進撃の巨人Another
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- 1 : 2024/01/06(土) 06:41:11 :
- ミーナやトーマスなども死なせないでかいていきます!
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- 2 : 2024/01/08(月) 00:48:53 :
- 期待
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- 3 : 2024/01/18(木) 01:45:05 :
- 期待ありがとうございます!
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- 4 : 2024/01/21(日) 04:52:46 :
- その日 人類は思い出した
ヤツらに支配されていた恐怖を……
鳥籠の中に囚われていた屈辱を……
「いってらっしゃい エレン」
「────エレン」
「──エレン」
「エレン!!」
エレン「ん……?」
「起きて。もう帰らないと日が暮れる」
エレン「…?…あれ?」ツー(涎)
エレン「ミカサ…お前髪が伸びてないか……?」
ミカサ「……そんなに寝ぼけるまで熟睡してたの?」
エレン「イヤッ…なんかすっげー長い夢を見てた気がするんだけど……何だったけ、思い出せねぇな…」
ミカサ「……!!エレン?」
ミカサ「どうして泣いているの?」
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エレン「言うなよ…誰にも、俺が泣いてたなんて」
ミカサ「…言わない」
ミカサ「でも…理由がなく涙が出るなんて、1度おじさんに診てもらったら?」
エレン「バカ言え!親父に言えるか!!こんなこと、」
「何泣いてんだ?エレン」スッ
エレン「!!ハ…ハンネスさん」
ハンネス「ミカサになにか怒られたのか?」
エレン「は!?俺がなんで泣くんだよ!…って酒くさ!」ブホッ
エレン「!!また……飲んでる…」
ハンネス「お前らも一緒にどうだ?」
エレン「イヤ…あの、仕事は?」
ハンネス「おう!!今日は門兵だ!」
ハンネス「一日中ここにいるわけだから、やがて腹が減り喉も乾く。飲み物の中にたまたま酒が入っていたことは些細な問題に過ぎねぇ」
エレン「そんなんでいざって時戦えんの?!」
ハンネス「…」チラッ
ハンネスの同期3人「…」チラッニヤッ
ハンネス「いざって時ってなんだ?」
エレン「何言ってんだよ決まってんだろ!!」
エレン「奴らが壁を壊して街に入ってきた時だよ!」
ハンネス「おいエレン…!急に大声だすんじゃねえよ...」
ハンネスの同期1「威勢がいいな医者のせがれ!!」
ハンネスの同期1「そりゃヤツらが壁を壊すことがあったら、そらしっかりやるさ。しかしな、そんなこと100年間で1度もないんだぜ?」
エレン「で、でも!!そーやって安心してる時が危ないって父さんが言ってたんだ!!」
ハンネス「まぁ確かにそうかもな、街の恩人のイェーガー先生には頭があがらねぇけど…でもなぁ、兵士になれば壁の補強作業とかで壁の外をうろつくヤツらを見かける機会があるんだが、ヤツらにこの50mの壁をどうこうできるとは思えねぇんだ。」
エレン「ッ…!!じゃあそもそもヤツらと戦う覚悟なんかねぇんだな!!」
ハンネス「ねぇな!!」ハハハハ
エレン「なっ…なんだよ!!もう駐屯兵団なんて名乗るのやめて壁工事団にしろよ!!」
ハンネス「それも悪くねぇな」ハハハハ
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