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俺の記憶…

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  1. 1 : : 2016/01/12(火) 00:18:27

    エレンが故郷組(戦士側)だったら?というifストーリーになります!

    ミカサ好きはブラウザバック推奨(途中までキャラ崩壊してる)

    カップリングは募集中
  2. 2 : : 2016/01/12(火) 00:25:37



    ー843年ー



    俺、エレン・イェーガーは父、母と共に壁内…




    そう、シガンシナ区に越してきた



    壁内での生活はとても…とまでは行かないが快適だった



    ミカサやアルミン…



    数は少ないが友達だって出来た




    こいつらと遊んでいるときだけは使命を忘れることが出来た


  3. 3 : : 2016/01/12(火) 00:37:28




    ミカサ、アルミンに続く俺の友人、アニ・レオンハート




    目的を同じくして壁内に移り住んだ




    壁外に住んでいたときも孤高過ぎる性格から他人との関わりが殆んど無かった




    ライナーやベルトルト、そして俺




    幼馴染みと話すことは有ったが、他人と会話することは決してなかった





    壁内に来ても変わることは無かった

  4. 4 : : 2016/01/12(火) 00:42:31



    ライナーとベルトルトは壁内には来ていない




    俺達二人は次の任務に適していなかったため一足先に壁内へ向かった




    正直次の任務に就かなくて良かったと思ってる




    次の任務…




    ウォール・マリアの陥落




    そのためには巨人化しなければならない




    どうも巨人化するのは嫌だった




    いずれは否応なしに巨人化するんだけどな…


  5. 5 : : 2016/01/12(火) 00:51:07



    実行の日までは俺達二人は普通に過ごすことになっていた




    「俺さ、友達と遊んでるときが一番楽しいんだ!」




    「だろうね…楽しそうなのが伝わってくるよ」




    「アニは友達作らないのか?」




    「…枷は作りたくない」




    「?」




    正直、俺はアニの言っていることが理解できなかった
  6. 6 : : 2016/01/12(火) 05:58:19
    期待!期待!
  7. 7 : : 2016/01/12(火) 17:27:16
    期待の文字が嬉しすぎて…ww
  8. 8 : : 2016/01/13(水) 00:21:42




    今日は母さんの誕生日だ!




    アニやアニのお父さんも呼んでパーティーをする




    今では希少となった砂糖をふんだんに使用したケーキ…




    思い切り頬張りたい





    が、主役は母さんだ





    ケーキは母さんに譲る





    「エレン、アニちゃん私のケーキ上げる」




    「私は…その…大丈夫です…」




    「今日の主役は母さんだぞ?」




    「良いから!」




    母さんのケーキが俺の口へと詰め込まれる




    アニにはお皿に…




    そんな母さんの優しさに触れていられる時間もそう長くは続かなかった
  9. 9 : : 2016/01/13(水) 03:17:04
    期待!
  10. 10 : : 2016/01/13(水) 17:48:55
    あざす!
  11. 11 : : 2016/01/13(水) 20:28:38
    ああ・・癒される・・・
    期待&お気に入り登録
  12. 12 : : 2016/01/14(木) 00:55:11
    本当にあざす!( ノ;_ _)ノ
    お気に入りまで…・゜・(つД`)・゜・
  13. 13 : : 2016/01/14(木) 01:22:12



    ー845年ー




    作戦決行の期日が刻一刻と迫ってくる




    作戦内容はこうだ…




    先ずはライナーかベルトルトがシガンシナの外壁を壊す



    どちらかが超大型巨人という奴に巨人化するらしい



    そして、ライナーとベルトルトの内の超大型巨人に成らなかった方がウォール・マリアを破壊する




    因みに壁を壊すのは、鎧の巨人という奴らしい




    壁を壊したら、ライナーとベルトルトが混乱に乗じて壁内へと紛れ込む




    次は俺達だ




    俺とアニが巨人化できる様に成る注射を打つ




    所謂、巨人の脊椎液だ




    アニの巨人は既に決定していて、女型の巨人と言う




    まぁ、そのまんまだ




    俺は座標(?)という物を持った巨人らしい




    俺達二人は巨人化する際、既に知性巨人となっている人を喰わなければならない…




    俺もアニも自分の父親を喰う事に成る…









    俺達は戦士だ…




    犠牲を恐れるな…




    他人に頼るな…




    他人を疑え…




    俺達で悪魔の末裔を絶滅させる為に…




    「アニ…」




    「うん…!」




    「俺(私)達は戦士だ…」

  14. 14 : : 2016/01/14(木) 02:16:53
    期待!
  15. 15 : : 2016/01/14(木) 18:25:26
    あざす!
  16. 16 : : 2016/01/14(木) 22:58:25
    期待です!!
  17. 17 : : 2016/01/14(木) 23:04:08



    大きな稲光が辺りを包む




    「巨人だ…」




    アルミンが呟いた




    「カルラおばさんっ…」




    ミカサが走り出した




    俺とアニも走り始める




    今から目的を果たすために…




    「エレンっ!家はそっちではないっ…カルラおばさんはどうするの!?」




    ミカサが叫ぶ




    怒気を孕んだ声で




    今からでも助けに行きたい




    だが…




    戦士としての目的を全うするため父…




    いや、グリシャの元へ向かう




    知性巨人と成るために




    「エレン!聴いてるの!?」




    ミカサの口調が強くなる




    「俺は…俺の人生を選ぶ…巻き添えには成らない為に…こんなところで終わらないためにっ!」




    「エレンっ!!」




    叫ぶミカサを背に俺はグリシャの居る森へ駆ける


  18. 18 : : 2016/01/14(木) 23:04:22
    あざす!
  19. 19 : : 2016/01/14(木) 23:10:31



    グリシャと落ち合う予定の場所へ辿り着く




    「まだ来ていないのか…」




    俺は今から巨人となる




    そして、実の父を喰う




    人間としての道徳なんてものはもう存在しない




    「すまない…遅くなった」




    グリシャが馬車から降りる




    「覚悟は良いか?」




    「勿論」




    俺の右腕に注射の針が刺さる




    視界に靄がかかる




    意識が遠くなるなか、はっきりと聞こえた言葉




    「お前は兵士だ…」




    ははっ…




    意味わかんねぇよ…




    父さん…




    俺の意識は完全にブラックアウトした

  20. 20 : : 2016/01/14(木) 23:21:42


    目を覚ますと、ライナーとベルトルトが居た




    「お前ら…」




    「目が覚めたみたいだね」




    「気分はどうだ?」




    「巨人ってのも中々良いもんだな…」




    ライナーには皮肉で返してやった




    そう言えばアニの姿が見当たらない




    「アニの奴はどうしたんだ?」




    「外で空気を吸ってるよ」




    避難所の外に出てみる




    すると頬を濡らすアニが居た




    「お父さん…」




    髪止めを握り締めている




    誕生日に貰った物らしい




    「アニ…」




    「エレン?」




    涙を拭き取るアニ




    「見た?」




    率直に問われる




    嘘を付くわけにもいかないので正直に答えた




    「馬鹿みたいだよね…生まれたのが壁外ってだけでこんな使命なんか課されちゃって…」




    拭いた筈の頬が濡れている




    「可笑しいな…涙が止まらない…」




    「これが終わったら皆で人生楽しもうぜ…」




    「そうだね…」




    それ以上俺は何も言うことができなかった
  21. 21 : : 2016/01/15(金) 02:30:39
    期待!
  22. 22 : : 2016/01/15(金) 18:01:14
    あざす!
  23. 23 : : 2016/01/16(土) 14:59:06



    泣き止んだアニを連れ建物内に戻る




    「全員揃った所で作戦会議だ」




    「再確認だね」




    巨漢としか言い様がない二人




    「ここじゃ聞かれる可能性もあるからな…」




    「後々面倒臭くなるのは嫌だからな」




    建物を出て森の奥へ入る




    じめじめとした空気




    木々が生い茂って木漏れ日すら無い




    誰も手入れをしていないことが窺える




    「ここらで大丈夫でしょ」




    「…怖いのか?」




    疑問をぶつけてみる




    「はぁっ!?そっ、そそそっそんなわけにゃいでしょっ!!」




    「…そうか」




    違ったらしい




    女子の考えてることはわかんねぇな

  24. 25 : : 2016/02/13(土) 13:40:42


    「アニが怖がりなのは今に始まったことじゃないだろ?」



    「ライナー…僕でもフォロー出来ないよ…今のは…」



    「今、何て言ったの…?」



    「ライナーがアニのこと怖がりだとさ」



    正直にアニに伝える



    嘘は付けないからな、俺



    「そう…」



    スパーーーーーーン



    ライナーが宙を舞った



    あの、ライナーが。



    アニ、恐るべし…



    「アニ…手加減くらいは…」



    「ライナーが怒らせるからでしょ…」



    「悪かった」(手加減したつもりなんだけど…)



    はぁ…



    和むわぁ…
  25. 26 : : 2016/02/13(土) 13:47:50


    「そろそろ本題に入ろうよ…」



    若干呆れてないか?ベルトルトの奴



    「じゃあ、俺が説明するからな」



    ライナーはやはりリーダー格だな



    「作戦は~以下略~」



    「まぁ、最終確認みたいな物だな」



    ん…?



    違和感を感じた…



    何故なら俺は「それ」を聞かされてなかったからだ



    「俺、兵士になるのぉぉぉぉっ!?」



    叫んだ…
  26. 27 : : 2016/02/16(火) 01:47:22

    847年、俺は訓練兵団に入団した。



    「貴様は何者だ!」



    「シガンシナ区出身!アルミン・アルレルトです!」



    「そうか!馬鹿みたいな名前(以下略)



    はぁ…



    面倒臭い…



    「…ガー…ェーガー!イェーガー!」



    「あ…」



    やらかしたぁ



    行きなりかよ…



    もう笑えてくるわ…



    「貴様は何者だと聞いている」



    「シガンシナ区出身、エレン・イェーガーです…フフッ」



    あの頭は卑怯だろ…



    「…」モグモグモグモグ



    「…?」



    あいつは?



    てか、あいつ何か食ってるよな?




    もしかして…



    芋か?




    「ギャハハハハハハっ!」



    「何が可笑しい」



    「だ、だって!あいつ、教官の頭食べてますよっ!」ケラケラ



    「ほう、誰の頭が芋だと?」



    「あ…」



    「ブラウス、イェーガー…死ぬまで走ってこい」



    「はっ!」ダッダッダッダッ



    「おっと、ブラウスは夕食抜きだからな…覚悟していおけ」



    (育毛剤使うか…)
  27. 28 : : 2016/02/16(火) 22:28:07


    「死ぬぅ…」ゼェゼェ



    「え、俺まだ走るパターンかな…?」



    死ぬまで走ってこいって言われたしな…



    ええい、今更背に腹は変えれないっ



    よし、走ろう

  28. 29 : : 2016/02/16(火) 22:31:35

    ~兵舎~


    「ベルトルト、見てみろ」



    「何かあったの?」



    「エレン一人で走ってるぞ」



    「生真面目な性格だからね…」ハハハ



    「あいつ、まだ走ってんのか?」ケラケラ



    「君は…」
  29. 30 : : 2016/02/18(木) 02:40:14


    「悪い、紹介遅れたな。俺はジャンだ」



    「僕はベルトルト、よろしくね」



    「俺はライナー、宜しく頼む」



    「それにしてもエレンまだ走ってるね」



    「死ぬまで走るんじゃないのか?」



    「お前らアイツと知り合いなのか?」



    「同郷ってだけだけどね」



    「あれは…?」



    「走ってた女の子の近くに美女がぁっ!!」



    「行くぞ、ジャンっ!」




    「当たり前だっ、ライナー!」



    (え、僕は?)
  30. 31 : : 2016/02/18(木) 23:14:50


    「生きてる…?」



    「…」



    「この子死んでるんじゃ…」ツンツン



    「…?」クンクン




    「この子の夕食どうs」



    「パァンッッッッ!!!!!!」



    「キャアッ!」



    「…」ガツガツ



    「あのー…」



    「…」バタン



    「え?おーい」ペチペチ



    「どうしよう…」



    「俺達が運びますっ!」



    「女子寮には入れないでしょ?」



    「良いよ、私が運ぶ」



    「貴女、名前は?」



    「ユミル、お前らは?」



    「ライナーだ」



    「ジャン、よろしくな」



    「私はクリスタ、皆よろしくね」



    (クリスタって言うのか)



    (女神)



    (結婚したい)
  31. 32 : : 2016/02/18(木) 23:31:54
    期待‼
  32. 33 : : 2016/02/19(金) 00:12:13
    期待
  33. 34 : : 2016/02/28(日) 16:14:07
    >>32>>33 
     
    期待あざす!!
  34. 35 : : 2016/02/28(日) 16:29:49

    俺、多分このままだと一生走り続けることになるな…



    よし、教官室いって直談判だな…






    てことで教官室



    「エレン・イェーガーです!教官にお話があって参りました!」



    「イェーガーか、入れ」



    「はっ、失礼します!」



    「貴様は死ぬまで走るんじゃなかったか?」



    「その事でお話が…」



    「ほう、まあ聞いてやろう」



    「自分は回復力に優れているためこのままでは訓練中もただ走っているだけになります!

    なので、こちらで手を打って頂けませんか?」つ育毛剤



    「…よかろう。兵舎に戻れ、イェーガー」



    「はっ!失礼しました!」



    (チョロいなww)



    (育毛剤っ!!!!!キタコレッ!!!!!)
  35. 36 : : 2016/03/05(土) 23:11:44

    教官に許しを得た今!



    俺が取るべき行動、それは!



    食堂に直行!!!



    と言うわけで食堂に来てみたものの…



    シネコラァ‼ハァ!?オマエガシネ!!ギャーギャーワーワー



    「カオス…」



    「エレン!丁度良いところに!」



    「ベルトルト、何があった!?」



    「ジャンがアニを挑発したらアニが爆発した…」
  36. 37 : : 2016/03/05(土) 23:28:41

    数分前、食堂にて…



    「いやークリスタ天使」



    「女神の間違いだろ」



    「ジャンもライナーも止めなって…」



    「てか、訓練兵になって初めての食事だぞ!」



    「豪華だと良いね!」



    「ライナーもベルトルトも楽観的だな」



    「楽観的なのは良いことだぞ?」



    「そうか」ケラケラ



    僕達は普通に話をしていただけだったのに…



    平穏は崩された…コイツのせいで…



    馬面め…



    ドンッ



    「痛ってぇ…すまん」



    「此方こそ…」



    「フッ…余りに小さくて見えなかったよ」ケラケラ



    「ジャン!それ以上言うな!」



    「これからは目線を下げておくよ」ケラケラケラケラ



    「…」プツン



    「心配してくれてるのかい…?良くできた馬だね…」ツーン



    「あぁ?」



    「聞こえなかったのかい?何度でも言ってあげるよ、馬面」



    「はぁ?ちびに言われたくねぇよ」



    「馬も訓練するんだね…」



    「死ねこらぁ!」



    「はぁ?お前が死ね!」



    「エレン、丁度良いところに!」
  37. 38 : : 2016/03/08(火) 01:02:02

    「ベルトルト…俺が穏便に片付けて来る…」



    激しく口論を続ける二人の間に入る



    「いい加減に…」



    「お前は黙ってろっ!」ドカッ



    「アンタには関係無いだろ?」ゲシッ



    「…酷い」ボロボロ



    「首を突っ込んだ罰だな!」



    「見るに耐えるよ…」フッ



    「エレンを医務室まで運ぶぞ」ズルズル



    「任せて」ズルズル



    「え、コイツら…俺を引き摺って行くのか?」







    「…今、エレンって言った?」



    そんなこんなで医務室



    「こっぴどく殺られたな…」



    「見ず知らずの馬面にも殺られた…」



    「まぁ、アニにちびは禁句だからね」



    「んじゃ、俺らは部屋戻ってるからな」



    「おう、ありがとな」



    馬のパンチよりアニの蹴りが響いてる



    「色々痛い…」



    コンコン



    「誰かな…どうぞー!」



    「エレン!大丈夫!?」



    「アニか…」



    「本当にごめん!ついカーっとなってて!」



    「大丈夫大丈夫、こうみえて頑丈だからさ」



    「お詫びに1つだけね言うこときくから!考えておいてね!」



    「おう!」



    「じゃあね!お大事に!」



    「ふぅ…アニはツンデレな気がする」
  38. 39 : : 2016/03/09(水) 01:39:41

    コンコン



    アニもライナー達も来た



    後俺の顔見知りは…



    あの馬か…



    「どうぞー」



    「失礼する…」



    「お邪魔します…」



    え?



    誰だコイツら…



    「…っ!」



    頭に激しい痛みが走る



    巨人化した際の副作用か…?



    「エレン…僕たちのこと覚えてる?」




    「すみませんがどちら様でしょう…」



    痛みのせいで意識を保つことで精一杯だ



    「アルミン…やはりこんな奴にわざわざ会いに来る必要なんて無かった」



    アルミン…



    アルミン…



    アルミン…



    今ある記憶から探すもアルミンと言う女子は思い出せない



    「コイツは叔母さんを殺したも同然なのだから…」



    俺が人を殺した…? 



    殺すべきは巨人だろ…?



    憎むべきは巨人だろ…?



    俺がそんなことするわけがない…



    俺が人を殺した



    俺は人殺し…



    俺は…



    何の為に生きているんだろう…
  39. 40 : : 2016/03/09(水) 04:12:49

    葛藤の末、俺は深い眠りについた…



    「人殺し…」



    「人殺し…」



    「人殺し…」



    ーーーーーー



    ーーーー



    ーー



    目を覚ますと味気の無い真っ白な天井が見えるはずだった



    俺にはそう見えなかった…



    所々に赤黒い飛沫が視える…



    「…」



    一筋の汗が頬を蔦る



    しかし今は訓練兵、こんなことで訓練を休むわけにはいかない



    俺は食堂へ向かった





    まだ朝が早かったらしく食堂には数人しか人が居なかった



    「おはよう」



    声を発したのは二人組の小さい方だった



    「昨日、サシャと一緒に走ってた人だよね!」



    「そうだな」



    「凄い体力だね!訓練兵に成る前も何かしてたの?」



    「父さ…ある人と特訓をしてた」



    「オイオイ、お前昨日はそんなテンションじゃ無かっただろ?クリスタの前だからってカッコつけてんのか?」



    クリスタって言うのか…小さい方



    コイツに教えると厄介だから大きい方に一か八かアイコンタクトを取ってみた



    (後で話すから兵舎裏の広場で待つ)



    理解したのか大きい方が頷く



    そんなことをしているうちに食堂にも人が集まってきた



    早く治ると良いな…
  40. 41 : : 2016/03/10(木) 20:47:27

    早めに朝食を済ませ、兵舎裏でアイツを待つつもりだった。



    が、逆にコイツを待たせていたらしい



    「待ったか?」



    「いや?今来た所だ。」



    「そうか…所で名前は?」



    「ユミルだ。まぁ、そんなことはどうでも良い…さっさと本題に入れ」



    良くもまぁ、ズケズケと…



    「お前曰くカッコつけてる理由だな…」



    「あぁ…」



    「視界に血飛沫が視える。」



    「…!」



    「昨日、誰とも知らない奴に人殺しと言われてからだな…」



    「はぁ?意味がよく分からないんだが」



    「俺、8才までの記憶が曖昧なんだよ。」



    「…!!」



    (コイツもしかして…)



    「それは多分ある種の精神疾患だな。私も経験してる」



    「そうなのか?」



    「あぁ、これは限られた人のみが患う病だ」



    「治し方は?」



    「とにかく落ち着くことだな…そして思い出せ、過去を…」
  41. 42 : : 2016/03/10(木) 21:04:55

    ユミルに聞けば精神疾患と診断(?)された



    治し方が過去を思い出すって…



    楽勝っ!!



    血飛沫からもおさらばだな!



    アニに聞いてこよ



    てか、アニは打ち解けられてるのかな…






    と言うことで女子寮まで来ちゃいました



    「アニぃぃいいっ!!」



    叫べばどうにかなるよね基本



    「アニは寝てるよー」



    え、誰このおさげ



    「豚小屋出身家畜以下でありますっ!で分かる?」



    「…?」



    「あ、走ってたのか…私ミーナって言うんだ!」



    「俺はエレンだ」



    「アニ起こしてくるね!」



    「おう!よろしくな!」



    (急に元気になったけど…アニの事好きなのかな?)ニヤニヤ



    「ちょっと行ってくるー」
  42. 43 : : 2016/03/10(木) 22:44:23

    「アニー、エレン君来てるよー」ユサユサ



    「もう少…エレン?」



    「うん、エレン」



    「行ってきます!」シュバッ



    (アニ…バレてないつもりなのかな…)





    「エレンっ!待った!?」



    「いや、3分も待ってない…」



    ミーナが部屋入るまでに2分掛かったとすると…



    アニは走ってきたのか?



    それにしては息は上がってないしな…



    まぁ、いっか



    「お前5、6才の時の記憶ある?」



    「あるけど…どうして?」



    「俺、今視界に血飛沫が視えるんだよね」



    「病気?」



    「ユミル曰く精神疾患らしい」



    「そうなんだ…」



    「治すためには過去を思い出せと」



    「分かった、じゃあ少しずつ思い出して行こうか」

  43. 44 : : 2016/03/10(木) 22:45:00
    続きます!

    一応シリーズ物として考えています!

    感想下さい!
  44. 45 : : 2017/06/27(火) 18:51:13
    期待
  45. 46 : : 2017/06/27(火) 18:51:26
    続き
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蒼@in率低下(?)

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この作品はシリーズ作品です

俺達は戦士だ… シリーズ

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