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Heart 〜第七話 戦争の予兆〜
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- 1 : 2014/03/25(火) 17:00:53 :
- Heart第七話です!
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- 2 : 2014/03/25(火) 17:02:15 :
- http://www.ssnote.net/archives/12434←第六話です!
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- 3 : 2014/03/25(火) 17:12:15 :
- 期待!!
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- 4 : 2014/03/25(火) 19:48:20 :
トントンッ
?「入れ」
如月「失礼します」
?「ご苦労だったな新月。まぁ座れ」
如月は言われた通りソファーに腰をかける
?「ミルクティーでいいか?」
如月「あぁ」
如月と話している黒髪の女はミルクティーを手際良く用意し如月に差し出す
?「で、どうだった?」
如月「どうもこうも…ただ威勢のいいガキだよ」
?「ははっ昔のお前みたいだな」
如月「うるせーよ」
?「長門の空はどうだ?」
如月「姫。あんたほどじゃないが…結構面白い能力だぜ」
如月に姫と呼ばれる女の名は
リル•アンバージネ
如月達の朝顔の王臣章の主であり王下商会のトップである
リル「どんな能力だ?」
如月「簡単に言えば描いた軌道に時間差で空の魔術が発生する…
まぁ口より動作でやった方がわかりやすいだろ」
如月は腕を上に挙げ下ろす
如月「今の動き…腕を下に下ろしただろ?
そこに時間差で空の魔術が発生するんだ。白い光みたいなのがな」
リル「ほぉ。面白い能力だな。
完成度で言えばどれくらいなんだ?」
如月「まだほとんど力を出し切れていない…てか使い方の認識を誤ってるぽいな」
リル「そうか。で2週間後来そうか?」
如月「今のままじゃ来ないだろーが…この2週間、間違いなく“奴ら”が接触するだろ」
リル「“影”か…」
如月「あんだけイェーガーと派手にやり合ったんだ…
奴らが気づかないとは思えねー」
リル「今の長門に勝ち目はないか?」
如月「ないだろ。そして昔の俺と同じ…自分の力のなさを痛感する」
リル「そして約束の場所に来ると?」
如月「そういうことだ」
リル「しかし長門が死んでは元も子もない。手は打っておこう」
如月「そうだな」
リル「新月。しばらくあっちはお前に任せる」
如月「わかってる。じゃあな」
如月はリルの部屋から出て行った
リル「紫吹長門…影…如月新月…さぁどうなるかな?」
リルはチェスの駒を倒しながら笑みを浮かべる
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- 5 : 2014/03/25(火) 19:49:12 :
- Heart 〜第七話 戦争の予兆〜
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- 6 : 2014/03/25(火) 19:50:08 :
- とりあえず今日はここまでです!
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- 7 : 2014/03/26(水) 09:11:59 :
- 質問です!
如月の下の名前は何て読むのですか?
あと期待です!!
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- 8 : 2014/03/26(水) 11:22:15 :
- >>7「しんげつ」です!
需要があれば各キャラのイメージ画像も載せます(笑)
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- 9 : 2014/03/28(金) 10:48:09 :
- 夜9時頃に投稿再開します!
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- 10 : 2014/03/28(金) 19:53:58 :
- ストックが溜まったので今日七話完結させます!
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- 11 : 2014/03/28(金) 21:06:47 :
- 再開します!
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- 12 : 2014/03/28(金) 21:07:17 :
キーンコーンカーンコーン
壮太「長門、久しぶりに一緒に帰えろーぜ」
長門「それはいいけど…お前部活は?」
壮太「今日は休みだ。それにお前の言ってた話も気になるしな」
長門「如月新月のことか?」
壮太「あぁ」
長門「そーだな。壮太にも詳しく話しておきたいしな。
羽崎がいない今お前に頼るしかないしな」
壮太「羽崎が警戒していたのがその如月新月かもしれないしな」
長門「そうだな…」
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- 13 : 2014/03/28(金) 21:07:37 :
夕焼けの空の元長門は壮太に如月の話をした
壮太「そっか…で2週間後お前はどーするんだ?」
長門「もちろん行かねーよ」
壮太「まぁお前がそれでいいなら俺は何も言わねーよ」
長門「心配かけるな」
壮太「いいって」
長門「なぁ壮……
ドカンっ!!!!!!
長門「なんだ⁉大丈夫か壮太⁉」
壮太「あぁ大丈夫だ!クソッ煙で何も見えねー」
?「ベルトルトあくまでも捕獲って命令だ。殺すなよ?」
ベルトルト「わかってるよライナー」
長門「なんだこいつら…?」
壮太「その刀と盾の模様…」
ライナー「俺達は“影”。世界を統べる者の集団」
長門「世界を統べる者の集団だと?」
壮太「……」
壮太は敵を睨みながらその場で黙り込んでいる
ベルトルト「君が新たに王紋下を宿した者かい?」
ライナー「おいおいベルトルト。そんな優しい聞き方しなくてもいーだろ。
やればわかることだぜ?」
長門「まさかお前ら王下商会と関係あるのか?」
ライナー「王下商会と関係?ないことはないな。
俺達は王下商会と相反するものだ」
長門「相反するか…」
ライナー「話は終いだ…悪いがお前らの力…見させてもらうぜ?」
ベルトルト「大人しく僕達について来てくれれば危害は加えないよ」
長門「なめんじゃねーぞ」
ライナー「ほぅ。威勢のいいことだ!」
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- 14 : 2014/03/28(金) 21:11:34 :
長門は光を手に纏わす!!!
壮太も身構える!
ライナー「おらっ!」
ライナーは長門に殴りかかる!!
長門は腕で受け止める!!!
長門(重い!)
壮太「長門!!!」
ベルトルト「君の相手は僕だよ!火の金槌!!!」
ベルトルトは炎を手に纏わせ壮太へと攻撃!!!
壮太「くっ!」
炎はベルトルトの腕から壮太腕へと移る!!!
壮太「なっ!」
壮太の腕に炎が着火する!!!
壮太「流染!」
壮太は雷を腕に発生させ炎を相殺!!!
ベルトルト「意外とやるみたいだね…」
壮太「こちとらあの王様の家臣なもんでね…生半可な力じゃ王様を守れないだろ?」
ベルトルト「王様か…その王様を1人で戦わせていいのかい?
ライナーは強いよ。多分あいつよりも」
壮太「うちの王様をなめてもらっちゃ困るぜ。
まぁでも心配だからお前を倒して行くとするぜ!」
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- 15 : 2014/03/28(金) 21:11:55 :
- ライナー「おらおらおらおら!」
ライナーはパンチの連続して繰り出す!!!
長門は両腕を顔の前でクロスさせ防ぐ!
長門(クソッ!反撃する隙がない!)
ライナー「そんな上に目線を上げてていいのか⁉」
ライナーは膝蹴りを長門に繰り出す!!!
長門は足に魔力を込め後ろに高速移動!!!
長門「あっぶね…」
ライナー「ほぉ。速いな」
長門(こいつと戦うなら近接戦闘は不利だ!それなら!)
長門「舞い上がれ炎の渦よ!」
長門はライナーの付近に炎の渦を発生させる!!!
ライナー「炎の魔術か面白い!
雷鳴よ我が身に舞い降りろ!」
ライナーは演唱をし炎の渦を殴る!!!
渦は粉々に砕ける!!!
長門(腕が黒くなってる…魔術で強化したのか⁉)
長門は凛の教えを思い返す
凛『敵と戦う時は出来ればでいいから
まず相手の属性を見極めなさい。
それで戦いは大分有利になるわ。
空であるあなたなら尚更ね』
長門「それなら…」
長門「切り裂け風の如く!!!」
風を棒のようにしライナーに投げる!!!
ライナー「おらっ!!!」
ライナーは再び風の棒を砕く!
長門(砕けた棒に僅かだが雷が発生していた!
あいつの属性は雷か⁉)
ライナー「謎の光に火に風…まぁ間違いはないと思っていたが今確信に変わったぜ。
お前が新しい王紋下で間違いなさそうだな!」
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- 16 : 2014/03/28(金) 21:12:13 :
壮太「ふっ!」
壮太はベルトルトへ稲妻を放つ!
ベルトルト「くっ!」
ベルトルトは間一髪これを避ける
壮太「まだまだ!」
壮太は稲妻は二方向に分け放ち
二手に別れた稲妻がベルトルトを襲う!!!
ベルトルト「炎上!」
ベルトルトは右の稲妻だけを防ぎ左の稲妻を受ける!
壮太(こいつ…二つは避けられないと判断して片方を相殺して片方を食らった…こいつ…百戦錬磨だ!)
ベルトルト「考え事してる場合かい⁉」
ベルトルトは壮太を蹴ろうとする
壮太は蹴りを足で防ぎ後ろへと飛ぶ
壮太「はぁ!」
壮太はすかさずベルトルトへ稲妻を放つ!
ベルトルト「同じ手は食わないよ」
ベルトルトは炎で稲妻を防ぎ壮太へ走り込む!
壮太「まだまだ!」
壮太は二方向に稲妻を放つ!
ベルトルト「同じ手は食わないと言ったろ⁉」
ベルトルトは地を蹴り飛び避ける
ベルトルト「炎の金槌!」
ベルトルトは壮太の腕を掴む!
ベルトルト「はぁ!」
壮太「くっ…!」
ベルトルトの手から壮太の腕へと渡る!
壮太(まずい…左手は使い物にならねーぞ!)
壮太「流染!」
壮太は右手に雷を纏わす!
ベルトルト「遅い!」
ベルトルトは壮太の腹に蹴りを入れる!!!
壮太「ぐっ…」
壮太は吐血する
ベルトルト「悪いけど君には死んでもらうよ?」
壮太「捕獲とか言ってなかったか…?」
ベルトルト「あっちの人が王紋下で間違いなさそうだからね…僕達は王臣章に興味はないからね…」
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- 17 : 2014/03/28(金) 21:12:40 :
ライナー「おらっ!」
ライナーは長門に殴りかかる!
長門「くっ!」
長門は間一髪避け光を纏った手を振り、後ろへと飛ぶ!!!
ライナー「逃げてばかりじ…
バン!!!!!!
光は長門が腕を振った軌道に時間差で発生する!
ライナーは光に吹き飛ばされ電柱に衝突する!
長門(よし!とりあえずはかかった!)
ライナー「何が起きた…?」
長門(こいつ…何が起きたか気づいてないぞ…!)
長門はライナーに追撃するため足に魔力を込め距離をつめる!
長門「はぁ!」
長門はライナーにアッパー!!!
ライナーはそれを避けるが
ライナー「ぐっ⁉」
避けたはずのアッパーを時間差で食らう!
長門(イェーガーの時みたいにあからさまに使わなきゃ仕組みはバレない!
こいつは如月じゃないんだ…いける!)
ライナー「くそっ…何が起きている⁉」
長門「火線!!!」
長門は炎を飛ばして距離を取る!
ライナー「おらっ!」
ライナーは炎を殴り相殺する!
ライナー「仕組みはわからねーが…
お前に攻撃をさせる暇を与えなければいい…簡単な話だ…!」
ライナーは長門との距離を詰める
長門「火線!」
長門は火線でライナーの動きを止めようとするが…
ライナー「おらっ!」
ライナーは炎を再び相殺!
長門はライナーの拳に焦点を合わせる
長門(こいつのパンチは雷属性で強化されてる…防ぐより避けるが吉だ!)
長門「ぐっ⁉」
ライナーは拳ではなく蹴りを長門に入れる!
ライナー「拳だけじゃねーって言ったろ⁉」
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- 18 : 2014/03/28(金) 21:12:56 :
ライナー「おらっ!」
長門に向け拳を振るう!
長門はそれを避けるが
ライナー「今度は下だ!」
長門「ぐぁ!」
ライナーの蹴りに長門は後ろに吹き飛ばされる!
長門「くそっ…」
ライナー「謎めいた能力を持ってはいるが…経験した来た修羅場の数が違うんでな」
長門「なめんじゃねぇぞ!」
長門は足に魔力を込め高速移動し距離を詰め
長門「風の如く!」
至近距離で風の棒をライナーに投げる!!!
ライナー「ふんっ!!!」
ライナーは腕に力を入れ風の棒を防ぐ!!!
長門「くそっ!筋肉の塊が!」
ライナー「筋肉こそ俺の美学なんでな!」
ライナーは長門を蹴る!
長門はそれを腕で防ぐが
ライナーの拳が飛んでくる!
長門はそれも手の平で受け止める!
長門(重い!)
ライナー「もういっちょ!」
ライナーは残った手で長門の顔を殴る!
長門「ぐぁっ!」
長門はライナーに殴り飛ばされる!
ライナー「捕獲って命令だ…大人しくしてろよ?」
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- 19 : 2014/03/28(金) 21:13:14 :
- お風呂に入らせて下さい(笑)
30分後くらいに再開します!
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- 20 : 2014/03/28(金) 21:37:49 :
「させねーぞ」
聞いた覚えのある声がする
長門「お前は…」
エレン「よっ!久しぶりだな」
長門「イェーガー…どうしてここに?」
エレン「罪滅ぼしをしにだな…
まぁこんなことで許してもらえるとは思ってねーけど…」
ライナー「誰だお前は?」
エレン「エレン•イェーガー。紫吹長門に忠誠を誓う者」
長門「⁉」
「はぁはぁ…早いよエレン…」
長門「⁉アルレルト⁉」
アルミン「やっ…やぁ…」
ライナー「ぞろぞろと…一体なんなんだ?」
エレン「お前には関係ねーよゴリラ」
ライナー「なっ⁉」
エレン「長門。無理は承知で頼む。俺たち2人はお前に忠誠を誓う。
だから長門、俺たちに王臣章をくれねーか?」
長門「王臣章…」
長門は少し考え込む
長門は凛に王臣章を与える相手はキチンと選べと言われていたからだ
アルミン「僕達がしたことが許されるなんて思ってもいない…
けど僕達が長門に謝罪できる方法としては…
僕達2人が王臣章を宿して長門の力になるってことだと思ったんだ」
エレン「それにこの状況…俺達が加勢に来たところで不利なのには変わりはないからな…頼む」
長門は少し考え込む
ライナー「コソコソしてんじゃねーぞ!」
エレン「くっ!」
エレンはライナーのパンチをなんとか受け止める!
アルミン「混沌の炎よ敵を討て!」
アルミンはライナーに炎の矢を放つ!!!
ライナー「くっ!」
ライナーはそれを後ろに飛び避ける
エレン「長門!」
長門は思考を止めた
長門「わかった!お前らを信頼する!」
長門の言葉と共に2人の手に王臣章が宿る!!!
エレンには2の紋章
アルミンには4の紋章が宿る!
長門「アルレルト!頼みがある!
あそこで壮太が戦ってんだ加勢してやってくれ!」
アルミン「わかった!」
ライナー「王臣章…最悪だ…王紋下に王臣章が3人…不利になっちまった」
ライナーは唇を噛む
長門は立ち上がりエレンの横に並ぶ
エレン「行こうぜ」
長門「あぁ!」
2人はライナーに向かって走る!
ライナー「クソが!」
ライナーも構える
エレンはライナーに針を投擲!
ライナーはそれを左腕で弾く!
長門「火線!」
ライナーは左腕でそれを粉砕!
ライナー「ぐっ⁉」
突如ライナーは左腕を抑え出した
エレン「敵の武器に迂闊に触るもんじゃねーよ。まして属性がわからないならな」
ライナー「クソ…水属性か」
ライナー(どうする…この状況)
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- 21 : 2014/03/28(金) 21:38:08 :
壮太「えっ…?」
壮太の王臣章が突如光、2から3に変わった
ベルトルト「王臣章が光っている⁉」
壮太「…何が起きてんだ?」
ベルトルトだけでなく壮太もこの状況を把握できていなかった
ベルトルト「…数字なんて関係ない…とりあえず君はここで!」
「炎の矢!」
声のした方向から炎の矢がベルトルトを襲う!!!
ベルトルト「なんだ⁉」
ベルトルトは突然の攻撃を避けられず後退する!!!
壮太「その声…そうかお前達が王臣章に…!」
アルミン「うん…久しぶりだね」
ベルトルト「誰だ⁉」
アルミン「君には関係がないよ」
壮太「お前が来たってことはイェーガーも来てんのか?」
壮太は立ち上がりアルミンに話しかける
アルミン「うん。エレンは長門と一緒に戦ってるよ」
壮太「そっか…なるほどね俺の王臣章の数字が変わった訳がわかったぜ」
ベルトルト「もう1人来ているのか…⁉」
アルミン「そういうことだ」
壮太「これで形成逆転だな」
壮太はアルミンの横に並ぶ
アルミン「はぁ!」
アルミンは炎の矢を放つ!
ベルトルトはそれを避ける!
壮太「こっちだ!」
壮太は稲妻は放つ!
ベルトルト「くっ!」
ベルトルトはそれを間一髪避けるが
アルミン「炎の矢!!!」
アルミンの炎の矢を背中に食らう
ベルトルト「ぐっ⁉」
ベルトルトは後退する!!!
壮太「2人で戦えばいける…!」
ベルトルト(どうする…最悪だぞ…しかもライナーの所にも…)
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- 22 : 2014/03/28(金) 21:38:35 :
ライナー「仕方ない…ベルトルト!聞こえるか⁉」
ライナーは大きな声でベルトルトに話しかける
ベルトルト「なんだい⁉」
小さな声だがベルトルトの声が返ってくる
ライナー「仕方ねー撤退だ!分が悪すぎる!」
そう言いライナーは2階建ての民家に飛ぶ
ベルトルトも近くの民家に飛んだようだ
長門「待て!」
長門はライナー達を呼び止めようとするが
エレン「待て長門。
撤退してくれるならそっちの方がありがたいと思うぞ」
エレンは長門を止める
エレン「数ではこっちが有利だけど…個人の力なら向こうの方が断然上だ」
長門「くっ…」
ライナーは民家の上からこちらを振り返る
ライナー「影は必ずお前を捕らえる!それまで精々平和な日常を楽しんでおけ!」
そう言いライナーとベルトルトは姿を消した
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- 23 : 2014/03/28(金) 21:38:51 :
長門「壮太⁉」
壮太はアルミンの肩を借り長門とエレンの方への歩いてくる
壮太「大丈夫だ…大したことねーよ」
アルミン「壮太だけじゃない。長門もボロボロじゃないか」
エレン「羽崎はいないのか?俺たちの中に治療魔術を使える奴はいないぞ」
長門「羽崎は今イギリスにいる…」
アルミン「イギリス…ミカサがいればいいんだけど…」
エレン「ミカサは今楠木にいないからな」
長門「お前ら師匠と和解したのか?」
エレン「まぁな」
長門「そっか良かったな!」
アルミン「明るい話題の中申し訳ないけど…これからどうする?」
場が静まる
長門「イェーガー。アルレルト。頼みがある」
アルミン「なんだい?と言うかアルミンでいいよ」
エレン「俺もエレンでいいぜ」
長門は少し目を瞑る
長門「わかった。エレン、アルミン。
少しの間俺はここを離れる。
だからもしもの時は3人で対処してほしい」
壮太「長門…お前まさか」
壮太の顔が少し暗くなる
アルミン「何かあるのかい?」
長門「今回の襲撃に関して心当たりのある奴がいるんだ。そいつに会ってくる」
エレン「なっ…そんな所に1人で行ったら…」
長門「大丈夫だ。あいつは俺の力を欲しいって言っていた。
だから多分襲われはしない」
壮太「それにあの2人は王下商会とは対極の存在だって言ってたしな」
アルミン「王下商会だって⁉」
エレンとアルミンは驚いた顔で長門を見ている
長門「何だ?知ってんのか?まぁ大丈夫だ。だから頼む」
場は少し静まる
壮太「まぁまぁ俺達の王様を信じよーぜ」
壮太は2人にそう言う
エレン「そうだな」
アルミン「うん」
長門「ありがとな」
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- 24 : 2014/03/28(金) 21:39:58 :
- 影の襲撃の翌日
長門「ここか?」
長門は如月に渡された地図を見ながら歩く
長門「でけぇ…」
そこには大きな城のような物が建っていた
長門「入るか」
長門は扉を両手で押して開ける
大広間のような広い空間へと出た
少し歩くとバタン!と扉が閉まる音がする
「早かったな」
長門は声の主の方へと目線を送る
声の主のは如月新月。
そして如月のいる大きな階段には
10人ほどの人間が座ったりしていた
長門「まぁな」
長門は如月を睨みつける
如月「なんだ?やる気満々って感じじゃねーか」
長門は空の光を手に纏わす
長門「お前らに聞きたいことがあってな」
長門の思惑とはー⁉
第七話完
-
- 25 : 2014/03/28(金) 21:40:06 :
- 第七話終わりです!
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Heart~世界に抗う魔術師達~ シリーズ
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