このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
殺戮の天使その後 救済の悪魔
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- 1 : 2022/11/18(金) 19:12:53 :
- これは友達と作っている殺戮の天使の二次創作小説です。
題名は救済の悪魔。主人公は原作の天使の子孫。
素人ですがお願いします。
今回はプロローグです。それではどうぞ。
誰も通ることのない町の裏路地。
そこで、何らかの話をしていた。相手の名前は…そう、レック。
何の話をしていたのかは覚えていない。でも、これだけはわかる。
突然だった。紫の煙がこの裏路地だけに充満した。
(甘い、におい…?)
ハッと浮かんだのは、大切なお墓。そして次に浮かんだのは…
血だらけの自分の手ー
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- 2 : 2022/11/19(土) 10:34:28 :
- 友達と考えている殺戮の天使 二次創作の後日談です。
1話①です。
屋敷の廊下のような場所で少女は目を覚ました。少女の名はリディ
赤い髪を一つに結び、なぜか血のついたスコップを持っていた。
「ここは....?」
リディは思い出した。あの裏路地であったこと、すべて。
辺りを見回した。彼女…レックもここにいるような気がしたのだ。
「レックもいるかもしれないし、出口も探さなきゃ。」
立ち上がり、慎重に歩き始めた。すると、呪文のように書いてある
文字を見つけた。
君は一体誰で、何者か。
君の先祖は何者か。
君は天使か、生贄かー
それとも悪魔か。
この館で確かめるべきである。
「......?なんだかよく分からないな...」
幼いリディにはわからなかった言葉。
次の瞬間、リディは目を見開いた。
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- 3 : 2022/11/22(火) 14:59:11 :
- 倒れているレックを見つけたのだ。
「......!レック!」
必死で声をかけた。
「レック…レック…!」
「う......ん…?り、リディ?」
ようやく気が付いた。二人は知り合いらしい。
レックという名の彼女は、全身に包帯を巻き、肩まである黒髪をフードに入れて、眼鏡もかけ、大きな鎌を持っている。
「ああレック!良かった、大丈夫なの?」
リディが叫ぶように言った。
「大丈夫...いや、それよりここがどこだかわかるか?」
レックは戸惑いながらも落ち着いた表情を見せていた。
「ううん、裏路地で何か話していたのよ。でも気が付いたらここにいた。」
「…同じ」
どうやら二人の記憶は一致しているようだ。リディとレックは顔を見合わせた。しばらく待っても何も起きないので、仕方なく歩き出した。
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- 4 : 2022/11/26(土) 18:14:01 :
- すると、壁に立てかけてある紙に、文字がすらすらと浮かび上がってきた。レックは飛び上がってそれを見つめた。
「?なんて読むんだ?」
文字なら読めるはずのレックでも、暗号のような文字は読めなかった。一方、リディは不安そうな、でも輝かしい表情をしていた。
「こんなこと、本当にあるの?夢、じゃあないわよね...」
レックはぶつぶつ何かを言っているレックに目がいった。
「リディ!どうかした?」
「……レック。私、これ読めるわ。我が家に代々伝わる、古代のもじなの。」
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- 5 : 2022/11/26(土) 19:48:08 :
- レックはぶつぶつ何か言っているレックに目いった。、→何か言っているリディに目がいった です
間違えました…すみません
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- 6 : 2022/12/02(金) 19:49:19 :
- ―私の名はグレイ。神父だ。これは遺書である。
君たちがこれを読んでいるときは
私はとっくに死んでいるだろう。
己に偽りのないなら汝の名を申せ。
「…リディアナ・メイソン」
「アイナレック・フォスター…」
この館の名は試練の館。
リディは首をかしげる
「試練?なに、試練って。何をするの?」
この館には隣の廃ビルの『天使』の
子孫が呼ばれる。
ここは子孫に試練を与えるための
―トラップが仕掛けてある
「……!」
レックが眉をひそめた。リディは…よく分かっていないようだ
私の信者が君たちを見守り、
サポートし、
時には試練を与えるだろう。
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- 7 : 2022/12/02(金) 19:49:30 :
- ―私の名はグレイ。神父だ。これは遺書である。
君たちがこれを読んでいるときは
私はとっくに死んでいるだろう。
己に偽りのないなら汝の名を申せ。
「…リディアナ・メイソン」
「アイナレック・フォスター…」
この館の名は試練の館。
リディは首をかしげる
「試練?なに、試練って。何をするの?」
この館には隣の廃ビルの『天使』の
子孫が呼ばれる。
ここは子孫に試練を与えるための
―トラップが仕掛けてある
「……!」
レックが眉をひそめた。リディは…よく分かっていないようだ
私の信者が君たちを見守り、
サポートし、
時には試練を与えるだろう。
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- 8 : 2022/12/02(金) 19:50:15 :
- あ、同じの二つ書いちゃった…☆
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- 9 : 2022/12/07(水) 14:35:31 :
「『君たちや君たちの先祖が何者なのかはそのうちわかるだろう』…ここで終わりみたい」
二人はどんどん続く通路を見た。まっさらな展示品、奥行きが見えない廊下。
ここは危ない場所だ…二人が分かったのはそれくらいだ。
「とりあえず、ここから出ないとだ。」
「そうね、先を急ごう!」
何故か、リディはその瞬間気を緩めたらしい
「と、なると…」
リディは辺りをフラフラと歩いている。レックはハラハラして声をかけた
「危ないぞ…」
でも、もう遅かった。
カチッ
リディの足元で、何かが鳴った。
その時、リディとレックの足元の床が開いた
(落とし穴…っ!?)
レックは瞬時に理解した。
「ヒントを探そう!」
今更リディが口を開いた。レックは、そんなリディに流石に腹が立って、叫んだ
「もう落ちてるじゃあねーか‼︎」
死ぬー
そう思ったとき、木…のようなものに体を支えられた。
「「助かった…!」」
二人は助かった、そのことに気を取られていた。そのせいで、自分達を監視する目に気が付かなかったのだ。
「リディアナ・メイソン…アイナレック・フォスターか…」
布をかぶった男がニヤリと笑う。
「実に面白い」
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