この作品は執筆を終了しています。
進撃の調査劇団~水戸黄門~
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- 1 : 2014/07/20(日) 14:03:11 :
- こんにちは。
執筆中の作品も幾つかありますが、ぱっと思いついたので、投稿させていただきます。
* 女装アリ
* 主にギャグ
* 今日思いついたので、どういう展開になるか未定
* ハンジ班はお休み。別の作品で活躍させる…予定(^_^;)
* 大変勝手ではありますが、コメントを制限させていただき、公演終了後に、感想等をお願いしたいと思います。ごめんなさい。
…以上の条件でも良い、という方は、ぜひ劇場へお入りください。
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- 2 : 2014/07/20(日) 14:22:22 :
- 【開演】
♪じ~んせ~い~ら~く~あ~りゃ~…♪
グンタ 「…唐突に始まりましたね…」
エルド 「相変わらず、計画性の無い劇団だ…」
サシャ 「…とりあえず、お腹が空きましたので、あそこの茶店にはいりましょうよ。」
エルヴィン 「…サシャはさっそく役に入りこんでいるな…」
※配役について
エルヴィン…水戸光圀(黄門様)
助さん…エルド
格さん…グンタ
うっかり八兵衛…サシャ
…他は、追って説明いたします。
エルド 「団長は今回、ナレーションではなく、主演なんですね。」
エルヴィン 「…座長として、たまには舞台に立たねばと思ってな…」
グンタ 「団長…責め立てるつもりは無いのですが、主演なさる時は、だいたい良い役なんですね…」
エルヴィン 「座長だからな。」
エルド 「…団長…頼みますから、普段の壁外の作戦も、そのノリで決めないでくださいね…」
サシャ 「皆さん、早くしてくださいよ~。…あ、団子5人前で。」
エルヴィン 「…我々は4人だが…グンタ、支払いを頼む。」
グンタ 「…了解です、団…ご隠居。」
エルド 「グンタ演じる格さんは、まじめで実直、光圀から財布を任されている。まさに、グンタのイメージと良く合致していると思う。」
グンタ 「…うむ…エルド、評価してもらってから、こんなこと言いたくないのだが…」
エルド 「なんだ、言ってみろよ。」
グンタ 「エルド演じる助さんは、剣の達人らしい。」
エルド 「いいじゃないか。俺もブレードの扱いは得意な方だが…」
グンタ 「加えて…無類の女好きらしい…」
エルヴィン 「…っwww」
エルド 「今笑いましたね!?配役決めたの団長でしょう!あなたは普段、俺にどんなイメージもってるんですか!?」
エルヴィン 「…俺の口からはとても…www」
グンタ (この人…兵長やハンジさんいないと、ホント好き勝手やるよな…)
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- 3 : 2014/07/20(日) 14:40:42 :
- サシャ 「…あ、団子がきましたよ!…あれ、ちょっとご主人、団子が1串少ないですよ!?私は、5人前頼んだのに、4串しかありません!」
団子屋の主人 「…」
サシャ 「ご主人…ご主人!?」
エルド (この人…どこかで見たような…?)
サシャ 「ちょっと、聞いてます!?」バァン!
団子屋の主人 「…は、すみません…考え事をしてまして…」
エルヴィン 「…何か、お困りの事があるのなら、相談に乗りますが…」
団子屋の主人 「…え、ええ…実は…娘が…娘があぁ…」ジワッ。
団子屋の主人 「うっうわああぁぁぁっ!!!」
グンタ 「…ご、ご主人、落ち着いて…訳を話してください…」
団子屋の主人 グスッ。「…じ、実は…娘が…私の可愛い娘のペトラが…悪代官に拐われてしまって…」
エルド 「…娘?…ああ、思い出した!あなたは、ペトラのお父さんですね!」
ペトラ父 「…はい。娘と舞台に立てると聞き、意気揚々とやって来たのですが、開始早々、訳も分からず娘は連れて行かれてしまい…私は、一体どうすれば…」ウウ…。
エルヴィン 「…ご安心ください。我々が、一肌脱ぎましょう。」
ペトラ父 「…え、あなた方は…」
エルヴィン 「私は、越後のちりめん問屋の隠居で、光衛門。こちらはお供の、助さんと格さん、そして…おい、サシャ、勝手に店の中に入るんじゃない。」
サシャ 「しかし…足りない2串の団子をもらわないと…」
エルヴィン 「足りないのは、1串だけのはずだ…あ、八兵衛です…」
ペトラ父 「…はあ…」
エルヴィン 「とにかく、この年寄りに、任せてはもらえませんかな…?」
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- 4 : 2014/07/20(日) 14:56:10 :
- ペトラ父 「…そ、それは…」
エルヴィン ニコニコ。
ペトラ父 「…できません!!!」
エルヴィン 「えっ。」
ペトラ父 「こんな…ぽっと出の訳の分からない年寄りの一行に、大事な娘の安否を任せることなど、できるわけ無いだろう!?」
エルヴィン 「いや…しかし…」
ペトラ父 「やはり、憲兵に報せないと…なんでもっと早く報せなかったんだ…」ブツブツ。
エルヴィン 「いや…ちょっと、お父さん?」
ペトラ父 キッ。「君にお父さんと呼ばれる筋合いは無い!!!」
? 「私に…任せてほしい…」
ペトラ父 「…あなたは…?」
ミカサ 「私は…柘植の飛猿…元忍者。高所恐怖症…しかし、それは問題ではない…」
ペトラ父 「…はあ…」
ミカサ 「私が…命に換えても…ペトラさんと…もとい、エレンを取り戻す…」
グンタ 「エレン!?」
ペトラ父 「是非とも娘を取り戻してくださいっ!!!」
エルヴィン 「なぜそっちはすぐに信用されるんだ…」
ミカサ 「それは普段の…行い…」
エルヴィン 「前科があるのがそんなに悪いのか。」
エルド 「その前科アリの上司の命令に従うこっちの身にもなってくださいね…」
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- 7 : 2014/07/20(日) 15:24:49 :
- <一方、悪代官の屋敷では…>
オルオ 「ふふ、良いではないか…」
ペトラ 「オルオキモい。消えて。」
オルオ 「まだ何もしてないんだが!?」
リヴァイ 「…おい、お前は俺の手下だろ。おとなしくしてろ。」
オルオ 「…すみません、兵長…」
※悪代官…リヴァイ
悪代官の手下…オルオ
町娘A…ペトラ
町娘B…エレン(笑)
エレン 「ちょっと…おかしくないですか!?」
リヴァイ 「…なにがだ…」
エレン 「なんでオレまで拐われるんですか!?」
リヴァイ 「てめぇはしょっちゅう拐われてるだろうが。」
エレン 「じゃ、じゃあ、拐われるだけならまだしも…なんで女装なんですか!?」
ペトラ 「ふふ、可愛いわよ、エレン。」
エレン 「…はあ…どうも…いや、でも恥ずかしいですって…///こんな姿同期のやつらに見られでもしたら…」
リヴァイ 「最初、エレンの衣装は朱色だった…しかし、紺色に変更された…」
エレン 「そりゃ良かった…って、良くありませんよ!」
リヴァイ 「いちいちうるせぇな。水戸黄門とやらは、まだ来ねぇのか…」
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- 8 : 2014/07/20(日) 16:48:21 :
- <悪代官の屋敷の屋根裏では…>
クルクル~、クルクル~♪
ハンジ 「…ミケ…」
ミケ 「…なんだ。」
ハンジ 「…それ、楽しいの?」
ミケ 「…は、これか?」
クルクル~、クルクル~♪
※かげろうお銀…ハンジ
風車の弥七…ミケ
ミケ 「これは…東洋の子供の玩具で、風車というらしい…」
ハンジ 「…ふぅん…」
ミケ 「黒もあったんだが…赤にしてもらった…」
ハンジ 「…へえ~…」
ミケ フゥ~…
クルクル~♪
ハンジ 「…ミケ、君はそれを投げて、武器にするんだからね。」
ミケ 「…投げたくない…」
ハンジ 「気に入っちゃったのか…ま、仕方ないね。それにしても、エレン、可愛いなぁ…さ、ご老公様に知らせないと…」
ミケ 「俺は何をすれば良いんだ?」
ハンジ 「もうしばらく、リヴァイたちを見張っててよ。とくに、オルオが暴走したら、それとなく止めて。」
ミケ 「分かった…」フゥ~…
クルクルクルクル~♪
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- 9 : 2014/07/20(日) 16:59:51 :
- <一方、エルヴィンたちは…>
グンタ 「…結局、断られてしまいましたね…」
エルド 「頑固だなぁ、ペトラの親父さんも…」
グンタ 「ペトラを嫁にしたいなんていう男が現れたら、大変そうだな。」
エルド 「まったくだ…」
エルグン 「はっはっは…」
エルヴィン 「お前たち…和んでる場合ではないのだが…」
サシャ 「そうですね…このままだと団長は、ただの徘徊老人ですね…」モグモグ。
ハンジ 「やっほ~、諸君!」
エルヴィン 「…ハンジ、どうした?」
ハンジ 「ご老公様に報告を、と思ってね。…ていうか、悪代官の屋敷に行かないの?」
エルド 「それは…何と言ったか…そう、ミカサが行った。」
ハンジ 「ミカサが!?なんで…」
事の経緯を話すグンタ。
ハンジ 「…分かるぞ、ペトラ父…」ウンウン。
エルヴィン 「そこ、理解しないでくれ。とにかくハンジは、引き続き情報収集につとめてくれ。あと、ペトラとエレンの護衛も頼む。」
ハンジ 「エレンの安全は、ほぼ保証されてそうだけど…分かった、行ってくるよ。」
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- 10 : 2014/07/20(日) 17:17:13 :
- <悪代官の屋敷にて>
オルオ 「…へ、兵長…」
リヴァイ 「なんだ。」
オルオ 「退屈しのぎに、“良いではないかごっこ”、しませんか?」
リヴァイ 「…なんだそれは…」
オルオ 「兵長、ご存知無いんですか。こう…娘の着物の帯をこう…クルクルクルっと…そんでもって娘は、『あ~れ~』と…」
リヴァイ 「そうか、では…エレンでやれ。」
オルエレ 「はっ!?」
リヴァイ 「エレンは女装でいるのが嫌なんだろ。ちょうど脱げて、良かったじゃねぇか…」
エレン 「えっ…しかしですね兵長…」
オルオ 「こんなガキにやったって、おもしろくもねぇ…」
ペトラ 「じゃあ誰にやるつもりだったのかしらだ、れ、に!?」
オルオ 「いや…すみません…」
リヴァイ 「チッ…めんどうだ、俺がやる…これが結び目か…」
エレン 「…え、兵長、えっ。」
グッ!
エレン 「…わ、わあぁあぁあぁあぁ!!!」ゴロゴロゴロ~!
ペトラ 「ちょっとエレン、大丈夫!?」
エレン 「…うう…なん…とか…」メガマワル…。
リヴァイ 「…大しておもしろくもねぇな…」チッ。
ハンジ 「…お、だ、い、か、ん、さ、ま♡」ウフン。
リヴァイ 「…なんで、てめぇまでここにいる…」
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- 15 : 2014/07/23(水) 10:17:24 :
- ハンジ 「ちょっとお代官様、こちらに来てくださいな。」
リヴァイ 「…どこへ行くつもりだ?」
ハンジ 「お風呂。」
リヴァイ 「…ほう、珍しいな…いつもなら、俺がお前を風呂に引きずっていくのにな…」
ハンジ 「今の私は、ハンジではなく、かげろうお銀なのです。」
リヴァイ 「かげろうだか、ふくろうだか知らねぇが、俺にはいつものハンジにしか見えねぇな…」
ハンジ 「いつもの私とは一味違うってとこ、見せてあげるから、お風呂に来て…あ、100数えてからね!」
リヴァイ 「…エレン、数えろ。」
エレン 「了解です!イチッ!ニッ!サンッ!…」
リヴァイ 「…頭ん中で数えて、100経ったら教えろ。うるさい。」
エレン 「…は、すみません…」シュン。
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- 16 : 2014/07/23(水) 10:40:52 :
- <そして、100秒後…>
リヴァイ 「…じゃあ行くか…どうせ退屈してたしな…」
エレン 「ハンジさんは、いつもと違う自分を見せてやると言ってましたが…何か、恐ろしいワナでも仕掛けてあるんでしょうか…」
リヴァイ 「分からん。あいつにも、色々恨みをかわれているからな…」
オルオ 「…いや、兵長…そういう意味ではないと…」
リヴァイ 「…ほう、お前は何か知っているのか…」
オルオ 「いや、知ってるって程の事でも無いのですが…」
リヴァイ 「歯切れが悪いな。はっきり言え。」
オルオ 「…その、むふふ的な…」
リヴァイ 「むふふ?」
オルオ 「…いやん的な…」
リヴァイ 「いやん?」
ペトラ バキッ。「…オルオ、兵長に何て事言わせてんのよ!…兵長、とにかくお風呂に行ってきてください。100秒経ってから、もうかなり時間が過ぎてますし。」
リヴァイ 「…分かった。とにかく用心するに越したことは無いな…」
エレン ヒソ…「…オルオさん、むふふでいやんって、なんですか、なんなんですか?」
オルオ 「…エレン、教えてやるから、その格好で近寄らないでくれ。」
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- 17 : 2014/07/23(水) 14:29:30 :
- <お風呂にて>
チャプ…
ハンジ 「…リヴァイ…もう来てるのかな…人類最強のことだから、気配を消してるかもしれないし…」
パシャ…
ハンジ 「お銀といえば、入浴シーンだもんね…色っぽく魅せるには…こうか、いや、こうかな…」
ジャパ…
ハンジ 「そういや私、こんなに長風呂したことなかったっけ…なんか…頭がくらくらする…」
ピチャ…
ハンジ 「もう…だめ…だ…」
のぼせて、意識を失うハンジ。
<一方、リヴァイは…>
脱衣場の前に立つリヴァイ。
リヴァイ 「…水の音がする…誰かが風呂にいるってことか…」
リヴァイ 「一気に行くか…まどろっこしいのは嫌いだ…」
ガラッ!
脱衣場に入るリヴァイ。
リヴァイ 「ハンジは…風呂か…何を仕掛けてやがる…」
風呂の戸に手をかけるリヴァイ。
リヴァイ 「この…」
リヴァイ 「クソメガネ!」ガラッ!
ハンジ 「」
リヴァイ 「…?…おい…」
ハンジ 「」
リヴァイ 「…おい…どうした…?」
ハンジ 「」
リヴァイ ハァ…「…舞台の上だからな…いちおうタオルは巻いてるか…こいつを引っ張り出すと、俺も濡れるが…仕方ねぇか…」
ハンジを浴槽から出し、抱えるリヴァイ。胸元のタオルがはだけているのを、そっと直す。
リヴァイ 「…チッ。確かに、いつものクソメガネと違って…女に見えちまう…クソが。」
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- 18 : 2014/07/23(水) 15:06:39 :
- <一方、エレンたちは…>
オルオ 「…要するにだなぁ、エレン…」
エレン 「…はいっ…」ドキドキ。
ペトラ 「ちょっとオルオ、あんた新兵に何教えようとしてんのよ!?」
ミカサ 「エレン!!!」ガラッ。
エレン 「!?ミカサ!?」
ミカサ 「遅くなって申し訳ない…けどエレン、なぜあなたはそんな妙な格好をしているの?誰にやられたの?」
エレン 「…えっとそれは兵ちょ…いや…」
ミカサ 「…あのチビ…もう許しておけない…私が然るべき報いを…」
エルド 「…おお、ペトラ。大丈夫か?」
ペトラ 「エルド!?それに、みんなも…」
グンタ 「ここで出ておかないと、出番がなくなるからな。」
エルヴィン 「…そういうことだ、おじゃまさせてもらうよ…」ヨッコイショ…
サシャ 「…エレン、お久しぶりですね!」
エレン 「おう、サシャ。元気だったか!?」
サシャ 「はい、おかげさまで…ていうか、何ですかその格好…」プッ。
エレン 「…あ、ああこれか…話すと長くなるんだが…頼むから、他のやつらには…とくにあの馬面には、絶対に内緒にしててくれ。」
サシャ 「…さあ?これからのエレンの心がけによりますかねぇ…」フフン。
エレン 「何だよそれ…」
ミカサ 「サシャ、よかったら、私の分のパァンも、今度分けてあげる…ので、ジャンには内緒にしててほしい…」
エレン 「オレの分のパァンも分けてやるから…」
サシャ 「分かりましたっ。パァン、楽しみにしてますね♪」
エルヴィン 「…ところで、リヴァイはどこに行っ…「ペトラあぁぁぁっ!!!」
ペトラ 「お、お父さん!?」
ペトラ父 「ペトラ、ケガしてないか、どこも痛くないか、ペトラペトラ…」
ペトラ 「…なんでお父さんがここに…」
ペトラ父 「待てど暮らせど、お前が帰ってこないから、父さん、心配でな…怖かったろ…さ、早く家に帰ろう。」
ペトラ 「待って、兵長に一言断ってからじゃないと…」
ペトラ父 「ヘイチョウ?それがどうした!?親の気も知らないで、娘をこんな目にあわせおって!俺がガツンと言ってやる!」
オルオ (ガツンと?人類最強にガツンと???)ビクビク。
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- 19 : 2014/07/23(水) 15:33:29 :
- ガラッ。
リヴァイ 「…なんだ、騒がしいな…」
ペトラ 「…兵長…と、ハンジさん!?」
リヴァイ 「ペトラ…布団を用意してくれ…」
エルヴィン ピンポンパンポーン「…この先、急激なアダルト展開が予想されますのd…」
リヴァイ 「てめぇはいつか段ボール箱に詰めて壁外に捨ててやる!」
ミカサ 「…あなたは調子に乗りすぎた…ので、それなりの報いを受けるのが必然…」
リヴァイ 「…あ?何言ってやがる…」
エレン 「いい加減にいろよミカサ!兵長、それより、早くハンジさんを介抱しないと…」
リヴァイ 「ああ…俺もすっかり濡れちまった…」
ペトラ父 「おい、あんた!」
リヴァイ 「…あ?」
ペトラ 「ちょっと、お父さんやめてよ!」
ペトラ父 「あんたには、何度も手紙で、娘をくれぐれもよろしく頼むと書いたはずだ!なのに、これはどういうことだ!もう、あんたに娘を任せておけない…ペトラ、やっぱりお前は、駐屯兵団へ行きなさい。」
ペトラ 「それはできないわ!私は、リヴァイ兵長にすべてを捧げるって、手紙にも書いたでしょ?」
ペトラ父 「すす、すべてを捧げるってお前…嫁に行くには、まだ早すぎる!父さんは絶対に許さんぞ!」
ペトラ 「なに、勘違いしてんのよ!」
リヴァイ 「…まず、落ち着いてはもらえないだろうか…」
ペトラ父 「これが落ち着いていられるか!」
オルオ (…兵長が押されている…)ハラハラ。
ミカサ 「…エレン、なぜあのチビを庇うの?何か弱味を握られているの?」
エレン 「そんなんじゃねぇよ!っていうか、いちいちオレにかまうなよ!」
サシャ 「…あの、パァンはいつ頃いただけるんですかね…今から楽しみで仕方ないんですが…」ヘヘヘ。
ワイワイガヤガヤ…。
エルド 「…まったく収拾がつかなくなりましたね…」
エルヴィン 「…うむ、仕方ない。グンタ、アレを出すぞ!」
グンタ 「…りょ、了解です!」
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- 20 : 2014/07/23(水) 15:46:22 :
- グンタ …ゴホン。「…静まれぃ!」
エルド 「静まれ静まれぃ!」
一同 「…?」
グンタ 「…この紋所が目に入らぬか!?」
ジャーン!!!
エルド 「ここにおわすお方をどなたと心得る…おそれ多くもさきの副将軍、水戸光圀公にあ…」
…パシュッ!
突然エルヴィンの足元に、風車が刺さる。
ミケ 「…よっと。」ドスッ。
エルヴィン 「…ミケ!?何だいきなり…」
ミケ 「…ああ。風車を投げるのを忘れててな…」
エルヴィン 「だからといって、今投げることないだろう。いいところなんだぞ、今は。」
ミケ 「…ああ、すまない。風車を吹きすぎて、少々酸欠気味でな…」
エルド コホン。「…では、気をとりなおしてもう1度…」
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- 21 : 2014/07/23(水) 16:06:11 :
- エルド 「ここにおわすお方をどなたと心得る、おそれ多くもさきの副将軍、水戸光圀公にあらせられるぞ…!」
チャララ~ンラ~ン…♪
一同 「???」
グンタ 「ご老公の御前である…頭が高い!控えおろう!!!」
ペトラ父 「…そうか…お前が…」
エルヴィンに近づくペトラ父。
ペトラ父 「諸悪の根元かぁ!」
エルヴィンの胸ぐらをつかむペトラ父。
エルヴィン 「…え、いや…待ってくださいよ、お父さん…」
ペトラ父 「お前にお父さんと呼ばれる筋合いは無いわ!!!」
リヴァイ 「…おいミカサ、エレンにそのふざけた格好をさせようと考えたのも、エルヴィンだ。」
エレミカ 「なん…だと…?」ゴゴゴ…。
エルヴィン 「…いや、君たち、落ち着いて…」
ミカサ 「…エレン、かなり大きな段ボールが必要だけど…心あたりは…」
エレン 「オレはねぇな…」
ペトラ父 「…行きつけの飲み屋の主人に聞いてみよう。あそこは、色々仕入れるからな…」
ミカサ 「…ではそれを用意して…明日の昼、ウォール.ローゼの門の前に集合…」
エレン 「オレとミカサでこいつを拉致して…大丈夫、たまたまオレたちと姿かたちが似ているだけだ…」
エルヴィン 「…いや、落ち着いて…」
エルド 「…オレたちは、どうしようか…」
グンタ 「とりあえず…歌うか。」
エルグン …セーノ…「♪…じ~んせ~い~ら~く~あ~りゃ~く~もあるさ~♪」
ミケ 「…赤の他に、黄色もないか、モブリットにでも聞いてみるか…」
ハンジ 「…うう…ん…リヴァ…イ…」
リヴァイ 「…チッ。早く目ぇ覚ませ、クソメガネ…」
-
- 22 : 2014/07/23(水) 16:33:08 :
- 【カーテンコール】
ハンジ 「…ん…あれ、ここは…?」
リヴァイ 「…出演者控え室だ。」
ハンジ 「…え、リヴァイ…あれ…って、何この格好!?///」
リヴァイ 「…恥ずかしいとでも思ってやがるのか…?」
ハンジ 「だって、こんな…裸にタオル1枚で…」
リヴァイ 「…確かにな。それは、俺の前だから、か?」
ハンジ 「…は?」
リヴァイ 「…これがもし、エルヴィンでも、モブリットでも、同じ反応をしたのか…?」
ハンジ 「…それは…まぁ…」
リヴァイ 「…そうか…」
ハンジ 「…リヴァイ…」
リヴァイ 「…すまない…この事は忘れろ。」
ハンジ 「…あのさ…」
リヴァイ 「…なんだ、さっさと着替え…」
リヴァイ 「…ろ…」
リヴァイに抱きつくハンジ。
ハンジ 「…いつもと一味違う私を…リヴァイに見せるの、忘れてたよ…」ハァ、ハァ…。
リヴァイ 「…そうか…」
ハンジ 「…リヴァイ…かくご…して…よ…」
ガクッ。
リヴァイに抱きついたまま、気絶するハンジ。かなりの高熱が出ているようだ。
リヴァイ …ハァ…「…なあ、ハンジよ…俺をここまでその気にさせた責任…いつかとってもらうぞ…」
ハンジ ハァ…ハァ…。
リヴァイ 「今はその前に…医者だな…」
リヴァイは、ハンジを抱えると、控え室を後にした。
-
- 23 : 2014/07/23(水) 16:34:40 :
- ※以上で、終了とさせていただきます。
コメント制限を解除いたしましたので、感想などいただけると、ありがたいです。
最後までご鑑賞いただき、ありがとうございました。
-
- 24 : 2014/07/23(水) 17:34:43 :
- お疲れ様でした!裸(タオル一枚とはいえ中は裸)のハンジさんを抱える兵長…なんと羨ましいのでしょう!
お色気ハンジさんは予期せず訪れますね~、こちらとしても毎日鼻血対策にティッシュを用意しなければなりません(笑)
このごろペトラ父がお気に入りです♪次の作品も楽しみにしています!
-
- 25 : 2014/07/23(水) 18:00:13 :
- ハンジとリヴァイついにやっちゃうの!
めっちゃ面白かったです!
-
- 26 : 2014/07/23(水) 18:04:40 :
- お疲れ様でした。兵長がおされてたw次の公演も楽しみにしてますね(*´∇`)ノ
-
- 27 : 2014/07/23(水) 21:12:24 :
- >>破壊神木戸さん
S席ご購入、ありがとうございます(^∀^/)
夏休みの宿題、頑張ってください。数珠繋ぎも頑張ります(;_;)
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- 28 : 2014/07/23(水) 21:15:37 :
- >>24 郷さん
最後までご鑑賞いただき、ありがとうございます。
数珠繋ぎとしては、ハンジさんを濡れたまんまで放置して、結果熱出ちゃったんで、ちょっとかわいそうだったかなぁと
反省しております(;ω;)
ペトラ父wwwまた出演するかも?です。またよろしくお願いします。
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- 29 : 2014/07/23(水) 21:19:27 :
- >>25 Hanaさん
最後までご鑑賞いただき、ありがとうございます。
つ、ついにくる時が来ますかね!?Σ(°▽°)
リヴァハンのアダルト展開は、なるべく濃厚に描きたいので、気持ちが固まり次第、取りかかりたいと思います。
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- 30 : 2014/07/23(水) 21:23:05 :
- >>26 ミツミさん
最後までご鑑賞いただき、ありがとうございます。
突然の、ペトラ父最強展開でしたwww
人類最強にガツンと言う&団長を諸悪の根元呼ばわりする、と、多分原作の中でも、最強の民間人ではないかとwww
ミツミさんのSSも、楽しみにしてますね(´∀`*/)
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- 31 : 2014/07/24(木) 07:45:09 :
- リヴァハン要素が超素敵でした!キラキラ
ミケが風車w鼻息で回せるかなーw
今後の公演(ハンジのお色気も!)めちゃくちゃ期待です!
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- 32 : 2014/07/24(木) 21:13:02 :
- >>31
最後までご鑑賞いただき、ありがとうございます。
土曜日に、後日談スレッドを立て、そこでリヴァハン要素もまた出そうと思います。
ミケは結局風車で遊んでるだけだったなぁ(・ω・)次回も頑張ります。
-
- 33 : 2014/07/24(木) 21:15:26 :
- >>そーじさん
>>zayuj=ザユウジさん
S席ご購入、ありがとうございますm(__)m
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- 34 : 2020/10/28(水) 13:21:37 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
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