エレン「美味しく食べる」サシャ「君が好き」
-
- 1 : 2022/03/18(金) 21:04:04 :
- コメントはこちらまで
http://www.ssnote.net/groups/859/archives/36
サシャ「うぅ~…お腹が空きましたぁ~…」トボトボ
クリスタ「大丈夫?」スッ
サシャ「かろうじて大丈夫ですが、お腹と背中がくっ付きそうです…」
ユミル「ははっ!お前いっつも腹空かせてるよな!」
サシャ「うっ…」
クリスタ「ちょっとユミル~?」ジトォ
ユミル「だって本当のことじゃねぇか?」
サシャ「ふぇぇ…」
エレン「…」チラッ
-
- 2 : 2022/03/18(金) 21:04:49 :
- ~男子宿舎~
エレン「てなことがあったんだよかわいくねぇか!?」
ジャン「…は?」
アルミン「なんて言った?」
エレン「は?だからサシャが可愛いって…」
アルミン「…」チラッ
ジャン「…」チラッ
がしっ
アルミン「どこか具合悪くないかい?」
ジャン「今すぐ許可をとって内地につれてった方が…」
エレン「…は?」
ジャン「アルミン、とりあえず教官室行くか?」
アルミン「だね」
エレン「いやなんでそうなんだよ!」
がちゃ!
コニー「おい!エレンに思春期が来たってほんとか!?」
ベルトルト「赤飯もって来たよ!」
ライナー「くそっ…お前のヴァージンは俺がもらうはずだったのに…」グッ
エレン「大事になり過ぎだろ!てかライナーなんて言った!?」
-
- 3 : 2022/03/18(金) 21:06:58 :
- ~かくかくしかじか~
ベルトルト「…エレサシャね」
コニー「確かにnoteでは絶滅危惧種に近しい存在だな」
ライナー「ぶっちゃけ作者もnoteでは初のカップリングだそうだ」
エレン(あいつら何の会話してんだ?)チラッ
エレン「あっ、赤飯うまっ」
ジャン「いやー、ついにこの死に急ぎ野郎にも思春期が来たか…」
コニー「苦節60年…やっとだよ…」
エレン「お前ら何歳だよ」
ライナー「しかしエレンがそんなことを言うとはな、素晴らしいことだ」
エレン「初めての感情だからイマイチ俺も分からない」
ジャン「…まぁ、なんだ?」
ジャン「死に急ぐなよ」カタトンッ
アルミン(うわぁ腹立つなぁ…)
ベルトルト「あっ!ところでさぁ」
ベルトルト「デートとか誘わないの?」
-
- 4 : 2022/03/18(金) 21:07:26 :
- エレン「ででででデートってなんだよ!//俺らは兵士だぞ!?///」
ベルトルト「絵に書いたような動揺の仕方だね」
ライナー「奇遇にも明日は休日だ、ご飯でも誘ってみたらどうだ?」
エレン「ごごごご飯なんて、俺には誘えねぇよ…//」
アルミン「女々しっ!」
ジャン「…おい死に急ぎ野郎、てめぇはアホなのか…?」ギロッ
エレン「…あ?なんて言ったこの馬面」ギロッ
ジャン「だからアホなのかって聞いてんだよ!!」ドンッ
コニー「ちょ、ジャン!落ち着けよ!」ガシッ
ライナー「そうだ!例えエレンが女々しくて意気地無しのチェリーくんだとしてもその言い方はないだろ!」
アルミン「いやライナーこそその言い方は無いでしょ!」
ジャン「…はなせよ、手は出さねぇ」
ジャン「けどよぉ、お前は俺に喧嘩売ってきた男だろ?そんなタマなわけねぇはずだ」
エレン「あ?何を言いてんだよ…」ギロッ
ジャン「だからよぉ、好きな女に飯も誘えねぇ様なやつが巨人なんか駆逐できるかってことだよ」
-
- 5 : 2022/03/18(金) 21:07:58 :
- エレン「…」
ジャン「いや、そんなことないよなぁ?お前みたいな男がこんな所で挫けたりしねぇ」
ジャン「そんな男だったら、俺と喧嘩なんか出来ねぇよなぁ」ヘヘッ
エレン「ジャン…」ウルッ
コニー「くそ!俺は感動したぞこの野郎!」グスッ
ライナー「お前らは本当に最高だ…馬鹿、泣いてなんかねぇよ…汗だ」ウルウル
ベルトルト「ははっ、ジャンには1本取られたなぁ」アハハ
エレン「ジャン…ありがとう、目が覚めたよ」
エレン「目標はサシャブラウス!!本日作戦を結構する!!」
エレン「心臓を捧げよ!!!」バッ
ライベルジャンコニ「心臓を捧げよ!!!」バッ
アルミン「えぇ〜…」
ーーーーーーーーー
ーーーー
ー
-
- 6 : 2022/03/18(金) 21:08:33 :
- 〜夜 女子部屋〜
サシャ「エレンにご飯誘われました」
全員「」ビクッ
クリスタ「え、エレンってあのエレン?」ビクビクッ
ユミル「嘘だ、有り得ねぇ…あのエレンだぞ…?」
アニ「だだだ大丈夫でしょ、他意なんてあるわけないね」ガクガク
ミカサ「ままま間違いない、エレンは女性に興味が無い…ので女性に興味が無い」ガクブル
サシャ「頭痛が痛いみたいになってますよ」
クリスタ「あ、あはは〜…」
サシャ以外「集合!」シュッ
サシャ「ひぃっ!」ビクッ
クリスタ「あのエレンが女性のことを想って誘うってこと、ある?」ヒソヒソ
ミカサ「あるわけが無い、エレンは昔から色恋沙汰とは縁がなかった」ヒソヒソ
アニ「それもそれであれだけどね…」ヒソヒソ
ユミル「しかも相手があの芋女だぞ?」ヒソヒソ
クリスタ「失礼だよユミル」テイッ
ユミル「あいてっ」
サシャ「あのぅ…」
ミカサ「しかしどうしたものか…」ヒソヒソ
ユミル「アドバイスは送りたいけど、エレン相手だもんなぁ…」ヒソヒソ
サシャ「ね、ねぇ…」
クリスタ「服とかは選んであげようか」ヒソヒソ
アニ「エレンに他意があるとしたら、ね」ヒソヒソ
サシャ「あ、あのぅ!」
4人「!!」ビクッ
サシャ「わっ、私こういった経験がなくて…助言頂いても構いませんか…?//」ウワメヅカイ
4人「かっ…」
4人「かわいい…」
サシャ「ひえっ!?///」
-
- 7 : 2022/03/18(金) 21:09:06 :
- ーこうして2人は仲間たちからの後押しを受け、オフにお食事をすることとなった!ー
ーーーーーーーーー
ーーーー
ー
〜休日〜
エレン「…//」ソワソワ ウロウロ
〜物陰組〜
ジャン「これでもかっていうほどソワソワしてるな」
アルミン「仕方ないよ、彼は今一皮むけ用としてるんだ」
ミカサ「頑張れ、2人とも…」
アルミン「あっ!サシャきたよ!」
サシャ「え、エレン!こんにちは!//」トトトッ
エレン「あっ、さ、サシャ!よぉ!//」スッ
サシャ「おまたせしちゃいましたか?すいません…//」エヘ
エレン「いや全然!俺も今来たところだから大丈夫だ!//」
3人(純情かよ!!)
ジャン「ガチか…ガチかよエレン…」
アルミン「そこまでだったのかぁ…」
ミカサ「尊い、ので尊すぎる」キラキラ
アルミン「ミカサが頭悪くなってる…」
-
- 8 : 2022/03/18(金) 21:09:26 :
- サシャ「えーと、今日はご飯…でしたっけ?//」テレッ
エレン「そ、そうだな!買い物とかも出来たらなぁって思ったり…//」
エレサシャ「…」チラッ
エレサシャ「!?//」プイッ
ジャン「これ俺1日持つかわからねぇよ…」
アルミン「甘い、甘いね…」
ミカサ「私にはできないこんなこと、強すぎる…」
サシャ「そ、そろそろ行きますか!//」ニコッ
エレン「そ、そうだな!//」
アルミン「あっ!動いたよ!ついてこ!」
ミカサ「がんばれ…」グッ
ジャン「頼むぞぉ!?」
-
- 9 : 2022/03/18(金) 21:17:43 :
- 〜服屋〜
服「よぉ、イケてんだろ」ドンッ
サシャ「わぁ〜!!可愛い〜!!」キラキラ
サシャ「可愛いお洋服ですねエレン!」フリムキ
エレン「そ、そうだな!似合うと思うぞ!//」
サシャ「そ、そうかなぁ…?//」
エレン「っ…//」ドキッ
サシャ「店員さーん!試着しても構いませんかー!!」
アラーカワイイジョウチャンネー
イイワヨー、スキナダケキテイッテネ
サシャ「ありがとうございます!」
サシャ「えへへ…待っててくださいね?//」ニコッ
エレン「おっ、おう!//」ニコッ
ジャン「これは、エレンに悪いけどサシャ可愛いな」
ミカサ「同性ながら可愛い…」
アルミン「エレンも慣れてきたのか普通に話せるようになってきたね」
ジャン「さっきとか見るに堪えないほどキョドってたもんな」
アルミン「いや言い方…」
ミカサ「ねぇ、2人とも見て」
エレン「…」ソワソワ キョロキョロ
アルミン「キョドってる!いない間にキョドってる!」
ジャン「あいつはあいつで精一杯だからな」
ミカサ「頑張れ…我が息子…」
アルミン「母性発揮しちゃってる!?」
-
- 10 : 2022/03/18(金) 21:32:49 :
- がらっ
サシャ「エレン!どうですか?//」
エレン「…」
エレンの視点に映る彼女は非常に魅力的だった。
素朴な雰囲気を醸し出す一つ結びの茶髪の女性。
兵隊服しか見たことがなかったため今日着てきた無難なシャツ姿でさえ新鮮だった。
しかし今の彼女が身に纏うものは…
すこしぶかっとしたオーバーサイズの茶色のスウェットを萌え袖にならないよう手首に貯め、リブをINして履いた白のカジュアルはパンツが現代的に、かつ女性らしくゆるいスウェットを引き締める。
エレン「似合ってる…」
サシャ「へぁっ?//」
エレン「すごい似合ってるじゃねぇか!なんていうかいつものサシャっぽくなくて、その…とにかく似合ってるんだ!」キラキラ
サシャ「ひゃっ//そんなにですか!?//」
エレン「あぁ!すいません店員さん!買います!」
サシャ「即決ですか!?//」
-
- 11 : 2022/03/18(金) 21:43:03 :
- オカイアゲアリガトウゴザイマース!
からんころん
サシャ「…///」
エレン「良かったら荷物もつぞ?」
サシャ「い、いえ!大丈夫です!」ピシッ
サシャ「それよりごめんなさい、流れに任せちゃったけどお金払わなくて…今出します」ガサガサ
エレン「あー、なんていうか…プレゼントだから大丈夫だ」
サシャ「え、でも…」
エレン「どうせ訓練ばっかだしお金なんてあんま使わないんだよ、それに似合ってたしな」
エレン「プレゼントさせてくれ」ニカッ
サシャ「エレン…」
サシャ「むぅ、でも私の気が収まりません!次の場所行きますよ!」テツナギ
エレン「おっ//おいサシャ!?///」
サシャ「ほら!行きますよ!」スタスタ
エレン「おっ、おい!//」スタスタ
ミカサ「これはエレサシャ、尊い」
アルミン「随分この一瞬で進展したね」
ジャン「やるじゃねぇか死に急ぎ野郎」
アルミン「これなら心配いらなそうだね」アハハ
ミカサ「そう、ので私たちも休日を満喫しに行こう」
ミカサ「私はお腹が空いている、ので軽食を買いに行こう」
ジャン「ミカサが率先して動いてるってことは…」
アルミン「本当に心配いらないみたいだね」アハハ
-
- 12 : 2022/03/18(金) 21:49:42 :
- 〜雑貨屋〜
サシャ「エレンの鍵のネックレス、紐が傷んできてます」
サシャ「ってことでアクセサリーが買えるお店にやってきました!」バーン
エレン「で、でのこの鍵は親父の…」
サシャ「最近は鍵をベルトのとこから垂らすファッションもありますし、最悪鍵はそのままでチェーンだけでも構いません」
サシャ「どうしても、お返ししないと気がすみません」フンッ
エレン「無理しなくてもいいんだぞ?」
サシャ「無理なんかじゃありません!私がそうしたいんです!」フフフン
サシャ「ほら!このチェーンとか丈夫そうですしかっこいいですよ!」
サシャ「これとか!あー、これも捨てがたい…」ムムム
エレン「…」
エレン(サシャと付き合えたら、こんな感じになるのか)
エレン(なんて言うか…)
エレン「楽しい…」ボソッ
サシャ「えへへ、ならよかったです」ニコッ
エレン「あれ、声に出てたか?」
サシャ「はいバッチリです、録音して聞かせてあげたいくらいには聞こえました」
エレン「ははっ、サシャの前だったらもう気張らなくてもいいな」ニコッ
-
- 13 : 2022/03/18(金) 22:04:59 :
- サシャ「ふふっ、エレンなのに気張ってたんですか?」ニコッ
エレン「当たり前だろ、女と遊んだことなんてなかったし」
サシャ「へぇ〜、私を最初の女にしてよかったんですか?」ニヤニヤ
サシャ「芋蒸して食べてばっかの芋女ですよ?」
エレン「じゃあ、俺はそんな芋女が良かったんだみたいだな」ハハッ
サシャ「ふふっ//言わせちゃったみたいで恥ずかしいですね」
エレン「気にしねぇよ、それが本心だ」
サシャ「さすが死に急ぎ野郎ですね、素直です」
エレン「褒めてねぇよなそれ!」
サシャ「あはは、ごめんなさい」ゲラゲラ
-
- 14 : 2022/03/18(金) 22:17:06 :
- アリガトウゴザイマシター
からんころん
エレン「…どうだ?」ジャラン
サシャ「うわぁー、チャラくなりましたねぇ随分」
サシャ「でも、似合います」フフッ
エレン「それは選んだやつのセンスが良かったんだな」
サシャ「やだなぁ〜、褒めても芋しか出てきませんよ?」
エレン「嬉しいよ、芋がいつでも食えるんだからな」
サシャ「…多分エレンのことだならお食事とか気張っていいお店探してませんでした?」
エレン「…バレた?」
サシャ「当たり前じゃないですか、まぁ私も気張ってましたけど…」
エレン「まぁ、そんなもんだよなぁ」
エレン「でもさ、気張ってたおかげで何が一番いいか分かってきたよ」
サシャ「と、言いますと?」キョトン
エレン「実はな、あっちにじゃがいもと干し肉売ってる店あるんだよ」ニヤッ
サシャ「おっ、分かってますねぇ!」ニヤッ
サシャ「さぁさぁ、早く案内してください!!」ニコッ
エレン「気が早ぇなぁ…ほら、いくぞ!」
サシャ「はい!」
-
- 15 : 2022/03/18(金) 22:27:01 :
- ーーーーーーーーー
ーーーー
ー
サシャ「はふっ、はふぁ…美味しいです!」キラキラ
エレン「そんな犬みたいに食うなよ、喉に詰まるぞ?」
サシャ「そんなことなっ…うぐ!」パンパン
エレン「ほら言わんこっちゃねぇな、ほら」スッ
サシャ「んっ、んむっ…ぷはっ」ゴクゴク
サシャ「ふぁー、死ぬかと思った…ありがとうございます…」
エレン「沢山食べてもいいからゆっくり、な?」ゴクッ
サシャ「あっ!関節キスですよそれ!」
エレン「ぶふっ!!」
サシャ「わー汚ったないですね」
エレン「誰のせいだよ…」
サシャ「ふふふっ、ごめんなさい」ニコニコ
サシャ「でも、私は許しますよそれくらい」
サシャ「エレンなので!」ニカッ
エレン「ふふっ、他のやつにするなよ?」
サシャ「当たり前です、絶対にやです」
サシャ「ところで、帰るにはまだ早い時間ですね」
エレン「休日はまだこれからだし、食べ歩きでもするか?」ニヤッ
サシャ「ありです!行きましょう!今すぐ!今すぐにでも!」パァァァ
エレン「急ぐなよ、そんなんだから喉詰まるんだぞ?」トンッ
サシャ「ほげっ…すいません…」
エレン「ったく…ほら、行こうぜ?//」スッ
サシャ「あっ…//」
(ふふふっ、素直な時は可愛いですね♪)
サシャ「はいっ!!!」ニカッ
ぎゅっ
-
- 16 : 2022/03/18(金) 22:33:59 :
- 〜翌日〜
エレン「ふわぁっ…おはよ…」ボリボリ
アルミン「おはようエレン、昨日は楽しめた?」
エレン「そりゃあとても、ふわぁっ…」アクビ
ミカサ「寝不足?」
エレン「帰ってくるの遅くてな…」
アルミカ「…えっ!?///」
アルミン「は、はやくないかいそれは!///」
ミカサ「しかもそんなに堂々ど…//」
エレン「いやが違う違う、そういうのじゃないんだよ」
サシャ「あっ!エレンおはようございます!」ペカー
エレン「お、おはようサシャ」
サシャ「ミカサもアルミンも!おはようございます!」
アルミン「お、おはよう…」
ミカサ「サシャは元気そう…エレンは眠そうなのに…」
サシャ「いやぁ、実はスイーツ食べ放題のところ最後に行ってですね…」アハハ
エレン「食いすぎて寝れなかったんだ…」ウプッ
アルミン「あー…そういうこと…」
ミカサ「…ねぇねぇアルミン、ちょっと」コソッ
アルミン「…?」
-
- 17 : 2022/03/18(金) 22:45:25 :
- コソコソ
アーナルホド ソウソウ
アルミン「ねぇねぇ、2人とも1回2人でご飯食べたら?」ニヤニヤ
エレン「はぁ!?そんな急に…」
ミカサ「サシャもそうした方がいい、のでそうしよう」
サシャ「ミカサって勢いだけになると小泉構文発動しますよね…」
エレン「んじゃあ、今回はお言葉に甘えるか?」
サシャ「ですね!2人ともお気遣いありがとうございます」ペコッ
エレン「…ありがとな」スッ
サシャ「待ってくださいよエレン!1歩目早いのは訓練までとっといてください!」ダッ
アンマチカスギンナ!ミンナニミラレチャウダロ!
チガイマス、シニイソイデソウダッタカラトメヨウトオモッテチカヨッタマデデス
ア?ヤルキダナイモオンナ
フフッ、クンレンマデトッテオイテクダサイ
アルミン「ほら見てよミカサ、あんなにいがみ合ってるのに腰元」
ミカサ「…あっ」
きらんっ
アルミン「色違いのカラビナつけてさ、これなら兵服でも一緒に付けれるね」アハハ
ミカサ「全く、進展が早すぎる…」
エレン「お前朝から食いすぎやしねぇか…?」
サシャ「これだけ食べないとやっていけませんよ」パンドーン
エレン「…ふふっ、サシャっぽいな」
サシャ「いっぱいで美味しく食べる事が生き甲斐ですので!」フフン
エレン「知ってるよ、俺はそうやって馬鹿でかい量の物を平気で平らげる…」
エレン「美味しく食べるサシャが好きなんだ」ニコッ
fin
-
- 18 : 2022/03/18(金) 22:47:24 :
- ーーーーーーーーー
ーーーーー
ー
-
- 19 : 2022/03/18(金) 22:54:45 :
- >>15
エレン「いやぁ、食べ過ぎだなぁ」テクテク
サシャ「そうですか?私はまだまだいけますけどね」テクテク
エレン「それはお前の腹が規格外なだけだ」
サシャ「そんな、褒めても蒸かす前の芋しか出てきませんよ!」デヘヘヘ
エレン「褒めてねぇよ!」
サシャ「ふふっ、ところでエレン!」
サシャ「まだ本格的に聞いてない言葉、あるなぁ?」チラッ
エレン「ばか、あんな飯食いながら人の前で言うムードもくそもない男がいるかよ」
サシャ「…なっ」
サシャ「エレンでもムードとか考えるんですね」
エレン「…まぁな、一応」プイッ
サシャ「ふふっ、やりますねぇエレンも!」テツナギ
エレン「おっおい!ちょっと!//」ビクッ
サシャ「エレンのことです、気張っていい所探してたんでしょ?」
サシャ「…連れてってください//」
エレン「っ…わかったよ…全部見透かしやがって」
サシャ「えへへ…///」
-
- 20 : 2022/03/18(金) 23:10:11 :
- 〜高台〜
サシャ「わぁぁぁ!綺麗です!」キラキラ
サシャ「こんなに綺麗な場所あったんですねぇ!」ペカッ
エレン「実はな、訓練兵入ってからも昼寝スポットは欲しくてな」
エレン「探してたら偶然見つけたんだ」
サシャ「ミカサから昔のエレンは寝坊助さんだったって聞きました」フフッ
エレン「はぁ!?ったく、あいつ…」
サシャ「昔のエレンを知らないから、そういう話を聞くだけで楽しくて」エヘヘ
サシャ「そういう話は記憶に残ってます!」フフン
エレン「座学もその調子で覚えられたらいいな?」
サシャ「うぐっ」ズーン
エレン「ははっ、すぐ表情変わって面白いなお前」アハハ
サシャ「そういうエレンだって!」
サシャ「いつも元気があって怒ったり喜んだり、でもそれでいて落ち着いてて…」
サシャ「そういう所可愛いなって思います」
エレン「…そんなストレートに言ってくれるんだな」
サシャ「当たり前じゃないですか!もう気張らなくていいって思えたので!」フフン
エレン「…俺も、普段と違う時のギャップとか、美味しく食い物食う時とか、表情がコロコロ変わって豊かなところとか」
エレン「かわいいっ、と、ぉもぅ…///」ボソボソッ
サシャ「なぁんで最後の最後で!!ばか!あほ!!意気地!!!」
エレン「そこまで言うかよ!」
サシャ「ふんっ、せっかくここまで着いてきたのになぁ」チラッ
エレン「うぐっ」グサッ
サシャ「もっと男らしいと思ってたんだけどなぁ〜」チラチラ
エレン「あぁもうわかったよ!!分かったから!!//」
サシャ「ふふん、一応年上舐めないでください」
エレン「分かったよ…んっうん」セキバライ
エレン「すぅーはぁー、すぅーはぁー」
サシャ「〜♪」ニコニコ
エレン「よしっ、サシャ!」
サシャ「はいっ!!」ニコッ
エレン「俺はサシャの事がーーーー ー
-
- 21 : 2022/03/18(金) 23:11:29 :
- Fin
何が見たいシチュエーションなどありましたら
http://www.ssnote.net/groups/859/archives/36
までお願いします
久しぶりの執筆でしたがご覧頂きありがとうございます
また暇な時にでも書きたいと思います
-
- 22 : 2022/03/19(土) 11:13:59 :
- 後日談
#1 怪我
サシャ「…」ペラッ
サシャ「あいてっ」チクッ
エレン「おうどうした」
サシャ「報告書確認してたら紙で指切っちゃいました…」ウルウル
エレン「あー、んー、血つけんなよ?」
サシャ「それだけですか!?」
エレン「俺も確認してる部分があるんだ、仕方ないだろ?」
サシャ「あーあー、血出てきちゃったなぁ」グズ
サシャ「彼女が血流してるのに心配もないんですかぁー、へぇさいですか」グズグズ
エレン「っはぁ…うるさいな」スッ
サシャ「おぉ!ついに心配してくれるんですね!」キラキラ
エレン「ちょっと待ってろな?」
サシャ「わーい!わーい!!」
エレン「…」スッ
ちゅっ
サシャ「ひぇっ!!??///」ボフッ
-
- 23 : 2022/03/19(土) 11:22:33 :
- サシャ「エレン、指…///」ガクガク
エレン「ん?お母さんが教えてくれたんだよ。血出た時の応急処置って」チュー
ぺろっ
サシャ「はひぃっ!?///舐めましたぁっ!?舐めましたよねぇっ!!!!/////」
エレン「…?大丈夫だ、綺麗な手だよ」
サシャ「あっ…///じゃなくてぇっ!!///」
ちゅぱっ
エレン「むむぅ、ちょっと鉄の味がする」ゴクッ
サシャ「ふぁぁ…疲れました……急に舐めたりするから」ジトッ
エレン「ん?あー、びっくりさせたなら悪い」
サシャ「あ、いえ、そんな。ありがとうございます」
エレン「まぁそうだな、紙にも気をつけて確認しろよ?」
サシャ「はーい…」プイッ
サシャ(人の気も知らないで…)
サシャ(この人差し指を、エレンが…ぺろって///)
サシャ「…」スッ
サシャ(ってだめだめ!これで関節キスしてもムードなんてないです!)ブンブン
サシャ「はぁっ〜…」グッタリ
エレン「どうかしたか?」
サシャ「エレンのばかぁっ!!!」キッ
エレン「ひぃっ!」ビクッ
年上彼女はリードしたい。
-
- 24 : 2022/03/19(土) 12:01:15 :
- #2 鬼教官(?)
サシャ「エレン!そっちにターゲットありました!」プシュッ
エレン「わかった!とりゃあ!」ザシュッ
ターゲット「うわ、やられた」バタン
サシャ「やった!これでトップの10体超えです!」
エレン「サシャがよく見つけてくれるおかげだよ、ありがとうな」ナデナデ
サシャ「えへへっ!エレンのブレード捌きもありますよ!私の手柄も否定しませんが!!」スリスリ
エレン「ったく、サシャらしいな!ほら、帰ろうぜ?」
サシャ「えぇー?もうちょっとだけ2人でも…」シュン
エレン「…ご飯少なくなるぞ〜」
サシャ「行きましょう、今すぐです。足を急がねば」プシュッ
エレン「単純だなぁ」プシュッ
???「…」
-
- 25 : 2022/03/19(土) 12:25:44 :
- エレン「よーし、ご飯行くか?」
サシャ「はい、早く行きましょう、お腹が空いてどうかなりそうです」
キース「…イェーガー、ブラウス、訓練ご苦労だった」
2人「はっ!」シュッ
キース「いい、もう自由時間だ。そんなにかしこまるな」
サシャ「それではお言葉に甘えて」
キース「ところで、なのだが…」
キース「最近2人は仲が良いようだな」
エレサシャ「っ…」ギクッ
キース「先程見てしまったが…どうもただの仲良しで収まらないスキンシップも見て取れたな」
エレン「そっ、それは…」ウグッ
キース「まぁ咎めるつもりは無い、人の感情だ。誰も止めれようがないだろう」
キース「ただ、あまりそう言った姿は周りに見えないようにしろ。戦場にて浮いてしまっては力があっても元も子もない」
サシャ「はっ、その通りでございます」
キース「気をつけたまえ」スタスタ
エレサシャ「はっ!」ビシッ
エレン「…少し怒られちゃったな」ボソボソ
サシャ「まさか見られちゃうとは、気をつけます…」ボソボソ
キース「…それと」
エレサシャ「はっ!」ビシッ
キース「その腰元のカラビナ、大変似合っているな」
エレサシャ「!?//」ビクッ
キース「しっかりと手入れするように」
エレサシャ「は、はっ!///」ビシッ
エレサシャ「…//」チラッ
サシャ「…ぷっ、ぷはは!そこまでバレてたんですね!」アハハ
エレン「はは!そうみたいだな、あの教官もいいとこあるな」
サシャ「ほんとですね!ありがたいです!」
キース「若者の偶然産んだ愛だ、誰も止めれまい」フッ
鬼の目にも涙。
-
- 26 : 2022/04/25(月) 16:32:53 :
- #3 レモンの味
サシャ「ねぇねぇエレン!ファーストキスってれもんの味らしいですよ!」フンフン
サシャ「キスしましょう!キス!」
エレン「…」
サシャ「なんですかその絵に書いたようなドン引きは」
エレン「あー、その、なんだ?なんでこの状況で言えるんだ?」
サシャ「なんでって、昨日クリスタに聞いたのを思い出して」
エレン「いや違くて、、」
エレン「倉庫に閉じ込められて2人っきりで誰もいない時になんでそう言う助長するようなこと言うんだってことを言ってんだよ!」
サシャ「じょ、ちょう?」
エレン「ダメだ、こいつ頭悪い」
-
- 27 : 2022/04/25(月) 16:33:06 :
- とても更新遅いです
-
- 28 : 2022/04/25(月) 16:38:49 :
- サシャ「2人っきりで暗いところに閉じ込められてる時にキスしちゃダメなんですか?」ハテ
エレン「やめろイェーガー、エロ同人みたいなシチュエーション想像すんな」
サシャ「ケチだなぁエレンは」ムゥ
エレン「大丈夫だ、彼女とはいえ相手は芋女…」
サシャ「やーい、死に急ぎ野郎」
エレン「おうこらてめぇいつまで言ってんだこの野郎」
サシャ「わーい!エレンが怒った!逃げろ!」
エレン「待て!」
サシャ「わーい!こわーい!」カッ
サシャ「あっ、ほわぁ!なんか引っかかった!」コテッ
エレン「おいサシャ!あぶねっ!」バッ
ズテン!
-
- 29 : 2022/04/25(月) 16:44:06 :
- エレン「こほっ…大丈夫か?さし…」
サシャ「あっ、はい…大じょっ…」
身を呈して転んだサシャを庇おうとしたエレン
しかし守りきれなかったところもあり体制が互いに崩れてしまっていた
その結果
仰向けのサシャを上から床ドンする形、つまりエロ同人誌でよくあるシチュエーションとなってしまったのだ。
エレン「わ、わりぃ!いまどける!」
サシャ「やです!」
エレン「!?」
サシャ「いやです、このままがいいです…//」ギュウッ
エレン「サシャ…」
サシャ「そんな考えもなしにこんな時にキスの話しないじゃないですか…//」
サシャ「あわよくばキスしてみたいなっ?って思って…ここまでなるとは思わなかったけど//」
エレン「サシャ…ごめんな気づけなくて」
サシャ「い、いいえ!私だって女の子ですしそういったこと経験してみたいですもん…///」
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