ベルトルト「そんな事言われてもなー」




コニー「頼むぜベルトルト。お前が大きいのに何か理由があるだろ」





ベルトルト「うーん」(マーレの戦士で幼少期から栄養管理されていたとは言えないし)








ベルトルト「遺伝?」




コニー「やっぱりそうなのか?でも俺は小さいけどよ。俺の父ちゃんは結構背高いんだぜ?」





ベルトルト「なるほど。でも両親が小さくても大きい子供だっているわけだし」






コニー「じゃあ遺伝ってあんまり関係ないのか?」





ベルトルト「どうなんだろうね?そこは専門家によっても見解が分かれるところだよ」






ベルトルト「それにジャンは175から190。ミカサは170から176。エレンは170から183。アルミンは163から169。コニーも158から180まで伸びるから別に気にする必要は無いんじゃないの?」





コニー「は?いったい何の話をしてるんだ?」





ベルトルト「あぁ‥ごめん」






コニー「?」






ベルトルト「とにかく大人になってからでも伸びる人は稀にいるんだし、まだ諦める必要はないと思うよ」






コニー「でも何もしなかったらチビのまんまかもしれないだろ?」





ベルトルト「そうだね。運動と睡眠は訓練兵団で管理されているから‥問題は食事だよね」




コニー「あぁ‥ここの飯マズイし‥量も少ないからな。」





ベルトルト「なら昆虫食なんてどうだろう?」




コニー「虫か‥食べれるのと食べれないのがあるからな」



ベルトルト「じゃあ教官にこう提案するのはどう?」




コニー「ん?提案だって?」




ベルトルト「兵団の敷地内で畑を作って、その野菜を使う。」





コニー「でも簡単に畑なんて作る許可が下りると思えないが」




ベルトルト「そこで提案するのさ。訓練兵の給金を少しずつ出し合ってってね」





コニー「なるほど‥それなら‥でも他の皆んなが良いって言ってくれるか?」




ベルトルト「分からないけど、他の皆んなだってなるべく美味しい食事をしたいだろうから、利害は一致するんじゃないかな?」






ベルトルト「僕も協力するよ」




コニー「ほ、本当か!?」




ベルトルト「ライナーにも声をかけてみるし、コニーはサシャとかに声をかけてみたら?」




コニー「サシャか。確かにアイツならこの話に食いつきそうだな」




ベルトルト「うん。他にも出来るだけ多くの人に声をかけよう。」




コニー「なんかありがとうなベルトルト!!これで俺も高身長になれるぜ!!!」





ベルトルト「うん」(まぁ‥僕のためにもなるし‥これくらいは良いよね)