今ここでアイツを想う

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今ここでアイツを想う

エレン「今日は！！」ミカサ「アニの…」アル...

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1 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/02/28(金) 23:33:28

現実逃避に作った短編です！！

僕が作ったシリーズのアニ「私達を…信じて」

のアニ達が秘密を明かさなかったときの話です

しみじみ系っていうのかな？
2 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/02/28(金) 23:34:57

今日中に終わらせちゃいます！！
見てくれる人はいないかな…(ｰｰ;)
3 : テラ : 2014/02/28(金) 23:35:30

いるよ!
期待です!!
4 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/02/28(金) 23:36:32

今、私はある薄暗い地下にいる

懐かしい匂いもしなければ温もりもない

私が水晶に逃げ、いくらかたったころ、私はあの男に抱えられていた

あの男はいつだってそうだった

昔はどんなときでも

何があっても助けてくれた

あんなに好きだったんだ

悲しいほどに

いつかは崩れるとわかっていたのに

でもあいつは今

裏切り者の私を優しく

抱えてくれている

後で聞けばあいつは

あの時巨人化能力を手に入れた後

硬化能力もすぐに手に入れたらしく

その力で水晶を叩き割ったらしい

その腕が暖かい

何度このたくましい腕に助けられただろうか

心の傷が

なんど紛れたことだろうか

あなたがいなければ

生きていくことすらできなかった

………エレン…

好きだった……

すごく……
5 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/02/28(金) 23:37:23

>>3
ありがとうございます！！！

もしかしたらさっきいった作品読んでからのほうがいいかも…
6 : テラ : 2014/02/28(金) 23:37:53

読んでくるね!
7 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/02/28(金) 23:38:30

エレン「…泣き止んだか？…アニ」

アニ「…」コクッ

エレン「お前が出てきてくれて……本当によかった………ずっと話がしたかったんだ…」

アニ「……ごめんね…ずっと…」

エレン「気にするなって……親が人質に取られてるようなもんだったんだろ…？ベルトルトとライナーから聞いたよ…」

アニ「…2人も捕まったの？」

エレン「あぁ…だが……平和的に解決するつもりだったんだが……何者かによって殺されたよ…」

アニ「そう………よっぽど…許せなかったんだろうね…」

エレン「…」

アニ「…私は……どうせこれから殺されるんだ………だからそれまで…一緒にいてくれない…？」

エレン「…」

アニ「…エレン………」

エレン「……明日…審議が行われることが決まった……本人は出廷の許可がおりなかった……明後日また来る……」

アニ「え……？」

エレン「大丈夫だ…お前は俺が守る」

アニ「裏切り者の私なのに……？」

エレン「あぁ。いつだって俺はお前の味方だ……」

アニ「エレン……ありがとう…」
8 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/02/28(金) 23:38:54

>>6
そこそこ長いッスよw
9 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/02/28(金) 23:39:06

てゆーかそっち完結してないww
10 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/02/28(金) 23:39:38

2日後

ガチャッ......

エレン「アニ…お前の処遇が決まった…」

アニ「…」

エレン「ウォールローゼの北西の…立ち入り禁止区域のところに小高い丘があるんだ……そこの辺りに家が一軒だけあるんだ」

エレン「すごく小さな民宿かなんかだったらしい……監視をつけてそこで暮らせって」

アニ「……処刑じゃ……ないの？」

エレン「あぁ」

アニ「壁外追放でも…？」

エレン「そうだ」

アニ「そ…っか………」

アニ「でも…私には巨人化能力があるんだよ！？そんなのでいいの！？」

エレン「お前はもう巨人化できないだろ……？」

アニ「う……」

エレン「なんでかは知らないが……
そのいくつかの手の噛んだ痕が証拠だ………傷は塞がらないで未だに残ってる……水晶から出る瞬間に巨人化でもしようとしたんだろ…」

アニ「……でも…そんなところで暮らしたって…私は……私は…」

エレン「それなんだが……アニ」

アニ「……？」

エレン「俺と一緒に暮らさないか…？」

アニ「！？」

エレン「俺はまだアニのこと好きだし……信じてるから…表向きには監視として一緒に暮らすってことができるんだが………ダメか？」

アニ「…でも………」

エレン「…」

アニ「………そう…したい…」

エレン「あぁ…わかった。」

エレン「じゃあ監視は俺がやるってことを伝えて来る。出立は6日後らしい。その時にまた会おうな」

アニ「…うん」

正直この時はとても嬉しかった

でも複雑な気分だった

裏切り者の私なのに…

生きる資格なんてないのに…

こんなに幸せになろうとしてもいいのだろうか…？

全部エレンのおかげだ…

私が生きていられるのも…

いつも助けられてばっかりだ

一緒に暮らしたら…

いっぱい恩返ししたいな
11 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/02/28(金) 23:40:48

6日後

ガチャッ.....

アニ「エレン！？」

憲兵「出発の時間だ」

アニ「あ…れ……？」

エレンじゃない

憲兵が3人

なんで…？

もう先に行ってるの？

アニ「あの……エレンは…？」

憲兵「……言っていいのか？」
憲兵「伝えておくべきだろう…」
憲兵「だな…」

憲兵「エレン・イェーガーは……
一昨日殺されました」

アニ「……え？」

憲兵「彼があなたを生かそうと1番努力した人です。一部の人達には忌み嫌われていたのでしょう…」

アニ「ウソ…でしょ……」

エレンが死んだ？

信じられない

喉が渇く

頭が痛い

耳が遠くなっていく

手が震える

立っていられない

涙が止まらない
12 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/02/28(金) 23:41:59

そこから先は覚えていない

ウォールローゼ北西の小さな家に着くまで

馬車から降ろされた

とても綺麗なところだった

だがやはり何か足りない

エレンと一緒だったらどんな風に見えただろうか

でももう仕方ない

これが私の運命なんだ

裏切り者の私の

全て私が悪い

全部……

エレンと初めて戦ったときも言ってた

「お前が悪い」って

もう涙は出尽くした

そうだ

ここから始めよう

0から

たとえ1にしかならなくても

それが彼に届くなら

いつまででも

ずっと

アニ「……お墓…作ろうかな…」

アニはお墓を作った

最初にエレンのものを

『ありがとう。親愛なるエレンへ』

と添えて

それからいろいろな人のものを作った

石がなくなれば木に彫ったりもした

思い出せる限りの

奪った人々の命を

少しでも償えるなら

でもやっぱり

エレンに会いたい

正直に打ち明けたらどうなったんだろう？

もしかして一緒に生きていけたのかな……

もし打ち明けられた自分がいたのなら

幸せになってほしい

二度とこんな苦しみは味わってほしくない

いつか

生まれ変わったら

平和な世界で

エレンと……みんなと一緒に

綺麗な…外の世界に行きたいな

END
13 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/02/28(金) 23:42:43

以上です！！
超短編でしたww

テスト勉強の
いい息抜きになりました(｀_´)ゞ
14 : エレアニ大好き : 2014/02/28(金) 23:43:29

感動ですね…
15 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/02/28(金) 23:44:32

>>14
来てくれたんスか！！
本編はハッピーエンドにする予定ですからね(｀_´)ゞ
16 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/03/01(土) 09:05:39

見てくれてたのかな…泣
17 : 名もなき者 : 2014/03/01(土) 10:34:55

複雑な気持ちですね。　でも、そこがいい。
18 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/03/01(土) 10:40:40

>>17
最高の褒め言葉として受け取らせていただきます(｀_´)ゞ
19 : 仮面ライダー巨人47kQ4.Hpco : 2014/03/02(日) 13:50:41

俺もテスト期間中。
20 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/03/02(日) 14:18:09

>>19
テストってほんとイヤですよね…泣
21 : あんぱん : 2014/03/03(月) 21:13:26

エレン殺されたのか…
22 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/03/03(月) 21:32:42

>>21
ハイ…
すいません…
23 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/03/03(月) 23:53:15

何故だろう…

今日になって急にアクセス数が2倍近くに跳ね上がった！！
(元々少なかったんだけどね)
24 : 教官(無駄無駄無駄ァ) 5uqv5sYpkA : 2014/03/10(月) 13:12:49

なにこれ悲しい…
25 : Naran@進撃のエレアニ : 2014/03/10(月) 17:07:35

>>24
それがこのSSのウリですから…笑