このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
アルミン「僕がハンジ分隊長の1日副官に?」エルヴィン「頼んだよ」
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- 1 : 2014/05/15(木) 21:48:05 :
- ハンジもどきさんにリクエスト頂きました、アルハン(*^▽^*)
初めて書きますが、楽しんで頂けると嬉しいです!
リクエストなので他のssよりも優先して進めたいと思います!明日から始めます!
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- 2 : 2014/05/15(木) 21:48:54 :
- モブリットついに逝ったのか?期待
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- 3 : 2014/05/15(木) 21:51:10 :
- >>2
いや、流石に大好きなモブリットが死ぬのは嫌なので風邪で寝込む設定です!
きゃ、ネタバレしちゃった☆殴r
期待コールありがとうございます♪
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- 4 : 2014/05/15(木) 21:51:53 :
- まぁモブリットハンジといつも一緒で大変だね
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- 5 : 2014/05/15(木) 21:52:45 :
- >>4
一回くらいは倒れたかなあってちょっと思いましたw
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- 6 : 2014/05/15(木) 21:53:58 :
- 私もwww
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- 7 : 2014/05/15(木) 21:57:54 :
- 進撃の気絶wとか、進撃の自殺w
進撃の期待です!
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- 8 : 2014/05/15(木) 22:58:38 :
- 期待!
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- 9 : 2014/05/15(木) 23:20:04 :
- 期待です!
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- 10 : 2014/05/16(金) 07:56:39 :
- おはようございます。
今夜からスタートですかね♪
アルミン…頑張って…
楽しみにしてます。
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- 11 : 2014/05/16(金) 09:08:18 :
- ダーリンがんばれでございますよぉぉ!!!
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- 12 : 2014/05/16(金) 17:27:41 :
- アルハンだぁぁあ!!期待です!
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- 13 : 2014/05/16(金) 19:16:07 :
- 皆さんありがとうございます♪
たぶん今日の夜に始まるので応援よろしくです(屮°□°)屮
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- 14 : 2014/05/16(金) 19:39:17 :
- 新しいカップリングですね♪
兄さん頑張れ!!
期待だよ!!
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- 15 : 2014/05/16(金) 22:29:42 :
- >>14
ありがとう!
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- 16 : 2014/05/16(金) 22:32:13 :
僕はアルミン・アルレルト、
まだ調査兵団に入ったばかりにも関わらず、団長直々に呼び出しがかかった僕は、恐る恐る団長室へ向かった。
団長、エルヴィン・スミス…変わり者揃いの調査兵団幹部を見事纏めあげるその人は僕の憧れの的だ。
その人が僕を呼び出した、その事実に身体が嫌でも震える。
僕は緊張から背をぴんと伸ばして団長室の扉を叩き、叫ぶように言った。
アルミン「アルミン・アルレルトでっ、す!」
緊張しすぎて上手く口が回らなかった!!?
最後の方の声が無意識に上擦ってしまった。
急いで弁解を述べようとしたけれど、扉の向こうからの低い声に僕の口は閉じられた。
エルヴィン「ああ、入ってくれ」
落ち着きのある声に僕は生唾を呑んで扉を開けた。
中では遠目で見て、心の底から焦がれた、エルヴィン団長その人が人の良さそうな笑みで僕を見つめた。
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- 17 : 2014/05/16(金) 22:34:53 :
エルヴィン「やあ、急に呼び出しを受けて驚いただろう。すまなかったね」
アルミン「い、いえ…」
エルヴィン「…して、アルレルトくん。君は訓練兵時代、座学の成績がトップだったらしいね」
アルミン「え…、あ…はい…」
突拍子もない質問に、僕は戸惑いながらも応えた。
それに団長はニコニコとやっぱり笑って僕の両肩に腕を回した。
エルヴィン「君に頼みたい任務があるんだよ」
アルミン「…任務、ですか?」
エルヴィン「ああ、ハンジ・ゾエ分隊長と面識はあるかな?」
アルミン「はい…エレンの事で何度か顔を合わせたことくらいは…」
巨人化できるエレンの今までの生活を細かく聞いてきた女の兵士がハンジ分隊長だった。
話を聞くだけで興奮して妙な奇声を発していたその人が、後から分隊長だということを聞いて死ぬほど驚いたのを覚えている。
エルヴィン「実は彼女の副官のモブリットが今高熱を出してね。
今日ぐらいは、と休みを与えたんだが…そうなると今日の彼女の副官がいなくなってしまう」
アルミン「はあ…」
エルヴィン「モブリットの代わりに君がハンジの副官として今日を過ごしてもらいたい。いいかな?」
話し方は疑問系であるけれど、団長の声は逆らうことをよしとしないものだった。
僕は素直に頷いて、
アルミン「はい…でも、あの…どうして僕なんですか?」
その問いに団長は僕の怪訝な表情を見て、
エルヴィン「さて、何故だと思う?」
と悪戯げに言ったのだった。
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- 18 : 2014/05/16(金) 22:37:50 :
ハンジ分隊長の今日やらねばならないことがメモってある紙を受け取り、僕はハンジ分隊長の部屋の扉をノックした。
アルミン「ハンジ分隊長!アルミン・アルレルトです!非番のモブリットさんの代理で来ました!」
部屋からの返答はない。
アルミン「分隊長…?」
それから何度も呼んだけれど、どうしても返答がない。
もしかしたら何かあったのか、そう危惧して、僕は扉をゆっくりと開ける。
アルミン「ハンジ…分隊ちょ、うわあああああ!!!?」
開けた隙間から大量の本が勢いよく顔を出した。
分厚い本がたくさん僕の上に積み上がっていくうちに、最後に人間までもが僕の上に体重を預けてくる!
アルミン「わあっ!?」
本を支えるのでやっとだった僕は、僕より大きい人の重さに耐えきれなくて、床に倒れてしまった。
アルミン「なんだ…ろう、?」
上に乗っている本を退かして、倒れ込んできた人の姿が視界にはいる。
小さな寝息とともに身体を上下させるその人は、胸に当たる柔らかい感触から、女性だということが分かった。
キラキラと光る茶黒の髪は左右に散らばり、起こそうと思ってその頭に触れれば、ギトギトで油だらけ。
閉じられた眼を美しく見せる睫毛は、とても長い。
何処かで見たような気がしたけれど、こんな美人な大人に知り合いはいなかった。
もともと104期生としか女の子との関わりがない僕が、この綺麗な人を知っているわけがないのだ。
?「…、ん」
少し低い、けれど妙に色気がある呻き声に心臓がドキリと跳ねる。
あれ?というかなんでこの人はハンジ分隊長の部屋に?
女の人は寝惚けているのか、両目をごしごしと掻くと、ふにゃりと笑った。
?「やあ、アルミンじゃないか…」
アルミン「…え…、」
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- 19 : 2014/05/16(金) 22:38:35 :
?「あれ?忘れちゃった?えっと…眼鏡眼鏡…、ああ、あった!」
部屋から廊下に出てきた大量の本の山から眼鏡を引き抜くとカチャリと装着した。
髪は下ろしているけれど、その顔には見覚えがあって。
そうか、この声、この顔、この微笑み方、
アルミン「ハンジ…分隊長?」
ハンジ「うん、当たり♪」
ハンジ分隊長は褒美と言わんばかりに僕の頭を撫でたのだった。
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- 20 : 2014/05/16(金) 22:39:41 :
- 早いね
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- 21 : 2014/05/16(金) 22:41:35 :
- >20
えっと、何がでしょうか?すいません、わからなかったです!
ここからハンジさんとアルミンの一日がスタートです!
お楽しみに!♪
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- 22 : 2014/05/16(金) 22:42:58 :
- 投稿スピードが
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- 23 : 2014/05/16(金) 22:44:42 :
- >>22
最初に下書きがちょこっとありました♪
もう遅くなりますww
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- 24 : 2014/05/16(金) 22:53:02 :
- 続きがースクロールしろーそして早くぅ
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- 25 : 2014/05/16(金) 22:55:36 :
- >>24
杞憂さん
こんばんわ♪続きはお風呂入ってから載せますね!
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- 26 : 2014/05/16(金) 23:52:20 :
ハンジ「へえ、じゃあ、アルミンが今日限定の私の副官なわけだ!」
アルミン「ええ…そうなんですけど…」
僕は、隣で笑うハンジ分隊長の部屋に足を踏み入れた瞬間に、絶句した。
踏み入れた、という表現は間違いだ。
何せ、部屋は真ん中の机を除いて本に埋もれ、足を踏み入れる場所なんてないのだから。
そして何よりも気になるのは、
アルミン「ハンジ分隊長…!お風呂…いつ入りましたか?その…すごく…」
臭(くさ)いのですが!!?
仮にも上司なのでそんなことは言えるはずもなく、とにかくいつ風呂に入ったのかを聞いてみた。
するとハンジ分隊長はけらけらと笑って指と口で示した。
ハンジ「6日!!!」
アルミン「すぐに入ってきてください!!!!」
僕は思わずハンジ分隊長の背中を押して、急いで浴室へと連れて行ったのだった。
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- 27 : 2014/05/16(金) 23:55:29 :
- あれ?文がおかしいですね!
アルミンの台詞を、
「ハンジ分隊長…!お風呂…いつ入りましたか?その…すごく…」
↓
『ハンジ分隊長…!お風呂…いつから入っていないんですか?その…すごく…』
に変えてください!お騒がせしてすいませんでした!!
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- 28 : 2014/05/16(金) 23:56:54 :
- あ、ちゃうちゃう!何日お風呂に入ってないんですか?だ!
本当にすいません!!
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- 29 : 2014/05/17(土) 14:39:39 :
ハンジ分隊長を浴室へと連れて行った僕は、此処まで来てようやく相手が女の人であることを思い出した。
場所が場所なだけに、頬に熱が集まるのを感じたときには、目の前にハンジ分隊長の意地悪な顔がある。
ハンジ「アルミンも一緒に入るかい?」
アルミン「な///」
ニヤリと曲げられた口角に気づくと、僕は反射的に距離を取った。
からかわれていると分かっているのに、こういうことに不慣れな僕は恥ずかしさを隠せないんだ!
ハンジ「ふふ!」
アルミン「じょ、冗談はやめてください!」
ハンジ「はいはい!アルミンは可愛いなあ、じゃあ湯に浸かってるから今日のスケジュールでも教えておくれよ」
アルミン「あ…はい!」
浴室の扉を閉めて、声が中に届くように大きめな声でメモにとった内容を読み出す。
中から鼻唄が聴こえてくるのに苦笑しながら、相手が聞きやすいようにゆっくりと、
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- 30 : 2014/05/17(土) 14:41:26 :
アルミン「今日の予定は10時から壁外調査の作戦会議です。
分隊長の案が中心なので10時までにまとめあげて欲しいと団長が、その後に、巨人のレポートを提出…以上です」
ハンジ「作戦案は何個か考えてまとめておいたから大丈夫だね、巨人のレポートはいつまでかな?」
アルミン「えっと…明日…だと思います」
ハンジ「そっか!あ…後さ、エルヴィンから手紙渡されなかった?」
アルミン「?…いえ、確認しておきますか?」
ハンジ「いや、…いいや。なんでもないよ」
落ち込んだような声が気になって、僕は分隊長を呼んだ。
アルミン「分隊長?」
ハンジ「アルミ~ン、服とタオル持ってきて~♪」
アルミン「っえ!!?」
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- 31 : 2014/05/17(土) 14:42:57 :
ハンジ「あ…場所わかんないか!じゃあ自分で…」
アルミン「ややややや!やめてください!急いで探すので待ってください!」
がんばってね~という気の抜けた声に僕は泣きそうになりながらも、急いで分隊長の服とタオルを探しだして渡した。
ハンジ「アルミン、あのさあ、私の下着がたぶん其処らに落ちてるはずだから取ってくれn…」
アルミン「分隊長!ご自分の性別わかってますかああ!!!?無理ですよ!」
無理難題に僕の声が震える、女の人の…しかも大人の下着を探すなんて無理に決まってるじゃないか!
ハンジ「ちぇっ、はいはい」
カチャリと扉が開いて、Yシャツに袖を通してスレンダーなズボンを履いたハンジさんが出てくる。
きっと下着は着ていないだろう事実に、これ以上はないというほどに顔が赤くなった。
アルミン「ぼぼぼ、僕は廊下で待ってるので!着替えを済ませたら呼んでくだしゃい!」
上擦る声に気にしてなんかいられない!後ろの笑い声に頭がきたものの、僕は急いで部屋を出た。
バタンッ
-
- 32 : 2014/05/17(土) 20:43:30 :
- ハンジさんの大人な部分をアピールしてみましたw
-
- 33 : 2014/05/17(土) 21:20:21 :
- こんばんは。
大人なハンジさんに照れまくるアルミンに
思わず「かわいいw」と声に出していた数珠繋ぎです♪
アルミン、頑張れ。頑張るんだ。そして卿さんのペースで、
執筆も頑張ってください。
-
- 34 : 2014/05/17(土) 21:22:55 :
- >>33
数珠繋ぎさん!
ありがとうございます♪
ハンジさんとの刺激的な一日をアルミンには楽しんでもらいたいと思ってます♪
応援よろしくお願いします!
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- 35 : 2014/05/17(土) 22:43:54 :
- もっとハンジさんにはアルミンをかわいがってもらわないt((殴
-
- 36 : 2014/05/17(土) 22:59:56 :
- >>35
ですね♪ぐへへ…ごほんごほん
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- 37 : 2014/05/17(土) 23:20:42 :
- アルハン、期待
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- 38 : 2014/05/17(土) 23:44:17 :
- >>37
gjさん!
ありがとうございます!
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- 39 : 2014/05/17(土) 23:46:12 :
着替えを終えた分隊長に、部屋に入れてもらい、最初の僕の仕事は部屋の中と廊下に散らばった本を片付けることだった。
部屋にある本のどれもこれもが僕の好奇心に火をつけるもので、思わず、呟く。
アルミン「凄い…」
ハンジ「気になるのがあったら貸してあげるよ?まあ全部地下の書庫から頂いたんだけどね」
アルミン「いいんですか!!?」
分隊長の言葉に僕は興奮から生唾を呑んだ、できることならば此処にある本すべてを読んでしまいたい気分だ!
ハンジ「まあこの量から選ぶのは大変だろうし、私のオススメを貸すよ」
アルミン「ありがとうございます!」
勢いよく頭を下げると、彼女は片手をヒラヒラと振って溜め息をついた。
ハンジ「ああ、いいよいいよ。そんなに固くならなくて!
今日の君は私のパートナーなんだからさ!気を楽にして話してくれ」
アルミン「は、はい!」
分隊長は本の表紙を見て三ヶ所に選別し終えると、その内の一ヶ所を指差して笑った。
ハンジ「10時まで時間もあるから読み終わった分を書庫に戻したいんだけど…手伝ってくれるかい?」
アルミン「はい!」
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- 40 : 2014/05/17(土) 23:48:10 :
ハンジ「じゃあこれね」
分厚い本を10冊ほど持たせられて、力のない僕は些か重さに眉を潜める。
でも、目の前で僕の倍は持っている分隊長の前で、弱音を吐くのは、どうしても嫌だった。
アルミン「ぶ、分隊長!量が違いすぎます!僕はまだ持てますから、貸してください!」
ハンジ「え?いやいいよ、私の方が身長が高いから当然の結果だって」
アルミン「ば、馬鹿にしないでください!」
僕は無理やり分隊長が持っている本を五冊ほどひったくって、僕と彼女の持つ冊数を同じにした。
文句を言われないように早足で分隊長より先に進むと、面白そうに彼女は僕についてきて、言った。
ハンジ「へえ~、アルミンって見た目によらず負けず嫌いなんだね♪」
アルミン「否定はしません。足手まといになるのが嫌なんです!」
自分の立ち位置を忘れてきっぱり言うと、彼女は困ったように呆れている。
ハンジ「足手まといって…大袈裟だなあ~、まあでも、君の心意気を買って、その本はお任せするよ!」
ひらりひらりと軽い足取りで先に歩いて笑う人に置いていかれまいと、僕は急いで足を動かした。
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- 41 : 2014/05/17(土) 23:50:32 :
地下の書庫には、何千という本が天井まである本棚へと納められていた。
よく見ると、ジャンル別に別れてしまわれているいる。
紙の隔てによって整理されたそこは、分隊長の部屋以上に僕を興奮させた。
ハンジ「アルミン、持ってきた本は其処に置いておいて。後は私が戻しておくから」
アルミン「え…いや、手伝いますよ?」
ハンジ「ジャンル別に分けて戻しているから、内容を知らない君には無理だよ。
気になった本があったら持って帰っていいから、選んできなよ」
分隊長の提案は嬉しかった。
アルミン「はい!じゃあ回ってきます!」
ハンジ「素直でよろしい」
にこりと笑った分隊長に、再び頭を下げて、僕は好奇心に従って動き出した。
一番奥の本棚から順に見ようと、脚を進めると、気になるジャンルが書いてある紙に目が行った。
アルミン「『作戦案まとめ』?」
-
- 42 : 2014/05/17(土) 23:53:41 :
気になって手に取ると、目次には第○○回壁外調査、今より昔の壁外調査で行われた作戦案が記されていた。
何冊も何冊も、壁外調査10回ずつで区切られて、軽くシリーズ化されている。
一番新しいのは一つ前の壁外調査の時の作戦案だ。
もしかしたら作戦を決行するごとに仮定や結果をまとめているのかもしれない、
アルミン「分隊長!」
ハンジ「ん~?」
何個の棚を通して伝わっているのか分からないから、できるだけ大きく問う。
アルミン「この壁外調査の作戦案って…誰が記しているんですか?」
ハンジ「第××回からは私がまとめて記しているよ?
そういうのは必要な事だからね、最初にそれを記し始めた人間はとても優秀だと思うよ。
事実、壁外調査の巨人捕獲や帰路はそれらを参考にしているしね」
アルミン「…」
ハンジ「調査兵団は無駄死にとか、無能とか言われるけど、ちゃんとした結果をもぎ取って帰ってくる。
それが証明さ」
分隊長の言葉は先程までのへにゃりとしたものではなく、真剣に、誠実に、僕に向けられていた。
アルミン「…」
僕は自分の手にある本をぐっと抱き締めた。
確かな兵士達の戦果に、誇らしく、心が妙に誇らしくなるのを感じて、まずは一冊目と脇に挟んだ。
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- 43 : 2014/05/17(土) 23:56:19 :
少しして、目に入ったジャンルは『作り物語』だ。
適当なものを取ってページを捲ると、小さな女の子がマッチに火をつけている絵が載っている。
ハンジ「おや、マッチ売りの少女だね」
アルミン「うわあ!!?」
声が直接耳に入り込むのに、僕は驚いて後ろを振り向いた。
僕の持っている本を面白そうに見つめる分隊長は、僕の焦りなんて微塵も気にしていない。
アルミン「終わったんですか?整理」
ハンジ「うん、ねえ、アルミン…それを読むのは深くオススメするよ。
あ!そうだ!読み終えたら感想を聞かせて!はい決まりね、自由時間終了。さあ部屋に戻ろう!」
アルミン「ぇえ!?」
僕は別に読む気なんて無かったのですが?
そう言いかけたけど、興味津々といった風に目を輝かせる彼女を見て、口を閉じた。
アルミン「…はい、わかりました、」
ハンジ「お、作戦案も読むのかい?君は優秀だねえ~、分からない場所があったら遠慮なく聞いてよ!」
アルミン「はい!」
そんな会話をしながら、僕たちは書庫を出た。
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- 44 : 2014/05/18(日) 00:10:19 :
- ハンジさんかっこいい!アルミンかわいい!性別逆なカップルになりそうw
-
- 45 : 2014/05/18(日) 06:07:57 :
- イヤー、ハンジの切り替え早いねー
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- 46 : 2014/05/18(日) 06:59:43 :
- 面白い!期待!
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- 48 : 2014/05/18(日) 21:47:49 :
- アルミンもハンジも可愛い(アタマヨシヨシ
-
- 49 : 2014/05/18(日) 22:21:50 :
- >>48
リオン様!
コメントありがとう!
アルミン「わっ//」ハンジ「うふふ♪撫でられるのも悪くないね!」
-
- 50 : 2014/05/18(日) 23:24:52 :
ハンジ「あ!ねえアルミン!せっかくだから、今回私が考えた作戦案を見てみてよ!」
アルミン「えぇええ!?僕は一兵士ですよ?いいんですか?」
ハンジ「ああ、全然構わないよ?だって君は人類に心臓を捧げた兵士なんだろ?何よりエレンの幼馴染みだしね!信用できる。
というか今日は午後にリヴァイ班のところへ行くから、顔会わせたらどうかな?久しぶりでしょ?」
アルミン「あ、はい!」
僕は普段から怒ったような顔をした堅物な親友を思い浮かべた。
そうだ、彼はリヴァイ兵長の班にいるのだ。
…巨人になれるからと言って苛められたりしてないかな…。
そんな心配をしていると、容易く分隊長の部屋の目の前に来てしまっていた。
部屋の前には背の高い男の人と、反対に僕くらいの背の女の人が立っていた。
二人は僕と分隊長の方を見てから焦ったように走り寄ってくる。
ハンジ「やあ、ケイジにニファ!」
ケイジ「分隊長!何処に行ってたんすか!心配しましたよ、アンタに何かあったらモブリットに何を言われるか…」
ケイジさんという人が、ハンジ分隊長を抱き締めんばかりの勢いで叫ぶように叱りつけた。
ケイジさんの隣の黒髪のおかっぱ頭の女の人、ニファさんはそんな彼を見て苦笑しながらも強く同意する。
ニファ「そうですよ!貴方の身体は貴方だけの物じゃないんですからねっ!!」
ハンジ「はいはいよ、ああ、そうだ。モブリットの代わりに今日の一日副官になったアルミンだよ」
軽いノリで振られた自己紹介に慌てて僕は二人に頭を下げた。
アルミン「よ、よろしくお願いします!」
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- 51 : 2014/05/18(日) 23:29:15 :
少しの沈黙の後にケイジさんによって肩を掴まれた。
僕はびくりとして、ケイジさんを見上げると、その顔には優しさと、同情が込められている。
ケイジ「そうか、誰に押し付けられたか知らねえけど、諦めて今日一日を頑張るんだぞ?
俺達もなるべく助けになるつもりだからよ、辛いけど互いに協力し合えば…」
ハンジ「ちょっとケイジ、それってどういう意味かな?
返答次第によっちゃあ巨人の群れに放り込まれるという素敵な褒美をプレゼントするよ」
ケイジ「ちょ、勘弁して下さいよ!それで喜ぶのは分隊長だけですから!」
ハンジ「そうかなあ?ケイジならきっと大丈夫だよ!」
ケイジ「そんなキラキラした顔しないでください。俺はモブリットみたいに甘くはないですからね」
ハンジ「ちぇっ、」
二人の会話が微笑ましくて、僕は思わず声を出して笑ってしまった。
それに隣でずっと黙っていたニファさんが笑いかけてくれた。
ニファ「緊張はとれましたか?ここの班は入った瞬間に皆が家族のようなものです。
気を楽にしてください」
その優しさが詰まったような声と表情に、僕は心から安心と嬉しさを感じた。
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- 52 : 2014/05/18(日) 23:32:05 :
ケイジさんもだけれど、ハンジ班の人が優しくて良かった。
今日は必死に頑張ろう!そう思った矢先に、
ニファ「但し、ハンジさんに何かしたらブチ殺す」
温まった心が一瞬で凍るほどの冷たい声が、僕の耳に突き刺さった。
アルミン「…え、あの…え?」
ニファさんの変わりようにどうしたら良いか分からずにいると、ケイジさんが助け船を出してくれた。
ケイジ「まあた、お前は…やめろって!」
コツンとニファさんを小突くケイジさんは僕に向かって、
ケイジ「悪いなアルミン…こいつ、ハンジ分隊長が大好きでな。
…まあこの班の人間は皆があの人のことを好いているから手を出すのは命懸けだぜ」
ケイジさんは部屋に入っていく分隊長の背中を指差して、ニヤリと笑った。
けど彼のの目は口と違って笑っていない、僕はさっきまでの考えを全部撤回したくなった。
僕は此処で今日…やっていけるのかな!?
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- 53 : 2014/05/18(日) 23:36:09 :
分隊長の部屋に全員が入った瞬間に、ケイジさんが思い出したように言った。
ケイジ「そういえば分隊長、ちゃんと作戦案まとめたんですか?」
ハンジ「勿論さケイジ!!私を誰だと思っているのかね?」
えっへんと胸を張る分隊長をニファさんは流石です、と褒め称えている。
僕も仕事が早い人だなあって感心していたけど、対するケイジさんは疑いの眼差しを向けている。
ケイジ「…じゃあ確認のために…書いたのはいつですか?」
ハンジ「えと…三日前くらいかな?ひょいと浮かんで、」
分隊長が自分の指を折りながら言うと、再びケイジさんは問いを続ける。
ケイジ「それを何処に?」
ハンジ「………、…、え?」
首をかしげる目の前の人に僕は絶句した。
アルミン「まさか…」
ハンジ「…あ~、…」
思い当たったように顔をあげる分隊長の考えと、今の僕の考えはきっと一致しているだろう。
アルミン「朝の片付けの時に…捨てちゃったかもしれません…」
ハンジ「うん、捨てたわ」
朝の記憶を呼び起こすと、散らばっている紙等は全部要らないと言われて一つ残らずごみ袋に…
ハンジ「だってえ、忘れてたんだもん」
アルミン「あああああ!ごめんなさい!ごめんなさい!
ろくに確認もしないで紙類はほとんどリサイクル用ごみ袋に入れちゃいました!」
ケイジ「おいいいい!?そのごみ袋は!!?」
アルミン「ごみ置き場に…」
ハンジ「仕方ない…」
袖を巻くって僕達の目の前に立った分隊長は、眼鏡の奥にある瞳を光らせて、
ハンジ「10時まで作戦案の紙を探すよ!ケイジ、ニファ、アルミン!」
強さを持った声に僕たちは
「は、はい!」と叫んだのだった。
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- 54 : 2014/05/18(日) 23:44:37 :
- ごみ置き場にれっつらごー!
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- 55 : 2014/05/19(月) 02:09:44 :
- あらら…アルミンやっちゃったね…
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- 56 : 2014/05/19(月) 06:07:40 :
- れっつらごー!w
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- 58 : 2014/05/19(月) 22:59:39 :
ごみ置き場は大きな穴を掘ってその中にごみ袋や、ごみになったものを投げ捨てるといった昔風の制度になっている。
これを考えたのは、なんと、僕の目の前にいるハンジ分隊長だというじゃないか!
何故これを考え付いたかを聞くと、
ハンジ「これはね、貝塚と言って、ある文献に書いてあったんだが、
まだ私達が猿にもっとも近かった時代に使われていたものらしいよ」
アルミン「へえ~そうなんですか」
ハンジ「その貝塚がまた凄くてさ、食べ残しやらをその穴に入れて、それを埋め、時間をかけて肥料にしていたらしい。
まあ、残念ながら調査兵団の貝塚はごみを貯めるただの穴だけどね」
アルミン「このごみ等はどうするんですか?」
ハンジ「よく聞いてくれたね、アルミン!いいかい?ここのごみの大半は燃やすことのできる物質なんだ!
何故リサイクル用に纏めたかと言えば、リサイクル法を編み出してリサイクルしようっていう目的があってだね!」
アルミン「リサイクルって、どんなですか?分隊長の意見を聞かせてくださいよ!」
熱が入って、僕は興味本意で問うけど、分隊長は悩んだように、困ったように眉を潜める。
ハンジ「それがまだ、まったく浮かばないんだ。だから思い付くまでここに貯めているわけさ」
アルミン「なるほど~」
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- 59 : 2014/05/19(月) 23:00:46 :
ケイジ「あの、ですね分隊長…」
ハンジ「ん?何かな?ケイジ」
ケイジ「その…りさいくるって奴のためにごみ袋が多いのは分かったんですがね」
ケイジさんはげっそりとした表情で現代版貝塚(もとい穴)の底を見下ろした。
僕もつられて穴の中を眺めるけど、流石に目を離したくなった。
穴の中には何百何千といったごみ袋の海、これだけの量が入る穴を作った人間に心から拍手を贈りたい。
アルミン「ここから…作戦案を探すんですよね?」
ハンジ「うん」
ケイジ「いやいや!無理っしょ!」
ハンジ「こらこら、ケイジ、ほらニファを見なさい。自分からごみの海に入って漁り始めたよ?
女の子が頑張っているんだ、我々が弱音を吐いてどうするのかね、諸君」
ふざけたような口調に、苦笑いをしながらも僕は一応聞いておくことにした。
アルミン「ハンジ分隊長も、女性ですよね?」
ハンジ「私は両生類だから性別はないよ?」
ケイジ「分隊長…冗談に聞こえないっす」
-
- 60 : 2014/05/19(月) 23:02:17 :
僕達は穴の中のごみ袋を一つ一つ漁り始めた。
ただ漁るのは退屈だからと、分隊長が主になって世間話が行われた。
ハンジ「あれだよね、ぶっちゃけリヴァイってチビじゃね?」
ケイジ「その話題が許されんのはアンタと他の幹部組だけなんで俺等に振らんでください。
下手すりゃあ俺等、あの世行きなんで」
ハンジ「え~、大丈夫だよ。私は入団直後からリヴァイのことクソチビって馬鹿にしてきたけど、この通りぴんぴんしてるよ」
ケイジ「あんた等の実力と俺等の実力は天と地の差ですから。てかマジでやめましょうよ!あの人絶対に地獄耳ですから!」
アルミン「リヴァイって、リヴァイ兵士長ですよね?身長のことを気にしているんですか、人類最強なのに?」
ケイジ「やめろアルミン!その言葉を言ったやつは必ず兵長の躾を受けさせられて地獄みるからな!」
アルミン「怖い人なんですね!」
躾って…、僕は不意にエレンが何回も蹴られていた光景を思い出した。
確かにあれは地獄だ。
ハンジ「はっはっは!大袈裟だなあ、ケイジは!ね、君もそう思うだろ?ニファ」
ニファ「はい!あんなクソチビ全然怖くありません!」
アルミン「!!!?」
なんか勇者がいる!?
-
- 61 : 2014/05/19(月) 23:04:05 :
ハンジ「ニファって本当にリヴァイ好きだよね、会うたびに口論しているし!」
ニファ「いえ、私は何かとハンジさんに近寄る男と認識しており、まさしく大嫌いです!」
ハンジ「またまたあ~照れなくてもいいよ」
ケイジ「…いや、本気ですよ。アイツは」
アルミン「あはは………あ!あれ!!」
此処の人たちは個性的だなあって思いながら、見覚えのあるごみ袋を見つけて、急いで駆け寄る。
ハンジ「あ!アルミン!そっちは…!」
アルミン「え?」
目的のごみ袋まであと少し、そこまで来た瞬間に足元に不安感を覚える。
そして次の瞬間に、僕は落ちた!??
アルミン「うわああああああああああ!」
ハンジ「っく!」
慌てて上の方を見ると、視界の中に、落ちる僕を追って落ちてくるハンジさんの姿が見えた。
アルミン「ぶ、分隊長!!!?」
思わず叫んで腕を伸ばしたけれど、背中が床に叩きつけられた強い衝撃に、僕は目を閉じた。
果たして僕の手は、彼女に届いただろうか…
-
- 62 : 2014/05/20(火) 00:28:16 :
- いいですねー!!
卿さん(略してすみません)は、本当にいろんなカップリングの可能性を私に示してくれてます!
続きも期待です!
-
- 63 : 2014/05/20(火) 07:54:05 :
- おはようございます。
ニファがいい味だしてますね♪
リヴァイ班も良いけど、ハンジ班も楽しそうです。
-
- 64 : 2014/05/20(火) 17:04:26 :
- >>62
ラメのパンタロンさん♪
略して全然平気ですよ!卿と呼んでくだされ(*^▽^*)
そう言われると励みになります!基本雑食なのでカプはいろいろ書きますよ♪
ハンジさんとアルミンの可愛さを出せれば満足です!
エレンも今回登場するのでお楽しみに!
-
- 65 : 2014/05/20(火) 17:07:21 :
- >>63
数珠繋ぎさん!
コメントありがとうございます♪
いやあ、私の好きな絵師さんのニファちゃんがこんな感じの子だったのでw
個人的にも書いていて面白いので目立たせて行きたいと思いますo(^o^)o
応援よろしくです(屮°□°)屮
-
- 66 : 2014/05/20(火) 20:03:24 :
- また次モブリット君が風邪をひいたら是非とも私がハンジさんの副官になってハンジさんのお世話をしたいです♪ 憧れの卿さんのSSにコメントしてしまったぁああぁあぁ!!!!!!
-
- 67 : 2014/05/20(火) 20:52:30 :
- >>66
ハンジさんに削がれ隊!さん♪
ええ!?憧れ?そ、そんな…///調子に乗っても良いですか!!?ありがとうございます!
私もハンジさんの副官やりたいです(屮°□°)屮こう…後ろからニヤニヤしたいですねw
また是非コメントお願いします(^○^)
-
- 68 : 2014/05/20(火) 21:00:30 :
- 期待してます!!夏休みになったらあの作品を書きます!
-
- 69 : 2014/05/20(火) 22:51:33 :
- 期待ですー!!
ハンジさんかわゆすっ!
私も福官したいですw大変そうだけど楽しそうwww
これからもファイトです♪
-
- 71 : 2014/05/21(水) 01:45:21 :
- ニファが…一番ヤバい怖い僕殺されるよ…だが!ハンジさんの副官は喜んでする!…ハンジさんって…巨人が恋人だと…思ってたwアルミンと恋人になったら未来が想像できねぇ(笑)
-
- 72 : 2014/05/21(水) 14:39:41 :
- >>71
杞憂さん!
コメントありがとうございます!
巨人とハンジさんの禁断の愛!個人的に一度は書きたい物語ですww
アルミンと恋人になったら…やっぱり2人で壁外に行って一緒に研究してそうですよね♪
-
- 73 : 2014/05/21(水) 19:19:08 :
- 私も副官やりたい!!
モブリッタの名にかけて!!←おい
脳内がハンジさんとニファちゃんの天然娘二人組に侵食されている!!
-
- 74 : 2014/05/21(水) 22:55:40 :
- >>73
リオン様!
モブリッタ!貴方の出番よ!!!www
もうあの二人は可愛いよね!ニファハンの漫画をこの間読んで萌え死にそうになってしまったよw応援よろしくね!
-
- 75 : 2014/05/21(水) 22:57:19 :
ハンジ「おーい、おーい、アルミン!起きてくれよ」
ぺしりぺしりと頬を叩かれて、僕は重い瞼を無理やり上げて目を開けた。
アルミン「ぶん…たいちょう…!?」
思ったより近くにある分隊長の顔に驚いて、慌てて飛び退こうとしたけれど、何かに押さえつけられて動けなかった。
急いで回りを見やれば、僕と分隊長の身体はごみ袋に包まれていた。
アルミン「あの…これは…」
ハンジ「アルミンが踏んじゃったところはさあ、私とリヴァイが、昔、喧嘩して壊しちゃった床だったんだよねー」
アルミン「ええ?…僕達がいるのは…一体何処なんですか?」
ハンジ「普通に地下だよ?落とし穴に私と君が落ちてしまい、一緒に貝塚のごみ袋も落ちてしまったわけさ。
これぞ生き埋めってやつだね!」
アルミン「楽しそうに言わないでくださいよ…」
-
- 76 : 2014/05/21(水) 22:59:14 :
ハンジ「まあまあ、一緒のところに落ちれてよかったじゃないか!オバサンと抱き合うのは嫌だろうけど我慢してね」
分隊長の言葉に、僕は改めて自分達の状況を見た。
僕の上に分隊長が乗っている形で固定されてしまった僕達の格好は、抱き合っているとも言えるかもしれない。
というか…その…
アルミン「ぶ、分隊長…///」
ハンジ「うん?」
アルミン「さ…さらしを…巻いていないんですか?///」
押し付けられている柔らかい感触に下心があるわけじゃないけど、恥ずかしすぎる。
分隊長は自分の胸を見て、平然と応える。
ハンジ「うん。別に動くわけでもないし…、なんだい、アルミン。私の胸に興奮しちゃったかな?」
ニヤリと笑うこの人が憎らしい!
女の人がそんなことを言わないでほしい…恥ずかしがってる僕が馬鹿みたいじゃないか!
アルミン「そんなことはありません!!!」
ハンジ「えー、わかってるよお!そんなに強く否定しなくてもいいじゃ~ん、もしかしてアルミン焦っているのかい?
大丈夫だよ、直ぐにケイジとニファが助けてくれるさ」
アルミン「っ…すいません…」
こんなに近くに女の人がいるのに、落ち着けるわけないじゃないか…。
どうにか激しく鳴る心臓の音を悟られないようにと平静を装うことにした。
アルミン「…はあ」
思わず溜め息がでる。
-
- 77 : 2014/05/21(水) 23:01:45 :
ハンジ「ふふふ、まだ一日の始まりなのにお疲れかな?」
アルミン「ええ…いろいろありすぎて…」
ハンジ「じゃあ暇だから話でもしようか!アルミン、調査兵団に来てまだまもないんだろう?
何か困ったことは?質問なら受け付けるよ、何せ私は分隊長だ。なんでもどうぞ!」
アルミン「!?」
胸を張らないでええええ!当たるから!やめてえ!
わくわくと目を輝かせる分隊長の近づく胸に我慢しながら、僕が一番危惧していることを恐る恐る口にしてみる。
聞いていいのか、わからないけれど…これは知っておきたいことだから、
アルミン「あの…え、エレンは…これからどうなるんですか?」
僕の質問に、一瞬ハンジさんは固まった。
ハンジ「…、ああ…んー…気を使ってほしい?現実言ってほしい?」
次に、にこりと微笑まれて、僕はごくりと唾を呑み込む。
アルミン「もしかして…殺されるんですか?」
ハンジ「ん~直ぐには殺されないよ?でもね、最終的には殺されるだろうね」
アルミン「…え、」
ハンジ「いいかな?私達調査兵団は、いや、兵団全体は物語でよくみられる王様に支配されているんだ」
アルミン「…はい」
中央憲兵団中心に僕達は壁内であっても、権力に支配されている。
王は絶対だ。
-
- 78 : 2014/05/21(水) 23:06:17 :
ハンジ「そしてね、王が女王蜂なら、私達は力を持った働き蜂みたいなもんだ。
利用価値があるから生かしておかれる、でも、もし私達が反乱を起こせば、王にとって一番の脅威の存在になるもの。
それが我々調査兵団だ」
分隊長は脱力したように僕の胸に顔をのせた。
ハンジ「巨人を倒したら、次に王の最大の敵になりうるものはなんだと思う?
これ以上、蜜が要らない女王蜂にとって、力を持った働き蜂はただ面積をとる邪魔な存在だろ?」
ハンジ「王にとって、必ず私達は邪魔な存在になる。あいつ等の妄想の中で反乱を起こす私達がが怖いから殺さなくちゃってね?」
アルミン「…嫌な話ですね」
ハンジ「そうだろうとも、そしてエレンは王にとって私達のの絶対的な力を表す、代表みたいなもんだ。なんせ巨人になれる少年だからね。
次に反乱の首謀者に必ずなるであろうエルヴィン、人類最強の肩書きを持つ地下街の男、リヴァイ。
加えて私にミケの幹部勢は人類が自由を取り戻した瞬間に死刑が確定される」
誰もが気付かず、いや、気づかない振りをする事実に僕は恐怖した。
これじゃあ、僕達の敵は巨人と…そして、
人類じゃないか!
ハンジ「まあ死刑なんてバックレちゃえば回避できるんだけどね~!」
いきなりふざけ出した分隊長の態度に、少しの反感と不安。
僕の表情は見えている筈なのに分隊長は敢えて無視して話を進める。
-
- 79 : 2014/05/21(水) 23:08:31 :
ハンジ「大丈夫、エレンの命くらい…私達の命で補って余るくらいさ!必ず助けて見せるから」
力強く向けられる瞳には、自分を犠牲にしているという自覚は果たしてあるのだろうか?
アルミン「優しすぎますよ…分隊長…」
ハンジ「え?ちょ、泣かないでよ!どうしたのさ、大丈夫、大丈夫だって!エレンは助けるって言ったじゃん!」
アルミン「…泣いてません!」
ハンジ「いやいや、泣いてるでしょ。男の癖に情けないなあ、…そんなんで調査兵団やっていけるの?」
流れる涙を、自分の固定されている腕では拭うことすらできない。
ただただ否定するしかできない僕に分隊長は優しく笑いかけてくれた。
分隊長は辛うじて動かせるのか、ゆっくりと白い手でぎこちなく涙を拭ってくれた。
アルミン「ふ、…っう、…う…」
ハンジ「ほら、泣かないでよ。アルミン…みっともないぞ!」
アルミン「分隊長…僕は、エレンが大好きです。
たぶん…分隊長たちがエレンと天秤に掛けられたら、迷いなく僕は親友であるエレンを選びます」
ハンジ「うん」
アルミン「でも…できることなら…分隊長達に犠牲になってもらいたくないです」
僕の言葉にハンジさんは目を見開いて微笑むと、
ハンジ「アルミンは…いい子だね」
そう言った。
-
- 80 : 2014/05/21(水) 23:11:07 :
アルミン「ハンジさん…?」
ハンジ「ありがとう」
真っ直ぐと向けられる大きな瞳に、何故だか昔大好きだった母親の暖かさを感じたのは気のせいだろうか。
少しだけ速くなる鼓動に驚いて急いで分隊長から視線を外した。
ケイジ『おーい!大丈夫かー!』
そんなとき、ケイジさんの少し疲れたような声が聞こえたかと思ったら、
僕達の上に乗っていたごみ袋が次々と退かされていった。
吸いやすくなった酸素を一気に僕は吸い込んだ。
上に乗っていた分隊長は僕から退くと、まっすぐに背伸びをする。
ハンジ「んんんん~!熱かったああああ!!!」
-
- 81 : 2014/05/21(水) 23:12:24 :
ニファ「ハンジさん!大丈夫ですか!?」
ハンジ「もちろん、無事だよ!予想より早く見つけてくれたね、頑張ってくれたのかな?」
ニファ「はい!そりゃあ必死に頑張りました!」
ハンジ「ふふふ、ありがとうね」
分隊長に頭を撫でられているニファさんは猫みたいにスリスリと分隊長の胸にに頭を擦り付けている。
本当に…猫みたいだ…
そう感心していると、後ろから肩に腕を回された。
ケイジ「よお、悪かったな!見つけるのが早くて!」
アルミン「はい?」
ケイジ「まさかごみ袋で生き埋めになっているにも関わらず抱き合う体制とは、やるじゃねえか」
アルミン「なっ!!?////違います!あれはたまたまで!」
ケイジ「いやいや、いいってことよ。何があったとか野暮なことは聞かない!けど何かしたなら正直に手を挙げよ!」
アルミン「だから何もありません!」
本気なのかふざけているのか分からない言葉に僕は必死に反論した。
-
- 82 : 2014/05/21(水) 23:13:49 :
ケイジ「ははは、まあこの話は後でゆっくりするとして、ほら、お前さんを助けに落ちてくれた分隊長にお礼言っとけ」
アルミン「あ!はい!」
そうだ!僕を心配して分隊長は一緒に落ちてくれたのだ。
いろいろ話しすぎてその事実を忘れていた僕は慌てて分隊長に頭を下げる。
アルミン「ありがとうございました!分隊長!」
ハンジ「……、ハンジでいいよ、アルミン!気にしないで、部下を助けるのは上司の役目だからさ!」
ニヤリと悪戯っ子のように笑った彼女の表情に、やはり心臓の鼓動は急いで鳴り続ける。
アルミン「はい!ありがとうございます。ハンジさん!」
ハンジ「おう!」
ケイジ「あ!そういえば、分隊長!作戦案探しといたんでダッシュで会議に参加してください」
ハンジ「はっ、そうだった!いくよアルミン!」
アルミン「はっ、はい!」
僕達は急いで会議室に向かった。
-
- 83 : 2014/05/21(水) 23:14:38 :
- 少しifの考察が入りましたが、こんな感じもありかなあと思いまして、優しくスルーしてくださいw
-
- 84 : 2014/05/21(水) 23:34:03 :
- アルミン可愛いィイイイイイイイイ
期待!これはハンアルですねw
-
- 85 : 2014/05/21(水) 23:37:13 :
- >>84
アルミン・イエーガーさん!
コメントありがとうございます!
確かにハンアル要素が強いですね!
アルミンもハンジさんも天使なのでもっと可愛いところを出したいと思います!
応援よろしくです!
-
- 86 : 2014/05/22(木) 00:24:40 :
- 卿さん、ありがとうございます♪
ssなんですから、そういうifの感じがあっても全然いいと思いますよ-!
確かにアルハンかと思って読み始めたら、ハンアルが強めに感じますね!wこれからも期待です!
-
- 87 : 2014/05/22(木) 14:53:30 :
- >>86
ラメさん!←勝手に略すww
期待コールありがとうございます♪っほ、そう言って頂けると安心しますo(^-^)o
まだカプ要素自体が薄いですが、少しずつアルミンが惹かれていってくれることを祈りながら頑張ります♪
引き続き応援よろしくです!
-
- 88 : 2014/05/22(木) 19:37:25 :
- アリュミン...
やっぱり天使...はぁとナデナデムギュ
-
- 89 : 2014/05/22(木) 21:05:32 :
- >>88
リオン様!
コメントありがとう!
アルミンは可愛いよね!ハンジさんと天使コンビを組めばいいよ!
-
- 90 : 2014/05/22(木) 23:19:37 :
会議室に到着すると、エルヴィン団長と他の幹部組の人達に、何故か憲兵団の人まで来ていた。
ハンジさんはその人を見つけると、走り出して、その人の肩を笑顔で叩いた。
ハンジ「やあ!ナイル!なんで君が此処にいるんだい?」
ナイル「げっ、ハンジ…ゾエ…、止めろ、近付くんじゃねえ!今日は上の連中からの命令でちょっとな…ああ、あと、おらよ」
ナイルさんと呼ばれた男の人は、ハンジさんに綺麗な花柄の封筒を渡した。
ハンジ「ああ、ありがとう。…彼女は元気だったかい?」
ナイル「ああ、…もう、送ってくるなとよ」
ハンジ「…そっか…、」
ハンジさんは少し項垂れて、それからにこりと笑った。
それが作り笑顔であることは、ナイルさんも気づいていることだろう。
ナイル「…おい、」
ハンジ「大丈夫!彼女には辛い想いをさせて悪かったと言っておいてくれ」
ナイル「わかった」
僕は立ち入っていいのか分からずにただただハンジさんが握りしめている封筒を見やった。
-
- 91 : 2014/05/22(木) 23:21:18 :
エルヴィン「第××回壁外調査作戦会議を行う」
団長の言葉に僕は急いで会議室から出ていく、しかし去り際に腕を引っ張られて、
後ろを振り向くとハンジさんの寂しそうな顔があった。
ハンジ「アルミン、会議が終わるまで私の部屋で待機していてくれ。あと、この封筒…私の机に置いておいて」
アルミン「わ、分かりました!」
花柄の封筒を渡されて、今度こそ会議室の扉が閉まった。
僕はふと、封筒を眺める。
どうやらこれは手紙のようだ、
封筒の真ん中に『ハンジ・ゾエ様へ』って書いてある。
差出人は…
アルミン「ハーデル・アメージ…?」
誰だろう?
さっきのハンジさんを見る限り、ただの友人ってわけじゃないんだろうなあ…。
そう片隅で考えながら、僕はハンジさんの部屋で『マッチ売りの少女』を読んで時間を潰すことにした。
一、二時間経過して、僕は読み終えた本を閉じた。
-
- 92 : 2014/05/22(木) 23:29:05 :
簡単に内容を言ってしまえば、貧乏な少女がマッチで灯した幻覚の中で安らかに死んでしまうお話。
みすぼらしい格好の女の子がどうしてマッチのような貴族がよく使う道具を売っているのか分からなかったし、
最後に天国にいるおばあさんのところに行ってしまうというのも、夢はあるけど、希望がないと思った。
アルミン「どうせならこの女の子を助けてくれる人間を出してほしかったな…」
不幸のどん底から助けてくれる貴族の人間とか、
貧乏だけれど肩を並べてくれる友人とか、
救いの女神とかなかったのかな?
そう僕が思っているとコンコンというノックとともにハンジさんが帰ってきた。
ハンジ「やあ!もう聞いてよ!エルヴィンがね!って、ああ!
『マッチ売りの少女』は読み終わったのかい?感想は?」
アルミン「お、落ち着いてください!ハンジさん…///」
勢いに任せて詰め寄ってくるハンジさんの顔に、僕はまた早くなる心臓の音にびくびくした。
顔が近いです!
ハンジ「聞かせて聞かせて!」
キラキラと目を輝かせる彼女に、僕の感想を伝えても良いものかと思案したけど、最終的には諦めて正直に言うことにした。
アルミン「正直…あまり惹かれませんでした」
ハンジ「うんうん!」
アルミン「安らかに眠ることが出来たのかもしれませんけど、用は寒さで死んでしまったんじゃないですか。
僕は、彼女を助けてやる人間が一人もいなかったことに残念だと思うし、酷いなと思いました」
って、これじゃあ子供の感想文みたいじゃないか!
格好悪いなあ…ううう、
そう僕が悔いていると、ハンジさんは嬉しそうに何度も頷いた。
ハンジ「うんうん!全くだよね!」
-
- 93 : 2014/05/23(金) 00:54:05 :
- アルミン羨ましいです(>д<)
アルハンが卿様のSSで少しだけでも有名になってほしいです(^∀^)
-
- 94 : 2014/05/23(金) 20:36:13 :
- >>93
私もできるだけたくさんの人にssを読んでほしいです♪
アルハン…増えるといいなあ(*⌒▽⌒*)応援よろしくです(屮°□°)屮
-
- 95 : 2014/05/25(日) 23:28:13 :
ハンジ「うんうん、全くだよね!もし私がその世界にいたなら、すぐにその少女を助けにいくね!」
アルミン「あはは、ハンジさんは本当にやりそうですね」
ハンジ「え?…本気だよ?」
きょとんとするハンジさんが面白くて、絶対にありえないけど、マッチ売りの少女が、ハンジさんに会えるといいなあって、
そんなことを思ったりした。
ハンジ「あ、会議が終わったからリヴァイ班のところに行くよ?準備してくれるかい?アルミン」
アルミン「あ!はい、ケイジさんとニファさんの分で馬は四頭でいいですよね。あとは…」
ハンジ「いや、私と君だけだから馬は二頭を用意してくれればいい、あと、リヴァイ班に食料を人数分…、それに…」
必要な物を早口で言うハンジさんの言葉を急いでメモして、僕は部屋を出ようとする。
アルミン「じゃあ!準備が出来たら呼びにいきます」
ハンジ「うん、頼んだよ」
ひらひらと手を振られて、僕は扉を少しずつ閉めていく。
隙間から見えたハンジさんは例の手紙を見ながら悲しげに微笑んでいた。
バタンッ
-
- 96 : 2014/05/26(月) 17:40:01 :
- ここからはリヴァイ班登場です(*⌒▽⌒*)
-
- 97 : 2014/05/26(月) 17:40:53 :
- 期待!
-
- 98 : 2014/05/26(月) 17:43:31 :
- >>97
わあ!杞憂さんありがとうございます♪
たぶん夜に更新するので是非読んでくださいね!
-
- 99 : 2014/05/26(月) 22:56:01 :
- 待ってるよー
-
- 100 : 2014/05/26(月) 23:04:47 :
- >>99
ハンジもどきさん!
ありがとうございます!やっと本格的に恋愛に走りそうですw
-
- 101 : 2014/05/26(月) 23:09:36 :
旧本部に到着すると、僕達を迎えたのはリヴァイ兵長だった。
両腕を組んで、不機嫌そうな表情のその人は、エレンを蹴ったときの記憶が現在と重なって怖い印象が強い。
ハンジ「やあ!リヴァイ!」
アルミン「…」
でも、この目の前にいる人が類最強と謂われている…僕達が、ずっと見てきた最強の兵士なんだ…!
エレンとミカサと、僕で壁外調査の帰りを心待ちにしていた僕達の英雄なんだ。
リヴァイ「おい、何をじろじろ見てやがる」
アルミン「あ!!いえっ…すいません!」
ギロリと睨まれて、反射的に頭を勢い良く下げた僕は、怖くて若干涙が出そうだった。
ハンジ「ちょっとリヴァイ!私の副官を泣かせないでよね!貴方はただでさえ顔が怖いんだからさ!」
リヴァイ「うるせえよ…ただ見ただけだろうが…、…副官?モブリットはどうした?」
ハンジ「ああ、モブリットは何故か熱を出して今日は特別に休み。
この子はモブリットの代わりに今日の一日副官としてやって来たんだ!」
リヴァイ「…そりゃあ運が悪かったな」
ハンジ「おい!どういうこったこのクソチビ!」
互いに悪口を言い合ってはいるけれど、暖かく穏やかな空気を纏う二人に、深い絆があることは何となくわかった。
それに胸の辺りがちくりとしたのは、きっと気のせいだろう。
-
- 102 : 2014/05/26(月) 23:11:07 :
リヴァイ兵長は再び僕に視線を向けてきて、
リヴァイ「お前…名前は?」
そう聞いてきた。ので、僕は緊張を胸に心臓を捧げた。
アルミン「はっ!アルミン・アルレルトです!」
リヴァイ「そうか…アルレルト、お前…エレンの親友らしいな。あのクソガキは地下にいるからさっさと行け」
アルミン「…え?」
リヴァイ「…あ?」
ハンジ「…リヴァイは君に感動の再会をさせてやるからエレンを元気付けてくれって言っているんだよ!」
アルミン「…」
ハンジさんの通訳に僕は驚いて、リヴァイ兵長を凝視してしまったけれど、彼はふいと目を背けた。
案外…優しい人…なのかな?
アルミン「了解です!兵長!ハンジさん…すみませんが、…」
ハンジ「ああ、気にしないで!私もリヴァイと話すことがあるから、ゆっくりと楽しんでおいでよ!」
アルミン「はい!」
にかっと笑うハンジさんに、僕も笑顔で応じたのだった。
-
- 103 : 2014/05/26(月) 23:14:10 :
- 待ってましたぁぁぁぁ!!!!
-
- 104 : 2014/05/26(月) 23:14:18 :
早足で地下への階段を下りて、僕は親友の名を呼んだ。¥
アルミン「エレン!」
エレン「アルミン…?アルミンじゃねえか!」
鉄格子に隔たれた僕達は、久しぶりの再会に不覚にも涙が出そうになった。
巨人化ができるエレンは、人類の希望と同時に脅威の存在だ。
自由を求めて心臓を人類に捧げたはずなのに、どうして人類に閉じ込められなくちゃいけないんだ!
僕は大の親友である彼の今の現状に怒りと悲しみでたくさんになっていた。
アルミン「エレン!怪我とか、…その…精神的にも…大事ないかい?リヴァイ班の人に苛められたりしてない?」
エレン「なんかアルミン…ミカサみたいだな。…ああ、なんともない。でも…怖がられたりは、してるな…かな、」
エレンは苦笑いに似たものを浮かべると、次の瞬間に肩を竦める。
エレン「意思とは無関係に巨人化しちまってさ…、そんときにスゲエ怖がられた。…まあでもやっぱり、良い人達だよ!」
エレンの照れくさげに頭を掻く態度から、何かリヴァイ班の人達との絆が深まるようなことがあったのかもしれない。
それは少なからず、僕を安心させた。
-
- 105 : 2014/05/26(月) 23:15:29 :
- >>103
杞憂さん!
読んでくださりありがとうございます♪
やっと恋愛系に話が…ふへへへww
-
- 106 : 2014/05/26(月) 23:18:04 :
アルミン「そっか…良かった」
エレン「そうだ!アルミンが来たってことはミカサも来たのか?他の連中は?」
アルミン「いや、僕だけだよ。今日はハンジさんの部下として同行しているんだ」
エレン「アルミンがハンジさんの部下…?そうか、それは大変だろうな!」
アルミン「うん…大変だったよ…本と一緒に落ちてくるし、女の人なのに危機感ないし、ゴミ置き場を探索するわ落とし穴に落ちるわ…」
午前中の出来事だけでお腹一杯になるくらいに…色濃い事がたくさんあった。
そこまで考えると、ハンジさんのたくさんの表情や言動が思い起こされた気がした。
アルミン「ハンジさんなんか…だらしがないし、からかってくるし…僕を子供扱いするし…、でも…」
歴戦の兵士達が記したことを大切にしていて、何があっても僕には笑顔で、安心させてくれて、
アルミン「格好良くて…優しいよ…」
エレン「アルミン…」
アルミン「…ん?」
ふと見ればエレンがきょとんと唖然としたような表情で僕を見つめてくる。
そして…、
エレン「お前…すげえハンジさんのこと、好きなんだな」
そんなことを言ってくるもんだから、僕は無意識に、
アルミン「…え?」
と首をかしげたのだった。
-
- 107 : 2014/05/27(火) 20:51:52 :
- おおおおっt来た期待です!
-
- 108 : 2014/05/27(火) 21:57:28 :
- >>107
ハンジもどきさん!
ありがとうございます♪
-
- 109 : 2014/05/29(木) 23:13:27 :
アルミン「な…ななな…ななな!!?」
エレン「な?」
アルミン「なぜ!?」
エレン「なにがだ?」
今度はエレンが首をかしげた、戸惑いでうまく喋れない僕は鉄格子のむこうにいる親友の肩を揺する。
アルミン「ななっ…なあに言ってるんだよ!エレン!どうして僕がハンジさんを?」
エレン「…いや、なんかスッゲエ嬉しそうに言うから…え?嫌いなのか?」
アルミン「そうじゃなくて!」
頬に何故熱が集まるのか分かってしまった気がした。
ハンジ「ぅおーい!えぇええれええん!」
駆け足で降りてくるその人を見て、全てが分かってしまうのだ。
ハンジ「あれ?アルミン、顔が赤いよ?熱でも出したのかい?」
僕は…ハンジさんのことが…好き…なのかもしれない。
-
- 110 : 2014/05/29(木) 23:20:00 :
アルミン「なんでもっ…ありません!」
ハンジ「そうなの?ちょっと失敬」
コツンと合わされた額と額…すぐ近くにある…もしかしたら恋をしているかもしれない相手の顔。
アルミン「ひぅあああ/////!!!!?」
ハンジ「あ、ちょっ、」
アルミン「大丈夫ですから!平気です!」
ハンジさんから離れても心臓の鼓動が早まるばかりで落ち着かない。
嫌でも意識してしまう!
ハンジ「そう?あ、エレン!ご飯一緒に食べよう!鍵もらってきたから外でアルミンと一緒にさ!」
ハンジさんは僕とエレンのためにエレンを牢から出す許可をリヴァイ兵長にもらってきたらしい。
彼女は鼻唄を歌いながら牢の鍵を開けた。
エレン「ありがとうございます!ハンジさん!」
ハンジ「いいよいいよ!その代わり私の実験に付き合ってくれれば!」
エレン「い、嫌ですよ!」
ハンジ「え~、いいじゃん!」
僕達はエレンを連れて上にいるリヴァイ兵長と合流したのだった。
-
- 111 : 2014/05/29(木) 23:23:59 :
ハンジ「あ、アルミン!持ってきた食料をリヴァイ班の調理係りに渡してきてよ!」
アルミン「分かりました!」
僕は、僕とハンジさんが持ってきておいたリヴァイ班の人数分の食料をリヴァイ班の茶髪の女の人に渡した。
ちょうどすぐ近くにいて、ハンジさんからあまり離れずにすんで安心した。
アルミン「あの…これ、追加食料です」
茶髪の女の人「ありがとう。貴方がエレンの親友のアルレルトくん?」
アルミン「あ、はい…」
茶髪の女の人「エレンからよく話を聞いているわ。
とても頭が良いんだって、…ハンジさんと話が合うでしょう?」
クスクスと笑いながらそう言う目の前の人は、少し遠いところにいるハンジさんの後ろ姿を眺めた。
茶髪の女の人「優しくしてあげてね…ハンジさん、ああ見えてウチの兵長と同じで我慢してしまう人だから…」
アルミン「……はい」
僕は、憲兵の人から渡された手紙を悲しそうに見つめるハンジさんの表情を思い浮かべた。
その後あの人は顔をあげて僕に笑顔をくれるんだ、心配かけないように無理して…
アルミン「ハーデル…アメージ…」
手紙の差出人の名前を僕は無意識に呟いた。
-
- 112 : 2014/05/29(木) 23:26:57 :
茶髪の女の人「え?」
アルミン「あの…聞いたことありますか?」
茶髪の女の人「ごめんなさい、聞いたことないわ。…、それは誰かの名前?」
アルミン「はい…ハンジさんの知り合いみたいで…」
茶髪の女の人「…本人にそれが誰なのか聞けば?と思ったのだけど、そうはいかないようね」
アルミン「はい」
きっとあの人は教えてくれないだろう。
僕が何故知りたがっているかを話したら余計に。
茶髪の女の人「なら兵長に聞いてみたらどうかな?あの人はハンジさんと仲が良いし、」
アルミン「…兵長…」
僕はハンジさんの隣にいる人類最強をちらりと見た。
何回見ても不機嫌そうな表情は変わらないし、物凄く怖い。
茶髪の女の人「…聞きづらいかな?」
アルミン「いえ…大丈夫です…頑張ります。あの…ありがとうございました!えぇと…」
茶髪の女の人「ペトラ、…ペトラ・ラル。よろしくね、アルレルトくん」
アルミン「はい、お願いします!ペトラさん!」
僕は勢いよく頭を下げたのだった。
-
- 113 : 2014/05/30(金) 17:26:21 :
- きたいだよっ
ハーデル・アメージって?
-
- 114 : 2014/05/30(金) 18:28:11 :
- >>113
あ、完璧なオリキャラです!説明不足ですいません(^_^)ゞ
ハンジさんとアルミンの恋の土台になって頂くキャラですw
-
- 115 : 2014/05/30(金) 20:44:01 :
- >>113
期待コールありがとうございます!
-
- 116 : 2014/05/31(土) 08:46:22 :
- ハンジさんの元恋人とかかな...?
-
- 117 : 2014/05/31(土) 11:18:57 :
- >>116
杞憂さん!
秘密(*⌒▽⌒*)
-
- 118 : 2014/05/31(土) 13:19:03 :
- 卿のssは深い、から期待だ
-
- 119 : 2014/05/31(土) 16:36:34 :
- 元恋人はリヴァイとかモブリットとか
モブリットに振られたとかw
-
- 121 : 2014/06/02(月) 00:32:38 :
- 期待です!
-
- 122 : 2014/06/02(月) 18:09:02 :
- >>121
葉月さん!
ありがとうございます!
-
- 123 : 2014/06/02(月) 18:12:37 :
リヴァイ班の皆さんとエレンを入れて僕達は昼食を済ませた。
後片付けをしながら僕は、楽しそうな顔をして一方的に話をしているハンジさんと、それを黙って聞いている兵長を見やる。
語り口調で兵長に巨人と今日の会議の話しているハンジさんに、僕は何故だかもやもやとした気持ちになった。
あの人の笑顔は、今日僕に何回向けてくれたかな?
でも、付き合いが長い兵長の方が僕の何倍もあの笑顔を向けられているのは当たり前だった。
エレン「アルミン、何怖い顔してるんだ?」
アルミン「へ?あ、いや。してたかな?僕、怖い顔…」
エレン「ああ…凄く、ハンジさんに何かされたのか?」
アルミン「いや。何もないよ…」
されたというか…、勝手に僕が嫉妬しているだけだし…。
貴重な皿を落とさないように拭きながら、僕はそっと溜め息をついた。
ペトラ「ふふふ。アルミンたら、大変な人を好きになっちゃったわね♪」
アルミン「やめてください、ペトラさん///別に僕は…ハンジさんが好きなわけじゃ…!」
エレン「そうなのか、アルミンはハンジさんが苦手なのか」
アルミン「ああっもう!そうじゃなくて苦手なんかじゃなくて、どっちかって言うと好きって言うか///
エレンや僕に対する何気ない優しさがカッコいいし!
兵士として尊敬できるし、何より笑った顔は可愛いと思うしっ、…僕にだけ見せてほしいと思うし////はわわっ僕何を言って!?」
ハンジ「うわあ…すっげえテレるんですけど…」
アルミン「へ?」
-
- 124 : 2014/06/02(月) 18:14:33 :
ゆっくり、ゆっくりと後ろを向くと、今一番居てほしくない人が立っていた。
アルミン「うわああああああ!!!?」
ハンジ「うん、リヴァイとの話も終わったからそろそろ帰ろうかって言いに来たんだけど…うん//タイミングが悪かったね…」
ハンジさんは微かに頬を赤く染めて、照れ臭げに頭をポリポリと掻いた。
その様子を見て、僕の驚きで青ざめた顔は、一気に熱が集まり、赤く変色していることだろう。
穴が入ったら入りたい!!!!!!
ハンジ「うん、と、とにかく、馬よろしくにゃー」
エレン「ハンジさんがおかしくなった!!?」
アルミン「分かりましたわん!」
ペトラ「アルミン大丈夫!!?」
僕はとにかくその場を立ち去るために馬の元に全速力で走っていったのだった。
-
- 125 : 2014/06/02(月) 19:21:28 :
- 凄い面白いケロ
-
- 126 : 2014/06/02(月) 21:41:44 :
- >>125
ハンジもどきさん!
ありがとうだぴょん
-
- 127 : 2014/06/05(木) 00:04:01 :
- 期待です!!
リヴァイ元彼設定についてですが、元彼の方が話が膨らむかなぁ?とは思います。
でも、卿さんのお好きなようにお書きください!」
-
- 128 : 2014/06/05(木) 19:09:20 :
- >>127
ラメさん!
そうですね!私的にも萌えるなあって思ったので、元彼にしようと思います♪
応援よろしくですよ(>_<)ゞ
-
- 129 : 2014/06/06(金) 17:49:44 :
- アルハン可愛い♪
-
- 130 : 2014/06/06(金) 19:41:37 :
- >>129
アルミンとハンジさんは天使コンビですよね~( ̄ー ̄)
本格的に恋愛モノになってきたでしょうか…?(あせあせ)それが心配ですw
応援よろしくお願いします♪
-
- 131 : 2014/06/06(金) 22:50:27 :
馬に水を与えて、出発までに落ち着こう、そう思って僕はその場に座り込んだ。
アルミン「はあ…ぁあああ…ああああ/////」
何言っちゃってるんだ!僕!!?
ハンジさんの前で、ハンジさんの前で、ハンジさんの前でえええええ!
アルミン「あれじゃあ告白しているようなもんじゃないか!」
リヴァイ「告白じゃないのか?」
アルミン「違います!第一、僕の好みは大人しくて控えめな子だったはず!
どうしてハンジさんなんかっ…って!うわあああぁぁああ!」
いつの間にか背後にいる兵長に僕は驚いて、心臓が止まるような錯覚に陥った。
どんなに目を擦っても、僕を不機嫌そうに見つめてくるのはリヴァイ兵長で、
その顔が怖すぎて本気で涙が出そうだった。
アルミン「あの、兵長…は、なんでここに…?」
リヴァイ「…別に、少し気になってな」
アルミン「は、はあ…?」
-
- 132 : 2014/06/06(金) 22:52:12 :
兵長は腕を組むと、空を眺めて、口を開いた。
リヴァイ「ハーデル…アメージ…」
アルミン「!!?」
小さい声で発せられた名前に、僕は頭を叩かれたような衝撃を受けながら兵長を凝視する。
兵長は僕の反応に溜め息をつくと、
リヴァイ「ペトラから報告を受けた。この名前の主に何のようだ?アルミン・アルレルト」
射抜くような眼光に怯えながら、僕は緊張からそっと唾を呑み込んだ。
アルミン「は、ハンジさんにその人から…手紙が送られてきました。
ハンジさんはっ…それを見て…っ…泣きそうな顔をしていた…んです」
リヴァイ「…、それがお前になんの関係がある?」
アルミン「それはっ…」
正直言って、ない。
-
- 133 : 2014/06/06(金) 22:54:44 :
兵長の鋭利な刃物を突きつけられたような威圧感に、僕は思わず項垂れた。
耐えられそうにない空気の重さを我慢して、落ち着かせようとしても荒れる呼吸に僕は焦る。
アルミン「…僕がっ…、僕が、ハンジさんを知りたいと思ったからっ…です」
自分の震える唇が情けない声を発する手伝いをした、でもこれは正直に言わなくちゃいけない。
嘘をついた瞬間に、兵長に殺されるような恐怖が僕を支配した。
だから、僕は言う。
アルミン「僕はハンジさんの笑顔が…すっ、好きなんです!だから、その妨げにある要素はなるべく解消したい…」
リヴァイ「はっ、テメエのために他人の秘密を暴くってか?」
アルミン「…そうです。確かに、無理やり秘密を暴いていることには間違いない。
けど…ハンジさんの手紙を見るときの顔を見て、動かずにはいられないじゃないですか!」
諦めたような、嬉しいような、悲しいような表情を見せたときのハンジさんは、笑顔のときのような幸せな雰囲気はない。
僕の知るハンジさんは、本当に心から笑える人だから。
大好きなあの笑顔を壊すのは…許せない。
-
- 134 : 2014/06/06(金) 22:56:17 :
リヴァイ「言うじゃねえか…たった数時間でよくもまあそこまで、たらし込まれたもんだな」
アルミン「たらっ…、たらしっ!!?///」
リヴァイ「まあいい、言っておくが俺は何も言わない。…アイツの秘密は俺が知っていれば十分だ」
ニヤリと笑う兵長に僕は対抗心からか、苛つきを抑えられずに兵長を睨めつける。
それにますます凶悪な笑みを浮かべた兵長は言葉を続けた。
リヴァイ「だが、アイツがテメエに秘密を言うことを許すなら、俺は何も言わない」
アルミン「!!…それって…」
リヴァイ「ようは本人に直接聞けっつう事だ」
アルミン「…」
兵長は馬の背中を撫でた後に僕に背中を向けて歩き出した。
それっきり、振り返ることはなかった。
結局…、
アルミン「兵長…何しに来たんだろう?」
僕は兵長の行動が理解できずに、首をかしげたのだった。
-
- 135 : 2014/06/07(土) 01:38:19 :
- アルミンに萌えた...どちらかというとアルミンうらやましいな...リヴァイが少しヤバいな(笑)
-
- 136 : 2014/06/07(土) 12:41:29 :
- >>135
杞憂さん!
兵長ねwwちょっとあかんよねww
アルミンに萌えて頂けて嬉しいです(o^_^o)うふふ♪
杞憂さんのリヴァハン&エレミカss楽しみにしてます!
-
- 137 : 2014/06/07(土) 22:58:18 :
わけが分からなかったけれど、もしかしたら兵長は最後に言った言葉を伝えたかったのかもしれない。
本人に、直接聞くこと…、他人に聞くんじゃなくて、本人に直接…。
アルミン「って…無理だよなあ…」
偉そうな事を言っていたけど、やっぱり本人には聞きづらい…。
どうしよう…そう迷っていると、頭の中に小さいエレンとミカサ(妖精s)が僕に話しかけてきた。
エレン『アルミン!ハンジさんに聞きたいことがあるなら、直接言っちまった方が早いぜ!』
ミカサ『エレン、貴方はデリカシーがなさすぎだ…。女子は繊細で傷つきやすい。慎重に行くべきだ』
エレン『なんだよミカサ!オレだってデリカシーくらいあるぞ?』
ミカサ『…、アルミン…賢答を祈る』
ミカサの言葉を最後に、僕の中の妖精達は消えてしまったのだった。
アルミン「ミカサ…ミカサの言う通り、女の子は繊細で傷つきやすい…でも僕が知りたいのは…性別不詳の奇行種なんだよ…」
女子じゃないんだよ…。
そう呟いたところにエレンがペトラさんと一緒にやってくる。
エレン「アルミン!ハンジさんがもう出発するって…、アルミン?」
アルミン「…」
エレンの顔を見て、僕は彼の肩に手をのせた。
アルミン「ありがとう。エレン…僕は直接言うよ!」
エレン「は?…お、おう…何の話だ?」
きょとんとしたエレンを放っておいて、僕は馬の準備を始めたのだった。
-
- 138 : 2014/06/09(月) 19:24:18 :
- あ〜!
アルミン可愛い!
萌え死になりそう♡
-
- 139 : 2014/06/10(火) 22:44:02 :
- >>138
アルミンloveさん!
ありがとうございます♪
今週中には終了する予定なので、最期までよろしくです!
-
- 140 : 2014/06/10(火) 22:58:10 :
- ハンジさん女性扱いされはない(笑)誰か僕に勇気をください(泣)いろいろツッコミどころ満載だなwww
-
- 141 : 2014/06/10(火) 23:01:05 :
- >>140
杞憂さんこんばんわ♪
ギャグを入れたくなってww妖精sはどうでしたか?
楽しんでいただけたら幸いですw
-
- 142 : 2014/06/11(水) 23:28:17 :
リヴァイ班の皆さんに別れを告げて、最後に、エレンに名残惜しさを感じて僕は抱きついた。
次に会うのはきっと壁外調査の時になるだろうなと片隅に考えて、
アルミン「エレン…、今度はミカサと一緒に…三人で話そう」
エレン「ああ、そうだな…必ず三人で壁外に行こうな!」
エレンの笑顔は、僕の彼への心配を下記消すには十分すぎるほど純粋なものだった。
小さい頃はずっと一緒であったから、離れる体温に妙な距離感を感じて泣きそうになったのは秘密だ。
エレンに弱い僕は見せたくなかった。
そうして旧本部を跡にして、僕とハンジさんは少し速めに馬を走らせ始めた。
予定よりも長く滞在してしまったせいで、空が少し暗くなってしまっていた。
ハンジ「アルミン!楽しかったかい?久しぶりの再会は?」
アルミン「はっ、はい!」
いきなり話しかけられて、思わず背中をぴんと正した。
ハンジ「君が私の副官を引き受けるのも今日だけだからさ、君の望んでいそうなものをやってあげたかったんだよね」
-
- 143 : 2014/06/11(水) 23:32:29 :
馬の足音の合間に聞こえてくるハンジさんの気遣いの言葉に、心が暖まると同時に、
僕がハンジさんの副官をできるのは最後なのだ、と改めて思い知らされた。
ハンジ「もうすぐ、一日の勤務時間が終わって君は私の副官ではなくなるんだね」
アルミン「ハンジさん…」
ハンジ「でもこれは非日常の1日だ、君が私の副官であるのは君の在るべき立ち位置じゃない」
ハンジさんはふと後ろを振り向いて薄暗い世界を背中に微笑んだ。
ハンジ「やっぱり私の副官はモブリット・バーナーだしねえ!」
アルミン「そうです…よね…、じゃあハンジさん…僕がただの新兵でなる前に副官として…質問してもいいですか?」
ハンジ「いいよ…でも、本部に帰ったらにしてくれるかい?」
アルミン「…はい」
生暖かい風が吹くなかで、それから僕達は無言で一言も言葉を発しなかった。
踏み入れてはいけないハンジさんの私事に、僕が踏み出していいのかと迷いはあったけど、
不思議と自分の行動に満足感が沸いたのは、後悔していない証拠だった。
-
- 144 : 2014/06/12(木) 21:15:37 :
- 色々ハンジがヤバくなりそうな予感・・・
-
- 145 : 2014/06/12(木) 22:09:57 :
- >>144
むむむ…ハンジもどきさん鋭い!
-
- 146 : 2014/06/12(木) 22:17:11 :
帰ってすぐに向かったのは、ハンジさんの執務室、部屋に入るとハンジさんは例の封筒を僕に差し出してくる。
僕はそれを受け取って、ハンジさんの優しげな笑顔に視線を向けた。
アルミン「あの…」
ハンジ「読んでいいよ…、君が聞きたいのはソレなんだろう?リヴァイが報告してくれたよ、君の考えも、気持ちも全てね」
アルミン「な!!?ぇ…あ…////」
あの人…自分でとか何とか言っていたくせに全部言っちゃっていたのか!
僕は恥ずかしさからウィンクして笑うハンジさんの顔が見れなくなって、直ぐに顔をそらした。
アルミン「いいん…ですよね?」
ハンジ「ああ、別に隠すことじゃあないからね」
アルミン「……」
カサリと封筒を開けて、中にある便箋を出した、便箋からは優しいラベンダーの香りがやんわりと匂ってくる。
差出人の品格が分かるような気がした。
アルミン「ハンジ・ゾエ殿へ…」
-
- 147 : 2014/06/12(木) 22:23:46 :
『ハンジ・ゾエ殿…直接お伝えする勇気がなく、この胸を伝える手段に、文を選んでしまった私(わたくし)の弱さをどうかお許し下さい。
貴方様と遠き思い出の日に交わした契りを、今日(こんにち)より切らせていただきたく、この文をナイル様にお願い致しました。
理由は、私の精神がもうもう限界を越えようとしているからでございます。
それは数日前の事でした。貴方のレポートを憲兵の方に目の前で破かれたのです、私は胸が張り裂けそうになる思いでした。
私はこの気持ちを、我慢することはもう耐えられないのです。
どうか私にもう貴方の覚悟を記したレポートを送らないでください…私をもう苦しめないで下さい。
先週送って下さったレポートはどうにか彼等に目を通すよう、促しましたが、上手くいったかは定かではございません。
最後までお役に立つことができずに、申し訳ありませんでした。
ハーデルより愛込めて、貴方に自由という翼が舞い降りることを祈っています…』
-
- 148 : 2014/06/12(木) 22:30:58 :
僕は手紙を読み終えて、内容の把握が出来ずに首をかしげる。
それをハンジさんは淡々と語り口調で説明を始めた。
ハンジ「ハーデルは憲兵にも顔が利く貴族のお嬢さんでね。私の友人さ、彼女には巨人の研究の援助を助けてもらっていた」
アルミン「……」
ハンジ「巨人の研究に掛かる費用は計り知れない、けれど調査兵団に援助する貴族が、研究の方にも目を向けてくれれば決して高いなんてことはないんだ」
ハンジさんは本の山に座り込んで、眼鏡の向こうにある瞳を鋭くさせた。
ハンジ「しかし研究への援助は何度か稟議書を提出したけれど援助する貴族は少ない。それは中央憲兵が巨人の研究を妨害しようとしているからだ」
アルミン「何故…ですか?」
ハンジ「さあね、まだそれは分からない。だが、その理由以外にも、この研究自体が知れ渡っていないのも理由にあるんだ。
だから貴族との窓口としてハーデルを利用させてもらった、てわけ」
アルミン「利用というのは言い方が悪いですよ…、ハンジさん…」
ハンジ「いや、的確だよ。彼女がこんなにも苦しんでいることに気付かなかったのは、私が研究の事しか頭に無かったことにある」
ハンジさんは下を向いて溜め息に似たものを吐き出した。
ハンジ「私は、巨人以外は考えられないんだよ…だからさ、
アルミン。君の好意は受け取れない」
ハンジさんが付け足しとばかりに発した言葉は、ぐさりと僕の胸に刺さった。
-
- 149 : 2014/06/13(金) 06:30:17 :
- え・・・
((期待ですよっ!))
-
- 150 : 2014/06/13(金) 18:18:02 :
- >>149
キラリ
(ありがとうです♪)
-
- 151 : 2014/06/13(金) 18:34:26 :
- あのお…どうしてそんな美しい文章が書けるんですか?コツを教えてほしいっす、あと期待
-
- 152 : 2014/06/13(金) 20:56:48 :
- >>151
ええ!!?美しくないです…、でも、そう言って頂けると励みになります(〃▽〃)
期待コールありがとうございます!
-
- 153 : 2014/06/13(金) 23:46:40 :
ハンジ「私は、何よりも巨人を愛して、巨人のことだけを考えている」
僕のことを真っ直ぐに見つめて、ハンジさんはゆっくりとそう言った。
それから彼女は自嘲気味に笑うと、
ハンジ「私は…恋なんてしちゃいけないんだよ。私はこれまでに名誉の死を遂げた兵士のために巨人の謎を解明しなければならない。
いつもいつも巨人のことを考えて、私は人類のために生きなくちゃいけないんだ。そして必ず自由をこの手に掴むんだ!」
そのときのハンジさんを見たとき、僕は兵長が言っていたハンジさんの秘密が分かったような気がした。
彼女の秘密は手紙の内容なんかじゃなくて、彼女自身の覚悟だ。
彼女が普段ふざけた態度を装い、奥底に隠している溢れんばかりの人類への愛情と自由への欲。
ソレを瞳に宿した目の前の女性は、なんて魅力的な女性だろうか。
ハンジ「だからアルミン…君の気持ちには応えられな…ひぁ!!?」
衝動に任せて僕はハンジさんを力強く抱き締めた、体格的に抱き着いたと言ってもいいかもしれない。
でも今は男の維持とか、格好つけられる余裕はなかった。
アルミン「ハンジさん…僕は、貴方が好きだ」
ハンジ「だから…私は…」
アルミン「何がいけないんですか?」
ハンジ「…!」
-
- 154 : 2014/06/14(土) 14:08:01 :
- オオッ
-
- 155 : 2014/06/14(土) 14:09:20 :
- これからはアルミン君が男らしくなります
-
- 156 : 2014/06/14(土) 22:30:24 :
アルミン「巨人のこと、人類のことだけを考えている?そんなの僕たちは兵士なんだから当たりり前じゃないですか!
それでも、例えそうでも、恋をしている人間なんてたくさんいる!なのにどうしてハンジさんは恋をしてはいけないんですか!?」
ハンジ「…わ、私は、巨人の方を恋人よりも考えるって言ってるんだよ!?そんな女を誰が愛してくれるのさ!」
アルミン「そんな貴方を、貴方の恋人は愛さないって言ったんですか!!?本当に!!」
ハンジ「言わない!彼は優しいから、きっと言わないだろう!でもきっとそう思ってたはずだ!」
ハンジさんが必死になって訴えてくるのに、勢いで言った恋人説が事実だということが分かってしまった。
そして目の前のこの人が、どれだけその人を愛していたのかも、
だから僕はむきになって、ハンジさんを押し倒してしまった。
アルミン「じゃあ僕は!!」
ハンジ「うわ!!?」
どさりと本の山に二人で倒れこんで、下になっているハンジさんの肩をぐっと掴んだ。
アルミン「僕はそんなこと思わないって言ったら!!?」
ハンジ「…っ」
アルミン「僕がそんな貴方を全力で愛すって言ったら!!?」
ハンジ「…やっぱり無理!!」
アルミン「なんでですか!!?」
ハンジ「好きな人間ができたら、巨人のことを考えられなくなってしまう!!」
アルミン「…はあ?」
なんだ、この可愛い人は…
-
- 157 : 2014/06/14(土) 22:40:53 :
僕はそっと溜め息をついて、彼女の手を僕の心臓に当てた。
本当に、この人の考えでは恋ができないのだ。
何か大事なものができると、純粋に、其方に真っ直ぐと走って行ってしまうこの人は、恋が出来ない。
そう、人類の自由を勝ち取るまでは…
アルミン「ハンジさん…僕の心臓の音、聞こえますか?」
ハンジ「へ?…ああ…うん、早いね…」
こくりと素直に頷くハンジさんの額に、僕は恥ずかしい気持ちを抑えて、そっとキスをした。
僕の行動に、ハンジさんは顔を真っ赤に染めて、
ハンジ「…なな、何を!?」
アルミン「分かりました、ハンジさん」
ハンジ「え?」
アルミン「僕は待ちます。人類の自由を勝ち取って、貴方が巨人の鎖から放たれるまで」
ハンジ「…」
アルミン「そうしたら、結婚してください」
ハンジ「…、…き、君を選ぶとは、限らないよ?」
ふいと顔を逸らされてしまったのに、僕はなんとなく対抗心が沸いて、ニコリと笑顔を作った。
アルミン「いま、ハンジさんは何を考えてますか?」
ハンジ「きょ、巨人のこと」
アルミン「絶対に、自由になったら、僕だけを考えるようにしてあげますからね」
-
- 158 : 2014/06/14(土) 23:29:05 :
そう言うと、ハンジさんは驚いたような顔をして、僕を見た。
大きく見開かれた瞳の中に、僕がいることにこれほどの嬉しさが込上げるなんて…、本当に、
僕は彼女を今日どれだけ好きになってしまったのだろう…。
ハンジ「あ…、もうすぐ、だね」
最初はなんのことか分からなかったけど、ハンジさんが見ている方を僕も見ると、其処には時計があった。
もうすぐ勤務時間が終わる…そして、僕のハンジ分隊長の副官としての仕事も、終わる。
アルミン「…!」
ハンジさんは下から僕の頬を覆うと、見惚れるほどに美しい笑みで、
ハンジ「ねえ、アルミン…、待っていてくるの、信じていいんだよね?」
と言ってきた。
さっきまで不安になる言葉しか言わなかったくせに…最後になると、途端にこれだ。
もしかしたら、ハンジさんの中では、僕が未来、ハンジさんと結婚する気でいるのを信じていないのかもしれない。
でも、今はどうでも良かった。
信じてないなら、信じさせていけばいい。
そう
生きていれば、何度でも会えるのだから。
アルミン「はい。待っています、ハンジさん…」
僕は勤務時間終了の合図を時計が報せてくれるまで、彼女を抱きしめたのだった。
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- 159 : 2014/06/14(土) 23:48:54 :
アルミン、勤務時間終了。
ハンジ、エルヴィンへの報告。
ハンジはエルヴィンの部屋に来ていた。
ハンジ「エルヴィン、入るよ?」
エルヴィン「ああ、ハンジ。どうだったかな?今日一日の副官君は」
エルヴィンの言葉に、ハンジはううむと唸りながら、部屋に配置されているソファに身を乗り出した。
そして、ぽすりと倒れこむとにやりと笑った。
ハンジ「まあ、次期団長の器としてはまだまだ未熟、昔の貴方には遠く及ばないよ」
エルヴィン「おやおや、これは手厳しい」
そう、何故今日、代理の副官に選ばれたのがアルミンであったのか、
それはエルヴィン・スミスとハンジ・ゾエの代わりを務められる人材の候補として一番際立っているのが彼であったらだ。
ハンジの審査にエルヴィンは苦笑した、が付け足しと言ってハンジはこうも言ったのだ。
ハンジ「でも、一人の男としては…、かっこいいのかな?」
はてさて、アルミンは自分の言葉を信じていないと思っていたが、ハンジは本当に信じていなかったのか。
もしかしたら、彼の言葉に胸を打たれてわくわくと自由を夢見る一人の女になってしまったという事実があるのやも知れない。
ハンジ「待っててよね。アルミン…♪」
ハンジは目を瞑り、必死に自分の肩を掴んでいた金髪の少年を想い受かべて、クスリと微笑んだのだった。
えんど
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- 160 : 2014/06/14(土) 23:59:39 :
- 一応、ここで終わりです!!
書きたかったシーンもたくさんありましたが、いろいろ振り切って終了!
できれば感想よろしくです♪回覧、ありがとうございました!
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- 161 : 2014/06/15(日) 12:37:31 :
- アルミイイィィィイン!
いいお話でした♪ありがとうございました♪
-
- 162 : 2014/06/15(日) 12:40:29 :
- >>161
いちごわさびさん!!
最後まで読んで頂きありがとうございます♪
おまけを付け足す予定なので、そのときはよろしくです(*⌒▽⌒*)
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- 163 : 2014/06/15(日) 12:53:28 :
- 流石は卿だ。とても良い話だったぞ。やはり貴様は神だな。
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- 164 : 2014/06/15(日) 18:13:26 :
- >>163
あああああ、ありがとうございます(〃▽〃)
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- 165 : 2014/06/15(日) 18:38:42 :
- アルミンをよくかっこ良くできたねー♪
良かったですよー!
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- 166 : 2014/06/15(日) 21:19:08 :
- >>165
あははw本当に、そう言って頂けて嬉しいです!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
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- 167 : 2014/06/18(水) 17:10:01 :
- アルミンマジイケミン!!かっこよかったです!!
まぁ、私がアルミンを嫁にもらえなかったのは寂s((殴
とても面白くていい作品でした♪
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- 168 : 2014/06/18(水) 17:17:05 :
- >>167
ありがとうございます♪
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- 169 : 2014/06/25(水) 21:26:35 :
- いいですね~ 最後ちょっとホロリときちゃって・・・ しあわせになって欲しいです!
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- 170 : 2014/06/25(水) 21:34:55 :
- >>169
コメントありがとうございます♪
確かに天使組(ハンアル)には幸せに壁外ぶらり旅をしてほしいです(^_^)
最後まで読んで下さり、ありがとうございます♪
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- 171 : 2015/01/15(木) 23:07:27 :
- 乙です。自分が読むssで新しいcpでしたので緊張してしまいましたが面白かったです。
謎の文失礼。
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- 172 : 2020/10/06(火) 09:12:55 :
- 高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
http://www.ssnote.net/archives/80410
恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
http://www.ssnote.net/archives/86931
害悪ユーザーカグラ
http://www.ssnote.net/archives/78041
害悪ユーザースルメ わたあめ
http://www.ssnote.net/archives/78042
害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
http://www.ssnote.net/archives/80906
害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
http://www.ssnote.net/archives/81672
害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
http://www.ssnote.net/archives/81774
害悪ユーザー筋力
http://www.ssnote.net/archives/84057
害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
http://www.ssnote.net/archives/85091
害悪ユーザー空山
http://www.ssnote.net/archives/81038
【キャロル様教団】
http://www.ssnote.net/archives/86972
何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
http://www.ssnote.net/archives/86986
http://www.ssnote.net/categories/%E9%80%B2%E6%92%83%E3%81%AE%E5%B7%A8%E4%BA%BA/populars?p=12
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- 173 : 2020/10/27(火) 10:30:16 :
- http://www.ssnote.net/users/homo
↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️
http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️
⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
今回は誠にすみませんでした。
13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
>>12
みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました
私自身の謝罪を忘れていました。すいません
改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
本当に今回はすみませんでした。
⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️
http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi
⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ごめんなさい。
58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ずっとここ見てました。
怖くて怖くてたまらないんです。
61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
お願いです、やめてください。
65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
元はといえば私の責任なんです。
お願いです、許してください
67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
アカウントは消します。サブ垢もです。
もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
どうかお許しください…
68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
これは嘘じゃないです。
本当にお願いします…
79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
ホントにやめてください…お願いします…
85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
それに関しては本当に申し訳ありません。
若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
お願いですから今回だけはお慈悲をください
89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
もう二度としませんから…
お願いです、許してください…
5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
本当に申し訳ございませんでした。
元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
-
- 174 : 2023/07/04(火) 14:24:04 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
sex_shitai
toyama3190
oppai_jirou
catlinlove
sukebe_erotarou
errenlove
cherryboy
momoyamanaoki
16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
unko_chinchin
shoheikingdom
mikasatosex
unko
pantie_ero_sex
unko
http://www.ssnote.net/archives/90992
アカウントの譲渡について
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654
36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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