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ゲスミン「人間の我慢には限界がある」
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- 1 : 2020/04/03(金) 22:22:41 :
- アルミン「人間の我慢には限界がある。どんなに善人でもストレスの限界値を大きく超えたら爆発する」
アルミン「自分で言うのもあれだが‥僕は良い人だと思う。この言い方は好きじゃないけど‥だって自分にとって都合の良い人のことを良い人って言ってる気がするから」
アルミン「ただ敢えて良い人か悪い人かのどちらかに分類するとしたら、やっぱり僕は悪い人ではないと思う。‥今のところはね」
アルミン「僕は昔から本を読んでいろいろな知識があったし、それをエレンとミカサにも教えていた。特にエレンとの外の世界の話は楽しかった」
アルミン「それが原因なのかもしれないけど‥訓練兵になってからやたらエレンとミカサに事あるごとに相談されるようになった。別に相談自体は悪いことではないし、意見交換する分には良いことなんだろうけど、頻度が多い。ミカサなんて毎日エレンの事を話すんだよ」
アルミン「しかもいつも同じような内容ばかりさ。あんなにエレンの事好きならもう告白すればいいのに。訓練兵団でトップの実力なのに、エレンに対しては弱いんだよ。時には殴ったり、パンを突っ込んだりするけど、自分の気持ちをエレンに伝えるのが怖いんだろうね」
アルミン「ミカサもミカサだけど、エレンもだよ。いつも巨人を駆逐するとか、強くなるにはどうしたら良いとか‥訓練熱心なのは良いことだけど、いつもいつも疲れないかと心配するよ」
アルミン「それにエレンはミカサの気持ちに全く気づいてない。巨人のことしか頭にないからだ。本当にいい加減にして欲しいよ。エレンとミカサさえくっつけば僕の悩みは全て解消されると言っても過言じゃないからね」
アルミン「しかも最近になってからエレンとミカサだけじゃなくて、ほかの友達も僕に相談するようになってきた。友達がエレンとミカサしか居なかった僕には嬉しいことだけど、ここまで来ると鬱陶しいと思っちゃうよ」
アルミン「僕の真の理解者はマルコだけだよ‥マルコもジャンから色々愚痴を聞かされているみたいだ。主にミカサ関連だけどね」
アルミン「はぁ‥」
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- 2 : 2020/04/03(金) 22:34:11 :
- アルミン「下手したらマルコの方が僕より重症かもしれない。だってこの前座学が終わった後に、僕と話したんだけど」
アルミン「笑顔でそろそろジャンを殴ろうかなって言っていたからね‥流石にそれはやめた方が良いって止めたけどね。マルコは見かけによらず力があるからね」
アルミン「マルコも冗談だよとか言っていたけど、目は本気だったからな。‥いつ爆発するか分かったもんじゃない」
アルミン「僕もギリギリで爆発しないように堪えているけど、そろそろ我慢の限界だ。僕なんか人より体力が無いから訓練だけでもしんどいのに‥身体を休ませる時間が無くなっちゃうよ」
アルミン「夜は男子寮では下ネタで盛り上がるし、隙間時間には僕に相談。僕は何でも屋じゃないんだっての!!!だいたい正解に導く力ってなんだよ笑笑」
アルミン「適当なこと言って僕に相談する口実を作ってるだけだろ笑笑少しは人の迷惑も考えてもらいたいね」
アルミン「あ〜あ!!!訓練場吹き飛んでくれないかな〜そうすれば全てが解決するのに〜」
ズドォン!!!!!!ゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!
アルミン「え?」
「訓練場に巨人が出現!!!!全員立体機動装置を装備せよ!!!!」
「な、なんでこんな所に巨人なんて出てくるんだよ!!!」
「知らない!!!とにかく今は戦闘に備えるぞ!!!」
「冗談じゃない!!俺たちはまだ訓練兵なんだぞ!?巨人と戦えるわけないだろ!!!」
「じゃあどうするんだ?逃げ回るって言うのか!?討伐しなければ犠牲者が多くなるだけだ!!!!」
「他の奴らのために俺が犠牲者になれってか?そんなの嫌に決まってるだろが!!!」
アルミン「」
エレンゲリオン「ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!」
アルミン「」
マルコ「あ、アルミン!?こんな所で何を!?早く外に‥」
アルミン「」
マルコ「お、おい!?聞いてるのか!?アルミン!!!!」
ゲスミン「ふっはっはっはっ!!!いいぞ!!もはや計画を実行するまでもない!!!」
ゲスミン「この世から胃痛の種を消し去ってしまえ!!!!!ハッハッハッハッ!!!!!!」
マルコ(あかん‥考えることを放棄している)
エレンゲリオン「オオオ?」ドシン!!!
マルコ「いや‥どうしろって言うんだよ」
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