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エレン「問題児の彼女」

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  1. 1 : : 2015/08/25(火) 00:25:51
    前編
    ミカサ「嫌われ者の彼」
    http://www.ssnote.net/archives/34287

    後編もヨロしくお願いします
  2. 2 : : 2015/08/25(火) 00:37:30

    口が悪く誤解されることが多い少年エレン。
    目付きが悪く完全に不良扱いされている少女ミカサ。

    学校生活の一大イベント修学旅行。

    ひょんなことで付き合うことになった二人。

    襲い来るクリスタたちの野望を二人は食い止めることができるのか?


    現在の物語の進行は、海外から帰ってきたミカサの両親と幼馴染み三人組が旅行に行っているところ。

    ホテルの部屋割の時にミカサが両親に話したいことがあると言い出した。

    果たして、ミカサは何を両親に話すのか……。


    さて、前編の内容を大まかに説明したところで後編突入に入ります。

  3. 3 : : 2015/08/25(火) 00:43:16
    きーたーいー
  4. 4 : : 2015/08/25(火) 00:50:11
    あーりーがーとー
  5. 5 : : 2015/08/25(火) 01:01:57

    ミカサ父「ミカサ、その話は夜でもいいかな?」


    ミカサ「夜の方が都合が良い」


    ミカサ父「よし、じゃあ荷物を持ったら水族館にでも行こうか」


    ミカサ母「あら、いいわね」


    ミカサ父「二人ともいいかい?」


    アルミン「勿論です」


    エレン「右に同じく」


    ミカサ父「じゃあこれ鍵。301号室」


    アルミン「では、準備が整ったら此処にいます」


    ミカサ父「流石しっかりしてるねぇ、ははwwじゃあまたあとで」


    ミカサ家と別れた後、エレンとアルミンは荷物を整理した。

    終わったら水族館に持っていく大切なもの財布、スマホ……等用意をした。

    まだ多少時間があったので二人は顔を見合わせてニヤッと笑った。


    エレン「おい、あれやるか?」


    アルミン「うんうん、いいよねぇ」


    エレン「3、2、1!」


    ダイーブ!!


    彼が号令をかけると同時に二人は駆け出した。

    そして、ホテルのフカフカベッドにダイブした。

    修学旅行等で必ず一人はやる行為である。


    エレン「やっぱりホテルっていいよな」


    アルミン「ある意味ねww」


    エレン「……あいつ、何話すのかな」


    アルミン「気になる?」


    エレン「まぁ、そりゃ」


    アルミン「一応彼氏だもんね」ニシシシ


    エレン「この野郎……わざとだな」


    アルミン「へへへ」ニヤ


    エレン「そろそろ行くか」


    アルミン「そうだね、ミカサたちってハイテンションだけどきっちりやるもんね」


    エレン「俺の両親も見習ってほしいぐらいだ。」


    二人は部屋を出た。
  6. 6 : : 2015/08/25(火) 03:11:58
    ミカサ母のハイテンションがすきです!

    期待!!!
  7. 7 : : 2015/08/25(火) 13:01:57
    前作に続き期待です!!
  8. 8 : : 2015/08/25(火) 23:26:49
    何が起こるのぉ~!

    期待してます!
  9. 9 : : 2015/08/26(水) 12:21:44
    台風でインターネット繋げないので直り次第書きます。15号め……恨んでやる!!
  10. 10 : : 2015/08/26(水) 13:14:24
    き、た、い★
  11. 11 : : 2015/08/26(水) 14:32:17
    台風大丈夫ですか?期待してます!
  12. 12 : : 2015/08/26(水) 19:18:51
    期待です
  13. 13 : : 2015/08/27(木) 10:41:35
    復活したんで書きますw



    二人の予想通りミカサたちは部屋の前で待っていた。

    彼女は両親から質問攻めに遭っていた。


    ミカサ「……」ムゥー


    ミカサ父「ミカサ、一人で寂しくなかったか?」


    ミカサ「別に(怖かったけど)」


    ミカサ母「学校で支障はない?」


    ミカサ「普通」


    ミカサ父「も、もう彼氏は出来たのか!?」


    ミカサ母「やあねぇ、ミカサにはまだ早いわよ~」ヒヤヒヤ


    ミカサ「できた」


    父・母「」


    彼女は適当に答えていた。

    スマホに向かって指を動かして、何も考えずに質問に答えた。

    何を聞いているのかをあまり把握していなかった。


    ミカサ父「誰だぁぁ!!うちのミカサを奪っていったのはぁぁぁ!!」


    エレン「」


    アルミン「」


    ミカサ「……」


    ミカサ母「ちょっと声が大きいわよ!」


    この後、父親のうるささにキレたミカサがビンタを喰らわして騒ぎは納まった。


    エレン「(自分の父親を容赦なく……)」


    アルミン「(ひえええええ……)」


    ミカサ「……で?早く行かないの?」


    ミカサ母「もうすぐタクシーくるわよ。渋滞しているらしくてねぇ」


    ミカサ「ふーん」


    ミカサ母「そんなつまらなさそうな顔しないで私のミカサ!」ギューー


    ミカサ「うっ……」


    ミカサ父「(昔から抱き締める力強いんだよな……)」


    アルミン「あ、タクシーきた」


    エレン「最初からこれかよ」(笑)


    楽しい旅行になりそうな予感がした。
  14. 14 : : 2015/08/27(木) 10:52:28


    道路は渋滞していた。


    ミカサ父「あのー……この様子だと後どのくらいで着きますかね?」


    運転手「う~ん。この後次第ですけどずっと続けば1.2時間は掛かるでしょうな」


    ミカサ母「あらら☆」


    ミカサ「すみません、一番後ろの座席も使っていいですか?」


    運転手「どーぞどーぞ!」


    エレン「俺も行こ。一つの座席に四人はキツい。つーか、暑い」


    二人は後部座席の後ろの座席に移った。


    ミカサ母「アルミン君膝枕してあげようか~?」


    アルミン「ええっ!?」


    ミカサ父「じゃあ……」


    ミカサ母「貴方は重いからダメ!」


    ミカサ父「……」グスン


    運転手「賑やかですなぁ。はは、後ろの娘さんとお友達は同級生で?」


    ミカサ「!?、どうして娘って分かるんですか?」


    運転手「そりゃ、似てますからねぇ」


    ミカサ「……」


    エレン「……」


    彼は、ミカサの考えていることが分からなかった。

  15. 15 : : 2015/08/27(木) 11:00:11

    アルミン「暇だし何かやらない?」


    エレン「何を?」


    ミカサ母「じゃーん!!トランプ持ってきました~」


    ミカサ「……カードが下に落ちそう」


    ミカサ母「座席倒してもいいですか~?」


    運転手「どうぞお構い無く」


    ミカサ母「これでいいでしょ☆」


    エレン「無難にババ抜きでも」


    アルミン「ま、出だしわね。そうだ、一番にあがった人は最後の人に何か一つ命令できるっていうのは?」


    ミカサ母「いいわねナイスアイディア!!」


    ミカサ「……お母さん。」


    ミカサ母「ん?なぁに?」


    ミカサ「もしもの時は変なこと命令しないでよ」


    ミカサ母「……さぁどうでしょー?」


    ミカサ「……」チッ

  16. 16 : : 2015/08/27(木) 11:08:09




    ババ抜きの対決は決まった。

    1.ミカサ母
    2.アルミン
    3.エレン
    4.ミカサ


    ミカサ「」


    アルミン「ミカサポーカーフェイス上手何だけどね」


    エレン「バレバレ」


    ミカサ母「じゃあミカサ、いいわね?」


    ミカサ「……仕方ない」


    ミカサ母「今付き合ってる子の名前を言いなさい!」


    ミカサ父「」ピクッッオロオロアタフタスーハースーハー


    ミカサ「……」チラッ


    エレン「睨むなよ」コクリ


    ミカサ「(言っていいということ……)」


    エレン「(俺殺されるかもしれねぇな。でもいずれ言うことだし……)」


    ミカサ「……エレン」


    ミカサ母「」


    ミカサ父「……」


    ミカサ母「いいいぃぃやったああああああああ!!!!」


    ミカサ「ウルサイ」ギロッ


    アルミン「」チーーン


    エレン「……」


    ミカサ母「やったわねあなた!」


    ミカサ父「………ああ!!!エレン君だああああ!!!」


    ミカサ「……どういうこと?」


    ミカサ母「いやあお母さんたちね、カルラさんたちと言ってたのよ、二人が結婚しちゃえばいいのにって。」


    ミカサ父「あああ……この日を待っていたよ」


    ミカサ母「ううう……」


    運転手「青春ですな」


  17. 17 : : 2015/08/27(木) 12:48:06
    青春ですな 期待ですな
  18. 18 : : 2015/08/27(木) 15:58:55
    MARIAさんの作品大好きです!
    そして、期待!
  19. 19 : : 2015/08/27(木) 16:02:58
    いぃぃぃぃやっったぁぁああああ!←ミカママまじで同感ですな。期待です
  20. 20 : : 2015/08/27(木) 20:40:47
    >>17>>18>>19
    ありがとうですな。とても嬉しいですな。

    (ですなブーム)
  21. 21 : : 2015/08/27(木) 20:57:01
    エレン「母さんたちまでか」アキレ


    ミカサ母「あー!もう最高!今日は焼肉よ!!」


    ミカサ父「わーい!」


    エレン「……」ジトー


    ミカサ「……」ギロッ


    ミカサ母「……」ジトー


    ミカサ父「……スミマセン」


    アルミン「はっ!?僕は一体……」


    ミカサ「お母さんの奇声で気を失ったの」


    アルミン「よかった。死んだんじゃなかったんだね……」


    運転手「お客さん」


    ミカサ父「はい?」


    運転手「裏道に入りますと距離はかかりますが空いていますがどうしますか」


    ミカサ父「あ、はいお願いします」


  22. 22 : : 2015/08/27(木) 21:24:11

    そして30分後………


    運転手「着きましたぞ~」


    ミカサ父「zzz……はっ、いやあ…お恥ずかしい…///」


    ミカサ母「何を照れている己は」


    ミカサ父「」


    運転手「長時間ご利用サービスで10000円でーす」


    ミカサ父「はーい」


    運転手「ありがとうございました~あ、よろしければ帰りもご利用しますか?」


    ミカサ母「あら、いいんですか?」


    ミカサ父「ではお願いします」


    アルミン「あらら……二人とも寝ちゃってるし」


    ミカサ母「まあ、寄り添ってかわいい!」


    ミカサ父「か、カメラ!!カメラはないか!?」


    ミカサ母「スマホに保存して……デジカメにも!!」


    ミカサ母「ああもう家宝だわ!!」


    運転手「いいですなぁ、この雰囲気は」


    ミカサ父「いやあ……///」テレテレ


    アルミン「もう起こしてもいいですか?」


    ミカサ母「ええ」


    アルミン「オーイ、エレンミカサ起きてー!」


    ミカサ「うぅん……………着いたの?」


    エレン「zzz……」


    アルミン「うん。ほら、君の隣のエレンを起こして」


    ミカサ「ん……起きてーエレンー」(棒)


    エレン「…zzz……うっせーよ母さん…」


    アルミン「早く起きなよ」


    エレン「ふわああ……眠い」


    ミカサ「私も」


    ミカサ父「さぁ行くぞ!!」


    ミカサ母「おー!!」


    ミカサ母「しまった……つい……//」


    アルミン「あはははは………」
  23. 23 : : 2015/08/27(木) 22:36:54
    スタッフ「五名様23500円でーす」


    ミカサ母「はいはーい」


    アルミン「えっ!?出してもらっちゃ悪いですよ……」


    ミカサ母「いやあねえ……お金がありすぎて使い道分からなくて困ってたのよ。このぐらい安いものよ~どんどん使って~」


    アルミン「えー……でも」


    ミカサ母「じゃあ言い方を変えるわ。遠慮なく使って貰わなくちゃ私はとても困るわ」ニコッ


    アルミン「う~ん。納得いかないけど分かりました」


    ミカサ母「そうこなくっちゃ!!」


    エレン「……本当にいいのか?」


    ミカサ「お母さんが言ってるのだしいいのだろう。私もあまりお金は使わないからATMに45万円貯まっている」


    エレン「お前ATMって……」


    ミカサ「内緒で作った」


    エレン「……いいのかよおい」


    ミカサ「バレなきゃ勝ち」


  24. 24 : : 2015/08/28(金) 20:11:34
    面白いですな
    期待ですな!
    (ですなブームに便乗)
  25. 25 : : 2015/08/28(金) 22:53:30
    期待です~♪
  26. 26 : : 2015/08/29(土) 00:19:12
    エレミカ可愛いですな!
    凄く期待ですなですな!!
    (ですなブームに便乗した上に便乗してみた)
  27. 27 : : 2015/08/29(土) 10:34:39
    どうもですな。今日はたくさん書きますぞ。

    (ですなブームに便乗した上の便乗に便乗してみた)
  28. 28 : : 2015/08/29(土) 10:53:12

    ミカサ母「わぁ……!ほら、ミカサ見て!クラゲかわいい…!」


    ミカサ「海豚(イルカ)の方がかわいいと思うけど」


    エレン「真顔で言うな真顔で」


    アルミン「わあああ!サメってこんな歯なんだ……!」キラキラ


    エレン「アルミンまで……」


    ミカサ「あれ?お父さんは?」


    その頃、ミカサの父は……


    タクシー内


    ミカサ父「いやあもううちの娘は可愛くてねぇ!」


    運転手「いやぁ私も娘が好きで好きで。いつもウザがれてしまうのが悲しいもんですなぁ」


    ミカサ父「奇遇なことで私も娘に……。その上最近、妻まで冷たく…」


    運転手「あー、分かります」


    ミカサ父「あと5日でこの地を離れるので、次はいつ会えるか分からんから今のうちに愛護したいのに……ううっ」


    運転手「いやいや、娘さんはとても嬉しそうでしたよ?貴方の喜んでいる姿を見て微笑んでいました」


    ミカサ父「えっ……」


    運転手「バックミラーはしょっちゅう確認しますから」ニッ


    ミカサ父「あんたな……ええ人や……!」


    運転手「ナハハハ」


    おっさん同士仲良くおっさんトークをしていた。

    入場料を払ってすぐ出ていたのだ。


    そんなことも知らなくとも心配もしないミカサの母は精一杯楽しんでいた。


    ミカサ母「いぇーい!どう?この帽子?」


    アルミン「僕だって!」


    ミカサ母「似合う似合う!!」


    ミカサ「……」


    エレン「……」


    ミカサ母「はーい!お二人さーん!ツーショットいきましょー!」


    アルミン「お熱ーい!」


    エレン「……なんかアルミン洗脳されてないか」


    ミカサ「同感」


    ミカサ母「ほら笑ってー!」


  29. 29 : : 2015/08/29(土) 10:53:27
    エレミカ大好きですな!
    今日も期待ですな!

    (ですなブームに便乗したけれど、もう一度便乗)
  30. 30 : : 2015/08/29(土) 11:03:13

    ミカサの母とアルミンはフルパワーで遊び、水族館から出た頃には力が尽きていた。

    彼女は思った。

    修学旅行中の高校生よりもはしゃいでいる

    と。

    パワーが尽きた二人はフラフラでエレンとミカサに支えられてタクシーに戻った。


    ミカサ父「戻ってきたか」


    ミカサ母「疲れたわ……」


    運転手「帰りますか?」


    ミカサ母「まだよ!!」


    ミカサ「(まだ何かあるのか)」


    ミカサ母「焼肉よ!!」


    ミカサ父「焼肉かあ……うん、いいな!ミカサたちもおーけー?」


    ミカサ「いい?」


    アルミン「うん!」


    エレン「行く」


    ミカサ父「じゃ、この近くで」


    運転手「わかりました」


  31. 31 : : 2015/08/29(土) 11:04:47
    投稿されたとこ初めてみた~!
    しつこいかもしれないけど期待!
  32. 32 : : 2015/08/29(土) 11:27:43

    店に着いたのはいいが、駐車場が少なく少し距離のある所に車を止めた。

    幸い、昼過ぎで人が少なく駐車がしやすかった。


    ミカサ父「良かったら御一緒しませんか?」


    運転手「いや仕事中ですから」


    ミカサ父「そんなこと言わずに。なぁいいだろ?」


    ミカサ母「もちろん!人数多い方が盛り上がるわよ!」


    ミカサ「これ以上盛り上がるのか……」


    運転手「……ではお言葉に甘えて御一緒させていただきます」


    こうして、タクシーの運転手も一緒に昼食を取ることになった。

    店に入るといい匂いがしてきた。

    ミカサの母は焼肉の食べ放題を選択した。

    少し料金は高めだ。だが、このあとに……この店は閉店間近を迎えることになるなど知る由もなかった……。

    席は大人組と子供組で別れた。部屋は一階の端と二階の端だった。

    子供組は二階に上がった。


    エレン「焼肉とか久しぶりだな……」


    アルミン「ねぇ!今度さ、他校の文化祭があるんだけど行かない?アニと行きたいんだけど二人きりだと少し恥ずかしいんだ……」


    ミカサ「いつにあるの?」


    アルミン「えっと……確か、第三日曜日」


    ミカサ「予定はない」


    エレン「俺も別にいい」


    アルミン「よし!ありがとう」


    エレン「それより早く頼もうぜ。腹減った」


    ミカサ「エレンはたくさん食べるから自分で勝手に決めて。私は普通のセットにするから。」


    アルミン「僕も今日は頑張るぞー!エレン、勝負だ!」


    エレン「勝てねぇだろ。勝負よりミカサの金が勿体ねぇ。その分を取り返す」


    アルミン「わかったよ……じゃあデザートのアイスで勝負してもいい?」


    エレン「まぁそれなら」


    アルミン「やったね」


    ミカサ「アルミン、楽しい?」


    アルミン「……?、何で?」


    ミカサ「いつもより顔が赤いしテンションがお母さんたちと同じぐらいだから」


    アルミン「まぁね。最近は二人ともクラス離れたから交流少ないしミカサの両親とはすごく久しぶりだし……最高だよ」


    エレン「……俺も」


  33. 33 : : 2015/08/29(土) 13:15:11

    シーーン……


    アルミン「何しんみりしてるの!さぁ楽しむぞ!」


    アルミン「学校始まったら僕だってクリスタたちと戦うぞ!そのためにスタミナつけなきゃ!」


    エレン「肉食ってスタミナかよww」


    ミカサ「……(クリスタのこと忘れてた)」


    アルミン「あ、アニは僕から言うからエレンは口出ししないでよ」


    エレン「へいへい」


    アルミン「よし、すみませーん」


    「はーい」






    ジューー











    エレン「おいアルミンお前何皿食った?」


    アルミン「15!」


    エレン「俺は25だ。まだいけるぞ」


    アルミン「よし、追加!エレンの分も!あと30皿お願いします!」


    エレン「バカ少ねぇぞ!あと50皿!」


    「」


    アルミン「ミカサ、肉焼くのお願いね!」


    ミカサ「了解」


    三人で現在36皿を完食していた。

    ミカサは1皿で、デザートも食べ終わり今は二人の肉を焼く係になっている。

    エレンが大食いなのは知っていたが、アルミンまでなのはミカサも心底驚いた。


    厨房


    ナナバ(店長)「もう・・・やめてよ」


    ミケ(副店長)「スンスン」


    ゲルガー「おい!あと50皿追加だ!」


    ナナバ「どこまで私達を苦しめるんだ!文句言ってくる!」


    ゲルガー「お、おい!」


    スタスタスタ


    ナナバ「どこの大食いだよ……」


    「肉まだかな」


    「一気に50皿も頼むからだよ」


    「そう」


    「うっせ」


    ナナバ「ここか……」


    ナナバ「ちょっと失礼します!!」


    エレン「……」


    ミカサ「……」


    アルミン「……」


    ナナバ「ここの店長のナナバと申します。あのー……もうそろそろ肉の在庫がなくなるので終了となります」


    エレン「は?食べ放題じゃねぇか」


    ナナバ「いや、もう肉がないんです」


    アルミン「う~ん食べすぎたかもね、エレン」


    エレン「……だな」


    ミカサ「……疲れた」


    ナナバ「ほっ……(良かった)」


    アルミン「じゃあアイスの勝負だ!」


    エレン「ああいいぜ」


    ナナバ「」


    アルミン「肉の50皿取り消しでアイス50皿で!」


    エレン「ミカサ休んでていいぞ」


    ミカサ「それはよかった」


    ナナバ「よかないよ!」


    シーーーン…………


    ナナバ「もうこのままじゃ……終わりだ」


    店長のナナバが絶望しかけている中、声を掛けた男がいた。


    エレン「終わらせねぇよ?」


    ナナバ「……!」ドキッ


    そう、彼だ。

    しかし・・・


    エレン「まだアイス50皿きてねぇじゃんか」


    ナナバ「」


    一瞬でもドキッとした自分がバカに思えたナナバであった。


  34. 34 : : 2015/08/29(土) 13:30:51
    50皿を食べ終えミカサに言われしぶしぶ店を出た。

    店長にはもう客関係なしに「もう二度と来るな!」と泣きながら言われた。

    タクシーには大人組が戻っていた。

    ミカサの母は、少しアルコールの匂いがした。


    ミカサ父「さぁ戻るぞー!」


    ミカサ母「そうね……zzz…」


    エレン「酒入ると落ち着くのか?」ヒソヒソ


    ミカサ「ええ」


    運転手「出発します」




















    一時間後……


    一時間経ったが、いっこうにホテルに着く気配はなかった。

    ミカサの母とアルミンは疲れてもう眠っていた。

    ミカサの父は酔っていた。


    ミカサ父「うう………」


    運転手「どこか止まりましょうか?」


    ミカサ父「いえ……うっ」


    後ろの二人はそれぞれスマホをいじっていた。カップルらしい要素0である。


    しかし、そんな二人にとって一大事な出来事が起こる……!


  35. 35 : : 2015/08/29(土) 13:51:38
    運転手「おっ、少し空いた」


    車はスムーズに運転していた。

    道路は綺麗なアスファルトで補整された後もあった。

    特に大きな揺れもなかった。


    後ろから、大型トラックが近づいてくる。

    大きな音に彼は舌打ちを打つ。

    どんどんどんどんその音は大きくなっていく。

    彼が後ろを振り返ると、運転席には居眠りをしている男性と間近の大型トラックの車体が目の前にあった。

    彼はとっさに彼女の頭を守った。


    ミカサ「!?、……エレn……」


    ドンッッッ!!!


    車は突き飛ばされ横転した。

    確認をすると幸い全員なんとか無事だった。

    居眠りをしていた大型トラックの男性は目を覚ました。

    上からタクシーが横転しているのを目の当たりにした。


    エレン「……っんく…」

  36. 36 : : 2015/08/29(土) 21:01:49
    一体どうなったんだ!?期待!!
  37. 37 : : 2015/08/29(土) 22:01:37


    彼は目を開けた。

    大丈夫だ。目の前にいる彼女は何も怪我をしていない。

    唇に、柔らかい触感を感じた。

    そういえばやたらと目線が近い気がする。


    エレン「……」


    ミカサ「……」


    エレン「……!?」


    ミカサ「んぅぅ!ぅん!」


    彼女は何かを訴えている。

    しかし、口が塞がっていて話せない。

    お分かりいただけただろうか?

    車が横転した際、二人の唇が重なったのだ。予想外のファーストキスに流石のミカサも焦りの感情を抱いた。

    彼はとっさに顔を離した。


    エレン「悪ぃ……」


    ミカサ「……」


    ミカサ父「皆!大丈夫か!?」


    ミカサ母「zzz……もう食べられない…」


    アルミン「あいしゅにひゃっこついかぁ……zzz……」


    運転手「う~む、とりあえず外に出ましょう」


    エレン「ほら、で、出るぞ」


    ミカサ「……ん」


    エレン「ほらアルミン起きろ!!ったく何でこういうとき目覚めねぇかな、普通起きるだろ」


    いや、普通横転したのにそんなに冷静でいられるのもすごいぞ。

    何とかアルミンとミカサの母を起こし全員脱出した。

    パトカーと救急車が駆けつけていた。


  38. 38 : : 2015/08/29(土) 22:10:19

    ミカサ父「無事で良かった……。怪我はないか?」


    ミカサ母「一体何があったの!?」


    アルミン「起きたら体が傾いてるしびっくりしたぁ!」


    運転手「私としたことがトラックの接近に気づかずに……。申し訳ございません」


    ミカサ父「気にしないで下さいよ。」




    このあと警察から事情聴取等を受け、ホテルに着いたのは夜の8時だった。

    旅行中ということで後のことは現地に戻って警察に任せることにした。

    トラックの運転手はエレンの証言で居眠り運転だったことが判明し、警察に逮捕された。


    エレン「あー!疲れた……」


    アルミン「僕、今日ハメ外しすぎたよ………」


    エレン「シャワー浴びて寝るか」


    アルミン「そうだね、明日に備えて」











  39. 39 : : 2015/08/29(土) 22:15:45



    ミカサ「……」


    ミカサ「(してしまった。エレンと接吻を)」


    ミカサ「……初めてだった」ボソッ


    ミカサ母「何か言ったー?」


    ミカサ「ううん。何も」


    彼女は母と露天風呂にいた。

    そして、今日の出来事についてまだ混乱していた。


    ミカサ母「この国に帰ってきたと思ったらめちゃくちゃね」


    ミカサ「……うん。」


    ミカサ母「ミカサ、今日は楽しかった?」


    ミカサ「………」


    ミカサ母「……」


    ミカサ「とても楽しかった」


    ミカサ母「そう」ニコニコ


    満月の月は不気味なほどはっきりと見えていた。


  40. 40 : : 2015/08/29(土) 22:31:43
    体を拭いていると父が脱衣所に入ってきた。


    ミカサ「この変態」ギロッ


    ミカサ父「」


    このあと父は、半殺しにされた。


    浴衣に着替えベッドに三人とも着いた。


    ミカサ母「……それで、ミカサ。話って、何?」


    ミカサ「……っ」












    ミカサ「私は本当に、お父さんとお母さんの子供なの……?」


    彼女は問いかけた。

    この質問に驚きを隠せず、父と母はしばらくポカーンとしていた。


    ミカサ父「い、いきなり何を言い出すんだ!?」


    ミカサ母「そうよ!小さいころから貴女の母親でしょ?」


    ミカサ「……でも、私は二人と違って目付きが悪い。性格も正反対でとても暗い。女なのに身長も高い。腹筋だって割れている。」


    ミカサ「私は二人と遠くかけ離れている。似ているところなんて全然ない」


    ミカサ母「……」


    ミカサ父「……」


    ミカサ「だから……思った。私は……っ、二人の子供ではないのだと」ツーー


    ミカサ「私は二人が大好きだ。お父さんとお母さんはいつも私を優先してくれる。でも、それが……実の子供じゃないから気を使ってくれてるのだと思った……」グシグシ


    ミカサ母「はぁ……」


    ミカサ「(ため息をついた……やっぱり本当に……?)」


    そう思うと涙が止まらなかった。


    ミカサ母「馬鹿ねぇ……」ギュウ


    ミカサ「え……?」


    ミカサ父「ミカサは、本当に実の子だよ」


    ミカサ「………だって、こんなに似ていない」


  41. 41 : : 2015/08/29(土) 22:47:10

    ミカサ母「それも全てね、お母さんが悪いの」


    ミカサ「え……?」


    ミカサ母「私はね、小さい頃は頭は悪いし運動もできないし人に騙されやすかった」


    ミカサ母「そのせいで、中学生の時ねいじめた遭ったの。」


    ミカサ「お母さんが・・・?」


    ミカサ母「うん。それでね、いじめから救ってくれたのが、お父さんだったの」


    ミカサ「………………………………え?」


    ミカサ父「今の間は何じゃい!」


    ミカサ「こんなお父さんが……?」


    ミカサ母「ええ。こんなお父さんだけど本当よ」(笑)


    ミカサ父「俺って……俺って……」


    ミカサ母「……で、高校生になって私から告白して交際して……卒業後すぐに結婚したの」


    ミカサ母「ミカサを出産して私は思ったの。私と同じ人生を歩ませたくないってね」


    ミカサ母「ミカサは覚えてないかもしれないけど、昔はしょっちゅう叱ってたのよ。勉強はしたの?かけっこは一番だった?って。」


    ミカサ母「少しお姉さんになったミカサに私は言ったの。[善人と悪人が見分けられる目を持ちなさい]って。」


    ミカサ「全然覚えてない……」


    ミカサ母「だろうね」アハハ


    ミカサ母「勉強も運動も小さい頃から出来て、抜け目のないすごい子だって、お母さん嬉しかった。ずっとこの教育をしていこうって思ったわ」


    ミカサ母「でも、ある日先生に言われたの。『ミカサちゃんは何もかも完璧にこなす子だけど、子供らしさがない。このままだと馴染めなくて孤立してしまう』って」


    ミカサ母「その言葉にカチンときた。でも確かにその通りだと思った。この頃かしらね、ミカサの目付きが変わったのは」


  42. 42 : : 2015/08/29(土) 22:54:26
    期待ですな ですな人気ですな
  43. 43 : : 2015/08/29(土) 23:04:06

    ミカサ母「私の言った通り、[善人と悪人を見分けれる目]を持ったの」


    ミカサ母「人をよく観察して……その結果、目付きが悪くなっちゃった。」


    ミカサ母「私、後悔したの。自分のやり方は間違ってたって。それから、お父さんと話し合って逆の教育をしていこうってなって、叱ってばっかりを誉めてばっかりに180°変えたわ。それが今よ」


    ミカサ「じゃあ、気を使ってたのではなくて……」


    ミカサ母「全部、私達の本心をぶつけていたわ。心の底から思ったすごいことを、ミカサに全て。」


    ミカサ「……そう…だったのか」


    ミカサ父「それに今朝も言われたろ?タクシーの運転手さんに「似てる」って」


    ミカサ「確かに……」


    ミカサ母「ごめんねミカサ。そんなことで悩んでるなんて……」


    ミカサ「……いい。私は二人の子だと聞いて安心した。いつもテンション高くてうるさいと思った。でもそれも全て私の為だったんだ」


    ミカサ母「………ミカサ♪お母さんのベッドにおいで」


    ミカサ「どうして?」


    ミカサ母「一緒に寝るのよ!ね!」


    ミカサ父「じゃあ俺も~!」


    ミカサ「ベッドから落ちちゃう」クスッ


    ミカサ母「じゃあベッド2つくっつけちゃえ!ミカサは真ん中よ!」


  44. 44 : : 2015/08/29(土) 23:10:08


    ミカサ「温かい」


    ミカサ母「ほら、お母さんと同じ黒髪」


    ミカサ「……お母さん綺麗だね」


    ミカサ母「ミカサの方こそ」


    ミカサ父「お父さんは?」キラン+


    ミカサ「…………………まあまあかな」


    ミカサ父「……」(涙)


    ミカサ母「さっきはミカサから告白の言葉いただいたし私からも言おうかな」


    ミカサ「なっ……///」


    ミカサ父「せーの」


    父・母「「ミカサ、大好きだよ」」































    ______________________________________











    ミカサ母「zzz……」ギュー


    ミカサ父「zzz……」ギュー


    ミカサ「……暑い」


    ミカサの誤解も解け、一夜が明けた。


  45. 45 : : 2015/08/29(土) 23:30:39
    良い家庭ですな~
    これぞ、幸せ!
  46. 46 : : 2015/08/29(土) 23:48:16
    アッカーマン家はいい一家ですぞ。原作でもしも亡くなっていなければ良い家庭ですなぁ
  47. 47 : : 2015/08/30(日) 15:29:23

    翌日


    外はどしゃ降りで、気持ちも暗くなっていた。


    ミカサ父「実はお父さん、行きたいところがある!」


    ミカサ母「あらそうなの?」


    ミカサ「……で、どこ?」


    ミカサ父「ゲームセンター!」


    ミカサ母「わー!行きたい!私も行きたい!」


    ミカサ「……別にいいけど」


    ミカサ父「もうマジで行きたかった。ミカサに人形取ってあげたい」


    ミカサ「人形……(欲しい)」


    ミカサ母「じゃあ今日はゲーセン!ミカサ、エレン君とアルミン君に伝えてきて!」


    ミカサ「わかった」


    ミカサの父の希望により、今日はゲームセンターに行くことになった。

    ホテルで朝食を取り、タクシーを利用した。


    運転手「おや?」


    ミカサ父「昨日の!」


    運転手「奇跡ですなぁ。またことして会えるなんて」


    ミカサ父「全くですよ」


    運転手「まぁ、この大型のタクシーを運転しているのはこの辺で私だけですけど」(笑)


    ミカサ父「なるほどそれでww」


    運転手「ところで、今日はどちらへ?」


    ミカサ父「ああえっと……大きいゲームセンターはご存知ですか?」


    運転手「えぇ。すぐ着きますよ」


    エレン「ゲーセンか……」


    アルミン「僕、絶対マリカーする」


    エレン「俺あれ苦手だな」


    アルミン「エレン得意そうだけどな~」


    ゲームセンターとなればエレンも少し興奮した。

    四人、ワイワイやっている中、一人不安を抱える者がいた。


    ミカサ「・・・」


    そう、彼女である。
  48. 48 : : 2015/08/30(日) 19:16:26
    わくわくですな。^^
  49. 49 : : 2015/08/30(日) 20:45:23
    ミカサの不安とはっ!?
    期待ですな!
  50. 50 : : 2015/08/30(日) 21:39:42
    エレンとミカサがキスだとおおおおお!?私もミカママに洗脳された……
    (ですなブームはもう終わりだぜ!キリッ)
  51. 51 : : 2015/08/30(日) 23:21:11
    私もマリカー好きww期待です!
  52. 52 : : 2015/08/31(月) 18:53:28
    なんと!事故チュー!!!

    MARIAさんは神だ!゚+。*・感。゚(゚ノД`゚)゚。動・*。+゚

    壁│ω・)期待しております♪
  53. 53 : : 2015/08/31(月) 20:47:27
    ゲームセンターにはすぐ着いた。

    中に入ると大音量で声もまともに聞こえない。


    ミカサ父「ミカサ☆どの人形が欲しいのかい?」


    ミカサ「……あれ」


    彼女が指差したのは、1mぐらいある抱き枕だった。

    ミカサの父は心配になった。金はあるがいくら使っても取れなかったらどうしよう。

    かっこ悪い姿を、娘にさらすわけにはいかない……!


    ミカサ父「み、ミカサ。他のにしようか」クルリ


    後ろには誰一人としていなかった……。


    いなくなった四人とはいうと、プリクラの機械の前に来ていた。


    ミカサ母「カップルで撮りなさいよこのこの~」


    アルミン「このこの~」


    ミカサ「……」


    エレン「……」


    二人の脳裏には、昨日の出来事がフラッシュバックされていた。

    事故だったとはいえ、人生の初めてだ。エレンは申し訳なかった。


    気がつくと二人は機械の中に入れられていた。


    エレン「ちょ、おい!」


    アルミン「ラブラブなの撮ってね~」


    ミカサ母「私達も撮るわよアルミン君!」


    エレン「はあ……」


    ミカサ「………」


    エレン「……あの」


    ミカサ「……はい」


    エレン「……昨日は、事故とはいえ…ファーストキス奪ってごめん」


    ミカサ「……私も同じことを思っていた。事故とはいえ、エレンの初めてを…」


    エレン「いや、俺は……」


    エレン「初めてがお前で良かったと思ってる」


    彼は自分の言った台詞が恥ずかしくなり、赤面した。

    一方の言われた彼女も、赤面していた。


    エレン「……せ、せっかくだし撮るぞ」


    ミカサ「……うん」


    ラブラブではなかったが、いい写真が撮れた二人だった。


    ミカサ母「えー、こんなのつまんなーい!」


    ミカサの母とアルミンの写真を見てみると、頬にキスをしていたり、お姫様抱っこをしていたり。

    エレンとミカサより何倍もカップルのような写真だった。
  54. 54 : : 2015/08/31(月) 20:50:22


    次はクレーンゲームをやってみた。

    すると、驚くことがわかった。いつも完全無欠のミカサだが、クレーンゲームはとてつもなく下手だった。

    三歳の子供がやっても取れるゲームも、一つも取れていなかった。

    彼女の不安の正体とは、この事だったのだ。


  55. 55 : : 2015/08/31(月) 21:06:24
    ミカサクレーンゲーム出来ないの!?何それ可愛い取ってあげたくなっちゃう!!(>∀<)o
    そしてまさかのアルミン×ミカママ!?面白いです期待です!!
  56. 56 : : 2015/09/01(火) 16:03:49
    期待ー
  57. 57 : : 2015/09/03(木) 22:14:15

    エレン「プッ……ww…お前って…」


    ミカサ「……」


    エレン「こ、こんなに簡単なクレーンゲームをwww」


    ミカサ母「(うー……昔連れていったことないからなぁ…)」


    ミカサ「……格闘系ゲームなら負けない」


    エレン「女子に負けるかよwwwなぁアルミン」


    アルミン「あはは、そうだね」


    ミカサ「ではやってみるといい」


    格闘系ゲーム・・・パンチをするとそのパワーが数字になるゲームに三人は挑戦することにした。

    今までの最高記録は、299Pらしい。


    アルミン「うわー、300まであと1だったのにねー」


    エレン「楽勝だろw」


    ミカサ「(もう怒った。本気でやる)」


    最初はアルミンからだ。


    アルミン「えいっ!」


    テッケテケーン


    57P


    アルミン「」


    機械にはさらにとどめをさすようなことが書かれていた。


    『貴方は比較的、とても弱い方です。もっと己を鍛えましょう』


    エレン「ありゃ……」


    次はエレンだ。


    エレン「おらぁ!」


    テッケテケーン


    300P


    エレン「おー!新記録」


    アルミン「おめでと……」


    ミカサ「ふーー……」


    エレン「負けねえぜwww」


    ミカサ「はあっ!!」


    777P


    アルミン「」


    エレン「」


    ミカサ「ラッキーセブン……」


    過去新記録どころではなく、なんとラッキーセブンまで叩き出したミカサ。

    このあと、エレンは彼女に土下座をしていた。
  58. 58 : : 2015/09/05(土) 19:32:51
    流石www
  59. 59 : : 2015/09/06(日) 11:28:16
    ミカサ強いwwエレンが思いっきり尻に敷かれてるwww
    期待です!!
  60. 60 : : 2015/09/18(金) 01:21:19
    忘れた頃の再ブームを狙って行く!


    期待ですな。

  61. 61 : : 2015/09/20(日) 22:19:19

    ミカサ「罰として、あれを取って欲しい」


    エレン「あれ?」


    彼女が指差すその先には、新種のクレーンゲームがあった。

    景品は……スマホ。

    かなり取りにくいところにある。


    エレン「いや……あのな…」


    ミカサ「女子に格闘ゲーム負けないのでは?」


    うっすらと、恐ろしい笑みをしていた。


    結局、奇跡的にエレンは五回でとれた。お金を消費したくないという執念が彼の背中を押したのだろうか。


    ミカサ「……!ありがとう」


    エレン「……ま、まぁ当然」


    心の底から感心するミカサであった。






































    夕方



    アルミン「いっぱい遊んだー!」


    ミカサ母「あなた、また来ましょ。こんなに効率よくお金が消費できるところなんてそうないわ!」


    ミカサ父「ああ!募金しても金額多すぎて返されるしな」ドッサリ


    ミカサ「……その人形」


    ミカサ父「ああ、ミカサのために取ったよ」


    ミカサ父「いやあ父さんほとんど一発で取っちゃってね」ハハハ


    エレン「(天才か!?)」


    ミカサ母「そろそろ帰りましょうか」


    運転手「では行きましょう」



  62. 62 : : 2015/09/20(日) 22:31:10
    二日目は大人組と子供組で分かれた。


    しかし、アルミンが突拍子もないことをする。


    アルミン「ちょっと僕、ミカサのお母さんに聞きたいことがあるから行ってくる」


    エレン「んー……」


    アルミン「すぐ戻って来るけど僕の分のお菓子食べないでよ?」


    エレン「んー……」


    アルミン「ミカサシャワー中だけど覗いちゃダメだよ?」


    エレン「んー……」


    アルミン「じゃあね」


    バタン


    エレン「んー…………………」




    大人組の部屋


    ミカサ母「作戦は?」


    アルミン「成功しました!鍵を持ってきたし、中から絶対開けれない仕掛け作ったので二人は朝まで出れません!」


    ミカサ父「やったぞ!」


    こんなゲスい計画があったのだ。














    一方、子供組の部屋


    ミカサ「……」


    彼女はシャワーを済ませ、あることに気がついた。


    ミカサ「アルミンと鍵がいない」


    エレン「んー……」


    ミカサ「アルミンはどこ?」


    エレン「んー……」


    ミカサ「はぁ……」


    ミカサ「アルミンはドコニイッタ?」


    エレン「」ゾクッ


    エレン「知らねえ!」


    彼は、アルミンの話を聞いていなかった。どこに行くのかも知らない。

    連絡を取ろうにもアルミンの携帯はこの部屋の中である。

    彼女が部屋のドアを開けようとするが開かない。

    アルミンの仕掛けのせいである。


    ドックンドックン


    と、言うことは……


    エレミカ「「二人きり……」」


    交際を始めて初の夜の二人きりであった。
  63. 63 : : 2015/09/21(月) 14:59:02
    期待ですよー!!!!
  64. 64 : : 2015/09/22(火) 08:50:57
    面白いです!
    期待~!☺
  65. 65 : : 2015/09/22(火) 13:35:20
    すごい面白いです!やっぱりエレミカは最強ですね!
  66. 66 : : 2015/09/23(水) 22:33:48

    エレン「・・・」


    彼は黙っていた。何を話せばいいのか良く分からなかったからだ。


    ミカサ「……」


    一方、彼女も黙っていた。彼と同様、何を話せばいいのか分からなかったからだ。

    二人きりとわかった瞬間、沈黙が続いている。

    交際する前の幼馴染みではどうでも良かったが、交際を始めた幼馴染みではお互いを意識して話せなかった。

    二人は気づいていないが、これは男女として意識し始めたことである。


    ピッ


    エレン「……」


    彼はテレビのリモコンを手に取り、ボタンを押した。

    いつもなら興味がわく番組だが、今夜はどうしても集中ができなかった。


    ミカサ「……あの!」


    沈黙を破ったのは彼女だった。

    それに彼も応える。


    エレン「……何」


    ミカサ「と、トランプしよう」


    エレン「……ん」


    話しかけたのはいいが話題を用意していなかった彼女は突然思い付いたトランプを選択した。


    エレン「二人でやったらすぐ終わるんじゃねぇの」


    ミカサ「あ」


    エレン「バーカ」


    緊張が解れたような気がした。


  67. 67 : : 2015/09/25(金) 23:48:54
    期待です(*^_^*)
  68. 68 : : 2015/09/27(日) 04:54:49
    期待です
  69. 69 : : 2015/09/29(火) 23:41:41
    わあああああああ!!!エレミカ萌えるー!!期待ですうううう!!!!!
  70. 70 : : 2015/09/30(水) 23:54:07
    期待期待!
    マジ最高!
  71. 71 : : 2015/10/04(日) 21:46:54

    ミカサ「……ねぇ」


    エレン「んー?……」


    トランプで、ババ抜きをしながら彼女は話しかけた。


    ミカサ「クリスタの件、どうする?」


    エレン「あー…あいつか」


    楽しい旅行で忘れていたかも知れないが、まだ問題は残っている。

    クリスタとユミルのことだ。

    あの二人はやたらと彼女たちを目の敵にしている。

    学校が再開してら、きっとまた仕掛けてくるだろう。


    エレン「アルミンの彼女はいいとして……。あのクソちびとソバカス女だな」


    ミカサ「教師に頼るのは断固嫌だから」


    エレン「それは俺も同意。絶対に力なんか借りねぇ」


    ミカサ「あ、私の勝ち」


    エレン「チッ」


    ババ抜きは二人でやるとすぐ終わるものである。


    エレン「ボッチボッチ言ってくるけど、二人いたらボッチじゃねぇつうの」


    ミカサ「知識が劣っている。仕方ない」


    エレン「まず何してくるか分かんないから様子見だな」


    ミカサ「……あの、この部屋少し冷えない?」


    エレン「そうか?少し暑いぐらいだ」


    ミカサ「そう……」


  72. 72 : : 2015/10/04(日) 21:59:35

    トランプで二時間ほど遊び、寝ることにした。

    寝る前、また変な空気になり二人はそろりそろりとベッドに潜った。

    しかし、彼女の容態が少しおかしかった。


    ミカサ「(さ、寒い……)」


    部屋はクーラーをつけている。しかし、設定温度は高めだ。


    ミカサ「(も、毛布も頭から被っているのに……)」


    眠気はあるのに、眠れなかった。


    彼は彼女の変化にすぐ気づいた。

    いつもは顔を出して寝るのに、今日は何故か全身を覆っている。

    それに、何やら震えている様子だ。

    彼は毛布を捲ってみることにした。


    エレン「おい」


    ミカサ「えっ、エレっ!?」


    彼女はブルブルと震えていた。腕に触れてみると氷のように冷たかった。


    エレン「クーラー消すか?」


    ミカサ「そしたらエレンが……」


    エレン「いいって」


    そういい、彼はクーラーの電源を切った。


























    30分が経ったが、彼女は尚も寒くて眠れず彼は暑くて眠れなかった。

    彼女は、ブルブルと震え続けている。


    エレン「おい、本当に大丈夫か?」


    ミカサ「大丈夫……多分…」


    エレン「俺の使えよ」


    彼は自分の毛布を彼女に被せた。


    ミカサ「うっ……重い…」


    エレン「あ、ごめん」


    効率よく体を暖める方法……

    考えていた瞬間、一通のメールが届いた。


    【アルミンミン♪】
    添い寝でもしたら~?


    アルミンからだった。

    メールの内容に彼は目を見開いた。

    流石にこれは恥ずかしい。しかし、やらなければ彼女は苦しむ。


    覚悟を決めた。


  73. 73 : : 2015/10/04(日) 22:16:33

    エレン「ちょい失礼」


    ミカサ「!?」


    エレン「あー……お前冷たくてちょうどいいな」


    ミカサ「温かい……」


    二人はすぐに眠りにおちた。







    翌日。


    先に目を覚ましたのはミカサだった。

    時計の針は8時前を指していた。


    ミカサ「……よく、眠れた…」
































    楽しい旅行は終わりを告げた。


    この旅行で少し何かが変われた気がした。

    気のせいかもしれないが。


    五人は、自宅に戻った。

    また、明日から学校だ。


    ミカサ母「ミカサ、ごめんね。あと3日留まっていられる予定だったんだけど仕事が急に入っちゃって……」


    ミカサ父「悪いけど、今すぐ行かなくちゃならない。」


    ミカサ「……短い期間だったけど、久しぶりに会えてよかった」


    ミカサ母「また休みが出来たらすぐ戻ってくるからね?」


    ミカサ「待ってる」


    ミカサ父「もう……何で休暇中に仕事が入るかなぁ!?」


    ミカサ母「うー、別れるのは嫌だけど仕事だもん。ミカサ、次会ったらもっとギュッとしてあげる」


    ミカサ「いや、いいです」


    ミカサ母「」


    ミカサ父「名残惜しいけど、もう行くよ。じゃあなミカサ。困った時はエレン君とアルミン君を頼るんだぞ」


    ミカサ「了解」


    こうして、両親は外国へ行った。

    寂しさが胸をくすぐったが、新たな困難はすぐに立ち上げてくる。

  74. 74 : : 2015/10/04(日) 22:33:39
    期待です!頑張って下さい!
  75. 75 : : 2015/10/10(土) 13:09:44

    プルルル……


    ミカサ「?」


    エレン「……?」


    アルミン「???」


    三人の家にそれぞれ電話が掛かってきた。


    エレン「……チッ母さんいねえのか。めんどくせぇ…」


    彼は、電話を取った。

    相手は、高校の担任であった。


    担任『おい、イェーガー。』


    エレン「んだよ」


    担任『お前、修学旅行抜け出して遊んでいたのは本当か?』


    エレン「・・・はぁ?」


    確かに遊んでいたが、誰にもバレないような所に行った筈だ。

    誰かに見られたのか……?


    エレン「病院の方から電話あっただろ」


    担任『しかし、アッカーマンが体調不良であり、お前は許可していないぞ』


    エレン「は?女子一人で帰らせろってか?」


    担任『アルレルトがいただろう。一人で充分だ。それとも何だ?やましい理由でもあるのか?』


    彼は、我慢していた何かが頭の中で千切れたのを感じた。


    エレン「んなわけねぇだろ!?生徒信じとけよクソ教師!」


    エレン「病院は三人帰らせた方がいい状態だったから俺らを帰したんだ!!そんなことも分からねえ奴は教師やめろよ!!」


    一方的に怒りを発散し、電話を切った。

    怒りは、彼の家の壁に衝撃を与えた。
  76. 76 : : 2015/10/17(土) 22:55:54
    期待ー
  77. 77 : : 2015/10/17(土) 22:57:20
    気になって寝れない...(´・ω・`)期待です!!
  78. 78 : : 2015/10/20(火) 21:18:38

    ミカサ「・・・」


    ミカサ「はぁ…」


    エレンと同様、訳のわからない教師の電話を思わずため息が出てしまう。

    それは、アルミンも同じだった。



    翌日、学校へ着くと黒板にとある落書きがされていた。


    『ボッチカップル新婚旅行』

    『親公認のカップル』

    『いやらしー』


    小さく、汚ない字でこう書かれていた。

    『リア充が……爆発しやがれ』


    二人は溜め息をついた。


    遠目で、クリスタとユミルがニヤニヤしながらこちらを見ていた。

    アニは、離れて読書をしていた。


    ミカサ「……こんなことして何になるのか。理解不能」

    エレン「よっぽどの暇人だな。ふわぁぁ……」


  79. 79 : : 2015/10/20(火) 22:06:19
    期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待期待
  80. 80 : : 2015/10/20(火) 22:33:32
    クリスタ、ユミルボッチの意味違うからww
    期待です!!
  81. 81 : : 2015/10/20(火) 22:37:09
    クリスタとユミルは彼氏がいないから妬いてんじゃない?…はっ!みっともな!


    期待!
  82. 82 : : 2015/10/21(水) 19:56:37
    皆バカですねぇ~w
    期待!
  83. 83 : : 2015/10/22(木) 00:05:47
    新タイプのエレミカじゃー!
    期待!!
  84. 84 : : 2015/10/22(木) 20:07:16
    うひゃー期待だー
  85. 85 : : 2015/10/25(日) 18:11:19
    ちょっとここまでのクズが、(クリスタ、ユミル)将来、告訴されないか、逆に心配だな。
    それに、リアルでこんなやついたら、丸坊主にしてやりたいわww
    それにあのくそ教師ただのクズになってほしいわ
    長文失礼しました。
  86. 86 : : 2015/10/25(日) 21:28:25
    ミカサはあることに気付いた。


    ミカサ「そう言えば、私たちの旅行のバッグは?」


    確かに、まだ返されていない。教師からも電話があったが、荷物のことは一言も口にしなかった。


    アルミン「大変だよ!!」


    そこに、アルミンが駆け込んできた。


    エレン「どうした」


    アルミン「僕らの旅行中の荷物が ……」


    ミカサ「見つかったの?」


    アルミン「僕が預かってる。来て」


    二人はアルミンのあとを着いていった。

    アルミンが、案内したのは体育館倉庫だった。


    エレン「なんでこんなとこに?」


    アルミン「あまりにも……酷すぎて」


    倉庫の扉を開けると、引きちぎられた衣服等が拡散していた。

    彼女は怒った。

    そして、バッグの中身を確認した。

    悪い予感がしたからだ。


    その悪い予感は、当たった。


    ミカサ「下着が……ない。」


    エレン「!?」


    クリスタとユミルは女だ。女が女の下着を盗んで喜ぶ奴はいない。


    アルミン「もしかして……男子に…?」
  87. 87 : : 2015/10/25(日) 21:32:58

    ミカサ「キモい……」


    エレン「俺の財布、金抜かれてるw」


    アルミン「えー!財布持っていかなかったの!?」


    エレン「ざっと8000円は盗られたなw」


    アルミン「」


    彼にとっては屁でもない金額だったが、盗難に変わりはなかった。

    教師に訴えるのも、きっと無駄だ。

    自分たちで何か対策をとるしかないのだ。


    誰かが、舌打ちをした。
  88. 88 : : 2015/10/26(月) 00:11:59
    きったい♪きったい♪
    久しぶりです!
  89. 89 : : 2015/11/01(日) 14:29:46


    アルミン「……」


    オコミン「こんのやろぉぉ!!!」


    エレン「……!?」


    ミカサ「……!」


    二人は呆気に取られた。

    いつもは大人しくてニコニコ笑顔のアルミンが、オコミンに進化したのだ。


    オコミン「許さないぞおぉ!!」


    エレン「(ぜってぇ敵に回しちゃいけねぇ……こいつだけは…!)」


    オコミン「もー!イライラする!!ちょっとボクシング部の部室借りて発散してくる!」


    ズカズカと歩いていった。


    ミカサ「……アルミンが、あそこまで」


    エレン「自分のことじゃねぇのに」


    ミカサ「私も怒った。早めにクリスタとユミルを駆逐しなければならない状況になったらしい」


    ミカサ「アニに話を聞こう。彼女なら何か知っているかもしれない」


  90. 90 : : 2015/11/01(日) 14:34:23


    二人はアニを探しに行った。

    ……といっても先程、教室にいたので場所はわかってきるのだが。


    ミカサ「……いない。というか…」


    エレン「女子全員いねぇ……」


    教室の中にいるのは男子だけだった。ミカサをジロジロと見ている奴もいれば興味なさげに窓の外を眺めている者もいる。

    誰が彼女の下着を盗ったのかは丸わかりだった。


    ミカサ「……チッ」ギロッッ


    不潔な視線に睨み、強くドアを閉めた。
  91. 91 : : 2015/11/01(日) 14:44:28


    エレン「探すのダルいな。どこ行ったんだ?」


    ミカサ「女子が全員いなくなるのはとてもおかしい」


    エレン「何か、あるのか?」


    ミカサ「……女子はクリスタの裏の顔を知っている。もしかしたら……」




    女子トイレ


    アニ「……で?用って何のこと」


    ユミル「何知らねぇ振りしてんだよ、裏切り者が」


    アニの周りは、クリスタ、ユミルに続き女子が囲んでいた。


    クリスタ「最近、私達に反抗すると思ったらあいつらとつるんでたなんてね……」


    アニ「別に私はあんたらに構ってたわけじゃない。あのポスターだってあんたらの父親から金が貰えるからやったまで」


    ユミル「はぁ?あんな大金でポスター作りまでで終わるも思ってたのか?」


    アニ「あそこまでが私の仕事の範囲だ」



  92. 92 : : 2015/11/01(日) 14:53:40


    クリスタ「私のパパがあんたなんかに大金渡すわけないでしょ?」


    クリスタ「私の利にならないと」クスクス


    アニ「……」


    クリスタ「ねぇ、あれもってきて」


    ある、女子がもってきたのは異臭を発するバケツだった。


    クリスタ「これね、ユミルに頼んで持ってきてもらったの。本当はエレンにやろうと思ってたけどあんたにやっちゃお」


    ユミル「チーズと腐った牛乳とニシンの缶詰とドリアン入りだぜ?」


    ユミル「腐った牛乳以外は旨いから食ってみろよ。ちなみにオススメはドリアンだ」


    クリスタ「本当に臭い。早いとこ与えて出ようか」


    ユミル「おら食えよ!」


    バシャッッ
  93. 93 : : 2015/11/01(日) 15:02:09


    ミカサ「……っ」


    クリスタ「……ちぇー。外れちゃったけど、いい光景だね」


    ユミル「さあ出るか。お前教室入ってくんなよ臭せぇから」


    汚い笑い声が遠ざかり、エレンが入り口から入ってきた。


    エレン「……くっせぇw」


    ミカサ「……笑いごとではない気がする」


    エレン「いや、無理www」


    アニ「……私は礼を言わないよ。助けてくれだなんて一言も言っていない」


    ミカサ「別に助けたつもりはない。用を足そうとしたらこれがとんできただけ」


    アニ「……は、気の毒に」


    ミカサ「とりあえず家に帰る。早退したと伝えておいて」


    エレン「あー、俺もサボろ」


    ミカサ「私はサボるわけではない。」ギロリ


    エレン「おーこわこわ」


    アニ「……話がある」


    ミカサ「……!」


    アニ「私もサボる」


    ミカサ「だからサボりじゃ……」


    エレン「細かいことに一々うるせぇな。とっとと行くぞ」


    ミカサ「……」イラッ


  94. 94 : : 2015/11/01(日) 15:10:33
    ミカサ、エレン、アニの三人は学校を早退しミカサの家へ向かった。


    アニ「私も少し臭ってるな……」


    ミカサ「じゃあ一緒に入ろう」


    アニ「……は?」


    ミカサ「女同士。問題なし。」


    アニ「嫌だよ私が。正直今日初めて話した奴と風呂なんか」


    エレン「こいつん家の風呂広いからいいぞー」


    アニ「何故知っている」


    幼馴染みコンビのペースに惑わされるアニである。


    ミカサ「それは昔一緒に入っt…」


    アニ「あー、もういい。わかったから一緒に入るから。とりあえず頭を整理させて」


    ミカサ「着替えをとってこよう」


    アニ「はぁ……」


    学校にいればよかったと少し後悔するのであった。
  95. 95 : : 2015/11/01(日) 15:19:02


    脱衣室


    ミカサ「エレン、覗いたら殺すから」


    エレン「はいはいそんな凹凸のない体なんか見ませんよ……ちょま…冗談だって…」


    バタンッッ


    シーーン


    ミカサ「さあ入りましょう」


    ……チャプ


    アニ「それじゃあ話すよ、あの二人のことを」



    アニは語り出した。

    やたらと二人に嫌がらせをしてくるクリスタをユミルのことを……。


  96. 96 : : 2015/11/01(日) 15:25:21
    ごめんなさい!!

    まず謝ります。容量が足りないため、前編後編ではなくシリーズものにすることにしました。

    本当にごめんなさい。執筆している機器が容量小さいためにストーリーは小分けにします。


    続きは、次スレを作ります。(すぐに立てます)

    『前編後編だったじゃねぇかクソ野郎!!』
    なんて思わないでくださいすみません。

  97. 97 : : 2016/01/25(月) 00:07:30
    期待
  98. 98 : : 2016/02/15(月) 20:20:33
    とても期待です!
    早く作ってほしいです!頑張ってください
  99. 99 : : 2016/04/10(日) 14:43:26
    期待大です
  100. 100 : : 2016/05/04(水) 12:49:58
    期待です!
    あぁー!クリスタとユミルうざっ!クリスタとユミル変態に買われたらいいのに!あと100ゲット!
  101. 101 : : 2016/08/18(木) 21:08:38
    期待‼︎
    うわ〜‼︎続きが気になり過ぎて夜しか眠れないよー‼︎
    イジメ駄目‼︎絶対‼︎
    更新を気長に待ってます‼︎
    頑張って下さい‼︎
    期待ですなー‼︎

  102. 102 : : 2016/08/18(木) 21:09:43
    あ 続き出来てた⁉︎
    恥ずかしいww
  103. 103 : : 2018/04/02(月) 17:31:52
    http://www.ssnote.net/archives/40671
    続きです
  104. 104 : : 2018/04/30(月) 15:24:01
    エレンをソビエト連邦軍の元帥兼副首相と命じる

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eremika1

MARIA

@eremika1

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嫌われ者同士【エレミカ】 シリーズ

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