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ソラ「きぼうがみねがくえん?」

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  1. 1 : : 2014/04/16(水) 22:14:18
    ダンガンロンパ×キングダムハーツのssです!

    この作品自体は某小説サイトに自らが投稿したものですが、作者は同じなので安心してください

    ちなみに初ssになりますm(_ _)m

    学生のため語彙力ないですが何とぞアドバイスなどくれると嬉しいです
  2. 2 : : 2014/04/16(水) 22:15:56
    ソラ「なんだ?ここ……えっとたしか俺は……」

    ※時間軸的には王様の手紙を3人で読んだ時と3Dの中間くらい

    ソラ「島で……秘密の場所に行って……それから……」

    ソラ「……」

    ソラ「まぁいっか」
  3. 3 : : 2014/04/16(水) 22:17:36
    ソラ「でも、どこなんだよここ……この紙によると『希望ヶ峰学園』ってとこなんだよな……」

    ソラ「まぁ、この紙は俺に対して書かれたものじゃないんだけどさ」

    その紙に書かれていた名前は『苗木誠』

    ソラ「……でも本当にここは学校なのか?」

    窓には鉄板、監視カメラ……そしてどこか不安になる雰囲気……

    ソラ「ちょっと怖いなここ……そういえば入学式ってのをやってるみたいだし……うーん……俺も体育館に行ってみるか」スタスタスタ

    ー???ー

    ?「誰だこいつ…………」

    ?「でも…コイツなかなかおもしろそうじゃん?一応生徒として認めて生活させてやんよ!」

    ?「予想外の出来事にちょっと驚いてるぜ!私様は!」
  4. 4 : : 2014/04/16(水) 22:20:32
    ー体育館ー

    ソラ(体育館……ここに誰かいるかな?)ギィ

    ソラ「おっ、いたいた!」

    苗木「え?だ、誰?」

    葉隠「俺の占いによると……野村哲也!だべ?」

    ソラ「違うよ!俺はソラ!」

    セレス「ソラ……?苗字はないんですの?はっ…まさか偽名……?」

    山田「セレス殿の名前もにわかには信じがた……」

    セレス「はぁぁぁ!!!!????ワタクシが偽名ですって????頭沸いてんじゃねえのかこのラード!」

    山田「ひいい///」

    ソラ「えっと……」

    石丸「待ちたまえソラくん!その髪型!その服装はなんだ!風紀が乱れるぞ!」

    江ノ島「はぁ?こんな閉鎖空間で何が風紀よ全く……堅いんだよねぇ石丸は(ソラ……?誰?聞いてないよ……)」

    石丸「えええ江ノ島くん!そ、その……ブラ……が」

    不二咲「こんなやりとりが延々続くからカットするよお」

    ……


    霧切「それでソラくん、あなたは何の才能でここに入学したのかしら?」

    ソラ「へ?」

    桑田「そうだな、ちなみに俺は超高校級の野球選手……なんだけどさ、俺は野球なんてダs」

    不二咲「カットするよお」

    ……
  5. 5 : : 2014/04/16(水) 22:25:47
    ソラ(なんだかんだで話題がそれたな。でも俺の才能ってのは少し気になるな……)

    キィィィィィン!!!

    朝日奈「うわっ!」

    腐川「ううっ……なんなのこれ……」

    ?「あーあー、マイクテス!マイクテス!聞こえてる?聞こえてるよねえ?」

    舞園「なんなんですかいったい……」

    モノクマ「モノクマ登場だよ!」

    ソラ「うわっ!ぬいぐるみが喋った!」

    大和田「おいおいどうなってやがるんだぁ?」

    十神「フン、おそらくスピーカーか何かが内蔵されているんだろう」

    モノクマ「ボクはぬいぐるみじゃないし、スピーカーなんて付けたおもちゃと一緒にしないで欲しいなあ」

    大神「どう見てもぬいぐるみなのだが」

    モノクマ「そんなことはどうでもいいけど、まぁいいか。皆が疑問に思ってる『ソラくんは超高校級の何』なのかについて説明します!」

    江ノ島「はぁ?まず学園の説明とかじゃないわけ?(よかった……盾子ちゃんはソラのこと知ってたんだ)」

    モノクマ「そこのギャル(笑)は黙っててくれないかな?」

    ソラ「それで、俺には何の才能があるんだよ!」ニコニコキラキラ

    苗木(まさか、僕と同じように幸運なのかな?自覚がないってことは……)

    モノクマ(あの笑顔……なるほど、底抜けのバカか)

    モノクマ「ソラくんは、『超高校級の光』です!」

    大和田「はぁ?」
  6. 6 : : 2014/04/16(水) 22:27:03
    桑田「なんだそりゃ」

    モノクマ「ソラくんは、苗木くんのように、これといって才能はありません!凡人です!」

    舞園「な、苗木くんに失礼です!」

    モノクマ「まぁ、でもめちゃくちゃ明るいし、ポジティブだし、まぁぶっちゃけ苗木くんと被ってるんだよね、うぷぷ」

    セレス「では何のためにソラくんをこの学園に入学させたのですか?」

    モノクマ「そこはトップシークレットなのだ!」

    ソラ「光か……」

    山田「光……とは、何やら中二病的な要素を感じますな」

    葉隠「だべ」
  7. 7 : : 2014/04/16(水) 22:32:12
    モノクマ「さて、本題に入ります!オマエラには、ここで一生暮らしてもらいます!」

    エッ?ナンデナンデ
    フザケンナヨコノクマ!
    モリクマハナニイッテルンダベ
    モノクマダヨ!

    ソラ「一生……?なんでそんなこと」

    モノクマ「将来世界の希望として羽ばたくオマエラを守るために、ここで安心して安全に暮らして欲しいってだけだよ?」

    江ノ島「はぁ?なによそ」

    ソラ「ふざけるな!」

    モノクマ「お?ソラくんどうしたのかな?」

    ソラ「何もこんなとこに閉じ込めること無いだろ!」

    十神「黙って聞けないのか愚民が……」

    ソラ「っ…ごめん」

    舞園「そ、そんな出れないなんて困ります!」

    モノクマ「そういうと思ってある特別なルールを設けることにしました!」

    葉隠「つまりはここから出られる手段があるってことだべ!占いでもそう出たべ!」

    モノクマ「その通り!それは『卒業』です!」

    大和田「卒業だぁ?俺は授業受けるなんてまどろっこしいことは大嫌いなんだよ!」

    モノクマ「そんなことはしません、簡単です!誰かを殺せばいいのです!」

    一同「!」

    不二咲「こ、殺すって……」

    山田「これはまずいことになりましたぞ……」

    石丸「落ち着くのだ君たち!殺し合いなんておきるはずがないではないか!」

    十神「どうだかな、ど うしてもここを出たいとかいうやつがいたらわからないぞ」

    ソラ「お、おい……ちょっと待てよ!」

    モノクマ「うぷぷぷぷ、殺すだけで出られるなんて、簡単だね!」

    大和田「てめえ、言わせておけば!」ガシッ

    モノクマ「学園長への暴力は校則違反だよお!」

    大和田「ああ?知るかよゴルァ!」

    モノクマ「」ファーンファーンファーン

    霧切「!早く投げて!」

    大和田「ああ?……チッ」ヒュッ


    ドコオオオン

    苗木「爆発した!?」

    ソラ「なんだよ…なんだよこれ……」

    モノクマ「運が良かったね大和田くん」ヒョコッ

    葉隠「うわああ!ゾンビだべええ!!」

    モノクマ「失礼だな……とにかく、今度僕に歯向かったらこの程度じゃすまないよ!えーと……じゃあ、他のことは電子生徒手帳に書いてあるから!」

    ソラ「俺のがないんだけど」

    モノクマ「あぁ忘れてた、はい」

    ソラは電子生徒手帳を手に入れた

  8. 8 : : 2014/04/16(水) 22:33:53
    モノクマ「じゃあそういう事だからじゃあねぇ」ヒューン

    不二咲「あっ……消えちゃった」

    苗木「……どうなるんだ、これから」

    舞園「私怖いです……」

    十神「ふふ、面白いことになりそうだな」

    朝日奈「ちょっと何その言い方!」

    十神「お前たちに付き合ってられるか、俺はこの学園のことを調べるぞ」スタスタスタ

    ソラ「行っちゃったよ」

    石丸「よし!それではとりあえず皆で学園を探索しようではないか!」

    大和田「まぁ、することもないしな」

    桑田「うし、解散!」

    セレス「では、2時間後に食堂に集まりませんか?そこで成果を発表しましょう」

    大神「うむ、それがいいな」

    ソラ「でも、どこから調べればいいんだ?」

    山田「ではソラ殿!拙者とともに参りましょう!」

    ソラ「うん!わかった」

    ソラ(でも、どうしよう……ここから出れないなんて……ますたあしょうにんしけん?を受けろって王様に言われてるのに……)
  9. 9 : : 2014/04/16(水) 22:36:27
    2時間後

    石丸「よし!では成果を発表しようじゃないか!」

    朝日奈「あの、私たち入口を調べたんだけど、入口のドアはびくともしなかったよ」

    大神「しかも監視カメラにマシンガンがついていたな……」

    山田「焼却炉がありましたな!」

    ソラ「だすとしゅーとって言うらしいぞ!」

    セレス「私たちは2階に続く階段を見つけましたが……」

    江ノ島「シャッターで塞がってたよー」

    葉隠「コインランドリーがあったべ!」

    桑田「コインは余計じゃねえか?」

    大和田「意外と広かったな」

    不二咲「大浴場もあるっぽいし、サウナもあったよお」

    霧切「個室にもシャワールームはあったわよ」

    苗木「うん、そして女子の部屋のシャワールームだけは鍵をかけれるようになってたんだ」

    舞園「そうでしたね」

    腐川「そ、倉庫があったわ……」

    十神「大したものはなかった、それから食べ物も保管してある場所があったぞ」

    石丸「ううむ……特にこれといった収穫はないか」

    桑田「おいちょっと待てなんで苗木が舞園ちゃんと!」

    ソラ「もうどうだっていいだろ」

    苗木「たまたまだよ桑田くん」

    桑田「アポォ……」

    セレス「でも大きな収穫がありましたわよ?私達がこ の 学 園 に 閉 じ 込 め ら れ た 、ということが わかりましたから」

    腐川「ひいっ……」

    石丸「不安を煽るのはやめたまえ!」

    セレス「まぁ、この環境に順応するしかありません」ニコッ

    ソラ「それで……ルーデンベルクはそれでいいのかよ!」

    セレス「セレスで結構ですわよ」

    ソラ「……セレスはそれでいいのかよ!」

    セレス「こうなった以上仕方ありません」

    桑田「確かに……そうかもな……」

    苗木「そんな……」

    山田「むむむ……困りましたぞ。次のイベントに向けて同人誌を描かなきゃいけないというのに!」

    腐川「私だって……連載が……」

    石丸「後ろ向きに考えるな!諸君!とにかく皆心の整理をするのだ!各自部屋に戻り眠るもよし、まだ探索するもよしだ!解散!」

    ソラ「どうなるんだ、これ……でも、殺し合いなんて起きないよな」

    苗木「そうだね……ソラくん、君とはなんだか上手くやっていける気がするよ 」

    ソラ「おう、よろしくな!俺はソラ!」

    苗木「さっき聞いたよ」
  10. 10 : : 2014/04/16(水) 22:38:13
    ソラ「その後、各々部屋に戻ってのんびりしたあとに皆で食堂に集まって食事をして……俺はすぐに部屋に戻ってそのまま寝たんだ。」

    ソラ「……朝か」

    ぐるりと辺りを見回す。

    ソラ「やっぱ夢じゃなかったのかこれ…どうしたらいいんだよリク……」

    モノクマ「おやおや、落ち込んでるね!」

    ソラ「うわああ!」

    モノクマ「そんなに驚かれると僕も傷ついちゃうよ」

    ソラ「……それで何の用だよ」

    モノクマ「別に?ただ君のことが気になってね……まぁいっか、あ、そうそう君は寝過ごしてて知らないだろうけどもう他のみんなは食事を済ませたからね」

    ソラ「ええっ!……でもそれをわざわざ伝えにきたのか?」

    モノクマ「もちろん!君も大切な生徒だからね!いくらなんでもお昼には起こしてあげようと思って!」

    ソラ「できれば朝にして欲しかったな……」

    モノクマ「まぁまぁそう言わずに頑張るクマー」ヒューン

    ソラ「……行っちゃったよ」
  11. 11 : : 2014/04/16(水) 22:39:00
    ソラ「ふぅ」ガチャ

    石丸「遅いぞソラくん!」ドォン

    ソラ「うわっ!」

    石丸「いつまで寝ているのだ!さぁ、昼ごはんを食べに行くぞ!」

    ソラ「だからってドアの真ん前に立たなくても……」

    ーショクドウー

    ソラ「あれ、皆いるかと思ったんだけどな……」

    石丸「うむ、朝以外はバラバラでも良いことにしたのだ……苦渋の決断だがな」

    セレス「あら、石丸くんにお寝坊さんのソラくんではありませんか」ニコッ

    ソラ「おはよう!セレス!」

    セレス「もうこんにちはですわ全く……私はてっきり殺されたのかと思いましたわ」

    ソラ「!?」

    石丸「な、何を言うんだセレスくん!」

    セレス「忘れたとは言わせませんわよ、ここから出るには人を殺すしかない……モノクマも言っていたでしょう?」

    石丸「言語道断だ!行くぞソラくん」スタスタスタ

    ソラ「あっ……おい待てよ!」スタスタスタ

    セレス「……」

    セレス「挨拶もなしに行ってしまいました」

    セレス「少し上から目線過ぎたところもあるかもしれません、だからいつもこうして一人で……」

    山田「その気持ち、よーくわかりますぞ!さ、ロイヤルミルクティーでs」

    セレス「遅ぇんだよこの豚がああああああ!!!!!!!!?!!」ガシャーン

    山田「ひいい///」
  12. 12 : : 2014/04/16(水) 22:39:56
    ソラ「でもどうして清多夏は俺のこと待っててくれたんだ?」

    石丸「む、名前で呼ばれると少し恥ずかしいな……なぜ待っていたか、だったな!それは君がこの環境においても前向きな姿勢を崩さなかったからだ!」

    ソラ「え?俺、そんな……」

    石丸「目を見ればわかる!それはどこか苗木くんのそれに似ているな!」

    ソラ「苗木……あぁ、誠か」

    石丸「うむ!君のような生徒がいる限り風紀は乱れないだろうな!」

    ソラ「俺の服装や髪型に文句言ってなかったか?」

    石丸「うむ、人は見た目だけで判断できないことを兄弟から学んだのだ!」

    ソラ「兄弟?」


    ☆超高校級の風紀委員説明中☆


    ソラ「そんなことがあったのか、誠も大変そうだな」

    石丸「ま、まぁとりあえずご飯を食べようではないか!いただきm」

    ピンポンパンポーン

    石丸「むっ」

    「オマエラ、至急体育館に集まってください」

    ソラ「あーあ、ご飯が冷めちゃうな」

    石丸「仕方ない、体育館に行くぞ」スタスタスタ

    ソラ「あ、待ってよ!」スタスタスタ

    セレス「慌ただしいですわね」ツカツカツカ

    山田「そうですな」ドスドスドス

    セレス「気安く口聞くんじゃねえよラード!」

    山田「は、はいいいい/////」
  13. 13 : : 2014/04/16(水) 22:40:39
    期待です!
  14. 14 : : 2014/04/16(水) 22:41:26
    ー体育館ー

    モノクマ「オマエラ、よく集まってくれたね!先生は嬉しいです!」

    十神「呼んだのならとっとと用件を言え」

    江ノ島「そうよこっちはいろいろすることがあんだよ!(無いけど……)」

    モノクマ「まぁまぁ落ち着いてよ、お前らにプレゼントがあります、受け取ってください」ポイポイ

    苗木「うわっ……とと」キャッチ

    不二咲「あっ」ガチャン

    ソラ「千尋、大丈夫か?」

    不二咲「う、うん……割れてはないよお……ケースは割れたけど」

    大和田「おいモノクマ!これは器物破損にはならないよな!」

    モノクマ「もちろんです!さすがのボクも重力(グラビティ)までは操れませんから!」

    ソラ(グラビデ?)

    山田「しかしこのDVD、一体何が……」

    霧切「おそらく、これになにかあるんでしょうね」

    モノクマ「そうです!渡したのは動機ですから!うぷぷぷぷ」

    ソラ「おいちょっと待てよ!」

    朝日奈「どしたの?あっ!ソラだけDVD持ってない!」

    大神「どういうことだ?」

    モノクマ「簡単だよ!ソラくんは寝坊した罰としてDVDは無し!(本当はないんだけどね、うぷぷ)」

    ソラ「そ、そんな……」

    モノクマ「だからソラくん以外は視聴覚室に集まってDVDを見てください!」

    山田「ソラ殿、グッドラックですぞ」

    ソラ「うん……」

    ソラ(そこからなにがあったのかは何も知らない)
  15. 15 : : 2014/04/16(水) 22:41:54
    >>13

    ありがとうございます!
  16. 16 : : 2014/04/16(水) 22:43:08
    それからしばらくして―

    ーショクドウー

    ソラ「おーい」

    しかし返事はなかった

    ソラ「どうしたんだ……皆いないな」

    ソラ「まだ視聴覚室なのか?」

    ー視聴覚室ー

    ソラ「清多夏ー?誠ー?一二三ー?」

    ソラ「紋土ー?怜恩ー?康比呂ー?」

    ソラ「セレスー?さやかー?響子ー?」

    ソラ「葵ー?さくらー?盾子ー?」

    ソラ「千尋ー?冬子ー?」

    ソラ「いないな……」

    十神「おい」

    ソラ「ん?あぁ白夜!」

    十神「忘れていただろう……まぁそんなことはどうだっていい。ここで何をしている」

    ソラ「夕飯を食べようと思って食堂に行ったのに誰もいなかったからさ……」

    十神「フン、全く愚民どもは」

    ソラ「なぁ、何があったんだ?誰もいないなんておかしいだろ!」

    十神「この中であのDVDを見たんだ」

    ソラ「それで?」

    十神「それでな……」
  17. 17 : : 2014/04/16(水) 22:44:03
    ソラ「外の世界?」

    十神「そうだ、あんなものモノクマの作り物の動画に過ぎぬ……それなのに愚民共は」

    ソラ「ん?でもなんで白夜が俺なんかに優しいんだ?あ!もしかして誰もいないから寂しいのかな?ん?んん?」

    十神「そんなものではない、お前には俺と同じものを感じる、それだけだ」

    ソラ「そうか?俺なんか白夜に比べたら」

    十神「俺は愚民共とは違う世界に生きる者だ、そしてお前も……違う世界に生きる者だと、そう思った。俺が思うのだから間違いない」

    ソラ(多分、世界の意味が違うよな……)

    十神「……だから、せいぜい俺を楽しませろ」ツカツカツカ

    ソラ「お、おい!……行っちゃったよ」
  18. 18 : : 2014/04/16(水) 22:45:51
    そして翌朝

    ーショクドウー

    ソラ「みんなおはよう!」

    舞園「あ……おはようございます。」

    苗木「おはよう」

    十神「フン、やっと来たか」

    ソラ(やっぱり昨日白夜に聞いたこと、本当みたいだな……どこか暗い)

    江ノ島「てかさ、暗くない?皆してさ?元気に行こうよ的な?(……盾子ちゃんの話だと私はとっくにみんなの見せしめに落とし穴に落ちる筈なんだけどどうなったのかな……)」

    ソラ「そうだな!盾子はいいこと言うよな!」

    江ノ島「でしょ!」

    ソラ「うーんどこ座るかな……あっ白夜隣いいか?」

    腐川「ふ、ふん、あんたなんかが隣になんて」

    十神「好きにしろ……」

    腐川「な、なんでこんなやつが」バタンキュー

    ソラ「さんきゅ」

    江ノ島「あれ、十神やさしくね?」

    葉隠「俺の占いによると……恐ろしいことになるべ」

    桑田「こりゃグングニルでも降るぞ」

    江ノ島「!」ゾクッ

    江ノ島(なんなの……この悪寒)

    セレス「あらあら、昨日のことが嘘のようですわ」

    大神「少しは明るくなってきたようだな」

    不二咲「でも、あのDVD……本当に」

    大和田「ああ!めんどくせえとっとと飯食おうぜ」

    石丸「うむ!同感だ!ではみんな手を合わせて……」

    石丸「料理がない?」

    大和田「そ、そういやそうだな」

    桑田「おいメシまだか!?」

    朝日奈「待ってよ!今やってるから!」
  19. 19 : : 2014/04/16(水) 22:46:37
    桑田「わ、わりぃ」

    大神「今朝日奈を恐喝したな?」ゴゴゴゴ

    桑田「い、いや俺は」

    大神「問答無用」グワッ

    桑田「た、助けアポオオオオオオ!!!!!」

    霧切「はい、お待たせ……」

    朝日奈「まず私と霧切ちゃんだけって無茶すぎるよ」

    葉隠「そういう当番制だべ」

    苗木「それは違うよ!!」論破!

    葉隠「な、なんだべ」

    苗木「霧切さんと朝日奈さんに僕たちが無理やり押し付けたんじゃないか!」

    苗木「それを当番だなんて言葉で濁さないでよ!」

    大和田「わかってるなら手伝えばよかっただろ」論破!

    苗木「break」

    ソラ「ハハハ……」

    ソラ(こんなに平和なのに殺し合いなんて起きないよな!)

    舞園「……」
  20. 20 : : 2014/04/16(水) 22:48:16
    ソラ(それから一日何事もなく過ごした。)

    ソラ(そして俺はベッドに入って寝たんだけど……)

    ソラ「……トイレ」バサッ









    ソラ「ふう、さて部屋に戻るか」ガチャ

    ソラ「ん?あれは……」

    ソラ「おーい!怜恩!」

    桑田「!」ビクッ

    桑田「そ、ソラか……」

    ソラ「どうしたんだこんな時間に……」

    桑田「ま、舞園ちゃんに呼ば……いやなんでもない!」ダカダカダカダカ

    ソラ「おい待てよ!怜恩!」

    ソラ「こんな夜中に……?」

    ソラ「さやかは何考えてんだ?」

    ソラ「……行ってみるか」
  21. 21 : : 2014/04/16(水) 22:48:57
    ソラ「マイゾノ……ここだな」ピンポーン

    舞園「待ってまし……えっソラくん!?」ガチャ

    ソラ「いや、ちょっと話したいことがあってさ怜恩が呼び出されてたとかなんとか……」

    舞園「はい、それは本当ですけど……ちょっとお話したかっただけです」ニコッ

    ソラ「そっか、ごめんな……」

    舞園「いえ、いいんです!あ、それと、もしよかったらソラくん、あがっていきませんか?」

    ソラ「え?でも他人の部屋で寝たら校則違反……」

    舞園「大丈夫ですよ♪『眠る』前に終わりますから♪」キイ……

    ソラ「ん?あぁ……じゃあお邪魔します」バタン
  22. 22 : : 2014/04/16(水) 22:50:15
    ソラ「へー、部屋の中はそんなに変わらないんだな、なんかがっかり」

    舞園「そうですね!……あ、ソラくん、後ろにその……」

    ソラ「後ろ?」クルッ

    舞園「……」チャキッ

    舞園「ごめんなさい!」ザシュ



    舞園「……え?」

    ソラ「ハァ……ハァ……危ないだろ!」

    舞園「ぎ、ぎりぎりで避けた……?いや、まだ……あああああ!!!!」

    ソラ「うわっ……」ヒュン

    舞園「避けるな……避けるなああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!」ヒュンヒュンヒュンヒュン

    ソラ「うっ、興奮してて駄目だ……仕方ない!」ジャキィン!

    舞園「ああああああああああああ……えっ?」

    ソラ「 風 よ ! 」ビュオンッ

    舞園「うっ……」ドゴッ

    カランカラン

    ソラ「壁まで飛んで……気絶したか……この包丁は預かった方がいいな……」

    舞園「……」

    ソラ「一応さやかは誠と仲がいいんだよな……誠に相談してこよう」キイッバタン

    ー???ー

    ?「なに?なんなのあの力!」

    ?「風よ……風よ!あ、できない!」

    ?「うぷぷ……面白いことになってきた!」
  23. 23 : : 2014/04/16(水) 22:51:47
    ー苗木の部屋ー

    苗木「……眠れないな」

    ピンポーン

    苗木「誰だろこんな時間に……」ガチャ

    ソラ「ハァ……ハァ……ま……誠……」

    苗木「ど、どうしたのソラくん!」


    ☆超高校級の光説明中☆

    苗木「舞園さんが!?」ダカダカダカダカ

    ソラ「よし、俺も……!」ダカダカ……

    ソラ「いや、これは俺が行かない方がいいかもしれない」スタスタスタ

    「おい……」

    ソラ「ん?あぁ……怜恩」ピタッ

    桑田「……気になって見てたんだけどさ、お前……舞園ちゃんに……襲われたのか?」

    ソラ「えーと……うん、まぁ……」

    桑田「俺が舞園ちゃんのこと言い出さなければこんなことには……」

    ソラ「うーん……でも俺が行かなかったら怜恩が殺されてたかもしれないだろ?良かったんだよこれで。」

    桑田「……」

    ソラ「今、誠にさやかのとこに行かせてるけど、いいのか?言ってただろ?さやかが好きだって。」

    桑田「な、そんなストレートに言うなよ///」

    ソラ「いいのか?行かなくて。」

    桑田「……俺だって空気くらい読むさ。そんな俺、マキシマムにかっけーだろ?」

    ソラ「うん!リミットブレイクだな!」

    桑田「?」
  24. 24 : : 2014/04/16(水) 22:59:09
    ソラ(それから俺は眠って、今日は清多夏と紋土が俺を迎えに来た。でも紋土はついてきただけみたいだ)

    石丸「今日はしっかり起きれたな!」

    大和田「昨日もじゃなかったか?」

    ソラ「起きれたけどまだ……眠い……」

    石丸「むっ、夜ふかしか?いかんぞソラくん!」

    大和田「夜か、慣れれば大丈夫だぜ」

    ソラ(確か紋土は……超高校級の……なんかアウトローだから夜には慣れてるんだよな)

    ーショクドウー

    セレス「それではこれからの舞園さやかについて……議論を致しましょう」

    苗木「ちょっと待ってよ!舞園さんはちょっと興奮してただけで!」

    桑田「そうだ!セレス!」

    葉隠「で、でも……ソラっちが襲われたんだべ?俺は怖いべ」

    山田「それに賛成だ!……と囁いております、」

    『僕 の ゴ ー ス ト が !』

    十神「うるさいぞ愚民が……」

    腐川「ほら見なさい大きな声出すから白夜様が……」

    十神「お前は喋るな、臭うぞ」

    腐川「!」クチオサエ

    朝日奈「うーん、どうすればいいのかなさくらちゃ……あ、そっか」

    さくらは舞園がヒステリーを起こした時のために傍についている。


    不二咲「でも、あのDVDを見て……ショックを受けたのは事実だよね……」

    セレス「あら、関係ありませんわ。事前に台所から包丁を持ち出し、桑田くんを……まぁ今回は訳あってソラくんになったようですが、手紙を書いて呼び出しています。明確な殺意があったと考えるべきです」

    桑田「アホ……」

    セレス「はい?」ニコッ

    桑田「舞園ちゃんはなぁ!とても努力して超高校級のアイドルになったんだ!生まれながらの才能で超高校級になった俺やお前とは違うんだよ!」

    セレス「それが何か?」ニコッ

    桑田「自らの手で築き上げてきた仲間が……映像で……」

    十神「それはあいつが弱いからだ。俺は財閥関係無しに巨万の富や権力を手に入れた。それに俺も財閥が滅んだ映像を見せられたが、このように落ち着いている」

    桑田「くっ……」

    セレス「そういうことです、心情がどうあれ、殺人未遂は罪に問われるのがこの世界の決まり、秩序ですわ」

    桑田「この……アポアポアポアポォ!」

    セレス「ドアホは目障りよ!」ギンッ!

    モノクマ「うぷぷ……秩序ねぇ……」

    江ノ島「モ、モノクマ!?」
  25. 25 : : 2014/04/16(水) 23:03:47
    葉隠「なんか久しぶりに見たべ」

    モノクマ「そう?」

    桑田「……」イライラ

    江ノ島「で?秩序がなんだって?」

    モノクマ「うぷぷ……非常識の中で常識を求めることこそ非常識……」

    苗木「何が言いたいんだよ……」

    モノクマ「つまり!無秩序の中で秩序を求めるなんて……うぷぷ……ぶひゃひゃひゃ!そんなの大甘だよ!デビル甘だよ!地獄甘だよ!」

    桑田「そうだ!だから舞園ちゃんは無罪だ!な?そうだろ?無実だろ?」

    モノクマ「言い訳無用!秩序を乱したら罰を受ける!それが社会のルールでしょ!」

    葉隠「い……言ってることが矛盾してるべ……」

    セレス「つまり、どういうことですの?」

    モノクマ「殺人を犯した者はクロ……罰するべき存在です」

    桑田「で、でも本当に殺してはいない!」

    モノクマ「未遂だって立派な犯罪だよ?よって舞園さやかさんは……」
  26. 26 : : 2014/04/16(水) 23:07:31
    モノクマ「クロです」

    桑田「そ、そんな……」

    朝日奈「じゃ、じゃあ……罰するの……?」

    モノクマ「そう!エクストリームなお仕置きをね!」カチッ

    舞園「……えっ」ガコンッ

    葉隠「うおっ、いきなり舞園っちが現れたべ!」

    大神「舞園おおおおおお!!!!」ドドドドドドドド

    葉隠「オーガ!」

    大神「舞園の部屋に突然穴があいて舞園が落ちたのだ……もしやと思って皆の集まる食堂に来たら……どういうことなのだこれは」

    モノクマ「ゴホン、えー、マイゾノさんがクロにきまりました。オシオキをかいしします。ってことだよ!凄い技術でしょ!あっという間にここまで瞬間移動!」

    「ちょっと待てよ!」

    苗木「ソラくん……!」

    ソラ「さやかは誰も殺していない、お仕置きなんておかしいだろ!」

    モノクマ「確かにそうですが、そこは臨機応変に行きますので!」

    大和田「何が臨機応変だあ?」

    石丸「風紀が乱れる!舞園くん!モノクマの言うことなど聞く必要はないぞ!」

    モノクマ「こらー!外野は黙ってろ!さぁ、おしおきタイムー!」

    霧切「やめなさい!」

    モノクマ「だが断る!助けて!グングニルの槍ー!」

    ソラ「何か来る!」ジャキィン!

    江ノ島「は?なにそれ」

    グングニルの槍が飛んでくる

    舞園「あ……ぁ……」

    ソラ「 集 ま れ ! 」ギュムオオオオ

    一同「!?」

    槍がソラの作り出した魔法……マグネに引き寄せられ、床に落ちる

    モノクマ「こらー!なにしてくれてんのさ!クロはクロだと見破られたらオシオキを受けるんだよー!」

    セレス「それは違いますわ」 refutation!(論破)

    モノクマ「はあ?」

    セレス「生徒手帳にもこのように、学級裁判でクロを見破られてはいけないと書かれていましてよ」

    苗木「そうだ!今この場でお仕置きをする権利なんてないんだ!」

    葉隠「い……いやあ……それよりソラっちが」

    桑田「黙ってろ」

    モノクマ「むむむ……(早くコロシアイさせたくて焦りすぎてしまったか……)」

    江ノ島「ほら、どうなのよモノクマ!」

    モノクマ「うう……わかったよ!私が悪うございましたっ!」ヒューン

    朝日奈「あっ……逃げた」

    石丸「危ないところだったな舞園くん!」

    江ノ島(盾子ちゃん焦ってる……あれ?舞園さんのいるところって私が打合せしたとこ……まさかね)

    舞園「ぅ……」ガタガタ

    山田「一難去りもしないのにまた一難、未だ恐怖が残ってますなー」

    ソラ「大丈夫か?」

    舞園「来ないでぇ!」

    ソラ「」ビクッ
  27. 27 : : 2014/04/16(水) 23:09:56
    朝日奈「どうしたの舞園ちゃん!」

    舞園「だ……だって……あんな……怖いです……」ガタガタ

    セレス「まぁ確かにソラくんは少し不思議な力を持っているようですね」ニコッ

    桑田「少しどころじゃねえよ」

    大和田「……おいなんで舞園はこんなに怯えてるんだ」

    石丸「ソラくんのお陰で助かったんだぞ!」グッ

    山田「今朝昨日のことは話していたような……なんでお二人は知らないんですかな?」

    苗木「そっか、二人はソラくんを迎えに行ってたから昨日のこと知らないんだよね……」

    石丸「遅れてすまない!説明してくれないか!」

    ☆超高校級の幸運説明中☆

    大和田「か、風の力だと?」

    石丸「にわかに信じがたいが……本当なのかソラくん!」

    ソラ「うん、まぁ……」

    葉隠「そ、ソラっちは超高校級の魔法使いだったんだべ!」

    ソラ「そ、それは違うぞ!!」論破!

    苗木「そうだよ、モノクマだって超高校級の光だって言ってたじゃないか!」

    腐川「そ、そんな光なんてよくわからないもの、モノクマの口からの出任せかもしれないでしょーが!」

    十神「誰が喋っていいと言った……」ギンッ!

    腐川「!」クチオサエ

    十神「ここはそもそも非日常的空間だ、それに超高校級の能力が魔法……なんてやつもいたんだろ、俺たちが知らないだけで」

    大神「うむ、確かにそうだな」

    苗木「だから舞園さん、怯えないでよ……ね?」

    舞園「だって!私はあいつの風に飛ばされて!」ギンッ!

    セレス「うふふ、それは自業自得ですわ、ソラくんに殺されててもおかしくはなかったのですよ?」

    舞園「……」

    山田「ソラ殿に感謝すべきですな!」

    葉隠「……だ、だべ」

    霧切「それに、彼がそんな人だとは思えないの」

    不二咲(あ……いたんだあ)

    桑田「そうだ!ソラはそんなやつじゃないぜ!」
  28. 28 : : 2014/04/16(水) 23:11:12
    舞園「ごめんなさい……私……でもやっぱり……」

    ソラ「気にしないでいいよ、友達だろ?」ニコッ

    舞園「///」ドキッ

    江ノ島(かわいい(確信))

    石丸「よし!解決したな!では朝ごはんを……今日もないな」

    苗木「あっ、昨日のことについて話してて準備してないね」

    十神「なら全員で作ればいいじゃないか……」

    葉隠「と、十神っちも作るんだべか?」

    十神「感謝しろ、今日の俺は機嫌がいいんだ、腐川、もう喋っていいぞ」

    腐川「プハァ……ありがたきしあわせです白夜様ぁ!」

    ソラ「よーし!みんなで作るぞ!」

    朝日奈「おー!」

    ー???ー

    ?「なーにラノベみたいに青春してんだよ……舞園のお仕置きも失敗したし!」

    ?「うーむ……これは次の動機が必要ですねぇ……うぷぷ」
  29. 29 : : 2014/04/16(水) 23:12:20
    ソラ(それからみんなでご飯を作ったんだ。)

    セレス「ごちそうさまでした」ニコッ

    苗木「ごちそうさまでした!」

    ソラ「おいしかったな!」

    石丸「朝は日の丸弁当と相場が決まっているものだが……!」

    大和田「固いこと言うなよ兄弟!」

    モノクマ「固いんだよねえ石丸くんは」ヒョコッ

    葉隠「で、出たべ!」

    霧切「今度は何の用かしら」キリッ

    モノクマ「うぷぷ……実は今日はみなさんにサプライズがあります!」

    霧切「なんですって……?」ギリッ

    ソラ「言ってくれよ早く」

    モノクマ「実は!今日から2階を開放します!」

    朝日奈「え……だから何?」

    大神「うむ……しかし朝日奈よ、もしかしたら2階にプールがあるやもしれんぞ」

    朝日奈「プール!?ほんとに!?」

    モノクマ「もちろん!プール完備です!」

    十神「それで、何が目的だ」

    モノクマ「やだなぁ、オマエラが退屈してると思って2階を開放してあげただけだよ」

    舞園「そう思ってるなら……学園から……出してください……」

    モノクマ「何か言ったかな?」

    舞園「ひぃっ……」

    桑田「脅すのはやめろモノクマ」

    苗木「……」コクン

    モノクマ「あーあー、舞園親衛隊に睨まれちゃあここにもいづらいねえ、じゃあ僕はこれで」ヒューン

    不二咲「行っちゃったね」

    葉隠「だべ」
  30. 30 : : 2014/04/16(水) 23:13:16
    ー二階ー

    朝日奈「やった!プールがある!」

    ソラ「よし!葵!一緒に泳ごうよ!」

    朝日奈「うん!」

    葉隠「よし、俺も泳ぐべ」

    桑田「下心が見え見えだぞ葉隠」

    葉隠「だ、だべ!?そういう桑田っちだってそういうの興味ありそうな顔してるべ!」

    桑田「舞園ちゃん以外興味ねぇよ」

    葉隠「そんなこと言って朝日奈っちでも股間の模擬刀の先制攻撃だべ?」

    桑田「アホ!」

    霧切「馬鹿なこと言ってないで貴方達もこの階のことを調べたらどうかしら」

    桑田「げっ」

    葉隠「霧切っち……」

    セレス「全く、緊張感がないですわね、もう出ることを諦めてこの環境に順応したのかしら」ニコッ

    モノクマ「そんなことされたらつまらないじゃん!」ヒョコッ

    葉隠「げぇっ、モノクマだべ!」

    モノクマ「なんだよー、こーんなふーわふーわらーぶらーぶな会話が終われてよかったじゃん!」

    霧切「黙りなさい……全く」
  31. 31 : : 2014/04/16(水) 23:14:55
    モノクマ「それで、オマエラに新たな動機をプレゼントしようと思って連絡しに来ました!うぷぷ」

    大神「何にせよまずは朝日奈とソラに脱衣所の開け方を教えてやってくれ……ずっとうろうろしている」

    葉隠「うおっ!気付かなかったべ」

    モノクマ「あーはいはい、じゃあ教えてきますよー」トコトコ

    ー図書室ー

    十神「……フン、なんだこれは」

    腐川「あ、あの私の小説……ここにも置いてありましたし……読む、価値は……あるかと……」

    石丸「何!?恋愛小説だと!そんなものは学園生活には不要だ!」

    大和田「……恋愛か、勉強になるかもな」

    不二咲「大和田クンが恋愛の勉強っ!?」

    大和田「んだとぉ?」

    不二咲「ひぃっ……」

    十神「フン、まぁ読んでやr」ピンポンパンポーン

    石丸「放送だ!聞きたまえ!」

    腐川「あんたが一番うるさいのよ……」

    「えー、オマエラ体育館に集まってください!」

    不二咲「また動機かなあ……」

    大和田「何があろうと俺は人を殺したりはしねえ、なんでも来いよモノクマ」

    十神「フン、どうだかな……お前なんか不二咲を殺しそうだがな」

    石丸「と、十神くん!兄弟になんてことを!」

    不二咲「お、大和田クンはそんなことしないよお! 」

    腐川「いいから早く体育館に行くわよ……あっ白夜様!行きましょ!」

    十神「……」スタスタスタ

    腐川「待ってください!」ダカダカダカダカ

    大和田「……」

    石丸「あの二人は仲がいいな!我々も急ごうではないか!」スタスタスタ

    不二咲「早く行こう?」

    大和田「……おう」
  32. 32 : : 2014/04/16(水) 23:16:54
    ー体育館ー

    モノクマ「オマエラよく来てくれたね!感謝するよ!」

    苗木「お前が呼んだんだろ!」論破!

    舞園「そ、そうですよ!」

    十神「早くしろモノクマ、俺は早く本を読みたいのだからな」

    腐川「!」

    モノクマ「はいはいわかったよ……今回みんなに配るのはこれ!」バサッ

    桑田「手紙?」

    苗木「一人に一枚か……」

    江ノ島「ちょっと!あたしのは!?」

    モノクマ「ん?あー、オマエは動機とかあげなくても人殺しそうだから。軍人みたいな冷たい目してるしね」

    江ノ島「なっ……(やめてえええ盾子ちゃん)」

    ソラ(俺のもあるのか……なになに)ベリッ

    『毎日お守りにカイリ……と呟いている』

    ソラ(……恥ずかしいな、でも俺のは秘密ってほどのものでもないけど)

    苗木「モノクマ、みんなのヒミツも僕のみたいに笑い話で済むのか?」

    モノクマ「うぷぷぷぷ!そんなわけないじゃん!周りを見てみなよ!」

    ソラ「……」

    苗木「……」

    モノクマ「あ、そうそう殺人が起こらなかったらその秘密を全国に流しちゃうからね!」

    一同「!?」

    不二咲「そんな……」

    大和田「やめろ」

    朝日奈「や、やだ……そんなの」

    モノクマ「嫌なら誰か殺すしかないよね!ぶひゃひゃひゃひゃ!それじゃ、頑張って殺してね!」ヒューン

    大神「……くっ」

    石丸「う……どうすれば」

    ソラ「なぁ」

    セレス「なんですか?ソラくん」ニコッ

    ソラ「もうみんなここで秘密バラしちゃわないか?」

    一同「!?」
  33. 33 : : 2014/04/16(水) 23:20:00
    苗木「どういう意味?」

    ソラ「そのままの意味だけど。」

    舞園「いや、でも……」

    大和田「……俺は嫌だぜ、冗談じゃない!」ダッ

    不二咲「あ、待ってよお!」

    石丸「兄弟!……しかし、これからどうする……ソラくんの言う通りばらしてしまえば……しかし……うーむ」

    モノクマ「もう一度言うよ!『24時間以内に』殺人が起こらなかったらバラすからねー」ヒョコッヒューン

    霧切「……急には決められないわ、少し時間をおいて、それから食堂に集まるのはどうかしら」

    山田「それに賛成ですぞ」

    セレス「では、また後でお会いしましょう」ニコッ

    苗木「なんだか大変だね、僕なんかは笑い話で済むんだけどさ」

    葉隠「そ、それなら聞かせるべ!」

    桑田「俺も聞きてえな」ニヤニヤ

    ソラ「ほら!誠!早く!」

    苗木「ちょ、ちょっと待ってよ!それよりさ、どこか行っちゃった大和田くんと不二咲さんを探さないと……」

    葉隠「頑張るべ!」

    桑田「俺は苗木とソラに借りがあるしな、手伝うぜ 」

    ソラ「ありがとう怜恩!」

    苗木「ありがとう桑田くん」

    桑田「っへへ」

    葉隠「俺は無視か……」
  34. 34 : : 2014/04/16(水) 23:22:01
    ー図書室ー

    十神「……で、お前はジェノサイダー翔なんだな?」

    腐川「……でも、誰にも言わないでください!」

    十神「……どうだかな」

    ープールー

    朝日奈「……」バシャバシャ

    大神「……」バシャバシャ

    朝日奈「……」バシャバシャ

    大神「朝日奈よ」バシャバシャ

    朝日奈「……何?」バシャバシャ

    大神「我は信じている、皆が皆を信じ、誰も殺したりはしないと」バシャバシャ

    朝日奈「……そうだよね」バシャバシャ
  35. 35 : : 2014/04/16(水) 23:23:49
    ー男子更衣室前ー

    桑田「更衣室か……誰かいるかもな」キィ

    「お、大和田クン!?」

    「俺は強いんだあああ!」

    桑田「おい何やってんだ!」タッタッタッタッ

    不二咲「桑田く……あっ!」バキッ

    不二咲と大和田の間に入った桑田がダンベルの一撃を右腕に受けた。

    大和田「ああああああ!!!!……はっ……桑田!……クソ……俺は何を興奮して……」

    桑田「痛え……いてええええええ!!!!」

    不二咲「ど、どうしよう」オロオロ

    ー書庫ー

    ソラ「これからどうすればいいんだよ……」

    苗木「やっぱり秘密は守りたいけど、それで命を奪うのは……」

    イテエエエエエエエエ!!!!!!

    苗木「!」

    ソラ「怜恩の声だ!」ガタッ

    苗木「探そう!この階にはいるはずだよ!」ダッ

    ソラ「あぁ!」タッタッタッ

    ー男子更衣室ー

    桑田「くっそ……俺の腕を折りやがって……」

    大和田「スマネエ……」

    桑田「……まぁどの道ここからは出れないかもしれないからミュージシャンは諦めてるけどよ……でもなんでダンベルで不二咲を殺そうとしていたんだ……」

    大和田「……それはな」
  36. 36 : : 2014/04/16(水) 23:25:33
    不二咲「ええっ……大和田クン、言っちゃうの?」

    大和田「……言うしかないだろ、俺はまた過ちを犯そうとしていたんだ」

    桑田「ん?またってどういう……イテテ……ことだよ」

    大和田「……実はな」

    ガチャッ

    ソラ「れ、怜恩!」

    苗木「桑田くん!」

    桑田「お、お前らどうしてここに」

    不二咲「大声で叫んでたからねぇ」

    苗木「それでなにがあったんだよ!桑田くんは血を流してる!」

    大和田「……スマネエ」

    苗木「大和田くん!見損なったよ!」

    不二咲「ち、違うんだよこれには訳が……」

    ソラ「あー!もう!いい加減にしろよ!仲間割れしてる場合じゃないだろ!」

    桑田「怪我してる俺が言うのもなんだが、一旦落ち着こうぜ……イテテ」

    苗木「……ごめん」

    ソラ「怜恩、腕をこっちに向けてくれないか?」ジャキィン!

    桑田「ん、あぁ……」

    不二咲(前から思ってたけどあの鍵は何なんだろう……)

    ソラ「 癒 し よ ! 」パァァ

    桑田「ん?なんか光って……おおお!怪我が治ってる!すげえよソラ!」ブンブンブン

    大和田「いくらなんでも腕を回すのはまだ危ないんじゃないか」

    ソラ「よかった、怜恩……さてと、紋土はどうして怜恩を襲ったんだ?」

    大和田「それはな」

    不二咲「違うんだよ!僕が!」

    大和田「黙っててくれないか……今はお前の優しさがつらい」

    不二咲「大和田クン……」

    桑田「なぁ、いつまで男女でイチャイチャしてんだ?」

    ソラ「ん?男女?千尋は男だろ?」

    不二咲「!?」
  37. 37 : : 2014/04/16(水) 23:27:40
    不二咲「な、なんでそのことを……」

    桑田「はっ?……てことは……マジなんか!?」

    苗木「えっ……な、なんで」

    大和田「……俺は告げ口してないぞ」

    不二咲「わかってるよお……ソラくん、なんでわかったの……」

    ソラ「だってさ、ここは男子更衣室だろ?男しか入れないはず……」

    「それは違いますわ」refutation!(論破)

    苗木「せ、セレスさん?」

    大和田「な、なんだよ揃いも揃って皆……」

    石丸「校内の見回りの途中で皆と合流したのだ!」

    山田「僕はセレスティア・ルーデンベルク殿についていっt」

    セレス「……」<●><●>カッ

    山田「……たまたまですぞ」

    霧切「桑田くんの叫び声が聞こえたから……しばらく外で様子見をしていたのよ」

    苗木「でも僕たちが来た時は霧切さんいなかったよね!?」

    霧切「女子更衣室にいたのよ」

    朝日奈「私とさくらちゃんはプールから出たら霧切ちゃんがいたから」

    大神「うむ」

    大和田「……言いにくくなったな」

    石丸「ん?兄弟!なにか言いたいことがあるなら言いたまえ!」

    ソラ「ちょっと待ってよ!今は『男しか入れないはず』の話し合いをしてたんじゃないか!」

    セレス「単純ですわ、確かに入口は性別に応じた扉しか開けませんが、開けっ放しなら……」ニコッ

    苗木「さ、さすがだねセレスさん……」
  38. 38 : : 2014/04/16(水) 23:29:13
    苗木(その後、何か話すなら食堂にしようってことで皆……と言っても今はここにいない十神くん、腐川さん、葉隠くん、江ノ島さんは来てないんだけど)

    大和田「俺は昔……」

    苗木(こうして大和田くんは皆に真実を話し始めた。)

    苗木(ちなみに舞園さんもちゃんといるよ)

    ー図書室ー

    葉隠「腐川っちの運勢を占ってやんべ!特別に格安d」

    腐川「ど、どうせ詐欺でしょ!」

    葉隠「ち、違うべ!」

    十神「うるさいぞお前ら……俺はこの本を読んでいるんだ」

    腐川「……」クチオサエ

    葉隠「あー、腐川っちの『塩の香りの消えぬ間に』だべ?」

    腐川「『磯の香りの消えぬ間に』よ……」

    十神「誰が喋っていいと言った……」

    腐川「あ……」

    十神「まぁいい、この小説、愚民にしてはよく書けているじゃないか」

    腐川「えっ」

    十神「少なくとも暇つぶしにはなるな」

    腐川「///」

    葉隠「な、なんで十神っちがこんなにやさしいんだべ!明日はファイガバーストが降ってくるべ!」

    十神「俺が丸くなったと言いたいのか……まぁ、それならあいつの影響かもしれないな」

    葉隠「それってソラっちのことだべ?」

    十神「……さあ、どうだろうな」
  39. 39 : : 2014/04/16(水) 23:31:50
    ー???ー

    ?「なんなのこれ……みんな秘密暴露パターン……絶望的ぃ……」

    江ノ島「どうすんの盾子ちゃん」

    ?「……全く残姉ちゃんは本当に残念ですね、少しは自分で考えてください」

    江ノ島「そんな……」

    ?「まぁこっちでなんとかするからさ、適当に頑張ってよ」

    江ノ島「うん……」

    ?「ん、ほらほらあんたがいないってバレたら面倒だよ?でも苗木は気付いてそうだね、まぁさっさと戻れよ」

    江ノ島「……わかった」

    ?「頑張ってねー!うぷぷ」

    ーショクドウー

    セレス「なるほど、では大和田くんは人殺し、不二咲さん……いえ、不二咲くんは性別詐称ですか」

    舞園「そ、そんな風に言わなくてもいいじゃないですか!」

    不二咲「でも、その通りだよねえ……」

    大和田「……」

    石丸「しかし!僕たちはそんなことで兄弟たちを拒絶したりはしない!」

    苗木「そうだよ!」

    霧切「そうね」

    大和田「お前ら……!」

    セレス「まぁ、こんなことで動揺する私たちではありませんわ」

    モノクマ「うぷぷぷぷ!感動的だね!」ヒョコッ

    桑田「げっ……モノクマ」

    モノクマ「はいはい感動的な会話をありがとう、さて今回は予告編だよ!」

    山田「また動機ですかな?しかし!我々は屈しませんぞ!」

    モノクマ「そう!動機を与えるつもりだから明日までお楽しみに!」ヒューン

    ソラ「なんなんだよあいつ……」

    舞園「私たちは絶対負けません!」

    江ノ島「なになになんの話?」スタスタスタ

    ソラ「おっ、盾子!」

    葉隠「な、なんだべみんな集まって」

    十神「フン、愚民どもは暇なんだな」

    腐川「……えへへ」

    苗木「ふ、腐川さん!?」

    山田「これは完全にイっちゃってますなあ」

    桑田「おーい、帰ってこーい」

    苗木(そんなこんなで一日が終わった。確かに殺人は起きてない。けれどここから出ることは無理なんじゃないかな……そんな風に思い始めていた)
  40. 40 : : 2014/04/16(水) 23:34:08
    ーソラの部屋ー

    ソラ「んっ……ぁあ」

    ソラ「朝か……そういえば今日は新しい動機が配られるんだっけ」

    ピンポーン

    ソラ「はい!」ガチャッ

    石丸「おはようソラくん!」

    大和田「よお」

    不二咲「おはよお」

    舞園「おはようございます」

    十神「フン、やっと起きたか」

    腐川「白夜様ぁ……?」

    ソラ「な、なんだよこれ!」

    石丸「みんなソラくんを迎えに来たいと言ったのだ!」

    不二咲「……えへへ」

    大和田(かわいい(確信))

    ソラ「……まいったな」

    ーショクドウー

    セレス「あら、ぞろぞろ連れてきましたわねソラくん」ニコッ

    山田「うらやましい限りですぞ」

    ソラ「俺は起きただけなんだけどな……」

    桑田「おはよーっす……ってソラの取り巻き多いな!……舞園ちゃんまで(ボソッ)」

    舞園「?」

    大神「……出来たぞ、朝食だ」

    葉隠「頑張ったべ!」

    朝日奈「葉隠は味見してただけじゃん!」

    苗木「僕も……かな」

    霧切「苗木くんは気にしなくてもいいわ、でも葉隠くん、貴方は次からちゃんとしなさい」

    江ノ島「何その格差……マジうけるんだけど」

    モノクマ「本当にマジうけるよね」ヒョコッ

    葉隠「で、出たべ!」

    モノクマ「大体驚くのは葉隠くんだねぇ……まぁいいや、朝食後すぐに体育館に集まってください!じゃあね!」ヒューン

    セレス「今度は一体なんでしょう」

    十神「さぁな、だが俺たちはここから出るんだ」

    苗木「十神くん……?」

    葉隠「やっぱり十神っちが丸くなってるべ……」

    山田「もし文字通り丸くなったら豚神ですなw」

    十神「調子に乗るな」ギッ

    山田「ヒイッ」
  41. 41 : : 2014/04/16(水) 23:35:36
    ー体育館ー

    ソラ「来たぞモノクマ!」

    モノクマ「よく来たね!」ヒョコッ

    セレス「あらあら、そのお金の山はなんですの?」

    江ノ島「金!ここから出れたらくれる的な!?」

    山田「こ↑こ↓から出るには誰かを殺さなければなりませんぞ」

    十神「フン、そんなはした金で殺人を犯すわけが無いだろう」

    葉隠「え?でもあの札束結構な量だべ?」

    ソラ「そ、そうだな!すげー!」

    ソラ(あれがこの世界のマニーか……わからないけど、10000マニーくらいか?白夜も『はした金』って言ってたしな)

    モノクマ「そう!しめて……200億!」

    朝日奈「す、すっご……」

    セレス(あのお金があれば……私の……)

    舞園「凄いですね……」

    江ノ島「いや、マジで?多過ぎね?」

    大和田「芸能界の売れっ子二人が言うんだから間違いねえな」

    石丸「しかしっ!そんな金程度で殺しなど起きない!」ビシッ

    桑田「そうだよな!」

    苗木「その通りだモノクマ!」ビシッ

    モノクマ「うぷぷ……それはどうでしょう!」チラッ

    セレス(あの金があれば……)

    モノクマ「ね!」チラッ

    セレス(でも……この程度で人殺しなど)

    モノクマ「ね?」チラッ

    セレス(……ちゃんちゃらおかしいですわ)

    腐川「な、なんでセレスの方ばっかり見るのよ……」

    セレス「あら?私そんなお金程度で人殺しなんてしませんわよ」

    モノクマ「えっ」

    霧切「……」

    セレス「うふふ……残念でしたわね」

    モノクマ「うぷぷ……なんでセレスさんを疑わなきゃいけないんだい?僕はみんなを信じているのに!」ヒューン

    桑田「は?逃げた?」

    葉隠「捨て台詞吐いて逃げたべ……」

    苗木「僕たちは負けないんだ!」

    ソラ「あぁ!」
  42. 42 : : 2014/04/16(水) 23:40:43
    ー???ー

    ?「全く……なんなんですかねぇこのソラとかいう少年は」

    ?「全然絶望させられない……です……」

    ?「なんでこうなんだぁっ!?あん?」

    ?「でもでもぉ、いつか絶望させてやるクマー」

    ジー……

    ?「ん?誰?残姉?」

    ?「……気のせいだよねっ!うぷぷぷぷ」

    ーソラの部屋ー

    ソラ「殺し合いもしてないし、皆仲良くなってるし、これはこれで楽しい……」

    ソラ「けどさ、やっぱり帰りたいんだ」

    お守りに語りかけるソラ。

    ソラ「カイリ……リク……」
  43. 43 : : 2014/04/16(水) 23:41:54
    とりあえず今日はここまでにしようと思います!一応最後まで書いてあるんですがストーリー少し練り直すつもりです、多分明日も更新できると思います!
  44. 44 : : 2014/04/17(木) 20:29:57
    ーデスティニーアイランドー

    リク「ソラが居なくなって何日経ったんだ?」

    カイリ「……もうだいぶ経つよね」

    リク「流石におかしいよな……」

    カイリ「探しに行くにしても……どうやって……」

    リク「ソラ……カイリを頼むって言ったのに……」

    カイリ「そう言えば、リクはソラが居なくなった時のこと、わかる?」

    リク「……すまない、なにもわからないんだ」

    カイリ「承認試験……だっけ、それを受けるってはりきってたよね」

    リク「あぁ……今頃どこで何をしてるんだろうな」

    カイリ「他の世界に行ったならグミシップでだよね?」

    リク「……そうか!なら王様に聞けば!」

    カイリ「そうだね!……あ、あれを見て!」ビシッ

    指をさした方を見るとゆっくりとグミシップが降りてくる

    リク「あれは!」

    カイリ「きっとソラが乗ってるんだよ!」

    リク「行ってみるか!」

    カイリ「うん!」
  45. 45 : : 2014/04/17(木) 20:33:31
    降りてきたグミシップからは、過去にソラと共に冒険した二人が出てきた

    ドナルド「グワッ!ソラはどこだろう!」

    グーフィー「ソラー!遊びに来たよお!」

    オーイ

    ドナルド「あっ!リクとカイリだ!」

    グーフィー「アッヒョ」

    リク「ドナルド!グーフィー!」

    カイリ「ねぇ!2人とも!ソラは?どこ?一緒にいたんだよね?」

    ドナルド「グワッ?」

    グーフィー「ソラはこの島にいるんじゃないの?アヒョ」

    リク「……なんだと?」

    カイリ「どういう事なんだろう……」

    ドナルド「ソラがなかなか来ないから迎えに来たのに」

    グーフィー「なんだか大変な事になってるみたいだねアッヒョ」

    リク(ソラ……どこにいる……ソラ!)
  46. 46 : : 2014/04/17(木) 20:35:40
    ー苗木の部屋ー

    ピンポンパンポーン

    苗木「なんだろう……」

    モノクマ(放送)「只今より、3階、4階を開放します!」

    苗木「……探索して、新たな動機を与えて……モノクマのやることもある程度読めるよね……」

    苗木「確かに殺し合いは起きていない……でもそれは……誰一人外に出ることは出来ないってことじゃないか?」

    苗木「……」

    苗木「絶望的だねぇ……(ねっとり)」

    苗木「はっ!何言ってるんだ僕は……こんなんじゃ僕は堕苗木誠だよ!」

    苗木「並べ替えたら……コマエダ……ん?」

    苗木「コマエダ、ナギト……?」

    苗木(なんでだろう、聞いたことない筈なのに、知っている気がする。例えるなら……『先輩にこんな人いたな』みたいな……)

    苗木「考えてても仕方ないな、皆と一緒に学園の探索しよう」
  47. 47 : : 2014/04/17(木) 20:40:55
    ー不思議な塔ー

    本来、ソラとリクがマスター承認試験を受けに来るはずだった場所、そこに住むイェンシッドにリクたちは相談に来ていた

    イェンシッド「ううむ……そうか」

    リク「ソラが居なくなってしまったんです」

    カイリ「何かわかりませんか?」

    王様「困ったな……」

    ドナルド「グワ……」

    グーフィー「アヒョ」

    イェンシッド「ソラの気配を探ってみよう……むん」

    ……

    イェンシッド「僅かだが、ソラの気配を感じる世界を見つけた。」

    リク「本当ですか!それは、一体!」

    イェンシッド「どうやら、『 Bullet refutation desired』という世界のようだ」

    カイリ「ビュレット・リフテイション・ディザイアード?」

    ドナルド「どういう意味?」

    グーフィー「うーん」

    王様「希望の弾丸論破……直訳するとこうなるね」

    イェンシッド「詳しいことはわからないが、この世界にソラがいるのは間違いないようだ」

    リク「居場所だけわかっても……」

    カイリ「どうにかソラのところへ行くには……」

    ドナルド「グミシップで行こう!」

    リク「……あぁ、そうだったな!」

    イェンシッド「いや、待て」

    カイリ「はい……?」
  48. 48 : : 2014/04/17(木) 20:43:13
    イェンシッド「この世界……なにか恐ろしい闇に包まれていて近づくことはできなさそうだ」

    一同「!?」

    王様「そ、それはどんな!」

    イェンシッド「うーむ、これはハートレスやノーバディにはあまり見られぬ……これは、感情……?」

    リク(感情?……ということは心……原因は人か?)

    イェンシッド「『絶望』に包まれている」

    ドナルド「グワ……」

    グーフィー「それが、どうして行けないんですか?」

    イェンシッド「うむ。グミシップのことはわかっているな?」

    ドナルド「もちろん!」

    リク「ソラから聞いたくらいだ」

    カイリ「そうだね、確か……『笑顔が船のエネルギー!』とか言ってたね」

    カイリ「あっ……」

    イェンシッド「そう、グミシップは笑顔、つまりは嬉しさや楽しさなどの、言わば希望で動いてるようなものだ。しかしあそこまで絶望に包まれていては……」

    王様「もしその世界に助けに行くことができても、グミシップは飛び立てない……?」

    ドナルド「そんな!」

    リク「一体……どうしたら……!」
  49. 49 : : 2014/04/17(木) 20:49:20
    ーショクドウー

    石丸「それでは、ここに意見交換会兼結果報告会を行う!」

    葉隠「なんか3階4階を調べた気がしないべ……」

    江ノ島「そりゃ、省略されてりゃ」

    桑田「おいこら!」

    江ノ島「えへへ」

    朝日奈「でも、今回は【特に収穫はなかった】よね?」

    苗木「それは違うよ!」論破!

    十神「そうだな、明らかに怪しい部屋がひとつあったな」

    霧切「そう……情報処理室ね」

    山田「僕はそれより娯楽室が嬉しかったですぞ」

    セレス「退屈しのぎにはなりますわね」

    大神「物理室のあの空気清浄機……気になる」

    不二咲「そうだねえ……」

    大和田「確かに、大神の言う通りだ」

    ソラ「なぁ、ひとつ……いいか?」

    石丸「どうしたソラくん!言ってみたまえ!」

    ソラ「娯楽室ってのがあったんだろ?それにさ、最近皆調査調査で疲れてると思うし……今日は遊ばないか? 」

    舞園「そうですね!たまには休むのも大切です!」

    石丸「互いに親交を深めることで絆の力を強くするのだな!」

    ソラ「ん?……あぁ、うんそういうこと!」
  50. 50 : : 2014/04/17(木) 20:50:45
    ソラ(こうして、みんなそれぞれに遊んだり自由行動したりし始めた)

    苗木(モノクマが『コロシアイしろー!』ってうるさかったけどそんなことは知らない)

    ソラ(な!)

    苗木(うん)

    葉隠「ソラっちと苗木っちが目だけで会話してるべ……」

    桑田「すげぇな……あっ俺ドロ4」

    山田「僕もドロ4ですぞ」

    セレス「ドロ4ですわ」

    葉隠「だべええええ!!!!!」

    桑田「へへっばーか」

    葉隠「……はい、ドロ4だべ」

    桑田「……アポ?」

    ソラ「怜恩たちは何してんだ?」

    苗木「ウノだよ。調査した時に山田くんが娯楽室から持ってきたみたいなんだ」

    ソラ「それでこのままここでやってるのか」

    苗木「みんなが仲良さそうでよかったよ」

    ソラ「だな」
  51. 51 : : 2014/04/17(木) 20:52:50
    ー体育館ー

    朝日奈「さくらちゃん!頑張れ!」

    大神「ぬおおおおおおお!!!!」

    舞園「江ノ島さん!ファイトです!」

    江ノ島「はあああああああ!!!!」

    霧切「……なんなのかしらこれは」

    朝日奈「さくらちゃんと江ノ島ちゃんが腕立てで対決してるんだよ!」

    霧切「……どうして江ノ島さんが?超高校級のギャルに勝ち目はないわよ」

    江ノ島(あっ……)

    江ノ島「……あー!もう無理ー!」バタッ

    大神「まだ余裕そうに見えるが」スクッ

    江ノ島「やーだーつーかーれーたー」バタバタ

    大神「……そうか」

    霧切(怪しい)

    朝日奈「凄いね!超高校級のギャルって筋肉あるんだね!」

    江ノ島「そーなんだよー腕立てとか腹筋は日課だからね!」

    ー???ー

    ?「……」

    ?「残念すぎるだろこれ……」
  52. 52 : : 2014/04/17(木) 20:55:49
    ー教室ー

    十神「フン、また俺の勝ちか」

    腐川「うふふ……白夜様とトランプできるなんて……うふふ」ニヤァ

    石丸「どうしていつも十神くんは僕が出そうとしてるものをことごとく出させないんだ!」

    大和田「それが七並べだぜ兄弟」

    不二咲「でも楽しいねえ」

    十神「……全く、なんで俺ともあろう者が愚民共とトランプなど」

    腐川「それは白夜様がぁ、ソラの影響で明るく……」

    石丸「うむ!その通りだな!」

    大和田「なんでか知らないけど、あいつといるとなんか明るくなれるんだよな」

    不二咲「まるで朝ドラのヒロインだねえ」

    石丸「うむ!」

    十神「そういえば視聴覚室にDVDがあったな」

    不二咲「そう言えば視聴覚室のDVDに純と愛っていうのがあってさ、それがなかなか面白いんだよ!今までにない欝展開で!」

    大和田「おお、あれか…いつか俺たちで見たな。辛くて途中から見てなかったけどよ」

    石丸「むっ?夜ふかしはいかんぞ!」

    大和田「わりぃ」

    腐川「ちょっと気になって私も見たわ……でもあれは無いわ……」

    十神「ほう」

    不二咲「でも、あんな朝ドラ見たことないんだよねえ、面白いんだけどさ、純と愛にも『連続テレビ小説』って書いてあったんだよ」

    十神「昔の作品なんじゃないのか?」

    大和田「いや、あんな画質じゃ昔なわけねえよ」


    不二咲「そうかなあ……」

    コトダマ 「『純と愛』という作品」を手に入れた!


    モノクマ「ここでコトダマかよ!」
  53. 53 : : 2014/04/17(木) 20:56:35
    不二咲「そうかなあ……」→不二咲「そうだよねえ……」

    です、すみません
  54. 54 : : 2014/04/17(木) 20:57:41
    ー不思議な塔ー

    リク「グミシップじゃ近づけない……となると」

    カイリ「ソラは……どうなっちゃうの?」

    グーフィー「リクはもう闇の回廊は使えないんだもんねえ」

    イェンシッド「かつての機関員ならば……」

    ドナルド「グワッ?ⅩⅢ機関はもう倒したでしょ?」

    王様「確かに機関員としての彼らは倒した。けれどハートレスが倒されていれば」

    リク「どういうことだ?王様」

    カイリ「ナミネやロクサスが蘇るかもしれないの?」

    イェンシッド「いや、その二人に関しては元の存在の元へ還った……という特殊なケースであるが故に例外であるが……ハートレスとノーバディ、この二つの存在が倒されると元の存在が復活する」

    カイリ「?」

    王様「つまり……ハートレスであるアンセム、ノーバディであるゼムナス、この二人が倒されたから……」

    リク「……ゼアノートが復活したっていうのか!?」

    イェンシッド「うむ、おそらくは」

    ドナルド「グワッ……」

    グーフィー「じゃあアクセルも復活してるのかなあ?」

    カイリ「アクセル?」

    リク「……そうか、あいつは……ソラ……いやロクサスの……親友だからな」

    イェンシッド「なるほど、彼なら協力してくれるやもしれん」

    カイリ「でも、アクセルってどこにいるのかな」

    イェンシッド「……」

    リク「……知らないな」
  55. 55 : : 2014/04/17(木) 21:00:57
    カイリ「アクセル……前にあたしをさらった……」

    リク「カイリをさらったのだって考えがあってのことだぞ?」

    カイリ「うん……」

    イェンシッド「……む、アクセルの存在を……いや、アクセルとは違うが……レイディアントガーデンの方から感じるな」

    ドナルド「グワッ!」

    グーフィー「じゃあグミシップで出発だねえ!」

    リク「イェンシッド様、彼に会えたら一度ここに連れてきます。」

    イェンシッド「あいわかった。王よ」

    王様「はい」

    イェンシッド「頼んだぞ」

    王様「わかりました!」

    リク(今のやり取り必要か?)
  56. 56 : : 2014/04/17(木) 21:11:04
    ー苗木の部屋ー

    山田「うおおおお!不二咲千尋殿はスピード強すぎですぞ!」

    不二咲「えへへ」

    大和田「山田も中々だと思うぜ」

    十神「フン、まだトランプをしているのか愚民どもめ」

    ソラ「そういう白夜は何してるんだよ」

    十神「本を読んでいる……見てわからないか」

    桑田「何しにきたんだよ……ん、その本って」

    葉隠「まだ読んでるんだべ?腐川っちの『シソのかわりのコシヒカリ』!」

    十神「……それは違う」論破!

    十神「『磯の香りの消えぬ間に』だ」

    葉隠「だ、だべ」

    石丸「腐川くんの本か、僕も読んでおきたいものだな!」

    苗木「あはは、そうだね」

    苗木(なんでみんなが僕の部屋にいるのか……それは今から一時間前に遡る。)
  57. 57 : : 2014/04/17(木) 21:56:21
    ーショクドウー
    (1時間前)

    セレス「あら?みなさんお揃いで……もう九時ですわよ」

    朝日奈「いやー、なんとなくみんな食堂に集まってるかなーと思って」

    苗木「うん、まさか十神くん達まで来てるとはね」

    十神「フン」

    ソラ「でも集まってどうすんだよ」

    霧切「九時に食堂に集まるって……言った筈なんだけれど」

    舞園「言いましたか?」

    葉隠「そのへんは書かれてないべ」

    桑田「おいこら!」

    不二咲「でも楽しかったねぇ」

    モノクマ「こらオマエラ!コロシアイしろー!」ヒョコッ

    江ノ島「OMG」

    モノクマ「あ?」

    江ノ島「オーマイガーだよモノクマ……で、あんたが何の用よ」

    モノクマ「だーかーら、コロシアイしろ!」

    大和田「あぁ?するわけねーだろ」

    石丸「そのとおりだ!一緒に遊び親睦を深めた僕たちは無敵だぞ!」ビシッ

    モノクマ「うぷぷ……希望が溢れてるよ……」

    モノクマ「なーんてね!オマエラの友情なんてもろいに決まってるんだ!」

    大神「それはどうかな……」

    山田「僕たちは屈しませんぞ!」

    霧切「そうね」

    モノクマ「ぐぬぬ……明日も遊べるなんて思うなよ!こっちには動機があるんだからね!」ヒューン

    苗木「まだあるのか……」

    葉隠「あーあ、もう遊びは終わりだべ……」

    腐川「明日から疑って殺し合うのね……」

    石丸「何を言っている!今の僕たちの中にそんなことをする人はいないぞ!」

    十神「フン、どうだかな……セレスなんて何かやらかしそうだがな」

    セレス「あら、十神くんこそ殺人をゲームだとしか思ってないのではなくて?」

    十神「くだらん……俺はお前たちを導いて、違う世界を見るんだ」

    山田「十神白夜殿の貴重なデレですな!」

    十神「黙れ」
  58. 58 : : 2014/04/17(木) 22:25:54
    桑田「なぁ苗木、明日渡される動機ってやつがさ、やばいものだったとするじゃん?」

    苗木「うん……」

    朝日奈「何?急に桑田が真面目ー」

    桑田「そういう時って何が心の支えになるよ」

    ソラ「心……」

    なぁアクセル、覚えてるか?

    ……何を?

    俺たちに約束しただろ

    何度居なくなっても必ず連れて帰るって

    あぁ

    記憶してるか?

    ッハハ、親友の約束だ

    ソラ(今のは……俺の記憶……?いや……ロクサス……?)

    苗木「やっぱり、友達かな……」

    ソラ「それは違う!」論破!

    腐川「い、今のは苗木の言う通り……じゃ、ないの……」

    ソラ「本当に大事なのは……親友だと思うんだ」

    石丸「確かにそうだ!もはや僕たちは友達の枠を超え、親友となっているのだ!」ビシッ

    セレス「まぁ、私もそんな暑苦しい関係だったんですの?まぁ、皆さんは全員……いや苗木くんはBランクですが皆さんCランクですので、まぁ光栄に思っていてください」ニコッ

    山田(結局デレてるじゃないですか……)

    舞園「そうなんでしょうか? 」

    山田「ファッ!?」
  59. 59 : : 2014/04/17(木) 22:26:59
    朝日奈「でもせっかく明日ものんびりできると思ったのに……」

    十神「……まぁ俺たちの目的はここから出ることだ、遊んでる暇などない」

    大和田「そのわりには楽しそうだったよな」(ボソッ)

    不二咲「そうだね」(ボソッ)

    葉隠「しゃーねぇ、明日動機が渡されるし、寝るべ」

    ハックシュン!

    大神「む、誰だ」

    腐川「はーーーーーい!あたしでーーーーーっす!」

    苗木「え、なにこれ!」

    舞園「ふ、腐川さん!?」

    腐川?「あぁ?そんなだっせー名前で呼ぶんじゃねえよ!」

    十神「こいつはジェノサイダー翔だ」

    ジェノ「あららーん?知ってるの?さっすが白夜様??」

    江ノ島「てかこれ、どゆこと?誰か3行で」

    山田「腐川冬子殿の」

    山田「もうひとつの人格が」

    山田「ジェノサイダー翔」

    江ノ島「把握」

    山田「あくまで予想ですが」

    ジェノ「そう!ひふみんだいたい正解!」

    セレス「あら、随分馴れ馴れしいですわね」

    ジェノ「たえこは黙ってな!」

    セレス「たえこ?はて、なんのことやら(汗)」

    ソラ「凄いなぁ……冬子がジェノサイダー翔?だったなんて」

    ジェノ「えっ?何この子!萌える!ねえねえ名前は!?」

    霧切「彼はソラよ」

    ジェノ「ソラ!へぇ!ソラたん!萌える!ぶっ殺したい!」ニヘェ

    一同「!?」
  60. 60 : : 2014/04/17(木) 23:15:41
    十神「それはどういう意味でだ」

    ジェノ「言葉通りの意味です!萌える男はぁ、殺したくなっちゃうの!」

    葉隠「これは大変だべ……」

    ソラ「よくわかんないけど、俺……命狙われてる?」

    桑田「そうみたいだな」

    江ノ島「なんで落ち着いてんだよ……」

    ジェノ「とにかく!ソラたん!覚悟はいいかしらん?うふふ」ジャキィン!

    舞園「は、はさみ!?」

    セレス「このままだと殺人鬼が学園に放たれることになりますわ」

    ジェノ「あたしをそこらへんの殺人鬼と一緒にす……」ガシッ

    大神「……我が押さえておく。ソラは部屋に戻れ」

    ジェノ「チッ、放せよオーガ!」

    大神「無理だ」

    ソラ「わ、わかったよさくら!」

    桑田「待て、お前一人じゃ不安だ、俺もいくぞ」

    山田「僕も心配ですな」

    不二咲「僕も!」

    葉隠「よし!じゃあ苗木っちの部屋に行くべ!」

    苗木「な、なんでだよ!」

    葉隠「苗木っちの部屋なら大丈夫って占いで出たべ!」

    苗木「そ、そんな……」





    苗木(こうしてなぜか男全員が僕の部屋にいる。十神くんはジェノサイダー翔から逃げるためにここにいるみたいだ……けど)

    十神「また俺が大富豪だな」

    葉隠「い、イカサマだべ」

    十神「俺はそんなことをしなくてもこのくらい余裕だ」

    苗木(なんだかんだでみんなのんびりしちゃってるよ!ソラくん命狙われてるんだよ!)

    ソラ「あー!また違う!」

    石丸「これと同じカード……わからん!」

    不二咲「文字通り神経が衰弱してきてるね」

    大和田「ははは、そうだな」

    苗木(ソラくん本人にも緊張感がない!)
  61. 61 : : 2014/04/17(木) 23:20:33
    ー江ノ島の部屋ー

    大神「……というわけだ」

    ジェノ「コロシアイね?起きてねーじゃん?」

    セレス「まぁ、確かにそうですわね」

    朝日奈「これからも起きないよ!」

    江ノ島「てかさ、なんで男どもが集まったからってここに集まってるわけ?」

    江ノ島(食材搬入の手伝いできないじゃん……)

    舞園「今日は徹夜で女子会ですよ!」

    セレス「女子会……ですか」

    ジェノ「あぁ?じゃあなんでちーたんがいないわけよ」

    大神「……不二咲は男だ、お前は聞いてなかっt」

    ジェノ「え?マジか!女装だったか!……やっときゃよかった!(イケボ)」

    一同「……」
  62. 62 : : 2014/04/17(木) 23:21:09
    朝日奈「ていうか本当に腐川ちゃん?」

    ジェノ「だーかーらっ!そのダセー根暗と一緒にすんなっ!大体あいつと知識は共有してっけど記憶は共有してねーから!」

    江ノ島(それって……まずいんじゃ!)

    江ノ島(もしあの事件について思い出して……苗木くんたちのことをペラペラ喋ったら……!)

    ジェノ「大体あいつは……は、ハァックシュン!」

    舞園「あっ……」

    腐川「あ、あれ?私……」

    江ノ島「ほっ」

    大神「む?」

    江ノ島「なんでもないなんでもない!」
  63. 63 : : 2014/04/17(木) 23:22:30
    ーレイディアントガーデンー

    「しゃあねえ、俺が探して来る」

    「え?どうやって?」

    「嫌な役目はいつも俺だ」

    リク「誰かを探すつもりだろうが、少し協力して欲しい」

    「!」

    カイリ「アクセル!」

    アクセル?「違うな……」

    ドナルド「グワッ?」

    アクセル?「俺の名前は……リア。」

    グーフィー「リア?」

    リア「本当の名前だ、記憶したか?」

    リク「……それと、レクセウス、ゼクシオンだな」

    王様「そうか、リクはこの二人と戦ったんだよね」

    レクセウス?「……」

    ゼクシオン?「お久しぶりです、まぁ昔のことは水に流しましょう……それと、僕はイェンツォ、彼はエレウスです」

    エレウス「……かつてはすまなかったなリク」

    リク「まぁ、過ぎたことは気にしないさ」

    ドナルド「グワ……」

    グーフィー「リクとイェンツォたちはどこかで会ってたのかな?」

    イェンツォ「はい、忘k

    エレウス「イェンツォ」

    イェンツォ「あ……」

    ドナルド「?」

    リク「いや、お前たちに再会する前に倒してたんだ」

    王様(そうか、ドナルドとグーフィーは忘却の城のこと、思い出してないんだよね)

    リア「で、何の用だ」

    王様「リア、君に折り入って頼みがある」

    リア「ん?」
  64. 64 : : 2014/04/17(木) 23:41:06
    リア「ソラが他の世界から帰ってこない?」

    カイリ「そうなの」

    イェンツォ「しかし、我々はもう完全な闇の存在ではありません……かつてのように何人も通れる闇の回廊を作るのは難しいです」

    ドナルド「グワ……」

    エレウス「すまないな」

    リア「なんだよ二人ともだらしねぇな……俺の力は顕在だぜ?」ジャキィン

    グーフィー「アヒョッチャクラムだねぇ」

    カイリ「すごいねリア……」

    リア「俺、強いから」

    リク「じゃあ、さっそくだが頼めるか?」

    リア「任せとけ」ギュムォォッ

    イェンツォ「闇の回廊……」

    エレウス「……闇に飲まれるな」

    リア「なんだよ、心配しすぎだって」

    ドナルド「心配?心なんてないくせに!」

    リア・エレウス・イェンツォ「「今はある」」
  65. 65 : : 2014/04/18(金) 00:14:41
    ー希望ヶ峰学園、ショクドウー

    ソラ「ふぁぁ……」

    石丸「だらしないぞソラくん……んぅ」

    舞園「どうして徹夜で女子会してしまったんでしょう……ふあぁ」

    山田「僕は慣れてますぞ!」

    大和田「俺も一晩中走ったりしてたからな」

    大神「我もこのくらい……」

    不二咲「僕もだよお」

    霧切「……なぜか私も平気ね」

    江ノ島「あたしもー、夜通しの訓練とかよくあったしぃ」

    苗木「……訓練?」

    江ノ島「……え?は、えっと、冗談だし!軍人じゃあるまいしさ!マジうける」

    セレス「あら、皆さん凄いですわね」ニコッ

    セレス「」ニコッ

    セレス「」ニコッ

    葉隠「セレスっちが笑顔のままぶっ倒れたべ!」

    桑田「うー……てかねみいしもう一回寝ようぜ?みんな各自さ」

    石丸「そんなことはさせない!」

    大和田「悪いな兄弟」トン!

    石丸「……」気絶

    大和田「……寝るぞ」

    ー???ー

    ?「……」

    ?「あの、今日は動機を……」

    ?「明日にするか……」

    ガタッ

    ?「だ、誰?お姉ちゃん……じゃないよね、今食堂のはずだもんね」

    ?「この世界は繋がった」

    ?「は?」

    ?「……」シュン

    ?「消えた!?何これ絶望的にわかんない……」

    ?「……今日は皆寝るみたいだし、私様も少し寝ちゃおうかな……動きないだろうし」
  66. 66 : : 2014/04/18(金) 00:15:28
    ー脱衣所ー

    ソラ「皆は寝るみたいだけど俺はその前に風呂かな……」

    「おい、なにのんきに服を脱ごうとしてんだ」

    ソラ「!?」

    ソラ「あ、アクセル!?どうして!」

    リア「俺はリアだ、人間として蘇ったんだよ」

    ソラ「そ、そうか……でも、お前なんで闇の回廊から出てこないんだ?」

    リア「……何でか知らないけどよ、ものすごい闇に包まれてて世界の壁を越えられねえんだ」

    ソラ「なんだよそれ……」

    リア「わりぃ、あっちでみんなと対策練るから、それまでお前はここで頑張れ」

    ソラ「あ、あぁ……」

    リア「いいねぇ、覚えが早くって」ギュムォォッ……シュン

    ソラ「行っちゃったよ」

    ソラ「闇って何だ……?」

    ソラ「この世界にも鍵穴があったりするのか?」
  67. 67 : : 2014/04/18(金) 00:18:00
    ー次の日、体育館ー

    モノクマ「久しぶりだねオマエラ!」

    桑田「あぁ、本当だな」

    不二咲「確か動機は昨日じゃなかったの……かな……」

    モノクマ「オマエラが寝てるからだよ」

    十神「それで、なんだ?また金か?秘密か?」

    腐川「……も、もう惑わされないわよ」

    モノクマ「秘密といえば秘密だよね」

    霧切「私達は特に何も隠し事はないわ。もう怖くない……」

    葉隠「だべ!」

    モノクマ「うぷぷぷぷ……本当に隠し事をしてる人はいないのかな?」

    朝日奈「えっ?」

    モノクマ「それはね……内通者がいるんだよ!」

    「!」

    大和田「誰が内通者だってんだ?俺たちを騙して……許さねえ!」

    石丸「いや、話せばわかる!さぁ、内通者は手を上げるんだ!」

    モノクマ「そんなことしなくてもいいよ、ねぇ」

    モノクマ「大 神 さ く ら さ ん」
  68. 68 : : 2014/04/18(金) 00:19:47
    大神「……」

    朝日奈「嘘だよね?さくらちゃん!」

    大神「……本当だ」

    ソラ「そ、そんな……」

    山田「しかし、大神さくら殿をどうすればいいのですかな?」

    モノクマ「煮るなり焼くなり好きにすれば?うぷぷぷ」ヒューン

    葉隠「ど、どうするべ」

    腐川「……殺すべきよ!内通者なんて!」

    苗木「それは違うよ!!」論破!

    腐川「え……」

    十神「確かに、苗木の言う通り、殺すなどバカバカしい」

    石丸「うむ、どんな理由があろうとコロシアイなど起きてたまるか!」

    桑田「けどよぉ、本当に大丈夫なのか?」

    セレス「あら、桑田くんは本当にアホなんですね」ウフフ

    桑田「はぁ?」

    セレス「黒幕にとって、大神さくらはもう用済み……つまりは黒幕側ではないということではなくて?」

    江ノ島「いやいや、それはないっしょ……オーガに殺されるんだよ、こうやってあたしらを騙してさ」

    苗木「違うよ、僕は昨日見たんだ……体育館で、モノクマと戦う大神さんを」

    大神「……見ていたのか」

    霧切「それも芝居という可能性は?」

    苗木「ないよ、モノクマも本気で殺しにかかってたから……」

    大神「……信じてくれるのか」

    朝日奈「私はもちろんさくらちゃんを信じるよ!」

    ソラ「誠がそう言うならな!」

    桑田「まぁ、俺も」

    舞園「苗木くんは嘘つきません!」

    十神「疑うなどバカバカしい」

    腐川「白夜様がそう言うなら……」

    石丸「うむ、残りのみんなもそう思っているぞ!」

    江ノ島「マジで?」

    大神「……すまない」
  69. 69 : : 2014/04/18(金) 00:21:58
    苗木(その後大神さんはモノクマに人質をとられていることを打ち明け、みんなもそのことをわかってくれたみたいだ)

    苗木(それから3日ほどモノクマは僕たちの前に現れなくなってしまった……)
  70. 70 : : 2014/04/18(金) 00:23:10
    ーショクドウー

    十神「最近全く動きがないな」

    セレス「退屈ですわ」

    大神「……そうだな」

    ソラ「……うん」

    桑田「モノクマもいねぇし学園は探索できないとこが多いしよ」

    モノクマ「は?」ヒョコッ

    葉隠「で、出たべ!」

    モノクマ「オマエラつまんなすぎ、マジで。」

    霧切「残念だったわね」

    苗木「僕たちは殺し合いなんてしないからな!」

    モノクマ「……じゃあここでゲームをするというのは?」

    山田「ゲームですと!?」

    不二咲「ゲームなら得意だよ!」

    モノクマ「うぷぷぷぷ……馬鹿だねオマエラは、そういうゲームじゃないよ……」

    石丸「では一体……」

    モノクマ「今から学園の全フロアを開放する!そして学園の謎を解いたら、一定の時間の後に学級裁判だよ!」

    舞園「学級裁判……?」

    桑田「なんだよそら」

    モノクマ「本来なら殺人が起きた時にクロを当てるんだけど……今回は外に出たいかどうか、それを議論してもらいます」

    ソラ「出たいに決まってるだろ!」

    モノクマ「うぷぷ……どうかな……?キーブレードの勇者ソラくん」

    ソラ「どうしてキーブレードのことを!」

    葉隠「あの鍵か……」

    苗木「どういう意味だモノクマ!」

    モノクマ「うぷぷぷぷ……なんでもないよ」ヒューン

    ソラ(こうして俺たちは学園の探索を始めたんだ)
  71. 71 : : 2014/04/18(金) 00:23:47
    苗木(色々なことがあった……)

    苗木(霧切さんのお父さんが亡くなっていたり……)

    苗木(大和田くんのつるはしがあったり……)

    苗木(モノクマを操る部屋もあった)

    苗木(そして……あの映像。)

    苗木(僕たちの予想がもし真実なら……)

    苗木(一体どうすればいいのか……)

    苗木(ん?僕?僕は今みんなとエレベーターに乗っているんだ)
  72. 72 : : 2014/04/18(金) 00:24:24
    ー学級裁判場ー

    葉隠「なんだべこの部屋……」

    十神「さぁな、ここも中継されているんだろ」

    セレス「……」

    舞園「……どうしましょう」

    モノクマ「やぁオマエラ!早速裁判を始めるよ!」

    モノクマ「まずは学園の謎!そしてオマエラはこれからどうしたいか!」

    モノクマ「議論して論破しちゃってね!」

    学級裁判


    開廷!
  73. 73 : : 2014/04/18(金) 00:25:47
    霧切「まず状況を整理しましょう」

    大和田「あぁ……ここ、希望ヶ峰学園は全国に生中継されてる」

    舞園「そして、人類史上最大最悪の絶望的事件が起きて……」

    山田「僕たちはこの学園に残ることを望んだ……いや、そんな記憶はないのですが」

    桑田「あのDVDだよな……」

    石丸「し、しかしそれだとあの写真についてのつじつまが合わないぞ!」

    葉隠「そうだべ!覚えていないけど俺たちは入学してすぐに学園長と面談してここに立てこもったんだべ!」

    不二咲「それは違うよお!」論破!

    葉隠「!?」

    朝日奈「え、どうしたの……」

    不二咲「大和田くんや十神くんはわかるよね……」

    腐川「な、なんのはなしですか白夜様……」

    十神「……なるほど、入学後すぐではない、ということだな」

    石丸「そうか!あの連続テレビ小説!」

    不二咲「そう!【純と愛という作品】が、僕たちが入学したあとに作られているんだ!多分ね!」

    腐川「あんなの、リアルタイムでやってた記憶はないわ……」

    ソラ「つまり……」

    苗木「僕たちは入学してからの記憶を奪われているんだ!」
  74. 74 : : 2014/04/18(金) 00:26:36
    モノクマ「は?記憶を奪ったとかそんなわけないじゃん!」

    大神「いや……おそらくあの写真は本物だ、つまり」

    朝日奈「わたし達はここで本当は学園生活を送っていたんだ!」

    モノクマ「証拠もないのに何を言うのやら……」

    苗木「証拠ならある!寄宿舎の二階にあるロッカー……あの中には葉隠君の水晶玉やノートがあった!あれは葉隠君がここで授業を受けてた証拠だよ!」

    葉隠「も、もしかして俺だけがここに早く来てたとか!」

    霧切「それはないわ、私の手帳もあったもの……」

    モノクマ「そんなんが証拠になるわけないじゃん……」

    ソラ「いい加減にしろよ!モノクマ!」

    モノクマ「お、やっと喋ったね」

    ソラ「皆を騙して、皆を追い詰めて……全部お前のせいじゃないか!」

    苗木「ここに来てから2年間、本当は幸せに暮らしていたんだ!」

    舞園「そうですよ!」

    モノクマ「……はぁ、希望に満ち溢れたその目、大嫌いだよ……」

    霧切「それと、まだ気になることがあるわ」

    桑田「あぁ……戦刃むくろね」

    モノクマ「16人目の超高校級とか言うつもりかい?そんなのいないよ」

    霧切「いえ、確かに戦刃むくろはいるわ……それは」
  75. 75 : : 2014/04/18(金) 00:27:20
    霧切「江ノ島さん。あなたよ」

    江ノ島「は?」

    一同「!」

    江ノ島「な、なに言ってんだし、あたしは超高校級の……」

    霧切「軍人ね……」

    江ノ島「ち、違うし!」

    霧切「超高校級の」

    江ノ島「ギャル!」

    霧切「ここは?」

    江ノ島「希望ヶ峰学園!」

    霧切「わたしは?」

    江ノ島「霧切!」

    霧切「所属部隊は?」

    江ノ島「フェンリル!」

    一同「!」

    江ノ島「あ……」

    モノクマ(残念すぎるだろーーがっ!)

    霧切「これで決まりね、腕立ての早さ、体力、立ち振る舞い、言動……全てにおいてギャルとはかけ離れていたのよ、江ノ島さん……いえ、戦刃むくろ!」

    戦刃「……」

    霧切「勝負あり、かしら」
  76. 76 : : 2014/04/18(金) 00:31:02
    苗木「どうだモノクマ!」

    桑田「俺たちは謎を解いたぞ!」

    モノクマ「……はぁ、残念すぎる姉のせいでこんな情けない結果になっちゃったな」

    舞園「戦刃さんが……姉……?」

    セレス「ということはモノクマを裏で操っていたのは……」

    山田「超高校級の……ギャル……そして」

    大和田「超高校級の絶望……」

    霧切「本物の江ノ島盾子」

    苗木「お前なんだ!」

    モノクマ「ザナドゥ!」
  77. 77 : : 2014/04/18(金) 00:31:53
    江ノ島(本物)「はぁ……本当嫌になっちゃいますよね」

    葉隠「で、出たべ!」

    江ノ島「みんなしてさ、何?そんなに外に出たいわけ?」

    山田「もちろんですぞ!」

    腐川「連載があるし……」

    大和田「あいつらにも会いたいしな」

    舞園「私だって!」

    桑田「俺もミュージシャ……じゃない!野球がしたいんだ!」

    セレス「私にも夢がありますの」

    不二咲「僕もアルターエゴを完成させるんだ!」

    石丸「僕も外に出る!そして総理大臣になるんだ!」

    大神「我は道場を再開させる」

    朝日奈「私だってまた駅前のドーナツ食べたい!」

    葉隠「俺の占いだと……外に出るのが吉だべ!」

    苗木「僕たちは絶望したりしない!」

    霧切「そうね……」

    ソラ「元の世界に……帰るんだ!」

    十神「財閥は俺を必要としている……だから帰るんだ……」

    戦刃「……」

    江ノ島「え?長ったらしいの終わった?」

    苗木「何?」

    江ノ島「ごめんほとんど聞いてなかったんだけどさ!外に本当に出たいわけ?」ピッ

    ソラ(モニターに映し出された景色は、俺たちの想像よりもひどかった……まるで存在しなかった世界……いや、それよりも……)
  78. 78 : : 2014/04/18(金) 00:32:47
    江ノ島「駅前はおろか、駅すらないし……連載?雑誌そのものがないっての!それに十神財閥だって親族含め全員死亡が確認されてるし(笑)」

    朝日奈「そんな……」

    山田「うおおおおお!外には二次が……二次がないのか!」

    腐川「嘘……でしょ……」

    十神「馬鹿な……!」

    江ノ島「うぷぷぷぷ、絶望してきたところで!全員が出る、または全員が残るか、選んでもらいます」

    霧切「……つまり、今のままでは不可能な話ね」

    江ノ島「はい……意見が割れた場合……少数派を……オシオキです……」

    江ノ島「残姉ちゃんもね!」クイッ

    戦刃「!」

    舞園「実の姉まで巻き込むんですか……」

    江ノ島「さぁ、残るの?出るの?」

    苗木「みんな!絶望に負けちゃダメだ!」

    江ノ島「無駄だって、調べてわかったでしょ?絶望病のこと」

    霧切「そう、絶望は伝染する。でも」

    桑田「希望も伝染する……そうだよな?苗木」

    苗木「……そうだね」

    ソラ「そうだ!俺たちがみんなに希望を打ち込めばわかってくれる!」

    江ノ島「なんだそりゃぁよ!無理だ!」
  79. 79 : : 2014/04/18(金) 00:33:17
    朝日奈「……」

    大神「朝日奈よ、我は外がどうなっていようと前を向くことが大事だと思う」

    朝日奈「……」

    大神「我らはこんな時こそ互いに手を取り合い、頑張らねばならない」

    朝日奈「……」

    大神「朝日奈にとっての希望とは……そんなにもろいものだったか?無いのなら作れば良い。どこの店よりも美味しいドーナツ、そして……笑い合いながらそれを食べれるそんな世界を」

    朝日奈「さくらちゃん……!」

    朝日奈「そうだよ!無いなら作ればいいんだ!そうだよね!」
  80. 80 : : 2014/04/18(金) 00:33:40
    大和田「……もうあいつらはいないのかもしれない」

    石丸「兄弟!君はそんな弱い人間じゃない!」

    大和田「……知るかよ、もう外になんて……ここで一緒に暮らした方がいい」

    石丸「……」

    いい加減にしやがれ!

    大和田「!?」

    石丸?「いつまでうだうだしてんだ!過去を乗り越えたてめぇなら新しくチーム作るくらいできるだろうが!」

    大和田「兄弟……いや、石丸……」

    石田「俺は石丸じゃねえ!俺は石田!俺だ!」

    大和田「……なんだかお前を見てると勇気が湧いてくる気がするぜ」

    石丸「うむ!その通りだ!兄弟!外に出よう!」

    大和田「……あれ?」
  81. 81 : : 2014/04/18(金) 00:34:42
    舞園「もう……アイドルどころかメディアがないんじゃない……もう……いや……」

    桑田「何言ってるんだ舞園ちゃん!」

    舞園「だって……もう」

    桑田「このコロシアイ学園生活は全国で放映されてるんだろ!メディアはある!ないならお前が!先駆者になればいい!」

    舞園「……でも」

    桑田「うるせぇ!超高校級のアイドルとして頑張ってるお前が!あいつは……好きなんだ!(多分な……でもここは嘘も方便……)」

    舞園「苗木くんが……?」

    桑田「(複雑だな……)あぁ、あいつも……みんな頑張ってるのにアイドルがサボってていいわけねえだろ!」

    舞園「……そうですよね!」
  82. 82 : : 2014/04/18(金) 00:35:11
    葉隠「俺の占いによると……出ない方が……」

    セレス「葉隠くん?」

    葉隠「なんだべ、俺は出ねえぞ!」

    セレス「どんなに頭を使っても読めないこと、それはなんだと思いますか?」

    葉隠「……難しい漢文」

    セレス「そういう意味ではありませんわよ……ずばり、人の直感です」

    葉隠「直感……」

    セレス「損得を考えず、自分がこうしたいと思う、その直感だけは私も読めませんでした。」

    葉隠「……直感なんて」

    セレス「葉隠くん、占いを過信しすぎです」

    葉隠「……俺の占いによると」

    セレス「葉隠くん!」

    葉隠「……うあああああああ!!!!」ガシャーン!

    セレス「……」ニコッ

    葉隠「占いなんてどうでもいい!俺は!出たいと思うから出る!そうしたいんだべ!」

    セレス「よくできました」ニコッ
  83. 83 : : 2014/04/18(金) 00:35:44
    山田「うぅ……もぅ外には二次が」

    腐川「文学も……」

    不二咲「二人ともしっかりしてよ!僕たちは超高校級だよ?」

    山田「し、しかし」

    腐川「もう、無いのよ!何もかも!」

    不二咲「何言ってるの!きみたちは……超高校級の、同人作家、文学少女でしょ!僕はプログラマー……僕たちは常に新しいものを作る!そうでしょ!」

    腐川「私が……作る?」

    山田「……ふふ、僕がこの世界の二次元文化の創造主となるのですな!」

    腐川「……やってやろうじゃない」
  84. 84 : : 2014/04/18(金) 00:36:18
    十神「……」

    霧切「あら、随分な落ち込みようね」

    十神「黙れ」

    霧切「超高校級の御曹司は財閥がないと何もできないのかしら?最初のDVDの時の落ち着きは演技だったのかしら?」

    十神「……フン、俺は超高校級の完璧……とも呼ばれる男だ。常に世界は俺を中心に回る。それに財閥は滅んでいない、俺が残っている」

    霧切「ふふ、相変わらずの自信ね」

    十神「当たり前だ、俺は何においても頂点にいるべき男だ」

    霧切「ふーん、じゃああなたはここから出たらまず視力を他の人より上げる努力をすることね」

    十神「……」

    霧切(まぁ、でもこれで大丈夫ね)
  85. 85 : : 2014/04/18(金) 00:37:06
    苗木「どうだ江ノ島盾子!僕たちは絶望なんてしない!」

    ソラ「あぁ!」

    江ノ島「なんなんだよ……なんなんだよこれ!」

    戦刃「盾子ちゃん……」

    江ノ島「黙ってろ!こんな、なまぬるいラストがあってたまるか!なんだよ、何が希望だ!外に出るだ!もういい!何もかも壊れて……絶望をも超えた……無を見てやろうじゃねえか!」

    葉隠「な、なんだべあのまがまがしいオーラは!」

    ソラ(あれって……ジャファーやアースラと同じ……まさか!)

    苗木「何をする気だ江ノ島盾子!」

    江ノ島「……オマエラ全員、死ね!」パチン

    ブォン

    ギュムムムォォ

    ボウゥン

    一同「!!!!??!!」

    ソラ「ハートレス!?」
  86. 86 : : 2014/04/18(金) 00:37:42
    今日はここまでです、ストーリー少し練り直しますのでまた夜になると思います!
  87. 87 : : 2014/04/18(金) 21:25:26
    桑田「おい!なんだよあいつ!」

    ソラ「あれは……シャドウ!」

    朝日奈「でもちょっとかわいいかも!」

    ソラ「油断するな!心を取られて、自分もハートレスになるぞ!」

    葉隠「まじか?ソラっち……」

    江ノ島「ふふ、みんなここでハートレスになっちまいな!」パチンパチンパチンパチン

    グムムオォ

    ギュムムムォォ

    グォォム

    苗木「一旦ここから逃げよう!」

    江ノ島「エレベーター?使わせねえよ!行け!ハートレス!」

    ソルジャー「……」カタカタカタカタ

    山田「このままだとエレベーターが壊されてしまいますぞ!」

    ソラ「ハートレスなら俺が……」

    ズドォン!

    ソラ「え?」

    戦刃「……下がって、実戦なら慣れてる……」チャキッ

    十神「戦刃……?」

    腐川「て、鉄砲持ってたのね……」

    ソラ「けど、俺の方が!」

    戦刃「皆には、迷惑かけた。だから……まずはここで……盾子ちゃんは私が食い止める」

    江ノ島「おい!裏切んのかよ残姉!」

    戦刃「……もうこれ以上迷惑かけられない」

    江ノ島「チッ」

    セレス「さぁ、今の内にエレベーターに行きますわよ!」

    苗木「戦刃さん……」

    ソラ「……むくろ!」

    戦刃「……」クルッ

    戦刃「……。」ニコッ

    ガシャァァン……

    苗木(エレベーターの閉まる音は、ボクたちをどこか不安な気持ちにさせるばかりで、重く響いた)

    大和田「あぁ?これ動かねえぞ!」

    不二咲「大丈夫!このくらいなら……」

    舞園「これ、機械制御だったんですね」

    石丸「つ、つまり後から江ノ島クンが登ってくる可能性も!」

    不二咲「……よし、これでいける!登るよ!」

    大神「……戦刃よ、すまぬ」

    ソラ「……」

    ソラ(俺は残って戦うこともできたけど、今はみんなを守るのが先だと思ったんだ)

    ソラ(むくろ……無事でいてくれ!)
  88. 88 : : 2014/04/18(金) 21:31:41
    ーレイディアントガーデンー

    イェンツォ「そろそろでしょうか」

    ドナルド「まだかなぁ」

    王様「リアならきっと大丈夫だよ」

    ブォン

    エレウス「その様子だと……ダメだったようだな」

    リア「あれはダメだ、どうにもならねえ」

    リク「そんなにひどい闇なのか?」

    リア「あぁ」

    ドナルド「グワ…… 」

    グーフィー「アッヒョ」

    王様「……ソラを信じて待つしかなさそうだね」

    リア「でもあいつは元気そうだったぜ」

    リク「そうか、ならまぁよかったな……」

    リア「まぁ、ここにいてもどうしようもねえと思うぜ?一度島に戻ったらどうだ?」

    カイリ「……そうだね」
  89. 89 : : 2014/04/18(金) 21:49:49
    ーショクドウー

    苗木「はぁ……っはぁ……」

    舞園「とりあえず馴染みのある場所につきましたね」

    十神「……ソラ、ハートレスとはなんなんだ」

    桑田「そうだ、それにそのキーブレードってやつのこともな」

    朝日奈「あ、それ私も気になる!」

    大神「我もだ」

    ソラ(世界の秩序のために黙ってるべきかな……?)

    舞園「いえ、喋ってもらいたいです」

    ソラ「えっ?」

    ソラ(隠し事はできなさそうだし、ちゃんと説明しよう)
  90. 90 : : 2014/04/18(金) 21:55:39
    補足

    ハートレス……心の闇から生まれし魔物、心に闇を持った者が召喚することができるが、危険が伴う


    ソラの今までの経歴

    闇の探求者アンセム、狭間の指導者ゼムナスを倒し、世界を二度救っている

    詳しいことは原作プレイしてね!
  91. 91 : : 2014/04/18(金) 21:57:24
    不二咲「心を求めてるの!?」

    大和田「あいつらに遠慮はいらねえってわけか」

    石丸「あれが純粋な闇なのなら、倒すほかあるまい!」

    朝日奈「そんなことよりさ、ソラってすごいじゃん!世界救ってるんだよ!」

    セレス「あら……ナイトにはふさわしくありませんがボディーガードにはなりそうですわ」

    十神「おいもういいだろう愚民ども……そしてソラ。お前のことはわかった。つまり、ハートレスはその鍵でなければ心を解放することはできず、一時的に消滅させることしかできない……だな?」

    ソラ「あぁ。けど、その間に江ノ島盾子を止められれば勝てる。」

    葉隠「でででも、どうやって戦うんだべ……」

    腐川「あ、あいつなら戦えそうね……」

    十神「待て腐川、まだ変わるな」

    腐川(名前を呼んでもらえたっ!?)

    大神「我も戦えそうだ」

    大和田「俺も喧嘩なら慣れてるぜ」

    桑田「俺も投げるものさえあれば援護できるぜ」

    十神「俺は格闘技などの護身術も身につけている、完璧にな」

    ソラ「うーん、他は?」

    苗木「ごめん、全然……」

    霧切「私たちはごく普通の高校生よ、戦いなんてできないわ」

    山田「一応皆さん超高校級なのですが……」

    舞園「なら、グループを分けて行動してはいかがでしょう!」

    セレス「それに賛成ですわ」

    石丸「よし!それではこれよりグループを分けて役割を決めようじゃないか!」

    大和田「その前によ、ソラ。ハートレスってのはここにも湧いてくるのか?」

    ソラ「たぶん……今はむくろを相手にするだけで精一杯だろうけど」

    朝日奈「じゃあ、早く決めようよ!」

    桑田「そうだな」

    葉隠「だべ」
  92. 92 : : 2014/04/18(金) 22:00:48
    チームA

    ソラ
    苗木
    霧切
    舞園
    桑田

    チームB

    十神
    腐川
    山田
    セレス
    葉隠

    チームC

    大和田
    石丸
    不二咲
    朝日奈
    大神
  93. 93 : : 2014/04/18(金) 22:03:48
    山田「チームは分けましたが具体的には何を?」

    ソラ「多分ハートレスが学園中にいるから、それを倒して江ノ島盾子をおびき出す。」

    葉隠「でもキーブレードじゃないと完全には消せないんだべ?すぐに復活するっていうし……」

    ソラ「すぐと言っても何時間かは復活しなかったはずだから、その間に江ノ島盾子を倒す。」

    霧切「でも、そううまくおびき出せるのかしら」

    苗木「でも待って霧切さん、ソラくんの話だと……」

    不二咲「江ノ島盾子は闇に支配されてる……んだよね?」

    ソラ「うん」

    セレス「もしかしたらもうハートレスになってるのかもしれませんわ、だとしたら呼び出さなくとも前に姿を現しますわ」

    ソラ(スカーの時みたいにか……)

    ギュムムォォ

    ギュムムォォ

    ボゥゥゥン

    舞園「!」

    朝日奈「3匹も!」

    大神「おおおおおおおお!!!」バキッドスッ

    石丸「凄いぞ大神クン!」

    十神「ここにハートレスが来たということは、こっちのことを監視してる可能性が高いな」

    腐川「じゃ、じゃあ、早く分かれてハートレスってのを退治始めなさいよ……」

    苗木「そうだね、みんな頑張ろう!」

    大和田「何匹も倒したらそのうち黒幕も出てくるよな!」

    霧切「……まぁやってみましょう」

    ソラ(こうして俺たちはそれぞれに分かれ、ハートレスを探し始めた)
  94. 94 : : 2014/04/18(金) 22:06:56
    ー情報処理室ー

    江ノ島「ったく、残姉ちゃんもしぶといよね」

    戦刃「お願い盾子ちゃん、もうやめよう?わかったよね、どれだけ私たちがひどいことをしてきたか」ギシッ

    江ノ島「軍人に言われたくねーよ」

    戦刃「とにかくこれほどいてよ……んっ」ギシッ

    江ノ島「だぁれがほどくかよ、てめぇが動き出したら困るんだよ」

    戦刃「そんな……」ギシッ

    戦刃(盾子ちゃん、さっきから口調が変わってない……)

    ?「まだ抵抗するか、しつこいやつだ」

    戦刃「!?誰っ!」

    江ノ島「え?こいつ?えーと確か……」

    ?「ゼアノートだ」

    江ノ島「そうそうゼアノート!こいつが私様に闇の力とかいうのをくれたわけよ」

    ゼアノート「俺はソラをより器としてふさわしい存在にするためにこいつを使ってるだけだ」

    江ノ島「よくわかんないけど素直じゃないんだよコイツ」

    戦刃(銀の髪……黒いコート……そしてこの目……何者……?)

    ゼアノート「江ノ島、お前はこいつがうるさくて困っていたそうだな」

    江ノ島「まぁ、私様にとっては大した問題ではねーんだが……うるさいんだよな」

    ゼアノート「ならば闇で支配すればいい」

    戦刃・江ノ島「!」

    戦刃「そ、そんなの」

    江ノ島「グッドアイディアー♪」

    ゼアノート「……うまくやってソラを絶望させ、ハートレスにしろよ」

    江ノ島「わかってるって……残姉ちゃん調教する前にあいつらにハートレス向かわせっか……」

    戦刃「やめなよ……視聴者だってこんなの……」

    江ノ島「楽しんでるみたいだけど?」

    戦刃「……」

    江ノ島「ソラ、苗木……こいつらとあそんでやってくれ!」パチン
  95. 95 : : 2014/04/18(金) 22:10:11
    ー寄宿舎ー

    ソラ「……いないな」

    舞園「うぅ……怖いです……」

    桑田「包丁持って震えてる舞園ちゃんも相当怖いけどな」

    苗木「バット持ってる桑田クンもちょっと怖いよ」

    ソラ「誠だって木の剣持ってるじゃないか……」

    ボゥゥゥン

    霧切「出たわね」

    苗木「ハートレス……!」

    ソラ「あれはネオシャドウだ!危ないぞ!」

    ネオシャドウ「……」シュッ

    桑田「クッ……」カキン

    舞園「ば……バットが曲がった……?」

    苗木「舞園さん!大丈夫だよ!」

    霧切「フッ!」シュッ

    ネオシャドウ「」グフッ

    ソラ「いかづちよ!」ビシァァァン!

    桑田「うおりゃ!」ボコン!

    ネオシャドウ「」ボシュゥゥ……

    苗木「やった……倒した……霧切さんの投げた包丁が避雷針の役目を果たしたんだね……」

    舞園「……う……わ、私、足がすくんで何も……」

    桑田「気にするなって、俺の一撃も無かった事にされてっから」
  96. 96 : : 2014/04/18(金) 22:12:41
    ー娯楽室ー

    十神「……いないようだな」

    腐川「こんなところには来ない……んじゃないでしょうか」

    葉隠「俺の占いによると……もうすぐだべ」

    セレス「占いを過信しすぎだと先ほど申し上げたはずですが」

    ボゥゥゥン

    山田「うわあああ!」

    セレス「これは山田くんではありませんか?」

    葉隠「違うべ!」

    ファットバンディット「……」

    十神「……来るぞ!」

    ファットバンディット「……」ボォォォォ

    腐川「ひ、火!?」

    葉隠「ああああ熱いべ!」

    セレス「てんめぇいい度胸してるじゃねえかこんのビチグソがぁ!」ブンブンブンブン

    山田「セレス殿のトレードマークはもはや武器となりましたな」バキッ

    山田「」

    十神「山田がセレスのヘッドドレスに当たって気絶しただと……」

    ファットバンディット「……」ブンッ

    セレス「痛っ!……うぅ」

    葉隠「うわあああセレスっち血が出てるべ!」

    腐川「ふえっ!?血!?」バタン

    ジェノ「はい!意外と家庭的な殺人鬼でーっす!」

    十神「ジェノサイダー翔、命令だ、あのデブを殺せ」

    ジェノ「ふえ?ひふみん殺すの?」

    十神「違う、あっちだ」

    ジェノ「えー、なにあれ丸すぎ……萌えねえし……いっくら白夜様の命令でもねー」

    セレス「……ぅあっ……ジェノサイダー翔!こいつを殺したら十神くんがなんでもするらしいですわよ!」

    ジェノ「マジで?うし!殺るか!ゲラゲラゲラゲラ!!!」ダガダガダガダガ

    十神「俺はそんなこと……」

    葉隠「磯野波平だべ」

    十神「……嘘も方便と言いたいのか?」

    ファットバンディット「……」

    ジェノ「ジェラララララララララ!!!!!!」ヒュンヒュシャキュンヒュキィンシシヒュシュキィヒンシャキィン

    セレス「……」

    葉隠「早すぎて見えないべ……」

    十神「ここまでとはな、俺の護身術じゃついていけん」

    十神(下手に刺激すると何されるかわからないな……)

    ジェノ「とどめぇ!ですわ?」ニコッ

    ジェノ「なんてな!」ジャギュン!

    ファットバンディット「」ボシュゥゥ

    セレス(私のつもりなのですか?)

    葉隠「しょ、勝者腐川っち!」

    ジェノ「ジェノサイダー翔だっつの」
  97. 97 : : 2014/04/18(金) 22:13:26
    ー体育館ー

    朝日奈「モノクマも出ないね」

    大和田「黒幕もハートレスで忙しいんだろ」

    石丸「こんな規律のない生活など……耐え切れない!」

    不二咲「我慢して、石丸クン」

    大神「静かにするのだ、何か来る……」

    ギュムムムムムォォォォ

    朝日奈「な、なにこれ!」

    不二咲「大きい……」

    大神「……全身は闇の如き黒、頭は……メドゥーサか?しかし石化能力は無さそうだ」

    石丸「あ、あいつが胸のハートから何か発射してきたぞ!」

    大神「あれに当たると大怪我するぞ!」

    朝日奈「ひぃっ……」

    ダークサイド「……」

    大和田「っしゃあ!見てろよこの『暮威慈畏大亜紋土』印のツルハシで打ち返してやるぜ!」

    石丸「兄弟……」ブツッ

    石田「うおおおおお!俺もやってやるぜえええええ!!!!」

    不二咲「石丸クン!?」

    石田「石丸じゃねぇ!俺は俺だ!俺なんだ!」

    朝日奈「わけがわからないよ……」
  98. 98 : : 2014/04/18(金) 22:26:56
    大和田「うらぁ!」ガギン

    石田「うらぁ!」ボコン

    不二咲「二人ともすごいね……」

    朝日奈「石丸……じゃないや、石田のジャスティスハンマー4号も意外と硬いんだね……」

    大神「朝日奈よ、我は本体を潰す。例えこの身がはじけとんでも……」

    朝日奈「まさか論山拳を!?」

    不二咲「論山拳って?」

    大神「我の100ある拳法のうちの一つだ……異世界の拳法と伝わっているがな」

    朝日奈「……論山拳」

    大神「朝日奈よ、行ってくる」

    大神「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ヒュン!

    ダークサイド「……」

    大神「ううううううういやあああああああああああ!!!!!!」ドグシャン!

    ダークサイド「」

    ボシュゥゥ

    大和田「……頭が弱点だったのか?」

    石田「違うな、大神が強かったんだ」

    大和田(なんか慣れねえなぁ)
  99. 99 : : 2014/04/18(金) 22:28:54
    ー情報処理室ー

    江ノ島「あぁぁ!くっそ!なんであいつらハートレス倒すんだよ!ソラは仕方ないにしろ大神も腐川もチートすぎんだろ!」

    「ソラさえいなくなればいいんだよね」

    江ノ島「そうだよ!よくわかってるね残姉ちゃん……いや、もう残念じゃねえな、戦刃むくろ!愛するお姉ちゃん!」

    戦刃「相手の希望の象徴……ソラさえ倒せば後はたやすい……」チャキッ

    戦刃「これでジ・エンドだよ」ニヤァ

    江ノ島「さすがだぜ!で、私様は何すればいい?」

    戦刃「一緒に来て、降伏したと見せかければいい」

    江ノ島「……本当に残姉ちゃん?」

    戦刃「私は超高校級の軍人……忘れたの?ギャルにはわからないの?私の非情さが……なんならここであんたも殺してやってもいいんだけど」ギンッ

    江ノ島「それだけは勘弁だぜ」

    ゼアノート(あの戦刃とかいうやつ、なかなかの素材だな……だが数はもうソラで補える)

    江ノ島「あ、ゼアノート!闇の力ってすごいね!」

    ゼアノート「フッ……」

    戦刃「感謝する、こんな気分は初めてだ……力が湧いてくるような……」パチン

    ボゥゥゥン

    ソルジャー「……」カタカタカタカタ

    戦刃「こんなふうにね」パチン

    ボシュゥゥ

    ゼアノート「……せいぜいうまくやるがいい」

    江ノ島「おっけー!絶望させてやるぜ!」

    戦刃「……行くよ」
  100. 100 : : 2014/04/18(金) 22:30:31
    ー体育館ー

    大神「む、皆終わったようだな」

    桑田「初めは一匹だったんだがその後は至る所に湧いてきてよ」

    不二咲「だんだん増えてきたよね」

    セレス「うぅ……頭が痛いですわ」

    ジェノ「そんぐらいほっとけばいんじゃねー?」ゲラゲラゲラ!

    ソラ「セレス、頭こっちに向けてよ」

    セレス「ん……はい」ペコッ

    山田(かわいい!)

    舞園「そういうのはどうかと思いますよ」

    山田「ファッ!?」

    ソラ「癒しよ!」パァァ

    セレス「……ありがとう、治りましたわ」

    石田「でもこの後どうすりゃいいんだあ!?あぁん?」

    大和田「落ち着け兄弟……」

    苗木「ん、待って!あそこ!誰か……」

    江ノ島「……」

    戦刃「……」

    朝日奈「戦刃ちゃんと……江ノ島ちゃん!?」

    大神「一体これは……」

    戦刃「私が勝った、江ノ島は降伏した。」

    霧切「本当かしら?」

    戦刃「大丈夫、もし暴れるようなら……」チャキッ

    葉隠「な……何も銃口を頭に向けなくても」

    江ノ島「私が悪かったよー。゚(゚´Д`゚)゚。」

    ソラ「ほら、盾子もこう言ってるし……」

    江ノ島「ソラ……」

    戦刃「ソラくん……いいの?こんな……黒幕……!」

    ソラ「いいんだよ、むくろだって黒幕の仲間だったのに助けてくれただろ、黒幕だって話せばわかるさ……」

    江ノ島「ありがとう……」

    戦刃「本当に優しいんだねソラくん……」

    ソラ「へへっ」

    戦刃「……本当、バカ」チャキッ

    一同「!!」

    ズドォン!
  101. 101 : : 2014/04/18(金) 22:32:19
    ソラ「危ないだろ!」パァァ

    戦刃「そ、そんな……」

    江ノ島「なんでだこのやろ!」

    ソラ「ラストリーヴつけてたからな」

    戦刃「なにそれ……」

    霧切「結局黒幕の企みはソラくんのおかげで阻止されたわけね」

    十神「さすがソラだ……」

    江ノ島「うぐ……せっかくお姉ちゃんも本気になって絶望シスターズ復活だったのに……」

    戦刃「……」

    「情けないな」

    葉隠「だ、誰だべ!」

    舞園「黒いコート……?」

    ソラ「……まさかⅩⅢ機関!?」

    「半分は正解だ」

    江ノ島「ゼアノート……」

    ソラ「ゼアノート!?」

    朝日奈「そ、それ前にソラから聞いたよ!」

    大神「ハートレスのアンセム……」

    霧切「ノーバディのゼムナス……」

    十神「その二人に分かれ」

    ジェノ「ごめんなんの話ぃ?」

    「「空気読めよ」」

    ソラ「そんな!ゼアノートから分かれたふたりは倒したはずだろ!」

    ゼアノート「さぁ、どうだかな……とにかく今は詳しいことを話すわけにはいかないんだよ……」

    江ノ島「ねぇ、助けてよ!」

    戦刃「そうだよ、なんでフードなんかかぶって……」

    ゼアノート「邪魔だ」ブォン

    江ノ島「グゥッ」カランカラン

    戦刃「カハッ……」

    苗木(江ノ島盾子から出てきたあのスイッチ……入口のドアのか!?)

    霧切「とにかく今は避難するわよ!」

    朝日奈「でもソラや江ノ島ちゃんたちは……」

    十神「ソラは大丈夫だ、黒幕はほうっておけ」

    ゼアノート「逃がすと思ったか?」ブィン

    ジェノ「……えっ?」バタン

    腐川「……痛い……何これ……」

    舞園「腐川さん!」

    ソラ「くっ、冬子!」パァァ

    ゼアノート「ソラ……人を気にしてる場合か?もうここからは出られない、そしてキーブレード使いは一人だ……お前は絶望するしかないんだよ」

    苗木「絶望なんて!させないよ!」タッタッタ……

    桑田「苗木!」

    葉隠「苗木っち!」

    ゼアノート「……たかが幸運が」シュッ

    苗木「!」ヒュン!

    霧切「よけた……!?」

    苗木「ただの幸運じゃない、超高校級の幸運だ!」

    ゼアノート「バカにするな……」ヒュッ

    苗木「くっ……」ヒュン!

    ゼアノート「またか……」

    ソラ「言っておく……誠たちの心は!お前や……黒幕たちの道具なんかじゃない!」

    苗木「その通りだ!」

    ゼアノート「何……?」
  102. 102 : : 2014/04/18(金) 22:32:56
    ラストリーヴ……大きなダメージを受けてもHPが1残るアビリティ
  103. 103 : : 2014/04/18(金) 22:34:00
    ソラ「人との触れ合いで生まれる気持ちとか、どんなに離れていても思い合うことで繋がることのできる絆なんだ!」

    ゼアノート「心の力とでもいうのか?そんなもろいもの何の役に立つ……この世界の外は汚染されているんだぞ」

    苗木「そんなの……自分の目で確認するまでは…ボクはそんなの認めないぞ!」

    霧切「そうね」

    葉隠「あんなの作り物の映像だべ!」

    戦刃「正真正銘……真実だよ!」

    江ノ島「その通りだ人間よ!」

    ソラ「集まれ!」ギュムォォ

    江ノ島「え?あっスイッチが……」

    ソラ「怜恩!」ヒュン!

    桑田「っと……このスイッチは?」

    十神「おそらくあの入口の鍵だな」

    江ノ島「まぁいい……話は聞いてたのか?外は絶望だらけ……ついでに言うと!この中が安全なのはあの空気清浄機のおかげ!外に出たら絶望病かかりまくりだよ!」

    苗木「それは違うよ!!」論破!

    苗木「確かに、黒幕の計画通りにいけば僕たちは絶望したのかもしれない……けど、そこにソラくんという救世主が現れた!そこで計画は狂ったんだ!」

    江ノ島「くっ」

    ゼアノート「だがそんなことは気にならないほどの力を与えてやった」

    石丸「いくら力が強くても!僕たちの絆は壊れない!」

    大和田「戻ったのか……よかったぜ」

    セレス「口に出てますわよ」

    不二咲「僕たちは明るい未来を作るんだ!」

    ゼアノート「ほう」

    江ノ島・戦刃「は?」
  104. 104 : : 2014/04/18(金) 22:36:29
    江ノ島「何が絆だ!そんなもんなんの役にも立たねえよ!」

    全員「それは違うぞ!」

    戦刃「ビクッ」

    舞園「私たちは絆の力でこの困難を乗り越えてきました!」

    桑田「もしかしたら俺も殺人を犯してたのかもしれない」

    不二咲「もしかしたらボクも殺されていたのかもしれない」

    大和田「だが、こいつらは……生きるという道を選んだ」

    石丸「その通りだ兄弟!」

    山田「こういう展開は燃えますな……絆は悪くないですぞ!」

    セレス「ふふ、これもソラくんのおかげかしら」

    大神「奴こそ、超高校級の光か……」

    霧切「いいえ、彼のように力のない苗木くんも……さっき、ゼアノートに向かっていった。絶望を倒そうと……」

    江ノ島「ぐっ……」

    ゼアノート「……」
  105. 105 : : 2014/04/18(金) 22:36:52
    霧切「苗木クン、きっとあなたは幸運や不運なんかでこの学園に来たんじゃないのよ……」

    葉隠「どう言う意味だべ?」

    腐川「静かにしなさいよ……」

    十神「黙れ愚民共」

    朝日奈「しーっ」

    霧切「超高校級の絶望を打ち破ろうと……最後まで諦めずに絶望に立ち向かおうとするあなたとソラくんは……」
  106. 106 : : 2014/04/18(金) 22:37:30
    超 高 校 級 の 希 望
  107. 107 : : 2014/04/18(金) 22:38:22
    霧切「そう呼べるんじゃないかしら」

    苗木「僕たちが……?」

    江ノ島「なに?なんなのこのダサい展開は!」

    ソラ「これも……キーブレードの導きのおかげか……」

    葉隠「とにかく!絆が俺たちの力だべ!」

    ゼアノート「……なるほど」

    戦刃「なんなんだよ!」

    江ノ島「明日に絶望しろ!」

    戦刃「未知に絶望しろ……」

    江ノ島「思い出に絶望しろーーー!!」

    十神「それはないな」

    山田「明日を夢見るのはとてもいいことですぞ!」

    不二咲「未知なんて、知らないことがあるのは面白いよ!」

    舞園「思い出は……前に進む力をくれます!」

    ソラ「俺たちの絆は……心は……お前たちには壊せない!」

    苗木「絶望に屈する僕たちじゃないんだ!」

    ゼアノート(ソラ……この状況でも……なるほど、器としては合格だ)

    ゼアノート「ならばお前らは永遠に友情ごっこをしているがいい」ブショァ

    戦刃「逃げた!?」

    江ノ島「なんだよあいつ!くそ!こんな時に!」

    ソラ「俺の心は、みんなと繋がってる……リク、カイリ、ドナルド、グーフィー、王様、ジミニー……ロクサス、ナミネ、アクセル……みんな!そしてここにいる希望が峰の仲間たちも!」

    石丸「絆は何よりの力となる!これは学園生活においても言えることだ!」

    霧切「わたし達は希望を捨てたりしない……父のように!」

    江ノ島「なんなのよ……なんなのよーーーーー!!!」

    苗木「希望は前に進むんだ!」

    ソラ「つながる心が、俺たちの力だ!」
  108. 108 : : 2014/04/18(金) 22:39:02
    江ノ島「……絶望的ぃ」

    戦刃「……」

    十神「勝負ありだな」

    ヤッター!
    カッタベ!
    ミンナニアエマス!
    ドーナツタベタイナ!
    アサヒナヨ……
    ッシャア!

    江ノ島「……私様たちの負け……」バタッ

    戦刃「……んっ」バタッ

    ソラ「闇が体から抜けてく……」

    大和田「まぁそれよりよ、桑田が持ってるスイッチで入口を開けようぜ」

    ソラ「……そうだな!」

    霧切「苗木くん、よくやったわ」

    苗木「いや、ソラくんがいなきゃこうはならなかった……僕はね、何人も死んでしまうかもしれないと思ってたんだ」

    霧切「……そうかしら」

    苗木「でもそんな時はいつも……ソラくんがいた。超高校級の希望なんて……僕にはふさわしくないよ、僕は幸運でいいかな、ハハハ」

    霧切「ふふっ、そうね」ニコッ
  109. 109 : : 2014/04/18(金) 22:39:56
    ー入口前ー

    苗木「じゃあ……押すよ」ポチッ

    桑田「……あ?開かねえぞ」

    十神「苗木、しっかり押せ」

    苗木「あ、あれ?」

    腐川「なんで開かないのよ……」

    舞園「……あれを見てください!」

    葉隠「ああぁっ?なんだべあの鍵穴は!」

    ソラ「あれが、この世界を絶望に包んでた鍵穴……?」ジャキィン!

    不二咲「それで閉まるの?」

    ソラ「……あぁ」

    キーブレードから一筋の光が放たれ、鍵穴が閉まり……スイッチによって入口が開いた……しかし

    苗木「やったよ!ありがとうソラ……くん?」

    桑田「あれ?ソラはどこいった?」

    山田「確かにここにいたはずなのに……」

    霧切「彼は本当に救世主、だったのかもしれないわね」

    石丸「全く、挨拶もせずに早退とはけしからんな!風紀が乱れる!」

    ハハハハハハハ……
  110. 110 : : 2014/04/18(金) 22:40:22
    ーデスティニーアイランドの秘密の場所ー

    ソラ「……誠」

    ソラ「あ、あれ?」

    ソラ「ここは……?戻ってきた?」

    ソラ「夢、だったのかな……」チャリン

    ソラ「この鍵……宿舎の……」

    ソラ「夢じゃなかったんだな……」
  111. 111 : : 2014/04/18(金) 22:41:02
    ソラ「さて、皆はどこにいるのかな……」

    「そ、ソラ!」

    「ソラ!」

    「ソラ!」

    「ソラ!アッヒョ」

    「ソラ!」ハハッ

    ソラ「リク、カイリ、ドナルド、グーフィー、王様……!」

    ドコイッテタンダヨ!
    ソレハシッテルデショ!
    モウ!シンパイサセテ!
    ヨカッタヨォ
    コレデヒトアンシンダネ

    ソラ「ハハハ……」









    ソラ(俺が経験したことは消して夢じゃなかった、けど、本当に夢の世界を冒険する事になるとは思ってもいなかった……)


    next kingdomhearts

    dream drop distance
  112. 112 : : 2014/04/18(金) 22:41:52
    ー未来・ダンガンロンパの世界ー

    苗木「僕たちは今もソラくんのことを忘れずに、今も希望を胸に抱いて機関で頑張ってるよ」

    苗木「……また会えたらちゃんとお礼がしたいな」

    苗木「ソラくん」

















    ソラ「きぼうがみねがくえん?」


  113. 113 : : 2014/04/18(金) 22:42:35
    ……というわけで初ssでクロスオーバーという無謀なものを書いてしまいました……次回から頑張ります!
  114. 114 : : 2014/10/29(水) 18:59:02
    とても面白かったです!!
  115. 115 : : 2017/08/22(火) 23:44:22
    ラストリーヴ
    メタい笑

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