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進撃の巨人 『最強の2人組』 第二話 ~マリア南区~ ウォールマリア陥落
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- 1 : 2014/06/29(日) 02:37:12 :
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タッタッタッタ!ザワザワ
外から走る音と騒がしい声が聞こえる・・・
ドン!
荒々しくドアが開いた。
「大変だよ!アニ!壁が破られたんだって!」
うるさいなぁ・・・って
アニ「え!壁が破られた!?本当に?クリスタ!」
クリスタ「うん!シガンシナ区の壁が!」
ここはウォールマリア南区の街。
シガンシナ区の次に危ない街・・・
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- 2 : 2014/06/29(日) 02:38:56 :
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第二話 ~マリア南区~
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- 3 : 2014/06/29(日) 03:04:42 :
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アルミン「・・・」
アルミンが考え事をしている。
エレン「どうした?アルミン」
アルミン「僕のお爺ちゃんがウォールマリア南区で仕事しているんだ」
そうか・・・心配だな。
エレン「よし、じゃあ俺が何とかしよう」
アルミン「本当に!?」
エレン「ああ。その町の人は全員助ける!」
その時・・・
ドゴオォォォォォン!!
アルミン「今の音・・・!」
エレン「まずいぞ・・・マリアが破壊されたかもしれない」
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- 4 : 2014/06/29(日) 03:14:49 :
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ドゴオォォォォン!!
クリスタ「え・・・?何?今の音!」
アニ「まさか・・・マリアが・・・」
クリスタ「嘘でしょ・・・」
アニ「とにかく逃げよう!」
クリスタ「う、うん」
~船着場~
アルミン「よしっ!行こう、エレン!」
エレン「ああ!」
クリスタ「乗ろう、アニ」
アニ「うん・・・」
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- 5 : 2014/06/29(日) 03:50:00 :
アルミン「あっ!お爺ちゃん!」
「おぉ、アルミン。生きていたか」
アルミン「うん。お爺ちゃんも良かった」
エレン「よし!アルミンも一緒に行くか?」
アルミン「うん。じゃあ僕は助けに行くからお爺ちゃん、先に乗っていて。」
「わかった。エレン君も死ぬなよ」
アルミン「大丈夫だよ。行こうエレン!」タッタッタッ
~10分後~
エレン「ハァハァ、もう居ないだろう。船行くぞ・・・」
アルミン「ハァ、ハァ、・・・うん・・行こ・・・」
その時・・・
「母さん!母さん!!」
エレン「ん?」
アルミン「き、君。早くしないと船出るよ・・・」
「うぅ・・・母さん・・・」
エレン「行こうぜ・・・」
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- 6 : 2014/06/29(日) 04:12:40 :
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~船の上~
「うぅ・・・」
エレン「大丈夫か?」
「うん・・でも目の前で母さんが食われた・・・」
エレン「そうか・・・辛かったな・・・」
「でも、決めたんだ。私が・・巨人を、一匹残らず駆逐してやるって・・・」
エレン「そうか・・・お前は強いな」
エレン「家族が死んで、こんなにすぐ立ち直れるってすごいと思うぞ」
「そう・・・かな?」
エレン「ああ!だから、自分を信じて生きろ!」
「うん・・・」
アルミン「2人とも!少ししかないけどパンもらってきたよ」
エレン「ありがとな!」
「ありがとう・・・ございます」
エレン「そうだ!お前の名前教えてくれよ」
「私はユミル・・・9歳です」
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- 7 : 2014/06/29(日) 04:32:14 :
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・・ン!・レン!エレン!
エレン「ハッ!」
えっと、ここはどこだ?
アルミン「おはようエレン」
エレン「ん?ここはどこだ?」
アルミン「ウォールローゼの船着場だよ」
確か昨日は~・・・あっ!
エレン「母さんは!?ユミルは!?」
アルミン「落ち着いて、エレン。カルラさんは治療中。ユミルはパンを貰っている」
エレン「パン?」
アルミン「この建物、食料庫だったんだって」
ユミル「エレンさん!アルミンさん!パン貰ってきました!」
エレン「俺たちの分もか?ありがとうな」
アルミン「ありがとう、ユミル」
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- 8 : 2014/06/29(日) 04:41:34 :
エレン「ユミルはこれからどうするんだ?」
ユミル「今日、トロスト区に居る知り合いの所に行きます」
アルミン「そう・・・じゃあお別れだね」
ユミル「はい、ほんの少しでしたがありがとうございました」
エレン「ああ、また会おうな!!」
ユミル「はい、また・・・」
アルミン「優しい子だったね」
エレン「そうだな・・・」
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- 9 : 2014/06/29(日) 05:11:33 :
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~現在公開可能な情報~
アニ・レオンハート(10歳)
ウォールマリア南区出身。クリスタの幼馴染。
クリスタ・レンズ(10歳)
ウォールマリア南区出身。アニの幼馴染。
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- 10 : 2014/06/29(日) 19:06:52 :
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~現在公開可能な情報~
ユミル(9歳)
ウォールマリア南区出身。マリアが破られた時に母を亡くす。
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- 11 : 2014/06/29(日) 19:32:04 :
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その後僕たちは開拓地へ行き、たくさんの畑を作った。
そして僕たち2人は、12歳になっていた。
エレン「アルミン、俺訓練兵団に志願するよ」
アルミン「僕も行くよ。マリアを奪還して、外の世界を探検するんだ」
エレン「ああ。絶対に行こうな!外の世界に・・・」
アルミン「もちろん!」
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- 12 : 2014/07/01(火) 17:25:10 :
~1ヵ月後~
「エレン!」
ん?この声は・・・
エレン「リヴァイさん!!」
リヴァイ「久しぶりだな」
エレン「シガンシナ区で別れた時以来ですね」
リヴァイ「アルミンはどうした?」
エレン「今、訓練兵団の入団手続きに行っていますよ」
「おーい、エレン!」
エレン「お!噂をすれば来ましたよ」
アルミン「あっ!リヴァイさん!!」
リヴァイ「そうか・・2人とも無事でよかった」
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- 13 : 2014/07/01(火) 18:24:52 :
エレン「そういえば、あの後どうなったんですか?」
リヴァイ「あの後・・・?ああ、別れた後か」
リヴァイ「あの時・・・
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- 14 : 2014/07/01(火) 19:05:42 :
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俺はマリアの前門で巨人の掃討をしていたんだ。
そこでエルヴィンやぺトラと会った。
そしてウォールマリア防衛作戦が開始された。
幸い奇行種に出会うわけでもなく被害は無かった。
そんな時「ヤツ」が現れた・・・
ズシン!ズシン!ズシン!
エルヴィン『何だ・・・あの巨人・・・』
そう、今は「鎧の巨人」と呼ばれる鎧を身にまとった巨人が現れた。
リヴァイ『行くぞ!ぺトラ、ミケ!』パシュ!
ぺトラ『ハイ!』パシュー!
ミケ『危ない匂いがする・・・気をつけろ!』シュー!
グウォン!ズシッ!ズシッ!ズシッ!
リヴァイ『!!』
ミケ『壁に走り出した!』
ぺトラ『あの巨人!壁を壊そうと・・・』
リヴァイ『殺るななら今だ!チャンスは一回・・・一回で仕留めるぞ!』
プシュー!ズガッ!!
ガキン!!
リヴァイ(刃が通らない!!)
ぺトラ・ミケ『!!』
パシュ!!シュー
リヴァイ『撤退するぞ!あいつは俺等だけじゃ無理だ』
エルヴィン『総員!退避!!』シュー!
ズシッ!ズシッ!ズシッ!ドゴオオオオォォォォォン!!
ぺトラ『ッ!』
リヴァイ『畜生・・・』
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- 15 : 2014/07/01(火) 19:30:04 :
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リヴァイ「まぁ、こんな感じだ」
エレン「へぇ~、その他の皆さんは?」
リヴァイ「全員生きてるよ。ぺトラは今期の訓練兵団の教官になるって言っていたぞ」
アルミン「えっ!そうなんですか!?」
リヴァイ「ああ、明日からお前らも訓練兵だろ?がんばれよ」
エレン・アルミン「はい!」
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- 16 : 2014/07/01(火) 19:42:44 :
~翌日~
今日から訓練兵。今は入団式だ。
でも・・・
ぺトラ「今日からあなた達の指導をするぺトラ・ラルです♪」
ぺトラ「厳しく指導していくのでよろしく♪」
本当に大丈夫かなぁ・・・
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- 17 : 2014/07/01(火) 19:44:02 :
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to be continued...
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- 18 : 2014/07/01(火) 19:49:06 :
~予告~
訓練兵団に入団したエレンとアルミン。
そこで出会う新たな仲間によって2人は成長する。
次回
第三話 ~仲間~ 訓練兵団①
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- 19 : 2014/07/01(火) 20:11:36 :
第三話
http://www.ssnote.net/archives/19153
第一話
http://www.ssnote.net/archives/18939
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- 20 : 2021/07/30(金) 22:50:44 :
- 期待です!!!続き待ってます!!
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