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絶望故の愛
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- 1 : 2024/08/27(火) 17:26:15 :
- どうもこんにちは、かふぇです。
黒幕な彼とバタ…じゃない大和田くんの絶望cpです。
お察しですがBLです。
クソ短編じゃゴラァ
それではどうぞ。
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- 2 : 2024/08/27(火) 17:35:16 :
- 「……絶望、か。」
「君は、絶望した?」
「大和田くん。君は絶望したか?」
男は空に話しかける。
…正確にはバターケースに。
「この感情はなんだろう。何もかも、意味がなく思える。」
「なぁ、君はどう思う?」
「僕ったら変だな、いつもは飽きてしまうのに」
男は冷静に過去を振り返る。
この男。
大和田 紋土と出会ったのは、2年前。
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- 3 : 2024/08/27(火) 17:53:57 :
- ”超高校級の風紀委員”として入学した僕と、
”超高校級の暴走族”として入学した君。
桜が満開でとても綺麗だった。
まぁ、僕は絶望だった訳なんだがな。
このクラスを仲良くさせるために、彼は必要だった。
ただそれだけ。
仲良くなったきっかけは殴り合いだ。
昭 和 か よ と自分事ながら思った。
結果、どちらもボロボロ。
相打ちというなんとも絶望的な結果だった。
その日から彼のことを”兄弟”と呼ぶようになった。
僕には一卵性の兄がいるため非常にめんどくさいことになったが。
彼から告白された。
シンプルに、「好きだ」と。
もちろんokした。
何故か?理由なんてない。絶望が増えるから。
楽しかった。人生が、輝かしくおもえた。
だからこそ。
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- 4 : 2024/08/27(火) 18:02:46 :
- 「い’や’ぁ’ぁ’ぁ’ぁ’!!!」
女の断末魔。汚いなぁ本当に。
だからこそ君は僕のもの。
「”兄弟”に触れるからだろ。自業自得だ。」
女はすぐモノになった。ナイフで一突き。
…モノとは死体の事だぞ?
「うぷぷ…絶望的!!」
「うぷぷ…うぷぷぷぷぷぷぷぷ!!!」
彼の為、彼の為。”彼の為”
ただそれだけ。
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- 5 : 2024/08/27(火) 18:13:25 :
- 「……楽しい。楽しいなぁ…絶望的ぃ…」
カムクライズル「……なにをしているのです?」
「…うーん、報復。…”愛故の報復”」
「君で例えるのなら、七海先輩を殺した僕を、殺すことだな」
カムクライズル「…へぇ。あなたにも愛情はあるのですか。」
「…おや、もうこんな時間だ。教室に戻らなくては。」
カムクライズル「…こんなツマラナイことやめればいいのに」
カムクライズル「本当にあなたはツマラナイ人だ。」
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- 6 : 2024/08/27(火) 18:21:44 :
- コロシアイを初めてから。
舞園が桑田を殺そうとして、桑田が返り討ちしていた。
「この二人、恋人同士だったのに。ふ…ほらみろ、カムクラ先輩。奇跡なんてもの起きないんだ。この二人に”希望”はない」
「…記憶を消して。残ったものはなんだ。」
「絶望だ。」
「絶望的、だなぁ…舞園くんは記憶を取り戻して絶望。」
「…桑田くんはどちらにせよ絶望だな…」
相も変わらず外は絶望的です。
僕の手が届かないくらいに。
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- 7 : 2024/08/27(火) 18:33:48 :
- 彼は僕と兄弟になってから。
すぐ不二咲くんを殺した。
不二咲くんは後々潰そうと思っていたからちょうどよかった。
「………ツマラナイ…」
「くッ…ついカムクラ先輩の口癖が出るくらいツマラナイ…」
まぁ兄弟が死ぬことなど僕の”超分析力”で分かりきっていたが。
「…ツマラナイ…ツマラナイ…」
「絶望的にツマラナイなこんな展開」
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- 8 : 2024/08/27(火) 18:45:16 :
- …とまぁそんなこんなで現在に至るわけだが。
「君が僕に対して何か言っていたら…こうはならなかったのに」
「……僕は、絶望した。」
「君は?」
石丸「君は…最後、僕を思い出して絶望してくれたか?」
石丸「…兄弟。」
これは僕なりの愛。
”絶望故の愛”
僕(絶望)なりの(故の)愛(絶望)
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- 10 : 2024/08/27(火) 18:46:56 :
- 絶望故の愛
終わり。
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