この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
消えた灯火誰思フ
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- 1 : 2015/05/02(土) 20:30:46 :
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灯火が消えた。
それはまるで
ロウソクの様に。
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- 2 : 2015/05/02(土) 20:36:17 :
- 私自身の
灯火 すなわちそれは『命』
人の尊い命は呆気なく散っていく。それはまるで、桜の様に。
人は牛や豚と言った『家畜』が死んでもなんとも思わない。
その理由はただ一つ、自分が生きる為。
だが、人が死んだら人は悲しむ。
その理由はただ一つ、死んだ人に少しでも感情を持ったから。
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- 3 : 2015/05/02(土) 20:39:39 :
- みんなは、私が死んだ時に泣くと言った感情を見せてくれただろうか。
____分からない。何故なら、私は死んでいるから。
死んでしまったが最期、すべての機関の活動が絶たれ、骨となって行く。
これは、そんな私の『暗闇』の話。
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- 4 : 2015/05/02(土) 20:54:28 :
- 心臓が動いていた時、私はいつも通りに友達と下校していた。
「ねぇ、七海は私が死んだ時、泣いてくれる?」
私は、大親友である「七海」に、冷ややかな声で問いかける。
否、冷ややかに問いかけたのではない、冷ややかになってしまったのだ。
「な、何?いきなり縁起の無い話」
「ま、まぁそりゃあ泣くよ?私の初めての友達だし」
暖かい言葉を与えてくれる。こんな些細な事でも、自然と心が暖まる。
友達とは大事な物なのだと再確認した。
「そっか、ありがと!いやぁ、ふと思っちゃってさぁ」
いつも通りの元気一杯の雰囲気に戻る。
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- 5 : 2015/05/02(土) 21:07:48 :
- 縁起の無い話もいつしか止み、別の話題に入り込んでいた。
ふと、先程までしていた話を思い出してしまう。
七海は、泣いてくれると言っていた。でも、何も無ければ死ぬのは50年以上は先になると思う。
その時、私達はまだ友達のままでいられるだろうか?決別したりしていないだろうか?
____その言葉に嘘は無いだろうか?
いくつもの疑問が頭の中を駆け巡る。
「眞心?おーい、まーなーかー」
意識を現実に戻すと、七海が腕を私の前で縦に振り、様子を伺っていた。
「あ、ごめん。ボーっとしてた」
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- 6 : 2015/05/06(水) 19:07:53 :
- 期待してます
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- 7 : 2015/05/18(月) 19:48:34 :
- >>6
ありがとうごさいます!とても励みになります!
現在テスト期間中で執筆は出来ませんが、終わった時はよろしくお願いします!
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- 8 : 2015/06/22(月) 20:49:09 :
- すいません!
今回の期末で段階10取らなきゃ没収されちゃうのです。
10とれなかった場合は執筆できないかもしれません!
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- 9 : 2015/06/22(月) 20:51:07 :
- >>8
段階10とかきっつw
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