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素直な気持ちで…永遠に
-
- 1 : 2014/01/25(土) 17:35:00 :
- エレアニです
今回は原作のアニの雰囲気を壊さないように
いきたいと思います
駄作だと思いますが
優しく見守ってください
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- 2 : 2014/01/25(土) 17:41:47 :
- この気持ちに気づいたのは
つい最近だ…
最初の出会いは
ライナーがお前に
余計なことを言ったあの日だな
最初のイメージは
恐い奴
それと強い奴
ってイメージだった
その日から
お前と話すようになったよな
こんなの時間の無断だと
いいながらも
本当は好きっていうのが
わかった…
嘘が下手な奴なんだな…
エレン「ダメか?」
アニ「ぜんぜん…真面目にやりなよ」
エレン「やってる…ってんの!」ビシッ
アニ「馬鹿だね」バシッ
エレン「ツ!」
アニ「まだやるの?」
エレン「当たり前だ!!」
この時はさ
お前に恋するなんて
思ってもなかったよ…
-
- 3 : 2014/01/25(土) 17:51:55 :
- 好きになったのは
あの日だな
お前が俺に
自分の気持ちを言ってくれた日
アニ「好きでさ…氷の女なんてあだ名で呼ばれてるわけじゃないよ…」
この言葉を言った時のお前の顔を
みたらさ
絶対に守ってやる
そんな感情になったんだ
アルミン「エレン…どうしたの?悩み事?」
エレン「俺さ…アニのこと…」
アルミンは俺が信頼してる
奴だ…
なんでも相談できる
アルミンの答えは
アルミン「そうだね…アニのこと好きなんだよ」
エレン「そうだよな!」
アルミン「今度の休みにお礼してあげなよ」
エレン「対人格闘の?」
アルミン「そう!それでデート誘いなよ」
デート…その言葉を
聞いたとき
ドキドキがおさまらなかった…
顔が熱くなるのが自分で
感じれるほどに
でも…デートしたい
俺は回りからは
死に急ぎ野郎や駆逐馬鹿と思われてる
恋愛なんてしないって思われてる
それでも…俺も男だから
好きな女の子だって
できるよ…
初恋の相手は
クールで人を寄せ付けない女の子
アニ・レオンハート
俺は本気でお前に恋をした
-
- 4 : 2014/01/25(土) 18:12:05 :
- エレン「アニ!」
アニ「なに…」
俺の方を見ずにめんどくさそうに
答えたアニに
どうやって誘えばいいか
わからずに
エレン「今日の夜さ…自主連しないか?」
なに言ってるんだ…俺は
馬鹿だ…と思ったけど
アニ「いいよ」
そう言ってくれたお前に
本気で救われた
その時にちゃんと誘う
と決めた
エレン「ごめんな!遅くに」
アニ「はいはい」
エレン「あのさ…」
アニ「なに?特訓はやらないのかい?」
エレン「それもだけどさ…」
アニ「はっきりしなよ…」
あきれたような返事だった
でもな…これでも
緊張してんだよ…
この気持ちに気づいてからは…
照れ臭いんだよ
エレン「今度の休みの時にさ!俺と街行かないか?」
そう言った時
また…ドキドキが止まらなかった…
むしろ今回の方が…
アニ「それは何?私と街にいきたいわけ?」
意地悪な返事だと思った
けど…お前らしくて…
エレン「あぁ!対人格闘のお礼だ!」
アニ「暇潰しには…なるね」
エレン「いいのか?」
アニ「いいよ…別に」
凄く嬉しかった
ミカサやアルミン達と
行くのとは違うのが
俺でもわかる
これが
デートなんだなって
アニはどう思っているか
わからないけど…
俺は…凄く…嬉しかった
-
- 5 : 2014/01/25(土) 18:33:01 :
- アニ視線
あいつは
なんで…こんなに
しつこい…うっとうしい
ライナーのせいだ…そう思っていた
けど…少し嬉しいとも
思った
氷の女
みんな私には
近づかない
ライナーやベルトルトも
使命のためといい
私に関わらなくなった
使命
こんな糞みたいな使命が
なければさ…
私も…普通に…話せるのに
無意味に
あいつに
本音をこぼした時があった
たぶん…少しずつ強くなる
あんたをさ…
認めてしまった
でも…私は
エレン…あんたと仲良くできない
はずなのにね…
なんで…街に行くことを約束したのかな
さみしかったから…かもしれない
だから…誘われた時は嬉しかった
-
- 6 : 2014/01/25(土) 18:48:54 :
- アニと約束して
たくさん地面に叩きつけられて
寮に帰った
アルミンが聞いてきた
アルミン「良かったみたいだね」
エレン「おう!」
アルミン「お洒落しないとね」
エレン「そうだな!今日から考えねぇと」
他愛ない会話をしてる
そう思うかもしれない
けど…本気で悩んでいる…
アルミンが決めてくれた…服で行くことに
なり…自信はある
そんな俺に
アルミン「告白するんでしょ?」
は?
って思った
確かに…付き合えるのならば
アニと付き合いたい
けど…今のこの関係が崩れるかもしれない
そう思うと
勇気が出てこない…
アルミン「アニもエレンのことを1人の男として見てくれてると思うよ?」
エレン「そうかな…なら…俺は…する」
アルミンには宣言してしまったが
少し…不安もある
けど…言わないと
後悔する…そんな気がした
だから覚悟を決めたんだ…
-
- 8 : 2014/01/25(土) 19:17:30 :
- エレン「アニ!」
アニ「うるさいよ」
エレン「ありがとな!」
アニ「なにが?」
エレン「街に一緒に行ってくれてさ」
アニ「はぁ…そんなことかい」
そんな他愛ない会話だけど
緊張してるんだ
凄く…お前を少しでも楽しませることが
できるように
アニが見てる方をみると
雑貨屋がある
エレン「あそこ入ろうぜ!」
アニ「…」
黙って歩いていくアニ
そうなんだ
俺はたぶん
お前のそんな雰囲気が好きなんだ
嘘が下手な奴だから
本当の気持ちを表せない…そんな
雰囲気を出す…お前がさ…
アニ「これ…綺麗」
エレン「綺麗だな!」
アニ「買わないけどね」
エレン「なんで?」
アニ「似合わない…綺麗な物は」
馬鹿野郎
それしか出て来なかった
けど
そんなことは言えないから
こんな行動をとってしまった
エレン「これください!」
アニ「!?」
ビックリしてるよな
それでも
そのネックレスはお前に似合う
お前につけていてもらいたい
そう思ったんだ
アニ「なんで?」
エレン「お礼だ!いつもの!それに…似合うぞ」
アニ「そう…ありがとう」
ありがとう…
初めて…アニお前から言われた気がする
嬉しい気持ちと
少しだけ…見せた…嬉しそうな顔が
また…俺の心を
ドキドキさせた
-
- 14 : 2014/01/25(土) 22:23:09 :
- エレン…
あんたが買ってくれた
このネックレスについてる花の名前
知ってる
この花の名前は
桔梗
この花の
花言葉…
知ってて買ってくれたのかい
この花のもつ花言葉は
【変わらぬ愛】
【変わらぬ想い】
なんだよ
こんな意味の花の形がついた
ネックレスもらって
普通の女の子なら
喜ぶと思うよ…
ならさ
喜んでる…私は…あんたにとって
普通の女の子なの
エレン「気に入ってもらえたか?」
アニ「まあね」
エレン「そっか!なら良かった!ニッ」
なるほど…
ミカサ…あんたが
うるさい理由…何となく
わかる気がするよ
こいつは…こんな私にも
優しくしてくれるんだね
-
- 15 : 2014/01/25(土) 22:40:06 :
- アニ…
そのネックレス見てるお前のさ
隠してる…嬉しそうな顔が
凄く…好きだ
そのネックレスについてる花の名前
知ってるんだ…
前にクリスタに教えてもらった
その時は興味はなかった…
けどさ…お前に
あげたい…そう思うんだ
今日さ
お前に…伝えたいことがある
正直に言うと不安だ
それでも伝えたい…
何だろうな…これ
これが好きって気持ち
なのかな…アニ…
エレン「アニ…あのさ」
アニ「なに?」
エレン「ちょっと…伝えたいことがさ…」
アニ「いいなよ」
ここで言うべきなのか
周りに人は少ないけど…
こういうのは…もっと…
景色とかも
大事だろ?
アニ「早くいいなよ」
急かすなよ
緊張して
上手く言えねえんだよ
でも
もういい
伝えるよ
エレン「アニ…お前のことが好きだ」
自分が思ってる
素直な自分の気持ち
伝えたよ…アニ…お前のことが好きだ
-
- 16 : 2014/01/25(土) 23:01:32 :
- 今…
なんて…言った…こいつ
好き…って
確かに…あんたの
努力してる姿には…尊敬してたよ
けどさ…ダメだよ
どうすれば…こいつは
私のことが嫌いになる
とっさに…いつもの癖で
蹴りを入れてしまった
なのに…
エレン「アニ!頼む!俺は本気で好きだ!」
卑怯だよ
私は…あんたを
満足に愛せるかどうか
わからないのに
でもさ…嬉しいよ
本当に…
男の子にさ…異性に
好きって言われればさ
嬉しいに決まってるだろ…
エレン「アニ…話し…していいか?」
私の返事を聞く前に…また
話しかい
面白い奴だね
本当にさ…
-
- 17 : 2014/01/26(日) 00:39:29 :
- エレン「最初のさ…イメージはさ…怒るなよ?」
アニ「はいはい…」
エレン「恐い奴…強い奴ってイメージだった」
あんたね
好きな女の子に何いってんのさ
馬鹿なの
エレン「でもさ…お前が…前に言ってた…」
好きでさ氷の女なんてあだ名で呼ばれてるわけじゃないよ…
エレン「って言葉を聞いたときに…」
言ったね…
無意味だと思ったからね
無意識じゃあなくて
意味がないから…あんたに言っても
無意味だと思って
言った言葉だよ
エレン「その時に…お前のことを…」
守りたい
エレン「って思ったんだ…」
守りたい…か
私は…強いから…守られる
必要なんかない…
ライナーもベルトルトも
私に前に
情報を集めろって
変な奴等の所に私を送り込んだ
それは使命のためだから
仕方ない…
そう…わかってるよ
でも…本当はさ…
恐い…恐かった…
そんな私を…守るか…
嬉しい…よ…本当にさ
ライナー…ベルトルト…
今だけは…普通の女の子で
いても…いいよね…
エレン「もちろんさ!お前は綺麗だし!可愛いし!」
綺麗とか可愛いよりも
守りたい
その言葉の方が…嬉しいよ…
アニ「エレン…付き合うよ…あんたと」
今だけは…素直な…本当の気持ちを
大事にしたい
-
- 18 : 2014/01/26(日) 00:52:13 :
- その言葉を聞いたときに
嬉しくて…
人目も気にせずに
アニを抱き締めてしまった
アニ「あんた…いきなりなに?」
って言って
地面に
また…叩きつけられた
けど…どことなく…照れてる顔が
とても…可愛いかった
倒れた俺に
手を差し出す…お前の優しさが
本当に好きだ
エレン「ごめん…嬉しくてついな…」
まあ…悪い気は
しないよ…
ただ
驚いたよ…
急に抱き締められればさ…
告白された時から
ドキドキがさ
止まらないよ…
エレン「手小さくて…可愛いな…」
あんたはさ…
素直な気持ちを言ってるの
考えていってるの
でも
あんたの性格から
きっと細かいことは
考えてないよね…
つまりそれは…素直な
エレン…あんたの…
気持ちだよね
-
- 19 : 2014/01/26(日) 10:46:04 :
- 手小さくて…
指長いな…俺より
このまま…でいいかな
アニ「いつまで…」
エレン「このままじゃ…ダメか?」
手を離したくない…そんな
気持ちなんだ
好きなお前と
もう少し…こうしていたいから
アニ「いいよ…」
別に…いいさ
恋人同士なら
手をつなぐことは
日常的なことだろ
こいつの…手は
以外に大きいんだね
男の手はこんなに…
大きくて…安心するものなのかい
きっと違うね
あんたの…手だから
そんな事を考える
自分が少し…昔の自分に
思えて…幸せだと
思えたよ
-
- 20 : 2014/01/26(日) 11:05:22 :
- エレン「まだ…街で遊べるな!」
アニ「そうだね」
エレン「アニ…楽しいか?」
楽しい…
そうだね…久しぶりかもね
こんなに…楽しいのは
それにさ…ドキドキするなんて
普通の女の子みたいで
アニ「楽しいよ」
少しでもこいつに
考えを悟られないように
いつも通りの
話し方で
愛想なく言ってやったのに
エレン「なら良かった!ニッ」
そんな笑顔を
見してくれるんだい…
アニは…楽しいよ
って言ってくれた
これは本心だって
わかった…お前の顔が
凄く…嬉しそうだから…
少し赤いな…
アニも照れてるのかな…
何か…やっぱり…照れ臭いな
けど…
幸せだよ
-
- 21 : 2014/01/26(日) 11:58:17 :
- 街で遊んで
帰り道にさ
手汗のこと気にして
謝ってきたね
確かに
手汗かいてたね
でもさ
気にしない…なんでだろうね
普通は嫌だと思う
けど…なんだか…落ち着く
謝ってきたのも
あんたの優しさなんだろ
エレン「ついたな…」
アニ「そうだね」
何残念そうな顔してるんだい
これからだって
街にぐらい
行けるさ
手だって握れるよ
安心しなよ
アニ「また…行ってあげるよ」
エレン「約束な!」
行ってあげるよ…か
違うね…
本当は…行きたい
だね…
あの二人は…なんて言うかな
戦士としての覚悟がたりない
ベルトルトに言われそうだな
ライナーは
ちゃかしてきそうだ…
けど…
今だけは…戦士じゃなくて
女の子でいたい…
-
- 22 : 2014/01/26(日) 14:42:22 :
- いつも1人で
食べてたけど…
今日は…1人じゃない
そんなどうでもいいことですら
嬉しくて…つい少し笑ってしまう
エレン「笑った顔…可愛いぞ」
アニ「どうも…」
愛想なく答えてるけど
やっぱり嬉しいよ
あんたの家族が
少し睨んでるけどね
あと…2人…
そんな目で見ないでくれ
今だけは…今だけは…
戦士じゃないんだ…
1人の人間の…女の子の
アニ・レオンハートでいたいんだから
もちろん…
呼ばれたよ…
3人で話す…使命の…話しをする場所に
きっと…戦士としての覚悟がとか
言われる…
でも…今は…楽しいんだ…
心のそこから言える
ここに来て良かった…エレンに
会えて本当に…
それでも…あの2人に会う時の…
私は…
戦士なんだ…
-
- 23 : 2014/01/26(日) 15:06:26 :
- ライナー「アニ…」
ベルトルト「呼んだ意味はわかるよね」
アニ「…」
ベルトルト「戦士なんだ…僕らは」
ライナー「ベルトルト…」
アニ「そうだね…」
ベルトルト「いつか…殺す…ことに」
アニ「簡単にさ…殺すって言わないで」
ベルトルト…ライナー
知ってるよね
あの時…たくさんの命を
奪った…あの日を
同じさ
赤色の血を体に流してる
人間なのに
生まれた…場所が違う
それだけで
同じ景色を見てはいけないのかい
夢を抱いちゃいけないのかい
あの…中にも
育まれた…命や
愛だって
あったのに
なんで…なんでさ
簡単にさ…言えるんだよ
殺す…
殺したら…その人はもう
動かない…喋れない…
その人の声を聞きたい人は
もう…聞けないんだよ
ライナー「お前は…戦士には向かないな」
ベルトルト「うん」
そうだよ
普通に生きたいよ…
普通にさ
ベルトルト「戦士としての…」
あぁ…言われるよ…また
大嫌いな言葉を…また
ライナー「ベルトルト!」
ライナー…なんで
止めるの
ライナー「アニ…俺とベルトルトはこれからも…戦士だ…」
それは…私も…変わらない…
変えれない…現実…
ライナー「お前がどちらに行こうとも…攻めたりはしない…やりたいように…生きたいように生きろ…」
ベルトルト「ごめん…ね…アニ…」
謝らない…でよ
ベルトルト…
ベルトルト「君は…戦士より…女の子でいる方が…似合うよ…」
ライナー「答えが決まったら…教えてくれ」
2人は
そう言って
私の目の前から…去っていった…
限界だよ
何かが…込み上げてくる
目が…熱い…
でも…泣いては…ダメなんだ…
なんだろ…誰かに…抱き締められてる…
あぁ…あの時と同じ
また…ドキドキしてきたよ
落ち着くし…
誰か…すぐにわかった…
エレン…あんただね…
でも…少し…違う
今は…我慢できない…
アニ「エレン…」
エレン「大丈夫か?」
何かが…崩れた
大声をあげて泣いた
そんな私を…あんたは
強く…優しく…
抱き締めてくれるんだね…
ライナー…ベルトルト…ごめん
もう…戦士には…
-
- 24 : 2014/01/26(日) 17:36:21 :
- アニ…
お前がさ
泣いてるところ
初めて見たよ
そうだよな…お前は
か弱い乙女だもんな
絶対に…助けてやる
守ってやるからな
エレン「アニ…」
アニ「…」
エレン「辛いことがあるんだよな…」
アニ「…」
エレン「言わなくてもいい…ただ」
アニ「…」
エレン「俺は絶対にさ…」
お前の事を助けるからな
世界中の人間がお前を敵だと
言って
俺だけは…お前の味方だからな
アニ「あんたは…」
本当に…
凄い奴だよ
もうさ
あんたには勝てないよ…
また…泣けてきたよ…
エレン「泣けよ…ずっとこうしててやる」
その言葉に
甘えさせてもらうよ…
泣いたよ
たくさん泣いたよ
そして
気づいたら
体が勝手に動いてたよ
自然にさ…
エレン…あんたに
キスしてたよ
初めての相手は
今日…付き合った
私の大事な…人
エレン・イェーガー
-
- 26 : 2014/01/26(日) 20:43:10 :
- あれ…
俺…今アニと…
キス…してる…
柔らかいな…
なんだろ…嬉しい気持ちと
悔しい気持ちが
俺から…お前に
したいって気持ちも
あったからな…
でも…幸せだ
エレン「アニ…」
アニ「あんたと…いると…素直に…なれる」
そう言われた時
俺は…
アニの両肩を手でつかんでいた
そして2回目のキスは
俺から
アニ…お前のことが本当に大好きだ
エレン「好きだよ…ずっと」
アニ「恥ずかしい…」
恥ずかしいと
言ってる
いつもと違うお前の
照れた顔を見たときに
お前は…本当に
今まで…我慢して
ここでの生活をしてたんだな
って思った
そのあと…
また…お前を抱き締めていた
俺が大好きな
女の子
今日…気持ちを伝えて
付き合った
本当は
弱い…か弱い女の子
アニ・レオンハート
一生お前を守る
気持ちを言葉にして
もう一度
伝える
アニ…お前のことを守る
-
- 28 : 2014/01/26(日) 23:08:14 :
- アニ「ありがとう…」
エレン「落ち着いたか?」
アニ「うん」
エレン「なら…良かった」
アニ「恥ずかし…かったけどね」
エレン「俺もだ」
こんな会話を
少ししていたら
消灯の時間が近づき…
寮に戻ろうと話した時
あんたは…手をつないできた
まだ…なれないから
でも…当たり前なこと
だと思う
いつか…照れないで…
手をつなげる…
そんな時が来ると思う
それでも…もしかしたら
なれても
照れてしまうかもしれない
あんたの前では…
素直な…自分でいると決めたから
アニ「女子寮までね…」
エレン「わかってるよ」
本当は
離したくない
素直にそう思ってる
でも…
いつでも…つなげるから
そして…お前の抱えてる
辛いもの
いつか…必ず
そこから
救いだしてやる…
約束するよ…アニ…
エレン「ここまでだな」
アニ「そうだね」
エレン「お休み」
アニ「お休み」
お休みを言った後も
俺からキスしたな
お互い
なれてないからさ…
顔が…赤くなったよ…
特に俺は…
お前も…少し赤く…なってたよ
そんな…お前が…やっぱり
好きなんだよ
-
- 31 : 2014/01/27(月) 18:19:57 :
- 寮に戻ったら
アルミン話しかけてきた
もう…わかってるだろ
と思いながらも
嬉しいことだからつい
言ってしまう
エレン「付き合えたよ」
アルミン「うん!良かったね!」
そんな言葉を
言われると改めて思う
俺は…アニと付き合ってるんだ
そう思うと…また…ドキドキしてしまう
そんな俺をライナーは
隣から
ちゃかしてくる
ベルトルトはなぜか
話してこなかった
ライナーもすぐにベルトルトの方に
行った…何かあるのか
と思ったけど
今の俺は…今日のことで頭が一杯で
仕方なかった
アニの照れた顔や声
アニの…手の中にあった温もり
アニと…キスをした
アニの…唇の感触が
今も忘れられずに…結局…
朝まで寝れずに…起きていた
-
- 32 : 2014/01/27(月) 18:36:41 :
- 部屋に戻ると
皆寝てる…そう思っていた
なのに…1人だけ…起きてたね
その子は
私によく話しかけてくれる
私の…たった1人の…友達
ミーナ「アニ!私見たよ!」
見たよ
何を見られたのか
すぐにわかった…
あいつと…手をつないでる
あいつと…キスをしてる
あの時しか
浮かばなかった
ミーナ「付き合ってるんだよね?」
その言葉に…照れながらも…
いつも通りの…自分で
一言
アニ「うん」
その一言なのに
なんで
この子はこんなに
興味津々な
顔をしてるんだい
ミーナ「手をつないで…キスもしてたね」
そうやって言われると
思うよ
エレン…と…あいつと
恋人同士に
なったんだと…
そう思うと…恥ずかしいね
やっぱり…
思い出すのは…
あいつの…真っ直ぐな
瞳と
あいつの…腕の中にある…優しい
温もり
そして…あいつの…手の温かさ
あいつに…初めてのキスを
あげたこと
それに…あいつの
言葉が…忘れられない
世界中の人間が
お前を敵だと言っても
俺だけは…お前の味方だからな
本当に…あんたの…ことで
頭が一杯で仕方ないよ…
そう思っていた私に
ミーナ「今日は遅くまで聞かせてもらうよ!」
私も…そういう
年頃だからさ
興味がない訳じゃないよ
そういう話をしてる
女の子が羨ましいと
何度も思っていた…
ミーナ…
ありがとう…楽しいよ
それから…エレン
ありがとう
あんたの言葉に救われたよ
普通の女の子の楽しさを感じれるよ
-
- 33 : 2014/01/27(月) 20:09:48 :
- エレン「寝れなかった…」
同室の仲間達は
皆寝ていた…
少し早いけど…一足先に
訓練服に着替えて
お前が来るのを食堂でまってるよ
そう決めたら
寝不足の疲れがなくなるのが
自分でもわかった…
俺は単純なんだなって思った
アニ「少しは…寝れたね…」
話を盛り上げてきた…等の本人は
可愛い寝顔で寝ている
夜の女の子だけの話は
とても楽しかったよ
朝は…正直に言うと弱い…
ギリギリまで寝てる
これがいつもの私の生活リズム
けど…今日はもう
準備をして…あんたに会いに行くよ
顔を洗って
いつもの髪型をセットして
あんたの前に行っても恥ずかしくない
準備はできたから
今から行くよ…エレン
-
- 34 : 2014/01/27(月) 20:25:25 :
- エレン「アニ!おはよう!」
アニ「おはよう」
朝の挨拶
おはよう
たったこれだけの言葉を交わすだけでも
いつもと違う
そんな感情になる
だから
きっと…これから辛い
訓練があるのに
こんな嬉しい気持ちに
なるのだろう
そして…
首についてる
桔梗の花が
飾りでついてるネックレスを見て
エレン「使ってくれてんだな!」
アニ「まあね」
そんな嬉しそうな顔で
見るな
これでも恥ずかしいんだ
でも…このネックレスは
基本的につけてると思う
外すとすれば…訓練で落としそうな
ことをする時だけ
気に入ってるんだ…とてもさ
このネックレスは
私の大事な…大事な…
一生の宝物だからさ…
-
- 35 : 2014/01/28(火) 00:37:47 :
- アニが
気に入ってるだけで
嬉しかった
そのネックレスを
触りながら
話すお前を見てると
いつも通りの口調や雰囲気を
出していても…
とても可愛いく思える
いつも…可愛いけどさ
そんなことを思ってたら
つい…笑ってしまった
アニ「なに笑ってるのさ」
そう言って
俺の頬っぺたをつねる
お前とのこの時間が
楽しくて…仕方ない
それに…痛くないから
力入れてないよな
そんなお前の優しい所も
好きだよ
また…笑ってしまう
そんな俺を不思議そうに
見てるな…教えてもいいけどさ
少し…やっぱり…
まだ照れ臭いな…
-
- 36 : 2014/01/28(火) 13:43:49 :
- 訓練が始まる
いつもなら疲れるから
憂鬱な気分になる
けど…
エレン「頑張ろうぜ?」
アニ「そうだね」
エレン「晩飯も一緒に食べような」
アニ「はいはい」
訓練が終わったら
またこいつと話せる…こいつの声が
聞ける
そんな事を考えると
これから始まる訓練も頑張れるよ
だから
私も…そんな毎日を普通にしたいから
あの二人に伝えなければいけない…
やっぱり…戦士より
こっちの方が…自分でいられる…
それが心地いいからさ
覚悟をそろそろ決めるよ
まだ怖いから無理だけどさ
ちゃんと伝えるよ…大事な…仲間だからさ
エレンとは違う感情…違う思い
同じ戦士として
辛い使命を果たそうとした
私の…大事な友達…だから
ごめんね…私は逃げたよ…使命から
ライナー…ベルトルト…
近いうちに…ちゃんと伝えるから
勇気がでるまで…
まってほしい…
-
- 37 : 2014/01/28(火) 18:58:38 :
- エレンと付き合って
また休日がきた
2人でまた街に行った
エレンが聞いたらしいが
カップルでしか頼めない
美味しいお菓子と飲み物がある
そんな話を聞いてきたらしい
エレン「アニ…」ギュッ
アニ「うん」
やっぱり…まだ照れる
手をつないで歩くだけ
それだけなのに…何でこんなに
照れてしまうのだろう…
そして目的の店について
その噂の料理を食べることになった
けど…狙ってたのかい
これを…
アニ「聞いてないよ…」
エレン「ははは…これは恥ずかしいな」
本当だよ
目の前には
美味しそうなお菓子があるのは
わかるよ…でもね
スプーンは1つしかない
つまり…2人で1つのスプーンを使って
食べる…それだけでも恥ずかしいのに
とどめは…この飲み物
ハートの形で繋がってるストロー
飲むときは…顔が近くになることが
わかりきってる…
しかも…飲んだら…お互いの…さ…
口に入りそうになったのが
戻るのに…それを飲むなんて…
照れるに決まってるだろ
エレン「アニと付き合ってから…」
アニ「うん?」
エレン「恋人同士がする事をあんまりしてないからさ…良かったら…その…食べないか?」
ちょっとまて
今エレン…あんたを蹴り飛ばす
理由はそろったよ
付き合った時に抱き締めたろ
私が泣いてる時にも抱き締めたろ
私が…泣いてる…そのあとに
キスをしたろ
私から1回…あんたは…2回
忘れてるのかい
でも…
アニ「頼んでおいて…食べないのは…」
アニ「もったいないから…」
エレン「じゃあ!」
アニ「食べるよ…飲むから」
顔が赤いのが…言われなくても
わかるよ…
まったく…でも…
いいかもね
いい思い出になるよ
-
- 38 : 2014/01/28(火) 19:26:34 :
- 俺から
言い出したけど
かなり…恥ずかしいな…
俺がアニにスプーンでお菓子をとって
アニが食べる…そのあと俺が食べる
それをするたびに
目があってすぐに
目をそらす
本当に恥ずかしい
この話を聞いたのがフランツ達
だから…なぜ
こうなることが
わからなかったんだ
けどさ…嬉しいな
やっぱりさ
エレン「へへ」
アニ「笑ってるんじゃないよ」
そう言って机の下から
蹴ってくる
そんな時間も楽しくてな…
こんな時代だからな
いつ死んでもおかしくない
巨人に殺される
それだけじゃない…
人間が人間を殺すこともある
そんな…時代だ
だから…好きなお前と一緒にいたいんだよ
アニ「最後は…これだね」
エレン「そうだな」
照れながら2人で飲むとき
お前の綺麗な顔と
長いまつげに…
そして綺麗な金色の髪色にさ
釘付けにされたよ…
そんな俺の目線に気づいたお前と
目があってさ
すぐにそらす…その仕草も
可愛いな
飲んでる最中は
キスするちょっと手前ぐらいの
場所にお互いの顔があって
俺もアニも真っ赤になってたな
凄くさ…恥ずかしいけど
凄くさ…幸せなんだよ
アニ…お前が隣にいる
それが…とてもさ…嬉しいんだ
お菓子の味も
飲み物の味も
全然…わからなかったな
こうやって食べたり…飲んだりするなら
いつも食べてる不味い
訓練所の料理も…きっと
味なんかしないよな
お前とこうやって食べたりするなら
きっと…どんなに不味いものでも…
食べたよ…飲んだよ…俺はさ
-
- 39 : 2014/01/28(火) 22:26:22 :
- 恥ずかし思いをして
食べたのに…味なんてわからないまま
店を出た
最初は無言だったけど
急に
エレン「ありがとな!嬉かった」
アニ「そう…良かったよ」
私もまあ…
そうだね…恥ずかしほうが大きいけど
嬉かったよ…
エレン「アニは…普段も可愛いけどさ…」
アニ「けど…なに?」
エレン「笑ってる…お前はもっと可愛いよ」
そんなこと普通に言うな
そう思った…
エレン「これから…俺がさ…」
エレン「アニ…お前を」
ずっと笑えるようにしてやるからな
笑えるように…か…
エレン…本当はさ…
アニ「さみしかった…」
アニ「皆さ…友達とご飯食べて…」
アニ「楽しそうに…笑ってるのが…」
アニ「羨ましくて…さ…」
エレン「大丈夫だ…俺がずっと…そばにいるから…」
アニ「うん…そうだね…」
アニ「あんたとさ…エレン…」
エレン「うん?」
アニ「ご飯食べたり…話したり…」
アニ「笑ったりすることがさ…嬉しいんだ」
エレン「俺もだよ…」
本当に
あんたは…素直で…まっすぐな眼で
私を見てくれるんだね
エレン「いつかさ…必ず…」
エレン「助けてやるからな…」
エレン「お前を辛くしてる…何かから」
アニ「大丈夫だよ」
アニ「エレン…あんたは…強い」
アニ「夢を叶えれるよ…」
アニ「あんたを…信じてるから」
アニ「待ってるよ…守ってくれる日を」
エレン「あぁ…待っててくれよ」
そしてまた抱き締めてきたね
何で…落ち着くんだろうね
貴方の名前は
エレン・イェーガー
私の名前は
アニ・レオンハート
同じ…
赤色の血を体に流す
同じ人間
あんたと…生きていく
これからも…そう決めたんだ…
素直な…少し違う…
まだ隠してることは
ある…けど…これだけは…素直な気持ち
貴方が大好きです
-
- 42 : 2014/01/28(火) 23:21:40 :
- 覚悟を決めたんだ
今…目の前にいる
仲間で…友達で…少し前の…
私と同じ使命を共に歩いてきた仲間に
自分の選んだ…道を…言葉にして
アニ「ごめん…」
それしか言えなかった…けど
まだ言わないといけない言葉がある
アニ「殺しても…いいよ…覚悟はできてる」
そう…裏切り者には死を
当たり前の答えだ
それが…この糞みたいな
時代に生まれてきて…糞みたいな
使命を背負った私の運命…だから
ただ…
アニ「殺すなら…綺麗に殺してほしい」
私のわがまま…
エレンに…汚い…死体を見られたくない
あいつの前では…綺麗な
私でいたいから…だから…
ライナー
ベルトルト
お願いだよ…そして…ごめんなさい…
目を閉じて…その瞬間を
待っていた…
ライナー「フッ」
ベルトルト「アニ…」
どれぐらい…目を閉じていたのだろう…
目を開けてみると
二人はいなかった…
1枚の…手紙を残して…
アニへ
俺達がお前を殺せると本気で思ってるのか?
俺達は…戦士として
これからも戦うつもりだ…けど
長くはないかもしれない…これは
俺達2人の勝手な想像だ…
エレンなら…お前を幸せにできる
そして…エレンなら…いつか…全てを
変えてくれる…そんな…気がする…
俺達は…いつでもお前の味方だ
それは変わらない
アニ…お前はもう戦士じゃない
ただの女の子の
アニ・レオンハートだ
いつか…会おう…壁の外で…その時は
4人で、俺にベルトルト…アニとエレンで
飯でも食おうな
お前の幸せを2人で心から願ってる
ただ…調査兵団だけには来ないでくれ
この手紙は焼いて捨ててくれ
またな友達。
アニ「あいつら…あり…がとう」
ダメだ…私は
泣き虫だよ…
いつか…また一緒に笑おうね…
いつか…また遊ぼうね
生きて会おうね…ライナー…ベルトルト…
-
- 43 : 2014/01/28(火) 23:43:48 :
- ライナー「ベルトルト…いいのか?」
ベルトルト「僕はさ…」
悔しい…エレンよりも
前から…アニの事を…
ベルトルト「ただ…さ…納得は…したくない」
ベルトルト「それでも…わかる」
アニが…エレンに惹かれる気持ちが
僕にはないものを持っているから…
だから…意思ではない
けど…決めたんだ
ベルトルト「アニの…幸せを願う」
ベルトルト「1人の男として」
ベルトルト…お前は…
カッコいいよ…そんな泣いた顔
久しぶりに見た
ベルトルト…俺は
ライナー「俺はどんな時でも…」
ライナー「アニとベルトルト」
ライナー「お前らを守るよ」
例え…それが…巨人に噛まれて
いようと…斬られていようと
お前を…死なせない…アニも死なせない
エレンが守れない時は
俺が…違うな
俺とベルトルトで守る…だな…
ベルトルト「本当に…頼りになる」
ベルトルト「兄貴だな…」
ライナー「俺はお前を兄貴だと思ってる」
ベルトルト「じゃあ…今日は」
ライナー「そうだな…妹の」
ベルトルト「幸せを願って」
ライナー「寮を抜け出して…呑みに」
ベルトルト「いこうか…」
エレン…アニを任せたぞ…
どんな時でも…味方でいてやってくれ
アニは…弱い…女の子だ
いつか…俺達も…素直に…なれたらな…
ここでの…お前らとの生活に
嘘はない…
アニと…同じだ…
いつか…笑おう
いつか…また喧嘩しよう
いつか…また…女の話をしよう
生きて会おう
-
- 44 : 2014/01/29(水) 00:00:58 :
- あの日から
何日も…何日も…
過ぎた
毎朝…変わらずに朝はくる
太陽を見る…見ると思う
あいつは…太陽だと
アニ「おはよう」
エレン「おはよう!」
元気になる
こいつの声を聞くと
そして…それが…もう少しで
あまり聞けなくなることも
訓練兵の卒業が…近づいた
私は憲兵団
エレンは調査兵団
かなり…離れてしまう
エレン「アニ…大丈夫だからな」
優しいな…あんたは…
本当にさ…
あんたと…同じ所に…いたい
ミカサ…あんたが羨ましい…
けど…ミカサあんたも認めてくれた
信じられなかったよ…
けど…ありがとう
エレン「アニ…今日からさ…夜に」
エレン「散歩しないか?毎日」
アニ「いいよ」
毎日…の
楽しみが増えたよ…
あんたといる時間は
私にとって…一番の…宝物
桔梗のネックレスよりも…
-
- 48 : 2014/01/29(水) 01:00:47 :
- その日から
毎日毎日
2人で散歩したね
対人格闘はもう…私の教えることはない
少し…寂しいけど
あんたは…私より…強いよ
守るって約束は…実現できるよ
そう思ってるからさ
アニ「明日…だね」
エレン「アニ…大好きだ」
アニ「私も」
エレン「まだ照れるな」
アニ「ふふ…そうだね」
エレン「笑ってくれたな」
アニ「うん」
素直に…なれてきたよ…
エレン…あんたのおかげでね
エレン「アニは憲兵団だろ?」
アニ「うん…ごめんね」
エレン「良かった…」
アニ「え?」
エレン「俺はさ…」
お前を危険な…壁の外に連れていきたくない
わがままだよな…俺
でもさ…お前の事を…本当に…
愛してるからな
アニ「だいぶ女の子との話し方が」
アニ「わかって来たじゃないか」
エレン「お前以外には無理かもな」
アニ「ほら…わかってる」
そんな…会話ですら
楽しくて…嬉しくて
このまま時が止まって…2人の
まま居させてほしい
でも…それは
ダメだね
エレン…あんたの夢の中には
私は入っても…いいのかい
エレン「アニ…一緒に旅しような…」
アニ「約束するよ」
エレン「明日…さ…」
アニ「うん」
エレン「訓練兵の卒業が終わったら」
エレン「行きたい所があるんだ…」
アニ「いいよ」
行きたい所
わからないけど…あんたと2人なら
どこでもいいよ…
どこにでも行けるからさ…
-
- 49 : 2014/01/29(水) 01:18:46 :
- 訓練兵の卒業が終わった
私は4位で
エレン…あんたは5位
悔しそうな顔してたね
でも…私もあんたと…頑張って来たんだよ
簡単には…負けないさ
エレン「ここだ!来たかった所は」
アニ「物好きだね…私も…」
アニ「物好きだけどさ…」
初めて…話した場所
対人格闘を褒めてくれた場所
あんたと…一番…多くいた場所
ここは…思いでの…場所だよ
そう思っていたら
無意識に…また涙が…
アニ「さみしい…よ…エレン…」
エレン「なあ…アニ…上見てみろよ」
言われた通りに上を見ると
そこには夜空に綺麗な星があった
エレン「アニ…俺はさ…」
朝は青空を…太陽を見てる
夜は夜空を…星を…月を見て…
お前の事を思ってる
どこにいても…この景色は変わらない
だからアニお前も…一緒にさ…見ような
アニ「らしくないね…けど…そうするよ」
そう言って…
あんたの胸に顔を…
そしたら…また…強く優しく
抱き締めてくれたね
エレン「アニ…全部…全てを終わらしたらさ」
エレン「必ず…迎えにくる…」
エレン「旅もするけど…その前に」
エレン「俺と!」
その後の言葉を聞く前に
キスで…止めた
理由は…簡単だよ
エレン「アニ…あのさ」
アニ「その後は…帰って来てから」
アニ「答えは決まってる…」
私の心も…体も…全て
エレン…あんたに…奪われてるよ
あんた以外には…絶対に
ないから…また帰ってきてさ
抱き締めて…キスして
その後に…伝えてよ…愛してるから
エレン「わかった…わかった」
アニ「愛してるよ…」
この言葉は…偽りのない
ありのままの
自分の素直な気持ち
この気持ちは永遠に変わらない
アニ「踊ろうよ?」
エレン「下手くそだぞ?」
アニ「いいよ」
エレン「わかった」
楽しい…時間
エレンといると…何もかもが
満たされてしまう
エレン「貴女の名前は?」
アニ「アニ・レオンハート」
アニ「貴方の名前は?」
エレン「エレン・イェーガー」
アニ「ふふ…」
エレン「ははは」
そのあと…笑ったね
そして…
アニ「帰ってきたら…胸を張って言うね?」
エレン「何を?」
アニ「名前を」
そう
アニ・レオンハート
ではなくて
アニ・イェーガー
胸を張って名のるよ
エレン
素直な気持ちを永遠に
エレン「愛してる…アニ」
アニ「愛してるよ…エレン」
変わらぬ…
素直な気持ちを永遠に…
END
-
- 50 : 2014/01/29(水) 01:19:54 :
- 自分の自己満足で書きました
コメントくれた皆様
見てくれた皆様ありがとうございました
-
- 51 : 2014/01/29(水) 01:20:24 :
- ゆきさんありがとうございます!
-
- 52 : 2014/01/29(水) 18:09:27 :
- 前の作品もそうでしたが、なけますね。
-
- 53 : 2014/01/29(水) 18:22:33 :
- 面白かった!
こんな素晴らしいの書けて羨ましい!
-
- 54 : 2014/01/29(水) 18:58:03 :
- 最高ですっ!感動しました!!
-
- 55 : 2014/01/29(水) 20:10:10 :
- 皆さんコメントありがとうございます!
そうやって言っていただけると嬉しいです!
-
- 56 : 2014/01/30(木) 09:26:10 :
- 執筆おつかれさまでした!
2人の嬉しそうな笑顔が浮かぶようなラストに、思わずほろりときそうになりました。
-
- 57 : 2014/01/30(木) 11:48:28 :
- コメントありがとうございます!
嬉しいです!
-
- 58 : 2014/03/04(火) 20:57:56 :
- やばいじゃん↑泣けるじゃん↑
-
- 59 : 2014/03/05(水) 11:08:52 :
- ありがとうございます!!!
-
- 60 : 2014/03/07(金) 20:34:53 :
- 自分もこんなのかけたらな~
-
- 61 : 2014/03/08(土) 00:21:04 :
- リコーダーさん
そんな風に言ってもらえると嬉しいです!
ありがとうございます!!!
これからも頑張りますね!
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