ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

消えた灯火誰思フ

    • Good
    • 0

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2015/05/02(土) 20:30:46







    灯火が消えた。

    それはまるで

    ロウソクの様に。



  2. 2 : : 2015/05/02(土) 20:36:17
    私自身の灯火(ともしび)すなわちそれは『命』




    人の尊い命は呆気なく散っていく。それはまるで、桜の様に。




    人は牛や豚と言った『家畜』が死んでもなんとも思わない。
    その理由はただ一つ、自分が生きる為。




    だが、人が死んだら人は悲しむ。
    その理由はただ一つ、死んだ人に少しでも感情を持ったから。

  3. 3 : : 2015/05/02(土) 20:39:39
    みんなは、私が死んだ時に泣くと言った感情を見せてくれただろうか。




    ____分からない。何故なら、私は死んでいるから。
    死んでしまったが最期、すべての機関の活動が絶たれ、骨となって行く。




    これは、そんな私の『暗闇』の話。
  4. 4 : : 2015/05/02(土) 20:54:28
    心臓が動いていた時、私はいつも通りに友達と下校していた。




    「ねぇ、七海は私が死んだ時、泣いてくれる?」



    私は、大親友である「七海」に、冷ややかな声で問いかける。

    否、冷ややかに問いかけたのではない、冷ややかになってしまったのだ。




    「な、何?いきなり縁起の無い話」




    「ま、まぁそりゃあ泣くよ?私の初めての友達だし」



    暖かい言葉を与えてくれる。こんな些細な事でも、自然と心が暖まる。
    友達とは大事な物なのだと再確認した。




    「そっか、ありがと!いやぁ、ふと思っちゃってさぁ」



    いつも通りの元気一杯の雰囲気に戻る。

  5. 5 : : 2015/05/02(土) 21:07:48
    縁起の無い話もいつしか止み、別の話題に入り込んでいた。




    ふと、先程までしていた話を思い出してしまう。

    七海は、泣いてくれると言っていた。でも、何も無ければ死ぬのは50年以上は先になると思う。




    その時、私達はまだ友達のままでいられるだろうか?決別したりしていないだろうか?



    ____その言葉に嘘は無いだろうか?




    いくつもの疑問が頭の中を駆け巡る。




    「眞心?おーい、まーなーかー」




    意識を現実に戻すと、七海が腕を私の前で縦に振り、様子を伺っていた。




    「あ、ごめん。ボーっとしてた」

  6. 6 : : 2015/05/06(水) 19:07:53
    期待してます
  7. 7 : : 2015/05/18(月) 19:48:34
    >>6
    ありがとうごさいます!とても励みになります!
    現在テスト期間中で執筆は出来ませんが、終わった時はよろしくお願いします!
  8. 8 : : 2015/06/22(月) 20:49:09
    すいません!
    今回の期末で段階10取らなきゃ没収されちゃうのです。

    10とれなかった場合は執筆できないかもしれません!
  9. 9 : : 2015/06/22(月) 20:51:07
    >>8
    段階10とかきっつw

▲一番上へ

名前
#

名前は最大20文字までで、記号は([]_+-)が使えます。また、トリップを使用することができます。詳しくはガイドをご確認ください。
トリップを付けておくと、あなたの書き込みのみ表示などのオプションが有効になります。
執筆者の方は、偽防止のためにトリップを付けておくことを強くおすすめします。

本文

2000文字以内で投稿できます。

0

投稿時に確認ウィンドウを表示する

著者情報
hotaru__hitare

火垂

@hotaru__hitare

「未分類」カテゴリの人気記事
「未分類」カテゴリの最新記事
「未分類」SSの交流広場
未分類 交流広場