーそんなことないですよ」

    八幡「肩あたるまで近づいててそれはないだろ」

    いろは「えへへ興奮しちゃいました?」

    八幡「こんなん如きでするか」

    いろは「さすが先輩ですね。ねえせんぱーい暇ですし恋バナしましょうよー」

    八幡「はっ」

    いろは「あ、鼻で笑いましたね!」

    八幡「いや、お前とそんな話してどうすんの?ネットにばらまくの?」

    いろは「それは考えすぎですよ!先輩は好きな人いるんですか?」

    八幡「さーな。あ、戸塚は好きだぞなんなら彼女にしたいくらいだ」

    いろは「戸塚先輩って男じゃないですか!」

    八幡「愛に性別なんて関係ない!」

    いろは「うわー。女子でいないんですか?」

    八幡「さあな、わからん」

    いろは「それはいる顔ですね」

    八幡「どんな顔だよ」

    いろは「誰ですか?雪ノ下先輩ですか?結衣先輩ですか?」

    八幡「は?なんであいつらがでてくるだ?」

    いろは「はぁー。先輩はほんとダメダメですね」

    八幡「そんならお前はどうなんだいんのか?」

    いろは「もちろん!女子はいつでも恋する女の子ですよ」

    八幡「あっそ。どうせ葉山だろ?」

    いろは「さぁー?案外違うかもですよ?気になります?」

    八幡「・・・別に。ほら作業終わった帰るぞ」

    いろは「ちょっと先輩待ってくださいよ!」

             -------
    八幡「あ、そうだ一色俺明日生徒会いけねえは」

    いろは「どうしたんですか?サボりですか?平塚先生に言いつけますよ?」

    八幡「ちげえよ部活だ部活。依頼が来たんだとよ」

    いろは「へえ~そうですか・・・へえー」

    八幡「?まあそうゆうことだから頼むわ」

    いろは「しょうがないですねえー」

    八幡「なんで上から目線なんだよ。お前はあっち方面だな。じゃあな」

    いろは「はい!それでは先輩またでーす!」
     

  12. 12 : : 2014/08/22(金) 13:35:48
    久々の奉仕部。といってもそんな行ってないわけじゃないんだがこの久しぶりの感覚はなんだ?ワンピースでいう2年後会おうぜ感覚なのか?Dの意志とかないしななんならD(童貞)の意志は継げそう。
    くだらない事を考えつつドアを開けると静かに本を読んでいる雪ノ下がいた。

    八幡「よお」

    雪ノ下「貴方はいつもそうゆう挨拶ねまともな挨拶は言えないの?」

    八幡「生憎こうゆう性分なんでね」

    雪ノ下「性分じゃなくてそうゆう喋り方しかできないんでしょ」

    八幡「おい、人を変人扱いするな楽なんだよお前にこんにちはとか言えばいいのか?」

    雪ノ下「気持ち悪いはやめてちょうだい」

    八幡「お前がそうさせたんだろ。んで、依頼はなんだ?」

    雪ノ下「・・・これなのだけれど」

    雪ノ下が千葉県横断お悩み相談メールを見せてきたPNさすらいの剣豪。はああいつか。今回はまともなこと書いてるんだろうな。

    「いくら書いて送っても当選しません。これはそうゆう陰謀なのでしょうか?ちょっとおちゃめないたずらなのか?我にはわからん是非とも教えてくれ。八幡」

    おいおい陰謀以前にあの原稿文法めちゃめちゃな上にへんな名前までつけるからこうなんだろうまあ当然の結果だ。あと個人名だすな。あーまあ適当でいいか

    返信
    「それはきっと貴方をもっとよいラノベ作家にさせるためにしているんだと思います。これで挫けてはいけません、どんどん落ちて自分の改善点を見つけてください」

    八幡「よし、こんなもんでいいだろう」

    雪ノ下「はあ、貴方はほんとに・・・」

    八幡「なんだよ、いいだろこれであいつにもいい刺激になる楽して勝ち取ろうなんて考え事態がいけないんだ人生積み重ねが大事だ」

    雪ノ下「言ってることは正しいのだけれど言ってる人が間違いね」

    八幡「おい。まあいいてか由比ヶ浜は?」

    雪ノ下「今日は三浦さん達とカラオケらしいわ」

    八幡「そうか、これでいいな。俺行くわ」

    雪ノ下「待ちなさい。これで勝ち誇ってもらっては困るのだけれど」

    八幡「いやいや全然勝ち誇ってないから」

    雪ノ下「貴方部活に来てすぐ帰るなんて許さないわ」

    八幡「生徒会いって作業終わらせねえとしょうがねえだろ」

    雪ノ下「そんなに一色さんのとこに行きたいのかしら?」

    八幡「は、は?ちげえよ!」

    雪ノ下「むきになる所が益々怪しいわ」

    八幡「お前は探偵かよ」

    そのうち小さくなって見た目は子供とか言い出しそうだな

  13. 13 : : 2014/08/24(日) 21:53:15
    雪ノ下「それで明日は来るのかしら?」

    八幡「あー。明日も生徒会行かなきゃな」

    雪ノ下「そう。雑務をしていると働かないと、と思わないの?」

    八幡「どんな洗脳方法だよねえよ。俺は専業主婦がいいんだよ俺にはあってるんだよ謂わば必然とも言える」

    雪ノ下「貴方と生涯共にしたいという人を探すところからでは?」

    八幡「・・・まあ一理あるからなにも言えん」

    雪ノ下「・・・も、もしよかー「おー比企谷ここにいたか。なんだ雪ノ下そんな睨むな」

    やべえ、雪ノ下が獲物を狩る鷹みたいな眼をしてる・・・その内睨みつけるだけで防御力とか下げれそう。

    八幡「んで先生なんか用すか・」

    平塚「あー別に用はないこの頃見ないから見たくなってな」

    なんだよ少し可愛いと思っちまったじゃねえか。てか授業で会うんだから別に大丈夫ですよね。

    八幡「そ、そうですか、なら俺はこれで失礼します」

    なんかいちゃいけない気がするそうした場合は逃げるが勝ちだ。と、思っていたのだが。

    平塚「まあまて私ももうすぐで勤務が終わる比企谷新しくできたラーメン屋に連れてってやろう」ガシッ

    八幡「いえ別におれー「異論反論抗議質問口答えは認めない」

    ということで、俺は強制でラーメン屋に連れていかれることとなった。雪ノ下は用事があるとかで帰った。くそー逃げやがったな。

  14. 14 : : 2014/08/24(日) 22:13:00
    勤務を終えラーメン屋が近くということで歩いていくこととなった。辺りは夕暮れで公園にいる子供達は一人また一人と帰っていく。あー子供に戻りてえ(遠い目)

    八幡「てか、先生なんで急に誘ったんですか?」

    平塚「ん?いや君の顔に味噌ラーメン食べたいと、書いてあったからな」

    おいおい、どんな顔だよ。おでこに肉とか書いてあるの?

    平塚「まあ、久々に君と話したくてな?」ニコッ

    八幡「は、はぁ~」

    だから急にそうゆう顔みせるのやめろよ結婚したいとか思っちゃうだろ。あれ、先生が仕事、俺が家事全般。完璧じゃね?

    平塚「ここだ!」

    聞いた通りできたばっかで外装が新しく中に入るとギョーザなどの香ばしい匂いが漂ってきた。

    平塚「比企谷君はなににする?ほお、自慢は醤油らしいな、私はそれにしようかな」

    八幡「俺もそれでいいです」

    平塚「わかった、では頼もうとしよう。」スイマセーン

    注文を終えた後って早くこい!まだかよ?とか思っちまうよな特にお腹が空いてる時とか。

    平塚「比企谷学校は楽しいか?」

    八幡「わかりきったことを聞くんですか?」

    平塚「前の時より多少は成長したと思っているからな。どうだ?」

    八幡「特に変わりはないですよ。なんも変りもしないです」

    店員「お待たせしました。醤油ラーメンです。ごゆっくりどうぞ」

    平塚「おお、美味しそうだないただこう」

    八幡「うまいですねこれ」

    平塚「ああ、メンマやチャーシューも美味いな。で、さっきの続きだが奉仕部はどうだ?」

    八幡「なにもないですよ。これといった依頼も来ないし」

    平塚「依頼のことじゃない。雪ノ下達とはどうだ?」


  15. 15 : : 2014/08/24(日) 22:27:14
    八幡「毒舌を吐かれつつ日々耐え抜いています」

    平塚「ふ、でも君にはそれがあっている」

    八幡「俺にマゾヒストじゃないですよ」

    平塚「違うそう意味じゃない」

    いやいや、そう捉えちゃうでしょそんな言い方だと。

    平塚「君はなんでもかんでも卑屈に考えてしまう。だから雪ノ下みたいにそれを受け入れて接してくれるのがいいんだ」

    八幡「それはどうですかねえ。あいつはただ楽しんでいるだけとしか思わないんですが」

    平塚「それは君の主観だよ。雪ノ下だってしたくてしているわけではないと思うぞ」

    いやいやそれはないでしょ。あの氷の女王完璧楽しんでるでしょ。そのうちれりごーとかする勢い。

    平塚「まあ、あれも彼女なりの照れ隠しだ。これからも頼むぞ?」

    八幡「頼まれるほどじゃにですよ。どうせ部活はやめれないんだそれまでの辛抱ですよ」

    そ、そうよそれまでの辛抱よ!べつに、ゆきのんのためじゃないんだからね!

    平塚「そうかよかったぞ。それより生徒会の方は大丈夫か?」

    八幡「はあ、なんとかですね。もう少しで終わりそうって感じですね」

  16. 16 : : 2014/08/24(日) 22:33:58
    平塚「ほー、君は仕事ができるじゃないか。これなら社会にでても性格面を除けば大丈夫だな」

    性格面を余計でしょ。まあ俺は高スペックだから余裕だな。うん高スペックだから!(大事な事なので2回いいました)

    平塚「ご馳走様でした。さて、行こうか比企谷」

    八幡「先生自分の分は自分で払いますよ」

    平塚「大人をなめるなよ、このぐらい容易い」

    八幡「いやでも・・・」

    平塚「では、君が成人にでもなったら飲みにでも行こう」

    八幡「・・・うす」

  17. 17 : : 2014/08/25(月) 19:09:21
    放課後になり生徒会室に向かうこの頃これが定番になってきたな。ここまでやれると社畜になった気分だほんとになりそうで怖い。
    ドアを開けると一色が作業をしていた。だまってみていると気が付いたらしく一色がこっちを見た。

    いろは「先輩いたなら挨拶くらいしてくださいよ!」

    八幡「いや、なんか集中してたから」

    いろは「へえー先輩気を使うこととかできるんですね」

    八幡「ばっか、お前気を使ってるから教室でムダなことを喋ったり友達達とか作らないんだよ」

    いろは「それは単にできないだけだからですよね」

    こいつ痛い所を突いてくるな。そのままお前に憑いてやろうか。

    八幡「もう少しで作業も終了するな。今日で終わるんじゃねえか?」

    いろは「そうかもですね。いやーなんだかんだ先輩のおかげですね」

    八幡「いやもう殆ど俺のおかげといっても過言じゃねえだろ」

    こんな優秀な社員がいたら会社は嬉しいだろうな。ほかの社員とかには陰口とか言われそうだが。

    いろは「そーですねーでも先輩専業主夫志望でしたっけ?」

    八幡「そうだ、俺の最高の仕事だ」

    専業主夫こそが正義仕事は悪だ。だから高収入な女性をみつけなければ。
            -----------

    八幡「はーようやく終わったな」

    いろは「ほんとですね。先輩お疲れ様です」

    八幡「ああーお前もお疲れ、これでもう大丈夫だろ?」

    いろは「あーたぶんです」

    八幡「たぶんとかやめろそんな曖昧な言葉でまた仕事を依頼されたら困るわ俺そろそろ死んじゃう・・・」

  18. 18 : : 2014/08/25(月) 20:55:08
    いろは「じゃあずっと居てくださいっていったら居てくれるんですか?」ボソッ

    八幡「?小声で聞こえねえんだが」

    いろは「先輩のダメっぷりを小声でいってたんですよ」

    え。いや俺超働いてたよね?働きすぎて社畜の魔王さまとか言われそう。

    八幡「んじゃあ、明日から俺はもう行かねえからな後は頑張れ」

    いろは「え、もう来ないんですか?」

    八幡「いや、いってどうなんだよ明日から役員共くるだろ?気まずくて行きたかねえよ」

    なんなら教室のあの空気も嫌いだ。リア充(笑)とかがギャハハギャハハ五月蠅い。戸塚は可愛いが。

    いろは「そう・・・ですか」

    八幡「まあなんだ暇だったら奉仕部に来い」

    いろは「はい、じゃあ行きますね」

    八幡「おう。お疲れ」

    いろは「はいお疲れ様でした!」

    そういい生徒会室を後にした。明日から奉仕部に戻るのか。
    依頼も来ないし特にこれといった話をするわけでもないが俺はあの居場所が好きらしいのんびりできるからだ。きっとそうだのん。

  19. 19 : : 2014/08/25(月) 21:17:50
    奉仕部に戻って由比ヶ浜も雪ノ下もいつもと変わらない態度をとった由比ヶ浜はいつものアホらしい挨拶をしてきたし。雪ノ下は毒舌を放ってくる。わーいぼくって人気者。

    八幡「平和だな」

    雪ノ下「どこかの男が空気を吸って吐いているから平和ではないわね」

    八幡「おい俺は汚染破壊などしてないぞ」

    雪ノ下「別に貴方とは言ってないわ」

    八幡「いや、この部屋に男って俺しかいないじゃねえか」

    くそ、相変わらず雪ノ下は俺に尖った発言しかしねえなツンデレなのか?いつデレてくれるんだ?
    すると、ドアが急に開いた。

    いろは「せーんぱい!来ちゃいました!」

    八幡「一色?来ちゃいましたじゃねえだろ。生徒会はどうした?」

    いろは「いやー先輩が奉仕部に来いって言うもんですから来てあげたんですよ感謝してください」

    八幡「いや暇な時って言ったよな?俺のせいにするな」

    雪ノ下「犯罪谷君なにをしたのかしら?」

    八幡「語呂悪すぎだから。俺は何もしてない!」

    雪ノ下「犯人は皆そう言うのよ?一色さんこの犯罪者にたぶらかされたの?」

    いろは「そうなんですよー」

    八幡「おい、お前まじでそうゆうこと言うのやめろ」

    雪ノ下なら明日の朝刊で新聞に載るくらいのことはするだろ。

    八幡「んで、お前何しに来たんだ?」

    いろは「あーそうでした。先輩明日は土曜日です!遊びに行きましょう!」

    八幡「行かねえから。俺は常日頃忙しいんだよ」

    いろは「先輩は土曜は特に予定はないって言われてますけど?」

    八幡「誰情報だよこええよ」

    ほんとに怖い。なに比企谷ファン公式サイトとかあんの?悪口やらしか書かれてなさそう。

    いろは「と、いうことで遊びに行きましょう!因みに先輩に発言権はありません♪」

    八幡「さいやくだ・・・」

    雪ノ下「一色さんこの男と行っても一色さんになにかあると危ないわ。だから私と由比ヶ浜さんも行くわ」

    八幡「なんの解決方法にもなってねえ・・・」

    人が増えただけですよねそれ。てかお前らも一色と遊びたかったのかよ。

    いろは「はぁ・・・べつにいいですけど」

    俺は家にずっといてプリキュアの映画みて心がスプラッシュな星になりたかったんだが。どんだけ振り回すのよ・・・









  20. 20 : : 2014/08/27(水) 14:14:06
    遊び。それはリア充にようリア充のためのものだ。いやべつにボッチでも遊べるよ?一人でやるポケモンとか最高だしだけど通信で進化させないと図鑑コンプできないシステムはほんとにやめろ。あれのおかげで俺の図鑑は埋まらないポケモンばかりだ。だから俺と同じ境遇の者どもよこんな事にならないよう同じゲーム機を2つ買っておけ。

    一色達と約束(無理やり)をして千葉駅に集合と言われたから来てみたのだが誰もいねえ。おいおい、これ小学生の時に集合場所かと思いきや他の場所に変えられてたとかいうオチか?てかあの時連絡途絶えさせたやつマジ許さん。

    いろは「せーんぱい」

    八幡「んあ?あー一色か」

    いろは「なんですかその反応!こんな可愛い後輩とデートですよ?土下座するくらい喜んでもらわないと」

    八幡「いやデートじゃねえから。あとあざとい」

    雪ノ下「そうよ、こんな男とデートなんて認識されたくないわ」

    八幡「いつの間にいたんだよ」

    瞬間移動でもつかえんの?サングラスでもとってきたの?

    八幡「あとは由比ヶ浜か遅いな」

    由比ヶ浜「みんなー遅れてごめん!」

    いろは「結衣先輩も来たとこですし行きましょうか!」

    八幡「んで、どこいくんだ?」

    いろは「千葉といったら東京ディスティニーランドでしょ!」

    八幡「ほお、一色お前はよくわかっている誉めてやろう」

    いろは「上から目線がむかつきますね」

    雪ノ下「そんな話より早くいきましょう」スタスタ

    ディスティニーランドと聞いて嬉しいのかさっさといってしまった。どんだけ楽しみなんだよ。



  21. 21 : : 2014/08/27(水) 15:44:47
    八幡「ようやく着いたなディスティニーランド」

    相変わらず人が多いな。まあ千葉は夢を届けたりハハッとかいってりゃ大抵は笑ってもらえる。なんにもしないのに笑われる俺って?ハハッ。

    雪ノ下「そんなことよりお土産やに行くわよ」

    八幡「は?それは色々楽しみ終えて、さて帰るかって時にいくんだぞ。これ鉄則」

    雪ノ下「貴方の考えを一般的にしないで、はやく行くわよついてきなさい」

    そういい、苦笑いを浮かべながら由比ヶ浜と一色はついていった。なんて男らしいのゆきのんマジかっこいいっす。

    ・・・雪ノ下がパンさんのお土産を悩んでかれこれ1時間時間。いやいいんですけどね?楽しむのはいいんですよ。でも待たされる方は暇なんですよ。

    雪ノ下「遅くなってごめんなさい行きましょうか」

    雪ノ下さんすごい笑顔ですよ。そんなに嬉しかったんですね。いやー僕も嬉しい気持ちになれますよ。

  22. 22 : : 2014/08/27(水) 18:19:22
    その後はすぷらっしゅな山とかうちゅうの山とか色々乗った。
    てか待つ時間が長くて無性にイライラしてしまうのは俺だけか?由比ヶ浜達はワイワイキャっキャしながら話しているが俺はめちゃくちゃ暇なわけよ。誰か俺にもかまちょ。

    いろは「先輩ひまなんですか?」

    八幡「お前この状況見て楽しいと思うか?」

    いろは「じゃあ話ましょうよ。先輩話題出してくださいよー」

    八幡「むちゃぶりとかまじやめろバイトの先輩との会話思いだしちゃうだろ」

    俺が面白い話しても「あー楽しいね」って思ってもないだろ。無いっていうと「うわ、お前まじつまんねえな」とかどうすればいいんだよ。

    いろは「あははー先輩面白い」

    そうかそうか、そんな面白いか面白いなら携帯なんて弄ってないはずですけどね?

           -------------

    時間は1時になり昼ご飯を食べてないことに気が付いた。
    お腹がすごい空いてるとなんでも食べれるってのは嘘か真かいやでもお腹が空いててもトマト丸かじりはムリだな。もうマジムリ。

    八幡「どうする?並んでくっけど?」

    いろは「おおー先輩らしい!」

    八幡「当たり前だ。空気をよむのが俺の特技といってもいいからな」

    忘年会の2次会の場所抑える係という名のパシリだな。うん俺にぴったし。

    由比ヶ浜「あ、あたしお弁当作ってきたの!」

    八幡「あー俺お腹いっぱいになってきた」

    由比ヶ浜「たべてもないのに!?」

    由比ヶ浜の料理はクッキーの件といいまともな食べ物を作ってないのだ。クッキー作ろうとして木炭作るってなんの錬金術師ですか?

    由比ヶ浜「大丈夫!しっかり味見もしてきたから!」

    雪ノ下「観念したら?大丈夫でしょ・・・たぶん」

    由比ヶ浜「ゆきのんひどい!」

  23. 23 : : 2014/08/27(水) 21:56:12
    八幡「おお・・・」

    弁当のふたを開けてみるとあら不思議普通だった。唐揚げに、卵焼き、たこの形をしたソーセージ。いやまて見た目が上手くて味は壊滅的とかはある。何路さんかは知らないが。死を覚悟したところで俺は唐揚げを口の中にいれた。

    八幡「うそ・・・だろ?美味いだと」

    由比ヶ浜「ひどすぎるよ!」

    雪ノ下「でも本当に美味しいは」

    いろは「ほんとですね結衣先輩料理上手かったんですね!」

    八幡「んで、このトマトだけ入れたの?」

    由比ヶ浜「だから作ったって言ったじゃん!」

    そんなわけないだろと言おうとしたが彼女の両手には絆創膏がいくつもついてあった。まあ・・・頑張ったんだな。うわ、俺ちょろすぎる。

    昼食を終えたところで由比ヶ浜達が乗り物に行くと言い出し俺と雪ノ下は残った。

    八幡「お前は行かなくていいのか?」

    雪ノ下「ええ、食べたばかりだし乗り物に乗るのは。それに貴方が不審者扱いされるのを助けてあげるためにも残る方が先決だわ」

    八幡「おいおい、夢の国にまでそんな扱いされたらどうすりゃいいんだよ」

    夢の国なのに起きたら現実(独房)とかしゃれにならなそうだな。

    雪ノ下「由比ヶ浜さん達楽しそうね」

    八幡「お前は楽しくないのか?」

    雪ノ下「別にそんなこと言ってないわ普通よ貴方がいなければ最高ね」

    ゆきのんはほんとツンデレだなーほんとは嬉しいんですよね?

    八幡「てか、ほぼ無理やりだろ別にお前らだけで行けばよかったのに」

    雪ノ下「え、えー別にそれでもよかったのだけれど除け者にするのも可哀想と思った私たちの善意よ」

    八幡「はあ、そうですか」

    雪ノ下「ええ、そうよ」

    しばらくすると由比ヶ浜と一色が戻ってきた。
    なにに乗ってきたかしんねえけどあいつら軽く泣いてるぞ楽しいのか泣きたいのかどっちだよ。

    由比ヶ浜「ねえねえヒッキーパレード始まるんだって!いこいこ!」

    八幡「パレード?いやいいよ、人多すぎるじゃねえか」

    いろは「いいじゃないですか!はやくはやく!」

    八幡「あ?おい、ちょ、押すな」

    パレードを見る客と乗り物に乗る客が移動を繰り返すため由比ヶ浜達の姿が見えない。似たようなTシャツを着てるやつが多すぎて影分身してるかのようにみえるってばよ。

    辺りは暗くなり飾りが明るくなりカップルどもはきゃーきゃー行っていた。うるさすぎる超音波ですか?
    てか、一色達の姿が見えない、さっきの影分身どものおかげではぐれてしまった。
  24. 24 : : 2014/08/27(水) 22:16:06
    「・・・・がや・・・く」

    どうする、電話をかけてもでねえどうするくそっ。

    「・・・がた・・くん」

    一色にも電話をかけようと思ったが携番を知らないためかけれなかった。いやべつに必要ないと思ったから聞けなかっただけだからね!聞いたところで「なんで教えるんですか?」って聞かれそうで怖かったわけじゃないんだからね!

    雪ノ下「比企谷君なんど言わせるの?耳鼻科に行ってくるべきよ」

    八幡「雪ノ下?大丈夫だったか?」

    雪ノ下「え、ええ、それより由比ヶ浜さん達は?」

    八幡「それが電話をかけてもでねえんだよ」

    雪ノ下「着拒ってやつね」

    八幡「おいやめろ、ちがうぞ、あれだ携帯が使えない状況に陥ってるだけだ決して違う」

    だよね・・・?もしされてたら軽く死ねるレベル

    雪ノ下「どうしましょう、こんな大勢の中で探すのなんて至難の業だわ、比企谷君が他人に聞くなんて事もっとできないのだけど」

    八幡「当たり前だ逆に知らないやつに話しかけれるやつは超人だ」

    多少話したことあるのに知らない人扱いされる俺まじ最強その内最強のアサシンとかになれるかも。

    雪ノ下「とりあえず、移動してるうちに見つかるわ行きましょう」

    八幡「ああ」

    そういい雪ノ下と辺りをまわってみたのだがリア充しか目に映らなかったマジ爆ぜろ。
    そんなことを思いつつ辺りを見回していると見慣れた後ろ姿があった。

    八幡「由比ヶ浜」

    由比ヶ浜「あ!ヒッキー!」

    八幡「一色と一緒じゃなかったのか?」

    由比ヶ浜「あのすごい人混みの時にはぐれちゃったんだよ、携帯電源切れちゃったし」

    あー電源がきれただけかよかった・・・まじで着拒かと思った。

    八幡「あの時か・・・あれ雪ノ下は?」

    由比ヶ浜「ゆきのんならあそこで疲れ果ててるよ」

    八幡「おーい雪ノ下大丈夫か?」

    雪ノ下「いいえ、正直もう歩けないわ」

    八幡「どうすっか、一色みつけねえと・・・」

    由比ヶ浜「あたしがゆきのんといるからヒッキーはいろはちゃん探してあげて」

    八幡「え?でも」

    由比ヶ浜「はやく!いろはちゃん絶対一人で心細いはずだよ」

    八幡「・・・ああわかった。雪ノ下を頼む」

    雪ノ下「はやくみつけてあげてね」

    八幡「ああ」

  25. 25 : : 2014/08/27(水) 22:45:48
    くそ、こう暗いと誰が誰だかわからんな。パレードを見る人乗り物を乗るために移動する人。一色はどこにいる。

    いろは「みんなどこ行っちゃったのかな、なんか寂しいなあ」

    ナンパ男「おっ、君可愛いねえ一人?」

    いろは「へ?あーいやはぐれて」

    ナンパ男「そうなの?じゃあ俺が一緒に探してあげるよ~」

    いろは「いや大丈夫です探せますから」

    ナンパ男「そんなこと言わないでほらー。あ?」ガシッ

    八幡「・・・あ、あの、その人俺の連れなんで」

    いろは「せんぱい!」

    ナンパ男「んだよ、彼氏持ちかよ」チッ

    あ、あぶねえ死ぬかと思った。てかこんなとこでナンパすんなよ。

    八幡「一色大丈夫か?」

    いろは「はい!てか先輩遅すぎですよ」

    八幡「はいはいすいませんね。戻るぞー!?」

    今起きたありのままのことを話すぜ、雪ノ下の所に戻ろうとしたら一色が手を繋いできたんだ。なにこれドッキリ?どこかに「ドッキリ成功」の板もった人とかいるの?

    いろは「そ、そのまたはぐれたらいやですから・・・」

    八幡「そ、そうかそれならしょうがねえな」

    いろは「はい・・・あ、好きになっちゃいました?」

    八幡「んなわけねえだろ。は、はやく行くぞ」

    いろは「・・・なんて好きになってたのはわたしなのかな」ボソッ

    八幡「あ?なんか言ったか?」

    いろは「なんでもないですよー」

    パレードは終わりを迎え上空には大きな花火が打ち上げられていた。その時俺は不意にも心の中で綺麗と思っていたに違いない。

  26. 26 : : 2014/08/28(木) 18:37:10
    すいません由比ヶ浜だった部分を一色に変えました。
    変な部分や間違った部分があったらすいません。まだ続くのでよければ完結までお付き合いください。
            ------------

    あの後雪ノ下達と合流をして電車に乗りなんとか家に帰宅した。一色はあれ以来俺を避けるようになってきた。いつもならあざとい発言をするのだが挨拶をしたらすぐに行ってしまうなど。・・・俺嫌われすぎじゃね?あの後なにかしたか?電車でパンチらしそうだった女子をガン見してたからか?いや男の本能なんだしょうがない。まあ通報されなかっただけ有り難い事か。

    八幡「ういーす」

    雪ノ下「・・・・・」

    雪ノ下は俺に見向きもしないで本を読んでいた。
    いやいいんですよ別に集中は大事ですもんね。ハッ! ハッ! 集中、集中!!

    八幡「由比ヶ浜は来るのか?」

    雪ノ下「ええ、もう少ししたら来るのではないかしら」

    八幡「そうか、ちょっと自販機行ってくるなんか欲しいか?」

    雪ノ下「いえべつにいいわ」

    八幡「そうか」

    外を見ると野球部やサッカー部などが必死に部活をしていた。こんな寒い時によく外でれるな。インドア派はアウトドア派の気持ちがわかるわけないのと同じだな。いや同じだ
    自販機につき迷わず金銭を入れマッ缶を買った。寒い日には温かいマッ缶に限る。

    いろは「あっ」

    声の方に目を向けると一色がいた。
    避けられてる時に会うのって気まずいよな。どのくらい気まずいかというと、欲しい商品を二人同時に取った時くらいだな。「よこせよ」みたいな視線向けられると「あっ、はいすいません」って言うしかないよな相手は当然くらいにしか思ってないと思うが。
    俺は平然とマッ缶を持ったまま奉仕部へと戻ろうとした。

    いろは「あのせんぱい」

    八幡「?なんだ?」

    いろは「明日お弁当作ってくるので食べませんか?」

    八幡「は?え、なんで?」

    いろは「食べるか食べないかどっちですか!」

    八幡「え、あ、はい食べます」

    いろは「そうですか、じゃあ明日先輩がよく一人で食べてるところで」

    八幡「あ、あー」

    一色はそう伝え終わると速足で行ってしまった。
    よくわからん奴だな。いやわかっていても気持ち悪いんだけどね。






  27. 27 : : 2014/08/29(金) 22:30:23
    朝というのは誰もが嫌いである。早く起きようにも起きれない母親が起こそうとしてくるが「あと5分だけ」というのはもはや日課でもあろう。起きたとして顔を洗うと目が腐った自分を直視しこれから学校かよという気だるい気持ちになる。兎にも角にもそんなことを毎週思ってしまうのは社会が悪い学校が悪い!
    リビングに行くと親どころか小町すらいなかった朝食と手紙が置いてあった「日直だから先行くね鍵しめよろりんこ♪」なんだこの手紙・・・りんこってなにこりんだよまったくぷんぷん
             ----------

    教室に着くとすぐさまに席に着きイヤホンを耳に装着して寝たふりをした。これを行うことにより周囲の視線を気にせず尚且つ寝ている感じにもなっていい。などと思っていると誰かに肩を叩かれた、やべえ「屋上こいや」とか言われたらどうしよ・・・恐る恐る顔を上げると。

    戸塚「はちまんおはよう」ニコッ

    あ、天使だったのか。

    八幡「おはよう戸塚」

    戸塚「いい天気だね!良い事あるかもだよ!」

    ウキウキしながら話しかけてくる戸塚とつかわいい。

    八幡「そうだな、まあそんなことないと思うけど」

    なんならいつも良い事などないのである

    戸塚「またそんなこと言って!あ、じゃあ今日放課後遊びに行かない?」

    なん・・・・だと?あの戸塚が遊びに誘っているだと?これは罠なのか?いや天使が罠にはめるわけがないな。

    八幡「いいぞ別に」

    戸塚「ほんと!?やったあ!約束ねはちまん」ニコッ

    あぁ^~こころがぴょんぴょんするんじゃ^~

    戸塚「じゃあまた放課後ね!」

    八幡「あ、ああ」

    もう死んでもいい・・・いやダメだろ。

    その後は特に面白味がない授業が4時間続いた。
    つまらない授業の時だけ時間が長く感じるんだよなー平塚先生の授業は寝てたら鉄拳制裁くらそうだしな。

    昼休みになり、一色が弁当を作ってきてれたことを思い出し。いつものベストプレイスにむかった。
    昼休みになると購買は戦場と課す。パンを買いに行く生徒どもが戦士に見えてくるなご武運を。









  28. 28 : : 2014/08/30(土) 22:59:09
    いろは「せんぱいギリギリせーふですよ」

    八幡「時間指定してねえだろ」

    いろは「あは、ばれちゃいました?」

    八幡「はいはい全部ばればれ」

    いろは「それで先輩何しに来たんですか?」

    八幡「呼んでおいてそれ言う?」

    いろは「冗談ですよ~はいどうぞお弁当です」

    ピンクピンクした弁当を貰い開けてみると俺の好きな食べ物ばかり入っていた。おいおい俺こいつに好きな食べ物とか教えてねえよな?聞いたら「エスパーですから」とか言われそうだな。

    八幡「うまいな」

    いろは「ほんとですか!?よかった~」

    八幡「てか、なんでお弁当?」

    中に激辛タバスコが入ってると思ったが入っていなかった。

    いろは「いや~気分ですよ。この前の件でのお礼といいますか」

    ははーこいつこの前のナンパのことのお礼をしたのか。

    八幡「べつに礼なんて言われるほどでもねえよ」

    いろは「そうですか?」

    八幡「そうだ、ああゆう輩は嫌いだからお前じゃなくてもやっていたさ」

    いろは「へえ先輩意外に男らしいですね」

    八幡「あ?そうか?というか意外とか言うな」

    いろは「だから先輩遊びませんか?」

    八幡「なにがだからだよ全然だからじゃねえよ」

    発汗時の水分補給じゃねえんDAKARA

    八幡「だから気にしなくていいっつうのあの件の事で気にかけてくれるんならいいから」

    いろは「なに勘違いしてるんですか?わたしの買い物がしたいから先輩は荷物係として誘ってるんですよ」

    八幡「いや俺になんもメリットねえじゃねえかデメリットしかねえよ」

    今の時代はメリットやら弱酸性やらと忙しいんだよ。

    いろは「会長宣言ですよ?」

    八幡「プライベートまで踏み込む生徒会長がどこにいんだよ」

    いろは「目の前にいるじゃないですか」

    八幡「兎に角俺はそんな労力や体力を使うことをしたくないどうせなら学校にも行きたくないくらいだ」

    いろは「それは流石に・・・あ、じゃあじゃんけんで決めましょう!」

    八幡「あ?じゃんけん?やだよ、そんな勝負で俺の自由を失いしたくねえし」

    いろは「おや?先輩負ける気満々ですね!」

    八幡「あ?ふざけんなよ、一人で永遠じゃんけんしてた俺に勝てると思うなよ」

    いろは「そりゃ勝てないでしょうよ自分の手なら・・・」

    一色は憐みの目で俺を見てきた。いやだってじゃんけんする友達いなかったし。サザエさんの最後のじゃんけんが唯一の頼みだったな。

    いろは「じゃあ行きますよーーじゃんけん!」

    一色は勝手にじゃんけんをおっぱじめていた

    八幡「は?は?おい!」

    いろは グー

    八幡 グー

    あぶねえこいついきなりやってくるとは不意打ち上等派だな

    いろは「おおー先輩なんとかですね。でもこれならーーー

    なにか汚い手をうってくる気だな、だが俺はそんな手には

    いろは「あ!戸塚先輩だ!」

    八幡「なの?戸塚だと?どこだ?どこにいる?」

    いろは チョキ

    八幡  パー

    八幡「しまった・・・」

    いろは「やったー!わたしの勝ちですね!」

    戸塚を使った罠だと・・・騙された分といなかった分でクリティカルヒットしたわ。

    八幡「いやーこれれんしゅー「言い訳は無用ですよ?」ニッコリ

    その笑顔やめろ。いつぞやの雪ノ下を思い浮かべちまう。

    いろは「じゃー先輩日時とかお知らせしたいので連絡先教えてください!」

    八幡「はー、ほらよ」

    いろは「わたしがうつんですか?さすが先輩ですね」

    八幡「おいおいそんな誉めるなよ」

    いろは「誉めてないですよ~はい、これで終わり。はい先輩」

    八幡「おおー」

    いろは「じゃあ、わたしはこれで、では先輩メール送りますね~」

    八幡「へいへい、あ、お弁当さんきゅうな」

    いろは「いえいえ、それではまたです!」

    とっとと行っちまったな。さて、今日は戸塚と遊べる日だからなつい嬉しくてジャンプをしそうになったが他の奴らがイタい目で見てくるのが目に見えていたため俺は大きくガッツポーズをした。
  29. 29 : : 2014/08/30(土) 23:21:09
    放課後になりテンションは限界突破をしそうなほどだった。この時を待ちわびていたぞワハハハハ。

    戸塚「はちまん!それじゃ・・・いこっか?」

    おい頬染めながら言うなよ抱き寄せたくなるだろ。落ち着け戸塚は男だ戸塚は男だ。・・・男ってなんだっけ?

    俺は遊びは嫌いと言った。それはリア充がカラオケに行ったりゲーセンなどに行ってアホみたいにバカ騒ぎしていると思っていたからだ。だが前言撤回する。遊び最高!戸塚最高!戸塚かわいい男にするには勿体ないくらいだ。俺のお嫁さんになってくれねえかな・・・

    戸塚「はちまん?どうしたの?」

    八幡「いいやなんでもない!それよりどこかいきたいとこあるか?」

    材木座「ふむぅ~我は別にどこでも構わぬぞ?」

    戸塚「僕は別にどこでもいいよ?はちまんはどこか行きたいとことかある?」

    材木座「我はー八幡「俺は戸塚の行きたいところならどこでもいいぞ」

    戸塚「あはは・・・そう?」

    八幡「ああ!どこー材木座「我を無視するなぁあぁあ!」

    八幡「・・・・・なにいたの?」

    ちょっとどこから嗅ぎつけたの?犬なの?いやこんな犬いらない。

    材木座「八幡が居るとこ。つまり我がいる、ということだ」

    八幡「いやわけわかんねえから、お前俺のこと好きすぎだから」

    戸塚「材木座君も一緒に遊ぼうよ」

    材木座「・・・ふむ、そこまで言うのならばしょうがない付き合おうではないか」

    えええー戸塚と二人でデートじゃなくて遊びたかったのに己材木座、天使に感謝しろ本当だったら今頃地獄だぞ?

    八幡「んで、結局どこいく?材木座帰れば?」

    材木座「さりげなく我を帰らせようとするでないぞ」

    戸塚「そうだよはちまんひどいよー!」

    戸塚に叱られてしまった、材木座めにやにやと・・・

    材木座「映画などどうだ?面白いのがやっているかもしれぬぞ?」

    戸塚「うん!いいね映画館行こうか。いい八幡?」

    八幡「ああ、俺はいいぞ」

    そうそう戸塚が行きたいとこはどこでもついていくぞ俺らは運命共同体だからな★


  30. 30 : : 2014/08/31(日) 00:04:48
    映画館それは値段も手ごろで時間もかかり時間潰しには持って来いのものだ、ジャンルも色々あるSF、アクション、ホラーなどなど、だが選択をミスったり面白いと思っていざ観るとつまらなかったりする。実写映画も出始めてきたがなんでもかんでも実写してたらいいってもんじゃない。実写化するくらいなら2期、3期でもしてください(切実)

    戸塚「久しぶりだなあーなに観るはちまん?」ワクワク

    うきうきしやがって可愛いなこのやろう。

    材木座「我も久しぶりだななに観る八幡?」ウキウキ

    ずしずししやがってちょっと黙ってろ。

    八幡「今の時間で観れそうなのは、ホラーとアクション映画だな、どうする戸塚?」

    材木座「あれれ?我は?我にはきかないの?」

    戸塚「んー僕はホラー映画でいいよ!」

    八幡「いいのか?前も観たとき怖がってたような・・・」

    戸塚「怖がってないよ!あれはクーラーが利きすぎて寒かったの!」

    認めたがらないなんて可愛いやつめ。

    材木座「我も別に怖くないんだからね!」

    はいはい、お前には聞いてないから。あとツンデレ口調マジでやめろ。

    チケットと飲み物を買い座席に座り携帯などの電源を切って待っているとすぐに始まった。
    内容は肝試しに行くと言ったきり戻ってこなかった友人を助けに行くというストーリーらしいが中々雰囲気がある。いや別にビビってないよ・・・?ほんとだよ?
    戸塚の方を向くともう怖いのか手で顔を隠している、守りたい。

    八幡「大丈夫か?」

    戸塚「う、うん怖くないもん」

    八幡「そうか、ならいいが」

    材木座は観てはいるが涙目になってるぞ・・・
    ホラー映画だとそろそろ脅かし系が。と、茂みから人が叫びながら走ってきた。リアルなら失神レベルだな。材木座は顔が硬直していた。戸塚はというと半泣きしながら俺の左手を繋いできた。おいおい、まじか?これはフラグか?なにフラグだよ。

    戸塚「ごめん、ちょっと・・・手を」

    八幡「お、おう。俺の手ならいくらでも」

    幽霊よりも戸塚ルートに行きそうなのが怖い思って映画に集中できなかった。
             ----------
    戸塚「怖かったね」

    八幡「あ、あー中々怖かったな」

    材木座「我にはこのような物まったく怖くなかったがな」

    嘘つくなお前が一番怖がってただろ。お前がNO1だ。

    八幡「どうする?この後飯でも食べてくか?」

    戸塚「うんそうだね食べてこうか」

    材木座「そうだな、腹も減ったことだしな休息にするとしようか」



  31. 31 : : 2014/08/31(日) 19:14:00
    その後は戸塚達とサイゼに行って飯を食べに行き解散した。俺的には戸塚を家まで送ってそのまま泊まりたい勢いだった。
    次の放課後一色からメールを受け取り買い物に付き合う約束を無理やりさせられてしまった。
    校門で待ち合わせとか言っておいていねえじゃねえかよ。中学の時にやられた偽ラブレターみたいに思えてきた。騙した奴らは俺をみて大笑いしてたんだろうなー俺は笑えなかったが。

    いろは「せんぱいお待たせしましたー」

    八幡「いや別に大丈夫だ」

    いろは「じゃあいきましょうかせんぱい」ダキッ

    おい、急に腕組んでくんな好きだとおもっちゃうだろ。

    八幡「ははーららぽーとか」

    いろは「はい!今可愛いものとか結構売ってるんですよ」

    八幡「へえーじゃあ俺は待ってるないってらー」

    いろは「なに言ってるんですか先輩も来るんですよー」

    八幡「わかった、わかったから拳を下ろせ」

    こいつ怖いなやり方が平塚先生みたいだ。

          -----------

    八幡「まあなんつうかお前らしいなこうゆう物は」

    いろは「そうですか?」

    一色の買い物は可愛い(笑)なポーチなどだった
    由比ヶ浜と趣向似てるなだから気が合うのかもな。

    いろは「せんぱいこのイヤリング可愛いですよね!」

    八幡「あ?あーそうだな」

    いろは「もーせんぱい適当ですねモテませんよ~?」

    八幡「いや似合ってるって言っても誰も嬉しくないだろ」

    いろは「そんなことないですよ~?わたしは嬉しいですし」

    八幡「そーですか」

    いろは「ほんっと適当ですね!」

    その後も一色に振り回され片っ端店に入った。小町でもこんな人使い荒くないですよ?

    いろは「せんぱいみてください!イルミネーションですって!」

    八幡「そうだなーよし帰るか」ガシッ

    いろは「いやいやー見ていきましょうよ」

    八幡「いやこれ外じゃん寒いじゃねえかよ・・・」

    いろは「どうせ帰るときも寒いんですし慣れとかないと!」

    ほんと強引だな。これはあれだな平塚先生の高校生verだな。いや先生はこんなあざとくない。

    いろは「わあ!綺麗ですね」

    八幡「ああーそうだな」

    ツリーのイルミネーションか、戸塚に見せたら喜びそうだな喜びすぎて抱き付いてくるかも。よし、連れてこよう。

    いろは「せんぱいー?」

    八幡「なんだ?」

    いろは「はぁー・・・わたしと付き合いませんか?」

    八幡「は?なんで急に?」

    いろは「そうゆう雰囲気だったじゃないですか~」

    八幡「どんな雰囲気だよ寒くて凍え死にそうな雰囲気だわ」

    いろは「わたしは先輩がいつの間にか好きになってたんですよ。ディスティニーランドの一件で余計好きになったんです」

    八幡「それはあれだ、気の迷いだ時間が経てばそんな気持ちなくなる。俺もそうだったぞ人間そんなもんだその場の雰囲気で好きになるアホばっかなんだよ」

    いろは「わたしは雰囲気で告白したりなんてしませんよ!」

    いや、さっきしてたじゃない・・・

    八幡「兎に角だ俺を好きになるのはやめとけ自慢じゃにが俺は校内1の嫌われ者だ俺に近づくとお前にも影響しちまう」

    いろは「なんだかんだ先輩は優しいですねえ~」

    八幡「まあなだから俺はなんにも聞かなかったそれでいいな」

    そういい一色の言葉を聞く前に歩き出した。
    俺に好意を寄せてくれるだけでも奇跡なのにそれを俺のせいで最悪にしてしまうのは嫌なんだ。誰に言っているわけでもなく俺は一人暗い道を歩いていた。



  32. 32 : : 2014/08/31(日) 20:28:22
    あれ以来一色とは会っていない。いやまず普段から会わないのだが。一色とこれ以上関わらなければあいつは次第に俺の事を忘れ普段の学園生活をエンジョイできるだろうこれで変な考えをしなくなくなる。これが正解一番の解決策だ。

    八幡「ここが一番落ち着くわ~」

    ?「やっぱしここにいたんですね」

    八幡「なんでまた来たんだよ一色」

    いろは「べつにいいじゃないですか~どこでご飯食べようが、てか先輩昨日はよくも置いて行ってくれましたね!」

    八幡「腹が痛くてな」

    いろは「せんぱいの嘘はすぐわかりますよ」

    八幡「そうか、てかなんだよ?」

    いろは「あーそうそう。わたし昨日のこと諦めませんよ?」

    八幡「は?」

    いろは「先輩がどんなに拒もうとわたし気にしないで先輩に好意よせるので!」

    八幡「いやだからーいろは「他人にどうこう言われようがわたしは先輩の汚い性格と優しい一面に惹かれて好きになったので他人にどうこう言われる筋合いはありません」ニコッ

    一色は満面の笑みで俺に笑いかけた。

    八幡「か、勝手にしろ」

    いろは「せんぱい今照れました?照れました?」

    八幡「うるせえ昼休み終わるぞ飯食え」

    俺は他人の事なんてどうでもいいと思った。そいつについて知らなくていいし知りたくもないと思っていた。だが一色いろはの事を知りたいと思う自分がいる。この矛盾はなんなのかこの気持ちがなんなのかまだ解らない。

    だがそこには「本物」と思える何かがある気がした。


    やはり後輩とのラブコメは間違っている。      完





  33. 33 : : 2014/08/31(日) 20:33:30
    これにて完結です!最後の方はなんか適当みたいになってますけど大目にみてください。
    これからは投稿率が減り減りですが書いていくつもりなのでどうか宜しくお願いします。変なタイトルや投稿名で「あ、こいつ文章力ねえな」と思ったら僕なのでどうぞよろしくです。
    それではまた会いましょう。

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kyamkoki

@kyamkoki

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