花陽兄「戦闘力……たったの5か……ゴミめ」
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- 1 : 2014/06/24(火) 16:32:52 :
- 希「カードがウチに告げるんや」と同時進行で更新します。
花陽兄の夢を叶える物語です。
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- 2 : 2014/06/24(火) 22:32:11 :
- 花陽兄「お前のようなゴミにうちの花陽はやれん……遺伝子からやり直してこい」
モブ1「誰がゴミだ!それに学院の前でうろうろしてる方がよっぽどゴミだ!」
花陽兄「ゴミの戯れ言に付き合うつもりはない……失せな、でないとその醜い顔をもっと醜くしないとならねぇ」
モブ1「何だと貴様~!!」
ズガドガバキパンパンブスグサグリグリゲシッ
花陽兄「どうした?まだやるか?」
モブ1「ひぇ、ひぇんひょひへおきやひゅ(いえ、遠慮しておきます)」ボロボロアヘアヘ
花陽兄「そうか、気をつけて帰れよ」
モブ1「はひ、ひふれひしまひゅ(はい、失礼します)」
花陽兄「あ、最後に1つ……また花陽に手を出したら……その時は分かってるよな?」ニッコリ
モブ1「は、はひぃ!」ビクビク
花陽兄「ちょっとやり過ぎたか……しかし、もうこのビニ傘は使えないな……おい!このビニ傘いらねぇからやる!」カサブンナゲ
モブ1「ギャアアアア!!」ブスッ
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- 3 : 2014/06/24(火) 22:54:38 :
- 花陽兄「最近、花陽に近づくゴミ共が増えてきたな……まぁ、スクールアイドルだから仕方ないのかもしれないが」
花陽兄「しかし、兄としてはそんな可愛い妹のためにも害虫駆除は必要だと考える……そういえば、もう学院は放課後で花陽は練習か……気になる。しかし、部外者……しかも男が女子校に入るってのはどうなんだ?しかも面会の許可なんてとってないし……あぁ、花陽が練習してる所が見てみたい……あぁ、でも……」
ことり「花陽ちゃんが気になりますか?」
花陽兄「もちろん気になるって、うわぁ!ことりちゃん!いつからいたの!」
ことり「『戦闘力……たったの5か……ゴミめ』って所からです」
花陽兄「全部、最初からじゃないか……まぁいいや……そういえば、ことりちゃんって学園長の娘だったよね……何とか出入りの許可もらえないかな?」
ことり「いいですよ」
花陽兄「意外にあっさりだね……何かあるとみた」
ことり「もちろんですよ!報酬は花陽ちゃんのパn」
花陽兄「花陽に二度と触れさせないよ?」
ことり「じょ、冗談ですよ~!ケーキがいいです」
花陽兄「交渉成立……と……じゃあ、案内してもらえるかな?」
ことり「は~い!では出発~!」
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- 4 : 2014/06/25(水) 12:10:46 :
- 音ノ木坂学院 屋上にて
絵里「他の男だったら、屋上で逆さ吊りにしてる所だけど、花陽のお兄さんなら良しとしましょう」
にこ「まぁ、花陽のお兄さんなら何があっても平気だと思うけど……よく許可なんて取れたわね」
ことり「そこはほら、理事長の娘だからだよ」
海未「つまりはことりに何かあれば、その人は思いのままに出来るんです」
真姫「大丈夫よ、そんな命知らずの人なんかいないから」
穂乃果「まぁ、花陽ちゃんのお兄さんが見ていれば、第3者としての意見がもらえると思うからいいんじゃないかな?その辺の種無しなんかに見てもらうより」
希「良い事言ってたのに、最後ので台無しやん」
花陽「えっと、お兄ちゃん……よく見て意見なんか言ってね?」
花陽兄「もちろん」マジマジ
のぞにこまき「最初からクライマックスね(やね)」
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- 5 : 2014/06/25(水) 22:42:49 :
- ユメノトビラ 終了
花陽「お兄ちゃん、どうだった?」
花陽兄「花陽が可愛いかった」キッパリ
真姫「ストレートすぎるくらいの意見ね」
花陽兄「曲名なんだっけ?ハナヨノトビラだっけ?」
にこ「違ううえに凄く意味深な曲名ね」
花陽「ユメノトビラだよ、お兄ちゃん」
花陽兄「あぁ、ユメノトビラね……で、意見を言えばいいんだっけ?」
絵里「はい……何かありますか?」
花陽兄「簡潔に言うと、後半バテたのか皆バラバラ?特に矢澤さんと西木野さんから崩れてそこから伝染してきた感じ?」
真姫「何で疑問形なのか分かりませんけど、確かに後半はバテたのは確かです」
花陽兄「凛ちゃんとことりちゃんは最初の円をグルグル回るところ、前の人を踏みそうになったから一瞬歩幅狭めてたね」
凛「簡潔にしてはよく見てるにゃ」
花陽兄「絢瀬さんと海未ちゃんはもうちょっとステージの広さを生かして踊らないと……じゃないと他のメンバーが踊り辛いからね」
海未「貴重な意見をありがとうございます」
花陽兄「穂乃果ちゃん、そして花陽……これだけは女の子に言いたくないんだが」
穂乃果「何ですか?言ってください」
花陽兄「ダイエットしなさい」
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- 6 : 2014/06/25(水) 22:55:30 :
- 花陽「え?今、何て言ったの?」
花陽兄「可愛い妹やその友人にこうは言いたくないが、ダイエットしなさい」
穂乃果「じょ、冗談ですよね?」
花陽兄「じゃあ、穂乃果ちゃんに聞くけど……もしかして夜にお菓子とか甘いものを食べてないよね?」
穂乃果「ギクッ……た、食べてないですよ」
絵里「確かに最近の穂乃果を見てると」
穂乃果「うわ~ん!!絵里ちゃん、それ以上言わないで~!!」
希「あれ?ウチ、何にも言われてないなぁ」
穂乃果「そ、そうだよ!ダイエットなら希ちゃんの方が」
希「あ"っ?何か言ったか小娘?」
穂乃果「い、いえ……何でもないです」ビクビク
花陽兄「東絛さんに関しては特に何にもないね……むしろ、非のうちどころがない」
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- 7 : 2014/06/25(水) 23:23:54 :
- 花陽「お、お兄ちゃん、花陽は別に」
花陽兄「はぁ……花陽……昨日のご飯、どれだけ炊いたか覚えてるか?」
花陽「えっと……5合?」
花陽兄「嘘を言うな!?10合だよ!?炊飯器2個合っただろ!?」
花陽「でも、お兄ちゃんだっていっぱい食べてたよ?」
花陽兄「花陽よりは食べてないよ!?おかわり三回したけど、花陽はそれより倍食べてたよな!?」
花陽「そ、そうだっけ?」
花陽兄「とにかくだな……はぁ、海未ちゃん……悪いけどこの二人に練習とは別に練習メニュー出しておいてくれる?こういうのは部外者が言うよりメンバーがやる方がいいと思うから」
海未「わ、分かりました……で、では二人ともそういう訳ですから今日のところはこれで終わりに」
花陽「分かったよ!!お兄ちゃんの言う通りにすればいいんでしょ!!μ’sのメンバーじゃないのにでしゃばらないでよ!!お兄ちゃんなんか大っ嫌い!!皆、悪いけど先に帰るね!!」ズカズカ バタン
凛「か、かよちん待ってよ~!」
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- 8 : 2014/06/25(水) 23:29:17 :
- 期待しておるぞ
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- 9 : 2014/06/25(水) 23:30:54 :
- 花陽兄「」
μ’s「」
お兄ちゃんなんか大っ嫌い!!
お兄ちゃんなんか大っ嫌い!!
大っ嫌い!!
嫌い!!
キライ!!
キライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライキライ
花陽兄「ぬおおおおおおおおおおおお!!もうダメだぁ!!おしまいだぁ!!」バタバタ
にこ「まぁ、かよキチであるお兄さんが嫌いって言われて発狂しないわけがないわよね」
希「あれが花陽ちゃんに嫌われた者の末路なんやね」ナムナム
真姫「ちょっと冷静に分析してる場合じゃないわよ!?」
花陽兄「花陽に嫌われた俺に生きる資格なんてない!!死んでお詫びする!!」
絵里「ちょっ、ちょっとお兄さん何してるんですか!?屋上ですよ!?み、皆、お兄さんを取り押さえなさい!?」
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- 10 : 2014/06/26(木) 22:24:21 :
- 希「どこからこんなロープが取り寄せたのか知らんけど、何で亀甲縛り?」
絵里「そんなの偶然よ……それより……大丈夫かしら?」
にこ「アンタがこの状態を見て何とも思わない方がおかしいわ」
穂乃果「うわぁ……何か口から血の泡を吹いてるよ」
ことり「口だけじゃなくて眼や鼻からも……まるで絶唱後のツバS」
海未「ことり、その先は危険です……色々な人に怒られてしまいます」
真姫「まぁ、こんな状態なのに生きていられるってのが驚きね」
花陽兄「ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ」モシャモシャ
希「おまけに猿轡してるのにそれを食べはじめたで」
μ’s「…………これが正真正銘、本当のかよキチか」
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- 11 : 2014/06/27(金) 06:59:00 :
- 花陽side
凛「かよちん、やっぱり、お兄さんに謝った方が良いと思うにゃ」
花陽「何であんな人に謝らなきゃいけないの!私は絶対に謝らないよ!」
凛「oh……こうなったかよちんは絶対に説得は難しいにゃ」
花陽「それに余計なお世話なんだよ!しかもあんな酷い事言って!」
凛「酷い事?……むしろ、アドバイスぐらいしか言ってないにゃ」
花陽「妹に向かって、『デブ』って言ってきた、んだよ!信じられないよ!妹じゃなくても怒るよ!」
凛「いや、言ってないし……ダイエットしなさいとは言ってたけど、そんなの一言も言ってないし」
花陽「あんなに妹を可愛い妹って 言っておきながら、掌を返したように!!信じられないよ!」
凛「いや……むしろ、あの年齢でまだ妹離れしないお兄さんも信じられないけどね……っていうか、あそこまでいくともう犯罪の臭いしかしないんだけど」
花陽「とにかく花陽は謝らないよ!!涙流してすがり付いても振り払う!!ライオンが自分の子どもを崖から突き落とすのと一緒だよ!」
凛「状況が違ううえにもうかよちんが壊れてきたにゃ」
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- 12 : 2014/06/28(土) 12:11:16 :
- 小泉家 夕食にて
花陽母「あなた達、さっきから会話してないようだけど……喧嘩でもしたの?」
花陽「私は悪くないもん……『そこにいる人』が悪いんだもん」mgmg
花陽父「まるで近くにいたお前が悪い、みたいな言い方だな」
花陽「本当の事だもん……『そこ』の人、塩取って」
花陽兄「……はい」スッ
花陽「ありがとう」バシッ
花陽兄「」(´・ω・`)
花陽父(何かこうして見ると)
花陽母(まるで私達ね)
花陽父(清楚でおとなしい人)
花陽母(誠実で優しく強い人)
花陽父(かと思えば、鬼畜で恐い人)
花陽母(かと思えば小心者でヘタレで何かとあれこれ世話をしないとダメな子どもみないな人)
花陽父、母(遺伝子は受け継がれるもの(ね)だな)
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- 13 : 2014/07/01(火) 12:31:20 :
- 花陽母「そういえば、あなた達二人が喧嘩したのって久しぶりじゃない?」
花陽父「そういえばそうかもな……まぁ、お前が海外に行ってたのもあるが」
花陽兄「俺が花陽と?……おいおい、父さんも母さんも歳でボケてんじゃないの?」
花陽母「あら心外ね……その時、ボロクソにされたアナタの言う台詞じゃないわね?」
花陽父「そうだぞ……例え、母さんがボケてたとしても父さんがボケてるなんてのは」
花陽母「あ"っ?お前、誰に口聞いてんの?」
花陽父「……何でもございません」
花陽兄(昔、スケバンやってたってのはあながち嘘じゃなさそうだ)
花陽母「確か、事の発端はあれよ……マイマイ君よ」
花陽兄「何だそのパンダみたいな名前は」
花陽母「覚えてない?昔やってた子ども番組でお米の人形が出てくるやつ」
花陽兄「そういえばそんなのやってたね……お米二つで米米(マイマイ)だっけ?……何かどこぞの番組は平仮名みっつでだったような気が」
花陽母「そうそう……それで花陽が二年生の頃だったかしら?誕生日プレゼントに米米君人形を買ってあげたのよ」
花陽兄「……あっ」
花陽母「まぁ花陽の自己管理が悪かったのもあるけどね……それから、1ヶ月くらいたった頃かしら?……アナタがお友達を家に呼んで」
花陽兄「ちょうどそこにあったから、振り回して遊んでたら首が取れたんだ」
花陽母「しかもその現場を花陽に見られたのが運の尽きね……怒った花陽がアナタを突き飛ばして倒したあげく、マウントポジションでボコボコにされたらしいじゃない」
花陽兄「そういえば友達が言ってたな……妹が家にいる限り、お前の家には遊びにいけないって」
花陽兄(父さんはよくこの人と結婚したなってつくづく思うよ)
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- 14 : 2014/07/02(水) 12:06:02 :
- 花陽母「それから口も聞いてもらえなくて私にすがり付いて泣いているアナタを思い出したわ」
花陽兄「俺の中じゃ、黒歴史だよ……まさか、中学生にもなって母親にすがり付いて泣くなんてのは恥ずかしくて誰にも言えない」
花陽母「まぁ……とりあえず頑張りなさい」
花陽兄「助けてくれないの?」
花陽母「事の発端はアナタなんだからアナタが解決しなさい」
花陽兄「僕と契約して仲裁人になってy(大金ちらつかせ)」
花陽母「あら、随分偉くなったものね?母親を買収しようなんて……磨り潰すわよ?」ゴゴゴゴゴゴ
花陽兄「い、いえ……何でもありません」ガタガタ
花陽母「そう……頑張ってね」
花陽兄「何であんな恐い人と結婚したんだよ」
花陽父「昔、音乃木坂のスケバンと言われてたそうだが、あそこまで豹変するとは結婚するまで知らなかった」
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- 15 : 2014/07/05(土) 01:03:29 :
- 花陽兄部屋にて
花陽兄「そういえば……あの時、どうやって仲直りしたんだっけ?」
花陽兄「土下座?……いや……銀行の人じゃあるまいし、そんな事で許すはずがない」
花陽兄「新潟の魚沼産のコシヒカリ30kgの袋を5袋……そんなに買ってきたら、母さんにぶち殺されてる」
花陽兄「父さんが仲直りさせてくれた……あの父さんにそんな気のきいた事が出来る訳がない」
花陽兄「……何だっけ?……随分と昔の事だもんなぁ……日本離れてから毎日のようにメールだの電話だの手紙だのしてたからな」
花陽兄「……そういえば、ネットで見たけど……花陽ぐらいの年頃になると兄が鬱陶しくなるようだな」
花陽兄「まぁ……日本に帰ってきたからというもの、花陽には散々甘やかしてきたからな……やりたい事をやらせて、買いたい物を買わせて」
花陽兄「花陽の事なのに偉そうな事を言って……よし、謝るか!!」
花陽兄「おい花陽!!」ガチャ
花陽「え?」ヌギッ
花陽兄「oh……nicebody」
花陽「」ゴゴゴゴゴゴ
花陽兄「違う……ごめ」
花陽「着替え中の看板見てないの!!出ていってよ変態!!」
花陽母「まるでじゃがいもみたいな顔ね」
花陽兄「おふぅ……」
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- 16 : 2014/07/06(日) 12:17:13 :
- 翌日 音乃木坂学院 放課後
花陽(まったく……お兄ちゃんったら何にも分かってない)イライラ
海未「花陽、ステップが遅れてますよ!」
花陽(だいたい、花陽はデブじゃないもん……そりゃ、最近は食べ過ぎかもだけど……別に皆の前で言わなくても)イライラ
海未「花陽、ステップが乱れてきてますよ!」
花陽(何か凄くイライラするなぁ……お兄ちゃんの事を考えると)イライラ
海未「花陽!!人の話を聞いてるのですか!!」
花陽「うっさいなぁ!!聞いてるよ!!海未ちゃんも一々しつこいんだよ!!」
海未「……!?」
花陽「花陽の気持ちも分からないでグチグチうるさいんだよ!!だったら、花陽なしで練習すればいいよ!!私、帰るから!!」
真姫「花陽?何をそんなにイライラしてるの?」
花陽「真姫ちゃんもそうやって、花陽を馬鹿にするの!!お節介なんだよ!!」
真姫「なっ!?人が心配してるのに……何よその態度!!」
凛「ま、真姫ちゃん落ち着いて?か、かよちん?今日、凛も帰るから一緒に帰ろ?ごめんね皆……練習は家でちゃんとするから 」
穂乃果「う、うん……じゃあ皆、凛ちゃんと花陽ちゃんが帰るから今日はトレーニングにしよっか?」
希「そこで失神して血の泡を吹いてる海未ちゃんはどうするん?」
にこ「ほっときなさい……今構ったら、面倒なことになるわ」
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- 17 : 2014/07/09(水) 12:41:04 :
- 帰り道にて
凛「か、かよちん?何でそんなにイライラしてるの?」
花陽「ご飯も満足に食べさせてもらえないのにイライラするなって方がおかしいよ!!」
凛「oh……ご飯の事になるとかよちん、怖いにゃ」
花陽「海未ちゃんも海未ちゃんだよ……あんな人の指図を受けるなんて!!凛ちゃんは花陽にとって、どれだけ大切か分かってるよね!!」
凛「かよちんからご飯を奪ったら、命がないことくらい身を持って知ってるにゃ」
花陽「それをあの人と海未ちゃんは花陽から奪ったんだよ!!これ極刑物だよ!! 」
凛「あ~……かよちん?イライラをぶちまけるのはいいけど、もっと静かにね?仮にもここ住宅街だし」
凛(もう、既にお兄ちゃんと呼ばなくなってる時点でかよちんのお兄さんは終わりを告げたにゃ)
花陽「ごめんごめん……それに聞いてよ……あの人、着替え中の看板を掛けてるのにも関わらず、ノックなしで入ってきたんだよ……信じられる?」
凛「今、この場に皆が聞いてなくて良かったと思うよ……居たら居たでこの場が阿鼻叫喚の地獄絵図になってたよ」
花陽「外国に長くいたせいか、鼻の下伸ばしながら、『nice body』とか綺麗な発音しちゃってさ……あの人、何なの?」
凛「ロリコンかただの変態だよ……さすが、かよキチの中のかよキチ」
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- 18 : 2014/07/10(木) 13:35:53 :
- いつの間にかアルファルファさんの新作が!!
期待
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- 19 : 2014/07/12(土) 12:16:13 :
- 花陽兄 仕事場にて
同僚「おいおい……今日は何か元気ねぇな……何か変なもの食ったか?」
花陽兄「別に……はぁ……」
同僚「いや……ため息つかれると逆に気になるんだけど……話せば楽になるぜ?」
花陽兄「いや……実はさ、妹と喧嘩してさ」
同僚「珍しいな……シスコンでもあり、ロリコンでもあるお前が妹と喧嘩なんて」
花陽兄「仲直りは試みたけど、うっかり着替えを覗いてよ」
同僚「捕まっちまえ……むしろ、死ね」
花陽兄「話を聞くって言ったじゃねぇか」
同僚「お前の犯罪話を聞くなんて言ってねぇ!!そんなもん、自分で解決しやがれ!!」
花陽兄「あっ、おい……行っちまった……全く、自分で解決できればとっくにしてるっての」
花陽兄「こういう時はあの人に聞くのが一番だろ……また、変な目で見られたり……二課の課長に絡まれるだろうが」
花陽兄「これも花陽と仲直りするためだ……叶え!!花陽兄の夢!!」
ナニアノヒト アタマウッタンジャナイ ホットキマッショウ ヒソヒソ
花陽兄「そういえば……ここ警察だった」
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- 20 : 2014/07/14(月) 00:17:53 :
- 花陽兄「とういうご相談がありまして」
「それでわざわざこの『陸の孤島』にいらしたんですか?」
花陽兄「いやいや……少なくとも俺はそんな事を思ってませんよ?……むしろ、ここで唯一尊敬して信頼できる人ですから」
「でも、別に一課の人に」
花陽兄「一課の人に相談したところで無駄ですよ……特にショッカーの人は」
「いけませんよ、そんな事を言っては……僕といえど多方面の人から怒られてしまいますからねぇ」
花陽兄「ですね……で、何かいい方法ないですかね?」
「そもそも何で僕に聞くのか気になります……僕じゃなく、同世代の人間に聞くべきです……彼も君の同世代なはずですよ」
花陽兄「こういうのは人生の先輩に聞くのが一番だからですよ……駄目ですかね?」
「……分かりました……そこまで言うならご相談に乗ります……僕の考えとしては最善の方法が1つあります」
花陽兄「1つだけ……それは一体?」
「君……妹離れしなさい」
花陽兄「……俺に死ねと?」
「話を聞かせてもらうと妹さんは高校生……高校生活はいわゆる人生の分岐点とも言われる場所です」
「勉学に励み、運動で力をつけ、大学に進学、職に就く……学生生活はいろんな事があります」
「しかし、勉学に励み、運動で力をつける事だけが学生生活ではありません。男女の付き合いというのもあるでしょう」
「そうした付き合いはやがて将来末長く続くまで発展する事でしょう……実に美しい事です。そして、それでようやく『独立』するのです……しかし」
「君の場合はいかがでしょう?……妹が可愛いならまだしも毎日毎日ストーカーのように妹さんを監視し、何から何まで手助けをして、挙げ句の果てには自分より強い者にしか付き合いを認めない」
「それはまるで自己中心的な子どものよう……これではいつまで立っても妹さんは独立できませんよ?……おや、どうしましたか?」
「長ったらしい話と容赦ない毒舌で途中で泡を吹いて倒れました」
「そんなつもりはなかったんですがねぇ……とりあえず、医務室に連れて行きましょう」
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- 21 : 2014/07/15(火) 22:45:01 :
- 小泉家
花陽「お母さん、『この人』誰なの?何か図々しく家の食卓にいるけど」
花陽母「あなたのお兄さんよ」
花陽「あっそ……すいませんが、もっと離れた所に座ってもらえませんか?」
花陽兄「母さん……俺、自分の部屋で食うから」ガチャ スタスタ
花陽父「花陽……そろそろお兄さんを許したらどうだ?お兄さんだって反省してるんだ」
花陽「妹をデブ呼ばわりして、着替えを覗き見するような変態兄をどう許すの?……本当ならμ’sの皆に突きだして吊し上げてもいいぐらいだよ」
花陽母「花陽……分かったわ……これ以上は何も言わない……あなた達で解決しなさい」
花陽父「いや、ここは仲直りさせるべきじゃ」
花陽母「あら?じゃあ、あなたが学校の屋上の電柱に吊るされてくれるのかしら?」ゴゴゴゴゴ
花陽父「遠慮しておきます」
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- 22 : 2014/07/17(木) 12:19:24 :
- 花陽兄の部屋にて
花陽兄「はぁ……妹離れねぇ……」
『君は所謂、妹さんの枷のようなものです。あなたは妹が自分のせいで苦しんでもいいのですか?』
花陽兄「まぁ、確かに日本に帰ってきてからほとんどベッタリだったからなぁ……でも、やっぱり謝っておくのがいいだろ」
---------
『異性による者は侵入禁止』
花陽兄「……oh」
花陽兄(酷い嫌われようだ……だが、しかし……ここで諦める俺じゃない)
花陽兄「花陽~……ちょっといいか?」コンコン
……………………
花陽兄「お前に謝っておきたいと思って……ごめん」
……………………………………
花陽兄「謝って許してもらえるなんて思ってない……これからは花陽の好きにやっていい……ダイエットの話は無しだ」
……………………………………
花陽兄「それと俺、妹離れが出来るように頑張るよ……俺がいるとやりたい事が出来ないだろ?」
…………………………………………
花陽兄「言いたい事はそれだけ……じゃあ、おやすみ」
花陽兄(……完全に無視……死のうかな)
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- 23 : 2014/07/19(土) 22:42:56 :
- 翌日
花陽兄「花陽、おはよう……に、にっこにっこにー」
花陽,花陽母「」mgmg
花陽父「ぶっ!?」
花陽兄「………………」ベチャー
音乃坂学院 放課後
花陽「お兄ちゃんが昨日からおかしい」
凛「かよちんのお兄ちゃんは年がら年中おかしいにゃ」
真姫「人のお兄さんに対してそういう言い方はどうかと思うけど」
希「否定できないのが事実やなぁ」
にこ「まさか、あのお兄さんがにっこにっこにー、やるとは思わなかったわ」
絵里「その証拠にお兄さんが来てないものね」
穂乃果「花陽ちゃんがダイエット解禁されたって事は」
海未「いえ、穂乃果は引き続き継続してもらいます」
ことり「お兄さんはあくまでも花陽ちゃんだけ、解禁したんだもんね」
花陽「……お兄ちゃんに酷い事しすぎたかな」
μ’s(まぁ、屋上から飛び降りようとしたぐらいだからねぇ)
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- 24 : 2014/07/22(火) 12:19:35 :
- 花陽「それに今日なんて、先に行くって言って、1人で仕事に行ったんだよ?」
凛「かよキチのお兄さんにしてはかなり重症だにゃー」
にこ「いや……いい大人が妹と行くってどうなの?」
花陽「お兄ちゃんに……謝るべきかな?」
希「そうした方がええよ?でなきゃ、そのうち、お兄さんがえらい事になりそうやから」
花陽「でも……どうやって謝ればいいかな?」
真姫「それは花陽が考える事よ……私達が口出しする事じゃないわ」
花陽「うん……頑張ってみるよ……事の発端は私だから……それと海未ちゃん」
海未「はい……なんでしょう?」
花陽「この前はごめんね?……花陽が悪いのに、海未ちゃんのせいにしたりして」
海未「い、いえ……私もあれはやりすぎたと思いました……それにメンバーの体調に気づかないなんて」
花陽「ううん……私が悪いの……だから、許してくれるかな?」ウルウル
ほのうみことえり「ぶはっ!?」ブシャー
花陽「ふぇぇ!?皆、鼻血出してどうしちゃったの!?」
のぞまきにこ「……自覚がないって恐い」
花陽「うー……ダレカタスケテー」
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- 25 : 2014/07/24(木) 12:27:28 :
- 音乃坂学院 校門前にて
花陽兄「どうやら、今日はゴミ掃除は必要なさそうだな」
花陽兄(っていうか、やっぱり不味いかな……何か俺、女子生徒達に見られてるし……もしかして、変質者に思われた?)
花陽兄「ここは帰るしか……」
「先ほどからいらっしゃるようですが……何か御用でしょうか?」
花陽兄「ほわぁぁぁぁ!?だから、ことりちゃん……いきなり出てくるのは……って……あれ?」
「あら……ことりをご存知でしたか……ファンか何か?」
花陽兄「えっと……ここに通ってる小泉花陽の兄です……あの……あなたは?」
「そうですか……小泉さんの……あぁ、申し遅れましたね……私はことりの母で音乃坂学院の学院長をしています」
花陽兄「あぁ、ことりちゃんの……道理で雰囲気が似てるなって……ところでどうしてここに?」
ことり母「生徒達があの屈強なガードマンの警備から逃れて、地を這いながら彷徨い、舌をチロチロと出しながら、ゲスな笑みでこちらを見る変質者がいると報告を受けたの」
ことり母「まさか、それが小泉さんのお兄さんだったとは……小泉さん、悲しみますよ?」
花陽兄「誰もそんな事をした覚えはない!?」
ことり母「まぁ、冗談はこれくらいにして」
花陽兄「……冗談にしては目が本気だったような」
ことり母「何 か 言 い ま し た ?」
花陽兄「……何でもありません」
花陽兄(……どうして、女性って皆恐いのだろうか)
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- 26 : 2014/07/26(土) 22:49:41 :
- 学院長室にて
ことり母「はぁ……妹離れが出来ないと……」
花陽兄「どうすればいいんですかね?……女性の意見を参考にしたいんですけど」
ことり母「……警察に捕まれば?」
花陽兄「同僚や上司に捕まりたくはないです……っていうか、もっと真面目に答えてもらえませんか?」
ことり母「女性としてね……まぁ、何から何までやってもらうのは嬉しい事だけど、好きな相手を決めさせてもらえないっていうのはどうかと思うわ」
ことり母「頑固一徹の腐れ親爺じゃないんだから……小泉さんの人生はこれからなんです……見守ってあげるのもお兄さんの務めではないですか?」
花陽兄「やっぱり同じ事を言われるんですね」
ことり母「まぁお兄さんの場合ですと、自制の聞かない年中真っ盛りの野良犬とは違いますからね」
花陽兄「…………まぁ、やってみますよ……俺に出来る事を」
ことり母「……だそうですよ、小泉花陽さん」
花陽「……バレてましたか?」ガチャ
ことり母「あれだけのお兄さんの醜態を全校生徒に流してあげましたから、あなたならここに来てお兄さんを庇うと思ってましたから」
花陽兄「あ、あれだけの醜態を流した?……ちなみに花陽……それってどういう?」
花陽「お兄ちゃんは部室に侵入してμ’sのメンバーの下着を被って、四つん這いでゲスな笑みを浮かべながら舌をチロチロと出して、校庭を走ってなんかいません!!」
花陽兄「あんた学院長だろ!?何つう情報を流して流したんだよ!?」
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- 27 : 2014/07/27(日) 12:31:54 :
- ことり母「まぁ多少流した情報とは違いますけど、小泉さんが来たので良しとしましょう」
花陽兄「全然よくない!?人としての尊厳を奪われた俺には良くない!?」
ことり母「それではごゆっくり」バタン
花陽兄「あっ!待てや鶏冠頭!!」
ことり母「……何 か 言 い ま し
た?」 ゴゴゴゴゴ
花陽 「学院長は邪魔なんで鳥籠に帰って下さい!!」
ことり母「」
花陽「お兄ちゃん……あのね、言いたいことと聞きたい事があるの」
花陽兄「……言いたい事と聞きたい事?」
花陽「さっきの話、μ’sのメンバーの下着なんか盗んでないよね?」
花陽兄「どんだけ俺は信用がないんだ(絶望)」
花陽「だって、お兄ちゃん……案外おっちょこちょいだもん」
花陽兄「おっちょこちょいと犯罪を犯すのはまるで違う気がする」
花陽「でも……そっか……やっぱり、あの話はデマだったんだね」
花陽兄(なんでここは男に厳しいのか教えてほしい)
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- 28 : 2014/07/29(火) 12:08:24 :
- 花陽兄「で……言いたい事って?」
花陽「うん……あのね、お兄ちゃん……ごめんなさい!」
花陽兄「……え?」
花陽「お兄ちゃんは私の事を思って言ってくれたのに、私……お兄ちゃんの事、酷い事言っちゃったから……だから、ごめんなさい」
花陽兄「……はぁ……先に謝ろうと思ってたのに……やっぱり、俺は駄目だなぁ」
花陽「そ、そんなことないよ!お兄ちゃんは立派だよ!」
花陽兄「お、おう」
花陽「お兄ちゃんはかっこよくて優しくて頭が良くて運動もできて……花陽にとって、お兄ちゃんは尊敬する人だよ」
花陽兄「お、おおおおう」
花陽「その……むしろ……お兄ちゃんみたいな人が」
花陽兄「お、おおおおお兄ちゃんみたいな人が」プルプル
花陽「す、……す、好き…………かな……」
花陽兄「よっしゃあ!!俺、完全復活ぅぅぅ!!」
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- 29 : 2014/08/02(土) 12:10:37 :
- 花陽「お……お兄ちゃん?」
花陽兄「復活だ!!復活や!!俺はもう完全復活したぞぉぉぉ!!」
花陽「あ、あの……お兄ちゃん?」
花陽兄「俺は死なぬ!!何度でも蘇るさ!!」
花陽「えっ……えっとね」
花陽兄「ありがとー神様!!俺はあなたにこれほど感謝の念を抱いたのは初めてだ」
花陽「あ、あのね、お兄ちゃん……とりあえず落ち着こ?」
花陽兄「あっ……はい」
花陽「本当にごめんなさい……だから……花陽、もっと頑張るから!!ラブライブ、絶対優勝するから!!……だから!!」
花陽兄「分かってるよ……花陽なら……μ’sなら出来るよ……俺はそう信じてるから」
花陽「……!!……うん、花陽、頑張るから!!」
花陽兄「あっ……後な」
花陽兄「さっきからそこで盗み聞きしてる諸君にも頑張ってね」
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- 30 : 2014/08/05(火) 12:35:40 :
- 穂乃果「あはは……バレてました?」
花陽兄「理事長さんと入れ替わりで来てたってところでしょ?」
海未「そこまでバレてましたか……私も鍛練が足りない証拠ですね」
ことり「大丈夫ですよ……私達、お兄さんの事、信じてますから」
花陽兄「……ち、ちなみに何を?」
絵里「お兄さんが私達の部室に入って、下着を盗み、それを被って四つん這いでゲスな笑みを浮かべて、舌をチロチロと出しながら校庭で走ってるのを学院長に見つかって、この学院長室に連れて来られたというのに反省するどころか、嫌がる学院長を無理やり自主規制な事をして辱しめ、挙げ句の果てにはこの学院をハーレム王国を作ろうとした事は誰にも言いません」
花陽兄「あの糞鶏冠頭め……そうまでして俺の人生をめちゃくちゃにしたのか」
真姫「どうやら、鶏冠頭と言われたのが相当癪に触った見たいです。その証拠にそこの窓ガラスが破壊されてました」
希「まぁ、窓ガラスの事は気にしないで下さい……後で学院長に請求しますので」
にこ「……まぁ、その……安心して下さい」
花陽兄「言いたいことはよく分かった……でもさ」
花陽兄「何で俺をそんな汚い物を見るような目で見るの?」
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- 31 : 2014/08/09(土) 12:18:55 :
- 凛「あはは!心配しなくてもいいにゃ……凛達は別に嫌いになったりしないにゃ……タブンネー」
海未「つまりは好きでも嫌いでもないから、花陽の情報をよこせということです」
ことり「ことりのおやつ、くださいな♪」
穂乃果「さぁ!!花陽ちゃんの神秘を!!」
絵里「私達は仲直りの場を作ったんですよ」フンス
花陽兄「何と酷い扱い……でも、まぁいいや……何とか仲直り出来たから」
花陽「皆……ありがとね」ニッコリ
μ’s+花陽兄「ぐはぁっ!?」ブシャー
花陽「え、えぇ~!!な、何で皆、鼻血出してるの!?ダレカタスケテー」
真姫「この人達、どれだけ重症なのよ」
にこ「確かに分からなくもないけど、ここまで来るともう人として駄目な気がする」
希「まぁまぁ……とりあえず、仲直り出来たからいいんやない?……それより、まずはこの辺を掃除せんと……このスプラッターな現状を誰かに見られたらアウトや」
にこ「それもそうね……さすがにこれは不味いわ」
真姫「私、輸血パック持ってくる……このままだとこの人達、出血多量で死にかねないわ」
のぞまきにこ「かよキチは最後の最後まで手が掛かる」心の一句
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- 32 : 2014/08/10(日) 12:23:23 :
- 翌日
花陽兄「懲りずにまた来やがったか……しかも今度は大勢連れてきて」
「「「我らの花陽様に手を出す者には死を!!我らの花陽様に手を出す者には死を!!」」」
花陽兄「いつから、花陽がお前らの物になった……寝言ほざいてるとタダじゃおかねぇぞ」
「「「我らは花陽様を守る者!!お前のような害悪に花陽様に手を出させん!!」」」
花陽兄「俺が害悪……だと?……笑わせるな」
「「「とぼけるな!!貴様が神聖なるμ’sの部室に侵入し、下着を盗むどころか!!その下着を被ってゲスな笑みを浮かべて舌をチロチロと出しながら校庭で四つん這いで走ってるのを理事長が見つけ!!」」」
「「「理事長室に連行されたものの、貴様は開き直って理事長に自主規制な事を犯し!!挙げ句の果てにはこの学院を自分のハーレム王国を作ろうとしていたと言う噂はもう既に町中で持ちきりだ!!」」」
花陽兄「あの鶏冠頭め……どこまで俺を追い詰めればいいんだ」ボソッ
花陽兄「で?お前らは何しに来たの?」
「「「貴様を成敗しに来たのだ!!」」」
花陽兄「……てめぇらの力で俺様を止められっかよ」ゴゴゴ
「こ、こいつ……急にオーラが変わった」ガタガタ
「う、狼狽えるな!!奴は1人だ!!数ではこちらが勝っている!!」
「そ、そうだ……こうなったら、徹底抗戦だ!!今こそ、大和魂見せてやれ~!!」
「「「突撃だ~!!」」」
花陽兄「ふっ……いいだろう……そんなに死にたきゃ、俺様がぶっ殺してやるぜ!!」
おしまい
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- 33 : 2014/08/11(月) 20:27:11 :
- 次回作は海未姉を作る!!
アニメでは登場しなかったから、オリジナルキャラになるが、お許しを!!
ちなみに花陽兄の名前としては『小泉 太陽』と名付けたい。CVは松本梨香をイメージにした
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- 38 : 2016/11/14(月) 18:34:04 :
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