この作品は執筆を終了しています。
調査兵団の休日ーリヴァイ編 俺の声はいずこに
-
- 1 : 2014/01/31(金) 22:58:08 :
- 初投稿になります!調査兵団の休日を書きました。今回はリヴァイ兵長の身に災難がおこった日です。至らないところが多々見受けられますが、ご容赦くださいorz
-
- 2 : 2014/01/31(金) 23:02:45 :
- 旧調査兵団本部食堂にて
エレン「今日は訓練休みなのに兵服着用なんですね。」
エルド「ああ。いつ何があるかわからないからな。それでもいい骨休めにはなるだろう。」
グンタ「特別な申し出か、外出許可が降りれば私服になれるぞ。」
ペトラ「みんな、おはよー」
みんな「おはよー。」
リヴァイ「」ススッ
エレン「あれ、兵長いつの間にいたんですか?おはようございます。」
リヴァイ「」
-
- 3 : 2014/01/31(金) 23:06:28 :
- リヴァイ「......。」
ペトラ「(あいさつも返さないなんて.......。よっぽど機嫌が悪いのね......。)」コソ
エルド「(そうだな。ここは何事もなかったように振る舞うべきだ。)」コソ
オルオ「(兵長は俺らと違って悩みが多いんだ。あんなに眉間にしわ寄せて......。」コソ
グンタ「(それはいつm......。なんでもない。)」コソコソ
リヴァイ「」ギロッ
みんな「へ、兵長おはようございます。」
リヴァイはくまちゃんのスケッチブックを取り出した。そしてなにかをサインペンで書いている。
-
- 4 : 2014/01/31(金) 23:10:04 :
- そして、リヴァイはスケッチブックを皆に公開した。
リヴァイ『声がでない』
エレン「えっ!それは大丈夫なんですか?」
オルオ「大丈夫な訳ないだろ。よく考えれば分かるだろ。実際、そのスケッチブック無しじゃコミュニケーションは難しいだろう。」
ペトラ「お風邪ですか?」
リヴァイ『声以外はどこも異常がない。こんなことすんのは奴の仕業としか考えられん』
オルオ「奴?とは?」
-
- 5 : 2014/01/31(金) 23:28:03 :
- ======================
ガチャッ。キィィ。
ハンジ「およ?リヴァイじゃん。部屋に入る時はノックくらいしてよねー。」ササササ
リヴァイ(今なんか隠したな?)ジトー
ハンジ「どどどとーしたのかなぁ?リヴァイ。無言で感じ悪いぞゥ。」タラタラ
ハンジ「いた。いててて。喋るから、喋るから、胸ぐら掴まないでェ。」
リヴァイは手を話したとたん、ハンジはこれでもかというくらいにのけぞった。
ハンジ「はっはっは!君の声が出ない原因は私だ!」エッヘン
リヴァイ『威張るな』
リヴァイ『そんなこと分かってんだよ。なんでこんなことになったのか、どうすれば治るのか教えろ。』
-
- 6 : 2014/01/31(金) 23:29:19 :
- ハンジ「まぁ、あれだ。いつもの研究に使わせてもらってるよ。巨人の発する声と人類の声質の違いを見たくてね。」
リヴァイ『それなら自分の声を使えばいいだろ。』
ハンジ「いや、自分の声は既に研究済みだ。多くのサンプルが欲しいんだ頼む!この通り!」
ハンジは手を合わせて頼む
リヴァイ「」
ハンジ「今日一日だけでいいから。今日は訓練ないでしょ?夜には戻るからさ。」
リヴァイ『しかたねぇな。今日だけだ。もしなにかあったらただじゃおかねぇからなクソメガネ。』
-
- 7 : 2014/02/01(土) 00:00:29 :
- 今日はおちまーす
見てくれてる人いたらありがとーう
-
- 8 : 2014/02/01(土) 09:27:11 :
- 見てまーす!!
-
- 9 : 2014/02/01(土) 18:49:24 :
- ======================
リヴァイ(まったく、今日は災難な日だ。)
ペトラ「あ、おかえりなさい。どうでしたか?」
リヴァイ『やっぱり、ハンジが原因だった。』
オルオ「筆談じゃ不便でしょう。どれくらいで治るんですか?」
リヴァイ『今日中には治るそうだ。』
リヴァイ(クソッ。筆談がこんなにも面倒くせぇなんて。俺の声でなにか新しい発見があるなら仕方がない……。)
-
- 10 : 2014/02/01(土) 18:52:51 :
リヴァイ(とにかく、今日は人との接触を避けておくのが最善だろう。こんなゆっくりした日は久々だな。おとなしく読書でもしていよう。)
一時間後
リヴァイ(眠くなってきたな……。)
二時間後
リヴァイ「」(スースー)
リヴァイはソファにもたれかかったまま眠り込んでしまった。
三時間後
ドタドタドタドタ
ドンドン
エレン「エレン・イェーガーです。失礼します。」
キィィ
エレン「リヴァイ兵長!起きて下さい!」
リヴァイ『廊下は走るな。お前の足音で目ぇ覚めちまった。』
エレン「それどころじゃないんです。今結構大きな地震があったのですが、その様子だと気が付かなかったようですね。入り口が大変なんです!」
リヴァイかまだ半分意識がはっきりしないながらもなんとなく状況をのみこんだ。
エレン「とにかく兵長もきて下さい!」アセアセ
-
- 11 : 2014/02/01(土) 19:02:10 :
- >>みけねこさん
ありがとうございます!亀ですが頑張ってかきます!
-
- 12 : 2014/02/01(土) 19:17:23 :
- エレン「皆さーん、連れて来ました。」
グンタ「兵長、ここからでられませんっ」アセアセ
旧調査兵団本部のドアは地震で歪み、開かなくなってしまったようだ。グンタとオルオは酷く混乱していた。エルドとペトラは外出中だったのでこの危機を逃れていた。
オルオ(最後くらいペトラと一緒にいたかった……。)
旧調査兵団本部はには、エレン、グンタ、オルオ、そしてリヴァイの四人しかいなかった。
リヴァイ『お前ら、落ち着け。落ち着いていない環境ほど落ち着かないと、空気に流され命さえも落としかねん。』
シーン
リヴァイ『俺とグンタでドアに体当たりする。オルオはタイミングを見てドアノブを捻れ。音頭はお前だ、エレンがとれ。』
リヴァイ(俺の声が出れば俺が音頭おとったのだが。まぁ、エレンにとってはいい機会だ。)
エレン「俺が、ですか……。了解です!」
-
- 13 : 2014/02/01(土) 21:36:14 :
- 期待です!
-
- 14 : 2014/02/02(日) 02:57:43 :
ドゴンッ
グンタ「あ、開いたぞ!」
オルオ(さすがは兵長だ。どんな状況下でも的確な指示がだせる……。俺なんてまだまだだ。)
リヴァイ(それにしても、筆談だと指示に一つ出すのにも時間がかかる。クソッ。)
======================
ハンジの研究室にて
トントン
キィィ、ガチャ
ハンジ「お、リヴァイじゃないか、声ならもう戻ってるはずだよ。声だしてみてー。」ニコ
リヴァイ「あ、あ、あ、あー、あー、やっと戻ったか。ところで、今日はすげぇ苦労したんだ。それなりの収穫はあったのだろうな?」
-
- 15 : 2014/02/02(日) 02:58:50 :
- >理屈人さん
あざーす!期待にこたえられるか心配ですが・・・
-
- 16 : 2014/02/02(日) 03:00:29 :
- 期待です
-
- 17 : 2014/02/02(日) 09:55:53 :
- >コノハさん
そろそろ完結すまーす!
-
- 18 : 2014/02/02(日) 09:56:53 :
ハンジ「あぁ、バッチリだよ!声エネルギーから作ったアイスは絶品だったよ。リヴァイ味はほんのりイチゴっぽく……ん……あ、ち、ちが、違う、巨人との比較結果もいい資料が取れたよ。」アセアセ
リヴァイ「チッ。」
リヴァイ「おい、クソメガネ、俺は巨人に関する実験だと聞いたんだが……。」
ハンジ「だからさ、メインはアイスじゃないよ、本当だよ?」
リヴァイ「」
ハンジ「ごめんなさぁい」テヘ
チャキ
ハンジ「まってよ、ブレードを人間に構えたら違法でしょーが!」
リヴァイ「」
リヴァイ「」
リヴァイ「……問答無用」
ハンジ「うぎゃゃゃゃゃぁぁぁぁぁぁぁ」
その夜の兵団で一番多くの人が耳にした声はハンジの悲鳴であったそうな。
end
-
- 19 : 2014/02/02(日) 10:00:03 :
- こうやって文章投稿すると文字数が少ないのが良く分かりますね。軽い気持ちで読んでくれれば嬉しいです。最後まで見てくださった方あるがとうございました
-
- 20 : 2014/02/11(火) 14:32:34 :
- 面白いです!!
- 著者情報
- この作品はシリーズ作品です
-
調査兵団の休日 シリーズ
- 「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
- 「進撃の巨人」SSの交流広場
- 進撃の巨人 交流広場