ssnote

x

新規登録する

作品にスターを付けるにはユーザー登録が必要です! 今ならすぐに登録可能!

このSSは性描写やグロテスクな表現を含みます。

この作品はオリジナルキャラクターを含みます。

この作品は執筆を終了しています。

???「これは復讐なんだ」

    • Good
    • 1

loupe をクリックすると、その人の書き込みとそれに関連した書き込みだけが表示されます。

▼一番下へ

表示を元に戻す

  1. 1 : : 2020/04/05(日) 15:40:07
    ※閲覧注意※













































































































  2. 2 : : 2020/04/05(日) 15:45:44
    ー訓練兵団 解散式ー




    教官「以上が成績上位10名だ!!!なお承知のことだと思うが!!」




    教官「憲兵団に新兵として入団できるのは成績上位者のみだ!!!」










    トーマス(やっぱり‥俺はダメだったか‥あんなに訓練したのにな‥)








    トーマス(俺の努力じゃまだ足りなかったのか?‥それともどんなに努力しても‥)チラッ







    ミカサ「‥」






    トーマス(生まれながらの天才には勝てないのか?)








    トーマス(‥くっそ‥こうなったら駐屯兵団で実績を積み上げて、途中から憲兵団になってやる!!!)


















  3. 3 : : 2020/04/05(日) 15:53:47
    ートロスト区 防衛戦ー





    エレン「なぁアルミン。これはいい機会だと思わないか?」





    アルミン「!」




    エレン「この初陣で活躍しとけば、俺たちは新兵にしてスピード出世間違い無しだ」ニヤリ






    アルミン「あぁ‥間違いない」






    トーマス(おい‥お前らは何でそんな強気な事が言えるんだ?)





    トーマス(これから人類をここまで追い詰めた‥巨人と殺し合うんだぞ?)





    トーマス(その根拠のない自信はいったいどこから来るんだ?俺たちが五体満足で生きてられる保証すら無いのに‥)






    トーマス(スピード出世だと?‥エレン‥脳内が快適なのはジャンじゃなくて、お前のようだぜ)









    ミーナ「言っとくけど、今期の調査兵団志願者はいっぱいいるんだからね」キリッ







    トーマス「!」(ミーナお前までそんな事を言うのか?‥いや‥俺は知っている)







    トーマス(ミーナはエレンやアルミンのように強くはない‥今の発言は虚勢でしかない)








    トーマス「そうだぜエレン。誰が1番巨人を狩れるか勝負だ」







    エレン「言ったなトーマス。数をちょろまかすなよ?」ニッ







    トーマス(言っちまった‥本心では逃げたいとしか思ってないのに‥)






    トーマス(俺はお前ら狂人と違って弱いんだよ‥巨人と戦うために訓練兵になったわけじゃないんだ)










    ミーナ「‥」プルプル








    トーマス(ただ今時になって生産者になる奴は腰抜けって世論に逆らいたかっただけなんだ‥)










    エレン「お前ら行くぞ!!!!」バッ!!!!!









    全員「おう!!!!」






  4. 4 : : 2020/04/05(日) 16:09:01
    エレン「なっ!?‥あれは!」バシュッ!!!!←立体機動装置の音






    ナック「‥ちっ‥」バシュッ!!!!




    エレン「俺たち中衛まで前衛に駆り出されている!?」バシュッ!!!






    ミーナ「巨人がもうあんなに‥」バシュッ!!!!




    ナック「何やってんだ‥普段威張り散らしている前衛の先輩方は‥」バシュッ!!!!






    トーマス「まだ殆ど時間が経ってないのに‥前衛部が総崩れじゃないか‥」バシュッ!!!!!








    トーマス(こりゃ‥ローゼが巨人に支配されるのも時間の問題だな‥)バシュッ!!!!








    エレン(決して楽観視していたわけじゃないが‥これはあまりにも酷い状況だな‥)バシュッ!!!!!








    トーマス(こんな過酷な状況下で新兵の俺たちが生き残れるわけない‥適当にやって‥)バシュッ!!!!








    ミリウス「奇行種だ!!!!」バシュッ!!!!!








    エレン「避けろ!!!!トーマス!!!!!」バシュッ!!!!









    トーマス「!?」ガッ!!!!!!







    奇行種「」ガジガジ!!!!








    エレン「!」








    トーマス(嘘だろ‥おいおい‥)パクん!!!!









    奇行種「」ゴクリ!!!!!










    全員「‥」








    奇行種「」ドシン!!!ドシン!!!







    エレン「トーマス‥てめぇ!!!!何をしやがる!!!!!」バシュッ!!!!!









    エレン「待ちやがれ!!!!」バシュッ!!!!!!








    ミリウス「よせ!!!単騎行動は!!!」バシュッ!!!!!










    アルミン「下にもいる!!!エレン!!!!気をつけて‥」





    エレン「!?」ブシャァ!!!!!












    ミーナ「え、エレンの足が‥」








    エレン「」ガクンッ!!!






    アルミン「え?‥」








    ナック「止まってる場合じゃないぞ!!!!こっちに来る!!!!!」






    ミリウス「かかれ!!!!」バシュッ!!!!!!








    ミーナ(大丈夫‥皆んなでやればきっと‥なんとか‥)グイン!!!!!







    巨人「」ニヤリ!!








    ミーナ「!?」バキッ!!!!!









    ミーナ(そんな‥ワイヤーを掴まれるなんて‥)ガクンッ!!!!!









    ミリウス・ナック「」ブシャァ!!!!!!←頭食われる









    アルミン(なんで‥僕は仲間が食われている光景を‥眺めているんだ?)









    巨人「」ニヤリ







    アルミン(どうして‥僕の身体は動かないんだ‥)ガシッ!!!!!










    アルミン「あああああっ!!!!」ズルッ!!!!!









    エレン「ぐっ!!!あっ!!!」ガシッ!!!!!










    アルミン「え、エレン!?」






    エレン「こんなところで死ねるかよ‥なぁ‥アルミン‥お前が‥お前が教えてくれたから‥」








    エレン「俺は‥外の世界に‥」バクン!!!!!!!!











    巨人「」ゴクリ!!!!!!









    アルミン「うわあああああ!!!!あああああああ!!!!!」










  5. 5 : : 2020/04/05(日) 16:16:41
    ートロスト区防衛戦終結ー





    ジャン「お前‥マルコか?」





    衛生兵「訓練兵。彼の名前が分かるのか?」






    ジャン「‥コイツに限ってありえねぇ‥誰か‥コイツの最期を見た奴は‥」






    衛生兵「彼の名前は?知っていたら答えなさい。」





    ジャン「」ギロッ






    衛生兵「分かるか訓練兵?岩で穴を塞いでからもう2日が経っている」







    衛生兵「それなのにまだ死体の回収が済んでない。このままでは伝染病が蔓延する恐れがある。二次災害は何としても阻止しなくてはいけないのだ」






    衛生兵「仲間の死を嘆く暇はまだないのだ。わかったか?」






    ジャン「104期‥南方訓練兵団所属‥19班‥班長‥マルコ・ボット」








    衛生兵「マルコ‥か。名前が分かってよかった。作業を続けよう」







  6. 6 : : 2020/04/05(日) 16:34:34
    ー真っ白い砂漠のような空間ー





    トーマス「‥」





    トーマス「なんだここは‥そしてあのデカイ木に反映していた‥出来事はなんだ?」





    トーマス「エレンが巨人化して穴を塞ぐ?そんな馬鹿な話があるのか?」






    トーマス「それより‥俺は奇行種に食われて死んだ‥なのに俺は‥どうして生きている?」








    ???「ようこそ。私の精神世界へ」フッ!!!!







    トーマス「!?」






    トーマス「ま、マルコ!?‥それにミーナまで!?」







    マルコ「やぁ」ニッコリ






    ミーナ「トーマスも来たのね」ニッコリ







    トーマス「そ、その女は誰だ!?ここはなんだ!?どうしてお前らまで!?」







    ???「まぁ落ち着きなさい。ここは安全よ。誰にもこの空間を汚されない。ここは絶対領域」






    トーマス「は?」






    ???「あなたは一度現実世界で死んだの。そして私がここへ呼んだ」






    トーマス「やはり俺は死んだのか‥呼んだ?‥お前は神か何かなのか?」






    ???「それは私にも分からないわ。私を有機生物の起源と接触した少女と言う者もいれば‥大地の悪魔と契約をした極悪人と呼ぶ者」







    ???「色々な呼び名があるけど、私が絶対的な力を持っているのは事実よ」







    トーマス「な、何を言ってるんだお前は‥俺をどうしたいんだ?」







    ユミル「私はユミル。あなた達に力を貸してあげる」






    トーマス「力を?‥何の話だ?」






    ユミル「復讐したいんでしょ?」ニヤリ






    トーマス「!」





    マルコ・ミーナ「‥」





    トーマス「お前‥俺の考えている事が分かるのか?」






    ユミル「もちろんよ。あなた達は死ぬ直前に強い憎悪を示した。」






    トーマス「‥」






    ユミル「ねぇ?2人もそうでしょ?」ニッコリ






    ミーナ「えぇ。今の私は弱かった自分を完璧に捨て去る事ができた。この力さえ有れば‥」グッ!!!




    マルコ「うん。ユミルには感謝しているよ。僕を殺したライナー達に復讐させてくれるなんて‥」ゾクッ!!!ゾクッ!!!







    マルコ「もう彼奴らを惨殺するのを想像しただけでね‥興奮してしまう身体になってしまったんだ」ムクムクムク







    トーマス「ライナー達?‥どう言う事だ?見殺しにされたってのか?」







    マルコ「ふふ‥それは君もユミルに力を与えられたら分かると思うよ。」






    トーマス「‥何?」







    ユミル「今のあなたには何も理解できないでしょ?でも安心して私の力を受け入れれば、全てが分かる。何故なら私たちは一心同体と言っても過言ではないからね」ドスッ!!!!









    トーマス「ごはっ!?な、何をしやがる!?」ドサッ!!!!






    ユミル「私の記憶をあなたにも送り込んだあげたわ。でも‥あなたの精神が崩壊するかもしれないわ」





    トーマス「お、お前!!!だ、騙しやがったな!!!ぐおおおおおお!!!」バタバタ!!!!







    ユミル「騙してなんかないわ。あなたが私の力に順応できなければ‥所詮あなたはそれまでの男だったということ」








    ユミル「私は何も悪くないわ。むしろ生き返るチャンスを与えたのだから、感謝して欲しいわ」ニッコリ









    トーマス(な、なんだ!?これは‥頭の中に‥何か‥大量に流れ込んでくる!!!!)ズキンッ!!!!!







    マルコ「アッハッハっ!!!良い顔するね〜君なら大丈夫そうだ!!!」






    ミーナ「ふふふ‥さて‥どうなるかしらね‥」







  7. 7 : : 2020/04/05(日) 16:46:46
    トーマス「‥」ガクンッ





    ユミル・マルコ・ミーナ「‥」





    マルコ「あ、あれ?失敗だったかな?」





    ユミル「いいえ‥成功よ‥それもかなりの上物‥」






    トーマス「‥そういう事‥そりゃライナー達をぶっ殺したくなるよな?マルコ‥」






    マルコ「おっ!?って事は君もあの3人の正体が分かったんだね!?」






    トーマス「あぁ‥この世界の現実もな‥まさか人間が巨人になれるなんて‥」







    ミーナ「分かる?あなたはこれで特別な存在になれたのよ?」




    トーマス「あぁ‥今なら何でも出来そうだ」ズッ!!!!!






    ユミル「残念ながら今のあなた達は何も出来ないわ」






    トーマス「何を言ってやがるユミル。こんなに身体中に力が漲っているんだぜ?それとも俺の力を疑ってるのか?なら、試してみるか?」









    ユミル「」ゴォッ!!!!!!!!







    ミーナ・マルコ・トーマス「!?」ズッ!!!!!!







    ミーナ「す、凄いエネルギーを感じるわ‥まるでこの世の全てを飲み込むような‥」ズシッ!!!!!






    マルコ「空気どころかこの空間が歪んでいる!?ユミル‥いやユミル様!!!あなたはどれだけの力をお持ちになられていると言うのですか!?」ドピュ!!!!ビクン!!!ビクン!!!!







    トーマス「うっ‥」ビリビリッ!!!







    ユミル「どうしたの?来ないの?」ニヤリ







    トーマス「今はやめておく‥」





    ユミル「ええ。賢明な判断だわ。」







  8. 8 : : 2020/04/05(日) 16:58:27
    トーマス「なぁ‥教えてくれるか。今の俺たちには何も出来ないとはどういう事なんだ?」




    トーマス「これだけの力を持ってもまだ現実世界の奴らを皆殺しに出来ないってのか?」





    ユミル「えぇそうよ。今は巨人の力を初めて手に入れて万能感に浸っているでしょうけど‥現実世界にはまだまだ化け物がいる」





    ユミル「今のあなた達はせいぜい知性のある15m級の巨人にしかなれない。まだまだ現実世界を盤上ごとひっくり返す返すには力が足りなすぎる」






    マルコ「そうなんですか‥」





    ユミル「落胆する事はないわ。今まで二千年も同じようにここに来た者達に力を与えたけど、順応できたのは貴方達ともう1人だけ‥」






    ミーナ「二千年でたった4人だけ‥」





    ユミル「そう。しかもその4人目はあなた達と同じ同期。」






    ミーナ・マルコ・トーマス「!?」






    ユミル「何の偶然でしょうね?‥もしかしたら貴方達の時代は奇跡なのかもしれないわね」






    トーマス「‥それは‥エレン・イェーガーの事を言っているのか?」






    ユミル「それだけじゃないわ。この世界線の時間軸では歴史を変える力を持っている人がたくさんいるのよ」






    ユミル「奴隷でしか無かった私がこんなに積極的になったのも、未来のエレン・イェーガーのおかげだしね」








    トーマス「‥」







    マルコ「それで‥4人目の人はどこに?」






    ユミル「現実世界に転生させたわ。あの子はもう1人でもやっていける力をつけているからね」







    トーマス「そういえば俺は奇行種に食われてドロドロになったよな?」






    ミーナ「あ‥私も‥」





    マルコ「僕は骨しか残ってないはず‥」







    ユミル「安心しなさい。私ならいくらでもユミルの民の肉体なら再生できる。4人目の子も私が肉体を再生させてあげたの」






    トーマス「そうか‥ならいい。それで?俺たちはどうすればいい?」






    トーマス「力不足なんだろ?」





    ユミル「えぇ。だから貴方達にはこの世界で強くなってもらうのよ」





    ミーナ「?」





    ユミル「この世界は現実世界とは隔離されていて、時間の概念が曖昧なの。簡単に言うとこっちの世界の時間はゆっくり穏やかに進む」






    ユミル「現実世界の4ヶ月はこっちの世界では100年と半年分に相当するのよ」







    マルコ「ここで4ヶ月訓練するって事でいいのかな?」








    ユミル「えぇ」





    トーマス「どうして4ヶ月なんだ?」








  9. 9 : : 2020/04/05(日) 17:07:19
    ユミル「今から4ヶ月後にライナー達マーレの戦士隊と、パラディ島最高戦力の調査兵団がマリアを賭けて戦うの」




    トーマス「!」



    マルコ「あ〜なるほどね。つまり皆んなまとめてぶっ殺すチャンスって事だね」ニッコリ






    ユミル「そう言う事よ」










    トーマス「」バッ!!!!







    ユミル「ん?」






    トーマス「ユミル様‥ありがとうございます。貴方様のおかげで俺は夢を叶える事が出来そうです」ニヤリ







    マルコ・ミーナ「」バッ!!!バッ!!!!








    マルコ「僕もあなたに一生ついていきます!!!必ずや復讐を果たして見せます!!!!」







    ミーナ「私もです!!!この力を有意義に使う所存です!!!!」







    ユミル「結構よ。ただし‥私をあまり失望させないでね?」ニッコリ











    ミーナ・マルコ・トーマス「ハッ!!!!!」バッ!!!!!!









    トーマス(まさかこんな事になるとはな‥変な言い方かもしれないが死んだ甲斐があったぜ)







    トーマス(この女‥恐らく俺たちを利用するつもりなんだろう‥何故ならこのユミルって女は自分に都合の良い記憶しか見せなかったからな。)





    トーマス(そしてコイツが自分で現実世界に行かないのには何か出来ない理由があるんだ。俺たちを利用するつもりかもしれないが、そうはいかないぞ)





    トーマス(利用するのは俺だ。強くなってエレン達をぶっ殺したら‥次はお前だユミル‥4人目の奴も殺してやる。俺たち3人とは違って特別待遇だからな。許せない)ギリッ








    ユミル(馬鹿な男ね‥さっき私が言った事を忘れたのかしら)




















  10. 10 : : 2020/04/05(日) 17:30:13
    ー現実世界 北方憲兵団支部ー




    憲兵「あ〜あ!!負けちまったぜ!!!」ガン!!!!




    憲兵2「ほら金よこせ!!」ジャラジャラ!!!




    憲兵「ちっ!!もう一回勝負しろよ!!次は負けないからな!!!」





    憲兵3「お前も懲りない奴だな。そろそろストレスが溜まってきただろ?ほら、気持ちよくなったらどうだ?」パシッ!!!






    ???「これはお前が飲めよ」ガシッ!!!!!!






    憲兵3「んごごご!?ごぉ!?」ガクンッ!!!ガクンッ!!!!!








    憲兵4「何者だ!!!お前!!!どこから出てきやがった!?」






    ???「そんな事はどうでもいいだろ?それより今は勤務中のはずだが?」





    憲兵全員「‥」





    ???「新兵が忙しそうに働いてるのと、お前らがここで遊んでるのは何か関係があるのか?」





    憲兵5「うるせぇな!!俺たちはな!!!遊んでても問題ないんだよ!!!アイツらの上司だからな!!!!」






    ???「上司ならなおさら真面目に働いた方がいいんじゃないか?」





    憲兵6「黙れ!!!なんだよお前は!!!フード被って効いた風な事言いやがって!!!」バッ!!!!←フード取る








    憲兵全員「!?」






    憲兵7「なんだ‥それは‥」







    ???「じゃあな‥屑共‥」カァッ!!!!!!!!!!













    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!!!!!







  11. 11 : : 2020/04/05(日) 17:46:11
    ???「4ヶ月後の楽しい戦闘まで暇だからな‥ゴミ掃除は念入りにやっておくか」バラバラ!!!!!





    ドン!!!!!!






    ???「!」ドシュ!!!!!ブシュゥゥううう!!!!








    ケニー「おっ!?再生してやがるな。まさかお前も巨人の力を持ってやがるのか?」スタスタ








    ???「ケニー・アッカーマン‥リヴァイを育てた‥」






    ケニー「ん?何でお前がそんな事を知ってるんだ?」






    ???「」ビュン!!!!!!







    ケニー「おっと!?」ダッ!!!!






    ???「中々の動きだな‥さすがアッカーマン‥不完全とは言え‥巨人の力を有しているだけはある‥」







    ケニー(速い‥それに俺が撃った箇所が再生しやがった‥)






    ???「‥」





    ケニー(それにさっきの爆風で生き残ってやがった‥コイツは間違いなく普通じゃねぇ)スッ!!!








    ???「どうした?来ないのか?」






    ケニー「とんだ貧乏くじだぜ‥上納金を受け取りに来ただけなんだが‥」





    ケニー「今度からこういうのは下っ端に任せるか」






    ???「何をほざいてやがる?‥来ないならこっちから行くぞ?」ビョーン!!!!ズッ!!!!!







    ケニー「!?」バシュッ!!!!(腕が伸びやがった!?)バシュッ!!!!!







    ???「それが対人用の立体機動装置か‥奇妙な構造だな」ニヤリ








    ケニー「うるせぇよ!!!とっととくたばれ!!!!!化け物!!!!」ドン!!!ドン!!!!ドン!!!!







    ???「」ドシュ!!!!ドシュ!!!!ドシュ!!!!!








    ???「いい腕だ‥リヴァイ・アッカーマンを育てただけある‥」






    ケニー「この!!!」ドン!!!ドン!!!!!ドン!!!!





    ???「心地良い痛みだ‥俺の身体に力が宿っているのが‥よく分かる」カァッ!!!!!








    ケニー「!?」ブワァッ!!!!!








    ケニー(な、なんだ!?この蒸気は!?)ドゴォン!!!!!!







    ???「終わりだ‥」ズッ!!!!!







    ケニー「!?」ジタバタ!!!!!







    ???「お前の中にある巨人の力を活性化させてやった。お前の生命力次第ではさらに力を得られるはずだ」スタスタ







    ケニー「ごはっ!!!がっ!!!!」ゴロゴロ!!!!!











    ???「ふむ‥やってしまった」






    ???(調査兵団にこれから深く関係する奴らとの接触はしたく無かったのだが‥まさかケニー・アッカーマンに遭遇するとはな)







    ???(なってしまったものは仕方ないか‥ならば‥)





    ???(中途半端なのは好きじゃない‥この調子で調査兵団に関わる奴らを強化しよう)





    ???(そうすれば調査兵団の奴らは強くなった敵と対峙しなければならない。俺たちが手を下すまでもなく、全滅する可能性があるが)






    ???(上手くいけば死戦を潜り抜けた、正史より強くなった調査兵団と戦えるかもしれない)ニヤリ








    ???「そしてその強くなった調査兵団を俺が圧倒的な力で叩きのめす!!!!」





    ???「クックックッ‥面白くなってきたぞ‥では次は」








    ???「アニ・レオンハートと接触してやるか」ニヤリ






  12. 12 : : 2020/04/06(月) 01:01:08
    ー1週間後 南方憲兵団支部 ストヘス支部ー





    ヒッチ「ちょっと聞いた?」




    アニ「何を?」




    ヒッチ「最近憲兵団の支部が爆破されているって」





    アニ「あぁ‥この狭い壁の中で王政に逆らっていったい何がしたいんだろうね」






    ヒッチ「ほんとそれな。それより犯人早く捕まって欲しいわ。私達も被害者になっちゃうかもしれないし」








    アニ「まさか‥そう簡単に出会すわけ‥」








    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!








    アニ・ヒッチ「!」








    ヒッチ「え?嘘でしょ?‥支部が吹き飛んだ?‥は?」






    アニ「‥前言撤回するよ‥」







    ヒッチ「ちょ、ちょっとどうするのさ‥駐屯兵か他の支部の憲兵団に報告した方が‥」ドシュ!!!!!






    アニ「!」







    ヒッチ「」ドサッ!!!!









    ???「ご機嫌よう。アニ・レオンハート」ジュウウウ!!!!!







    アニ(蒸気を纏っている‥まさか巨人能力者!?)







    ???「やっと見つけたぞ。お前はストヘス区支部に配属されていたのか」






    アニ「‥アンタ‥何人の同期殺してんの?」






    ???「その女は俺とお前の会話の邪魔になると思った」





    アニ「それだけの理由で殺したってのかい?」







    ???「何を言ってやがる?お前こそマリアに巨人を引き連れてたくさん殺した極悪人だろ?」






    アニ「‥何の事?」





    ???「動揺が隠せてないぞ?何故俺がそんな事を知ってるかって聞きたそうだな」








    アニ(立体機動装置で逃げるか?‥いや‥コイツが巨人の力を持ってるなら‥どこまでも追いかけてくる‥仮に私が逃げ切れたとしても)





    アニ(何も知らないライナー達に被害が及ぶかもしれない‥そうなっては始祖奪還計画も水の泡になってしまう‥覚悟を決めるしかないか‥)ガリッ!!!!!









    ???「そうだ‥お前のその判断は正しい」ニヤリ







    ???「どうせ俺からは逃げられないからな!!!!!」カァッ!!!!!!










    女型「」ドォン!!!!!!!!!






    「お、おい!!!あれ巨人じゃないか!?」




    「なんで内地に巨人が現れるんだよ!!!」



    「誰か!!!兵士を呼んでこい!!!!」










    巨人「」スゥ!!!!!







    女型(15m級‥しかも戦いに特化しているタイプだ‥)スッ






    巨人「ふっ‥そんな格闘術が通用すると思っているのか?」






    女型(!?‥巨人化した状態でこんなに饒舌に話せるなんて‥)







    巨人「来いよ。お前には敗北を味わせてやる」スッ







    女型「キィアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!」ダン!!!!!








    巨人「」ビキビキ!!!!!







    女型「!?」バキンッ!!!!!







  13. 13 : : 2020/04/06(月) 01:10:44
    女型(硬質化まで使えるの!?)ブォォン!!!!!!





    巨人「おおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」ガッ!!!!!







    女型(な、なんてパワー‥まともに攻撃を喰らったらヤバい‥私の巨人はそんなに頑丈ではない‥)ブン!!!!






    巨人「こっ!?」バキンッ!!!!!






    女型(あれ‥こんなフェイントに引っかかるなんて‥案外‥)ブン!!!!ブン!!!!!






    巨人「ぐっ!?」ズサァッ!!!!!!








    女型(なるほど‥確かに巨人の能力は凄いけど‥)バキンッ!!!!!






    巨人「がっ!!!!」ドゴォン!!!!!






    女型(戦闘経験はあまりないみたいだね!!!!これなら脅威でも何でもないよ!!!!)








    巨人「‥」ズッ!!!ズッ!!!!







    女型(腕が抜けない‥奴の体が溶けて‥)ググググ!!!!!








    巨人「悔しいが‥単純な格闘術ではお前には及ばないようだな‥だが俺の方が巨人の能力を多数保有していて‥どれも強力だ」








    女型「ギィアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」ドロドロ!!!!!!!!











    巨人「逃がさないぞ!!!!」ガシッ!!!!!!







    女型「」ビキビキ!!!!!!







    巨人「ん‥これは‥」ガジガジ!!!!!ビキビキ!!!!







    巨人(これは硬質化の強度を極限まで高めた水晶化‥ふっ‥だが俺の細胞破壊は硬質化された巨人の細胞までも破壊する)ジュウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!








    アニ「ぐあっ!!!‥くっ!!!!」バシュッ!!!!!!!











    巨人「」ドサッ!!!!!!!!!!!!!!!!









    ???「‥」ブワァッ!!!!!!!







    ???「立体機動装置で逃げたか‥まぁ‥殺す気は無かったんだけどな」








    ???「奴がどこに行くのかはだいたい想像できる‥」






    ???「あの2人の居場所はもう把握しているからな‥正史通り調査兵団に入ったからな」










    ???「では‥追跡を開始するとしよう」バシュッ!!!!!!









  14. 14 : : 2020/04/06(月) 01:28:56
    ー12時間後 調査兵団トロスト区付近の支部ー







    ライナー「‥」




    ベルトルト「ねぇ‥さすがに遅くない?」





    ライナー「あぁ‥指定の時刻はとっくに過ぎている。アニがこの定期会議に遅刻するとも思えない。何かあったのかもしれないな」





    ベルトルト「‥何かって?‥」





    ライナー「有能な上司に仕事を無理やり押し付けられているのかもしれん。」





    ライナー「あるいは何らかの事件に巻き込まれたか」





    ベルトルト「まさか‥連続爆破事件に?」





    ライナー「その可能性はないと言い切れないだろ?まぁアニなら上手く切り抜けると思うが‥」





    ベルトルト「でも心配だよ。巨人の力だってそんなに都合の良い代物じゃないんだ。人間の状態で怪我をすれば、最悪死に至る」





    ライナー「そう簡単には死なないだろ」





    ベルトルト「君の巨人が頑丈だから分からないかもしれないけど、アニの巨人はそんなに頑丈じゃないだろ?」




    ライナー「それくらい分かってるさ。大丈夫だベルトルト。お前は心配しすぎだ」









    アニ「はぁ‥はぁ‥悪い‥待たせたね‥」スタスタ







    ライナー・ベルトルト「!?」






    ベルトルト「アニ!?その怪我は!?何があったんだ!?」





    ライナー「制服のままか‥やはり何か仕事で遅れたのか?」






    アニ「‥落ち着いて聞いて欲しい‥巨人能力者に襲われたの。私のいたストヘス区支部は壊滅‥周りにいた市民も大勢死んだし‥逃げ切れたのはラッキーだったよ」






    ベルトルト「そんな‥エレン以外にもいたのか‥」






    ライナー「そうか‥だったらソイツは王政の人間かもしれないな。このパラディ島にいる巨人は進撃と始祖の二体だけだからな。それと‥マルセルの顎だ」







    ???「違うな。俺は進撃でも始祖でもない。」





    アニ・ベルトルト・ライナー「!?」







    ???「やはりライナーとベルトルトと合流したか。今後の立ち回りを決めるつもりだったか?それとも恐怖のあまり唯一の仲間2人に助けてもらいたかったのか?」







    アニ「あんた‥どうやって‥」





    ???「簡単だ‥ライナーとベルトルトが調査兵団に入ってるのは知っていた。密会をするにしても調査兵団支部から離れたところでは怪しまれる。だからこの近場の森で密会をするのは推測できた」






    ???「他に質問はあるか?」







    ライナー「何故フードを被って顔を隠してる?恥ずかしがり屋か?」





    ???「相変わらず寒い冗談だな。お前のような奴がよく鎧の力を継承したものだ」





    ライナー「‥なんだと?」






    ???「隠しても無駄だ。俺は全てを知っている。そこのノッポが超大型。そしてアニ・レオンハートは女型だ」






    ベルトルト「‥」





    ???「そしてお前らがマルコ・ボットを3人で殺したのも知っている」







    ライナー「貴様!!!!いい加減に黙れ!!!!そうやって俺たちを責めて何がしたいんだ!?」







    ライナー「不快なんだよ!!!!殺されたくないならとっとと消え失せろ!!!!」






    アニ「ライナー‥落ち着きなよ。奴のペースに飲まれたら負けだ」






    ベルトルト「君が何者か知らないけど‥こっちは3人。いくらアニを追い詰めたと言っても、勝てると思えないけどね」







    ???「それはどうだろうな」









    ???「ただ俺は今はお前らに攻撃の意志はない」






    アニ「あれだけ私を攻撃しといて‥何を言ってるんだい?」






    ライナー「そういえば俺たちが逃すとでも思ったのか?」




    ライナー「残念ながらお前の思い通りにはならない。お前は危険だ。俺たちの正体を知っているからな。速やかにお前を排除してやる」






    アニ「それには賛成だけどね‥頼むから暴走しないでくれよ」





    ライナー「任せろ‥俺はやる時はやる男だ」







    ???「ふっ‥本当に巨人化していいのかな?」








    ライナー「あ?」










    エレン「おーい!!ライナー!!!ベルトルト!!!!」






    ライナー・ベルトルト・アニ「!?」







  15. 15 : : 2020/04/06(月) 01:38:21
    ???「ほら‥人が集まってきたぞ?いいのかな?」ニヤリ





    ベルトルト「君の仕業か?」




    ???「ふふふ‥今はまだ戦うのは早すぎるからな。だが良いことを教えてやろう」





    アニ「?」





    マーレ「俺の名前はマーレ。そしてエレンは始祖。顎の力は今はお前達の同期ユミルが保有している」






    アニ「なんだって!?」







    マーレ「健闘を祈る!!!」バシュッ!!!!!!







    ライナー「待ちやがれ!!!!」





    ベルトルト「追うなライナー!!!!」






    アニ「あれは立体機動装置‥まさかあいつ‥兵士なの?」






    ライナー「くっそ‥どうやらそうみたいだな」






    アニ「ま、まずい‥私は取り敢えずここから離れる‥作戦会議はまた今度にしよう」






    ライナー「その方が良さそうだな」



    エレン・アルミン・リヴァイ「」スタスタ






    ベルトルト「や、やぁエレン。アルミン」






    アルミン「それで話って何なの?」






    エレン「なんか大事な話があるからって‥置き手紙を」スッ





    エレン「これお前らが書いたんだろ?」






    ライナー「いや‥俺たちは知らない」






    リヴァイ「ちっ‥とんだ無駄足だったじゃねぇか。いったいどこの誰がこんな悪戯をしたんだ」







    ベルトルト「リヴァイ兵士長‥何故あなたがここに‥」





    リヴァイ「あ?エレンを監視するのは俺の役目だからだ」←完全武装









    ライナー(俺たちが巨人化していたらアイツだけでかく‥エレンとリヴァイ兵士長まで敵に回すことになっていた)







    リヴァイ「戻るぞエレン。」





    エレン「は、はい」






    ベルトルト「でもリヴァイ兵士長がこんな事に付き添うなんて‥意外と優しいのかな?」ボソッ






    ライナー「任務だからじゃないのか?」ボソッ






    リヴァイ「何をコソコソと喋ってやがる?お前らも帰るぞ」







    リヴァイ「帰ってからお前ら2人がこんな所で何をやっていたのか聞かせてもらうからな」








    ライナー・ベルトルト(ヤバい‥ヤバい!!!)









  16. 16 : : 2020/04/06(月) 01:42:44
    ー同時刻 ー




    マーレ「‥何とか逃げ切れたか」




    マーレ「さすがに今の俺じゃ‥アイツら3人を同時に相手を出来ない」




    マーレ「やはり実戦による経験値は貴重だ。正史を変えてしまう危険性があるとは言え‥」




























    ー始祖ユミルの精神世界ー








    ユミル「‥」






    マルコ「どうしました?ユミル様?」






    ユミル「何でもないわ。さぁ訓練の続きをしましょう」






    トーマス「‥」





    ミーナ「まだまだ‥これからよ!!!!」ビキビキ!!!!








    ユミル(思った以上にこの3人の成長が早い‥これは‥私の予想以上の戦力になるかもしれない)






    ユミル(でも‥あの子の行動には‥気をつけないとね‥)





    ユミル(今はまだ戦うべき時じゃないのに‥ひと段落したら忠告しないとね)






  17. 17 : : 2020/04/06(月) 11:31:35
    ー第57回壁外調査 出発前ー





    ーアニ回想シーンー



    ライナー「奴は俺たちの正体を知っていた。そしてマーレと名乗った。でもそれは本名じゃないだろう」




    ライナー「俺たちを挑発するために名乗った偽名だ。それにユミルが顎を継承したと奴は言っていたが、今は関係ない」





    ライナー「俺たちの真の目的は始祖を奪還することだ。とにかくエレンを捕獲しろ。俺とベルトルトもサポートするから安心しろ」






    ライナー「お前なら奴が現れたとしても上手く立ち回れるはずだ。必ず使命を果たすぞ」




    ーアニ回想シーン終了ー








    アニ「為すべき事は為さなければならない。ライナー‥アンタに言われなくても分かってるよ」





    アニ「私は何としてもあの父親の元に帰る」







    バシュッ!!!!!!!







    アニ「!?」






    マーレ「なるほどな‥立体機動装置は壁の上で警備していた駐屯兵のを奪ったか」





    マーレ「そりゃあの事件でお前は死んだことになっている。もうアリバイを偽装する必要もないしな。なりふり構わず出来るんだ」






    アニ(コイツ‥何で私の居場所が‥この前から先回りされている)





    アニ「それに関しては感謝しているよ。アンタが始祖がエレンだって教えてくれたおかげで王政の人間から探す手間が省けた」





    アニ「どんな経緯で一般人のエレンが始祖を継承したのか分からないけど、始祖さえ奪還出来ればこの島には用はないよ」





    マーレ「そうかそうか。お前は始祖さえ奪還すれば地ならしも起こらないし、マーレが巨人の力を完全に掌握できると思っているのか?」





    アニ「そうだけど‥何か間違いはある?」






    マーレ「あぁ。もはや始祖の巨人などただ巨人をコントロールするきっかけに過ぎない」







    アニ「は?」




    マーレ「よく考えてみろよ?ユミルが顎でエレンが始祖と進撃の2つの継承者。なら、俺はどうして巨人の力を持っていると思う?」ニヤリ








    アニ(確かに‥コイツは9つの巨人の継承者じらないのに‥巨人の能力を持っている)








    アニ「アッカーマンの突然変異?」






    マーレ「発想が安易だな。アニ・レオンハートよ。もうお前の常識では計り知れないほど、歴史は動いている」






    マーレ「そして俺の素晴らしき脚本では、お前の出番はここで終了だ」






    アニ「そんな三流の脚本には興味がないね。邪魔をするなら殺すよ」







    マーレ「ではやってみろ」ニヤリ








    アニ「」ガリッ!!!!!!!










    マーレ「お前は用済みだ‥ここで存在を消し去ってやる!!!!!!」カァッ!!!!!!














    女型・マーレ巨人「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!」ズシン!!!!










  18. 18 : : 2020/04/06(月) 11:45:48
    女型(コイツは格闘術は大したことない‥並の訓練兵程度‥)




    女型(警戒すべきはあの巨人の身体をも溶かす‥謎の液体‥)








    女型(ならば‥)ビキビキ!!!!!!!







    マーレ巨人「硬質化か‥確かにそれなら完全に防げないと言え‥多少の攻撃なら問題ない」







    女型(あの液体は水晶化をも溶解した‥もっと強度を上げないと‥)ビキビキ!!!!!







    マーレ巨人(ほぅ‥まだその状態でも強度を上げられるのか‥)ドロドロ!!!!!










    女型(この状態でも恐らく簡単に溶かされてしまう‥ならば!!!!)ダン!!!!!







    女型(超高速の連打で溶かされる前に奴をダウンさせる!!!!!)ゴォ!!!!!









    マーレ巨人「」ドチャァ!!!!!!!ドロドロ!!!!!!!!!






    女型「!?」ズルッ!!!!!








    女型(壁まで溶けている!?これは‥まずい!!!!!)グラッ!!!!!






    マーレ巨人「ハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!!!本当はお前との戦闘も楽しみたかったんだけどな!!!!!!」ドロドロ!!!!!!!ズドドドドドドド!!!!!!!!







    マーレ巨人「悪いが俺はこの後お前の役をやりに行かないといけないからな!!!!!名残惜しいがじゃあな!!!!!!」ドロドロ!!!!!!!!!









    女型「グギャアッ!!!!!!ガアッ!!!!!!」ドロドロ!!!!!!!











    女型(このままじゃ‥壁の中の大型巨人が出てきてしまう‥いや‥それより先に私の巨人が)グチャリ!!!!!!!!!








    アニ「え?」ブシュウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!









    マーレ巨人「お前の力‥頂くぞ」アーン!!!!!!!!








    アニ「」グシャ!!!!!バキッ!!!!!バキッ!!!!!!








    マーレ巨人「ふぅ‥」ゴクン!!!!!!











    大型巨人「ウゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!」ドシン!!!!!ドシン!!!!!!!










    マーレ巨人「存分に暴れまわってくれ!!!!!!」ビキビキ!!!!!!










    マーレ巨人(暴れさせる大型巨人は1匹だけで十分だ‥だから俺の硬質化能力で破損した壁の箇所をさらに強化して補強してやる)ビキビキビキビキビキビキ!!!!!!!!






    「お、おい!!!超大型巨人だぞ!!!!!逃げろ!!!!」



    「いや超大型にしてはそこまで‥俺は壁より大きいと聞いたが‥」



    「そんな事言ってる場合か!?とにかく兵士を呼べ!!!!!今は数年前とは違うんだ!!!!!」







    マーレ巨人(カラネス区の殆どの人間がこの1匹の大型巨人を目撃している)





    マーレ巨人(これで壁の中には巨人がいると馬鹿でも理解できるだろう)







    マーレ巨人(さて‥)ズズズ!!!!ズズズ!!!!!!








    女型「」ヒュン!!!!!!









    女型(なるほど‥これが汎用性抜群の女型の巨人‥俊敏でなおかつスタミナもあり、バランスの取れた戦闘特化タイプ)







    女型「さて‥調査兵団に喧嘩を売りに行くか」ニヤリ











  19. 19 : : 2020/04/06(月) 12:09:20
    ー壁外 数時間後ー





    マーレ「」バシュッ!!!!!!






    マーレ(手始めに女型の叫びを使って巨人を集結させて、右翼索敵側の兵士を壊滅させて‥アルミン・アルレルトと接触‥)バシュッ!!!!




    マーレ(その後アルミン・ジャン・ライナーとの3人の戦闘もした。どうやら正史通りに主要人物は皆んな調査兵団に入団したらしい)バシュッ!!!!!




    マーレ(予定通り‥俺はわざと新兵器によって拘束されたフリをした‥そして俺の捕獲作戦を実行したのは古参兵ばかり‥ミケ・ザカリアスの班やリヴァイ班も確認できた‥)バシュッ!!!!!




    マーレ(そして正史でアニがやったように巨人を誘き寄せて自らを食わせて‥脱出した‥どうやらあの戦闘では古参兵は殆ど死んでないな‥)バシュッ!!!!!!








    マーレ(そしてこの先にはリヴァイを除いた‥リヴァイ班が居るはずだ‥)バシュッ!!!!!








    グンタ「リヴァイ兵長か!?」バシュッ!!!!!!







    マーレ「」バシュッ!!!!!!







    グンタ「いや違う!!!!誰だ!?」ザシュッ!!!!!!






    エレン「ぐ、グンタさん!?」バシュッ!!!!!






    グンタ「」ドクドク!!!!






    オルオ「エレン止まるな!!!!進め!!!!!」






    ペトラ「出てこい!!!!刺し違えてでも殺してやる!!!!」バシュッ!!!!






    エルド「エレンを守れ!!!!」バシュッ!!!!!!






    オルオ「くそっ!!!エルド!!!どうすればいい!!!!」バシュッ!!!!!






    エルド「本隊と合流する!!!!何としてもエレンを守るぞ!!!俺たちの命に‥」








    カァッ!!!!!!!!!!








    女型「」ズシン!!!!!







    オルオ「でやがったな‥糞女型め‥」スタッ





    エレン「やりましょう!!!!全員でやれば‥」







    ペトラ「ダメよ!!!あなたは逃げなさい!!!!」





    エレン「何故ですか!?」





    エルド「お前の力を失うのはリスクが大きすぎる!!!!ここは俺たち3人が食い止める!!!!」




    エルド「お前は緊急事態を知らせる信号弾を撃ちながら本隊を目指せ!!!!!これが最善策だ!!!!」







    ペトラ「エレン‥私たちのことが信じられないの?」








    エレン「‥我が隊の勝利を願います!!!!御武運を!!!!!!!!!!!」バシュッ!!!!!!







    オルオ「ふっ‥青二才が‥見せてやろうぜ!!!!俺たちの力を!!!!」バシュッ!!!!!








    女型(調査兵団精鋭部隊が3人‥少しは楽しませてくれるか?)スッ





    女型(さて‥)ザシュッ!!!!!






    女型「!?」ガクンッ!!!!!








    ペトラ(両眼を損傷させた‥少なくとも奴は数分間は闇の中だ!!!!)バシュッ!!!!







    オルオ「おら!!!お前は地面に這いつくばってるのがお似合いだ!!!!!」ザシュッ!!!!!!!







    女型「!?」ドサッ!!!!







    エルド「くれぐれも油断するな!!!!コイツたった1人で調査兵団をここまで追い詰めた強敵だ!!!!!」バシュッ!!!!!






    ペトラ「了解!!!!!」バシュッ!!!!!!!!!!






    女型「」ブワァ!!!!!!!







    オルオ・ペトラ・エルド「!?」バシュッ!!!!!!







    エルド「この感じは‥中身が出てくるぞ!!!!一旦下がれ!!!!!」バシュッ!!!!!








    オルオ「なんだ‥俺たちの力に恐れて‥降参でもするつもりか?」





    ペトラ「そんなわけ無いでしょ‥きっと何かある」







    マーレ「いや〜油断した。油断したよ」







    エルド「‥なんだ喋れるのか‥それに女型の巨人なのに中身が男だとはな」





    マーレ「ふっ、この力はある女から奪っただけだからな。本体はこの俺だ」







    ペトラ「貴様!!!よくもグンタを!!!」




  20. 20 : : 2020/04/06(月) 12:29:10
    マーレ「そう怒るな。奴は俺が殺さなくてもどの道死ぬ運命だったのだ」




    オルオ「お前‥何を言ってるか分からないぞ」




    マーレ「もちろんお前らも死ぬ運命だ。こうして姿を現したのはどうせお前らが俺の圧倒的な力で殺されるからだ」ニヤリ





    マーレ「」ズズズ!!!!







    エルド「喉が変形している‥2人とも気をつけろ!!!何か攻撃してくるのかもしれない!!!!」







    マーレ「聞こえているか!!!!!エレン・イェーガー!!!!!!!!」







    ペトラ・オルオ・エルド「!?」ビリッ!!!!







    エレン「!?」バシュッ!!!!!!








    マーレ「今からお前の大好きな先輩3人を皆殺しにしてやる!!!!!!!早く助けに来なければ取り返しのつかない事になるぞ!!!!!!!!!」









    マーレ「さぁ!!!!!早く戻ってくるんだ!!!!!エレン・イェーガーよ!!!!!!!」









    マーレ「ふぅ‥喉を変形させたと言え‥こんなに大声を出すのは疲れるな」









    エルド「どうやらお前とはまともに話が出来ないみたいだな。ここで殺すしか無さそうだ」ジャキン!!!!!





    ペトラ「同意‥」ジャキン!!!!!





    オルオ「当たり前だ‥この狂人は殺さないといけない。これ以上の損害は出せない!!!!!!!!!」ジャキン!!!!!








    マーレ「いい闘気だな‥そうだ。人間の力の原動力は強い感情を表に発散させることだ」






    マーレ「お前らがいくら強くなろうと俺を倒せない」カァッ!!!!!!








    マーレ巨人「さぁ皆殺しタイムだ!!!!!!どうやって殺してやろう!!!!!」ドォッ!!!!!!!







    ペトラ「ぐっ!!!!!」ザシュッ!!!!!







    マーレ巨人(まるでハチと戦っているかのような感覚だ‥鬱陶しい)ビキビキ!!!!!






    オルオ「刃が通らない!?」ガキンッ!!!!!!









    エルド「オルオ!!!!避け‥」バシュッ!!!!!!!








    オルオ「」グシャ!!!!!!!!











    ペトラ「オルオ!!!!!!」バシュッ!!!!!!!










    マーレ巨人「まずは1匹‥さぁ‥今度はお前らの番‥」ブシュ!!!!!!!!







    マーレ巨人「!?」(立体機動装置のガス!?)









    ペトラ「死ね!!!!!!死んで罪を償え!!!!!!」バシュッ!!!!!!








    マーレ巨人(まずい‥仕方ない!!!!!体力を消費するが!!!!!)ブワァ!!!!!!ゴォ!!!!!!!!!!!







    エルド「うお!!!!ペトラ!!!!!」バシュッ!!!!!!








    ペトラ「ぎゃあ!!!!あああああっ!!!!」ジュワアッ!!!!!!!!








    エルド「くそ‥熱風で近づけない‥」










    マーレ巨人「」ゴォ!!!!!!!!!!!







    エルド(筋肉を消費して熱風を発しているのか‥どうやら動けないようだな‥)ジャキン!!!









    ペトラ「」ドロドロ!!!!!






    エルド(頸に斬りかかったペトラは奴の至近距離にいた‥あの有様だ‥助けられなかった)







    マーレ巨人「」ボォッ!!!!!!!ゴォ!!!!!!!







    エルド(だが筋肉を消費しているという事は‥奴の身体は弱っていく‥奴が熱風を出せなくなった時が狙い目だ!!!!)ジャキン!!!!








    エレン「エルドさん!!!!!大丈夫ですか!?」バシュッ!!!!!





    エルド「馬鹿野郎!!!!なんで戻ってきやがった!!!!!」









    マーレ巨人「ウオオオオオオオオオ!!!!!!!」ドォッ!!!!!







    エルド「しまっ‥」グシャ!!!!!!!!!










    マーレ巨人「最後に油断したな‥」






    エレン(巨人の状態で喋ってやがる‥しかも女型じゃない‥新しい敵なのか?)ジャキン!!!






    エレン「よくも先輩方を!!!!!!許さないぞ!!!!!」






    マーレ巨人「ふっ‥エルド・ジンはお前さえ来なければ俺に一矢報いる事が出来たかもしれなかった」




    マーレ巨人「真剣勝負に横槍を入れて邪魔をしたのはお前だ。エレン・イェーガー」







    エレン「なんだと!?」






    マーレ巨人「やはりお前は危険な存在だな。自分のやったことが全て正しいと思っているんだろ?」





    エレン「てめぇ‥ふざけるのも‥」ガリッ!!!!!



    エレン「いい加減にしろ!!!!!!!」カァッ!!!!!!
  21. 21 : : 2020/04/06(月) 15:52:21
    マーレ巨人「進撃の巨人の力が強く反映されているな。やはりお前にはその適性があるようだ」





    エレン巨人「‥」(コイツ‥何を言ってやがる‥)





    マーレ巨人「だが俺は疑問だ。お前は訓練兵の時からあれだけ巨人を駆逐すると豪語していたのに、何故巨人の力を我が物顔で使うんだ?」ビュン!!!!!!!






    エレン巨人(速い!!!!!)バッ!!!!!!







    マーレ巨人「お前が本当に心の底から巨人を絶滅させたいと願っているのなら!!!!!お前も消えるべきではないのか!!!!!!」バキッ!!!!!!!







    エレン巨人(攻撃が重すぎる‥鎧の巨人の硬質化能力に似ている!!!!!)ボロッ!!!!







    マーレ巨人(いいぞ‥コイツはアニ・レオンハートほど格闘術は強くない。それにコイツはまだ硬質化すらまともに使えない初心者だ)






    マーレ巨人(今はまだ殺さない。だがお前が成長して最大限の力を発揮できるようになった時に、お前らをまとめて殺してやる!!!!!!)ドォッ!!!!!!







    エレン巨人(分かる‥俺だけじゃ勝てない‥打撃が通用しないんじゃ俺に手段は‥!)スカッ!!!!!







    マーレ巨人「逃げるな!!!!!戦いから逃げるな!!!!!!俺と戦え!!!!!エレン・イェーガー!!!!!!」ブォォン!!!!!!!








    エレン巨人「ウオオオオオオオオオ!!!!!!!」ガシッ!!!!!!








    マーレ巨人「!?」ガキンッ!!!!!!ギシッ!!!!!!








    エレン巨人「オオオオオオ!!!!!!」(よし‥関節技ならいける!!!!!このまま身体中の骨を砕いてやる!!!!!!!)ググググ!!!!!!!!









    マーレ巨人(そう来たか‥細胞破壊の体液を放出しても良いが‥そうすると硬質化能力が使えないエレンは死んでしまう‥ここは)ドゴォン!!!!!!!!







    エレン巨人「グァ!!!!!」ググググ!!!!!!!








    マーレ巨人「力づくで振り解いてやるよ!!!!!!!!」ググググ!!!!!!!!









    エレン巨人(離すか!!!!これしか無いんだ!!!!!!ここで仕留めてやる!!!!!!!)ググググ!!!!!!!








    マーレ巨人「!?」ザシュッ!!!!!!!!!!!!






    エレン巨人「!」







    ミカサ「エレン!!!!!離れて!!!!!」バシュッ!!!!!!







    エレン巨人(ミカサ‥そうか‥信号弾で気づいたのか‥)バッ!!!!!











    マーレ「がはっ!!!!」ブシャァ!!!!!!!!








    ミカサ「私も戦う!!!!」スタッ!!!!!!







    エレン巨人「」コクン!!!!










    マーレ(手足を切断されたか‥誰だ‥あれは‥)ブシュ!!!!!!










    エレン巨人(巨人の体から出てきた今の奴なら拘束できる!!!!!!)ダッ!!!!!









    ミカサ(何かやるかもしれない‥いつでもエレンを援護できる準備をしておこう)ジャキン!!!










    マーレ(あれは‥ミカサ・アッカーマン‥そうか‥リヴァイが来る前に奴とも一戦交えるんだったな‥)






    マーレ(これはまずい状況だな‥)ドロドロ!!






  22. 22 : : 2020/04/06(月) 16:16:52
    エレン巨人「ウオオオオオオオオオ!!!!!!!」ガシッ!!!!






    エレン巨人「!?」ガシッ!!!!!ジュワアッ!!!!!!!





    マーレ「相変わらずマヌケだな‥」ドロドロ!!!!ドロドロ!!!!!





    エレン巨人(な、なんだ‥奴を掴んでる腕が‥溶けて‥)ドロドロ!!!!!!ブシュ!!!!!!!!







    マーレ「ふふふふふ!!!!!!離したほうがいいぞ!!!!」ドロドロ!!!!!!






    エレン巨人「グオ!!!!」バッ!!!!!!







    ミカサ「死ね!!!!!!」バシュッ!!!!!!!







    マーレ「」ニヤリ






    ミカサ「!?」ジュワアッ!!!!!!!







    ミカサ(超硬質ブレードが溶けていく!?)バシュッ!!!!!!!








    マーレ「超硬質ブレードの原料である黒金竹も巨人の硬質化物質の恩恵だ‥当然生物に由来するものは溶解できる」(動きが速い‥もしかしたら‥さっきのリヴァイ班の連中より強いかもな‥ミカサ・アッカーマン)







    マーレ(この僅か訓練兵を卒団してから1ヶ月ほどで‥ここまで実力をつけるとは‥)







    マーレ(エレン・イェーガーと連携されれば厄介だ‥俺が負ける確率は低いと言え‥戦いが長引いてリヴァイが来たら面倒だ)スゥ!!!!!!ボゴボゴ!!!!!!!









    ミカサ「喉が大きくなって‥」










    マーレ「ウオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!ゴオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」ギィン!!!!!!









    エレン巨人・ミカサ「!?」ビリッ!!!!!!!!












    マーレ「ふふふ‥巨人を呼んだぞ‥これでお前らが勝てる確率は‥」













    リヴァイ「」スタッ!!!!!












    マーレ「!?」










    リヴァイ「ん?これはいったいどういう状況だ?奴が女型の中身か?」









    ミカサ「分かりません。ですが体格的に男のように見えますが‥」








    マーレ「」スゥ








    リヴァイ・ミカサ・エレン巨人「!」







    マーレ「どうした?そんなに俺の顔が珍しいか?」ニヤリ










    ミカサ(なに‥あの顔は‥歪な形をしている‥)








    リヴァイ「お前人間なのか?」






    マーレ「まぁな。ちなみに俺が女型の中身だ。正確にはこれは奪った力なんだけどな」








    リヴァイ「どういうことだ?」






    マーレ「そうか‥今のお前らは知らないか。いいか?巨人の力ってのは無知性巨人に食わせれば奪うことが出来るんだ」







    ミカサ「‥」





    マーレ「そしてお前ら調査兵団の中にもまだ何人か巨人がいるぞ」ニヤリ








    マーレ「しかもそれは104期の新兵だ」







    リヴァイ「それはある程度予測していた事だ。問題はそこじゃねぇ」







    リヴァイ「俺の班の奴らはどこに行った?」ギロッ







    マーレ「もう分かっているんだろ?俺が殺してやったさ。ほら、あっちに死体が転がってるだろ」









    リヴァイ「」








    ミカサ「‥リヴァイ兵士長。奴は厄介な能力を持っています。ここは私達3人で‥」






    リヴァイ「いらん。俺1人でやる。お前はエレンの護衛だ。奴を刻むのは俺だけで十分だ」ガチャン!!!!!







    ミカサ「しかし‥」








    リヴァイ「お前らでは俺の速度について来れない。お前もそこそこ実力があるようだが‥」








    リヴァイ「中途半端な強さじゃ早死にするだけだ」バシュッ!!!!!!!!!










    ミカサ「!」










    マーレ(ふっ‥巨人が来るまで‥遊んでやるか‥)カァッ!!!!!!!








    マーレ巨人「こい!!!!!リヴァイ・アッカーマン!!!!!!!俺はお前と‥」ボトッ!!!!!!











    マーレ巨人(ん?何で俺の腕が取れてるんだ‥)ザシュッ!!!!!ザシュッ!!!!!!









    リヴァイ「」ギュイイイィン!!!!!!!バシュッ!!!!!バシュッ!!!!!!







    マーレ巨人「!?」ガクンッ!!!!!!








    ミカサ「速い‥速すぎて‥硬化で防ぐ暇もない‥」










    リヴァイ「」ゴォ!!!!!ギュイイイィン!!!!!!!








    マーレ巨人(な、なんだ!?いったい何が起きている!!!!!!)ザシュッ!!!!!ザシュッ!!!!!!










    リヴァイ「」ザン!!!!!!!!!







  23. 23 : : 2020/04/06(月) 16:29:42
    マーレ「がはっ!!!??????」ブシャァ!!!!!!!









    リヴァイ「身体を激しく損傷して‥回復に手一杯のうちは巨人の力を使えない」





    リヴァイ「そうだったよな?」ジャキン!!!!!!







    マーレ「ふごぉ!!!!??」ドスッ!!!!ブシャァ!!!!!!








    リヴァイ「今回の壁外調査はお前を捕獲するのが目的だった」






    ミカサ・エレン巨人「!」









    マーレ(何故俺は巨人の体から外に出ている!?どうして俺の手足はないんだ!?あの一瞬で何が起きたと言うのだ!?)ドクドク!!!!








    リヴァイ「!」バシュッ!!!!!!














    マルコ「ほ〜ら!!そうやって調子に乗るから殺されそうになってるじゃないか〜」











    ミカサ「ま、マルコ!?」








    リヴァイ「なんだ‥あのガキ共は‥」スタッ








    トーマス「お前は俺たちより強いからって‥すぐに転載されたんだろ?なんだこの有り様は‥情けない奴め」






    ミーナ「もしかしてもう私たちの方が強くなったんじゃないかしら?」ニヤリ









    エレン巨人(ミーナにトーマスまで!?でも‥アイツらは巨人に‥)









    マーレ「余計な‥事を‥」






    マルコ「ハッハッハッ!!!!よく言うよ!!!!もう君死にそうじゃないか!!!!」





    マルコ「僕らが助けに来なかったら殺されていたくせに!!!!」







    マーレ「黙れ‥」







    ミーナ「それにしても醜い顔ね‥拷問でも受けたのかしら?」







    トーマス「いいや違うだろ。どうやら顔を変形させて本当の顔を隠してるみたいだな。」






    マーレ「‥」







    ミカサ「リヴァイ兵士長!!!今度こそ3人でやりましょう!!!!」







    リヴァイ「いいや‥撤退だ」







    ミカサ「何故ですか!?」











    巨人多数「」ドシン!!!!ドシン!!!!!









    エレン巨人・ミカサ「!」








    リヴァイ「あの数‥それに今来たガキ共も巨人なんだろ。それにさっきのでガスを殆ど使ってしまった」












    ミーナ「ええ〜簡単に逃すわけないじゃない!!!!」ニヤリ









    ミカサ「ミーナ!!!トーマス!!!マルコ!!!いったいどうしたの!?」








    マルコ「どうしたって!?僕らは本当の自分になる事が出来たんだよ!!!!これも全てユミル様のおかげだ!!!!!」









    リヴァイ「!‥ユミルだと?」








    トーマス「ミーナ‥マルコ‥俺たちの目的はソイツを保護することだろ。まだコイツらと本気で戦う時ではないはずだ」







    マルコ「えぇ〜でもさぁ。ミカサは殺しちゃっても良くない?だってアイツリヴァイの下位互換だから役割的にも‥」






    トーマス「ダメだ‥ミカサはこの物語でも重要な役割だ。戦闘能力だけが全てじゃない。我慢しろ」







    トーマス「それともユミル様に逆らうつもりか?」







    ミーナ「‥」






    マルコ「はいはい。分かった。分かりました!!!!!!」






    マーレ「」ムクリ








    マルコ「へぇ‥やっぱり回復が速いね!!!」






    マーレ「うるさい‥黙れ」










    リヴァイ「‥撤退だ‥本隊はすぐそこに来ている。お前も配置に戻れ」バシュッ!!!!!







    ミカサ「‥了解‥」バシュッ!!!!!!







    エレン巨人(アイツら‥どうして‥)









    リヴァイ「何をしているエレン!!!!巨人の大群がすぐそこまで来ているんだぞ!!!!!」バシュッ!!!!!












    エレン巨人「‥」ズシン!!!!!ズシン!!!!!!!






  24. 24 : : 2020/04/06(月) 19:40:37
    マルコ「イッたみたいだね!!!!マーレくんだっけ?命拾いしたのは僕らのおかげなんだから、感謝してくれよ」ニッコリ





    マーレ「お前らが何故ここにいる?」





    トーマス「理由は2つ。ユミルの想定を上回る速度で俺たちは強くなり、転生する事を認められた」





    トーマス「そしてお前の暴走を止めるため」






    ミーナ「まだ分からないの?あなた1人ではパラディ島の全ての兵団も、マーレの戦士隊も相手にできる力はないのよ」





    ミーナ「私たちの目的は色々とあるけど、この世界に復讐をする事は共通のはずよ。あなた1人に好き勝手にされたら、困るのよ」







    マーレ「なんだと‥なら今ここで誰が1番強いか決めるか?」スッ







    マルコ「だ〜か〜ら〜そういう事じゃないんだって!!!!皆んなで力を合わせましょうって言ってるのに、何で分からないのかな〜?」








    マルコ「まぁ‥君は実力至上主義者だから仕方ないよね」ビリッ!!!!






    マーレ「!?」ビリッ!!!!!







    ユミル(随分と好き勝手にしてくれたわね。)ビリッ!!!!






    マーレ(これは‥直接脳内に‥ユミルか?)ビリッ!!!!





    ユミル(えぇ‥その3人が言った通り。本当はもっとその3人も訓練をさせたかったけど、貴方のせいで転生させなければいけなくなった)ビリッ!!!!!







    マーレ(お前‥まだ俺より強いつもりか?偉そうな態度もその辺にしとけよ?お前の事はわかっているんだ)ビリッ!!!!!



    マーレ(お前はもう現実世界で行使できる圧倒的な力はない。お前の精神世界と巨人を量産することしか出来ないんだろ?そうでないと、わざわざ俺たちのような憎悪を持った人間を利用するはずがねぇ)ビリッ!!!!



    ユミル(確かに貴方の言う通り‥でも)ゴォ!!!!!!






    マーレ「ぐっ!!!?」ビリッ!!!!!ガクンッ!!!!!







    ユミル(当然あなた達は私の力を少なからず継承している‥肉体に直接攻撃できなくても、精神攻撃くらい簡単にできるのよ?)ビリッ!!!!






    ユミル(それにあまりにも足を引っ張るようならそこの3人に始末してもらうわよ。)ビリッ!!!!!!






    マルコ「アッハッハっ!!!!気持ちよさそうだね!!!!!もっと良い声で鳴きなよ!!!!!!」ムクムクムク!!!!ボッキーン!!!!!








    マーレ「‥」ビクン!!!!ビクン!!!!






    ユミル(貴方みたいに急に力を得た人間は勘違いしやすいの‥この世には強い奴なんて山のようにいるわ)ビリッ!!!!







    ユミル(貴方が倒したケニー・アッカーマンも対巨人立体機動装置だったら、貴方に勝ち目はなかった。それにアニ・レオンハートの力を奪えたのはその巨人の特性があったから。格闘術では完全に負けていたでしょ?)ビリッ!!!!!





    ユミル(1番憎んでいるまだ力を殆ど使えないエレン・イェーガーとも互角。ミカサ・アッカーマンに翻弄され、リヴァイには全く対応できなかった。そしてそこの3人に命を救われた)ビリッ!!!!!








    マーレ「‥」ムクリ







    ユミル(もう理解しなさい。目的を果たしたいなら4人で協力していかなければならないの)ビリッ!!!!!






    ユミル(今の調査兵団は古参兵が多く戦闘能力が高い。マリア奪還作戦の時になると、古参兵は少なくなり新兵が多くなる。そしてマーレの戦士隊もまとめて始末できると説明したわよね?)ビリッ!!!!








    マーレ「あぁ‥わかったよ‥確かに今の俺には敵を全て相手にできない。だが‥」ビリッ!!!!









    マーレ「俺は必ずお前らよりも強くなってやる。そして全てが終わればお前らも殺してやる」ビリッ!!!!






    マルコ「ハッハッハッ!!!!期待しないで待っておくよ!!!!!」ドピュ!!!!




    ミーナ「ふん‥」





    トーマス「威勢が良いのは変わらないのか‥まぁその方がいいか‥」








    ユミル(これからは暫く表舞台には出ないことね。敵の戦力が低下するまで待ちなさい)ビリッ!!!!!!










    マーレ「‥」





  25. 25 : : 2020/04/07(火) 00:01:02
    ー壁外調査終了 壁内 調査兵団支部付近の森ー





    ライナー「‥」




    ベルトルト「作戦は失敗だったね‥」





    ライナー「あぁ‥だが調査兵団の戦力を減らす事は出来た。前向きに考えよう」





    ライナー「俺たちは一歩ずつ前に進んでいるはずだ。」







    カァッ!!!!!!!ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!







    ライナー・ベルトルト「!?」







    女型「」ジュウウウ!!!!!!!







    ライナー「あ、アニ!?何をやっているんだ!?」






    ベルトルト「アニじゃない‥」





    ライナー「な、何を言っているんだ!?どう見ても女型だろうが!!!」





    ベルトルト「違う‥似ているけど‥いったい誰が‥」










    マーレ「」ブワァ!!!!!!ブチバチ!!!!!






    ベルトルト「ま、マーレ!?」






    マーレ「」バシュッ!!!!!!スタッ!!!!!!






    マーレ「見ての通りだが‥アニ・レオンハートは死んだ。」






    ライナー「お前が‥アニの力を奪ったのか」






    マーレ「そう言っただろ。だが安心しろ。お前らを殺したりはしない。時が来るまではな‥」







    ベルトルト「悪魔の末裔が!!!!!根絶やしにしてやる!!!!!」ドォッ!!!!!









    ライナー「よせ!!!!ベルトルト!!!!!!!」









    マーレ「」ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!











    ベルトルト「ぐっ!!!!???」ブワァ!!!!!!







    ライナー(超大型の蒸気‥こんなことも出来るのか‥)








    マーレ「全く‥お前らと戦うつもりはなかったのに‥余計な力を使わせるなよ」







    ベルトルト「げほっ‥よくもアニを‥」






    マーレ「お前だって人をたくさん殺しただろ。この程度の事でその罪が許されると思うなよ」






    ベルトルト「お前だって‥アニの力を奪って調査兵団をたくさん殺したじゃないか!!!!!」






    マーレ「俺はアニ・レオンハートの役割を全うしたまで。お前らとは本質的に違うんだ」






    ベルトルト「だから!!!!お前の言ってる事はよく分からないんだよ!!!!」









    マルコ「よく言うよ。何も話さず僕を殺したくせに」






    ライナー・ベルトルト「!?」







    マーレ「ハッハッハッ!!!!その驚いた顔は傑作だな!!!」





    マーレ「今日はマルコが会いたがっていたんだ。なぁ?」






    マルコ「あぁ。君たちにはずっと会いたかった。話を聞きたい」







    ライナー「マルコ‥何故お前が生きている?」






    マルコ「君に質問する権利はないんだよ。言っても理解できないだろうしね。」





    マルコ「君たちが答えてくれよ。何故僕を殺した?」ニッコリ







    ベルトルト「口封じのためだよ‥君は僕とライナーの会話を聞いていた」





    ベルトルト「コニーやサシャだったら見逃していたけど‥君は鋭いから」






    マルコ「話し合う事は出来たよね?何故殺すという極端な選択をしたのかな?」






    ライナー「すまない!!!!マルコ!!!!!俺が悪かったんだ!!!!!」






    マルコ「うるさいなぁ‥急にどうした?」ニッコリ






    ライナー「俺のせいなんだ‥でも俺は罪を受け入れる事が出来なかった‥許してくれ」






    マルコ「うん、許さないよ。君たちには死より恐ろしい拷問をしてあげるよ!!!!!!」ダッ!!!!!!!!







    ライナー・ベルトルト「!」






  26. 26 : : 2020/04/07(火) 00:15:31
    マーレ「やり過ぎるなよ!!!!」





    マルコ「ハッハッハッハッハッハッ!!!!!!安心しなよ!!!!僕は君と違って賢いんだ!!!!」バキッ!!!!!





    ベルトルト「ぐはっ!?」ガクンッ!!!!!





    ライナー「ベルトルト!!!!!」






    マルコ「必殺の目潰し!!!!!」ドスッ!!!!!






    ライナー「ぐあああああああああえええええ!!!!!!」ゴロゴロゴロゴロ!!!!







    ベルトルト「ぐっ!!!この‥」ドスッ!!!!






    マルコ「君にも目潰しだ!!!!」ズブリ!!!!!






    ベルトルト「!?!!!???」ゴロゴロ!!!!!!!







    マルコ「アッハッハっ!!!!滑稽だね!!!!痛みで言葉すら発せなくなったか!!!」ゴキッ!!!!バキッ!!!!




    ベルトルト「あああああええええ!!!!があっ!!!!」バキバキバキバキ!!!!!






    マルコ「2人とも手足の骨も折ってあげるよ!!!!どうせ治るから別に構わないでしょ!!!!!!」ドゴォン!!!!バキッ!!!!!






    ライナー「ごばっ!!!!」ゲロゲロ!!!!!ベチャリ!!!!






    マーレ「汚い奴だなぁ‥嘔吐するならベルトルトにかけろよ!!!!!」バキッ!!!!!






    ライナー「‥!!!」ドサッ!!!!






    ベルトルト「ごめん‥ごめんよ‥」プルプル





    マルコ「ぐちゃぐちゃになった顔で泣いて謝らないでくれないかな‥凄い気持ち悪いんだけど‥」バキンッ!!!!!!






    ベルトルト「がっ!!!!」ドサッ!!!!





    マルコ「ごめんごめん。歯が折れちゃったね。ついでに耳もちぎっておこうか」ニッコリ







    ブチブチ!!!!!ブチーン!!!!!







    ベルトルト「ああああああああああああ!!!!!痛い!!!!!助けてくれ!!!!!ライナー!!!!!」ゴロゴロ!!!!!!







    マーレ(壁外調査後でさらに罪の意識があるか
    ら‥全く反撃出来てないな。)









    マルコ「あ〜あ。なんか反撃して来ないからつまらないなぁ」







    マルコ「もうやーめた。今度は殺す気でかかってきなよ」





    マルコ「そしたら僕も君たちを全力で殺してあげるからさ」ニッコリ








    ライナー「」グッタリ







    マーレ「気は済んだか?マルコ」





    マルコ「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!!!面白い冗談だ!!!!」





    マルコ「この程度で僕の恨みが晴れるわけないじゃないか!!!!もっと死ぬギリギリまで追い詰めてやりたいよ!!!!精神的にも肉体的にもね!!!!!」






    マルコ「でもこんな無抵抗のボロ雑巾を虐めてもね〜。それに死んだら後が困るし。これくらいにしておこうかな」ニッコリ







    マーレ「そうか。なら行くぞ」バシュッ!!!!!! 











    マルコ「そうそう。そう言えば君たちの戦士長とその他の増援が来ていたけど‥」






    マルコ「獣と車力以外は全て殺しておいたからね。僕の仲間が」ニッコリ






    マルコ「じゃあね!!!!!またすぐに会うと思うけど!!!!!!」バシュッ!!!!!!







  27. 27 : : 2020/04/07(火) 14:53:15
    ー翌日 昼過ぎ 調査兵団本部ー




    エルヴィン「ふむ‥王都への召喚命令は無くなったか」





    ハンジ「俄かには信じ難い話だけど‥昨日王都が壊滅したらしいからね。今は調査兵団に構ってる暇はないみたいだ」





    リヴァイ「真実は知らんが王政の人間は殆ど死んだらしいじゃないか」





    ミケ「やはり女型とその仲間の仕業だろうか?」






    エルヴィン「その可能性は高い。それか超大型か鎧の巨人かもしれん」





    ハンジ「そう言えば鎧の巨人と超大型は組んでると思うけど、女型との関係性はどうなんだろうね?」





    エルヴィン「現時点ではなんとも言えないが‥両方の勢力が我々人類の敵である事は間違いないだろう」







    モブリット「エルヴィン団長!!!!!!」バタン!!!!!!








    ハンジ「なんだよ騒々しいなモブリット。何かあったの?」







    モブリット「はぁ‥大変です!!!!トロスト区に謎の巨人が4体出現!!!!」






    エルヴィン・ハンジ・リヴァイ・ミケ「!?」





    モブリット「近くにいた駐屯兵や憲兵はほぼ全滅したとの報告あり!!!!至急我々にも応援要請が!!!!」








    エルヴィン「了解だ。各班を招集せよ!!!!トロスト区に急行する!!!!」ガタッ!!!!







    リヴァイ「ちっ‥休ませてくれねぇな‥巨人共は‥」







    ハンジ(連日の憲兵団支部襲撃の対応に追われていて兵士は各地域に分散されている)





    ハンジ(それに加えて昨日の壁外調査で調査兵団の戦力が低下‥生き残った私たちも疲弊している。)







    ハンジ(とても偶然の出来事だと思えない。これは厳しい戦いになるかもしれないぞ‥)









  28. 28 : : 2020/04/07(火) 15:21:36
    ートロスト区 壁の上ー




    マーレ「」バシュッ!!!!!!!






    巨人複数「」ゾロゾロ!!!!!!!





    マーレ「女型の力で巨人を集めておいたぞ」






    マルコ「ありがとう!!!!それにしてもアニの力は本当に便利だね!!!!」






    ミーナ「女型の力なら‥私が吸収した方が力を発揮しやすかったわよね?」 






    マーレ「お前がこの世界に転生するのが遅かったんだ。仕方ないだろ」






    トーマス「これでもし俺たちが劣勢になったとしても、この大岩を破壊すれば解決するな」






    マルコ「ハッハッハッ!!!!それにしてもマーレは心配性だね〜。僕たちが劣勢になるわけないじゃん!!!!」




    マルコ「もうこの一帯には兵士がいないでしょ!!!僕たちが殺したからね!!!!調査兵団ならすぐに駆け付けられると思うけど!!!!増援は殆ど来ない!!!!」




    マルコ「短時間で退場するべき奴らを殺せるでしょう〜ここまでする必要があったのかい?」ニッコリ






    マーレ「人類側にも化け物がいるのは確かなんだ。さすがにこの間ので懲りたよ」





    マーレ「それにここまでやったからな。正史からかなり変化した世界線になるかもしれん」





    マーレ「ライナー達が調査兵団の味方をするかもしれない。それにまた新しい勢力が現れるかもしれん」






    マルコ「新しい勢力!?そんなもの出てくるわけないじゃないか〜。今この瞬間に生きている人間は正史と変わらないんだよ〜」




    マルコ「すぐに強い奴なんて生まれて来ないんだし、そんな奴が仮に出てきたとしても成長するまで兵士になるまで時間がかかるでしょ?」






    ミーナ「何か‥心当たりがありそうね」





    マーレ「強化したケニー・アッカーマンが怪しい。奴の率いる対人部隊がここに参戦してくるかもしれん」





    トーマス「‥なるほど‥面倒な事をしてくれたな」






    ミーナ「でも‥王政の奴らを皆殺しにしたんでしょ?指揮系統が失われているんだから、迅速な対応が出来ないのでは?」





    マルコ「いいや。ケニー・アッカーマンが存命なら対人部隊が来る可能性は考えられるよ。対人部隊はケニー・アッカーマンの事を心酔している。アイツらにとって王政の人間の指令は二の次だったはずだ」






    マーレ「その通りだ。分かっていると思うが、対人部隊は最新鋭の武器を保有している。正史にすら出て来なかった、巨人にも殺傷能力のある高火力の武器があっても不自然ではない」







    トーマス「ふっ‥だが‥それも良いじゃないか。障害は大きい方が燃えるだろ」





    マルコ「ハッハッハッハッハッハッ!!!!!!トーマス君最高だね!!!!!僕も同じ意見だ!!!!!」





    マルコ「それに本番は今日じゃない!!!!マリア最終奪還作戦の時こそ僕たちの正念場じゃないか!!!!!」







    マーレ「あぁ‥だが‥正史より早い段階でその正念場が訪れるかもしれないがな」










    調査兵団「」ゾロゾロ!!!!!









    ミーナ「噂をしていればってヤツね‥来たわよ」ニヤリ







    マルコ「巨人化はまだしない方がいいよね。感動の再会とやらを楽しみたいし‥」ニチャァ







    トーマス「くそ‥今この場で全員殺してやりたい」グキッ!!!






    マルコ「ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!!!」





    マーレ「ああ‥だが今日殺すのはミケ・ザカリアスの率いる班だけだ。」





    マーレ「そして顎の力を奪う」











    ミーナ「ユミルを殺すのは私にやらせてよ〜あの女訓練兵の時から偉そうで、いつか殺してやりたいと思っていたのだから〜」ニッコリ







    マーレ「いいだろう。ではミケ・ザカリアスの班の連中は俺たちに任せてもらうぞ」







    マルコ「ねぇ〜ライナー達はどうするの〜?調査兵団に力を貸すかもしれないじゃん〜」







    マーレ「半殺しまでならいい。だが奴らにもマリア最終奪還作戦の時に演者として踊ってもらう必要があるからな」



























    エルヴィン「総員!!!!立体機動に移れ!!!!!!」バシュッ!!!!!!







    調査兵団全員「ハッ!!!!!!」バシュッ!!!!!








    マルコ「うほっ!!興奮してきた〜!!!!!」バシュッ!!!!!!







    マーレ「アイツ‥先走りやがって‥」





    ミーナ「私たちも行くわよ!!!」バシュッ!!!!!




  29. 29 : : 2020/04/08(水) 00:24:02
    ハンジ「!前方に4人確認!!!!立体機動でこちらに向かってきている!!!!」バシュッ!!!!!





    エルヴィン「迎撃態勢を取れ!!!!近づき過ぎるな!!!!奴らがいつ巨人になるか分からない!!!!!」バシュッ!!!!








    ジャン(マルコ‥嘘だろ‥本当に生きているのか‥)バシュッ!!!!






    アルミン「ジャン‥気持ちは分かるけど‥任務に集中しよう」バシュッ!!!!





    ジャン「舐めるなよアルミン‥俺だってもうそこまでガキじゃねぇんだ」バシュッ!!!!!








    エレン「!」バシュッ!!!!







    リヴァイ「お前は特に慎重に行動しろよ。お前の代わりはいないんだからな」バシュッ!!!!



    エレン「承知しています‥」バシュッ!!!!









    マルコ「調査兵団の皆さん!!!!!こんにちは!!!!!!」バシュッ!!!!!







    エルヴィン「そこで止まれ!!!!止まらないなら問答無用で攻撃を仕掛ける!!!!!」ピタッ!!!!








    調査兵団全員「」スッ







    マルコ「はいはい!!!まぁコミュニケーションを取るときに人間には適切な距離が必要だよね!!!!」ピタッ!!!!






    マルコ「君たちの望み通り止まってあげたよ!!!!!こうやって僕を会話で止めてる間に兵士で囲むのが作戦なんだろうけどね!!!!」







    エルヴィン(やはり読まれているか‥)







    エルヴィン「お前たち4人の目的はなんだ!!!!!」







    マルコ「ハッハッハッ!!!!いい質問だね!!!!今日の目的はミケ・ザカリアスの班を殲滅させること!!!!!」





    マルコ「最終的には君たち全員仲良く揃って死んでもらう事になるけどね!!!!!」ニッコリ







    エルヴィン「何故だ!?何故そんな事をする!!!!」






    マルコ「質問すれば何でも答えると思うかい!?悪いけど今は会話をするつもりはないんだ!!!!!」








    ゲルガー「ちっ‥ふざけやがって‥返り討ちにしてやる」









    マルコ「じゃあ!!!!ゲームを始めようか!!!!!」カァッ!!!!!








    マーレ・トーマス・ミーナ「」カァッ!!!!!!!!





    調査兵団全員「!」





    エルヴィン「4人が一斉に巨人化したぞ!!!!それぞれの班に分かれて敵を殲滅せよ!!!!!!」バシュッ!!!!!




    調査兵団全員「了解!!!!!!」バシュッ!!!!!!!







    ミーナ巨人「アッハ!!!!!たくさん虫からが寄ってくるわ!!!!!!」ドォッ!!!!!!!







    トーマ「こ、こいつら速いぞ!!!!!」バシュッ!!!!!





    ミーナ「死にたくないならどきなさい!!!!!あなた達には用はないのよ!!!!!」ドォッ!!!!!!





    ミーナ「ユミル!!!どこにいるのかしら!!!!出てきなさい!!!!!あなたの力を貰うわよ!!!!」ドォッ!!!!!








    ハンジ「え?‥まさか‥」バシュッ!!!!!






    モブリット「分隊長!!!!」バシュッ!!!!!!






    ハンジ「!!!!」バシュッ!!!!!






    トーマス巨人「ほぅ‥女と言え‥さすが調査兵団の兵士だな‥よく今の投石を避けたな」バキバキバキ!!!!!






    ハンジ「私たちは殺さないんじゃないのかな?」(エレンと違って‥巨人化状態でも上手く喋れるのか‥)バシュッ!!!!!






    トーマス巨人「威嚇だ。何もしないわけないだろ!!!!!!」ブォォン!!!!!!!








    ハンジ「投石が来るぞ!!!!建物の陰に身を潜めろ!!!!!」バシュッ!!!!!!




  30. 30 : : 2020/04/08(水) 00:35:54
    ゲルガー「くっそ!!!!アイツら無茶しやがって!!!!!」



    ズドドドドドドド!!!!!!ズドドドドドドド!!!!!!




    ナナバ「これはまずいね‥三体の巨人が同時に投石‥これじゃ攻撃の隙ができない」





    ナナバ「それにあの女型の巨人は異常な速度で走り抜けていった‥そしてこのまま投石が続けば建物が無くなり立体機動装置が使えなくなる」






    ゲルガー「冷静に分析してるんじゃねぇ!!!それでも何とかするしかねぇだろうが!!!!」






    ズドドドドドドド!!!!!!






    ナナバ「ん?‥何故だ‥投石による音が少し‥止まった?」






    ゲルガー「」グシャ!!!!!!!!







    ナナバ「!?」バッ!!!!









    マルコ巨人「ハッハッハッ!!!!みーつーけーた!!!!!」ドン!!!!!!






    ナナバ「くっ!!!!」バシュッ!!!!!






    マルコ巨人「間抜けなんだね〜まさかこんな大声で喋って自ら自分の居場所を教えてくれるとは〜。君は自殺願望でもあるのかな〜?」ドン!!!!ドン!!!!!!







    ナナバ(運動能力が普通の巨人とは比較にならない!!!!逃げるので精一杯だ!!!!)バシュッ!!!!!







    マルコ巨人「逃げてどうするのかな〜?ハッハッハッ!!!!!!トーマスとマーレが投石してくれてるから誰も助けには来ないよ!!!!!」ドン!!!!ドン!!!!






    ナナバ「!」バシュッ!!!!バシュッ!!!!!バシュッ!!!!!!!





    マルコ巨人「どんどん仲間から離れていくし〜!!!!!ガスも消費しているね〜!!!!!ハッハッハッ!!!!!どうやらもうすぐ君は死ぬみたいだね!!!!ゲルガーみたいに一瞬で死んだ方が痛みもなく楽だよ!!!!!」ドゴォン!!!!!!バラバラ!!!!!!!







    ナナバ「がっ!!!!!」ガン!!!!!!







    マルコ巨人「あ、あれ〜?もしかして僕が破壊した建物の破片で怪我しちゃった?」ピタッ





    ナナバ(くそ‥破片が足に‥)プルプル





    マルコ巨人「全く人間って可哀想になるくらい弱いよね〜同じ民族なのに君は再生能力すらないのか〜うん。死んだ方がいいね!!!!!」ブォォン!!!!!!!!!






    ザシュッ!!!!!!!







    マルコ巨人「え?」ガクンッ!!!!!!!!!








    ナナバ「ミケ!!!!」






    ミケ「俺の部下に手を出すな!!!!!」バシュッ!!!!!





    マルコ巨人「うわ〜さすが分隊長!!!!カッコいいですね!!!!!」ブン!!!!ブン!!!!!ブン!!!!!





    ミケ(ずっと喋りながらこの速度の打撃‥これは手強い!!!!!)バシュッ!!!!!!





    マルコ巨人(ふ〜ん‥正史では獣の巨人にあっさり殺されていたから弱いと思っていたけど‥リヴァイ兵士長に次ぐ実力者ってのはまんざら嘘ではないのか)ブォォン!!!!!!!!






    ドゴォン!!!!!!!!!






    ナナバ「いっ!!!!」ビクビク!!!!





    ミケ「ナナバ!!!!何をしている!!!!早くここか‥」









    ナナバ「」グシャリ!!!!!!






    マルコ巨人「あ、ごめん。踏み潰しちゃった!!!!!」テヘッ!!!!





  31. 31 : : 2020/04/08(水) 00:49:32
    ミケ「この!!!!!!外道が!!!!!」バシュッ!!!!!!





    マルコ巨人「おっ!?さっきより速くなったね!!!!!でもそれじゃガスを‥」ザシュッ!!!!!ザシュッ!!!!!





    ミケ「ふぐおおおおお!!!!!!」バシュッ!!!!!!





    マルコ巨人「目が!!!!目がやられた!!!!!ああ!!!!痛い!!!!!」ジタバタ!!!!!!







    ミケ「人類の力を思い知れ!!!!!!」バシュッ!!!!!!!ガキンッ!!!!!





    ミケ「!?」バラバラ!!!!!





    マルコ巨人「な〜んちゃって!!!!どうだい?硬質化するとブレードじゃまるで通じないんだよ!!!!!」ガシャン!!!!!!ドン!!!!!






    ミケ「この‥」バシュッ!!!!バシュッ!!!!バシュッ!!!!!!





    マルコ巨人「ったく!!!!あんまり疲れさせるなよな!!!!!大人しく殺されるんだ!!!!その方がいいだろ!!!!」ブォォン!!!!!!ドゴォン!!!ドゴォン!!!!!!!






    ミケ(力任せに‥破片が少しでも当たれば人間は怪我をする‥そして立体機動が使えなくなる‥)バシュッ!!!!!!!!






    ミケ(これは‥明らかにこちらが劣勢‥このままでは全滅する‥)バシュッ!!!!!!






    マルコ巨人「ミケ・ザカリアス!!!!お前はこれから活躍できる器じゃない!!!!お前はここで死ぬべきなんだ!!!!退場しろおおお!!!!!!」ドゴォン!!!!ドォッ!!!!!






    ミケ(そもそも‥なんでこいつらは我々兵士の名前と顔を知っている‥)バシュッ!!!!!!!






    ミケ(顔と名前が外部にが割れてるのはごく少数の兵士だけのはずだが‥)バシュッ!!!!!!







    マルコ巨人「いつまで逃げるんだよ!!!!もう手詰まりなのかよ!!!!つまんなくなってきたぞ!!!!!」バキッ!!!!バキバキバキバキ!!!!!!!





    ミケ「!?」バシュッ!!!!!!






    マルコ巨人「凄い力だろ〜?この建物の残骸を!!!!!雨のように降らしてあげるよ!!!!!!」バラバラ!!!!!!!バラバラ!!!!!!!








    ミケ「」バシュッ!!!!!!バシュッ!!!!!バシュッ!!!!!!!バシュッ!!!!!!!






    マルコ巨人「逃げるのに必死だね!!!!!でもこれは避けきれないでしょ!!!!!!」ゴン!!!!ガン!!!!!





    マルコ巨人「僕は硬質化すればノーダメージだし!!!!例え怪我しても回復すれば解決だ!!!!でも君たちはどうだ!?破片ですら致命傷だ!!!!!あーあっ!!!!可哀想に!!!!!」ガン!!!!ガン!!!!ゴォン!!!!!!!






    マルコ巨人「見失っちゃった‥おーい!!!ミケくん!!!!生きてるかい!!!!!」キョロキョロ









    ミケ「」グチャグチャ






    マルコ巨人「アッハッハッハッハッ!!!!フッフッフッ!!!!!ごめんごめん!!!!ごめんね!!!!小さくて気づかなかったわ!!!!!!プッ!!!」








    ジャン「おい!!!!マルコ!!!!いい加減にしろよ!!!!」バシュッ!!!!






    アルミン「危険だ!!!!ジャン!!!!」バシュッ!!!!





    マルコ巨人「おや?ジャンとアルミンかな?」クルッ







    アルミン「そいつは君の知っている親友のマルコじゃない!!!!もう変わってしまったんだ!!!!そもぞも君はマルコの遺体を見たんだろ!!!!」





    ジャン「じゃあコイツは何だって言うんだ!!!!マルコの顔に声!!!!言動がおかしいがマルコにしか見えないだろ!!!」







    マルコ巨人「あの〜。ここに敵がいるのに何で君たちはそんな悠長に喋ってるのかな?」





    アルミン・ジャン「!」






  32. 32 : : 2020/04/08(水) 14:00:24
    ジャン「マルコ‥もうこんな事はやめようぜ。今ならまだ間に合う」



    ジャン「お前の力は兵団で有効活用するのが‥」




    マルコ巨人「ハッハッハッ!!!!!何で僕が自分より弱い奴らの言いなりにならなければいけないんだ!?」





    ジャン「!」





    マルコ巨人「ジャン!!!!この力は素晴らしいよ!!!!全てを破壊できる力だ!!!!しかもこの強さはまだまだ発展途上の段階なんだ!!!!!!」





    マルコ巨人「兵団に入ればこの力の行使は制限されるだろう!!!!!そんなのは嫌だね!!!!!僕は好きな時に暴れて好きなように殺したいんだ!!!!!!」






    アルミン「ジャン‥良い加減に目を覚ましてくれ」






    マルコ巨人「もうミケ・ザカリアスの班はさっきの僕の攻撃で消しとんだから、もう用はないし君たちと今は話すつとりはない」





    アルミン「今は‥?」






    マルコ巨人「そう!!!今の君たちには僕たちと対等に渡り合う力がない!!!!だから会話しても全くの無駄なんだよ!!!!」ザシュッ!!!!!!!!







    マルコ巨人「え‥」ズドォッ!!!!!!ドサッ!!!!!!







    アルミン「り、リヴァイ兵士長!?」






    リヴァイ「何をやってる!!!死にたいのか!?」ガチャン!!!!!






    リヴァイ「配置に戻れ!!!!!お前ら新兵は後方で待機していろ!!!!」バシュッ!!!!!









    マルコ巨人「待て待て!!!!!!」ムクリ!!!!







    アルミン・ジャン・リヴァイ「!?」








    リヴァイ「何故まだ生きてる‥さっき頸を斬ったはずだが‥」(もう回復しているのか‥)ガチャン!!!!!







    マルコ巨人「いや〜さすが人類最強の兵士だなぁ!!!!全く気づかなかったよ!!!!でも残念だね!!!!」




    マルコ巨人「僕は頸を斬られた程度では死なないよ!!!!!それに!!!!!!」ビキビキビキ!!!!!!ビキビキビキ!!!!!







    リヴァイ「お前らは逃げろ!!!!俺がこいつを止める!!!!!」バシュッ!!!!!






    アルミン・ジャン「は、ハッ!!!!!」バシュッ!!!!!!






    リヴァイ「!」ザン!!!!!バキンッ!!!!!







    マルコ巨人「こうやって全身を硬質化すれば‥もう僕にダメージすら与えることができない!!!!!さらに!!!!!」ドゴォン!!!!!!ドゴォン!!!!!






    リヴァイ「!」バシュッ!!!!!バシュッ!!!!!!







    マルコ巨人「いくら人類最強と言っても!!!!立体物が無くなればただの人間と変わらない!!!!!!」バゴォン!!!!!ドゴォン!!!!!!!!







    リヴァイ「」バシュッ!!!!!!ギュアイ!!!!!!ザン!!!!!!





    マルコ巨人「え!?」ガクンッ!!!!!!!







    リヴァイ「全身を本当に硬質化しているなら‥そんな動きはできない‥やはり硬質化で覆えない箇所がいくつかあるな」スタッ








    マルコ巨人「‥考えたね‥でも僕の本体には結局ダメージを与えられないから意味ないでしょ?」ニッコリ






    リヴァイ「ふん‥そんなのやってみないと分からないだろ?」バシュッ!!!!!!!!!








    マルコ巨人「ハッハッハッハッハッハッ!!!!!!!自分の無力さを思い知れ!!!!!!チビ人間!!!!!!」ブォォン!!!!!!!!









    リヴァイ「」バシュッ!!!!!!!ギュオン!!!!!!!!!!






  33. 33 : : 2020/04/08(水) 14:07:43
    トーマス巨人「おい!!!!俺たちは投石するだけでいいのかよ!!!!」ブォォン!!!!!



    マーレ巨人「あぁ!!!!とにかくミーナとマルコの邪魔が入らないようにすればいい!!!!」ブォォン!!!!!!




    エルヴィン「ぐっ!!!!」(投石が強力で攻撃が出来ない‥ここもすぐに更地になってしまう)







    ハンジ「エルヴィン!!!!!このままじゃ!!!!!」








    エルヴィン「」バシュッ!!!!!!←信号弾











    調査兵団複数「!」











    ハンジ(ちょっと‥エレンを巨人化させて戦うの!?いくらなんでも‥いや‥)






    ハンジ(もう投石に対抗するにはそれしかない‥リヴァイもミケ班の配置されていた所に行った巨人と相手をしているし‥)








    エレン「」カァッ!!!!!!!!!







    トーマス巨人・マーレ巨人「!」ピタッ









    エレン巨人「ウオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」ダッ!!!!!






    マーレ巨人「やっとエレンを引っ張り出すことが出来たな‥」






    トーマス巨人「あぁ‥奴の相手は俺に任せろ」






    マーレ巨人「了解した‥ならば俺は他の兵士の注意を逸らす!!!!!!!」ドォッ!!!!!!








    エレン巨人(この野郎!!!!!お前だけは逃してたまるか!!!!!!)バッ!!!!







    トーマス巨人「」ガシッ!!!!!!





    エレン巨人「!」ググググ!!!!!






    トーマス巨人「エレン‥お前の相手は俺だ」ググググ!!!!!!






    エレン巨人(トーマス‥離しやがれ!!!!!邪魔だ!!!!!!)ググググ!!!!!!








    エルヴィン「ハンジ班はマーレの相手をしろ!!!!!我々の班はエレンの援護だ!!!!!!」バシュッ!!!!!







    調査兵団複数「了解!!!!!」バシュッ!!!!!!!







  34. 34 : : 2020/04/08(水) 14:23:43
    ミーナ巨人「アッハッハ!!!!!こんなに簡単に死んでしまうなんて!!!!!」グシャ!!!!




    ミーナ巨人「まるで人がゴミのようね!!!!!」グシャ!!!!!!




    調査兵団の死体複数「」





    ミーナ巨人「あ〜あ!!!本来ここでは死なないはずだった人間がたくさん死んでいくわ!!!!でも気にしないでいっか!!!!」グシャ!!!!グシャ!!!!!!






    クリスタ「ゆ、ユミル!!!!」バシュッ!!!!!




    ユミル「気にするな!!!!どうせ私達じゃアイツらには勝てない!!!!」バシュッ!!!!!






    トーマ「新兵達は下がってろ!!!!ここは我々で‥」グシャ!!!!!!!






    ミーナ巨人「もういつまで逃げ回るのかしら!!!!!」ブォォン!!!!!





    クリスタ「!」





    ユミル「クリスタ!!!!!!!」ドスッ!!!!!!







    クリスタ「!?‥ユミル!!!!!」






    ユミル「ごはっ!!!!‥くそ‥破片が身体に‥」





    ユミル「お前は‥早く逃げろ‥私なら大丈夫だ」





    クリスタ「大丈夫なわけないじゃない!!!!その怪我じゃ‥」






    ミーナ巨人「大丈夫よクリスタ。ユミルは巨人だからね。」





    クリスタ「え?」





    ユミル「‥」





    ミーナ巨人「いつまでも隠し通せると思ったの?今あなたが巨人にならないなら、あなたを食べた後に、クリスタを踏み殺すわよ」






    ユミル「そりゃ‥困るな」






    ユミル「クリスタのいない世界は私には考えられないからな!!!!!!」カァッ!!!!!!!









    クリスタ「そんな‥ユミルが‥巨人だったなんて‥」








    サシャ・コニー「はあっ!!!!!」ブォォン!!!!!




    ミーナ巨人「!」ビュン!!!!!






    サシャ「ミーナ!!!!!もうこんな事やめてくださいよ!!!!」





    コニー「そうだぜ!!!こんな事悪いことだってのは馬鹿な俺でも分かるぞ!!!!」







    ミーナ巨人「あらあら。懐かしい顔ブレがわらわらと‥」





    ミカサ「ここは私とユミルに任せて。サシャとコニーとクリスタは怪我人の保護を頼みたい」






    コニー「何を言ってるんだ!?俺たちも戦うぜ!!!!」





    サシャ「そうですよ!!!仲間が道を踏み外した時は、私たちが正しい方向に導いてあげるべきです!!!!」






    ミカサ「はっきり言おう。あなた達じゃ足手纏いになる」





    ミカサ「もう殆どの熟練兵が殺されてしまった‥でもまだ辛うじて生きている人がいる。救えるのはあなた達」




    コニー・サシャ・クリスタ「!」






    ミカサ「ここはそれぞれの役割を全うしよう。でないと全滅する」








    クリスタ「ミカサ‥ユミル‥無茶しないでね」





    ユミル巨人「」コクン







    ミカサ「」バシュッ!!!!!!!!







    ミーナ巨人「へぇ〜あなた達2人だけで私を倒せると思ってるの?」ニヤニヤ






    ミカサ「」バシュッ!!!!!ブォォン!!!!!!






    ミーナ巨人「調子に乗らないで欲しいわ!!!!!!」ドゴォン!!!!!!








    ミカサ「!」バシュッ!!!!!!






    ミーナ巨人「訓練兵の時はあなたに全く敵わなかったけど!!!!今の私は違うのよ!!!!!!」ブォォン!!!!ブォォン!!!!!!!






    ユミル巨人(私の巨人じゃ真っ向から勝負は出来ない‥)ビュン!!!!ビュン!!!!





    ユミル巨人(ミーナが見せる‥一瞬の隙‥そこに全てを賭けるしかない!!!!!)ビュン!!!!ビュン!!!!!ビュン!!!!





    ミカサ(エレンを守るためにも‥こいつはここで殺す!!!!!)バシュッ!!!!!





    ミーナ巨人「楽しくなってきたわね!!!!!!!あなた達の死に様が見たくなってきたわ!!!!!!!」ドゴォン!!!!!!!!!!!










  35. 35 : : 2020/04/08(水) 15:59:12
    マーレ巨人「!」ドゴォン!!!!!!!





    ハンジ(う、動きが止まった!!?)バシュッ!!!!!



    モブリット「分隊長!!!!チャンスなのでは!!!!」バシュッ!!!!





    ハンジ「あぁ!!!総員一斉に頸に斬りかかれぇ!!!!!」バシュッ!!!!!






    マーレ巨人「」ドォッ!!!!!!!






    ハンジ班「!?」バシュッ!!!!!!






    ハンジ(走った時に生まれた風圧で!!!!)ゴォオオオ!!!!!!













    エレン巨人「」ボロッ




    トーマス巨人「へへ‥やるじゃねぇか」






    エルヴィン(いいぞ‥この調子なら勝てる‥)スチャ








    マーレ巨人「!!!!!」ドゴォン!!!!!!





    エレン巨人「!?」グシャァ!!!!!!ズドォン!!!!!!!





    エルヴィン班「!?」







    トーマス巨人「おい!!!!何しやがる!!!これは俺とエレンの真剣勝負だったんだぞ!?」






    マーレ巨人「黙れ‥悪い予感が当たってしまった」




    トーマス巨人「なんの話だ!?」






    エルヴィン(今なら隙をつい‥)グシャ!!!!!






    調査兵「エルヴィン団長!!!!!」グシャ!!!!!






    マーレ巨人「お前ら全員潰れちまえ!!!!!」ブォォン!!!!!!!グシャ!!!!!







    トーマス巨人「お、お前!!!建物振り回して何やってるんだよ!?」





    トーマス巨人「エルヴィンの班はここで殺すべきじゃなかっただろ!!!」





    マーレ巨人「いいやまずい状況だ‥敵の増援部隊が間もなく到着する」




    トーマス巨人「!」





    マーレ巨人「感じるんだ‥ユミルの民の気配を‥肉体の強度が一般人のものではない‥明らかに訓練された人間だ」







    トーマス巨人「では‥どうする?」





    マーレ巨人「正史ではマリア奪還作戦では調査兵団しか参戦していなかったが、この変化した世界線では兵団連合になる恐れがある」





    マーレ巨人「敵の増援が到着するまでなるべく調査兵を殺せ。どうやら俺たちが調子に乗っていられる場合では無くなったようだ」





    トーマス巨人「了解した‥ならばミーナとマルコにも伝えなければいけないな。」





    マーレ巨人「俺がミーナに伝えてくる。お前はマルコを連れてこい!!!!!」ドォッ!!!!!






    トーマス巨人「ちっ‥厄介な事になってしまったな‥」ドォッ!!!!!!!







  36. 36 : : 2020/04/08(水) 16:01:43
    ライナー「ここまで来れば‥大丈夫だろう」バシュッ!!!!



    ベルトルト「ライナー。本当に僕たちも戦わなくてもいいのかい?」バシュッ!!!!




    ライナー「あぁ!!!もう王政も兵団も殆ど壊滅状態なんだ!!!!」バシュッ!!!!





    ライナー「これ以上調査兵をやってる意味はない!!!!とにかく今はジーク戦士長達と合流するぞ!!!!!」バシュッ!!!!!






    ベルトルト(マーレ‥お前は僕が必ず‥アニの仇を‥)バシュッ!!!!!!!








    ライナー「ここからは馬に乗って行くぞ!!!!!」パカラッ!!!!!








  37. 37 : : 2020/04/08(水) 16:17:17
    ミーナ巨人「あ、あなた達‥中々やるじゃないの‥」ジュウウウ!!!!!




    ミカサ(頸の部分だけ硬質化しているからトドメが刺させない‥)




    ユミル巨人(ダメだ‥意外とミーナも強い‥決定的な攻撃のチャンスがない‥)




    ユミル巨人(私の顎は攻撃力は強いが‥頑丈じゃない。この体格差で反撃されたら即死するかもしれない)







    ミーナ巨人「でも‥そろそろ疲れてきたようね‥私はまだまだヤレるけどね!!!!!」







    ドゴォン!!!!!!!!!!!バラバラ!!!!!!






    ミーナ巨人・ミカサ・ユミル「!」






    ミカサ「嘘‥あれは‥」







    クリスタ「」ベチャ!!!!!








    ユミル巨人(え?‥)






    マーレ巨人「ミーナ!!!!!!ユミルはもう食べたのか!?」ドォッ!!!!ドォッ!!!!





    ミーナ巨人「は!?あんた何やってるの!?何でクリスタ達を殺したのよ!!」







    マーレ巨人「敵の増援が来る!!!!急いでここから離れるぞ!!!!!」





    ミーナ巨人「!」





    マーレ巨人「それにお前だって必要以上に調査兵を殺しただろ?‥まぁ話は後だ」





    ミーナ巨人「なんで敵の増援が来るって分かるのよ!!!」




    マーレ巨人「力を感じるんだ‥感覚が研ぎ澄まされている‥」





    ミーナ巨人「‥でもまだ目的は果たしてない」





    マーレ巨人「あぁ‥なら2人でそこにいるミカサとユミルを殺すぞ」





    マーレ巨人(ミカサ・アッカーマンはこれから脅威になる‥マリア奪還作戦までにさらに強くなられたら計画に支障が出る)ブォォン!!!!!





    ミカサ「!」






    ユミル巨人「キィア!!!!!!」ザシュッ!!!!!!!







    マーレ巨人「小賢しい奴め!!!!!」ドゴォン!!!!!!!





    ユミル巨人「!?」グシャ!!!!!!






    ミカサ「ユミル!!!!!」バシュッ!!!!!!





    ミーナ巨人「あんたは引っ込んでなさい!!!!!!」ドゴォン!!!!!





    ミカサ「」バシュッ!!!!!!!






    ミーナ巨人(まだこれだけ動けるなんて‥でも‥そろそろガスも尽きるでしょう!!!!!)ブォォン!!!!!!!!





    ミカサ「」ブン!!!!ブン!!!!!





    ミーナ巨人「!」ドスッ!!!ドスッ!!!!






    ミーナ巨人(しまった!!!!目をやられた!!!!!)ガクンッ!!!!







    マーレ巨人「ミーナ!!!!」






    ミカサ「ええいっ!!!!!」ザシュッ!!!!!!!!







    ミーナ「!!!?????!!!!??」ズバッ!!!!!!ビュン!!!!!





    マーレ巨人(ミーナは俺たちほど頑丈じゃない‥もうダメだな)アーン!!!!






    ユミル「この屑野郎!!!!クリスタを返‥」グシャ!!!!!!バキッ!!!!





    ユミル「」バキバキバキバキ!!!!!バキンッ!!!!!






    マーレ巨人「!」ドクン!!!!ドクン!!!!ドクン!!!!!








    ミカサ「次はお前だ!!!!!」バシュッ!!!!!





    マーレ巨人「」チラッ






    ミーナ「た、助けて‥」プルプル






    マーレ巨人「」ドォッ!!!!!!







    ミーナ「嫌!!!!嫌だ!!!?????置いてかないで!!!!!!助けてよ!!!!!」







    ミカサ「あの速度じゃ追いつけない‥ここは‥」バシュッ!!!!!








    ミーナ「まって‥」ザシュッ!!!!!!!!







    ミカサ「‥」ポタポタ‥






    ミーナ「」ドサッドサッ!!!!






    ミカサ「お、おわった‥」フラッ






    ミカサ(もう‥意識が‥)ガシッ!!!!






    ミカサ「!」クルッ





    ミカサ「だ、誰!?」




  38. 38 : : 2020/04/09(木) 01:54:23
    マルコ巨人(速度が違いすぎる‥他の兵士とはまるで次元が違うようだ‥)ジュウウウ!!!!!




    リヴァイ(頸を狙えないならトドメが刺せない‥このままじゃガスと刃が尽きる‥)ガチャ



    リヴァイ(なるべく消耗を抑えつつ‥戦っているが‥こうも決定打がないともどかしく感じるのか‥)バシュッ!!!!!!






    マルコ巨人「生意気なチビだ!!!!!もう諦めろよ!!!!お前がいくら強くてもこの僕には勝てない!!!!」ザシュッ!!!!!





    マルコ巨人「!」ガクンッ!!!!!





    リヴァイ「うるせぇ‥奴め‥最後まで戦い抜いてやる!!!!」バシュッ!!!!






    リヴァイ「そう簡単に俺が諦めるわけないだろうが!!!!!」ギュイイイィン!!!!!!







    ズドドドドドドド!!!!!!ズドォッ!!!!!!







    リヴァイ「!」バシュッ!!!!カン!!!!






    リヴァイ「また投石か‥ワンパターンだが厄介だな‥」スタッ







    マルコ巨人「トーマスかい!?取り込み中なんだけど!!!!」





    トーマス巨人「逃げるぞ!!!!敵の増援が来る!!!!」





    リヴァイ・マルコ巨人「!」






    マーレ巨人「」ドォッ!!!!ドォッ!!!!






    リヴァイ(アイツは‥確か巨大樹の森で1番最初に遭遇した‥知性巨人だ‥)







    マーレ巨人「かなり接近してきている!!!急いであの大岩を破壊して退却だ!!!!」ドォッ!!!!!






    マルコ巨人「良いところだったけど‥またね!!!!人類最強のおチビさん!!!!」ドゴォン!!!!!!!






    リヴァイ「!」バシュッ!!!!!








    トーマス巨人「大岩の破壊なら俺に任せろ!!!!!」ビキビキビキ!!!!!←硬質化で作った槍







    トーマス巨人「壊れろ!!!!!」バゴォン!!!!!











    巨人複数「」ゾロゾロ!!!!!








    マーレ巨人「壁を登るぞ!!!!!全身を硬質化させておけ!!!!!」ビキビキビキ!!!!!





    トーマス巨人・マルコ巨人「」ビキビキビキ!!!!!!!







    巨人複数「」スタスタ!!!!!ゾロゾロ!!!!!!!






    リヴァイ(まさか‥外の方に巨人を集めていたのか‥これは‥)チラッ







    リヴァイ(とんでもない数だ‥生き残りの兵士だけで対応できるか!?)バシュッ!!!!!!








    調査兵の死体「」ガチャン!!!!!





    リヴァイ「すまない‥お前の装備を借りていくぞ‥」スチャ!!!!






    リヴァイ「ガスと刃は補給できた‥これで戦いを続けられる‥」バシュッ!!!!!←建物の上








    巨人「ガオオオオ!!!!!」ザン!!!!!!






    リヴァイ「」スタッ!!!!





    巨人「」ドサッ!!!!






    巨人複数「!」ドシン!!!!ドシン!!!






    リヴァイ(見渡す限り‥ハンジとエルヴィンの班の連中は殆ど全滅したようだな‥)バシュッ!!!!!!







    リヴァイ(後方の新兵と護衛犯がどうなったか‥ここからじゃ分からないが‥あまり期待はできないな)ギュイイイィン!!!!!!!!






    巨人5体「!」ザシュッ!!!!!ザシュッ!!!!ザシュッ!!!!ザシュッ!!!!!ザシュッ!!!!!








    リヴァイ「良いだろう‥俺がまとめて相手をしてやる!!!!!」バシュッ!!!!!









    巨人複数「」スタスタ!!!!!!!







    リヴァイ「!!!!!」バシュッ!!!!!ギュオン!!!!!!






  39. 39 : : 2020/04/10(金) 23:24:21
    巨人「」ゾロゾロ!!!!!





    リヴァイ(くっ‥倒しても倒しても‥壁の穴から次々に巨人が出てきやがる!!!!)ザシュッ!!!!ザシュッ!!!!ザシュッ!!!!






    巨人複数「!」ドサッ!!!!!ズシン!!!!!!






    リヴァイ(まさか‥事前に巨人を配置していたのか‥アイツら‥)バシュッ!!!!!!








    リヴァイ(だが‥俺ならやれ‥)







    エレン巨人「」ムクリ







    リヴァイ「!」






    巨人複数「」ゾロゾロ!!!!!






    リヴァイ(エレンだと!?‥そうか‥さっきマーレに殴られて気絶していたのか‥)バシュッ!!!!!!









    巨人「グワアッ!!!!!」ブォォン!!!!!










    リヴァイ(ダメだ‥この距離じゃ‥)ガキンッ!!!!!!









    ズドドドドドドド!!!!!!!!ズドォッ!!!!!!!







    巨人複数・リヴァイ「!?」








    ケニー「よう‥リヴァイ。大きくなったか?」ガチャン!!!!カランカラン!!!!








    リヴァイ「け、ケニー!?」








    ケニー「巨人を殲滅しろ!!!!!雷槍をたっぷり奴らにプレゼントしてやれ!!!!!」








    元対人制圧部隊「ハッ!!!!!」ズドォッ!!!!!!








    巨人複数「!?」ズドドドドドドド!!!!!ズドドドドドドド!!!!!











    リヴァイ「何故お前がここにいる?‥」





    ケニー「俺たちの上の人間は全員巨人のガキ共に殺されたからな」




    ケニー「今の俺たちは文字通り自由に動き回れるんだ」





    リヴァイ「俺たち?」





    ケニー「そうだ。中央憲兵だ」ニヤリ







    ズドドドドドドド!!!!!!ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!






    巨人複数「」バラバラ!!!!!ドサッ!!!!ドサッ!!!!







    リヴァイ「あの武器はなんだ?」





    ケニー「雷槍だ。巨人の硬質化をぶっ壊せるほどの威力がある。」






    リヴァイ「何故お前らがそんなものを持っている?」




    ケニー「へっ。お前だって知ってるだろ。中央は今まで進んだ技術を隠蔽してきたんだ。雷槍の開発は数年前から始まっていた」




    ケニー「そして今では改良が重ねられて、兵士なら誰でも扱える強力な武器になったわけだ」








    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!







    リヴァイ「最初から俺たちを助けるつもりなら‥何故もっと早く助けに来なかった?」





    ケニー「あ?主役は遅れて登場するもんだろ?」






    リヴァイ「‥答えになってないな」




    ケニー「ま、本音を言うとだな。雷槍や最新の道具の研究所が襲撃されたんだ」




    リヴァイ「あの巨人共にか?」





    ケニー「あぁ。技術者も殆ど殺された。俺たちは何とか雷槍だけは持って逃げたんだ」





    ケニー「だがもう後ろに待機させている馬車にしか雷槍はない。量産するのが不可能ではないが、かなり時間がかかるだろう」






    リヴァイ「なるほど‥それで出撃に時間がかかったわけか」






  40. 40 : : 2020/04/10(金) 23:41:45
    カーフェン「巨人の殲滅を完了しました。アッカーマン隊長」バシュッ!!!!




    ケニー「おお。早かったな」




    リヴァイ「アッカーマン‥だと?」





    ケニー「おう。お前の苗字もアッカーマンだぞ。そう言えば教えてなかったな」





    リヴァイ「お前‥母さんと‥どう言う関係だったんだ?」





    ケニー「お前今俺を父親だと勘違いしただろ?クシェルはただの俺の妹だ」





    リヴァイ「つまり‥お前は俺の叔父だったのか‥」





    ケニー「まぁそうなるな。それより今は兵士を集めろ。さすがに全滅したわけじゃねえだろ?」






    リヴァイ「たぶんな‥だが後方以外の兵士は殆ど殺された。残ってるのは新兵しかいないぞ」






    ケニー「新兵でもいるだけ十分だ。とにかく生き残りを集めてこい。時間がないからな」





    リヴァイ「‥どう言う事だ」





    ケニー「俺の部隊と調査兵団の生き残りでウォール・マリアを奪還するぞ」





    リヴァイ「‥」




    ケニー「お?あんまり驚かないな。だいたい予想してたか?」





    リヴァイ「あぁ‥もう壁には兵士が殆ど残ってないからな。たった今調査兵団も壊滅状態になっちまった」




    リヴァイ「だったら奴らの拠点にしてる所を一気に叩いちまった方がいい」





    ケニー「その通りだ。」





    リヴァイ「だが‥外は依然として巨人の領域だ。犠牲者が出るぞ」




    ケニー「安心しろ。夜に出発すれば巨人と遭遇せず最短でシガンシナを目指せる」






    リヴァイ「夜だと?松明を使いながらじゃ馬の速度はあんまり出せないぞ?」





    ケニー「馬鹿。これを使うんだ」ピカッ






    リヴァイ「‥光ってる?なんだそれは?」




    ケニー「光る石。名前は知らない。とにかくこれが大小問わずたくさんある。これだけの明かりがあれば、十分な速度を出しながら夜でも馬で走行できるぜ」





    リヴァイ「‥この作戦はお前が考えたのか?」




    ケニー「いいや。作戦立案は俺の担当じゃない。カーフェンだ」





    カーフェン「‥」







    リヴァイ「どうやら‥少しだけ希望が見えてきたようだな」





    ケニー「おう。だが夜までに雷槍の使い方とか作戦内容を調査兵団の生き残りにも教えないといけねぇ。とっとと集めろ」





    リヴァイ「あぁ‥」バシュッ!!!!←信号弾







    ケニー「なるほど。その方が早いな」






    リヴァイ「あぁ。お前を信用するぞケニー。」







    ケニー「任せろ。人助けは趣味じゃねえが、人類を救うって言葉には少し魅力がある」






    リヴァイ「嘘つけ。お前は最新の武器を使って奴らと戦闘がしたいだけだろ?」




    ケニー「バレてたか。だがそれだけじゃねぇさ」




    リヴァイ「あ?」




    ケニー「巨人との相性の悪かった装備と言え‥俺はアイツらのうち1人に敗北している。やり返さないと俺のプライドが許さないんだ」





    リヴァイ「そうか‥それは俺も同じだ」













  41. 41 : : 2020/04/10(金) 23:53:16
    ー夜 荷馬車の上ー




    リヴァイ「お前らはゆっくり身体を休めておけよ」




    エレン・ミカサ・アルミン・ジャン「‥はい」







    ジャン「まさか‥生き残ったのが‥俺たちだけだったとはな」





    アルミン「うん‥僕たちは運が良かっただけだよ」





    ミカサ「‥エレン。身体は大丈夫?」





    エレン「あぁ‥何とかな。しかし‥ライナー達も‥皆んな死んだのか?」






    ジャン「リヴァイ兵長の信号弾で来たのは俺たちだけだった。つまりそう言う事だろ」





    アルミン「‥」





    エレン「くそ‥マルコ‥トーマス‥なんで‥こんな事しやがったんだ‥」






    ジャン「それは奴らをぶっ飛ばしてから直接聞くしかないだろ。」






    ジャン「それより本当にマーレ達はシガンシナ区にいるのか?」






    アルミン「その可能性は高いよ。壁の中では手配書が出回っていて、兵士も厳戒態勢だ。」






    アルミン「壁の外が彼らにとって安全で快適に過ごしやすいのは間違いない。巨人は人間以外の動物を襲わないから、食べ物もたくさんあるしね」




    ジャン「‥だな」








    カーフェン「イェガー。いるか?」パカラ!!





    エレン「は、はい」





    カーフェン「これを持っておけ」スッ






    エレン「何ですか‥この薬品は‥」






    カーフェン「それを使えば死の淵から復活できるだけじゃなくて、硬質化能力も使えるようになる」






    全員「!」





    カーフェン「奴らを駆逐したら‥お前が硬質化で穴を塞ぐんだ」






    アルミン「この薬品を飲んだだけで‥あの強力な硬質化を使えるようになるんですか?」








    カーフェン「あぁ」






    エレン「ありがとうございます。これで人類は自由を取り戻せる」グッ!!!





    カーフェン「それはどうだろうな?」





    カーフェン「奴らはたった4人で調査兵団を壊滅寸前まで追い詰めた。1人倒したと言え‥さっきの戦いで奴らの力を思い知ったはずだ」






    ジャン「でも‥雷槍って武器もあるんですよ?さっきまでの俺たちとは‥」





    カーフェン「楽観視はするな。奴らの能力は未だに未知数だ」






    エレン「そうですね‥」









    リヴァイ「もう話すな。寝て少しでも体力を回復させておけ。俺たちはさっきの戦いで消耗してる」






    エレン「は、はい‥」





    ミカサ「‥」







  42. 42 : : 2020/04/11(土) 00:14:01
    ーシガンシナ区ー




    マーレ「ぐう‥んん‥」ドクドク!!!!!





    マルコ「凄いね!!!まさか4体の巨人を一気に身体を大きくして飲み込むとは!!!!」






    トーマス「全く‥末恐ろしい奴め‥」






    マーレ「だが‥さすがに‥力を使いすぎた‥暫く動けそうにない‥」






    マーレ「俺が動けるようになるまで‥敵の相手は頼むぞ」





    トーマス「しかし‥本当に来るのか?」






    ユミル(ええ‥今向かってるところよ)ビリッ!!!






    トーマス・マーレ・マルコ「!」ビリッ!!!!!!





    ユミル(調査兵団の生き残り数名と‥他の兵士の部隊がここに向かっている。どうやら硬質化を打ち砕く武器も持っているわ)ビリッ!!!!





    ユミル(油断は禁物よ。計画はすでに最終段階よ)ビリッ!!!!






    マルコ「ねぇ!!!!そろそろユミル様の目的を教えて欲しいのですが!!!!!!」







    マーレ「ふっ‥ユミル‥俺はもうお前を上回る力を手にする‥」ドクン!!!!ドクン!!!!!






    マーレ「これからはお前の言いなりには‥ならないぞ‥」






    ユミル(そう‥楽しみにしてるわ。あなた達が壁の人類を滅ぼすのを)ビリッ!!!!







    ユミル(私の目的は壁の人類も世界の人類も全て滅亡させること。この世にはユミルの民以外は必要ないわ)ビリッ!!!!






    マーレ「それには同感だが‥それが本当の目的なのか?」





    マーレ「案外下らない理由で‥人類を滅亡させたいのかもしれんな」ニヤリ







    トーマス「口の利き方に気を付けろマーレ。ユミル様の力が無ければ俺たちは復讐を果たせなかっただろ?」





    マーレ「ふっ‥まだ達成してないのに‥随分な言い草だな‥数では向こうが断然有利‥それにリヴァイが健在‥エレン・イェーガーもいる」




    マーレ「雷槍を打ち砕く武器もあるとなると‥消耗したお前達では一筋縄じゃいかんぞ?」






    トーマス「なんだと?」





    マルコ「分かってるさ!!!でも僕らの方が強いのは事実なんだ!!!それにさっきは全然暴れ足りなかったし!!!!」




    マルコ「今度は手加減しなくてもいいわけだしね!!!!!!」








    トーマス「あぁ‥そうだな」







    ユミル(分かっていると思うけど壁の人類を滅亡させた後は、私がバックアップするわ)ビリッ!!!!





    ユミル(あなた達には大陸の知識はまるでない。でも私なら世界各地に収容されているユミルの民の情報を持っている。つまり私からあなた達に指示を出せるわけ)ビリッ!!!!






    マーレ「確かに‥この世界から人類を滅亡させるまでは‥お互いに協力関係になった方がいいかもな」






    マーレ「だがそれが終われば今度はお前の精神世界に乗り込んで‥お前の魂を完全にこの世からもあの世からも消し去ってやる。分かったな?ユミル?」






    ユミル(えぇ。それくらいの意気込みじゃないとね)ビリッ!!!!





    マーレ「調子に乗るなよ‥今までの俺とは‥違うぞ‥」ドクン!!!!!!








    ユミル(もうお喋りはお終いにしましょう。さっさと4人を完全に取り込みなさい。もう敵が来てしまう)ビリッ!!!!











    ユミル(健闘を祈るわ‥)ビリッ!!!!


















    ーユミルの精神世界ー




    ユミル「ふふ‥調査兵団と憲兵を全滅させたら‥少なからずマーレは疲弊するはず。その時なら私の精神攻撃で殺せる」




    ユミル「マーレは確かに強い。でも失敗作よ。力が劣ると言え‥従順になっまマルコとトーマスの方が利用価値がある。あんな危ない化け物は今回の戦いが終わったら処分しないとね」ニヤリ





    ユミル「それにマルコとトーマスもこれからじっくり時間さえかければまだ強くなれる。そしてマルコとトーマスが世界中の人間を殺し終えた時。あっちの世界は憎悪という感情が蔓延する」





    ユミル「その時こそ‥この私が再び完全復活するチャンス。」ニヤリ








  43. 43 : : 2020/04/11(土) 13:20:03
    ーシガンシナ区ー




    ケニー「‥」パカラッ!!!!!




    リヴァイ「やっと到着だ‥」パカラ!!!!!








    カァッ!!!!!!!







    中央憲兵・調査兵団「!」







    マルコ巨人・トーマス巨人「!」








    エレン「アイツら‥」






    ケニー「敵は3人だったか?」






    リヴァイ「1人倒したから‥そうだな。だがまだいると考えた方がいいだろう」







    ケニー「あぁ。そんな事お前に言われなくても分かってるぜ」ニヤリ








    カーフェン「全員戦闘に備えろ!!!!投石攻撃に注意しろ!!!!」バシュッ!!!!!






    中央憲兵「ハッ!!!!」バシュッ!!!!







    ケニー「敵を囲むぞ‥全方向から雷槍で一斉に叩く!!」






    リヴァイ「まさか向こうから出てくるとな。敵はよっぽど自信があるみたいだが‥」





    ケニー「そうだな。だがそれは俺たちにとって好都合だ。探す手間が省けたからな」





    リヴァイ「あぁ。だが何が起こるか分からない。マーレってもう1人はまだ出てきてないからな」





    リヴァイ「あれは罠かもしれない。念のため壁に何人か配置して様子を窺わせるべきだな」







    ケニー「それに関しては問題ない。俺以外にカーフェンら高い戦闘能力を持ってる奴を何人か配置している」






    リヴァイ「じゃあ‥あの囲んでる奴らは二軍か?」





    ケニー「そうなるな‥だが俺たちの部隊は一人一人が精鋭なんだ」




    ケニー「憲兵は成績上位の優秀な奴らしか入団出来ない。大抵は腐った環境で堕落していくが、アイツらは違う」




    ケニー「憲兵になってからも各々の野望を叶えるために努力を積み重ねてきた奴らだ。いわゆる天才だが、努力を怠る事がなかった。」





    ケニー「少しは安心したか?」






    リヴァイ「ふん‥」






    リヴァイ(だが‥いくら精鋭と言っても‥遠距離の投石攻撃では‥近づけない‥)






    リヴァイ(あの投石攻撃は音速並だ‥ある程度奴らの動きを予測してないと避ける事ができない‥つまり実戦で培われた勘が必要って事だ)





    リヴァイ(実戦が初めての中央憲兵に‥複雑な動きをする奴らに対応できるか?)






    ケニー「俺とお前も壁の上に行ってあのマーレってクソガキの奇襲に備えるぞ」ガチャン





    ケニー「それとあの新兵共も連れて行く」





    リヴァイ「何?巨人化出来るエレンとエレンの馴染みの女はともかく‥アルミンとジャンは精鋭ではないぞ?」




    ケニー「だから連れて行くんだ。足を引っ張られたら致命的なことになるからな」バシュッ!!!!!






    リヴァイ「‥なるほど‥」







    リヴァイ「」パカラ!!!










    アルミン「リヴァイ兵士長がこっちにくる!!!」






    リヴァイ「お前らも装備を整えて壁の上を目指せ!!!!マーレの奇襲に備える!!!」






    エレン・ミカサ・ジャン・アルミン「!」





  44. 44 : : 2020/04/11(土) 13:27:29
    マルコ巨人「んじゃあ〜投石イクよ〜!!!!!!」ブォォン!!!!!




    中央憲兵複数「!」バシュッ!!!!!





    中央憲兵「いまだ!!!雷槍を発射せよ!!!!」ズドォッ!!!!!







    中央憲兵複数「」ズドォッ!!!!!!






    トーマス巨人「馬鹿め!!!そんな距離から撃って当たるわけないだろう!!!!」






    ズドドドドドドド!!!!!ズドドドドドドド!!!!!ズドドドドドドド!!!!!







    マルコ巨人「え?」ズドォッ!!!!!グシャァ!!!!!!!!







    トーマス巨人「ぐっふっ!?!?」ズドドドドドドド!!!!!!








    中央憲兵2「攻撃を休めるな!!!!!雷槍を連射し!!!!!共鳴爆発の威力を高めろ!!!!!」ズドォッ!!!!!








    マルコ巨人「」ズドドドドドドド!!!!!!!!





    トーマス巨人「」ズドドドドドドド!!!!!!!!






  45. 45 : : 2020/04/11(土) 13:33:57
    ー壁の上ー




    リヴァイ「何だあれは‥爆発が広がっていく‥」




    ケニー「あれが集団で同時に雷槍を連射することで発生する共鳴爆発だ」





    リヴァイ「共鳴爆発だと?」





    ケニー「そうだ。雷槍の飛距離は短い。だが爆発に爆発で繋げていく。そうすると爆撃が遠距離までどんどん拡散されていく」




    ケニー「その威力は壁をも破壊する程の威力。全ての雷槍を使い切る諸刃の刃だが‥」






    バシュッ!!!!!←信号弾








    エレン・アルミン・ミカサ・ジャン「!」







    リヴァイ「敵殲滅の合図!?」








    ケニー「当然の結果だ。あの2匹の巨人は投石をするタイミングが遅かった。奴らは油断したんだ」




    ケニー「投石をするタイミングが少しでも早ければこんなに簡単に奴らを倒すことが出来なかっただろうがな‥」





    ケニー「取り敢えずマーレの奇襲の前に犠牲者無しで、2匹を葬った」






    アルミン「会話の‥余地はなかった‥」






    ジャン「仕方ない‥奴らをすぐに殺さなければ‥調査兵団の二の舞になっていたからな」






    エレン「そもそもマルコもトーマスも正気を失っていた。会話なんて意味なかっただろうよ」







    ケニー「さて‥残るはマーレだけだ」




  46. 46 : : 2020/04/11(土) 14:58:03
    中央憲兵「お、おい!!!こっちにデカイ肉の塊があるぞ!!!」バシュッ!!!!!




    中央憲兵2「ほ、本当だ。これ‥敵の巨人なんじゃないか?」スタッ




    カーフェン「そのようだな。脈を打っているようにも見える‥大きさは30メートルはあるか?」






    中央憲兵「急いで信号弾で隊長達に知らせないと‥」スチャ





    カーフェン「いや‥待て」






    中央憲兵2「何故ですか?」




    カーフェン「ここにいるのは私たち3人だけ。そして他の二体の巨人は他の者達が討ち取った。」






    中央憲兵「だから‥何ですか?」





    カーフェン「誰にでも分かる簡単な話だ。私たち3人だけでこの巨人を倒せば‥私達は永遠に英雄として謳われて、民衆からも尊敬される。違うか?」ニヤリ






    中央憲兵「なるほど‥手柄を俺たち3人だけで独占すると言うことですね」ニヤリ







    中央憲兵2「なら‥コイツが目を覚ます前にとっとと雷槍を打ち込みましょう」ズドォッ!!!!!ー!










    ズドドドドドドド!!!!!






    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!!!











    カーフェン「ふっ‥これで‥」










    マーレ「」ドォン!!!!!!!!






    カーフェン・中央憲兵2人「!?」








    マーレ「ふぅ‥たった数時間経っただけのはず‥しかし今の俺は何千年もの眠りから覚めたかのような感覚だ」フワッ






    カーフェン「う、浮いている!?」






    マーレ「今のが雷槍か‥どうやら正史よりも‥改良されてさらに強力な武器となったようだな。だがそれも今の俺にはまるで効果はない」ブゥン!!!!!!!!!







    カーフェン「ま、眩しい!?なんだこれは!!!!」











    マーレ「まずは力を試してみるか‥」ドォン!!!!!!!!






    カァッ!!!!!!!!ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!








  47. 47 : : 2020/04/11(土) 15:10:14
    リヴァイ・ケニー・ミカサ・エレン・ジャン・アルミン「!?」






    カァッ!!!!!!!!ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!






    ジャン「あ、あれは!?雷槍の爆撃音か!?」







    リヴァイ「おい‥あっちはお前の部下がいた方向じゃないのか?」






    ケニー「あぁ‥だがあれは雷槍の爆撃音じゃねぇ。あんなに光を発しないはずだ‥」










    ミカサ「え?」








    アルミン「あぁ‥そんな馬鹿な‥」








    ジャン「お、俺は‥夢か幻でも見ているのか?」










    瓦礫←バラバラッ!!!!!フワッ!!!!











    ジャン「あれは‥何が起きている‥どうして壁が壊れて‥」






    ジャン「‥その破片が宙に浮いてるんだ?」












    ズドォッ!!!!!!!!!!









    エレン・ミカサ・アルミン・ジャン・リヴァイ・ケニー「!?」










    エレン「今度はなんだ!?敵の砲撃か!?」








    マーレ「なるほど‥敵勢力は貴様ら6人と‥」








    エレン・アルミン・ミカサ・ジャン・ケニー・リヴァイ「!」






    マーレ「あそこにいる中央憲兵共‥だけか‥」フワッ








    エレン「ま、マーレ!!!!てめぇ!!!!」(立体機動装置も無しで浮いてやがる!?)








    リヴァイ「!」ダン!!!!!!!!!






    リヴァイ「くらえ!!!!」ズドォッ!!!!!!!!!








    マーレ「!」ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!!!!!!







    ケニー「よくやったリヴァイ!!!!直撃したぞ!!!!」








    リヴァイ「巨人化する前に身体を吹き飛ばした‥これで奴は‥」






    マーレ「」シュツツウ!!!ブワァッ!!!!!!







    アルミン「そ、そんな‥確かに直撃したのに!!!!」







    リヴァイ「なら!!!もう一度だ!!!!」ズドォッ!!!!





    雷槍←ピタッ!!!フワッ!!!








    ケニー「お、おい‥雷槍が空中で止まってるぞ‥何が起こってやがる‥」
     









    マーレ「ふむ‥今のやり取りで確信に変わった。俺の肉体は極限にまで高められているだけでなく‥超能力をも開花した‥」








    エレン「な、何を言ってやがるんだ!?」








    リヴァイ「お前らもやれ!!!!雷槍を集中さてやれ!!!!」ピタッ!!!






    エレン・ケニー・アルミン・ミカサ・ジャン「!」ピタッ!!!







    ケニー「か、身体が‥動かねぇ‥」ググググ!!!!!!







    マーレ「どうやらトーマスとマルコは死んだようだ‥やはり奴らは役には立たなかったか」ブゥン!!!!!!









    マーレ「それにしてもこんな街があるから争いを生むと思わないか?」






    マーレ「こんな街‥消えてしまえばいいのに‥お前らもそう思うだろ?」ブゥン!!!!!!ギュイイイィン!!!!!!!









    アルミン「なんだあの光は!!!!」











    ズドドドドドドド!!!!!!!!!!!ズドドドドドドド!!!!!!!!






    ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!ズドオオオオオオオオオオオオオオオオツ!!!!!!







    ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!








    エレン・アルミン・ミカサ・リヴァイ・ジャン・ケニー「!?」









  48. 48 : : 2020/04/11(土) 15:24:31
    エレン「おわっ!?」ガクンッ!!!!!




    リヴァイ「身体が‥動く‥」




    ジャン「おい‥嘘だろ‥街が‥ないぞ?」







    マーレ「お前らも見ていただろ?俺が消してやったのさ」ニヤリ







    マーレ「これで余計な感情を生まなくて済むだろ?お前らは安心して死んでいけ。憎悪を生み出してユミルの力を増幅させることもない」






    エレン「何わけ分からない事言ってやがるんだ!!!!!!」






    マーレ「今の俺は始祖ユミルと同じ力を手に入れた。もうあの時代遅れの糞女はこの世には必要ない」




    マーレ「全てのユミルの民を一瞬で消してやれば憎悪は生まれなくなる。お前らも消してやるよ。存在をな」ブゥン!!!!!!






    ケニー「避け‥」ダン!!!!







    ガガガガカ!!!!!ガガガガカ!!!!!ガガガガカ!!!!!









    リヴァイ・エレン・ミカサ・アルミン・ジャン「!!!!!」バラバラッ!!!!!








    リヴァイ「ケニー!!!!!!糞野郎が!!!!!殺してやる!!!!」バシュッ!!!!!!







    マーレ(さっきの反動でこの程度の破壊力しか出せないか‥だが‥これだけのエネルギーがあればコイツら程度は余裕で殺せる)ブゥン!!!!!






    リヴァイ「!」バシュッ!!!!バシュッ!!!カン!!!!カン!!!!!



    ビュン!!!!!スカッ!!!!!!




    マーレ「!」(この攻撃を避けるだと!?)ブゥン!!!!







    リヴァイ「」ズドォッ!!!!ズドォッ!!!!!←雷槍発射







    マーレ「がはっ!!!!?????」ブシャァ!!!!!!









    アルミン「マーレの身体が雷槍で吹き飛んだ!?さっきはダメージにすらならなかったのに!!!!」







    マーレ「ぐっ!?」ガクンッ!!!!!






    マーレ(まともに攻撃を受けた‥何故だ?)ジュア!!!!ボォッ!!!!!







    リヴァイ(回復している‥雷槍はもうない‥)ジャキン!!!!!!








    マーレ「がっ!??」ドスッ!!!!ドスッ!!!!←ブレード刺す




    リヴァイ「次は首を‥」ピタッ!!!!







    リヴァイ「ぐっ!!‥またか‥」ギチギチ!!!!!








    エレン「まずい!!!リヴァイ兵長が!!!!」ガシッ!!!!





    ミカサ「待って!!!今闇雲に突っ込んではダメ!!!!」






    ジャン(今雷槍を撃ち込んだらリヴァイ兵長も巻き添えを喰らってしまう‥かと言ってブレードで攻撃を仕掛けたところで)










    マーレ(なるほど‥回復をやめたら‥また力が使えるようになった‥段々と力の使い方が分かってきたぞ)ブゥン!!!!!







    リヴァイ(動けるようになった!!!!)ブォォン!!!!!!







    アルミン「!」








    ズドドドドドドド!!!!!!!ガァン!!!!!!








    エレン・ミカサ・アルミン・ジャン「!」







    リヴァイ「!」ブシャァ!!!!!!







    マーレ(威力が足りなかった‥即死させる事は出来なかった‥だが壁の外まで吹き飛ばした)





    マーレ(さっきので装置は破壊した‥落下して死ぬ‥)ズドドドドドドド!!!!!!





    マーレ「ぐっ!!!!」ガクンッ!!!!!






    エレン「今度は俺が相手になる!!!!マーレ!!!!!」バシュッ!!!!!!










    ミカサ「大丈夫ですか!?」バシュッ!!!!!ガシッ!!!!!!





    リヴァイ「あぁ‥すまない‥」





  49. 49 : : 2020/04/11(土) 15:35:46
    エレン「ぐはっ!?」ブオオオオオ!!!!!!!ドシャァ!!!!




    アルミン「え、エレンが吹き飛ばされた‥」




    ジャン「何黙って突っ立ってるんだ!?助けに行くぞ!!!!」バシュッ!!!!




    アルミン「う、うん」バシュッ!!!!!





    マーレ「!」ブワァッ!!!!!






    ミカサ「リヴァイ兵長!?」






    リヴァイ「エレンのところに行くぞ!!!!あの2人は手遅れだ!!!!」





    ミカサ「どういう‥」






    カァッ!!!!!!!!ズドドドドドドド!!!!!!!!







    アルミンだったもの・ジャンだったもの「」ドチャドチャ!!!!!ボドッ!!!!








    ミカサ「え?」ガン!!!!






    リヴァイ「ボサッとするな!!!!急いで立体機動でエレンを回収しに行くぞ!!!!」








    マーレ「そう易々と‥」ガクンッ!!!!!





    マーレ(ま、まずい‥そう言えば回復をしていなかったな‥)ブワァッ!!!!ジュウウウウウウウウウウウ







    マーレ(今は回復に専念するか‥まともに動けるのはミカサ・アッカーマンのみ‥2人を背負っては立体機動はできない‥)ジュウウウウウウウウウウウ!!!!!










    エレン「がはっ!!!ごはっ!!!」ブシャァ!!!!!!






    エレン(物凄い血を吐いた‥さっき‥俺は何をされた‥?)





    エレン(気がついた時には俺は‥吹き飛ばされていた‥)







    ミカサ「エレン!!!!!」バシュッ!!!!!






    エレン「み、‥カサ‥?」ヨロッ






    ミカサ「起き上がらなくていい‥そのままにして。‥どうすればいい‥」






    リヴァイ「エレン‥ケニーから貰った薬品はどこだ?」ゴソゴソ!!!







    エレン「‥ここに‥」ボロッ!!!







    リヴァイ(良かった‥薬品も立体機動装置も無事だったようだな‥)






    リヴァイ「エレン!!!お前はその注射をして巨人化しろ!!!それからお前の装備は俺に‥」







    ミカサ「リヴァイ兵長!!!!!」







    リヴァイ「あ?‥オイオイ‥あれは何の冗談だ?」









    街中から集めた瓦礫の山←フワッ!!!!!ゴォン!!!!!!!








    リヴァイ「まさかあれを使って攻撃してくるつもりか!?」






    ミカサ「エレン!!!!早く注射を!!!!」






    エレン「分かってるが‥もう手の感覚がないんだ‥頼む‥」





    ミカサ「わ、分かった!!!!」ゴソゴソ!!!!





    リヴァイ「早くしろ!!!!」ガチャ!!!!ガチャ!!!!







    マーレ(奴らに近づいて得をするのは奴ら‥これ以上交戦のリスクは冒さない‥)ブゥン!!!ブシャァ!!!!!




    マーレ(俺の肉体も限界が近い‥この瓦礫を奴らにぶつけて終わらせる!!!!!)ゴォン!!!!!!!







    ブオオオオオオオオオン!!!!!!!←瓦礫の山







    ズドドドドドドド!!!!!!!ズドドドドドドド!!!!!!!!!!




    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!




  50. 50 : : 2020/04/14(火) 01:03:05
    ???「ごはっ!!ー!???」ベチャ!!!!!




    ???「さっきから吐血するな‥それに目眩も‥頭痛もひどい‥」フラッ




    ???「体調は絶不調だが‥これで全ての敵を滅ぼした‥」




    ???「あとは俺の力が完全復活するまで休息を取り‥計画を最終段階に移行する」




    ???「俺の復讐はもう果たした‥!?」








    エレン「ぶっはっ!!!!」ボロッ!!!!






    ???「馬鹿な‥何故さっきの攻撃を喰らって‥まだ生きている?」






    エレン「」ビキビキ!!ビキビキ!!!!





    ???(硬質化を使った跡があるな‥だがさっきの瓦礫の山はたかが硬質化で防げる攻撃ではなかった‥)ドスッ!!!ドスッ!!!






    ???「!?‥ブレードの投擲!?」ブシャァ!!!!!!





    ???(ま、まずい‥完全に無防備状態で喰らってしまった‥)ドサッ!!!!






    エレン(ミカサとリヴァイ兵長を守ろうとしたが‥回復能力のない2人は死んでしまった‥)ダッ!!!!



    エレン(しかし俺ももう力は殆ど使い切った‥巨人化はもうできない!!!)ダッ!!!!!





    ???(追撃が来る‥早く立ち上がれ!!!!!)ググググ!!!!






    エレン「うおおおおおおおおおおお!!!!!!」バキッ!!!!!






    ???「ごっ!!!!!」ドゴォン!!!!





    エレン(さっきの薬はドーピングだ‥パワーアップの代償は大きい!!!俺が動かなくなる前にコイツを殺してやる!!!)ザシュッ!!!!!!






    ???(俺の身体に刺さっていたブレードを!!!!)ブシャァ!!!!






    エレン「死ね!!!これで終わりだ!!!!!!」ザシュッ!!!!!







    ザン!!!!!!!!!!!




  51. 51 : : 2020/04/14(火) 01:13:06
    エレン「頭を切断した‥これで‥!」




    トム「‥まさか‥この俺が‥」





    エレン「お前は‥訓練成績11番だった‥トムだよな?」(頭だけの状態で喋ってやがる‥いったいどういう原理なんだ!?)






    トム「身体を再生できない‥どうやら‥俺は勝てなかったよう‥だな」




    エレン「あぁ‥そうだ。調査兵団は俺だけになってしまったが、壁の中にはまだ兵士がたくさんいる」




    エレン「生産者だってな。復興はいくらでも‥」






    トム「お前は‥何か‥勘違いを‥してるな」ニヤリ









    ビキビキ!!!!!!バリバリッ!!!!!





    ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!






    エレン「な、なんだ!?壁に亀裂が!?」グラッ!!!!!!




    トム「お前の中に宿ってる始祖の力を利用した‥さっきの接触で引き出した‥」





    エレン「何を言ってやがる!?」




    トム「いいか?壁の中には無数の大型巨人が潜んでいるんだぜ?」




    エレン「そんな‥馬鹿な‥」





    大型巨人「ウオオオオオオオオオ!!!!!!!!」ドゴォン!!!!






    エレン「!?」グラッ!!!!






    トム「早速‥出てきやがったな‥いずれこの俺たちのいる壁も崩れるだろう‥」




    トム「俺は全ての生命を滅ぼせと命令した‥壁の中だけでなく、世界中の人類は滅亡する」ニヤリ





    エレン「て、てめぇ!!!いったい何のためにこんな事しやがる!?」




    トム「それは‥お前も‥」ガクンッ!!!!!







    エレン「力尽きたか‥俺も逃げないと‥!」








    エレン「そういえば‥リヴァイ兵長に立体機動装置を渡したんだよな‥」グラッ!!!!







    エレン(まずい‥このままじゃ落下して死ぬ)ビュー!!!!!!!








    エレン(くそっ!!!!敵は全員殺してやったのに!!!!!!)ゴォ!!!!!







    エレン「こんな結末になるなんて!」


















    グシャ!!!!!!!!!!!!










▲一番上へ

このスレッドは書き込みが制限されています。
スレッド作成者が書き込みを許可していないため、書き込むことができません。

著者情報
power

筋力@賢者タイム( ^ω^ )

@power

「進撃の巨人」カテゴリの人気記事
「進撃の巨人」カテゴリの最新記事
「進撃の巨人」SSの交流広場
進撃の巨人 交流広場