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ジャン「誕生日を祝い隊☆―えぴそぉどすり~―」キルシュタイン編
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- 1 : 2014/04/07(月) 00:00:22 :
- ジャン「誕生日を祝い隊☆―えぴそぉどすり~―」キルシュタイン編
4月7日は、調査兵団の影の人気者、ジャン・キルシュタインの誕生日だ!!
よってえぴそぉどつーに引き続き、俺たちで祝おうと思う!!
えぴそぉどわん、アニ編は以下だ
http://www.ssnote.net/archives/12676
えぴそぉどつ~、エレン編は以下だ
http://www.ssnote.net/archives/13331
今回はギャグではなく、シリアスに近い
ネタバレは基本単行本
ではよろしく頼むぞ!?
調査兵団第13代団長 エルヴィン・スミス
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- 2 : 2014/04/07(月) 00:02:10 :
- ―調査兵団団長室―
エルヴィン「やあ、君たち。よく来てくれたな」
エルヴィンが爽やかな笑顔を部屋にいる面々に向けた
リヴァイ「…また呼び出しかよ。どうせ誕生日祝い隊だろ?」
ハンジ「で、今日は誰の誕生日なのかな?」
エルヴィン「リヴァイ、ハンジ、話が早くて助かるよ。今日は104期のジャン・キルシュタインの誕生日だ」
リヴァイ「そうか…えせエレンの誕生日か…」
リヴァイがぼそっと言葉を発した
ハンジ「えせエレンて!!確かに一度身代わり作戦したけどさ…あんまり似てないよ?」
リヴァイ「目付きがわりぃ所が似ている」
エルヴィン「目付きが悪いのは、多分二人ともお前には言われたくないと思うが…リヴァイ」
リヴァイは苦笑した
リヴァイ「で、今日はどう祝ってやるんだ?」
エルヴィン「今日はな…ほら、これが指示書だ。目を通してくれ」
エルヴィンの指示書を二人で覗き込む
ハンジ「おっ、エルヴィンらしからぬ人間らしい作戦だね!!」
リヴァイ「槍でも降るんじゃねえだろうな…」
二人の言葉に肩を竦めるエルヴィンであった
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- 3 : 2014/04/07(月) 00:02:31 :
- ジャン「ふぁー、ただ突っ立ってるだけの任務はつまんねえなぁ…」
ジャンは調査兵団本部の門番の任についていた
ハンジ「確かにつまんないよねぇ~眠たくなるだろ!?わかるなあ!!」
唐突に背後から掛かる声にびくっと体を硬直させるジャン
ジャン「ハンジ分隊長!」
慌てて敬礼をした
ハンジ「やあ!!」
ハンジも敬礼を返した
ハンジはにこにこしながら、ジャンの顔をじーっと見ていた
ジャン「…あ、あの、何かご用でしたか?後、さっきの発言は…」
あたふたするジャンに、手をひらひらさせて笑うハンジ
ハンジ「あっはっは!!あんなの気にしなくていいよ!!誰でもそう思うもん。素直でよろしい!!」
そう言うと、ジャンの頭をわしゃわしゃと撫でた
ジャン「…なら良かったっす…」
ジャンはほっと胸を撫で下ろした
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- 4 : 2014/04/07(月) 00:03:53 :
- ハンジ「あっ、そうそう用事はさ…エルヴィンが団長室で呼んでるよ!!私の部下が代わりに見張りをするから、君は私と一緒に行こう!!」
その言葉通り、ハンジの副官モブリットが本部から駆けてきた
モブリット「お待たせしました。後はお任せ下さい」
ジャン「モブリット副長…すみません、よろしくお願いします」
ジャンはモブリットに頭を下げて、ハンジと共に団長室へ向かった
団長室に入ると、エルヴィンにリヴァイが一斉にジャンに目をやった
ジャン「エルヴィン団長、リヴァイ兵長!!」
ジャンは緊張した面持ちで敬礼をした
エルヴィン団長にリヴァイ兵長、ハンジ分隊長…
調査兵団が誇る人物の中に一人、自分がいることに、体が震えた
エルヴィン「ジャン、緊張しなくていいよ。今日は俺たちとある場所へ行こうと思う。…支度を済ませたら門で待ち合わせだ」
ジャン「…は、はい、了解いたしました!!」
ジャンは慌てて団長室を飛び出した
ハンジ「さて、私たちも行きますか」
リヴァイ「誕生日祝い隊…出動か」
エルヴィン「ああ、では行こう」
こうして、誕生日祝い隊とジャンは、ある場所へ向かって歩き始めた
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- 5 : 2014/04/07(月) 00:04:32 :
- ジャンを連れてきたのは、トロスト区の商店街
エルヴィン「さあジャン、君の好きな食べ物を買いなさい。金の事は気にしなくていい」
ハンジ「ジャン、肉の塊買っちゃえ!!」
ジャン「いいんすか!?…じゃあ…」
ジャンはハンジが指差す肉の塊を、店員に示した
リヴァイ「炙ったら旨そうだ…」
ハンジ「お腹すいたね…」
ジャン「今すぐかぶり付きたいっすね…」
エルヴィン「まあまて、後のお楽しみだ」
エルヴィンは魚や野菜を店員に袋に詰めさせた
トロスト区を歩く四人の調査兵
沢山の食べ物が入った荷物を手に…
更にある場所へ向かった
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- 6 : 2014/04/07(月) 00:04:55 :
- 一行はある家の前にいた
小さな一軒家
綺麗な花が沢山飾られた玄関
ジャンには見慣れた情景だった
ジャン「俺んちじゃないっすか…」
エルヴィン「ああ、そうだよ。さあ案内してくれないかな?」
エルヴィンのにこやかな笑顔に、顔を歪ませるジャン
ジャン「かあちゃんびっくりしますよ…いきなりこんなお三方がうちに押し掛けてきたら…」
エルヴィンたちは、有名人なのである
人類の希望といえる調査兵団の、スリートップなのだから
ハンジ「大丈夫だって、ジャン!」
リヴァイ「腹が減った…早くしろよ、ジャン」
ジャン「は、はい、わかりました…かあちゃん、帰ったぜ」
ジャンは扉を開けた
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- 7 : 2014/04/07(月) 00:05:46 :
- おお!期待です
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- 8 : 2014/04/07(月) 00:05:59 :
- 母「ジャン!なんだい、急に帰ってきて!!なんかへまやらかして、エルヴィン団長殿に首切られたんだろ!?」
ジャンの母が奥から駆け寄ってきた
ジャン「いや、かあちゃん違うって…」
エルヴィン「こんにちは、ジャンの母君」
最高に爽やかな笑顔を見せるエルヴィン
リヴァイ「おじゃまします」
頭を下げて静かに言うリヴァイ
ハンジ「リヴァイが敬語使ってるぅぅ!!」
リヴァイの豹変ぶりに驚くハンジ
そして、ジャンの後ろの三人を目にしたジャンの母は…
母「な、な、な、なんでこのような所にあなた方が…!どうしましょうどうしましょう!!」
顔を赤らめながら、あたふたしだしたのであった
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- 9 : 2014/04/07(月) 00:07:49 :
- 期待だよ!ロメ姉!( *・ω・)ノ
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- 10 : 2014/04/07(月) 00:08:51 :
- >れんきゅん☆
ありがとう!!頑張る!!
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- 11 : 2014/04/07(月) 00:09:23 :
- >>7ミカサさん☆
ありがとうございます♪
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- 12 : 2014/04/07(月) 00:10:36 :
- ハンジ「早速だけど…ジャン、ほら渡して!?」
ハンジに促されて、ジャンは紙袋を母に手渡した
ジャン「団長がおごってくれたんだ。何か作ってくれよ、かあちゃん」
母「あら、まあ沢山…肉まであるじゃないか…すみません団長殿、気を使わせてしまって…」
申し訳なさそうに頭を下げるジャンの母に、にっこりと笑顔をを見せるエルヴィン
エルヴィン「いえいえ構わないんですよ。申し訳ありませんが、何かジャンが好きな物でも作ってやって下さい」
そう優しい口調で言うのだった
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- 13 : 2014/04/07(月) 00:11:02 :
- リヴァイ「お手伝いします」
リヴァイが自前の三角巾と割烹着を纏いながら言う
ハンジ「リヴァイ、虫でも食べたんじゃないの!?口調も怖いし!」
驚くハンジに、リヴァイは一瞥をくれる
リヴァイ「ばかいえ。俺は結構料理好きだ…それに、目上には丁寧に話すのは常識だ」
エルヴィン「リヴァイにとって俺は目上の存在ではないんだな…なるほど」
リヴァイ「ああ、そうだ。じゃあ行きましょう」
そう言って、ジャンの母を促し、キッチンに消えた
エルヴィン「さてジャン、君の部屋でゆっくりさせて貰おうかな?」
ジャン「は、はい!!しかし汚えし狭いですよ…?」
ハンジ「大丈夫!!私の部屋よりましだって!!」
エルヴィン「それは一理あるな」
そんな事を言いながら、三人はジャンの部屋に行った
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- 14 : 2014/04/07(月) 00:11:26 :
- ―キッチンにて―
スルスルスルっと包丁で芋の皮むきをするリヴァイ
母「リヴァイ兵長様は、何でもお出来になるんですねぇ…」
リヴァイの包丁さばきにうっとりするジャンの母
リヴァイ「ブレードと使い方は同じですから」
母「そ、そうなんですね!!」
リヴァイ「…」
リヴァイはボケたつもりなのに、真面目に返されて、返答に困った
慣れねぇ事はするべきじゃねえな…と心の中で思ったリヴァイであった
肉をステーキのように分厚く切り分け、残った肉をビーフシチューにした
普段ではあり得ない、豪華な料理である
母「後は煮込むだけですね。リヴァイ兵長様、ありがとうございました」
リヴァイ「いえ、大したことはしていません」
リヴァイは鍋を洗いながら頭を振った
母「あのう…お聞きしたい事が…」
リヴァイ「何でしょうか」
リヴァイが顔をジャンの母に向けた
似ている様で似ていない…だが雰囲気はジャンそのものだった
母「ジャンは、立派にやれているでしょうか…皆さんの足を、引っ張ってはいないでしょうか…」
心配そうな母の表情に、何となく懐かしい気持ちになり、目を細めたリヴァイ
リヴァイ「ジャンは、今や調査兵団には欠かせない戦力です。元々立体機動に熟知していた奴でしたが、今はそれに加えて、身の程をわきまえた冷静な行動が出来るようになっています」
母「兵長にそう言って頂けるなんて…」
リヴァイの言葉に、母は瞳を潤ませた
そして、リヴァイに手を差し出した
リヴァイ「これからも、息子さんの力を頼りにしています」
リヴァイは母の手をしっかり握った
エルヴィン「(リヴァイ…言うようになったな…)」
キッチンの隣で、こっそり話を聞いていたエルヴィンは、満足そうに頷いた
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- 15 : 2014/04/07(月) 00:12:29 :
- ―ジャンの部屋―
ハンジ「うわ~エロ本みっけ!!ジャンはこう言うタイプが好きなんだねぇ~!」
ジャン「ちょ、ちょっとハンジ分隊長!返して下さいよ!!」
ハンジ「少女17才の真実…だって!!うわーうわー!!」
ジャン「読み上げないで下さいよ!!くっそ!」
ジャンが隠していたエロ本を目ざとく見つけたハンジが、部屋を逃げ回りながら内容を確認していた
ハンジ「ふむふむ…なるほど、勉強になるねえ…おっと!!」
捕まる寸前に、ひらりと身を躱すハンジ
ジャン「勉強になんかならないでしょうが!?返せー!!くっそ!!すばしっこい…」
ハンジ「このハンジさんを掴まえようだなんて、20年は早い…わっ!!」
エルヴィン「暴れるなハンジ」
あっさりエルヴィンに羽交い締めにされて御用になったハンジであった
ハンジ「うわっ、エルヴィン変なところ触るなよ!!変態!!エッチ!!」
エルヴィンから逃れようと身をよじるハンジ
エルヴィン「お前の体のどの部分を触ろうが、エッチだなどと言われたくはない、なあ、ジャン」
ジャン「やっぱりハンジ分隊長は女性なんすか…?」
自信がなさそうに言うジャン
エルヴィン「確かめてみるかね?っていだっ…」
リヴァイ「ばかか、お前ら!!何してやがる!!」
キッチンから戻ったリヴァイは、エルヴィンに拳骨を食らわせたのであった
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- 16 : 2014/04/07(月) 00:13:14 :
- テーブルにところ狭しと並べられた、豪華な料理
美味しいお酒
ジャン「すっげえ!!豪華な料理!!旨そう!!」
ジャンは顔を紅潮させて、歓声をあげた
母「リヴァイ兵長様が手伝って下さったんだよ…お礼を言いなさい、ジャン」
母の言葉に、ジャンが頭を下げる
ジャン「兵長、ありがとうございます!!」
リヴァイ「大したことはしてねえよ」
リヴァイは鼻の頭をポリポリと掻いた
エルヴィン「さあ、皆席につこう。乾杯だ」
皆で席についた
ハンジが酒をグラスに注いでいく
エルヴィン「では皆、グラスを持って…」
エルヴィンの声に、全員がグラスを持ち上げた
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- 17 : 2014/04/07(月) 00:15:46 :
- そう言えばジャンの誕生日だね…
ジャンと調査兵団の精鋭がこんな風に絡む作品は見たことがないし面白い!
あと88流石の文章力!期待!
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- 18 : 2014/04/07(月) 00:17:08 :
- 凄くほんわかします!
頑張ってください
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- 19 : 2014/04/07(月) 00:20:16 :
- 88さんの作品きたぁー!\(^o^)/
流石の文章力惚れてしまいます!(///▽///)
期待とお星様、押させていただきます!
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- 20 : 2014/04/07(月) 00:25:01 :
- ジャンのお誕生日!
祝い隊の今回の活躍も期待期待!
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- 21 : 2014/04/07(月) 00:26:28 :
- >ペトラ兵士長さん☆
面白いと言って下さって嬉しいですっ
期待ありがとう!!頑張ります♪
>ミカサさん☆
ありがとうございます♪
ほんわか目指してます♪
>アップル先生さん☆
誉めて頂き、ありがとうございます♪
もっと惚れていただけますように頑張ります♪
>たまねえさん☆
祝い隊頑張りますよ!!
コメントありがとう!!
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- 22 : 2014/04/07(月) 00:27:15 :
- エルヴィン「それでは…ジャン・キルシュタイン君の誕生日を祝って…乾杯!」
リヴァイ「乾杯」
ハンジ「かんぱーい♪」
母「乾杯!」
ジャン「…乾杯!っえ!?誕生日…?」
ジャンは乾杯した後、驚いたようにメール見開いた
リヴァイ「なんだジャン、お前今日誕生日なのを忘れてやがったのか?」
ジャン「兵長…はい…」
ジャンは一同の顔を見渡して、感極まったように、瞳を潤ませた
ジャン「もしかして、俺の誕生日のために…」
エルヴィン「そうだよ。君の誕生日パーティーをするためにここに来たんだ」
ジャンはぐすっと鼻をすすった
ジャン「ありがとう…ございます」
ハンジ「いいっていいって!!ジャンのお陰で美味しい料理も食べれるし、こっちこそありがとうだよ!!」
ハンジはニコニコと笑った
母「皆さん本当にありがとうございます…」
ジャンの母は、人目を憚らずに涙をこぼした
リヴァイはさっとハンカチを手渡してやるのだった
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- 23 : 2014/04/07(月) 00:46:27 :
- 楽しい食事の一時
母「エルヴィン団長は、ご結婚されていないんですねぇこんなにいい男なのに」
ジャンの母は普段飲まない酒のせいで、エルヴィンに絡んでいた
エルヴィン「ははは、よく言われます」
リヴァイ「自画自賛してやがる…」
ハンジ「さっきどさくさに紛れて、私、の胸を触ったよ…エロヴィンめ…」
ぐぬぬ…とハンジがエルヴィンを見ながら唇をかんだ
リヴァイ「お前のまな板胸くらい触られても、なんの問題もないな」
ハンジ「ちょっとぉ!!何だよそれ!?可哀想にとかないのかよ!?」
リヴァイ「きっとエルヴィンも、あれ、どこが胸かわからんな…って感じだったに違いねえさ…」
リヴァイは眉をひそめてため息をついた
ハンジ「くっそ!!二人して!ひでえ!!」
ジャン「一応俺の誕生日ですし、喧嘩しないで下さいよ…」
ジャンが今にも飛びかかりそうなハンジの肩をつかんで止めながら、ため息をついた
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- 24 : 2014/04/07(月) 00:47:16 :
- 母「エルヴィン団長…ジャンは、ジャンはあなたの、人類の役に立てているのでしょうか…」
母の問いかけに、ジャンがぴくっと反応した
エルヴィン「先程リヴァイも言っていたと思いますが…ジャンは優秀です。尚且つ現場で臨機応変に対処できる能力があります」
エルヴィン「普段は慎重論を唱えますが、いざとなれば覚悟を決めて迅速に行動を起こす事が出来ます。今後は誰よりも大胆に、ではなく、誰よりも冷静に…現場の状況を把握できる様になっていくでしょう」
ジャンは団長の話を聞きながら、背筋の伸びる思いを抱いた
母「エルヴィン団長…ジャンをよろしくお願い致します…」
またジャンの母は泣き出してしまった
ジャン「母ちゃん泣くなよ…」
ジャンが、その背を優しく撫でてやるのだった
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- 25 : 2014/04/07(月) 07:11:24 :
エルヴィン「さて、俺たちはそろそろ本部に戻るよ。ジャンは明日を休暇にしておいたから、親子水入らずを楽しんでな」
ハンジ「楽しかったよ!!ジャン。お母さんも、美味しい料理ありがとう!!」
リヴァイ「また、料理を教えて下さい」
母「兵長さん喜んで!!皆さんのご武運をお祈りしていますね!!」
ジャン「ありがとうございます…」
誕生日祝い隊の三人は、ジャンの家を後にし、夕焼けに染まるトロスト区を闊歩するのであった
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- 26 : 2014/04/07(月) 07:11:56 :
- トロスト区の町を歩きながら、三人は満足げな表情で語り合っていた
ハンジ「ジャン、嬉しそうだったね♪」
リヴァイ「人相の悪いジャンが、目尻を下げて喜んでいたな。やはり年齢相応なんだ。中身はな」
エルヴィン「今日はただの子どもに戻れただろうな、良かった」
エルヴィン「誕生日祝い隊」
リヴァイ「任務」
ハンジ「完了!!」
三人の誕生日プレゼントは、ジャンにとって幸せの一ページとなったであろうか
―完―
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- 27 : 2014/04/07(月) 07:36:00 :
最高ですよ!
敬語のリヴァイ兵長と可愛いジャンを見れて、とても最高です!
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- 28 : 2014/04/07(月) 07:43:46 :
- >絆慈さん☆
コメントありがとうございます♪
敬語リヴァイはなかなか新鮮だなあと思いながら書きました♪
ジャンは、もっとがっつり主人公で話を書いてみたいです!!
読んでいただきありがとう!!
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- 29 : 2014/04/07(月) 07:53:18 :
- お料理兵長も可愛かったし、部下の能力をきちんと言葉にしている兵長と団長の上司感が新しかったです!
ジャン、お誕生日おめでとう!(*´ω`*)
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- 30 : 2014/04/07(月) 07:55:33 :
- いつも楽しく見てます!これからも誕生日祝い隊、頑張ってください!
ジャン、お誕生日おめでと…(。・ω・。)
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- 31 : 2014/04/07(月) 07:58:15 :
- 面白かったです(´▽`)♪
流石の文章力です!!
ジャンお誕生日おめでとう!!
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- 32 : 2014/04/07(月) 08:21:56 :
- >なすたまさん☆
お料理兵長w
兵長はなんでも出来るタイプかなあと…
コメントありがとうございます♪
>鈴鎖さん☆
コメントありがとうございます♪
誕生日祝い隊、頑張ります♪
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- 33 : 2014/04/07(月) 08:22:59 :
- >M.さん☆
読んでいただきありがとうございます♪
M.さんに誉められるなんて光栄です!!
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- 34 : 2014/04/07(月) 08:40:35 :
- とてもおもしろかったです!\(^o^)/
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- 35 : 2014/04/07(月) 08:42:01 :
- >ローザスさん☆
読んでいただきありがとうございます♪
楽しんで頂けて良かったです(*´ω`*)
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- 36 : 2014/04/07(月) 08:46:34 :
- 今思い付いたネタ
リヴァイ3分クッキング!!
削ぐ削・ぐぐ♪ 削ぐ削・ぐぐ♪
削ぐ削ぐ削ぐ・ぐぐぐ♪
削ぐ削・ぐぐ♪
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- 37 : 2014/04/07(月) 08:51:08 :
- >M.さん☆
怖いなあw
-
- 38 : 2014/04/07(月) 13:19:21 :
- 面白かったです!
この3人に祝ってもらえるなんて…
ジャンうらやましい!w
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- 39 : 2014/04/07(月) 15:59:08 :
- 敬語リヴァイ!!///
ジャンが羨ましい~
...私も今月誕生日だったりする...
誰か祝って!!ジタバタ
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- 40 : 2014/04/07(月) 16:41:54 :
- 今日、ジャンのケースが出た!
これも運命?なのかなぁ
ジャン!
お誕生日おめでとう!
-
- 41 : 2014/04/07(月) 17:00:50 :
- >かとさん☆
ほんとですね!!
私も祝って欲しいわw
>妹姫☆
リヴァイは育ちよさげだし、敬語もきっと使えるのでは…と!!
>アルミンloveさん☆
ジャンのケース!!いいですね!!
コメントありがとうございます♪
-
- 42 : 2014/04/07(月) 18:28:11 :
- ようやく読めました!そして何回も読みました!
幹部とお母さんの愛情が羨ましい…だから責任取ってジャンは僕のところに来てください(笑)
心温まるお話を、本当にありがとうございました。
-
- 43 : 2014/04/07(月) 19:15:00 :
- ジャン誕生日おめでとう!!!!
進撃にジャンがいてくれて本当に良かったジャン☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
-
- 44 : 2014/04/07(月) 19:16:32 :
- そして88さん面白かったです!!
もっかい見よー( ^ω^ )
-
- 45 : 2014/04/07(月) 20:19:06 :
- >アートさん☆
ジャン好きのアートに気に入ってもらえて良かった!!
ジャンと幹部のからみって、原作ではリヴァイくらいなので、やってみたかったです!!
コメントありがとう♪
>ハニー先輩さん☆
コメントありがとうございます♪
そして2回も読んでくださって…作者冥利につきます!!
-
- 46 : 2014/04/07(月) 20:36:09 :
- うっわ凄い面白かった!(因みに私は昨日誕生日だったり)88さんはやっぱ凄い!これからも期待だあ✧*。٩(ˊᗜˋ*)و✧*。
-
- 47 : 2014/04/07(月) 23:11:01 :
- 読むのが遅れました…(泣)
凄い面白かったです!!
リヴァイとジャン母の会話がグッときましたEreAniです!!素敵な作品を読ませてくれてありがとうございますです!!
-
- 48 : 2014/04/07(月) 23:22:10 :
- >アニゃっぷるさん☆
読んで頂き、ありがたいお褒めの言葉まで頂き、ありがとうございます♪
昨日お誕生日だったのですか!!
おめでとうございます♪
またいろいろと書いていきますので、よろしくお願いいたします♪
>EreAniさん☆
読んで頂き、ありがとうございます!!
リヴァイとジャン母ですか!!
兵長ならああやって丁寧に話してくれそうだな、と思って書きました♪
こちらこそ、いつも素敵な作品ありがとうございます♪
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- 49 : 2014/04/08(火) 13:16:46 :
- 凄い!
他のキャラの誕生日も、よろしくです!
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- 50 : 2014/04/08(火) 13:44:04 :
- >ハンジもどきさん☆
次はこにーですね♪
できたら書きたいです!!
ありがとうございます♪
-
- 51 : 2014/05/07(水) 18:37:22 :
- よかったお
同期からは祝われなかったのかの・・・
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- 52 : 2014/05/07(水) 18:47:12 :
- >>名無しさん☆
この日はジャンは実家でとまったので、そう言うことになりますね!?
きっとおめでとうと言って貰っていると思いますよ♪
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- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
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誕生日を祝い隊☆ シリーズ
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