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ハンジ「黒いジャケット」(リヴァイ「黒いジャケット」のハンジ目線)

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  1. 1 : : 2013/11/04(月) 18:35:46
    リヴァイ「黒いジャケット」のハンジ目線です

    どちらも、話の内容は変わりませんっ

    http://www.ssnote.net/archives/1762
  2. 2 : : 2013/11/04(月) 18:36:15
    ハンジ「そういえば...リヴァイ、そんな黒いジャケット持ってた?」


    リヴァイ「あぁ?」


    ハンジ「いや、その今着てるヤツ」





    リヴァイが珍しく兵団の制服を着ていない...

    まぁ、そりゃそうですよねー

    だって...足を怪我したから

    リヴァイも人類最強と言えど、人間なんだよね

    そりゃ、怪我もするわな




    と、そんなことより...

    リヴァイの私服はなかなかのものである

  3. 3 : : 2013/11/04(月) 18:36:46


    リヴァイ「これは...あいつらに貰った物だ」

    ハンジ「あいつら?」

    リヴァイ「あぁ」

    ハンジ「リヴァイ班のみんな?」

    リヴァイ「あぁ」



    そっか

    そういうことか

    リヴァイが、持っている服なんてたかが知れている

    それなのに、見た事がない服があるはずない...

    リヴァイ班のみんなから、貰ったってコトはこの一ヶ月ないの出来事ー

    ここ一ヶ月は忙しかったから、私服で出かける機会もなかったしね

    見た事ない服で当然か・・・
  4. 4 : : 2013/11/04(月) 18:37:06

    ハンジ「ヘェ~、なんか不思議な送りものだね」

    リヴァイ「まぁな」

    ハンジ「でも、ちゃんと役に立ってるじゃん」

    リヴァイ「・・・だな」

    ハンジ「でも、いつ貰ったの?」

    リヴァイ「リヴァイ班の結成1ヶ月記念とかでだ」

  5. 5 : : 2013/11/04(月) 18:37:16

    ハンジ「ふーん、その話、聞かせてよ」

    リヴァイ「チッ...」

    ハンジ「別に嫌ならいいんだよ」

    ハンジ「それなら、わたしがソニーとビーンとの思い出話でも...っ」

    リヴァイ「それはやめろ」

    リヴァイ「わかった...はなすとしよう」




    リヴァイが外を見つめる

    その瞳は...




    どこか悲しそうであった







    -----------
    --------
    -----
  6. 6 : : 2013/11/04(月) 18:37:28

    リヴァイ班結成 1ヶ月記念日より、2日前ー




    ペトラ「はぁ...あとちょっとで壁外調査だねー」

    エルド「だなぁ」

    オルオ「なんか、今期卒業の新兵も交えるらしいがな」

    ペトラ「新兵に...奇行種とか見てほしくないな」

    グンタ「なんでだ?」

    ペトラ「いや、奇行種を初めてみた時は...思い出したくない思い出がたくさんあるし」

    エルド「確かに、あれは初めて見たときは衝撃だったよな」

    オルオ「初陣は...忘れたい思い出だ」

    グンタ「それは、お前らがビビって漏らし...っ」

    ペトラ「いやぁー!!言うなっ!!」
  7. 7 : : 2013/11/04(月) 18:52:00
    期待!
  8. 8 : : 2013/11/04(月) 18:53:59

    グンタ「それは置いておいて、もうすぐリヴァイ班の結成1ヶ月記念じゃねーか」

    ペトラ「うそー、もうそんなにたった?」

    エルド「あと、二日後だな」

    オルオ「時の流れは早いもんだな」

    ペトラ「なんか、お祝いとかしない?」

    グンタ「お祝いって、パーティーとかか?」

    エルド「さすがに、壁外調査の前にパーティーは無理だろ」

    オルオ「じゃ、どうする?」

    ペトラ「なんか、兵長に送りものでもしようか?」

    エルド「それは...賛成だな」

    グンタ「何あげるんだ?」

    ペトラ「それは...」

  9. 9 : : 2013/11/04(月) 18:54:14

    オルオ「ロマンチックにオルゴールとかはどうだ?」

    エルド「却下。兵長に合わないだろ」

    グンタ「でも、兵長ってどんなもの欲しがるんだ?」

    ペトラ「私に...」

    オルオ「どうした?」

    ペトラ「私に考えがあるんだよねっ」

    エルド「なんだ?」
  10. 10 : : 2013/11/04(月) 18:54:25

    ペトラ「明日まで秘密♪」

    グンタ「じらすなよ、ペトラww」

    ペトラ「いいの、みんな明日は訓練のあと買い物にいくよ」

    オルオ「仕方ねーな」

    グンタ「まぁ、息抜きも兼ねてみんなで行くか」

    エルド「だな」

    ペトラ「それじゃ、訓練のあとにココで!」

    オルオ「あぁ」




    -----------
    --------
    -----
  11. 11 : : 2013/11/04(月) 18:54:42


    リヴァイ班結成 1ヶ月記念日より、1日前ー




    ペトラ「よし、買うぞっ!!」

    オルオ「だが、こんな高そうなものばっかり売ってる店で何を買う?」

    エルド「それにだ、ペトラ、馬が無くなってる事バレたらヤバいからなぁ」

    エルド「バレる前に帰るぞ」

    ペトラ「分かってるって」

    グンタ「バレたら...どうなるだろ?」

    エルド「出来る限り、考えたくないな」

    ペトラ「とにかく、とっとと買っちゃうよ」

    オルオ「で、何を買うんだ?」

    ペトラ「まあ、とにかく入って」




    ガチャー

  12. 12 : : 2013/11/04(月) 18:58:34

    エルド「服屋か?」

    グンタ「おい、ペトラ。この店、結構高そうだぞ」

    ペトラ「大丈夫、割り勘すれば」

    オルオ「まぁ...兵長の為だ!」

    グンタ「だな」

    エルド「で、どれを買う?」





    ペトラ「えーっと、これ!」

  13. 13 : : 2013/11/04(月) 18:59:01


    エルド「黒いジャケット?」

    グンタ「俺はてっきり、いつも兵長がつけてるみたいなスカーフを送るのかと思ったんだが」

    ペトラ「いやぁ、私も最初はそう思ったんだけどね」

    ペトラ「このジャケットには...未来があると思うの」

    オルオ「未来?」

    ペトラ「そう、スカーフは今でもこれからでもつけられるでしょ?」

    ペトラ「だけど、こういう私服みたいなやつは...なかなか着る機会がないから」

    エルド「なら、なおさらスカーフの方がいいんじゃないか?」

    ペトラ「違うの。でも、これから着る機会を作れば良いんだよ」

  14. 14 : : 2013/11/04(月) 18:59:13

    グンタ「どういうことだ?」

    ペトラ「巨人を絶滅させて...。もう外の世界も壁の中も関係世界にするの」

    ペトラ「そうなったら、残念だけど調査兵団は無くなるでしょ?」

    ペトラ「そしたら...調査兵団の制服を着る事は無くなるから」

    ペトラ「そのときに、私たちのことを思い出してもらえるようにこの服を送るの」

    エルド「つまり、巨人を絶滅させた後に着てもらう訳だな」

    グンタ「それは...なかなか良いと思うな」

    オルオ「俺も賛成だ」

    ペトラ「じゃ、これで決定でいい?」

    エルド「あぁ」

    グンタ「ところで、値段は?」

    ペトラ「えーっと、値札は...」




    一同「・・・」

  15. 15 : : 2013/11/04(月) 19:00:35

    エルド「これ買ったら、当分自分たちのもの買えないな」

    オルオ「まぁ、高い分、良い物だ!」

    ペトラ「そっ...そうだよ、ちょっと兵長の為に奮発しよう」

    グンタ「だな」

    ペトラ「じゃ、私買ってくるからそとで待ってて」

    エルド「あぁ」

    グンタ「そとで馬の準備しとくな」






    ガチャー


  16. 16 : : 2013/11/04(月) 19:00:45



    ペトラ「あの、これ下さい」


    店員「かしこまりました」


    ペトラ「あの...一つ、お願いがあるんですが...」







    ペトラ「・・・・・・」





    店員「かしこまりました//」









    ガチャー


  17. 17 : : 2013/11/04(月) 19:01:21




    エルド「おう、買ったか?」



    ペトラ「もちろん、ほらっ、包んでもらうのに時間かかちゃって///」



    エルド「喜んでもらえるといいがなっ」



    グンタ「でも、早く戻んないとヤバいぞ」



    オルオ「だな、日が暮れてくきたな」



    エルド「それじゃ、戻るぞ」


  18. 18 : : 2013/11/04(月) 19:01:30




    エルド「おう、買ったか?」



    ペトラ「もちろん、ほらっ、包んでもらうのに時間かかちゃって///」



    エルド「喜んでもらえるといいがなっ」



    グンタ「でも、早く戻んないとヤバいぞ」



    オルオ「だな、日が暮れてくきたな」



    エルド「それじゃ、戻るぞ」


  19. 19 : : 2013/11/04(月) 19:02:11

    リヴァイ班結成 1ヶ月記念日





    リヴァイ(「何なんだ?)



    リヴァイ(大事な用ってのは)




    エルヴィンとの壁外調査作戦の後、部屋に戻るとメモが残されていた

    「大事な用があるので食堂にお願いします」とのことだ

    敬語の時点でハンジではない

    字の感じから...ペトラだろうか?

    とにかく、食堂に向かった







    食堂に近づくとあいつらの声が聞こえてきた


  20. 20 : : 2013/11/04(月) 19:02:25

    「おい、足音だ、兵長だきたぞ」




    「こっち、準備完了!」





    不思議な声が聞こえる

    何を企んでいるんだか...





    呆れながらも、扉を開けるー





    ガチャー






    食堂は電気が消されており、部屋の中のヒカリは窓から入ってくる夕日のヒカリだった

    思わず、目を閉じたくなるくらいの眩しいオレンジ色のヒカリだった


  21. 21 : : 2013/11/04(月) 19:02:47


    ババンッ!!





    クラッカーの音に驚く






    ペトラ「兵長♪」



    クラッカーがなると同時にペトラ、エルド、オルオ、グンタが顔を出す

    エレンは確か...ハンジと3日前から別の場所で最終作戦会議に出かけていたか




    エルド「今日が...何の日か知っておられますか?」

    オルオ「俺たちにとって、大事な日なんですよ」
  22. 22 : : 2013/11/04(月) 19:03:05


    リヴァイ「今日か?」





    リヴァイ「分からないんだが」





    グンタ「今日は、リヴァイ班の結成1ヶ月記念日ですよ」




    リヴァイ「そうか・・・」




    すっかり忘れていた

    あまりに時が過ぎるのが早すぎたからか・・・?


  23. 23 : : 2013/11/04(月) 19:03:21


    ペトラ「それで...今日は兵長にプレゼントがあります」

    オルオ「俺らかの...ほんの気持ちです」

    エルド「これです」




    エルドから手渡された袋には確かな重みを感じた




    グンタ「中...開けてください!」




    袋を開けると、奇麗に包装されてものがあった

    何重にも包装された様子から、高いものであろう印象を受ける

    中には...





    黒いジャケットが入っていた


  24. 24 : : 2013/11/04(月) 19:03:39

    ペトラ「それが...兵長へのプレゼントです」




    リヴァイ「ジャケットか?」




    ペトラ「ご趣味に合いませんでしたか?」




    リヴァイ「そんなことはないが...何故ジャケットか?」





    ペトラ「そのジャケットには...未来が詰まってるんです//」




    リヴァイ「未来?」




    エルド「はい、未来です」


  25. 25 : : 2013/11/04(月) 19:03:52


    オルオ「兵長は巨人を絶滅させるんですよね?」




    リヴァイ「あぁ、もちろんだ」




    グンタ「もし、巨人を絶滅させたら...悲しいですが調査兵団は解散です」




    ペトラ「その時...兵長が調査兵団の制服を着る事もなくなり...私服を着る事になります」




    エルド「その時...この黒いジャケットを見て...俺たちのことを...思い出してください」




    オルオ「そんな思いでこれを...プレゼントしました」




    リヴァイ「そうか...」

  26. 26 : : 2013/11/04(月) 19:04:16

    俺は...巨人を絶滅させることしか考えていなかった



    だが、コイツらは...



    その先の未来を見ていた



    巨人を絶滅させた後の...平和で自由の未来をだー



  27. 27 : : 2013/11/04(月) 19:04:37

    ペトラ「あと...余談ですが、黒は私の中の兵長のイメージなのでこの色にしました」



    リヴァイ「俺にとって、黒はダークなイメージがあるんだが・・・」



    ペトラ「え...兵長は黒はお嫌いですか?」



    リヴァイ「嫌いとは言ってない」



    ペトラ「私の中では黒色を好む人は周囲に左右されない強い自立した意志を持っている人だと思います」



    ペトラ「それが...まさに兵長かと思って...」



    リヴァイ「・・・そうか」



  28. 28 : : 2013/11/04(月) 19:05:05



    オルオ「ま、とにかく今日でリヴァイ班結成1ヶ月です」




    グンタ「これからも...よろしくお願いしますね」




    エルド「俺...兵長のことこれからも大好きですっww」




    ペトラ「エルド、ズルい...!私も、兵長のこと大好きですよ」




    オルオ「何をぉー!俺が一番、愛してますからっ」




    グンタ「お前ら...ww」




    アハハはー


  29. 29 : : 2013/11/04(月) 19:05:17

    リヴァイ(俺もお前らのこと...)




    リヴァイ(好きだ)








    リヴァイ(お前らは...俺が絶対に守る)







    リヴァイ(この時、そう誓った)








    リヴァイ(しかし、そんなのはただの誓いでしかなかった)







    リヴァイ(俺はあいつらを失った)








    -----------
    --------
    -----
  30. 30 : : 2013/11/04(月) 19:05:33

    思わず涙が出そうになった


    だが...リヴァイを見ると涙なんて引っ込んだ





    今、一番泣きたいのはリヴァイだからー




    今、一番、女型と戦いたいのはリヴァイだからー




    だけど、リヴァイは弱音を吐かなかった




    全部、溜め込んでるんだ




    その瞳には...






    昇りかけの太陽が映っていた


  31. 31 : : 2013/11/04(月) 19:05:45


    ハンジ「へぇー、そんなことがあったんだ」

    リヴァイ「あぁ」

    ハンジ「でも、私もその、リヴァイ班の結成1ヶ月記念に呼んでくれれば良かったのにぃ」

    リヴァイ「お前とエレンはどっか行ってただろうが」

    ハンジ「でも、そんなお祝いをやってたなら飛んで帰ったのに」

    リヴァイ「別にいいんだが?」

    ハンジ「ヒドイなぁ」

    リヴァイ「ふん...」

    ハンジ「でもさぁ、このジャケット役にたったじゃん」

    ハンジ「現に今、着てる訳だしね」

    リヴァイ「・・・まぁな」
  32. 32 : : 2013/11/04(月) 19:05:58

    ダメだー

    うまく、言えない

    ただ、「辛かったね」って言ってあげたい

    ただ、「頑張ったね」って言ってあげたい...

    だけどそんな一言もいえない...

    自分が情けない






    ハンジ「あ、そのジャケット少し見せてよぉ」

    リヴァイ「・・・はぁ」




    リヴァイがめんどくさそうにジャケットを脱ぐ

  33. 33 : : 2013/11/04(月) 19:06:10

    ハンジ「うわぁ、近くで見ると一層高そうに見えてきたよ」

    リヴァイ「・・・だな」

    ハンジ「でも、結構したでしょこれぇー」

    ハンジ「みんな奮発したなぁ」








    その瞬間...ポケットから紙のようなものが落ちた

  34. 34 : : 2013/11/04(月) 19:06:21


    ハンジ「え...何これ?」

    リヴァイ「見せてみろ...」







    リヴァイ「・・・っ!」





    あれは...



    そうだ、あの時のだ



    私は...その時全てを悟った





    -----------
    --------
    -----
  35. 35 : : 2013/11/04(月) 19:06:32

    リヴァイ班結成 1ヶ月記念日より、1日前ー



    エルド「これ買ったら、当分自分たちのもの買えないな」

    オルオ「まぁ、高い分、良い物だ!」

    ペトラ「そっ...そうだよ、ちょっと兵長の為に奮発しよう」

    グンタ「だな」

    ペトラ「じゃ、私買ってくるからそとで待ってて」

    エルド「あぁ」

    グンタ「そとで馬の準備しとくな」






    ガチャー



  36. 36 : : 2013/11/04(月) 19:06:45


    ペトラ「あの、これ下さい」


    店員「かしこまりました」


    ペトラ「あの...一つ、お願いがあるんですが...」







    ペトラ「この服のポケットにメッセージカードを入れたいんですが...」





    店員「メッセージカードでしょうか?」





    ペトラ「はい...これなんですが....」










    店員「かしこまりました//」
  37. 37 : : 2013/11/04(月) 19:07:57



    ペトラ(兵長...)






    ペトラ(このメッセージに気づいてくれるかなぁ)






    ペトラ(兵長が、この服を着る時...)






    ペトラ(わたしは一体、ドコで何をしているのだろう)





    ペトラ(その時も、今と私の気持ちは変わらないままだろうか...)









    ペトラ(兵長のことを...)













    ペトラ(好きでいられるだろうか?)




    -----------
    --------
    -----



  38. 38 : : 2013/11/04(月) 19:08:12



    ハンジ「ペトラ...大胆なコトしたね」




    リヴァイ「・・・だな」








    その紙にはペトラからのメッセージが書かれていた


  39. 39 : : 2013/11/04(月) 19:08:52


    ~~~~~~~~




    拝啓、兵長




    このメッセージを見ているということは...




    このジャケットをクリーニングに出したか、巨人を絶滅させたかのどちらかですね...ww




    で、このメッセージカードで伝えたい事は1つです




    兵長...






    好きです





    By.未来の兵長の嫁より







    最後のは冗談ですよ...ww



    ~~~~~~~~

  40. 40 : : 2013/11/04(月) 19:09:09


    あのメッセージカードには見覚えがあった


    あれは...


    そうか、あの時のものだ





    わたしが、ペトラにあげたカード


    ペトラがよく、お父さんに手紙を書くと聞いたものだから、


    ウォールシーナに行った時にお土産に買ってきたのだ


    でも、和紙でできているもので高かったから1枚しか買えなかった


    それでも、ペトラは喜んでくれたよね...


    ペトラは大事な時に使うと言っていたのに...


    結局、リヴァイに使ったんだね





    ペトラらしい選択だよ


  41. 41 : : 2013/11/04(月) 19:09:22



    そのメッセージカードをリヴァイは愛おしそうな目で見ていた



    見てるこっちが恥ずかしくなるわ//












    ハンジ「もうすぐ、ストヘス区だ」




    リヴァイ「あぁ」




    ハンジ「絶対に女型は捕獲するから、安心して待ってなよ」




    リヴァイ「もちろんだ」




    ハンジ「人類の反撃は今から始まる」









    リヴァイ「あぁ」


  42. 42 : : 2013/11/04(月) 19:09:39



    今、一番女型と戦いたいのはリヴァイだ



    だけど...戦えない



    だからって言ったら何だけど...



    私がみんなの気持ちを背負う



    ペトラ、エルド、オルオ、グンタ、そしてリヴァイ



    みんなの気持ちを...



    みんなの意思を私が...実現させる



    必ず、女型を捕獲する



    たとえ、どんな犠牲を払ったとしても...



    これが人類の大きな一歩になるのは確かだからー






    私は戦う


  43. 43 : : 2013/11/04(月) 19:09:54


    馬車を降りようとした時のことー







    リヴァイ「おい、ハンジ」



    ハンジ「うん?」



    リヴァイ「テメェ...死ぬなよ」



    ハンジ「・・・死なないよ」



    リヴァイ「もう...これ以上大切な仲間を失いたくはない」



    ハンジ「・・・分かってる」



    ハンジ「絶対に戻るからー」



    ハンジ「待っててね」



    リヴァイ「あぁ」








    ハンジ「私たちは人類の勝利の為にー」





    ハンジ「自分の心臓を捧げる」





    ハンジ「必ず戻るよ」
  44. 44 : : 2013/11/04(月) 19:10:23





    そう、言い残して馬車を出る







    その日は太陽が眩しく、








    雲一つない青空らが広がっていた







    そして、リヴァイの右手には...





    一枚の紙切れが握られていたー



    end
  45. 45 : : 2013/11/04(月) 20:15:04
    よかった!!
  46. 46 : : 2013/11/04(月) 21:07:09
    よかったです
    乙!
  47. 47 : : 2013/11/04(月) 22:28:08
    よかった〜

    やっぱ、ペトラはいい
  48. 48 : : 2013/11/04(月) 22:30:00
    乙!
  49. 49 : : 2013/11/09(土) 13:19:14
    「ー」使いすぎうざいわ
  50. 50 : : 2013/11/30(土) 12:36:28
    良かったです。・°°・(>_<)・°°・。
    リヴァイ兵士長〜
    ペトラ〜

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黒いジャケット シリーズ

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