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アルミン「感情をコントロールしろって言うけどさ」
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- 1 : 2020/04/17(金) 00:08:28 :
- アルミン「それには限界があるよね。本当に腹が立ったらつい衝動的に行動してしまう」
ジャン「それはエレンがミカサに暴言を吐いたときのことを言っているのか?」
アルミン「その通り。あの時のエレンとは会話ができる気がしなかった。まるで僕たちと決別するために突き放すような態度だったからね」
ジャン「そりゃ‥俺たちに心配させたくなかったからだろ?」
アルミン「と言うと?」
ジャン「アイツがやったことはそりゃ褒められることじゃねぇさ。でもアイツは誰よりもエルディアの事を想って行動した」
ジャン「そして奴の真の目的は俺たちを守るため。そのためには心を鬼にするしかなかったんだ」
ジャン「お前が言っていたように感情を完璧にコントロールできる人間なんていない。お前がそうであったように、普段温厚なマルコですら怒るときかあった」
アルミン「うんそれは間違い無いね」
ジャン「あぁ。特にあの性格のエレンだぞ?しかも今は自分の故郷を守るために必死になっているんだ。そりゃなりふり構わず何でもやってくるだろうよ」
アルミン「エレンは昔からメンタルが強かった。異常なまでにね」
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- 2 : 2020/04/17(金) 00:13:43 :
- ジャン「そんなのアイツを初めて見たときから感じたぜ」
ジャン「大きな流れに逆らうのは勇気のいる事だからな。アイツは感情のコントロールは上手く無いが、あの猪突猛進の精神力こそ原動力なんだよ」
アルミン「うん」
ジャン「お前もあんまりあの時の事は気にするなよ。」
アルミン「‥分かってる。でもどうしても思うことがあるんだ」
アルミン「あのエレンと喧嘩した時だけじゃなくて‥僕がもっとエレンに寄り添ってあげれば‥」
ジャン「アルミン。お前が悩むことじゃねぇ。それに関しては俺たち全員に責任があるだろ」
ジャン「でも時間は戻ってくれねぇから、俺たちは前を向いて歩いて行かなきゃならねぇ」
アルミン「あぁ‥そうだね」
アルミン「やっぱり‥そうするしか無いよね。悩んだところでもう答えは出てるんだからさ」
ジャン「そう。行動あるのみだ」
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