穂乃果＆絵里「ダブルオーライザー！行きます！」

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1 : kel : 2013/10/29(火) 20:45:29

第六話 A_RISE

梓「トランザム！！！」

穂乃果「ベ、ベルガ・ギロスが！？」

絵里「トランザムした！？」

梓「この機体は限界ギリギリまでスペックを下げ、トランザム出来るようにしました！

だから、トランザムしたベルガ・ギロスは！！！」

ダダダダダダダダ！

ベルガ・ギロスはショットランサーからマシンガンを連射する。

穂乃果「避けてみせる！！！」

絵里「GNマイクロミサイル、発射！」

梓「その程度の弾幕！」

ダダダダダダダダ！

穂乃果「ミサイルを全弾迎撃した！？」

絵里「やっぱり、貴女は！」

梓「ようやく分かりましたか！そうですよ！私です！貴女に初めて傷を付けた梓です！！！」

絵里「久しぶりね！」

梓「覚えててくれて光栄です！しかし！もうあの時の私では！」

絵里「来なさい！子猫ちゃん！」

梓「その名前で・・・！」

絵里「呼ばれたくなかったら、私を墜としてみなさい！」

梓「言われなくとも！！！」

穂乃果「でぇぇぇい！」

バチィィン！バリバリバリバリ！

梓「この・・・！機体性能ではあっちが！！！」

穂乃果「でゃぁぁぁぁ！！」

バキィィン！！

梓「トランザムしてもこのスペック差！？」

ダダダダダダダダ！

ベルガ・ギロスは弾幕を形成しながら後退する。

絵里「穂乃果！操縦変わって！」

穂乃果「分かった！」

絵里「よし！行くよ！ダブルオー！」
2 : kel : 2013/10/29(火) 20:46:42

梓「このマニューバ！」

ヒィィィィィン

梓「絵里さん！来た！」

ダダダダダダダダ！

絵里「！！！」

機体を自在に操り、弾幕を避ける。

梓「トランザムの限界時間が！」

絵里「私を・・・甘く見ないで！」

ブゥゥン！

バキィィン！

梓「しまった！メインカメラが！」

絵里「これで！」

バキィィン！

ベルガ・ギロスはロストになりました。

真姫「皆、お疲れ様。」

穂乃果「うん！あ、にこちゃん、ありがとうね？」

にこ「良いわよ、別に」

律「まさか放課後ティータイムが全機ロストなんてな」ハハハ

澪「絵里さんのダブルオー、凄いですね」

絵里「そうかしら？ダブルオーのスペックじゃなく、穂乃果の力だと思うけどね？」

海未「それは一理ありますね」

唯「そうだねー。私なんか出撃る前にやられたし」

ことり「それは・・・」

梓「唯先輩の不注意ですよ」

唯「はい」

あはははは！！！
3 : 名無しさん : 2013/10/29(火) 20:47:35

〜帰り道〜

穂乃果「絵里ちゃん」

絵里「なぁに？穂乃果」

穂乃果「ねぇ、あのオーライザーって誰の？」

絵里「あぁ、あの機体は真姫の機体らしいわよ？」

穂乃果「え！？」

海未「真姫がオーライザーを・・・」

穂乃果「へー、じゃあ真姫ちゃんが使えば良かったのに？」

絵里「貴女に託したかったのよ、多分ね」

穂乃果「え？なんで？」

絵里「そのうち分かるわよ、多分」

穂乃果「？？？」

ことり「(・8・)？」

〜矢澤さんち〜

真姫「にこちゃん」

にこ「なに？真姫ちゃん」

真姫「あのさ、提案があるんだけど・・・」

・・・そして

にこ「うん！いいわね！この機体！」

真姫「でしょ！？ただ・・・」

にこ「ただ？」

真姫「これだけハイスペックな機体だと、作るのに時間が・・・」

にこ「そうね・・・」

〜ゲーセン〜

凛「でゃぁぁぁぁ！！」

バキィィン！

花陽「はぁぁぁぁぁ！！」

ズダダダダダダダ！
4 : 名無しさん : 2013/10/29(火) 20:48:12

凛「見えたにゃ！そこ！」

花陽「凛ちゃん！」

凛「これで終わりにゃ！」

・・・・・・・・

凛「はぁ、はぁ、はぁ！」

花陽「ふぅ、お疲れ様凛ちゃん」

凛「うん、かよちんこそ！」

花陽「北の大会で優勝してから、一気に挑戦者が増えたね」

凛「人気者は辛いにゃー」

花陽「だねぇ〜、ねえ凛ちゃん！そろそろ機体のメンテを・・・」

凛「そうだにゃー、トールギスも旧キットを無理矢理改造して可動範囲広くしたから、たまには・・・」

バキンッ！

花陽「」

凛「と、トールギスが・・・」

花陽「え、えーっと、ほら、凛ちゃん、あれだよ、寿命、そう！寿命！」

凛「も、もう無理だにゃ、ガンプラ引退するにゃー！！！！」

花陽「り、りりり、凛ちゃん！？」

凛「やーだー！！！トールギスしか使いたくないにゃー！！！

せっかくかよちんに作り方教えてもらってやっと作ったのにー！！」

花陽「凛ちゃん・・・」

凛「うー｡ﾟ(つД｀)ﾟ｡」

花陽「ねぇ、凛ちゃん良かったらまた一緒に作ろう？ね？」

凛「分かったにゃー」

〜空き教室〜

穂乃果「ひーまー！」

真姫「知らないわよ」

にこ「まぁ、たまにはガンプラバトル無しの日もあっていいんじゃない？」

穂乃果「やーだー」

にこ「仕方ないわねー、じゃあ学校の借りる？」

穂乃果「ほんとに！？」

真姫「たまにはガンプラについて研究したり、今強いライバーについて調べなさいよ」

穂乃果「え、私ガンプラについては凄い勉強してるよ！？」

真姫「HGUCで一番最初に発売された機体は？」

穂乃果「ガ、ガンダム！」

真姫「ガンキャノンよ」

穂乃果「え、そうなの？」

真姫「そうよ。次！」

穂乃果「まだ！？」

真姫「PS装甲とVPS装甲の違いは？」
5 : 名無しさん : 2013/10/29(火) 20:48:48

穂乃果「え、えーっと」

にこ「電圧調整が出来るんでしょう？確か。それで電圧の調整によって、装甲の色が変わるのよね？」

真姫「そうよ。じゃあ今のライバーランキング一位のチーム名は？」

穂乃果「知らない」

にこ「はぁ！？」

真姫「嘘でしょ？」

穂乃果「だ、だって自分のランキング上げで必死なもので・・・」

にこ「あんたねぇ」

真姫「いい！？穂乃果！今一番強いのはA_RISE！分かった？」

穂乃果「う、うん。だけど、A_RISEってそんなに強いの？」

にこ「・・・・・」

穂乃果「にこちゃん？」

真姫「あの子達、いや、機体は強いのよ、機体は」

穂乃果「は？」

にこ「なんて言うの？パイロットとしてはイマイチ、って感じね」

穂乃果「え、じゃあ何で一位なの？」

真姫「あの子達は、工作技術ならあるのよ、工作技術は。

何より、あの美貌もあるかな？あの子達、メインはモデルだもの」

にこ「ガンプライバーは見た目だけじゃ！」

真姫「止めて、にこちゃん。まだ無名の私達が嘆いても、僻みにしか見えないわ」

にこ「分かってる、分かってるんだけど！」

真姫「まあ、気持ちは分かるわ。見た目、工作技術だけで最強のガンプラが貰えるなんて」

穂乃果「最強のガンプラ？」

にこ「アルティメットグレード。全世界でまだ三つしか無いのよ」

穂乃果「え！？最強のガンプラはパーフェクトグレードじゃないの？」

にこ「違う。っていうか、あれはガンプラじゃないわよ。」

真姫「まぁ、ね？

最初から完全に色分けされてて、ランナーから手でパチパチ外して組み立てて終わりなのよね。」

穂乃果「え、でもファーストグレードって無かった？」

真姫「いや、あれより簡単なのよ」

にこ「頭、腕、胴体、足、武器は色分けされてて、完全した状態で箱に入ってるの」

穂乃果「え？」

真姫「あれじゃただのフィギュアよ」

にこ「UGはストライクフリーダム、νガンダム、ダブルオークアンタがあの子達に支給されているわ」

穂乃果「そ、そうなんだ・・・」

真姫「だから、私は私のガンプラであの子達に勝ちたい。」

にこ「あの子達に勝てば、学校に沢山後輩が！」

穂乃果「そうだね、よし！じゃあ当面の目標はA_RISEだね！」

真姫「えぇ、頑張りましょう？」

穂乃果「でも、真姫ちゃん？」
6 : 名無しさん : 2013/10/29(火) 20:49:16

真姫「何よ？」

穂乃果「あのオーライザー、ほんとに私が使っていいの？」

真姫「むしろ貴女専用に作ったんだけど？多分、今私達の中で絵里の次に強いのは貴女なんだから」

にこ「認めたくないけど！」

穂乃果「え！？そんな事無いよ！私なんて、まだまだ・・・」

真姫「はいはい、じゃあそういう事にしておくわ」

穂乃果「えー！？」

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