この作品は執筆を終了しています。
素直になれたら 1章
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- 1 : 2014/03/23(日) 15:25:31 :
- 初投稿です!暖かく見守ってください
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- 2 : 2014/03/23(日) 15:27:40 :
- 一応現パロです。ネタバレあるかも
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- 3 : 2014/03/23(日) 15:32:35 :
- アルアニですか? あとトリップを付けた方がいいですよ
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- 4 : 2014/03/23(日) 15:35:21 :
- 大学の食堂、騒ぎの中心である金色の目をした青年を見ながら、ふと思う
いつからだろう、気づかぬ間にあの馬鹿のことを目線が追いかけるようなったのはー
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- 5 : 2014/03/23(日) 15:37:09 :
- トリップ?っていうのが何かわからないです笑
よろしければ教えていただけたら嬉しいです。
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- 6 : 2014/03/23(日) 15:46:27 :
- あれは大学生になって始めて迎えた冬のことだっけ、初めは同じ学部ってだけの関係だった。もちろん同じグループになったこともないし、話したことなんてあるはずもない。ーーーそもそも私には友達と呼べるやつなんて両手で数えられる程度しかいなかったがーーーそんな私とは対照的にあいつの周りにはいつも人が集まっていた。だから冴えない私みたいなやつでもあいつの名前は知っていた。
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- 7 : 2014/03/23(日) 16:15:06 :
- その日は雪が降っていた。いつも通り講義が終わって帰りの支度をしている時、中学の時に出会った、私の数少ない友人である黒髪のおさげの女の子に声をかけられた。今日はサークルが無いから一緒に帰ろうというお誘いだった。特に予定もないので一緒に帰ることにした私はさっさと準備を済まして帰路についた。中庭には雪が積もっていた。バス停に着いた私達は駅までのバスに乗るためにそこで待つことにした。
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- 8 : 2014/03/23(日) 16:25:53 :
- トリップとは偽防止のためのもので、執筆者の方は付けることを強くおすすめされています
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- 9 : 2014/03/23(日) 16:32:28 :
- 自分はやったことないけど ハンドルネームの隣の欄に半角打ち込むそうです。間違ってたらすみません
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- 10 : 2014/03/23(日) 16:54:27 :
- その時、ミーナ、と呼ぶ声が聞こえた。友人の名が聞こえてきて方向を振り返ると金髪の背の低い女の子とこちらは正反対に背の高い黒髪の女が立っていた。この二人も学部こそ違うが、私でも名前くらいは知っていた。むさ苦しい幼馴染から耳にタコができるくらい聞いたからね。
「あれ?クリスタとユミルって寮じゃ無かったっけ?」
ミーナが聞いた。
「来週クリスマスでパーティするって話になっててさ、こいつに似合うサンタ服を買いに行くのさ」
クリスタの頭を撫でながらユミルが言った。
「違うでしょ?あと頭撫でないで!そういえばミーナも来る話じゃなかったっけ?」
「あー、ライナーの言ってたやつ?それなら行くって話になってたよ」
「そうそれだよ!それよりそっちの子見たこと無いけど、ミーナの友達?」
「そうそう親友だよ。アニって言うんだほらアニ自己紹介しなよ」
「アニ、アニ•レオンハート。よろしく」
いきなり話題が自分に飛んできて、戸惑ったが、簡潔に自己紹介した。
「アニ、よろしくね?それよりアニもパーティ来るよね?」
「行かない」
行くわけが無い。こんな自分が行ったところで周りの空気が悪くなるだけだ。
「行こうよ!アニ」
「そうだよ、みんなと仲良くなるチャンスだよ」
「行かない、バイトがある」
「アニ嘘は良く無いよ、私知ってるもんね、アニがバイトしてないの」
「チッ」
「舌打ちしないの!いいから行くよ!」
その後、20分に及ぶ説得に私も折れてしまった。
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- 11 : 2014/03/23(日) 17:00:08 :
- >>8
ありがとうございます!
ちゃんとついてますかね?
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- 12 : 2014/03/23(日) 17:13:30 :
- 結局その後はクリスタとユミルも加わって四人で駅の近くの喫茶店に入ることにした。
「ねぇミーナ、クリスタとユミルとはどこで知り合ったの?」
「サークル一緒なんだ!」
「なるほど。私も入ればよかったな」
「やめとけアニ、私もクリスタについて入ったんだけどあれは無いわ。なにより休日が無くなる」
「お疲れ、ユミル」
「でも!楽しいからいいもん!ね、ミーナ?」
「うんうん、それにエレンいるもんねー、クリスタ?」
「ミーナ!内緒だってば!」
「時すでに遅し」
ユミルは理解して下品な笑みを浮かべながら言ったが、私には何が内緒なのなわからなかったけど、それを聞くのも面倒なのでやめた。
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- 13 : 2014/03/23(日) 17:28:22 :
- 「で、かわいいクリスタちゃんはあいつのどこが好きなんだ?あんな悪人面の」
ユミルの質問でやっとわかった。クリスタはあいつのことが好きなんだね、確かにあいつの顔は怖い。ジャンが絡んで来ると余計に。
「確かに顔は少し怖いけどかっこいい方だよ。それに、私には無い物を持ってるし、上辺だけじゃない本当の優しさみたいなのがあると思う」
「それはわかるなー、私もなかなかイケメンだと思うな。」
「あっ、まさかミーナもか?これは面白くなってきたな」
ユミルが茶化す。よくこんな話題で盛り上がれるものだ。私にはガールズトークと言うものの何が楽しいのか理解できなかった。
そうこうしているうちに、電車の時間が近づいてきたので私達は二人と別れて駅に向かった。
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- 14 : 2014/03/23(日) 17:41:16 :
- 「クリスタとユミルとは仲良くなれそう?」
駅に向かう途中、ミーナが聞いてきた。
「なかなかいい人だね、二人とも。2人と仲良くなれたのもミーナのおかげ、ありがとう」
「アニがお礼を言うなんて珍しいねー」
「うるさい、蹴るよ」
「やめてって、痛い痛い」
「ミーナが悪い」
「ごめんってば、もうからかわないからー」
「なら許す」
いつものようにくだらない事を話しながら改札に通ろうと定期を出そうとした。が、見つからなかった。
「あっ、どうしよう、定期置いてきた」
「えっ、どうするのよ、お金かそうか?」
「いや、いい。取りに戻るよ」
「私も行く」
「ミーナは先帰ってていいよ、雪強くなるみたいだし」
「そう、ごめん先に帰る。気をつけてね!」
「うん、ありがと。じゃあね」
それだけ言うと私は雪の中を駆け出した。
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- 15 : 2014/03/23(日) 17:49:02 :
- 傘を持っていなかった私は、コートの肩や頭に雪を被せながら大学についた。大学で活動範囲の小さい私が、定期を落としたのなんて講義室しか思い付かなかった。だから一直線に講義室にむかった。幸い講義室にはまだ人影があった。私は今日座った席に向かおうとした。が、そこにはあいつが座っていた。エレン•イェーガーが。
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- 16 : 2014/03/23(日) 18:02:47 :
- 珍しくあいつの隣にはいつもいる金髪の女々しい幼馴染と長い艶やかな黒髪の幼馴染はいなかった。
しかし、ここからが問題だ。あいつとは話したことも無いし、こちら元々人見知りで気のしれた人以外とは滅多に会話を交わさない私だ。まして、相手は男だ。同年代の男なんて無駄にでかい2人以外全くと言っていいほど会話を交わしたことが無い。
それに、あいつが私の事を知ってるとも限らない。むしろ知らない可能性の方が高い。なんせ、あいつと私では立場がまるで正反対だ。
そんなことを考えてると思わぬことが起こった。
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- 17 : 2014/03/23(日) 18:24:03 :
- 「なぁ、アニ?だったよな。何俺のこと睨んでんだよ、俺の顔になんかついてんのか?」
なんとあいつから話しかけてきたのだ。しかも、名前も知られていた。驚きと私があいつを見ていたことに気付かれたことへの恥ずかしさから私は言葉が出せなかった。
「あっ、これアニのなのか?悪い、机の中に入ってたから後で届けようと思って持ってたんだ」
そんな私を見兼ねてあいつが言った。どうやら定期はあいつが持っていたみたいだ。
「そうなんだ、ありがとう」
とりあえず礼を言い、定期を受け取った。
「いや、別にいいよ。それよりお前、髪の毛濡れてるぞ?」
「あぁ、傘なかったから」
「お前寒くないのかよ」
「大丈夫」
「いや、どう見ても大丈夫じゃねぇな。お前今から帰るのか?」
「そのつもり」
「俺これ教授に提出したら帰るからちょっと待っとけ」
「はぁ?」
私を無視してエレンは教授のいる研究室へと走って行った。
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- 18 : 2014/03/23(日) 18:46:03 :
- 期待!
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- 19 : 2014/03/23(日) 19:42:57 :
- >>18
ありがとうございます!
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- 20 : 2014/03/23(日) 19:55:47 :
- しょうがないから、あいつを待ってやることにした。外を見ると雪が強くなっていた。何分かするとエレンが戻ってきた。走ってきたのであろう、息が乱れていた。
「わざわざ走って来なくてもよかったじゃない」
私は嫌味ったらしく冗談を言った。
「アニを待たせるのは悪いからな」
エレンは屈託のない笑顔で答えた。なるほど、笑った顔は子供のように無邪気だとクリスタが言っていたが想像以上だ。それによく見るとなかなか美形だ。なにより包み込むような金色の瞳は目を奪われるような美しさだった。
「じゃあ、帰るか」
「はぁ?」
「いや、帰るかって言ったんだけど」
「だから、傘が無いって言ったでしょう?」
「俺の使えばいいだろう?」
「それじゃあ、あんたが濡れる」
「男は濡れていいんだよ、ほら、早く行くぞ」
もう、この馬鹿には何を言っても通じないんだな、そう確信した。しょうがなくエレンの優しさに甘えさせてもらうことにした。
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- 21 : 2014/03/23(日) 19:57:47 :
- 行間を開けたらもっと読みやすくなりますよ
あと、地の文も適度に改行した方が、読みやすいですよ!
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- 22 : 2014/03/23(日) 20:12:18 :
- 駅に着いて、私は絶望した。雪のせいで電車が止まっているらしい。
「どうしたんだ?」
「電車が止まってて家まで帰れない」
「親は迎えにこれねぇのか?」
「お父さんは明日まで家に帰らないらしい」
「じゃあお前、今日はどこで寝るんだ?」
「今考えてるとこ」
「じゃあ、俺の家来るか?ここから歩いてすぐなんだけど」
「は?」
驚いた、心底驚いた。こいつは何を言ってるんだ。仮にも私達は女と男だ。しかも今日初めて会話を交わしたと言うのに。
「いや、1人暮らしだし遠慮することねぇよ」
私が戸惑っていると、エレンは言った。そんなこと言われると余計に戸惑ってしまうだろう。こいつの思考回路はどうなっているんだ。
「あんたさぁ、仮にも私はおんななんだけど?私を部屋に連れ込んで何をするつもりだい?」
「俺にはお前が何を言ってんのかよくわかんねぇけど、帰れないんなら仕方ないだろ?そうか、他に当てでもあんのか?」
そう言われると無償に寂しくなった。私にはあてなんてない。この近辺に友人は住んでいない。寮で暮らしている友人に泊めてもらおうとも考えたけど、校則上それは許されない。と、なるとやはり選択肢は一つしか残っていない。私は覚悟を決めた。
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- 23 : 2014/03/23(日) 20:15:46 :
- >>21
アドバイスありがとうございます!
地の文の改行はややこしくならないように話のまとまりで分けてたつもりなのですが、やっぱり読みにくかったでしょうか?
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- 24 : 2014/03/23(日) 20:26:12 :
- 「ただいま!」
誰もいない家で、エレンは言った。私はおじゃまします、とだけ言って靴を揃えて中に入った。
エレンの家は駅からすぐの小さなアパートの二階の部屋だった。お世辞にも広いとは言えない部屋だったが意外にも家の中は狭いなりにもきちんと整理がなされていた。ただ一つ問題があるといえばそれはワンルームであることだけだ。風呂とトイレ以外は全て一つの部屋に収納されている。つまり必然的に同じ部屋で寝ることとなるのだ。
私は困惑したが、変に意識してしまうと、誤解されてしまう可能性もあるので平常を装った。
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- 25 : 2014/03/23(日) 20:36:21 :
- 「腹減ったよな?」
隣でテレビを寝転びながら見ていたエレンが言った。
「あぁ。泊めてもらうだけじゃ悪いから、私が作るろうか?」
「いいのか?なら頼む!他人の料理とか久しぶりだなぁ。楽しみだ」
子供のように目を輝かせながらエレンは言った。こいつの笑顔には暖かいものを感じる何かがあるようだ。そのくらい綺麗だ。そんなことを考えながらアニはキッチンへむかった。
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- 26 : 2014/03/23(日) 20:42:57 :
- エレンの家の冷蔵庫にあったパスタ麺とホワイトソース、キノコや野菜を使って手短に2人分スパゲティを作った私はそれを持ってエレンの座るテーブルに向かった。
「おお!うまそうだな、いただきます!」
エレンは私からスパゲティをもらうなり口に運んだ。エレンがそれを口に運ぶのを見つめていると、何故か心臓の音が大きくなった気がした。エレンが、美味しい、とこぼすのを聞き取った後、私スパゲティを口に運んだ。自分でもなかなか美味しくできたと思った。
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- 27 : 2014/03/23(日) 20:58:41 :
- 「そういえば、俺、アニ
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- 28 : 2014/03/23(日) 20:59:09 :
- ↑ミスりました。
すいません!
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- 29 : 2014/03/23(日) 21:11:15 :
- 「そういえば、俺なにもアニのこと知らねぇよな」
「私だってあんたのこと何も知らないよ。話したのだって今日が初めてだ」
「そういえばそうだっけな」
「あぁ、そうだ。私は正直あんたが私の名前を知ってたことに驚いたよ」
「知らないわけねぇだろ?同じ学部の仲間だろ」
エレンの口から、仲間、という言葉を聞いて私は心が満たされていくのを感じた。まさかそんなふうに思ってもらっていたとは思ってもいなかったから。
「あんたが初めてだよ、ありがとう」
「は?お前他人の家に泊まったこともねぇのかよ、嘘つくなよな」
せっかく柄にもないことを言ったのに、何をこいつは見当違いなことをいっているのだろう。あぁそうだ、こいつは恐ろしく鈍感だ、とクリスタが言ってたのを思い出して一人納得した。
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- 30 : 2014/03/23(日) 21:22:56 :
- そのあとは2人で色んなことを話した。お互いの幼馴染の話、趣味、好きな食べ物、将来の夢とか色々。話の節々で私は柄にもなく笑ってしまった。心から。こんなに笑ったのはかなり久しい気がする。そして、自分の母親が病に侵されて亡くなった話をして自分で泣いた時、エレンは自分も同じだ、と言いながら私の頭を撫でてくれた。エレンは強いな、そう思った。
結局その後は某少年漫画のようなラッキースケベ展開に寝ることもなく2人別々のベッドで眠りに着いた。
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- 31 : 2014/03/23(日) 21:24:04 :
- ↑
寝る→なる
です、すいません!
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- 32 : 2014/03/23(日) 21:24:53 :
- あと、ベッド→ふとん、です。何度も申し訳なm(_ _)m
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- 33 : 2014/03/23(日) 21:31:45 :
- その日から私の生活は急激に、とはいかないけど少しずつ変わって行った。周りと話をするようになったし、積極的にみんなの会話にも入って行った。そのかいあってか、友達も昔より断然増えて行った。それもこれも全てエレンやミーナのおかげだ。2人には本当に感謝してる。
ちょうどその頃からだろうか、エレンに人間的な憧れ以外に男性としての憧れの気持ちを持つようになって、自然と彼の姿を目で追うようになったのは。
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- 34 : 2014/03/23(日) 22:26:57 :
- そして三回生になって、今に至るわけだ。私はこの二年間ずっとこの気持ちを素直に誰かに伝えたり、相談したりもせずに、自分の中に秘めて過ごしてきた。
エレンに伝えることで、今までの関係が壊れるのはもちろん嫌だったし、なによりエレンを通じて築いてきた周りの人との関係までもが崩れてしまいそうな気がした。だから私は人一倍臆病になっていたのかもしれない。でも、私はそれでもよかった。なにより、自分の中に恋という感情が生まれたことが何より嬉しかったのだ。これでどんな結果になっても、後悔はしない。そう決めていたはずなのに……
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- 35 : 2014/03/23(日) 22:53:21 :
- ここでとりあえず一章終わりにしようと思います!
閲覧ありがとうございました。
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- 36 : 2014/03/23(日) 22:57:04 :
- http://www.ssnote.net/archives/12826←続きです!
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