このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
この作品は執筆を終了しています。
次元の歪み エレンチート
- 進撃の巨人
- 11047
- 100
-
- 1 : 2017/04/17(月) 21:41:22 :
-
こんにちは、こんばんは!
進撃の巨人(エレンチート)ものを書こうと思います。
エレチー苦手な方は見ない方がいいかも(´∩ω∩`)
注意⚠
1:亀投稿
2:原作無視
3:CPは決めておりません(まだ)
4:荒らし無視
これでもよろしい方は見てください!!ぜひ…。
-
- 3 : 2017/04/17(月) 22:11:15 :
ステータス表 (例)
ランク 人物名(仮)
SSS
SS+ リヴァイ(仮)
SS 分隊長辺り(仮)
S ミカサ(仮)
A 調査兵(仮)
B 憲兵・駐屯兵(仮)
C 訓練兵10番以下(仮)
D 一般人(仮)
参考照
( + はそのアルファベットの一段階上)
( (仮)なのでその人がそのclassとは限りません。)
調査兵団 班長class
立体機動 ~ S
対人格闘 ~ A+
馬術 ~ S
座学 ~ S
憲兵団 班長class
立体機動 ~ B+
対人格闘 ~ A
馬術 ~ B
座学 ~ A+
駐屯兵団
〜略(上と同じくらい。)
-
- 4 : 2017/04/17(月) 22:26:20 :
-
〜〜〜〜 現在公開可能な情報 〜〜〜〜
(原作での)
ミカサ・アッカーマン (Mikasa Ackermann)
年齢15歳。身長170cm。体重68kg。
東洋人の生き残り。
アルミンの幼馴染で常に彼と行動を共にしている。美少女だが寡黙で表情は少なめ。
ステータス
立体機動 ~ S+
対人格闘 ~ S
馬術座学 ~ A+
能力:体の細胞やら何やらまで完璧?にコントロールできる
特技:肉を削ぎ落とす事
アルミン・アルレルト (Armin Arlert)
15歳。身長163cm。体重55kg。
ミカサの幼馴染の少年で、自信こそはないが勇気はある。
たまに女の子と間違われることも…?
ステータス
立体機動 ~ C+
対人格闘 ~ B
馬術 ~ B
座学 ~ S+
能力:公開不可能
特技:女装……。
そして。
主人公
エレン イェーガー (Eren Yeager)
身長176cm。体重78kg。
ミカサ、アルミンと同じくシガンシナで育った少年。
母親が巨人に食われその日から巨人を駆逐するため、訓練兵に所属。
とゆうシナリオになるはずだったが…。
続く
-
- 5 : 2017/04/17(月) 22:52:35 :
エレン イェーガーは死んだ
最愛の人を残し。子を残し。
そして
外の世界の冒険の夢を残し、死んだ
ーーーーー
ーーー
ー
はずだった。
〜 8××年 〜
獣の巨人討伐に成功したエレンだったが
多くの兵を失い…多くの仲間を失って。
ヒューーーー
50mの壁の上から決戦の跡を見下ろす。
風が気持ちいいなぁ。
後は残った巨人を絶滅(人間に戻す)させるだけだな、長かった。
みんな…
エレン「俺…やったよ」ツー
「……」シャキンッ スッ
エレン「ん?どう…!?あ_______」ゴロンッ(頭
「ごめん…もう必要ないんだ」ポロポロッ
「もうおやすみ。」スタスタ
仲間によって殺された。
ーーーーー
ーーー
ー
なんだよ…死んじゃったのか俺…
エレン「……」ズキッ
エレン「ッ!なんで痛みが…!?」ドバッ
エレン「なんじゃここぁ!?」
黒い世界…?
なんだ?誰かいるのか…?
「…………」ニッ
エレン「…だれ?おっさん……。」ジッ
「お、おっさん…!?まだ4万年しか生きてねぇよっ!」
エレン「ってかさ…なんかこーいうシチュエーションいっぱいあるよね…?」
「…とゆーと?」
エレン「なんか俺がこのまま人生やり直して〜ばりばり強くなって〜モテて〜てきな?」
「な、なんの話かね…?」ギクッ
エレン「いやだからさ、おれ「…コホンッ」」
「エレンよ…やり直したくはないか?」
エレン「…べつに?」
「えぇ」ガタッ
エレン「だって俺首チョンパされたし〜まぁあいつになら殺されてもいいけどな」
「あいつ?あ、あぁ。______か。」
エレン「そうそう!ってことで俺はおやすみする」ゴロンッ
ーーーーー
ーーー
ー
-
- 14 : 2017/04/22(土) 20:18:34 :
ダダダダダダダダ
エレン「…ん」パチッ
ここは?どこ
「目が覚めた?」
エレン「…」コクッ
「ところで君はなんで壁の外に?」
え?今なんて…。
エレン「???」ズキッ
エレン「ッ!」ズキズキッ
エレン「ッ!!!がぁぁぁああああッ!!」ズキズキッ
「ど、どうしたの!?!?」
ーーーーー
ーーー
ー
ー ??? ー
エレン「…」パチッ
「だ、大丈夫…?」ノゾキコム
エレン「…はい。」ボソッ
この人どっかで…。
「急に倒れちゃったからビックリしちゃった。」
エレン「すいません…ご迷惑をおかけしました。」ペコッ
「いやいや!!いいのよ!!」アタマヲアゲテ
エレン「……前に僕と会ったことありますか?」
「ないけどどしたの?」
エレン「いえ…」ズキッ
なんだ…?だれの記憶だ?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「エレン」ニコッ
「エレン…私達を。」
「信じて」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エレン「!!ペトラしゃ」ウルウル
ペトラ「え?!えぇえ!?どしたの!?」アタフタ
エレン「よかった…!(ほんとに過去に戻った)」ダキッ
ペトラ「ふぇぇ!?」カオマッカ
ガチャッ
リヴァイ「うるせぇな…なにがあ………。。」スタスタ
ガチャンッ!!
ペトラ「ちょ、ちょ!?待ってくださいよぉ!」
エレン「…あ、すいません。か、母さんに似てたもんで(嘘)」
ペトラ「あ、そうなの!?ビックリしたぁ」
エレン「すいません。」
ペトラ「あ、うん。」
シーーーーーーーーーーーーーーーーーん
ばりきまず。
-
- 16 : 2017/04/26(水) 12:21:13 :
なんなんだこの空気は…
にしても…ほんとに戻ったんだな。
ペトラさんの素敵な笑顔
リヴァイ兵長のがさつな笑顔がまた見れる…!
エレン「…うぅ」ツー
ペトラ「どしたの!?」アセアセ
エレン「い、いえ!ちょっと嬉しくて…」
ガチャ
リヴァイ「もうベソはすんだか?」
ペトラ「リヴァイへいちょ!もう落ち着いたみたいです!」
リヴァイ「そうか…ところで質問だ」ジッ
エレン「はい?」
リヴァイ「お前は何者だ?なぜ壁外にいた?」
エレン「……」
どうする…?話すか?否か?
リヴァイ「だんまりか?」
エレン「…リヴァイ兵長ちょっといいですか?」クイクイ
リヴァイ「ああ。」
ガチャ
ペトラ「?」
-
- 17 : 2017/04/26(水) 12:30:18 :
ー 本部外 ー
リヴァイ「話す気になったか?」
エレン「はい、意味から発言することは他言しないって条件なら話します」
リヴァイ「いいだろう」
エレン「…いまからやく10何年か先の未来から来ました」
エレン「あと5年後に壁が壊されます」
リヴァイ「!」メヲミヒラク
エレン「超大型巨人と鎧の巨人によって二つの壁が壊されて、壁内に巨人が攻め込んできます」
エレン「約2割の人口を失い、食糧難になり…それからやく5年後に超大型巨人により壁が壊されます」
リヴァイ「…(何言ってんだ…?)」
エレン「何言ってんだって思うかもしれませんが本当の事です」
-
- 18 : 2017/04/28(金) 21:19:33 :
エレン「…超大型巨人、鎧の巨人は人間から巨人に変化することができます」
リヴァイ「巨人化ってか?」
エレン「はい、かくいう俺も巨人化能力者です」
リヴァイ「…」
リヴァイ「馬鹿か?てめぇが巨人化できると知って殺しにかかったらどうするつもりだ?」
エレン「あはは…おっかないですね」
エレン「でもリヴァイ兵長のことは沢山知ってますよ」
リヴァイ「そう…なのか?おれはどうなった?」
エレン「俺を庇って死____『まて』」
ーーーーー
ーーー
ー
ー 心の会話 精神世界 ー
おっさん「まて。」
エレン「なんだいたのかよおっさん」
おっさん「あぁ…最初からな。」
エレン「そんなら言えよ。」
おっさん「ちょっと様子見をだな…てか。」
おっさん「エレン…お前は話しすぎだ…。次元が歪むぞ?」
エレン「と言うと??」
おっさん「まぁ未来が変わるってことさ…だからリヴァイには悪いが今聞いた話は全部___」
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「忘れてもらう」カッッ!!
リヴァイ「っ!!」
リヴァイ「なんだ?俺は何を…」
-
- 19 : 2017/04/28(金) 21:56:37 :
エレン「…(ほんとに忘れたのか…)」スタスタ
「おい貴様!何をしている」
エレン「きょ…団長」ケイレイ
キース「こんな所で何をしている?」
エレン「少し見学を(嘘)」はは
キース「見学?そんなことは行っていない!」
キース「それになんだその格好は!!!」
エレン「変ですか…?」
※黒いマント
まぁ俺にもなんでこんな格好なのかもわかんねぇけどな
キース「怪しいな」
-
- 20 : 2017/04/29(土) 23:03:52 :
エレン「…気をつけます…じゃ」クルッ
キース「……待て。このまま帰すとでも…?」
エレン「ですよねぇ〜」スッ…
エレン「またお会いしましょう!」ダッ
-
- 21 : 2017/04/30(日) 13:36:16 :
キース「おい!こら!!!」
シーーーーーン
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「ふぅ…。それより身体能力上がってね?」
エレン「あのおっさんの仕業か…」
エレン「それより…接触しておくか」
「ヒストリア…」ボソッ
-
- 22 : 2017/04/30(日) 14:07:05 :
エレン「ここらへんに住んでたって言ってたっけ。」スタスタ
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「…なんだありゃ」スタスタ
「おら!!」ビュン(石
「下手くそかよ!ほ〜ら見てろ!」
「おりゃ!」ビュン
少女「や、やめ…やっ!」ブルブル
「くっそぉ!!当たんねぇ!!」
「ぷっ。お前だって下手くそじゃねーか!次俺の番だな!」スッ グッ
「こらボウズ…!!」
「げっ…父さん!」
「あ、こ、これは。」
少女「…(助けてくれ…た?)」ブルブル
「ほら、かせ」クイクイ
「え…?」
「早くしろ…だれか来ちまうだろうが!」
「あ、はい」ヒョイ
「見てろ…!こう見えて父さんガキ大将だったから石投げは上手いぞぉ!」
「よい…しょっ!」ビュッッツ!!
「…はぁ。大人も腐ってんのかこの時代は。」シュインッ(高速移動
少女「うっ!」メヲトジル
元餓鬼大将父親「ほーらヒッ……?!」
エレン「…いてぇじゃねぇか」ツー(血
少女「え?え!?」ブルブル
「と、父さん!に、逃げよう!」
ガキ父「…普通の子供なら死んでるぞ、あの速度…」
エレン「悪いけど…普通じゃねぇんだよな」
エレン「消えろ」ギロッ
ガキ父「は、はい!!!」ダッ
「覚えてろっ!!」ダッ
エレン「ふん!」ドヤァ
少女「あ、あの」
エレン「よし(ヒストリアを探しますか)」
-
- 23 : 2017/04/30(日) 14:33:59 :
少女「あ、あの!」
エレン「ん?」
少女「た、助けていただきありがとうございま…す。」ブルブル
エレン「当たり前だろ…?(怯えてんじゃねぇか)」
少女「え…?」
エレン「どうした?」
少女「そ、その。なんで…ですか?」
エレン「…?人を助けるのに理由が必要か?」
少女「…!?」
エレン「ん…まぁこういうイジメみたいなのが嫌いって理由はあんだけどよ」ポリポリ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「この異端者が!!」ブンッ
エレン「や、やめろよ!!」ボカッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
少女「い、イジメってなんですか?」
エレン「…えっ…と。ほらさっきみたいに誰かに石投げられたり殴られたり…されることじゃないかな?」
少女「…じゃあお母さんは私をイジメてるの…?」ボソッ
少女「うぅっ」ポロポロッ
エレン「え?どした!?」オロオロ
ーーーーー
ーーー
ー
少女「ヒッグ…グスッ」
エレン「落ち着いた…か?」
少女「グスッ…う…ん。すみません。」
エレン「辛かったんだな…あんまり無理するな」ギュッ ナデナデ
少女「うん………あたたかい…ありがとう」ニコッ ギュッ
エレン(静まれ…我が息子よ…!!)かわいいな…」ナデナデ
少女「…?かわいいって言ったの…?」
エレン「…あぁ、思ったこと言ったまでだ。」
少女「えへへ///」ギュゥゥゥウウ
エレン「フッ…」ニッ
「おい…!おきろ!」
エレン「ん…?」パチッ
ああ、俺寝てたのか…。
???「おはよう…目覚めはどう?」ニヤッ
エレン「なんだ?あんたら」ギロッ
???「冥土の土産に教えてあげるよ」
???「私たちは王政府の裏側で働いている中央憲兵団だ。貴様を連行する」
エレン「なるほどな…じゃあ今ここに『奴』はいるはずだな…どこだ?」
???「奴?何のことだ?」
エレン「とぼけんじゃねぇ」ボソッ
???「…あ?」
エレン「ケニーはどこにいるかって言ってんだよ」
???「隊長のお知り合いなの?」
エレン「ああ…そんなと「知らんな」」
「誰だおまえ」
???「た、隊長!」
エレン「よう…ケニーアッカーマン」
ケニー「はっ!こりゃおもしれぇ!なんで餓鬼が知ってんだ?」
エレン「2人で話そうぜ…2人でな」
-
- 24 : 2017/04/30(日) 14:44:55 :
-
ケニー「あぁいいぜ!付いてきな!」
エレン「…外にいる奴らの戦闘態勢を解いてもらえる?」
ケニー「よく気づいたじゃねぇか…やるな!」ははは!!
エレン「誰でも分かるだろ…殺気立ちすぎだ。それになんでガキにここまですんだよ…大人気ねぇな」
ケニー「まぁ…いずれ分かるさお前の罪状がな!いいから付いてこい!」スタスタ
エレン「おう…」ブチブチッ(縄
ー 精神世界 ー
おっさん「気をつけろよエレン…奴の胸元」
エレン「あぁ…銃だろ?大丈夫だっていざって時は巨人……」スッ(おでこ
エレン「なんで治ってないんだ…?」
おっさん「その巨人の力ってのはこいつの事か?」ポンポン
白エレン「よぉ…御主人様ァ」ニタァァア
エレン「」
-
- 25 : 2017/05/02(火) 22:12:28 :
エレン「…(なんか知ってるこれ)」
おっさん「どうした?」
エレン「あぁ…そうゆうことか。」
エレン「そいつを倒して力を取り戻せってか?」
おっさん「少し違うな…さぁたたかってもらおう」パチッ(指
エレン「フッ…こう見えて…対人格闘は結構得意なんだ」ポキッ
おっさん「知ってるさ、そんくらい」
おっさん「だけど…ひとつ勘違いをしているな。」
おっさん「敵は【あいつ】じゃない。」
エレン「…?」
おっさん「俺たち…」ズズズズ
白エレ おっさん 「1人だ。」
エレン「合体!?」
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「ハァハァ…ハァハァ…。ッ!」ポタポタ
白???「そんなんじゃケニーに殺されるぞ…?俺の力が必要なんだろう?」
エレン「あ、あぁ…!」
白???「なら倒さないとなぁ…!そんなだから仲間を失うんだよ…」
エレン「…!クッ…」ググググ
白???「フッ…守れねぇんなら最初から作るべきじゃないんだよ仲間なんてな…!!」
白???「なにが仲間だ!?結局自分の命がかかっている状況だと置いてけぼり…それが人間だ…!」
白???「そうだろ?」
エレン「あぁ…間違いない。」
白???「そうか…ならお前はちゃんとした人間だな」ジッ
エレン「…それがどうした」スッ
白???「まだ立つか…お前は何がしたい」
エレン「…俺は。俺は!!力を取り戻し未来を改変する!!」
白???「戯言を…。【貴様】ごときでは未来なんか変えられない。」
白???「私情を捨てろエレン!!感情も…不必要なものは全然捨てるんだ!!」
白???「貴様なら人間を超えられる」スッ(手を差し伸べる
パシッッッ!
白???「な!?」
エレン「それは無理だな!俺は俺の意思で動く!!あんたに指図される覚えはねぇよ。」
エレン「それに…次こそは守るんだ」
エレン「仲間を…!!!」
-
- 26 : 2017/05/02(火) 22:17:26 :
-
白???「フッ…はははははははは!!!!」
エレン「…」ゴォォォォォォ!!
白???「オーラが変わった…いいだろう。」
白???「力を貸してやる」
エレン「ほ、ほんとか!?」
-
- 27 : 2017/05/03(水) 11:48:31 :
-
白???「あぁ…だが」
白???「お前は人間じゃいられなくなる」
白???「それでも…やるのか?」
エレン「おう!問題ねぇ!」
白???「フッ…よかった。期待に答えろよエレン!」ピカッッッツ
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「あぁ…期待してくれ」ボソッ
ケニー「何をブツブツいってんだ?」
エレン「悪い悪い!独り言」
ケニー「そんで?話があるんだろ?」
エレン「ああ。」
エレン「俺を…中央憲兵団に入れてほしい」ペコッ
ケニー「…は?」
ケニー「何言ってんだ?あ?」
ケニー「お前みたいな餓鬼がなれるわけねぇだろ?」
エレン「いーや。俺はあんたより強い」
ケニー「フッ…なら試してみるか…?このケニー アッカーマンの力を見せてやんよっ!」スッ
エレン「こいよ」クイクイ
エレン「本気で殺ってやる」ゴォォォ!!
ケニー「ッ!こいつ!?」ゾワッ
ケニー「チィ!」ブンッッ(蹴
エレン「アニの方が早いな…」ボソッ ピタッ
ケニー「!?(俺様の蹴りを指1本で止めやがった!?)」
ケニー「だがあの指は使いもんにならねぇだろ!」
エレン「すげぇな…おっさん」ボソッ
ケニー「次で決めるッ!」バッッッ!
ケニー「オラオラオラオラオラオラッッツ!!!」シュシュシュシュシュシュッ!!!(殴
エレン「…やけくそか。」バババババババッ!!
ケニー「シッ!!」ブンッッ (蹴
ドゴッッッ!
ケニー「どうだ?俺様の蹴りは…!」
エレン「あぁ…いてぇよ。」
ケニー「…!?!?」
エレン「お陰様で3cmくらい吹っ飛んだよ」ニッ
ケニー「なんなんだ…この餓鬼は…。」
エレン「よし次は俺の番だな」ポキッ
ケニー「チッ…」スッ カチャ(銃
エレン「フッ…あんたらしいな」
ケニー「さすがのお前もこれならかわせまい」カチャッ
エレン「さぁな?そっちがそのつもりなら」
ケニー「…!」
エレン「俺も使わせてもらうぜ」シャキンッ (短刀
ケニー「短刀で銃を凌ぐのか?(こいつ、どこから出した…?)」
エレン「あぁ…そうだが?」
エレン「試しに1振りしていいか?」スッ
ケニー「あぁ…練習しないとな(こいつが振り終えた瞬間にあいつを撃つ…!)」カチャ
エレン「ふぅ…。」スッ
エレン「ッ!!」ブオンッッッッッ!!!
ザザザザザザアッッッ!!
ケニー「?!(なんだありゃ…!?)」
エレン「こりゃおもしれぇ!」
ケニー「なに…したんだ?」
エレン「ただの素振りだ」
ケニー「ちげぇよッ!なんか飛んできたんだよッ!」
エレン「あぁ…あれか。」
エレン「俺も正直驚いてるよ…」
エレン「あれは…ただの風圧だ」
ケニー「風…だと…?」クルッ
ケニー「この地面がえぐれてんのも風か…?」
エレン「あぁ…たぶんな」
ケニー「ははっ…バケモンじゃねぇか」
ケニー「お前…名前は?」
エレン「俺は」
「エレン イェーガー」
-
- 28 : 2017/05/03(水) 12:42:52 :
中央憲兵兵士「隊長!」
ケニー「あぁ…なんだ?」
中央憲兵兵士「あの餓鬼は…どうしたんですか?」
ケニー「あぁ…殺したぞ?」
中央憲兵兵士「あ、そうですか…?」
エレン「…」ニコッ
ケニー「」
中央憲兵兵士「あの…そ、その子は?」
ケニー「今日から俺たちの仲間になるエレンだ」
中央憲兵兵士「はぁ?!」
エレン「よろしくお願いします」ペコッ
ーーーーー
ーーー
ー
-
- 29 : 2017/05/03(水) 14:19:14 :
それから約半年くらいか?
俺は中央憲兵団に入り…たくさん人を。
ー 844年 ー
今日はミカサが拉致られる日だ。
あの頃の俺はいない
だけど助けられるのは俺だけだ。
エレン「行くか…」ボソッ
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「ケニー」
ケニー「お?」
エレン「すまないが今日は俺は任務に参加出来ない、野暮用でな」
ケニー「おう、了解」ポンポン
ケニー「頑張れよ…」
エレン「あぁ」クルッ スタスタ
-
- 30 : 2017/05/03(水) 14:29:30 :
ー シガンシナ区近郊 ー
ミカサ「お母さん!!子供はどうやったらできるのー?」
ミカ母「お、お父さんに教えてもらいなさい!」
ミカ父「お、おれか!?」
ミカ父「今日お父さんのお友達が来るからその人に聞いたらいい!!」
コンコン
ミカ父「お!来たみたいだ!」
ミカ父「はーい!いまでまーす!」
ーーーーー
ーーー
ー
エレン視点
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エレン「ここだったよな…ミカサんち」コンコン
「はーい!いまでまーす!」
エレン「…!」
ガチャッ
ミカ父「?どちら様で?」
エレン「その迷子になってしまって。」
エレン「少しの間匿ってもらえませんか?」
ミカ父「あ〜そっか!どうぞ!」ニコッ
エレン「おじゃまします…」スタスタ
ミカサ「だれ?」
エレン「ミカサ…」ボソッ
ミカサ「…え?」
エレン「は、始めまして。」
エレン「エレン イェーガーです」
ミカサ「こ、こちらこそ。ミカサで、す」ペコッ
-
- 31 : 2017/05/03(水) 14:51:08 :
ミカ母「良かったわねミカサ!お友達ができて!」
ミカ父「そうだな!」
ミカサ「う、うん」
エレン「…」
まだ来ないのか…?
1時間後ーーーーー
コンコンッ
来た…!
ミカ父「はーい!」
エレン「まって」
ミカ父「え?」
エレン「お、おれが出るよ…みんなは下がってて」ボソッ
ミカ父「な、なにを言ってるんだ?」
コンコンッ
エレン「いいから早くッ!」
ミカサ「?!」ビクッ
その時だった…一瞬隙を見せてしまい
ガチャッ
グサッ
エレン「ッ!」ポタポタ
ミカサ「え、エレン!!」ダッ
ミカ父母「!?」
人攫い「こんにちは」
エレン「馬鹿野郎ォォオ!!!来んじゃねえ!」
人攫い「お…?まだ生きてんのか」
エレン「チッ…殺さずに捕らえる…!」ボソッ
エレン「ッ!(たしかこうだ!)」ガシッ
人攫い「?!」
エレン「ふん!!」ブンッッッッッ!!!(蹴
クルクルックルッ
人攫い「いってぇ!!」ドンッ!
人攫いB「このガキぃ!!」シュッシュッ(ナイフ
エレン「ばーか」ニヤッ ガシッ
ナイフを持ってる腕を掴み
エレン「くらえ…!」
横にズラしつつ
エレン「ッ!」ブオンッ!
足払い!
人攫いB「グォッ!」
人攫いC「おい!ずらかるぞ!!」
エレン「待てよ」ガシッ
人攫いC「!?(後ろ…!?!?)」クルッ
エレン「…ふっ!!!」クルッ ブンッッ!!(回し蹴り
ドゴォッッ!!
人攫いC「ガハッッッ!!」ポタポタ
エレン「あ、やりすぎた」ペロッ
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「すいません…タオルを貸してもらっていいですか?」
ミカサ父「…」
ミカサ母「…」
ミカサ「?はい!」スッ
エレン「さんきゅーミカサ!」フキフキ
ミカサ「うん!」ニコッ
エレン「いい子だなぁほんと」ナデナデ
ミカサ「えへへ///」
ミカ父「………れて…さい」
エレン「…え?」
ミカ父「うちの子から離れるんだッ!」
エレン「は?」
ミカ父「出てけッ!!」
そっかぁ
怖いんだね俺のこと
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ケニー「戦ってる時のお前…どんなか知ってっか?」
エレン「は?」
ケニー「気づいてねぇのかよ!ニヤニヤしながら人殺してんだぞ!?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エレン「…分かりました。ただちに憲兵へ連絡を…」スタスタ
ガチャッ
ミカサ「え?」
-
- 32 : 2017/05/03(水) 23:03:15 :
ー ミカサ宅 ー
ミカサ「お父さんなんで?エレンを追い出したりしたの?」
ミカ父「…」
ミカサ「なんで…なんで!?エレンは私たちを助けた!なんで追い出すの!?」
ミカ父「仕方ないだろう…あの子が危険だから…」
人攫い「…」ピクッ
ーーーーー
ーーー
ー
なんなんだよ…クソが
助けてやってんのにあれはあんましだろ
あ、人攫い縛るの忘れてた…まぁ大丈夫か…。
おれの蹴りをくらったんだからな…。
大丈夫…かな
エレン「…」スタスタ
エレン「チッ…」クルッ
エレン「間に合えよ…!」ダッ
ー ミカサ 宅 ー
コンコンッ
エレン「すいませーん」裏声
シーーーーン
ドンドンッ!
エレン「おい!だれもいねぇのか!!」
ガチャッ
エレン「…!?」メヲミヒラク
エレン「くそッ!!」ドンッ!!
-
- 33 : 2017/05/03(水) 23:21:08 :
エレン「先に憲兵に知らせねぇと!」ダッ
エレン「力借りるぜ…おっさん!」
おっさん『おう、なんなりと』
エレン「わりぃな」ビリビリッ 髪が逆立つ
※H×Hのキルアの電光石火をイメージしてください。
エレン「ふぅ…。」ゾォッ
エレン「ッ」ダッ ギュィィィィインン
その頃 ミカサは。
ミカサ「…(どこだろう寒い)」
ミカサ「お母さん…」ボソッ
ミカ母「…大丈夫よ」ボソッ
人攫い「なにをコソコソやってんだ!?あぁん?!」
ミカサ「…」
ミカサ「…(お願いします。エレン。もう1度助けて…!)」
ミカ母「…よし。」ボソッ チャキッ
ミカ母「…」ガリガリッ(縄を切っている
ミカサ「?!(お母さん何をしてるの!?)」
ミカ母「お母さんが合図をしたら全力で走ってね」ボソッ
ミカサ「え?」ボソッ
人攫い「…チッ。どうする?またあの餓鬼が来たら…!」
人攫いB「まぁそう怯えんなってwww」
人攫い「はぁ?お前だってボコされてたじゃねぇか!」
ミカ母「(よし…今だ…!)」スッ
ミカ母「うわぁぁぁぁああ!!」グサッ!!
人攫い「ッ!?てめ…」バタッ
人攫いB「お、おい!!てめぇクソアマ…!!」ガシッ
カランッ (ナイフ
ミカ母「あ…あぁあ」ガクッ
人攫いB「人攫いの仇ッ!」シュッ! シュッ! シュッ! シュッ!
ドゴッッ! ドゴォッ!! ドゴォッッ!!
ミカ母「や、やめ…ガッ!!…ミカ…ハッ!…サ…」ポタポタ
ミカサ「…お母さん!」ダッ
ドカッッツ!
ミカサ「ウッッ!!」ドオン
人攫いC「B。もう死んでる」
ミカ母「」
人攫いB「あぁ…悪い。取り乱した…」ギロッ
-
- 34 : 2017/05/03(水) 23:32:52 :
ガチャッ
人攫いBC「!?誰だ?!」クルッ
人攫いC「……なんだ…風で空いたのか」
人攫いB「はぁ………!?」
人攫いB「Cッ!!後ろだッ!!」
「死んじゃえよ」ニコッ ザシュッッ!!
人攫いC「…え」生首ゴロンッ
ブシャァァァァア!!!
⚠️梨汁ではありません。
人攫いB「クッソォ!!!!!」ダッ
人攫いB「!!!(取った!)」シャキンッ (ナイフ
エレン「フッ…はははははは!!!この俺を殺す…か?」
人攫いB「てめぇのせいで…!計画がムチャクチャだッ!」ギンッ
エレン「なんだと…?てめぇの思い通りに動くわけねぇだろ…!」
エレン「いいか…?冥土の土産に覚えとけ!」ギロッ
エレン「俺は未来から来たエレン イェーガー!!」スッ シャキンッ(短刀
エレン「てめぇを殺すのはこれで2度目だッ!!!」ブォッンンンンンン!!
ザザァッ!!
人攫いB「は…は。なんだそりゃ…」パカッ
(胴体半分
ブシャァァァァア!!!
エレン「…」スタスタ
-
- 35 : 2017/05/03(水) 23:55:49 :
エレン「ミカサ…怖いか?」チダラケ
ミカサ「う、うん。。怖いよエレン」ギュッ
エレン「…」
ミカサ「私の家がッ…家族が。」ポロポロ
ミカサ「グスッ…わたし…は。ヒック…どこに…グスッ…帰ったらいいの…?」ポロポロ
エレン「俺と一緒に…行こう…」ギュッ
エレン「中央憲兵団へ」
ーーーーー
ーーー
ー
ケニー「そんで?連れてきちゃいましたーってか?」
エレン「おう」
ミカサ「だれ…?このおじさん」サッ(エレンの後ろに隠れる
ケニー「おれか?俺はケニー アッカーマンだ」
ミカサ「…!?アッカーマン?」
ケニー「なんだぁ?知ってんのか?ガキのくせに」
エレン「あ〜そうだ。こいつの名前は」
ミカサ「ミカサ アッカーマンです」ペコッ
ケニー「!ほう…リヴァイ以外にもアッカーマンがな」ボソッ
ケニー「トラウテ」
トラウテ「?」
ケニー「ミカサを部屋に連れていけ、一応女だからな綺麗なとこに」
トラウテ「はい」
トラウテ「おいで」ニコッ
ミカサ「またねエレン」フリフリ スタスタ
ケニー「それで…?」
エレン「なんだ?」
ケニー「ミカサ。ミカサは任務に参加させんのか?」
エレン「いやいい…訓練を付けてやってくれ。」
エレン「それと…アッカーマンのリミッター解除とかな」
エレン「3年後…訓練兵に入団させる」
ケニー「ほう…わかった」
ケニー「ってか…なんでお前がアッカーマンのリミッター解除知ってんだ?」
エレン「前に誰かに聞いた」
エレン「誰だったかなぁ」
ケニー「けっ!(嘘ついてんなこいつ)」ワシャワシャ
エレン「てめ!やめろよ!髪がくずれちゃうだろ」バシッ
ケニー「まだガキだな」ケラケラ
-
- 36 : 2017/05/04(木) 00:11:39 :
それから……。
ミカサ「ケニーおじさん!手合わせ願う!」キラキラッ
ケニー「はいはい…かかってこい」クイクイ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミカサ「おじさん…ちょっとパンチくらってみて」
ケニー「…は?」
ミカサ「いくよ」
ミカサ「ふん!!」シュッッ!
ドカッ!!
ケニー「おお?!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミカサ「ケニー。体を支配できるようになった」
ケニー「とうとう呼び捨てかぁ!?」
なんやかんで半年の月日が経ち…
ついにエレンたちの運命が変わったあの日の前日に……
エレン「ケニー、ちと出てくる。ミカサ頼んだぞ」
ケニー「はいよ」
エレン「…」パシュッ
ー シガンシナ区 ー
壁の上 ーーー
久しぶりだな…帰ってきたぞ父さん母さん
そして
エレン「アルミン…」
今行く…。
-
- 37 : 2017/05/04(木) 20:18:37 :
- だれか見てくれてる方いますか?
-
- 38 : 2017/05/04(木) 21:06:44 :
「この異端者がッ!!」ブン
ドカッ
「うっ!やめてよッ!」ポロッ
「へっ!こいつ泣いてやがるぜ!」
「だっせーな!」
「き、君たちは!!僕の言ってることが正しくて反論できないから!!こんなことするんだろ!?」
「はぁ??何言ってんの!!」
「さぁ?負け犬の言葉なんてわかりましぇーん!」ブン
ドカ
「クッ! 」
「僕は泣かない…!」
「僕は泣かない!…だとよw」
「泣いてたじゃねーか!人間の言葉話してくださーいwww」
「泣くもんか!!」
「は?なんだよお前!」ブン
「生意気なんだよッ!!」ブン
ガシィィ!
「よく言った…お前はやっぱり強い子だよ。」
エレン「アルミン」ボソッ
アルミン「!?」
「あ?なんだおまえ!!」
エレン「ん?久しぶりだな」
エレン「おれも前はこうやってお前らにいじめられてたっけ…」
「はぁ?」
「お前なんか知らねぇよ!」ブン
エレン「うおっ!」
エレン「あぶねぇな…餓鬼はお家に帰りな」シッシ
「な!てめ!」ブン!
ガシッ
エレン「いやだから…当たらねぇって」
エレン「パンチってのはこうやるもんだ」シュッ!
壁「」ダァンッ!! ピキピキ
「」
「」
エレン「わかったか…?いいから帰れ」シッシ
「「「はい」」」
-
- 39 : 2017/05/04(木) 21:28:18 :
エレン「はぁまったくいつになってもイジメってのはなくならねぇな。」
エレン「大丈夫か?アルミン」スッ
アルミン「…え?なんで僕の「別に」」
エレン「どうでもいいだろそんなこと」
エレン「立てるか?」
アルミン「うん…自分で立てるよ…」
エレン「…それで?なんでいじめられてた?」
アルミン「…外の世界の話をしたんだ。」
アルミン「それで『人類はいつか壁の外に出るべきだ!』って言ったら殴られた…異端だって」
エレン「じゃあなんでやり返さない?負けたままでいいのか?」
アルミン「うっ…」
エレン「まぁいい…だけど壁の外に出たいってのは…」
アルミン「…」
エレン「いいと思う。」
アルミン「…え?」
エレン「ハハ…おかしいか?」
アルミン「…う、うん。だって…壁の外に出たいって言っただけで白い目で見られるから…」
エレン「まぁ…そうだな。」
アルミン「ね、ねえ!【海】って知ってる…?」
エレン「海?あぁ…知ってるぞ」
アルミン「ほ、ほんと!?」
エレン「見たことはないけどな…聞いたことがある…オマエカラ」ボソッ
アルミン「へぇ!!」パァァア
アルミン「海だけじゃない!炎の水!氷の大地!砂の雪原!」
エレン「…」ツー
アルミン「きっと外の世界はこの壁の中の何倍も広いんだ!!」キラキラ
エレン「あぁ…そうだな!」ゴシゴシ
アルミン「うん!いつか見てみたいなぁ」
エレン「そうだ!一緒に見に行こうぜ!」
アルミン「え?」
エレン「おれがいつか巨人を絶滅させる!そん時にな俺とアルミン…仲間皆で!」
アルミン「うん!約束だよっ!」ニコッ
エレン「あぁ!」ニッ
アルミン「!かっこいいな…」ボソッ
エレン「…?おっと。もうこんな時間だ…」カタッ
エレン「またなアルミン…!」ダッ
アルミン「え?ちょ…!」
アルミン「まだ名前聞いてないよ…」ハァ
アルミン「巨人を絶滅かぁ…なんでだろ。あの人ならできそうな気がする。」
アルミン「きっと…また会えるよね」
-
- 40 : 2017/05/04(木) 21:55:39 :
ー アルミン宅 ー
ガチャッ
アルミン「ただいま!」
「あら!遅かったわね…ってまたいじめられたの?」
「怪我はないか?」
アルミン「うん!大丈夫だよお父さんお母さん!」ニコッ
「そ、そう…ならいいんだけど…。どうしたの?今日はやけにスッキリした顔してるわね」
アルミン「えへ…ちょっといいことあったんだァ」
ーーーーー
ーーー
ー
ー シガンシナ区 壁の上 ー
エレン「悪いな…アルミン…。」
エレン「お前に、恐怖と憎しみを与えることになってしまって…」
ー 数ヶ月前 ー
エレン精神世界
エレン「なぁおっさん…」
エレン「【あの日】におれが戦士どもを殺って、壁を硬質化で塞げば一件落着じゃないか…?」
おっさん「まぁその通りだが…そんなことをしたら。」
おっさん「お前がこの世界から消えてしまう…それに俺もな」
エレン「でもさ…二つの命で世界が救われるなら…!」
おっさん「バカか…お前はもうこの世界の真実を知ってしまってる…戦士どもを蹴散らした所で」
おっさん「この世界の内戦は免れない…どうせ巨人がいなくなっても人同士で殺し合う。」
エレン「じゃあどうしろと?」
おっさん「この世界の【シナリオ】はあまり大げさに変えてはいけない。変えていいのは人の生き死にと…お前が死んだ後の世界だ」
おっさん「エレンよ…お前はもうあの頃のただの兵士じゃない!!この世界の結末を決めるのはお前だ…」
おっさん「それに…多少の犠牲なしでは世界は変えられない。」
おっさん「お前は優しすぎる…優しさを捨てろ」
おっさん「お前の戦うべき敵は【お前自身】だ」
ーーーーー
ーーー
ー
-
- 41 : 2017/05/04(木) 22:39:03 :
そして
運命の【あの日】。
エレン「さぁ…行くか」チャキッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アルミン「みんな聞いてほしい!」ガタッ!
「ど、どうしたの!?」
アルミン「お母さん…僕は調査兵団になる…!」
「え?」
カランカランッ
アルミン「あ!調査兵団が帰ってきた!!」ダッ
「ま、待ちなさい!アルミン!」
ーーーーー
ーーー
ー
ザワザワ
「これだけしか帰ってこられなかったのか…」
「…」スタスタ
「……」スタスタ
アルミン「調査兵団だ…!」ダッ
アルミン「ハッ…」メヲミヒラク
「…」チラッ スタスタ
「ひでえなこりゃ…」
「あ、あの!モーゼスは!?息子のモーゼスが見当たらないのですが!」
「…モーゼスの母親だ…持ってこい。」
「…」スッ
モーゼス母「え…?」
「それだけしか取り返せませんでした…」
モーゼス母「うぅ…う。モーゼス…モーゼスは。」ポロポロ
モーゼス母「役に立ったんですよね…!?」
「…!」
モーゼス母「何か直接的な手柄は無くても…!息子の死は人類の…!」
モーゼス母「反撃の糧になったんですよね!!?」
「…もちろん。」
「今回の調査で我々は…!いや今回も…」
「クッ! 何の成果も…得られませんでしたぁあ!」
「私が無能なばかりに…!ただいたずらに兵を死なせ!!奴らの招待を突き止める事が…出来ませんでしたッ!!」ポロポロ
アルミン「……」
「どうだ?これが調査兵団だ」
アルミン「…え?」クルッ
「よぉ…アルミン」
アルミン「き、きのうの!」
エレン「おう…ちょっと話さないか?」
ーーーーー
ーーー
ー
-
- 42 : 2017/05/04(木) 23:00:56 :
ー 川辺 ー
エレン「ここらでいいか」スチャ(座
「…」スチャ
アルミン「…あ、あの。ずっと聞こうと思ってたんだけど…」
エレン「ん?」
アルミン「この子は誰?」
エレン「あぁ…俺の妹みたいなもんだ」
「ミカサ よろしく。アルミン」スッ
アルミン「あ、うん!(この子も僕の名前を)」ギュッ
ミカサ「ところでエレン…なんでこの街に連れてきたの?」
エレン「ああ…友達ができたからな。アルミンを紹介しようって思ってな」
アルミン「エレンって言うんだね!(友達…!)」パァァ
エレン「そう言えば名乗って無かったな…」
アルミン「この前聞く前に帰っちゃったから…!」
アルミン「それより…二人ともうちに来ない…?」
アルミン「家族に紹介したいんだッ!」バッ
エレン「…」チラッ
ミカサ「…」チラッ
エレミカ「(ああ/ええ)喜んで」コクッ
アルミン「やったぁ」パァァア
-
- 43 : 2017/05/04(木) 23:08:55 :
ー アルミン宅 ー
ガチャッ
アルミン「お父さんお母さん!ただいまぁ!!」
エレミカ「おじゃまします」
「おかえりアルミン…あらその子達は?」
アルミン「あ、おじいちゃん!友達だよ!」
アルミン「あれ?お母さん達は?」キョロキョロ
アル爺「あぁ…内地に仕事に行ったよ」
アルミン「こんな時間に珍しいね」
エレミカ「…」
アル爺「それより君たち適当に座ってええぞ!茶を用意するから待っときなさい」
エレン「さんきゅー」
ミカサ「ありがとうございます」
ーーーーー
ーーー
ー
アルミン「それよりエレン!ミカサ!」
アルミン「この本見てよっ!」キラキラッ
エレン「あぁ…外の本か」ボソッ
ミカサ「なにこれ?アルミン」
アルミン「壁の外についての本だよ!」
アルミン「エレンにはこの前教えてあげたけどミカサにも教えてあげる!」ニコッ
一時間後 ーーー
アルミン「きっといつかみんなで壁の外を探検できる日が来るといいなぁ」
ミカサ「ええ…その日が来たら3人で行きましょう」ニコッ
エレン「へへ(すっかり打ち解けてんなぁ)」ニヤニヤ
ミカサ「どうしたのエレン…ニヤニヤして?」
エレン「いーや、何でもねぇよ」チラッ
エレン「そろそろか…」ボソッ
アルミン「え…?」
-
- 44 : 2017/05/04(木) 23:19:38 :
ミカサ「アルミンはこの本を見て外に出てみたいって思ったの?」
アルミン「うん!でもさ…皆には反対しかされなくて…」
ミカサ「なんで外に出たいって言っただけで、白い目で見られるの…?」
エレン「…!確かにな。」
アルミン「それは壁の中にいて100年間平和だったからだ…下手に外に出ようとして奴らを壁の中に招くことがないように…。」
アルミン「王政府の方針として外の世界に興味を持つことをタブーにしたんだ。」
エレン「…」
ミカサ「アルミンは外の世界に出たいんだよね?」
アルミン「うん!」
ミカサ「反対…されないの…?」
アルミン「まぁ…されるだろうね。」
エレン「そんなの俺らの勝手だろ…?俺らの命なんだからよ」
アルミン「確かに…壁の中にいるだけで未来永劫安全だと思っている人はどうかと…思うよ。」
アルミン「100年壁が壊されなかったといって…今日壊されないって保証はどこにもないのに…」
エレン「…逃げるぞ」スッ
アルミン「…え?」
ピカッッツ!!! ゴロッッッッ!!!
-
- 45 : 2017/05/06(土) 22:45:22 :
カッッッッッ!!! ガッシャァァアンンンン!!!
アルミン「なに!?!?」
ミカサ「何が起きてるのエレン…!」
エレン「外に行くぞ」ダッ
ーーーーー
ーーー
ー
アルミン「そ…そんな…!!!あの壁は50mだぞ…!?」ガク
ミカサ「巨人!?」
エレン「お前ら!!俺の後ろにッ!!!」
アルミン「え?!」
ミカサ「わ、わかった!」ササッ
エレン「動くぞ」スッ
超大型巨人「…」ゴゴゴゴゴゴ
ドッ!!! カァァァアンンンンン!!!!
エレン「クッ!!!」
「巨人が入ってくるッ!!!」ダッ!!
「逃げろォォオ!!!」ダダダダ
エレン「アルミン!ミカサ!爺さんを連れて誰でもいいから兵士の所に行け!」
アルミン「え、エレンはどうするの!?」
エレン「おれはやらなきゃいけない事がある」ジッ
エレン「巨人共め…おれが今…」
エレン「駆逐してやるッ!!」ゾォッ
アルミン「…?!わ、わかった!!」
ミカサ「…エレン…死なないでね」
アルミン「行こうミカサ!」ダッ
ミカサ「ええ!」ダッ
エレン「死なねぇさ…まだ死ねるかよ」ダッ
-
- 46 : 2017/05/06(土) 23:06:10 :
ー ある小屋 ー
立体機動装置「」ボロボロッ
エレン「チッ…これじゃ使いもんに…「荷物を捨てただちに避難しろッ!!」」
駐屯兵士「いそげッ!!!」
「いやぁぁぁあ!!!!巨人がッ!!!」
駐屯兵士「クッ!!!こんな所まで!!」
「あんた兵士だろッ!どうにかしやがれ!!!」
駐屯兵士「分かってるッ!!」スッ
巨人「…」ニタァ
駐屯兵士「…。」ガクガク
「早くしなさいよッ!!」
駐屯兵士「クッ…無理だあんなの」ガクッ ブルブル
「貸せ!!」
駐屯兵士「早く逃げなさい…私が囮に…!こら!何してんだ!!」カチャカチャ
「うるさい!!早く外しやがれッ!」カチャカチャ
ズシンッ!ズシンッ!
巨人「…」ニタァ
ーーーーー
ーーー
ー
駐屯兵士B「15m級!10m級2体接近!!!」バシュッ
駐屯兵士B「おいッ!!何してんだッ!」スタッ
駐屯兵士「立体機動を子供に持っていかれた…」
駐屯兵士「だけど…ありゃなんだ…?」
「死ねッ!!」バシュッ ギュルルルル
ザンッッ!!!
巨人「アアアアア」シュゥゥゥゥ
駐屯兵士B「」ポカーン
駐屯兵士「な…?なんであんな子供が…立体機動装置を」
「まずは足だ!!!」バッシュッゥゥ! グルングルンッ
ザンッッ!!! ザンッッ!!!
巨人「ウア?」ブオンッ
駐屯兵士B「さ、避けろッ!!捕まるぞッ!!」
「らァ!!!!」バシュッ
ズババババババッ!!
「ふんっ!!!」シュッッッ!!
ザザザンッ!!!
駐屯兵士「使いこなしてんだ…?」
「ふぅ…」スタッ
「これ、借りてていいか?」
駐屯兵士「あ、あぁ…好きに使ってもらって構わん…」
「おう…さんきゅー。」クルッ
「あと軽く50体くらいか…(まだライナーもいるしな)」ポンポンッ
「チッ…ガスがもつかどうかだな…」スッ
駐屯兵士「ちょっと待ってくれ…!」
「なんだ?こちとら暇じゃないんだ」
駐屯兵士「あんた名前は…?是非聞かせてほしい。」
「エレン…ただのエレンだ」クルッ
「…」バシュッ
駐屯兵士「…」バッ( 敬礼
駐屯兵士B「なんなんだ…あの子は…」
駐屯兵士「おい!おれは住民の誘導にまわる!」
駐屯兵士B「あ、わかった!気をつけろよ!」バシュッ
-
- 47 : 2017/05/06(土) 23:07:26 :
-
- 48 : 2017/05/06(土) 23:10:28 :
ー 船 ー
アルミン「…」
ミカサ「…」
アルミン「おじいちゃん…」
ミカサ「…」
アルミン「うぅっ」ポロポロ
ミカサ「…(エレン。)」ポロポロ
「もうこの船はいっぱいだッ!!もう乗れない!!」
「ふ、ふざけるなぁッ!!」
「早くのせてくれッ!!!」
「お願い!子供だけでも…!!」
駐屯兵士「無理だ!!!船を出せッ!!」
-
- 49 : 2017/05/06(土) 23:33:06 :
エレン「クソッ!!!あまりに多すぎるッ!!」バシュッ
ザンッッ!!!
切っても切っても…!
ザンッッ!!!
ザンッッ!!!
次から次へと巨人が来やがるッ!!
エレン「仕方ねぇ!!!」バシュッ スタッ
おっさん『ま、待て______』
エレン「…解放。」
エレン「… 壱の段 」ゾォッ!!!
エレン「よっしゃぁぁあ!!!ぶっ殺してやるぜ!!!」ゴゴゴゴゴゴ
おっさん『こうなると…もう止まらんぞ』ハァ
エレン「ッ!!」グッ ピキピキッ(地面
エレン「ふっ!!」ダンッ!! バシュッ!
エレン「【死】を味わえや雑魚ども!!」ブオオオオオンッ!!
ザザザザザザザザッザァァァァアンンン!!!
※BLEACHの月牙天衝をイメージしてください(色はありません。風ってことになってます)
おじさん『すごいなエレン…たったあんだけの訓練で…』
ドォォオン!! ドォォオン!!
おじさん『家もろとも巨人殺してんじゃん』
おじさん『てかもうエレンが敵に回ったら人類やばいじゃん』
おじさん『もう巨人残り数体しかいないし…』
おじさん『世界変える前に俺たち消えそう…』
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「はぁはぁ…ちと…はぁ」
エレン「暴れすぎちまったかな…はぁはぁ」
エレン「ふぅ…」パチンッ!
エレン「鎧の野郎はまだか…?」
-
- 56 : 2017/05/28(日) 22:48:30 :
ー 船 ー
アルミン「エレン…」ポロポロ
ミカサ「…生きてる。」
アルミン「ミカサ…」
ミカサ「エレンなら生きてる…!!」
アルミン「…そうだね…。生きてるよきっと…!」
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「チッ…ガスがもたねぇ…」パシュッ
巨人「…」キョロ
エレン「あの…巨人は…!!」ギロッ
巨人「!」ドシンドシン
エレン「は?逃げた…?」シュゥゥゥ
巨人「…(あいつはやばい…!並の兵士とは違う)」
エレン「逃がすかよ…!!」バシュッッ
巨人「!!(はやいッ!!逃げ切れねぇ!!」ダダダダ
エレン「おい!!待ちやがれ…!!」シュゥゥゥ!
エレン「ユミル…!!!」スタッ
巨人「ア?(なんで私の名前を…?)」
エレン「聞こえるか…?おれはエレン」
エレン「お前の同類だ…!」
ユミル「エ、ア?(何者…だ?)」
エレン「いいから出てこい!!」ゲシッ
ユミル「…あア」コク
ーーーーー
ーーー
ー
ユミル「…」ゼェゼェ
エレン「よぉ久しぶり…ではないな。」
ユミル「だれ?」
エレン「それよりなんで服着てねぇんだ?」ジッ
ユミル「!…見るな…変態//」バッ
エレン「はぁ…だれもお前の粗末な身体なんか興味ねぇよ」
ユミル「…しね」ゲシッ
エレン「いてっ…悪かったよ。」ヌギヌギ
ユミル「…おまえ。何やって「脱いでんだよ」
ユミル「…は?」
エレン「いいから着とけ…風邪ひいちゃうだろ」バッサ
ユミル「…ありがとう」
エレン「聞きてぇことを山ほどあるが…今はそんな状況じゃねぇしな…」
エレン「もう1回巨人化できるか?」
ユミル「…わからない…まだなったばかりだし…」
エレン「チッ…仕方ねぇ。」ガシッ
ユミル「!!」
エレン「行くぞ」お姫様抱っこ
ユミル「ばかか///」ボソッ
エレン「うるせぇ」パシュッ
ー 壁上 ー
エレン「ふぅ…人1人かかえてるとやっぱきついな」
ユミル「…」プク
エレン「ちげーよ…お前が重いとかじゃないぞ?」
エレン「まぁとりあえずここにいろ…だれかが助けてくれっから」
ユミル「…わかった…」コクッ
エレン「さぁて…おれはやるべき事をやらねぇとな」ギロッ
ドォォォオオン! ドォォォオオン!
兵士「馬鹿野郎!!どこ狙ってんだ…!!」
兵士2「しかし!!こいつに的を狙える制度なんかありませんよ!!!」
兵士「今はそんなことはどうでもいいんだよ…!!!いいから次の玉をはやく込めろ!!!」
兵士3「無理だ!!!」
ドンッ ガガガガガカ
兵士3「門が…!」
兵士「は…!?」
兵士4「撤退だ…」タッタッタ
兵士2「取り残されるぞッー!」
兵士「おい!!!」
ハンネス「閉めるな…!!もうちょっと待て!!まだ中に住民が残ってるんだぞ!?」
兵士「この門が突破されたら街一つが巨人に占領されたどころの話じゃないぞ…!」
兵士「次の壁まで人類の活動領域が後退されるんだぞ…!?」
ハンネス「だけど…目の前の人間を見殺しにする理由はないッ!!」
ザッ
兵士3「はやく門を閉めろッ!!」
兵士2「巨人が来るぞッ!!!」
兵士「閉門急げぇッーー!!!」
ハンネス「はっ?よせぇーー!!」バッ
兵士3「くっ」ガシッ
ハンネス「うっ…は…離せぇ!!」
ドッシン! ドッシン!
ハンネス「…は?」
ー 船 ー
アルミン「…!」
兵士「?!」
兵士「なんだ…?あいつは…!」
ドッシン! ドッシン! ドッシン!
「チッ…やっと来やがったか…」
「ライナー」ギロッ
-
- 61 : 2017/07/05(水) 22:36:11 :
「ぶっ殺してやるよ…おれが。」
おっさん『ま、まて_____』
「この手で…!」パシュッ
兵士「う、撃てぇぇぇえええ!!!」
兵士4「ま、待ってください…!!1人奴に向かっています…!!」
兵士「はぁ!?」
エレン「ライナァァア!!!(まずは膝の裏を切り…動きを殺す…!!)」バシュッ! ギュルギュルッ
鎧「!?」クルッ
鎧「アァ?(子供…?)」ブンッ!!(殴
エレン「おせぇ!!!」ググッ
ト
エレン「殺った…!」ザシュッッ!!
鎧「!?(こいつは…!?)」グラッ
エレン「もう1本…ッ!!!」バッ シュッッ!!
鎧「ウォォォオオオオオ(させない…!!)」
ズシン ズシン ズシン
エレン「自分を注目の的にして…巨人を呼んだか…」
エレン「無駄な事しやがって…!」バシュッッ
巨人「アァ?」ブオンッ
エレン「解放…」ブワッ
エレン「…壱の段。」ゾォッ!!
巨人「…」ゾクッ
エレン「なんだ…お前らにも【恐怖】が分かるのか」
エレン「ざっと…10体か…。」
兵士「…」ポカーン
兵士4「ああ…おれは死んだのか。」
兵士「ハッ!! 援護ォォォ!!!あの少年を援護しろ!!!」
兵士4 5 6「ハッ!!!」
エレン「フッ…嬉しいなぁ。お前らともう1度殺りあえるなんて…」
エレン「ありがとう…おっさん」バッシュッ
エレン「オラァッ!!」スッ
パッァァァァアン!!
兵士4「援護…?」
兵士「頭を蹴り飛ばした…?」
兵士5「援護なんて…必要ないじゃん。」
エレン「ふふふ…」ニヤァ
鎧「!」ゾクッ
エレン「鎧さんよぉ…ふふ。いま殺してあげるから…」
エレン「待っててねぇ」ニコォ
鎧「アア…(逃げなきゃ…!)」ズシン ズシン
エレン「あらぁ?もう再生しちゃった?」
巨人「アアアア」ブンッ
エレン「チッ…目障りだよお前…!」バシュッッ
ズバッッ!!
エレン「クソが…!!(鎧が…逃げちまう!)」バシュッッ
鎧「…(壁を破壊して逃げる…!)」
兵士「こっちに来るぞッ!!!」
兵士「全員…!!戦闘準備…!!!」
兵士達「に、逃げろ…」タッタッタ
兵士「くそ…ここで終わっちまうのか…」ガクッ
巨人×9「」シュゥゥゥウウ
エレン「待ちやがれぇぇええ!!」シュゥゥゥゥゥ!!!
鎧「!?!(行ける…!あと少し…!)」
兵士「………」
兵士「…ハッ。巨人がもう…そこまで…」
エレン「逃げろおじさんッ!!!」バッシュッ
エレン「クソが…ッ!」ガシッ バシュッ
兵士「…?!あ、ありがとう!!!」ポロポロ
エレン「チッ…。あれをどうするつもりだ…?」
兵士「…?」チラッ
壁「」パラパラ
鎧「ハァァァァ」シャァァァア
エレン「壁が…」
兵士「壊された…!?」
エレン「なぁ…あんたらの腰に付いてるのはなんだ…?」
エレン「砲弾ばかりに頼りやがやって…」ギロッ
兵士「」
エレン「飲んだくれのくそ兵士が…」ボソッ
兵士「…!」
おっさん『まぁ結果オーライだな』
エレン「はぁ…?また同じ悲劇が繰り返さ…れ。」
エレン「くそ…すっかり忘れてた。」
おっさん『はぁ…あまり無茶をするな馬鹿野郎』
兵士「…??」
エレン「とりあえず壁を登ってくれ」
兵士「わ、わかった…!」タタタ バシュッッ
ーーーーー
ーーー
ー
-
- 64 : 2017/07/17(月) 12:05:52 :
- ー シガンシナ区 ー
エレン「子供だけでも…助けなきゃ」パシュッ
「お母さん…」ポロポロ
「ウッ…グスッ。」
「だ、だれか…ヒック。」
「お母さんの仇を…グスッ」ポロポロ
エレン「自分でとれ」
「お兄ちゃんだれ?」
エレン「エレンだ…見ねぇ顔だな。」
エレン「それよりなんでここに…?」
(元)エレン宅 「」グシャ
「私のお家が…岩に潰されちゃって」
「グスッ…お母さんが…巨人に…!!」ポロポロ
エレン「…!」ギュッ
「!?」
エレン「もう大丈夫だ…辛かったな」
「う、うわぁぁぁあああん」ギュッ ポロポロ
エレン「ッ。」ギュッ
ウォールマリア南方
シガンシナ区陥落から数時間後…
その知らせは人類領域のあらゆる街にまたたくまに広まった。
ー ウォールマリア南方 トロスト区 ー
「本当なのか…?シガンシナ区に巨人が侵入したと言うのは…!」
「信じられん!100年無事だったのに…なぜ今になって…!」
「信じるも信じないも実際に船に乗って避難してきた住民がいるんだ」
「報告じゃ500人は乗っているらしい」
「問題は…シガンシナだけで済んだのかってとこだの」
「ウォールマリアまで侵入されるはずは…」
「とにかく…!中央に連絡して指示を待とう…こんな緊急事態、我々ではどうにもできん!」
コンコンッ
兵士「失礼しますッ!!たった今ウォールマリアが破られ内地に巨人が侵入したとの事ですッ!!!」
「なっ!?」
ーーーーー
ーーー
ー
ズシン ズシン ズシン ズシン
ハンネス「…終わりだ…」
ー 船 ー
「終わりだ…」
「俺たち人類は巨人に食いつくされるのか…!」
アルミン「終わり…?」
アルミン「(もうあの家には帰れない…?どうして…!せっかく夢を語り合える仲間が出来たのに…!)」
アルミン「(僕が…人間が弱いから…?弱虫は泣くしか無いのか…?)」グッ
アルミン「あいつら…この世から…」スタッ
ミカサ「アルミン…?」
アルミン「駆逐してやるッ!!!この世から一匹残らずッ!!」ゾォ
ミカサ「…!」ビクッ
-
- 66 : 2017/07/19(水) 00:22:37 :
- エレン「動けるか…?」
「うん…ちょっと怖いけど」ギュッ
エレン「しっかり掴まっとけよ…!」バシュッッ
「!」ギュッ
ーーーーー
ーーー
ー
「チッ…あいつの予感はよく当たりやがる」
「何なんだ…この状況は」
パシュッ シュゥゥゥゥゥ!!
「餓鬼?」パシュッ
エレン「くっ!!(かかえたまんまだと…殺りずれぇ)」バシュッッ
ザシュッッ!!
???「ほぅ…やるな」バシュッッ
エレン「つけられてんな…一体…」
エレン「誰だ…?」バシュッッ
???「止まれ…!」バシュッッ
エレン「!(リヴァイ兵長…!?)」ピタッ
リヴァイ「よぉ…って、どっかで会ったか?」
エレン「いえ…会ったことないなぁ〜あはは」アセアセ
リヴァイ「?まぁいい…」
リヴァイ「いろいろと話が聞きたい…本部に来てほしい」
エレン「人類最強の頼みとあっては断れませんね…いいですよ」
リヴァイ「(人類最強?)それと。」
リヴァイ「立体起動の腕前…見事だった」
エレン「…!ありがとう…ございます」
リヴァイ「行くぞ」クルッ バシュッッ
エレン「はいッ!!」バシュッッ
ー 調査兵団 本部 ー
ザワザワ ザワザワ
コンコンッ
リヴァイ「リヴァイだ」
エルヴィン「入れ。」
ガチャ
エレン「失礼します…」
「失礼します」
エルヴィン「…?誰だ?」
リヴァイ「拾ってきた」
エレン「あはは(拾ったって…)」
エルヴィン「?まぁいい。それで?」
リヴァイ「マリアもシガンシナも…巨人に占領され、生き残ってるものはそこの2人だけだった」
エルヴィン「そうか…外でもだいぶやかましくなってきてるしな」
エルヴィン「さぁ…どうするか」
エレン「…壁を塞ぐことは出来ないのでしょうか?」
リヴァイ「!」
エルヴィン「…?残念だけど人類にあんな大きな穴を塞ぐ技術はないんだ」
エレン「…(言うか…?どうする…)」
エレン「そうですよね…すいません変な質問しちゃって…」
エルヴィン「いや、いいんだ。とりあえず団長に報告だリヴァイ」
リヴァイ「あぁ、わか「全部聞いていた」」
エルヴィン「団長」
キース「ん?なんだ?この子供達…は…!?」
キース「…」ジーッ
エレン「!(や、ヤベッ、記憶消してねぇ…!)」アセアセ
リヴァイ「なんだ…?知り合いか?」
キース「おい!そこの…」
エレン「はい!?」
キース「いや違う…その女の子だ」
「はい…?」
キース「…フェイ。か?」
「な、なんで?私の名前…」
キース「…父さん…いやグリシャはどこだ…?」
エレン「は…!?」
フェイ「父さんはいま…内地に診療に」
キース「そうか…(1人ということは…カルラは…もう。)」
エレン「え…っと。グリシャって誰?」
フェイ「グリシャ イェーガー。私の父親だよ?」
エレン「!?じゃあ母親はカルラ…さんか?」
フェイ「し、知ってるの!?」
エレン「……あぁ。ちょっとな」
エレン「…(どーゆうことだ…?妹なんていなかったはずなんだが)」
おっさん『お前の存在はこの世界には無いことになってるからな…そりゃ変わるだろこの世界の人も』
エレン「…(なるほどな)」
エルヴィン「まぁ…この件は置いといて二人とも」
エルヴィン「お腹空いてるだろ?」
エレン「あぁ。まぁたしかに」
エルヴィン「リヴァイ 食堂に連れていけ」
リヴァイ「チッ。めんどくせぇな」
リヴァイ「行くぞ」
ーーーーー
ーーー
ー
-
- 67 : 2017/07/19(水) 00:22:47 :
- ー 移動中 ー
リヴァイ「おい、ガキ」スタスタ
エレン「はい?」スタスタ
リヴァイ「立体起動は誰に習った?訓練所に入れる年じゃないだろう?」スタスタ
エレン「はい…独学です」スタスタ
リヴァイ「ほう…名前は?」
エレン「エレン…クルーガーです」
リヴァイ「エレン クルーガー?」
エレン「はい」
リヴァイ「聞かねぇ名だな」
エレン「あはは…よく言われますよ」
リヴァイ「そうか…」ピタッ
リヴァイ「どうだ…調査兵団に入ってみないか?」ボソッ
エレン「…!」
リヴァイ「特別におれが面倒を見てやろう」ボソッ
エレン「あはは…それは楽しそうですね」
リヴァイ「そ、そうか…?じゃあ入「お誘い嬉しいですけどまだ入れないです」
リヴァイ「そうか…分かった」
エレン「またのお誘い待ってます」ペコッ
エレン「食堂なら分かりますので失礼します」クルッ
〜 2時間後 〜
-
- 76 : 2017/07/26(水) 22:23:56 :
- キース「これから貴様らはどうするんだ?」
エレン「開拓地に向かおうと思ってます」
キース「そうか…わかった、迎えを用意しよう」
エレン「ありがとうございます」ペコッ
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「今日はありがとうございました…!」
フェイ「ありがとうございます」
リヴァイ「あぁ…気をつけてな」
エルヴィン「これから大変だと思うが頑張ってくれ」
エレフェイ「はい!」
リヴァイ「何年先かわからないが楽しみにしているぞエレン」ボソッ
エレン「…」ペコッ
ー 開拓地 ー
ミカサ「…」ポロポロ
アルミン「大丈夫だよ、ミカサ…。エレンならきっと生きてる。」ポロポロ
ミカサ「…うん。いきてる。」
オーーーーイ
アルミン「…?」ゴシゴシ
フェイ「あ、あの…!初めまして!」
フェイ「フェイ イェーガーと申します!!」
アルミン「アルミンだよ…どうしたの?」
フェイ「よろしくです…あの。これ」スッ (手紙
アルミン「…(紙)?」ペラッ
アルミン「…エレンからだっ!!!」バッ!!
ミカサ「!」ビクッ!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アルミン ミカサ へ
おれは生きてる
少し野暮用で今出ている
ミカサならわかると思うから、心配はしないでくれ
おれは訓練兵団に入る、もしお前らも付いてくるのなら空いてる時間に体力作り、知識を身につけて置いてくれ。アルミンは特に。
ってことだからおれは大丈夫だ
この手紙を読んだら燃やしておいてくれ
フェイをよろしく頼む
エレン クルーガー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ミカサ「…(また置いていかれた)。」ポロッ
アルミン「クルーガー?」
アルミン「それより…生きてて良かった…!」
フェイ「エレンさんなら大丈夫だと思いますよ…なにせ巨人をあんなに…。」
アルミン「ん?巨人がどうしたの?」
フェイ「あれ…なんの記憶だろう??」ズキッ
ー ウォール シーナ 内地 ー
ガチャッ
「よぉ…エレン。随分と遅かったじゃねぇかよ」ペシッ
エレン「あぁ、少し…な。」
エレン「ところでケニー。王はどうしてる?」
ケニー「今日の夜…動くそうだ。」
エレン「そうか…わかった」スタスタ
ケニー「おい…おまえ、何をするつもりだ?」
エレン「あぁ…その事に関してはまだ言えない。世話になった、ありがとう」ペコッ
ケニー「おい!待て…」
エレン「?」
ケニー「元気でやれよ…ミカサもお前もおれが親代わりみてぇなもんだったからな。心配なんだよ」
エレン「フッ…らしくない。まあ、ありがとうくそ親父」スタスタ
ガチャッ
トラウテ「なんですか、隊長」
トラウテ「寂しがり屋ですか?」
ケニー「うるせぇ…お前もだろ」
トラウテ「ふふ…くたばれ」
ケニー「ハッハ!そりゃ無理だ!」
ー 数時間後 ー
「私はロッド レイス。ヒストリア、君の父親だ」
ヒストリア「…」
ロッド「これからは3人で一緒に暮らそう。」
ーーーーー
ーーー
ー
-
- 77 : 2017/07/26(水) 22:26:36 :
- ザザザザザザザッ!!
ロッド「!!」
アルマ(ヒストリア母)「え…?」
ヒストリア「?」
ケニー「よぉ久しぶりだな。」バサッ
アルマ「なにをするつもりですか!?」
ケニー「何って…見りゃわかんだろ?」チャキッ
アルマ「ひっ…!!」クルッ
ロッド「フッ…」サッ
アルマ「!わ…私は!この子の母親ではありませんッ!!!まったく関係ありません!!!」
ヒストリア「!」
ケニー「あっそ…それで?」
ケニー「ナイフか銃…どっちで死にたい?」ニヤリ
トラウテ「ふふ。あの子(エレン)がよく言ってたセリフ。」ボソッ
バシュッ!!
ケニー「!?」クルッ
ロッド「だれだ!?」
「……」チャキッ
フード被ってます
中央憲兵達「…」カチャ
「…おれがこいつを殺すのが早いか。お前らが俺を殺すのが早いか勝負するか…?」
ロッド「待ってくれ…!撃たないでくれ!」
憲兵兵「どうなさいますか隊長。」
ケニー「まて」スッ
「さすがだよ…隊長さん」ボソッ
ケニー「フッ」
ロッド「の、望みはなんだ…?」
「こいつだ」ユビサシ
ロッド「は…?ヒストリアか?」
ケニー「なんだ…このババアを助けに来たんじゃねぇのかよ」
「あたりめぇだろ?自分の子を他人呼ばわりするやつは人間じゃねぇ…人の形をした獣だ」
「そうだろ?ヒストリア」
ヒストリア「……」コクン
「だ、そうだ。いいか?連れて言っても」
ロッド「あ、あぁ!だけど条件がひとつだけ…」
「条件?立場わきまえろよクズ野郎」
ロッド「ひっ…!?」
「まぁ聞いてやるよ…」
ロッド「ヒストリア…今日から君はクリスタ レンズだ。分かったか?」
ヒストリア「うん…」
「さてさてさーて。行くかな」スタスタ
ケニー「元気でな」
「あぁ…さんきゅー。くそ親父…」ボソッ
「よいしょっ…と」ガシッ
お姫様抱っこ
「じゃあな…」バシュッ!!
ロッド「なんだあいつは…ケニー。おまえの知り合いか?」
ケニー「しらねぇな」
ーーーーー
ーーー
ー
ー 開拓地 付近 ー
ボォオ バチバチバチ (焚き火
「……」チラッ
ヒストリア「すぅ〜」
「辛かったんだな…もう大丈夫だ」ナデナデ
ー 早朝 5時 ー
ヒストリア「んぅ…んんん〜〜」キョロキョロ
ヒストリア「…あれ。いない…。」
犬「わんっ!」
ヒストリア「わぁ…!おっきなわんちゃん」ギュッ スリスリ
その頃 ーーー
「このくらいで充分かな」スタスタ
ー 10分後 ー
ヒストリア「でねー!その時に私と同じくらいの男の子が助けてくれたの!!」
犬「わんっ」
ヒストリア「そんなことされたことなかったから…嬉しかったの」
犬「わおん…」
ヒストリア「とにかくもう嬉しかったの!!」
犬「わん!」
ヒストリア「でね…!!」
「もう起きたのか?」ザッ
ヒストリア「!?」
-
- 78 : 2017/07/26(水) 22:26:45 :
- 「大丈夫だ…おれは味方だ」
ヒストリア「…」ホッ
「飯にするか…結構取れたぞ。ほれ」ドサッ
ヒストリア「…」
「どうした?腹減ってないのか?」
ヒストリア「ううん…どうして私を助けたの?」
「ばーか…人を助けるのに理由がいるか?って言っただろ?」
ヒストリア「?!もしかしてあなたは…」
「ん?」
ヒストリア「前にいじめっ子から助けてくれた…?」
「あぁ…よく覚えてたな」
ヒストリア「また。あえた…」ダッ ギュッ
エレン「うお?どうしたんだ?」
ヒストリア「会いたかったのぉ」スリスリ
犬「わんわん」ニヤ
エレン「なっ…。はぁ…遅れてごめんな」ギュッ
エレン「さっ、飯だ飯」
ヒストリア「うん…!」
エレン「今日は大量だぞ?」
魚15匹
熊 1匹
ヒストリア「こんなに食べられないよ」ニコ
エレン「ま、3人分だから充分だろ…ほらお前も食ってでかくなれよ」ポイッ
犬「わんっ!!(しかたねぇな!)」ガツガツ
ー 食後 ー
ヒストリア「ご馳走様でした…!」
エレン「おう」
ヒストリア「ところでエレン?このわんちゃんはどうするの?」
エレン「もちろん連れていくさ、おれの相棒さ」
ヒストリア「良かった」
エレン「それからわんちゃんじゃない…ガロウってんだ」
エレン「犬じゃなくて狼だしな」
ヒストリア「わかった…!ガロウちゃん」スリスリ
ガロウ「わん(おれはメスじゃねぇ!)」
ヒストリア「ん〜じゃあガロウ君かな??」
エレン「こりゃ驚いた。動物の言葉がわかんのか?」
ヒストリア「んーん!態度とか見たら大体ね」
エレン「だよな。」
エレン「さて…行くぞ?」
ヒストリア「うん!」
ガロウ「わん!」
-
- 79 : 2017/07/26(水) 22:27:52 :
ー 開拓地 ー
エレン「やっとついたか…大丈夫か?ガロウ」
ガロウ「わん。(オレサマをなめんな!)」ハァハァ
エレン「疲れてんじゃん…」
ヒストリア「ごめんね…重かった?」ウルウル
ガロウ「わんわん!!!(なにも感じなかったぜ!)」フルフル
エレン「ははは!!ヒストリアにはかなわねぇな!」
ガロウ「グルル(だまれ)」
エレン「まぁそう怒んなって」ブッ
ガロウ「わん。(殺す)」
〜 15分後 〜
エレン「あいつらいねぇな」キョロキョロ
ヒストリア「あいつら?」
エレン「静かに…」スゥ
ナンデオレタチガ ダッカンサクセンダッテヨ
オンナコドモマデイカセンノカ? オカシイデショ
ミカサボクシニタクナイヨ
エレン「!?」
エレン「なんでだ…子供まで参加させんのか…?」
おっさん『これも次元の歪みだろうな…おまえの責任だぞエレン。』
エレン「くそがッ!!!」ダンッ!!
ヒストリア「!?」
エレン「いいかヒストリア。お前らはここの中にいろ…」
ヒストリア「エレンはどーするの…?」
エレン「用を思い出した。分かったな?」
ヒストリア「またいなくなっちゃうの…」
エレン「いいや…必ず戻る。ガロウも頼んだぞ」
ヒストリア「わかった…待ってるね…!」
ガロウ「ワンッ!!(任せろ!)」
エレン「じゃあな」ダッ
駐屯兵士「よし、集まったな…!これより領土奪還作戦を開始する!皆船に乗ってくれ…!」
ザワザワ ザワザワ
「いやだ…死にたくないよぉ」ポロポロ
「行きたくない…見逃してくれッ!!」
駐屯兵士「すまない…ほんとにすまない。」
アルミン「じゃあミカサ…ぼく行ってくるね」
ミカサ「待ってアルミン…私が行く」
アルミン「ははは…それは困るよ…。エレンに怒られちゃう」
アルミン「じゃあねミカサ…どうかお元気で」ポロッ クルッ
-
- 80 : 2017/07/26(水) 22:32:34 :
- ガシッ
アルミン「いい加減にしてくれミカサッ!!」クルッ
「カッコつけやがって…どけ」
アルミン「エレン…!!」
エレン「一緒に海を見るんだろ…?お前が死んだら誰がその席を埋めるんだよ」
アルミン「でも…」
駐屯兵「おいガキッ!!何やってんだ早く乗れ!!」
アルミン「行くしかないんだ僕がッ!!」
エレン「そうか…なら。」
エレン「ふんッ!!」
アルミン「うっ!!」ドゴッ
ミカサ「なにを…!?」
エレン「なぁあんた!これで、こいつは負傷者!作戦に参加不能だろ?」
駐屯兵士「!!この声…間違えない…」ボソッ
駐屯兵士「分かりました…」
エレン「フッ…あんたの考えは分かってる。俺が行こう」スタスタ
ミカサ「え…?」
エレン「ミカサ…アルミンを連れていけ、食料庫の横の小屋に知り合いがいる。金髪の女の子と大きな狼だ」
ミカサ「わかった…けど。エレンは…?」
エレン「いいから行け!振り向くな」
ミカサ「絶対戻ってきてよね」スタスタ
ーーーーー
ーーー
ー
駐屯兵士「ほんとうに良かったんですか?」
エレン「あぁ…あたりまえだろ。死ぬつもりなんてねぇしな」
駐屯兵士「そうですか…あなたが入れば百人力です」
エレン「敬語は辞めてくれ…なんかきもい」
駐屯兵士「ははは…そこまでいいますかね。」
エレン「なぁ頼みがあるんだけど」
駐屯兵士「はい…聞ける範囲ならなんなりと」
ーーーーー
ーーー
ー
「なにが奪還作戦だよ…」ボソッ
ザワザワ ザワザワ
エレン「やっぱり不満を持つやつがほとんどだな」
駐屯兵士「そうですね…私も死ぬかも知れませんね」
エレン「いや諦めんなよ」
駐屯兵士「ははは。あなたが守ってくれますからしなないですね」
エレン「男ならなんとかしろ」
駐屯兵士「ははっ…やっぱりそうきますか。」
駐屯兵士「つきましたね。」
エレン「あぁ…地獄の始まりだ」
ーーーーー
ーーー
エレン「ハァハァ…」ダッッ
エレン「ふっ!!(守りながらたたかうのはきついな…!)」ザシュツ!!
巨人「アアア」
住民「ありがとう少年…助かった…!」
エレン「感謝する暇あったら逃げやがれッ!!」スパァンッ!
巨人「」シュゥゥゥウウ
エレン「くそ(立体機動装置が恋しいぜ…)」
おっさん『さすがのお前もきついか?足を切って倒れた所でうなじを切る作業は』
エレン「へっ…楽勝だぜ」ゼェゼェ
エレン「チッ(くそじじい舐めやがって)」
おっさん『おれがなんだって?』
エレン「よし…頑張るか。」ダッ
〜 1時間後 〜
エレン「ふぅ…きっついな」ゼェゼェ
エレン「殺っても殺っても次々に入ってきやがる」チャキッ
エレン「これも。使いモンにならねぇしな」ポイッ
駐屯兵士「そろそろしおどきですかね…」
エレン「…!お前生きてたのか」
駐屯兵士「勝手に殺さないでもらえます?」
エレン「悪い悪い…」
駐屯兵士「そろそろ撤退の時間ですかね」
エレン「そうだな…しかし…」
駐屯兵士「あの巨人たちですか…」
エレン「ああ…情けない奴らだよ…あいつらが船に逃げ込んだせいでそこに巨人がより過ぎてる」
駐屯兵士「気持ちはわかりますけどね」
エレン「まぁな…とりあえずは撤退命令を待つしかないな」
駐屯兵士「そろそろだと思いますけどねぇ」
エレン「はやく帰りてぇよ」
駐屯兵士「ママとおねんねですか?」
エレン「だまれ…おれに母親はもういない」
駐屯兵士「すいません…なら私の胸で眠っていいですよ」
エレン「懲りないやつだな…男と寝れるかよ」
駐屯兵士「はぁ…まだ気づかないんですね」
エレン「は?」
駐屯兵士「私、これでも女です」
エレン「その割には…ないな」
駐屯兵士「死んでください」
エレン「フッ…さてやるぞ」
駐屯兵士「いやこんなところでヤりませんよ!?」
エレン「ちげーよ…目的を忘れんな」
駐屯兵士「あ、はい」
-
- 81 : 2017/07/26(水) 22:32:45 :
- ーーーーー
ーーー
ー
駐屯兵士「撤退だッ!!急いで船に戻れッ!!!」
「やっと帰れるッ!!!」ダッ
「お、おい!」
巨人「ああん」パクッ
エレン「まだ作戦は終わってねぇ!!開拓地に戻るまでが奪還作戦だ、油断するなぁッ!!」
「「「おおおー!!!」」」
エレン「数が多いなッ!!」スパァンッ!
エレン「これじゃあ船に乗れねぇ」タタタタタ
駐屯兵士「無事ですか!?」
エレン「おう…しかしこの数はやべぇぞ」
駐屯兵士「仕方ないですね…こうなったら私が囮に!」ピタッ
エレン「馬鹿かお前ッ!!」ガシッ
駐屯兵士「私の命ひとつでたくさんの命が救われるならそれでいいでしょ…」
エレン「それならおれが囮になってやる」
駐屯兵士「わかりました…とでもいうと思ったんですか?」
エレン「言わねぇだろうな…グズグズすんな…はやく行け!」
駐屯兵士「なんで…ですか。なんで私達にそんなに…!」
エレン「助けるのに理由なんか必要ねぇ…死んでいい人間なんていねぇんだよッ!!」
エレン「行けって言ってんだろ…!」
駐屯兵士「…!絶対戻ってくるって約束できますか?」
エレン「あぁ…行け」
駐屯兵士「ご武運を願ってます」パシュ
エレン「ご武運…ね。嫌な記憶掘り起こしやがって…」
おっさん『しかしどうするエレン…かっこつけるのは構わんが…』
エレン「使うしかねぇだろ…あんたの力を」
おっさん『やっと使う気になったかよ』
エレン「あぁ…解放…。」
エレン「…弐の段」ボワァ ゴゴゴゴゴゴ
おっさん『弐の段か…もう座標は使えんのか?』
エレン「50体までなら余裕だ」
おっさん『そうか』
エレン「すぅ…止まれッ!!」
巨人達「…」ピタッ
駐屯兵士「動きが…!」
駐屯兵士「スーーー…今のうちに急げえッ!!!!」
「帰れるッ!!帰れるぞぉッ!!」タタタタタ
駐屯兵士「あなたは来ないの?」ボソッ
駐屯兵士2「全員乗り込んだか!?出航する!!」
駐屯兵士「待ってくださいッ!!まだ1人少年がッ!!」
駐屯兵士2「ガキ1人なんぞに時間は取ってられん!!!出航するッ!!」
駐屯兵士「そんなぁ…」ガタッ (崩れる
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「くっ…(行ったか。)」
エレン「きついな…この体ですんのは」
おっさん『そりゃそうさ…もう少し大人にならないとな。ははははは!!』
エレン「笑い事じゃねぇって」
おっさん『それよりお前はどーすんだ?』
エレン「これから地下室に向かう」
おっさん『なにかあんのかよ』
エレン「あぁ…ちょっとな」
おっさん『しかしどーする?巨人化はできないぞ?』
エレン「走る」
おっさん『ははは…それしかないだろうな』
エレン「そのための解放さ…まぁ体力はほぼ座標に使っちまったがな。」
エレン「さて…いきますか」ピリピリ (髪が逆立つ
ーーーーー
ーーー
ー
-
- 87 : 2017/08/17(木) 15:04:14 :
- ー 現在公開可能な情報 ー
エレン クルーガー (イェーガー)
能力
記憶 消去
高速移動
壱の段 :全身体能力が約50倍
弐の段 :座標(50体まで)
:硬質化(腕のみ)
:全身体能力が約100倍
-
- 88 : 2017/08/17(木) 15:08:33 :
ー 地下室 ー
エレン「ふぅ」
おっさん『こんな所になにがあるってんだ』
エレン「しらねぇのも無理はない」
エレン「昔親父には言われたこと思い出したんだよ」
エレン「やっぱりほこりかぶってんな」ドンッ
おっさん『蹴破る必要あるか?』
エレン「開かないのが悪い」
おっさん『フッ…(おれに似てきたぞこいつ)』
エレン「えっと…この変に」ガサガサ
エレン「あった…」スッ(本)
おっさん『なんの本だ?』
エレン「マーレの本だ」
ーーーーー
ーーー
ー
ー 開拓地 ー
アルミン「帰ってきた…」
ミカサ「エレンは…!?」キョロキョロ
クリスタ「大丈夫…きっといる。」グッ
ザワザワ ザワザワ
「生きて帰ってきたぞぉ!」
「パパぁ!!」ダッ
アルミン「あの!エレンはどこですか…?」
駐屯兵士「…すまない」
アルミン「そんなぁ」ガタッ
ヒストリア「嘘ですよ…ね?本当は帰ってきてるんですよね!?」
駐屯兵士「…」フルフル
ミカサ「エレン。」ポロポロ
ヒストリア「エレン…あなたは私に生きることを教えてくれたのに…どうしてあなたが先にいっちゃうの?」ポロポロ
駐屯兵士「みんな…あつまってください」
ゾロゾロ ゾロゾロ
みんな「すいませんでした…!」
「彼はたった1人でみんなを守ってくれました」
「私がいるのもあの子のおかげです」
「すいません、守ってもらってばっかで」
「彼は英雄です。」
駐屯兵士「皆さんが言うように彼、エレン君は皆さんを守りつつたたかってくれていました。」
駐屯兵士「エレン君は英雄です…」
アルミン「そうですか…」
ガロウ「わんっ(生きてる)」
ヒストリア「!そうだよ…生きてるよきっと」
アルミン「クリスタ…残念だけど。エレンはもう…!」ポロポロ
ヒストリア「私には分かるもん!エレンは生きてる!」
ミカサ「いい加減にしてッ!!もう居ないの!」ガシッ
ヒストリア「いいよ…べつに。私は信じてる」
ミカサ「!ごめん。」
ガロウ「わん!!!(いやまじで生きてるんだって、あんたらの後ろにいんじゃん)」
ヒストリア「え…?」
「よおどうしたんだ??みんなであつまって」
ミカサアルミン「エレン」ポロポロ
ヒストリア「ほら生きてた…!」ドヤッ
ガロウ「わん!(ほらな)」ドヤッ
駐屯兵士「まったく…無茶ばっかりして」ギュッ
駐屯兵士「心配しましたよ」ギュゥゥゥウ
エレン「…あぁ。わるいわるい。(当たってんだけど」
ヒストリア「むっ」プクー
-
- 89 : 2017/08/17(木) 15:13:17 :
ー 奪還作戦から一週間 ー
ーーーーー
ーーー
ー
ー 森 ー
エレン「父さん。」
グリシャ「!?」
エレン「ここにフェイを連れてなにをするつもりだ?」ギロッ
グリシャ「だれだ?」キョロッ
エレン「エレン…クルーガー」ボソッ
グリシャ「!?(後ろ!?)」アセタラ
エレン「まぁそう警戒しないでくれよ」
エレン「親子なんだからよ…」ボソッ
ーーーーー
ーーー
ー
グリシャ「君が…私の息子?」
エレン「あぁ…今話したとおりだ」
グリシャ「そんな…信じられない、まさかそんなことが」
エレン「おれだってそうだ、なにせ…また再開できたんだからな」
グリシャ「!そうだ!カルラは見かけたか?」
エレン「なんだ?聞いてねぇのか」
エレン「母さんは死んだ…巨人化したダイナに食われてな」
グリシャ「…そうか……」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ダイナ「私はどんな姿になってもあなたを探し出すから」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
グリシャ「クッ!!」
エレン「後悔しても…もうおそい」
エレン「俺達はそういう運命なんだ」
エレン「後悔したってなんにもならねぇ」
グリシャ「エレン…」
エレン「まぁそんな顔しないでくれよ…俺は俺に出来ることをするまでだ。」
エレン「あんたの事恨んじゃいねぇよ」
グリシャ「すまない…すまない。」グスッ
エレン「さぁ…父さん」
エレン「もう時間がないんだろ…?」
グリシャ「あぁ…!この力はこの子「待った」」
グリシャ「なんだ?」
エレン「女にゃ無理だ」
ーーーーー
ーーー
ー
「起きて2人とも」ユサユサ
「おはようミカサ」 ヨイショ
「相変わらずはえーな」
ミカサ「はい…パン。ちゃんと食べて。エレン、アルミン」スッ
エレン「いつもすまねぇな」
アルミン「…」
アルミン「…クッ」ズキンッ
エレン「…」
ミカサ「どうしたのアルミン?体調悪いの?」
アルミン「…昨日の夜に…誰かに会った気がする…」
エレン「気のせいだろ」
ーーーーー
ーーー
ーー
ー 深夜 0時 ー
エレン「…」スッ
よし…寝てるな。
エレン「おい、起きろアルミン」ペチッ
アルミン「んぅ」
エレン「チッ…」ペチンッ!
アルミン「ひゃい!!!!」ガバッ
エレン「静かに、起きちまうだろ。」
アルミン「ご、ごめん」ボソッ
エレン「ちょっといいか?外で」クイクイッ
ーーーーー
ーーー
ー
アルミン「どうしたのさ…こんな時間に」
エレン「これ見てみろ」スッ (本
アルミン「!?なにこれ、見たことがない…!!」パァァア
エレン「壁の外の人類の事が書いてある本だ」
アルミン「あー、なるほどね…って。」
アルミン「えええええええええええぇぇぇぇぇええええ!?!」
アルミン「なんでエレンがこんなすごい本を持ってるの!?」
エレン「拾った」
ーーーーー
ーーー
ーー
エレン「そんでだ、お前達も訓練兵に入るだろ?」
アルミン「うん!」
エレン「俺より強くなれ」
エレン「そしたら改めてこの本をお前にプレゼントしよう」
アルミン「むりむりむりむりむり!!!」
アルミン「そんなの無理だよッ!!」
エレン「できないから諦めるのか?そりゃちげぇだろ」
エレン「やらないといけないんだよ、俺達は運命からは逃れられないからな」
アルミン「?」
エレン「ま、いずれわかるさ」スタスタ
エレン「今日のところはここらでお開きだ…先に戻ってろよ」スタスタ
アルミン「わかんないよ…エレン。」
-
- 90 : 2017/08/17(木) 15:22:56 :
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
エレン「なぁちと頼まれてくれねぇか?」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
駐屯兵士「いっつも急なんだから…もう」スタスタ
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「よし!行くかアルミン」
アルミン「あ、うん」
エレン「悪いな、また訓練兵になって会おうや」
クリスタ「やだ」ギュッ
ミカサ「クリスタ、わがまま言わない」
クリスタ「私も連れてって」ギュッ
エレン「はぁ…待ってろって!すぐ帰ってくっから」ナデナデ
クリスタ「ほんとに?」ウルッ
エレン「ああ」ニッ
クリスタ「わかった!行ってらっしゃい!」ニコニコ
エレン「おうよ」
アルミン「行ってきます!」
エレン「じゃ、後頼んだぜ」ボソッ
駐屯兵士「任せて」グッ
ーーーーー
ーーー
ー
アルミン「ところでエレン?どこに行くの?」スタスタ
エレン「ここだ」ユビサシ ↓
アルミン「かいだん…?」??
エレン「行くぞ」スタスタ
アルミン「ま、まってよ…!」タッ
ー 地下街 ー
エレン「…」スタスタ
アルミン「なに…ここ。(こわいおじさんばっかり)」オドオド スタスタ
エレン「…みーつけた」ボソッ スタスタ
アルミン「え…?」
ドンッ!
エレン「あ、わりぃ」
不良A「おいお前!どこみて歩いてんだぁ?ああん!?」ギロッ
アルミン「あ〜!!!やっちゃった」ハァ
不良B「僕達〜??子供だからって許されると思ってんじゃねぇだろうなぁ??」ギロッ
エレン「うるせぇな…いいからさっさと金出せよ」
不良AB「はぁ?!」
エレン「慰謝料だよ。さっきので怪我したじゃねぇか」ホレホレ
不良A「てめえ舐めやがって…ボコボコにしてやるよ」ポキポキ
エレン「やってみろよ」ギロッ
ー 数分後 ー
不良A「」
不良B「」
エレン「口程にもねぇ」ガサガサ
エレン「さぁいくらもって…チッ、たったのこんだけかよ。」ペッ
「おい!!俺の連れになにしてくれてんだ!?」
エレン「うるせぇな…次はどいつだよ」クルッ
エレン 親分(不良)「「!」」
アルミン「え?え?え?」
エレン「なんだ…?」
親分「エレンさんじゃないですかッ!!」
エレン「おお、だれだっけ?」
親分「おれっすよ!マハトマっすよ!」
エレン「あー、……だれ」
親分「てかてめぇら!!!挨拶しろやぼけぇ!!」
不良達「こ、こんにちは!」
エレン「おう」
エレン「じゃ、急いでっから」スタスタ
アルミン「失礼します…。」ビクビクスタスタ
-
- 91 : 2017/08/17(木) 15:24:04 :
ーーーーー
ーーー
ー
アルミン「さっきの怖い人達と知り合いなの?」スタスタ
エレン「いーや、しらねぇなぁ」スタスタ
アルミン「いやでもエレンさんって」スタスタ
エレン「よしついた、ここがアジトだ」
アルミン「あ、うん。(無視された。)」
ーーーーー
ーーー
ー
アルミン「」ゼェゼェ
エレン「よし、上出来だ。今日は休め」スタスタ
アルミン「なにこれ…死ぬ」ゼェゼェ
15時間前ーーーーー
エレン「今日からいっときの間俺とここで修行だ」
アルミン「え?まぁ助かるね…それなら」
エレン「あぁ。まずメニューだけど…これを見てくれ」スッ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
腕立て伏せ 腹筋 背筋 懸垂 スクワット
各 300回 3セット
外周 30周
対人格闘 座学 各 3時間ずつ
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アルミン「?!いやムリムリムリムリ!!!」
エレン「やってみなきゃ分かんねぇだろ」
ーーーーー
ーーー
ー
アルミン「」
エレン「大丈夫か?アルミン」スッ(ドリンク
アルミン「あ、ありがと」ゴクッ
アルミン「!?!?」ゴクゴクッ
エレン「美味いだろ?」
アルミン「うんっ!!こんな飲み物飲んだことない!!」プハッ
エレン「そうか、よかった」ニッ
エレン「明日からも頑張ろうな」ゲスガオ
-
- 92 : 2017/08/17(木) 15:52:32 :
それから約半年後ーーーー
エレン「よし、その調子でこい!」バッバッバッバッ
アルミン「ふっ!!」ブオンッ
エレン「!」ピシッ
エレン「(カスった…!?)」バッ
アルミン「えい!!」シュッ
エレン「いいパンチだ」バッ
アルミン「ふふっ!!」ブンッ ブンッ
エレン「フッ」ガシッ
エレン「つーかまえたっ」ニコォ
アルミン「ハァハァ…降参だよぉ」バタッ
エレン「ほれっ」バサッ (タオル
アルミン「ありがとう!やっぱりエレンにはかなわないや」フキフキ
エレン「そのうち抜けるさ(カスったけどな)」ナデナデ
アルミン「えっ?」
エレン「あ、わりぃわりぃ。」クルッ
エレン「よし、次始めっぞ」ポキポキ
ー 立体機動 ー
エレン「もうそろそろ立体機動を教えないとな」
アルミン「え?いいの!?」パァァ
エレン「まぁまずは、適正判断として…よし。ぶら下がれ」
アルミン「うん!!」
アルミン「っ!!(ちょっときついな)」ギシギシ
エレン「ほぉ…やるじゃねぇか。(おかしいな…ちょっとイジってあるんだけど)」
エレン「よし、OKだ。次はアンカー発射の練習だ」
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「まさかここまでやれるとはな…よくやったアルミン」
アルミン「えへへ」テレ
エレン「もう…教えられる事はねぇかもな」ボソッ
アルミン「え?」
エレン「いいや…なんでもないさ(そろそろ良いかな…)」
ー 2時間後 ー
アルミン「はぁ〜」グテー
アルミン「疲れたなぁ」ノビーー
コンコンッ
アルミン「はい?」
エレン「ほれ」ポンッ
ボトッ
アルミン「この本は?」
エレン「中身見てみろ…一緒にやってくれ」
ペラッ
アルミン「?!これは…!」キラキラ
エレン「フッ…よろしくな」ガチャッ
アルミン「やったっ!!!!」グッ!!
ーーーーー
ーーー
ー
おっさん『いいのか?また次元が歪むぜ?』
エレン「何とかするさ…」
おっさん『お前に消えてもらっちゃ困るんだが』
エレン「俺を舐めるなよ…おっさん」ゴゴゴゴ
おっさん『(反抗期…!?)』
おっさん『わーったよ…はぁ』
エレン「フッ…」
ーーーーー
ーーー
ー
ー 開拓地 ー
クリスタ「はぁ」
ミカサ「クリスタ…またため息ついてる」
フェイ「仕方ないよ…もう1年立つんじゃないかな…?」
クリスタ「うぅ…おそい!」
ミカサ「もう少しの辛抱」
クリスタ「はぁ…(エレン)」
-
- 93 : 2017/08/17(木) 16:27:35 :
それから時が経ち…
約1年後ーーーー
エレン「どうだ?アルミン」
アルミン「もう少し…!!」アセタラ
アルミン「あとはここを…こうして…っと!」
アルミン「できたっ!!」チャキッ
エレン「よくやった…後はこれを大量に作るのみ」
アルミン「うん!!がんばろ!!」
エレン「おうよ」
パンッ!
エレアル「!」
「大変です…!」
エレン「なんだ?何があった?」
「中央憲兵が…!」
エレン「…ケニー。」ボソッ
アルミン「…それで…内容は??」
「どこがで、情報が漏れました…!恐らく例の…」
エレン「なるほどな…下がってろ」
アルミン「エレン?」
エレン「俺が行こう」ピキッ
アルミン「あちゃ…(怒ってる)」
アルミン「気をつけてね」ニコッ
ーーーーー
ーーー
ー
中央憲兵「おい…噂の奴はどこにいる?」
「は?しらないね!」
中央憲兵「教えろ」ギロッ
「しらないって言ってんだろ!」
中央憲兵「どうしますか、隊長」
???「殺れ」
中央憲兵「はっ」カチャ
「まて、話すから!撃たないでっ!」
中央憲兵「答えは…否だ。隊長命令だから」バンッ!
「」
タンッ
「え?え?え?生きてる?」
フードかぶった男「困るんだよな…人の領域にズカズカと入り込まれると」
中央憲兵「なんだお前は」
???「全員…構えろ」
中央憲兵達「はっ!」カチャカチャ
フードかぶった男「はぁ…隊長さんよ。俺のこと…」バサッ
エレン「忘れちまったのかァ?」ギロッ
???「はっは!!お前だったのかエレン!!」
エレン「よっ、久しぶりだなケニー」
ケニー「お前だと…やりにくいな」フッ
中央憲兵「隊長!どうなさいますか…?」
ケニー「逃げるぞ」
中央憲兵「・・・」
中央憲兵達「はぃ?!」
ケニー「エレン!元気でな…!」スッ
エレン「っと…その前に。おい」
中央憲兵達「!」スッ
エレン「フッ…忘れろッ!」ギンッッ!
中央憲兵達「あれ?俺ら/私達何してるんだったっけ?」
ケニー「ははっ…やられた。お前ら…ずらかるぞ」パシュッ
中央憲兵達「はっ!」パシュッ
ーーーーー
ーーー
ー
ー エレン宅 ー
ガチャッ
エレン「…」スタスタ
アルミン「あ、おかえり」
エレン「おう、ただいま」スタスタ
「エレンさん!ご飯出来てますよ!」
エレン「あー、さんきゅ。あとで食うわ」スタスタ
アルミン「?」
-
- 95 : 2017/08/17(木) 16:29:47 :
-
〜~〜~ 現在公開可能な情報 〜~〜〜
エレン クルーガー (イェーガー)
ランク SSS
見た目 髪が長め (大分長めです)
身長 170cm 体重 70kg
ステータス
立体機動 ~ SS+
対人格闘 ~ SSS
馬術 ~ SS+
座学 ~ SS
能力
記憶 改ざん 高速移動
壱の段
:全身体能力が約50倍
弐の段
:座標(50体まで)
:硬質化(腕のみ)
:全身体能力が約100倍
参の段
:全身体能力が約200倍(5分間)
又は
:巨人化+全身体能力が50倍 (17m級)
:非公開
:非公開
:非公開
アルミン アルレルト (修行後)
ランク SS
見た目 髪が長め (東京喰種のカネキくらい)
身長 160cm 体重 55kg
特徴:包帯で片目を隠している(理由は謎)
ステータス
立体機動 ~ S+
対人格闘 ~ SS
馬術 ~ A+
座学 ~ SSS
能力
非公開
参考 >>3 >>4 です。
-
- 97 : 2017/08/17(木) 17:09:16 :
ー 自室 ー
エレン「だれが情報を流してんだ…」
ドカァン!!!
エレン「!なんだ?」
エレン「ま、アルミンいるし大丈夫か」
エレン「一体だれがッ。」ボソッ
ーーーーー
ーーー
ー
ガチャッ
「みーつけた」
アルミン「誰だい?君」
「さぁ…だれでしょうね」シュッ
アルミン「!!」バッ
「さすが…噂で聞いたとおり!」ブンブンッ!
アルミン「はっ!」バシッ!
「!やりますね!」
「じゃあこれはどうでしょう…」チャキッ
グサッ!!
アルミン「ウッ…」
「たいしたこと無かったなぁ!」
アルミン「…あまりなめるなよ」ポキポキ
「!?なんで!?」
アルミン「ふっ!!」ブオンッ!(蹴
ドカァン!!!
「なんで!?」
アルミン「対巨人用の防弾チョッキさ…僕らを見くびらないほうがいいと思うよ」ニコッ
ガチャッ
エレン「なんだぁ?うるせーぞアルミン」
「!(やばいやばいやばいやばいやばやばやばッッ!!)」ビクビクッ
「動けよッ!!!」
エレン「誰だこいつ」
アルミン「さぁ?わからない」
ーーーーー
ーーー
ー
エレン「てめぇは何もんだ?」
「…」
エレン「黙りか…殺すか。」
アルミン「だめだよ!!殺しちゃったら巨人と変わらないよ!」
エレン「助かってよかったな」
「ありがとう」
エレン「じゃ解放してやるよ」
「まって…お兄さん達、リヴァイって知ってる?」
エレン「?あぁ、知ってる」
「私はベル。そのリヴァイに姉を殺された。」
エレン「!詳しく」
こいつは ベル マグノリア
リヴァイ兵長の昔の仲間 イザベル マグノリアの妹
壁外調査で奇行種と遭遇して食い殺された
それが理由でリヴァイ兵長を恨んでいる。
俺たちを仲間だと思い、敵討ちでここへきた。
エレン「ってことか?」
ベル「うん」
アルミン「あの人にそんな過去があったなんてね」
ベル「あいつは…!!謝りもしてこなかった!!」
エレン「でも姉を殺したのは、奇行種だろ?」
ベル「あいつが仲間に引き入れたから!姉さんは死んだっ!!」
ガシッ
エレン「ついて行ったのも事実だろう?どっちもどっちさ…受け入れろよ、人生そんなに甘くねぇんだ」ギロッ
ベル「ひっ」ビク
アルミン「やめなよエレン…まだ子供だよ」
エレン「あぁ…わるい。」
ベル「うぅ」グスッ
エレン「あ〜もう!!わかったわかった!リヴァイ兵長に会わせてやるから!」
ベル「ほんと?」グズッ
エレン「あぁ!いつかな」
ベル「わ、わかった!」
ーーーーー
ーーー
ー
アルミン「どーするのさエレン…あんな約束して…」
エレン「なんとかするさ。」
アルミン「あ、そうだエレン!対巨人用防弾チョッキだけど!」
エレン「おう?」
アルミン「みて!」スッ
エレン「なんだ?その穴」
アルミン「さっきあの子に刺されちゃって空いたんだけど…」
アルミン「もう少し強度をあげた方がいいと思うんだ!」キラキラ
エレン「あぁ?いやでもな、それ以上重くしたら立体機動で移動する時に大分速度が落ちるぞ?」
アルミン「あ〜…じゃああれを使おう!」
エレン「はぁ…まったく。好きにしろ」
アルミン「やった!!ありがとうエレン!!」タッタッタッ
-
- 98 : 2017/08/17(木) 17:43:19 :
訓練兵団入団まであと少し ーーーーー
エレン「荷物整理終わったか?」
アルミン「うん!」
エレン「例のもんは全部シェルターに持っていく」
アルミン「了解!さっ、開拓地に戻ろ!」
エレン「あぁ、元気にしてるかなあいつら」
ー 一方 ミカサ達 ー
クリスタ「待ちすぎておばあちゃんになりそう」
ミカサ「大丈夫、じきに帰ってくる(寂しい)」
フェイ「…(2人とも徐々に元気が亡くなってる)」ハァ
ガロウ「わん(退屈)」グテ
アルミン「ってなってるだろうね」パシュッ
エレン「そうか?案外女だけで楽しんでそうだけどな」パシュッ
エレン「とゆーかアルミン…駐屯兵団に立体機動見られないように気をつけろよ?」パシュッ
アルミン「大丈夫でしょ!壁の外行ってるんだし!」パシュッ
エレン「まぁな?一応だ一応」パシュッ
ーーーーー
ーーー
ー
ー 開拓地 夜 ー
エレン「俺らのテントってどこだっけ?」スタスタ
アルミン「あそこじゃなかったっけ?」ユビサシ
スタスタ
エレン「わかった…違かったらあれだから、待っててくれ」スタスタ
アルミン「了解!」ボソッ
テント「」ピラッ
エレン「?!」ギリッ
ライナー ベルトルト アニ ッ!
エレン「よくものうのうと寝れるもんだなッ」ピキッ
エレン「おれがこの手でッ!!」ゴゴゴゴ
ライナー「ハッ!」キョロ
アニ「うるさいよ…」
ベルトルト「どうかした?」
ライナー「いま…(殺気!?)いやなんでもないさ」
エレン「チッ…アルミン。あそこにゃいねぇ」
アルミン「どうかした?」ジッ
エレン「…(憎い)」
アルミン「!え、エレン?」
エレン「ガロウ」ユビ
ピィィィィイイイイイ
ガロウ「!わんっ!!(いる!)」
クリスタ「んぅ…?どうしたの??」
ガロウ「わんっ!(行ってきます!)」タッタッタッ
エレン「…フッ、(あいつらは後だ…)」
ガロウ「わん!(よぉ!)」
エレン「よぉ、元気してたか?」ナデナデ
ガロウ「わん!(俺はな)」
エレン「よしあいつらの所まで案内してくれ」
ガロウ「わん(わかった!)」
ーーーーー
ーーー
ー
ー 朝 ー
カンカンカンッ!!
オキロ!! チョウショクノジカンダ!!
クリスタ「んぅ…ふぁぁあ」ノビーー
クリスタ「ミカサ…フェイ、起きて」ユサユサ
ミカサ「…おはよう」ネムイ
フェイ「おはようございます」
エレン「おう、おはよ」
アルミン「おはようみんな」
ミカクリフェイ「うん、おは………」
クリスタ「えっ…?!えれぇぇぇん!!!」ダキッ
エレン「おっ…と、ただいまクリスタ」
クリスタ「遅いッ!」ペチッ
ミカサ「おかえりアルミン!」
アルミン「うん、ただいま」ニコッ
ミカサ「あれ、筋肉ついた?」チョンッ
ミカサ「!!」
アルミン「えへ、驚いた?これもエレンのおかけだよ」ニコッ
ミカサ「すごいアルミン!」
フェイ「いいなぁ…」
エレン「よっ、フェイ。元気だったか?」
フェイ「あ、はい!お陰様で」
エレン「敬語はいらねぇって…」
フェイ「元気だよ!おかえりエレンさんアルミンさん!」
エレアル「ああ/うん!」
-
- 99 : 2017/08/17(木) 17:56:26 :
-
そして…訓練兵団入団!
エレン「いよいよだな」
アルミン「だねー」
クリスタ「うーーー…緊張するー」
ミカサ「大丈夫!みんなついてる」
フェイ「大丈夫かなぁ…」
ウケツケオネガイシマース
エレン「よし、いくぞ」スタスタ
みんな「うん!」
ーーーーー
ーーー
ー
ー 二時間前 ー
エレン「アルミン…訓練だが、あまり力は出さなくていい。」
エレン「とゆーより、力を隠せ。そうだな、クリスタよりちょっと上ってくらいでいい」
アルミン「え?どうして??」
エレン「おれの保険ってやつかな…」
アルミン「えっ?」
エレン「まぁいずれわかるさ…そん時は頼んだぞ」ボソッ
ーーーーー
ーーー
ー
アルミン「(エレン…わかんないよ僕には。)」
教官「よし、そこに並べッ!!」
教官「揃い次第、通過儀礼を行うッ!」
教官「立って待てッ!」
エレン「あち〜」
アルミン「(頑張ろう…!)」
ーーーーー
ーーー
ー
キース「ただいまより第104期訓練兵団の入団式を行うッ!!!」
_______________To Be continued
-
- 100 : 2017/08/17(木) 18:09:18 :
これにて
次元の歪み エレンチート (第1章)
終了です!!!
次元の歪み 「暗中模索」エレンチート
URL↓
http://www.ssnote.net/archives/55257
続きです! 是非見てください。
- このスレッドは書き込みが制限されています。
- スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
次元の歪み シリーズ
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