このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
アルミン「大人向けの本を見つけた時の女子の反応を見たい!」〜後編〜
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- 1 : 2014/07/13(日) 06:49:32 :
- どうも初めましての方は初めまして!
いつもご覧になって下さっているかたはありがとうございます、ゆきと申します!
予定よりもだいぶ遅い更新になってしまって申し訳ありませんでした、(汗)
この作品は以下の作品の続きとなっておりますので、よろしければご覧になって下さい↓
http://www.ssnote.net/archives/9448
読みにくさ、誤字脱字が多々あると思われますが、生温かい目で見てくださいね!w
以下過去作品へのリンク↓
http://www.ssnote.net/users/cutkeen
よければSS作家、読者支援のグループも作成しましたので興味がある方はどうぞ!(最近は活動低迷気味です(汗))↓
http://www.ssnote.net/groups/68
では、以下本編となります!
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- 2 : 2014/07/13(日) 06:52:52 :
カッ...カッカッ!
カッカッカッカッカッ...
だだっ広い講義室に、白いチョークが黒板に打ち付けられる音がこだまする。
教壇の上では頬に点々とソバカスを散らす男が、黒板を白で埋め尽くすが如く勢いで文字を羅列していく。
そしてそれを姿勢よく聞く四人の生徒と、眠たそうに聞く一人の生徒。
そしてただ気だるそうに聞く一人の生徒。
カッカッカッカッカッ...
カカッ!
そして全てを書き終えた彼は勢い良く・・・
――― バンッ!
と、黒板に手を打ち付ける。
マルコ「どうだい?君達にこの僕の熱い想いが理解できたかい?!」
マルコ「これこそが・・・この全てが!!僕が素人や地味な女の子達に対して抱いている想いの全てなんだよ!!」
・・・
アルミン「・・・」スッ
ジャン「・・・」スッ
ライナー「・・・」スッ
ベルトルト「・・・」スッ
力強く声を張り上げる彼に対し、生徒達は静かに立ち上がり。
パチ...
パチ...
パチパチパチパチ...
パチパチパチパチパチパチ!!
ただただ称賛の意を露わにするだけだった。
エレン「なんで無駄に厳かな雰囲気なんだよ・・・(汗)」
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- 3 : 2014/07/13(日) 06:53:31 :
アルミン「何言ってるんだよエレン?!マルコ大先生の講演会だよ?!そんな厳正な場に対して無礼な事を言うなよ!!」
エレン「ええっ?!俺の方こそ、そこまで言われなきゃダメなのか?!」∑(゚Д゚;
アルミン「見てみなよ他の三人のあの顔を!」
エレン「お、おう?(汗)」
ジャン「・・・へへっ、久々にうるっときちまったぜ」グスッ
エレン「どこにっ?!どの辺にだよジャン?!」
エレン「終始マルコの性癖の暴露話だよな?!(汗)」
ベルトルト「先生のお陰で、僕はまた一つ大きくなれたよ・・・ありがとう、先生」(片膝をついてお辞儀)
エレン「まるで神の御前にでもいるかのような礼儀正しさだなおい・・・(汗)」
ライナー「俺、今まで間違えていました・・・これからは先生と一緒に、人類の勝利の為にこの身を捧げます!」
エレン「勝手に作品の行く末を変えるような決断をする程っ?!」
エレン「あいつの性癖の何がお前を更生させるまでに至ったんだよ?!」
エレン「・・・いや、有難いんだけどさ(汗)」
マルコ「よ、よしてよ皆・・・ははっ、なんだか恥ずかしいな///」
エレン「いや、お前はもっと早い段階で恥じらうべきところあったはずだろ」
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- 4 : 2014/07/13(日) 06:54:06 :
アルミン「ともかく!」
アルミン「次のターゲットは地味カワof地味カワ、おさげが可愛い地味ーナちゃんだ!!」
エレン「あんまり『地味』を連発してやるなよな?なんか可哀想だろ(汗)」
アルミン「馬鹿野郎っ!!先生の講演ちゃんと聞いてろよなぽんこつ駆逐バカ!!」
エレン「お前ホントゲスいの抑えられなくなってきたな?!(汗)」
アルミン「ミーナは地味だよ?!それもとことん地味だ!!地味過ぎて原作一巻でぺろんちょされちゃうくらいの女の子なんだよ!!」
エレン「最後のはどう考えても言い掛かりだろ?!(汗)」(;゚Д゚)クワッ!
アルミン「・・・けど!」
アルミン「・・・だけどなぁ!!」
ジャンライベル「そこがうぃぃぃーーーっ!!」ウォォォォッ!!
コニー「うおっ?!うるせぇっ?!ビックリするじゃねぇか?!」ビクッ!
マルコ「はっはっは、分かってくれてるじゃないか君達、!」パチパチ
エレン「やだ、何この気持ち悪い一体感・・・あとコニーおはよう」
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- 5 : 2014/07/13(日) 06:54:36 :
――― 女子寮近辺
アルミン「はーい、と言う訳で特に何のひねりもない、地味な場所に移動して参りましたー!」
マルコ「作者の想像力の限界が来たみたいですねぇ〜」
アルミン「そのようですねぇ〜」
アルミン「・・・あ。申し遅れましたが、今回は解説のマルコ先生をお迎えしての実況となります。マルコ先生、よろしくお願いします」
マルコ「はい、ご紹介に預かりましたマルコ・ボットでございます。よろしくお願いします〜」
エレン「面倒なナレーションが2人に増えた・・・」ハァ...
マルコ「・・・あ!見てくださいよアルミンさん、」ユビサシ
アルミン「はい、なんでしょうマルコさん?」
エレン「・・・ん?」
マルコ「『地味な少女と大人向けの本の出会い』という、そんな歴史的瞬間を一目見ようと今日はVIP席にかの有名な・・・!」
アルミン「・・・!本当だ!アレが噂の?!」
エレン「おい、なぜ俺を見てるんだ?(汗)」
マルコ「ええ・・・」
マルコ「いま噂になっている『伝説の黒髪美少女マスター』こと、エレン・イェーガー氏が観覧に参ってくれましたねー!」
エレン「おい待てなんだその呼び名は?!(汗)」Σ(゚д゚lll)
アルミン「これは驚きですねぇ〜っ!それ程までにこの一戦は注目されている!そういう事ですね?」(`・∀・´)
マルコ「ええ、その通りですね!」キリッ
エレン「注目してねぇからなっ?!なっ?!」
エレン「てか、ツッコミ遅れたけど『地味な少女と大人向けの本の出会い』で生まれる歴史的な動きなんて無いだろ?!(汗)」
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- 6 : 2014/07/13(日) 06:55:31 :
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マルコ「でもそれだけじゃないんですよアルミンさん、」
エレン「おい!!だから話聞けよっ?!」
マルコ「その横に並んでいる方々もご覧になって頂きたい、!」
アルミン「・・・あ、あの人達は?!」
マルコ「ええ、そうです・・・」
マルコ「左から順に、」
マルコ「黒髪狂いの馬面ストーカー、ジャン・キルシュタイン。」
マルコ「蹴られたがりのマゾヒストのっぽ、ベルトルト・フーバー。」
マルコ「両刀使いのホモゴリラ、ライナー・ブラウン。」
マルコ「磯○家が生んだ色物好き小坊主、コニー・スプリンガー。」
アルミン「大人向けの本の収集家として有名な方々ばかりで、非常に素晴らしいVIP席となっていますねぇー!」
マルコ「ええ、本当に」
ジャン「・・・へへっw」
ベルトルト「悪くない呼び名だね」
ライナー「面と向かって言われると恥ずかしいもんだな・・・」フッ...
コニー「褒められてんのか?おう、嬉しいぜ!」
エレン「何一つ誇れる要素見当たらないけど?!それでいいのかお前らっ?!(汗)」
エレン「あとコニーとカ○オ君は全くの別人だからな?!」
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- 7 : 2014/07/13(日) 06:56:54 :
アルミン「おおっとぉ?!」
アルミン「そうこうしているうちに選手入場目前となったご様子です!!」
マルコ「いよいよ始まるんですねぇ、実に楽しみです・・・」
エレン「悠長に実況なんてしてないでさっさと『スガタミエーヌ』被れよ、バレたら死活問題だぞ?(汗)」
アルミン「・・・」
マルコ「・・・」
アルミン「あんな意見が出ていますがどう思われます、マルコ先生?」
マルコ「そうですねぇ・・・」
マルコ「やはりエレン・イェーガー氏と言えば『訓練馬鹿の駆逐系男子』として、各方面の女性陣から注目を浴びていますからねぇ〜」
マルコ「『は?女とか興味ねーし?それより訓練しようぜ?』的な女性に対して執着の無い系の男子として世間様のポイント稼いじゃってる分、ここに来て『え?あのエレンきゅんも大人向けの本を読むの?マジ無いわー・・・』などと、悪印象を持たれるような事態だけはどうしても避けたいんでしょうねぇ〜」
アルミン「成〜る程ぉ、わかりやすい解説ありがとうございます!!」
エレン「そんな風に思ってないからな?!何勝手に人の内面分析して語っちゃってんの?!(汗)」
エレン「具体的なせいで、妙にリアルな感じがするからマジでやめろよな?!」(;゚Д゚)
ゲスミン「ミカサ編でアレだけ過去の痴態を暴かれwww」
ゲスミン「クリスタ編では遂に主人公らしく変態的に覚醒しちゃったくせにwww」
ゲスミン「まだ真面目キャラ気取るとかこれは寒いですねーwww」
エレン「うるせぇよ!!思い出させんな数時間前からの黒歴史!!///」
エレン「てか、いい加減姿隠せよ早くっ!!///」バサッ!
アルミン「ではここで一旦コマーシャr」
エレン「スポンサーとか無ぇからっ!!」
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- 8 : 2014/07/13(日) 06:57:45 :
―――
ミーナ「ん〜、天気がイイね〜♪」ノビーッ
アルミン(さぁ!選手が今、入場を果たしました!)
マルコ(ええ、遂に『My牝豚エンジェルミーナたん』がこの大舞台へと躍り出たところですねぇ)フゥ...
エレン(お前の知らない所で酷い言われようだぞ、ミーナ・・・(泣))ホロリ...
エレン(あとフライングすんなマルコ、はえぇよ(汗))
マルコ(・・・やれやれ)
マルコ(エレン、君は何もわかっちゃいないね・・・)マッタク...
エレン(え、いきなりダメ出し食らった?!てか相変わらず俺がおかしい流れなの・・・?(汗))
マルコ(見てみなよ!あの素晴らしいノビを?!)
エレン(え?ノビ?着眼点がそもそも違ったんだけど・・・え?)
マルコ(ノビをした時に、袖口の大きなシャツの隙間から見えるあの健康的な脇のライン・・・)
エレン(あ。更にディープな領域に入ったな、うん)
マルコ(あの素晴らしいラインを目の当たりにして欲情・・・いや、達せずになんていられようか?!)
マルコ(その答えは否っ!!断じて否だっ!!)クワッ!
エレン(お前の主張こそ断じて否だろっ?!(汗))クワッ!
エレン(欲情はともかくどうやったら達するんだよそれだけで・・・(汗))
ジャン(なんだぁ?エレン、分からないのかぁ?ww)
エレン(はぁ?なんだよジャン・・・)
ベルトルト(まぁ、君程度じゃ分からないだろうねぇ・・・w)フフッ
エレン(は?えっ?)
ライナー(何故お前には分からないと思う?w)
エレン(・・・あぁ、うん、なんでだろうな?(汗))
アルミン(それは君が僕達の域に達してないからだよエレン・・・)ヤレヤレ
エレン(う、うん?まぁ別に目指してねぇからいいわそれで・・・(汗))
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- 9 : 2014/07/13(日) 06:58:35 :
マルコ(――― むっ?)
アルミン(おおっと?!ここでまたも選手に動きがっ!!)バッ!
ジャン(あ、アレはっ・・・!)
ミーナ「〜♪踏まれた花〜の〜♪名〜前〜も知〜らずにぃ♪」
ベルトルト(Oh...)
ライナー(やっちまったなぁ・・・)ヤレヤレ
アルミン(まさかの鼻歌!!鼻歌を歌いながらの入場っ!!)
アルミン(これは痛いっ!!クリスタ選手と丸被りしてしまいましたーっ!!(泣))
エレン(そりゃ本人は知らないんだし許してやれよ。てか、泣く程ってどんだけ落胆してるんだよ・・・?(汗))
マルコ(いや、アレは実に素晴らしいものですよ?)ウンウン
アルミン(マ、マルコ先生?!・・・と、言いますと?)
マルコ(流石はミーナ選手、と言う所でしょうかね。)
マルコ(『もうそのネタ二番煎じで視聴者も飽きちゃってるよ』感が否めない行動を意図せずに行う、)
マルコ(その残念さ、ありきたりさと言えば、やはり地味モブガールで通っているミーナ選手ならではの魅力なのではないか?・・・と考えております。)
マルコ(ですので、私としましてはあの登場の仕方、非常に評価したいポイントの一つではありますね)
アルミン(成る程〜、他の選手であればドンマイと言わざるを得ない行動も、ミーナ選手であるならば話は別という事ですね?流石はマルコ先生!)
マルコ(『不憫萌え』というやつですね、ハイ)
アルミン(単行本一巻でいきなりご退場してしまう程のカリスマ性を持っていますからねぇ、侮れませんね!)
エレン(褒めてるのかけなしてるのか分からねぇなお前ら・・・(汗))
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- 10 : 2014/07/13(日) 06:59:25 :
アルミン(さて、そうこうしている間にミーナ選手が大人向けの本が置いてあるポイントまで歩み寄っていきます!)
アルミン(今回は私が何気無くミーナと談笑した際に得た情報を元に、彼女が密かに育てている植物があると言う事で女子寮付近の庭というこのロケーションとなっております)
エレン(ミーナ・・・余計な情報を流さなければこんな事にはならずに済んだろうに(汗))
マルコ(私のイチオシの本はその育てている植物の鉢の近くに置いてある訳ですね)
アルミン(はい、そうなりますね!)
アルミン(それでは仕掛け人の素人モノの本さんからも一言頂きましょうか、)
素人モノの本『は、はひっ!!お、女の子の手に取られるのは初めてなんで・・・き、緊張してますっ!!(汗)』ガクブル
マルコ(緊張でガチガチのようですねぇ、是非とも頑張って頂きたいw)
エレン(ある意味あの本自体が素人っぽい感じだな・・・うん、何言ってるんだ、俺。)
アルミン(さぁ皆さん、いよいよです!!)
ミーナ『そろそろ育ってきたかなー?私の育てているお花ちゃん♪』
アルミン(カウントダウン、5っ!!)
ジャン(・・・4!)
ライナー(・・・3!)
ベルトルト(・・・2!)
マルコ(・・・1!)
・・・
女子寮付近の庭〜
少女と〜
大人向けの本が〜
出会った〜
ナレーション:アルミン・アルレルト
エレン(どっかのナレーション意識してるんだろうけど今の若い子に通じるかそのネタ?(汗))
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- 11 : 2014/07/13(日) 07:00:09 :
ミーナ『おっ!結構育って・・・うん?』
素人モノの本『は、初めましてですっ!!ぼぼぼ、僕、野茂十四郎(のも とうしろう)と申します!!(汗)』
ミーナ「・・・」
素人モノの本『・・・あ、あのそんなに見つめられると恥ずかしいのですが///』
ミーナ『あ、花に水あげないt・・・』
ミーナ「――― って、何これぇぇっ?!!」(二度見)
アルミン(さぁ、いよいよ試合開始です!!)
エレン(ってかあいつら本にも『名前』とかあったのかよ?!そっちに驚きだよ?!)Σ(゚ω゚;ノ)ノ
エレン(それとその名前は卑怯だwww『素人モノ』もじったみたいな名前辞めろwww)
マルコ(ちなみに、今までの『大人向けの本チーム』の選手の方々の名前はジャン氏の相棒、『黒井 御神(くろい みかみ)』さん。)
マルコ(コニー氏の相棒、『諸井 池乃(もろい いけの)』さん。)
マルコ(ライナー氏の相棒、『呂梁 金八(ろはり きんぱつ)』さん。)
マルコ(そして後に控えるベルトルト氏の相棒『計良 礼太(けら れいた)』さんと・・・)
エレン(全員狙ったかのような名前だなおい・・・(汗))
マルコ(エレン氏の相棒、『陸奥 理男(むつ りお)』さんとなっておりますね。)
エレン(おい待てなんだ俺の相棒を名乗る奴の名前はっ?!)((;゚Д゚))
エレン(誰が『ムッツリ男』だよ誰がっ?!(汗))
アルミン(・∀・`*)フッ...(←生温かい目)
マルコ(・∀・`*)フッ...(←生温かい目)
ジャン(・∀・`*)フッ...(←生温かい目)
ベルトルト(・∀・`*)フッ...(←生温かい目)
ライナー(・∀・`*)フッ...(←生温かい目)
エレン(やめろ?!俺をそんな目で見るなっ!!(汗))
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