このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品は執筆を終了しています。
恋の予感
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- 1 : 2022/02/12(土) 00:37:29 :
- 現代パロディです
小説風にしようか悩みましたが
見やすさ重視でセリフのみとなります
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- 2 : 2022/02/12(土) 01:05:32 :
- キーンコーンカーンコーン
ユミル 「なぁ?帰ろうぜ」
ヒストリア 「うん分かった」
ヒストリア 「ノート取ってから行くから先行ってていいよ?」
ユミル 「おう分かった。じゃあ先帰ってるな」
ユミル 「また明日ー」
ヒストリア 「うん、じゃあね」
ヒストリア 「...」カキカキ
ワイワイ ガヤガヤ
「エレンじゃあなー」
エレン 「...おう」
ヒストリア 「...」カキカキ チラッ
エレン 「...」カキカキ
ヒストリア 「エレン君もノート取り?」
エレン 「...誰?」
ヒストリア 「酷いなぁ、隣の席のヒストリアだよ」
エレン 「あ、そう」カキカキ
ヒストリア 「字綺麗だね」
エレン 「...」カキカキ
ヒストリア 「...」
ガタッ
エレン 「じゃ」
ヒストリア 「あ、うん、また明日ね」
ヒストリア (エレン君か何げ入学して初めて喋ったな)
ヒストリア (ユミルにも話そ)
ーーーー
ヒストリア [ユミル起きてるー?]
ユミル [おう、起きてるぜ。どうした?]
ヒストリア [エレン君って知ってる?]
ユミル [お、ついにヒストリアも聞いたか]
ヒストリア [え?なんの事?]
ユミル [女子の間で噂になってるぜ]
ヒストリア [ええ、そうなの?どんな感じで?]
ユミル [うーん、意見が別れてんだけど、彼女がいるから女子に冷たいのか、それとも普通に興味が無いのか]
ヒストリア [あーー確かにちょっと冷たいよね]
ユミル [話したのか?]
ヒストリア [今日の放課後話したよー]
ユミル [エレンから話しかけてきたか!?]
ヒストリア [ううん、私からだよ]
ユミル [珍しいな。男嫌いのお前が]
ヒストリア [なんかね、同じノート取ってたから]
ユミル [美人にも冷たいのかぁ、よっぽど美人な彼女が居るんかなぁ]
ヒストリア [気になるの?]
ユミル [まぁちょっとはねぇ]
ユミル [あ、やべそろそろ寝るわ]
ヒストリア [あ、うん分かった遅いのにごめんね〜]
ユミル [ヒストリアだから許しちゃうよん]
ユミル [おやすみー]
ヒストリア [うん!おやすみー]
ヒストリア 「やっぱ冷たいのはみんなになんかぁ」
ヒストリア 「まだ、入学して1ヶ月もたってないからっていうのもあったりしてね」
ヒストリア 「まぁいいや寝よ」
ーーーー
ユミル 「はぁーー」アクビ
ヒストリア 「あ、おはよう!」
ユミル 「お、珍しく集合時間ピッタリじゃん」
ヒストリア 「もう!私がいつも遅いみたいに言わないでよ!」
ユミル 「いつもは走ってくるもんなぁ、あー!可愛い!」
ヒストリア 「もう!ほら!いくよ!」
ユミル 「あ、あれって」
ヒストリア 「ん?」
エレン 「...」テクテク
ユミル 「The 陰キャって感じ」
ヒストリア 「そうだね」フフッ
ユミル 「イヤホンしてるけどさどんな音楽聞いたりすんのかな」
ヒストリア 「ユミルってエレンの事好きなの?」
ユミル 「なわけ、ちょっと謎い人って興味出るじゃん?」
ヒストリア 「まぁそうだけどさぁ」
「よっエレンおはよー」 「おう!エレンおはー」
エレン 「...おはよう」
「相変わらずつめてぇーな」
「ウケるわーー」
エレン 「...」
ヒストリア 「男子とは仲良い...の?」
ユミル 「なんか良さそうにはみえないな」
アニ 「おはよう」
ヒストリア 「あ、アニおはよう」
ユミル 「おはよう」
アニ 「あんたら何してんの?」
ユミル 「エレンのとこ見てたのさ」
アニ 「ふーん」
ヒストリア 「アニも気になったりしないの?」
アニ 「...まぁ多少は」
ヒストリア 「やっぱりねぇ」
ユミル 「まぁあいつ容姿は学年1レベルだからな」
ーーー
先生 「と、まぁこんな感じになります」
エレン 「...」カキカキ
ヒストリア 「...」カキカキ
ヒストリア (んーーここどうやるんだろう)
先生 「って事になるのでーーじゃあここをヒストリアさん。お願いします」
ヒストリア 「え、は、はい」
ヒストリア 「えっと...」
エレン 「...」
ヒストリア(や、ヤバいどうしよ)
エレン 「...おい」ノート見せる
ヒストリア 「えっと、"AC=DF ⑵ 合同な2つの三角形の面積は等しい"です...」
先生 「はい、正解ですつまりは、ここの面積が合同で...
ヒストリア 「ありがとうね」
-
- 3 : 2022/02/12(土) 01:34:41 :
- エレン 「...授業が進まねぇだろ」
ヒストリア 「ご、ごめん」
ユミル 「...」カキカキ チラッ
ヒストリア 「...」カキカキ
ーーーー
ユミル 「やっとお昼だぁー」
ヒストリア 「ふぅ」
ユミル 「どうかしたか?」
ヒストリア 「いや高校に入ってより勉強の難易度上がったなぁって」
ユミル 「たしかになぁ、数学とか英語とか特にな」
ユミル 「そういや、途中エレンに教えて貰ってなかったか?」
ヒストリア 「あ、うん教えてもらったよ」
ユミル 「その後なんか言われてたよな?」
ヒストリア 「うん"授業が進まねぇだろ"ってちょっと怒られた」
ユミル 「あいつ頭いいのか?」
ヒストリア 「分からないけどなんかごめんなさいって感じだった」
ユミル 「しょうがないだろ、みんながみんな分かるって訳じゃないんだし」
ヒストリア 「それよりご飯にしよ?」
ユミル 「そうだな」
ーーーー
ユミル 「んじゃ今日バイトあるから先帰るなー」
ヒストリア 「あ、うんじゃあねー!」
ユミル 「じゃあなー」
ヒストリア (私も帰るか)
ヒストリア 「フンフンフン」ハナウタ
ヒストリア 「あ、アニも帰り?」
アニ 「いや、これから部活あるけど飲み物買いに来た」
ヒストリア 「部活やってたんだ」
アニ 「まぁ、一応」
ヒストリア 「頑張ってね!ばいばい」
アニ 「うん、じゃ」
ヒストリア 「...」テクテク
ヒストリア (ん?あれは?)
エレン 「お、凄いねぇ」
子供 「でしょー!!それでね!これも作ったんだー!」
エレン 「これはどう作ったんだ?」
子供 「これはね...
ヒストリア 「こんにちは」
エレン 「...ああ」
ヒストリア 「なんで冷たいの」
エレン 「いや別に」
子供 「お姉ちゃんだーれ?」
ヒストリア 「私?私はエレン君のお友達だよ?」
エレン 「は?ちょ、お前」
子供 「エレンにーちゃん友達いたのー?」
エレン 「い、いや」
ヒストリア 「ん?」
エレン 「...はぁ」
子供 「あ、お母さんだ!じゃあね!エレンにーちゃん」
エレン 「気をつけて帰れよ」
ヒストリア 「...」
エレン 「...」テクテク
ヒストリア 「ちょ、ちょっと!」
エレン 「何?」
ヒストリア 「一緒に帰ろ?」
エレン 「...勝手にしろ」
ヒストリア 「やった!」
エレン 「...」
ヒストリア 「子供好きなの?」
エレン 「...まぁな」
ヒストリア 「そうなんだね以外」
ポツポツ ポツポツ ザァーーーー〜ー〜
エレン 「...うわ、雨だ」
ヒストリア 「傘持ってないよ〜」
エレン 「とりあえず行くぞ」タッタッタッタツ
ヒストリア 「え?行くってどこに?あ、待ってよ!」タッタッタッタツ
エレン 「...はぁ」
ヒストリア 「はぁはぁはぁ走るの早いよ...」
エレン 「服ビショ濡れだな」
ヒストリア 「う、うん」
エレン 「とりあえず俺ん家入れよ」
ヒストリア 「え、いいよ」
エレン 「いやその格好だと風邪ひくだろ」
ヒストリア 「あーまぁそうだねぇ」
ヒストリア「じゃあお言葉に甘えて」
エレン 「ここだよ」
ヒストリア 「結構大きいね」
エレン 「...親が結構な金持ちだったんだよ」
ヒストリア 「そうなんだ」(家みたい)
エレン 「適当に座ってて」
ヒストリア 「お、お邪魔します」
エレン 「今着替え持ってくる」
ヒストリア 「いいの?」
エレン 「母さんのがあると思う」
ヒストリア 「なんかごめんね?ありがとう」
エレン 「とりあえず風呂沸いたから先入って」
ヒストリア 「え、でもエレンが先の方がいいんじゃない?」
エレン 「濡れた服でいんの嫌だろ」
エレン 「早く入ってこいよ」
ヒストリア 「わ、分かった」
エレン 「右の廊下の突き当たり」
ヒストリア 「あ、ありがとう」
ヒストリア (物凄い展開になったなぁ)
シャーーーーーーーー
ヒストリア (暖かい)
ヒストリア (エレンの匂いがする)
ヒストリア(ってなんかキモイな私)
エレン 「着替え置いておくから」
ヒストリア 「え?エレン?!///」
エレン 「なんだよ」
ヒストリア 「い、いやなんでもない」
エレン 「じゃ」
ヒストリア (びっ、びっくりしたぁ)
ヒストリア 「あ、ありがとうね」
エレン 「少し大きかったか?」
ヒストリア 「ううん大丈夫ありがとう」
エレン 「んじゃ入ってくるからゆっくりしてていいよ」
ヒストリア (うん?)
-
- 4 : 2022/02/12(土) 02:05:40 :
- ヒストリア (ゆっくりしてていいよ?これから何かあるの?)
ヒストリア 「しかし広いなぁ」
ヒストリア 「あれ?」
遺影
ヒストリア (これってお父さんとお母さんと、もう1人は妹さん?)
ヒストリア (亡くなった...のかな)
ヒストリア (子供好きなのも妹さんが居たからなのかな)
ヒストリア (少し冷たいのもその事があるからなのかな)
エレン 「なにしてんの」
ヒストリア 「あ、エレン?早かったね」
エレン 「まぁ、シャワーだけだし」
ヒストリア 「...これって」
エレン 「...家族だよ」
エレン 「先月死んだ」
ヒストリア 「え?」
エレン 「なんか変か?」
ヒストリア 「ううんごめん聞いた私が悪かったなって」
エレン 「...別にいいよ」
ヒストリア 「...」
ヒストリア 「そ、外凄い雨だね」
エレン 「...」
ヒストリア 「...」
エレン 「止みそうにないから泊まってけよ」
ヒストリア 「え?」
エレン 「嫌なら別に大丈夫だけど」
ヒストリア 「う、ううんいいの?」
エレン 「でも親とか大丈夫か?」
ヒストリア 「うちは出張でほとんどいないから」
エレン 「そっか」
ヒストリア 「なんかエレンって普通の人だね」
エレン 「なんだよそれ」
ヒストリア 「学校では冷たいからさ」
エレン 「...あんま好きじゃないからな」
ヒストリア 「友達はいないの?」
エレン 「1組に2人いるよ。中学から一緒のやつら」
ヒストリア 「そっかちゃんと居たんだね」
エレン 「誰目線だよ」
ヒストリア 「ふふっ」
エレン 「夕飯作るけどハンバーグとかでもいいか?」
ヒストリア 「うん!ありがとう!」
エレン 「ゆっくりしてていいぞ」
ーーーーー
エレン 「はい」
ヒストリア 「ありがとう!」
エレン 「...」
ヒストリア 「美味しそうだね!」
エレン 「ああ、自信はある」
ヒストリア 「いただきます」
パクッ
ヒストリア 「うわぁ、すごい美味しいよ!」
エレン 「そうかありがとう」
ヒストリア 「お店で出せるレベルだよ」
エレン 「言い過ぎだろ...」
ヒストリア 「ホントだよ!ほんとに美味しい」
エレン 「...妹が好きだったからな」
ヒストリア 「...そう、なんだね」
ヒストリア 「...どうして亡くなっちゃったか聞いてもいい?」
エレン 「...ちょうど昨日で1ヶ月だった。高校受験の帰りの迎えを呼んだんだよ。その来る途中にトラックと交通事故を起こしてな、それで」
ヒストリア 「そう、なんだね。私のお母さんはね私が小さい頃に刺されて死んだの」
エレン 「...」
ヒストリア 「って言っても全然覚えてないけどね」
ヒストリア 「1回は会ってみたかった」
エレン 「...」
ヒストリア 「...」
エレン 「...」
ヒストリア 「ご馳走様でした。ありがとう美味しかったよ」
エレン 「ああ」
ヒストリア 「食器洗おうか?」
エレン 「大丈夫」
ヒストリア 「ほんと?ごめんね」
エレン 「いいよ別に大丈夫だ」
エレン 「あ、お前寝る時俺の部屋でもいいか?」
ヒストリア 「私はどこでもいいよ」
エレン 「そうかじゃあ階段上がって目の前の部屋が俺のだから」
エレン 「ベッド使っていいから」
ヒストリア 「うん、ありがとう」(ベッド...?)
ヒストリア 「ここか」ガチャ
ヒストリア (凄い整ってる)
ヒストリア 「お邪魔します...」
ヒストリア 「このベッドほんとに使っていいのかな」
ヒストリア 「し、失礼致します」ゴロン
ガチャ
エレン 「...」フトンバサ
ヒストリア 「え、エレン?」
エレン 「どうかしたか?」
ヒストリア 「エレンもここで寝るの?」
エレン 「そうだけど?」
ヒストリア (えぇええええええええええ!?)
エレン 「嫌だったか?」
ヒストリア 「...い、嫌ではないけど」
エレン 「なら良かった」
ヒストリア (これは単なるアホかそれとも鈍感なのか)
エレン 「電気消すぞ?」
ヒストリア 「あ、うんっていうか私ベッドでいいの?」
エレン 「その方が寝やすいかと思って」
ヒストリア 「ま、まぁ」(かえって寝にくいよ...)
エレン 「じゃ、おやすみ」
ヒストリア 「うん、おやすみ」
ヒストリア (っていうかエレンとほぼ隣で寝てるってどういう状況!?!?)
ヒストリア (エレンもう寝たのかな?早いなぁ)
ヒストリア (まぁ、私なんて異性として見られてないんだろうな)
-
- 5 : 2022/02/12(土) 06:23:08 :
- 期待してます!エレヒス大好きなのでこれからも投稿してください!
-
- 6 : 2022/02/12(土) 12:31:47 :
- お!さん期待ありがとうございます!
-
- 7 : 2022/02/13(日) 02:07:41 :
- ヒストリア (うぅ、寝れない。あれからどれくらいだったんだろう。エレン寝たかな?)
エレン 「...んーー」バサッ
ヒストリア 「エ、エレン?」
エレン 「...」テクテク ガチャ
ヒストリア 「あれ?トイレかな」
ヒストリア (にしてもなんでこんな事になってるんだろう...)
ヒストリア (っていうかなんで私ちょっと意識しちゃってるんだろう)
ヒストリア (でもエレン恋愛とか以前に女子に興味なさそうだしね)
ガチャ
エレン 「...」テクテク
ヒストリア (あれ帰ってきた)
ヒストリア (えっ?ちょ、)
エレン 「...」バサッ
ヒストリア「エレン?ここベッドだよ?///」
エレン 「...スゥーー」
ヒストリア (どどどどどどうしよぉ)
ヒストリア (距離が近いし、なんならもう足とか当たっちゃってるし///)
ヒストリア (このままだとヤバいどうしよ)
ーーーー
エレン 「あ、おはよう」
ヒストリア 「おはようじゃないよ...」
エレン 「てか俺なんでベッドにいるんだ」
ヒストリア 「昨日トイレいって寝ぼけて入ってきたんじゃん」
エレン 「そうだっけ」
ヒストリア 「私全然寝れなかったんだからね」
エレン 「知らねぇよ」
エレン 「朝食食って早く行こーぜ」
ヒストリア 「う、うん」
ーーーー
「おはよー」 「おっはーー」
「おはようございますー」
ヒストリア (登校中一言も喋らなかったなぁ。っていうか無口すぎでしょ)
ヒストリア 「あ、ユミルおはよう」
ユミル 「おう、おはよう」
ヒストリア 「課題やった?」
ユミル 「まぁ、一応な」
ヒストリア 「ちょっと見せてくれない?」
ユミル 「いいけど、珍しいな」
ヒストリア 「昨日色々あってね」
ガラガラ
??? 「あ、いたいた。エレン〜」
ヒストリア 「???」
エレン 「げっペトラ先輩...」
ペトラ 「ちょ、げっはないでしょ!」
エレン 「何しにきたんすか」
ペトラ 「ほら、この間貸してもらってた本返しにきたんだよ」
エレン 「あ、そうなんすかありがとうございます」
ペトラ 「相変わらず冷たいねぇ、でもそういうの嫌いじゃないよ」
エレン 「用済んだんならさっさと帰ってくださいよ」
ペトラ 「はいはい、じゃね〜」
ザワサワ ガヤガヤ
ユミル 「あれが彼女か?」
ヒストリア 「今の2年のペトラ先輩だよね?」
ユミル 「誰だそれ」
ヒストリア 「知らないの?成績はほぼトップでそれに生徒会役員もやってるし何よりも凄い美人」
ユミル 「エレンに似合ってるな」
ヒストリア 「そ、そうかな〜」
ユミル 「なんだ珍しく意見合わなかったな」
ヒストリア 「い、いやなんとなくだよなんとなく」
ユミル 「...なるほどね」
ーーーー
ヒストリア 「ねぇエレンくん!」
エレン 「なに?」
ヒストリア 「私にオススメの本教えて」
エレン 「本?」
ヒストリア 「うん!読みやすくて面白いの」
エレン 「なんで?」
ヒストリア 「なんでって、読みたくなったから?」
エレン 「自分で図書館行って探してこいよ」
ヒストリア 「エレンが読んだやつ読んでみたい」
エレン 「意味わかんねぇーけどとりあえず明日でいい?」
ヒストリア 「あ、うんいいよ!」(あ、いいんだ)
エレン 「じゃ」テクテク
ヒストリア 「うんじゃあね」
ユミル 「お前エレンの事好きなのか?」
ヒストリア 「違うよただいいなって思っただけ」
ユミル 「それを好きって言うんだよ」
ヒストリア 「そう、なのかな全然分かんない」
ユミル 「恋愛経験ゼロだもんな」
ヒストリア 「ちょ、ばかにしないでよ!」
ユミル 「ははっすまんすまん」
ーーーー
コニー 「あ、ヒストリアー」
ヒストリア 「どうしたの?」
コニー 「実はさこの問題分からなくて」
ヒストリア 「あーーこの問題?」
コニー 「そそ」
ヒストリア 「ここはこうやって...
ユミル 「気になんのか」
エレン 「...はっ?」
ユミル 「いや見てたから」
エレン 「見てねぇーよ...」
ユミル 「お前さヒストリアの事好きだろ?」
エレン 「...」
ユミル 「図星か?」
エレン 「別に」
ユミル 「正直に言えよ」
エレン 「どうだろうな」
ユミル 「言っとくけど結構前から気づいてたけどな」
エレン 「え」
ユミル 「ぷッその表情うける」
エレン 「なんでだ?」
ユミル 「お前に似合ってないな」
-
- 8 : 2022/02/13(日) 08:28:35 :
- エレン 「だからなんでだって聞いてるだろ」
ユミル 「昔」
エレン 「...」
ユミル 「小さい頃にヒストリアと会ってただろ」
エレン 「...ああ」
ユミル 「やっぱりな」
エレン 「でもどうしてそれを」
ユミル 「まぁ、一応私も会ってたんだが」
エレン 「ごめん覚えてないわ」
ユミル 「だろうな」
エレン 「...ヒストリアは覚えてないんだな」
ユミル 「だからお前知らない振りをしてたのか」
ユミル 「逃げんじゃねぇーよ男だろ」
エレン 「...」
ユミル 「いつからそんなキャラになったんだよ」
エレン 「いつから?」
ユミル 「昔はなそんなんじゃなかったろ」
エレン 「いつから、か」
ユミル 「昔の明るいお前はどこいったんだよ」
エレン 「強いていうなら、先月だな」
ユミル 「先月だと?!」
エレン 「ああ」
ユミル 「1ヶ月で人が変わるんだな...」
エレン 「父さんと母さん、妹が死んでからだな」
ユミル 「そう、だったのか...気の毒にな...」
エレン 「...お前、昔会ってたって言ったよな」
ユミル 「ああ」
エレン 「もしかしてヒストリアにずっとくっついてた奴か」
ユミル 「ま、まぁ間違ってはいないがそうだな」
エレン 「...」
ユミル 「...それでどうするんだ」
エレン 「どうするって?」
ユミル 「決まってんだろ、好きなんだろ?ヒストリアの事」
エレン 「...」
ユミル 「素直になれよ」
エレン 「...まぁ、な」
ユミル 「協力はするからよ、いつかは気持ち伝えろよ」
エレン 「...もし思い出したとしても、ヒストリアは幻滅すると思うな」
ユミル 「...別れ際に喧嘩した事か?」
エレン 「知ってたのか」
ユミル 「ヒストリアから聞いたな昔に」
エレン 「...」
ユミル 「謝るついでに告れよ」
エレン 「はぁ?!早すぎだろ!」
ユミル 「ちょ、声がでかいぞ」
エレン 「あ、す、すまん」
ユミル 「まぁ、とりあえず考えとけ。お前が昔からヒストリアにベタ惚れなのは知ってたからよ」
エレン 「うるせぇよ」
ユミル 「ま、頑張れよ」
エレン 「お、おい」
ユミル 「あ?」
エレン 「あ、ありがとな」
ユミル 「っ///」
ユミル 「きゅ、急に例なんてすんな気持ち悪い」
エレン 「あ、ああすまん」
ユミル (昔からそうだ。あの不意打ち笑顔は反則だ。でも好きになっちゃいけないと分かっている)
ーーー
ヒストリア 「ユミル、エレンと何話してたの?」
ユミル 「ああ、ちょっと思い出話をな」
ヒストリア 「いつの間に仲良くなったの?」
ユミル 「うーん、話しかけたら仲良くなった?のか?」
ヒストリア 「そ、そうなんだ」
ユミル 「不満そうだな」
ヒストリア 「ち、違うよ」
ユミル 「まあ、男嫌いのお前に限ってそれはないか」
ヒストリア 「私そんな嫌ってないけどね??」
ユミル 「どうだかねぇ」
ヒストリア 「どうもこうもないよ!!」
ユミル 「昔、小学校の頃だっけ??ある男子と喧嘩してから男子の事嫌いになったよな」
ヒストリア 「あーーそんなこともあったっけ?」
ユミル 「覚えてないのか」
ヒストリア 「うーんあんまり記憶はないかな、でも今思うとあれが、初恋になるのかな」
ユミル 「なるほどなぁ」
ヒストリア 「な、なによ」
ユミル 「ちゃんと恋してんじゃん」
ヒストリア 「え、どういう...」
ユミル 「さぁな、自分で考えな」
ーーーー
モブ男 「あ、あの!」
ヒストリア 「ん?」
モブ男 「ぼ、僕!ヒストリアさんの事が好きでした」
ヒストリア「...」
モブ男 「その、もしよかったらつきあってもらえないですか?」
ヒストリア 「ごめんなさい。あなたとは付き合えません」
モブ男 「な、なんでだ!付き合ってる人とかいないだろ?好きな人でもいるのか?」
ヒストリア 「別にそういうわけじゃないの」
ヒストリア 「正直いうと私には君が合わない」
モブ男 「...」
ユミル 「毎回毎回大変だなお前も」
ヒストリア 「なんだユミル見てたの?」
ユミル 「途中からな」
ヒストリア 「...」
ユミル 「そろそろOKしてもいいんじゃないのか」
ヒストリア 「好きでもないからね、そんな人とは付き合えない」
ガラガラ
エレン 「...」
ヒストリア 「あ」
エレン 「なんだよ」
ヒストリア 「い、いや最近全然話してないなって思って」
エレン 「別に話す必要ないだろ」
ヒストリア 「そ、そうだね」
-
- 9 : 2022/02/13(日) 09:04:26 :
- ヒストリア 「...」
ユミル「...」(この状況気まづすぎんだろ...っていうかエレンお前なんでそんな冷たいんだよ!)
ヒストリア 「...」
エレン 「なんだよ?」
ヒストリア 「い、いや」
ユミル 「あ、私今日バイトだったわ」
ヒストリア 「え、えぇ?!」
ユミル 「じゃな!」タッタッタッタ
ヒストリア 「ちょ!」
エレン 「帰んないのか」
ヒストリア 「う、うん自主勉しようかなって」
エレン 「...」
ヒストリア 「...」
エレン 「お前さ」
ヒストリア 「う、うん?」
ヒストリア 「え?」
エレン 「俺の事覚えてるか?」
ヒストリア 「ちょ、エ、エレン近い///」
エレン 「ああ、わ、わりぃ」
ヒストリア 「お、覚えてるって?」
エレン 「ああ、いや」
ヒストリア 「エレンが昔に会ってた人だって事?」
エレン 「えっ」
ヒストリア 「...覚えてるよ、ううん思い出した」
エレン 「...」
ヒストリア 「1つ聞いてもいい?」
エレン 「ああ」
ヒストリア 「何であの時何も言わなかったの?」
エレン 「...」
ヒストリア 「私、すんごい悲しかったんだよ?」
エレン 「...」
ヒストリア 「転校するのはもちろん、何より私にその事情を言ってくれなかったのが悔しかった」
エレン 「...」
ヒストリア 「何か理由があったんだよね?」
エレン 「そういえば、別れ際にも話したなこんな事...」
ヒストリア 「そうだったね」
エレン 「転校するって言ったらお前絶対泣くだろうなって思ってた」
ヒストリア 「...」
エレン 「だったら何も言わないで行っちゃおうって思ってたんだよ俺」
ヒストリア 「...」
エレン 「当時の俺はさ、泣いているお前が嫌いだったんだよな?いつも何かあるとすぐ泣いて俺のところに来てたろ。まぁそれも嬉しかったりしたがやっぱ笑顔のお前が1番好きだったからさ、お前にずっと笑ってて欲しかったんだよ」
エレン 「だから別れ際に喧嘩しちゃったけどよ、そんときに言えなかった事言ってもいいか?」
ヒストリア 「え?」
エレン 「あの時、お前に何も言えなくてごめんな」
エレン 「何よりお前が大切で、お前に笑ってて欲しくてその結果お前に悲しい思いさせちまって...」
エレン 「だからごめんな?」
ヒストリア 「...そ、それだけ?」
エレン 「え、お、おう」
ヒストリア 「...」
エレン 「なにか物足りなかったか?あ、ちゃんと反省はしてるつもりだから...」
ヒストリア 「そ、そうじゃなくてさ」
ヒストリア 「はぁ、これだから鈍感は」
エレン 「分かった分かったよごめんごめん。もっと謝るからさ」
ヒストリア 「私、エレンの事好きだよ」
エレン 「分かったからだから謝るかr...っえ?」
ヒストリア 「昔から」
エレン 「昔?」
ヒストリア 「そう昔」
エレン 「で、でも昔ってお前好きな人が居るって」
ヒストリア 「それがエレンだよ」
エレン 「そう、だったんか...」
ヒストリア 「それでエレンはどうなの?」
エレン 「え」
ヒストリア 「好きなの?私の事」
エレン 「...」
ヒストリア 「...」
ヒストリア 「...黙ってちゃ分からないよ?」
エレン 「す、好きだよ」
ヒストリア 「ふふっ///」
ヒストリア 「じゃあ何か私に言うことあるでしょ?」
エレン 「えっと、ず、ずっと前から好きでした?付き合ってくだ、さい」
ヒストリア 「ぷっエレン告白下手だね」アハハハ
エレン 「仕方ねぇーだろ告ったことなんてないんだからよ」
ヒストリア 「どーーしよっかなーー」
エレン 「はぁ?お前言わせといてそれはないだろ?!」
ヒストリア 「じゃあ、他の人に優しくしない?他の人に気持ち動いたりしない?」
エレン 「しないよ」
ヒストリア 「断言できる?」
エレン 「だって」
エレン 「めちゃくちゃ好き、だから」
ヒストリア (やばっ///)
ヒストリア 「そ、そうなの?///なら良かったけど///」
エレン 「お前って意外と意地悪だよな」
ヒストリア 「エレンの方が意地悪だよ」
エレン 「はぁ?俺は優しいだろ」
ヒストリア 「とか自分で言っちゃって、私に冷たかった癖に」
エレン 「あれはーーその、悪かったって思ってる」
ヒストリア 「ツンデレじゃん」
エレン 「は?」
ヒストリア 「可愛い!///」
エレン 「ば、お前ざけんなよ」グッ
ヒストリア 「あっ///」
エレン 「もう、絶対離さないから」グッ
ヒストリア 「えっ?///」
-
- 10 : 2022/02/13(日) 17:18:51 :
- ヒストリア 「ち、近いよエレン///」
エレン 「なんだよ嫌か?」
ヒストリア 「むぅ、やっぱりエレンの方が意地悪だよ」
エレン 「そうかな俺的にはヒストリアも意地悪だと思うけどな」
ジャン 「取り込み中悪いな」
エレン 「お、おう」
ヒストリア 「ど、どうしたの?」
ジャン 「てめぇ羨ましいんだよこの野郎!?」グッ
エレン 「なんだよ!お前!服が破けちゃうだろうが!」
ヒストリア 「ちょ、ちょっと2人とも落ち着いて!」
アルミン 「それは出来ないと思うよ」アハハ
ミカサ 「みんなでエレンを観てたらこんな展開に...」
ヒストリア 「み、見てた?!」
アルミン 「ご、ごめんねたまたま通りかかっただけなんだけどさ」
ヒストリア 「そ、そんなことよりエレンと仲良いの?」
アルミン 「あ、まずそこから?」
ヒストリア 「っていうか初めまして、だよね?」
アルミン 「あ、うん1組のアルミン アルレルトだよ」
ミカサ 「同じく1組のミカサ アッカーマンです...」
ヒストリア 「1組??あ、前エレンが言ってた...」
アルミン 「そう、なんだねなんかちょっと嬉しいや」
ミカサ 「エレンは家族が亡くなってから私達にも冷たくなってしまった」
ヒストリア 「そうだったんだ...」
アルミン 「ここだけの話、ミカサもエレンの事が好きだから気をつけて」コソッ
ヒストリア 「そう、なの?」コソッ
ミカサ 「アルミン?何をしているの?」
アルミン 「あ、い、いや何でもないよ」
ヒストリア 「あ、私自己紹介してなかった」
ミカサ 「大丈夫、貴方のことは既に把握している」
ヒストリア 「そう、なんだね...」
ジャン 「クッソなんでお前ばっかり...」
エレン 「ったくお前は昔からそうだよな」
ヒストリア 「ジャンとも仲良いいの?」
アルミン 「ジャンとは中学から一緒なんだよ。仲がいいのか悪いのか...」
ヒストリア (なんだ、以外と友達多いんだ)
アルミン 「嬉しそうだね」
ヒストリア 「え?」
アルミン 「そんな顔してたから」
ヒストリア 「うん、エレンにこんな素敵な友達が居たなんてね」
ミカサ 「貴方はエレンと付き合ったの?」
アルミン 「あ、そうだそれが気になってたんだ」
ヒストリア 「つ、付き合ったといえば付き合ったのかな?」
アルミン 「と、いうと?」
ヒストリア 「まだ、私が返事を言ってないし...///」
アルミン 「でも、まぁ答えは決まっているだろ?」
ミカサ 「まだチャンスが...」
アルミン 「む、無理だと思うよ」
ヒストリア 「エレンは離さないからって言ってた、けど///」
アルミン 「あのエレンがそんな事を」
ミカサ 「本当に、変わったんだねエレン...」
アルミン 「うん」
アルミン 「いい意味でも悪い意味でも」
ジャン 「だからお前は色々羨ましいんだよ!?」
エレン 「全然わかんねぇぞなんなんだよさっきから!」
ヒストリア 「最初はこんな明るくなかった」
アルミン 「うん、ヒストリアにあってから心が動いたんだと思うよ」
ヒストリア 「そんな///」
ミカサ 「チッ」
アルミン (き、聞こえてるよ...)
エレン 「お、おいもうお前めんどくせぇな」
ジャン 「はぁ?んだとこらぁ?」
エレン 「っと、わりぃ先いくわ」
ヒストリア 「あ、ちょっと待って」
エレン 「あ?なんだよ」
ヒストリア 「い、一緒に帰らない?」
エレン 「...しゃーねぇな来いよ」
ヒストリア 「うん!」
アルミン 「ツンデレだ」
ミカサ 「今すぐあのうなじを...」
ジャン 「ますますムカついてきたぜ …」
ーーーー
ヒストリア 「ねぇ」
エレン 「ん?」
ヒストリア 「私エレンの家で暮らしたい」
エレン 「はぁ?お前親は大丈夫なのかよ...」
ヒストリア 「私はエレンの心配をしているの!!」
エレン 「...いいんじゃないんか?」
ヒストリア 「やった!!」
エレン 「だが、だからと言って昔みたいに俺の部屋を荒らすんじゃねぇーぞ」
ヒストリア 「あ、あれは昔だもん」
エレン 「はいはい...」
ヒストリア 「じゃあ私荷物取ってくるね」
エレン 「あ、俺も行くよ」
ヒストリア 「え、いいの?」
エレン 「1人じゃ荷物運び込めないだろ?」
ヒストリア 「う、うんまぁ。じゃあお願いします」
エレン「おう任せとけ」
ヒストリア 「ほんとエレン変わったよね」
エレン 「なんだそれこれが普通だよ」
ヒストリア 「そっか」
ヒストリア 「でも、その普通がいいんだよ」
-
- 11 : 2022/02/14(月) 00:50:55 :
- いや、書くのうま過ぎません?
最近SS書く人減ったりしてるので投稿してくれるの本当に嬉しいです!!!いずさんのファンなのでこれからも投稿してくれたら嬉しいです!!!!
-
- 12 : 2022/02/14(月) 01:11:23 :
- エレン 「お前さ、髪の毛綺麗だよな」
ヒストリア 「え?///あ、ありがとう」
ヒストリア 「エレンってさ鈍感って言われることない?」
エレン 「言われる事か、たまにかな」
ヒストリア 「言われてるのか」
エレン 「まず俺は鈍感じゃないと思うんだがな」
ヒストリア 「いや鈍感だよ。それに寂しがり屋」
エレン 「は?寂しがり屋は余計だろ」
ヒストリア 「どうかなぁ、あの雨が降ってきた日だって久々の来客が来て帰るのが寂しかったから泊めたんでしょ?」
エレン 「...」
ヒストリア 「分かりやすい」フフ
エレン 「お前やっぱ意地悪だよ」
ヒストリア 「そうかな?普通だよ」
エレン 「あ、ほら荷物持ったら行くぞ」
ヒストリア 「うん!」
エレン 「なんか楽しそうだな」
ヒストリア 「だって好きな人と同棲できるんだよ?」
エレン 「...そうだな」
ヒストリア 「なんか照れちゃうなぁ///」
エレン 「はいはい、照れててください」
ヒストリア 「冷たァ...」
ーーー
エレン 「お前またベッドでいい?」
ヒストリア 「...」
エレン 「おい聞いてるか?」
ヒストリア 「一緒に寝たい」
エレン 「はぁ?お前ガキじゃないんだから1人で寝ろよ」
ヒストリア 「エレンってさ好きな人と一緒に寝たいって思わないの?」
エレン 「思わない」
ヒストリア 「ふーーんじゃあもう寝てあげない」
エレン 「ヒストリアが寝てくれないなら他の人に頼むから」
ヒストリア 「むぅ、エレンずるい」
エレン 「フッ」
ヒストリア 「あっ!笑った!」
エレン 「あ?なんだよ」
ヒストリア 「笑ったエレン初めて見たかも」
エレン 「元々あんま笑わないからな」
ヒストリア 「やったレアだレア!」
エレン 「良かったな」
ヒストリア 「ねぇエレン」
エレン 「ん?」
ヒストリア 「昔さなんでお別れの言葉もなしに行っちゃったの?」
エレン 「...だってお前すっげー悲しそうな顔するじゃん」
ヒストリア 「私はそれ以前に言ってくれなかったのが1番悲しかったんだよ?」
エレン 「ごめんな」
ヒストリア 「...でも今はそんなのどうでもいいって思い始めた」
ヒストリア 「みんなからは男嫌いって言われてたけど心の中ではエレンの事考えてた」
エレン 「最初は気づいてなかったみたいだけどな」
ヒストリア 「最初はね?最初は!」
エレン 「俺は最初から気づいてたけどな」
ヒストリア 「私が覚えてなかったから、冷たくしたの?」
エレン 「それもあったかな、1番はみんな死んじまった事だったけど」
ヒストリア 「妹、居たんだね...」
エレン 「ああ可愛いやつでよ...いつも面倒見てやってたんだ」
ヒストリア 「そうなんだ...今度一緒にお墓行こうね?」
エレン 「そうだな...でも悪い事ばっかりじゃないけどな」
ヒストリア 「うん?」
エレン 「こうしてお前と居られるだけで夢みたいなんだ。神にも感謝しないとな」
ヒストリア 「本当にエレンって恥ずかしもなく言えるよねそういう事///」
エレン 「なんだそれ?」
ーーーー
キーンコーンカーンコーン
「おはようー」 「おっはーー」
「おはようございますー」
ガラガラ
エレン 「...おはよ」
ライナー 「挨拶なんて珍しいなってお前なんでヒストリアと登校を?」
エレン 「ああ?付き合ってるからだよ...」
ライナー 「な、なんだって??」
ベルトルト 「聞いたとおりだよ。やっぱり付き合ってたんだよ」
ライナー 「お、俺の青春が...」
エレン 「はぁ?何言ってんだよ気持ちわりぃ」
ベルトルト 「ごめんねエレン、気にしないでやってくれ」
エレン 「お、おう」
ーーー
ヒストリア 「結構私たちが付き合った事広まってるんだね」
エレン 「...正直言いづらいんだけどさ」
ヒストリア (え、別れ話?)
エレン 「俺まだ、一応返事貰ってないんだけど」
ヒストリア 「あっっ」(すっかり忘れてたぁあああ)
ヒストリア 「ご、ごめん!全然忘れてた!」
エレン 「はぁ、告白取り消すぞ?」
ヒストリア 「だ、駄目!今、今返事するから!」
エレン 「おう」
ヒストリア 「...エレン?これからもよろしくね??」
エレン 「///」
ヒストリア 「あ!照れた!///」
エレン 「いやお前も照れてんじゃねぇーか」
ヒストリア 「うるさい!ばかばかばか!」
アルミン 「僕達は何を見せられているんだろう」
ミカサ 「世界は残酷だ」
-
- 13 : 2022/02/14(月) 01:18:35 :
- 次回からもっとイチャつきます
正直爆発して欲しいところですが優しく見守ってやってください
短編集をいくつか取り入れていきたいと思います
例(
ーー喧嘩ーー
とか
ーー初キスーー
みたいにやって行きたいです
これは正直適当に書いた作品なんで
ちょっといつもより話が楽だと思いますがすいません
そんでこっからが本編と言っていいくらいにイチャつきます
すんごいイチャつきます
マジでイチャつきます
なので楽しみにしておいて下さい!!
ハンジ (ねぇ、そういえば作者って彼女いるの??みんな気になるよね?)
作者 (えっ?)
ハンジ (どうなの??)ニタァ
作者 (はい、いないっすね、童貞です)
ハンジ (ま、まぁ君はまだ高校生だし先は長いからチャンスはいくらでもあるよ!!)
作者 (2次元に依存しすぎて彼女できないんです...)
ハンジ (きんも)
作者 (グハッ)
-
- 14 : 2022/02/14(月) 23:13:22 :
- 期待です!!!
-
- 15 : 2022/02/15(火) 01:34:59 :
- ーーバレンタインーー
ヒストリア 「はいこれ!」バッ
エレン 「何これ?」
ヒストリア 「ちょ、ちょっと遅くなっちゃったけどバレンタイン!」
エレン 「あ、そっかバレンタインだったか」
ヒストリア 「ほんとに遅くなっちゃったけどね?」
エレン 「いやもう遅いとかじゃなく、15日になってるじゃねぇーか...」
ヒストリア 「ご、ごめん今日ずっと作ってたから...」
エレン 「だからキッチン汚れてたのかよ...」
ヒストリア 「しょ、しょうがないでしょ??女の子はそういう特別な事には本気でやりたくなっちゃうの!!」
エレン 「ふーーんそんなもんか」
エレン 「でも正直チョコ飽きたんだよな」
ヒストリア 「え?」
エレン 「見てこれ」ドカッ
ヒストリア 「なに、それ」
エレン 「昨日貰ったやつ」
ヒストリア 「昨日?」
エレン 「学校登校したら昇降口の下駄箱と教室のロッカーにめちゃくちゃ入ってた」
ヒストリア 「...」
エレン 「しっかしこんな食ったらニキビ出来ちまうよなぁ」
ヒストリア 「...」
エレン「チョコってこんな美味かったっけ?にしてもみんな作るの上手だよな」
ヒストリア 「...」
エレン 「ヒストリア?」
ヒストリア 「他の人のチョコは食べて私のは食べてくれないの?」
エレン 「い、いやそうじゃなくて」
ヒストリア 「分かった分かった」バタン
エレン 「あっ...」
ーーー
ジャン 「お前が悪いな」
アルミン 「うん、エレンが悪い」
ミカサ 「...エレンあなたはもう少し女の子の気持ちを知った方がいい」
エレン 「はっ?お前ら何言って...」
ジャン 「例えばお前が作った料理をヒストリアに食べて貰えなかったらどう思う??しかも、ヒストリアは他の男の手料理は食べたとして」
エレン 「それは絶対に嫌だ」
アルミン 「それと一緒だよ」
ミカサ 「今すぐヒストリアに謝るべきだと思う」
エレン 「...どうやって謝るんだよ」
アルミン 「そこは自分で考えて行動しなきゃダメだろ?」
ジャン 「はぁー心底ムカつくぜお前は。可愛い彼女の事くらい自分でなんとかしろ」
エレン 「って言っても俺彼女とか出来たことねぇーし...」
ミカサ 「ヒストリアが喜ぶ事をしたらいいと思う」
エレン 「ほ、本当にそんなんでいいのか?」
ジャン 「ま、悪くない提案だが言葉選びと行動には気をつけろよ」
アルミン 「うん、これもいい経験になったね。じゃあ僕達は行くからエレンは頑張ってね」
エレン 「...ああ、なんとか頑張ってみるよ」
ーーご飯中ーー
エレン 「なぁ、ヒストリア」
ヒストリア 「...」パクパク
エレン 「お、おいって」
ヒストリア 「...」パクパク
エレン 「...はぁ、今日一緒に寝よーぜ」
ヒストリア 「...」ピクッ パクパク
エレン 「お、おーい聞いてんのか?」
ヒストリア 「...」パクパク
エレン 「...わ、悪かったよ」
エレン 「お前のチョコ、めちゃくちゃ美味しかった」
ヒストリア 「...うん」
エレン 「しかも俺の好きなホワイトチョコで作ってあったし」
ヒストリア 「...うん」
エレン 「なんつーか」 ガタッ
トコトコ グッ
ヒストリア 「////」(ち、近っ)
エレン 「ますます惚れた」グッ
ヒストリア 「ず、ずる///」
エレン 「やっと話してくれたな」
ヒストリア 「本当に美味しかった?」
エレン 「おう、なんせ1番好きな人から作ってもらったからな」
ヒストリア 「もうばかばかばか!」
エレン 「お、おいなんだよ」
ヒストリア 「エレンずるい!」
エレン 「はいはいごめんごめんって」
ヒストリア 「約束...」
エレン 「え?」
ヒストリア 「一緒に寝るって約束」
エレン 「...ああいいぞ」
ヒストリア 「もう他の人のチョコ美味しいなんて言わないでよ?」
エレン 「言わないよ」
ヒストリア 「私、嫉妬凄いからね?」
エレン 「その方がいい」
ヒストリア 「他の人からも貰っちゃダメだからね?」
エレン 「おう、貰わねぇし渡さねぇ」
ヒストリア 「ふふっ///じゃあホワイトデーにお返し待ってるね!!」
-
- 16 : 2022/02/15(火) 21:26:24 :
- 期待しますー!!
-
- 17 : 2022/02/16(水) 03:27:55 :
- ーー雨の日ーー
エレン 「最悪だな」
ヒストリア 「せっかく楽しみにしてたのに」
エレン 「まぁ、またの機会って事で」
ヒストリア 「むぅ」
エレン 「じゃあ、何する?」
ヒストリア 「...」
エレン 「ヒストリア?」
ヒストリア 「...エレン」
エレン 「お、おう?」
ヒストリア 「怖い映画見よう!」
エレン 「は、はぁ?お前怖いの苦手だって...」
ヒストリア 「私はもう克服したから!!」
エレン 「ほ、ほんとか?じゃあ前みたいに飛びついてくるなよ?」
ヒストリア 「う、うん」
エレン 「信用のない返事は嫌だな」
ーーー
「...お、おい今声が...」
「や、やめてよ!冗談でも」
「きゃっっっ!」
「ど、どうしたんだ?!」
「い、今足触られて...」
「っっっ」
「きゃあああああああああ!」
エレン 「お、おい」
ヒストリア 「な、何?」ギュウウウウウウウ
エレン 「痛いんだが」
ヒストリア 「べ、別にいいでしょ。エレン筋肉あるんだから」
エレン 「はぁ、結局怖がってんじゃねぇーか」
ヒストリア 「わっっっっ」ドサッ
エレン 「お、俺を盾にするなよ...」
ヒストリア 「ちょっとだけこうさせて!」
エレン 「はぁ」
ヒストリア 「っっ」ギュウウウウウウウ
エレン 「///」
ヒストリア 「あ、エレン赤くなってる」
エレン 「な、なってない」
ヒストリア 「私にくっつかれてそんな嬉しい?」
エレン 「い、いや寧ろ離れて欲しい」
ヒストリア 「...分かった」
エレン 「あっっっっ」
ヒストリア 「...」
エレン 「ちょ...」
ヒストリア 「....」
エレン 「分かった分かったくっついてて欲しい」
ヒストリア 「もう1回言って?」
エレン 「くっついてて欲しい、」
ヒストリア 「もう大好き///」ギュッ
エレン (可愛すぎだろ...)
ーーー
エレン 「結局夜まで見ちゃったじゃねぇか...」
ヒストリア 「今日は一緒に寝よ」
エレン 「は?明日学校だし別々でいいだろ」
ヒストリア 「むぅ、お願い!!」
エレン 「...」
ヒストリア 「だめ?」ウワメヅカイ
エレン 「ぐっっっっっっ...いいぞ」
ヒストリア 「やった!」
ヒストリア 「わーーーー!」ボフッ
ヒストリア 「エレンの匂いだ」
エレン 「あんまくっつくなよ?暑っついんだよお前」
ヒストリア 「そんな事言っちゃって本当は嬉しいんでしょ?」
エレン 「はいはいそうですねー」
ヒストリア 「うわーーーエレン酷い」
ーーーー
ヒストリア(やばい...怖すぎて全然寝れない)
ヒストリア (エレン絶対寝たよね?だってもうスゥスゥ言ってるし)
ヒストリア (起こすの悪いし、トイレ行きたくなってきたし...)
ヒストリア 「エ、エレン?」
エレン 「スゥー」
ヒストリア (お、起こすの悪いし)
エレン 「な、なんだよトイレか?」
ヒストリア 「わっエレン」
エレン 「...お前さぁ、俺のとこ潜るのやめろよ...」
ヒストリア 「だって、エレンの事身近に感じられるし、怖いしエレンだって抱きついてるし」
エレン 「はぁ」
エレン 「ほら行くぞ」
ヒストリア 「うん!」
ーーー
エレン 「もう寝ろよ?」
ヒストリア 「分かったよ」
エレン 「まだ、雨降ってるな」
ヒストリア 「うん」
ヒストリア 「ねぇ、エレン?」
エレン 「ん?」
ヒストリア 「今日、楽しかった?」
エレン 「うん」
ヒストリア 「ほんとに?」
エレン 「...俺はさヒストリアと特別な事しなくても、一緒に話したり寝たりご飯食ったり、そんな些細な事でも幸せなんだよ」
ヒストリア 「そう、だったんだ///」
エレン 「だから雨の日でデート出来なくたってお前と一緒に居られれば俺は楽しいよ」
ヒストリア 「ふふっ///」
エレン 「な、なんだよ」
ヒストリア 「エレンってさ私の事めちゃくちゃ好きでしょ」
エレン 「いちいち言わせんなよ」
ヒストリア 「エレンの口から聞きたいなぁ」
エレン 「は、はぁ?...めちゃくちゃ、好きだよ」
ヒストリア 「///」
エレン 「い、言わせといてなんで赤くなってんだよ!」
ヒストリア 「私もめちゃくちゃ好きだよ!エレン!」
エレン 「お、おう///」
エレヒス (雨の日も悪くないね)
-
- 18 : 2022/02/16(水) 06:02:47 :
- エレヒス可愛いなぁ
期待してます!
-
- 19 : 2022/02/21(月) 00:05:49 :
- 期待
-
- 22 : 2022/05/05(木) 13:36:41 :
- 期待!!
-
- 23 : 2022/08/11(木) 01:07:16 :
- 期待!!!!
-
- 24 : 2023/03/04(土) 23:35:45 :
- 最高すぎだろ
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