このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
最原「別れよう...茶柱さん」
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1 :
ひぐらし
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2021/09/24(金) 14:13:10
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茶柱「...え？」
最原「もう、耐えられないんだ...」
茶柱「な、何を言ってるんですか？」
茶柱「...！わ、わかりましたよ！」
茶柱「ど、どっきりですね？！まったく！これだから男死は...」
最原「僕は本気だよ...」
茶柱「...は？」
茶柱「な、なんでですか」
最原「...」
最原「僕達付き合ってる意味ってあるのかな...」
茶柱「なっ...」
最原「いつも茶柱さんは口を開けば僕に罵詈雑言を浴びさせてくるじゃないか...」
最原「それでも僕は好きだったから、何とか耐えてたけど...」
最原「それに手を握ろうとしたら投げてくるし...」
最原「僕は茶柱さんと付き合ってもっと仲良くなってもっと君に甘えたり甘えられたりしたかったんだよ...？」
最原「そう思ってたのは僕だけだったけど...」
茶柱「そんな...こと...」
最原「...辛いんだよ？」
最原「ようやく付き合えたと思ったら前よりも茶柱さんは冷たくなったし...」
最原「それでも好きだったから...君にいっぱい喜んでもらいたくて色んなことをしたけど...」
最原「もう無理だよ...！」
最原「こんなにっ...！こんなに辛い気持ちになるくらいなら！！」
最原「最初から付き合わなけりゃ良かった！！」
茶柱「はっ...？」
最原「ねぇ、茶柱さん」
茶柱「ぁっ...？」
最原「なんで僕の告白受けたの？」
茶柱「そ、そんなの...」
最原「どうせ僕みたいな男死なんて傷つこうがどうでもいいんでしょ？」
最原「それじゃあ、そういう事だから...」
最原「茶柱さんから振ったって事でいいから」
茶柱「ぇっ...？さ、さいはら...さ...」
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2 :
ひぐらし
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2021/09/24(金) 14:19:24
茶柱「な、なんでこんな...」
茶柱「て、転子は...」ﾌﾗｯ
茶柱「転子はこんなに最原さんのこと...」ﾖﾛﾖﾛ...
茶柱「な、なにが...」
茶柱「ぃ、いや...」
茶柱「いやです...！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
茶柱「て、転子は別れたくなんか...！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
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最原「...これで」
最原「これでよかったんだ...」
最原「こうすればこれ以上茶柱さんに嫌われることは...ないよね...？」
最原「これで僕の片想いも終わりだ...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
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3 :
ひぐらし
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2021/09/24(金) 14:27:13
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最原「...」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ
赤松「あ、おはよう最原...クンって大丈夫？！」
最原「あ、赤松さん...おはよう...」
赤松「ちょ、ちょっと！ど、どうしたの？？」ｱｾｱｾ
最原「...なんでもないよ」
赤松「な、なんでも無いわけないでしょ？！」
赤松「何かあったなら相談してよ！私、最原クンの為なら私頑張るからさ！」
最原「赤松さん...ありがとう...」
赤松「あ、そうだ！最原クン、この後私の研究教室に来ない？？」
最原「？」
赤松「なにか辛い事があった時はさ、ピアノの旋律を聴いてると全部吹っ飛んじゃうんだよね〜」
赤松「だから、最原クンも私と一緒にピアノを弾いたら少しは元気になるかもしれないでしょ？？」
最原「赤松さん...」
最原「本当にありがとう...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
赤松「わわわ！ど、どうしちゃったの？！」ｵﾛｵﾛ
最原「ご、ごめん！なんでもないんだ...」
最原「うん...、なんだか今はピアノを弾きたい気分かも」
赤松「！」
赤松「じゃ、一緒に研究教室に行こっか！ 」ﾆｺｯ
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3 :
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4 :
ひぐらし
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2021/09/24(金) 14:43:40
茶柱(最原さんに別れを告げられ結局あの後一睡も出来ませんでした...)
茶柱(...何がいけなかったのでしょうか...)
茶柱(...今までの態度を改めると転子は少々照れ隠しで最原さん何度かキツく当たってしまっていたような気がします...)
茶柱(...でもあれは最原さんの事が嫌だとかという訳では無いのです...)
茶柱(むしろ...)
茶柱(...)
茶柱(...謝りましょう)
茶柱(...誠心誠意心を込めて)
茶柱(そして今度こそ私の気持ちを伝えるのです...！)
茶柱(...恥じらいなんて捨てて)
茶柱(次はもっと愛し合う男女の仲に...)
茶柱(！)
茶柱(あれは...最原さん！)ﾄﾞｷﾄﾞｷ
茶柱(ちゃ、チャンスです！)ﾄﾞｷﾄﾞｷ
茶柱(で、でもなんと声をかけて良いのやら...)ﾄﾞｷﾄﾞｷ
赤松「元気が出る曲を弾くよ！」
最原「うん、楽しみだよ」
茶柱(......)
茶柱(赤松さん...)
茶柱(なんだか距離が近いような気がするのですが気のせいでしょうか)
赤松「手、繋ぐ？？」
最原「な、何言ってるんだよ！赤松さん！///」
赤松「あはは！冗談だよ！冗談！」
最原「も、もう...からかわないでよ...///」
茶柱(なんですかその表情？)ｲﾗｲﾗｯ
茶柱(なんで満更でもなさそうな顔してるんですか？)
茶柱(大体赤松さんも近すぎじゃないですか？)
夢野「...お主はそこで何をしておるのじゃ？」
茶柱「はっ！」ﾋﾞｸｯ
茶柱「ゆ、夢野さん」
茶柱「こ、これはネオ合気道の特訓です！」
夢野「んあー？？」
夢野「ま、そういう事にしといてやるわい」
茶柱(...て、転子はなんて事を考えていたのでしょう)
茶柱(あっ！さ、最原さんに謝罪するチャンスを逃してしまいましたっ！)
茶柱(...)
茶柱(なんでしょうかこの胸のモヤモヤは...)
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5 :
ひぐらし
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2021/09/24(金) 23:28:25
茶柱(最原さん最原さん...)ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ
夢野「ど、どうかしたのか...？」
茶柱「あっ、えっと、なんでもないです！」
茶柱「私はこの後用事があるので失礼しますね！」ﾀﾀﾀｯ
夢野「...？？」
茶柱(あの二人の後を追わないと...)
茶柱(見つけました！)
茶柱(赤松さんの研究教室...)
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5 :
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6 :
ひぐらし
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2021/09/25(土) 00:08:34
赤松「〜〜〜♬︎」
赤松「はい、どうだったかな？？」
最原「うん、やっぱり赤松さんの演奏は凄いよ...」
最原「こんなに優しくて心が暖かくなる音は初めてだよ」
赤松「え、えへへ...///」
赤松「でもね？」
最原「？」
赤松「それは最原クンが私の隣に居てくれるからだよ...？」
最原「えっ！？///」
赤松「最原クン...」ギュッ
最原「あ、あ、赤松さん？！///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
最原「ど、どうしたの...？///」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
赤松「私...最原クンのこと...」
最原「...ｺﾞｸｯ」ﾄﾞｷﾄﾞｷ
茶柱「何してるんですか？」ガシッ
最原「ちゃ、茶柱さん？！」
赤松「きゃっ！？」
赤松「い、痛いよ！」
茶柱「何してたんですか？」
赤松「あっ、え、えっと！こ、これは、！」
赤松(最原クンを略奪する作戦が...！！)
最原「か、関係ないでしょ？！」
赤松「最原クン...？」
茶柱「は？」
最原「だって...僕達はもう...」
赤松(あ、だからさっきあんなに落ち込んでたんだ...)
茶柱「っ...」
茶柱「認めません！！！」
最原「えっ」ﾋﾞｸｯ
茶柱「転子は最原さんと別れたくなんかありません！！」
茶柱「だって...だって...」
茶柱「転子は最原さんのこと...！」
最原「やめてよ...！今更...！」
赤松(な、何この状況...)
茶柱「な、なんでもします！！最原さんがしたいことならなんだって！！！」
茶柱「だ、だから！わ、別れるなんて...！」
赤松(こ、こんな茶柱さんは見たことないよ...)
最原「茶柱さんはいつも僕の事傷つけてばっかじゃないか！！！」
茶柱「あ、謝ります！！今までの事謝りますからぁ...！！！」
茶柱「ぁっ...土下座...ど、土下座します」
最原「やめてよ...！」
茶柱「ど、どうすれば別れないでくれますか...？」
最原「もう、無理だよ...」
最原「もう...」
最原「ごめんね、赤松さん...。せっかく誘ってくれたのに」
赤松「あ、わ、私は大丈夫...」
最原「ちょっと1人になってくるよ」ｽﾀｽﾀｽﾀ
茶柱「ぁっ...ぅぇっ...」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ
赤松「...」
赤松(この状態の茶柱さんと2人きりって凄く気まずい...)
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- 7 : : 2021/10/03(日) 01:56:43
- いいですねぇ
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- 8 : : 2022/01/20(木) 18:59:16
- 続き待ってます！楽しみ
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