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君の幸せのために… 現パロ
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- 1 : 2014/01/23(木) 22:26:16 :
- まず…すみません…エレアニではありません…
それでも見れると言う人だけでお願いします…
ハッピーエンドです
あたたかく見守ってください!
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- 2 : 2014/01/23(木) 22:28:53 :
- 私アニ・レオンハートは高校1年の女の子です
今日で付き合って1ヶ月になる彼氏がいます
名前はエレン・イェーガー
クラスでも明るく
私の事を好きでいてくれる
優しい人
なのに…ごめんね
私は…別に好きな人ができてしまった…
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- 3 : 2014/01/23(木) 22:32:56 :
- きっかけはテスト勉強の時に話した
とても優しく
わかるまで教えてくれた
何度も何度も…
そんな時にさ
あんな優しく笑顔を
見てしまったら
本当にごめんなさい
エレン…
本当に…
けど…気持ちは…もう…
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- 4 : 2014/01/23(木) 22:34:41 :
- エレン「アニ!帰ろうぜ!」
アニ「うん…」
エレン「元気ねーな?大丈夫か?」
アニ「うん」
エレン「とりあえず帰ろうぜ!」
アニ「そうだね…」
エレン…今日…たぶん
あんたに嫌われる
覚悟はしてる
本当に…ごめん…
-
- 7 : 2014/01/23(木) 22:47:31 :
- エレン「今日で1ヶ月だな」
アニ「うん」
エレン「お前といると楽しくてよ学校行きたいなんて初めて思ったぜ!」
アニ「そう…」
エレン「アニ!お前の家ついたぞ!」
アニ「ありがとう…」
エレン「あとこれ!アニ「エレン!!」
エレン「なんだ!?」
アニ「ごめん…ね?私…さ…他に好きな人が…」
エレン「え…」
アニ「本当にごめんなさい!別れてほしい!」
エレン「え、あ…そのさ…ドッキリ…とか…」
アニ「違うよ…本当にごめんなさい」
エレン「あ…誰が…好きなの…」
アニ「アルミン…」
エレン「ツ…」
アルミンは俺が幼稚園から仲のいい…幼なじみ
親友って言ってもいい友達だ
でも…嫌だ…
アルミン…でも…どうしても…嫌だ…よ
エレン「俺はアニのこと大好きだ!」
アニ「ごめんなさい」
エレン「あれ…何で…何でアルミンなの」
アニ「わからない…アルミンのそばにいると楽しいの…」
エレン「俺は…俺と…一緒だと」
アニ「本当にごめんなさい!!」
エレン「あ…アニ…」
アニ「嫌われてもいい!!別れて…ほしい」
エレン「そん…な…」
-
- 10 : 2014/01/23(木) 23:00:30 :
- アニ…頼むからさ
嘘だよ
って言ってくれよ…
頼むからさ…
エレン「俺は…まださ…アニのこと好き…」
アニ「私は!!エレンよりも…」
エレン「ツ…」
アニ「家に入るね…ごめんなさい…エレン」ガチャ
エレン「そん…な…嘘だろ…」
そのあと
ポケットに入れたプレゼントを
渡せずに…
自分の家に帰った
これは悪い夢だって
自分に言い聞かして…
エレン「ただいま…」
シーン
エレン「母さん…?手紙?」
エレン!ごめんなさい!!
今日もお仕事で帰れそうにないの…
お金は机の上においてあるから
何か買って食べてください!
エレン「親父も母さんも医者だからな…」
正直に言うと
今はそんなこと
どうでも良かった
そんなことより
夢が覚めてくれって何度も何度も何度も
心の中で叫んだ…
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- 11 : 2014/01/23(木) 23:21:37 :
- 学校
エレン「…」チラッ
サシャ「アニ良かったら今度ケーキ食べに!」
アニ「いいよ」
ユミル「クリスタも行くだろ?」
クリスタ「うん!エレンも誘う?」
アニ「やめて!お願い…」
エレン「ツ…」
クリスタ「何かあったの?」
ユミル「なんかしたのか?あいつ!」
アニ「違うよ…帰りに…言うから」
サシャ「じゃあ帰りにしましょう!」
エレン「アニ…」
あぁ…
夢じゃあない
現実だ…
これは
悪夢じゃなくて
現実…
もう…アニは…
俺より…アルミンのことが
アルミン「アニ…良かったら僕もいいかな?」
アニ「いいよ!」
アルミン「ありがとう//」
クリスタ「うん!」
ユミル「食べまくりだな!」
サシャ「私の仕事ですよ!!」
エレン(何か…嫌だな…胸が痛い…)
-
- 12 : 2014/01/24(金) 00:17:05 :
- 放課後
ユミサシャクリ「わかれたーーー!!!??」
アニ「うん…」
サシャ「何でですか!?」
アニ「他に…」
ユミル「好き奴ができたか?」
アニ「うん」
クリスタ「そうなんだ…」
ユミル「しかたねえよ…そんなの」
アニ「え?」
ユミル「まだ高校だぞ?普通そんなもんだわ」ケラケラ
クリスタ「アニは悪くないよ?」
サシャ「そうですね…」
アニ「ありがとう…皆」ポロ
ユミル「それで誰なんだよ?好きな奴」
クリスタ「私も気になる!」
アニ「言わないでよ?アルミン…」
クリスタ「言わない!アルミンか!」
ユミル「可愛い顔してるからな!」
アニ「うん」ニコ
サシャ(それでも…エレンが少し可愛そうです…あんなにアニのこと好きだったのに…)
アルミン「アニとケーキか…楽しみだな!」
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- 14 : 2014/01/24(金) 00:31:02 :
- エレン「寒いな…」
エレン「もう冬だもんな…マフラーとか…」
エレン「そう言えば…」
アニ「マフラー?私が作るよ?」
エレン「マジか!楽しみだわ!!」
エレン「そんな…話してたな…」ポロ
エレン「あーあ…アルミンか…何でだろうな…俺のほーが運動とかできるのにさ…何でだろうな…何で…」ポロポロ
ジャン「エレン?どーした!!?」
エレン「ジャン…」ポロ
ジャン「おいおい…お前が泣くとか…話聞くぞ?」
エレン「俺…俺は…」ポロ
ジャン「落ち着けよ」
エレン「あ…アニに!アニにフラれた…」ポロ
ジャン「そーゆことか…」
エレン「昨日は…1ヶ月の記念日だったのに」ポロ
ジャン「とりあえず…場所変えようぜ?な?」
エレン「あ…あぁ」ポロポロ
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- 16 : 2014/01/24(金) 00:46:42 :
- 公園
エレン「俺さ…アニに嫌われたのかな…?」
ジャン「なんもしてねーんだろ?」
エレン「あぁ」
ジャン「単に…アルミンが好きになったんだろうな」
エレン「…」
ジャン「俺の話するぞ?」
エレン「?」
ジャン「中学の時にな…好きな女の子がいてよ」
エレン「…」
ジャン「ミカサって言ってな…黒髪のめちゃくちゃ美人な女の子だ」
ジャン「好きでさ…告白してよ…見事にフラれたわ!」
エレン「…」
ジャン「それでも…好きでさ…諦めれなくて…その後もさ…アピールしてたんだ…」
ジャン「そしたらさ…迷惑って言われてな…」
エレン「ジャン…」
ジャン「普通さそんなこと言われたら…嫌うだろ?それでも好きでさ…」
エレン「…」
ジャン「結局さ…その子…俺から逃げるように避けてよ…話すことすら…なくなっちまってよ」
エレン「…」
ジャン「お前にさ…諦めるなとは言わねえ…けど…アニのことが好きなら…アニの幸せを考えるのも…男だと思うぞ…」
エレン「ありがとうな…少し…頭冷やすよ…」
ジャン「あぁ」
ありがとな…ジャン
俺が…
そうならないように
言ってくれたんだよな…
お前はさ…
優しい奴だな…
俺は…アルミンのことをさ
今…いい奴って言えない…
俺…俺…
アニの幸せを今は…
願えねえ…
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- 17 : 2014/01/24(金) 10:01:40 :
- ケーキ屋に行くとき
アルミン「やあ!アニ!」
アニ「ごめん!まった?」
アルミン「ぜんぜん!皆は?」
アニ「用事ができたみたい…中止にするかい?」
アルミン「え!?いこうよ!」
アニ「アルミンがいいなら行くよ」
アルミン「良かった!」
アニ「ふふ」
アルミン「なに?」
アニ「あんた可愛いよ」
アルミン「そうかな?」
アニ「うん」
アルミン「まあいいや!行こうよ!」
アニ「そうだね♪」
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- 18 : 2014/01/24(金) 10:05:55 :
- ケーキ屋
アルミン「いろいろあるね!」
アニ「そうだね!」
アルミン「アニも甘いの好きなんだね」
アニ「女の子だからね…似合わないけど…」
アルミン「そんなことないよ!」
アニ「え?」
アルミン「可愛いよ!アニは!」
アニ「あ…ありがとう///」
アルミン「う、うん!!」
アニ「照れるね」
アルミン「本当にそう思ってるよ!」
アニ「わかったから!照れるからやめて!!」
アルミン「わかったよ!(可愛いな)」
アニ「ふう…(期待してもいい…かな…)」
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- 19 : 2014/01/24(金) 10:15:21 :
- 帰り道
アルミン「アニ…聞いてもいいかな?」
アニ「なに?」
アルミン「エレンと付き合ってるの?」
アニ「別れたんだ…」
アルミン「そうなの!?」
アニ「うん…酷いことしたよ…」
アルミン「アニ!良かったらさ!今度また二人で遊びにいかない!?」
アニ「え?いいよ!」
アルミン「ありがとう!」
アニ「うん!楽しみだよ!」
アルミン「楽しみにしててよ!」
アニ「わかったよ!ニコ」
アルミン「うん!///」
僕はアニが
好きだ
エレンと付き合う前から好きだった
エレン…ごめん
エレンがアニと別れたことがわかった時に
僕は…やったって
思った…
最低だよね…
親友の君のこと…そんなふうに
思ってしまうなんて
でも
この気持ちだけは
ゆずれないよ…
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- 22 : 2014/01/24(金) 13:59:46 :
- エレン「…散歩するか…」
外はすっかり冬景色
歩いて目に入るのは
恋人同士で歩く人
家族連れで楽しんでる人
友達同士で遊んでる人
エレン「何か…つまんねえな…」
ふと耳にした声が聞こえた
自分が一番好きな人と
自分が一番親友と思っている人の
笑い声が聞こえてきた…
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- 25 : 2014/01/24(金) 18:53:08 :
- ふっと二人と目が
あってしまう
申し訳なさそうに
うつ向く女の子に
何かを言いたそうな顔をしてる男の子
そんな二人に…
エレン「よぉ…」
アニ「…」
アルミン「エレン…」
頼むから…
何も言わないでくれ
自分から話しかけておいて
勝手な話しだけど
俺はまだ…アニが好きで
アルミン…お前のことが
嫌いになりそうなんだ
これ以上俺を最低な奴にしないでくれ
頼むから…
しかし…エレンの耳に入った言葉は
エレンの心を砕くのには
強すぎた
-
- 27 : 2014/01/24(金) 19:01:02 :
- アルミン「今アニと…デートしてたんだ」
アニ「!?」
エレン「そう…なんだ…」
アニ「アルミン?」
アルミン「アニ…お願い…僕も譲れない時がある」
アニ(どーゆこと?)
エレン「俺…帰るな…邪魔して悪かった」
そう言うしか
なかった
まだあの場所にいたら
あの二人の前で…
きっと泣いた…
それだけは…悔しいから
絶対に…絶対に…しない
そう自分に言い聞かして…
あの場を離れることしかできなかった…
内心穏やかではない
アニの気持ちを奪えるならば奪いたい
アルミンに本当の自分の気持ちを叫びたい
けど…なぜか
それができない…
理由は簡単だ
自分に勇気がないから
言ってしまえば
もう2度とアニと話せなくなるのが
怖いから…
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- 29 : 2014/01/24(金) 19:12:39 :
- アニ「アルミン?デートって?」
アルミン「ごめんね…僕もさ…自分の気持ちに素直になりたいんだ…」
アニ「どーゆこと?」
アルミン「僕は君が好きなんだ」
アニ「え?」
アルミン「エレンとアニが付き合う前からずっと!」
アニ「アルミン!」
アルミン「返事をききたい!」
アニ「私がエレンと別れた理由はアルミンが…」
アルミン「僕が?」
アニ「好きなの!アルミンの優しいところが!」
アルミン「なら!僕と付き合ってください!」
アニ「はい」ポロ
エレン…ごめん…
僕はアニのこと
大好きなんだ
アニの優しい所も笑顔も
全部が大好き…
エレン…君と初めて…
僕は戦ったね…もしかしたら
まだ終わりじゃないかもしれない…
それでも僕は
今回だけは
君に牙をむけるよ
真っ正面から戦うよ
君の気持ちと…
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- 34 : 2014/01/24(金) 19:51:31 :
- アニ…
アニはさ…俺のこと…
どう思ってるんだ…
俺が告白したときの
あの照れた顔は…
嘘だったのかな…だとしたら
俺はお前を嫌うはずなのにな
たとえそうでも
お前のこと…嫌いになんか
なれないよ…
両親が仕事でいない日は
メール付き合ってくれたよな…
本当に嬉しかった
初デートの時のお前の少し笑う顔が
好きだった…
エレン「俺…ダメだな…ぜんぜん…」
エレン「まだ付き合ってないよな…」
エレン「まだ俺にもチャンスはあるよな…」
そう思っていないと
おかしくなりそうなんだ
俺は…
おかしくなりそうなんだ…
アニ…ダメだ
未練たらたらの
しつこい…男って
思うかな…気持ち悪いよな…でも
好きなんだ…
無意識に流れる
涙は
冷たい…
アスファルトに
染み込んでいった…
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- 35 : 2014/01/24(金) 19:57:40 :
- エレン…本当に…ごめんね
最低な女だよ
告白されたときは
本当に嬉しかった…
女子から人気のある
エレンに告白されて
舞い上がってたよ…
こんな私を好きになってくれたのは
本当に嬉しい…でも
ごめんね…
アルミンの
優しい所も
ひたすらにできないことを
頑張る姿が
好きなんだ
今日…アルミンと付き合うことになった
別れてばかりなのに
って思うよね
軽い女って思うかも知れない…
けど…
違うんだ…
本気でアルミンのこと
好きなんだ
アルミンしかいないってぐらい思える
だから…
ごめんなさい…
エレン…
-
- 40 : 2014/01/24(金) 20:09:11 :
- 次の日
エレン「え…」
目の前には
二人で仲良く話す
二人の姿が…
アニ「アルミン昨日は嬉しかったよ」
アルミン「僕もだよ!」
エレン「あ…そん…な…」
エレン「まさか…付き合って…んのか…」
サシャ(エレン…)
クリスタ(ちょっと…)
ユミル(さすがに…かわいそうだな…)
エレン「あ…アニ…アルミン」
アニ「な…なに?」
アルミン「…」
エレン「付き合ってるの…?」
付き合ってない
頼むから…頼むから
そう言ってくれ
お願いだ
頼むから…
俺は…俺は…本当に…
アニのことを
アルミン「付き合ってるよ」
頭が真っ白になった
自分の使っている
言葉が…わからなくなりそうな
気分だった…
そんな二人に…
本当の気持ちを言えずに…
出た
言葉が…
エレン「良かった…ね…お似合いだよ!!」
偽りの…
言葉を言ってしまったのは
ただの
自分自身のための
強がり…
弱い…自分を見せたくない…ただ
それだけの…理由
きっと…これからも
こんな辛い…生活を見て
過ごしていく…
そんな…ことしか
思えない…この世界は
残酷なんだな…
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- 44 : 2014/01/24(金) 21:48:42 :
- エレン「あーあ…」
エレン「昼飯たべよ!えーと…あ…」
アニ一緒に食べよ
って言いそうになった…
ついこないだまでは…
一緒に食べていたから
つい…言いそうになった…
アニのほうを見なければ良かった…
アニ「アルミン…良かったらこれ食べてよ」
アルミン「いいの?」
アニ「うん!ニコ」
俺は…アニの手料理をもらったことがない
一ヶ月付き合っていて1度もない
何でさ…アルミンは…
それに…俺
アニのあんな笑顔みたことないよ…
1度もみたことないよ…
もう…本当に…
ダメ…なんだな…
エレン「ジャンのところに行くか…」
逃げるように教室を出た
エレン「あれ?ジャンだ…」
ジャン「なあ!ヒッチ!」
ヒッチ「な~に?」
ジャン「お前の好きなケーキでようまいところ見つけたぞ!」
ヒッチ「まじ?じゃ今日いくよ!?」
ジャン「おう!」
エレン「…邪魔に…なるな」
ふっと一人になれる
場所を思い出した…
真冬のこの時期なら誰もいない…場所を…
-
- 45 : 2014/01/24(金) 22:02:16 :
- エレン「寒いな…」
この時期なら誰も使わない場所
屋上
ここは…思いでの場所
なのかもな
俺が…告白した
場所…まだここに来てしまう…
自分が嫌いになる
未練たらたらの男って
言われても…何も言えない…本気で
そう思った
エレン「コンビニのパンはそんなに…うまくないよな…」
エレン「寒いな…本当に…」
あまりおいしくない
パン…
1つ115円の値段
親があまり帰ってこれない
俺にとったら
お手頃の値段…
でも…食べても
お腹はふくれない…
涙は出なくなった…悲しいのにな…
また…おもいっきり泣けば…
すっきりするのかもしれない…
でも…
涙は枯れたみたいだ…
そんなとき…ふいに
声をかけられた…
-
- 49 : 2014/01/24(金) 23:30:25 :
- サシャ「エレン…大丈夫ですか?」
エレン「おう…大丈夫だ」
サシャ「あまり無理しないほうがいいですよ」
エレン「そうだな…」
サシャ「あと…これ良かったら食べてけださい」
エレン「いいのか?」
サシャ「はい!サンドイッチ作りすぎました」
エレン「ありがとう…」
サシャ「それでは私は戻りますね!」
エレン「うん…」
サシャ…
お前が食べ物くれるなんてな…
しかもさ…
これ…手作りだろ…
サシャが作りすぎましたって
言ってたんだ
サシャが作ったんだよな
エレン「はは…めちゃくちゃ…おいしい…」ポロ
枯れたと思っていた涙は
また…
流れた…
サシャ…ごめんな
気を使ってくれたんだよな
お前が自分の好きなご飯くれるなんてさ
正直信じられねえよ…
でも
ありがとう…人が作ってくれた料理
久しぶりに食べたよ
おいしい…本当においしい…
-
- 54 : 2014/01/24(金) 23:41:24 :
- ユミル「サシャ?どこいってたんだ?」
サシャ「ちょっとエレンのところに!」
クリスタ「なんで?」
サシャ「元気なかったので!少しでもと」
ユミル「なにしたんだ?」
サシャ「サンドイッチをあげました!」
クリスタ「サシャが!?」
ユミル「驚いたな…これは」
サシャ「私だってそれぐらいやります!」
ユミル「あぁ…そうか」
クリスタ(でも…サシャが)
正直に言いますと
なぜサンドイッチあげたのか…
わかりませんね…
ただ悲しそうにしてるエレンは
エレンらしくない
と思っての行動ですね…
クリスタ「私も…何か力になれるかな…」
ユミル「まあ…せめて明るくなってもらうか!」
サシャ「はい!」
クリスタ「うん!」
-
- 57 : 2014/01/25(土) 00:43:11 :
- エレン「久しぶりだな…また…食べたいな」
エレン「ただいま」ガチャ
シーン
エレン「今日も1人かよ…」
カルラ「zzz」
エレン「いるのかよ…疲れるよな…」
エレン「はぁ…何か作っとくか…」
エレン「まあ…こんなもんしかできねえけど…さ」
俺ができる料理なんて
たかが知れてる…
チャーハンとか炒めてできるものが
ほとんど…
母さんはどーせ夜には仕事に行くし
弁当ぐらい作ってやらないと
罰があたるよな…
部屋に戻って…
あるものが目に止まる
1つは渡せなかった…プレゼント…
もう1つは…自分の趣味で始めた…
ボクシング用品…
膝の靭帯が切れなかったら
たぶん…まだやってた…はず…
-
- 60 : 2014/01/25(土) 01:02:44 :
- エレン「…夜だし!散歩するかな!」
夜は基本的に好きだ
落ち着くし
静かなのが好き…
誰かに会うことも少ないから
今の俺は
夜が楽しみの1つ
エレン「冬だからな…オリオン座…綺麗だな」
エレン「まあ…オリオン座しかしらねーけどさ」
前に1度だけ
約束してたな
流れ星がみたいって…
1つだけ綺麗に見える場所を俺は知ってる
それでも…そこには…
アニでも呼べなかった…
そこは…俺と…アルミン…
俺らで見つけた…場所だからな…
でもアニと付き合ってたら
俺はたぶん連れて行ってただろうな…
エレン「あーーちくしょう!!!」
夜の街に響くのは
自分の
声
誰も聞いてない
父も
母も
友達も
そして…
君も…
クリスタ「エレン…?どうしたの?」
エレン「クリスタ?」
-
- 61 : 2014/01/25(土) 01:13:06 :
- エレン「なにしてんだ?クリスタ?」
クリスタ「それはエレンもだよ?クスクス」
エレン「俺は散歩」
クリスタ「散歩なんだ♪私は家の前だからさ」
エレン「でけえな…家」
クリスタ「そんなことないよ!」
いやいや…
普通にでかいだろ…
俺の家の倍はあるだろ…
ってか…サシャもそうだけど
久しぶりに話すな…クラスの友達と
ちょっと…それが
楽しいな…
クリスタ「エレン?」
エレン「ん?」
クリスタ「大丈夫だよ?エレンはさいい人だから」
エレン「…」
クリスタ「私はエレンのこといい人って知ってるからね」
エレン「ありがとう…」
クリスタ「それじゃおやすみなさい」
エレン「おやすみ…」
いい人…
って言うのが俺にはよくわからない…
いい人ってんのは
いいことしてる奴のことかなのか?
なら…俺はいい人では
ない…気がする…
わかんねえな…
俺たち人間はよ…
って思ってしまう
まだ…アニのことが忘れられねえ…
アルミンと楽しく…デートしてるとか
考えると…まだ…辛い
-
- 62 : 2014/01/25(土) 01:20:22 :
- ユミル「エレンの野郎…元気ねえからな…」
ユミル「まあ…アルミンとアニを悪くは言えねえけどよ…少しは気を使ってやれよな…」
ユミル「ってか…サシャの奴エレンのこと…」ニヤ
サシャ「クシュン」
サシャ「風邪ですかね…クシュン」
-
- 63 : 2014/01/25(土) 01:41:26 :
- 朝
エレン「母さん行ったか…ふあー眠たい」
正直…学校には
いきたくねえ…けど
こんな状態でも…まだ
会いたいって気持ちがある
これは本当に…
未練たらたら…だな
正直…このままだと…
おかしくなる…そんな気がする
アニ「アルミン…ありがとう」
アルミン「なにが?」
アニ「一緒に学校行ってくれて…少し不安なんだ」
アルミン「エレン?」
アニ「本当に酷いこと…したからさ…」
アルミン「エレンはさ…優しいんだ…」
アニ「うん…」
エレンが優しい
この言葉を言う資格は
僕にはないよね…
エレン…本当にごめん…
エレン…もう遊ぶことは
ないかもしれない…でも
エレン…僕は今でも…親友って思ってる
-
- 66 : 2014/01/25(土) 10:32:13 :
- 学校
アルミン「アニ!良かったら今度どこかにさ!」
アニ「いいよ!」
アルミン「面白いところ探しておくね!」
エレン「…」チラッ
アニ「!」
エレン「…」
アニ「エレン…」
アルミン「アニ…大丈夫だよ」
アニ「うん」
休み時間
アルミン「エレン…話があるんだ」
エレン「なんだよ…?」
アルミン「場所かえよ」
エレン「わかった…」
アルミン…なんだよ?
話しって
俺は…アニに
なにもしてねえよ
話したいけど
お前らの
邪魔になると思って
話してないのに…
まだ…何かあるのかよ…
屋上
アルミン「エレン…お願いだ!辛い顔をしないでくれ!!」
エレン「は?」
アルミン「アニはエレンの辛い顔を見ると…元気がないんだ!だから頼むよ!!」
エレン「なんだよ…それ…」
つまりさ
アルミン…
お前はアニのために
俺に自分を偽れって言うのかよ…
すげー残酷なこと
言うな…
でも…アニの…笑顔が
好きな気持ちは…わかる…
エレン「わかった…」
わかりたくなんか…ない
そして1つわかったことがある…
これだけは言うよ
アルミン…お前のことが…
大嫌いだ…
-
- 67 : 2014/01/25(土) 10:37:34 :
- エレン「アルミン…俺はお前が大嫌いだ」
アルミン「覚悟はしてたよ…本当にごめん」
エレン「まさか…お前に…ここまで言われるとはな…」
アルミン「…」
エレン「泣き虫で…毎回俺が助けてたお前に…」
エレン「お前に…さ…なんで…だろうな…」
エレン「なんで…お前と友達に…なったんだろうな…」
アルミン「ごめん…本当に…ごめん!」
それだけいって
アルミンは教室に戻って行った
いいよ…アルミン
俺は…どんな時でも…
お前のヒーローだもんな…
アニとお前のためなら…
いいよ…もう…大嫌いなのにな
なんで…アニとデートしたことや
アルミン…お前と遊んだことしか…
思い出せないのか…
明日から…自分を…偽っていくよ…
誰にも…ばれないようにさ…
-
- 68 : 2014/01/25(土) 10:47:01 :
- 教室
アニ(エレンの様子が変…)
サシャ「クリスタ…」
クリスタ「何かエレン…」
ユミル「なんだよ…あれ…怖いな…」
エレン「先生…気分悪いんで帰ります」
キース「お前がか?わかった…許可する」
アルミン(ごめん…エレン…)
サボって行った場所は
アニと初めて…デートした場所と
アルミンと…昔よく遊んだ場所…
これが最後だ…
少しぐらい…少しぐらいさ…
ヒーローだって
泣きたいんだよ…
あげれなかった…プレゼントを
目の前で…捨てた…
中にはアニが欲しがってた
ネックレスと
真剣に書いた…手紙…
目の前で捨てると…少し…
胸が痛くなった…けど
これでいい…もう…いい…
-
- 69 : 2014/01/25(土) 11:44:10 :
- ユミル「アルミン…お前さ…エレンに何か言ったのか?」
アルミン「何も…」
サシャ「嘘ですね…」
クリスタ「アルミン…お願い」
アニ「アルミン!帰ろうよ!」
アルミン「うん!」
ユミル「あの野郎…」
サシャ「アニは知らないんですかね」
クリスタ「アニは優しい…からいつか…」
ユミル「アルミンの隠してることに気づくかもな…」
クリスタ「アルミンも…エレンと同じだね」
サシャ「はい…それでも…」
ユミル「何か…あったんだろうな…エレンは」
サシャ「明日に…聞きましょう…」
クリスタ「うん…」
エレン…ごめん…
本当に…ごめん…ごめん
いつも助けてくれたのにね…
いつも遊んでくれたよね
エレンは僕にとってさ…ヒーローなんだよ…
エレンみたいに…なりたかった…
でも…なれないね
エレン…それでも
僕は…アニのことが
大好きなんだ
これだけは…負けない
-
- 70 : 2014/01/25(土) 12:09:40 :
- 帰り道
サシャ「これ…なんでしょう?」
クリスタ「プレゼント?」
ユミル「ボロボロだな…ネックレス割れてるぞ」
サシャ「誰かが落としたんでしょうか?」
ユミル「いや…叩きつけてるな…これ」
クリスタ「綺麗なネックレスなのに…」
サシャ「手紙…ありますよ」
クリスタ「これ…」
ユミル「エレン…だな」
アニへ、
1ヶ月記念日だからさ
お前が欲しがってたネックレス買ったぞ!
あのときはすぐに買えなくてごめんな!
また遊びにいこうな!
サシャ「エレン…かわいそうです…」
クリスタ「うん…」
ユミル「あいつさ…根性あるよな」
クリスタ「私は…エレンの立場なら…」
サシャ「学校なんか行けませんよ…」
ユミル「どうすりゃいいんだよ!」
エレン…すまねえ
なんも
いい考えがでねえ
馬鹿な頭をフル回転してるけどよ
お前のためにできることが
何も浮かばねえ…
ユミル「ちくしょう…」
-
- 71 : 2014/01/25(土) 12:32:06 :
- 学校
エレン「おはよう!!」
アニ「!」
ライナー「元気だな!エレン!」
エレン「当たり前だろ?元気だわ!」
アニ「エレン…」
エレン「よお!アニおはよ!」
アニ「おはよ…」
アルミン「…」
ユミル「あいつ…」
クリスタ「元気になったね」
サシャ「あれは違います…私にはわかります」
ユミル「サシャ?」
サシャ「我慢出来ません…ユミル昨日のプレゼント貸してください!」
ユミル「あ、おう」
クリスタ「サシャ?」
サシャ「アニ!アルミン!話があります!」
アニ「?」
アルミン「わかったよ?」
エレン…ごめんなさい…
私は我慢出来ません…
エレンの覚悟をダメにしてしまうかも
しれません
けど…エレンには
本当に元気になってほしいです
なので…私が少し
アニとアルミンに
伝えますよ…怒らないで…くださいよ
-
- 73 : 2014/01/25(土) 12:49:13 :
- 屋上
アニ「サシャ?」
アルミン「どうしたの?」
サシャ「これわかりますか?」
アニ「そのネックレス!」
サシャ「そうですね…アニが欲しかった…物ですね?」
アニ「うん…」
アルミン「説明してよ…サシャ」
サシャ「これはエレンがアニにあげようとしてたものです」
アニ「あ…」
あの時…
エレンは私に何か
言おうとしてた…それが
アニ「あ…あ」ポロ
アルミン「アニ!大丈夫だよ!」
サシャ「大丈夫?なに言ってるんですか!?」
アルミン「ビック」
サシャ「アルミン…あなたがエレンに何を言ったのかなんてもういいです!聞きたくありません!」
アニ「アルミン…?」
サシャ「アニは悪くはありませんよ…ただ!エレンの気持ちを考えてあげてくださいよ!毎日毎日!エレンは!アニとアルミンのことをみてましたよ!!辛そうに!!」
アニ「エレン…」ポロ
アルミン「僕は…」
サシャ「いつまでも…ウジウジしてればいいじゃないですか!!この…あほんだら!!!!」
アニ「ごめんなさい…エレン」ポロ
アルミン「僕は!!」
サシャ「なんですか?聞きますよ?」
アルミン「アニの事が大好きだ…だから!アニに笑っていてほしいんだ!だから!」
アニ「アルミン…」ポロポロ
ユミル「だから…エレンに何ていたんだよ?」
アルミン「ユミル…クリスタ…」
クリスタ「話してよ…アルミン…」
アニ「アルミン…お願い…アルミンのこと好きだから…教えて!!」ポロ
アルミン「僕は…ただ…」
全てを話した
エレンに頼んだ
重たい現実を
皆…酷いと思うよね…
アニごめんね…本当に…
アニ「アルミン…ごめんね…」
アルミン「え?」
アニ「私が元気なかったから…」
アルミン「アニ…君の事が…大好きだから…」
サシャ「それでも酷いです…アニこれはプレゼントの中に入ってた手紙です…読んで…エレンに悪いと思うのなら…わかりますよね?二人とも!」
アニ「うん…ちゃんと謝るよ…」ポロポロ
アルミン「僕も…だよ…」
-
- 75 : 2014/01/25(土) 13:16:10 :
- エレン「よし…やっぱり…これしかない」
アニ「エレン!」
アルミン「どこ?」
キース「席につけ…」
サシャ「どうしたんでしょう?」
ユミル「さぁな」
クリスタ「エレンいないよ?」
キース「イェーガーについてだ…」
アニ「!」
キース「イェーガーは本日学校を辞めた」
サシャ「なんでですか!?」
ユミル「落ち着け!」
クリスタ「先生…理由は?」
キース「もう1度…夢を掴む…そう言っていた」
キース「ご両親には言ってなかったそうだ…先ほど…ご両親から連絡が入った…驚いていたが…息子の夢を応援すると言っていた…」
アニ「そんな…私まだ…」
アルミン「僕も…だよ…」
クリスタ「エレン…」
ユミル「黙っていきやがって…」
サシャ「あんまりです…私は…エレン…」
クリスタ「サシャ…」
サシャ「エレンのこと…」
好きだったのに
アニに付き合う前からずっと
エレンに片思いしてました
なのに…なのに
エレン
気持ちを伝えることもできないまま
お別れ何て…
いやですよ…
-
- 76 : 2014/01/25(土) 13:24:42 :
- 高校三年卒業間近
ユミル「あれから…元気ないよなサシャ」
クリスタ「うん…専門学校に受かって…進路決まっても遊ばなくなったよね」
ユミル「アニとアルミンは仲良くしてるけどな…」
クリスタ「うん…」
キース「お前ら!!」
ユミル「はい!?」
キース「レオンハートにアルレルト!ブラウスを連れてこい!お前らもだ!話がある!!」
クリスタ「わかりました!」
まさか
エレン…
そんな凄いところを
見せてくれるなんて…
誰も思ってなかったよ
職員室
キース「イェーガーからの手紙だ」
アニ「え!」
アルミン「なんて書いてあるんですか!?」
サシャ「見せてください!!」
自分の今の現状が
書かれている味気のない手紙
1つ気になったのが
あるチケット…
ボクシングの決勝戦のチケット…
まさか…エレン…
もう1度夢を掴む…
その夢って…
-
- 79 : 2014/01/25(土) 13:43:20 :
- エレン…
君は…本当に凄いね
僕は君みたいになりたい
ずっと…そう思ってた
君の試合見に行くよ…必ず…
その時に…ちゃんと…ちゃんと
アニと二人で謝る…許してくれなくて
いいから…
決勝戦
エレン「やっぱり…決勝戦はあなたですか…」
リヴァイ「久しぶりだな…エレン…」
エレン「あんたを超える…それが…夢だった」
リヴァイ「おもしれえ…ドロップアウトしたお前が…どれだけ這い上がってきたか…見せてみろ!」
エレン「負けねえよ…俺は…英雄なんで」
リヴァイ「ふっ…いくぞ?」
エレン「はい」
試合は…
接戦…
お互い殴りあい
お互い口が切れ
体には痣ができ
フラフラだ
いつ…どちらかが倒れても…
おかしくない…試合は
ドラマや映画…漫画のような世界
見ている観客の心を
掴んでいる
サシャ「エレン!!かってください!!!」
試合の中聞こえた声
誰の声かすぐにわかった
ご飯を食べてる時の姿が可愛い
あいつだって…
安心しろよ
俺は…もう逃げねえからよ
-
- 80 : 2014/01/25(土) 13:50:25 :
- リヴァイ「ちっ…」
エレン「はぁ…はぁ…」
リヴァイ「やるじゃねえかよ…」
エレン「負けねえ…俺は負けられねえ!」
リヴァイ「次やるときまでに…体力つけとけ…そしたら…もっと…楽しいぜ…」
そう言われた後の記憶が
なかった…
そう
俺は…負けた…
やっぱり…強いな…あの人の
強さに憧れた…チンピラから
彼女を守ってる…あなたの
勇姿に憧れて
ボクシングを始めた…
膝の靭帯が切れて…やれなくなった時に
優しくしてくれたアニに
恋をした
でもな…アニ
俺はもういいんだ
心からお前とアルミンを祝福する
もう1度…闘うためにした
リハビリは…辛かった…けど
次は絶対に勝つよ…
BGM doa 英雄
-
- 81 : 2014/01/25(土) 13:57:17 :
- エレン「ちっ…つえーな…」
アニ「エレン…」
アルミン「…」
エレン「よう!来てくれたのか!」
アニ「エレン…ごめんなさい!」
アルミン「本当に…本当にごめんなさい!!」
エレン「もう…いいぜ?」
エレン「アニ…」
アニ「なに!?」
エレン「アルミンならお前を守れるからよ…支えてやれよ」
アニ「うん…わかった」ポロ
エレン「アルミン…俺はさ」
アルミン「…」
エレン「お前のこと…親友だと…思ってるからな」
アルミン「僕は…そんな資格…ないよ…」
エレン「かもな…でも…またさ…遊ぼうな」
アルミン「わかった…ありがとう…」
エレン…凄いよ
君は本当に…カッコいいよ
ありがとう…
救われたよ…
僕もアニも…本当に…救われたよ
クリスタ「サシャ!」
ユミル「言ってこいよ」
サシャ「は…はい!!」
-
- 82 : 2014/01/25(土) 14:21:17 :
- サシャ「エレン…あの…」
エレン「サシャ!話があるんだ!ちゃんと時間くれよ」
サシャ「は、はい!」
そこは
ムードのない
試合が終わったあとの
会場の
リングの上
エレン「こんな所でさ言うからさ…馬鹿と思うかもしれねえな」
サシャ「かっこよかったです!」
エレン「ありがとうな!」
エレン「サシャ…俺はお前のことが好きだ」
エレン…泣きますよ
私は泣きますよ
泣かせようとしてますか?
エレン…エレンがいなくなった後も
エレンにずっと…片思いしてましたよ
私は…頑張りましたよ
サシャ「私も好きです!!」
エレン「付き合ってください」
サシャ「はい!!」
冷たい冬を越えて
あたたかい春が来るのと同じ
俺達にも
出会いがあれば
別れがあるように
新しい
出会いもあるんだ
サシャ…
俺はお前のことを
愛してる
エレン「サシャ…絶対に離さねえからな!」
サシャ「離れませんから!!!」
俺は…幸せだよ
君の幸せのために犠牲にした人生に
もう1度と
愛を教えてくれた
サシャ…
お前を守るために
俺は…
生きてるんだ
ずっと…永遠に一緒だ
END
-
- 83 : 2014/01/25(土) 14:24:15 :
- 終わった…どちらかと言うと
エレサシャ?
アルアニではない気がしてきた…
-
- 84 : 2014/01/25(土) 15:53:38 :
- お疲れ様でした!
エレンが途中で学校を辞めた時にはどうなることかと思いましたが、><
最後に報われて良かったです、!
-
- 85 : 2014/01/25(土) 15:55:29 :
- ゆきさん!毎回コメントありがとうございます!
めちゃくちゃ嬉しいです!
次はリクエストもらった
コニサシャいきます!
またクールアニも!
-
- 86 : 2014/01/26(日) 09:25:55 :
- やばい涙で布団がw
-
- 87 : 2014/01/26(日) 10:36:35 :
- ありがとうございます!
-
- 88 : 2014/01/26(日) 13:18:03 :
- うぅ…泣きそう……
もう、泣いてましたぁ……(´;ω;`)w
-
- 89 : 2014/01/26(日) 13:27:56 :
- コメントありがとうございます!そう言ってもらえると嬉しいです!
-
- 90 : 2014/02/24(月) 21:08:14 :
- この物語の最後にはエレアニになる展開の物語もほしいです!←わがまますいません笑
でもめちゃ感動しました!
-
- 91 : 2014/03/04(火) 23:34:37 :
- 返上遅れてすみません!!!
そうですね…他の人にも言われたので
やる可能性もありますね…
コメントありがとうございます!!
-
- 92 : 2014/03/05(水) 00:00:52 :
- すっごく感動しました!
最後に、エレンが報われてよかったなぁと思います。
これからも、頑張って下さい!
-
- 93 : 2014/03/05(水) 00:03:31 :
- 葉月さん!
読んでくれたんですか!!
本当にありがとうございます!!
頑張りますね!
-
- 94 : 2014/03/05(水) 00:10:53 :
- <<93
EreAniさんのss大好きなので、そりゃ読みますよ!w
これからも、期待してます(`・ω・´)キリッ
-
- 95 : 2014/03/05(水) 00:14:23 :
- 葉月さん
そんな嬉しいこと言ってもらえるとは!(泣)
ありがとうございます!
これからも期待に応えるように頑張ります!
-
- 96 : 2014/03/22(土) 23:13:27 :
- こういうのをまた書いてください(泣)
-
- 97 : 2014/03/22(土) 23:45:36 :
- 獣の巨人さん
わかりました!!また時間とネタが浮かんだ時に書きますね!!コメントありがとうございます!
-
- 98 : 2014/03/24(月) 19:34:02 :
- なんてことしてくれてんだ!
くそ涙が止まんねえじゃねえか!
-
- 99 : 2014/06/03(火) 17:41:06 :
- 涙で画面が見えない
-
- 100 : 2014/06/03(火) 23:04:46 :
- 死に急がな過ぎ野郎さん
感動してもらえたなら本当に嬉しいです!!
コメントの返しが遅れてしまって申し訳ありません!!コメント嬉しいです!!
37108さん
そう言って貰えると書いて良かったって思えます!!本当にありがとうございます!!
今後ともよろしくお願いします!!
-
- 101 : 2014/06/09(月) 16:15:01 :
- あれ…マジで涙止まんないわー( ; д ; )
-
- 102 : 2014/08/20(水) 12:18:10 :
- この感動作はいつ映画化ですか?
-
- 103 : 2014/08/27(水) 02:40:55 :
- 初めて、アルミんを、殺そうとおもった…
でも、涙がとまらない(´;ω;`)
-
- 104 : 2014/08/27(水) 10:25:22 :
- The☆駆逐系女子さん
ありがとうございます♪嬉しいです!
死に急ぎ野郎さん
映画化なんて滅相もございませんよw
でも凄く嬉しいです!ありがとうございます♪
エレアニ(*^^*)さん
この話はアルミンとエレンが喧嘩をしてしまう設定ですので……でもアルミンを嫌いにならないでくださいね!!コメントありがとうございます!!
-
- 105 : 2014/09/03(水) 21:23:07 :
- ちょっと!EreAniさん!
泣かせすぎですよ…
何回読み返したと思ってるんですか…
-
- 106 : 2014/09/03(水) 22:06:22 :
- 名は考え中ですwさん
そう言って貰えると書いた自分にしてみると嬉しいです!暖かいコメントありがとうございます!!
-
- 108 : 2015/02/01(日) 16:30:34 :
- アルミンめ~消してやる‼
アルミン「レオン~」テオフル
俺「なんだよ」ギロ
アルミン「遊ぼう‼」
俺「やだ、死ね‼」
アルミン「」チーン
期待だよ
-
- 109 : 2015/02/12(木) 00:14:48 :
- あれ?目から塩水が(:ω:)
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