この作品は執筆を終了しています。
サシャ「太ってしまいました!」 コニー「マジで…えぇ!!?」
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- 1 : 2014/06/04(水) 22:03:44 :
- 初投稿です!よろしくお願いします
だいぶ昔のマンガのネタを元に投稿していきます
キャラ崩壊ありかもしれません
サシャが太ったらしいのですが…??
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- 2 : 2014/06/04(水) 22:46:14 :
- クリスタ「太った…っていうより…」
サシャ10m級「」ズゥーーーン
ミーナ「あぁ…食堂が…」
食堂だったもの「」 ガラガラガッシャーン
コニー「なんてこった…!サシャがこんな急に大きく太っちまうなんて!?」
ジャン「お前は黙ってろ。そのうちあの死に急ぎ野郎が…」
エレン「巨人が出現しただと!?」 バッ
ミカサ「待ってエレン、あれはサシャ…」
アルミン「サシャが巨人に…!?」
サシャ10m級「違いますよ!」
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- 3 : 2014/06/04(水) 23:32:37 :
- アルミン「しゃべった!?」
サシャ10m級「食堂でテーブルの上にパァンが捨ててあったんで食べたんです!そしたら急に…」
ライナー「そのパンは俺のだ。あとちゃんと皿の上にあっただろ」
サシャ10m級「そうでしたっけ?…イタタッ」 ズキン
クリスタ「すり傷?血が出てるよ…大丈夫?」
サシャ10m級「大丈夫です」
ベルトルト「…傷口から蒸気が出てないから巨人じゃないみたいだね」
エレン「そうか。…まぁ良かった」
サシャ10m級「それにしても不思議ですね。なんで着てる服もいっしょに大きくなってるんでしょう?」
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- 5 : 2014/06/05(木) 00:34:39 :
- ユミル「そりゃ素っ裸だったら男共の目のやり場に困るからじゃねぇの」
ベルトルト「あはは…」
キース「ブラウス…また貴様か」
サシャ10m級「教官!」 バッ!
キース「敬礼はいい。調査兵団の分隊長を呼んだから敷地内から出ずにそのまま待機だ」
キース「…いや、食堂を壊した罰としてそれを再建してもらう。施工の指示はアルレルトに任せる。問題はないな、アルレルト」
アルミン「はっ、お任せください!」
しばらくして……
アルミン「予想以上に早く再建できたね」
ミカサ「まさか食堂の外寸、内寸、構造を全て覚えていたなんて…」
エレン「流石アルミン、ってとこだな」
ハンジ「いや、あのサシャって娘の器用さにも驚いたねっ!うまくいけば簡単に城を建てることだってできるだろう!!」
ハンジ「ところで、食べ過ぎて太って大きくなったって話だけど…これを食べてみてくれ!」 つパン
サシャ10m級「パァン!」 ガブリ
モブリット「分隊長、信じるんですか?」
ハンジ「物は試しさ」
ジャン「あの通常サイズのパン食っただけで大きくなるとは思えねぇんだが」
サシャ10m級「もぐもぐゴクッ……ムムッ!」ゴゴゴゴゴ
コニー「ま、また太りだした!」
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- 8 : 2014/06/05(木) 23:39:52 :
- サシャ11m級「おぉー」 ジャーン
ハンジ「すっげぇぇぇぇぇえ!!カロリーを摂り過ぎると太るみたいだね!」
ライナー「太ったといっても体型はスリムなままだな」
アニ「大きくでいいんじゃない。サシャも一応女の子なんだし」
クリスタ「それだったら成長でもいいと思う!」
モブリット「分隊長、今更ですが太るか大きくなるかで表現をどっちか統一しませんか?」
ハンジ「じゃ多数決だね!」
結果発表
太った→ジャン、ユミル、コニー
大きくなった→エレン、ミカサ、ライナー、ベルトルト、ミーナ
成長した→アルミン、アニ、クリスタ
ユミル「太ったの選択肢の方が、いじれるしな」 ケラケラ
ミーナ「アニは大きい方じゃなかった?」
アニ「…別に、クリスタの意見がいいと思っただけさ」
アルミン「コニー、成長の方がいいんじゃない?」
コニー「おっ、そうするか」
ハンジ「じゃ、大きいに決まりだね!!」
エレン「なんか成長の方を選んだ4人は共通点があるような気が…」
ミカサ(エレン、黙ってあげて) ヒソヒソ
サシャ11m級「では皆さん、記念に高いたかーいして差し上げます!」 ヒョイ
クリスタ「うわぁ、高ーい!飛んでるみたーい!」 キャッキャッ
ライナー(天使が空を舞っている…)
アルミン(いっしょに飛びたい…)
ジャン(女神すぎる…)
ー翌日からサシャにはその巨体を活かした任務が与えられたー
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- 9 : 2014/06/05(木) 23:42:12 :
市場にて〜見まわり〜
商人「牛が3頭逃げ出したっ、誰か捕まえてくれぇ!」 モーモーモー
サシャ12m級「捕まえましたっ」 ヒョイ
商人「ありがとうございm」
サシャ12m級「お礼として牛1頭ください!」
サシャ12m級「オマケにもう1頭追加でもかまいません!」
商人「ダメに決まっとろうがぁ!!」
開拓地にて〜土木〜
憲兵「ここに用水路を掘ってもらいたいんだが…」
サシャ13m級「ガッテン承知!」 ザクザクザクザクッ
憲兵「はやっ!」
開拓民「モグラのようじゃ…」
サシャ13m級「牛肉食べたいです…」
開拓民「ここにそんな気のきいたの無いよ」
トロスト区前門付近の壁〜補修〜
駐屯兵「うまいね。左官屋でも始めてみるか」
サシャ14m級「…」 ソイソーイ
サシャは縦横無尽の活躍をしているようにみえた…しかし…
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- 10 : 2014/06/05(木) 23:44:16 :
- 夜〜女子寮にて〜
パァァァァン…
ユミル「また吠えだしたな、芋女」
ミーナ「一応、遠くに穴を掘って、その中で吠えてるから小さく聞こえるけど…」
ミカサ「悲痛」
イモォォォォォォ…
クリスタ「…」 コソコソ
ユミル「やめとけ、クリスタ。パンあげたって太ってすぐバレちまうぞ」
クリスタ「!」
クリスタ「でも…かわいそうだよ!それに成長って言ってあげなよ!」
アニ「あのデカさじゃ食糧庫に忍びこめないからね」
ニクゥゥゥゥゥゥゥ…
ミカサ「それでも、昨日は強引に忍びこもうとしていた」
ミカサ「結果は案の定…」
アニ「…まったく、誰だって気がつくよ…」
ミーナ「ただでさえ食事制限がついてるからストレスは溜まる一方だし…」
タベタイィィィィィィ…
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- 12 : 2014/06/06(金) 23:18:09 :
- 同時刻〜男子寮にて〜
タベタイィィィィィィ…
ライナー「サシャ、兵士として恥ずかしくないのか…」
ベルトルト「兵士以前に女の子としてどうかな」
エレン「てか、段々サシャ大きくなってるよな。絶対に」
アルミン「こっそり食べてるよね…バレバレだけど」
ライナー「この前なんか俺のパンをテーブルごと落ちてたからと言って食いやがった」
ジャン「コニー、お前がサシャをもう一度諭してこい」
コニー「俺が!?」
ジャン「ダイエットして痩せろってな。それしか方法ねぇだろ」
コニー「けどよ、昼間もサシャに話したけどよ…」
ジャァァァァァン…コニィィィィィィ!
男子一同「!!?」
サラナルショクジセイゲンハ、ジサツコウイデス!
ゼッッッタイニ! シマセンカラネッ!!
ジャンコニ(なんで…聞こえるんだ!?)
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- 13 : 2014/06/06(金) 23:19:53 :
- アルミン「耳そのものも成長しているから、遠くの声も聞こえてるのかもしれないね」
コニー「な、なんだってーー!?」
エレン「マジか!?」
ジャン「おい芋女!なにも食事制限だけがダイエットじゃねぇだろうが!」
エレン「そうだ!自主練しまくればいいだろ!」
オナカガスケバオナジデス!
ライナー「埒があかんな」
アルミン「…ちょっとキース教官に提案してくる」 ボソ スクッ
エレン「おう、頼んだぞアルミン」 ボソ
アルミン(ダイエットの件だけでなく、サシャが万が一暴走した時に備え…) ドアガチャッ
アルミン(早急に手は打っておいた方がいいね…) バタムッ テクテク…
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- 14 : 2014/06/08(日) 00:14:48 :
翌日
サシャ23m級「いくら報酬のお金はもらえても…」
サシャ23m級「食事に使えなければ何の意味もないじゃないですか…!」
サシャ23m級「…わかっていますよ。今、私は何をするべきか…」
サシャ23m級「でもせっかく大きくなったんですから…」
サシャ23m級「ダイエットする前に今でしか出来ないことをやり遂げないと…ん?」
サシャ23m級「向こうから聞いたことのある声がしますね」 ミミヲスマス
サシャ23m級「牛の卸値について…!?」
サシャ23m級「…渡りに船ですね」 ニヤリ
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- 15 : 2014/06/08(日) 00:19:26 :
同時刻〜商人の事務所〜
商人「牛1頭の値段はこんなところですね」
買取客「ウォール・マリアが崩壊してから値が上がり過ぎだ。もうちと安くしてくれ」
商人「では………ん?」 メキメキ…
バキャッ!
サシャ23m級「先日はどうも〜」 ヤネヲハガシテコンニチワ
買取客「どわぁぁぁぁぁぁあ!!?」
商人「あ、あんた!あの時の…!」
サシャ23m級「牛1頭買いにきました〜」
商人「へ!?」
サシャ23m級「これで足りますか?」 ジャラ
商人「少しばかり足りないが…あの時助けてくれた礼だ、これで手を打とう」 つ牛
サシャ23m級「やったァァァァァ!!ありがとうございます!」
サシャ23m級(1回牛を丸ごと食べてみたかったんですよね) ジュルリ
サシャ23m級(こうなったら、なりふりかまっていられません!)
サシャ23m級(みんなに見つからない場所で…) ズシーンズシーン… モー…
買取客「…なぁ、屋根壊れてるけどいいのか?」
商人「あ………」
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- 16 : 2014/06/09(月) 01:10:35 :
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とある林の中
サシャ23m級「ここなら大丈夫そうですね」
サシャ23m級「早速ここで牛ちゃんを丸焼きに…うへへへへ♪」
コニー「やめろ、サシャ!」
サシャ23m級「!?」
エレン「パン1個余計に食っただけで1m大きくなるんだぞ!それを牛1頭丸ごと食ってみろ…超大型サシャになっちゃうだろ!」
コニー「商人からの通報でここがわかったんだ。あとお前成長してるから目立つぞ!」
サシャ23m級「こ、これも実験の内ですって!大きくなれば巨人に対抗できるかもしれないじゃないですか!?」
アルミン「そう言って…この前の壁外に出る実験じゃたちまち巨人が群がってくるもんだから逃げたじゃないか!」
アルミン「それにこれ以上成長したら住民が怖がるからね…おとなしくしてもらうよ!」
バシュッ!!
立体機動装置を装備したミカサ、ジャン、ライナー、アニ達が茂みから一斉に飛び出してきた!
サシャ23m級(これは…いつの間に取り囲んでいたんですか!?手にしたワイヤーで私をぐるぐるに拘束するつもりのようですが…)
サシャ23m級(そんなに…私は甘くありませんよ) ニヤリ
アルミン「!…まずい、みんなサシャから離れて!」
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- 17 : 2014/06/09(月) 22:52:22 :
サシャ23m級はジャケットの中に手を伸ばすと砂のような物を周囲に撒き散らした!
バサァァァァァ
ジャン「ぶわぁあ!?」
ミカサ「目がっ…鼻が…」
ライナー「ブホォォォォォオ!」
アニ「ハックショイ!!!」
エレン「な、なんだ!?」
アルミン「あれは…砂と灰か!」
サシャ23m級「4人とも、捕まえましたよぉ」 ガシィ
コニー「…ヤバイ気がするぜ」
サシャ23m級「ふふーん!!あいにく私は巨人と違って頭が回りますからね。いざという時のために隠し持っていたんです!」
サシャ23m級「さぁ、食事を邪魔する悪い子達はサシャ手作り巨大虫カゴの中で大人しくしてもらいましょう!!」
「うわぁぁぁぁぁあ!」 ガシャーン!
ミカサ「そんな……私達は虫扱いなの!?」 inムシカゴノナカ
サシャ23m級「これで、私の酒池肉林は目前ですね!!」 グフフフ
エレン「くっ……アルミン!他に打つ手はねぇのか!?」
アルミン「……」
???「サシャ!やめなさい!!」
サシャ23m級「……っ!!」
サシャ23m級「その声は……お、お父さん!」
サシャ父「この…またバカ娘……」
ユミル「間に合ったみてぇだな」
クリスタ「みんな、大丈夫!?」
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- 18 : 2014/06/10(火) 22:49:39 :
-
アルミン「いざという時のために迎えを出して正解だった」 フゥ
サシャ父「やることはわかってるな、サシャ」
サシャ23m級「はい……」 ガチャガチャ
捕まえた4人を解放すると、父と一同の前で土下座した
サシャ23m級「すみませんでした…」
サシャ父「話は聞いていた」
サシャ父「…お前がやけになっとる理由はようわかっとるつもりだ」
サシャ父「食欲を抑えているのが直接の原因じゃない事ぐらいな」
サシャ23m級「……っ!」
ジャン(あの芋女がっ!)
コニー(食欲以外の理由でっ!)
ライナー(この凶行にっ!)
エレン(及んだ…だと!?)
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- 21 : 2014/06/11(水) 23:55:34 :
-
サシャ父「…年頃の娘に言うのもなんだが、太った事を気にしとるんやろ?」
サシャ23m級「……っ!!」
サシャ父「やせたくても、太っている事が周囲に貢献しとるわけだから無下にやせられん」
サシャ父「それでフラストレーションが溜まり逆に食べまくろうとする」
サシャ父「多く食べたとしてもその分運動すればいいわけだが、食事制限でそれもよう果たせん」
サシャ父「太らないように…バレないように少量で済まそうとしても結果的に太ってしまう……」
サシャ父「でもやせたくても…その繰り返し…そして今日の暴発。そういう事やろ?」
サシャ23m級「……」
コニー「だからあんなに任務こなしてたんか…サボらずに…」
ユミル「ストレスを発散するため、つまみ食いした分やせるため…」
ミカサ「それでも太るなんて……」 ヒソヒソ
エレン「どんだけ裏で食ってたんだ?」 ヒソヒソ
アルミン(あれ、任務中やけに牛肉欲しがってたって聞いたけど…?)
サシャ23m級「……」 グスン
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- 22 : 2014/06/11(水) 23:57:13 :
サシャ父「もう充分貢献しとるじゃろうし……もう本格的にダイエット始めてもええやろ」
クリスタ「そうだよ!サシャのおかげで作物が豊作だって教官が言ってたよ!」
コニー「サシャーっ、縮んでもいいから前みたいにいっしょに格闘訓練しようぜ!」
ユミル「私もいつも通りイジりたいしなー!」
ライナー「後でハンジ分隊長にやせてもいいように掛け合ってみるぞー!」
ジャン「だから、ぜってーにつまみ食いするんじゃねーぞ!親父に恥ずかしい思いさせんなー!」
アニ「効率的なダイエット、教えてやるよっ!」
ミカサ「さっきまでの事は全て水に流すー!…のでっ、また仲良くなろう!」
エレン「だから落ち込むなーっ!自主練付き合うぞー!!」
サシャ23m級「みなさんっ……!」 エグッ
サシャ父「……」
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- 23 : 2014/06/11(水) 23:58:30 :
アルミン「サシャー!その牛、元々はみんなと食べるつもりで買ったんだよね!」
サシャ23m級「!!…どうしてそれを!?」
アルミン「お金をつまみ食いに使わずにコツコツ貯めてたみたいだからね。その気になればわざわざ牛1頭買わなくてもすぐ牛肉食べられたわけだし…そう考えたんだ」
サシャ23m級(そうでした……パァンをもらいっぱなしもアレですからいつかは奢るつもりで…。それすら忘れて食べようとするなんて…バカですね、私は…)
サシャ23m級「…わかりましたっ、みなさんっ!」
サシャ23m級「今回は特別に、禊ぎ(みそぎ)に、ダイエットの前祝いを兼ねて……牛肉を振る舞いますっ!」
サシャ23m級「ぜひっ、存分にっっ、頂いちゃってください!!!」
ワァァァァァァ キャァァァァァ ヤッタゼ! トリアエズ、ワタシハハンブンホド… オマエモクウンカイ!?
シカモハンブン!? ザケンナー アハハハハ
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- 24 : 2014/06/12(木) 00:00:34 :
ベルトルト「すごい事になってるね、いい意味で」
ユミル「ベルトルさん、いつの間にいたんだ?」
ベルトルト「ついさっき商人の家の修理を終えてね」
サシャ23m級「ベルトルトにも迷惑をかけさせてすみません」
ベルトルト「もう終わったことだよ。それより……」
サシャ23m級「牛肉でしたら、たっぷりありますから心配ご無用ですっ」
ベルトルト「それもあるけど、サシャの父さんも来てるんだって?」
サシャ23m級「はいっ!……あれ、そういえば、お父さんは……??」 キョロキョロ
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- 25 : 2014/06/12(木) 00:19:24 :
サシャ父「サシャ……おまえは幸せ者ぞ」
サシャ父「ちゃんと仲間がおる。おまえの事を心配してくれる仲間が」
サシャ父「おまえもそれに応えようとしとる」
サシャ父「マトモになるまで帰って来るなと前に言ったが…だいぶ良くなっとる」
サシャ父「つまみ食いはともかく、臆病はだいぶ克服しつつあるな」
サシャ父「克服しつつあるからこそ、あれほど仲間がいるんじゃろうて」
サシャ父「次に会うときが楽しみー」 ヒュウゥゥゥゥ
サシャ父「……」
サシャ父「なぜだ…なぜ急に悪寒が…?」
サシャ父「…またとんでもない事やらかさないよな……サシャよ」
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- 26 : 2014/06/12(木) 23:36:50 :
〜その後〜
サシャ「…あの後みんなに聞いたらお父さんは挨拶と謝罪をしてすぐに帰っていったそうです。」
サシャ「あまり気を使わせたくなかったんだろうと言ってたんですけど…」
サシャ「…少しくらいのんびりしていっても良かったのに…」
サシャ「みんなで牛肉を美味しく食べたところまでは良かったんですけど、その後が大変でした」
サシャ「許可をもらって本格的なダイエットを始めてからというもの、もうシンドイのなんのって…」
サシャ「ユミルとジャンの意地悪も凄かったんですけどね、ライナーなんかこれ見よがしに、目の前でパァンやら何やら食べましたからね!」
サシャ「私に何の恨みがあるっていうんでしょうね…」
サシャ「そうそう、ダイエットの結果はというと……もう察している人もいると思いますが……無事にやせられました!」
サシャ「実に1週間かかりましたよ1週間っ!」
サシャ「目が覚めた時には驚きましたよ…。元の大きさにやせてましたからね」
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- 27 : 2014/06/13(金) 00:20:36 :
- サシャ「とは言っても、実は微妙に大きいんですよね…身長…」 +2㎝
サシャ「この事をアルミンに話したら急に飛び出して行ってですね、コニーにクリスタ、アニの3人を連れてきたんです」
サシャ「それからはまた大変でした……あっ!」
サシャ「稽古の時間でしたっ…アールミーン!」
アルミン「はっ!サシャ班っ、しゅうごおぉぉぉぉぉぉぉぉう!!」
……ドドドドドドドドドド キキィーッ!
コニクリアニ「「集合完了!」」
サシャ「よろしいっ!では、いつもの復唱からっ!」
サシャ「パァン!」
4人「「パァン!」」
サシャ「蒸かした芋こそ全て!」
4人「「蒸かした芋こそ全て!」」
サシャ「汝、盗むなかれというなかれ!」
4人「「汝、盗むなかれというなかれ!」」
エレン「ちょっ、何やってんだよお前ら!?」
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- 28 : 2014/06/14(土) 01:09:33 :
- アルミン「サシャ班の復唱だよ」
エレン「そうじゃなくて…変なこと言ってただろ!?」
アニ「ちょっと…大事な実験なんだし、邪魔しないでくれる?」
エレン「なっ……」
ミカサ「アルミン、どういう事?」
アルミン「ちょっとした実験だよ、サシャのマネをして僕達の体質をサシャに近づけることで身長が伸びるかどうかのね。」
アルミン「具体的に言えば、サシャの日頃の言動に行動、食生活を模倣するんだ」
ミカサ「最近パンをはじめとした食事の奪い合いが激しいのはそういう事?」
エレン「アルミン……お前さ、疲れてんだよ」
ミカサ「そう。現実を直視して、いつものあなたに戻るべき」
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- 29 : 2014/06/14(土) 01:10:56 :
アルミン「だってさ、みんな」 フフンッ
クリスタ「もうっ、エレンもミカサも鈍感だね!」 クスッ
コニー「ま、感じろとしか言えん」 エッヘン
アニ「現実を見ていないのはどっちだい?」 フッ
エレン「えっ」
ミカサ「そんな…まさか!?」
サシャ「もう発表しちゃいます?」
アルミン「うん…僕は1センチ伸びたんだっ!」 ゲンザイ164㎝!
クリスタ「私も1センチッ!」 146㎝!
コニー「俺はなんと2センチだっ!」 160㎝!
アニ「私も2センチさ」 155㎝!
エレン「」 マジカヨ
エレン(ていうか思ったより身長伸びてなくね?)
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- 30 : 2014/06/14(土) 23:12:58 :
- アニ「この前のサシャ班長みたいにならないように慎重に伸ばしているのさ」
クリスタ「もし伸びすぎてもアニ式ファイティングダイエット術があるから大丈夫!」
アニ「よしなよ、褒めたってパァン渡さないよ」
アルミン「班長!この度、食糧庫への新しい侵入方法を考案しました!これなら教官に悟られることなく大量に運び出せます!!」
サシャ「おぉ、流石はアルミン!」
ミカサ「アルミン……」 オロオロ
コニー「サシャ…俺は抜けるぜ」
サシャ「なんですとっ!?」
アルミン「突然どうしたんだコニー!」
エレン「よし、コニーはまだまともd」
コニー「同じ狩猟民として対等に戦いたくなったんだ。俺とどっちがパァンを多く奪えるか勝負だぜっ!以前のとられていたばかりの俺とは違うということを見せてやる!!」
サシャ「そういう事ですかコニー!受けて立ちましょう!!」
エレン「」
-
- 31 : 2014/06/14(土) 23:51:23 :
- ベルトルト「すごい事になってるね、変な意味で」
ベルトルト(アニまで……サシャのバカが移ってしまうなんて…)
ジャン「芋女が増殖してるぞ…」
ユミル「ちまっこいのがかわいいんだぞ、クリスタ…」 ボソッ
クリスタ「聞こえてるよユミル。」 ヒョコッ
クリスタ「そんな事言って、口聞いてあげないよ?」
ユミル「まっ待て、クリスタ…私はそんな……」
クリスタ「許して欲しかったらパァンちょうだい!っね♪」 ニコォ
ユミル「ク、クリスタァァァッ!!」
ライナー「天使が……サシャに毒されるとは…」 ガクッ
アルミン「僕達っ!」
クリスタ「私達のっ!」
コニー 「身長のっ!」
アニ 「進撃はっ!」
サシャ 「ここからですっ!!」
完
-
- 32 : 2014/06/14(土) 23:53:09 :
- 完結です
遅筆失礼しました
また近いうちにオマケを書くかもしれません
-
- 33 : 2014/06/16(月) 01:00:32 :
- おもしろかった。乙。
-
- 34 : 2014/06/16(月) 18:02:12 :
- おもしろかった。
-
- 36 : 2014/06/19(木) 16:31:26 :
- こち亀…?
-
- 37 : 2014/06/19(木) 21:16:50 :
- >>36へ
なんと!よくわかりましたね
確かめたら単行本45巻のネタでした
25年以上前の掘り出し物です
-
- 38 : 2015/04/29(水) 20:19:56 :
- サシャ可愛かったです。
-
- 39 : 2019/05/26(日) 06:58:07 :
- アッー!!
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- この作品はシリーズ作品です
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