ライナー「確かにアルミンやジャン、ミカサ にコニーだったら、もしマーレの戦士になっていたとしたら。壁なんて破壊するなんて選択肢は選ばなかったかもな」



ライナー「エレンもレベリオの住民やマーレ軍の幹部。その他各国の要人を殺し、戦鎚の巨人を食ってその力を奪った」




ライナー「俺もエレンもベルトルトもアニも葛藤はもちろんあったが‥俺たち4人は大量虐殺の道を選んだ」





ライナー「やりたくてやったわけじゃない。だが全員が俺たちのような極端な選択肢を選ぶわけではない」




ライナー「そして俺とベルトルトとアニはエレンのように世界中の人間を殺すなんて考えは‥流石にしなかった‥だろうと信じたい」




ライナー「俺たちはパラディ島の人間を勝手に悪魔だと決めつけて、故郷に帰るために殺戮を繰り返した。でも今は奇妙な事になっている」






ライナー「あれだけ憎しみあい‥言葉による会話なんてまるで通じなかった‥マーレとパラディ島の精鋭が今エレンを止めるために一丸となっている」






ライナー「そしてマーレもパラディ島も自分のやってきた事を信じて行動してきた。その結果相反する憎悪すべき敵と手を組む事になった」





ライナー「これは皮肉な話だと思わないか?」