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このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品は執筆を終了しています。

リヴァイ「大人組好きの」エルド「全人類に捧ぐ」グンタ「オールナイトニッポン」ペトラ・オルオ「リヴァイ班編」

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  1. 1 : : 2014/04/10(木) 19:57:06

    ・大人組が大好きな人類のためのラジオ番組(ギャグ)です。

    ・前に書いたリヴァイ班のお話の再筆にお応えして、リヴァイ(大好き)班編です。

    ・リヴァイ班への質問やラブレターなどのお便りレスは、随時受け付けています。

    ※基本的に僕が読みやすいお便りを選んで紹介すると思います。

    ※執筆終了後、お便りは編集され、表示されなくなることがあります(いえされなくなります…)。ご了承ください!
  2. 2 : : 2014/04/11(金) 15:45:13

    リヴァイ「俺だ。大人組オールナイトニッポン、リヴァイ班編を開始する」


    エルド「今回の放送は、エルド・ジンと」


    グンタ「グンタ・シュルツと」


    ペトラ「ペトラ・ラルと」


    オルオ「…俺だ」


    ペトラ「誰よ」


    エルド「…の、リヴァイ班でお送りします」


    グンタ「まさか出演できる日が来るなんて」


    オルオ「まあ、俺はいつ声が掛かってもおかしくはなかったがな」


    ペトラ「オルオのところだけピーって入れてもらおう」


    オルオ「ふっ…ペトラ、そんなに俺の声を独り占めしたいか…だがそれにはまだ必要な手順をふガリィッッッ!!」


    ペトラ「討伐オルオ数1」


    グンタ「おいお前たち、遠足じゃないんだぞ」


    エルド「そうだ、いいか。このラジオでは人間性と尊厳をこき下ろされる」


    グンタ「ああ。第5.5回に出演したエルドには、もはやこき下ろされるものすら残っていない」


    ペトラ「そんなに…」


    オルオ「全てに出演されているリヴァイ兵長がいらっしゃるがそれは」


    リヴァイ「…」




    エルド「リヴァイ班、集合」
  3. 3 : : 2014/04/11(金) 15:58:55


    ─音声off─


    エルド「…俺たちだけで喋りすぎてしまった」


    グンタ「兵長をガン無視してしまった」


    ペトラ「オルオに舌がついているのがいけなかった」


    オルオ「舌ぐらいつけててもいいだろうが!?」


    エルド「とにかく、以後気をつけていこう」


    グンタ「ああ、兵長あってのリヴァイ班だからな!」


    ペトラ「兵長、ごめんなさい…」


    オルオ「よし、ペトラ…泣くなら俺の胸で…」


    ペトラ「オルオの胸なんていらない」


    オルオ「何故だ…」


    グンタ「…さあ、戻るぞ」
  4. 4 : : 2014/04/11(金) 16:21:27


    ─音声on─


    エルド「兵長!連続出演、心中お察し申し上げます!」


    グンタ「その偉業に俺の興奮がおさまりません!」


    ペトラ「私が心の涙を拭って差し上げます!」


    オルオ「このオルオ、兵長のために全てをこき下ろされてみせます!」


    リヴァイ「…何なんだお前たちは」
  5. 5 : : 2014/04/11(金) 21:04:20

    リヴァイ「お前たち、便りが来ている…読め」


    エルド「分かりました、兵長」


    オルオ「おいエルド!兵長はお前をご指名したわけじゃないんだが!」


    ペトラ「エルドは前回も出てたじゃない!」


    グンタ「独断専行は好ましくないな、エルド」


    エルド「お前ら文句を言う前によく考えてみろ。このラジオでの戦歴があるのは俺だけだ」


    ペトラ「私だって!第3回ではお天気お姉さんで出てたんだからッッ!」


    エルド「…ペトラ、よく聞け…あれはあまりカウントしない方がいい」


    グンタ「ほとんどカンペの棒読みだったじゃないか…」


    オルオ「ペトラ…ここは甲斐甲斐しく、俺の華麗な便りさばきをうっとり聴いていることだ」


    ペトラ「何がうっとりよ死に損ないが」


    リヴァイ「おいお前たち…読むなら命を賭して読め…読まねぇならクソして両手はお膝だ…できるな?」


    グンタ「…エルド、期待している」


    ペトラ「大丈夫、エルドならできる」


    オルオ「ここは特別に花を持たせてやらんこともないぞ…エルド」


    リヴァイ「読め」


    エルド「…覚えとけよ…お前ら…!」
  6. 6 : : 2014/04/12(土) 13:06:47

    エルド「最初のお便りは、ラジオネーム"鈴鎖(中学入学の為多忙)@エレミカアル厨”さんから。《こんばんわ!いきなりですが差し入れどうぞ つエレンの手紙&紅茶》」


    オルオ「ふん…リヴァイ兵長を囲みながら紅茶…なかなかよく理解してやがる…」


    ペトラ「いい加減その微塵も似てないモノマネやめてくれない」


    リヴァイ「紅茶か…悪くない」


    グンタ「エレンの手紙がついているのか」


    エルド「ああ。エレンからはな、
    《兵長、ペトラさん、オルオさん、エルドさん、グンタさんへ。
    大人組オールナイトニッポン出演、おめでとうございます!大人組なので俺は出れないですが頑張ってください! エレン》…だそうだ」


    リヴァイ「…ふん」


    ペトラ「エレン、応援ありがとう!帰ったら紅茶淹れてあげるわね!」


    オルオ「ガキンチョは自分で淹れたらいいだろ」


    グンタ「エレンももう少ししたら出演できるな」


    エルド「それから、追伸だ。
    《PS:兵長。エレンが出ていないのにどうしてあなたが出ているの?このラジオに出るべきは貴方じゃなく、エレン。分かったら今すぐエレンと交代し…うわぁぁぁミカサァァ何やってるのぉぉぉぉ!友人が失礼しました! ミカサ・アルミン》…」


    グンタ「…」


    ペトラ「…」


    オルオ「…」


    リヴァイ「…」



    エルド「…リヴァイ班、集合」
  7. 7 : : 2014/04/12(土) 13:13:48


    ─音声off─


    エルド「いいかお前ら…これが、テロだ」


    グンタ「この段階で…」


    ペトラ「噂に聞く…」


    オルオ「エルヴィン団長が人間性と尊厳を奪還しようとなさっている、あれか…」


    エルド「ああ…団長はすでに200本を越える育毛剤テロを仕掛けられている…」


    グンタ「というより、何で最後まできっちり読んでるんだ…エルド…」


    ペトラ「未然に防げなかった…」


    オルオ「くそっ…俺がついていながら…」


    エルド「すまん…つい勢いで読んでしまった…」


    グンタ「とにかく、ここは俺たちが火の粉の盾になり、兵長をお守りしよう」


    ペトラ「そうね…たとえエレンの幼馴染であっても容赦はしない」


    オルオ「安心しろペトラ…お前を痛い目には合わ…」


    ペトラ「さあ、戦うわよ」


    オルオ「せめて最後まで聞いたらどうなんだ…」
  8. 8 : : 2014/04/12(土) 14:05:44


    ─音声on─


    リヴァイ「…終わったのか」


    エルド「兵長!これは悪質なテロです」


    リヴァイ「…まあ、そうかもしれんが…」


    グンタ「幸いにして、ミカサ・アッカーマンにはアルミン・アルレルトというウォール・オサナナジミがついていますが」


    ペトラ「念には念を入れて、私たちリヴァイ班が護衛いたします!」


    リヴァイ「…ウォール・オサナナジミ」


    オルオ「このオルオ!1体残らずテロを討伐してみせます!」


    リヴァイ「待て…あいつのはいつものことだが…」


    エルド「俺たちにお任せを!」


    グンタ「必ずや仕留めます!」


    オルオ「クソテロに報いを!」


    ペトラ「ここで無様に散れ!」


    リヴァイ「いやお前たち…落ち着けと言っている…」
  9. 9 : : 2014/04/12(土) 17:50:33

    リヴァイ「エルド…次の便りを読め」


    エルド「えっ…また俺ですか?」


    グンタ「当然だ。落とし前はきっちりつけなければ」


    ペトラ「テロの侵入を許してしまったんだから」


    オルオ「怯えるな…お前なら俺の域に及ばずとも、いい所まで這い上がってくるとこの俺が保証してやるぞ」


    エルド「…オルオ、お前は後でその舌を引き抜いてやるからせいぜい期待して待っていろ…。
    ラジオネーム"88@生き急ぎすぎです!!”さんからのお便り。《リヴァイ班の皆さんこんばんは♪はぁと♪皆のアイドル!!でも実はモブリットの奥様、88だよっ!》はぁと」


    ペトラ「モブリットさんの奥様だったんですね、はぁと」


    グンタ「それはご挨拶が遅れました、はぁと」


    オルオ「式はまだなんだろうな…お呼びがかからねぇが…はぁと」


    リヴァイ「…何だ」


    エルド「《親愛なるエルドたんへ あなたはとっても魅力的。どうして結婚しているわたしを誘惑するの?困ってしまいます…マダムキラーもほどほどにしてくださいませね? 88より》」


    リヴァイ「…ほう」


    グンタ「待て」


    ペトラ「エルド何してるの」


    オルオ「はっ…八百長は感心しねぇな…エルドよ…」


    エルド「《親愛なるエルドたんへ あなたはとっても魅…》」


    オルオ「復唱すんなクソがッッ!!」


    リヴァイ「…で、どうなんだ。エルド」


    エルド「嫌ですよ奥さん…俺はそんないかがわしい気持ちであなたを見たりしません。ただ、あなたのように美しい女性を、他の男の目に無防備に晒しておくのはいたたまれない」


    グンタ「やめてくれ…不覚にもドキッときた…」


    オルオ「このクソクソクソクソクソイケメンが…」


    ペトラ「これがオルオだったら通報しているところ」


    オルオ「いや待てペトラ」


    リヴァイ「まあ、なんだ…。一応気をつけろよ、エルド」


    エルド「もちろんです、兵長」


    グンタ「兵長、一応でいいんですか」


    ペトラ「兵長」


    オルオ「ま…まあ、お前がどんなに頑張ろうが、リヴァイ兵長ほどのイケメンにはなれないんだからな!?なれないんだからな!!ばぁぁぁーかッッッ!!」
  10. 10 : : 2014/04/13(日) 02:00:17

    エルド「壁内そして壁外の皆さん、たくさんのお便りとメッセージをありがとうございます」


    グンタ「俺たちのくどいかもしれないやり取りに、もう少しだけお付き合いください」


    ペトラ「何よ、くどいって」


    オルオ「いつ俺がくどい話をした」


    エルド「一番くどい奴が何を」


    グンタ「何もかも微妙に濃いんだよお前は」


    ペトラ「巨人の返り血で薄まればいいのに」


    エルド「いやそれ薄まるのか」


    グンタ「なかなかの絶景だな…」


    オルオ「お前たち…そんなに誉め称えても俺のようになれるわけじゃねぇぞ…何故なれないか分かるか?分からんだろうな…何故分からないか分かるか?それはまだお前たちが俺の域に達しt」


    リヴァイ「便りを読み上げる順番が前後したりするが、じき読ませる…待っていろ」


    グンタ「兵長に読み上げを期待されるとはさすがだな…エルド」


    ペトラ「エルド…命をなげうってまで私たちのために…」


    オルオ「俺にお前の本気を見せてみろ…エルド」


    エルド「おい待て俺を生け贄にするのかお前ら!?」
  11. 11 : : 2014/04/13(日) 19:31:00

    エルド「続いてのお便りは、ラジオネーム"豆粒@時々Kuromame”さんから。《質問です!!リヴァイ班の皆さんはエレンの事をどう思っていますか?》」


    グンタ「一生懸命で正義感の強い好青年だよな。たまに空気を読み忘れているが」


    ペトラ「巨人になれるってどんな子かと思っていたけれど、素直で可愛い15歳よね。たまに怖い顔するけど」


    エルド「やると決めたら絶対、という根性は尊敬しているよ。たまに何を考えているのか悩ましいことがあるが」


    オルオ「ふん…まだまだ甘えたがりのガキンチョで、ケツの拭きがいがあるぜ…」


    リヴァイ「前にも言ったが、あいつは化け物だ。誰にも止められん」


    エルド「…それを止めるためのリヴァイ班なのですが」


    グンタ「俺たちの意味」


    ペトラ「兵長…」


    オルオ「あれだ…兵長の高度すぎるご冗談だ…笑うところなんだ…」


    エルド「…えー…それから追伸でメッセージをいただいています。《オルオ!兵長と一緒にオールナイトニッポン出れるからって調子乗るなよ!!舌噛んでろ!!貧血起こせ!》」


    ペトラ「まったく同感よ」


    オルオ「そこはフォローすべきところだと思うが!?」


    エルド「《ペトラさん!兵長とのラブラブトーク期待してます!》」


    オルオ「それは俺が認めん」


    グンタ「俺も反対だ」


    エルド「100万年早い」


    ペトラ「私の意見も聞けッッ!!」


    リヴァイ「…おい…さっさと読め」


    エルド「はっ…!《グンタさん!無いww特に言うとしたら栗頭ww》」


    グンタ「えっ…」


    ペトラ「…私、グンタへのラブレターを募集するわ」


    オルオ「…特別に協力してやらんこともない」


    リヴァイ「…気にするな。怪我しなかっただけ有難いと思え」


    エルド「…俺には、《エルドさん!コーヒー似あってるよ!》」


    リヴァイ「…コーヒー好きなのか」


    エルド「え…ええ、まあ…」


    リヴァイ「…悪かったな。いつも紅茶ばかり飲ませていたが…今後はコーヒーも淹れていい」



    エルド「リヴァイ班…集合…」
  12. 12 : : 2014/04/13(日) 19:44:46


    ─音声off─



    エルド「お前ら聞いたか…何と優しいお方だ…」


    グンタ「いや…それは分かるが…まさかそれだけのために召集したのか」


    ペトラ「エルド、乱用しないで」


    オルオ「わざわざ放送止めてんじゃねぇよクソ」


    エルド「生きてて良かった…」


    グンタ「…もう分かったから、戻るぞ」
  13. 13 : : 2014/04/13(日) 20:06:25


    ─音声on─


    リヴァイ「…今度は何の話だ」


    グンタ「兵長にとっては実に取るに足らない案件です」


    ペトラ「リーダーをグンタにすべきかと思います」


    オルオ「コーヒーは淹れてやらなくて結構です、兵長」


    エルド「兵長、俺は一生ついて行きますので!!」


    リヴァイ「…よく分からん」
  14. 15 : : 2014/04/13(日) 20:59:26

    エルド「オルオへのメッセージが届いているんだが…読みたいやついるか」


    オルオ「ふっ…お前ら、俺のために争うんじゃねぇぞ…読みたい気持ちは重々分かるが、俺は人間同士の戦いは望まねぇからな…」


    ペトラ「燃やして壁外に撒いてこよう」


    グンタ「ヤギを連れてきてくれ」


    オルオ「…ふふっ…照れんなよお前ら…」


    リヴァイ「…読んでやれ。キリがねぇ」


    エルド「…了解しました。ラジオネーム"定着 M.T.B”さんからのお便りです。
    《親愛なるオルオ様へ。
    貴方はリヴァイ班の皆様の中でも特に好きでした。
    何故なら進撃キャラの皆様には余りない人間味があったからです……
    これからも頑張ってペトラ様と夫婦漫才をしてくださいね!
    ー皆様の執事M.T.Bー》」


    ペトラ「兵長、立体機動装置の装備許可をください」


    オルオ「何だ、ペトラ…やきもちか。そんなに他のやつに俺を渡したくないとは…さすがの俺でもいささか気恥ずかしいぜ…」


    エルド「お前何をどうしたらそんな誤訳が出来上がるんだ」


    グンタ「前向き過ぎてまぶしい」


    リヴァイ「…立体機動で何するんだ」


    ペトラ「オルオとオルオにまつわる腐れ縁を削ぎきってきます」


    オルオ「ペトラ…夫婦漫才とは書いてあるが、夫婦喧嘩とは書いてねぇぜ…まあ、俺の妻を名乗るには、まだ必要な手順をこなしていないわけだが…」


    エルド「やっぱり馬上じゃないとなかなか噛まないな」


    グンタ「オルオだけ馬に乗って収録するか」


    ペトラ「分かった…馬と、あとヤギも連れてくる…」


    リヴァイ「…本当にそれが最善策だと考えてんなら、俺はお前たちを真面目に心配する」
  15. 16 : : 2014/04/14(月) 20:41:50

    リヴァイ「グンタ、読め」


    グンタ「はっ…!!了解しました!」


    エルド「釈放された…」


    ペトラ「まだ仮釈放よ」


    オルオ「ふっ…甘いな…エルド」


    エルド「ふん…まだ便りの読み上げも許可されていないお前らが言っても、負け犬の遠吠えにしか聞こえんな」


    ペトラ「なっ…負け犬…!?」


    オルオ「おい!俺がいつお前に負けた!?忘れたかもしれんが、俺は討伐数で言ってもお前よりは…」


    リヴァイ「おいお前たち…チャックで足りねぇならその口、二度と開かねぇよう縫い合わせてやるが」


    エルド「兵長!あいにく今日はペトラが裁縫道具を持参し忘れましたので!!」


    オルオ「女子力不足だと俺からもよく言って聞かせておきます!!」


    ペトラ「おいふざけんなっ!!」


    リヴァイ「…グンタ、さっさと読むか、針と糸を持ってくるか…てめぇはどっちだ」


    グンタ「…ラ…ラジオネーム"雪座川湯之助@空気が嫁ない黒雪姫”さんからのお便りです」


    リヴァイ「ほう…今回も便りを寄越して来たようだな」


    グンタ「《最近、私の笑い声が変です。別に人前では変に笑わないのですが、ぱ、パソコンの画面の前とか「うへへぇw」「うひひwww」「くふふw」もちろん気持ち悪いのはわかってるんですよ、ええ》」


    ペトラ「うへへぇ、ってすごいわね」


    エルド「いや、うひひもなかなか」


    オルオ「くふふ…まだまだだな…」


    リヴァイ「ハンジとかエルヴィンもたまに似たような感じで笑ってやがるが」


    グンタ「いや団長もですか」


    エルド「ハンジさんならまだしも」


    ペトラ「エルヴィン団長がうへへぇ…」


    オルオ「…あれだ…それも何かお考えがあってのことなんだ…俺には分かる…」


    グンタ「…えっと、それでですね。《でも、笑い声漏れるんですよ、おまけに表情にも出ちゃって、24242828…ど、どうすればいいですか、これは…!直した方がいいんですかね?》…とのことです」


    エルド「別に二人きりなら俺は構わないが」


    ペトラ「誰と二人きりなのよ」


    オルオ「もしかしてその髭がいかんのか?全部剃れば脱チャラ男してくれるのか?あ?エルドよ?」


    リヴァイ「こいつの言う24242828ってのは、いわゆるニヨニヨニヤニヤってやつだな」


    グンタ「いえ…あの…いわゆらないと思いますが」


    ペトラ「初めて聞いた…」


    エルド「兵長は24242828がお好きなのか…」


    オルオ「忘れないようにメモっとかねぇと…」


    リヴァイ「まあ、どんな笑い方をしようが、堪えるよりはいいんじゃねぇのか」


    グンタ「そうですよ、人前では変じゃないんですし」


    ペトラ「恐れることはないわ。うちの団長も、うへへぇだから」


    エルド「…ペトラ、うへへぇ好きなんだな」


    オルオ「練習しよ」


    リヴァイ「なんか…悪かったな、エルヴィン」
  16. 17 : : 2014/04/15(火) 19:11:19

    グンタ「続いてのお便りは、ラジオネーム"進撃せよ”さんからです。《兵長!私この前中学生になりました!》」


    リヴァイ「昇進か。よかったじゃねぇか」


    エルド「昇進とはちょっと違うかと思いますが…おめでとうございます」


    ペトラ「私もあなたの新しい生活を応援するわね」


    オルオ「俺の域に少しは近づけたようだな…あくまで少しだがな」


    グンタ「《演劇部に入るんでエロい一言お願いします。出来ればM発言で。その一言で体育祭でどんな恥ずかしい格好でもリレー走れます》とのことです」


    リヴァイ「ほう、恥ずかしい格好か」


    エルド「兵長、そこでやる気出さないでください」


    ペトラ「でもM発言しなきゃいけないんですよ、兵長」


    グンタ「…」


    オルオ「…」


    ペトラ「…」


    リヴァイ「…」



    エルド「リヴァイ班、集合」
  17. 18 : : 2014/04/15(火) 20:34:40


    ─音声off─


    エルド「全員よく考えてみてほしいんだが…兵長はドSでいらっしゃる」


    グンタ「M発言なんてされたことあるんだろうか」


    ペトラ「ないと思うわ」


    オルオ「いや…甘いな…リヴァイ兵長ほどのドSになると、大サービスして虐げまくる…それは言わばドMへの奉仕であり、すなわち極限のドSとは、ドMでもある…」


    ペトラ「急に何言ってるの」


    エルド「…お前の言いたいことは何となく分かるが…ちょっと想像できん…」


    グンタ「兵長が欲しがったり…」


    ペトラ「兵長が虐げられたいと懇願したり…」


    オルオ「兵長が甘えたり…」


    エルド「お前たち妄想を止めろ…真面目に考えてくれ」


    グンタ「ここは流れに乗って言っていただくしか」


    ペトラ「私たちがドSになって攻める…!」


    オルオ「ペトラ…それだと確実に命がない…」


    エルド「返り討ちに遭うだろうな…」


    グンタ「俺たちも一緒にドMになる方が成功する可能性が高そうだな…」


    エルド「ドをつける必要はないけどな」


    ペトラ「マゾ・リヴァイ班ね…!」


    オルオ「その呼び方はやめろ…」


    エルド「オルオはいいよな、真性ドMで」


    グンタ「ノーマルにはきついんだぞ」


    ペトラ「ドSぶったドMとか何なの」


    オルオ「はっ!?俺はドMじゃないんだが!?ないんだが!!」


    エルド「はーいはい」


    オルオ「棒読みすんなクソがっっ!!」
  18. 19 : : 2014/04/15(火) 23:52:54


    ─音声on─


    エルド「兵長!俺たちもドMになります!」


    グンタ「リヴァイ班は常に一心同体!」


    ペトラ「みんなで渡れば怖くないっ!」


    オルオ「兵長の右腕としてこのオルオ!右を精一杯演じてみせます!」


    リヴァイ「右…」


    エルド「兵長!勢いが大事です!俺たちから二馬身以上離さずおいでください!」


    リヴァイ「お…おう」


    グンタ「では俺から!『俺は役立たずの下僕中の下僕です!腐った雑巾のようにつままれることこそ至高!!』」


    ペトラ「私もいきます!『はい…ごめんなさい…本当は首輪もつけてほしいです嘘つきましたごめんなさい…あとよければ目隠しも…』」


    オルオ「ペトラの後は俺が!『この汚らわしい四つん這い犬畜生めは巨人以下!どうか絶頂の果てにケツを蹴り上げていただきたく!』」


    エルド「俺の後にすぐですよ!『ご主人様…!裸で立体機動のベルトは俺には…快感過ぎますッ…そんなに締め上げられては…ッ』」


    リヴァイ「…『…やめろっつってんだろ…いや嫌じゃねぇ、嫌じゃねぇが…人に見られたらどうすんだクソが…!』…おい、こんなもんでいいのか」


    グンタ「兵長…たしかに戴きました…」


    エルド「いい仕事した…最高…」


    ペトラ「兵長…血が…止まりません…」


    オルオ「神よ…!」


    リヴァイ「…お前たち…ちょっと疲れるんだが…」
  19. 20 : : 2014/04/17(木) 15:08:37

    リヴァイ「おい…もう少し穏やかな便りはねぇのか」


    グンタ「はい…では、この方はどうでしょう。ラジオネーム"数珠繋ぎ”さんからのお便り。《こんばんは。いつも楽しく拝見しております》」


    エルド「平和な予感」


    ペトラ「ここまでは完璧よ」


    オルオ「期待してやらんこともない」


    グンタ「《リヴァイ班の皆さんに質問です。リヴァイ兵長の好きなところは、どんなところですか?
    逆にリヴァイ兵長は、班員の皆さんの、どんな所が優秀だと思っていますか。
    今回の放送も楽しみです。頑張ってください》」


    エルド「以上なんだな?変な追伸とかないんだよな?」


    ペトラ「It's perfect…!!」


    オルオ「ふん…バカ言え…俺のファンは元々結構パーフェクトだ…」


    ペトラ「何が俺のファンよ」


    リヴァイ「グンタ、一応裏まで確認しろ」


    グンタ「何もありません、以上です!」


    エルド「泣いた」


    ペトラ「感動をありがとう…」


    オルオ「これしきのことで泣くとは、お前たちもまだまだだな…」


    エルド「オルオ、涙拭けよ。汚いぞ」


    オルオ「はっ?泣いてないんだが!?泣いてないんだが!?ばぁぁぁーかッッ!!」


    グンタ「お前ら、まだ質問に答えてないんだぞ?勝手に満足するな」


    リヴァイ「先に言っておくんだが、お前たち回答は一言二言ずつにしろ…でないと長引きそうな気がする…」


    エルド「了解です兵長!とても言い足りませんが!」


    グンタ「なんとか善処いたします!」


    ペトラ「消化不良を起こしそうですが!」


    オルオ「この余りある愛ゆえに!」


    リヴァイ「分かったからさっさと答えろ」
  20. 21 : : 2014/04/17(木) 16:41:28

    エルド「では、まず俺からリヴァイ兵長の愛おしいところを」


    リヴァイ「…好きなところだ」


    エルド「もちろん、その冷静な判断力です。それは俺たち部下に大きな安心感を与えます。あとは、漆黒の髪が一度なびけば、風薫り、木々は歌い、大地には新しい命が芽吹くところ、ですかね」


    リヴァイ「おい、何か余計だぞ」


    グンタ「次は俺が。リヴァイ兵長の麗しいところですね」


    リヴァイ「…好きなところ…」


    グンタ「それはもう、厚い信頼に基づいた統率力に違いありません。それは皆が知っています。それから、厳しくもどこか柔らかみのある涼やかなお声。きっと小鳥たちですらさえずりをやめ、耳をそばだてることでしょう」


    リヴァイ「おい…」


    ペトラ「それでは私から、リヴァイ兵長の尊いところをご報告します」


    リヴァイ「好きな…」


    ペトラ「何より、仲間を思い遣る温かいお心です。ここぞという所で、私たちをしっかりと包み込みます。そして、鋭くも真っ直ぐに澄んだ瞳。その眼力で、嵐は過ぎ、光が差し、長い冬を越えた万物が目を覚ますのです」


    リヴァイ「いや待て…」


    オルオ「では最後にこのオルオが、リヴァイ兵長の神々しいところを申し上げます」


    リヴァイ「…もういい」


    オルオ「やはり、その圧倒的な強さ。人類最強の名にふさわしいのは、リヴァイ兵長以外考えられません。付け加えるならば、その力強くもしなやかな美脚が振り上げられる瞬間、人々は祈り、鐘を鳴らし、祝福するところ、であります」


    リヴァイ「…お前たち劇団か何かなのか」
  21. 22 : : 2014/04/17(木) 19:18:17

    リヴァイ「今度は俺がお前たちについて話す番か」


    エルド「音声さん、録音の準備をお願いします」


    グンタ「一人につき3本焼いてください」


    リヴァイ「…何で一人3本も録音するんだ」


    ペトラ「それはもちろん、保存用、観賞用、使用に必要だからですよ!」


    リヴァイ「いや鑑賞ってのがよく分からねぇんだが」


    オルオ「ボサド家の家宝にします!!」


    リヴァイ「…まず、グンタ」


    グンタ「ハッ!!」


    リヴァイ「お前は集団の利益を最優先して考えることができる。そのために、上の指示に従うことの大切さを理解しているし、指示を見失わないから言動にもブレがねぇ。それは結構、根性の要るもんだと思うがな」


    グンタ「ああ…おじいさん、おばあさん…お聴きでしょうか…」


    ペトラ「グンタ…涙を拭いて…」


    エルド「…くっそ…良かったなグンタ…」


    リヴァイ「…次、オルオ」


    オルオ「はいッ!!」


    リヴァイ「お前は客観的な戦績から見ても優秀だが、それは生まれた時から勝手についてきたもんじゃねぇ。てめぇの頭で考え、努力した結果だ。黙っていても、お前を手本にするやつは十分出てくると俺は考える」


    オルオ「…う…うわぁぁぁ兵長ぉぉぉッッ!!」


    ペトラ「オルオ、兵長から離れて」


    エルド「それ以上触ったらスタジオからつまみ出すぞ」


    リヴァイ「とにかく顔拭けオルオ…次、ペトラ」


    ペトラ「はい!!」


    リヴァイ「お前は人を理解するために歩み寄ることの重要性を知っている。よく気がつくしな。だがそれは女だからってのとは関係ねぇ。お前の芯は強い。あくまで一個人の良い点として扱うべきだと、俺は思う」


    ペトラ「兵長…私…兵長に全てを捧げます…!!」


    オルオ「バカ言え…俺が先だ…」


    グンタ「ペトラ…がんばれよ…」


    リヴァイ「最後、エルド」


    エルド「ハッ!!」


    リヴァイ「お前には人を引きつける要素がある。そして、お前がそれで調子に乗ったりすることもねぇだろうし、だからお前の指示は通る…俺には分かる。自他の評価が多面的だからな。それはお前の持ち味だ」


    エルド「…兵長…ほんとに…俺は…何と申し上げたら…」


    ペトラ「エルドが感動しすぎて召集を忘れている…」


    グンタ「てっきりまた召集するものと思っていたが…」


    オルオ「泣いてそれどころじゃねぇんだろ…可愛いやつめ…」


    リヴァイ「以上だが…お前たち、大丈夫なのか」


    エルド「タイタニックより泣きました…」


    グンタ「E.Tより泣きました…」


    ペトラ「シンドラーのリストより泣きました…」


    オルオ「レオンより泣きました…」


    リヴァイ「いやバラけすぎてちょっとピンと来ねぇんだが」


    エルド「兵長…っ」


    グンタ「兵長…」


    ペトラ「…兵長っ」


    オルオ「へ…へいちょう…」


    リヴァイ「…何だ」


    エルド「すみません…呼んだだけです…」


    グンタ「俺もです…すみません…」


    ペトラ「つい…」


    オルオ「俺は流れに乗ってやっただけです…兵長…」


    リヴァイ「てめぇら遊んでんじゃねぇクソが」
  22. 23 : : 2014/04/19(土) 13:23:46

    グンタ「続いてのお便りは、ラジオネーム"旦那の性格がリヴァイ(絶望)”さんからです。
    《こんにちは~!音声OFFが面白いですね^_^さすがエルド!私の中であなたはジェンソン・バトンのイメージですw》」


    エルド「奥さん、そんなにお褒めいただいては参ってしまいますよ…せっかくこうして耐えて仕事をしているというのに」


    ペトラ「何を耐えてるのよ」


    グンタ「いちいち召集される側の身にもなってみろ」


    オルオ「もしかして髭だけじゃなくその長髪もいかんのか?切ったら脱マダムキラーしてくれるのか?あ?エルドよ?」


    エルド「オルオ、そんなにカッカするな。だからお前は駄目なんだ」


    オルオ「だ、誰が女運がないだクソがっ!!」


    グンタ「そんなこと一言も言ってないのに」


    ペトラ「ジェンソン・バトンという人の写真が一緒に入ってるんだけど、エルドのイメージにとても近いイケメンよ」


    オルオ「兵士にイケメンなんぞ要らんっ!」


    リヴァイ「…グンタ、続けろ」


    グンタ「あ、はい…《閑話休題…再来週ですが、テレビの公開収録の観覧があたりました!全国ネットです!なるべくテレビにうつりたいんですが、どうしたらいいでしょ?皆さんならどうします?!》とのことです」


    エルド「カメラマンさんの方が放っておかないでしょう」


    グンタ「エルド、戻ってこい」


    ペトラ「公開収録!おめでとう、楽しみね」


    オルオ「出演者と間違われるのが手っ取り早い…俺のようにな」


    ペトラ「オルオは警備の人が止めてくれるから安心して」


    リヴァイ「その陣形の規模とか出演者の配置にもよるが、撮りたい対象の後方にいりゃあ映るだろうな」


    エルド「陣形って」


    グンタ「その位置を得るのが難関かもしれませんが」


    ペトラ「カメラマンさんのハートを掴むのよ」


    オルオ「まあ、綺麗な身なりで行くことに越したことはねぇだろうな」


    リヴァイ「派手ならいいってわけじゃねぇ…その番組の雰囲気を引き立てるような格好を考えろ」


    エルド「番組も舞台であり、作品なので、いかに製作者の意図に貢献できるかが鍵ですね」


    グンタ「これまでの放送や公開収録の出演者などから、どういうものを撮りたがっているかを想像してみるとか」


    ペトラ「格好と、あとリアクションかしら。その番組が男女どちらに人気なのかというのも、検討材料としてはアリかも」


    オルオ「逆に考えるんだ…お前なら視聴者としてどういう画が見たいか」


    リヴァイ「大した助言もしてやれねぇで悪いが、まずは敵を知ることだ」


    エルド「ちなみにこのラジオ、リスナーの皆さん本気で立ち向かってくるので」


    グンタ「音声さんと俺たちの生傷が絶えません」


    ペトラ「それでも受けて立つのが私たちなの…ええ、そうよ。受けて立つのよ」


    オルオ「いいか勘違いするなよ…いたぶられるのが好きなんじゃねぇ…格上の者が下の者たちの修練に手を貸していると理解しろ…まして俺がドMなんてことは…」


    リヴァイ「とにかく、やれることをやれ。あとはまあ、そんなに考えずに全部しっかり観てくることだ。てめぇの幸運を満喫してこい」
  23. 24 : : 2014/05/01(木) 14:49:47

    リヴァイ「エルド、読め」


    エルド「えっ…また俺ですか?」


    グンタ「釈放だ…」


    ペトラ「仮釈放だと何度言ったら」


    オルオ「エルドはやはりまだ保護観察中だったか」


    リヴァイ「お前たち、俺を何だと思ってやがる…」


    グンタ「エルド急げ、エルド」


    エルド「ラジオネーム"ぺとらんりゔぁいん@二次元への扉探し中”さんからのお便りです。
    《リヴァイ班もう大好きです♡》」


    グンタ「深く穏やかな海のように」


    ペトラ「霧立ちこめる森のように」


    オルオ「熱く脈打つ大地のように」


    エルド「愛してる」


    リヴァイ「やめろ」


    エルド「《皆さんのような深い絆を自分も持って部活に励もうと思ってます!そこで相談です。絆ってなんだと思いますか?大会前で悩んでます…(部活は剣道です////)》とのことです」


    グンタ「例によって大会が終わっているかもしれない件」


    ペトラ「剣道、凛々しいわね」


    リヴァイ「ほう…悪くねぇ意気込みだな」


    オルオ「勝ち進んだあかつきには俺が少しだけ指南してやらんこともない」


    グンタ「絆か…なかなか考えさせる質問だ」


    ペトラ「目に見えるものではないから」


    オルオ「まあ、俺くらいになると分かるもんだがな」


    エルド「オルオに分かられてたまるか」


    オルオ「ふっ…嫉妬はいかんぞ、エルド」


    ペトラ「オルオは何故まだ馬に乗っていないの?舌噛み切れないじゃない」


    リヴァイ「お前たち、絆の話で切るとかの話してんじゃねぇ」


    グンタ「…えーと、そうだな絆…たとえば、俺たちを囲う壁のようなもの、かな」


    ペトラ「絆って、イメージとしては糸みたいなものだと思うんだけど、本当はもっと強力なの」


    リヴァイ「人と人とを離れがたくするのが、絆っていう言葉だ。良くも悪くもな」


    オルオ「俺たちは確かな信頼で結びついている。それは共にいろんな困難を乗り越えて築かれたものだ」


    エルド「だから俺たちが今この瞬間に、俺たちの関係に『絆』と名付けるのは全く問題ない」


    ペトラ「私たちはお互いを信じているし、それをお互いが知っているからよ」


    グンタ「ただ、信頼とか、愛情とか、そういう結びつきが築かれる前に、お互いを『絆』という言葉で囲ってしまうのは、少し危ないことだ」


    リヴァイ「さっきも言ったが、絆って言葉は元々結構拘束力が強い。自分の頭で何も考えもしねぇまま、気づいたら囚われてる人間もいる」


    オルオ「黙っていても信じ合う互いのために動く。それが出来てりゃあ、そもそもそういう言葉も要らんはずだ」


    エルド「何というか、心に秘めておく目標と言ったらいいのかな」


    ペトラ「深い絆がある、と確信できる人間関係を築くためのね」


    グンタ「不思議な言葉なんだよ、絆って」


    エルド「使う人によって、目標となったり、手段になったりする」


    ペトラ「何だか、よく分からない話になってしまったわ…」


    グンタ「すまない…」


    オルオ「何故こういう時にエルドは召集かけねぇんだ…」


    リヴァイ「まあ…人間ってのは『絆』って言葉一つで結びつくもんじゃねぇ。信頼関係が前提としてそこに存在してこその『絆』だ。とにかく、今の仲間との関わりを大事に、励んでいけ」
  24. 30 : : 2014/05/17(土) 17:46:47

    エルド「続いて、ラジオネーム"巨人のえさ”さんからのお便りです。
    《兵長へ。ОZAっておぼえてますか?》」


    グンタ「もちろん、覚えていらっしゃるとも」


    ペトラ「過去の仲間を誰一人として忘れたことがない兵長に限って」


    オルオ「この回も含めれば全7収録出演だぞ?リヴァイ兵長のラジオと言っても過言ではない」


    リヴァイ「…」



    エルド「リヴァイ班集合」


    グンタ「はあっ!?」


    ペトラ「なんで!?」


    オルオ「いや要らねぇだろ!?」
  25. 31 : : 2014/05/17(土) 18:28:52


    ─音声off─



    エルド「お前たち落ち着いて聞いてほしいんだが、もしかしたら…もしかしたらだが…兵長はOZAをお忘れかもしれない…」


    グンタ「エルド…お前、リヴァイ兵長を疑うのか?」


    ペトラ「見損なったわ…」


    オルオ「信じられん…エルド、お前はもう破門だ…」


    エルド「だが…あの表情は…」


    グンタ「お前は女の表情が専門だろう。あてにならん」


    エルド「では何故沈黙していらっしゃるんだ」


    オルオ「強い者は余計なお喋りなんざしねぇんだよ!男は背中で語るんだ!」


    エルド「俺はたしかに見たぞ。兵長の眉間のシワが、不思議そうに一本増えたのを…」


    グンタ「眉間の…シワが…?」


    ペトラ「嘘…」


    オルオ「お…お前、視力落ちたんじゃねぇのか…?そうなんだろ?そうだと言ってくれ…」


    エルド「第1回からだいぶ経っている…人類最強とはいえ、やはり人間だからな…」


    グンタ「…まあ、たしかに…第1回から全然使わなかったしな…」


    ペトラ「『大人組好きの(O)、全人類に捧ぐ(Z)、オールナイトニッポン(A)』の略をお忘れだなんて…」


    オルオ「俺の記憶では、兵長が略を考えたいと提案なさっていたと思うんだが…」


    ペトラ「でも…眉間のシワレベルでいくと、兵長は…もう…」


    エルド「泣くな…ペトラ。俺はお前たちがしっかり覚えていたことが嬉しい」


    グンタ「当たり前だ…兵長のレギュラー番組なんだぞ…」


    オルオ「兵長のオールナイトニッポンマニアをなめんなよ」


    ペトラ「どうして兵長もエルヴィン団長もナイル師団長も使わなかったのかしら…」


    オルオ「それはなペトラ…それが男ってもんだからだ」


    ペトラ「オルオと兵長を同じカテゴリーに入れないで」


    グンタ「まあ…使う機会を逃したってやつかもな…だいたいの男は多少なりと、カッコつけではあるからな」


    エルド「特にオルオはな」


    オルオ「おいエルド!勝手に俺をその辺の未熟な野郎共と一緒にするなっ!俺にあるのは高貴なプライドであって、薄汚い見栄とは何ら共通点のない崇高な…」


    エルド「あーはいはい分かった分かった」


    オルオ「あっ!聞いてないな!エルドお前絶対聞いてないな!」


    ペトラ「オルオうるさい。一個旅団分の騒がしさよ」


    グンタ「…兵長の眉間のシワが増える前に戻るぞ、お前たち」
  26. 32 : : 2014/05/17(土) 19:13:51


    ─音声on─



    リヴァイ「…」


    エルド(結局どう対処するのか決め忘れた…)


    グンタ(だが兵長はおっしゃっていた…質問に答えなければ殺られる、と…)


    ペトラ(大丈夫…どんな棘の道でも、兵長とこのリヴァイ班なら越えて行ける…!)


    オルオ(俺は信じる…兵長を…最後まで…!)


    リヴァイ「おい」


    エルド「!」


    グンタ「!」


    ペトラ「!」


    オルオ「!」


    リヴァイ「お前たちがのんびり作戦会議してる間に、俺はOZAがこの番組の略だという確証を得ることに成功した」


    エルド(確信をお持ちでなかっただけだったか…!救済の女神はここに…!)


    リヴァイ「何となくそうだろうとは考えていたんだが」


    グンタ(そうでしょう…ええ、そうでしょうとも…!そんな簡単に兵長は殺られませんとも!)


    リヴァイ「一応、第1回担当だったエルヴィンとナイルの野郎に確認してみた」


    ペトラ(兵長…我らが正義のために…!迅速な事実確認を…ご立派です…!)


    リヴァイ「エルヴィンは即答だった。妙な笑い方してやがったが。ナイルに至ってはわざわざ第1回の収録を聴き直して返事をよこしたらしい」


    オルオ(兵長…俺はずっと信じていましたから…!)


    リヴァイ「忘れちゃいなかったが、はっきりしねぇところをはっきりさせられていい機会だった」


    エルド「兵長、ひとつ質問なんですが、この短時間にどうやって団長と師団長に連絡を取ったんですか」


    リヴァイ「ああ。言ってなかったが、局からエルヴィンの部屋まで糸電話が地下を通って繋がっている。それを使った」


    エルド(何その破壊力)


    グンタ(糸長いなぁ)


    ペトラ(兵長と直通…)


    オルオ(俺も今日からもしもししよ)


    リヴァイ「ちなみに、ナイルはエルヴィンと糸電話を通している。だからエルヴィン経由で連結してもらった」


    エルド(何だろうこの迸る衝動)


    グンタ(連結できるんだなぁ)


    ペトラ(まずは兵長・団長間の接続を探って…)


    オルオ(あとでエレンつれて糸電話の材料買いに行こ)


    リヴァイ「おい…なんで急に黙るんだお前たち…」
  27. 43 : : 2014/05/19(月) 13:17:50

    エルド「ここで、差し入れをいくつかご紹介したいと思います。まず、ラジオネーム"ジャスミン”さんから。
    《こんばんは〜(・ω・)ノ 差し入れに参りました!
    いつものジャスミンティーだけでは寂しいので、全員ちがう種類のハーブティーもご用意させていただきました♪(*^^*)(ジャスミンティーは全員分ありますよ〜)
    リヴァイ兵長…ペパーミント
    ペトラさん…ローズヒップ
    エルドさん…ローズマリー
    グンタさん…ハイビスカス
    オルオさん…オレガノ
    応援してます♪(*^^*)頑張ってください!》」


    リヴァイ「ほう。今回は豪華だな」


    グンタ「スタジオがとてもいい香りです」


    ペトラ「日頃のストレスも飛んでいくわね」


    オルオ「ペトラ、悩み事なら俺が特別に聞いてやらんこともないと何度言えば…」


    ペトラ「オルオが喋らなければ全部きれいに解決するのよ」


    エルド「ローズマリーはたしか、若さを維持する効果があると言われているな。よし、頑張ろう」


    グンタ「何を頑張るつもりだお前は」


    オルオ「エルドは早くじいさんになって引退した方が世界中の女のためになると思うぞ」


    リヴァイ「グンタのはそりゃあ、悪くない色だな」


    グンタ「あ、兵長もそう思われますか?赤い宝石みたいで綺麗ですよね。しかも疲労回復効果があるらしいんです」


    リヴァイ「ほう」


    グンタ「あとで交換して飲んでみましょう、兵長」


    ペトラ「グンタ、抜け駆けは駄目よ」


    オルオ「そうだぞグンタ。俺のオレガノだって、消化を助ける効果がある上に、気分の高ぶりを静めてくれる優秀な茶だ」


    エルド「オルオ、さっさと飲んで落ち着けよ」


    ペトラ「兵長は常に冷静でいらっしゃるから取り替えっこしなくていい」


    グンタ「…ペトラのはどんな効果があるんだ?」


    ペトラ「美肌効果があるのよ。とても嬉しいわ」


    オルオ「ペトラ…いくら不安だからって、俺のために美しくなりすぎる必要はないんだぞ?まあ、そうやって甲斐甲斐しく努力するお前も、俺は悪くねぇとは思うg」


    ペトラ「兵長のはどんなお茶なんですか?」


    グンタ「すごく爽やかな香りがしますね」


    リヴァイ「胃腸にいいらしい。あとは、この香りが頭痛なんかを改善するんだそうだ」


    エルド「兵長…俺たった今頭痛が」


    オルオ「あっ俺も何だか胸やけが」


    ペトラ「今日女子会で飲みすぎちゃう予定が」


    グンタ「最近頭が冴えないんですが」


    リヴァイ「いちいち患わねぇでも普通に飲みたいと言ったらどうなんだ…お前たち…」
  28. 44 : : 2014/05/19(月) 17:55:58

    エルド「ラジオネーム"あるぱか・もふこ”さんからの差し入れは…この子です…!」


    グンタ「アメリカンミニチュアホース…!」


    ペトラ「なんて愛らしいの…!」


    オルオ「こ…こっち見るんじゃねぇっ!…早く来い」


    エルド「ああ…食べてしまいたい…」


    グンタ「うちには広い庭があるよ…」


    ペトラ「おいしいご飯が食べたいわよね?お馬さん…」


    オルオ「うちに来たあかつきには一緒に寝てやらんこともないぞ…?」


    リヴァイ「いやお前たちこいつ怯えてんだが」


    アメホ(ぶるぶる…)


    エルド「リヴァイ班で飼いましょうよ、兵長!」


    ペトラ「連れて帰ったらきっとエレンも喜びますよ!」


    グンタ「俺、小屋建てます!」


    オルオ「散歩も飯も風呂もちゃんとしますから!」


    リヴァイ「いやまあ…好きにすりゃあいいと思うが」


    エルド「兵長お優しい!」


    ペトラ「ありがとうございます兵長!」


    グンタ「兵長万歳!」


    オルオ「兵長!好きです!」


    リヴァイ「…俺は手は貸さねぇからな」


    アメホ(えっ兵長えっ)


    エルド「あ、もふこさんから追伸ですが、《ていうかオルオさん、馬上にいても走らないと噛まないのでは?(´ー`)w》だそうです」


    リヴァイ「そういえばオルオは馬上収録するんだったな」


    ペトラ「ええ。舌を噛んでもらうために」


    グンタ「だがたしかに揺られていないと馬上でも噛まないな」


    エルド「うっかりしていた」


    オルオ「お前たち、そんなに俺の傷の手当てがしたいんなら別に舌じゃなくてもだな」


    グンタ「…お前くらい前向きに生きられれば、人類はもう少したくましかったかもしれないな」


    エルド「雑草のようにな」


    ペトラ「しつこく」


    リヴァイ「…お前たちがオルオ好きなのはよく分かった」
  29. 53 : : 2014/05/22(木) 20:18:52

    エルド「続いて、ラジオネーム"進撃のドM(リコ&ペトラ推し)”さんからの差し入れです」


    ペトラ「推されている…!」


    グンタ「良かったな、ペトラ」


    オルオ「まあ、俺の嫁候補なら人気があって当然だがな」


    ペトラ「そんなもの立候補した覚えないわ」


    リヴァイ「…で、何を寄越してきやがったんだドMは」


    エルド「やっぱりドMだけ抽出するんですね…」


    グンタ「ブレないな…」


    ペトラ「あれは狩猟の目よ…」


    オルオ「ドMセンサーっと…メモメモ…」


    エルド「そんな兵長には、お寿司の詰め合わせが届いていますよ!」


    リヴァイ「ああ、寿司か。ニッポンではパンみてぇに朝昼晩食べられてるあれだな」


    グンタ「いや調べたら結構高級な食べ物なので朝昼晩はないんじゃないですかね…」


    ペトラ「どこの情報ですか兵長」


    オルオ「ニッポン…やるな…」


    エルド「グンタには甘栗が届いている」


    グンタ「…栗もらいすぎたからモンブラン専門店でも開こうかな」


    ペトラ「グンタのモンブラン」


    オルオ「なんて素朴感」


    リヴァイ「…実家に送っとけ」


    エルド「ペトラには、人気のファッション雑誌と、兵長のフィギュアだそうだ」


    ペトラ「さすがペトラ推しは違うわ」


    グンタ「兵長のフィギュアとか犯罪臭しかしないんだが」


    エルド「兵長、フィギュアに関心が移っている間にどうか逃げてください」


    オルオ「オルオのフィギュアも好評発売中だぞ、ペトラ」


    ペトラ「舌も引っこ抜ける仕様なら検討するわ」


    リヴァイ(…こいつ、なかなか俺に似てやがる…)


    エルド「俺には、たくさん集めた俺宛てのラブレターだ」


    グンタ「おい、ヤギはまだ到着しないのか」


    オルオ「ヤギなんざ待ってられるか、俺が食ってやる」


    ペトラ「これがオルオだったら一通残らず焼き払うところ」


    オルオ「いや何故だ…」


    リヴァイ「一応ハンジに中身の確認をしてもらえ。危険物を入れてくる奴もたまにだがいるからな」


    エルド「なるほど…経験者は語るというやつですね…!」


    グンタ「ハンジさんそんなこともしてたんだな」


    ペトラ「いい人ね」


    オルオ「テロの多い昨今だからな」


    エルド「オルオには舌を噛んで大出血を起こした時のための、予備の血だ」


    オルオ「おい俺だけ生々しいぞ」


    グンタ「輸血大事」


    ペトラ「お返しに献血行きなさいよ」


    エルド「舌噛み切って死ねと言われてないんだから喜べ」


    リヴァイ「オルオは予備の舌もあった方がいいんじゃねぇのか」


    オルオ「いや予備の舌って何ですか兵長」


    グンタ「兵長の準備が良すぎて」


    ペトラ「リヴァイ班で良かった…」


    エルド「ほんとそれ」


    リヴァイ「…やっぱりちょっと変わってるよな、お前たち」
  30. 66 : : 2014/05/25(日) 16:01:23

    エルド「続いて、ラジオネーム"蘭々”さんからのお便りです。
    《質問です♪団長と兵長の誕生日には何をプレゼントしますか?ちなみに私は、団長に桂、兵長には紅茶をプレゼントします!》」


    グンタ「兵長には紅茶か、悔いなき選択だな」


    ペトラ「紅茶ならいろんな種類が楽しめるし」


    オルオ「特別に兵長お好みの紅茶リストのほんの一部を公開してやらんこともない」


    エルド「一緒にティーカップもどうだろう」


    リヴァイ「お前たちエルヴィンのヅラについてはどうなんだ」


    グンタ「リヴァイ兵長の誕生日は12月25日でしたね」


    ペトラ「人類最強の日に制定しなければ」


    オルオ「さすがは兵長…美しい数字の羅列…」


    エルド「あと半年が待ち遠しい…」


    リヴァイ「おいヅラについては」


    グンタ「きっと壁内中が聖誕祭に」


    ペトラ「いえ…壁の中だろうが外だろうが関係ないわ」


    オルオ「お前たち、神が天地創造の7日目に何をしていたか分かるか?神はな、7日目は休息せずにリヴァイ兵長を作ったんだ…何故リヴァイ兵長を作ったか分かるか?分からんだろうな…何故分からないか分かるか?それはお前たちがまだ俺の域にt」


    リヴァイ「お前らそろそろ俺が痛々しくなってくるからやめろ。ところでエルヴィンのヅr」



    エルド「リヴァイ班集合!」

  31. 67 : : 2014/05/25(日) 17:24:31


    ─音声off─



    エルド「お前たち…俺はあえて素直に言う…兵長がヅラにしつこい」


    グンタ「しかしあれはどう考えてもテロだ…」


    ペトラ「きっとあれよ…愛情の裏返しなのよ…」


    オルオ「なんだよそれ…ものすごいリバーシブルだな…」


    エルド「兵長…そんなに団長のことが…」


    グンタ「3回も推されたからな…」


    ペトラ「attack on ヅラ」


    オルオ「頼むからペトラはヅラとか言わないでくれ」


    エルド「いくら団長がここにいないとはいえ、公共放送でエルヴィン団長のヅラを容認するわけにはいかない…」


    グンタ「もちろんだ、リヴァイ班はテロには屈しない」


    ペトラ「質問は、団長と兵長に何をプレゼントしますか、だから、私たちはそれに答えればいい…」


    オルオ「おう…俺たちをナメんなよ…くそテロが…!」


    エルド「よし…!行くぞお前たち!」
  32. 76 : : 2014/05/28(水) 17:47:14

    ─音声on─



    エルド「兵長、ただいま戻りました」


    リヴァイ「…お前たちいちいち放送止めやがるから音声のやつが疲弊している」


    グンタ「俺たちは考えました」


    ペトラ「尊いエルヴィン団長と」


    オルオ「愛すべきリヴァイ兵長に捧げる」


    エルド「聴いてください…『誕生日の前夜 団長ver.』」


    リヴァイ「おいちょっと待て」



    一同「'Seid ihr das Essen? Nein, wir sind der Jägar.'」


    グンタ「'10月14日の 訪れも知らずに’」


    ペトラ「'エルヴィン・スミスは ペンを走らせる’」


    オルオ「'祝ったところで 何も変わらない’」


    エルド「'彼を変えるのは 予算と経費だ’」


    グンタ「'始末書踏み越えて’」


    ペトラ「'ハンジ・ゾエを止めぬ部下よ’」


    オルオ「'代筆の安寧 虚偽の文面’」


    エルド「'承諾欄にサインを!’」


    グンタ「'囚われた巨人共は’」


    ペトラ「'ソニー・ビーンの従兄弟だ’」


    オルオ「'団長室の其の窓辺 我ら(リヴァイ班)が捧ぐ’」


    エルド「'≪razor≫(髭剃り)’」


    グンタ「'隠滅の衝動に 其の身を灼きながら’」


    ペトラ「'ペン先に息を吐く’」


    オルオ「'誕生日の前夜’」


    一同「'kampf! kampf! kampf! kampf! kampf, angriff auf! die Titanen!'」



    リヴァイ「…」


    オルオ「兵長!2番の兵長バージョンいきますよ!」


    リヴァイ「話しかけるんじゃねぇ」
  33. 77 : : 2014/05/28(水) 20:00:36

    エルド「それでは聴いてください…2番、『誕生日の前夜 兵長ver.』」



    一同「'Seid ihr das Essen? Nein, wir sind der Jäger.’」


    グンタ「'クリスマス・イヴの 大掃除の日に’」


    ペトラ「'地に堕ちた塵は 風を待ち侘びる’」


    オルオ「'見えないところも 決して逃さない’」


    エルド「'整頓の基本は 捨て去る覚悟だ’」


    グンタ「'脚立を踏み越えて’」


    ペトラ「'進む意志を嗤うGよ’」


    オルオ「'湿気の安寧 黴の繁栄'」


    エルド「'湿気る流しの換気を!’」


    グンタ「'黴られた屈辱は’」


    ペトラ「'塩素系で漂白だ’」


    オルオ「'浴室の其の床に 我ら(リヴァイ班)が捧ぐ’」


    エルド「'≪cleanser≫(磨き粉)’」


    グンタ「'迸る潔癖症に 其の身を灼きながら’」


    ペトラ「'部下に茶を淹れてやる’」


    オルオ「'誕生日の前夜’」


    一同「'kampf! kampf! kampf! kampf! kampf, angriff auf! die Titanen!'」



    リヴァイ「…」


    エルド「…えーっと、ですね。つまり団長には髭剃りを…」


    グンタ「兵長にはクレンザーを…」


    ペトラ「差し上げる…ということですね…」


    オルオ「…へいty」


    リヴァイ「話しかけるんじゃねぇ」

  34. 83 : : 2014/05/31(土) 23:37:07
    リヴァイ班と
    https://twitter.com/yukizagawa/status/470229828205957120/photo/1
    大天使リヴァイエル
    https://twitter.com/yukizagawa/status/472741153163333632
    置いておきますねッ!
  35. 84 : : 2014/05/31(土) 23:48:40
    >Ms.雪座川
    素敵なイラスト、ありがとう!Loveeeee
  36. 88 : : 2014/06/02(月) 08:35:53


    エルド「ラジオネーム"しじみ100%”さんからのお便りです。
    《リヴァイ班の皆さんこんにちは。毎回楽しく聴いています。今までは聴いているだけでしたが、今回初投稿します》」


    リヴァイ「…悪くない」


    グンタ「いやありがたい」


    エルド「おかげでラジオが充実する」


    ペトラ「また頑張れる気がするわ」


    オルオ「ふん…特別に聞いてやらんこともない」


    エルド「《実は相談があるのです。私は今大学一年生ですが、5年振りに恋をしました。同じサークルの人です。毎日ドキドキして、授業も集中できません。5年振りということもあって臆病になってしまい、あまり積極的になれません。でも、彼のことが好きなんです》」


    リヴァイ「ほう…」


    グンタ「毎日会うのか…心臓が持たんな」


    エルド「臆病にな…分かる」


    ペトラ「私がドキドキしてきたわ…」


    オルオ「ペトラ…いくら俺が魅力的とはいえ、お前がラジオや訓練に集中できなくては俺も不本意だぞ…言いたいことがあるなら今すぐこの場で全て言っt」


    ペトラ「そんなふうに誤認されてこっちが不本意なのにどうして気づかないのよ死に損ないが」


    エルド「《是非大人組の皆さんの大人なアドバイスを下さい。また、よろしければ皆さんの恋愛体験談も教えてください。勿論、兵長もですよ?》…とのことです」


    リヴァイ「なんだ、俺もか」


    グンタ「壁内外の全人類が心待ちにしていますよ、兵長」


    ペトラ「いいわね…恋」


    オルオ「いい兵士というのは、恋愛偏差値も高い…何故だか分かるか?分からんだろうなぁ…何故分からないか分かるか?それはまだお前たちが俺の域にt」


    エルド「例によって、恋がまだ叶う前という前提で考えていこう」


    グンタ「また読み上げるのが遅くなったからな…」


    ペトラ「もし両思いになれていたのなら、そっちの方が嬉しいことよ」


    オルオ「まあ、俺はまだ確かめる必要性を感じていないだけだがな」


    ペトラ「何の話よ」


    リヴァイ「俺たちは質問に答える…でなきゃ殺られる。いいだろう、答えてやるよ」

  37. 91 : : 2014/06/02(月) 17:36:50


    グンタ「俺はな、結構わがままなんだ」


    ペトラ「何、急にどうしたのグンタ」


    エルド「グンタがわがままだったら俺たちはどうなるんだ」


    オルオ「聖人君子のこの俺でも、お前はなかなか根性があると考えてやってるんだが」


    リヴァイ「…理由を話してみろ」


    グンタ「ある女性と待ち合わせしていて…」


    ペトラ「グンタにもそんなことが」


    リヴァイ「そういう方面には関心ねぇように見えた」


    オルオ「てっきりエルドが好きなのかと思っていた」


    エルド「やめろ」


    グンタ「それで、俺は演習の打ち合わせが長引いて、遅刻してしまった。…ここまでは俺が悪い」


    ペトラ「それは仕方ない気がするけれど」


    グンタ「彼女はまだそこで待っていてくれたんだが、とにかく怒られた…まあ、俺が悪いんだが」


    オルオ「不運だったな…」


    グンタ「大嫌い!とか、もう知らない!とか、帰る!とか…」


    リヴァイ「…涙を拭け」


    グンタ「兵長…ありがとうございます…たしかに遅刻した俺が100%悪いのは分かっているが…せめて、怒るだけではなく、どうして遅刻したのか?とか、わけを聞いてほしいと…」


    エルド「うむ…」


    グンタ「それから、これは別の子の話だが」


    ペトラ「別の子!?」


    リヴァイ「やるじゃねぇか」


    オルオ「あんまり浮気するとエルドが泣くぞ」


    エルド「ふざけるな」


    グンタ「他の男の話とか、良かれと思って連れていった飯屋では『ここ前の彼と来たことあるよ!』とか、そんなんばっかりだった…」


    リヴァイ「躾が必要だな」


    グンタ「もちろん、俺だって四六時中彼女だけを考えているわけじゃない。たまには別の女が気になることだってある…だが俺といる時くらいは俺だけに集中しろと思ってしまう…わがままで申し訳ない…」


    ペトラ「グンタかわいい」


    グンタ「…とにかく、俺が言いたかったのは、あまり感情を露にしすぎず、相手の話を聞く姿勢を持ち、俺に一生懸命なひたむきさがあると好ましい…という男のわがままだ」


    オルオ「積極的になる前の準備段階として、まず頭の端っこに置いときゃあ役に立つかもしれねぇな」


    リヴァイ「まあ、落ち着いて話を聞いてやれるとか、すぐに怒ったり泣いたりしねぇとか、いろんな奴に無条件に気をばら撒かねぇとか、そういうのは付き合ってる関係でなくても言えることだからな。必要ならメモを取れ」

  38. 93 : : 2014/06/03(火) 20:50:26


    オルオ「男がわがままなのと、それからプライドが高いのは仕方ねぇことだよな。まあ、俺はだいぶ謙虚にできてるがな」


    リヴァイ「謙虚…」


    ペトラ「どこがよ」


    グンタ「勘違いも甚だしい」


    エルド「もう一度鏡を見て考え直してこい」


    オルオ「お前たち分かっていないな…俺はな、女の『でも』、『だって』、『~ない』の否定・拒否語全てに華麗に柔軟に対応できる…たとえどんなに傷つこうがな…」


    グンタ「結局傷ついてるんじゃないか」


    オルオ「人間誰しもそうだと思うが、否定されてばっかりだと喋りたくなくなるだろ」


    エルド「オルオはそういうストレスを憎まれ口で解消してるんだな」


    オルオ「だからな、積極的かつ、そこそこハードルの低いアドバイスをするんなら、褒めてやるのが一番簡単だってことだ」


    ペトラ「何かそういうエピソードでもあるの」


    オルオ「よく聞いてくれたな…ペトラ。例えば、『オルオって意外と料理できるのね』とか、『オルオにしては気の利いたこと言うじゃない』とか、『あの場面での立体機動での動き方、教えてよ。オルオ得意でしょ』とか…」


    グンタ「お前それペトラだろ」


    エルド「分かりやすい」


    ペトラ「褒めたことを一生後悔して生きていくわ…」


    リヴァイ「…要するに褒めてみたらいいってことだ。すごい、とかな。使えそうだったらメモしておけ」

  39. 98 : : 2014/06/06(金) 19:31:03


    ペトラ「あなたたちさっきから言わせておけば、男の都合ばっかりじゃない。私も壁内外の女性を代表して言わせてもらうわ」


    グンタ「…エルド、あれは」


    オルオ「…こういう時にこそ発動するべきだろ?」


    エルド「悪いな…俺は男には優しくしない主義なんだ」


    グンタ「…エルド…逃げるのか…?」


    オルオ「自分だけ生き延びようってのか…エルドよ…」


    エルド「俺はな、『女こそ絶対的正義』教を信仰している」


    グンタ「そんな適当な嘘つくんじゃない」


    オルオ「ほんとは司祭なんだろクソが」


    リヴァイ「…お前たち、アドバイスを言え」


    ペトラ「いい?まず、すぐに泣いたり感情的になるなって言うけど、そんなの男がただ面倒臭がってるだけじゃない」


    グンタ「いや、どうしたらいいか分からなくて困っているんだ」


    オルオ「そうだ。泣いてたら何も分からん」


    ペトラ「そんなんだから彼女できないのよ馬鹿ね」


    グンタ「なっ」


    オルオ「えっ」


    ペトラ「エルドなら、そういう時は『ごめんな』って言って背中をさすってくれるわ」


    グンタ「エルドはペトラに何をしたんだ」


    オルオ「明日からペトラの半径1m以内に近づくな」


    エルド(彼女が聴いてないといいな)


    ペトラ「どうせ、束縛したいわりに自分のことは束縛するなとか言うんでしょ」


    リヴァイ「…ふん」


    エルド(何故今兵長は笑ったんだろう)


    ペトラ「連絡だって、他にそんなことしてる時間があったら寄越しなさいよ、って感じよ。3分もあれば済むのに、どうしてそれができないのよ」


    グンタ「なかなかいろんなことを一度にやるのが難しくてだな…」


    オルオ「その3分も惜しいときがあるんだ分かってくれ…」


    エルド(思い出した。俺もあいつに返事を書かねば。危ない危ない)


    ペトラ「そのプライドっていうのもわけが分からない。自分が優位に立っていたいだけなのよ結局」


    オルオ「それは仕方ないと言っt」


    リヴァイ「人の話は最後まで聞け、オルオ。さっき言ったはずだが」


    グンタ「兵長が震えておられる」


    エルド「まあ…男は成功と女なしでは生きていけないからな」


    ペトラ「とにかく、そんな我慢して接することないわ。等身大でいきましょう」


    グンタ「ペトラは等身大がもともとできてるからな…」


    オルオ「まあ、俺の嫁を語るくらいの女だからな」


    エルド「ペトラのいいところは、いつも朗らかで優しいところだ」


    リヴァイ「だそうだ。要するに、朗らかにがんばれってことだな。メモしろ」


    グンタ「兵長、そこだけでまとめてもらわれると」


    オルオ「今の俺たちの話は何だったのかということに」


    エルド「お前たちさっきから女々しい」

  40. 101 : : 2014/06/08(日) 15:03:27


    エルド「女性は恋をするほど美しい」


    グンタ「何だ、どうしたんだ」


    ペトラ「エルド、落ち着いて」


    オルオ「とうとう恋の病ステージ4に突入したか」


    リヴァイ「治せクソが」


    エルド「好きな人がいるとき、彼女たちはとてもお洒落になったり、明るくなったり、優しくなったり、よく笑ったり…他の男から見ても、大変魅力的に映る」


    グンタ「そうだな」


    ペトラ「ありがとう」


    オルオ「ありがとう」


    リヴァイ「いやオルオが礼を言った意味が分からねぇんだが」


    エルド「すなわち今、俺の恋人は、俺と恋に落ちていることによって、危険な男の目に無防備に晒されている」


    グンタ「なんかイラッときた」


    ペトラ「つまり彼女大好きなのね」


    オルオ「分かる、共感できる」


    リヴァイ「オルオは結構被害妄想かもしれんから気をつけろ」


    エルド「俺はそれがいたたまれない。気が気でない」


    グンタ「分かった分かったから」


    ペトラ「つまり彼女大好きなのね」


    オルオ「俺はその女の一番で居続けられる自信があるがな」


    リヴァイ「それも結構気のせいかもしれんから気をつけろ」


    エルド「それだけ、好きな人がいるという力は大きい。つまり、そのままでとても美しい」


    グンタ「もう聞いてて恥ずかしい」


    ペトラ「深刻な病ね」


    オルオ「手遅れだった」


    リヴァイ「…まあ、要するに前向きでよく笑う女には惹かれやすいってことだ。一緒にいて楽しいとかいう気持ちは隠すんじゃねぇ。必要なところはメモだ」


    グンタ「兵長、だんだんまとめがまとめじゃなくなってます」


    ペトラ「勇敢に切り捨てていらっしゃるわ」


    オルオ「もう最後の兵長のまとめだけでいい気がしてきた」

  41. 102 : : 2014/06/08(日) 16:46:56


    リヴァイ「お前たちの意見をまとめた上で、これは持論だが」


    エルド「全然アドバイス的でなかったのにまとめていただいて」


    ペトラ「エルドのはまだマシだったわ」


    グンタ「俺たちのは忘れてくれ」


    オルオ「何なら忘却術の呪文をかけてやらんこともない」


    リヴァイ「人が人に注視する時ってのは、そいつが努力している時か、そいつが失敗した時。だいたいこの2つだ」


    オルオ「さすが兵長…深い…」


    ペトラ「最後まで聞くかさっさと舌噛みちぎりなさいようるさいわね」


    グンタ「オルオは浅いからこぼれて汚い」


    エルド「まったくだ」


    リヴァイ「努力できるやつとか、仕事なんかで活き活きやってるやつってのは、積極的にならねぇでも向こうから寄ってくる」


    オルオ「どうだ…少しは分かったか?俺に人望が集まる理由が…」


    ペトラ「そんなものあったら灰にして投げつけてやる」


    エルド「ペトラ、放っておけ」


    グンタ「キリがない」


    リヴァイ「便りのやつは、その男と同じ団体に所属しているらしいからな。同じ仕事をする機会も多いだろ。一生懸命やりゃあ、そいつだって手を貸したくなる」


    グンタ「兵長、やはりちゃんと見ていらっしゃる…」


    ペトラ「当たり前よ…だから私たちはがんばるのよ」


    エルド「一生懸命な子は可愛いですからね」


    オルオ「ふっ…俺に一生懸命なペトr」


    リヴァイ「そういうことだ。せっかく毎日顔を合わせるんなら、騙されたと思って、そいつの前で、そいつ以外のことで何か積極的に取り組んでみろ。…メモは取れたか?」

  42. 103 : : 2014/06/08(日) 18:47:59


    エルド「続いて、ラジオネーム"りぃ”さんからのお便りです。
    《平和的でほっこりしますヽ(*´▽)ノ♪》」


    ペトラ「ありがとう、これが本来あるべき姿よ」


    グンタ「そもそもこのラジオの人間性と尊厳をこき下ろされるという慣習がおかしい」


    オルオ「テロも多いしな」


    リヴァイ「スタジオから生きて帰って一人前だ…忘れるんじゃねぇ。で、何だ」


    エルド「《皆様に相談です。辛いとき、疲れたときなど、どんなことしてリフレッシュしてますか?
    仕事で失敗しても趣味などで気分を換えますが、時に限界がきてしまい、些細な失敗でも自己嫌悪に陥って泣いてしまうのです。
    怒られることなんて仕事の一つだって分かってはいるんですけど、なんせメンタル面が弱くて…。その度に家族や友人に愚痴りますけどねw》…とのことです」


    ペトラ「分かるわ…私も最近、限界のその彼方に見えるものが恐ろしくて仕方ないの」


    グンタ「いや何が見えるんだ…」


    エルド「オルオ謝れよ…」


    オルオ「何故俺のせいなんだふざけんな」


    リヴァイ「…ペトラに休暇を与える」


    グンタ「兵長が震えていらっしゃる」


    エルド「パート2」


    オルオ「お前たちそんな目で俺を見るな」


    ペトラ「ほんとですか兵長?嬉しいです、久しぶりに射撃場に行けます」


    リヴァイ「…射撃やってんのか」


    ペトラ「はい!」


    グンタ「はい、って」


    オルオ「何のために」


    エルド「喜べオルオ…お前のためだ」


    ペトラ「約600gの拳銃の質量が手に収まる感覚…ディコッキングの乾いた音…すっかり虜になってしまって」


    リヴァイ「…そうか…」


    ペトラ「実はアクション映画のオファーも来ちゃったんです」


    グンタ「す…すごいな、それは」


    ペトラ「『Mr.&Mrs.Smith』のリメイクで、団長と共演するんです」


    リヴァイ「あのハゲ何やってんだ」


    エルド「まあ…頑張れな」


    オルオ「…一応、観に行くからな」


    グンタ「観に行ってもオルオは撃たれるんじゃないだろうか」


    リヴァイ「…で、グンタ、お前は」


    オルオ「兵長」


    エルド「兵長」


    グンタ「あ…ええと…俺は、要らない紙を破いたりとか…」


    リヴァイ「…そんなんでいいのかてめぇは」


    オルオ「なんて地味な」


    エルド「最近やたら裏紙を欲しがるからヤギでも飼ってるのかと」


    ペトラ「いい紙を使うのよ…グンタ」


    グンタ「最近エルヴィン団長に譲っていただいた上質紙がいい音で」


    オルオ「ヤギ牧場のCMオファーが来そうだな」


    ペトラ「なかなか絵になるわね…」


    エルド「まだ家で爆弾作るよりはマシだろうな…」


    グンタ「そんなことするわけないだろう」


    オルオ「あんまり否定せん方がいいぞ…逆に怪しいからな」


    グンタ「いや何故だ」

  43. 104 : : 2014/06/08(日) 19:42:10


    リヴァイ「…オルオは」


    オルオ「俺は、まあ、歌いますかね」


    リヴァイ「ああ、よく分からんが歌ってるなお前は」


    オルオ「今度オーディションにでも出てやろうかと」


    エルド「何やってるんだお前は…」


    ペトラ「最近それにエレンを巻き込んで可哀想なんです」


    グンタ「エレンは気の毒にな」


    エルド「一人で歌え、一人で」


    オルオ「エルド…俺との合唱に誘われないからって、後輩に嫉妬は見苦しいぞ」


    エルド「グンタ…針と糸を持って来てくれ…二度とこいつの口からふざけた歌と憎まれ口が出ないようにしてやる」


    リヴァイ「縫い合わせるのは構わねぇが、その前に質問に答えておけ」


    オルオ「えっ」


    グンタ「エルドは何をするんだ」


    エルド「俺は風呂で汗を流すぞ、さっぱりするからな」


    オルオ「お前風呂長いもんな」


    ペトラ「だからいつも一番最後に入るのね。何してるのかと思った」


    エルド「髭も整えてる。結構手間かかるんだ」


    ペトラ「も、って他に何してるの」


    リヴァイ「それは再来週あたり出る『ELLE』の巻頭特集を読め」


    エルド「何ですか巻頭特集って」


    リヴァイ「最初は俺に取材がきたんだが、面倒だったからお前に振っておいた」


    エルド「いや何でですか!?」


    グンタ「しかも風呂のエルドって」


    リヴァイ「テーマは『結ってない俺』だそうだが」


    オルオ「ふっwww」


    グンタ「…っw」


    ペトラ「www」


    エルド「」


    ペトラ「へ…兵長は何をしてリフレッシュされているんですか?w」


    リヴァイ「俺は、日記でもつけるな」


    グンタ「日記」


    オルオ「いや…兵長がそれでストレス発散になるならいいんですが」


    リヴァイ「書くと心の掃除になる」


    ペトラ「っと…どんなことを書かれているんですか?」


    リヴァイ「まあ、まずはその日の天気だ」


    グンタ「晴れ、とかですか?」


    リヴァイ「晴れマークとか雨マークとかにしている…見やすいからな」


    エルド(天使だった)


    グンタ(期待は裏切らない)


    ペトラ(色鉛筆とか使ってるのかしら…そわそわ)


    オルオ(俺も今日から日記)


    リヴァイ「あとは簡単に、考えたこととか、お前たちのこととか書いてるな」


    エルド「兵長…」


    グンタ「そんなに俺たちのことを…」


    ペトラ「何てこと…」


    オルオ「くそっ…目から汗が…」


    リヴァイ「まあ、書いたら燃やすんだけどな」


    エルド「えっ」


    グンタ「えっ」


    ペトラ「えっ」


    オルオ「えっ」


    リヴァイ「証拠隠滅だ」


    エルド(隠滅しなければならない内容なのか…)


    グンタ(訊く勇気が失われた…)


    ペトラ(じゃあ何で見やすいようにお天気マーク…)


    オルオ(きっと…情報漏洩防止のためなんだ…俺には分かる…)


    リヴァイ(なんか燃やすの冗談だとか言い出しにくくなった)

  44. 107 : : 2014/06/09(月) 20:25:57


    リヴァイ「長かったが、今回の放送もそろそろ終いだ」


    エルド「ずっと聴いて支えてくれたリスナーの皆、ありがとう」


    グンタ「おかげで無事に帰還できそうだ」


    ペトラ「第1回からずっと聴いてくれていた人も、新しく聴き始めてくれた人もたくさんいて楽しかったわ」


    オルオ「俺の慎ましいファンのおかげでスタジオの安寧が保たれたことは、認めてやっても構わんぞ」


    リヴァイ「今回は便りを随分選んで、読み残しも結構出しちまった…すまねぇな」


    エルド「次回の放送で、またお便りに挑んでもらいたい」


    ペトラ「次は誰が出演されるか決まっているんですか?」


    オルオ「第6回か、はやいもんだな」


    リヴァイ「ああ。次回はいろんな節目ってこともあって、第1回のメンバーでやることにした」


    エルド「ということは、リヴァイ兵長、エルヴィン団長、ナイル師団長ですね」


    グンタ「ナイルさんは何だかんだ結構出てるな」


    ペトラ「楽しみに待っていてくれると嬉しい」


    オルオ「当然、録音だ…分かってるな?」


    リヴァイ「まあ、この班でやれたことは悪くなかったと思ってる」


    エルド「また、どこかで会おうな」


    グンタ「いい思い出になった。本当にありがとう」


    ペトラ「これからもこの班員で頑張れる」


    オルオ「俺たちリヴァイ班を忘れんじゃねぇぞ」


    リヴァイ「それじゃあな、お前たち」

  45. 108 : : 2014/06/09(月) 20:30:54

    (また勝手に終わらせてしまいました…お便りが紹介されなかった皆さん、本当にごめんなさい!また第6回で、よろしくお願いいたします。たくさんのご支援、ありがとうございました。リスナーの皆さんに、敬意を。)
  46. 109 : : 2014/06/09(月) 21:29:11
    リヴァイ班の皆さま、Artさん、収録お疲れ様でした。
    わあぁ次は第1回メンバーですね!OZA、覚えてますよ~!
    次回もお便りに挑みます!すてきな時間をありがとうございます。
  47. 110 : : 2014/06/10(火) 01:27:18
    Artさん、リヴァイ班の皆さん、収録お疲れさまでした!

    大人組ラジオファンとしては、毎回毎回よく面白いことを考え付くなあと感心しきりです。笑いとまじめな回答のバランスが絶妙で大好きなシリーズです。

    これまで回を重ねるごとに、さまざまな試行錯誤を繰り返してきた大人組ラジオも、ついに第一回執筆開始から半年なのですね!

    一周して初期メンバーに戻った大人組ラジオも応援していますね!
  48. 111 : : 2014/06/17(火) 15:11:57
    お疲れ様です

    最近仕事がやばい・・・
    落ち着いたら投稿します
  49. 112 : : 2014/06/17(火) 15:12:17
    ↑ヒザカックンです
  50. 113 : : 2014/06/17(火) 15:13:22
    ↑自分です
  51. 114 : : 2014/06/17(火) 15:45:40
    >数珠繋ぎさん
    リヴァイ班の応援、ありがとうございました!
    くどかったかと思いますが、素敵な時間と言っていただけて嬉しいです。

    >Ms.なすたま
    最後までありがとうございました。
    これからも適当にゆるゆるやっていくかもしれません(笑)

    >Ms.ヒザカックン
    忙しいのに聴いてくれてありがとう!
    また待っていますね。
  52. 115 : : 2014/06/17(火) 15:53:26
    リヴァイ班の皆様、artさん

    収録お疲れ様でした

    次回はテロでもしようかなw

    これからのOZAも期待です

    頑張ってください!

  53. 116 : : 2014/06/17(火) 19:05:22
    >Mさん
    お久しぶりです。聴いてくださって、本当にありがとうございます!
    テロ(笑)次回のメンバーは慎重に決めなければだな(笑)
  54. 117 : : 2014/08/24(日) 22:59:33
    おもしろい(^з^)-☆そして、ペトラ・・

    可愛い~(*^^*)
  55. 118 : : 2015/01/16(金) 21:53:31
    エルドさん...hshshs だ...抱いてくださいい♂♀∞
  56. 135 : : 2016/11/03(木) 19:23:21
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  57. 136 : : 2020/09/27(日) 16:35:59
    高身長イケメン偏差値70代の生まれた時からnote民とは格が違って、黒帯で力も強くて身体能力も高いが、noteに個人情報を公開して引退まで追い込まれたラーメンマンの冒険
    http://www.ssnote.net/archives/80410

    恋中騒動 提督 みかぱん 絶賛恋仲 神威団
    http://www.ssnote.net/archives/86931

    害悪ユーザーカグラ
    http://www.ssnote.net/archives/78041

    害悪ユーザースルメ わたあめ
    http://www.ssnote.net/archives/78042

    害悪ユーザーエルドカエサル (カエサル)
    http://www.ssnote.net/archives/80906

    害悪ユーザー提督、にゃる、墓場
    http://www.ssnote.net/archives/81672

    害悪ユーザー墓場、提督の別アカ
    http://www.ssnote.net/archives/81774

    害悪ユーザー筋力
    http://www.ssnote.net/archives/84057

    害悪ユーザースルメ、カグラ、提督謝罪
    http://www.ssnote.net/archives/85091

    害悪ユーザー空山
    http://www.ssnote.net/archives/81038

    【キャロル様教団】
    http://www.ssnote.net/archives/86972

    何故、登録ユーザーは自演をするのだろうか??
    コソコソ隠れて見てるのも知ってるぞ?
    http://www.ssnote.net/archives/86986
  58. 137 : : 2020/10/26(月) 23:10:57
    http://www.ssnote.net/users/homo
    ↑害悪登録ユーザー・提督のアカウント⚠️

    http://www.ssnote.net/groups/2536/archives/8
    ↑⚠️神威団・恋中騒動⚠️
    ⚠️提督とみかぱん謝罪⚠️

    ⚠️害悪登録ユーザー提督・にゃる・墓場⚠️
    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️
    10 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:30:50 このユーザーのレスのみ表示する
    みかぱん氏に代わり私が謝罪させていただきます
    今回は誠にすみませんでした。


    13 : 提督 : 2018/02/02(金) 13:59:46 このユーザーのレスのみ表示する
    >>12
    みかぱん氏がしくんだことに対しての謝罪でしたので
    現在みかぱん氏は謹慎中であり、代わりに謝罪をさせていただきました

    私自身の謝罪を忘れていました。すいません

    改めまして、今回は多大なるご迷惑をおかけし、誠にすみませんでした。
    今回の事に対し、カムイ団を解散したのも貴方への謝罪を含めてです
    あなたの心に深い傷を負わせてしまった事、本当にすみませんでした
    SS活動、頑張ってください。応援できるという立場ではございませんが、貴方のSSを陰ながら応援しています
    本当に今回はすみませんでした。




    ⚠️提督のサブ垢・墓場⚠️

    http://www.ssnote.net/users/taiyouakiyosi

    ⚠️害悪グループ・神威団メンバー主犯格⚠️

    56 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:53:40 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ごめんなさい。


    58 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:54:10 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ずっとここ見てました。
    怖くて怖くてたまらないんです。


    61 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:55:00 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    今までにしたことは謝りますし、近々このサイトからも消える予定なんです。
    お願いです、やめてください。


    65 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:56:26 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    元はといえば私の責任なんです。
    お願いです、許してください


    67 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    アカウントは消します。サブ垢もです。
    もう金輪際このサイトには関わりませんし、貴方に対しても何もいたしません。
    どうかお許しください…


    68 : 墓場 : 2018/12/01(土) 23:57:42 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    これは嘘じゃないです。
    本当にお願いします…



    79 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:01:54 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    ホントにやめてください…お願いします…


    85 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:04:18 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    それに関しては本当に申し訳ありません。
    若気の至りで、謎の万能感がそのころにはあったんです。
    お願いですから今回だけはお慈悲をください


    89 : 墓場 : 2018/12/02(日) 00:05:34 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
    もう二度としませんから…
    お願いです、許してください…

    5 : 墓場 : 2018/12/02(日) 10:28:43 このユーザーのレスのみ表示する
    ストレス発散とは言え、他ユーザーを巻き込みストレス発散に利用したこと、それに加えて荒らしをしてしまったこと、皆様にご迷惑をおかけししたことを謝罪します。
    本当に申し訳ございませんでした。
    元はと言えば、私が方々に火種を撒き散らしたのが原因であり、自制の効かない状態であったのは否定できません。
    私としましては、今後このようなことがないようにアカウントを消し、そのままこのnoteを去ろうと思います。
    今までご迷惑をおかけした皆様、改めまして誠に申し訳ございませんでした。
  59. 138 : : 2023/07/04(火) 01:06:34
    http://www.ssnote.net/archives/90995
    ●トロのフリーアカウント(^ω^)●
    http://www.ssnote.net/archives/90991
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
    http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
    2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
    sex_shitai
    toyama3190

    oppai_jirou
    catlinlove

    sukebe_erotarou
    errenlove

    cherryboy
    momoyamanaoki
    16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ちょっと時間あったから3つだけ作った

    unko_chinchin
    shoheikingdom

    mikasatosex
    unko

    pantie_ero_sex
    unko

    http://www.ssnote.net/archives/90992
    アカウントの譲渡について
    http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654

    36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
    理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな

    22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
    以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。

    46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
    ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね

    52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
    一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑

    89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
    noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ

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