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エレン「女になる薬、ですか?」

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  1. 1 : : 2014/02/11(火) 23:08:04


    アルミン「え?エレンが猫になっちゃった?」
    http://www.ssnote.net/archives/9636


    エレン「心理テスト?」
    http://www.ssnote.net/archives/9646


    アルミン「ジャンケンで誰が飲むか決めよう!」
    http://www.ssnote.net/archives/9662


    アルミン「エレンが、記憶喪失?」
    http://www.ssnote.net/archives/9683


    エレン「は?劇、ですか?」ハンジ「ベタに白雪姫とかどうかな?」
    http://www.ssnote.net/archives/9719


    ハンジ「エレン、君にチョコレートをあげよう」(怪しい薬入り)
    http://www.ssnote.net/archives/9811


    ハンジ「鬼ごっこを開催する!!」
    http://www.ssnote.net/archives/9849


    エレン「ばれんたいん、だ?」
    http://www.ssnote.net/archives/9891



    前作です。


  2. 2 : : 2014/02/11(火) 23:09:49




    ハンジ「そう。」

    エレン「いや、いくら何でもそれは飲みませんよ。」

    ハンジ「え?……誰が私の作ったチョコレートを食べたのかな?もしかして対価もなしに食べられると思っていたの?」

    エレン「……分かりましたよ。飲みますよ。」



    ハンジ「(意外と操りやすいな、エレン)」

    エレン「(くそ、何で俺が…)」


  3. 3 : : 2014/02/11(火) 23:16:06



    ハンジ「(ようやくこの日が来た。……彼が女になれる日を私は夢見ていたのだ)」




    エレン「(……今日、誰にも会いたくない)」




    ハンジ「(ドキドキ、早く飲んでくれないかな…)」



    エレン「(み、見られてる…!滅茶苦茶見られてる…!)」


  4. 4 : : 2014/02/11(火) 23:28:19



    ハンジ「?エレン?どうしたの?」

    エレン「あ、あの……これ飲むの明日でもいいですか?(あんたが見てると非常に飲みにくいんだよ)」

    ハンジ「駄目だよ、エレン!明日は壁外調査なんだ!!巨人たちと会える貴重な日だよ!?これを逃すわけにはいかないんだ!!」

    エレン「え?ハンジさん、ちゃんと仕事してるんですか?」

    ハンジ「いや、君……私を今までどんな目で見てきてたんだい?失礼だね。」




    エレン「別にそれと俺のことが重なるのなんてどうだって…」

    ハンジ「駄目だ!君の女になる姿も貴重だろ!?この目で今確かめたいんだ!!」

    エレン「(とんだ変態だな、この人)」


  5. 5 : : 2014/02/11(火) 23:32:33
    期待♪
  6. 6 : : 2014/02/11(火) 23:44:48
    期待!
    女になるのはエレンだけですか?
  7. 7 : : 2014/02/11(火) 23:49:33
    >>6 誰か希望ありますか?
    今なら一人追加しますw

    明日にはなりますけど。
  8. 8 : : 2014/02/12(水) 00:14:20
    ジャンでお願いじゃん
  9. 9 : : 2014/02/12(水) 00:18:23
    是非ベルトルトを!
  10. 10 : : 2014/02/12(水) 00:32:09
    まだかなー
    早く読みたーいわら
  11. 11 : : 2014/02/12(水) 00:34:24
    あなたの作品今までの全部みました!
    とっても面白くて!特に鬼ごっこのやつが良かったです!

    今回も期待してます!
  12. 12 : : 2014/02/12(水) 00:34:49
    とりあえず応援してます!w
  13. 13 : : 2014/02/12(水) 01:05:56
    期待‼
  14. 14 : : 2014/02/12(水) 01:07:06
    期待!!
  15. 15 : : 2014/02/12(水) 12:05:27
    たくさんのコメントありがとうございます!
    今のところジャンとベルトルト希望ですね(笑)
    んー、ベルトルトは前に目立たせたので、今回はジャンにしましょう。



    ジャン「んあ?何やってんだ、あいつら?」

    エレン「げ、ジャン!?」

    ハンジ「ん?あーあ、見られちゃったら仕方ないね。」

    ジャン「え?何スッか?」




    ハンジ「(もう1錠リヴァイのために置いてた薬、この子に使うしかない、か。)」

    ジャン「あ、あの…、え?」

    ハンジ「心配しないで、エレン。」

    エレン「はい?」

    ハンジ「君を一人にはしないから。」

  16. 16 : : 2014/02/12(水) 12:07:48



    ジャン「んぐ…っ!?」

    ハンジ「さあ!!エレン!!君も飲むんだ!!」

    エレン「は、はい!」



    ハンジ「(さーて、見物だな)」



    エレン「う、わ……何か、気持ち悪く」

    ジャン「何だ、こりゃ!!くそ、上手く動けねえ…」

  17. 17 : : 2014/02/12(水) 12:17:26


    んー、ジャンも可愛くした方が好みですか?
    皆様のご意見、聞きたいです。


    面白いジャンがいい!方でも構いませんよー

  18. 18 : : 2014/02/12(水) 15:15:45
    じゃあ、面白い方でww
  19. 19 : : 2014/02/12(水) 15:19:04
    >>18 じゃあ、面白いジャンにしますw
    ありがとうございます!



    ハンジ「お、これはこれは…」




    エレン「けほけほ…っ!な、何か……ち、縮んだ?」

    ジャン「いった…ぁ……、何が起こった、の?」



    ハンジ「やっぱり自然と女の子の口調にはなるみたいだね。……ふむ、やはり興味深い。」



    エレン「ハンジさん……、私達どうなってますか?」

    ハンジ「うん、可愛くなってるよ、エレン。」

    ジャン「……どういう、ことですか?」


  20. 20 : : 2014/02/12(水) 15:21:42



    ハンジ「ああ、君はこの薬の効果を知らなかったんだよね。悪いね、巻き込んで。」

    エレン「ジャン、あなた………いつにも増して、顔が濃くなってる。」

    ジャン「どういう意味よ、ちょっと」

    エレン「口調がキモイ。」

    ジャン「いや、それはアンタもでしょ。」



    ハンジ「君はジャンだったよね?よろしく。」

    ジャン「あの、つまりこれは……女になったってことですか?」

    ハンジ「まあ、そういうこと。一日しか効果ないから、存分に楽しんでくれ。」

    エレン「あの、俺達で一体何をしたかったんですか?」

    ハンジ「いや、私はエレンの女体化がどんなものか見たかっただけだから。」


  21. 21 : : 2014/02/12(水) 15:23:01



    エレン「………」

    ジャン「え。私、とばっちり?」

    ハンジ「いやー、満足だよ。ありがとう!エレン!じゃあ、私は明日の壁外調査の準備をしてくるよ。」





    エレン「……何か今回は私が悪いかもしれない。」

    ジャン「いや、アンタも巻き込まれた身でしょ?別に怒ってないよ。……多分」


  22. 22 : : 2014/02/12(水) 15:28:33




    エレン「……ねえ、どうする?」

    ジャン「どうするも何も、ご飯は食べたいでしょ?」

    エレン「でも私と君の今の恰好では………」

    ジャン「バレるよな、やっぱり。」

    エレン「でも、意外とジャンって巨乳だね。」

    ジャン「や、やめろよ!て、照れんだろ!」

    エレン「えへへ」

    ジャン「(……何故かエレンが可愛く見える)」



    アルミン「……あ、あれ?(僕は目が可笑しくなったのか?)」



    エレン「そう思うと、私のは小さいなー。」

    ジャン「ば、馬鹿!女は胸じゃない!」

    エレン「ジャン…」



    アルミン「(エレン似の女子とジャン似の女子が、どうしてもエレンとジャンにしか見えない)」


  23. 23 : : 2014/02/12(水) 15:30:33




    ライナー「どうした、そんなところで突っ立って」

    アルミン「てか、誰!?」

    ライナー「うお!?」



    アルミン「あ、ごめん、ライナー。」

    ベルトルト「というかどうしたの?」

    アルミン「い、いや……あれを見てくれ。」

    ライナー「?」

    ベルトルト「あれ?」




    エレン「ジャンって優しかったんだな。」

    ジャン「う、うるさい。ほら、さっさと行くよ。」

    エレン「うん!」





    ライナー「【驚愕】」

    ベルトルト「【ドン引き】」

    アルミン「………あれがエレンとジャンに見えるのは僕だけ?」

    ライナー「いや、見える。」

    ベルトルト「でも……確実に女の子、だよね?」


  24. 24 : : 2014/02/12(水) 15:32:25




    ミカサ「……邪魔。」

    アルミン「あ、ミカサ!」

    ミカサ「アルミン、おはよう。……エレンは?」

    アルミン「え?ああ、そう言えば見て………は!じゃあ、やっぱりあれはエレンなのか!?」

    ミカサ「アルミン?」



    ライナー「そういやあ、ジャンも朝トイレに行ってから見てねえな。」

    ベルトルト「じゃあ、あれはやっぱり……」



    アニ「何だい?みんな集まって…」

    アルミン「あの、みんな食堂には入らない方が…」


  25. 25 : : 2014/02/12(水) 15:34:00




    サシャ「ふううううう!!今日も食事ですね!私のパアアアアン!!」

    アルミン「あ、待ってサシャ!!」




    バンッ!



    ライナー「入ったな。」

    コニー「?どうしたんだよ、みんなここで固まって」

    クリスタ「何かあったの?」

    ユミル「……眠いな」



    バンッ!


    アルミン「あ、出てきた。」

    サシャ「何ですか!?アレは何ですか!?何なんですか!?」

    ライナー「どうやら、サシャにも見えたみたいだな。」


  26. 26 : : 2014/02/12(水) 15:36:03




    サシャ「え、ええええ、エレンとじゃ、じゃじゃじゃじゃ、ジャンが…っ!!」

    ミカサ「!?エレンがどうしたの!?」

    サシャ「おおおおお、女の子になってます!!!!」




    アニ「………」

    クリスタ「………」

    ユミル「………」

    ミカサ「………」




    アニ「アンタ、まだ寝てんのかい?」

    サシャ「む、本当ですよ!!」

    クリスタ「サシャ。……熱でもあるの?」

    サシャ「本当ですって!!」

    ユミル「お前、昨日悪いものでも食べたんじゃねえのか?」

    サシャ「しつこいです!本当ですよ!!」



    ミカサ「これは……食堂に入ってみるしかない。」

    アルミン「あ、待って!ミカサ!」


  27. 27 : : 2014/02/12(水) 15:38:37




    アニ「エレンはまだしも……ジャンが女とか、考えたくもない。」

    ライナー「お前、何気に失礼なこと言ってんぞ。」

    アニ「じゃあ、想像したいの?ジャンが女になったとこ。」

    ライナー「……いや、そういうわけじゃないが」




    ミカサ「エレン!」

    エレン「……あれ、おはよう、ミカサ。」

    ミカサ「!!!……サシャの言ったことは嘘じゃなかった。」

    サシャ「ほら!」

    クリスタ「う、嘘…」

    ユミル「ま、マジかよ。」

    コニー「てか、……嘘だろ。」




    ジャン「何?みんなして、固まって」

    コニー「じゃ、ジャンが巨乳だぞ!!」

    ベルトルト「え、そこ!?」


  28. 28 : : 2014/02/12(水) 15:41:24




    エレン「ミカサってば、寝癖なんてつけて……女の子なんだから、ちゃんとしなきゃ。」

    ミカサ「う、……うん(可愛い、エレン)」

    ジャン「よかったら、私が直してあげようか。」

    ミカサ「いらない」

    ジャン「………(即答ですか。同じ女のはずなのに)」



    ライナー「何故かジャンは女になっても、可哀想な男だな」

    ベルトルト「……確かに。」



    アニ「にしても、どうしてこんなことになったんだい?」

    アルミン「それはもう一つしかないじゃないか。」




    ライナー「ああ、ハンジさんか。」

    ベルトルト「だよね。」

    コニー「まあ、それしか考えられねえよな」


  29. 29 : : 2014/02/12(水) 15:43:41



    クリスタ「それにしても、二人とも可愛い!」

    エレン「わ!」

    クリスタ「ねえ!エレン、髪とか結んでみない?」

    エレン「い、いいよ。私は。そういうの慣れてないし…」

    クリスタ「私が結んであげるから!」



    ユミル「にしても……マジでジャンか?」

    ジャン「何?」

    ユミル「顔、濃いな。……いや、男の時もそれなりに濃いけど。」

    ジャン「失礼なこと言わないで!」

    ユミル「……何か、キモイ。」

    ジャン「な!?」



    サシャ「あ、ああああ、有り得ません!!」

    コニー「いや、信じたくねえのは俺もだっつーの。」


  30. 30 : : 2014/02/12(水) 15:45:52



    エレン「それより、早く食べようよ!」

    クリスタ「あ、エレン逃げないでよ!」



    エレン「えっと、トレイとパンとスー………って、わ!!」

    ミカサ「エレン!」




    ライナー「っと。……おいおい、大丈夫か?気をつけろよ。」

    エレン「ライナー?」

    ライナー「………何か、お前意外と小さいな。」

    エレン「………」

    ライナー「は!?(俺には女神がいるんだ!何を血迷ってる!)」



    エレン「ライナー……、優しい。何か………好き」

    ライナー「え?」

    ミカサ「は?」

    アニ「は?」

    クリスタ「え?」


  31. 31 : : 2014/02/12(水) 15:47:37



    ジャン「じー。」

    ベルトルト「え、……何かな?(ち、近いんだけど)」




    ジャン「綺麗な黒髪だ。」

    ベルトルト「………はい?」

    ジャン「その、触ってもいいかな?」

    ベルトルト「え、ちょっと……冗談だよね?ジャン…」




    コニー「……俺、人生で初めて坊主でよかったって思った」

    アルミン「僕も金髪でよかったって心底思うよ」


  32. 32 : : 2014/02/12(水) 16:17:14



    ライナー「ちょ、ちょっと待て!!エレン!」

    エレン「え、どうしたの?」

    ライナー「じょ、冗談だよな?」

    エレン「え、……ライナーを好きでいちゃいけなの?」

    ライナー「(ずきゅーん!!だ、ダメだ!俺には女神がいるのに…)」



    ミカサ「そうよ、エレン。コイツを好きでいてはいけない。」

    エレン「どうして?」

    アニ「危険だから」

    エレン「でもライナーは兄貴みたいで、とっても優しいし、私を今も守ってくれて……いい人だよ?」



    ミカサ「(記憶が改竄さているのかもしれない!)」

    アニ「(アタシらがどうにかしてあげないと!)」


    クリスタ「え、エレン。確かにライナーは優しいし、守ってもくれるけど」

    ライナー「(は!?女神が俺を褒めて…!やっぱり、相思相愛なんじゃ)」



    クリスタ「でも、ほら!エレンとはお似合いじゃないというか」

    エレン「……クリスタもライナーのこと、好きなの?」

    クリスタ「え!?」

    ライナー「!?」


  33. 33 : : 2014/02/12(水) 16:19:22



    ユミル「馬鹿野郎!エレン!クリスタは私が好きなんだ!」

    ライナー「(何!?)」

    クリスタ「ちょ、ちょっとユミル!」

    エレン「本当!?ライナーじゃないの!」

    クリスタ「えっと、人としては好きだけど……その、異性としては」



    ライナー「がーん」

    コニー「何か、精神的にライナーが可哀想だな」



    エレン「えへへ、よかった。」

    ミカサ「エレン。馬鹿を言っちゃいけない。……あなたは男なのよ。」

    エレン「え?……そうだ、ったっけ?」

    ミカサ「(前の記憶も改竄されてる。……ち、厄介な薬)」


  34. 34 : : 2014/02/12(水) 16:21:09




    ジャン「ベルトルト、いいよ、ね?」

    ベルトルト「い、いや……ちょっと待って。」

    ジャン「何で?」

    ベルトルト「そ、その……君は女の子の黒髪が好きなんだろう?」

    ジャン「そりゃあ、嫌いじゃないけど……でも、今は無性にベルトルトの黒髪を愛でたい」

    ベルトルト「(怖い!!)」



    ミカサ「エレン、それでもライナーはダメ」

    アニ「アイツは、変態だぞ」

    ライナー「いや、お前ら失礼なこと言うな」




    エレン「ライナーが変態でもいい!ライナーと一緒にいたい!」

    ライナー「いや、お前もそこ肯定すんな」


  35. 35 : : 2014/02/12(水) 16:24:11



    アルミン「待って!みんな一旦落ち着こう!」

    コニー「そ、そうだぜ!ここは冷静になろう!」



    ミカサ「し、仕方ない。」

    アニ「ち」


    エレン「何?どうしたの?」

    アルミン「ま、まず、エレンはここに座って」

    エレン「えー、ライナーの横がいい。」

    ライナー「いや、悪くはねえが」

    ミカサ「【殺気】」

    ライナー「いや、お前はそこにいろ、エレン」

    エレン「えー」



    ジャン「じゃあ、私はベルトルトの横に」

    アルミン「ジャンもエレンの横。」

    ジャン「ちぇー」

    ベルトルト「(よ、よかった)」


  36. 36 : : 2014/02/12(水) 16:26:47



    アルミン「まず……女の子になってしまった経緯は、覚えてる?」

    エレン「ハンジさんに貰った!」

    ジャン「私は無理矢理飲まされただけよ!?本当よ!」



    アルミン「ということらしい。」

    ミカサ「それは最初から分かってる」

    アルミン「えっとじゃあ次に……、君たちが元々男の子だったというのも覚えてる?」



    エレン「うーん、そうだった、かな?」

    ジャン「何となく……コニーと同じ部屋だったような…」

    コニー「そこは覚えてんだな。」


  37. 37 : : 2014/02/12(水) 16:29:50




    アルミン「ハンジさんが作った薬ということは、効果は多分一日だろう。放っておいても問題はない………というか、放っておくしかないというか。」



    エレン「なあ!ライナー!」

    ライナー「な、何だ!?」

    エレン「私に立体起動のコツ、教えてくれよ!」


    ミカサ「は!?それは私が」

    エレン「でも、ライナーがいい(ウル」

    ミカサ「くっ!」

    ライナー「(俺、明日の陽……拝めるかな?)」



    ジャン「ベルトルト!今日の格闘技練習、私とやらない?」

    ベルトルト「え、……いや、僕は」

    ジャン「いいでしょ!?」

    ベルトルト「あの」

    ジャン「ダメなの(ウルウル」

    ベルトルト「(……僕悪くないはずなのに、どうしてこんなことに)」



    サシャ「何だかすごいことになってますね。」

    コニー「他人事だな、お前。」

    サシャ「他人事ですので。」

    コニー「その通りだけどな。」


  38. 38 : : 2014/02/12(水) 16:32:49




    ライナー「………」

    エレン「うわああ、ライナー、速いなー」

    ライナー「(複雑)」



    ミカサ「…………っ」

    アニ「………」

    クリスタ「(いいなー、ライナー)」



    ライナー「(後ろから有り得ないほど、殺気を感じるのだが)」

    エレン「うわ!」

    ライナー「エレン!!」



    エレン「危なー。……ありがとう!ライナー!」

    ライナー「い、いや、じゃあ……」

    エレン「え!?もう離れるの!?」

    ライナー「え!?」

    エレン「もっとくっついていたいなー。」

    ライナー「(ずきゅーん!!)」



    ミカサ「ち」

    アニ「殺す」

    クリスタ「いいなー、ライナー」


  39. 39 : : 2014/02/12(水) 16:34:38




    ベルトルト「……本当に僕とやるの?ジャン」

    ジャン「もちろん!」

    ベルトルト「(女の子と実際、格闘技練習やったことないんだけど……どうしようか?)」



    アルミン「……ベルトルト、何か困惑してないか?」

    コニー「そりゃあ、あんなジャンを目の前にしたら困惑するだろ。」



    ベルトルト「えっと、じゃあ僕が襲うよ?」

    ジャン「来い!」

    ベルトルト「(どうしようかな……既に逃げ出したい気持ちでいっぱいなんだけど)」


  40. 40 : : 2014/02/12(水) 16:36:16



    ジャン「遅い!!」

    ベルトルト「うわ!!」



    アルミン「……へえ、何かキレがよくなってない?」

    コニー「だな。もしかしたら、いつもよりいかも。」



    ベルトルト「……すごいね、ジャン」

    ジャン「え!?そ、そう?」

    ベルトルト「うん」

    ジャン「……や、やっぱりさ」

    ベルトルト「?」

    ジャン「髪、触ってもいいかな?」

    ベルトルト「諦めてなかったの?ジャン」


  41. 41 : : 2014/02/12(水) 16:40:18



    -食堂-


    ライナー「……どっと、疲れが」

    ベルトルト「……僕も」



    アルミン「あの後も、エレンとジャンが君たちに付っきりだったね。」

    ライナー「俺はエレンの相手に疲れたというより」



    ミカサ「(ライナー呪う、ライナー呪う、ライナー呪う、ライナー呪う、ライナー呪う、ライナー呪う、ライナー呪う、ライナー呪う)」

    アニ「(ライナー今度、殺る)」

    クリスタ「(羨ましいを通り越しそうで、怖い)」



    ライナー「女子達の相手に疲れた」

    アルミン「あー」


  42. 42 : : 2014/02/12(水) 16:42:15




    コニー「よう!お疲れ、二人とも!」

    ベルトルト「ああ、コニーか」

    コニー「お前、この数時間で痩せたか?」

    ベルトルト「うん、そうかもしれないね」



    エレン「あああああ!ライナー見っけ!!」

    ライナー「(びくっ!?)」

    アルミン「……ライナー、エレン恐怖症になってるよ」



    ジャン「と、隣いい?」

    ベルトルト「え?」

    ジャン「いいでしょ?」

    ベルトルト「ど、どうぞ」

    コニー「ベルトルト、表情崩れてんぞ」


  43. 43 : : 2014/02/12(水) 16:44:14




    アルミン「ああ、そういえば……エレンたち、部屋はどうするの?」




    ミカサ「部屋!」

    アニ「!」

    クリスタ「部屋?」

    ユミル「ああ、そういやあ、その問題もあったよなー」



    コニー「風呂はどうにかなっても、それは確かに問題だな」

    エレン「部屋?別に部屋はいつもの部屋で」

    ライナー「(そ、そういやあ、俺はエレンと同じ部屋!!)」



    ミカサ「(エレンをあの変態と同じ部屋で過ごさせるわけにはいかない!)」

    アニ「(全力で阻止する!)」


  44. 44 : : 2014/02/12(水) 16:47:29



    ミカサ「エレン。ライナーと同じ部屋で寝るなんて、警戒心がなさすぎる。」

    エレン「でもいっつもライナーと寝てるぞ」

    アニ「今の自分の状況を考えてみて」

    エレン「……あ、そういえば……女だった」

    ジャン「……何か普通に男子寮行きそうだったわね。」



    ユミル「でも明日には男に戻ってんだろ?……だったら、こっちにも置けねえだろ。」

    クリスタ「で、でも!エレンは今女の子だよ!?もし向こうで誰かに襲われたら…」

    ユミル「いや、そこはジャンの心配もしてやれよ。」


  45. 45 : : 2014/02/12(水) 16:49:03




    ミカサ「ジャン?……どうして?」

    ユミル「あ?」

    アニ「ジャンは間違っても襲われないでしょ。……むしろ、ベルトルトの心配してやりなよ。」



    ベルトルト「え、僕?」

    アニ「ジャンは襲われるというより、襲う派でしょう?」

    ベルトルト「!?」

    ユミル「あー、そういやあ、そうかもな。今晩男子寮で寝たら、完璧にベルトルさんが襲われるな。」

    ベルトルト「え、ちょ!?勘弁してよ!」


  46. 46 : : 2014/02/12(水) 16:52:35



    ジャン「何よ、みんなして」

    コニー「じゃあ、お前……襲わねえ自信あるか?」

    ジャン「……まあ、絶対とは言わないけど」

    ベルトルト「ちょ、やめてよ!!ジャンまで!!」



    エレン「じゃあ、私達どこで寝ればいいの?(ウルウル」

    ミカサ「心配しないで、エレン。私のベッドで寝ればいい。」

    アニ「待ちなよ。それはどうなの?」

    ミカサ「何?」


    クリスタ「あ、私のベッドで寝てもいいよ!エレン!」

    ユミル「お、おい!クリスタ!」

    クリスタ「だって、このままじゃあ、エレンの寝床ないじゃない!」

    ユミル「だからってお前が犠牲になることはない!」


  47. 47 : : 2014/02/12(水) 16:55:26




    ライナー「と、とりあえずもうこっちで寝ればいいだろう。」

    エレン「ライナー!!」

    ライナー「ここで言い争っても仕方ねえし、エレンとジャンは元々男だしな。……ここで拒否っても仕方ない。」



    エレン「ライナー!大好き!!」

    ライナー「うお!?(む、胸が当たった!)」



    ミカサ「(殺す)」

    アニ「(処刑)」

    クリスタ「(初めて人を殴りたいと思った。……い、いけない!)」



    ジャン「じゃ、じゃあ、私も…」

    ベルトルト「(期待の眼差しがものすごい怖く感じる)」



    コニー「お、お前は言っとくが俺らと同じ部屋だからな。」

    ジャン「ちぇー。」

    コニー「間違っても襲うことはねえから、安心しろ(真顔」

    ジャン「……何か失礼なこと言われてる気がする」


  48. 48 : : 2014/02/12(水) 16:57:36




    アルミン「じゃ、じゃあ、そういうことで」




    バアアアン



    リヴァイ「邪魔するぞ。」

    アルミン「え、リヴァイ兵長!?」



    エレン「【キョトン】」

    リヴァイ「……見るにたえないな」

    ミカサ「む、エレンが可愛くないと?」

    リヴァイ「まず男がこうなれば、誰だって引くだろ。」

    ミカサ「(このチビもいつか殺さねば)」



    リヴァイ「おい、チビ。…と、そこの。」

    ジャン「?」

    エレン「?」



    リヴァイ「口を開けろ。」


  49. 49 : : 2014/02/12(水) 17:03:23



    エレン「口、ですか?」

    リヴァイ「さっさと開けろ、クズ野郎」

    ジャン「……あーん」

    エレン「あーん?」



    リヴァイ「ほら」

    ジャン「ん!!」

    エレン「むぐ!!」



    ミカサ「!!!何を!!」

    リヴァイ「あとは適当にやってくれ」

    ミカサ「ま、待て!」

    リヴァイ「おせえ」



    アルミン「あ、出て行っちゃった…」


  50. 50 : : 2014/02/12(水) 17:06:23




    ジャン「あ、あれ……俺ぁ一体?」

    コニー「じゃ、ジャン!!」

    ジャン「あ?コニー?」

    コニー「おい!!ジャンが元に戻ったぞ!!」



    ミカサ「あっそ」

    アニ「興味ない」

    クリスタ「あ、よかったね!」

    ユミル「どうでもいいー」



    ジャン「……いつにも増して、酷い扱いだな、俺」

    コニー「ま、まあ」



    ベルトルト「ジャン!良かったね!本当、良かったよ!!」

    ジャン「あ?何だ、ベルトルト。」

    ベルトルト「本当良かった!!(これで普通の生活に!)」

    ジャン「?」


  51. 51 : : 2014/02/12(水) 17:08:14




    アルミン「えっと、ジャンが元に戻ったのはよかったんだけどね……」



    エレン「……眠いよー。」

    ミカサ「え、エレン?(いつもと様子が)」



    エレン「ぴと。」

    ライナー「ちょ、おい!!エレン!!」

    エレン「えへへへ、ライナーあったかいなー。」



    アルミン「どうやら、元には戻ったみたいなんだけど、こうなってしまっています。」

    コニー「何で!?」


  52. 52 : : 2014/02/12(水) 17:10:39




    ハンジ「♪~(全く、リヴァイにバレたのは予想外だったなー。ちぇ~)」


    リヴァイ「ふう」

    ハンジ「(まあ、二つのうち一つは元には戻るけど、甘えん坊になる薬のはずだから……エレンに渡ってるといいけど)」


    リヴァイ「おい、クソメガネ」

    ハンジ「あー、甘えん坊のエレン見たかったなー」


    リヴァイ「……お前、まさか」

    ハンジ「は!?口に出してたあ?」

    リヴァイ「………お前なあ」

    ハンジ「まあまあ。きっと可愛いよ、甘えん坊のエレン」

    リヴァイ「削ぐ。」

    ハンジ「えへへへ」


  53. 53 : : 2014/02/12(水) 17:14:25



    エレン「ライナー、ライナー」

    ライナー「お、おい!離れろ!エレン!」

    エレン「えー、でもライナーともっとくっついていたいもん」

    ライナー「誰かあああああああ!!」



    ミカサ「心配しないで、ライナー」

    ライナー「み、ミカサ(ホッ)」



    ミカサ「アナタを殺せば、きっとエレンも離れるだろうから。」

    ライナー「おい、待て!落ち着け、ミカサ!もっと、穏便に済む方法が…!」



    アニ「心配しないでよ、ライナー。一瞬だから」

    ライナー「い、いや、そういう問題じゃあ……ぐぶっ!!」




    ベルトルト「ご愁傷様、ライナー」

    コニー「今回ばかりは同情するな、マジで」

    ジャン「……何だ、どうなってんだあ?」





    エレン「……ん?俺、何してたんだ?」

    アルミン「エレン、君はやっぱり嵐のような人だよね。」

    エレン「はあ?」



    終わり

  54. 54 : : 2014/02/12(水) 17:14:25
    面白い 期待!!
  55. 55 : : 2014/02/12(水) 17:14:39
    終わった
  56. 56 : : 2014/02/12(水) 17:15:29




    なかなか楽しいSSでした。
    書いてて面白かったです←ww


    幼女になる話はもう少し待っててください。
    次の話はこれからまたスレッド立てますので!


    ご愛読、ありがとうございました。


  57. 57 : : 2014/02/12(水) 17:20:09
    >>54>>55 ありがとうございました。
    またぜひ読みに来てくださいね!




    エレン「大変だああ!エレンが酔ってる!!」
    http://www.ssnote.net/archives/10023



    次回作です。


  58. 58 : : 2014/02/12(水) 17:48:24
    あっははー
    オモシロイネ^^!
  59. 59 : : 2014/02/12(水) 18:57:33
    エレン「アニ、セックスしよう!」
  60. 60 : : 2014/02/12(水) 20:30:20
    >>58 面白いいただきました。
    ありがとうございます。
    また面白いもの書けるように頑張りますね!


    >>59 アニ「やだ」orアニ「え!?(そ、そんないきなり…っ」
    かな?ww


  61. 61 : : 2014/02/13(木) 00:26:45
    面白かった‼︎
  62. 62 : : 2014/02/13(木) 11:21:20
    >>61 あ、ありがとうございます!恐縮です!!
    また面白いと言われるような作品を作れるように頑張ります!
  63. 63 : : 2014/02/15(土) 18:08:22
    乙!!楽しめた!!
  64. 64 : : 2014/02/15(土) 23:48:12
    女エレン良いかも・・・
    決してレズではないよ!!
  65. 65 : : 2014/04/05(土) 13:00:28
    エレンが好き~\(^o^)/
  66. 66 : : 2015/02/11(水) 00:26:45
    クソメガネ
    エレンにやりやがって
    死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
  67. 67 : : 2015/02/11(水) 00:27:53
    ライナー君のことは忘れない
  68. 68 : : 2015/07/10(金) 16:15:58
    あのチビが余計なことをしなければ
  69. 69 : : 2016/01/13(水) 22:55:10
    凄く面白かったです!
  70. 70 : : 2016/01/13(水) 22:57:24
    おつかれです!
  71. 71 : : 2018/03/30(金) 21:10:23
    ミカサとエレンの交換日記を希望しまぬ

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