この作品は執筆を終了しています。
アニ「ハツコイ」
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- 1 : 2014/02/06(木) 01:18:59 :
- ちゃんぴんと申します。初投稿です。
ケータイからなので更新は遅いかとm(_ _)m
機能等が全くわからないので上手くいかなかったらすみません。
考えながら書きます。
ただ、アニをひとりの女の子として書きたいと思っています。
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
眩しい……
窓から差し込む光で目を覚まし、今日も変わらぬ朝を迎える。訓練服に着替え、髪を後ろで留めて、準備完了の私は食堂へ向かう。
かたいパンと薄いスープの乗ったお盆を手に持ち、今日もひとり席につく。
訓練生になって1ヶ月がたつが、私には仲良しと呼べる友達はまだはいない。私は基本無口で感情をあまり表に出さなから、仕方がないと思っている。別にいらないというわけではないのだが。
オーイ!ハヤクイコウゼ!クンレンガハジマルゾ!
どこからかそんな声が聞こえてきて、もうそんな時間か、と思う。私もそろそろ行くとしよう。
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- 2 : 2014/02/06(木) 01:32:41 :
- 今日も1日が終わった。全く代わりばえのない毎日だよ。そんなことを思いながら布団の中に入る。
明日は休日だ。まぁとくにすることもないんだけど。そういえばまだ、図書館には行ったことがない。どうせ暇だし、明日行ってみようか、そんなことを考えているうちに深い眠りに落ちた。
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- 3 : 2014/02/06(木) 01:45:18 :
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ピヨピヨピヨ…
アニ「う~んっ…」
大きな伸びをしながら目を覚ます。休日は思う存分寝るのが私のセオリーだ。たくさん寝ると気分がいい。
そういえば今日は図書館に行くんだった。緩めのズボンにパーカーを着て、髪を留める。私の休日スタイルはこんな感じだ。
女子力が感じられないって??
うるさいね。余計なこと言うと蹴り飛ばすよ。って私は誰に話しかけてんだか…
まぁいいや。朝食をすませたら図書館に行こう。
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- 4 : 2014/02/06(木) 01:46:55 :
- アルミンかな?エレンかな?誰だろ…期待してまーす
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- 5 : 2014/02/06(木) 01:48:16 :
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誰か見てますか??
今日はここまでです。
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- 6 : 2014/02/06(木) 01:53:52 :
- >>EreAniさん
ありがとうございます!
明日は2人の出会いなので、楽しみにしててください!!
あ~ケータイやりにくい(笑)
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- 7 : 2014/02/06(木) 14:19:39 :
-
この時間って人いるのかな?
ちょっと投下。
ドアノブを静かにひねると、そこにはひとり先客がいた。えっと…、誰だっけこいつ。こんな朝っぱら読書だなんて物好きなやつだ。って、私も人のことは言えないんだけど……。仕方ないよ暇なんだから。
戸棚から一冊本を選び、そいつの右斜め前に静かに腰をおろす。視線を感じてふと顔をあげるとそいつと目が合う。
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- 8 : 2014/02/06(木) 14:23:33 :
- 朝っぱら読書→×
朝っぱらから読書→○
すみません(笑)
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- 9 : 2014/02/06(木) 14:28:16 :
- アニ「…なんだい。」
「いや……あの…えっと…
君とはまだ話したことがないと思って。 本が好きなのかい?」
アニ「いや、今日は偶々暇だったからね。」
そっけなく答える。こんなだから友達ができないんだと分かっていても、なかなか改められないものだ。
そんな私の様子は気にも留めず、そいつはまた口を開く。
「そうなんだ。
僕はアルミン・アルレルトっていうんだ。君は?」
あー思い出した。入団式の通過儀礼で、名前をバカにされてたやつだ。
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- 10 : 2014/02/06(木) 14:32:15 :
-
ちょっとだけどここまで。
また夜きます!!
コメントとか
超絶嬉しい(゜∇゜)
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- 11 : 2014/02/06(木) 14:35:23 :
- 通過礼→通過儀礼
本当にごめんなさい(^_^;)
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- 12 : 2014/02/06(木) 14:48:40 :
- 頑張れ(´∇`)期待してます!
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- 13 : 2014/02/06(木) 16:27:00 :
- >>ココアさん
ありがとうございます!
精一杯がんばりますね!(^O^)
夜って言ったけど
見てくれてる人がいれば
やっぱり投下します!!
見てくれてる人いますか?
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- 14 : 2014/02/06(木) 16:28:22 :
- いますよ。
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- 15 : 2014/02/06(木) 16:32:41 :
-
ありがとうございます!
では少しずつ投下(^O^)
アニ「アニ。アニ・レオンハート」
アルミン「アニか。よろしくね!」
ニコッと効果音の鳴りそうな笑顔でそいつが言った。
よろしくというのは友達になってくれるということだろうか。ちょっとだけ嬉しい気分になる。
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- 16 : 2014/02/06(木) 16:34:24 :
- アニ「こちらこそ。
あんたはよく図書館に来るのかい?」
珍しく私は切り返す。
アルミン「休日の暇なときはよく来るんだ 。」
アニ「ふ~ん。それで、何の本を読んでる んだい?」
アルミン「えーっと……
これは禁書なんだけど…。外の 世界の事が書いてあるんだよ。 良かったらアニも一緒に読むか い?」
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- 17 : 2014/02/06(木) 16:35:28 :
- 一緒になんて近いじゃないか、と思ったが、友達ができてちょっと嬉しい私は答える。
アニ「あんたがいいなら。」
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- 18 : 2014/02/06(木) 16:39:07 :
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今日はいつもと違う1日になった。
あの後アルミンは、私に分厚い本を見せながら、外の世界の事を話してくれた。アルミンはよくしゃべる。無口な私は、自分がしゃべらなくていいから、なんとなく居心地が良かった。
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- 19 : 2014/02/06(木) 16:42:42 :
- また次の休日も図書館で会う約束をした。次の休日を少し待ち遠しく思いながら、その日は眠りに落ちた…
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- 20 : 2014/02/06(木) 16:45:31 :
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それから私とアルミンはよく話すようになった。休日の図書館ではもちろんだけど、普段の生活でもね。アルミンの隣は本当に居心地がいいんだ。
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- 21 : 2014/02/06(木) 16:49:12 :
- 期待
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- 22 : 2014/02/06(木) 16:49:39 :
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最近私は、アルミンに今までと違う気持ちを持つようになってきている、気がする。
なんて言うか、隣にいたいんだ、私らしくないけど。アルミンを見ると嬉しくなるし、話したいと思うんだ。こんなのは初めてで、なんだかよくわからない…。
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- 23 : 2014/02/06(木) 16:50:29 :
- >>21さん
ありがとうございます!
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- 24 : 2014/02/06(木) 16:53:17 :
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いつも通り、今日も訓練が始まる。
でもアルミンがいない。何かあったのだろうか、と心配になる。
アニ「アルミンが見当たらないけど…」
駆逐馬鹿を見つけた私は、きいてみる。心配している素振りを見せないように。全く素直じゃない。
アルミンのおかげでこの駆逐馬鹿や他の訓練生とも多少話すようになったんだ。アルミンには感謝してるよ、ほんとに。
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- 25 : 2014/02/06(木) 16:58:35 :
- エレン「あぁ、アルミンなら今日は医務室 で寝てるぞ。熱が出たんだ。
最近は自主練とか頑張ってたから な。疲れが出たんだろ。」
アニ「そう…。」
体力もないのに自主練なんて…
バカだねアルミンは。
いや、ないから自主練するのか…
まぁいいや、きっとひとりで寂しがってるだろうから、後でお見舞いにでも行ってやるか。
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- 26 : 2014/02/06(木) 17:03:16 :
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訓練後、私が突然行ったらびっくりするだろうか、なんて考えながらひとり医務室へ向かう。びっくりした表情から笑顔へと変わるアルミンを思い浮かべると、自然と胸が弾んだ―――
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- 27 : 2014/02/06(木) 17:07:30 :
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―アルミンアンマリムリシチャダメダロ
ソウダヨ ミンナシンパイシテタンダカラ
アハハ ゴメンゴメン キヲツケルヨ
医務室の中から、楽しそうな会話が聞こえた。私は、ドアノブから静かに手を離す。
そうだった。アルミンは頭がよくて、優しくて、がんばり屋で、人気者で。私がお見舞いにいく必要なんてないじゃないか。
やばい……
なんだか泣きそうだ…。
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- 28 : 2014/02/06(木) 17:12:42 :
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でも泣かない。人を想って泣くなんて私には似合わないから。
だって、私は氷の女。影でそう言われてるのを知ってる。氷の女が泣いてるのを見られたりしたら笑われるにきまってる。
泣かない、泣かない………
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- 29 : 2014/02/06(木) 17:14:07 :
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そう思うのに、涙が溢れて止まらない。
―そうか、私、アルミンが好きなんだ。
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- 30 : 2014/02/06(木) 17:15:30 :
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私の気持ちの正体はたぶんこれ。
好きとか恋とか、よくわからなかった。
ていうか全然興味がなかった。
恋愛なんて馬鹿らしいと思ってた。
…なのに、涙が出るほど人を好きになるなんて―
自分の気持ちを隠すように、人目を避けて部屋へ戻った――
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- 31 : 2014/02/06(木) 17:21:00 :
- この先はまた考えたいので
とりあえずここまでにします(^O^)
コメント等ありがとうございます!
地の文が多くてすみません。
できれば今晩投下したいのですが、塾にいるので厳しいかと……
続きもまたお願いします!!
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- 32 : 2014/02/06(木) 22:53:12 :
- 面白い。アニが純で可愛い。
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- 33 : 2014/02/06(木) 23:29:43 :
- >>32さん
ありがとうございます!
書き溜め無し&打つの遅いですが、
更新したいと思います。
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- 34 : 2014/02/06(木) 23:31:13 :
- すみません。
名無しは自分です。
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- 35 : 2014/02/06(木) 23:46:09 :
- お見舞いに行けなかったあの日から、私は
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アルミンを避けてしまっている。いや、避けるつもりはないのだけど、私なんか、そう思うと、どうしてもアルミンに近づくことができなかった。
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- 36 : 2014/02/06(木) 23:48:22 :
- うわぁしくった
かき直します
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お見舞いに行けなかったあの日から、私はアルミンを避けてしまっている。いや、避けるつもりはないのだけど、私なんか、そう思うと、どうしてもアルミンに近づくことができなかった。
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- 37 : 2014/02/06(木) 23:54:21 :
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今夜も変わらず、ひとりで食事をとる。やっぱりアルミンと目が合うのが、なんとなく嫌で俯いて食べていた。
すると、人が立った影が私の視界に入る。
このシルエットは・・・
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- 38 : 2014/02/06(木) 23:55:11 :
- 頑張れ、アルアニですかね!なんか、とてもはまるな(´∇`)
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- 39 : 2014/02/06(木) 23:59:40 :
- アルミン「ねぇ、ア二。もしかして最近、僕のこと避けてる…?」
ほら、やっぱりアルミンだ。
アニ「……避けてなんかいないさ。」
うん、避けるつもりはないんだ。
アルミン「じゃあ、どうして僕と目を合わせてくれないの?」
何も言えずに、言葉に詰まる。
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- 40 : 2014/02/07(金) 00:01:28 :
- >>38 ココアさん
ありがとうございます。
自分アルアニめっちゃ好きなんです。
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- 41 : 2014/02/07(金) 00:14:06 :
- 半角ができん〜( ;´Д`)笑
すみません全角でいきます。
オイアルミン コオリノオンナナンテ ホットケヨ
そんな心ない声が聞こえてくる。
やめて。アルミンの前で氷の女なんていわないで。
私はその場にいることが出来なくて、さっさと食器を片付けて食堂を後にした。
きっとアルミンを無視した私は、やっぱり氷の女だと皆に思われるんだろう。
そう思われるとしても、私はその場から逃げるしかなかったんだーー
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- 42 : 2014/02/07(金) 00:20:31 :
- ーー----
ー---
ー-
あれから数日経ったけど、気まずくてやっぱりアルミンとはしゃべっていなくて、
いつもは待ち遠しかった休日も、今日は全然嬉しくない。もちろん私は、図書館には行かないさ。することもなくて、散歩でもすることにした。
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- 43 : 2014/02/07(金) 00:25:28 :
- 毎日使う訓練所も、散歩してみるとなんだかいつもと違って見える。不思議なもんだね。
向こうの方に大木がある。行くところもな
いし、あそこで少し時間を潰すかーー
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- 44 : 2014/02/07(金) 00:30:28 :
- 木を背もたれにして腰をおろす。
そよそよと気持ちのいい風が吹く。私の中の悲しい気持ちも、アルミンへの恋心も、この風が全部さらっていってくれたら、きっと楽になれるのに……
-
- 45 : 2014/02/07(金) 00:43:05 :
- ー----ー---
ー----ー
ー-ー
アニ「…んっ…」コツッ
何時の間にか眠ってしまっていたらしい。伸びをしようてして何かに左手がぶつかった。
アニ「…えっ」
左を見ると、そこには私の大好きな人。
アルミン「う〜んっ…あっ、アニ。おはよう。」
アニ「なに人の隣で勝手に寝てるんだい。」
アルミン「だって、アニが図書館に来ないんだもん。僕、ずっと待ってたのに。」
待ってたの…?私を?
アルミン「それで探しに来たんだけど、寝てたからさ。起こしちゃ悪いと思って隣に座ってたら、僕もねちゃったよ。ははっ」
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- 46 : 2014/02/07(金) 00:44:13 :
- アニ「……」
アルミン「……」
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- 47 : 2014/02/07(金) 00:53:35 :
- 久しぶりに話すせいか、気まずい雰囲気が流れる。
アルミン「…その、僕、アニとちゃんと話をしたくて。
僕、何かしたかな…?心当たりがなくて…
。でももしそうなら謝りたいんだ。ごめんね。」
ちがうよ、ちがうんだ。勝手にアルミンを好きになって、それで、どうしたらいいか私がなくなって…私が勝手に避けたんだ。アルミンは何も悪くない。
謝るのは私の方。
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- 48 : 2014/02/07(金) 00:56:21 :
- わたしがなくなって→×
分からなくなって→○
大事なところですみません。(-。-;
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- 49 : 2014/02/07(金) 01:05:37 :
- アニ「…優しくしないで…。」
この後に及んで何を言ってるんだ私は。
アルミン「えっ…?」
アニ「優しいアルミン君は、氷の女の私にも、同情して優しくしてくれてるんでしょ⁉そんなの私はいらないよ!」
こんなことが言いたいんじゃないんだ。ごめん、それだけでいいのに、なんで私は言えないんだ。
アニ
-
- 50 : 2014/02/07(金) 01:07:13 :
- 最後の
アニ無しで(^_^;)
すみません。
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- 51 : 2014/02/07(金) 01:10:29 :
- 自分でそんなことを言っておきながら、アルミンの本心を聞くのが怖くて、自分と向き合うのが怖くて、私はそこから立ち去ろうとした。
でも、掴まれた右腕がそれを許さない。
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- 52 : 2014/02/07(金) 01:13:37 :
- アルミン「…まってよ…」
アニ「…はなして…」
アルミン「僕の話をきいてよ!!」
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- 53 : 2014/02/07(金) 01:22:29 :
- びっくりした。いつも穏やかなアルミンが大声を出すなんて。
アニ「…」
アルミン「アニ。僕のこと、ちゃんと見て…??」
恥ずかしいけど、言われた通りアルミンを見る。
アルミン「さっきは大声出してごめんよ。
でも、君の本心を確かめたかったんだ。
僕が同情で君に優しくしてると、本気で思ってるの?」
アニ「いや、さっきはつい…。ごめん…。」
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- 54 : 2014/02/07(金) 01:29:31 :
- しゃべったせいで心のなかにあった大量の何かが溢れて来て、涙が頬を伝う。それをアルミンに見られたくなくて、背を向ける。
言いたいことはたくさんあるのに、しゃべったら涙が溢れてしまいそうで、口を噤む。
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- 55 : 2014/02/07(金) 01:33:22 :
- しばらく俯いていると、背中に暖かい感覚が広がった。
アニ「えっ?」
私、アルミンに抱きしめられてる?
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- 56 : 2014/02/07(金) 01:35:01 :
- アルミン「アニ。僕が君に優しくするのはね…
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- 57 : 2014/02/07(金) 01:35:49 :
ー君のことが好きだからだよー
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- 58 : 2014/02/07(金) 01:38:41 :
- アニ「えっ…」
抱きしめる力が強くなる。
私は驚くばかりで、さっきから、えっ、しか言ってない。
驚きすぎて妙に冷静だ。
アルミン「君の答えがききたい。」
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- 59 : 2014/02/07(金) 01:45:44 :
- そう言うと、アルミンは抱きしめる力を緩め、自分の方に私を向かせる。
アルミン「アニ、君が好きだ。」
初めてあった時と同じ笑顔で、顔を赤く染めながらアルミンが言う。
びっくりして止まっていた涙が、またある触れ出して来る。
今度は、嬉しくて、嬉しくて。
私は思わず、正面からアルミンに抱きついた。こんなことするなんて、私は本当にどうしちゃったんだ。
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- 60 : 2014/02/07(金) 01:47:06 :
- ある触れ出して来る→×
溢れ出して来る→○
ごめんなさいっ( ;´Д`)
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- 61 : 2014/02/07(金) 01:50:13 :
- まだ見てくれてる人がいるかどうかわかりませんが、今日はここまでにします。
中途半端ですみません。
明日には完結できるかと…
最後までお付き合い頂けると幸いです。
それではおやすみなさい。
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- 62 : 2014/02/07(金) 06:50:01 :
- 乙!
アルアニいいよなー
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- 63 : 2014/02/07(金) 12:59:00 :
- >>62さん
ありがとうございます!
アルアニいいですよね〜。
完結までもう少し。頑張ります!
それでは投下していきます。
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- 64 : 2014/02/07(金) 13:00:22 :
- アニ「アル…ミン…
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- 65 : 2014/02/07(金) 13:01:14 :
- ーすきー
-
- 66 : 2014/02/07(金) 13:11:42 :
- 泣きすぎて、嗚咽が漏れてうまく言えない。それでも、伝えたいことを確実に言う。
アニ「だい…す…きっ」
もう一度言う。
アルミンがギュッと抱き締めてくれる。
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- 67 : 2014/02/07(金) 13:19:41 :
- アニ「わた…し、氷の…お…んな…なのに、アルミンの…こと、好きに…な…って、それで…」
普段無口なせいか、いざ口を開くと、言いたいことがうまく言えない。
でも、嗚咽混じりで聴き取りにくい私の言葉を拾い集めて、アルミンは、うん、うん、と相槌をうちながら聴いてくれる。
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- 68 : 2014/02/07(金) 13:32:21 :
- アニ「アルミンが熱…を出した…時、いむ…しつに、行ったけど、みんな…が、楽しそうにしゃべ…ってて、私なんかが行く必要…ないと、思って…」
思い出すと、また涙が溢れる。
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- 69 : 2014/02/07(金) 13:33:17 :
- アニ「勝手に避けて、ごめんよ。」
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- 70 : 2014/02/07(金) 13:58:39 :
- 私が言い終わると、アルミンが口を開く。
アルミン「僕は馬鹿だよ。大好きな人をこんなに悲しませるなんて。やっぱり謝るのは僕の方だ。ごめんね、アニ。」
アルミン「それに君は氷の女なんかじゃないよ。僕は知ってる。アニは、自分を表現するのが苦手で、素直じゃなくて、でも、
本当は優しいんだ。たまに笑った時は、すごく可愛いんだ。君を知らない誰かの言葉
なんてどうでもいい。僕はちゃんと知ってるから。」
あぁ、こんなに優しい人は、世の中探しったってきっとそうそういないよ。優しいのはあんたの方さ、アルミン。
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- 71 : 2014/02/07(金) 13:59:47 :
- 探しったって→×
探したって→○
すみません(-。-;
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- 72 : 2014/02/07(金) 14:10:39 :
- アルミン「でも僕だって、あの日アニが医務室に来なくてさみしかったんだからね!」
ちょっと起こったような口調でアルミンが言う。だんだん嗚咽も収まってきた。
アニ「男がさみしいなんて言うんじゃないよ。」
なんだかおかしくなって、思わず2人で笑う。笑って笑って、そのうちおさまつてきたら、2人の距離が近いことに今更気づく。真っ直ぐな視線が絡みついてきて、背けることを許さない。
-
- 73 : 2014/02/07(金) 14:21:45 :
- アルミン「アニ、好きだよ。」
アニ「それはさっききいたよ。」
やっぱり私は素直じゃない。
アルミン「もう、素直じゃないんだから。」
アルミンはわかってくれてる。
アルミン「じゃあ…、大好きだよ、アニ。」
アルミンが微笑む。
アニ「私で良いの?」
アルミン「アニが良いんだ。
僕で良いの?」
アニ「アルミンが良いんだ。」
アルミンがクスッと笑う。私もつられて笑う。
どちらからともなく、吸い寄せられるように唇を重ねた。
私の初恋の人は、私と同じ金髪碧眼の優しい優しい男の子。
アルミン、あんたに私の初恋をささぐよ。
〜ハツコイ〜
ーendー
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- 74 : 2014/02/07(金) 14:32:29 :
- いや〜無事完結することができました。
最後まで読んで下さった方々、本当にありがとうございました。
地の文がばかりのうえに、数々の誤字脱字、脳内変換が必要な箇所など、読みにくい部分がたくさんあったと思います。
皆さんのコメントが励みになり、何とか無事、初SSを終えることができました。
次はアルミン視点で書いて見たいなと思っています。アニ視点では描かれなかった部分を取り入れていけたらなと考えています。
本当にありがとうございました!!
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- 75 : 2014/02/07(金) 14:33:11 :
- う、うぅ~~( ;∀;)イイハナシダー!!
とても良かったです!!
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- 76 : 2014/02/07(金) 14:34:10 :
- ご意見、ご感想、アドバイス等ございましたら是非お願いします。
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- 77 : 2014/02/07(金) 14:35:46 :
- >>75ココアさん
コメントたくさんありがとうございました!
嬉しかったです(^-^)/
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- 78 : 2014/02/07(金) 14:38:29 :
- 終ったら設定画面で、終了にするんですよ(´∇`)
私、アルアニ好きになりましたv(・∀・*)!
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- 79 : 2014/02/07(金) 14:50:05 :
- ココアさん
教えて頂いてありがとうこじいます。
そう言っていただけると本当に光栄です。
ありがとうございます。
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- 80 : 2014/02/07(金) 14:58:55 :
- いえいえ(´∇`)
アルミン視点で書くときにも期待してます(*´-`)!
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- 81 : 2014/02/07(金) 23:40:17 :
- アルアニが一番好き!
これからもたくさん書いてください!
楽しみにしてますので!
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- 82 : 2014/02/07(金) 23:58:37 :
- 乙‼
地の文なくても伝わるくらいセリフがいいと思う
いいアルアニでした、次回作にも期待です
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- 83 : 2014/02/09(日) 12:28:14 :
- 続きが欲しくて仕方ないです!アルアニ大好きっ子です=!!この話しチョー最高でした~
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- 84 : 2014/02/22(土) 00:08:12 :
アルアニ「ハツコイ」
http://www.ssnote.net/archives/9720
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- 85 : 2014/02/22(土) 00:08:45 :
- まちがえた(´・Д・)」
うえの
アルミン「ハツコイ」
です!
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- 86 : 2014/02/22(土) 14:45:58 :
- >>85アハハ★(^▽^笑)
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- 87 : 2014/02/26(水) 22:28:15 :
- アルミン初恋読みました。(^-^)v
どっちもおもしろかったです。(*^^*)
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- 88 : 2014/03/06(木) 15:06:01 :
- 少し前に読んで素敵だなあと思ってたアルアニを書かれてたのが、まさかよくコメントをくださってるちゃんぴんさんだったなんて!びっくりしました。
セリフのひとつひとつが本当にリアルで、引き寄せられてしまうような書き方に虜になってしまいました。
地の文も綺麗ですね。勉強になります。
今書かれてるお話も期待しています☻
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- 89 : 2014/03/06(木) 16:31:15 :
- アルミン「ハツコイ」の方でこちらにはコメ返しないと言いましたが、やっぱりさせていただきます!
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- 90 : 2014/03/06(木) 16:41:34 :
- >>86 アルアニさん
どーもです(笑)
>>87 お菓子命さん
両方とも読んでいただいてありがとうございます!こんな恋ないよなぁとゆう私の単なる妄想でしたが、そう言ってもらえると嬉しいです!^ ^
>>88 submarineさん
submarineさんの作品にはまったくもって及びませんが、そんな風に言われると私照れちゃます////笑 ありがとうございます^ ^
今のも読んでくださってるんですね!本当にありがとうございます。
私もsubmarineさんの作品に期待です!
皆様、完結後もたくさんのコメント本当にありがとうございます。今後も読んで下さった方がいらっしゃいましたら、ご意見ご感想いただけますと大変嬉しく思います。
今後もよろしくお願いします^ ^
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- 91 : 2014/03/10(月) 22:30:45 :
- 今さらですがコメントさせてください
文章が上手くて一気に読んじゃいました
ウブなアニが可愛いくてもうニヤニヤしちゃいました(笑)
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- 92 : 2014/03/10(月) 23:30:29 :
- >>91ムナク・ソラブさん
今さらなんてとんでもないです!ありがとうございます!
初恋ということで、思いっきりウブに書いちゃいました(笑)
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- 93 : 2023/07/09(日) 19:52:35 :
- http://www.ssnote.net/archives/90995
●トロのフリーアカウント(^ω^)●
http://www.ssnote.net/archives/90991
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3655
http://www.ssnote.net/users/mikasaanti
2 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 16:43:56 このユーザーのレスのみ表示する
sex_shitai
toyama3190
oppai_jirou
catlinlove
sukebe_erotarou
errenlove
cherryboy
momoyamanaoki
16 : 2021年11月6日 : 2021/10/31(日) 19:01:59 このユーザーのレスのみ表示する
ちょっと時間あったから3つだけ作った
unko_chinchin
shoheikingdom
mikasatosex
unko
pantie_ero_sex
unko
http://www.ssnote.net/archives/90992
アカウントの譲渡について
http://www.ssnote.net/groups/633/archives/3654
36 : 2021年11月6日 : 2021/10/13(水) 19:43:59 このユーザーのレスのみ表示する
理想は登録ユーザーが20人ぐらい増えて、noteをカオスにしてくれて、管理人の手に負えなくなって最悪閉鎖に追い込まれたら嬉しいな
22 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:37:51 このユーザーのレスのみ表示する
以前未登録に垢あげた時は複数の他のユーザーに乗っ取られたりで面倒だったからね。
46 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:45:59 このユーザーのレスのみ表示する
ぶっちゃけグループ二個ぐらい潰した事あるからね
52 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 20:48:34 このユーザーのレスのみ表示する
一応、自分で名前つけてる未登録で、かつ「あ、コイツならもしかしたらnoteぶっ壊せるかも」て思った奴笑
89 : 2021年11月6日 : 2021/10/04(月) 21:17:27 このユーザーのレスのみ表示する
noteがよりカオスにって運営側の手に負えなくなって閉鎖されたら万々歳だからな、俺のning依存症を終わらせてくれ
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