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最後の手紙
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- 1 : : 2014/02/03(月) 23:04:41
- こんばんは^ ^初投稿です
文を書くのはあまり得意ではないのですが頑張ります！
カップリングはアルアニ エレクリです
エレクリは少ししか登場しませんが^^;
亀進行ですがよろしくお願いします！
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- 2 : : 2014/02/03(月) 23:07:59
- アニ「…休日…か…」
特にやる事もないし…訓練所の図書館で小説でも読もうかな………
あそこの窓側の席は気持ちが良いんだ…
アルミン「あ アニ」
…先客がいた
アルミン・アルレルト
中性的な顔立ちで金髪おかっぱ
最初は女かと思った
小柄で体力は無いし 弱そうだと思っていた
けど
彼の良い所は他にあったみたいだ
アニ「…せっかくの休日なのに…
勉強……？」
アルミン「休日だからだよ！体力面ではエレン達に敵わないから 座学で
少しでも差を縮めないと！」
アニ「ふ〜ん」
以外と頑張るね
アルミン「あ アニ ここ空いてるよ」
知り合いが近くにいると落ち着かないが…
アニ「…ありがと」
私は本を一冊選んでアルミンの前に座った
アルミン「……」
アニ「…………」ペラ
アルミン「ねぇアニ」
アニ「ん？」
アルミン「何の小説読んでるの？」
アニ「恋愛小説だよ」
アルミン「ヘぇ〜」
アニ「似合わないと思ってる？」
アルミン「そんな事ないよ アニは女の子だもん 普通だよ」
アニ「あんた……私が女に見える？」
アルミン「え…女の子だよね？まさか女装…？！」
アニ「そういうのじゃなくて…
こんな格闘術が強い奴は女の子なんていわないでしょ………」
アルミン「そうかなぁ……アニはよく見ると可愛いし……少なくとも僕は女の子だと思ってるよ」
アニ「…あんた…それ…無意識？」
アルミン「ん？何の事？」
油断した
こんな奴の口から女を口説くような言葉が出てくるなんて…
アルミン「よく考えたらここ図書館なのに喋りすぎだね」
アニ「そう」
アルミン「ちょっと静かにしよっか」
アニ「…」ペラ
アルミン「…」カリカリ
アニ「…」ペラ
アルミン「ねぇアニ」
アニ「静かにするんじゃなかったの？」
アルミン「少しはいいじゃん」
アニ「それで何？」
アルミン「手紙交換しない？」
アニ「は？」
アルミン「手紙」
アニ「聞こえてるよ…なんで私と？」
アルミン「アニの事もっと知りたくなっちゃった」
アニ「…」
アルミン「それに 休日なんて滅多にないんだから なかなか話せないじゃないか」
アニ「…」
アニ「アルミン…それ私じゃなかったら確実に惚れてるよ…」
アルミン「アニは違うの？」
アニ「残念ながら」
アルミン「ちぇ …」
アニ「…」
アニ「手紙交換…」
アルミン「ん？」
アニ「やってもいいよ」
アルミン「！」
アニ「何驚いてんの…そっちから誘ったくせに…」
アルミン「はは まさかアニがやってくれるなんて思わなくてさ」
アニ「まぁ…暇つぶしにもなるしさ…//」
アルミン「わかったよ じゃあどうやって手紙渡そうか…」
アニ「みんながいるところじゃやだよ」
アルミン「それは僕も恥ずかしいよ
じゃあ……その本図書館に置いてあるやつだよね？」
アニ「そうだよ…そこの棚にあったやつ」
アルミン「その本に手紙を挟んでおくよ 訓練終わった後に取りにくるのは？」
アニ「いいけど…誰かに借りられない？」
アルミン「その時はその時で考えよ！じゃあ最初は僕からね 明日期待してて」
アニ「わかった じゃあ私はそろそろ部屋に戻るよ」
アルミン「うん バイバイ」
手紙か……
そんな事今までやったことないし…
ちょっと楽しみかもね……
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- 3 : : 2014/02/04(火) 00:18:07
- あっこれシリアスだ……
-
-
4 :
しーな
:
2014/02/04(火) 07:07:08
- 期待
-
4 :
-
- 5 : : 2014/02/04(火) 17:44:12
- 次の日
えっと……確かこの辺りに………
アニ「あった」
パラパラ
アニ「これかな…」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アニへ
訓練お疲れ様
今日も疲れたね
この手紙を読んでくれてるって事は
アニはここに来てくれたんだね
手紙なんて冗談のつもりで言ったのに…実はアニって女の子らしい事が
好きなのかな？
そういえばアニって対人格闘上手だよね あのエレンを倒しちゃうなんて！
今度僕にも教えてね！
返事待ってるよ
アルミンより
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アニ「へぇ」
以外と面白いかも…
アニ「返事なんて書こう……」
アニ「え〜っと？」
カリカリカリ…
次の日
えっと……確かこの辺りに………
アニ「あった」
パラパラ
アニ「これかな…」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アニへ
訓練お疲れ様
今日も疲れたね
この手紙を読んでくれてるって事は
アニはここに来てくれたんだね
手紙なんて冗談のつもりで言ったのに…実はアニって女の子らしい事が
好きなのかな？
そういえばアニって対人格闘上手だよね あのエレンを倒しちゃうなんて！
今度僕にも教えてね！
返事待ってるよ
アルミンより
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アニ「へぇ」
以外と面白いかも…
アニ「返事なんて書こう……」
アニ「え〜っと？」
カリカリカリ…
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- 6 : : 2014/02/04(火) 17:48:07
- 次の日
アルミン「アニあの手紙読んでくれたかなぁ…」
提案したの僕だけど…
結構緊張するなぁ…
アルミン「この本だよね…」
パラパラ
アルミン「あった！」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アルミンへ
手紙読んだよ
最初はどうかと思ったけど
以外と楽しい
私は文を書くのは苦手だから短くなっちゃうけど
また返事書いてね
格闘術ならいつでも教えるよ
アニより
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アルミン「短いなぁー」
アルミン「まぁアニらしくて良いかな！」
アルミン「返事書かなきゃ！」
それから何回か手紙でやりとりをした
いつしか訓練が終わってから図書館に行って本を開くのが……
楽しみで仕方なくなっていた…
アニ「今日もあるかなぁ」ワクワク
ミーナ「アーニ！」
アニ「！！」
ミーナ「どうしたのーアニ！最近嬉しそうな顔しちゃって！」
アニ「別にどうもしないよ！」
ミーナ「本当に〜〜？何か顔赤いよ〜〜？」
アニ「そんな事………ない！」
ミーナ「アニ 恋っていうのは」
アニ「急に語り出さないでよ…」
ミーナ「あっと思った時にはもう」
ミーナ「落ちてるものなのよ」
アニ「……」
ミーナ「」ドヤッ
アニ「何私良い事言ったみたいな顔してんだよ」
アニ「ふんっ」
ミーナ「あーアニ逃げないでよ〜」
アニ「ちょっと用があるの！」
別にそんなんじゃない……
アルミンの事はそんなんじゃ…
私は人を好きになんかなっちゃいけない………
私は化け物だから……
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- 7 : : 2014/02/04(火) 18:03:49
- ペラペラ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アニへ
手紙でのやりとりもだいぶ慣れてきたね
今日は重大発表があるよ！
なんとクリスタの好きな人はエレンだったんだ！
普段は全然男子と話さないクリスタがエレンにだけは積極的なんだ！
アニも見てみてね！
アルミンより
ーーーーーーーーーーーーーーーー
ズキッ
もしかしてアルミンってクリスタの事が好きなのか……？
じゃなきゃクリスタが他の男子と話してない事やエレンに積極的に話しかけてること分かるはずないよね………？
……いや…なんで私が傷ついてるんだ…？
…アルミンの事なんてなにも…
ーアニー
ーあっと思った時にはもう
落ちてるものなのよー
アニ「うっ……」
アニ「何を考えているんだ…」
私は戦士
必ず故郷に帰る
アニ「…」ソワソワ
アニ「でも……」
アニ「聞いてみるくらいなら良いよね………！」
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- 8 : : 2014/02/04(火) 19:48:22
- 遅れましたがモカさん期待ありがとうございます！
次の日
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アルミンへ
変な事聞くけど…アルミンってクリスタの事好きなの……？
アニより
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アルミン「…………」
アルミン「はぁ？？！！！！」
僕がクリスタを好き？！
そんなわけないじゃん！
アルミン「僕が好きなのは………」
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- 9 : : 2014/02/04(火) 20:39:50
- 次の日
アニ「はぁ〜〜〜〜〜〜」
ミーナ「どうしたアニ 恋の悩みかい？」
アニ「どうしてわかったn
っ！！！？？？？//」
ミーナ「やっぱり〜〜〜」ニヤニヤ
アニ「うるさい！！//」
ミーナ「また逃げる〜〜」ニヤニヤ
アニ「用があるの！」
どうやら私はアルミンの事を好きになったみたいだ……
パラパラ
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アニへ
僕の好きな人はクリスタじゃないよ！
エレンを探してるとクリスタも視界に入ってくるんだ！
大体僕のタイプはアニみたいな人だもん！
アルミンより
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アニ「…」
アニ「…へ？//」
こ……これって……
両想い……って事？
アニ「ヤバい………」
アニ「…嬉しい…//」
「アニ」
アニ「…ライナー……ベルトルト」
ライナー「アニ…それはなんだ？」
アニ「これは……別になんでも」
ライナー「………アニのためなんだ
あえてハッキリ言う………」
ライナー「アルミンの事は諦めろ」
アニ「……！」
ライナー「アニ…お前は何だ？」
アニ「…私は………戦士………」
ライナー「そうだ」
ライナー「俺達は……人を好きになってはいけないんだ」
ライナー「…もう一度言う…アルミンは諦めろ」
アニ「…っ……そんな事……わかっへる………」タッ
ベルトルト「アニ！」
ライナー「…」
ベルトルト「…ライナー…少し言い過ぎじゃ……」
ライナー「アニのためなんだ……
別れが辛くなるだろう……？」
ベルトルト「…そうだね…」
あんたに言われなくてもわかってる
でもしょうがないじゃん
好きになっちゃったんだから
涙が溢れて止まらない…
ドンッ
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- 10 : : 2014/02/04(火) 21:48:36
- あれ……目元が………
-
- 11 : : 2014/02/04(火) 22:22:36
- アニ「っ！！」
「あっごめん！大丈夫？」
アニ「…アルミン…？」
アルミン「アニ！」
アニ「…」
アルミン「アニ…」
アルミン「泣いてるの？」
アニ「泣いてなんか…」
アルミン「…アニ…」
アルミン「好きだよ」
アニ「！？//なんで今…！」
アルミン「泣きやむかなって」
アニ「…私も」
アニ「私もアルミンが好き」
アニ「だけどずっと一緒にはいれない」
アルミン「どうして？」
アニ「今は言えない」
アニ「手紙の交換もやめよ？」
アルミン「…わかった…」
アニ「でもアルミン忘れないで…」
アニ「私は本当にアルミンの事…
大好きだから…」
アルミン「僕もだよ」
アルミン「バイバイ」
これで良いんだ…
これで私もアルミンも悲しまないですむ……
これで良い……………
-
- 12 : : 2014/02/04(火) 23:15:48
- エレン王都召還の日
省略します
アルミン…
アニ「一体いつから…あんたは私を…
そんな目で見るようになったの？」
アルミン「アニ…何で…マルコの立体起動装置を持ってたの？」
アルミン「今だって……信じられないよ…きっと…何か見間違えだって
…思いたくて…」
アニ「私は…戦士に成り損ねた」
アルミン…
あんたのせいだよ……
あんたさえいなければ………
私が……
あんたを好きになっていなければ…
アニ「………」ポロポロ
アルミン「…ア……二……？…」
アニ「…バイバイ…」ポロポロ
パチンッ
ブシュッ
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- 13 : : 2014/02/04(火) 23:21:36
- 図書館
アルミン「…アニ…」
アルミン「…僕らが出会ったのは…ここだったね…」
アルミン「…あの日僕は…勉強をするためにここに来たって言ったけど…」
アルミン「…本当は君に会うためなんだよ…」
アルミン「…ミーナが アニは本を読むのが好きだから…もしかしたら来るかもって教えてくれて…」
ーアルミン！良い事教えてあげようか？ー
アルミン「…ミーナって鋭いよね…」
ーアニは本が好きだから もしかしたら図書館に来るかもよ？ー
アルミン「今はミーナもいないけどね…」
アルミン「…ん？」
アルミン「これは…アニが読んでた恋愛小説…？」
アルミン「…何で…机の上に…」
パラパラ…
アルミン「…手紙…？」
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アルミンへ
この手紙を読んでいるって事は
あんたはここに来てくれたんだね
ありがとう
これが私の最後の手紙だよ
愛してる
さようなら
アニより
ーーーーーーーーーーーーーーーー
アルミン「…」ポロポロ
アルミン「そんな…これが最後の手紙なんて…」
アルミン「僕も愛してる…」
アルミン「君と出会えて良かった…」
アルミン「…ありがとう…アニ…」
END
-
- 14 : : 2014/02/04(火) 23:22:49
- 終わりです！
最後雑になっちゃってすみません^^;
読んで下さった皆さん！ありがとうございました^ ^
-
- 15 : : 2014/02/05(水) 17:24:01
- 誰かハンカチを…………ｸﾞｽｯ
-
- 16 : : 2014/02/05(水) 20:14:15
- アルアニ・・・切ない((涙
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