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ハンジ「一緒だった時間」【恋するメガネさん終】(リヴァハン)※おまけ追加!!

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  1. 1 : : 2014/04/02(水) 19:14:29
    記念すべき20作目です!


    恋するメガネさん最終話!

    先に言っておくと
    暗め、よくある話です…

    ほんと恋愛系のネタが無さすぎて…(;´Д`)
    うわぁぁ…


    春休みの課題と話構成により
    のろのろ更新です

    最後までついて来てくれたら
    すごく嬉しいですm(_ _)m

  2. 2 : : 2014/04/02(水) 19:16:07
    前作はこちらから!

    ↓1作目
    http://www.ssnote.net/archives/5987

    ↓2作目
    http://www.ssnote.net/archives/11803

    ↓3作目
    http://www.ssnote.net/archives/12607

  3. 3 : : 2014/04/02(水) 19:23:51
    期待♪
  4. 4 : : 2014/04/02(水) 19:38:46
    早くかいてーーーー!
    期待しすぎて奇行種ってまう!
    寝れん!
  5. 5 : : 2014/04/03(木) 02:34:05
    うおーーー!!!!!!!
    今回もスーパーなひよさんに期待!!!!!!
  6. 6 : : 2014/04/03(木) 09:34:06
    期待期待期待期待期待期待期待期待
  7. 7 : : 2014/04/03(木) 16:14:37
    期待です
  8. 8 : : 2014/04/03(木) 16:52:21
    きたああああああああああああああ!!
    まってやしたぜ!!!
  9. 9 : : 2014/04/03(木) 19:16:22
    みなさんコメントありがとうございます!

    話はまた壁外調査から始まります
    (前回の壁外調査ではない)

    ほんっとにちょっとずつ更新です
  10. 10 : : 2014/04/03(木) 19:22:53






    言いたくても


    言えないんだ…





    だって


    だって…


  11. 11 : : 2014/04/03(木) 19:54:51

    ー壁外ー



    ザッザッザッ

    ハンジ「木ばっかだね~」

    モブリット「巨大樹の森ですから」


    今回の壁外調査で、
    巨大樹の森を探索している。
    本当に、探索しているだけ。
    何か見つかったほうが驚く。


    ハンジ「でもさ、この森って比較的小規模だって言ってなかった?」

    モブリット「あくまで予想ですけどね」

    モブリット「後はすぐそこに滝があるとか…」

    ハンジ「滝ねぇ…」

  12. 12 : : 2014/04/03(木) 20:13:32
    リヴァハンとか…いいねぇ!!///
  13. 13 : : 2014/04/03(木) 22:31:37
    >>12
    ありがとうございます!
    頑張ります!
  14. 14 : : 2014/04/03(木) 23:26:17

    ハンジ「お花畑とかないのかなぁ~」

    ハンジ「巨人と合わせたら最高なのに…」

    モブリット「そうですかね…」ゾッ



    お花畑で遊ぶ巨人たちを想像し、
    思わずニヤリとする。



    ハンジ「…」キョロキョロ

    ハンジ「そろそろ移動する?」

    モブリット「はい…


    ドスドス…


    ハンモブ「…!」

    モブリット「分隊長」チラ

    ハンジ「うん。…とりあえず木に飛び移ろっか」


    パシュッ ヒュヒュン

  15. 15 : : 2014/04/04(金) 00:42:16

    タン


    ハンジ「…」ジー


    ドスンドスンッ


    巨人「…」ノソノソ

    モブリット「もう来た!?」

    ハンジ「うおー!思ったより足速いねー!!」タタ

    モブリット「ちょ、分隊長!危ないですから!!」

    ハンジ「大丈夫大丈夫!」パシュ

    ハンジ「ごめんねー、今は時間がないんだ!」


    ザクッ

    ドォォォォン


  16. 16 : : 2014/04/04(金) 08:46:07
    めに見える!
  17. 17 : : 2014/04/04(金) 11:09:23
    >>16
    ありがとうございます!

    これから超不定期更新なので
    「今日はここまで」は書きません
  18. 18 : : 2014/04/04(金) 11:17:20

    ハンジ「ふぅー」スタン

    モブリット「お見事です」

    モブリット「では早く…

    ハンジ「さっきの足音さぁ…」

    ハンジ「1体だけじゃないと思うんだよね」

    モブリット「え…?」


    多分だけど、
    あと3体ぐらい。
    すぐ近くにいるはずだ。

  19. 19 : : 2014/04/04(金) 14:27:26
    さすがハンジさん!強いしかっこいい!
    ひよこ餅さんの書き方が好きすぎて辛い…//
  20. 20 : : 2014/04/04(金) 15:29:43
    ハンジに惚れ落ちた~~( ^∀^)(*´∀`)。
  21. 21 : : 2014/04/04(金) 20:35:33
    >>19>>20
    コメントありがとうございます!
    かっこいい女性って素敵ですよね!!

    どう続けようか迷っているので
    もう少しお待ちください(・_・;)
  22. 22 : : 2014/04/04(金) 21:28:48

    ハンジ「なんとなく…だけどね」

    ハンジ「森って音響くっけ?」

    モブリット「どうでしょう…」


    ドスドス…



    いまいち何体いるかわからない。



    モブリット「信煙弾撃っておきますか?」

    ハンジ「うん」


    ドシュゥゥゥゥ

  23. 23 : : 2014/04/04(金) 21:35:56

    モブリット「…どっちに移動しますか?」

    ハンジ「うーん。下手に動いて鉢合わせしてもまずいしなぁ…」



    今はモブリットと2人だけ。
    今巨人と遭遇したら危険だ。



    ハンジ「信煙弾撃ったし、誰か来てくれるか…


    ドスドスドスッ


    ハンモブ「!!」

    ハンジ「やっべ!!来たー!」



    地味にテンションが上がった。

    …気がする。

  24. 24 : : 2014/04/04(金) 21:49:16

    巨人「…」ドスドス

    巨人「…」ドンッ

    ハンジ「うわあ!」バッ


    視界ギリギリから飛び込んできた
    巨人をギリギリでかわす。



    モブリット「大丈夫ですか!?」

    ハンジ「あっぶねえぇぇぇぇぇ!!」

    ハンジ「見えないとこから突っ込んで来るって…やべぇ!!」アハハ

    モブリット「笑ってる場合じゃないですよ!!」



    本当は笑っている場合じゃないのは
    わかっている。
    こいつ、思ったより動きが速い。
    この森にいる巨人はみんな動きが速いのか?



    巨人「…」キョロキョロ

    ハンジ「…ふぅ、モブリット、ちょっとあの巨人と距離をとって様子を見よう」

    モブリット「はい!」


    ダンッ

  25. 25 : : 2014/04/04(金) 22:02:36
    辛いときこそ笑う、それこそハンジぃーーーーーーー
  26. 26 : : 2014/04/04(金) 23:10:50
    ハンジさん!
  27. 27 : : 2014/04/05(土) 12:42:04
    ハンジさんクソかわ!!冷静なハンジさんが好きです!
  28. 28 : : 2014/04/05(土) 20:48:55
    >>25>>26>>27
    コメントありがとうございます!
    今回はちょい病みハンジさんがでます
  29. 29 : : 2014/04/05(土) 20:56:45

    ハンジ「さて…」クルッ

    巨人「…」ドドド

    ハンジ「おー!ついてきたぁぁ!」

    ハンジ「しかも速ぇぇ!!」



    かなり全力で飛んでるが、
    なかなか距離があかない。
    しかも…



    巨人2「…」ドスドスドス

    モブリット「増えた!!」

    ハンジ「うおおお!!逃げろおぉぉぉ!」ダダダ

  30. 30 : : 2014/04/05(土) 21:06:02

    モブリット「ぶ、分隊長!前!!」

    ハンジ「ん…!?」



    前をみると、
    すぐそこまでしか木がなかった。
    どうやら森はここまでらしい。
    急いでブレーキをかける。



    ハンジ「ちょ、ちょちょちょ…」キキッ


    パラパラ…


    ハンジ「セーフ…」タン


    ゴォォォォォォ…


    モブリット「え…」



    ここは崖になっていて
    すぐ下は滝だった。
    ブレーキをかけるのがちょっと
    遅かったら…。
  31. 31 : : 2014/04/05(土) 21:12:08

    ハンジ「滝ってここだったんだ」

    モブリット「あの2体どうします…?」

    巨人1,2「…」ドドド

    ハンジ「…」

    ハンジ「戦うしかないね」ジャキン



    前に道がないから、
    それしかない。

  32. 32 : : 2014/04/05(土) 21:23:15
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ハンジ「ひゃっほー!」ギューン

    巨人「…」ドスドス

    ハンジ「違うよー、こっちこっち!」


    ダンッ ズバッ


    ハンジ「よしっ、終了!」スタン

    巨人「…」ボロッ



    後ろを振り返ると、
    巨人はそのまま滝へ落ちていく。
    もう1体はモブリットに任せてあるから、
    もう大丈…


    グンッ


    ハンジ「へ?」グラ


  33. 33 : : 2014/04/05(土) 21:27:52

    後ろに引っ張られ、
    重心が後ろに傾く。



    ハンジ「ちょ、何…!?」



    足下をみると、
    巨人に引っかかった
    ワイヤーが足にまきついていた。
    体勢を立て直そうとするが、
    無理だった。



    モブリット「分隊長っ!!」


    ドボーーーンッ




    私はそのまま
    滝へ落ちていった…。

  34. 34 : : 2014/04/06(日) 01:21:42

    モブリット「ど、どうしようっ…!!」


    ヒュヒュンッ



    リヴァイ「モブリット」

    エルヴィン「信煙弾を撃ったのはお前か?」

    モブリット「兵長、団長!!」

    モブリット「ぶ、分隊長が、滝にっ…!」

    エルヴィン「滝?」


    ゴォォォォォォ…



    エルヴィン「まさか…」




    エルヴィン「落ちたのか…?」




    モブリット「…は、はい…」ガタガタ

    リヴァイ「!!」



    リヴァイ「あの野郎ッ!!」ダンッ

    エルヴィン「おいリヴァイ!!」





    ドッボーーーン


  35. 35 : : 2014/04/06(日) 02:05:21
    ハンジー!リヴァイー!!・゜゜(p>д<q)゜゜・
    期待です!
  36. 36 : : 2014/04/06(日) 03:08:52
    きゃっふーい!いっケー!
    リヴァイ!!!!!!
    きゃーーーー!期待ーーーーー!!
  37. 37 : : 2014/04/06(日) 12:11:04
    兵長かっけえ!!さあ!ハンジさんを助けて下さい!
    いけいけー♪
  38. 38 : : 2014/04/06(日) 14:06:04
    ウオーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!
    きたいだーーーーーー!!!!!!!!!!!! 
  39. 39 : : 2014/04/06(日) 15:42:17
    コロスナーーー
  40. 40 : : 2014/04/06(日) 20:56:53
    >>35>>36>>37>>38>>39
    ありがとうございます!

    話の流れはだいたい決めてあるので
    ゆっくりのんびり見守っていただけたら…
    m(_ _)m
  41. 41 : : 2014/04/06(日) 21:02:35
     

    ブクブク…



    ハンジ「…ぐ」



    ゴーグルをしているおかげで
    視界に問題はないが、
    水中ではうまく身動きがとれない。



    ハンジ「…」バタバタ



    足に巻きついているワイヤーを
    取ろうとするが取れない。
    ワイヤーに引っかかった巨人は
    どんどん沈んでいく。



    ハンジ「ぐぶ…」



    腰の辺りが重い。
    …立体機動装置か。

  42. 42 : : 2014/04/06(日) 21:09:23

    陸で使うのを前提に作ってあるってこと…?
    浮かないタイプかよこれ。
    畜生。


    上から落ちてくる水で
    余計に体が沈む。




    ハンジ「ごぼっ…」ボコボコ




    口にためていた空気がもれる。
    気が遠くなってきた。

    もう、無理…。





    グイッ




    上に引っ張られたような気がする…。

    そこで私の意識は途切れた。

  43. 43 : : 2014/04/06(日) 23:39:58

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー





    ハンジ「…んぅ?」パチリ



    目を開けると
    真っ白い…天井?



    モブリット「分隊長っ!?」

    ハンジ「あり?モブリット?」

    モブリット「体のどこかがおかしいとかありませんか!?」

    ハンジ「えー…、うん」モゾモゾ



    別に痛いわけでもないし
    おかしいわけでもない。
    頭も正常…かな?

    んで、



    ハンジ「ここどこ?」

  44. 44 : : 2014/04/06(日) 23:46:52

    モブリット「ここは分隊長の部屋ですよ」

    ハンジ「あ、そういえば…」



    見慣れた景色である。
    相変わらず机の上は書類だらけだ。



    モブリット「団長呼んできますね」


    バタン



    ハンジ「…」



    私、何してたんだっけ…?



    ハンジ「あ」ピン



    そうそう。
    壁外調査に出ていたんだ。
    それで巨人と、戦って…。
    えーっと…。
  45. 45 : : 2014/04/06(日) 23:51:44
    期待だ!
  46. 46 : : 2014/04/06(日) 23:52:37
    >>45
    ありがとうございます!(^o^)
  47. 47 : : 2014/04/06(日) 23:55:22
    はわわわわ!期待です!
    水の中のシーンが、情景が浮かんでくるようで読み惚れ?ました!
  48. 48 : : 2014/04/07(月) 00:07:55
    >>47
    ありがとうございます!
    文章で表現するのって難しいんですよね…
    苦手なんです(・・;)
  49. 49 : : 2014/04/07(月) 00:11:30


    ゴボゴボ…




    ハンジ「滝!!」ポンッ



    そうだ。
    私は滝に落ちたんだ。
    途中で息がもたなくなって…。

    どうなったんだっけ??



    ハンジ「…」ムム

    ハンジ「とりあえず、生きて帰って来れたんだ…」



    記憶は曖昧だが、
    生きているのは確かである。
  50. 50 : : 2014/04/07(月) 00:19:52

    ハンジ「しっかし」

    ハンジ「なんであんなヘマしたかなぁ~」ガシガシ



    足下にワイヤーが巻きついていたのに
    気づかなかったとは…。
    自分にしては大きすぎる失態だ。



    ハンジ「…また怒られるな」ハァ



    …あの人に。

    ちらりと考える。




    ガチャ

  51. 51 : : 2014/04/07(月) 00:29:57

    エルヴィン「ハンジ!」

    ハンジ「エルヴィン」

    ハンジ「あ、メガネメガネ…」スチャ



    すぐ近くにあったメガネをかける。
    目も異常無しだ。



    エルヴィン「やっと起きたか」

    ハンジ「ん?」

    ハンジ「私そんなに寝てたの?」

    モブリット「壁外調査は2日前です」

    ハンジ「うお…まじか…」



    なるほど。
    さっきから頭がボーッとしているわけだ。



    エルヴィン「動けそうか?」

    ハンジ「うん。問題ないよ」ブンブン
  52. 52 : : 2014/04/07(月) 00:39:07

    ハンジ「でも体がちょっと鈍っちゃった感じかな~?」ノビー

    ハンジ「…?」



    ふと、違和感を感じた。
    何かが足りない気がする。



    ハンジ「…」キョロキョロ

    ハンジ「…リヴァイは?」


    モブエル「…!」



    なんか、空気が変わった。
    背筋がぞっとする。



    モブリット「…リヴァイ、兵長は…」



    モブリットが目線をそらす。
    すごく、言いにくそうに…。





    モブリット「見つからなかったんです…」





    ハンジ「え…?」



    一瞬で頭が真っ白になった。

  53. 53 : : 2014/04/07(月) 00:45:51
    リィヴァァイィ!((((;゜Д゜))))
    ・゜゜(p>д<q)゜゜・
  54. 54 : : 2014/04/07(月) 07:54:28
    !??!?!
    あいついなかったらこの物語どうするの??
    チビよ帰ってこい!!!!!!!!!!!!
    期待!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
  55. 55 : : 2014/04/07(月) 09:08:11
    期待しかないです!
  56. 56 : : 2014/04/07(月) 13:15:56
    ファッッ!? Σ(°д°)
  57. 57 : : 2014/04/07(月) 16:47:47
    うそっ!?超期待
  58. 58 : : 2014/04/07(月) 17:27:44
    お願いしますリヴァイさん生かしてください

    でも恋人のために死ぬのもロマンチック…
    かな?
  59. 59 : : 2014/04/07(月) 17:29:08
    ひよこ餅さんすげーなww
  60. 60 : : 2014/04/07(月) 20:25:49
    みなさんコメントありがとうございます!
    めっちゃくちゃ嬉しいですねこれ!!

    あんまり書くとネタバレしちゃいそうなので
    再開です
  61. 61 : : 2014/04/07(月) 20:26:24
    ↑最後意味わかんないですね
  62. 62 : : 2014/04/07(月) 20:34:23


    ハンジ「見つから…なかった…?」

    モブリット「…」



    モブリット「兵長は、滝に落ちた分隊長を助けるために、自ら滝に飛び込んだんです」



    自分で滝に飛び込んだ?
    私を助けるために?



    ハンジ「…じゃあ、なんで私はここにいるの?」

    モブリット「急いで崖を降りて滝の方へ行ったら、浅瀬で分隊長が倒れていて…」

    モブリット「その後日が沈むギリギリまで、総員で兵長を探したんですけど…」

    モブリット「…」

  63. 63 : : 2014/04/07(月) 20:42:52

    ハンジ「…」

    ハンジ「そっか…」



    言葉が見つからない。
    頭が混乱している。



    モブリット「すいません…」

    ハンジ「モ、モブリットが謝らなくてもっ…」

    エルヴィン「そうだ。モブリットが謝ることではない」

    エルヴィン「このことについては、あいつの自己責任だ」

    モブリット「…!?」

  64. 64 : : 2014/04/07(月) 20:54:37

    エルヴィン「あいつは自分で決めた行動でこうなった。それだけのことだ」

    ハンジ「…!」

    ハンジ「そこまで…言う…!?」



    エルヴィンがそんなこと言うなんて。
    リヴァイがこんなことになったのは…。



    エルヴィン「…またあとで」クル

    バタン

    ハンモブ「…」



    何ともいえない沈黙。



    モブリット「だ、団長は…」

    モブリット「動揺しているんですよ。へ、兵長がいなくなって…」

    ハンジ「…でも

    モブリット「失礼します」クル

    バタン

    ハンジ「…」



    リヴァイがこんなことになったのは
    どう考えたって…。



    ハンジ「私のせいじゃないか…」


  65. 65 : : 2014/04/07(月) 23:02:33
    うおおおおおおおおおおおおおおお!!
    どうしましょう!続きが気になって気になって仕方なし!
    ハンジさん…どうか自分を責めないで…泣き
  66. 66 : : 2014/04/07(月) 23:11:36
    おねげぇしますだ!
    兵長を殺さねぇでくんろ!
    ↑どこの方言だよ
  67. 67 : : 2014/04/08(火) 08:02:16
    びちょびちょな布団|((@_)兵長。でもハンジ生きててよかった!
  68. 68 : : 2014/04/08(火) 12:42:51
    期待!
  69. 69 : : 2014/04/08(火) 14:26:46
    ひよこ餅さんss四天王になるかもしれへん

    あ、もうなってるか(笑)
  70. 70 : : 2014/04/08(火) 17:17:44
    ハンジいいいいいいいい。
    期待!!!!!!!!!!!!!!!!
  71. 71 : : 2014/04/08(火) 18:57:12
    コメントありがとうございます!
    嬉しい嬉しい(*´∀`)

    私は四天王には程遠い存在ですよ
    半年ぐらいssしてるのに作品数少ないですし…
    みなさんに楽しんでいただけたら
    それだけで幸せです(´▽`)

    新学期早々テストがあるので
    明日まで来れるかわかりません
    スキができたら来ます!
  72. 72 : : 2014/04/08(火) 22:21:12

    ハンジ「…」ボフ


    誰が、
    どんな人が考えたって…。

    あの時
    私がワイヤーに気づいていれば…。

    そんな思いだけがぐるぐる回っている。

    モブリットやエルヴィンは、
    私のせいだとは言わなかった。
    でも、本当は責めてほしかった。

    お前のせいだって。

    本当のことを言ってくれないと、
    本当の自分がわからなくなってくる。

    …私はなんだったんだろう。



    ハンジ「…」ゴロ



    その日は全く寝られなかった。
    考えることが多すぎて。
    泣くことも忘れて。


  73. 73 : : 2014/04/09(水) 06:44:12
    もっちい凄い!
    神様!四天王!凄い!超期待だよ!!!
  74. 74 : : 2014/04/09(水) 20:18:29
    >>73
    エネミィさんありがとう(*´∀`)
  75. 75 : : 2014/04/09(水) 20:31:43

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

    ー翌朝ー


    ガチャ


    ハンジ「…ふぅ」

    モブリット「あの、おはようございます」オドオド

    ハンジ「おはよう」



    ドアを開けると、
    モブリットが待っていた。
    いつも通りにあいさつをする。



    モブリット「昨日はすいませんでした。すぐに部屋を飛び出してしまって…」

    ハンジ「いいよいいよ。気にしてないし」



    ハンモブ「…」



    ハンジ「今日の朝ご飯何だろうね」

    モブリット「さぁ…」



    静かな廊下。
    私たち以外には誰もいない。
    兵舎全体が静まりかえっているみたいだ。

  76. 76 : : 2014/04/09(水) 20:39:01

    ハンジ「…」チラ



    次の曲がり角。
    いつもならそこで会うのに、
    今日はいない。

    相変わらず朝から眉間にシワを
    寄せて睨みつけてくる
    あの顔はもう見られない。



    やっと理解した。




    あなたはもういないんだね…。




    モブリット「…分隊長?」

  77. 77 : : 2014/04/09(水) 20:46:40

    ハンジ「?」



    モブリットが心配そうに
    私を見ている。

    頬に違和感を感じる。
    触ってみたらわかった。


    いつの間にか泣いていた。



    ハンジ「あれ…?あはは」ポロポロ

    モブリット「あの…

    ハンジ「ごめん。ちょっとトイレ行ってくるから先行ってて」タッ



    そっか。
    人は初めて、
    いないと実感したときに
    泣くんだね。

  78. 78 : : 2014/04/09(水) 22:18:51
    うわーーん目から汗が!
  79. 79 : : 2014/04/09(水) 23:57:39
    目が大洪水……
  80. 80 : : 2014/04/10(木) 00:21:28
    あうう…兵長…早く帰ってきて…(泣
  81. 81 : : 2014/04/10(木) 00:29:21
    兵長((((;゜Д゜))))
    ハンジ~・゜゜(p>д<q)゜゜・
  82. 82 : : 2014/04/10(木) 16:23:59
    兵長~~~~!帰ってこいよ~~!
    どこさ行ったとです~~~(泣)
    帰ってきてよ~~(泣)
    お願いじゃけぇ~~~。
  83. 83 : : 2014/04/10(木) 16:28:39
    目が昭和十三年に起きた神戸の洪水状態。
  84. 84 : : 2014/04/10(木) 18:16:42
    四天王は人を泣かせることができるのか…

    素晴らしいssだ
  85. 85 : : 2014/04/10(木) 18:23:27
    最後の言葉が…泣
  86. 86 : : 2014/04/10(木) 18:26:13
    。・゜・(ノД`)・゜・。兵長ぉぉおぉぉおぉぉおぉぉお!
  87. 87 : : 2014/04/11(金) 18:12:19
    うわあああああああああああああぁぁぁぁぁああ
    リヴァイ戻れや!!!!ハンジまっとんぞ!!!!!!!!!

    さすがスーパー的な四天王が書くssですね!!!!!!!!!!!
    期待!!!!!!!
  88. 88 : : 2014/04/11(金) 21:16:41
    わあぁあぁぁ
    めっちゃくちゃコメントいっぱい
    ありがとうございます!(*´▽`*)

    お待たせしました!
    テストから解放されたので
    再開しますっ!
  89. 89 : : 2014/04/11(金) 21:41:07
    ファイトだ四天王
  90. 90 : : 2014/04/11(金) 21:42:40
    四天王じゃダメか
    チャン○ョンか
  91. 91 : : 2014/04/11(金) 21:43:52
    >>89>>90
    (´▽`)アハハハ
  92. 92 : : 2014/04/11(金) 21:51:18

    ダダダ ガチャ バタンッ


    ハンジ「…」



    手洗い場の鏡の前に立つと、
    情けない自分の顔が映る。
    部下に泣き顔を見せてしまった。
    本当に情けないなぁ…。




    ハンジ「…ぐすっ」



    いないと初めて気づいたときに
    限って、楽しかった思い出が
    溢れ出てくる。

  93. 93 : : 2014/04/11(金) 22:27:22
    あううう…ハンジさあん…貴方が泣くと私まで涙が…!
    続きに期待です!
  94. 94 : : 2014/04/11(金) 22:31:59
    >>93
    ありがとうございます!
    ちょっといろいろやりながら
    書いているので…
    すいません!

  95. 95 : : 2014/04/11(金) 22:37:50

    メガネを買ってもらったとき
    一緒に買い物に行ったとき
    おんぶしてもらったとき…。


    一緒だった時間が
    泡のように消えていく。



    水の中にいたときみたいだ。



    あなたがいなかったら
    何をすればいいのかわからないよ。


    私も調査兵団も
    どうなるの?

  96. 96 : : 2014/04/11(金) 22:51:43


    誰か教えてよ。


    私は何をするべき?


    今までで通り
    研究を進めるだけ?


    でも
    研究をするだけでは
    人類最強の人材とは釣り合わない。


    結果が出るとも限らない。

  97. 97 : : 2014/04/11(金) 23:03:05


    人類の未来だって…。





    じゃあここで諦めるか?




    …。





    …なんで?



    なんで諦めなければならない。
    諦めて何になる。



    そうだ。
    諦める必要はない。

    出来るところまで、
    最期まで足掻けばいい。

  98. 98 : : 2014/04/11(金) 23:19:49


    こんなことになったのは
    私の責任だ。

    なら、
    私がどうにかするしかない。


    いや。
    どうにかしてやる。



    調べて調べて調べ尽くして、
    全てを解明してやる。



    やるべきことはそれだ。



    ハンジ「…」ニィ




    その日から、
    私の何かが変わった。


  99. 99 : : 2014/04/11(金) 23:21:43
    ちょっと壊れたハンジさんを
    書いてみました。

    このお話ももうすぐ終わり…
    明日か明後日ぐらいでしょうか
  100. 100 : : 2014/04/12(土) 10:19:42
    おおっ!

    期待期待。

    リヴァイ帰ってきてよーーーーーー!
  101. 101 : : 2014/04/12(土) 10:23:20
    凄くいいssですね!
    期待しています(^-^)
  102. 102 : : 2014/04/12(土) 11:18:47
    100だーーーー♪
  103. 103 : : 2014/04/12(土) 16:31:21
    おおおお!期待だよ!!
  104. 104 : : 2014/04/12(土) 20:31:31
    >>100>>101>>102>>103
    コメントありがとうございます!

    ちょっと凄まじいネタバレを
    知ってしまって心がめっちゃ動揺
    してるんですが…

    再開です(;´Д`)
  105. 105 : : 2014/04/12(土) 20:40:04

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    コンコン ガチャ


    モブリット「失礼します」

    ハンジ「ん」カリカリ

    モブリット「研究関係の書類、ここに置いときますね」

    ハンジ「ありがと」

    モブリット「…」

    モブリット「あの、分隊長…」

    ハンジ「何?」パラパラ



    モブリット「少し休んだらどうですか?」

    モブリット「最近あんまり寝てないじゃないですか」

    ハンジ「いいのいいの」

  106. 106 : : 2014/04/12(土) 20:51:44

    ハンジ「これは私にしか出来ないんだから」ニコ

    モブリット「ですが…

    ハンジ「ほら、さっさと仕事に戻る!」

    モブリット「…」

    モブリット「無理しないで下さいね」


    バタン



    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



    モブリット「…はぁ」

    エルヴィン「モブリット」スタスタ

    モブリット「団長!」バッ

    エルヴィン「浮かない顔だな」

    モブリット「まぁ…」

    エルヴィン「…」


    エルヴィン「ハンジの様子はどうだ?」 

    モブリット「…ずっと机に向かってます」

  107. 107 : : 2014/04/12(土) 20:58:51

    モブリット「食欲は前と変わりませんし、体調には問題ないと思いますが…」

    モブリット「なんというか…」

    エルヴィン「?」

    モブリット「分隊長らしくないんです」

    モブリット「何かが変わったみたいな感じでして…」

    モブリット「笑い方も違いますし…」

    エルヴィン「そうか…」



    モブリット「もうどうしたらいいのかよくわからなくて…」

    エルヴィン「…」

  108. 108 : : 2014/04/13(日) 01:09:08

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


    ハンジ「…」チラ



    時計を見るともう夜だった。
    最近はほとんど机から動いてない気がする。



    ハンジ「ん~」グイー



    体を伸ばすと背中辺りからゴキッ
    っという音がした。
    たまには体動かさないとな…。



    ハンジ「明日はどこまでやろうかな…」



    あの決心をしてから、
    研究はしているが進んでないのに等しい。
    調べることが多すぎるのだ。

  109. 109 : : 2014/04/13(日) 01:16:07

    このままでは、とても…。



    ハンジ「もうちょっとやっとこ」スッ

    ハンジ「…!」グラ


    ハンジ「…おっと」



    急に頭がグラグラしだした。
    めまい的なものだろうか。
    …全然寝てないもんね。



    ハンジ「あはは、さすがに保たなくなってきたか…」

    ハンジ「…寝よ」ヨロヨロ



    体を壊したら元も子もない。
    ちょっと寝てまた再開だ。

  110. 110 : : 2014/04/13(日) 01:21:57

    ハンジ「よいしょ…」ノソ



    そのままうつ伏せで倒れ込む。
    すぐに眠気が襲ってきた。



    ハンジ「…」





    ーー
    ーーーー
    ーーーーーー
    ーーーーーーーー



    ハンジ「…?」



    真っ白い世界。
    どこを見ても真っ白だ。
    ここはどこだ?
    夢か現実か…。

    多分夢だな。

  111. 111 : : 2014/04/13(日) 01:31:36

    自分以外は誰もいないのか…?



    ハンジ「…」キョロキョロ


    ハンジ「!!」



    真っ白い世界の、
    ずっとずっと先の方に
    誰かが立っている。



    ハンジ「…リヴァイ…?」



    立ち姿、髪型、身長といい…。
    はっきりとは見えないが
    リヴァイだとわかった。



    ハンジ「…は、はは」

    ハンジ「…なんで…?」



    あなたはもういないじゃないか。
    なんで私の前に現れるの?
    どうして私の夢の中なんかに…。

  112. 112 : : 2014/04/13(日) 01:39:15

    聞きたいけど聞けない。
    そこにいるようで近づけない、
    そんな複雑な距離。

    それ以前に、私が近づく権利はない。



    …じゃあ
    どうして…?



    いや、違う。



    ハンジ「私がリヴァイを夢の中に出したんだ…」



    きっと、心の奥底で
    そう思っていたんだ。



    ハンジ「私はなんて無責任なんだ…」

  113. 113 : : 2014/04/13(日) 01:41:25
    ハンジ・゜゜(p>д<q)゜゜・
    リヴァイ~はやくもどってきて~!
  114. 114 : : 2014/04/13(日) 01:42:45
    >>113
    コメントありがとうございます!
    明日ぐらいには終わらせたいけどなぁ…
    あともう少しだけ書きます↓
  115. 115 : : 2014/04/13(日) 01:48:17

    私がどうしてリヴァイに
    会いたいのかはわからない。

    ごめんなさいって言いたいから?
    ありがとうって言いたいから?

    もしかしたら違う理由かもしれない。


    でも、今となってはもう遅い。
    言いたくても届かない。

    何をどうしたって届かない。
    そんなことわかっているのに。


    ハンジ「こんな…」

    ハンジ「こんな夢なら早く覚めてくれよっ…」


  116. 116 : : 2014/04/13(日) 01:54:55





    「……ろ」





    何かが聞こえた。



    ハンジ「…え?」



    前を見ると、
    リヴァイがこっちを向いて
    叫んでいる…?



    「……きろ…!」



    なんて言ってるの?
    遠いから聞こえないよ。
    もうちょっと、大き…






    「いい加減…」







    「起きろッッ!!!!」






    ーーーーーーーー
    ーーーーーー
    ーーーー
    ーー


  117. 117 : : 2014/04/13(日) 02:42:53
    リヴァイ!?((((*゜▽゜*))))
    楽しみにしてます!(っ´ω`c)
  118. 118 : : 2014/04/13(日) 07:54:21
    もしかしたら、
  119. 119 : : 2014/04/13(日) 07:54:53
    わkゲフンゲフン何でもない。
  120. 120 : : 2014/04/13(日) 08:14:54
    >>117>>118>>119
    コメントありがとうございます!
    もうお分かりですよねー笑
    続きは夜書きますので
    もうしばらくお待ちください!

  121. 121 : : 2014/04/13(日) 12:01:22
    はうあああああああ!ハンジさんが見ていて辛いです(>_<)
    でも独りで頑張るハンジさんも萌え…げふんげふん、もう!副官に心配かけちゃ駄目ですよ!
    そして声の主にわくわくしながら期待です!
  122. 122 : : 2014/04/13(日) 16:34:51
    `οωο´//期待ですよっ!
  123. 123 : : 2014/04/13(日) 18:25:20
    かえった!かえった!かえった!かえった!かえった!
  124. 124 : : 2014/04/13(日) 19:10:17
    >>121>>122>>123
    コメントありがとうございます!
    おかえりおかえり♪

    ちょっとずつ再開です
  125. 125 : : 2014/04/13(日) 19:26:37



    ハンジ「!!」ハッ


    リヴァイ「!?」ゴシゴシッ




    ハンリヴァ「…」ジー




    ハンジ「…ありょ?」

    ハンジ「リヴァイ?」

    リヴァイ「…」

  126. 126 : : 2014/04/13(日) 19:32:23

    ハンジ「…えぇ!?」ガバッ



    起き上がると目の前に
    リヴァイがいた。



    ハンジ「どゆこと?」

    リヴァイ「こっちの台詞だ」

    ハンジ「な、なんで生きてるの?」

    リヴァイ「…あ?」

  127. 127 : : 2014/04/13(日) 19:38:01
    初コメ
    すごいっ!w
    おもしろすぎ
    うちハンジラブだからこの話やばいっっ
    頑張ってください(^O^)
    期待×10000000000000
  128. 128 : : 2014/04/13(日) 19:43:56
    >>127
    ありがとうございます!
    ちょっとお風呂入ってきます
  129. 129 : : 2014/04/13(日) 20:40:02

    リヴァイ「生きてるってなんだ」

    ハンジ「え、いや…」グルグル

    ハンジ「これは何…、夢?現実??」



    急すぎてかなり混乱している。



    ハンジ「ちょっとほっぺつねってみて」

    リヴァイ「…」


    グィィィィィィィィィィィ


    ハンジ「いーーででででででで!!」

    ハンジ「ちょっ、痛い痛い痛い痛い!!」ジタバタ

    リヴァイ「お前がつねろって言ったんだろうが」パッ

    ハンジ「そんなに力入れてつねるなっ!!」

  130. 130 : : 2014/04/13(日) 20:46:38

    ハンジ「うぐぁ…」ヒリヒリ



    思いっきりつねられた。
    容赦ないやつめ…。

    でも、痛いということは…。



    ハンジ「現実…か」

    ハンジ「…じゃあ、どこから夢だったんだ?」

    リヴァイ「さっきからよくわかんねぇぞ」

    ハンジ「へへ、ごめんごめん」

    ハンジ「…壁外調査って何日前?」  

    リヴァイ「昨日だ」

    ハンジ「…」



    夢とちょっと違うな。

  131. 131 : : 2014/04/13(日) 20:56:24

    リヴァイ「てめぇが勝手に滝の中に突っ込んでいったんだろ」

    ハンジ「…助けてくれたの?」

    リヴァイ「…ああ」

    ハンジ「また、助けられちゃったね」ハハ



    滝に落ちたとこまでは現実だったようだ。
    それにしても、
    長い悪夢だった。
    これを1日の間で見てたのか。

    改めて気づく。
    …全部、夢だったんだ。



    ハンジ「…ぅ」ウルッ

    リヴァイ「おい…」



    リヴァイは生きてたんだ。
    色々な何かがこみ上げてくる。
    視界が滲んできた。

  132. 132 : : 2014/04/13(日) 21:06:35

    ハンジ「うえぇぇぇ…」ポロポロ

    ハンジ「よがっ…だよぉ…」



    生きててよかった。
    また会えてよかった。



    リヴァイ「…」

    リヴァイ「お前が何を見てたのかよくわからんが…」


    パシ



    リヴァイが私の手をつかむ。
    ふと、自分の手が少しぬれていたことに
    気づいたが、それどころではない。




    リヴァイ「俺は生きてるぞ?」


    ハンジ「…うん」




    リヴァイの手は温かかった。
  133. 133 : : 2014/04/13(日) 21:10:40
    うあああ!!!よかったよかった!!涙が止まりません!!
    夢でよかったあああ!ハンジさん、よかったね!
  134. 134 : : 2014/04/13(日) 21:13:33


    リヴァイ「勝手に人を殺すんじゃねぇ」

    ハンジ「…ご、ごめん」



    あなたに出会えて本当によかった。



    ハンジ「ねぇ、リヴァイ」

    リヴァイ「なんだ」




    ハンジ「…」



    ハンジ「やっぱ何でもない」

    リヴァイ「…?」




    言おうと思ったけどやめた。
    だってこんなの、
    誰かが用意したタイミング
    みたいじゃないか。 

    今じゃない。


  135. 135 : : 2014/04/13(日) 21:14:38
    >>133
    リアルな夢は怖いですよね(^-^;
  136. 136 : : 2014/04/13(日) 21:19:10



    ゴトッ


    ハンリヴァ「!?」ビクッ



    ドアの辺りで物音がした。



    リヴァイ「…」スッ


    スタスタ



    リヴァイがドアに近づいていく。
    気のせいかもしれないが、
    殺気を感じるような…。



    ドゴオォッ



    リヴァイがドアを蹴破った。


    …え!?
    ちょっ、蹴破ッ…!?

  137. 137 : : 2014/04/13(日) 21:25:24

    ハンジ「ちょおぉ!!私の部屋のドアぁぁ!!」

    リヴァイ「…」ゴゴゴ



    リヴァイの視線の先には…。



    エルヴィン「き、奇遇だな…、リヴァイ…」ガタガタ



    エルヴィンがいた。



    リヴァイ「…お前、こんなとこで何してんだ…?」ゴゴゴ


    ダッ


    エルヴィン「モブリット!逃げるな!!」

    リヴァイ「今すぐ答えろ…」ボキボキ



    どうやら部屋の中の様子を
    うかがっていたようだ。
    悪く言えば盗み聞きである。

  138. 138 : : 2014/04/13(日) 21:37:28
     
    エルヴィン「ご、誤解だ…、たまたま通りかかっただけで…」

    リヴァイ「嘘つくんじゃねぇ…」ユラリ



    さっき言わないでおいてよかった…。



    エルヴィン「誤解だぁぁ」

    ハンジ「…ぷっ」



    ほっとしたら
    笑いがこみ上げてきた。
    エルヴィンの末路は丸見えだ。
    …死ぬわけではないが。



    ハンジ「ぷくくくくっ…」プルプル

  139. 139 : : 2014/04/13(日) 21:48:02


    ギャアギャア



    男たちが騒いでいる。
    そんな奇妙な様子に笑いが止まらない。



    ハンジ「あはははははは!!!」

    エルヴィン「ハンジ、助け…

    リヴァイ「覚悟しろ…」



    こうしてまた、
    あなたの側にいることができる。
    笑うことができる。
    すごく、すごく…




    幸せだ。




    そして、
    いつか…。

    心の準備ができたときに。









    ねぇ、リヴァイ。




    私はあなたのことが──────






    fin.

  140. 140 : : 2014/04/13(日) 21:50:10
    終わったあ!凄かったです!これからも頑張ってください!
  141. 141 : : 2014/04/13(日) 21:50:38
    乙 とてもいいシリーズ、ssでした!
    ゚(゚´Д`゚)゚感動~
  142. 142 : : 2014/04/13(日) 21:52:10
    感動しました!
  143. 143 : : 2014/04/13(日) 21:52:35
    これにて、終了です!
    みなさんのおかげでここまで
    書くことができましたぁぁ!!

    …というわけなんですが、
    書いてる途中にリヴァイ視点で
    書いたら楽しそうだなぁ…
    とか思っちゃいまして

    ネタが浮かべば番外編として
    書こうと思います

    希望のシチュエーションとかあれば
    教えてください
    できる限り書きます(^-^;

    そして最後に
    爆弾という名のおまけ
    投下しときます↓
  144. 144 : : 2014/04/13(日) 21:53:21
    >>140>>141>>142
    コメントありがとうございます!
    早いっ!!
    めちゃくちゃ嬉しいです!!
  145. 145 : : 2014/04/13(日) 21:58:40

    おまけ

    ー爆弾という名の…?ー




    リヴァイ「…」スタスタ

    ハンジ「…エルヴィンは?」

    リヴァイ「駆除した」

    エルヴィン「」シュウゥゥゥ

    ハンジ「おぅ…」



    部屋の入り口で
    エルヴィンが転がっている。
    本気で駆除されたようだ。



    ハンジ「そこまでしなくてもよかったんじゃ…?」

    リヴァイ「心配ない。あいつはあれぐらいじゃ死なん」



    それ本当…?

  146. 146 : : 2014/04/13(日) 22:02:09

    ハンジ「…はぁ」



    何がともあれ、
    大変だったなぁ…。

    まさか滝に突っ込むとは…。
    二度とごめんだ。





    ん…?






    そういえば…。
    リヴァイはどうやって私を助けたんだろう。

  147. 147 : : 2014/04/13(日) 22:11:05
     
    普通に滝に飛び込んで
    泳いで引き上げてくれたのかな…。




    …。




    その後…。


    そ、その後…!?




    ハンジ「リ、リヴァイ…」

    リヴァイ「なんだ。何回も」

    ハンジ「リヴァイが私を引き上げてくれたんだよね…?」

    リヴァイ「?そうだが…」

    ハンジ「え、ええ、え…。じゃ、じゃあさ…」






    ハンジ「じ、じじ、人工呼吸とかって…した?」





    ハンリヴァ「…」






    リヴァイ「…」フイッ



    リヴァイがそっぽを向く。
    そ、それって…。
    キ…、キ…。




    ハンジ「う…」カアァァァ





    ハンジ「うわああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっ!?」ボーン





    私のこの大声は
    外にいる人まで聞こえたらしい。






    おしまい

  148. 148 : : 2014/04/13(日) 22:13:55
    おまけも無事終了!
    ちょっとだけはじけました


    ってことで、
    最後までご観覧
    ありがとうございました!!!m(_ _)m


    次は何を書こうかな?
  149. 149 : : 2014/04/13(日) 22:13:59
    面白かった!(´∀`*)
  150. 150 : : 2014/04/13(日) 22:15:19
    >>149
    nukoさん
    いつもありがとうございます!(*´▽`*)
  151. 151 : : 2014/04/14(月) 16:12:49
    面白かった!
    まさかの夢オチだったとは。
  152. 152 : : 2014/04/14(月) 19:05:36
    四天王…最高!!

    これからも頑張ってください!
  153. 153 : : 2014/04/14(月) 19:37:16
    おぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!
    とても面白かったです!!!!!!!!
    さすが四天王が書くSSだぁぁぁああ!!!!!!!
    これからもスーパーなひよさん四天王に期待!!!!!!!!
  154. 154 : : 2014/04/14(月) 20:46:27
    コメントありがとうございます!

    >>151
    おっちょこちょいなハンジさんです
    私自身夢オチになってしまったことは
    悔やんでおります…

    >>152
    最後までありがとうございます!
    四天王って…
    照れます(´ ` *)

    >>153
    モモさんもありがとうございます!
    でも完全にネタ切れです!
    うわぁぁ(>_<)

  155. 155 : : 2014/04/14(月) 21:36:48
    きゃああああ/////
    リヴァイとハンジさん可愛すぎだああ/////
    あなたは神でしょうか!?
    そして神作乙です!!
  156. 156 : : 2014/04/14(月) 23:05:28
    お疲れ様でした!!
    最期のおまけまで楽しませていただきました!ww
    乙女なハンジさんとかっこいい兵長に胸がきゅんきゅん…ごほん!
    幸せな調査兵団が見れて幸せでした!またの作品に期待しております!!
  157. 157 : : 2014/04/15(火) 21:17:28
    >>155
    ありがとうございます!!
    改めて読むとまだまだ書き足りないなぁ…
    って思います

    >>156
    いつもコメントありがとうございます!
    やっぱりハッピーエンドがいいですよね
    (´▽`)
  158. 158 : : 2014/04/18(金) 21:28:11
    ↓番外編はこちらから!
    http://www.ssnote.net/archives/14916
  159. 159 : : 2014/04/28(月) 02:49:12
    神!

    私もこんなの書きたーい!!!!!!!!!!
  160. 160 : : 2014/04/28(月) 22:49:03
    >>159 
    ありがとうございます!
    恋ものは大変ですσ(^_^;
  161. 161 : : 2014/12/02(火) 07:31:54
    ハンジさんとリヴァイが無事戻れてよかった!!!!
  162. 162 : : 2015/01/04(日) 00:51:50
    私小学生なんですけど、親にばれないように苦労しながら徹夜で見ました。
    そんだけはまったということです!

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