このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。
この作品はオリジナルキャラクターを含みます。
この作品は執筆を終了しています。
「様々な課題はあるが、私たちは恵まれている」
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- 1 : 2020/06/30(火) 12:28:59 :
- 「ふん‥この程度だったとは‥手を組む必要はなかったようだな」
「だが‥今までの手強さはいったい‥!」
馬鹿め‥俺たちは運命共同体だ。お前らが死んでも俺には多少の影響以外は何ともないが、俺が死ねばお前らは死ぬ。ふん、都合の良い運命共同体だろ?主導権はこちらにある。思い知ったか?確かにお前らにはまた勝てなかったが、お前らも俺には勝つことは出来なかったのだ。‥何回目だ?また、この泥仕合の繰り返しなのか?そもそも最初は圧倒的に有利な俺が、何故時間が経てば奴らに追い越される?俺と奴等の何が違う?どうしていつもこんな事に?いや、気付かないフリはやめろ。俺はそんなに馬鹿ではない。敗因はしっかりと分かっているんだよ。奴らは最後まで諦めずに生き抜いてきた。そして俺はこの圧倒的な有利な状況に甘んじて最大限の努力はしなかった。そりゃ差が出るのは当たり前か‥
また、これか‥この世界から俺の存在は消える‥今度は何の世界に飛ばされるんだ?できれば‥
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- 2 : 2020/06/30(火) 13:15:02 :
- 意識がぼんやりとしている。つまりまた俺は違う世界に飛ばされるという事。理屈は‥分からないが‥
俺はある時から進撃の巨人の世界‥主に二次創作の世界を往来している。この不安定な世界は無数にある。パラレルワールドとはまた違うと思うが、無数にあるという点においては同じくだろう、
では何故俺がこんな特殊な経験を何度もしているのか?それは‥
‥何百年‥何十年年前からだろうか?いや、現実の世界とこの世界では時間の流れが違うからな‥
俺がこの力を手に入れるきっかけはそれは間違いなく陰キャを気にし始めた‥高校生になってからだ。別に虐められていたとか、コンプレックスを丸出しにして生きていたとかではない。純粋に陰キャの自分という存在にコンプレックスを抱いていた。そしてそれは高校生活でドンドン膨張していった。
少し‥現実世界の昔話をしようか。別の世界に飛ばされるまでの‥ほんの少しの間‥
俺‥金田直哉のな
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- 3 : 2020/06/30(火) 13:25:29 :
- 現実世界の俺の名前は金田直也。身長は172cmで体重は60kg無いくらい‥家庭的にも困窮している訳ではなく、両親も幸いな事に生きていた。成績は優秀で細身で身体は強くはなかったが、身体能力もそれなりに高かった。もちろん日本に生まれた。
俺は中学まではバスケ部に所属していた。友達もいたし、それなりに楽しい中学生活だった。強いて言えば、父親が転勤族で転校を繰り返していた事くらいか?
影が見え始めたのは先ほども言った通り‥高校生になってからだ。俺は中学まではスクールカーストの事は何一つ知らなかった。それは俺の中学校が平和的で優しい人間が多かったからだろうか?
人数も少なかったし、クラスもそれぞれ一つしか無かった‥からな。
高校生になってからは一つの学年がおよそ6クラスあって、環境がだいぶ激変した。
その環境の変化が虚偽の俺の平穏な生活を崩壊させた‥んだと思う。
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- 4 : 2020/06/30(火) 13:43:28 :
- まず最初の問題は交友関係だった。高校生になる前から、同じ学校に進学する人間同士のグループラインが出来ていた‥らしい。俺はそんな友達は居なかったので、その存在を知ったのは後になってからだった。
そして俺は中学まではバスケ部だったので、高校もバスケ部に入ろうとした。だが俺は周りの人間と自分の間には圧倒的なフィジカルとスキルの差があると体験入部で気付いた。そもそも俺の中学校のバスケ部は他校から弱小と罵倒されていた。
当たり前だ。他の上手い奴らとやっていけるわけない。だから俺は
テニス部に逃げた。
そして俺の高校は自称進学校だから、偏差値もそれなりにある。生徒の質もピンキリだったが、やはり頭の良い奴は全国レベルの奴もいる。
俺は底辺では無かったが、中間層。中学校までは優秀だったが、環境の変化であれは凡人になり下がった。
そして俺は平均身長だが、顔はTHE陰キャって感じだ。コミュニケーション能力も高い方ではない。
当然俺には陽キャの資質は無く、陰キャとして学校生活を送る事になった。
だが、中学の友達は同じ学校にはいたし、部活の人間とも良くやっていた。部活では結果は残せなかったが、成績は徐々に上がった。別に陽キャの人間に何か危害を加えられた訳ではない。
だが、俺がそれなりに偏差値の高い大学に進学しても、陰キャというコンプレックスは消える事は無かった。
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- 5 : 2020/06/30(火) 13:55:35 :
- 大学生になったある日‥俺はネットサーフィンをしていたらとあるサイトに辿り着いた。そう‥そこには二次創作の作品や他のユーザー同士で雑談したりという楽園が広がっていた。
そこではリアルと比べると天国のようなもので、俺はそのサイトにハマっていった。
気付いた時にはリアルよりもネットの世界で過ごす時間の方が多くなり、俺は認めたく無かったが廃人のようになっていたと思う。
俺は最初はその無数にある進撃の巨人の二次創作を見ているうちに自分も書いてみたいと思った。だが‥俺の語彙力では自分の描きたい世界を表現できないと悟った。
だから俺は‥妄想力を高める事にした。それは日常的にやって‥ある時
俺は進撃の巨人の二次創作の世界を往来する事が出来るようになった。
俺は喜びに震えた。この世界では俺が主導権を握っていた。だから全てを支配できる。
リアルのように息苦しい思いをする事はねぇ。ここでは(妄想の進撃の二次創作世界では)全てが許される。
いつしか俺は自分の欲望を満たすために妄想の世界に行っていた。実験と称して殺戮を繰り返したり、モテない劣等感を払拭するために性欲を発散させた。
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- 6 : 2020/06/30(火) 14:00:53 :
- ただ圧倒的な力と言うのはつまらないもの‥俺はゲームというのはハードモードじゃないと楽しくないことが理解できた。だから俺は敢えて二次創作の世界のキャラを強くしたり、自分に不利な状況を作ったりした。
その頃にはコンプレックスだと感じていた陰キャの事はどうでも良くなった。
だって俺には特別な力がある事に気づいたのだから‥ふふふふふ‥
だが少なくともハードモードにしてからは‥俺は奴らに完全勝利をした事はない。
いつも引き分けになっていた。
だが‥今回の負け方は初めてだった。あんなあっさりと終わってしまうとは‥
この俺の力も‥限界が来ているのかも知れない。
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- 7 : 2020/06/30(火) 14:12:42 :
- 「ぐわあ!!!おおおおおおお!!!!」
身体に激痛が走る。こんな事は初めてだ。くそ‥日本のような街並みだが‥まさか現実世界に戻ってきたのか!?くそっ!!そんなのは嫌だ!!この世界では俺は特別なんだ!!!!
「!?‥あれは!!!」
間違いない。あれはアルミン・アルレルト‥だ。つまりここは二次創作の世界であるということ!!!よく周りを見渡せば他の人間はワープしてきた俺に驚いてない!!
ふふ‥まずは奴に接触してビビらせてやるかぁ!!!
「あ、あら?あ、あれ???」
俺はアルミン・アルレルトに触れることが出来なかった。声を発しても誰も俺に気付いてない!?
何故だ!?この世界にいるのに、この世界の人間に全く干渉できないのは初めてだ!!!
これでは何もできない透明人間ではないか!?
くそっ!!!
そんな葛藤をしているうちにアルミン・アルレルトはどんどん俺から遠ざかって行く。ダメだ‥それだけは‥この世界と俺の身体に何が起こっているのか知る手掛かりになるのだから!!!
「ま、待って!!コラッ!!!アルミン‥アルレルト!!!!」
あれは走ってなんとか追いついたが、やはり誰にも気付かれないし、何というか無反応だ。
それにしても‥コイツ‥いったいどこに向かうつもりなんだ?
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- 8 : 2020/06/30(火) 14:20:23 :
- 「ん?‥はま寿司?」
知っている。これは日本の安い寿司屋だ。そうか‥ここは日本が舞台の二次創作の世界なのか。
という事は‥現代パロ?
ま、とにかくアルミン・アルレルトを尾行して少しでも情報を得る事にしようか。
「‥」
あれはペッパー君か‥タッチパネル方式でテーブルかカウンターか選んで‥案内される。
あ、アイツ1人のくせにテーブル席を選びやがったな。まぁ‥ダメというルールは無いし、それは個人の自由か‥
座ったか‥そう言えばこれは朝食なのか?それとも昼食なのか?
外を見る限りは‥明るいので晩飯では無さそうだが‥時計は‥ないのか?または、スマホで時間の確認を‥
ふむ‥正午前‥昼食か
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- 9 : 2020/06/30(火) 14:42:25 :
- 筋力さん暇人だなぁ
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- 10 : 2020/06/30(火) 15:02:51 :
- しかし、随分と綺麗な顔立ちをしているな。日本人でも金髪にしている奴はいるが比較にならん。それに‥目が嫌いな青色だ
まるで‥沖縄の綺麗な海の色の‥
「はぁ‥また暇つぶしにネットニュースでも見るか」
ん!?この声は!?アルミン・アルレルトの声!?でもコイツは今口を開いていなかった。心の声でも聞こえたと言うのか?では、まだ俺の特別な能力は健在という事で‥そういう解釈で合っているのか?
「あ、またネットの批判中傷の話題だ。法律が強化されるって言われているのに‥懲りない連中だね‥」
「ふむ‥ネットでは責任はないか。そう思っていればきっと幸せなんだろうね。いつか痛い目に遭うと思うけどね」
「それにしてもこの人達は暇人だなー。よく合ったこともない人の悪口ネットに書き込めるよね。これは実名だし名誉毀損だよー」
「僕は怖くてネットには書き込んだ事ないから‥でも中には誹謗中傷ではなくちゃんとした意見も混じっている。でも、こんな事に首を突っ込んでいる時点でお察しだよねー」
何だコイツは‥思考速度が速い。数秒という短い間に、いくつも思考を巡らせている。
「んじゃお次は‥またヤラセかヤラセじゃないかで議論してるのか。アホくさ。こういうのは台本あって当たり前だし、ヤラセじゃ無くてエンターテインメントだよ。まぁ中にはガチのもあるけどねー。見極める力が無いとねー。何でもかんでもヤラセだと疑うのはワンパターンな簡単な脳味噌なんだと思うよー」
まぁそれは分かるが‥コイツの思考速度にはついていけないぜ。
「よし‥そろそろ会計を済ませるか」
ん?終わりか。早いな‥!!
あの店員は‥ヒストリア・レイス!?
はま寿司の店員をやっているのか?それにしても‥あ、営業スマイルだ。
なるほど闇が深そうだ‥奴の心の中も読んでやろうか。さて‥さっきらアルミンの目を凝視していたら心の中の声が聞こえてきたんだ。
じゃあアイツにも同じ方法でやってみるか。
とにかく今はわからないことだらけだ。色々と試行錯誤するしかねぇ
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- 11 : 2020/06/30(火) 17:24:00 :
- それにしても‥あの女はどっちだ?
みんなの為に犠牲になれる良い子のクリスタ・レンズなのか?
それとも自分に正直になって生命力を取り戻したヒストリア・レイスなのか?
いや‥ここは二次創作の世界だ。そのどちらでも無い可能性すらあり得るな‥
胸元の名札を見るとヒストリア・レイスと書いてあるが‥名前がヒストリアでも性格がクリスタの可能性も‥いや、考えても仕方ないか
奴の心の中も見てやる
「はぁマジでダルイ。自分の事しか考えてない客多過ぎだろ。私達はアンタらのメイドじゃないっつーの」
「しかも代金誤魔化そうとする奴はマジで無いわー。こっちがドリンク運んでいる時に急に大声で騒ぐなって。緑の店員呼び出しボタン押せってバカ」
「こっちが反撃できない事を良い事に、店員にマウント取ろうとしてるクソ客は死ねばいいのに」
あ、アイツ‥接客する時は笑顔なのにあんな腹黒いことを考えていたのか‥いや‥そんな対応をされれば怒って当然か
結局店員の気持ちを本当の意味で理解するには実際に働いて見ないと分からないからな
想像して勝手に分かったつもりになるのは馬鹿のする事だ
「ちょ!!!あなた!!何をやっているんですか!?」
「え?」
あれ?俺の姿‥見えているのか?
「全裸で僕の前に立たないでくださいよ!!!」
ぜ、全裸で!?あ、本当だ!!
「警察に通報した方が良いんじゃないかしら?」
近くにいた客だけでなく、遠くの客も突如として現れた露出狂に視線が集まる
「え!?そもそもあなたどうやって‥あ!?に、逃げた!!!」
俺は全裸ではま寿司から脱出した。
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- 12 : 2020/06/30(火) 17:30:22 :
- 「はぁ‥はぁ‥ここまで来れば‥大丈夫だろう‥」
俺は何とか周りの視線に耐えながら人気の少ない路地裏に逃げ込むことが出来た。
あの感じだと警察に誰か通報しただろうか?いや‥そんな問題は些細なことだ。ここは二次創作の世界だ。現実世界には何ら影響は無い。
‥だが服は調達した方がいいな。これはあまりにも目立ちすぎる。だが俺には土地勘も無いし、金も無い。さて‥どうす‥
「やー!!可愛いキャンディちゃん!!!ここに逃げて来たんだね」
アイツは‥ベルトルト・フーバー!?そして何だ‥この異様な気持ち悪さは‥
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- 13 : 2020/06/30(火) 17:49:24 :
- 「お前‥俺の事を知っているのか?」
「知ってるも何も、君はさっき全裸ではま寿司から飛び出して行ったよね?」
「お前も‥食いに来ていたのか?」
「お前も?僕には君がはま寿司の美味しい美味しいお寿司を食べに来たようには見えなかったんだけどねぇ?」
「何?」
「だって君さぁ。突然アルミンきゅんの前に現れたじゃん?明らかに普通の人じゃないよね?」
「‥」
「ふーん。沈黙は肯定だと見なすよ?僕はこんな運命的な出会いを無駄にはしたくないんだけど‥その意味が分かるかな?」
「いや‥全く」
「僕はね‥美味しいモノをたくさん食べたいんだよ。食べ物だけじゃなくて、君みたいな未知の味がする人間も味わってみたい。そう!!僕は美食屋なのさ!!!ってあれ?いないや‥」
金田直也は必死に逃げていた。ベルトルトの変態的な演説を聞くのは耐えられなかった。そして彼はタダならぬ恐怖を感じていた
「はぁ‥はあ‥」
さっきから走りっぱなしで息が続かないぞ‥どうやらこの世界では現実世界の身体能力や頭脳が反映されている。‥特別な力は人の心を読むことくらいだ
つまり、今の俺には190cm超えで80Kgは軽く超えている巨漢の男に立ち向かう術はない。
あんな風なサイコパスキャラは戦闘力も狂気的で一般人じゃ太刀打ち出来ないと決まっている。
早く‥奴から距離を取らなければ‥
「ハッハッハッ!!どこに行くんだい!?僕はここにいるぞ!!」
き、急に目の前に!!!!そうか‥パルクールか‥先回りをされた!!!!
「どうやら君は特別な力を持っているようだが、強くはないみたいだね。大丈夫。痛いのは最初だけさ!!すぐに気持ちよくなるよ!!!」
って!!何の話だよ!!!!やめろ!!こっちに来るな!!!
「ふふ‥可愛い子だね。恐怖を感じて動けなくなったようだね。安心してよ。僕はどっかのメスゴリラと違って乱暴にはしないからさ!!!!」
「だ、誰か!!!助けてくれ!!!」
ナンダヨ!!!少し前までバトル漫画の展開だったのに!!!!どうしてこうなった!!!
「ハッハッハッ!!!!人生とは色々あるものだよ!!!これも貴重な経験さぁ!!!!」
こんな事滅多にないよ!!!いいから助けて!!!コイツの力には抵抗出来ない!!!
「ハイ!!!!挿入!!!!」
ベルトルトが叫んだ瞬間。何やら鈍い音がした。そして金田直也の尊厳は失われた‥
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- 14 : 2020/06/30(火) 20:14:46 :
- >>10
アルミンの目は青ではなく茶色では?ソースは27巻の表紙カバー
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- 15 : 2020/06/30(火) 21:53:58 :
- 何故男に犯されている?しかもこんな大男に‥こんなの誰が抵抗出来るって言うんだ?
「そう、難しく考えることはない!!!本能の赴くままに!!!僕に身を委ねていればいい!!!」
二次創作は基本的には自由だ。原作からかけ離れたストーリーやキャラを作ってはいけないというルールは存在しない。
だから俺はそれに甘んじて、自分の都合の良い世界を構築して、好き放題に暴れて来た。
これは‥その報いなのだろうか?
この世界でアルミン、ヒストリア、ベルトルトと短期間で遭遇したのはとても偶然とは思えない
「あ、あっ!!!!ぐっ!!!!」
「痛みはすぐに治る!!!快楽に変わるんだ!!!!!!」
俺は大男に犯されながら‥何を考えているのだろうか?
これが‥報いなのだろうか?だとしても‥
「いい加減にしろ!!!!」
「おっと!!アナルマンコから僕の息子が飛び出ちゃったじゃないか!!!」
俺は何とかベルトルトのフーバーを引き抜いたが、直後に物凄い力で右肩を掴まれる
「この!!!!化け物め!!!」
「ハッハッハッハッハッハッ!!!可愛い抵抗だな!!!諦めろ!!!君じゃ勝てないよ!!!」
この世界にはまだ俺には補正がない。つまり、俺の思い通りの展開にはならないと言うことだ。
くそっ!!こんな不利な状況は初めてだ。今までの世界がぬるく感じてしまう。
だが、俺は‥諦めない!!!!
俺はただ妄想オナニーの世界に浸っていただけだ!!!いくら天罰と言ってもこんなのは、理不尽だ!!!
「うおおおおお!!!ぐぎゃっ!!」
「挿入!!!無駄な努力でしたね!!!残念!!!ケツを虐めたら今度は全身を舐め犯してやるよ!!」
残念ながら俺の力はコイツには‥全く及ばなかった。今も俺なりに必死に抵抗はしているが
現在進行形で犯されている。俺は‥二次創作の世界でも‥補正が無ければ
無力なのか!?いや、違う!!!!
「ぐふっ!!!はあっ!!!!」
「や、やめろ!!!そんな動きをしたら僕のフーバーが再起不能になっちゃうよ!!!!」
「がっ!!!!」
金田直也はベルトルト・フーバーの殴打により意識を失いかけた。
「‥うっ‥」
「へぇ〜結構強く殴ったつもりだったけど、耐えられるんだ。まぁこれだけの体格差があって‥頑張った方だと思うよ」
ベルトルト・フーバーは一旦、金田直也から距離を取る。
「僕は直向きに努力出来る人が大好きなんだ。虐め甲斐があるからねー」
「ふ、ふざけるな‥天罰だろうが‥関係ない」
「え?」
「無抵抗な人が‥いるわけ無いだろうが‥」
「もう殴られて犯されて満身創痍なのに、強がっちゃって可愛いなぁ。ますます気に入ったよ」
「君には完全な僕のペットにする前に、素晴らしいお話をしてあげるよ」
「‥‥‥‥‥‥あ?」
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- 16 : 2020/06/30(火) 22:16:44 :
- 「僕はね。高校生になるまでは誰かの腰巾着だったんだ。」
「早い話‥てめえも‥陰キャなんだろ?こうやって自分より弱い奴を‥虐めて楽しんでいる」
「まぁ‥高校生になってからは違うけどね。僕はあるとき溜まっていた怒りが爆発して、暴れてしまったんだ。学校でね」
「気づいた時には教室が返り血まみれになっていた。僕が正気を取り戻して少し経ってから自分がやったのだと気づいた」
「それから僕は少年院に入った。そこの連中は実力至上主義で強さこそ全てという中二病的な考えをしていた。だけど僕は気付いたんだ」
「その考えは間違っていないと。僕は自分が強いと知ってからは最強だった。逆らう奴や気に入らない奴はぶちのめすか犯してやった。僕は腰巾着を卒業して、強者になれたんだ」
「ベルトルト‥お前は‥何を言いたいんだ?」
「ん?僕の名前君には教えてないはずだけど‥どうして分かったの?あ、それは後で自白させるからいいかー‥えーと?僕の言いたいこと?」
「つまりこの世は弱肉強食で、君が僕に犯されているのは全て自己責任だ。君が強ければ君は僕を押し除けていたはずだ」
「ふっ‥確かにそうだな」
コイツの言葉は‥この世界に来る前の俺の言葉とよく似ている。まるで‥自分の事を客観的に見ているかのようだ
だが‥今の俺は違うだろ?
「お前の言っていることは‥正しい。だが‥それでは‥本能のままだけに生きていたら‥それは人間じゃねぇ」
「何を綺麗事を‥人間の争いは地球を巻き込み他の生物を弾圧しているだろ?どう言い繕っても人間は汚い」
「あぁ‥そうだ。だが世界中お前のような狂人が溢れたら‥本当の終わりだと思うがな?人間は法律っていう人間同士で決めたルールを守る奴が大半だ。」
「僕が間違っているとでも?僕こそ人間本来の姿だよ。僕の言うことなす事は何一つ間違ってない。弱者が淘汰されるのは自然の摂理に他ならない」
「お前だって‥誰かの助けが無いと‥生きられないだろ?人間はガチの1人じゃ生きていけないんだよ」
「ムカつくね。君には然るべき調教が必要なようだね」
何故だ?立場が変わったからか?俺は人の心を自分の尊厳と引き換えに取り戻せた気がする
「ここじゃ本格的な調教が出来ない‥別の場所に移動しようか」
「行かせない」
「!?」
あれは‥ミカサ・アッカーマン!?ゴスロリの格好‥
何故こんなに短期的に進撃キャラと遭遇する?この出来事全てに意味があるのだとしたら
この世界は俺を改心させたいのか?これは‥運命なのか?
‥取り敢えず‥助かった
ミカサ・アッカーマンとベルトルト・フーバーがお互いに潰しあっている間に‥
俺は逃げる
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- 17 : 2020/06/30(火) 22:59:57 :
- と‥思っていたが‥俺の身体は動かなかった。現実世界の身体が直接反映されているとしたら
ご都合主義の強化イベントや謎の復活が起きる事はあり得ないのだ。俺はそれを理解した。
火事場の馬鹿力は‥どうやらさっきので使い果たしたようだ。今の俺は意識を保つのが精一杯のようだ。
「キャンディちゃんはそこで黙ってお座りしていなよ。今のからこの偽善者メスゴリラを始末するから」
「偽善者メスゴリラ?」
いったいベルトルトは何の話をしている?今の俺には主導権は無いから、この世界のキャラ設定がイマイチ分からん。
「それは心外。私はその人を助けたいと思っている。欲望だらけの貴方と一緒にしないで欲しい」
「へぇー。言うじゃないかー。本当は僕のキャンディちゃんを自分のものにしたいくせに」
「妄想が好きなのは変わらないようね」
この2人の関係性はなんだ?そう言えばベルトルトはアルミンの事を知っているような口振りだったが‥ミカサも‥
「あーもう面倒臭いなー。君が大人しく僕の性処理ペットになってくれるなら争う必要はないんだけど、どうかな?」
「なるわけない。警察に通報する」
「ハッハッハッ。ミカサ。そうしたら共倒れになるだろ?あーごめん。君は頭の中まで筋肉だからそんな事考えられないかー」
「面白い冗談」
「やっぱり仲良くは出来そうにないね」
空気が重くなった。こちらからでも圧倒的な威圧感をビリビリと‥
そう言えばこの世界の2人の強さはどうなっている?今までのミカサとベルトルトの会話からはお互いに謎のライバル意識があるようだが‥
見方によれば仲の良い雰囲気すら感じ取れる‥それは無いか
原作ではマリア奪還作戦の覚醒ベルトルトは格闘術でミカサに善戦するレベルにまで到達している。
だが二次創作ではミカサが強い作品が多い。
それにこの雰囲気‥既存の二次創作は参考にならなそうだ。
現実世界でも同じだが、これからは何が起こるかまるで予想が出来ない。
つまり、どっちが勝ってもおかしくないと言うこと‥
先ほどの会話から察するにミカサもかなり怪しいがベルトルトにはもう犯されたくない。
どうせ犯されるなら‥容姿端麗なミカサに犯されたい‥
いや、出来る事なら犯されたく無いけど‥
とにかく平和的に終わる方向で‥頼む
「不毛‥」
「!?」
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- 18 : 2020/06/30(火) 23:11:15 :
- 今作の変態キャラはベルトルトか
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- 19 : 2020/07/01(水) 07:54:33 :
- このメスゴリラには僕は負けられない
僕は高校生の時に同級生のゴミ共を血祭りに上げて以来‥3年以上も少年院で‥脱走してからも好きなように自由にやりたい放題やってきた
僕はあらゆる才能や体格に恵まれていると言うことに気付いて以来‥身体の仲の何がブチッと音をして‥理性と身体能力のリミッターが外れて人外の力を手に入れた‥それなのに
「覚悟はいい?」
「‥それはこっちの台詞だよ」
何なんだ?この女から発せられるプレッシャーは?どうしてこんなチビにこんな威圧感が出せる?普通は自分より小さい奴からは威圧感なんて感じないはずなのに‥
僕は男女問わず‥生意気な奴や逆らう者は全て力で黙らせた後‥犯して調教をして‥自分のモノにしてやった
だが‥このメスゴリラは僕が唯一調教が出来ない奴だ
だから僕はこの地域に来ると警戒するんだ。まさか‥絶好のチャンスだったのに‥あんな露出狂の美味しそうな子犬は滅多に会えないのに‥
どうして‥今日はこのメスゴリラに会わないルートで探りを入れて‥信者達の情報も完璧で
下準備は万全だった‥おい‥何を考えているんだ?これじゃ僕がコイツに負けると感じているかのようだろう
「お前も調教してやる!!!!僕がこの世で一番偉いんだ!!!女は黙って僕の肉棒をくわえていればいい!!!」
「‥」
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- 20 : 2020/07/01(水) 08:06:15 :
- 金田直也はベルトルトとミカサの死闘を傍観していた。
す、すげえ‥人格は置いといて‥この2人の格闘技のセンスは抜きん出ている
動画投稿サイトでたくさんストリートファイトや、総合格闘技の試合を見てきたが
そのどれと比べても‥レベルが高いのではないかと思う
「‥ぐっ‥」
「!」
当たり前だが‥2人とも全く会話をしないな‥よくバトル漫画では会話しながら戦闘をしているが
それはあり得ない。そんな余裕はどこにも無いからな。会話ができる瞬間があるとすれば一呼吸置いた時‥それはすなわち
パワーもスピードも凄すぎてこんな至近距離なのに2人の動きを目で追うのがやっとだ
先読みの先読み‥カウンターと牽制のオンパレード
総合格闘技は実戦に近いと言われているが‥この死闘を見れば総合格闘技もお遊びに見えてしまう
文字通りの命の取り合い‥お互いにギリギリの勝負‥駆け引きをしている
これは恐らく‥早く決着はつく‥
最初からギア全開でお互いに飛ばしているからだ
いくら人外の力を持った2人と言っても人間は全力でずっと動けるわけではない
無酸素運動の状態では40秒そこそこが限界値‥だがこの2人はそれより長く戦えるだろう‥
だが‥やはり長くは保たない
今はほぼ互角の戦いだが‥
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- 21 : 2020/07/01(水) 08:31:37 :
- ガッ!!!っと‥何かに当たる音がして‥その直後にミカサが倒れた
「‥ぐっ‥この獣物め‥」
「それは自分の事を言っているのかい?一瞬だけど油断したのがいけなかったね。君らしく無いね‥もしかして最近‥」
「やめろ!!それ以上口を開くな!!!」
何をそんなに動揺しているんだ?いったい何の話をしている?
「素直にならないからこうなるのさ。僕たちレベルの攻防になれば一瞬の油断でも命取りになるのは理解していただろ?だが君は失敗した、」
「‥」
「そして時間を巻き戻す術はこの世には無い。つまり君はもう終わりだ」
ベルトルトは地面に転がっていた鉄パイプを手に取った
「ベルトルト!!!何をしている!?勝負はもう‥」
「そうだよキャンディちゃん。だからミカサはここで死ぬ」
「馬鹿なのかお前は!!そんな事したら‥」
「ん?僕はもう全国指名手配されているから、今更1人2人殺したところであんまり変わらないんだよね」
「この‥悪魔め‥」
「ありがとうミカサ。僕に取っては最高の褒め言葉だよ。弱い奴は強い奴の糧になる。何も難しい事じゃ無いよ」
「や、やめろ!!!」
俺は散々別の世界で進撃キャラを殺してきたのにて今更何を言っているんだ?
「ぐはっ!!!!」
俺はガラスの破片を勢いよくベルトルトに突き刺した
「お前の好きにはさせないぞ!!!」
「この痛いだろ!!!クソチビがぁ!!!」
俺は突き飛ばされた
「うっ‥」
「あー気が変わった。お前はもういらないわー。今日はお前ら2人をシチューに煮込んで‥食ってやるよ!!!!」
「死ね!!!悪魔!!!!」
ドスッっと鈍い音がしてベルトルトは倒れた。後ろからミカサが殴り倒したのだ
「ミカサ‥」
「コイツを今から鉄の鎖と手錠で身体中をガチガチに拘束する。」
「拘束して‥どうするんだ?」
「すぐ近くのラブホに運ぶ。貴方にも手伝って欲しい」
「‥それより警察に通報すればいいのでは?」
「‥コイツには‥私から直接聞きたいことがある」
「あ、あれ?」
視界がボヤける‥意識が‥
金田直也はとうとう限界になってしまった。
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- 22 : 2020/07/01(水) 11:37:55 :
- アルミンとヒストリアの心は読めるのにベルトルトとミカサの心は読めないのか
半端なテレパシー能力だなあ…
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- 23 : 2020/07/01(水) 13:32:09 :
- 「ん‥ここは‥」
「あ?目が覚めたの?」
「ぐっ‥このメスゴリラめ」
「よく吠えるわね。まだ調教が足りないのかしら?」
ベルトルトが鎖で固定されて‥拷問を受けている!?ここは‥見たところどこかのsmルーム‥
「ミカサ‥そんな事はやめろ」
「え?何で?」
「何でこんな楽しい事をやめなくちゃいけないの?」
「お前‥も屑か‥」
「勘付いていたんだろうけど‥もう少し警戒心を持つべきだったね。残念ながらあなたも拘束しているし、ベルトルトもあなたも私からは逃げられないのよ?」
「僕は‥負けられないんだ‥」
ベルトルトの奴‥完全に正気を失っているじゃ無いか‥それにしても‥あの死闘から‥いったいどれだけの時間が経っている‥ベルトルトは傷だらけだ
このままでは‥
「ふふふ‥クソみたいなプライドだけが貴方の精神を支えているみたい‥それさえ壊しちゃえば‥あなたと貴方の信者は完全に私の物」
「信者って‥何の話だ?ミカサ」
「私はミカサ教団。そしてベルトルトはベルトルト教団という組織を作った。そこには大勢の信者達が所属していて‥私達の言いなりになっている。私のためなら命する惜しく無いという可愛い子ばかり‥」
「狂ってやがる‥そして今回のその役割はお前たち2人だったわけか」
「何を言っているのか分からないんだけど?」
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- 24 : 2020/07/01(水) 13:43:42 :
- なんかミカサの口調おかしくね?
-
- 25 : 2020/07/01(水) 13:49:57 :
- 「もう一度言ってやる。今すぐにそんな事はやめろ。」
「何でこれから私の奴隷になる奴の言うことなんて聞かないといけないの?」
「このベルトルトは‥確かに悪いやつかもしれないが‥お前が裁きを下せる立場ではない。公正な判断を下せる人間に任せるべきだ」
「この男は高校の時に同級生全員を殺す寸前まで痛めつけて、その後も少年院を脱出してからも悪事を働いてきた。コイツの処遇は満場一致で死刑と決まっている。いい?私の信者になれば命は救われるの。つまり私はこの男を救おうとしている。」
「そういえば聞こえは良いが‥使えなくなればすぐに切り捨てるつもりなんだろ?」
「それはこの男だけでなく、他の信者共も同じ。私の目的のために少しも役に立たない無能はいらない」
「僕は‥僕は‥」
さっきは犯されたり、暴行をベルトルトから受けたが‥さすがにこの状態のベルトルトを見れば‥俺も同情しちまう
違う世界で暴れていた時は‥こんな気持ちにならなかったのにな
「僕は拳で成り上がってきた‥その僕がこんな女に負けたら‥全て終わる‥信頼など‥無に等しいのだから‥僕は恐怖で信者達を従えてきた‥から」
「安心してベルトルト。あなたは既に敗北しているの。あなたは人の上に立てる器では無かった‥それだけのお話。これからは私の下について生きていくといい。その方が気楽なのよ」
バゴォン!!!!!!
「!?」
なんだ!?扉が‥
「いったい何事‥」
パチン!!バチバチッ!!!!!
「うっ‥」
ミカサはその場に倒れ込んだ。!!あの仮面は!?俺が前の世界にいた時につけていた‥
「‥」
ズドォッ!!!ズドォッ!!!!ズドォッ!!!ズドォッ!!!!
ま、マグナム!?ベルトルトの鎖を破壊した!?
「金田直也だな?」
「!?‥お前‥何者なんだ?」
「ベルトルト‥早く逃げろ」
「‥誰か分からないけど‥一応感謝しといてあげるよ」
俺の本名がバレたのは初めてだ。それに‥コイツは
「早く俺達もここから逃げるぞ。ミカサが起きちまう」
「あ、あぁ‥」
-
- 26 : 2020/07/01(水) 14:00:12 :
- ミカサ殺しとけよ
-
- 27 : 2020/07/01(水) 14:10:20 :
- 「あ、あれ?」
「ん?どうした?」
「さっきまでラブホに俺達は居たはずだ。それなのに‥どうして‥森の中の‥旅館のような場所にいるんだ?」
「ここの方がお互いに落ち着いて話せると思ったからだ。」
「そうか‥お前の移動能力か。しかも俺に触れずに移動させたという事は‥かなり空間移動能力に長けているようだな」
「さすがは俺と同じ異能力者だな。状況判断が早い」
「俺にはもう‥異能力はねぇよ。この世界に迷い込んでしまった‥ただの人間だ」
「気付いてないのか?お前はまだ異能力者だぞ?そもそもこの世界に来たのはお前の意志だろ?」
「え?」
「どうした?」
「お前の心が読めない‥アルミンとヒストリアのは読めたのに‥やはり力が弱くなっているようだな」
「違うよ。お前はまだ別の世界に飛べるし、それ以外にも異能力を使えるぞ?」
「‥そうか」
「分かったか?」
「連続でアルミン、ヒストリア、ベルトルト、ミカサ に会った‥人との巡り合わせを強化して実現させるのが‥俺の能力というわけか」
「その通りだ」
「だが分からないな。何故心を読む能力は使えなくなった?」
「それはお前が無意識にいらないと判断したからだ。そしてお前の巡り合わせ能力がより強くなり、俺を引っ張り出した」
「そうかそうか。じゃあお前は進撃キャラの誰かだな?」
「‥」
「俺も馬鹿じゃない。俺の能力は正確には俺が無意識でも意識的にでも望んだ時に、進撃キャラの誰かが現れる能力なんだろ?」
「あぁ。」
「俺を殺しに来たのか?」
-
- 28 : 2020/07/01(水) 14:17:49 :
- なんとなく俺には死の予感がしていた。きっとコイツら俺から情報を引き出してから、殺すつもりなんだろう
王道なパターンだ
「お前が誰か知らないが、俺は違う世界の進撃キャラとは言え‥好き勝手やってきたからな」
「‥そうか」
「お前も何かしらの恨みがあって俺を特定したんだろ?‥殺される覚悟は出来ている」
「いや、殺さないって。お前は何か勘違いをしているな。」
「嘘をつけ。じゃあ何のために俺を‥」
「二次創作のオタクがどんな奴か知りたかっただけだ。そしてお前と色々と話したいことがある」
「‥そんな事まで知っているのか‥」
「あぁ‥そうだな。まずはこの仮面を取るか。これをつけたままじゃ信用もクソもねぇよな」
「!?」
ああ‥俺はその顔にはよく見覚えがある。二次創作の1番の被害者だからな
「エレン・イェーガー‥お前だったのか」
-
- 29 : 2020/07/01(水) 14:28:41 :
- 進撃の巨人の原作の主人公。巨人の力を持ちエルディア国の英雄として讃えられている一方
ヒィズル国や一部を除いた他の国‥すなわち世界の人間からは破滅に導く悪魔として恐れられて忌み嫌われている
二次創作の世界に置いても主人公やメインキャラとして登場することが多くて
モテない陰キャ達がエレン・イェーガーに自己投影して自分のリアルじゃ満たせない欲求を
作品でオナニーの如く発散している
そんなキモイ作品は一部の人間に好かれているが、他の人間からは酷く嫌われている
「なんだ?俺はエレンハーレムもエレンチートも書いた事はないぞ?期待できるような助言は出来そうにないんだが‥」
「それでもお前なら何か意見があるんだろ?それに俺だけの話がしたいわけじゃねぇ」
「‥他のキャラの話も聞きたいのか?」
「そうだ」
「二次創作の話をする前に聞きたいことがあるんだが‥」
「なんだ?」
「異能力者は俺たち以外にもいるのか?」
「いない、俺達だけさ」
「ミカサとベルトルトはこれからどうなる?放置してもいいのか?」
「本来ならばこの世界では俺とアイツらは一切干渉しないからな。お前が来たから仕方なく絡んだだけだ。後はアイツらの問題なんだ」
「分かった‥じゃあ‥お前の話を聞かせてくれ」
「もういいのか?」
「あぁ‥あと一つだけ聞きたいことがあるが、それは最後にするよ」
-
- 30 : 2020/07/02(木) 08:10:25 :
- 「金田直也‥まず何故俺がお前を知っているのか知りたいだろ?」
「あぁ‥」
「俺が能力を授かったのは今から19年くらい前‥つまりお前がこの世界に初めて来た時だ」
「馬鹿な!?つまり俺はこの世界に19年もいるのか!?俺の感覚的にはついさっき来たばかり‥だぞ!?」
「落ち着けよ。時間の感覚のズレは別の世界に移動すれば割と良くあることだろ?」
「だが‥こんな大きな時間のズレはなかった‥って事は‥お前は少なくとも俺より19歳以上は年上と言うわけだな?」
「いや?俺とお前は同年代だ。つまり歳の差はほとんど無い。現実世界で言えば俺達は大学生くらいなんじゃねぇのか?」
「それじゃ辻褄が合わないだろ!?」
「辻褄が合わない事はないぜ。何故ならお前が目覚めるまでこの世界の人間は俺以外機能を停止していたんだからな」
「何‥だと?」
「俺はその間別の世界の往来で‥色々なお前と似た能力者に出会った」
「そ、それは‥現実世界の‥つまり二次創作の作者と言うわけか?」
「その通りだ。」
「な、なら‥そいつらから‥お前の知りたい事は‥」
「いや、ソイツらとは話し合いにすらならなかった。」
「どう言う事だ?」
「お前推しキャラっているか?」
「いや‥いない‥!‥なるほど」
「分かったか?ソイツらは自分の推しキャラが絶対的な存在だと思っていた。自分の意見だけが正しいと思い込み、他の二次創作の作者に危害を加えていた」
「ソイツらの‥存在はよく知っている」
「だろうな。二次創作は自由だ。公式に迷惑をかけない限りな。だが二次創作はそもそもグレーゾーンだ」
「あぁ。二次創作の存在は原作をより活性化させるが、同時に自分の思い通りのストーリーやキャラ設定にならないとネットで暴れ出す。ソイツらにはリアルで暴れる勇気はないからな」
「そもそも二次創作の事をリアルで話したら変人扱いだ。自分からこんな妄想作品執筆してまーすなんて事をいえる猛者は中々いないだろう。それが気持ちの悪い自己満足の作品なら尚更だ。良作と呼ばれる作品の作者はある程度は受け入れられるがな」
「金田直也‥お前は木村泰造‥山崎朝日‥中村大成‥小野甲賀‥橋下キモ助‥千代輪太郎‥亀田大成‥その他の二次創作の作者とは違う。お前はまだ救いようがある」
全員日本人名か‥どれだけの奴に会ったのか知らないが、全員の名前を言うのは躊躇いがあるようだな
「この俺が‥か?」
「何故お前が目覚めるまでこの世界が停止していたのかずっと疑問だった。だが今確信した。お前がこの無数にある気色の悪い世界に終止符を打て」
「俺は‥今まで‥」
「だからこそだ。お前には責任がある」
「責任‥」
「きっとこの世界の出来事には意味がある。だからこそ二次創作の1番の被害者である‥エレン・イェーガー‥この俺にも能力が授けられた。お前をサポートするためにな!!」
「エレン‥だが他の二次創作の作者はダメだったんだろ?19年も‥色んな作者に出会い‥俺と似た能力者に‥失望しただろ?」
「だからこそだ!!!お前にはまだ希望はある!!他の奴らも惜しい奴はいたし!!」
「‥お前が19年‥他の世界に移動して会った‥二次創作の作者は‥」
「あ?」
「日本人ばかりだったんだろ?」
「あぁ‥」
「俺も奴らと何ら変わらない‥リアルでは相手にされない‥妄想オタク‥この能力もキモイ奴らの特権みたいなもんさ」
「卑屈になるんじゃねぇよ!!!金田直也!!!!」
「!?」
-
- 31 : 2020/07/02(木) 19:19:58 :
- 「卑屈になりゃ気持ち悪いだろ!?ウジウジしやがって‥なぁ?」
「あ、あぁ‥」
「いいか?エレアニが至高だとか、王道から外れてるから叩くとかよ!!自分の趣味や価値観を押し付けてくるような奴はクソ野郎だ!!まともに相手にする必要はねぇ!!」
「気持ち悪いんだよ!!初めて俺が二次創作の作品を見たときはドン引きだったぜ!?まるで別人じゃねえか!!!原作とよお!!そりゃ原作に寄せている作品やキャラ設定が違くても良作はあったぜ?」
「だがエレンハーレムとかエレンチートとか何だよ!?」
「まぁ‥気持ちは分かるが二次創作の作品は基本的には自由だからな。」
「金田直也さんよー。それは分かるが俺が気持ち悪いと思うのは自分の考えを押し付けてくるクソ野郎だよ」
「そうだな。それは同感だ。作者に対してミカサはエレン一筋とか、それはアルミンらしく無いとかほざいてる輩を見かけたことがあるが、それはてめえの考えだろって話だ。二次創作の意味が分からないなら読むなって話だ。」
「ま、俺は基本的に二次創作全般受け付けないけどな。原作の俺たちとまるで別人の設定の作品には特に吐き気がするぜ」
「そうか‥」
「金田直也‥つまり俺が言いたいのはな、」
「ん?」
「エレンチートやエレンハーレムをいい歳してまで書いているような奴。自分のクソみたいな願望や推しキャラを文字通り押しつけて人の作品に文句を言う気持ち悪い妄想オタク共。ソイツらに匹敵するほどお前も気持ち悪いんだよ」
「そんな奴らと一緒にされたく無いんだが」
「ああ。性質や種類は違うかもしれないが、気色の悪いのは同レベルだよ」
「お、俺が卑屈なのが‥そんなに気持ち悪いのか?」
「あぁそうだぜ」
「いいや違うね、俺は誰よりも現実を見ているぞ?エレン・イェーガー」
「は?」
-
- 32 : 2020/07/02(木) 19:40:22 :
- 「俺達二次創作の作者が卑屈になるのはある意味仕方ない事なんだよ。リアルでは何の成果も上げられず、これと言った特技も無し。陰キャ生活を送って惨めな学校生活やニート生活‥または社畜人生の奴らが大半だ。もちろん中には高学歴や陽キャもいるだろうが、それはごく一部。俺達は所詮二次創作の世界でしか生きられない哀れな生命体なのさ」
「それで?」
「あ?お前話を聞いていたのか?」
「出来ないと思うから諦めるってところまでは聞いたぜ」
「!」
「なぁ?諦めて良くなることってあるのか?そもそもお前はそれなりに現実のスペックは良いんだから、挽回のチャンスは幾らでもあるだろ?」
「‥俺は陰キャだ」
「はぁ‥平和ボケした奴らはそんは事ばかり考えてるのか?」
「え?」
「俺達は常に明日の命の保障はないギリギリの毎日を送っていた。だから陰キャとか陽キャとか二次創作の事とかそんな概念は無かったし、考える暇はなかった」
「まぁ‥そうだろうな。だが現代日本の若者にとってスクールカーストは死活問題だ。平和だからこそ誕生した概念だ。人間は差別をするのが大好きな生き物だからな」
「だがそんな事を気にしないで生きていく奴らもいるだろ?それに俺の世界からしたらお前らの日本って国は相当に恵まれているぜ。犯罪や事故に巻き込まれない限り死ぬ事は滅多にないんだからよ」
「確かにそうかもしれん‥」
「いいか?言葉ってのは大きな力になる。それはネットでもリアルでも、この世界の人間にも同じことが言える。言葉には責任が伴う。」
「ポジティブ思考になれと言うわけか?」
「そうだ。前に進め。俺も決して才能に恵まれたわけでは無かったが、目的意識を持って自分なら出来ると言い聞かせて実行してきた。途中‥迷いもしたが、それでも何とかやってこれた」
「エレン‥お前だけじゃないが‥進撃キャラの特にパラディ島の主要キャラは凄いよ。みんな強い。俺には‥」
「その続きは言うな。お前なら必ず変えられる。二次創作の作者全員を変える事は不可能だ。だが、お前だけならまだ希望はある」
「そうか‥俺がこの世界に来たのはやはり‥」
本当は最後にエレンに聞こうと思っていたが、答えがわかった
「あぁ‥この世界の俺達進撃キャラの出会いにより、自分を変えることなんだろう?そしてお前が変われたなら、無数にある二次創作の世界の少しだけ消えることになる」
「エレン‥だが‥俺はまだ陰キャというコンプレックスは‥」
「ふん。まぁ‥簡単にはいかないか‥だが俺の聞きたい事は聞けたし、言いたい事は全部言った」
「?」
「俺の役割は果たした。あとはお前と対局の存在‥アイツに任せよう」
エレンがそう言った直後‥俺は光に包まれて、眩しいと感じてまた意識を失っていた
そしてまた場所が変わりー
-
- 33 : 2020/07/03(金) 10:20:03 :
- 「ここは‥また移動したのか‥エレンの仕業か」
それにしても今度はどこに‥辺りは真っ暗でここは森の中なのか?全然見覚えがないな‥
エレン‥この世界で会ったアイツは良い奴だった。いや、原作のエレンは仲間思いなんだよな。地ならしの前にミカサやアルミンに酷い態度を取ったのは突き放して危険から遠ざけるためで‥
アイツが本心で言ったわけじゃない。だが、アルミンが無能になった事とベルトルトに影響されている事は正論だった。
だからこそリアリティがあったんだろうな
二次創作の作者に穢されなければこんな下らないキャラの価値観やキャラの押し付けという争いは起きなかっただろう
もちろんエレンの言うようにまともな作者もいるが、害悪な作者と自分のキャラのこうであって欲しいという願望を押し付けてくる奴が多すぎる
そういう害悪な輩を完全に駆逐する事は不可能だ。ここまで悪循環が蔓延してしまえば‥
現実世界にあるネットに載せられている作品を消すのは特別な場合を除いて無理だ
この特別な世界も‥俺と同じような能力者がいるならばソイツらを全員改心させなければならない
だがそんな事は現実的ではない
自分だけなら‥何とかできる
じゃあどうすればいい?この負の連鎖を終わらせるには?
俺が二次創作を卒業すれば‥この特別な能力は失われるのか?
そうすればこの世界も少しは消えて平和に‥
そもそも二次創作はダメな事じゃねぇよな
趣味なんて人それぞれだし‥
でも妄想オナニー願望オタクのせいで二次創作の世界が悪いイメージを持たれているのは事実
さて、どうする?俺はまだ迷っている
‥まずは‥この世界からの脱出を目的としようか
そして現実世界に戻る
「誰だお前は!!!!そこで何をやっている!?ベルトルト教団の奴!?それともミカサ教団の奴か!?答えろ!!!」
「!?」
ライナー・ブラウン!?
それに‥ジャン・キルシュタインにアルミン・アルレルトまで‥
-
- 34 : 2020/07/03(金) 10:23:29 :
- 別にミカサとアルミン危険から遠ざけてなくね?
レベリオ夜襲にも呼び出してるしわざわざ最前線のシガンシナに連れて行ってるし
-
- 35 : 2020/07/03(金) 11:48:31 :
- >>34
分かってないな。レベリオではエレン1人の力ではどうにもならなかった。だから仕方なくリスクはあったがパラディ島の戦闘員を巻き込んだ
そしてシガンシナが最前線になるとは予想してなかっただろうからな。
本誌でエレンがパラディ島を守るためと言っているし、アルミンやミカサやジャンとかコニーが大事なのは変わらない
-
- 36 : 2020/07/03(金) 12:00:23 :
- >>34
結果的には確かに仲間を危険に追い込んでいるわけだが、ハンジやアルミンみたいにいつまでも話し合うとか言っていてはいずれ敵に滅ぼされる
エレンはパラディ総攻撃という最大の危険から仲間達を守るために、レベリオ夜襲に巻き込んだ
レベリオ夜襲が無ければシガンシナ攻撃は無かったかもしれないが、世界に滅ぼされるのは時間の問題だった
ヒィズル国の援助やジークの作戦があってもパラディ島の戦力だけじゃどう考えても世界とは戦えないからな
個人的にはエレンの地ならし決行は肯定する
ハンジにヒストリアの事はどうでも良くなったとか、コニーがエレンに不信感を抱いたりとエレンが仲間を危険に導いてるように見えるが
それは大局を見てないだけ
地ならしによって世界を滅ぼせば全ての遺恨は消えてパラディ島を脅かす存在は消える
全ての危険から守ることなどは不可能
キヨミが世界を滅ぼせば今度はパラディ島の内部分裂で滅びるかもしれないと言っているが
どう考えても世界が敵よりはマシな状況
既にマーレ大陸の一部に侵略を始めているし
俺はエレンの考えはそう簡単に否定できるものではないと思っている
-
- 37 : 2020/07/03(金) 12:01:30 :
- >>14
お前アニメ見たことねぇのかよ
アニメでは青色だし、そのソースは弱いから
本誌を参考にしようが、アニメを参考にしようが
俺の自由だ
-
- 38 : 2020/07/03(金) 15:49:28 :
- 今までのコメントに反応してなかったのはなんで?
-
- 39 : 2020/07/03(金) 15:56:00 :
- >>35
いやいや予想してないじゃ済まされんって
万一のことを考えたら最前線シガンシナに連れて行くのは絶対避けるだろ
実際レベリオ戦でサシャ死んでるんだぞ
いくらエレンでもそれくらいは学習するって
-
- 40 : 2020/07/03(金) 15:57:25 :
- >>35
島を守るためとか言いながら島民殺しまくってる矛盾
-
- 41 : 2020/07/03(金) 15:59:21 :
- >>36
エレンの考えっていうけどまだモノローグが描かれていないんだから分かりようがなくね
まだ泣いた赤鬼作戦説あると思うけどね
-
- 42 : 2020/07/03(金) 17:08:14 :
- 38
単純に忙しかったから
質問に答えるのは俺の自由だろ
39
学習するって思ってるのはお前の考えだろ?
実際予想外だったし仕方ないだろ
40
必要な犠牲だろ?全員みんな仲良く生存は無理な話だ。矛盾ではない
41
それはてめぇの意見も同じことだろ
結局まだ終わってないんだから俺たちは自論を展開してるだけにすぎねぇ
-
- 43 : 2020/07/03(金) 17:17:15 :
- 41
モノローグが描かれてなくて分かりようがないなら、俺の意見もてめえの意見も正しい可能性があるだろ?
原作もまだ未完成だし、この作品だってまだ序盤だし、それなのに小さい事でいちいち文句を言ってお前は恥ずかしくないのか?
俺は俺の考え、お前にはお前の考え、そして他の人間の考えがある。
原作で答えが出ても皆んなの解釈が同じになるわけがない。
だから俺はお前のように小さいことで噛みつこうと思わないんだよな
もちろんお前のように煩い子犬は黙らせるが
なぁ?どっちも絶対に譲らないんだから
不毛だと思わないか?
-
- 44 : 2020/07/03(金) 17:23:11 :
- 41
あとこれは作品の話ではないが、こういうやり取りをすると顔真っ赤で必死で乙とか言ってくる奴がいるが、それは的外れだからな
俺から誰かの意見を否定したわけじゃなくて、一々小さいことで噛み付いてくる輩がいるから反撃してるだけだからな?
決して事実を歪めるなよ?まぁこの会話は永遠に残しておいてやるから嘘ついてもバレるだろうがな
いいか?言論の自由とか言って相手の小さいことを噛みつくことを正当化する輩がいるが、やられている側からしたら迷惑なだけだから
そんなに議論したいなら別のサイトでやってこい
そしてこんな下らない説明を何度も俺にさせるな
-
- 45 : 2020/07/03(金) 17:26:12 :
- 38
補足だけど忙しかったから一々どうでもいい質問には返答する暇が無かったんだよ
中にはスレチの事やお前のように小さい事を指摘してくる輩がいるからな
-
- 46 : 2020/07/03(金) 17:40:00 :
- 41
人の意見を聞くってのは全て受け入れることではなく、あくまで参考程度にすればいい
俺はなんて言われようが自分の芯や考えは曲げないから、お前が噛み付いてきても意味ないからな
こういう事言うの俺だって嫌だし
批判や否定ばかりじゃなくて、純粋に作品や原作を楽しんだ方がいいだろ
-
- 47 : 2020/07/03(金) 19:43:24 :
- 「!?君は確かはま寿司で‥」
「ん?アルミンの知り合いか?」
「いや‥そう言うわけじゃないけど‥」
「アルミン、ライナー。今はそんな話をしている場合じゃねえぞ?おい、お前名前は?」
「金田直也だ」
「そうか。とにかくここにいて話していたら危険だ。すぐ近くに俺たちの隠れ家がある。そこに行くぞ」
「‥隠れ家?」
「あぁ‥さすがに近くには奴等はいないと思うが‥小走りで移動しながら話すぞ?いいな?」
「俺も同感だ」
「僕も‥なるべく距離を取っておいた方が良いしね」
「直也、それでいいな?」
「あぁ‥従うぞ」
これは好都合だ。空間移動してからいきなりこいつら3人と遭遇するとはな
何か情報を引き出せるかもしれないし‥
何よりこいつらの慌て具合がやけに気になる
「急ぐぞ‥常に周りを警戒しろ‥敵だらけだと思って集中して行動しろ」
「うん」
「了解だ」
そう言うと3人は拳銃を取り出した
「お、お前ら‥」
「立ち止まるな‥動きながら喋れよ」
「‥おい?何で銃なんか持っている?法律違反だろ?銃刀法違反」
「銃刀法違反?は?何を言っているんだ?合法だろ?なあ?ライナー」
「あぁ。アルミンそんな法律聞いたことあるか?」
「いや、僕も聞いたことが無いよ」
「そ、そうか。変なことを言って悪かったな」
そうか‥ここは日本だが現実の日本とはやはり違うようだな
「名乗り忘れたな。俺はジャン・キルシュタインだ」
「あぁ‥」
「俺はライナー・ブラウンだ。これからよろしくな」
「よろしく‥」
「3人とも‥ここからはピッチを上げよう。お喋りは隠れ家についてからでも出来るだろ?」
「そうだな‥悪い」
こいつらは何をそんなに焦っている?ベルトルトとミカサの信者共が関係しているのか?
拳銃を構えて移動していると言う事はよっぽど警戒しているんだろうな
-
- 48 : 2020/07/04(土) 02:01:48 :
- 日本なのにファミリーネームが先に来るのか
-
- 49 : 2020/07/04(土) 04:24:02 :
- このスレと関係無い話になるけどへずまがついにuuum所属YouTuberに凸ったことについてどう思う?
-
- 50 : 2020/07/04(土) 07:09:54 :
- 48
まあこの世界の日本は現実と違うからな
銃刀法違反とかも無いし、社会システムも異なるところがある。
ま、都合よく作られた世界ってこと
-
- 51 : 2020/07/04(土) 08:14:01 :
- 間違えたわファーストネームが先だった
ファミリーネーム先ならもうそれただの日本じゃんw
-
- 52 : 2020/07/04(土) 08:18:49 :
- 俺たち4人は彼らの言っていた隠れ家という所までたどり着いた
なるほど‥ログハウスのような建物だ。だが簡易的なバリケードと窓には板で補強された形跡があり、有刺鉄線が張り巡らされている
こいつら3人と遭遇してから山道を三十分ほど歩いてから辿り着いた
しかし、あくまで俺の体感の話なので正確な時間は時計を持ってないので分からないままだ
「なぁ?こんなにいかにもここが隠れ家ですって感じ溢れていて‥大丈夫なのか?」
「もちろんここに長居するつもりは無いよ。明日の朝には出発するからね」
「それは他の隠れ家に移動すると言うことか?」
「そうだよ。取り敢えずここじゃ危ないから、中に入ろうか」
「そうだな。とっととシャワーを浴びて飯を食いたいところだ」
「俺もだ‥今日は動いてばかりでロクに休んで無いからな。」
「あぁ‥」
「待ってくれ金田直也」
アルミンは金田直也に向かって拳銃を構えた
「何をしているんだアルミン!!!武器をしまえ!!」
「嫌だな!!こいつには聞きたいことが山ほどある!!」
「な、何を言っているんだ!!」
「ライナー、ジャン落ち着いてくれ。アルミンの行動は正しい。」
「君自身がそんな事を言うとはね。まずコイツは前に僕が話したはま寿司で暴れた露出狂だ」
「何だと!?」
「まず僕が問いたいのは君はあれから一か月。どこにいたんだ?偶然あそこで会ったのは出来すぎた話だと思うんだけど?」
最初にアルミンと遭遇してから1か月も経っていたのか。これも能力の影響なのか‥
「俺はあの後ベルトルトとミカサに目をつけられてな。それからずっと逃げ回っていたんだ」
「ふぅん。でもそれを証明する証拠は無いだろ?」
「確かにそうだな。だが俺はあの時と違って服を着ているし、別にお前らに害があるわけでも無いだろ?」
「それはまだ分からない。だって君は僕の前に突然現れたんだから。しかも全裸でね。普通の人間には出来ない芸当だ」
「それは俺が他の世界から来た特別な能力者だからだ。」
「は?」
アルミン、ジャン、ライナーはその金田直也の言葉を聞いて困惑した。
当たり前だ。突拍子も無くそんな事を言われれば誰だって困惑する。
「そんな事あり得ない!!パラレルワールドから来たって言いたいのか!?それとも未来!?過去から!?」
「落ち着けアルミン」
ライナーがアルミンを宥める
なるほど‥アルミンのこの反応から察するにある程度予測していたな
「アルミン。お前は薄々そのどれかだと思っていたんじゃないのか?」
「う、うん。でも‥実際にそう言われると実感が湧かないよ。だってそんなのゲームやアニメや映画だけの話だと‥作り話だと思っていたから‥」
「そうか。だが残念ながら俺はパラレルワールドや未来や過去‥そのどの世界の人間でもない」
「え?」
「俺は現実世界の人間だ」
-
- 53 : 2020/07/04(土) 08:19:24 :
- よく分からんけどこの世界のキャラは直也以外エレンを認識できてないのか?
-
- 54 : 2020/07/04(土) 08:24:52 :
- 53
読んでいたら分かると思うけどベルトルトはエレンの事を認識しているぞ?
別にエレンの姿は見えないわけじゃないから
エレンは元々この世界の人間で、金田直也や他の能力者と会う事で原作と二次創作の世界を知った。
そしてエレンは原作の自分とこの世界の自分。そして無数にある二次創作の自分という人格が芽生え始めた。
能力を持つ事で苦しむことになると察したエレンはこの世界の仲間たちにはなるべく干渉しないようにした。
だから最初に金田直也の前に現れた時は(ミカサやベルトルトがいたから)仮面を装着して声も変えていた。
-
- 55 : 2020/07/04(土) 08:26:48 :
- >>54
てことはこの世界のエレンは行方不明者扱いになってんの?
-
- 56 : 2020/07/04(土) 08:27:16 :
- 55
理解が早いな
そういうこと
-
- 57 : 2020/07/04(土) 08:28:39 :
- >>56
アルミン達とは面識あるの?
-
- 58 : 2020/07/04(土) 08:29:16 :
- 55
ただこの世界のモブキャラは殆どが日本人だから、そいつらに自分の姿を見せても問題ない
問題なのは仲間たちに会うこと
-
- 59 : 2020/07/04(土) 08:30:42 :
- 57
いや、この世界の仲間とは誰とも面識はない
ただ仲間とエレンが遭遇する事で共鳴反応が起きるからエレンとして会うのは危険
-
- 60 : 2020/07/04(土) 08:31:21 :
- 異世界のキャラが日本に来るとか逆なろうじゃん
-
- 61 : 2020/07/04(土) 08:34:24 :
- 60
いや、日本に来るってか元々存在していた設定だから。転生したわけじゃなくて、二次創作の作者が作り上げた世界ってだけの話
-
- 62 : 2020/07/04(土) 08:36:46 :
- 60
ただこの世界の人間や世界に少しずつバグが起きているのは金田直也の変わりたいという心の影響。それが他の二次創作の作者や世界にも少しずつ影響していって、この世界にも影響が出始めたりした。
金田直也が能力を上手く使いこなせなかったり、この世界のエレンに能力が継承されたりしたのは
そのバグの影響
-
- 63 : 2020/07/04(土) 08:48:03 :
- プロ野球開幕したけど筋力さんはどこの球団のファン?
-
- 64 : 2020/07/04(土) 11:21:37 :
- この際だから俺はコイツら3人に全てを話す事にした。理解はされないかもしれない
だがそれでも俺に敵意がない事と、話すことで何かが変わるならば‥
エレンは干渉しないようにしていたかもしれないが、いずれ遅かれ早かれバレる時は来る
問題を先送りにしてはならない
俺はエレンとは価値観が違う
コイツら進撃キャラに自我が芽生えたとしても、それが悪い方向に流れていくとは断言は出来ない
「げ、現実世界?じゃあこの世界は偽物だとでも言うのかい?あり得ない」
「確かに偽物じゃない。だけどこの世界は現実ではない、特別な世界だ」
「特別な世界?プログラムされた世界とでも言うのか!?」
「あながち間違いではない。正確にはここは現実世界の二次創作の作者が妄想したり、作品の影響によって誕生した世界だ」
「は、はぁ!?」
「お前たちは進撃の巨人という漫画のキャラクターなんだ。そして原作以外にも二次創作の世界が無数に拡散されている。その実態は俺や他の空間移動できる能力者達でも全て把握できてないんだ」
「‥」
自我が芽生える傾向が見られない。ジャンとライナーはこの話を聞いて酷く動揺しているようだな。
「正直俺は‥お前の話が全て信用できない」
「俺もだ。突然現れたって芸当くらいじゃ‥な」
「そうだね。何か証拠を見せてよ?何か能力‥を何でもいい」
「いや、それはできない」
「は?」
「今は能力をコントロール出来ない‥すまないが期待しているような芸当はできない」
「じゃあ君が異世界から来たって証明は今は出来ないんだね?」
「そうだ‥」
「アルミン。もういいだろ?寒くなってきた‥中に入ろう」
「ジャンの言う通りだ。体調を崩したら奴らから逃げられないし、戦えなくなるだろう?」
「」
「奴らって‥」
「いいから中で話すぞ?さすがに疲れた」
-
- 65 : 2020/07/08(水) 16:14:52 :
- ミカサのオカマ口調なんとかならんのか
-
- 66 : 2020/07/08(水) 18:58:19 :
- 65
この作品ではミカサはそう言うキャラだからな
嫌なら見なければいい
-
- 67 : 2020/07/08(水) 19:00:58 :
- >>66
ベルトルトとミカサが今回の変態枠?
-
- 68 : 2020/07/08(水) 19:24:20 :
- >>67
そうだよ
-
- 69 : 2020/07/08(水) 19:35:57 :
- 俺たち4人はログハウスを補強したような隠れ家に入って、中でお互いの情報を交換した
「つまり‥何故かベルトルト教団とミカサ 教団が正面衝突して‥俺が消えてから毎日各地で戦闘が起きているのか?」
「そうだよ。今までは表沙汰にならない程度で小競り合いなら頻発していた。こんな事は初めてだよ」
考えられる原因は俺とエレンが接触したことだ。色々とタイミングが良すぎる、
ひょっとしたらこの世界は崩壊を始めているのかもな‥
「ニュースにもなっていたのに知らなかったのか?」
「スマホも持ってないし‥俺には知る術は無かった。それに時間感覚がお前達とはズレているようだ」
「おう上がったぞ」
シャワー上がりの全裸のライナーが俺たち3人に話しかける
「じゃあ次は僕が‥シャワー浴びてくる」
アルミンは隠れ家のシャワー室に向かう
「なら俺は外の見張りをする」
「いいのか?ライナー?シャワー浴びて来たばかりだろ?」
「気にするなジャン。濡れないようには一応努力するさ。それにまだここが絶対に安全とは言えないからな」
「悪いな。後で交代するぜ」
「ジャン‥俺たち2人だけになったな」
「‥そうだな、金田直也。何か言いたそうだな?」
「まぁな。暗い話ばかりで申し訳ないんだが‥」
「あ?気にするなよ。もうそう言うのは慣れちまったからよ」
-
- 70 : 2020/07/09(木) 09:38:20 :
- 「雰囲気でわかる。お前は陽キャだろ?」
「あ?それがどうした?」
「お前らは群がってないと何も出来ない。1人で行動する勇気はない。違うか?」
金田直也は挑発的にジャン・キルシュタインを見つめる。だが、ジャンは至って冷静な言葉と態度で
「若いな」
「年齢は同じくらいだろ?」
「そうじゃねぇよ。精神的にお前は幼いって言っているんだよ。金田直也くん」
「は?何だと?」
「逆ギレするなよ。最初に喧嘩を売って来たのはお前だろ?まぁ、少し前の俺なら買っていただろうが‥今は違うな」
「そうか?俺の正論に反論出来ないだけに見えるんだが?」
「なぁ?お前ら陰キャだってよ。1人じゃ多くのことは出来ないのは同じだろ?」
「‥」
「陰キャにも陽キャにも色んなタイプがあるよな。お前みたいに陰キャをコンプレックスと感じて全てにおいて卑屈になる奴」
「同じ陰キャでも一匹狼として自分のやりたい事をやるために、周りの目を気にしないで行動する奴。典型的な陰キャも陽キャもいれば、例外的な陰キャも陽キャもいる。何事においても例外があるのは当たり前だ」
「‥」
「お前は気にしすぎなんだよ。ネタで弄ったりする奴もいるし、本心から馬鹿にする奴もいる。でもそんな事を気にして何になる?生き辛くなっていくだけだろ?」
「あ、ぁ‥」
「お前は陰キャは負け組と思っているかもしれないが、人間の大事なもんは行動力だ。社会的にも陰キャで成功してる奴はたくさんいるだろ?」
「‥そうだな」
「ま、お互いに大変なことはあるだろし。今はスクールカーストよりも生き残ることを考えようぜ?安全になったらいくらでも相談に乗ってやるからよ」
あぁ‥コイツは嫌味で言ってるわけじゃない。ただ自分に正直な奴なだけだ。ここは原作と変わらないんだな。
「ありがとう‥ジャン」
「ぐわあっ!!な、何を‥!!!」
「!?」
「今のはライナーの悲鳴‥そして銃声が二回も‥」
「金田直也これを使え!!!」
ジャンは金田直也に拳銃を手渡した。
「使い方は分かるよな!?」
「あまり俺を舐めるなよ?今までどれだけの世界で戦って来たと思っている?」
「上出来だ!!‥俺は右から行く‥お前はそっちの左側から行け」
「了解だ‥」
窓ガラスが割れる音はしなかった。つまりライナーは中から銃撃を受けたと言うことだ。
2発の銃撃‥それからライナーや銃撃をした敵の音はしない。ライナーはトドメを刺されたか
元々隠れ家に潜伏していた敵がいたのか?
もう一つ考えられる‥敵の正体は‥
-
- 71 : 2020/07/09(木) 10:01:55 :
- 「どうしてこうなる?原作の俺は仲間を大切に思い、敢えてミカサ やアルミンを突き放したのはアイツらに長生きして欲しかったからだ」
「!?」
この声は‥直接脳内に響く‥頭が痛い
「エレン!!エレンなのか!?」
「馬鹿野郎!!!デカイ声を出すな!!」
「す、すまない」
ジャンは撹乱のために2個ほど閃光手榴弾を投げた。
「原作の俺はヒストリアと子作りをした。だから俺は‥俺に好意を寄せていたミカサを嫌いだと言って‥アッカーマンの覚醒条件は宿主に従うなどと嘘をついた。本当はアッカーマンの生存反応が刺激されて強くなるのにな」
何の話をしている!?このタイミングで‥
「俺は本当にアイツらを大切に思っていた。うるせぇ奴らを黙らせるには、敵を1匹残らず駆逐するしか無かった。」
「俺の行動が独断先行でどれだけ犠牲が出ようと関係ない。全ての遺恨を消し去るには、原作世界の歴史文化ごとパラディ島以外の人間を抹殺するしかない。皆殺しだ」
やめろ!!エレン!!!お前は‥お前は!!役割を果たしたから他の奴に任せるって言わなかったか!?
「すまないな金田直也。あれは嘘だ」
何だと!?
「原作の俺‥そして無数にある二次創作の俺。じゃあ原作と二次創作の自我を持つ俺は何者なんだ?教えてくれるか?」
すまない‥それは俺たち二次創作の作者達が‥自分の都合の良いように改竄したからだ!!!
「仕方なかったんだろ?辛い現実から逃れるには‥俺たちをぎせいにするしか無かったんだろ?」
あ、あぁ
「どの世界も大小問わず争い事は避けられない。生き残って見ろよ。金田直也。俺に見せてくれよ。」
「俺が今まで大量に殺して来た二次創作の作者と、お前は違うって。希望がある事を証明してくれ」
何だと!?その話は本当なのか!?じゃあこの事態も‥ライナーが殺されたのも‥
ベルトルトとミカサ の教団が激しい衝突をしたのも‥
全てお前の差し金だったのか!?
「そうだ。お前を直接殺せば何が起こるか分からないからな。だからこの世界の人間に殺させる」
だが俺は死んでから何度も世界を移動して来た。無駄な事‥
「俺もまた世界を司る能力者だ。この世界に呪いをかけた。ここでお前が死ねば精神は崩壊して間違いなく死ぬ。他の二次創作の作者も同じだった」
な、な‥んで。こんな事をするんだ?お、俺たちは自分の趣味で‥
「お前らの妄想力は馬鹿馬鹿しいが強大な力を持っている。原作の世界から他の世界を派生させるほどのエネルギーがな。お前らは原作の俺たちを冒涜した。自分の欲を満たすためにな。それは許される事ではない」
創作活動は内容によるかもしれないが、ある程度は自由なはずだ!!
「その通りだ。だが、一部の変態の妄想自分勝手野郎共のせいで、全ての作品は少なからず影響を受ける。生温いことは言ってられないんだよ」
「気持ち悪い作者と気持ち悪い作品を抹消するにはお前ら二次創作の作者共を根絶やしにすることだ」
そんな大量虐殺許されるとでも?
「元大量殺人鬼が今さら道徳の授業でもやるつもりか?お前にはまだチャンスを与えているから良いだろう」
「他の奴らも同じ方法で殺した。お前はどうなるか分からないが、少し違うと思った。ならこの地獄のような世界から生き残って見せろ」
エレン!!!お前は‥
「お前には選択肢はない。圧倒的な力の前には弱者は無力なんだよ」
そして俺は正気に戻る。長い時間エレンと言い争いをしていたように感じるが
それは俺の体感らしく、まだジャンも俺も攻撃をされていなかった。
「隠れてないで出ておいでよ。子猫ちゃん達」
「!?」
やはりそうか。この声はアルミン!!!!
-
- 72 : 2020/07/09(木) 10:14:31 :
- しかしエレンの目的はなんだ!?アイツは全ての二次創作の世界を消すために二次創作の作者を皆殺しにするつもりだ。
なら何故俺にチャンスを与えるような真似をするんだろうか?
皆殺しにするなら俺も抹殺対象のはずだ。
圧倒的な力を手にして万能感に浸っているのか?
それとも何か別の思惑でもあるのか?
いや‥そもそもあのエレンは本当にこの世界の‥
「何をやっている伏せろ!!!」
「!?」
「ナイス反射神経〜よく避けたね。金田直也きゅん。そしてジャンボーイきゅんも居場所を自分で教えてくれてありがとうねー」
ジャンに声を掛けられなかったら危なかった。絶体絶命の場面を何とか辛うじて回避する事はできた。
とにかく最終目標はエレンだが
まずはアルミンを何とかしなければてジャンと2人で
「アルミン!!ベルトルトとミカサのどっちかの部下なんだろ!?お前は俺たちを騙していた」
居場所がバレて吹っ切れたのか‥ジャンは大声でアルミンに質問をした。
「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!」
アルミンは高々と笑う
「何を言ってるのかなー。僕はミカサ 様とベルトルト様両方の忠実なペットなんだよ!!!!」
「!?」
あのサイコキノコヘッドは何を言っているんだ?
-
- 73 : 2020/07/09(木) 10:25:45 :
- http://www.ssnote.net/archives/86690
荒らしが来そうだからコメント制限した
何かこの作品について質問があるならば
質問箱でしてくれ
質問内容によっては答えられないものもあるが
-
- 74 : 2020/07/10(金) 00:10:08 :
- 「どういうことだアルミン!?」
「分からないのかジャン!!僕はどちらの味方でもあり!!どちらかに肩入れするつもりはない!!!」
アイツはマジで何を言っているんだ?
「僕はね‥ベルトルト様とミカサ 様に‥同じ日に犯されたんだ。分かるかい?」
「僕は犯されるまでは性的なものには殆ど興味が無かった。オナニーだって頻度も少なかったしね。僕を変えてくれたのはミカサ 様とベルトルト様だ。」
「僕は御二方から犯される事がどれだけの快楽を感じられる教えてもらった。あの快楽を味わったらもうあそこからは抜け出せない」
「分からないのか?どちらかにバレればお前はタダじゃ済まないんだ。お前のやってる事は矛盾している」
「分かってないのはそちらの方だよ金田直也くん。僕はあの御二方のどちらに殺されても良い。きっと最高の快楽を味わせてくださる。何も怖がる事はない」
「この世に僕が生まれて来た意味は圧倒的な強者からの虐げ‥それによる快楽を感じることだ」
「演技だったのかアルミン‥俺たちは仲間じゃ無かったのか?」
「そうだよ?君たちの仲間を殺したのも僕が仕組んだ。ライナーはさっき殺しておいたし、ジャンに金田直也。君たち2人で最後だ」
「‥」
「僕が直々に手を下すのは初めてなんだ。でも‥一緒に戦って来たジャンなら僕の強さは分かっているよね?」
「‥」
「ジャン‥アルミンは強いのか?」
「あぁ‥射撃センスは一流だ。確か世界大会で実績もあったはず‥そしてナイフの扱いにも長けている。接近戦も遠距離戦も全く隙が無くて目立った弱点がない。アルミンを2人がかりでも倒すのは至難の業だ」
そうか‥この世界のアルミンは運動音痴で弱い奴では無く、戦闘の天才なのか。
「じゃあ殺戮ショーを始めようか!!!!他に最高の快楽を与えてくれるかい!?最低でも射精くらいは‥」
「‥!?」
「な、何が起きた!?」
アルミンはサイコパス発言を言い終わる前に血を流して倒れた。さっきの銃声は‥
「悪いなアルミン。背後から撃って‥」
「ライナー!?お前!!!生きていたのかよ!?」
「まぁな‥安心しろ。2発ほど撃たれたが、止血はしてある。」
頭部と胴体に服を包帯代わりにした応急処置が施されている。
どうやらさっきまでのアルミンとの会話は良い時間稼ぎになったようだな
「や、やってくれたね‥ライナー‥」
「何だお前?まだ生きていたのか?」
「あまり‥僕を‥!!!!」
「おっとすまない。足が滑ってお前の傷口を踏んでしまった」
「ぐわあつ!!この!!糞ゴリラ!!」
アルミンはあまりの激痛に悶え苦しむ
「ライナー‥早くトドメを刺せよ」
「まぁ待てジャン。コイツにはまだ聞きたいことがあるんだ」
ライナー‥わざと急所を外しやがったな。アルミンを殺さず、反撃できない程度に痛めつけている
慣れてやがるな‥
「ジャン‥」
「!」
「聞きたいこと?‥僕は何も答えるつもりは無いぞ?」
「何故だ?」
「僕は自分より弱い奴には屈しない。僕を食べて良いのは圧倒的強者だけだ」
「そうか。ならばどちらが生物として優れているのか思い知らせてやるか」
そう言ってライナーはアルミンの片目を潰して、右腕を折った
「ー!!!!!!!?????」
アルミンはあまりの激痛なのか‥声すら出せず苦しんでいるようだった
「‥」
ジャンも暴走するライナーを止めようとはしなかった。それは恐らく動転しているということもあるだろうが、アルミンに仲間を殺されたという事実がライナーの行動を許容しているのだろう
俺は‥ライナーの真意を探るために敢えて邪魔をしないようにした。
アルミンからも何かこのまま聞き出せるかもしれないからな。
この場には誰一人拷問を止める人間はいない。
きっと俺たちは狂っている
もし本当に天国とか地獄と言うものが存在するならば、天国には行けないだろう
「オラ‥もっとおかわりが欲しいか?アルミン?」
「ぼ、僕は‥拷問に‥屈しない」
「その割には涙目で身体を震わせているじゃないか?いいんだぜ?強がらなくても。強く無いのは分かっているんだ。本当のお前を見せてみろ」
そう言ってアルミンの顎を砕き、ライナーはアルミンの両足を折り曲げた
「‥あぁ‥」
アルミンは力無く声を漏らす
「もう叫ぶ気力さえないか。ならば聞こう。何故お前はミカサ 様を裏切るような真似をした?」
「!?」
やはりそう来たかライナー‥俺は原作で仲間だったベルトルトの教団員だと思っていたが
ライナーがミカサ教団の人間だとはな‥
-
- 75 : 2020/07/12(日) 01:21:13 :
- http://www.ssnote.net/archives/86690
125 : 筋力@Hammer Curl : 2020/07/12(日) 01:11:08 このユーザーのレスのみ表示するこの書き込みをブックマークする
エドの件で逮捕後されたかされてないかって下らない話でへずまりゅう大好き名無し君に絡まれてダルい
俺はずっと前のスレで雑談のつもりでエドの件で逮捕されたのは本当だろって言ったのに、俺の作品や質問箱にまで絡んでくるとかどんだけ必死なんだよ笑笑
しかもへずまりゅう大好き名無し君は憶測しか語ってないし、言ってる事殆ど間違ってるからな
誰かさんと同じで自分の考えが一番正しいと思い込んでるんだろうなー笑笑
絡むなら明確な意見と証拠を持って来いって話笑笑
事実を憶測だけで捻じ曲げる奴が一番厄介だからなー
いやー質問箱でまともな質問や意見してくれている人には申し訳ないね(^ω^)
へずまりゅう大好き名無し君みたいに憶測でしか語れない奴や、キャラ押し付けマン、荒らし
コイツらが活発になってきたからコメント制限したんだよ
だって俺の作品にまで関係ない事言ってくるから仕方ないよね^_^
くだらないコメントで執筆出来ないし^_^
ただ無視するとデマを流されるから
それはお前の憶測だろってしっかり否定してあげないとね^_^
作品の執筆速度は怪我してるし、オンラインや課題や私用で忙しいから
遅れると思うけど必ず完結させるので
気長に待ってください^_^
最後に^_^
マジうざ( ^ω^ )
-
- 76 : 2020/07/16(木) 00:10:28 :
- 「!?」
銃声!?これは!!!俺とジャンの拳銃は撃たれて、弾かれてしまった。
「ライナー今までご苦労だった」
「ベルトルト‥貴様‥!!!」
ライナーは撃たれて致命傷‥あれは助からないな。それにアルミンは脳天を撃ち抜かれて絶命している。
銃をライナーとアルミンに発砲したのはベルトルトとミカサだった。
「さようならライナー。おやすみ」
ミカサはそういうとライナーを銃で撃ち殺した。
まずい!!!このままじゃ俺とジャンも殺されてしまう。
「やぁキャンディちゃん。また会ったね。今度は逃がさないよ」
ベルトルトは不敵な笑いを浮かべてミカサと共にゆっくりと俺たち二人に近づいてきた。
俺とジャンが2人がかりでも恐らくベルトルトには勝てない。それほどの力の差がある。
それに加えて隣にはベルトルトと同じくらいの強さのミカサがいる。しかも2人は銃を持っている。
これはどう足掻いても勝てない。だが2人はすぐには俺たちを殺さないようだ‥
「お前ら‥敵同士のくせに2人で何をやっているんだ?何故仲間を撃ち殺した?」
ジャンはベルトルトとミカサに尋ねる。
「仲間?僕の仲間は‥ここにいるミカサだけだよ」
「ええ‥私達2人以外は全て使い捨ての駒に過ぎない。」
「どういう事だ?お前らの教団は対立していた筈だ。しかもこの国を揺るがすほどの戦闘を各地でしていて‥民間人や警察‥あらゆる人間を巻き込んで‥」
ジャンは何やら話し始めた‥だがそれは遮られる
「そうだよ。僕たちのショーを楽しんでくれたかい?」
ベルトルトはニッコリと笑ってから俺たちにそう呟いた。
「お前達が仕組んだのか?」
俺はそう尋ねる。
「そうだよ。お互いの教団員を総力戦に駆り出す事で大規模な戦闘が起きるように、教団員を唆したのさ。もちろんトップである僕とミカサも一芝居を演じたけどね」
「なるほど‥ライナーもアルミンも‥どうでも良かったのか。」
「どうでも良い?まぁ彼らは僕たちの性処理道具と撹乱には役に立ったよ。もうどうでも良いけどね」
「てめぇ‥」
ジャンは怒りを露わにする。
「大規模な戦闘を引き起こして‥何が狙いだ?」
「ふふ。この国は無能な警察しかいないとは言え、僕とミカサ を逮捕する算段を立てていたようだったからね。だから僕たちが捕まらないように他の奴らに注意を向けた」
「そして市役所や消防や警察や自衛隊‥善良な自警団などのあらゆる施設を破壊して、敵の数を減らしていた。私達は捕まるわけにはいかないの」
ミカサはニヤリと笑った。
「!?」
「ジャン!!!!お、おい!!!」
ジャンはミカサに頭を撃ち抜かれて絶命した。
「何を驚いているんだ?これは公平なルールのあるスポーツじゃないんだよ?主導権は僕とミカサにあり、これは僕たちによる一方的な殺戮なんだ。」
「ふざけたことを‥」
結局‥俺1人だけになってしまった。あぁ‥これは‥どうしようもないな。
「金田直也君だったかな?そんなに怒ることは無いと思うよ。こんな可愛い女の子に撃ち殺されて、その上食べて貰えるんだからさあ」
ベルトルトとミカサは涎を垂らしながらジャンの死体を見つめている。
「人間の肉を食うだと?‥お前ら正気なのか?」
この世界の人間は俺とエレン以外は特殊能力は持ってない筈。つまり現実の人間の設定がそのまま反映されている。
人間を食べて強くなるなんて‥
「人間を食べて強くなるなんて有り得ない。そう思っているだろ?」
「!」
「確かに凡人が人間の肉を食べれば病気にかかったりしてメリットはない。でも僕とミカサは違う。食べたらその分だけ強くなれる。それが人肉でも牛肉でも豚肉でも‥ね」
-
- 77 : 2020/07/16(木) 00:32:08 :
- 「私はじっくりとこの馬面を食べる。そいつは貴方にあげる」
ミカサはそう言ってジャンを片腕で持ち上げて、外に出て行った。
「分かったよミカサ。ゆっくり食べておいで」
「‥」
「ん?あ?もしかしてアルミンとライナーを食べないのかって思ってる?食べないよ。理由はアルミンとライナーはもう汚れているからね」
「俺はそんなことはどうでも良いんだよ」
「?」
「お前‥俺たちをわざと泳がせていたのか?ここに逃げさせたのは‥ここで俺たちを殺すためなのか?」
「へぇ!!何で分かったのかな?‥さては君も真っ当な人間ではないな。金田直也君」
ベルトルトは俺と距離を詰めてくる。俺は間合いを何とか離していくしかなかった。プレッシャーをかけられている。
そしてどうやっても逃げる事はできない。背を向けて走り出そうとした瞬間に、無防備なところを狙われる。そうすれば一瞬で終わってしまう。ここは戦うしかないだろう。
勝ち目は薄いが、戦うと覚悟を決めれば一矢報いることが‥
「一応言っておくけど、君はどうせここで死ぬよ。どう足掻いても死ぬ。確実にね」
「そんな事はやってみなきゃ分からないだろ?」
俺は全身に力を入れる。今までにない感覚だ。生命の危機を感じ取れる。
「分かるさ。まず君が僕に勝つ事は天地がひっくり返ってもあり得ない。奇跡的に僕に勝ったとしても外には、ミカサと僕たちが選んだ40人の優秀な部下達が武装して待ち構えている。」
「‥お前とミカサ以外は捨て駒じゃないのか?」
「もちろん捨て駒さ。でもその捨て駒の中でも特に優秀なのは側近として働いて貰っているのさ。彼らは死をも恐れぬ悪魔の兵隊なのさ」
「‥」
「そう悲観的になるなよ。僕は素手で戦ってあげるよ。君をじっくり痛ぶってから、惨殺したいからね」
「‥そうか‥奇遇だな。俺も同じことを考えていた。」
「威勢だけは良いね‥弱いくせに」
「ベルトルト‥お前達の目的は‥選ばれた優秀な人間だけの世界を創造することか?」
「ピンポーン!!!!大正解だよ!!!分かってるじゃないか!!!金田直也君!!!」
「‥まぁ‥お前のような奴が考えることはだいたいわかる」
「ハッハッハッ!!!それは心外だな!!!君のいう通りさ。人間は数が多すぎだ。死んでも誰も困らないような虫からの数が多すぎて、僕たち選ばれた人間に迷惑がかかる。奴らは生産的な事は何もせずただ自堕落に人生を浪費するだけの無価値な生き物だ。そんな奴らは粛清だ。この世に生きる資格はないのさ。」
「それはお前の感想だろ?」
「面白いね。でもこの世界では強い奴の意見が通るのは知っているだろう?」
「そう‥だな」
「その強い奴が言ってることが全て正しい。敗者は何も権限はない。負けたら終わり。弱者は敗者。」
「‥」
「勝者だけが生き残る残酷な世界だ。そして僕たちにはこの世界に生きる資格がある。君たちとは格が違うのさ」
「本当にそうか?」
「は?」
「実はゴミだと思っていた奴が、お前より凄い可能性もあるだろ?」
「君が僕より強いとでも言いたいのか?はっ‥さっきまでは面白かったのに‥急につまらなくなったね。」
「落ちこぼれでもよ‥頑張って努力すれば天才を追い越すことがあるかもしれないだろ?」
「何を言ってるんだ?努力なら誰だってしているのさ。努力をしてない奴らは論外なんだよ。でも努力をしたところで、皆んなが同じ次元に辿り着けるわけではない。それぞれに限界値があり、僕はその頂点に近い存在と言える。」
「自己評価が高いんだな。その自信‥俺が打ち砕いてやる」
「はぁ‥これだから虫からは‥君だって武術に少しでも心得があるなら分かるよね?」
「へっ‥」
「全く‥じゃあ努力では到底及ばない次元の強さを‥君には体感してもらおうか」
「!」
ベルトルトは持ち前の瞬発力とリーチを活かして、一気に距離を詰めて来た。
金田直也は少しだけ反応が遅れてしまったが、難は逃れる。
「さぁ!!!!!イクよおおおお!!!!!」
ベルトルトは奇声を発しながら力任せに打撃を繰り出す。
「くっ!!!」
金田直也は避けるのに専念をしながら、避け損なった打撃を必死に防御していた。
「ふん!!!!」
「ぐっ!!!!」
なんて威力だ!!!!同じ人間と戦っている感じが全くしないぞ。
「ふふふ‥弱い‥弱いね」
ベルトルトは笑いながら近づいてくる。
出だしから完全に押されていやがる。しかも奴は軽いジャブを打っている感覚だ。
それに対して俺はほぼ全力に近い力を出しながら、それで何とか凌いでいるという絶望的な状況だ。
-
- 78 : 2020/07/20(月) 15:00:06 :
- 「ん‥くっ!!!」
俺は身体に力を込めて、念じてみる。この世界に来るまでは特別な力を使えていたんだ。
何とかなるはずだ。それに今は追い詰められた状況だ‥これなら!!!
「何をしているのかな?」
「!!!」
ま、まだ使えないのか!?くそっ!!!
「神頼みか?それとも何かの揺動か?」
「ぐはっ!!!!」
ベルトルトは喋りながら距離を詰めて金田直也に強烈な中段蹴りを放った。
金田直也はたまらず吹っ飛ばされてダウンする。
「こ、この‥」
立ち上がろうとするが、受けたダメージが蓄積して立てなかった。
「プルプル震えてまるで小鹿のようだね。」
「‥」
「ハッハッハッ!!!!睨んだところで僕を倒せないよ?何で君たちみたいな弱者って弱いくせに自分が強いと思い込むんだろうね?」
「ぐわあっ!!!!ぐぎっ!!!」
ベルトルトはローキックを放って低い位置にいた金田直也の顔面を蹴り上げた。
「ウザいんだよねー。大して強くもないくせに、強そうに振る舞ってる奴を見るとね」
「はぁ‥はぁ‥」
「それ!!!おかわりが欲しいんだろ!!!!金田直也きゅん!!!!!」
「ごばっ!!!!」
金田直也は腹部を執拗に蹴られて、嘔吐してしまった。
「いい光景だ。これが君本来のあるべき姿なんだよ。いいか?君のように雑魚のくせに強がっている奴はたくさん見てきた。でも僕のような本当の実力者や強者はごく一握りしかいない」
「はぁ‥くっ!!!!」
「もう諦めろよ!!!!僕とお前は生まれた時から違うんだよ!!!!」
「ぐあああああああああああああああああ!!!!!!」
ベルトルトは思いっきり金田直也を掴んで遠くに投げ飛ばした。受け身を取れず、落下ダメージもまともに食らってしまった。
「ふふふ‥僕としたことがつい雑魚相手にムキになっちゃったな。いやー大人気ない。もうミカサはあの馬面を食べ終わったかな?」
「‥ぶっ‥!!」
「苦しそうだね。もう楽になりたいかなぁ?‥じゃあもう殺してあげようか?」
「‥」
「ウッソー!!!残念でした!!!!お前は僕の従順なペットになる権利を雑魚のくせに傲慢に拒否したから楽には殺さないよ?じっくり痛ぶって僕の快楽が絶頂に達するまでは逝かせてあげないよ」
「‥」
「!」
「舐めるなよ?‥」
「えー。なんでそこで立っちゃうのかな?今の流れからして、君は大人しく僕に拷問されるべきだったのに。どうして君は空気を読めないのかな?君、嫌われているよね?馬鹿なの?」
「うっ!?」
「アッハッハ!!!!なーんだ!!!勇しく立ち上がったからびっくりしちゃったけど、もう満身創痍じゃないかぁ!!!!あと1発ブン殴れば死ぬんじゃないの!!!!まぁ!!!加減してじわじわと殺してあげるけどね!!!!!」
俺が特別な力を使えないからか?それともコイツが狂気に満ちているからなのか?
物凄くコイツが強く感じる。いや、強いことは間違いないのだろうが、それにしてもこの絶望的な力の差はなんなんだ?
まぁ確かに俺は現実世界では格闘家でも無かったし、喧嘩も強くなかった。
だがこの世界はある一部の人間を除き、現実世界の人間の能力くらいに設定されているはずだ。
それともベルトルトやミカサは世界のバランスが狂い、所謂バグによってとんでもない強さを手に入れてしまったのか‥
「さあ!!!!!簡単には死ぬなよ!!!!」
「!!!!!」
まぁ、何にせよ無抵抗でやられるわけがねぇよな!!!!!
「うおおおおお!!!!!!」
「‥!」
-
- 79 : 2020/07/20(月) 15:05:52 :
- ベルトルトは金田直也の思わぬ反撃に少しだけ困惑していた。
さっきまでは満身創痍で今にも死にそうだった奴が今は息を吹き返して、むしろ前よりもずっと強くなっているという事実に‥
驚愕していた。もしかしたら‥逆転される可能性もあるのではないかと‥一瞬だけ思ったベルトルトは
「うお!!!!はっ!!!!」
「ちっ!!!」
久しく忘れていた死の恐怖を思い出した。
「‥調子に乗ってるんじゃねぇぞ!!!!」
「ぐっぎっ!!!!」
金田直也はとうとう力尽きてしまった。
「あ‥あぁ‥」
「は‥はは‥どうだ!!!当たり前なんだよ!!!この結果は当然なんだよ!!!これだけの力の差で勝敗が覆るわけがないんだよ!!!」
「あ‥」
「もう声もまともに出せないようだな!!!!僕の力を思い知ったか!?さっきの馬鹿力には正直驚いたが、潜在能力が優れていて血の滲むような努力を続けてきたこの僕に勝てるわけが無いんだよ!!!!」
「はぁ‥もういい‥死ね‥」
ベルトルトはそういうと金田直也の頭を踏みつぶした。
「うっ!!!!な、なんだこの光は!?」
その瞬間‥ベルトルトと金田直也は不思議な光に包まれてその場から姿を消した。
そしてーーーーー
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