この作品は執筆を終了しています。
2000年の時を越えても愛を誓うよ エレアニ
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- 1 : 2014/06/10(火) 12:58:58 :
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自分の気持ち
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好きと言う気持ち
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告白
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ずっと…
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永遠に…
~2000年後の世界から愛を込めて~
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- 2 : 2014/06/10(火) 13:01:05 :
「今度…会う時はさ…」
「ん?」
壁のない世界で
使命もなくて
皆と笑って生きていたい
「アルミンがさ…」
「うん…」
「言ってたんだけど…」
俺も詳しくは理解は出来てないけど
この世界だけじゃなくて
別の世界が存在してるかもしれない
そんな事をアルミンが言ってたんだよ
「難しいね…」
「俺なりに考えたんだよ…」
この世界での俺達はこうやってるけど
別の世界の俺達はまだ…
闘ってるかも知れない…
「嫌になるね…本当にさ…」
「ここからが大事なんだよ…」
どんな世界にいてもさ
絶対に最後は皆と笑ってるよ
アニも俺達もな…
お前を嫌う奴なんかいねぇよ
「馬鹿なりに考えたんだね」
「馬鹿なりにな…」
普通に生きたかった女の子と
自由を求めて戦う道を選んだ少年の
Love Story
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- 3 : 2014/06/10(火) 13:01:36 :
目覚ましのうるさい音で目が覚める
今日から俺は高校生になるんだよ
カルラ「エレン!早く起きて準備しなさい!」
エレン「わかってるよ!」
中学の頃から変わらないやり取り
これは、俺にとっての日常なんだ…
ピンポーン
そして今日も来たな
エレン「よぉ!」
玄関を開けると、綺麗な黒髪の女の子と金髪の女の子みたいな顔をしてる幼馴染み
ミカサ「エレン!寝癖がなおってない!」
エレン「あぁ…もう…」
アルミン「あはは!中学の頃から変わらないね」
そう何も変わってないんだよ
毎日一緒にいて、毎日助け合ってる
エレン「行ってきます!」
今日から高校生になるんだな…
何だろうな?何だか本当に楽しみなんだよ
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- 4 : 2014/06/10(火) 13:02:10 :
「はぁ…」
「さっきら本当にタメ息やめろよな?」
「…」
「無視するなよ!」
「ライナーがうるさいよ?」
ライナー「ベルトルト…だってよ…アニがさ?」
アニ「はいはい…ごめんなさいね」
タメ息も出るさ?
また勉強するんだよ…面倒だね
ベルトルト「ねぇ…アニ?」
アニ「?」
ベルトルト「…会える…と良いね」
私の幼馴染みは意味のわからない言葉をたまに口にする
会えるって?誰に会えるって言うのさ?
何度も聞いているのに教えてくれない
【会った時に落ち着く人だよ】
そうとしか教えてくれない
ライナーもベルトルトも私に優しくしてくれる、本当に大好きで仕方ない
けど…
この大好きは恋愛ではない…
何故かはわからない
でも…そう思うんだよ
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- 5 : 2014/06/10(火) 13:03:04 :
- 俺達が通う高校が見えてきた
中学の頃と同じような感じだとは思うけど…楽しみで仕方ない
つい歩くペースが速くなる
ベルトルト「エレン…」
ミカサ「ベルトルト…ライナー…アニ…」
急に名前を呼ばれたと思って振り替えったら
驚いた顔をしてる背の大きな男子と、体の大きい男子が俺の事を見てくる
ミカサは名前を知ってるのか?
エレン「えっ…と?」
アニ「友達?」
状況が飲み込めないでいる
何でミカサはこの3人の名前を知ってるんだ?
アニ「どこかで会った事あるかい?」
ミカサ「…えぇ」
アルミン「へぇ?ミカサの知り会いなんだ」
金髪の髪の毛を後で縛ってる女の子…
凄く綺麗な瞳をしていて…
何だろうな?
懐かしい気持ちになる
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- 6 : 2014/06/10(火) 13:03:36 :
- その後は…
ちょっと変な空気の中だけど自己紹介をして、一緒に体育館に向かったんだ
「入学おめでとう!!」
校長先生の挨拶…
これって毎年同じなんじゃないか?
はっきり言って時間の無駄な気がする
エレン「…」
さっきの女の子
アニ・レオンハートって名前の女の子…
何故か気になってしまう
アニの方に目線をやる
そしたら…
アニ「あ…」
目があってお互い目線を別の方に向ける
何だろうな?何か本当に懐かしい気持ちになる
それと
胸の鼓動が高鳴るんだ…
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- 7 : 2014/06/10(火) 13:04:02 :
- 校長の長い話が終わると気になるクラス表が貼り出される
エレン「ミカサとアルミンとクラスが別になっちまったな…」
アルミン「本当だね…ミカサ?休憩の時間にはエレンに会えるからね?」
ミカサ「大丈夫…エレンのクラスにはアニがいる…ので心配はしてない」
本当だ…
アニと同じクラスになれたんだな
でもさ?何でアニと同じクラスだと心配しなくていいんだよ?
ミカサは幼稚園の頃から俺と一緒に遊んでいて、いつも本当に俺の心配をしてくれていた
そのミカサが心配はしてないって言った言葉に俺とアルミンは本気で驚いたんだ
クラスに入ると…
アニ「…」
自分の席に座って1人で物思いに更けてるアニの姿が見えたから…
エレン「よぉ!同じクラスだな!よろしくな?」
アニ「…………よろしく」
その間に少しだけ悲しい気持ちなった
何で悲しいんだろうな?今日が初めて会った女の子なのにな
「あの?」
エレン「ん?」
後ろから声がするから振り返ると
アニと同じで金髪の女の子の姿があった
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- 8 : 2014/06/10(火) 13:04:46 :
- エレン「え~と…俺はエレン・イェーガーだ!んで友達の!」
アニ「アニ…アニ・レオンハート…」
ヒストリア「私はヒストリア!ヒストリア・レイス!よろしくね?」
エレン「おう!よろしくな?」
アニ「よろしく…」
何か初日から濃い面子と仲良くなってる気がするよ
アニの友達のライナーにベルトルトも面白そうな奴だしな
ヒストリアはクラスの男子皆が目で追ってる程の可愛い女の子だ
けど…
エレン「なぁ…アニ?」
アニ「なんだい?」
エレン「良かったら?一緒に帰らないか?」
俺はこの女の子が気になって仕方ない…
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- 9 : 2014/06/10(火) 13:05:21 :
- アニ「急だね…」
エレン「ダメか?」
アニ「乙女と話すマナーを…あんたが学んだら一緒に帰ってあげるよ」
エレン「本当か!?わかった!」
アニ「はぁ?」
エレン「絶対に覚えるから!」
アニ「…そう」
何でこいつは…エレンとか言う奴は私に構って来るのだろうか?
不思議と嫌な気分にはならない…
懐かしい気持ちになる
初日の学校が終わって帰ってる時に…
ミカサ「エレン?」
エレン「あ?」
ミカサ「頑張って…」
エレン「?」
何処と無く悲しそうな顔をしながら話し掛けてくるミカサに少しだけ胸が痛む
ずっと前にも…こんなミカサの顔を見た気がするだよ
エレン「ミカサ…?何かあったのか?」
ミカサ「…きっと」
今日からエレンに私は必要ない
エレン「お前な…何を変なこと言ってやがる!」
エレン「お前もアルミンも俺にとって大事な家族みたいなもんなんだよ!」
ミカサ「…」
エレン「悲しくなるような事を言うなよな?」
ミカサ「ごめんなさい…私は冷静じゃなかった…」
こんなに感情的になったミカサを見たのは初めてだな…
それにしても、必要ないとか嘘でも言うなよ
俺達はずっと助け合ってきただろ
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- 10 : 2014/06/10(火) 13:06:55 :
- アニ「…」
【落ち着く人】
ベルトルトが言ってた人がエレンなの?
ベルトルトはエレンの事を知っている?
ベルトルト「知ってるよ?でも今日…初めて会った事になるのかな?」
アニ「あんたさ…本当に教えてくれない?」
ベルトルト「教える必要ないと思うんだ…」
アニ「…?」
悔しいね…
君の事をずっと…ずっと愛してた
アルミンの言った言葉で頭が狂いそうなったよ?
あの時…1秒でも早く皆殺しにしてやる
悪魔の末裔を根絶やしにしてやる
本気で思ってたよ
そしてアニ…君が巨人化したエレンの背中に乗って故郷に戻ってきてくれた日
あの言葉が嘘だったって理解することが出来た
僕が覚えてる記憶はこれだけ…
本当は…もう少しだけ…覚えてるんだ
だけど言いたくないんだ
だってね?
きっと
この世界でも僕は君のその姿を見ることになるからね…
そして祝福することになるから…
そしてその時に伝える言葉は決まってるんだ
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- 11 : 2014/06/10(火) 13:08:07 :
- 高校に入学してから
俺はアニと話す回数が増えてきたんだ
話す内容は簡単な話だけどな?
その日の授業が面倒だとか、昨日やっていたドラマの内容とか簡単な話をしてる…
俺と話してる時のアニも笑ってくれるから…
エレン「なぁ…まだ俺と帰ってくれないか?」
アニ「…」
そうだね…
そろそろ…いいかもね…
アニ「いいよ?ついでに…」
エレン「お、おう!何だ!?」
アニ「今度の土曜日…暇だよ」
エレン「え…じゃあさ!」
アニ「…」
エレン「遊びに…行かないか?俺さ!アニが楽しめるように勉強するから!」
勉強するって
エレン…あんたねぇ
馬鹿すぎてさ…
アニ「ふふ…勉強するって…」
つい…笑ってしまった
本当にこいつといると…面白いね
面白くて、懐かしくて…
エレン「だってよ!嬉しくてよ!」
エレン「それで?いいのか!?」
アニ「いいよ…行くところはあんたに任せるよ」
エレン「わかった!」
嬉しくてドキドキしてて…胸の鼓動が高鳴る
帰る事が出来たら良いなと思っていたんだよ?そしたら土曜日に一緒に過ごせる…
エレン「(あれ…?)」
これって…デートって…やつなのか?
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- 12 : 2014/06/10(火) 13:08:48 :
- 学校が終わるチャイムがなる
担任が帰りのSTを進める…俺の頭の中はアニと一緒に帰る事と、土曜日のデートの事で頭が弾けそうだ
アニ「帰らないのかい?」
エレン「お、おう!」
アニ「ふっ…」
エレン「何だよ?」
アニ「緊張してるのかい?」
意地悪そうに微笑んで言ってくる
その言葉に…
エレン「そ、そんなんじゃねぇよ!」
アニ「はいはい」
クスクスっと笑う姿を見るとドキドキする
抱き締めたくなるんだよ
何でだろうな?
俺はアニが好きなのかな?
好きなのかな?違うだろ?
好きなんだよ…
俺はアニに恋をしてるんだ
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- 13 : 2014/06/10(火) 14:35:44 :
エレン「…」
アニ「…」
俺達は一緒に歩いて帰ってる
それだけなのにさ?さっきら俺はドキドキしてて…胸が苦しいんだよ?
お前は…ドキドキしてくれてるのか?
アニ「あんたはさ?」
エレン「何だ?」
アニ「ドキドキしてる?」
その質問をしてくるって事はさ?
エレン「ドキドキしてるよ…かなりな…」
アニ「…そう」
チラッと彼女の方を見てみたんだよ
アニの頬が少しだけ赤くなってたんだ
赤くなったアニの顔を見た時に…
ドキドキが増してきてさ?胸の鼓動は落ち着かないんだよ
それなのに
懐かしくて…落ち着いて…
愛しく思うんだよ…
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- 14 : 2014/06/10(火) 14:36:13 :
- アニと一緒に帰ってる最中に色んな話をすることが出来たんだ
ライナーとベルトルトとの関係を話してる時のアニは自分の兄貴を自慢してる妹のように見えた
アニ「家まで送ってくれてさ…」
エレン「ん?」
アニ「ありがとう…」
当たり前だろ?むしろ俺の方こそ…
エレン「当たり前だろ?アニといると楽しくてさ!これからも一緒に帰ろうな?」
アニ「う、うん」
エレン「どうした?」
アニ「何もないよ///」
鈍感なんだね…そんな事を言われたらさ?さっきらドキドキしてる胸の鼓動が落ち着かないよ
エレン「へへ!アニ!また明日な!」
アニ「うん…また明日ね?」
このやり取りが懐かしく思える…
学校じゃない…どこかの建物の前で…
お休みって言ってくれるエレンの姿が頭の中を通りすぎて行くんだよ?
私は多分だけど…エレンが好きなんだと思う
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- 15 : 2014/06/10(火) 14:36:53 :
- それから何日もアニと一緒にいることが多くなったんだよ
ミカサもアルミンもアニと一緒に笑って過ごしてる
ライナーもベルトルトも俺と仲良くしてくれるんだ
ヒストリア「えへへ!皆と仲良くなれて嬉しいな!」
学校中の男子の憧れの女の子
ライナーが妙なことを口にするだよな
2000年前から俺は【クリスタ】が好きなんだよって
【クリスタ・レンズ】
ライナーはヒストリアをそう呼ぶ時があるんだよ…
ヒストリアは不思議そうな顔をしてるけどさ…
俺もアニも不思議とその名前が間違ってはない気がするんだよ
ミカサもベルトルトもライナーを変だとは思っていないらしい
何だか不思議な事もあるんだな
変わった高校生活を送っているけど
凄く平和で…夢が叶った気がするんだよ
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- 16 : 2014/06/10(火) 14:37:25 :
- 俺が凄く楽しみにしてた日がやって来た
エレン「よし!」
いつもより早く起きて準備をすませる
アニに楽しんで貰えるように色々と勉強したんだ
エレン「(絶対に楽しんでもらう…楽しんでもらいたい)」
頭の中はアニを笑かす事しか考えてなかった
彼女の笑った顔が好きなんだよ
クールな雰囲気なのに本当は優しくて誰よりも優しい女の子…
エレン「…いい天気だな」
デートをする日なら最高の天気だと思う
待ち合わせの場所まで歩く自分の歩くペースが速い
体が熱くなる
頬に汗が流れるのが感じ取れる
男でもデートだから汗とかを気にしてしまう…それでも早く会いたいから歩くペースはどんどん速くなるんだ
エレン「おっし!待ち合わせの時間の30分前…あ…」
アニ「遅い」
エレン「わ、悪い!もっと早くに来るべきだったよ!」
アニ「あんた…汗が…ほら」
エレン「あ…アニ…」
ハンカチで汗を吹いてくる
正直に言えば凄く嬉しいんだけどよ
やっぱり少しだけ恥ずかしいんだよな
アニ「うん…大丈夫だね」
エレン「ありがとな?それから…」
アニ「?」
エレン「私服姿…初めて見たけどさ」
アニ「変かい?」
エレン「凄く可愛い…綺麗だし…似合ってるよ?」
自分で言ってる言葉に恥ずかしくなる
でも、アニの顔は真っ赤になってて…
凄く可愛いんだ
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- 17 : 2014/06/10(火) 14:38:17 :
- 最初はお腹が減ったそうな顔をしてるからさ?昼飯を食べに行ったんだ
アニ「沢山いるね」
エレン「土曜日だからな」
美味しいって評判の店に行くのに通りたい道は休みの学生や社会人で賑わってる
エレン「…」
アニ「ちょっと!」
人混みの中を歩いたらアニとはぐれちまうかもしれない
人が沢山いてもアニが何処にいるかは見付けれると思うよ
でもさ…
アニ「手…繋ぐの…?」
エレン「嫌か?そ、そのさ…デートのつもりなんだ…俺は…」
アニ「…」
無言で俯く姿を見たら
【やっちまった】って思った
本当に俺は馬鹿で人の気持ちを考えれない奴だって思った
エレン「わ、悪い!すぐに離すから」
アニ「いいよ?」
エレン「え?」
アニ「このままで…良いよ」
エレン「そっか…ありがとな」
もう本当に俺はアニが好きなんだ
きっと生まれるずっと前から俺はアニが好きなんだ
好きになる運命だったって自信をもって言えるよ
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- 18 : 2014/06/10(火) 14:38:58 :
- 手を繋いで歩いてく…何だろうな?
エレン「懐かしく感じるんだ…」
アニ「それさ…」
エレン「ん?」
アニ「私もなんだよね」
何でだろうな?ずっと前にもこうやって手を繋いで歩いていた気がするんだよ
それは【思い込み】か【夢】なのかもしれない
それでも【懐かしく感じる】俺だけじゃないんだ
アニも同じ気持ちでいてくれるんだ
それが嬉しくて仕方ないんだ
アニ「お洒落だね」
エレン「有名らしいよ」
お洒落で美味しいって教えてくれたミカサとヒストリアには本当に感謝してる
俺だけじゃきっと…変な所でご飯を食べてたと思うんだ
アニ「美味しいよ?」
エレン「良かったよ」
美味しいよって答えてくれる料理を口に運ぶけど、俺には味がわからないほど緊張してるんだ
料理を食べるより
美味しそうに食べてるアニを見てる方が何だか幸せな気分になれるんだよな
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- 19 : 2014/06/10(火) 14:39:50 :
- ご飯を食べ終わった後は、デパートに行ったんだよ
理由は花がたくさん売ってたり、見たりすることが出来るらしいから
前に1度だけ好きな花があると言っていたから、きっと喜んでくれると思ったんだ
アニ「凄いね…綺麗だよ」
エレン「…」
お前の方が綺麗だよって言って見ようかと思ったけど…流石に俺が言うのは似合わないと思ったから黙っておいた
アニ「…この花が好きなんだ」
エレン「その花…」
アニ「知ってるのかい?」
エレン「ナデシコ…だよな?」
アニ「そうだよ…花言葉は知ってる?」
エレン「まてよ…言うなよ?え~と…」
エレン「思い出した!」
【純粋で熱烈な愛】
エレン「そうだよな?」
アニ「ふふっ…そうだよ」
何で知ってるんだろうな?
花の名前何か全然知らないはずだ
小学校の頃に育てたアサガオぐらいしか知らないはずなのに…
この花は…ナデシコだけは知ってるんだ
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- 20 : 2014/06/10(火) 14:40:44 :
- ナデシコ以外の花を沢山教えてくれたよな?花の説明よりも生き生きとしてて、いつもの雰囲気じゃないアニが見れた事が嬉しくて可愛いと思ったよ
エレン「買わなくて良いのか?」
アニ「ん…今回は良いや」
ナデシコの花も他の綺麗な花も見るだけで終わってしまった
ちょっとだけな?一緒に育ててみたいって気持ちもあったんだよ…
エレン「…あ…あそこの店入っても良いか?」
アニ「アクセサリーショップ?構わないけど?」
まだまだ他にもデートする場所は考えてあるんだ…けどさ?今日のお礼と記念に何かをさ…
エレン「…」
入ったは良いものの…何を買ってあげれば喜んでくれるんだろうな?
ピアス…リング…何か違う気がするんだよ
エレン「(アニに似合うもの…まぁ…ピアスも似合うけどさ…)」
可愛い動物のストラップを見つめてるから、あのストラップは必ず買うとして…
何かもう1つ買ってあげたい気持ち何だよ
俺が選んでプレゼントしたいって気持ちなんだよ…
エレン「(この髪飾り…アニの瞳の色に似てるよな…)」
直感的にこの髪飾りが1番いいって感じたんだ…
プレゼントするのが初めてで無い気もしたけどな?
こっそりとストラップを手に取る
アニに気付かれないようにレジに向かった
「プレゼントですか?」
小声で聞いてくる店員に照れながらも答える自分がいて…
エレン「(照れるよな)」
アニ「何を買ったんだい?」
こっそり買って驚かせたかったのにな…
世の中そうそう上手くはいかないな
エレン「ほら…プレゼントだよ」
ストラップを渡してやったらさ
小さな子供みたいに嬉しそうな顔しちやってさ…
アニ「何でこのストラップにしたの?」
エレン「気に入ってたろ?」
恥ずかしかったのか?
また、頬っぺたが赤くなったな…
髪飾りは帰りに渡してやろ
それにしても…
こんなに喜んでくれるなんてな
ミカサやアルミンと小さい時にプレゼント交換したりした時を思い出したよ?
ミカサもアルミンも俺もドキドキしながらプレゼントを開けてたな…
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- 21 : 2014/06/10(火) 20:24:05 :
色々と遊んだよな
ちょっと強引にゲーセンでプリクラも撮ったしな
エレン「嫌だったか?」
アニ「別に…///」
目が合うと赤くなって、すぐに目線を他の場所に向けるんだよな
恥ずかしがりやなんだよな?
俺も恥ずかしいけどさ…
本当は俺を見てほしいって思うんだよ
愛しき君を俺のそばに…
俺の【幸せの場所はお前の隣なんだよ】
自信をもって言えるんだよ
理由はわからない
わからなくても良いって思ってるんだ
不思議だけどな?
そう思えるんだよ
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- 22 : 2014/06/10(火) 20:24:35 :
- 楽しい時間って過ぎるのが早く感じるっていうだろ?
楽しい時間が過ぎると人は戻りたいって思うんだよな?
俺は思わないんだ
エレン「アニ…楽しかったか?」
アニ「まぁね」
だってそうだろ?
エレン「へへ…これ貰ってくれよ?」
アニ「これ…良いの?」
エレン「あぁ!アニに似合うと思ったんだよ!」
アニ「ありがと…」
エレン「…」
アニ「ねぇ?」
エレン「ん?」
アニ「つけてよ?」
エレン「え?」
アニ「なに?私の髪の毛は汚い?」
エレン「そんなことねぇよ!!馬鹿!」
アニ「乙女に向かって馬鹿ね…」
エレン「あ、その…あの…」
アニ「ほら…早くつけてよ?」
やばい…俺今かなりドキドキしてる
アニの髪おろした姿…初めて見たな
いつも綺麗だけど…髪の毛…おろすと
大人っぽいな…
うわ…凄い…サラサラだ…
良い匂いで…
ずっと…撫でていたい…
アニ「…」
ぎこちないね…
でも…頑張ってるね
何だろうね…落ち着くね
嫌なこと全部…
全部じゃないけど…
忘れることができる…エレンといると
後でちゃんと…声に出して言うけどさ
今は心の中で言うよ…エレン
今日はありがとう…
エレン「…アニ?また遊びに…行こうな?」
アニ「そうだね…楽しかったから良いよ」
だってそうだろ?
楽しい時間が早く過ぎるというのなら
また楽しい時間を過ごせる
【約束】を交わせばいいんだ
ほらな?
俺は今も楽しくて、幸せな時間を過ごしてる
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- 23 : 2014/06/10(火) 20:25:42 :
- たくさん一緒に過ごしたよな?
2人だけで過ごして来たわけじゃない
アニとミカサは気が合うのにたまに言い争いになってたな
アルミンはミカサを宥めて、俺がアニを宥める…そして直ぐにお前らは仲直りするんだ
ライナーとベルトルトは少しだけ悲しそうにそのやり取りを見てる時があった…
エレン「どうした?」
ベルトルト「エレン…あのさ…?」
エレン「何だよ?」
アニをお願いするよ?絶対に悲しませないでよ?
エレン「…は?」
ライナー「お前は本当に幸福者だよ」
2000年前から…きっとこうなる未来が決まってたんだろうな
アルミンが言っていた
【輪廻転生】【別の世界】
輪廻転生をして、別の世界に来てもお前ら2人はまた愛し合うんだな…
最後の兄貴としての【使命】
戦士としての【使命】じゃない
ライナー「はははっ!」
ベルトルト「流石は鈍感エレンだね」
まさかな…こうやって笑え会える日々が来るとは思ってもなかったんだ
神よ…神という存在があるのならば
お願いだ…どうか幸せにしてくれ
ここにいる【俺達】だけじゃなくて
別の世界で戦ってるかもしれない【俺達】を救ってくれ…
【俺達】は【この空の下を普通に生きたいんだ】
もう1つお願いがあるんだ…その多数あるかもしれない
【別の世界】
ライナー「…」
その別の世界で良いから
俺の大事な仲間と、その大事な仲間が思いを寄せてる女の子と幸せにしてる世界を作ってくれ…
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- 24 : 2014/06/10(火) 23:01:21 :
- それからも皆で笑って過ごしたな…
春はお前と出会って、少しずつ話すようになって…
一緒に帰ったりすることが多くなったな
夏は夏祭りに行って迷子にならないように手を繋いで歩いた
海に行った時はお前の水着姿に目を奪われてたよ
秋は肌寒くなったから、一緒にマフラーを買いに行ったんだ
ミカサには赤のマフラーを買ってあげて
アニには青のマフラーを俺が買ってあげたんだ…
冬は寒いから一緒に寄り添って歩いたよ
皆で寄り添って歩いたんだ
学校の帰りに皆で笑って帰ったりもしたよな…
エレン「アニ…今日の帰りにさ…少しだけ時間をさ…俺にくれないか?」
アニ「別に大丈夫だけど?」
もうな?我慢する事が出来ないんだ
自分の恋心に正直に生きたいんだ
-
- 25 : 2014/06/10(火) 23:01:58 :
ねぇ…?
そんなこと言われたらさ
私は期待しちゃうよ
エレン「…」
アニ「…」
無言で歩いて連れてこられた場所は…
人気のない公園なんだもんさ
アニ「ねぇ?何なの?」
ドキドキしちゃってるよ
普段は一緒にいると落ち着くのにね?
今は凄くドキドキしてるんだよ
エレン「お前の事が好きだ…付き合ってほしい」
臭い言葉は出てこなかった
素直な気持ちを伝える事しか考えてなかった
アニ「…」
驚いた顔してるな…
ごめんな?でも好きで仕方ないんだよ
エレン「返事…いつでも良いからさ」
アニ「良いよ?私も好きだよ」
エレン「…」
こんな事ってあるんだな
ドラマや漫画だけの世界だと思ってたよ
本当にさ…
エレン「良かった…」
アニ「情けない顔してるよ?」
そう言うなよ?凄く緊張してたんだからな?今も胸の鼓動が凄くて苦しいよ
エレン「アニも顔が真っ赤だぞ?」
アニ「う、うるさいよ!」
幸せだよ…
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- 26 : 2014/06/10(火) 23:02:52 :
- 満たさせてく日々の中で
私達はいったい何が出来るのだろう?
私達を縛るものは何もないのだろうか?
もしも 縛るものがあると言うのなら
エレン「ん…」
アニ「…」
初めてのキスは緊張してしまったね
軽く唇を重ねるだけのキス…それだけで満たさせてく自分がいるんだよ
私は君と縛られて生きていきたい
そうすれば縛られていても
そこは【楽園】だから
エレン「あのなぁ!」
アニ「エレンが悪いでしょ!?」
初めての喧嘩は些細なこと…
些細な喧嘩で別れてしまうような恋ならばそれまでだったって思うんだ
エレン「悪かった…本当にごめん…」
アニ「私も言い過ぎたよ…ごめんね?」
時間が解決してくれる?
俺は信じないよ
私も信じないよ?
いつか解決してくれるのなら
1秒でも早く仲直りしたいからね
素直になるんだよ…
【ごめんなさい】
これが言えれば良いんだからさ
許されない【罪】はあると思う
けれど【罪】は【償える】と思うんだ
人は誰もが生まれた時に教えてもらうのは
母と父からの【愛】なんだよ?
生まれて来てくれて〝ありがとう〟
-
- 27 : 2014/06/10(火) 23:03:33 :
エレン「アニ…愛してる…本当に…」
アニ「知ってるよ…馬鹿…」
初めてお前を抱いた日は一生忘れない
お前の優しさも温もりも絶対に忘れない
アニ「震えすぎだよ」
お前の方が怖いはずなのに…
お前よりも俺は震えてたよな?
ごめんな?情けない男だと思うんだ
だけどさ…
世界中の誰よりも愛してるって約束する
絶対に世界一幸せにしてやるって決めたんだよ
今夜の夜空も【あの時】と同じ夜空
ゆっくりと時間が過ぎていくんだ
早く過ぎると思えば
その逆に
ゆっくりと過ぎていく時もあるんだ
がむしゃらに夢を語って
本気で愛し合って
嬉しいことも 悲しいことも
全部 分かち合える2人だから
何もかもが綺麗に見えるんだろう…
-
- 28 : 2014/06/10(火) 23:04:13 :
- 「よう!」
「遅れたね…ごめんね」
「大丈夫だよ」
「そう」
夜景の見えるレストランにいる
大学を卒業してから2年が過ぎた
「ここ…高いんじゃ…」
「そんな事より料理が来たぞ!」
注文していたのか
高そうな料理が運ばれてきた
「美味しい…」
「へへ!良かった!」
デートは学生の頃に比べて少ない
仕事があるから予定が中々合わないから
でも…今日はな?
無理して人気のレストランを予約したんだ
大事な話がしたかったから
「なぁ…」
「何?」
鼓動が高鳴る
綺麗な瞳がじっと見つめてくる
たぶん気付いてると思う
これから言う言葉を
「お前とこれから先、ずっと一緒に笑っていきたいと思う。結婚してほしい」
初めて出会った時から
何故か初めて出会った気がしなかった
ずっと昔から
一緒に歩いてて
すれ違って
泣きあって
抱き合って
愛し合ってた
そう思える彼女に伝えた気持ち
「今度からは…【またね】じゃなくて…【早く帰ってきてね】って言えるね」
そう言って微笑んでくれた。
「それで指輪わ用意してないの?」クス
「お前の気に入った指輪をと思ってな!だからさ…今から見に行こう?」
「あんたらしいよ」クスクス
その後は…2人で夜空の下を歩く
婚約指輪を買いにいくために
「俺さ…」
「ん?」
「ずっと昔も…一緒に星を見てた気がするんだよ」
「奇遇だね…出会った時から思ってたよ」
「そっか…」
「うん」
「これからも…ずっと愛してるよ」
「私も愛してるよ」
2000年前も出会って
2000年前も愛し合っていて
その時も夜空の下で星を見てた
そして
2000年後の世界で出会って
2000年後の世界でも愛し合ってる
今も夜空の下で星を見てる
「幸せにするからな…」
「アニ」
「当たり前だよ」
「エレン」
アニ「今も凄く幸せだよ」
エレン「俺もだよ」
-
- 29 : 2014/06/10(火) 23:04:45 :
- そして…
ヒストリア「うわぁ…アニ凄い綺麗だよ?」
アニ「ふふっ…ありがとう」
ヒストリア「おめでとう!」
アニ「うん…ありがとう」
ヒストリア「アニ…これ貰ってくれる?」
鳥の翼が模様のミサンガを貰ったよ?
何だろうね?この模様はさ…
アニ「懐かしいね…」
ヒストリア「何かね?アニと作った気がしてね?」
アニ「大事にするよ」
ヒストリア「えへへ!うん!」
このミサンガにお願いするよ
皆が幸せになれますように…
-
- 30 : 2014/06/10(火) 23:07:11 :
- アニがバージンロードを歩いてきて、俺の隣まで歩いてくる。
俺の隣で緊張した顔で見つめてくる
大丈夫だよ、俺も緊張してるから一緒だよ
そんな俺達2人を神父と結婚を祝いに来てくれた仲間達が見て微笑む姿がある
エレン「お父さんと話せたか?」
アニ「うん…ずっと幸せになれってさ」
エレン「絶対に幸せにする」
その言葉を聞いた後に、神父が式を始めるのだった
あの時
平和に暮らせない世界で
自由を手にいれたくて
戦って
憎しみあって
殺しあった
怖くて震えていて
怖くて眠れなかった夜もあったよ
全てが嫌になって
逃げ出したかった
幸せは誰にでも平等に訪れる
「エレン・イェーガーさんとアニ・レオンハートさんは今、結婚しようとしています、この結婚に正当な理由で異議のある方は今申し出てください………異議がなければ今後何も言ってはなりません、いいですね?」
ただ、幸せは待っているだけでは訪れない
「エレン・イェーガーさん、あなたはこの女性を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか?」
エレン「はい、誓います」
「アニ・レオンハートさん、あなたはこの男性を健康な時も病の時も富める時も貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか?」
アニ「はい、誓います」
幸せは手に入れようとした人のみに訪れる
「あなた方は自分自身をお互いに捧げますか?」
エレンとアニ「はい、捧げます」
たくさんの仲間に支えられて…
「エレン・イェーガーさん、あなたはこの指輪をアニ・レオンハートさんに対するあなたの愛の印として彼女に与えますか?」
エレン「はい、与えます」
たくさん【泣いて】【笑って】【喧嘩して】
「アニ・レオンハートさん、あなたはこの指輪をエレン・イェーガーさんのあなたに対する愛の印として受け取りますか?」
アニ「はい、必ず受け取ります」
たくさん【愛を育んで】【愛を教えて】
そして…【愛を教えて貰った】
「アニ・レオンハートさん、あなたはこの指輪をエレン・イェーガーさんに対するあなたの愛の印として彼に、エレン・イェーガーさんに与えますか?」
何でだろうね?最初から決まっていた気がするんだ…
アニ「はい、与えます」
「エレン・イェーガーさん、あなたはこの指輪をアニ・レオンハートさんのあなたに対する愛の印として受け取りますか?」
俺達はきっと…きっとな?ずっと昔からこうやって愛し合ってた…そんな気がするんだよ
エレン「はい、絶対に受け取ります」
「それでは、指輪を交換してください」
交換する時に小さな声で【大好き】って言ってくれたのが聞こえたから
【俺もだよ…でも俺は愛してる】って言ってやったんだ
-
- 31 : 2014/06/10(火) 23:08:20 :
- ジャン「はははっ…幸せそうな顔してるぜ」
マルコ「エレンとアニのあんな顔…僕は初めて見た気がすよ」
ミカサ「…」
アルミン「(ミカサ?)」
ジャンに言われたんだ
人を好きになると世界が変わって見える
人を愛したらその人の為に何でも出来る
俺は今それが確実にわかるんだ
「ではベールをあげてください、そして誓いのキスを…」
アニに優しく口づけを交わす
エレン「アニ…?すげぇ綺麗だよ」
アニ「いつも言ってくれるよね?エレンもかっこいいよ?」
エレン「へへ!ありがとな!」
約束する お前を残して死なない
絶対に幸せにする 約束するよ
どうしてだろうな?溢れてくる涙を止められないだ
いつもなら…
からかってくるお前も今日はさ
何も言わずに 一緒に笑って
一緒に嬉し涙を流してくれんだよ
眠りを誘う陽気の春はお前と寄り添って眠る
焦がすような日差しの夏はお前と一緒に夏を感じる
お前と出会う前の俺は
いつも幼馴染みのミカサとアルミンに助けてもらってた情けない男だけど
アニ?お前と出会ってからの俺は
少しだけ男らしくなった気がするんだよ
物寂しい秋はお前と2人で散歩をするんだ
北風が吹き荒れる冬はお前を抱き締めて暖める
これから先ずっと2人で暮らしていくんだ
きっと喧嘩をして泣かせてしまう時もあると思う
それでも愛しきお前には隣で笑ってて欲しいんだ
俺の隣で一緒に歩いて欲しいんだよ
俺の〝幸せの場所〟は〝お前がいる場所〟
もしも俺が先に逝ったとしても
悲しまないで笑っててくれよ?
【エレンと出会えて私は幸せでした】と思われるように
命あるかぎりお前を愛してるから……
そして、生まれ変わってもお前を探すからさ
だからさ?笑って、泣いて、喧嘩して……一緒に生きよう。
-
- 32 : 2014/06/10(火) 23:15:16 :
- ~祝福の言葉~
まさかお前が俺よりも先に結婚するとは思ってなかったよ!幸せになれよ!!
ジャン・キルシュタイン
エレン!おめでとう!
アニも凄く綺麗だったよ!幸せにね!
マルコ・ボット
私のアニがエレンのお嫁さんになっちゃったよ!!!アニを絶対に幸せにしなかったらエレンを殴る!
ミーナ・カロライナ
うわぁ!アニ凄く綺麗でした!!
そしてケーキが凄く美味しそうでした…
暇なときにケーキ食べに行きましょう!
サシャ・ブラウス
おいおい!エレンが結婚するって聞いた時は俺の聞き間違いだと思ったぜ!
でも…幸せになれよ!!!
コニー・スプリンガー
アニ!凄く綺麗だったよ!!
幸せそうにしてるアニが見れて本当に良かったです!!ずっと幸せでいてね!
エレンもアニを幸せにするだよ!!
ヒストリア・レイス
こりゃあ…今日の夜は寝れないな?
お前の隣にいる男が今日は狼になるって私は予告しておくぜ!
まぁ、永遠に幸せになってろよ!
ユミル
私達ぐらい幸せになってね!!
フランツ・ケフカ
ハンナ・ディアマント
エレン凄く格好良かったよ!
アニも凄く綺麗で最高の結婚式だった!
招待してくれて本当にありがとう!
サムエル
教え子の君達が結婚するのは本当に嬉しいです。君達と過ごした日々が頭の中をグルグルしてるよ!末永くお幸せに。
エルヴィン・スミス
幸せになる匂いがする。
ミケ・ザカリアス
こんな綺麗で可愛いお嫁さんを泣かしたら私が許さないよ?
ナナバ
結婚おめでとう!!!
いやぁ~本当に凄いねぇ!!
アニの綺麗な姿を見て興奮してたよ!
永遠に幸せに暮らすと私に誓えよ!
ハンジ・ゾエ
結婚おめでとうございます!
とても素敵な結婚式でしたよ
こんな素敵な結婚式に招待してもらえた事を誇りに思います!
モブリット・バーナー
幸せになれ!約束な!
エルド・ジン
俺を差し置いて先に結婚しやがって!
この裏切り者!絶対に幸せになれよ!
オルオ・ボザド
幸せを掴んだな!ずっと幸せにな!
グンタ・シュルツ
エレン!結婚おめでとう!!
アニも凄く綺麗だったよ!
次は私の結婚式に招待するからね!!
まだ未定だけど…
ペトラ・ラル
悪くない結婚式だった
アニ?エレンが調子に乗ったら俺に言え
躾をしてやるから…結婚おめでとう
リヴァイ
結婚おめでとう!
アニの幸せそうな顔が見れて本当に嬉しいよ!
僕は君達の結婚式を見るのは2回目だよ
1回目は夢の中だけどね
夢の中と同じで君達が幸せそうで良かったよ
世界で1番アニの幸せを願ってます
結婚おめでとうございます!
ベルトルト・フーバー
よぉ?俺は簡単に済ませようかと思った
だけどな?ゴメン!俺はお前が大好きだ
ベルトルトと同じことを願ってる!
絶対に世界で1番幸せになってくれ!
結婚おめでとう!!!
ライナー・ブラウン
エレン覚えてる?
僕が小学生の時にさ、クラスの中でイジメられてた時にエレンが助けてくれたよね?
僕にとってエレンはヒーローなんだよ!
そんなエレンの幸せな顔が見れて凄く嬉しいよ!
アニとエレンの2人で協力して1番幸せになってください!!
アルミン・アルレルト
ありがとう
エレンが大好きだった
これからも気持ちは変わらない
この大好きは恋愛感情ではない
ので…アニ?安心してほしい
エレンはアニを絶対に幸せにすること
アニはエレンを絶対に幸せにすること
約束を守ってほしい
アニ?エレンをお願いする
エレンは無茶をする…ので助けてあげて
結婚おめでとうございます。
ミカサ・アッカーマン
-
- 33 : 2014/06/10(火) 23:16:01 :
- エレン「アニ?」
アニ「ん?どうかしたの?」
エレン「絶対に幸せにするからな?」
アニ「プロポーズの時に聞いたよ」
エレン「あぁ!でも…もう1回だけ…誓わせてくれ!」
アニ「うん…わかった」
エレン「俺は絶対にアニを幸せにする…だからアニもさ…」
アニ「ふふっ…私もエレンを幸せにしてあげるよ」
エレン「あ、ありがとう…本当に…」
アニ「泣かないでよ…ねぇ?」
エレン「お前もだよ…」
アニ「うるさいよ」
分かち合える2人で生きて行くんだ
絶対に大丈夫だよ
困った時はお互い支えあっていくんだ
いつまでも手を繋いでいけるんだから
人を愛するという事を教えてくれて…
ありがとう
ベルトルト「…」
ライナー「良かったな」
ベルトルト「うん」
ライナー「泣いても良いぞ?」
ベルトルト「…」
僕はさ?
あの時からずっと…
ベルトルト「あ、アニ…ほん…本当はさ…僕が…隣に立っていたかった…」
ライナー「あぁ!俺もお前が隣に立ってる方が良いと思う」
ベルトルト「えへへ…あり…ありがとう…でもさ?」
ライナー「あぁ…わかってるよ…」
ベルトルト「おめでとう…アニ」
ライナー「いつか…お前にも運命の女が絶対に!」
ベルトルト「ライナーもね?」
ライナー「クリスタ…いや…俺はヒストリアと結婚してみせる!」
ベルトルト「僕は…取り合えず好きな人を…ね?」
パン!!
ベルトルト「ハイタッチはもう少し優しくしてよ?僕は失恋したばっかりなんだからね?」
ライナー「いいじゃねぇか…だってよ…」
今回の【使命】は遣り甲斐があっただろ?
ベルトルト「うん…そうだね…」
おめでとう…アニ…エレン…
絶対に幸せになってね
-
- 34 : 2014/06/10(火) 23:19:50 :
-
ミカサ「…」
わかっていた…最初からこうなることは
あの時もエレンとアニが壁の外に消えていくのを私は壁の上から見ていた…
ミカサ「…エレン」
私と一緒にいてくれてありがとう
私に生き方を教えてくれてありがとう
私にマフラーを巻いてくれてありがとう
ミカサ「私も前に進もう…」
アルミン「ミカサ?」
ミカサ「アルミン…どうしたの?」
アルミン「大丈夫?」
ミカサ「何も問題は…」
アルミン「泣いてるよ?」
気付いてなかった…
いつの間に私は泣いていたのだろう?
アルミン「ミカサ…今日は泣いてもいいと思うよ」
ミカサ「アルミン…少しだけお願いがある」
私が泣き止むまでで良い
抱き締めてほしい
アルミン「うん…頑張ったよ…本当に」
ミカサ「っ…エ…レン…エレン…私も…ほ、本当は…エレンと…」
エレン?
本当に君は罪な男だよ
ねぇ?ミカサ?
大丈夫だよ?絶対に大丈夫だから
今日は安心して思いっきり泣いて
また明日から笑って生きていこうよ?
この世界は
美しくはないと思う…
でもね?
残酷な世界じゃないと思うよ
確かに
犯罪をする人もいるよ?
危ない人も沢山いるけど…
この世界では皆がミカサを守ってくれるよ?だから大丈夫だよ…
少しずつ…少しずつで良いから
前に進もうね
-
- 35 : 2014/06/10(火) 23:25:55 :
エレン「…」
アニ「エレン」
エレン「この記憶はきっと…今だけだと思う…きっとすぐに忘れるんだ」
エレン「ずっと前の記憶だから…」
アニ「私も思い出した事があるんだよ」
エレン「アニ…」
アニ「エレン…私も…」
2000年前からあなたを愛してる
愛しき人よ
悲しませないから
眠る夜は抱き締めて
怖い夢をみたら2人で抱き締めあう
あなたが思うより 私は弱いから
そしてあなたは 私よりも強いから
あなたと覗いてみたい
幸せの先にある幸せを2人で覗こう
愛しき人よ 抱き締めていて
この手を握り締めて 離さないでほしい
あなたが離れてる場所でも
心は通じ会えてると わかってるから
あなたの笑う顔が勇気を与えてくれる
あなたと生きてるから
強くなれる 弱い自分を見せれる
あなたが想うように私もあなたを想う
~2000年の時を越えても愛を誓うよ~
――Fin――
最後まで見てくれた皆様、本当にありがとうございます。
こちらの作品は前回で終わりと言ってましたが、少しだけ続きを書かせてもらいました。
それでは最後まで見てくれた皆様、本当にありがとうございました。
また別の作品を書いた時に見ていただけると嬉しいです。
-
- 36 : 2014/06/11(水) 20:42:08 :
- いい・・・いいよこれ・・・!
エレンとアニはもちろんだけどミカサとベルトルトが特にかっこいい!
ありがとうございました!
-
- 37 : 2014/06/11(水) 21:55:12 :
- すごーーーーーーく良かったですよ❗️❗️❗️❗️
-
- 38 : 2014/06/11(水) 23:15:08 :
- エレアニジャスティスさん
ありがとうございます!
書くか悩んだんですけど書きたくなったので書かせて貰いました!見ていただき嬉しいです!
エレアニさん
ありがとうございます!!
嬉しいです!また何か書いた時によろしくお願いします!!
-
- 40 : 2014/06/15(日) 02:07:46 :
- これはいいssでした!
でも 31のとこなぜかジャンが出てきてるw
-
- 41 : 2014/06/15(日) 03:43:55 :
- 超・大・作‼︎‼︎
-
- 42 : 2014/06/15(日) 08:10:18 :
- すごい感動しました
こういうss大好きです!
-
- 43 : 2014/06/15(日) 08:26:56 :
- ギンさん
ありがとうございます!ジャンから何か言って貰おうと先に下書きしてたので!それを消した時に色々とミスしてました(笑)
直しました!!教えて頂き嬉しいです!(笑)
(゚д゚)さん
ありがとうございます!
そう思って貰えて嬉しいです!
エレアニ大好きさん
ありがとうございます!
書いて良かったです!!
-
- 44 : 2014/06/26(木) 19:44:15 :
- 涙で服がびしょ濡れです
ありがとうございましたぁ!!
-
- 45 : 2014/06/27(金) 18:29:27 :
- アニきゃわさん
ありがとうございます!!
そう言って貰えると本当に嬉しいです!
見てくださってありがとうございました!!
-
- 46 : 2014/06/27(金) 23:06:11 :
- かっけぇ
良作ですね
-
- 47 : 2014/06/28(土) 19:58:37 :
- 名無しさん
ありがとうございます!!
-
- 48 : 2014/07/11(金) 15:34:49 :
- とても良い話で涙が止まらない!
-
- 49 : 2014/07/11(金) 21:30:43 :
- 荒ぶる熊さん
読んでくれてありがとうございます!!
そう言って貰えて嬉しいです!!
-
- 50 : 2014/07/20(日) 07:50:16 :
- チョウいい!
えーっと…続き書いてください‼
-
- 51 : 2014/07/20(日) 09:44:02 :
- エレンとアニの友達さん
ありがとうございます!!
これは一先ずここで終わりです(笑)
また別の作品を見てもらえたら嬉しいです!
コメントありがとうございました
-
- 52 : 2014/08/08(金) 04:23:19 :
- いい話だのぅ
-
- 53 : 2014/08/08(金) 11:57:58 :
- ゼロさん
ありがとうございます!!
-
- 54 : 2015/03/24(火) 17:26:27 :
- 文章力ハンパねぇ
-
- 55 : 2015/04/30(木) 22:18:43 :
- この感動作はいつ映画公開ですか?
- このスレッドは書き込みが制限されています。
- スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
こんな話があってもいいと思う… シリーズ
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